JP2020077094A - 触覚情報提示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの体の自由度を損なうことなく、映像コンテンツの内容を直観的に、触覚情報によりユーザに提示する。【解決手段】スポーツ競技を含む映像コンテンツから抽出されたイベントに応じた触覚情報を、ユーザの皮膚を介して提示する触覚情報提示システム1であって、触覚情報をユーザの皮膚に振動子を介して提示する触覚情報提示装置30a、30bと、触覚情報提示装置を制御する制御装置と、を有する。制御装置は、イベント情報に基づいて、振動子の振動強度及び振動子の各振動周波数を設定する決定部と、決定部により設定された識別情報を触覚情報提示装置に送信する送信部と、を有する。触覚情報提示装置は、ユーザの皮膚の予め定めた位置に複数の振動子を固定する固定部と、制御情報を制御装置から受信する受信部と、受信部が受信した制御情報に基づいて、振動子を振動させる駆動部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、触覚情報提示システムに関する。
従来、微小な刺激ピンを凹凸に駆動する触覚ディスプレイによる触覚を介して、視聴覚障害者にスポーツ競技等のコンテンツの内容を直観的に伝えることのできる提示制御装置が知られている(特許文献1参照)。
また、このような刺激ピンの集合で選択項目やアイコン等を表示する触覚オブジェクト、及び、形状や画面レイアウトを表現する2次元触覚提示装置を用いて、EPGのような情報を提示する触覚情報装置も知られている(特許文献2参照)。
また、コンテンツの内容に対応させて、視聴覚障害者に感覚情報の提示を行う感覚提示装置(特許文献3参照)や、各種スポーツ競技の映像コンテンツ中のボールの動きを、視聴覚障害者に触覚を介して直感的に伝えるために、触覚情報提示システム上で変化のある部分にユーザに能動的に触れてもらい、触れている部分を介してユーザに触覚情報を提示する触覚情報提示システムが開示されている(非特許文献1参照)。
特開2015−148931広報 特許第5054498号公報 特開2016−213667号公報
東真希子,半田拓也,清水俊宏,近藤悟:触覚による情報伝達のための振動キューブの開発,日本バーチャルリアリティ学会第22回大会論文集,2D2-02,2017.
しかしながら従来技術では、触覚情報提示システム上で変化のある部分に、ユーザが予め触れる必要があるため、展開が早く、また次に何が起こるかわからないようなスポーツ競技等の映像コンテンツの場合に、視聴覚障害者がボールやプレーヤのような変化のある部分に予め触れることができないため、映像コンテンツから抽出した触覚情報を適切に提示できない場合があった。
また、従来の触覚情報提示デバイスでは、皮膚の感度の高い指先へ振動刺激を提示するものや、立方体の各面を独立して振動させる面を変更する等して情報を提示するものであることにより振動面の判別が容易ではあるものの、常にユーザの手の平で振動面を把持するため、長時間のコンテンツを楽しむには適切でないという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、ユーザの体の自由度を損なうことなく、映像コンテンツの内容を直観的に、触覚情報によりユーザに提示することを目的とする。
開示の技術の一態様に係る触覚情報提示システムは、スポーツ競技を含む映像コンテンツから抽出されたイベントに応じた触覚情報を、ユーザの皮膚を介して提示する触覚情報提示システムであって、前記触覚情報を前記ユーザの皮膚に振動子を介して提示する触覚情報提示装置と、前記触覚情報提示装置を制御する制御装置と、を有し、前記制御装置は、前記イベント情報に基づいて、前記振動子の振動強度、及び前記振動子の各振動周波数を設定する決定部と、前記決定部により設定された識別情報を前記触覚情報提示装置に送信する送信部と、を有し、前記触覚情報提示装置は、さらに前記ユーザの皮膚の予め定めた位置に前記複数の振動子を固定する固定部と、制御情報を前記制御装置から受信する受信部と、前記受信部が受信した前記制御情報に基づいて、前記振動子を振動させる駆動部と、を有する。
本発明の実施形態によれば、ユーザの体の自由度を損なうことなく、映像コンテンツの内容を直観的に、触覚情報によりユーザに提示することができる。
実施形態に係る触覚情報提示システムの構成の一例について説明する図である。 実施形態に係る触覚情報提示装置の構成の一例を説明する図であり、(A)はユーザが触覚情報提示装置を手首に装着した状態を示す図であり、(B)は手を差し込む方向からみた触覚情報提示装置を示す図であり、(C)は振動子の構成の一例を示す図である。 実施形態に係るイベント検出装置の構成要素の一例を機能ブロックで示す図である。 実施形態に係る制御装置の構成要素の一例を機能ブロックで示す図である。 イベントと振動子の振動との対応関係の一例を説明する図であり、(A)はイベントがサーブ及びアタックの場合であり、(B)はイベントがレシーブ及びトスの場合であり、(C)はイベントがボールアウトの場合であり、(D)はイベントがボールインの場合である。 実施形態に係る触覚情報提示装置の構成要素の一例を機能ブロックで示す図である。 実施形態に係るイベント検出装置、制御装置及び触覚情報提示装置のそれぞれの動作の一例を示すシーケンス図である。 ボールの速度ベクトルと振動の制御との対応関係の一例を説明する図であり、(A)は速度の大きさに応じて振動の大きさを変化させる場合を説明する図であり、(B)は速度の向きに応じて振動させる振動子とその振動の大きさを制御する場合を説明する図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。各図面において、同一の構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
実施形態に係る触覚情報提示システムは、スポーツ競技を含むオブジェクトの移動の速い映像コンテンツにおいて、かかる映像コンテンツを解析して求めたボールの位置やイベント(サーブやレシーブなど)の情報(イベント情報)に基づいて、ユーザが手首に装着するベルト等の固定部に固定した複数の振動子を選択的に振動させ、触覚で直感的に理解できる触覚情報をユーザに提示するシステムである。
尚、映像コンテンツを解析してボールの位置やイベントを解析する技術については、後述する触覚情報提示システム及びイベント検出装置の機能構成において詳述する。
<触覚情報提示システムの構成>
図1は、実施形態に係る触覚情報提示システム1の構成の一例について説明する図である。図1に示すように、触覚情報提示システム1は、イベント検出装置10と、制御装置20と、触覚情報提示装置30a及び30bとを有する。
イベント検出装置10は、カメラにより撮影した映像等からイベント(例えば、バレーボールのサーブやレシーブ)を検出するものであり、PC(Personal Computer)等を用いて映像解析する装置である。イベント検出装置10は、スポーツ競技等の映像に含まれる各種イベントを検出し、検出したイベントの情報を制御装置20に送信する。
映像コンテンツの一例として、スポーツ競技の一つであるバレーボールの試合等の映像を例にとり説明する。また、バレーボールの試合におけるイベント情報は、プレーヤーによるサーブやレシーブ、アタック等のイベント(プレー)の情報と、バレーボールが行われるネットで仕切られた面(陣地)のうち、イベントが生じた面の情報を含むものである。具体的には「右側のコート内でレシーブが行われた」等といった情報である。
制御装置20は、イベント情報に基づき、複数の振動子を含む触覚情報提示装置30を制御するための制御情報を取得し、触覚情報提示装置30a及び30bに送信するものであり、PCやスマートホン、タブレット等を用いて映像解析する装置である。
制御装置20は、イベント情報をイベント検出装置10から受信する。或いは人手によりイベント情報を手動で制御装置20に入力してもよい。以下の説明では、イベント検出装置10から制御装置20がイベント情報を受信する場合を例に説明する。
また、制御情報には、触覚情報提示装置30の備える複数の振動子のうちの振動させる振動子の識別情報、その振動振幅(振動強度)及び振動周波数が含まれる。
<触覚情報提示装置の構成>
触覚情報提示装置30a及び30b(以下、区別しないときは「触覚情報提示装置30」という。)のそれぞれは、複数の振動子と、ユーザの定められた範囲の皮膚の位置に複数の振動子がそれぞれ接触するように、複数の振動子を固定する固定部とを有する。そして制御装置20から受信した制御情報に基づいて、振動子を予め定めた振動振幅及び振動周波数で振動させることでユーザに情報を伝達することができる。
図2は、実施形態に係る触覚情報提示装置30の構成の一例を説明する図である。図2(A)はユーザが触覚情報提示装置30を手首に装着した状態を示す図である。図2(B)は手を差し込む方向からみた触覚情報提示装置30を示す図である。図2(C)は振動子の構成の一例を示す図である。
図2に示すように、触覚情報提示装置30は、固定部310と、電装部311とを有する。固定部310は、好適には布を材質とする帯状のベルトで構成できる。固定部を布のような柔らかく、剛性の低い材質とすることにより、個々の振動子の振動が互いに干渉しないように、制御情報を人体の皮膚に適切に伝達できる。ベルトの一部には面ファスナーを設けてもよい。これにより、ベルトを手首に巻き付け、面ファスナーで止めることで、図2(A)に示すように、ユーザはリストバンドのように触覚情報提示装置30を手首に装着することができる。
固定部310の内側には、図2(B)に示すように、4つの振動子37a〜37d(以下、区別しないときは「振動子37」という。他の部材も同様。)の一端を固定部310に固定するように取り付けられている。
また図2(C)に示すように、振動子37は、コイル(振動体)371と、コイル371を挟むように2つの磁石372とを備える。コイル371に電流を流すと電磁気力が発生し、図2(C)に示すX及びYで示す方向に、コイル371が振動する。
一方、振動子37の他端であって、触覚情報提示装置30を装着したユーザの皮膚に接触する側の端部には、接触部材39a〜39dが設けられている。接触部材39は、ユーザの皮膚に密着するように湾曲した面を有する形状の部材である。触覚情報提示装置30は、振動子37の振動を、接触部材39を介してユーザの皮膚に伝達する。
接触部材39の湾曲した平板の面積で規定される所定の面積で、接触部材39を介してユーザの皮膚に振動を伝達することができる。また、上述したように、接触部材39のユーザの皮膚に接触させる面を湾曲面とすることで、皮膚との密着性を高め、振動子37の振動をユーザの皮膚に伝達する効率を高めることができる。
接触部材39の材質は特に限定されないが、ゴムのような材質にしたり、部材を厚くしてしまったりすると、振動子の振動が減衰し、ユーザの皮膚に伝わりにくくなる場合があるため、樹脂などある程度の硬さがあり、厚さの薄くできるものを材質とすることが好ましい。
ここで、固定部310の材質が金属や樹脂など等の固い材質であると、振動子37の振動が固定部に伝達されてしまい、振動子37の振動をユーザに適切に伝達できない場合があるため、上述した実施形態では、固定部310の材質に布を用いている。
布を材質として加工されたベルトは柔らかいため、振動子37の振動が固定部310を介してユーザに伝達されることを抑制することができる。これにより、振動子37の振動をユーザに適切に伝達することが可能となる。尚、固定部310の材質は布に限定されるものではなく、柔軟性を有し振動子37の振動が伝達されにくい材質であれば、布以外の材質であってもよい。
図2(B)に戻り、4つの振動子37a〜37dは、ユーザの複数の位置に接触するように配置され、固定部310の内側に固定されている。触覚情報提示装置30を装着したユーザの手首の複数の位置からユーザに振動が伝達される。この4つの振動子の位置は、両面テープなどにより、コンテンツによって適切な位置に変えられる。
一方、電装部311は、制御装置20から制御情報を受信し、複数の振動子37のうち、所定の振動子を所定の振動振幅及び振動周波数で振動させるための電装部品が設けられた筐体である。電装部311の機能については、別途図6を用いて詳述する。
尚、ユーザが触覚情報提示装置30を装着する部位は手首に限定されるものではなく、手のひらや足首等であってもよい。ユーザが触覚情報提示装置30を装着する部位に応じて、ベルトの長さ等の固定部310の形態が適正化されてもよい。
ところで、実施形態では、触覚情報提示装置30のうちの触覚情報提示装置30aはユーザの左手首に装着され、触覚情報提示装置30bはユーザの右手首に装着される。
触覚情報提示装置30aは、バレーボール等のスポーツ競技が行われるネットで区切られた2つの面の一方の面(左側の面等)で生じたイベント情報に基づいて、ユーザに触覚情報を提示する。一方、触覚情報提示装置30bは、2つの面の他方の面(右側の面等)で生じたイベント情報に基づいて、ユーザに触覚情報を提示する。ユーザは、2つの面に対応した触覚情報提示装置30を装着することで、バレーボール等のスポーツ競技において、どちらの面でレシーブやアタック等のイベントが生じたかを判別することができる。
尚、触覚情報提示装置30aは、「第1触覚情報提示装置」の一例であり、触覚情報提示装置30bは、「第2触覚情報提示装置」の一例である。
上述したように、触覚情報提示装置30が4つの振動子37a〜37dを備える例を示したが、これに限定されるものではなく、触覚情報提示装置30が備える振動子の数は増減可能である。
次に、触覚情報提示システム1の備える各装置の機能構成について説明する。尚、以下では、バレーボールの試合の映像に基づいて、触覚情報をユーザに提示する場合を一例として説明する。
<イベント検出装置の機能構成>
図3は、実施形態に係るイベント検出装置10の構成要素の一例を機能ブロックで示す図である。各機能ブロックのうちソフトウェアで実現する機能は、CPU(Central Processing Unit)が、RAM(Random Access Memory)をワークエリア(作業領域)として、ROM(Read Only Memory)に格納されたプログラムを実行すること等により実現できる。
但し、CPUで行う処理の一部、又は全部を、FPGA(Field-Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の電子回路で実現してもよい。
尚、各機能ブロックの全部又は一部を、任意の単位で機能的又は物理的に分散・結合して構成してもよい。また以下において、実現するためのハードウェアを特に示さずに説明する機能は、ソフトウェアで実現される機能である。これらの点は、以下の各機能ブロック図においても同様である。
イベント検出装置10は、映像受信部11と、特徴量抽出部12と、イベント判定部13と、イベント情報検出部14と、イベント情報記憶部15と、イベント情報送信部16と、映像終了判定部17とを有する。
映像受信部11は、カメラ映像である映像コンテンツを入力し、入力した映像を特徴量抽出部12に出力するインターフェースである。この映像は、実際に行われているバレーボールの試合を1台又は複数台のカメラを用いて撮影した映像であってもよいし、テレビジョンで放送中のバレーボールの試合の映像を、テレビジョンを介して受信した映像であってもよい。
特徴量抽出部12は、受信した映像を解析し、特徴量を抽出する。この特徴量は、バレーボールにおけるボールの2次元、又は3次元的な位置や位置の変化量、速度ベクトル、加速度ベクトル等である。またサーブやレシーブ、アタック等のイベント(プレー)毎でのプレーヤーの姿勢や動き等を示す特徴量であってもよい。
特徴量抽出部12は、ボールの2次元、又は3次元的な位置、位置の変化量、速度ベクトル、加速度ベクトル等、或いはプレーヤーの姿勢や動き等の特徴量を抽出し、イベント判定部13に出力する。
ここで、バレーボールのボールの2次元、又は3次元的な位置や位置の変化量、速度ベクトル、加速度ベクトル等の抽出には、参考文献『「被写体追跡可能なスポーツグラフィックスシステムの試作 −複数の可動カメラを利用したボールの三次元リアルタイム追跡−」、JTE Technical Report Vol.41,No.26 ME2017−85,Aug.2017』に記載された方法等を用いることができる。
上記文献に記載された方法では、パン、チルト及びズーム操作を自由に行う4台のカメラを用い、動くボールを動くカメラで捉えながら、そのカメラパラメータと撮影画像の画像座標値を取得している。そして、これらの画像座標値に基づき、多焦点テンソルのソルバを利用してボールの3次元位置を算出する。3次元位置の時間変化の一次微分等により速度ベクトルを、また二次微分等により加速度ベクトルをそれぞれ算出することができる。尚、詳細は上記文献に記載されているため省略する。
また、プレーヤーの姿勢や動き等を示す特徴量の抽出には、機械学習を利用することができる。具体的には、学習フェーズにおいて、イベント毎でのプレーヤーの画像を収集し、特徴量を構成してSVM(Support Vector Machine; サポートベクターマシン)による学習を行う。そして特徴量抽出フェーズにおいて、入力した映像からプレーヤーの画像をオブジェクト領域として抽出し、それを識別器にかけることで、プレーヤーの姿勢や動きの特徴量を抽出するといった処理である。
特徴量抽出部12による処理は、受信した映像のフレーム毎に行われる。
イベント判定部13は、特徴量抽出部12により映像から抽出された特徴量のうち、直前の映像フレームで抽出された特徴量に対する変化の大きさを検出する。
具体的には、イベント判定部13は、直前の映像フレームで抽出された特徴量をRAM等に記憶しておき、新たに入力した特徴量と比較し、互いの特徴量の変化の大きさを検出する。
検出した特徴量の変化の大きさが予め定めた閾値より大きい場合、イベント判定部13は、新たなイベントが生じたと判定し、入力した特徴量をイベント情報検出部14に出力する。特徴量の変化の大きさが閾値より小さい場合、イベント判定部13は、新たなイベントが生じていないと判定し、入力した特徴量をイベント情報検出部14に出力しない。
イベント判定部13は、判定後に、RAM等に記憶された直前の映像フレームで抽出された特徴量を更新する。
ここで、サーブやレシーブ、アタック等のイベント毎で、ボールの速度ベクトルや加速度ベクトル等の特徴量は異なる。従って、これらの特徴量とサーブやレシーブ、アタック等のイベントとの対応関係を示すデータを予め取得しておけば、抽出した特徴量に基づき各イベントを判別することができる。
イベント情報記憶部15は、このような特徴量と各イベントとの対応関係を示すデータを記憶するHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置である。
イベント情報検出部14は、イベント判定部13から入力した特徴量に基づき、イベント情報記憶部15を参照してイベント情報を取得し、イベント情報送信部16に出力する。
イベント情報送信部16は、イベント情報を制御装置20に送信するインターフェースである。
映像終了判定部17は、映像受信部11への映像の入力が所定時間以上ない場合等に、映像が終了したと判定し、イベント検出装置10の処理、及び触覚情報提示システム1の動作を終了させる。
このようにして、イベント検出装置10は、カメラにより撮影した映像等を受信して、映像に含まれるイベントを検出し、イベント情報を制御装置20に送信することができる。
<制御装置の機能構成>
次に、図4は、実施形態に係る制御装置20の構成要素の一例を機能ブロックで示す図である。
制御装置20は、イベント情報受信部21と、制御情報記憶部22と、決定部23と、制御情報送信部24とを有する。
イベント情報受信部21は、イベント検出装置10からイベント情報を受信して、決定部23に出力するインターフェースである。
制御情報記憶部22は、イベント情報と制御情報とを対応付けて記憶するHDD等の記憶装置である。
ここで、イベント情報と制御情報との対応関係は、予め制御規則として定められている。このような制御規則は、触覚情報提示システム1のユーザや管理者が任意に定めてもよいが、アタックの場合は強い振動で、トスの場合は弱い振動等、イベントに対して想起しやすい振動を定めた制御規則であることが好ましい。
ここで図5は、イベントと、制御情報に基づき制御される振動子37の振動との対応関係の一例を説明する図であり、(A)はイベントがサーブ及びアタックの場合であり、(B)はイベントがレシーブ及びトスの場合であり、(C)はイベントがボールアウトの場合であり、(D)はイベントがボールインの場合である。
図5(A)〜(D)の各図の左側の図は、サーブやレシーブ等のイベントを示し、右側の図は振動子37の振動の様子を示すものである。また右側の図は、手を差し込む方向からみた固定部310を示している。
実施形態では、イベントがサーブ及びアタックの場合は、図5(A)に示すように、固定部310の右方にある振動子37bを所定の振動振幅及び周波数で振動させる。またイベントがレシーブ及びトスの場合は、図5(B)に示すように、固定部310の上方にある振動子37cを所定の振動振幅及び周波数で振動させる。
同様に、イベントがボールアウト(ボールがコート外に着地)の場合は、図5(C)に示すように、固定部310の左方にある振動子37dを所定の振動振幅及び周波数で振動させ、イベントがボールイン(ボールがコート内に着地)の場合は、図5(D)に示すように、固定部310の下方以外の3つの振動子37b〜37dを所定の振動振幅及び周波数で振動させる。
尚、図5は、触覚情報提示装置30aにおけるイベントと振動子の振動との対応関係を示す図である。また、触覚情報提示装置30bは、図5とは左右対称となるように、イベントと振動子の振動との対応関係が定められる。
つまり、イベントがサーブ及びアタックの場合は、固定部310の左方にある振動子37dを所定の振動振幅及び周波数で振動させ、イベントがボールアウトの場合は、固定部310の右方にある振動子37bを所定の振動振幅及び周波数で振動させる。イベントがレシーブ及びトスの場合は図5(B)と同様の対応関係とし、イベントがボールインの場合は図5(D)と同様の対応関係とする。
図4に戻り、制御装置20の説明を続ける。決定部23は、イベント情報受信部21からイベント情報を入力し、イベント情報に基づいて、制御情報記憶部22を参照して制御情報を取得し、制御情報送信部24に出力する。換言すると、決定部23は、イベント情報に基づいて、複数の振動子の中の振動させる振動子、その振動子の振動振幅、及び振動周波数を決定し、これらを含む制御情報を制御情報送信部24に出力する。
ここで、振動子としては、多様な振動振幅及び振動周波数の信号(以下では、振動振幅及び振動周波数を指定する信号を音信号という)を入力できるものが好ましい。アナログ音信号のような、多様な振動振幅及び振動周波数の信号が入力できるものであると、振動の振幅や周波数を変更することで、様々な触感を提示することが出来る。様々な触感を提示できる振動子であれば、イベントを想起しやすい触感の提示が可能である。
また、音信号であれば、スマートホン等で用いられるBluetooth(登録商標)のような近距離無線通信を介した既存の送受信機を用いて送受信できる。これにより、新たな機器や新たな部品を追加しないで、装置の構成の簡易化及び低コスト化を図ることができる。
さらに、アタックやレシーブ等の音をそのまま音信号として用いるようにすれば、ユーザがアタックやレシーブ等のイベントをより想起しやすい触覚情報を提示することも可能となる。
また、制御情報記憶部22は、アタックやレシーブ等のイベントにより生じる音(効果音)のデータとイベント情報とを対応付けて記憶し、記憶されたイベント情報に基づいて効果音のデータを出力するようにしてもよい。
また、制御情報送信部24は、入力した制御情報を触覚情報提示装置30に送信する。制御情報送信部24は、制御情報のうち、振動させる振動子を識別する識別情報については、Zigbee等の近距離無線通信規格を介して触覚情報提示装置30に送信する。一方、振動振幅及び振動周波数を指定する音信号は、Bluetoothのような近距離無線通信規格を介して触覚情報提示装置30に送信できる。
このようにして制御装置20は、受信したイベント情報に基づき、触覚情報提示装置30を制御するための制御情報を取得し、触覚情報提示装置30に送信することができる。
<触覚情報提示装置の機能構成>
次に、図6は、実施形態に係る触覚情報提示装置30の構成要素の一例を機能ブロックで示す図である。
触覚情報提示装置30は、識別情報受信部31と、音信号受信部32と、指定信号生成部33と、アナログ音信号生成部34と、音信号増幅部35と、駆動部36と、振動子37と、電源部38とを有する。
識別情報受信部31は、Zigbee等の近距離無線通信規格を備えたインターフェースであり、制御情報から振動させる振動子の識別情報を入力し、指定信号生成部33に出力するものである。また、音信号受信部32は、Bluetooth等の近距離無線通信規格を備えたインターフェースであり、音信号を受信し、アナログ音信号生成部34に出力するものである。
指定信号生成部33は、振動子の識別情報に応じて所定の振動子37を指定する信号を生成し、駆動部36に出力する。またアナログ音信号生成部34は、音信号に応じて振動子37を振動させるためのアナログ音信号を生成し、音信号増幅部35に出力する。
音信号増幅部35は、入力したアナログ音信号を予め定めた出力レベルまで増幅し、増幅信号を駆動部36に出力するアナログの増幅電気回路である。
駆動部36は、指定信号により指定された振動子に対し、増幅された音信号で振動子を振動させるように駆動させる電気回路である。
振動子37は、上述のように複数の振動子37である。指定された振動子が、増幅された音信号に応じて振動することで、接触部材39を介してユーザに振動を伝達することができる。
電源部38は、各部に電力を供給するリチウムイオン電池等の蓄電池である。
尚、上記の各部の機能を実現するためのハードウェアは、複数の振動子37を除き、電装部311の内部に設けられている。
以上のようにして触覚情報提示装置30は、触覚情報をユーザに提示することができる。
<触覚情報提示システムの動作>
次に図7は、実施形態に係るイベント検出装置10、制御装置20及び触覚情報提示装置30のそれぞれの動作の一例を示すシーケンス図である。
先ず、ステップS71において、イベント検出装置10の映像受信部11は、カメラにより撮影した映像等を受信し、受信した映像を特徴量抽出部12に出力する。
続いて、ステップS72において、特徴量抽出部12は、受信した映像を解析し、特徴量を抽出する。特徴量抽出部12は、ボールの2次元、又は3次元的な位置、この3次元的位置の変化量、速度ベクトル、加速度ベクトル等、或いはプレーヤーの姿勢や動き等の特徴量をイベント判定部13に出力する。
続いて、ステップ73において、イベント判定部13は、特徴量抽出部12により抽出された特徴量の、直前の映像フレームで抽出された特徴量に対する変化の大きさを検出する。
検出した変化の大きさが予め規定した閾値より大きい場合、イベント判定部13は、新たなイベントが生じたと判定し、新たに入力した特徴量をイベント情報検出部14に出力する。一方、変化の大きさが閾値より小さい場合、イベント判定部13は、新たなイベントが生じていないと判定し、新たに入力した特徴量をイベント情報検出部14に出力せず、ステップS71に戻る。その後、イベント判定部13は、判定後にRAM等に記憶された直前の映像フレームで抽出された特徴量データを更新する。
続いて、ステップS74において、イベント情報検出部14は、入力した特徴量に基づき、イベント情報記憶部15を参照してイベント情報を取得し、イベント情報送信部16に出力する。
続いて、ステップS75において、イベント情報送信部16は、イベント情報を制御装置20に送信する。
このようにして、イベント検出装置10は、カメラにより撮影した映像等を受信して、映像に含まれるイベントを検出し、イベント情報を制御装置20に送信することができる。
次に、制御装置20のイベント情報受信部21は、イベント検出装置10からイベント情報を受信し、決定部23に出力する。
続いて、ステップS76において、決定部23は、イベント情報に基づき、制御情報記憶部22を参照して制御情報を取得し、制御情報送信部24に出力する。
続いて、ステップS77において、制御情報送信部24は、入力した制御情報を触覚情報提示装置30に送信する。ここで、制御情報送信部24は、制御情報のうち、振動させる振動子の識別情報は、Zigbee等の近距離無線通信規格を介して触覚情報提示装置30に送信し、振動振幅及び振動周波数を指定する音信号は、Bluetooth等の近距離無線通信規格を介して触覚情報提示装置30に送信する。
このようにして制御装置20は、受信したイベント情報に基づき、触覚情報提示装置30を制御するための制御情報を取得し、触覚情報提示装置30に送信することができる。
次に、触覚情報提示装置30の識別情報受信部31は、Zigbee等の近距離無線通信規格を介して識別情報を受信し、指定信号生成部33に出力する。また音信号受信部32は、Bluetooth等の近距離無線通信規格を介して音信号を受信し、アナログ音信号生成部34に出力する。
続いて、ステップS78において、指定信号生成部33は、振動子の識別情報に応じて、所定の振動子を指定する信号を生成し、駆動部36に出力する。
続いて、ステップS79において、アナログ音信号生成部34は、音信号に応じて振動子37を振動させるためのアナログ音信号を生成し、音信号増幅部35に出力する。
尚、ステップS78とステップS79の処理の順番は適宜変更可能であり、またステップS78とS79の処理が並行して実行されてもよい。
続いて、ステップS80において、音信号増幅部35は、入力したアナログ音信号を予め定めた出力レベルまで増幅し、増幅信号を駆動部36に出力する。
続いて、ステップS81において、駆動部36は、指定信号により指定された振動子に対し、増幅された音信号で振動させる。
指定信号で指定された振動子が、増幅された音信号で振動することで、接触部材39を介してユーザに振動が伝達される。
このようにして触覚情報提示システム1は、触覚情報をユーザに提示することができる。
以上説明してきたように、実施形態では、イベント情報に基づいて、ユーザが手首に装着するベルト等の固定部310に固定した複数の振動子37を選択的に振動させ、触覚情報をユーザに提示する。
「作用・効果」
以上説明した実施形態によれば、触覚情報提示システム上で変化のある部分にユーザが予め触れる必要がないため、スポーツ競技等のように展開が速く、次に何が起こるかわからないような映像コンテンツであっても、触覚情報をユーザに適切に提示することができる。
一方で、ユーザである視聴覚障害者にとっては、コンテンツ映像を楽しむ際に長時間手がふさがってしまう状況は、活動の自由度を削ぐため好ましくない。これに対し、実施形態では、ユーザが手首に装着するベルト等の固定部310を介してユーザに触覚情報を提示できるため、触覚情報提示装置をユーザに把持してもらう必要がない。これにより、ユーザの手をふさぐことなく触覚情報を提示することができ、視聴覚障害者等のユーザに負担をかけることなく、長時間の映像を楽しんでもらうことができる。
尚、実施形態では、スポーツ競技のバレーボールの映像を例に説明したが、これに限定されるものではなく、他の映像に対しても実施形態を適用可能である。但し、バレーボールや卓球、テニス等の相互のコ−ト(陣地)でボールを往復させるようなスポーツ競技は、触覚情報から映像で生じたイベントを想起しやすいため、実施形態の適用に、より好ましい。
また実施形態では、イベント検出装置10と、制御装置20と、触覚情報提示装置30とを有する触覚情報提示システム1の例を説明したが、各装置の備える機能の一部又は全部を、他の装置に持たせる構成としてもよい。具体的には、イベント検出装置10の機能の一部又は全部を制御装置20に持たせたり、制御装置20の機能の一部又は全部を触覚情報提示装置30に持たせたりしてもよい。
また、イベント情報に基づく制御装置20による制御の変形例として、ボールの速度ベクトルを特徴量として算出し、速度の大きさに基づき振動の大きさを変化させたり、速度の向きに基づいて、振動させる振動子とその振動の大きさを制御したりしてもよい。
次に図8を参照して、バレーボールを例にとり、ボールの速度ベクトルと振動の制御との対応関係の一例を説明する。ここで、図8の(A)は速度の大きさに応じて振動の大きさを変化させる場合を説明する図であり、図8の(B)は速度の向きに応じて振動させる振動子とその振動の大きさを制御する場合を説明する図である。
図8(A)は、速度ベクトルVの大きさに応じて、振動子35bの振動の大きさの変化を説明する図である。振動子35bの振動の大きさは、一例として音信号の大きさ(音の大きさ)により変化させることができる。
また図8(B)は、速度ベクトルVの向きに応じて、振動子35cと振動子35bを振動させる振動子として指定するものである。この場合、振動子35cには、Amax×Vsinθ/Vmaxの振動振幅で振動させ、振動子35bには、Amax×Vcosθ/Vmaxの振動振幅で振動させる。つまり速度の向きに応じて、振動子35cと振動子35bの振動振幅を異ならせている。
尚、Vmaxはバレーボールのボールの最大速度であり、一例として200km/h等である。またAmaxは音信号の最大出力(最大ボリューム)である。
このようにして、ボールの動きを複数の振動子の振動で詳細に表現することができ、映像を触覚情報によって、より詳細に提示することができる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。また、上述した各実施例の一部又は全部を組み合わせることも可能である。
1 触覚情報提示システム
10 イベント検出装置
11 映像受信部
12 特徴量抽出部
13 イベント判定部
14 イベント情報検出部
15 イベント情報記憶部
16 イベント情報送信部
17 映像終了判定部
20 制御装置
21 イベント情報受信部
22 制御情報記憶部
23 決定部
24 制御情報送信部
30 触覚情報提示装置
31 識別情報受信部
32 音信号受信部
33 指定信号生成部
34 アナログ音信号生成部
35 音信号増幅部
36 駆動部
37、37a、37b、37c、37d 振動子
371 コイル
372 磁石
38 電源部
39、39a、39b、39c、39d 接触部材
310 固定部
311 電装部

Claims (7)

  1. スポーツ競技を含む映像コンテンツから抽出されたイベントに応じた触覚情報を、ユーザの皮膚を介して提示する触覚情報提示システムであって、
    前記触覚情報を前記ユーザの皮膚に振動子を介して提示する触覚情報提示装置と、前記触覚情報提示装置を制御する制御装置と、を有し、
    前記制御装置は、
    前記イベント情報に基づいて、前記振動子の振動強度、及び前記振動子の各振動周波数を設定する決定部と、
    前記決定部により設定された識別情報を前記触覚情報提示装置に送信する送信部と、を有し、
    前記触覚情報提示装置は、さらに
    前記ユーザの皮膚の予め定めた位置に前記複数の振動子を固定する固定部と、
    制御情報を前記制御装置から受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記制御情報に基づいて、前記振動子を振動させる駆動部と、を有する
    触覚情報提示システム。
  2. 前記ユーザに接触する前記複数の振動子の端部には、前記ユーザの皮膚に密着するように板状の接触部材が設けられている
    請求項1に記載の触覚情報提示システム。
  3. 前記固定部は、予め定められた硬さを有し、前記振動子の振動が前記ユーザの皮膚を介して伝達されるようにしたベルトである請求項1または2に記載の触覚情報提示システム。
  4. 前記決定部は、前記振動子の前記振動強度、及び前記振動周波数を指定する音信号を、前記イベントの情報に応じて決定する請求項1から3のいずれか一項に記載の触覚情報提示システム。
  5. 第1触覚情報提示装置と、第2触覚情報提示装置と、を有し
    前記制御装置は、
    前記スポーツ競技が行われる2つの面の一方の面で生じた前記イベントの情報に基づいて、前記制御情報を前記第1触覚情報提示装置に送信し、
    前記スポーツ競技が行われる2つの面の他方の面で生じた前記イベントの情報に基づいて、前記制御情報を第2触覚情報提示装置に送信する
    請求項1乃至4の何れか1項に記載の触覚情報提示システム。
  6. 前記決定部は、前記スポーツ競技で用いられるボールの速度と向きに基づいて、前記振動させる振動子、前記振動強度及び前記振動周波数を決定する
    請求項1乃至5の何れか1項に記載の触覚情報提示システム。
  7. 前記触覚情報提示システムは、イベント検出装置を含み、
    前記イベント検出装置は、
    前記スポーツ競技の映像における、前記スポーツ競技で用いられるボールの位置の変化に基づいて、前記イベントを検出する検出部と、
    検出した前記イベントの情報を前記制御装置に送信するイベント情報送信部と、を有する
    請求項1乃至6の何れか1項に記載の触覚情報提示システム。
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