JP2015139016A - 抽出プログラム、方法、及び装置、並びに野球映像メタ情報作成装置、方法、及びプログラム - Google Patents

抽出プログラム、方法、及び装置、並びに野球映像メタ情報作成装置、方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】野球の試合を撮影した映像から、打席の始まりを抽出する。
【解決手段】複数のフレームを含む野球の試合の撮影映像に含まれる、投手の投球シーンを示すフレームのうち、ボールカウントが初期状態に対応するフレームを、打席内での最初の投球シーンを示すフレームとして抽出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、抽出プログラム、抽出方法、抽出装置、野球映像メタ情報作成装置、野球映像メタ情報作成方法、及び野球映像メタ情報作成プログラムに関する。
従来、野球の試合を撮影した映像を、ライブ配信したり、ビデオ・オン・デマンド(Video on Demand、VoD)コンテンツとして配信したりするサービスが存在する。VoDコンテンツとして配信する場合、例えば、視聴者が所望のイニングを選択して視聴可能な形式で、視聴者に提供することが行われている。このようなVoDコンテンツを提供するために、人手により映像をイニング毎に切り出している。
なお、野球の試合を撮影した映像からハイライトシーンを抽出する技術が提案されている。
特開2005−295296号公報
しかしながら、例えば上述のように、人手により映像をイニング毎に切り出す場合は、1イニングの映像の切り出しに10分程度かかってしまう。さらに、より詳細なVoDコンテンツとして、例えば、1打席毎の頭出しが可能なVoDコンテンツを想定すると、1打席毎に映像を切り出す必要があり、人手による作業工数は増大する。
一つの側面として、本発明は、野球の試合を撮影した映像から、打席の始まりを抽出することを目的とする。
一つの態様では、複数のフレームを含む野球の試合の撮影映像に含まれる、投手の投球シーンを示すフレームのうち、ボールカウントが初期状態に対応するフレームを、打席内での最初の投球シーンを示すフレームとして抽出する。
一つの側面として、野球の試合を撮影した映像から、打席の始まりを抽出することができる、という効果を有する。
第1及び第2実施形態に係る映像配信システムの概略構成を示す機能ブロック図である。 編集の一例を説明するための図である。 特定カットを説明するための図である。 1球の始まりを示すフレームを説明するための図である。 1球の終わりを示すフレームを説明するための図である。 試合状況を示すテロップの一例を示す図である。 メタ情報ファイルの一例を示す図である。 野球映像メタ情報作成装置として機能するコンピュータの一例を示す概略ブロック図である。 配信装置として機能するコンピュータの一例を示す概略ブロック図である。 編集処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態における野球映像メタ情報作成処理の一例を示すフローチャートである。 配信処理の一例を示すフローチャートである。 1球の始まりを示すフレーム、1球の終わりを示すフレーム、及び1打席の始まりを示す区間を説明するための図である。 ボールカウントが初期状態でも打者に変更がない場合を説明するための図である。 ランナー数、アウトカウント、及び得点の合計に基づく、打者変更の判定を説明するための図である。 試合状況を示すテロップの一例を示す図である。 第2実施形態における野球映像メタ情報作成処理の一例を示すフローチャートである。 判別情報としてのマークの一例を示す図である。 同一の特定カット中に複数の投球場面が含まれる場合を説明するための図である。 球の軌跡を検出するための所定領域を説明するための図である。 差分画像の一例を示す図である。 球の軌跡の検出を説明するための図である。 球の軌跡の方向を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態の一例を詳細に説明する。本実施形態では、野球映像メタ情報作成装置を、映像配信システムに適用した例について説明する。
<第1実施形態>
図1に示すように、第1実施形態に係る映像配信システム10は、野球映像メタ情報作成装置20と、配信装置30とを含む。野球映像メタ情報作成装置20と、配信装置30とは、ネットワークを介して接続されている。映像配信システム10では、野球映像メタ情報作成装置20により作成されたメタ情報が付加された映像を、配信装置30により、ネットワークを介して、所定の端末に配信する。野球映像メタ情報作成装置20は、第1検出部22と、第2検出部24と、作成部26とを含む。また、配信装置30は、編集部32と、配信部34とを含む。
まず、配信装置30の各部について詳述する。
編集部32は、野球の試合を撮影した映像(以下、「撮影映像」という)を取得する。撮影映像は、例えば30fpsや60fps等のフレームレートで撮影された映像であり、複数のフレームを含む。各フレームには、撮影映像の撮影開始からの経過時間で表される時刻情報が対応付けられている。
編集部32は、図示しない表示装置及び入力装置を用いてオペレータの操作により指示された編集内容を、画像処理により撮影映像に適用する。編集内容としては、例えば図2に示すように、撮影映像の所定の場面に対応する各フレームに対して、選手情報を示すテロップ80、及び試合状況を示すテロップ82を付加することを含む。以下では、撮影映像に対して編集部32による編集が行われた映像を「編集済み映像」という。編集部32は、編集済み映像を、野球映像メタ情報作成装置20へ送信する。
配信部34は、野球映像メタ情報作成装置20により作成されたメタ情報が付加された映像(以下、「メタ情報付き映像」という。詳細は後述)を取得する。配信部34は、メタ情報付き映像を所定の規格に従った配信用映像に変換して、配信先の端末(図示省略)に配信する。
次に、野球映像メタ情報作成装置20の各部について詳述する。
第1検出部22は、配信装置30から送信された編集済み映像を取得する。第1検出部22は、編集済み映像に含まれる複数のフレームの各々から、投手の投球場面に使用されるカメラアングルで撮影されたカット(以下、「特定カット」という)を示すフレームを抽出する。なお、カットとは、同一のカメラアングルで撮影されたひと続きの部分である。本実施形態では、図3に示すように、投手の背後から打者方向を撮影したカットを、特定カットとする場合について説明する。
具体的には、第1検出部22は、フレーム毎に画像特徴を抽出する。画像特徴とは、フレーム内の各画素の輝度や色等の画素情報により表される特徴である。そして、第1検出部22は、予め用意された特定カットを示すフレームから抽出された基準画像特徴と、編集済み映像の各フレームから抽出した抽出画像特徴との類似度を求める。第1検出部22は、基準画像特徴との類似度が所定値以上となる抽出画像特徴を有するフレームを、特定カットを示すフレームとして抽出する。
なお、第1検出部22は、画像特徴として、画像の構成(構図)を表す特徴、例えば色や輝度の配置や分布を表す特徴、ウェーブレット変換により得られる特徴等を用いることができる。このような画像特徴を抽出する場合は、各フレームの全体から抽出してもよいし、各フレームの一部(例えば、撮影映像に含まれる球場のフェンスや壁面部分)の特徴を抽出してもよい。実際の撮影映像では、同じ特定カットであっても、カメラアングルの若干の相違、選手の立ち位置の相違、背景の看板の変化等、画像の構成に多少の相違が生じている場合がある。フレーム全体から画像特徴を抽出した場合には、このような画像の構成に生じる多少の相違の影響を抑制した画像特徴を抽出することができる。例えば、一方、フレームの一部から画像特徴を抽出する場合には、画像の構成に多少の相違が生じている領域、例えば背景の看板を示す領域を除外した領域から画像特徴を抽出する。このように抽出された画像特徴を用いることで、類否判定の精度を向上させることができる。
また、球場毎に異なる背景や選手が着用するユニホームの色の違い、放送局毎に異なるテロップのフォーマット等を考慮して、複数種類の基準画像特徴を用意しておいてもよい。この場合、第1検出部22は、編集済み映像と共に、球場、チーム、放送局等の情報を取得し、取得した情報に応じた基準画像特徴量を選択して用いるようにするとよい。また、カメラアングルの相違について、投手や打者の利き手に応じて、カメラアングルや画像の特徴に相違が発生することが考えられる。そのため、投手や打者の利き手別の基準画像特徴量(例えば、投手:左投げ且つ打者:左打ち、投手:左投げ且つ打者:右打ち、投手:右投げ且つ打者:左打ち、投手:右投げ且つ打者:右打ち、の4パターンなど)を用意することとしてもよい。そして、用意した基準画像特徴量のいずれかに合致する場合に、特定カットを示すフレームとして抽出することとしてもよい。
また、第1検出部22は、画像特徴として、投手の投球フォームなど、特定カットにおいて映像内の選手に特徴的に表れる動きを示す特徴を抽出してもよい。例えば、特徴点の動きベクトルを画像特徴として抽出することができる。この場合、球場、チーム、テロップのフォーマット等が異なる場合でも、それらの影響を抑制した画像特徴を抽出することができる。
また、第1検出部22は、抽出した特定カットを示すフレームに基づいて、特定カットを示すフレーム以外のフレームから特定カットを示すフレームへ切り替わったフレームを、1球の始まりを示すフレームとして検出する。例えば、図4に示すように、フレーム84が特定カットを示すフレーム以外のフレーム、フレーム84の次のフレーム86が特定カットを示すフレームであったとする。この場合、第1検出部22は、フレーム86を1球の始まりを示すフレームとして検出する。
また、第1検出部22は、特定カットを示すフレームから特定カットを示すフレーム以外のフレームへ切り替わったフレームを、1球の終わりを示すフレームとして検出する。例えば、図5に示すように、フレーム88が特定カットを示すフレーム、フレーム88の次のフレーム90が特定カットを示すフレーム以外のフレームであったとする。この場合、第1検出部22は、フレーム88を1球の終わりを示すフレームとして検出する。すなわち、第1検出部22は、1球の始まりを示すフレームから1球の終わりを示すフレームまでの特定カットを示すフレームが連続する区間を、投手による投球1球分を示す区間として検出する。
第2検出部24は、第1検出部22により検出された区間毎に、区間内のボールカウント表示が初期状態か否かを判定する。具体的には、第2検出部24は、各区間内の少なくとも1つのフレームに含まれる試合状況を示すテロップ82から、ボールカウントを示すボールカウント表示を抽出する。なお、ボールカウントとは、投手の投球に対するボールかストライクかの判定結果である。第2検出部24は、区間内のフレームに付加された試合状況を示すテロップ82から、例えば図6に示すようなボールカウント表示92を抽出する。ボールカウント表示92の抽出は、例えばフレーム内で試合状況を示すテロップが表示される領域として予め定めた領域を抽出したり、パターンマッチングにより抽出したりすることができる。また、文字認識処理によりボールカウント表示を抽出してもよい。図6の例では、ボールカウント表示として、「B●○○ S○○」(ボールが1球、ストライクが0球)が抽出される。
また、編集済み映像の編集者や放送局毎に、テロップの形式が異なることを考慮し、編集済み映像の編集者や放送局毎に、抽出すべきテロップの形式は適宜変更することとしてもよい。また、複数の編集済み映像の編集者や複数の放送局それぞれに対応した複数のテロップの形式それぞれを特定するための情報を、予め記憶部46等が記憶し、第2検出部24が、編集済み映像の編集者や放送局毎に適宜利用することとしてもよい。
また、第2検出部24は、区間毎に抽出したボールカウント表示が、初期状態、すなわち0ボール−0ストライクのボールカウント(以下、「0−0」と表記する。他のボールカウントについても同様)を表すものか否かを判定する。この判定は、パターンマッチングや文字認識処理により行うことができる。第2検出部24は、ボールカウント表示が初期状態を示す場合には、その区間を1打席の始まりを示す区間として検出する。
作成部26は、第1検出部22により検出されたフレームに基づいて、投手による投球1球毎の始まりを示すメタ情報及び1球毎の終わりを示すメタ情報を作成する。具体的には、作成部26は、第1検出部22により検出された1球の始まりを示すフレームに対応付けられた時刻情報に、1球の始まりを示す情報を対応付けたメタ情報を作成する。同様に、作成部26は、第1検出部22により検出された1球の終わりを示すフレームに対応付けられた時刻情報に、1球の終わりを示す情報を対応付けたメタ情報を作成する。なお、作成部26は、メタ情報をフレームに対応付けることとしてもよい。
また、作成部26は、第2検出部24により検出された区間に基づいて、1打席毎の始まりを示すメタ情報及び1打席毎の終わりを示すメタ情報を作成する。具体的には、作成部26は、第2検出部24により検出された区間内の先頭フレームに対応付けられた時刻情報に、1打席の始まりを示す情報を対応付けたメタ情報を作成する。同様に、作成部26は、第2検出部24により検出され区間の前の区間内の最終フレームに対応付けられた時刻情報に、1打席の終わりを示す情報を対応付けたメタ情報を作成する。
また、作成部26は、作成した複数のメタ情報を、メタ情報に含まれる時刻情報順に記録したメタ情報ファイルを作成する。メタ情報ファイルは、例えばcsv(Comma-Separated Values)形式のファイルとして作成することができる。図7に、メタ情報ファイルの一例を示す。図7の例では、各行が1つのメタ情報を示し、各メタ情報は、時刻情報94、1球の始まりまたは終わりを示す情報(記号96)、及び1打席の始まりまたは終わりを示す情報(記号98)を含む。
なお、ここでは、フレームに対応付けられた時刻情報を用いたメタ情報を作成する場合について説明したが、フレーム番号等の各フレームを識別するための他の情報を用いて、メタ情報を作成してもよい。
作成部26は、作成したメタ情報ファイルを編集済み映像に付加して、メタ情報付き映像として配信装置30へ送信する。
野球映像メタ情報作成装置20は、例えば図8に示すコンピュータ40で実現することができる。コンピュータ40はCPU42、メモリ44、不揮発性の記憶部46、入出力インターフェース(I/F)47、及びネットワークI/F48を備えている。CPU42、メモリ44、記憶部46、入出力I/F47、及びネットワークI/F48は、バス49を介して互いに接続されている。
記憶部46はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部46には、コンピュータ40を野球映像メタ情報作成装置20として機能させるための野球映像メタ情報作成プログラム50が記憶されている。CPU42は、野球映像メタ情報作成プログラム50を記憶部46から読み出してメモリ44に展開し、野球映像メタ情報作成プログラム50が有するプロセスを順次実行する。
野球映像メタ情報作成プログラム50は、第1検出プロセス52と、第2検出プロセス54と、作成プロセス56とを有する。CPU42は、第1検出プロセス52を実行することで、図1に示す第1検出部22として動作する。また、CPU42は、第2検出プロセス54を実行することで、図1に示す第2検出部24として動作する。また、CPU42は、作成プロセス56を実行することで、図1に示す作成部26として動作する。これにより、野球映像メタ情報作成プログラム50を実行したコンピュータ40が、野球映像メタ情報作成装置20として機能することになる。
また、配信装置30は、例えば図9に示すコンピュータ60で実現することができる。コンピュータ60はCPU62、メモリ64、不揮発性の記憶部66、入出力I/F67、及びネットワークI/F68を備えている。CPU62、メモリ64、記憶部66、入出力I/F67、及びネットワークI/F68は、バス69を介して互いに接続されている。また、コンピュータ60には、入出力I/F67を介して、図示しない表示装置及び入力装置が接続されている。
また、配信装置30と野球映像メタ情報作成装置20とは、配信装置30のネットワークI/F68、ネットワーク、及び野球映像メタ情報作成装置20のネットワークI/F48を介して接続されている。
記憶部66はHDDやフラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部66には、コンピュータ60を配信装置30として機能させるための配信プログラム70が記憶されている。CPU62は、配信プログラム70を記憶部66から読み出してメモリ64に展開し、配信プログラム70が有するプロセスを順次実行する。
配信プログラム70は、編集プロセス72と、配信プロセス74とを有する。CPU62は、編集プロセス72を実行することで、図1に示す編集部32として動作する。また、CPU62は、配信プロセス74を実行することで、図1に示す配信部34として動作する。これにより、配信プログラム70を実行したコンピュータ60が、配信装置30として機能することになる。
なお、野球映像メタ情報作成装置20及び配信装置30の各々は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
次に、第1実施形態に係る映像配信システム10の作用について説明する。撮影映像が配信装置30に入力されると、配信装置30が、図10に示す編集処理を実行し、編集済み映像を出力する。次に、編集済み映像が野球映像メタ情報作成装置20に入力されると、野球映像メタ情報作成装置20が、図11に示す野球映像メタ情報作成処理を実行して、メタ情報付き映像を出力する。そして、メタ情報付き映像が配信装置30に入力されると、配信装置30が、図12に示す配信処理を実行し、配信用映像を出力する。以下、各処理いついて詳述する。
まず、図10に示す編集処理のステップS10で、編集部32が、撮影映像を取得する。次に、ステップS12で、編集部32が、図示しない表示装置及び入力装置を用いてオペレータの操作により指示された編集内容を、画像処理により撮影映像に適用する。次に、ステップS14で、編集部32が、編集済み映像を、野球映像メタ情報作成装置20へ送信して、編集処理は終了する。
次に、図11に示す野球映像メタ情報作成処理のステップS20で、第1検出部22が、配信装置30から送信された編集済み映像を取得する。
次に、ステップS22で、第1検出部22が、編集済み映像に含まれる複数のフレームの各々から、特定カットを示すフレームを抽出する。具体的には、第1検出部22が、編集済み映像に含まれる複数のフレームの各々から抽出画像特徴を抽出する。そして、第1検出部22は、予め用意された基準画像特徴と抽出画像特徴との類似度を求め、基準画像特徴との類似度が所定値以上となる抽出画像特徴を有するフレームを、特定カットを示すフレームとして抽出する。
次に、ステップS24で、第1検出部22が、抽出した特定カットを示すフレームに基づいて、特定カットを示すフレーム以外のフレームから特定カットを示すフレームへ切り替わったフレームを、1球の始まりを示すフレームとして検出する。同様に、第1検出部22は、特定カットを示すフレームから特定カットを示すフレーム以外のフレームへ切り替ったフレームを、1球の終わりを示すフレームとして検出する。すなわち、第1検出部22は、1球の始まりを示すフレームから1球の終わりを示すフレームまでの特定カットを示すフレームが連続する区間を、投手による投球1球分を示す区間として検出する。
次に、ステップS26で、第2検出部24が、第1検出部22により検出された各区間内の少なくとも1つのフレームに含まれる試合状況を示すテロップ82から、ボールカウントを示すボールカウント表示を抽出する。そして、第2検出部24は、ボールカウント表示が初期状態(0−0)を示す区間を、1打席の始まりを示す区間として検出する。
図13に、1球の始まりを示すフレーム、1球の終わりを示すフレーム、及び1打席の始まりを示す区間が検出された一例を概略的に示す。なお、図13は、フレーム100、102、及び104の各々から始まる区間毎に、ボールカウント表示が、「1−1」、「0−0」、及び「1−0」であり、フレーム102から始まる区間が1打席の始まりを示す区間として検出されている例である。
次に、ステップS28で、作成部26が、第1検出部22により検出された1球の始まりを示すフレームに対応付けられた時刻情報に、1球の始まりを示す情報を対応付けたメタ情報を作成する。同様に、作成部26は、第1検出部22により検出された1球の終わりを示すフレームに対応付けられた時刻情報に、1球の終わりを示す情報を対応付けたメタ情報を作成する。
次に、ステップS30で、作成部26が、第2検出部24により検出された区間内の先頭フレームに対応付けられた時刻情報に、1打席の始まりを示す情報を対応付けたメタ情報を作成する。同様に、作成部26は、第2検出部24により検出され区間の前の区間内の最終フレームに対応付けられた時刻情報に、1打席の終わりを示す情報を対応付けたメタ情報を作成する。
次に、ステップS32で、作成部26が、上記ステップS28及びS30で作成した複数のメタ情報を、メタ情報に含まれる時刻情報順に記録したメタ情報ファイルを作成する。そして、作成部26は、作成したメタ情報ファイルを編集済み映像に付加して、メタ情報付き映像として配信装置30へ送信し、野球映像メタ情報作成処理は終了する。
次に、図12に示す配信処理のステップS40で、配信部34が、野球映像メタ情報作成装置20から送信されたメタ情報付き映像を取得する。次に、ステップS42で、配信部34が、メタ情報付き映像を所定の規格に従った配信用映像に変換して、配信先の端末(図示省略)に配信し、配信処理は終了する。
以上説明したように、第1実施形態に係る野球映像メタ情報作成装置20によれば、野球の試合を撮影した映像から、投手の背後から打者方向を撮影した特定カットを示すフレームを検出する。そして、この特定カットを示すフレームが連続する区間を投手による投球1球分の区間とし、区間内から得られるボールカウント表示が初期状態となる区間を、1打席の始まりを示す区間として検出する。そして、1打席の始まりを示す区間内の先頭フレームの時刻情報に、1打席の始まりを示す情報を対応付けたメタ情報を作成する。従って、野球の試合を撮影した映像から、1打席毎の映像の頭出しが可能なメタ情報を自動的に作成することができる。
また、本発明によるメタ情報が付加された映像では、野球の試合映像(撮影映像、または編集済み映像)から、メタ情報に基づく1球単位及び1打席単位の頭出しが可能であり、例えば、投手の投球時の映像や打者の打席の映像、リプレイなどを、容易に特定し、視聴することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態に係る映像配信システム10と同様の部分については、同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図1に示すように、第2実施形態に係る映像配信システム210は、野球映像メタ情報作成装置220と、配信装置30とを含む。野球映像メタ情報作成装置220は、第1検出部22と、第2検出部224と、作成部26とを含む。
第2検出部224は、第1実施形態の第2検出部224と同様に、ボールカウントが初期状態(0−0)となる区間を、1打席の始まりを示す区間として検出する。
ここで、ボールカウントが0−0の状態から、投手により1球が投じられた後においても、ボールカウントが0−0のまま変化しない場合がある。例えば、打者が1球目から打撃を行ってヒットまたはアウトとなった場合、また、打者の変更を伴わない投球(例えば牽制球など)が行われた場合である。前者の場合、ボールカウントが0−0の区間毎に1打席の始まりとなるため問題ないが、後者の場合、ボールカウントが0−0の区間でも、打者の変更がなく、1打席目の始まりとして検出するのは不適切な場合がある。
例えば図14に示すように、フレーム106から始まる区間において、ボールカウント0−0の状態から投手が牽制球を投げたとする。この場合、特定カットから、ランナーを撮影したカットなどの特定カット以外の映像に切り替わるため、次の投球の前に1球の終わりを示すフレームが検出される。そして、フレーム106から始まる区間の次の区間である、フレーム108から始まる区間もボールカウントが0−0であるため、1打席の始まりを示す区間として検出されうる。
そこで、第2検出部224は、連続する複数の区間の各々のボールカウント表示が初期状態を示す場合であっても、打者の変更を伴わない場合には、1打席の始まりを示す区間として検出しないようにする。
具体的には、第2検出部224は、連続する前の区間と後の区間とで、各区間のランナーの数、アウトカウント、及び得点の合計が1増加した場合には、後の区間も1打席の始まりを示す区間として検出する。一方、合計に変化がない場合には、第2検出部224は、後の区間を1打席の始まりを示す区間として検出しない。これは、ランナーの数、アウトカウント、及び得点の合計が1増加するということは、打者が変更したことを表し、合計が変化しない場合には、打者が変更していないことを表すこととなるためである。一例として、1球前の状況が、ランナー数が1、アウトカウントが0、得点が0であった場合に、今回の投球に対する結果の場合分けによる打者の変更の有無を、図15に示す。図15に示す、ヒット、タイムリーヒット、ホームラン、アウト、ダブルプレー、犠牲フライスクイズ、犠打(進塁のみ)は、いずれも、野球の試合において、打者が変更となる事象である。一方、牽制、暴投等は、野球の試合において、打者が変更とならない事象である。第2検出部224は、図15に示す情報を記憶部46等に保持し、打者の変更の有無を判定することとしてもよい。
なお、図15は、投球に対する結果の場合分けによる打者の変更の有無を判定する情報の一例であり、図15の態様に限定されない。例えば、図15では、説明のため、1球前の状況を明記しているが、第2検出部224は、ランナー数、アウトカウント、特定、合計、及び打者の変更の有無を示す情報によって、打者の変更の有無を判定できる。また、図15はランナー数が1の場合の例を示しているが、ランナー数が1以外の場合でも、第2検出部224は、上述した処理と同様の手順で、打者の変更の有無を判定できる。あるいは、打者の変更の有無の判定を、例えば、ストライクが2球カウントされている状況で実行することにより、第2検出部224は、ファウルボール等の判定を行なうこともできる。
第2検出部224は、図16に示すように、試合状況を示すテロップ82から、出塁状況を示す出塁表示110、アウトカウントを示すアウトカウント表示112、及びチーム毎の得点を示す得点表示114を抽出する。そして、第2検出部224は、抽出した出塁表示110が示すランナーの数、アウトカウント表示112が示すアウトカウント、及び得点表示114が示す攻撃中のチームの得点を取得する。これらの情報は、抽出した各表示に対して、パターンマッチングや文字認識処理等を行って取得することができる。また、攻撃中のチームは、試合状況を示すテロップ82の現在のイニングを示すイニング表示116から得られる情報に基づいて判定することができる。
次に、第2実施形態に係る映像配信システム210の作用について説明する。なお、第1実施形態に係る映像配信システム10とは、野球映像メタ情報作成処理が異なるだけである。以下、図17を参照して、第2実施形態における野球映像メタ情報作成処理について説明する。なお、第1実施形態に係る野球映像メタ情報作成処理と同様の処理については、同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
ステップS20〜S26で、第1検出部22及び第2検出部24が、第1実施形態と同様に、1球の始まりを示すフレーム、1球の終わりを示すフレーム、及びボールカウントが初期状態となる区間を検出する。
次に、ステップS50で、第2検出部224が、連続する前の区間と後の区間とで、各区間のランナーの数、アウトカウント、及び得点の合計が変化しない場合の後の区間を、上記ステップS26で検出した区間から除外する。以下、第1実施形態と同様に処理する。
以上説明したように、第2実施形態に係る野球映像メタ情報作成装置220によれば、ボールカウントが初期状態の場合でも、試合状況を示す表示の変化に基づいて、打者の変更を伴わないと判断される場合には、1打席の始まりを示す区間として検出しない(検出されることを抑止する)。これにより、より精度良く1打席の始まりを検出することができる。
また、1打席の始まりの検出のみならず、イニングの始まりを検出することとしてもよい。例えば、第2検出部224が、ボールカウント、ランナーの数、及びアウトカウントを取得する。そして、ボールカウント(0−0)かつ、アウトカウント及びランナーの数が0に切り替わるフレームまたは打席を、第2検出部224が、イニングの始まりとして検出することとしてもよい。これにより、1打席の始まりの検出のみならず、イニングの始まりも検出することができる。あるいは、第2検出部224が、テロップ82の現在のイニングを示すイニング表示116から得られる情報に基づいて、イニングが変更されたことを検知した際に、変更が検知されたフレームまたは打席をイニングの始まりとして検出することとしてもよい。
なお、第2実施形態では、ランナーの数、アウトカウント、及び得点の合計の変化に基づいて、打者の変更の有無を判断する場合について説明したが、これに限定されない。ランナーの数、アウトカウント、及び得点のパターンが、前の区間からどのように変化したかを、予め定めたパターンと比較することにより判断してもよい。例えば、ランナーの数が1減少し、アウトカウントが1増加し、得点は変化しないというパターンを、打者の変更がないことを示すパターンとして定めておく。そして、ランナーの数、アウトカウント、及び得点の前の区間からの変化が、この定めたパターンに該当する場合には、後の区間は1打席の始まりを示す区間として検出しないようにすることができる。
また、上記各実施形態では、各フレームの画像特徴に基づいて特定カットを示すフレームを検出する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、特定カットを示すフレームに、特定カットを判別するための判別情報が予め付加されている編集済み映像が入力された場合には、この判別情報を用いて、特定カットを示すフレームを検出することができる。判別情報は、例えば図18に示すようなマーク118として、編集済み映像に付加しておくことができる。
なお、判別情報は、撮影映像を撮影する際に付加されてもよいし、撮影映像を編集する際に付加されてもよい。例えば、投手の背後から打者方向を撮影するカメラにスイッチを設けておき、スイッチを押下している間は、そのカメラで撮影される撮影映像に判別情報が付加されるようにすることができる。また、投手の背後から打者方向を撮影するカメラで撮影される撮影映像には、常に判別情報が付加されるようにしてもよい。また、撮影映像にテロップ等を付加する編集の際に、判別情報となるマーク118を付加してもよい。
具体的には、第1検出部22が、編集済み映像のフレーム毎に、判別情報が付加されているか否かを判別する。例えば、第1検出部22は、各フレームの予め定めた領域に対して、判別情報を示すパターンを用いたパターンマッチングを行って、判別情報が付加されているか否かを判別することができる。第1検出部22は、判別情報が付加されていると判別したフレームを、特定カットを示すフレームとして抽出する。
このように、特定カットを示すフレームに判別情報が付加された映像を取得することができる場合には、簡易な処理により、特定カットを示すフレームを検出することができる。
なお、上述のように、撮影や編集の際に判別情報を付加する場合には、特定カットを示すフレーム以外のフレームと特定カットを示すフレームとの厳密な切り替わり箇所に判別情報を付加することができない場合がある。そこで、第1検出部22は、判別情報に基づいて抽出した特定カットを示すフレームの数フレーム分前または後のフレームを、1球の始まりを示すフレーム及び1球の終わりを示すフレームとして検出してもよい。また、上記各実施形態においても、抽出した特定カットを示すフレームの数フレーム分前または後のフレームを、1球の始まりまたは終わりを示すフレームとして検出してもよい。
また、上記各実施形態では、特定カットを示すフレームが連続する区間を、1球を示す区間として検出する場合について説明したが、撮影映像には、1つの特定カットの中に複数の投球場面が含まれていることが考えられる。例えば図19に示すように、1球目の映像はフレーム120で終わり、次のフレーム122からは2球目の映像であるとする。フレーム120及びフレーム122はいずれも特定カットを示すフレームであるため、両フレーム間で1球の始まり及び終わりの間に特定カットと異なるカットの映像が含まれない。図19のような態様は、例えば、撮影映像において、投手の複数回分(例えば2球分)の投球動作が、特定カットを撮影するカメラ以外のカメラで撮影された映像を含まずに撮影されている場合に生じうる。
そこで、第1検出部22は、特定カットを示すフレームの各々に含まれる試合状況を示すテロップ82からボールカウント表示を抽出する。そして、特定カットを示すフレームが連続している間で、ボールカウント表示が変化したフレームを、1球の始まりに対応するフレームとして検出してもよい。そして、作成部26は、第1検出部22によりボールカウント表示の変化に基づいて検出された1球の始まりに対応するフレームの所定フレーム分前または後のフレームを、1球の始まりを示すフレームとすることとしてもよい。所定フレーム分前または後は、過去の試合映像などに基づいて、1球の始まりからボールカウント表示が変化するまでの時間、またはボールカウント表示が変化してから次の投球を投手が開始するまでの時間に対応したフレーム数を予め定めておけばよい。
この場合、同一の特定カットの中に複数の投球場面が含まれている場合でも、それぞれの1球の始まりを示すメタ情報を作成することができる。
また、第1検出部22は、特定カットを示すフレームが連続している間で、連続する複数の特定カットを示すフレームの所定領域から、投手による所定方向への投球を示す球の軌跡が現れたフレームを、1球の始まりに対応するフレームとして検出してもよい。例えば図20に示すように、投手と打者との間に所定領域124を設定することができる。第1検出部22は、例えば図21に示すように、連続する特定カットを示すフレーム間の対応する画素同士の差分で表される差分画像を生成する。図21では、手前の差分画像ほど、元になったフレームの時刻情報が新しいことを表している。また、図21では、フレーム全体の差分画像を示しているが、所定領域124のみの差分画像を生成してもよい。
また、第1検出部22は、例えば、連続する数枚の差分画像を重ね合わせることにより、球の軌跡が現れた場合には、その軌跡の方向が所定方向か否かを判定する。図22に、差分画像を5枚重ね合わせた例を示す。図22中の白丸の各々は、各差分画像に現れた球に対応する差分領域であり、差分画像の重ね合わせにより、破線の矢印で示す球の軌跡が現れた例を示している。
所定方向は、例えば、投手が投球をした際に投げた球が向かっていく編集済み映像(撮影映像でも良い)上の方向である。所定方向は、予め定めておくこととしてもよいし、打者や捕手、球審等の人物の撮影画像中の位置を特定し、特定した人物の位置によって定めることとしてもよい。また、所定方向は、球の軌跡が示す方向が、打者への投球か牽制球かを区別可能な方向を予め定めておくこととしてもよい。例えば、図23に示すように、特定カットを示すフレームにおいて、矢印126は打者への投球方向を示し、矢印128及び矢印130は牽制球の方向を示す。従って、図23の例では、矢印126の方向を所定方向として定めておけばよい。なお、球の軌跡を検出する領域を牽制球も検出可能な領域として設定しておき、検出された球の軌跡が打者への投球を示す軌跡か、牽制球を示す軌跡(図23の矢印128または矢印130の方向の軌跡)かも合わせて判定するようにしてもよい。これにより、編集済み映像(撮影映像でもよい)において、打者への投球か牽制球かを区別可能となる。
作成部26は、第1検出部22により球の軌跡に基づいて検出された1球の始まりに対応するフレームの所定フレーム分前のフレームを、1球の始まりを示すフレームとするメタ情報を作成する。所定フレーム分前は、過去の試合映像などに基づいて、1球の始まりから実際の投球が行われるまでの時間に対応したフレーム数を予め定めておけばよい。
この場合も、同一の特定カットの中に複数の投球場面が含まれている場合でも、それぞれの1球の始まりを示すメタ情報を作成することができる。さらに、ボールカウント表示の変化に基づく1球の始まりを示すメタ情報の作成に加えて、球の軌跡に基づくメタ情報の作成を実行するようにしてもよい。この場合、例えば、ツーストライク後に打者がファールを打った場合のように、ボールカウント表示は変化しない場合でも、精度良く1球の始まりを検出することができる。
また、上記各実施形態では、投手の背後から打者方向を撮影したカットを、特定カットとする場合について説明したが、特定カットはこれに限定されない。例えば、球審の頭部に備え付けられたカメラから撮影されたカット(球審から投手方向を撮影したカット)など、投手の投球場面に使用される特徴的なカメラアングルで撮影されたカットであればよい。
また、上記各実施形態では、特定カットに基づいて、1球の始まりを示すフレーム及び1球の終わりを示すフレームの各々を検出する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、1球の終わりを示すフレームを、次の1球を示すフレームの所定フレーム分前のフレームとして検出してもよい。
また、野球映像メタ情報作成装置に入力される映像に、リプレイやダイジェストが含まれている場合には、これらを除外した部分から1球の始まりを示すフレームを検出するようにするとよい。例えば、リプレイとは、イニング中の比較的短い時間で、直前のプレイや前打席の映像等を再生するものであり、ダイジェスト映像は、イニング間などの比較的長い時間で、そこまでの試合状況を振り返るような映像を再生するものである。リプレイやダイジェストの映像部分は、例えば、リプレイやダイジェストであることを示すテロップ等を認識することにより除外することができる。
また、リプレイの映像の場合、異なるカメラアングルで撮影された映像や、一部をズームした映像を再生する場合がある。このような場合には、リプレイの映像が特定カットとして抽出されないため、1球の始まりを示すフレームの検出に影響しない。また、リプレイの映像としてスローモーション映像が使用される場合もある。このような場合を考慮して、特定カットを示すフレームとして抽出されたフレームから、スローモーション映像のフレームを除外するようにしてもよい。スローモーション映像は、例えば同一フレームが所定数連続するか否かを判定するなどのスローモーション判定を行うことにより除外することができる。
また、上記各実施形態では、配信装置と野球映像メタ情報作成装置とを含む映像配信システムを例に説明したが、これに限定されない。配信装置の各機能部と野球映像メタ情報作成装置の各機能部とを、1つのコンピュータで実現するようにしてもよい。
また、野球映像メタ情報作成装置からの出力を、映像配信システム以外の用途で利用してもよい。
また、上記では、野球映像メタ情報作成プログラム50が記憶部46に、配信プログラム70が記憶部66に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、CD−ROMやDVD−ROM等の記憶媒体に記録された形態で提供することも可能である。
以上の上記各実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
野球の試合を撮影した複数のフレームを含む映像から、投手の投球場面に使用されるカメラアングルで撮影された特定カットを示すフレームが連続する区間を検出する第1検出部と、
前記第1検出部により検出された区間から、該区間内の少なくとも1つのフレームに含まれるボールカウント表示が初期状態を示す区間を検出する第2検出部と、
前記第2検出部により検出された区間を、1打席毎の始まりを示す区間とするメタ情報を作成する作成部と、
を含む野球映像メタ情報作成装置。
(付記2)
前記第2検出部は、連続する複数の区間の各々のボールカウント表示が初期状態を示す場合に、各区間内の少なくとも1つのフレームに含まれる試合状況を示す表示の変化に基づいて、検出対象から除外する区間を判定する付記1記載の野球映像メタ情報作成装置。
(付記3)
前記試合の状況を示す表示は、少なくともランナーの数、アウトカウント、及び得点の情報を含み、
前記第2検出部は、連続する複数の区間の各々のボールカウント表示が初期状態を示す場合に、前記ランナーの数、前記アウトカウント、及び前記得点の合計が前の区間から変化しない区間を、前記検出対象から除外する
付記2記載の野球映像メタ情報作成装置。
(付記4)
前記試合の状況を示す表示は、少なくともランナーの数、アウトカウント、及び得点の情報を含み、
前記第2検出部は、連続する複数の区間の各々のボールカウント表示が初期状態を示す場合に、前記ランナーの数、前記アウトカウント、及び前記得点のパターンの前の区間からの変化が、予め定めた打席の変更がないことを示すパターンの変化に該当する区間を、前記検出対象から除外する
付記2記載の野球映像メタ情報作成装置。
(付記5)
コンピュータに、
野球の試合を撮影した複数のフレームを含む映像から、投手の投球場面に使用されるカメラアングルで撮影された特定カットを示すフレームが連続する区間を検出し、
検出された区間から、該区間内の少なくとも1つのフレームに含まれるボールカウント表示が初期状態を示す区間を検出し、
ボールカウント表示が初期状態を示す区間として検出された区間を、1打席毎の始まりを示す区間とするメタ情報を作成する
ことを含む処理を実行させる野球映像メタ情報作成方法。
(付記6)
連続する複数の区間の各々のボールカウント表示が初期状態を示す場合に、各区間内の少なくとも1つのフレームに含まれる試合状況を示す表示の変化に基づいて、検出対象から除外する区間を判定する付記5記載の野球映像メタ情報作成方法。
(付記7)
前記試合の状況を示す表示は、少なくともランナーの数、アウトカウント、及び得点の情報を含み、
連続する複数の区間の各々のボールカウント表示が初期状態を示す場合に、前記ランナーの数、前記アウトカウント、及び前記得点の合計が前の区間から変化しない区間を、前記検出対象から除外する
付記6記載の野球映像メタ情報作成方法。
(付記8)
前記試合の状況を示す表示は、少なくともランナーの数、アウトカウント、及び得点の情報を含み、
連続する複数の区間の各々のボールカウント表示が初期状態を示す場合に、前記ランナーの数、前記アウトカウント、及び前記得点のパターンの前の区間からの変化が、予め定めた打席の変更がないことを示すパターンの変化に該当する区間を、前記検出対象から除外する
付記6記載の野球映像メタ情報作成方法。
(付記9)
コンピュータに、
野球の試合を撮影した複数のフレームを含む映像から、投手の投球場面に使用されるカメラアングルで撮影された特定カットを示すフレームが連続する区間を検出し、
検出された区間から、該区間内の少なくとも1つのフレームに含まれるボールカウント表示が初期状態を示す区間を検出し、
ボールカウント表示が初期状態を示す区間として検出された区間を、1打席毎の始まりを示す区間とするメタ情報を作成する
ことを含む処理を実行させるための野球映像メタ情報作成プログラム。
(付記10)
連続する複数の区間の各々のボールカウント表示が初期状態を示す場合に、各区間内の少なくとも1つのフレームに含まれる試合状況を示す表示の変化に基づいて、検出対象から除外する区間を判定する付記9記載の野球映像メタ情報作成プログラム。
(付記11)
前記試合の状況を示す表示は、少なくともランナーの数、アウトカウント、及び得点の情報を含み、
連続する複数の区間の各々のボールカウント表示が初期状態を示す場合に、前記ランナーの数、前記アウトカウント、及び前記得点の合計が前の区間から変化しない区間を、前記検出対象から除外する
付記10記載の野球映像メタ情報作成プログラム。
(付記12)
前記試合の状況を示す表示は、少なくともランナーの数、アウトカウント、及び得点の情報を含み、
連続する複数の区間の各々のボールカウント表示が初期状態を示す場合に、前記ランナーの数、前記アウトカウント、及び前記得点のパターンの前の区間からの変化が、予め定めた打席の変更がないことを示すパターンの変化に該当する区間を、前記検出対象から除外する
付記10記載の野球映像メタ情報作成プログラム。
(付記13)
コンピュータに、
複数のフレームを含む野球の試合の撮影映像に含まれる、投手の投球シーンを示すフレームのうち、ボールカウントが初期状態に対応するフレームを、打席内での最初の投球シーンを示すフレームとして抽出する、
ことを実行させることを特徴とする抽出プログラム。
(付記14)
コンピュータが、
複数のフレームを含む野球の試合の撮影映像に含まれる、投手の投球シーンを示すフレームのうち、ボールカウントが初期状態に対応するフレームを、打席内での最初の投球シーンを示すフレームとして抽出する、
ことを実行させることを特徴とする抽出方法。
(付記15)
複数のフレームを含む野球の試合の撮影映像に含まれる、投手の投球シーンを示すフレームのうち、ボールカウントが初期状態に対応するフレームを、打席内での最初の投球シーンを示すフレームとして抽出する抽出部、
を含むことを特徴とする抽出装置。
10、210 映像配信システム
20、220 野球映像メタ情報作成装置
22 第1検出部
24、224 第2検出部
26 作成部
30 配信装置
32 編集部
34 配信部
40、60 コンピュータ
42、62 CPU
44、64 メモリ
46、66 記憶部
50 野球映像メタ情報作成プログラム
70 配信プログラム

Claims (9)

  1. コンピュータに、
    複数のフレームを含む野球の試合の撮影映像に含まれる、投手の投球シーンを示すフレームのうち、ボールカウントが初期状態に対応するフレームを、打席内での最初の投球シーンを示すフレームとして抽出する、
    ことを実行させることを特徴とする抽出プログラム。
  2. コンピュータが、
    複数のフレームを含む野球の試合の撮影映像に含まれる、投手の投球シーンを示すフレームのうち、ボールカウントが初期状態に対応するフレームを、打席内での最初の投球シーンを示すフレームとして抽出する、
    ことを実行させることを特徴とする抽出方法。
  3. 複数のフレームを含む野球の試合の撮影映像に含まれる、投手の投球シーンを示すフレームのうち、ボールカウントが初期状態に対応するフレームを、打席内での最初の投球シーンを示すフレームとして抽出する抽出部、
    を含むことを特徴とする抽出装置。
  4. 野球の試合を撮影した複数のフレームを含む映像から、投手の投球場面に使用されるカメラアングルで撮影された特定カットを示すフレームが連続する区間を検出する第1検出部と、
    前記第1検出部により検出された区間から、該区間内の少なくとも1つのフレームに含まれるボールカウント表示が初期状態を示す区間を検出する第2検出部と、
    前記第2検出部により検出された区間を、1打席毎の始まりを示す区間とするメタ情報を作成する作成部と、
    を含む野球映像メタ情報作成装置。
  5. 前記第2検出部は、連続する複数の区間の各々のボールカウント表示が初期状態を示す場合に、各区間内の少なくとも1つのフレームに含まれる試合状況を示す表示の変化に基づいて、検出対象から除外する区間を判定する請求項4記載の野球映像メタ情報作成装置。
  6. 前記試合の状況を示す表示は、少なくともランナーの数、アウトカウント、及び得点の情報を含み、
    前記第2検出部は、連続する複数の区間の各々のボールカウント表示が初期状態を示す場合に、前記ランナーの数、前記アウトカウント、及び前記得点の合計が前の区間から変化しない区間を、前記検出対象から除外する
    請求項5記載の野球映像メタ情報作成装置。
  7. 前記試合の状況を示す表示は、少なくともランナーの数、アウトカウント、及び得点の情報を含み、
    前記第2検出部は、連続する複数の区間の各々のボールカウント表示が初期状態を示す場合に、前記ランナーの数、前記アウトカウント、及び前記得点のパターンの前の区間からの変化が、予め定めた打席の変更がないことを示すパターンの変化に該当する区間を、前記検出対象から除外する
    請求項5記載の野球映像メタ情報作成装置。
  8. コンピュータに、
    野球の試合を撮影した複数のフレームを含む映像から、投手の投球場面に使用されるカメラアングルで撮影された特定カットを示すフレームが連続する区間を検出し、
    検出された区間から、該区間内の少なくとも1つのフレームに含まれるボールカウント表示が初期状態を示す区間を検出し、
    前記ボールカウント表示が初期状態を示す区間として検出された区間を、1打席毎の始まりを示す区間とするメタ情報を作成する
    ことを含む処理を実行させる野球映像メタ情報作成方法。
  9. コンピュータに、
    野球の試合を撮影した複数のフレームを含む映像から、投手の投球場面に使用されるカメラアングルで撮影された特定カットを示すフレームが連続する区間を検出し、
    検出された区間から、該区間内の少なくとも1つのフレームに含まれるボールカウント表示が初期状態を示す区間を検出し、
    前記ボールカウント表示が初期状態を示す区間として検出された区間を、1打席毎の始まりを示す区間とするメタ情報を作成する
    ことを含む処理を実行させるための野球映像メタ情報作成プログラム。
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