JP2007274400A - スポーツ映像のイベント区間補正装置およびイベント区間補正方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイジェスト視聴の対象となるスポーツ映像の映像区間をより正確に抽出すること。
【解決手段】イベント区間補正装置100は、スポーツ映像記憶部10のスポーツ映像に含まれるテロップを検出するテロップ検出部11と、上記テロップのうち、あらかじめ設定されている特定のテロップを抽出し、当該特定のテロップが変化した前後の時間的な区間をイベント区間として抽出するイベント区間抽出部13とを有する。さらに、このイベント区間補正装置100は、イベント区間内に、特定のテロップの表示が最後に消えた時間を抽出し、その時間から一定時間遡った時間を当該イベント区間の開始点とする補正を行う第1補正部16と、補正されたイベント区間を外部出力する出力部18とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スポーツ映像のイベント区間補正装置に係り、特に、スポーツ映像中のテロップに基づき、ダイジェスト視聴の対象となるイベント区間を補正するイベント区間補正装置に関するものである。
近年、野球中継などのスポーツ映像をダイジェスト視聴するため、そのスポーツ映像中に表示されるテロップを基に、スポーツ映像のシーンを特定することが多くなっている。
このような状況下において、従来の装置は、映像中のテロップの表示内容が変化するたびに、その映像を分割する。そして、この装置は、そのテロップの表示内容の変化回数に応じて、その変化内容の重要性の程度を示す階層レベルを設定する(例えば、特許文献1)。
また、従来の他の装置は、野球の試合映像とその試合のスコアブックとを対応付けることによって、スコアブックに含まれる情報を試合映像に付与する(例えば、特許文献2)。
特開2005−117322号公報 特開2005−236541号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に記載の装置では、いずれも、ダイジェスト視聴の対象となる映像区間を抽出することができるものの、その映像区間を示すイベント区間をより正確に抽出することが困難であった。
そこで、本発明は、上述した不都合を解決するためになされたものであり、その目的は、ダイジェスト視聴の対象となるスポーツ映像のイベント区間をより正確に特定することである。
上記目的を達成するために、本発明は、テロップを含むスポーツ映像を記憶するスポーツ映像記憶部と、上記スポーツ映像記憶部の上記スポーツ映像から、当該スポーツ映像に含まれる上記テロップを検出するテロップ検出部と、を含む。また、本発明は、上記テロップ検出部に検出された上記テロップのうち、あらかじめ設定されている種類の特定のテロップを抽出し、当該特定のテロップが変化した前後の時間的な区間をイベント区間として抽出するイベント区間抽出部と、上記イベント区間抽出部に抽出されたイベント区間内に、上記特定のテロップの表示が最後に消えた時間を抽出し、その時間から一定時間遡った時間を当該イベント区間の開始点とする補正を行う第1補正部と、上記第1補正部に補正されたイベント区間を外部出力する出力部と、を含む。
本発明によれば、ダイジェスト視聴の対象となるスポーツ映像の映像区間をより正確に抽出することができる。
以下、本発明の実施の形態について図1ないし図7に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるスポーツ映像のイベント区間補正装置の構成例を示す図である。ここでは、スポーツ映像として、プロ野球中継の映像情報を用いた場合を例にして説明するが、本発明の趣旨を逸脱しない限り、これに限られない。例えば、アメリカンフットボールやバスケットボールなどの試合の映像情報を適用してもよい。
図1において、イベント区間補正装置(以下「補正装置」という)100は、スポーツ映像記憶部10、テロップ検出部11、テロップ記憶部12、イベント区間抽出部13およびイベント区間記憶部14を有する。さらに、補正装置100は、特定テロップ記憶部15,第1補正部16、第2補正部17および出力部18を有する。本実施の形態では、補正装置100として、例えばサーバ装置を用いた場合を例にして説明するが、パーソナルコンピュータなどのコンピュータを適用してもよい。
スポーツ映像記憶部10は、プロ野球中継の映像情報(以下「映像情報」という)を記憶する。具体的には、図2に示すように、スポーツ映像記憶部10は、時間軸tで構成される映像情報(動画像)を記憶する。そして、この映像情報には、SBOテロップT1、進塁状況テロップT2、スコアテロップT3およびスコア一覧テロップT4が含まれている。SBOテロップT1は、ストライクカウント(S)、ボールカウント(B)およびアウトカウント(O)を含むテロップを意味する。
進塁状況テロップT2は、ランナーの進塁状況を示すものであり、図2では2塁ランナーがいることが例示されている。
スコアテロップT3は、スコアの状況を示すものであり、図2では「X2−0Y」のスコア状況が例示されている。このスコアテロップT3は、SBOテロップT1と同時に表示される。
スコア一覧テロップT4は、各チームの各回毎のスコアを示すものであり、図2では2回表までのXチームとYチームのスコアが例示されている。このスコア一覧テロップT4は、イニングの終了時に表示される。
なお、図2には、4種類のテロップT1、T2、T3、T4が示されているが、映像情報には、イニング(例えば2回表)やピッチャーの急速(例えば150km/h)などの各種テロップも含むものとする。本実施の形態において、テロップというのは表示の意であり、その形態は問わない。
図1に戻って、テロップ検出部11は、スポーツ映像記憶部10の映像情報の中から、上述したテロップを検出してテロップ記憶部12に登録する。このとき登録されたテロップは、時刻に対応付けられている。これにより、テロップの表示時刻および消去時刻が特定可能になっている。
イベント区間抽出部13は、テロップ記憶部12に登録されたテロップのうち、あらかじめ設定されている特定のテロップを抽出する。ここでいう特定のテロップは、映像情報の特性などから、ダイジェスト視聴の対象となるシーン(あるいはその前後)に表示される可能性の高いものである。本実施の形態では、映像情報がプロ野球中継の映像情報であるので、その特性などから、特定のテロップとして、例えば、SBO、進塁状況およびスコアを含む3種類のテロップT1、T2、T3(図2参照)をあらかじめ設定しておく。ただし、他の種類のテロップを特定のテロップに適用してもよい。
そして、イベント区間抽出部13は、上述した特定のテロップが変化する前後の時間的な映像区間をイベント区間として抽出する。ここでいうイベント区間は、ダイジェクト視聴の対象となる区間となり、この区間の映像が、ダイジェスト視聴の際に注目シーンとして連続再生され得る。
このイベント区間抽出部13の抽出例を図3に示す。この例では、イベント区間抽出部13は、SBOテロップT1、進塁状況テロップT2およびスコアテロップT3を特定のテロップとして抽出する。
そして、イベント区間抽出部13は、SBOテロップT1の一部であるアウトカウント(O)が変化した前後(「0」→「1」:ノーアウトからワンアウトに変化したことを示す)の時間軸t上の映像区間をイベント区間として抽出している。具体的には、このときのイベント区間は、時刻t1のイベントのIN点(開始点)と時刻t2のイベントのOUT点(終了点)との間の区間になっている。
また、イベント区間抽出部13は、進塁状況テロップT2が変化した前後(「0」→「1」:ランナーが1つ進塁したことを意味する)の時間軸t上の映像区間をイベント区間として抽出している。具体的には、このときのイベント区間は、時刻t3から時刻t4までの区間になっている。なお、ここでいう進塁状況テロップT2が変化したとは、進塁状況テロップT2に示されたランナー状況が変化したことを意味する。
さらに、イベント区間抽出部13は、スコアテロップT3が変化した前後(「0」→「2」:2得点追加したことを意味する)の時間軸t上の映像区間をイベント区間として抽出している。具体的には、このときのイベント区間は、時刻t5から時刻t6までの区間になっている。なお、ここでいうスコアテロップT3が変化したとは、スコアテロップT3に示されたスコアが変化したことを意味する。
このようにしてイベント区間抽出部13は、複数のイベント区間を抽出する。
図1に戻って、イベント区間記憶部14は、イベント区間抽出部13に抽出されたイベント区間(図3参照)を記憶する。また、特定テロップ記憶部15は、イベント区間抽出部13に抽出された特定のテロップを記憶する。このとき記憶される特定のテロップは、時間的に最新のものとなるが、この点は後述する。
第1補正部16は、イベント区間抽出部13に抽出されたイベント区間内に、上述したSBOテロップT1(図2参照)の表示が最後に消えた時刻を抽出する。そして、第1補正部16は、その時刻から一定時間遡った時刻を当該イベント区間のIN点とする補正を行う。なお、本実施の形態では、SBOテロップT1の表示が最後に消えた時刻をイベント区間のIN点としているが、進塁状況テロップT2またはスコアテロップT3を適用してもよい。
第2補正部17は、イベント区間抽出部13により抽出されたイベント区間内に、上述したスコア一覧テロップT4(図2参照)が最初に表示された時刻を当該イベント区間のOUT点とする補正を行う。
出力部18は、第1補正部16により補正されたイベント区間、および第2補正部17により補正されたイベント区間を外部装置(例えばコンピュータ)に出力する。あるいは、出力部18は、第1補正部16および第2補正部17により補正されたイベント区間を外部装置(例えばコンピュータ)に出力する。
なお、本実施の形態において、上述した各記憶部10、12〜15としては、メモリやハードディスクなどの記憶装置が該当し、上述した各部11、13、16〜18としては、CPUなどの処理装置が該当する。そして、上述した各部11、13、16〜18は、上述した記憶装置に格納された抽出プログラムに従って動作する。この抽出プログラムは、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な媒体から読み出されたものであってもよい。
次に、補正装置100の処理例について図4ないし図7に基づいて説明する。
図4は、テロップ検出部11およびイベント区間抽出部13の処理例を示すフローチャートである。ここでは、ダイジェスト視聴の対象となる映像情報(図2参照)がスポーツ映像記憶部10に記憶されているものとして説明する。
まず、イベント区間抽出部13は、特定テロップ記憶部15を初期化する(S101)。すなわち、イベント区間抽出部13は、特定テロップ記憶部15内の情報をゼロクリアにする。
続いて、テロップ検出部11(補正装置100)は、スポーツ映像記憶部10に記憶されているすべての映像情報(図2参照)についての検出処理が終了したかどうかを判断する(S102)。そして、終了したと判断された場合(S102のYes)、処理を終了し、他方、終了していないと判断された場合(S102のNo)、テロップ検出部11は、スポーツ映像記憶部10の映像情報の中から、テロップを検出する(S103)。これを詳述する。テロップ検出部11は、テロップを検出してテロップ記憶部12に登録する。
次に、イベント区間抽出部13(補正装置100)は、テロップ記憶部12のテロップを参照して、S103で検出されたテロップが特定のテロップかどうかを判断し、特定のテロップでなければ(S104のNo)、S102に戻り、他方、特定のテロップであれば(S104のYes)、S105に進む。本実施の形態においては、特定のテロップとして、SBOテロップT1、進塁状況テロップT2およびスコアテロップT3の3種類のテロップが該当する。
S105において、イベント区間抽出部13は、その直前に抽出した特定のテロップとの比較を行う。具体的には、イベント区間抽出部13は、S104で判断した特定のテロップと、特定テロップ記憶部15に記憶されている特定のテロップ(S101の初期化後はゼロの情報)とを比較する。
そして、イベント区間抽出部13は、上述した比較において不一致かどうかを判断し、一致すれば(S106のNo)、S102に戻り、他方、不一致であれば(S106のYes)、S107に進む。
S107において、イベント区間抽出部13は、S106で不一致と判断した特定のテロップを特定テロップ記憶部15に登録する。具体的には、イベント区間抽出部13は、S106で不一致と判断した特定のテロップを特定テロップ記憶部15に最新の特定のテロップとして更新し、それ以前に登録した特定のテロップを特定テロップ記憶部15から消去する。
次に、イベント区間抽出部13は、S107で登録した特定のテロップが変化する前後の時間的な映像区間をイベント区間として抽出して、イベント区間記憶部14に登録する(S108)。このときのイベント区間の抽出方法は、上述した図3に示したとおりである。
すなわち、イベント区間抽出部13は、SBOテロップT1の一部であるアウトカウント(O)が変化した場合は、その変化した前後の時間軸t上の映像区間をイベント区間として抽出する(図3参照)。また、イベント区間抽出部13は、進塁状況テロップT2が変化した場合は、その変化した前後の時間軸t上の映像区間をイベント区間として抽出する(図3参照)。さらに、イベント区間抽出部13は、スコアテロップT3が変化した場合は、その変化した前後の時間軸t上の映像区間をイベント区間として抽出する(図3参照)。
このようにして、映像情報に含まれる複数のイベント区間がイベント区間記憶部14に登録される。
次に、第1補正部16および第2補正部17が、イベント区間記憶部14に登録されたイベント区間を補正する場合の処理例について説明する。
図5は、第1補正部16および第2補正部17の処理例を示すフローチャートである。
まず、第1補正部16(補正装置100)は、イベント区間記憶部14のイベント区間を参照して、すべてのイベント区間についての補正処理が終了したかどうかを判断する(S201)。そして、終了したと判断された場合(S201のYes)、処理を終了し、他方、終了していないと判断された場合(S201のNo)、第1補正部16は、イベント区間記憶部14から1つのイベント区間を取り出し、そのイベント区間のIN点およびOUT点を設定する。具体的には、第1補正部16は、補正対象のイベント区間の開始時刻(IN点)および終了時刻(OUT点)を設定する。
続いて、第1補正部16は、テロップ記憶部12のテロップを参照して、S202で設定したIN点とOUT点との間で表示が消えたSBOテロップT1(図2参照)が存在するかどうかを判断する(S203)。本実施の形態においては、第1補正部16において判断対象となる特定のテロップは、SBOテロップの場合で説明するが、他の特定のテロップを適用してもよい。
そして、SBOテロップT1が存在しなかった場合は(S203のNo)、後述するS205に進む。他方、SBOテロップT1が存在した場合は(S203のYes)、第1補正部16は、S202でIN点およびOUT点を設定したイベント区間において、テロップ記憶部12のSBOテロップT1が最後に消えた時刻、すなわち消去時刻から一定時間(例えば、2秒)遡った時刻をそのイベント区間のIN点とする補正を行う(S204)。ここで、最後に消えた時刻とあるのは、イベント区間内に複数のSBOテロップT1が存在する場合、それらのSBOテロップT1のうち、最も遅い時間に表示されたSBOテロップT1が消えた時刻という意味である。
なお、上述した一定時間は、あらかじめ設定しておくものとするが、可変するようにしてもよい。
このような第1補正部16の補正例を図6に示す。この例では、時刻t1(例えば、19時30分00秒)のIN点から時刻t2(例えば、19時32分00秒)のOUT点までのイベント区間があげられている(図6中、上段参照)。そして、そのイベント区間において、最初に表示されたSBOテロップが最後のSBOテロップになっているので、そのSBOテロップが消えた時刻t12(例えば、19時30分00秒)から、一定時間(例えば、2秒)遡った時刻t11(例えば、19時29分58秒)がそのイベント区間のIN点になるように補正されている(図6中、下段参照)。このようにして、イベント区間のIN点が補正される。
図5に戻って、S205において、第2補正部17(補正装置100)は、テロップ記憶部12のテロップを参照して、S202で設定されたIN点とOUT点との間にスコア一覧テロップT4(図2参照)が存在するかどうかを判断する。本実施の形態においては、第2補正部17において判断対象となる特定のテロップは、スコア一覧テロップT4の場合で説明するが、他の特定のテロップを適用してもよい。
そして、スコア一覧テロップT4が存在しなかった場合は(S205のNo)、S201に戻る。他方、スコア一覧テロップT4が存在した場合は(S205のYes)、第2補正部17は、S202で設定されたイベント区間において、テロップ記憶部12のスコア一覧テロップT4が最初に表示された表示時刻をそのイベント区間のOUT点とする補正を行い(S206)、S201に戻る。これにより、スコア一覧テロップT4が表示されたタイミング、すなわちイニングが終了したタイミングで、イベント区間のOUT点が特定される。
ここで、S205において、最初に表示された表示時刻とあるのは、イベント区間内に複数のスコア一覧テロップT4が存在する場合、それらのスコア一覧テロップT4のうち、最も早い時間に表示されたスコア一覧テロップT4の表示時間という意味である。
このような第2補正部17の補正例を図7に示す。この例では、時刻t8(例えば、20時30分00秒)のIN点から時刻t10(例えば、20時32分00秒)のOUT点までのイベント区間があげられている(図7中上段参照)。そして、そのイベント区間において、スコア一覧テロップT4が最初に表示された表示時刻t9(例えば、20時31分30秒)がそのイベント区間のOUT点になるように補正されている(図7中下段参照)。このようにして、イベント区間のOUT点が補正される。
このようにして、すべてのイベント区間について、S201からS206までの処理が繰り返され、イベント区間のIN点やOUT点が補正される。
そして、出力部18(補正装置100)が、第1補正部16および第2補正部17により補正されたイベント区間を外部装置(例えばコンピュータ)に出力する。
以上のように、本実施の形態によると、補正装置100は、スポーツ映像記憶部10のスポーツ映像に含まれるテロップを検出するテロップ検出部11と、上記テロップのうち、あらかじめ設定されている特定のテロップ(例えば、各種テロップT1〜T3)を抽出し、当該特定のテロップが変化した前後の時間的な区間をイベント区間として抽出するイベント区間抽出部13とを有する。さらに、この補正装置100は、イベント区間内に、特定のテロップ(例えば、SBOテロップT1)の表示が最後に消えた時間を抽出し、その時間から一定時間遡った時間を当該イベント区間の開始点とする補正を行う第1補正部16と、補正されたイベント区間を外部出力する出力部18とを有する。これにより、イベント区間のIN点がより正確に抽出されることになる。
また、補正装置100は、第2補正部17をさらに含み、第2補正部17は、イベント区間内に、別のテロップ(例えば、スコア一覧テロップT4)が最初に表示された時間を当該イベント区間の終了点とする補正を行う。これにより、イベント区間のOUT点がより正確に抽出されることになる。
よって、ダイジェスト視聴の対象となるスポーツ映像のイベント区間をより正確に抽出することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限られず、本発明の趣旨を逸脱しない限り、変更してもよい。例えば、イベント区間のIN点およびOUT点は、時刻で特定する場合について説明したが、再生カウンタのカウンタ値で示された時間により上述したIN点およびOUT点を特定してもよい。
また、補正装置100は、1台のコンピュータの場合について説明したが、複数台のコンピュータを用いて分散処理するように構成してもよい。さらに、補正装置100は、LSI(Large Scale Integration)で実現するようにしてもよいし、1チップ化してもよい。
本発明の実施の形態におけるスポーツ映像のイベント区間補正装置の構成例を示す図である。 図1のスポーツ映像記憶部の映像情報を示す説明図である。 図1のイベント区間抽出部の抽出例を示す図である。 図1のテロップ検出部およびイベント区間抽出部の処理例を示すフローチャートである。 図1の第1補正部および第2補正部の処理例を示すフローチャートである。 図1の第1補正部の補正例を示す図である。 図1の第2補正部の補正例を示す図である。
符号の説明
10 スポーツ映像記憶部
11 テロップ検出部
12 テロップ記憶部
13 イベント区間抽出部
14 イベント区間記憶部
15 特定テロップ記憶部
16 第1補正部
17 第2補正部
18 出力部
TI SBOテロップ(特定のテロップ)
T2 進塁状況テロップ(特定のテロップ)
T3 スコアテロップ(特定のテロップ)
T4 スコア一覧テロップ(別のテロップ)
100 イベント区間補正装置

Claims (6)

  1. テロップを含むスポーツ映像を記憶するスポーツ映像記憶部と、
    前記スポーツ映像記憶部の前記スポーツ映像から、当該スポーツ映像に含まれる前記テロップを検出するテロップ検出部と、
    前記テロップ検出部に検出された前記テロップのうち、あらかじめ設定されている特定のテロップを抽出し、当該特定のテロップが変化した前後の時間的な区間をイベント区間として抽出するイベント区間抽出部と、
    前記イベント区間抽出部に抽出されたイベント区間内に、前記特定のテロップの表示が最後に消えた時間を抽出し、その時間から一定時間遡った時間を当該イベント区間の開始点とする補正を行う第1補正部と、
    前記第1補正部に補正されたイベント区間を外部出力する出力部と、
    を含む、スポーツ映像のイベント区間補正装置。
  2. 前記スポーツ映像のテロップには、前記特定のテロップとは異なる別のテロップが含まれ、
    前記イベント区間抽出部に抽出されたイベント区間内に、前記別のテロップが最初に表示された時間を当該イベント区間の終了点とする補正を行う第2補正部をさらに含む、
    請求項1に記載のスポーツ映像のイベント区間補正装置。
  3. 前記スポーツ映像は、野球中継の映像情報であり、
    前記特定のテロップとして、ストライク(S)、ボール(B)およびアウト(O)の3カウントを含むSBOテロップと、ランナーの進塁状況を示す進塁状況テロップと、スコアの状況を示すスコアテロップとがあらかじめ設定されている場合、
    前記イベント区間抽出部は、
    前記イベント区間を抽出する際、前記SBOテロップの一部であるアウトカウント、前記進塁状況テロップおよびスコアテロップが変化した前後の時間的な区間を、それぞれイベント区間として抽出し、
    前記第1補正部は、
    前記イベント区間の開始点とする補正を行う際、前記SBOテロップの表示が最後に消えた時間をイベント区間の開始点とする補正を行う、
    請求項1に記載のスポーツ映像のイベント区間補正装置。
  4. 前記別のテロップは、各野球チームの各回毎のスコアを示すスコア一覧テロップであり、
    前記第2補正部は、
    前記イベント区間の終了点とする補正を行う際、前記スコア一覧テロップが最初に表示された時間をイベント区間の終了点とする補正を行う、
    請求項2に記載のスポーツ映像のイベント区間補正装置。
  5. テロップを含むスポーツ映像を記憶するスポーツ映像記憶部を含むコンピュータに用いられるイベント区間補正方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記スポーツ映像記憶部の前記スポーツ映像から、当該スポーツ映像に含まれる前記テロップを検出するステップと、
    前記検出した前記テロップのうち、あらかじめ設定されている特定のテロップを抽出し、当該特定のテロップが変化した前後の時間的な区間をイベント区間として抽出するステップと、
    前記抽出したイベント区間内に、前記特定のテロップの表示が最後に消えた時間を抽出し、その時間から一定時間遡った時間を当該イベント区間の開始点とする補正を行うステップと、
    前記補正したイベント区間を外部出力するステップと、
    を含む、イベント区間補正方法。
  6. 前記スポーツ映像のテロップには、前記特定のテロップとは異なる別のテロップが含まれ、
    前記コンピュータは、
    前記抽出したイベント区間内に、前記別のテロップが最初に表示された時間を当該イベント区間の終了点とする補正を行うステップ、をさらに含む、
    請求項5に記載のイベント区間補正方法。
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