JP2015137979A - コンポーネントレイアウト装置、コンポーネントレイアウトシステム、車載情報端末、及びサーバ装置 - Google Patents

コンポーネントレイアウト装置、コンポーネントレイアウトシステム、車載情報端末、及びサーバ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】走行中の車両において、道路の路面状況を、実際にその道路を走行した車両から収集した路面走行データに基づいて推測し、予測される車体の振動の度合い等に応じて、UIコンポーネントのレイアウトを変更する。
【解決手段】車両に搭載された車載情報端末に表示されるアプリケーションソフトウェアのコンポーネントをレイアウトするコンポーネントレイアウト装置において、車両が道路を走行した際の路面走行データを取得して蓄積し、蓄積された路面走行データを用いて道路の路面状況を評価し、路面状況の評価に応じて、アプリケーションソフトウェアのコンポーネントのうち、ユーザの操作対象となる操作対象コンポーネントのレイアウトを変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車載情報端末に表示されるアプリケーションソフトウェアのコンポーネントをレイアウトする装置に関する。
アプリケーションソフトウェアがユーザに提供するユーザインターフェース(UI)において、ユーザの過去の操作履歴によって表示するUIコンポーネントの属性を変更する技術として、特許文献1に記載の技術が知られている。この技術は、表示するUIコンポーネントの大きさ等の属性を、ユーザの過去の操作履歴から得られる傾向等によって変更し、より操作しやすいUIコンポーネントとして表示することにより、ユーザの誤操作を低減させることを目的としている。
特開2012−74038号公報
しかしながら、走行中の車両の車内においてユーザインターフェースを使用する場合には、車体の振動等により、ユーザインターフェースに対してユーザが思い通りの操作を行うことが困難な状況もあり得る。したがって、走行中の車内においては、特許文献1に記載の技術を適用した場合、ユーザが意図しない誤操作が発生する可能性がある。
本発明の目的は、走行中の車両において、予測される車体の振動の度合い等に応じてUIコンポーネントのレイアウトを変更するコンポーネントレイアウト装置を提供することである。
本発明の一態様に係るコンポーネントレイアウト装置は、車両に搭載された車載情報端末に表示されるアプリケーションソフトウェアのコンポーネントをレイアウトするコンポーネントレイアウト装置であって、車両が道路を走行した際の路面走行データを取得して蓄積し、蓄積された路面走行データを用いて道路の路面状況を評価し、路面状況の評価に応じて、アプリケーションソフトウェアのコンポーネントのうち、ユーザの操作対象となる操作対象コンポーネントのレイアウトを変更する。
本発明の一態様によれば、走行中の車両において、路面状況が悪く、車体の振動が大きい状況でアプリケーションソフトウェアが使用されることが想定される場合に、予測される車体の振動の度合い等に応じてUIコンポーネントのレイアウトを変更して、走行中でも操作しやすいUIコンポーネントを持ったユーザインターフェースをユーザに提供できるため、予想外の振動等が発生した場合でも、ユーザの誤操作を低減させることができるようになる。
本発明の第1実施形態に係るコンポーネントレイアウトシステムの構成例を示す図である。 路面走行データを収集する際の具体的な処理の流れを示すフローチャートである。 路面状況を判定する際の具体的な処理の流れを示すフローチャートである。 レイアウトを変更する際の具体的な処理の流れを示すフローチャートである。 コンポーネントのマージン変更処理について説明するための図である。 路面状況のスコア(評価)と、操作対象コンポーネント間のマージン(間隔)との対応表を示す図である。 コンポーネントのサイズ変更処理について説明するための図である。 路面状況のスコアと、操作対象コンポーネントのサイズ(大きさ)との対応表を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るコンポーネントレイアウトシステムの構成例を示す図である。 第2実施形態においてレイアウトを変更する際の具体的な処理の流れを示すフローチャートである 本発明の第3実施形態に係るコンポーネントレイアウトシステムの構成例を示す図である。 第3実施形態においてレイアウトを変更する際の具体的な処理の流れを示すフローチャートである
<第1実施形態>
以下に、本発明の第1実施形態について添付図面を参照して説明する。
(構成)
図1に示すように、第1実施形態に係るコンポーネントレイアウトシステムは、車両10と、車載情報端末20と、サーバ装置30とを備える。車両10は、道路上を走行し、運転操作又は自動運転等により進路と速度を変えることができる自動車である。ここでは、車両10は、コントローラ11と、各種センサー12と、車載カメラ13と、操舵機構14と、駆動機構15と、制動機構16とを備える。コントローラ11は、CAN(Controller Area Network)等を介して、車両10に搭載された各種の装置及び機構を制御する制御系である。例えば、コントローラ11は、電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)である。各種センサー12は、車両10に搭載され、車両10や周辺環境の状態や変化を検知するための検知器である。例えば、車両10は、各種センサー12として、車速センサー、加速度センサー、及び車両10に搭載された各種の装置及び機構の作動状態を検知するセンサー等を搭載している。車載カメラ13は、車両10に搭載され、車両10の周囲を撮像する撮像装置である。車両10が自動運転を行う車両であれば、車載カメラ13を搭載していると考えられる。なお、車両10が自動運転を行う車両でなければ、車載カメラ13は無くても良い。また、車載カメラ13は、イメージセンサーとして、各種センサー12のうちの1つとみなしても良い。例えば、車載カメラ13は、CCDカメラやCMOSカメラ等である。操舵機構14は、運転者(ドライバー)による操舵操作、又はコントローラ11からの指令値に応じて、車輪の向きを変え、車両10の進行方向を変化させる操舵系である。例えば、操舵機構14は、電動パワーステアリング装置である。駆動機構15は、運転者(ドライバー)による駆動操作、又はコントローラ11からの指令値に応じて、駆動源で駆動力(駆動トルク)を発生し、この駆動力を車輪に伝達して車輪を回転させ、車両10を走行させる駆動系である。駆動源は、一般的なエンジンに限らず、電動モータでも良いし、エンジンとモータを組み合わせたハイブリッド構成でも良い。制動機構16は、運転者(ドライバー)による制動操作、又はコントローラ11からの指令値に応じて、摩擦力等を利用して車輪を制動する制動系である。例えば、制動機構16は、ブレーキ装置である。制動機構16は、一般的な油圧式ディスクブレーキに限らず、ドラムブレーキやパーキング(サイド)ブレーキ、エア式ブレーキ、エキゾーストブレーキ等でも良い。すなわち、流体として、ブレーキフルード(オイル)又は圧縮空気等が使用されているブレーキ装置である。但し、実際には、流体圧で制動力を付与するブレーキ装置に限定されるものではなく、電動ブレーキ装置等であっても良い。
車載情報端末20は、車両10に搭載され、乗車中に(車内で)操作可能であり、アプリケーションソフトウェアのコンポーネントを表示するための表示画面を有し、外部のネットワークを介してサーバ装置30と通信可能な電子機器である。なお、車載情報端末20は、運転席に限らず、助手席や後部座席において操作可能な情報端末でも良い。例えば、車載情報端末20は、車両10に搭載されたナビゲーション装置(カーナビ等)やモニタ装置である。車載情報端末20は、車両10に内蔵又は外付けされている。若しくは、車載情報端末20は、接続ケーブル等を介して車両10に接続されたスマートフォン、タブレット端末、携帯電話機、携帯ゲーム機、又は携帯音楽プレーヤー等でも良い。但し、実際には、これらの例に限定されない。ここでは、車載情報端末20は、制御部21と、記憶部22と、表示部23と、入力部24と、現在位置取得部25と、車両情報取得部26と、レイアウト変更部27と、通信部28とを備える。
制御部21は、車載情報端末20の内部機構を制御し、プログラムや各種データを処理するプロセッサである。例えば、制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ネットワークプロセッサ(NP:Network Processor)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、マイクロコントローラ(microcontroller)、又は、専用の機能を有する半導体集積回路(LSI:Large Scale Integration)等である。第1実施形態では、制御部21は、車両10の走行時に電子的に現在位置から目的地への経路案内を行うナビゲーションプログラムの実行中に、ユーザの操作により目的地が設定されると、現在位置から目的地までの走行ルートの計算を行い、通信部28を介して、計算した走行ルートの情報をサーバ装置30に送信する。ユーザは、車両10の運転者(ドライバー)に限らず、同乗者でも良い。すなわち、車両10の搭乗者であれば良い。また、走行ルートの情報に対する応答として、サーバ装置30から、通信部28を介して、走行ルートをリンク単位に分解したリンク毎のスコア情報(評価情報)を受信して記憶部22に保存する。更に、第1実施形態では、制御部21は、車載情報端末20上で動作するアプリケーションソフトウェアが起動された時、少なくともアプリケーションソフトウェアのコンポーネントが表示部23の画面に表示されるまでに(表示前の段階で)レイアウト変更部27を起動する。なお、アプリケーションソフトウェアが起動された時、レイアウト変更部27が既に起動中であれば、制御部21からレイアウト変更部27に処理を移行する。
記憶部22は、プログラムや各種データを記憶するためのメモリ又はストレージである。例えば、記憶部22は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリ等の半導体記憶装置等である。また、バッファ(buffer)やレジスタ(register)等でも良い。また、記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置等でも良い。実際には、DVD(Digital Versatile Disk)等のリムーバブルディスクや、SDメモリカード(Secure Digital memory card)等の記憶媒体(メディア)等でも良い。第1実施形態では、記憶部22は、車両10やサーバ装置30から取得した情報や、車載情報端末20内で処理した情報を記憶する。
表示部23は、各種データを視認可能な形式で表示画面に表示するディスプレイである。例えば、表示部23は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(OELD:Organic ElectroLuminescence Display)等である。また、表示部23は、必要であれば、ビデオカードやグラフィックボード、デジタルシグナルプロセッサ(DSP:Digital Signal Pocessor)等の表示制御装置を含んでいても良い。第1実施形態では、表示部23は、アプリケーションソフトウェアのコンポーネントを表示する。
入力部24は、ユーザが入力操作を行うための入力装置である。例えば、入力部24は、タッチパネル(touch panel)である。実際には、複数の指を同時に触れて、対象の移動や回転、画像のズーム等の動きを直感的に入力することができるマルチタッチパネル(multi−touch panel)でも良い。すなわち、入力部24は表示部23と一体化している。第1実施形態では、入力部24として表示部23に表示されたキー(キーボードやキーパッド)やアイコン、ボタン、プルダウンメニュー等のUIコンポーネントを、ユーザが指やペン先等で触れて操作する。
現在位置取得部25は、GPS(Global Positioning System)衛星からの信号を受信して、車載情報端末20の現在位置情報を取得するGPS受信機である。なお、GPS衛星からの信号には、GPS衛星に搭載された原子時計からの時刻のデータも含まれている。但し、実際には、現在位置取得部25は、何らかの方法で車両10又は車載情報端末20の現在位置情報を取得可能な装置・機器であれば良く、GPS受信機に限定されない。例えば、現在位置取得部25は、車両10から接続ケーブルを介して車両10の現在位置情報を受信しても良い。また、現在位置取得部25は、車車間通信や路車間通信等により他の車両や路側機から車両10の現在位置情報を受信しても良い。現在位置取得部25は、現在位置情報を記憶部22に保存しても良い。
車両情報取得部26は、車両10と車載情報端末20とを接続する接続ケーブルを介して、車両10のコントローラ11若しくは各種センサー12から、車両情報として、路面走行データ及び運転状態データを取得するためのプロセッサである。車両情報取得部26は、定期的に路面走行データ及び運転状態データを取得すると好ましい。路面走行データは、少なくとも、計測した日時、車両ID、緯度、経度、地図データ上のリンク情報(道路情報)、及び加速度センサーで検出した車両10の前後左右上下方向の加速度データ等を含む。日時については、車載情報端末20の時計機能から取得しても良い。緯度・経度については、現在位置取得部25から取得しても良い。また、路面走行データは、車載カメラ13により撮像された路面の画像情報を含んでいても良い。運転状態データは、車両10の車速データやシフトポジションデータ、パーキングプレーキの作動データ等を含む。但し、実際には、車両情報取得部26は、接続ケーブル等を介した有線通信に限らず、無線通信により車両10から路面走行データ及び運転状態データを取得しても良い。車両情報取得部26は、路面走行データ及び運転状態データを取得した時、記憶部22に運転状態データを保存すると共に、通信部28を介してサーバ装置30に路面走行データを送信する。このとき、車両情報取得部26は、記憶部22に保存されている運転状態データを更新すると共に、路面走行データを記憶部22に蓄積しておき、蓄積された路面走行データを定期的にサーバ装置30に送信するようにしても良い。車両情報取得部26は、制御部21と同一のプロセッサでも良いし、異なるプロセッサでも良い。
レイアウト変更部27は、表示部23に表示されるコンポーネントの画面レイアウトを変更する処理を行うプロセッサである。第1実施形態では、レイアウト変更部27は、車両情報取得部26が車両10から取得した路面走行データを用いて、車両10が走行中か停車中かを判断する。レイアウト変更部27は、車両10が走行中であると判断した場合、現在位置取得部25が取得した現在位置情報に基づいて、記憶部23から、又は通信部28を介してサーバ装置30から、ナビゲーションシステム上の現在走行している道路(リンク)に対応するスコア情報を取得する。レイアウト変更部27は、取得したスコア情報に応じて、キーやアイコン、ボタン、プルダウンメニュー等のUIコンポーネントをレイアウトする。レイアウト変更部27は、制御部21と同一のプロセッサでも良いし、異なるプロセッサでも良い。
通信部28は、外部のネットワークに接続し、サーバ装置30と通信するための通信装置である。通信部28は、少なくとも無線通信に対応しており、無線通信によりネットワークとの間で通信を行う。例えば、通信部28は、ネットワーク通信に対応した基板(マザーボード、I/Oボード)やチップ等の半導体集積回路、NIC(Network Interface Card)等のネットワークアダプタや同様の拡張カード、アンテナ、通信ポート等である。また、ネットワークは、インターネット、LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wireless LAN)、WAN(Wide Area Network)、バックボーン(Backbone)、固定電話網、携帯電話網、3G(3rd Generation)、4G(4th Generation)等である。但し、実際には、これらの例に限定されない。また、通信部28は、車車間通信や路車間通信等により車両10やサーバ装置30と通信する機能を有していても良い。
サーバ装置30は、データセンター等に設置され、外部のネットワークを介して車載情報端末20と通信可能な計算機である。例えば、サーバ装置30は、パソコン(PC:Personal Computer)、アプライアンス(appliance)、シンクライアント用サーバ、ワークステーション、メインフレーム、スーパーコンピュータ等である。但し、実際には、これらの例に限定されない。ここでは、サーバ装置30は、制御部31と、車両情報収集部32と、路面状況判定部33と、走行履歴DB(データベース)34と、通信部35とを備える。
制御部31は、サーバ装置30の内部機構を制御し、プログラムや各種データを処理するプロセッサである。第1実施形態では、制御部31は、通信部35を介して、車載情報端末20から、走行ルートの情報を受信すると、路面状況判定部33を起動する。なお、走行ルートの情報を受信した時、路面状況判定部33が既に起動中であれば、制御部31から路面状況判定部33に処理を移行する。
車両情報収集部32は、少なくとも1つの車載情報端末20から送信された路面走行データを受信し、走行履歴DB34に保存するプロセッサである。第1実施形態では、車両情報収集部32は、少なくとも1つの車載情報端末20から送信された路面走行データを受信し、走行履歴DB34に保存する。このとき、車両情報収集部32は、定期的に、若しくは制御部31や路面状況判定部33からの要求に応じて、事前に登録された車載情報端末20に路面走行データを要求し、応答として、その車載情報端末20から路面走行データを受信しても良い。車両情報収集部32は、制御部31と同一のプロセッサでも良いし、異なるプロセッサでも良い。
路面状況判定部33は、上記の路面走行データを用いて、任意の道路の路面状況を判定するプロセッサである。第1実施形態では、路面状況判定部33は、少なくとも1つの車載情報端末20から送信された車両10の走行ルートの情報を基に、走行ルートをリンク単位に分解し、リンク毎にリンク情報を作成する。路面状況判定部33は、作成した全リンク情報のうち、少なくとも1つのリンク情報が処理済となっていなければ、走行履歴DB34から、当該リンク情報に関連する路面走行データを取り出し、取り出した路面走行データを用いて、当該リンク情報における路面状況を推測してスコア化(数値化)したスコア情報(評価情報)を求める。但し、実際には、スコア化(数値化)に限定されるものではない。例えば、文字や記号等の識別可能な表記で路面状況を表現しても良い。路面状況判定部33は、スコア情報を車載情報端末20に送信すると共に、走行履歴DB34に保存する。路面状況判定部33は、制御部31と同一のプロセッサでも良いし、異なるプロセッサでも良い。
走行履歴DB34は、車載情報端末20から取得した情報や、サーバ装置30内で処理した情報を格納するためのストレージである。例えば、走行履歴DB34は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置である。若しくは、走行履歴DB34は、DAS(Direct Attached Storage)、FC−SAN(Fibre Channel − Storage Area Network)、NAS(Network Attached Storage)、IP−SAN(IP − Storage Area Network)等を用いた外部のストレージ装置でも良い。また、走行履歴DB34は、独立した外部のサーバ装置でも良い。第1実施形態では、走行履歴DB34は、車両情報収集部32から受け取った路面走行データや、路面状況判定部33から受け取ったスコア情報を格納する。
通信部35は、外部のネットワークに接続し、少なくとも1つの車載情報端末20と通信するための通信装置である。第1実施形態では、通信部35は、少なくともネットワークを介して車載情報端末20の通信部28と通信可能である。
(動作)
まず、図2を用いて、路面走行データを収集する際の具体的な処理の流れについて説明する。
ステップS101にて、車載情報端末20の制御部21は、車載情報端末20が起動された時、車両情報取得部26を起動する。若しくは、車両情報取得部26は、車載情報端末20が起動された時、自動的に起動するようにしても良い。
ステップS102にて、車載情報端末20の車両情報取得部26は、車載情報端末20が起動している間、定期的に、車両10から車両情報として路面走行データ及び運転状態データを取得する。実際には、車両情報取得部26は、サーバ装置30から路面走行データを要求された際に、車両10から路面走行データ及び運転状態データを取得するようにしても良い。
ステップS103にて、車載情報端末20の車両情報取得部26は、運転状態データ(車速データやシフトポジションデータ、パーキングプレーキの作動データ等)を用いて、車両10が走行中か停車中かを判断する。実際には、車両情報取得部26は、運転状態データを取得せず、路面走行データに含まれる加速度データの値から、車両10が走行中か停車中かを判断するようにしても良い。車両情報取得部26は、車両10が停車中であると判断した場合(ステップS103でYes)、加速度変化がなく路面状況を認識できないため、路面走行データを廃棄して再取得する。すなわち、ステップS102に戻る。
ステップS104にて、車載情報端末20の車両情報取得部26は、車両10が走行中であると判断した場合(ステップS103でNo)、記憶部22に運転状態データを保存すると共に、通信部28を介してサーバ装置30に路面走行データを送信する。実際には、車両情報取得部26は、記憶部22に保存されている運転状態データを更新すると共に、路面走行データを記憶部22に蓄積しておき、蓄積された路面走行データを定期的にサーバ装置30に送信するようにしても良い。
ステップS105にて、サーバ装置30の車両情報収集部32は、通信部35を介して、少なくとも1つの車載情報端末20から路面走行データを受信し、受信した路面走行データを走行履歴DB34に保存する。すなわち、路面走行データを走行履歴DB34に蓄積する。このとき、車両情報収集部32は、定期的に、通信部35を介して、事前に登録された車載情報端末20に路面走行データを要求し、応答として車載情報端末20から受信した路面走行データを走行履歴DB34に保存するようにしても良い。
ステップS106にて、車載情報端末20の制御部21は、車載情報端末20が停止されたか否かを確認(チェック)する。制御部21は、車載情報端末20が停止された場合(ステップS106でYes)、車両情報取得部26を停止し、処理を終了する。反対に、制御部21は、車載情報端末20が停止されていない場合(ステップS106でNo)、処理を継続する。すなわち、ステップS102に戻る。
次に、図3を用いて、路面状況を判定する際の具体的な処理の流れについて説明する。
ステップS201にて、車載情報端末20の制御部21は、ナビゲーションプログラムの実行中に、ユーザ操作により目的地が設定されると、現在位置から目的地までの走行ルートの計算を行う。なお、出発地と目的地が設定された場合には、出発地から目的地までの走行ルートの計算を行う。制御部21は、走行ルートの計算が終了すると、通信部28を介して、計算した走行ルートの情報をサーバ装置30に送信する。このとき、車載情報端末20の車両情報取得部26も、現在位置に関連する路面走行データをサーバ装置30に送信するようにしても良い。サーバ装置30の制御部31は、通信部35を介して、車載情報端末20から、前述した走行ルートの情報を受信すると、路面状況判定部33を起動する。このとき、サーバ装置30の制御部31は、少なくとも1つの車載情報端末20から走行ルートの情報を受信する。すなわち、車載情報端末20は複数でも良い。なお、走行ルートの情報を受信した時、路面状況判定部33が既に起動中であれば、制御部31から路面状況判定部33に処理を移行する。
ステップS202にて、サーバ装置30の路面状況判定部33は、走行ルートの情報を基に、走行ルートをリンク単位に分解し、リンク毎にリンク情報を作成する。すなわち、走行ルートの情報から、複数のリンク情報を作成する。例えば、現在位置を開始ノード(始点)、目的地を終了ノード(終点)、走行ルート中の曲がり角・分岐点・チェックポイント等を中継ノード(中継点)として、ノード間を結ぶリンク毎にリンク情報を作成する。また、実際には、走行ルートを現在位置の最寄りのチェックポイントから目的地の最寄りのチェックポイントまで一定の距離(例えば100m)毎に区切って、各区間の端点をノード、各区間をリンクとみなしても良い。但し、実際には、これらの例に限定されない。リンク情報は、少なくともリンクを一意に区別できるリンクID等を含むものとする。例えば、リンク情報は、リンクID、リンクの端点となるノードの位置情報(緯度・経度)、及びリンクの路面状況の度合い(当該リンクにおける車両の前後左右上下方向の加速度データ等)を含む。なお、リンクの路面状況の度合いには、地図データ上のリンクの特性(曲路、坂道、狭路、未舗装道路等)が含まれていても良い。
ステップS203にて、サーバ装置30の路面状況判定部33は、複数のリンク情報の各々を任意の順序で1つずつ取り出す。リンク情報を1つ取り出すと、取り出したリンク情報が処理済みであるか否かを確認(チェック)する。
ステップS204にて、サーバ装置30の路面状況判定部33は、取り出したリンク情報が処理済みでない場合(ステップS203でNo)、走行履歴DB34から、当該リンク情報に関連する路面走行データを取り出す。このとき、路面状況判定部33は、走行ルートの情報を送信してきた車両の路面走行データのみを取り出すようにしても良いし、当該車両と同車種の車両の路面走行データも合わせて取り出すようにしても良い。若しくは、実際にその道路(当該リンク)を走行したことがある全ての車両の路面走行データを取り出すようにしても良い。
ステップS205にて、サーバ装置30の路面状況判定部33は、取り出した路面走行データを用いて、当該リンク情報における路面状況を推測してスコア化(数値化)したスコア情報(評価情報)を求める。但し、実際には、スコア化(数値化)に限定されるものではない。例えば、文字や記号等の識別可能な表記で路面状況を表現しても良い。ここでは、路面状況判定部33は、取り出した路面走行データを用いて、当該リンク情報における車両10の前後左右上下方向の加速度変化の大きさ(車体の振動の大きさ)を求めて数値化することで、スコア情報を求める。例えば、全ての車両から取得した加速度データの平均値等を算出して、当該リンクにおける車両10の前後左右上下方向の加速度変化の大きさを求めることで、当該リンク情報におけるスコア情報を求める。加速度データの平均値を用いる場合には、その平均値をそのまま数値化しても良い。更に、路面状況判定部33は、当該リンク情報におけるスコア情報を、当該リンク情報(又はリンクID)と紐付けて走行履歴DB34に保存する。このとき、当該スコア情報を、当該リンク情報(又はリンクID)のみならず、車両10の識別情報(車両ID)又は車載情報端末20の識別情報(端末ID)とも紐付けて走行履歴DB34に保存しても良い。路面状況判定部33は、当該リンク情報における路面状況を推測して数値化した後、当該リンク情報に対する処理を終了し、次のリンク情報に処理対象を移す。すなわち、ステップS203に戻る。
ステップS206にて、サーバ装置30の路面状況判定部33は、取り出したリンク情報が処理済みである場合(ステップS203でYes)、当該リンク情報が最後であるか否かを確認(チェック)する。例えば、他に取り出すことが可能なリンク情報が残っているか否かを確認する。これにより、サーバ装置30の路面状況判定部33は、複数のリンク情報の全てが処理済みであるか否かを確認する。路面状況判定部33は、取り出したリンク情報が最後でない場合、次のリンク情報を取り出して同様の処理を実行する。例えば、他に取り出すことが可能なリンク情報が残っている場合、次のリンク情報を取り出して同様の処理を実行する。すなわち、ステップS203に戻る。
ステップS207にて、サーバ装置30の路面状況判定部33は、取り出したリンク情報が最後である場合(複数のリンク情報の全てが処理済みである場合)、通信部35を介して、各リンク情報に対して計算したスコア情報を車載情報端末20に送信する。例えば、路面状況判定部33は、走行履歴DB34に格納されているスコア情報を車載情報端末20に送信する。
以上の一連の処理を、サーバ装置30の路面状況判定部33が実行することにより、車載情報端末20を搭載した車両10の走行ルートに対して、リンク毎の路面状況の良し悪しを数値化したスコア情報を提供することが可能になる。
次に、図4を用いて、レイアウトを変更する際の具体的な処理の流れについて説明する。
ステップS301にて、車載情報端末20の制御部21は、アプリケーションソフトウェアが起動された時、少なくともアプリケーションソフトウェアのコンポーネントが表示部23の画面に表示されるまでに(表示前の段階で)レイアウト変更部27を起動する。なお、アプリケーションソフトウェアが起動された時、レイアウト変更部27が既に起動中であれば、制御部21からレイアウト変更部27に処理を移行する。レイアウト変更部27は、アプリケーションソフトウェアの初期画面で表示するコンポーネント(UIコンポーネント、及び共に表示する画像や文字情報等のリソース)と、それらのレイアウトを定義したレイアウト定義ファイル(初期画面のレイアウトデータ)をロードする。レイアウト変更部27は、レイアウト定義ファイルの内容に応じて、ロードしたコンポーネントをレイアウトする。
ステップS302にて、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、上記のレイアウトが終了した時点で、車両情報取得部26が車両10から取得した運転状態データ(車速データやシフトポジションデータ、パーキングプレーキの作動データ等)を用いて、車両10が走行中か停車中かを判断する。このとき、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、上記のレイアウトが終了した時点で、車両情報取得部26を起動するようにしても良い。このとき、車両情報取得部26は、起動すると、車両10から運転状態データを取得する。若しくは、車両情報取得部26は、定期的に車両10から運転状態データを取得して記憶部22に記憶するようにしても良い。このとき、レイアウト変更部27は、記憶部22に記憶された運転状態データを取得する。レイアウト変更部27は、車両10が停車中であると判断した場合(ステップS302でNo)、路面状況の変化による誤操作防止について考慮する必要がないので、現状を維持し、ステップS310に移行する。なお、実際には、車両10が停車中であると判断した時点で、処理を終了しても良い。
ステップS303にて、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、車両10が走行中であると判断した場合(ステップS302でYes)、現在位置取得部25が取得した現在位置情報に基づいて、記憶部23から、又は通信部28を介してサーバ装置30から、ナビゲーションシステム上の現在走行している道路(リンク)に対応するスコア情報を取得する。
ステップS304にて、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、コンポーネントの中で、ユーザの操作対象となる操作対象コンポーネントとユーザの操作対象とならない非操作対象コンポーネントとを判別し、操作対象コンポーネントを抽出する。なお、操作対象コンポーネントとは、例えば、キーやアイコン、ボタン、プルダウンメニュー等、ユーザの入力操作に対して、何らかのイベントを発生させたり、何らかの処理を実行したりするUIコンポーネントのことである。一方、非操作対象コンポーネントとは、例えば、単なるテキスト情報や画像情報等といったリソースのことである。
ステップS305にて、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、操作対象コンポーネントを任意の順序で1つずつ取り出す。操作対象コンポーネントを1つ取り出すと、取り出した操作対象コンポーネントが処理済みであるか否かを確認(チェック)する。
ステップS306にて、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、取り出した操作対象コンポーネントが未処理である場合(ステップS305でNo)、取り出した操作対象コンポーネントの周囲に、別の操作対象コンポーネントがあるか否かを確認(チェック)する。ここでは、取り出した操作対象コンポーネントの上下左右の任意の範囲(幅)内に、別の操作対象コンポーネントがあるか否かを確認する。レイアウト変更部27は、取り出した操作対象コンポーネントの周囲に別の操作対象コンポーネントが無いと判断した場合(ステップS306でNo)、取り出した操作対象コンポーネントに対する処理を終了し、次の操作対象コンポーネントに処理対象を移す。すなわち、ステップS305に戻る。
ステップS307にて、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、取り出した操作対象コンポーネントの周囲に別のコンポーネントがあると判断した場合(ステップS306でYes)、ステップS303において取得したスコア情報に応じて、操作対象コンポーネントのレイアウトデータを変更する。例えば、別のコンポーネントとの間に、スコア情報に応じたマージン(間隔)を設定する。このとき、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、設定するマージンが、取り出した操作対象コンポーネントの上下左右の任意の範囲(幅)以上になるようにする。若しくは、表示領域に十分な余地がある場合、取り出した操作対象コンポーネントのサイズ(大きさ)を、スコア情報に応じたサイズに設定する。レイアウト変更部27は、操作対象コンポーネントのレイアウトデータを変更する処理が終了した場合、次の操作対象コンポーネントに処理対象を移す。すなわち、ステップS305に戻る。
ステップS308にて、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、取り出した操作対象コンポーネントが処理済みである場合(ステップS305でYes)、当該コンポーネントが最後であるか否かを確認(チェック)する。例えば、他に操作対象コンポーネントが残っているか否かを確認する。これにより、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、操作対象コンポーネントの全てが処理済みであるか否かを確認する。レイアウト変更部27は、操作対象コンポーネントの全てが処理済みでない場合(ステップS308でNo)、すなわち、操作対象コンポーネントのうち、少なくとも1つのコンポーネントが処理済みでない場合、次のコンポーネントを取り出して同様の処理を実行する。すなわち、ステップS305に戻る。
ステップS309にて、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、操作対象コンポーネントの全てが処理済みである場合(ステップS308でYes)、レイアウトデータに従って実際に操作対象コンポーネントをレイアウトする。例えば、レイアウト変更部27は、操作対象コンポーネント間にマージンが設定されている場合、設定されたマージンを確保してレイアウトする。若しくは、レイアウト変更部27は、操作対象コンポーネント毎のサイズが設定されている場合、設定されたサイズでレイアウトする。レイアウト変更部27は、このレイアウトデータを記憶部22に保存しても良い。その後、ステップS310に移行する。なお、実際には、操作対象コンポーネントをレイアウトした時点で、処理を終了しても良い。
ステップS310にて、車載情報端末20の制御部21は、アプリケーションソフトウェアが停止されたか否かを確認(チェック)する。制御部21は、アプリケーションソフトウェアが停止された場合には、レイアウト処理の必要もなくなるため、レイアウト変更部27を停止し、処理を終了する。反対に、制御部21は、アプリケーションソフトウェアが停止されておらず、起動中である場合には、現状を維持する。レイアウト変更部27は、一定時間待機して、再度、車両10が走行中か停車中かを判断する。すなわち、ステップS302に戻る。
なお、レイアウト変更部27は、アプリケーションソフトウェアの起動中、定期的に車両10が走行中か停車中かを判断するようにすると好ましい。アプリケーションソフトウェアが起動された時には車両10が停車中であっても起動中に走行が開始される場合がある。反対に、アプリケーションソフトウェアが起動された時には車両10が走行中であっても起動中に停車する場合もある。また、車両10の走行中には常に現在位置が変化するため、現在位置の変化に合わせて、現在走行している道路(リンク)に対応するスコア情報を再取得する必要があると考えられる。
以上の一連の処理をレイアウト変更部27が実行することにより、アプリケーションソフトウェアの表示画面における操作対象コンポーネントのレイアウトを変更でき、ユーザが誤操作する確率を低減させた上で表示できるようになる。
次に、図5を用いて、上記のレイアウト変更部27によるコンポーネントレイアウト処理の一例である「マージン変更処理」について説明する。ここでは、マージン変更処理として、コンポーネントのレイアウト位置の微調整を行う。
図5(A)は、図4のステップS301において実行した初期コンポーネント配置処理が終了した段階でのレイアウト例である。ここでは、車載情報端末20のレイアウト変更部27がレイアウト処理を実行した場合、ボタン1とボタン2は操作対象コンポーネントであるので、操作対象コンポーネントとしてボタン1とボタン2が抽出され、まずボタン1に対してマージンを付与する処理が行われる。
図6は、路面状況のスコア(評価)と、操作対象コンポーネント間のマージンとの対応表を示す。例えば、ある道路を走行している車両10が受け取った、当該道路のスコアが「3」であったとする。そのとき、図5に示すように、操作対象コンポーネント間のマージンは「10dp」となる。これは、操作対象コンポーネント間のマージンが「10dp」以下であった場合に、各操作対象コンポーネントの配置を微調整する処理が実行され、その結果、操作対象コンポーネント間のマージンが「10dp」以上確保されることを意味している。車載情報端末20のレイアウト変更部27は、ボタン1とボタン2の間(ボタン1の下)のマージンが「5dp」であったとすると、必要な「10dp」を下回っているため、ボタン1とボタン2の間に少なくとも「10dp」のマージンを設定する。
次に、処理対象はボタン2に移行するが、ボタン1に対して実行した処理によって、ボタン2の周辺のコンポーネントとのマージンは「10dp」以上確保されているので、このコンポーネントについては処理が行われず、最終的に図5(B)のように、操作対象コンポーネント間のマージンが確保されたレイアウトとなる。
次に、図7を用いて、上記のレイアウト変更部27によるコンポーネントレイアウト処理の一例である「サイズ変更処理」について説明する。ここでは、サイズ変更処理として、コンポーネントのサイズの倍率の微調整を行う。
図7(A)は、図4のステップS301において実行した初期コンポーネント配置処理が終了した段階でのレイアウト例である。ここでは、車載情報端末20のレイアウト変更部27がレイアウト処理を実行した場合、ボタン1とボタン2は操作対象コンポーネントであるので、操作対象コンポーネントとしてボタン1とボタン2が抽出され、まずボタン1に対してサイズを変更する処理が行われる。このとき、上記の「マージン変更処理」と同様にボタン1に対してマージンを付与する処理も並行して行われるようにしても良い。
図8は、路面状況のスコアと、操作対象コンポーネントのサイズとの対応表を示す。例えば、ある道路を走行している車両10が受け取った、当該道路のスコアが「4」であったとする。そのとき、図7に示すように、操作対象コンポーネントのサイズは「3倍」となる。したがって、ボタン1のサイズを「3倍」に設定する。ここでは、対応表においてサイズの倍率を設定しているが、操作対象コンポーネントが矩形である場合には各辺に加算する長さを設定しても良い。また、操作対象コンポーネントが円形である場合には半径の長さを設定しても良い。
次に、処理対象はボタン2に移行する。ボタン2に対しても、ボタン1に対して実行した処理と同様の処理を実行する。実際には、表示領域に十分な余地がない場合、表示領域に合わせて、ボタン1とボタン2のサイズを調整する。最終的に図7(B)のように、操作対象コンポーネントのサイズが変更されたレイアウトとなる。
以上のように、車載情報端末20とサーバ装置30とを用いて、車載情報端末20からアップロードされた路面走行データを基に、道路毎の路面状況を数値化し、そのスコアを利用して、アプリケーションソフトウェアの操作対象コンポーネントのレイアウトを変更するという処理を実行する。これによって、路面状況によって車両10の車体の振動が大きくなった場合でも、運転者(ドライバー)が画面操作をする際に、誤操作が発生する確率を低減させることが可能になる。
(変形例)
更に、上記のレイアウト変更部27によるコンポーネントレイアウト処理の一例として、前述した「マージン変更処理」と「サイズ変更処理」を組み合わせて実施することも考えられる。例えば、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、道路のスコアが「3」であった場合には「マージン変更処理」を行い、道路のスコアが「4」であった場合には「サイズ変更処理」を行うような実施形態も考えられる。なお、実際には、レイアウト変更部27によるコンポーネントレイアウト処理は、前述した「マージン変更処理」や「サイズ変更処理」に限定されるものではなく、操作対象コンポーネントの強調表示、形状の変更、又は入力方式の切り替え(ボタン押下→音声入力等)等でも良い。
また、上記の説明においては、車載情報端末20は、操作対象コンポーネントのレイアウトのみ変更しているが、実際には操作対象コンポーネントのレイアウト変更に合わせて非操作対象コンポーネントのレイアウトも変更するようにしても良い。これにより、路面状況に合わせて画面レイアウト全体を変更することが可能になる。
また、1台の車両10に、複数の車載情報端末20が搭載されていても良い。このとき、複数の車載情報端末20の各々は、互いに連携しても良い。例えば、同一の車両10に搭載された複数の車載情報端末20のうち、1つの車載情報端末20において操作対象コンポーネントのレイアウトを変更した場合、他の車載情報端末20においても、そのレイアウト変更結果を反映する。同様に、ある車両10に搭載された車載情報端末20において操作対象コンポーネントのレイアウトを変更した場合、ネットワークを介して、又は車車間通信や路車間通信等により、その車両10と同じ道路(リンク)を走行している他の車両10に搭載された車載情報端末20においても、そのレイアウト変更結果を反映するようにしても良い。実際には、サーバ装置30が、そのレイアウト変更結果を保持し、ネットワークを介して、他の車載情報端末20にそのレイアウト変更結果を反映するようにしても良い。
可能であれば、車両10は、各種センサー12として、方角(方位)、傾斜(角度)、日照量(光度、光量)、風速、気圧、温度(熱量)、湿度、音量、音圧、震度、地磁気、電磁波、又は大気濃度(COx、NOx等)等を検知するセンサー等も搭載していても良い。すなわち、各種センサー12は、運転者(ドライバー)の運転操作・視界・集中力、車両10の挙動、又は車載情報端末20の動作・表示に影響を与え得る要素についても検知するようにしても良い。なお、これらのセンサーの一部又は全部は、車載情報端末20に搭載されていても良い。これらのセンサーの検出値は、路面走行データに含めても良い。サーバ装置30の路面状況判定部33は、路面走行データを用いて、当該リンク情報における路面状況を推測して数値化する際に、上記の各種センサー12により検知した各要素も加味して数値化する。例えば、路面状況判定部33は、ある要素が閾値以上である場合にその要素に応じた一定値をスコアに加算する。若しくは、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、操作対象コンポーネントをレイアウトする際に、上記の各種センサー12により検知した各要素も加味してレイアウトする。例えば、レイアウト変更部27は、ある要素が閾値以上である場合に、その要素に応じたマージンを、設定されたマージンに加算する。
また、車両10又は車載情報端末20は、通信により、雨や雪といった天候情報や、降水量や降雪量といった気象情報を取得するようにしても良い。これらの情報は、道路の路面状況にも影響すると考えられる。天候情報や気象情報は、路面走行データに含めても良い。サーバ装置30の路面状況判定部33は、路面走行データを用いて、当該リンク情報における路面状況を推測して数値化する際に、天候情報や気象情報に応じた値も加味して数値化する。例えば、路面状況判定部33は、天候情報や気象情報に応じた値をスコアに加算する。若しくは、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、操作対象コンポーネントをレイアウトする際に、天候情報や気象情報も加味してレイアウトする。例えば、レイアウト変更部27は、天候情報や気象情報に応じたマージンを、設定されたマージンに加算する。
車両10は、自動車に限らず、自動車と同様の挙動をする乗り物や、ユーザが運転・操作可能な乗り物でも良い。例えば、車両10は、電動カートやパーソナルモビリティー(Personal Mobility)等の移動機器でも良い。また、車載情報端末20は、船舶の客室や航空機の座席に設置された表示装置でも良い。この場合、車両10は、船舶や航空機と読み替える。車載情報端末20を座席に設置可能であれば、車両10は列車やバス等でも良い。但し、実際には、これらの例に限定されない。
また、車載情報端末20とサーバ装置30は両方とも車両10に搭載されていても良い。このとき、車載情報端末20とサーバ装置30は同一の端末でも良い。例えば、図9に示すように、車載情報端末20が、サーバ装置30の路面状況判定部33に相当する路面状況判定部29を備えていても良い。なお、記憶部22は、走行履歴DB34の機能も有するものとする。また、車両情報取得部26は、車両情報収集部32の機能も有するものとする。第1実施形態では、車載情報端末20とサーバ装置30が「コンポーネントレイアウト装置」に対応する。
(第1実施形態の効果)
(1)第1実施形態に係るコンポーネントレイアウト装置は、車両に搭載された車載情報端末に表示されるアプリケーションソフトウェアのコンポーネントをレイアウトするコンポーネントレイアウト装置であって、車両が道路を走行した際の路面走行データを取得して蓄積し、蓄積された路面走行データを用いて道路の路面状況を評価し、路面状況の評価に応じて、アプリケーションソフトウェアのコンポーネントのうち、ユーザの操作対象となる操作対象コンポーネントのレイアウトを変更する。
このようにすることで、車両の加速度データ(加速度変化)から、その道路における車体の振動の度合いを推測することができ、車載情報端末に対するユーザのタッチパネルの誤操作を誘発し得る路面状況か否か判断することができる。ユーザのタッチパネルの誤操作を誘発し得る路面状況と判断される場合、路面状況に合わせて、アプリケーションソフトウェアの表示画面における操作対象コンポーネントのレイアウトを変更することで、ユーザが誤操作する確率を低減させることができる。
(2)第1実施形態に係るコンポーネントレイアウト装置は、車両が走行する道路をリンク単位に分解し、蓄積された路面走行データのうち、リンク毎に関連する路面走行データを用いて、リンク毎に路面状況を評価する。また、車両が各リンクを走行している時、路面状況の評価に応じてリンク毎に操作対象コンポーネントのレイアウトを変更する。
このようにすることで、例えばナビゲーションシステム等において目的地が設定された時に、現在位置から目的位置までの走行ルートをリンク単位に分解し、リンク毎に路面状況を評価することができ、リンク毎に操作対象コンポーネントのレイアウトを変更することができる。
(3)第1実施形態に係るコンポーネントレイアウト装置は、路面状況の評価に応じて操作対象コンポーネント間の間隔及び操作対象コンポーネントの大きさのうち少なくとも一方を変更する。
このようにすることで、路面状況が悪化している場合、ユーザの誤操作を抑止するために、操作対象コンポーネント間に十分な広さを確保して表示したり、操作対象コンポーネントを拡大して表示したりして、操作対象コンポーネントの操作を、通常の表示の場合よりも容易にすることができる。
(4)路面走行データは、少なくとも、計測した日時、車両ID、緯度、経度、地図データ上のリンク情報、及び加速度センサーで検出した車両の加速度データを含む。
このようにすることで、路面走行データに必要な情報を持たせることができ、リンク情報と路面走行データとを対応させることが可能になる。また、計測した日時を含むため、当日又は直近の日時にその道路(リンク)を走行した車両の路面走行データのみ利用するといったことも可能となり、急な道路工事や事故・災害による路面状況の悪化等、リアルタイムでの路面状況の変化にも対応することができる。
(5)第1実施形態に係るコンポーネントレイアウトシステムは、車載情報端末と、サーバ装置とを備える。車載情報端末は、車両に搭載され、車両が道路を走行した際の路面走行データを取得する。サーバ装置は、車載情報端末から路面走行データを収集して蓄積し、蓄積された路面走行データを用いて、道路の路面状況を評価する。車載情報端末は、サーバ装置から路面状況の評価の通知を受け、路面状況の評価に応じて、自身の表示画面に表示されるアプリケーションソフトウェアのコンポーネントのうち、ユーザの操作対象となる操作対象コンポーネントのレイアウトを変更する。
このようにすることで、路面状況を評価する処理をサーバ装置に集中することができ、複数の車載情報端末から収集した路面走行データを用いて、路面状況を評価することができる。したがって、1つの車載情報端末からのみ取得した路面走行データを用いる場合よりも高い精度で路面状況を評価することができる。
(6)第1実施形態に係る車載情報端末は、車両に搭載され、車両が道路を走行した際の路面走行データを取得する。この路面走行データをネットワーク上のサーバ装置に送信し、且つ、サーバ装置から車両が走行する道路に関する路面状況の評価を受信する。この路面状況の評価に応じて、自身の表示画面に表示されるアプリケーションソフトウェアのコンポーネントのうち、ユーザの操作対象となる操作対象コンポーネントのレイアウトを変更する。
このようにすることで、車載情報端末は、路面走行データを取得する処理と、操作対象コンポーネントのレイアウトを変更する処理に特化することができる。
(7)第1実施形態に係るサーバ装置は、車両に搭載された車載情報端末から、車両が道路を走行した際の路面走行データを収集して蓄積する。この蓄積された路面走行データを用いて道路の路面状況を評価する。そして、車両が走行する道路に関する路面状況の評価を、車載情報端末に通知する。
このようにすることで、サーバ装置は、路面状況を評価する処理に特化することができる。また、複数の車両又は複数の車載情報端末から収集した路面走行データを用いて、路面状況を評価することができる。
<第2実施形態>
以下に、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態では、走行ルートをリンク単位に分解せず、車両が現在走行している道路についてのみ判定の対象とする。ここでは、直近の一定時間内の路面走行データを用いる。なお、車載情報端末が、車両が走行する道路の路面状況を判定するものとする。但し、実際には、第1実施形態と同様に、サーバ装置が、車両が走行する道路の路面状況を判定しても良い。
(構成)
図9に示すように、第2実施形態に係るコンポーネントレイアウトシステムは、車両10と、車載情報端末20を備える。車両10及び車載情報端末20については、基本的に、第1実施形態と同様である。第2実施形態では、車載情報端末20は、更に、路面状況判定部29を備える。路面状況判定部29は、第1実施形態におけるサーバ装置30の路面状況判定部33に相当する。なお、記憶部22は、走行履歴DB34の機能も有するものとする。また、車両情報取得部26は、車両情報収集部32の機能も有するものとする。第2実施形態では、車載情報端末20が「コンポーネントレイアウト装置」に対応する。
(動作)
図10を用いて、レイアウトを変更する際の具体的な処理の流れについて説明する。
ステップS401にて、車載情報端末20の制御部21は、アプリケーションソフトウェアが起動された時、車両情報取得部26及びレイアウト変更部27を起動する。若しくは、車両情報取得部26及びレイアウト変更部27は、アプリケーションソフトウェアが起動された時、自動的に起動するようにしても良い。レイアウト変更部27は、起動時に、アプリケーションソフトウェアのコンポーネント(UIコンポーネント、及び共に表示する画像や文字情報等のリソース)と、それらのレイアウトを定義したレイアウト定義ファイルをロードする。レイアウト変更部27は、レイアウト定義ファイルの内容に応じて、ロードしたコンポーネントをレイアウトする。
ステップS402にて、車載情報端末20の車両情報取得部26は、アプリケーションソフトウェアが起動している間、定期的に、車両10から車両情報として路面走行データ及び運転状態データを取得し、記憶部22に保存する。このとき、取得してから一定時間が経過した古いデータを削除するようにしても良い。
ステップS403にて、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、車両情報取得部26により取得された運転状態データ(車速データやシフトポジションデータ、パーキングプレーキの作動データ等)を用いて、車両10が走行中か停車中かを判断する。レイアウト変更部27は、車両10が停車中であると判断した場合(ステップS403でNo)、路面状況の変化による誤操作防止について考慮する必要がないので、現状を維持し、ステップS411に移行する。なお、実際には、車両10が停車中であると判断した時点で、処理を終了しても良い。
ステップS404にて、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、車両10が走行中であると判断した場合(ステップS403でYes)、路面状況判定部29を起動する。路面状況判定部29は、直近の一定時間内の路面走行データを用いて、車両が現在走行している道路の路面状況を推測して数値化したスコア情報を求める。例えば、現在時刻から過去30秒以内に取得された路面走行データを用いて、車両が現在走行している道路の路面状況を推測して数値化したスコア情報を求める。路面状況判定部29は、数値化が完了した後、スコア情報をレイアウト変更部27に通知して停止する。若しくは、路面状況判定部29からスコア情報を通知された際に、レイアウト変更部27が路面状況判定部29を停止する。
ステップS405にて、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、コンポーネントの中で、操作対象コンポーネントと非操作対象コンポーネントとを判別し、操作対象コンポーネントを抽出する。
ステップS406にて、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、操作対象コンポーネントを任意の順序で1つずつ取り出す。操作対象コンポーネントを1つ取り出すと、取り出した操作対象コンポーネントが処理済みであるか否かを確認(チェック)する。
ステップS407にて、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、取り出した操作対象コンポーネントが未処理である場合(ステップS406でNo)、取り出した操作対象コンポーネントの周囲に、別の操作対象コンポーネントがあるか否かを確認(チェック)する。レイアウト変更部27は、取り出した操作対象コンポーネントの周囲に別の操作対象コンポーネントが無いと判断した場合(ステップS407でNo)、取り出した操作対象コンポーネントに対する処理を終了し、次の操作対象コンポーネントに処理対象を移す。すなわち、ステップS406に戻る。
ステップS408にて、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、取り出した操作対象コンポーネントの周囲に別のコンポーネントがあると判断した場合(ステップS407でYes)、ステップS403において取得したスコア情報に応じて、操作対象コンポーネントのレイアウトデータを変更する。レイアウト変更部27は、操作対象コンポーネントのレイアウトデータを変更する処理が終了した場合、次の操作対象コンポーネントに処理対象を移す。すなわち、ステップS406に戻る。
ステップS409にて、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、取り出した操作対象コンポーネントが処理済みである場合(ステップS406でYes)、当該コンポーネントが最後であるか否かを確認(チェック)する。例えば、他に操作対象コンポーネントが残っているか否かを確認する。これにより、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、操作対象コンポーネントの全てが処理済みであるか否かを確認する。レイアウト変更部27は、操作対象コンポーネントの全てが処理済みでない場合(ステップS409でNo)、すなわち、操作対象コンポーネントのうち、少なくとも1つのコンポーネントが処理済みでない場合、次のコンポーネントを取り出して同様の処理を実行する。すなわち、ステップS406に戻る。
ステップS410にて、車載情報端末20のレイアウト変更部27は、操作対象コンポーネントの全てが処理済みである場合(ステップS409でYes)、レイアウトデータに従って実際に操作対象コンポーネントをレイアウトする。レイアウト変更部27は、このレイアウトデータを記憶部22に保存しても良い。その後、ステップS411に移行する。なお、実際には、操作対象コンポーネントをレイアウトした時点で、処理を終了しても良い。
ステップS411にて、車載情報端末20の制御部21は、アプリケーションソフトウェアが停止されたか否かを確認(チェック)する。制御部21は、アプリケーションソフトウェアが停止された場合には、レイアウト処理の必要もなくなるため、車両情報取得部26及びレイアウト変更部27を停止し、処理を終了する。反対に、制御部21は、アプリケーションソフトウェアが停止されておらず、起動中である場合には、現状を維持する。車両情報取得部26は、運転状態データ及び運転状態データを再取得する。すなわち、ステップS402に戻る。
(第2実施形態の効果)
(1)第2実施形態に係るコンポーネントレイアウト装置は、車両に搭載された車載情報端末に表示されるアプリケーションソフトウェアのコンポーネントをレイアウトするコンポーネントレイアウト装置であって、車両が道路を走行した際の路面走行データを取得して蓄積し、蓄積された路面走行データを用いて道路の路面状況を評価し、路面状況の評価に応じて、アプリケーションソフトウェアのコンポーネントのうち、ユーザの操作対象となる操作対象コンポーネントのレイアウトを変更する。
このようにすることで、車両の加速度データ(加速度変化)から、その道路における車体の振動の度合いを推測することができ、車載情報端末に対するユーザのタッチパネルの誤操作を誘発し得る路面状況か否か判断することができる。ユーザのタッチパネルの誤操作を誘発し得る路面状況と判断される場合、路面状況に合わせて、アプリケーションソフトウェアの表示画面における操作対象コンポーネントのレイアウトを変更することで、ユーザが誤操作する確率を低減させることができる。この効果については、基本的に、第1実施形態の効果と同様である。
なお、第2実施形態に係るコンポーネントレイアウト装置は車載情報端末単体で実現できる。したがって、第1実施形態においてサーバ装置で行われていた処理を車載情報端末で実行することができ、サーバ装置が不要となるため、システム構成がより簡潔になる。また、サーバ装置との通信が不要であるため、通信障害等による未処理の発生を抑止することができる。
(2)第2実施形態に係るコンポーネントレイアウト装置は、蓄積された路面走行データのうち、直近の一定時間内の路面走行データを用いて、車両が現在走行している道路の路面状況を評価すると、路面状況の評価に応じて直ちに操作対象コンポーネントのレイアウトを変更する。
このようにすることで、直近の一定時間内の路面走行データのみを用いて、現在走行中の道路についてのみ路面状況を評価するため、古いデータが排除され、現在の路面状況をより正確に反映することができる。また、第1実施形態よりも、処理に使用される路面走行データを少なくすることができ、処理の負荷を軽減することができる。
<第3実施形態>
以下に、本発明の第3実施形態について説明する。
第3実施形態では、車両に搭載されたナビゲーション装置やモニタ装置、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話機、携帯ゲーム機、又は携帯音楽プレーヤー等に表示される操作対象コンポーネントを、別途設置された操作画面制御装置が取得してコンポーネントレイアウト処理を行い、画面レイアウトを変更する。例えば、第2実施形態における車載情報端末から、コンポーネントレイアウト処理に関連する機能を、操作画面制御装置として独立させる。
(構成)
図11に示すように、第3実施形態に係るコンポーネントレイアウトシステムは、車両10と、車載情報端末20と、操作画面制御装置40を備える。車両10については、基本的に、第1及び第2実施形態と同様である。車載情報端末20は、制御部21と、記憶部22と、表示部23と、入力部24と、通信部28とを備える。すなわち、第3実施形態では、車載情報端末20は、一般的なナビゲーション装置やモニタ装置、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話機、携帯ゲーム機、又は携帯音楽プレーヤー等である。操作画面制御装置40は、車両10及び車載情報端末20と接続ケーブル等を介して通信する。実際には、操作画面制御装置40は、車両10と車載情報端末20との間に設けられていても良い。ここでは、操作画面制御装置40は、制御部41と、記憶部42と、コンポーネント取得部43と、現在位置取得部44と、車両情報取得部45と、レイアウト変更部46と、路面状況判定部47を備える。制御部41は、操作画面制御装置40の内部機構を制御し、プログラムや各種データを処理するプロセッサである。記憶部42は、プログラムや各種データを記憶するためのメモリ又はストレージである。コンポーネント取得部43は、車載情報端末20から、現在の画面情報と共に、操作対象コンポーネントを取得するプロセッサである。コンポーネント取得部43は、制御部41と同一のプロセッサでも良いし、異なるプロセッサでも良い。現在位置取得部44は、第1及び第2実施形態における現在位置取得部25に相当する。車両情報取得部45は、第1及び第2実施形態における車両情報取得部26に相当する。レイアウト変更部46は、第1及び第2実施形態におけるレイアウト変更部27に相当する。路面状況判定部47は、第1実施形態における路面状況判定部33や、第2実施形態における路面状況判定部29に相当する。第3実施形態では、操作画面制御装置40が「コンポーネントレイアウト装置」に対応する。
(動作)
図12を用いて、レイアウトを変更する際の具体的な処理の流れについて説明する。
ステップS501にて、操作画面制御装置40の制御部41は、車載情報端末20においてアプリケーションソフトウェアが起動された時、コンポーネント取得部43、車両情報取得部45及びレイアウト変更部46を起動する。コンポーネント取得部43は、起動時に、車載情報端末20から、アプリケーションソフトウェアのコンポーネント(UIコンポーネント、及び共に表示する画像や文字情報等のリソース)と、それらのレイアウトを定義したレイアウト定義ファイルをロードする。
ステップS502にて、操作画面制御装置40の車両情報取得部45は、アプリケーションソフトウェアが起動している間、定期的に、車両10から車両情報として路面走行データ及び運転状態データを取得し、記憶部42に保存する。このとき、取得してから一定時間が経過した古いデータを削除するようにしても良い。
ステップS503にて、操作画面制御装置40のレイアウト変更部46は、車両情報取得部45により取得された運転状態データ(車速データやシフトポジションデータ、パーキングプレーキの作動データ等)を用いて、車両10が走行中か停車中かを判断する。レイアウト変更部46は、車両10が停車中であると判断した場合(ステップS503でNo)、路面状況の変化による誤操作防止について考慮する必要がないので、現状を維持し、ステップS511に移行する。なお、実際には、車両10が停車中であると判断した時点で、処理を終了しても良い。
ステップS504にて、操作画面制御装置40のレイアウト変更部46は、車両10が走行中であると判断した場合(ステップS503でYes)、路面状況判定部47を起動する。路面状況判定部47は、直近の一定時間内の路面走行データを用いて、車両が現在走行している道路の路面状況を推測して数値化したスコア情報を求める。例えば、現在時刻から過去30秒以内に取得された路面走行データを用いて、車両が現在走行している道路の路面状況を推測して数値化したスコア情報を求める。路面状況判定部47は、スコア情報をレイアウト変更部46に通知して停止する。若しくは、路面状況判定部47からスコア情報を通知された際に、レイアウト変更部46が路面状況判定部47を停止する。
ステップS505にて、操作画面制御装置40のレイアウト変更部46は、コンポーネントの中で、操作対象コンポーネントと非操作対象コンポーネントとを判別し、操作対象コンポーネントを抽出する。
ステップS506にて、操作画面制御装置40のレイアウト変更部46は、操作対象コンポーネントを任意の順序で1つずつ取り出す。操作対象コンポーネントを1つ取り出すと、取り出した操作対象コンポーネントが処理済みであるか否かを確認(チェック)する。
ステップS507にて、操作画面制御装置40のレイアウト変更部46は、取り出した操作対象コンポーネントが未処理である場合(ステップS506でNo)、取り出した操作対象コンポーネントの周囲に、別の操作対象コンポーネントがあるか否かを確認(チェック)する。レイアウト変更部46は、取り出した操作対象コンポーネントの周囲に別の操作対象コンポーネントが無いと判断した場合(ステップS507でNo)、取り出した操作対象コンポーネントに対する処理を終了し、次の操作対象コンポーネントに処理対象を移す。すなわち、ステップS506に戻る。
ステップS508にて、操作画面制御装置40のレイアウト変更部46は、取り出した操作対象コンポーネントの周囲に別のコンポーネントがあると判断した場合(ステップS507でYes)、ステップS503において取得したスコア情報に応じて、操作対象コンポーネントのレイアウトデータを変更する。レイアウト変更部46は、操作対象コンポーネントのレイアウトデータを変更する処理が終了した場合、次の操作対象コンポーネントに処理対象を移す。すなわち、ステップS506に戻る。
ステップS509にて、操作画面制御装置40のレイアウト変更部46は、取り出した操作対象コンポーネントが処理済みである場合(ステップS506でYes)、当該コンポーネントが最後であるか否かを確認(チェック)する。例えば、他に操作対象コンポーネントが残っているか否かを確認する。これにより、操作画面制御装置40のレイアウト変更部46は、操作対象コンポーネントの全てが処理済みであるか否かを確認する。レイアウト変更部46は、操作対象コンポーネントの全てが処理済みでない場合(ステップS509でNo)、すなわち、操作対象コンポーネントのうち、少なくとも1つのコンポーネントが処理済みでない場合、次のコンポーネントを取り出して同様の処理を実行する。すなわち、ステップS506に戻る。
ステップS510にて、操作画面制御装置40のレイアウト変更部46は、操作対象コンポーネントの全てが処理済みである場合(ステップS509でYes)、レイアウトデータに従って実際に車載情報端末20の操作対象コンポーネントをレイアウトする。若しくは、レイアウト変更部46は、レイアウトデータを車載情報端末20の制御部21に通知する。制御部21は、レイアウトデータに従って表示部23に表示されている操作対象コンポーネントをレイアウトする。レイアウト変更部46は、このレイアウトデータを記憶部42や記憶部22に保存しても良い。その後、ステップS511に移行する。なお、実際には、操作対象コンポーネントをレイアウトした時点で、処理を終了しても良い。
ステップS511にて、操作画面制御装置40の制御部41は、車載情報端末20においてアプリケーションソフトウェアが停止されたか否かを確認(チェック)する。制御部41は、アプリケーションソフトウェアが停止された場合には、レイアウト処理の必要もなくなるため、車両情報取得部45及びレイアウト変更部46を停止し、処理を終了する。反対に、制御部41は、アプリケーションソフトウェアが停止されておらず、起動中である場合には、現状を維持する。車両情報取得部45は、運転状態データ及び運転状態データを再取得する。すなわち、ステップS502に戻る。
(変形例)
操作画面制御装置40は、更に通信部を備え、若しくは車載情報端末20の通信部28を利用して、第1実施形態におけるサーバ装置30と通信するようにしても良い。例えば、操作画面制御装置40は、第1実施形態における車載情報端末20と同様のコンポーネントレイアウト処理を行うようにしても良い。
(第3実施形態の効果)
(1)第2実施形態に係るコンポーネントレイアウト装置は、車両に搭載された車載情報端末に表示されるアプリケーションソフトウェアのコンポーネントをレイアウトするコンポーネントレイアウト装置であって、車両が道路を走行した際の路面走行データを取得して蓄積し、蓄積された路面走行データを用いて道路の路面状況を評価し、路面状況の評価に応じて、アプリケーションソフトウェアのコンポーネントのうち、ユーザの操作対象となる操作対象コンポーネントのレイアウトを変更する。
このようにすることで、車両の加速度データ(加速度変化)から、その道路における車体の振動の度合いを推測することができ、車載情報端末に対するユーザのタッチパネルの誤操作を誘発し得る路面状況か否か判断することができる。ユーザのタッチパネルの誤操作を誘発し得る路面状況と判断される場合、路面状況に合わせて、アプリケーションソフトウェアの表示画面における操作対象コンポーネントのレイアウトを変更することで、ユーザが誤操作する確率を低減させることができる。この効果については、基本的に、第1実施形態の効果と同様である。
更に、第3実施形態では、コンポーネントレイアウト装置が操作画面制御装置であり、車載情報端末から独立しているため、第1及び第2実施形態に未対応である既存の車載情報端末に対してもコンポーネントレイアウト処理を行うことが可能である。
(2)第3実施形態に係るコンポーネントレイアウト装置は、蓄積された路面走行データのうち、直近の一定時間内の路面走行データを用いて、車両が現在走行している道路の路面状況を評価すると、路面状況の評価に応じて直ちに操作対象コンポーネントのレイアウトを変更する。
このようにすることで、直近の一定時間内の路面走行データのみを用いて、現在走行中の道路についてのみ路面状況を評価するため、古いデータが排除され、現在の路面状況をより正確に反映することができる。また、第1実施形態よりも、処理に使用される路面走行データを少なくすることができ、処理の負荷を軽減することができる。この効果については、基本的に、第2実施形態の効果と同様である。
(補足)
なお、上記の各実施形態は、組み合わせて実施することも可能である。また、端末の動作モードや機能の切り替え等により、実施形態を変更できるようにしても良い。
以上、本発明の実施形態を詳述してきたが、実際には、上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があっても本発明に含まれる。
10…車両、11…コントローラ、12…各種センサー、13…車載カメラ、14…操舵機構、15…駆動機構、16…制動機構、20…車載情報端末、21…制御部、22…記憶部、23…表示部、24…入力部、25…現在位置取得部、26…車両情報取得部、27…レイアウト変更部、28…通信部、29…路面状況判定部、30…サーバ装置、31…制御部、32…車両情報収集部、33…路面状況判定部、34…走行履歴DB(データベース)、35…通信部、40…操作画面制御装置、41…制御部、42…記憶部、43…コンポーネント取得部、44…現在位置取得部、45…車両情報取得部、46…レイアウト変更部、47…路面状況判定部

Claims (8)

  1. 車両に搭載された車載情報端末に表示されるアプリケーションソフトウェアのコンポーネントをレイアウトするコンポーネントレイアウト装置であって、
    前記車両が道路を走行した際の路面走行データを取得して蓄積する車両情報取得部と、
    前記蓄積された路面走行データを用いて道路の路面状況を評価する路面状況判定部と、
    前記路面状況の評価に応じて、前記アプリケーションソフトウェアのコンポーネントのうち、前記ユーザの操作対象となる操作対象コンポーネントのレイアウトを変更するレイアウト変更部と、を備えることを特徴とするコンポーネントレイアウト装置。
  2. 前記路面状況判定部は、前記車両が走行する道路をリンク単位に分解し、前記蓄積された路面走行データのうち、リンク毎に関連する路面走行データを用いて、リンク毎に路面状況を評価し、
    前記レイアウト変更部は、前記車両が各リンクを走行している時、前記路面状況の評価に応じてリンク毎に前記操作対象コンポーネントのレイアウトを変更することを特徴とする請求項1に記載のコンポーネントレイアウト装置。
  3. 前記路面状況判定部は、前記蓄積された路面走行データのうち、直近の一定時間内の路面走行データを用いて、前記車両が現在走行している道路の路面状況を評価し、
    前記レイアウト変更部は、前記路面状況の評価に応じて直ちに前記操作対象コンポーネントのレイアウトを変更することを特徴とする請求項1に記載のコンポーネントレイアウト装置。
  4. 前記レイアウト変更部は、前記路面状況の評価に応じて前記操作対象コンポーネント間の間隔及び前記操作対象コンポーネントの大きさのうち少なくとも一方を変更することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコンポーネントレイアウト装置。
  5. 前記路面走行データは、少なくとも、計測した日時、車両ID、緯度、経度、地図データ上のリンク情報、及び加速度センサーで検出した車両の加速度データを含むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコンポーネントレイアウト装置。
  6. 車両に搭載され、前記車両が道路を走行した際の路面走行データを取得する車載情報端末と、
    前記車載情報端末から前記路面走行データを収集して蓄積し、前記蓄積された路面走行データを用いて、道路の路面状況を評価するサーバ装置と、
    を備え、
    前記車載情報端末は、前記サーバ装置から前記路面状況の評価の通知を受け、前記路面状況の評価に応じて、自身の表示画面に表示されるアプリケーションソフトウェアのコンポーネントのうち、前記ユーザの操作対象となる操作対象コンポーネントのレイアウトを変更することを特徴とするコンポーネントレイアウトシステム。
  7. 車両に搭載された車載情報端末であって、
    前記車両が道路を走行した際の路面走行データを取得する車両情報取得部と、
    前記路面走行データをネットワーク上のサーバ装置に送信し、且つ、前記サーバ装置から前記車両が走行する道路に関する路面状況の評価を受信する通信部と、
    前記路面状況の評価に応じて、自身の表示画面に表示されるアプリケーションソフトウェアのコンポーネントのうち、前記ユーザの操作対象となる操作対象コンポーネントのレイアウトを変更するレイアウト変更部と、を備えることを特徴とする車載情報端末。
  8. 車両に搭載された車載情報端末から、前記車両が道路を走行した際の路面走行データを収集して蓄積する車両情報収集部と、
    前記蓄積された路面走行データを用いて道路の路面状況を評価する路面状況判定部と、
    前記車両が走行する道路に関する路面状況の評価を、前記車載情報端末に通知する通信部と、を備えることを特徴とするサーバ装置。
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