JP2019079396A - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】運転者の運転の安全性を適切に判断することができる情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法。及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理システム1は、道路を走行する第1の車両の走行状況を示す走行情報を取得する走行情報取得部305と、第1の車両に第2の車両が接近したときの走行情報を用いて、第1の車両を運転する運転者の1つ以上の運転操作を判定する判定部309と、判定部による判定結果を用いて、運転者の運転に関する安全性の評価を行う評価部310と、第1の所定期間における評価部による第1の評価結果を取得して、第1の所定期間より以前の第2の所定期間における評価部による第2の評価結果と比較し、比較結果に基づいて第2の評価結果を更新する更新部と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
自動車等の車両を運転する運転者の運転の安全性(例えば、運転マナー等)を評価する情報処理システムが知られている。
例えば、車両が走行しているときに、自車両の減速回数及び停止回数と、自車両が他の車両に道を譲った回数との割合を算出し、算出した割合に基づいて運転者の運転の安全性を評価する車両操作診断装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−237828号公報
特許文献1に開示された技術では、車両が走行を開始してから走行を終了するまでの期間における、車両の運転操作の安全性を評価するものであり、例えば、運転者の運転の安全性を判断するためには十分とは言えない場合がある。
例えば、運転者に自動車保険を提供する保険会社等が、運転者の運転の安全性に応じて、保険料の割引等のインセンティブを付与するような場合、特許文献1に開示された技術による評価結果だけでは、運転者の運転の安全性を適切に評価することは困難である。
本発明の実施の形態は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、自動車等の車両を運転する運転者の運転の安全性を評価する情報処理システムにおいて、運転者の運転の安全性を適切に判断することができるようにする。
上記の課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る情報処理システムは、道路を走行する第1の車両の走行状況を示す走行情報を取得する取得部と、前記第1の車両に前記第2の車両が接近したときの前記走行情報を用いて、前記第1の車両を運転する運転者の1つ以上の運転操作を判定する判定部と、前記判定部による判定結果を用いて、前記運転者の運転に関する安全性の評価を行う評価部と、第1の所定期間における前記評価部による第1の評価結果を取得して、前記第1の所定期間より以前の第2の所定期間における前記評価部による第2の評価結果と比較し、比較結果に基づいて前記第2の評価結果を更新する更新部と、を有する。
これにより、情報処理システムは、所定の期間(例えば、数ヶ月間等)における、運転者の運転操作に基づく安全性の評価結果である第1の評価結果を取得する。従って、例えば、緊急車両が接近したときの運転操作等、発生頻度が比較的低い事象についても運転操作の安全性を適切に判断することができるようになる。また、情報処理システムは、例えば、所定の期間毎に、取得した第1の評価結果を、過去の評価結果である第2の評価結果と比較して、第2の評価結果を更新するので、最新の評価結果を常に保持することができる。従って、本発明の一実施形態に係る情報処理システムによれば、自動車等の車両を運転する運転者の運転の安全性を適切に判断することができるようになる。
上述の実施形態において、前記更新部は、前記第1の評価結果の平均値と前記第2の評価結果とに差異がある場合、前記第2の評価結果を前記第1の評価結果の平均値で更新しても良い。
これにより、情報処理システムは、運転者の運転に関する安全性の評価結果を最新の状態に維持することができるとともに、第1の評価結果と、第2の評価結果とに差異がない場合、更新部による更新処理の負荷を低減させることができる。
上述の実施形態において、前記情報処理システムは、前記運転者を識別する個人識別部と、前記更新部によって更新された前記第2の評価結果と、前記運転者を識別する情報とを、前記運転者に所定のサービスを提供するサービス提供システムに送信する情報連携部を有していても良い。
これにより、情報処理システムは、運転者の運転に関する安全性の評価結果を、運転者に所定のサービスを提供するサービス提供システムと連携させることができるようになる。
上述の実施形態において、前記第2の車両は、緊急車両を含み、前記評価部による評価結果は、前記第1の車両に前記緊急車両が接近したときの運転マナーの評価を含んでいても良い。
これにより、情報処理システムは、第1の車両に緊急車両が接近したときの運転マナーの評価を含む、運転者の運転に関する安全性の評価結果を用いて、運転者の運転の安全性を適切に判断することができる。
上述の実施形態において、前記走行情報は、前記運転者の運転操作に応じた前記第1の車両の情報、又は前記第1の車両の周辺を撮影した画像データを含み、前記1つ以上の運転操作は、前記第1の車両におけるハザードランプの点滅、減速、回避、又は停止を含み、
前記評価部は、前記第1の車両に前記第2の車両が接近したときに、前記運転者が前記1つ以上の運転操作を実行したか否かによって、前記運転者の運転に関する安全性の評価を行っても良い。
これにより、情報処理システムは、第1の車両に第2の車両が接近したときに、運転者によるハザードランプの点滅、減速、回避、又は停止を判断し、運転者が所定のルールを遵守しているかによって、運転者の運転の安全性を適切に判断することができる。
上述の実施形態において、前記情報処理システムは、前記第1の車両の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、前記第1の車両の前記位置情報と、前記道路の地図情報とを用いて、前記第1の車両が走行している地点が交差点付近であるか否か、及び一方通行であるか否かを判断する第1の判断部と、を有し、
前記評価部は、前記第1の判断部の判断結果に応じて異なる評価基準を用いて、前記運転者の運転に関する安全性の評価を行っても良い。
これにより、前記情報処理システムは、第1の車両が走行している地点に応じて、異なる判定基準で前記運転者の運転に関する安全性の評価を行うことができるので、運転者の運転の安全性をより適切に判断することができる。
上述の実施形態において、前記第1の車両の周辺を撮影した画像データを用いて、前記第2の車両が前記第1の車両と同じ車線を走行しているか、前記第1の車両と異なる車線を走行しているかを判断する第2の判断部を有し、
前記評価部は、前記第2の判断部の判断結果に応じて異なる評価基準を用いて、前記運転者の運転に関する安全性の評価を行っても良い。
これにより、前記情報処理システムは、第2の車両が走行している車線に応じて、異なる判定基準で前記運転者の運転に関する安全性の評価を行うことができるので、運転者の運転の安全性をより適切に判断することができる。
上述の実施形態において、前記情報処理システムは、前記第1の車両に搭載される車載装置を含み、前記車載装置は、前記取得部と、前記判定部と、前記評価部と、前記評価部による評価結果と、前記運転者を識別する情報とを含む評価情報を、前記更新部を有する情報処理装置に送信する送信部と、を有していても良い。
これにより、情報処理システムは、第1の車両に搭載される車載装置と、更新部を有する情報処理装置とに負荷を分散させて、効率良く処理を実行することができるようになる。
上述の実施形態において、前記情報処理システムは、前記第1の車両に搭載される車載装置と通信可能なサーバ装置を含み、
前記サーバ装置は、前記評価部による評価結果と、前記運転者を識別する情報とを含む評価情報を受信する受信部と、前記更新部と、前記更新部によって更新された前記運転者の運転に関する安全性の評価結果と、前記運転者を識別する情報とを、前記運転者に所定のサービスを提供するサービス提供システムに送信する情報連携部と、を有していても良い。
これにより、情報処理システムは、運転者の運転に関する安全性の評価結果を情報処理装置に蓄積し、活用することができるので、車載装置の負荷を低減させるとともに、車載装置の記憶容量を削減することができる。
また、他の実施形態は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムにより実現される。
本発明の実施の形態によれば、自動車等の車両を運転する運転者の運転の安全性を評価する情報処理システムにおいて、運転者の運転の安全性を適切に判断することができるようになる。
一実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の例を示す図である。 一実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成の例を示す図である。 一実施形態に係る情報処理システムの機能構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る車載装置の処理の例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る運転マナーの評価処理の例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る評価基準の例を示す図である。 第1の実施形態に係る回避の判定処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る回避の判定処理の別の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るサーバ装置の処理の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る車載装置の処理の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る評価基準の例を示す図である。 一実施形態に係る情報処理システムの機能構成の別の一例を示す図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
<システム構成>
図1は、一実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の例を示す図である。情報処理システム1は、例えば、自動車等の車両(第1の車両)10に搭載される車載装置110と、通信ネットワーク20に接続するサーバ装置100とを含む。
図1において、車載装置110は、車両10に搭載される通信装置120を用いて通信ネットワーク20に接続し、通信ネットワーク20を介してサーバ装置100と通信可能である。ここで、通信装置120は、無線通信によって通信ネットワーク20に接続するための装置であり、例えば、DCM(Data Communication Module)等によって実現される。
車載装置110は、車両10に搭載される、例えば、カーナビゲーション装置等の情報機器や、車載ECU(Electric Control Unit)等の情報処理装置である。
車載装置110は、車両10に搭載されるカメラ130を用いて、車両10の周辺を撮影した画像データを取得することができる。好ましくは、車載装置110は、車両10に搭載されるマイク140を用いて、車両10の周辺から収集した音データを取得することができる。一例として、車載装置110は、カメラ130で撮影した画像データや、マイク140で取得した音データ等を用いて、緊急車両(第2の車両の一例)が車両10に接近したことを検知する。また、別の一例として、車載装置110は、他の車両と通信を行う車車間通信装置150等を用いて、緊急車両が車両10に接近したことを検知するものであっても良い。
なお、緊急車両は、車載装置110が、車両10に接近したことを検知する第2の車両の一例である。第2の車両は、例えば、バス優先レーンを走行するバス等、車両10より道路を利用する優先度が高い他の車両であっても良い。
車載装置110は、車両10を制御する車両制御ECU等から、車両10の速度、舵角、加速度、ハザードランプの点滅等の車両情報を取得することができる。なお、車両情報は、車両10の走行状況を示す走行情報の一例である。走行情報は、例えば、車載装置110が、カメラ130で撮影した画像データを解析して取得した、車両10の走行状況を示す情報等であっても良い。
好ましくは、車載装置110は、車内カメラ160で撮影した運転者の画像による画像認証や、運転者が所持する情報端末170等による所持物認証等により、車両10を運転する運転者を識別することができる。
上記の構成により、車載装置110は、道路を走行する車両10に、例えば、緊急車両が接近したときに、車両10の走行状況を示す走行情報を用いて、車両10の運転者による1つ以上の運転操作(ハザードランプの点滅、減速、回避、停止等)を判定する。なお、回避には、例えば、緊急車両に道を譲るために、車両10の進路を変更する操作等が含まれる。
また、車載装置110は、車両10の運転者による運転操作の判定結果を用いて、車両10の運転者の運転に関する安全性の評価(例えば、運転マナーの評価)を行う。
さらに、車載装置110は、車両10の運転者を識別する識別情報と、運転者の運転に関する安全性の評価結果とを含む評価情報を、通信装置120を用いて、サーバ装置100に送信する。
サーバ装置(情報処理装置)100は、例えば、PC(Personal Computer)等の情報処理装置、又は複数の情報処理装置を含むシステムである。サーバ装置100は、車載装置110から送信される評価情報を受信し、所定の期間における運転者の運転に関する安全性の評価結果を、例えば、後述する運転マナーDB(Database)等に記憶して管理する。
また、サーバ装置100は、運転マナーDB等に記憶した、所定の期間における運転者の評価結果を取得して、所定の期間より以前における運転者の評価結果と比較し、比較結果に基づいて、運転者の評価結果を更新する。
好ましくは、サーバ装置100は、運転者の評価結果が更新された場合、更新された評価結果を、運転者に保険サービス(所定のサービスの一例)を提供する保険会社等のサービス提供システムに送信する。
上記の構成により、情報処理システム1は、所定の期間(例えば、数ヶ月間等)における、運転者の運転操作に基づく安全性の評価結果を取得する。従って、例えば、緊急車両が接近したときの運転操作等、発生頻度が比較的低い事象についても運転操作の安全性を適切に判断することができるようになる。また、情報処理システム1は、例えば、所定の期間毎に、取得した評価結果を、過去の評価結果と比較して、比較結果に基づいて過去の評価結果を更新するので、最新の評価結果を常に保持することができる。従って、本実施形態に係る情報処理システム1によれば、自動車等の車両を運転する運転者の運転の安全性を適切に判断することができるようになる。
従って、本実施形態に係る情報処理システム1によれば、自動車等の車両を運転する運転者の運転の安全性を適切に判断することができるようになる。
<ハードウェア構成>
(車載装置、及びサーバ装置のハードウェア構成)
車載装置110、及びサーバ装置100は、一般的なコンピュータの構成を有する情報処理装置なので、ここでは、一般的なコンピュータのハードウェア構成について説明する。
図2は、一実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成の例を示す図である。コンピュータ200は、例えば、CPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203、ストレージデバイス204、通信I/F(Interface)205、外部接続I/F206、入力装置207、表示装置208、及びシステムバス209等を含む。
CPU201は、ROM203やストレージデバイス204等に格納されたプログラムやデータ等をRAM202上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ200の各機能を実現する演算装置である。RAM202は、CPU201のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。ROM203は、電源を切ってもプログラムやデータを保持する不揮発性のメモリである。ストレージデバイス204は、HDD(Hard Disk Drive)や、SSD(Solid State Drive)等のストレージ装置であり、例えば、OS(Operation System)、プログラム、及び各種データ等を記憶する。
通信I/F205は、コンピュータ200が他の情報処理装置等と通信するためのインタフェースである。例えば、コンピュータ200がサーバ装置100である場合、通信I/F205は、有線又は無線LAN(Local Area Network)等のネットワークインタフェースである。また、コンピュータ200が車載装置110である場合、通信I/F205は、例えば、車両10に搭載された車載ECUや、通信装置120等と通信するためのCAN(Controller Area Network)等の通信インタフェースである。
外部接続I/F206は、コンピュータ200に外部装置を接続するためのインタフェースである。外部機器には、例えば、記録媒体等が含まれる。また、コンピュータ200が車載装置110である場合、外部機器には、カメラ130、マイク140、車車間通信装置150、車内カメラ160等も含まれ得る。
入力装置207は、利用者の入力操作を受け付けるための、キーボード、タッチパネル、操作ボタン等の入力デバイスである。表示装置208は、コンピュータ200の処理結果等を表示するための表示デバイスである。システムバス209は、上記の各構成要素に共通に接続され、例えば、アドレス信号、データ信号、及び各種制御信号等を伝達する。
なお、図2の示すコンピュータ200のハードウェア構成の一例であり、コンピュータ200は、例えば、入力装置207、表示装置208等を有していなくても良い。
<機能構成>
続いて、情報処理システム1の機能構成について説明する。図3は、一実施形態に係る情報処理システムの機能構成の例を示す図である。
(車載装置の機能構成)
車載装置110は、例えば、通信制御部301、画像取得部302、個人識別部303、接近検知部304、走行情報取得部305、第1の判断部306、位置情報取得部307、地図情報DB308、判定部309、評価部310、送信部311、第2の判断部312、及び記憶部313等を有する。
車載装置110は、例えば、CPU201で、ROM203やストレージデバイス204等の記録媒体に記憶されたプログラムを実行することにより、上記の各機能構成を実現している。また、上記の各機能構成のうち少なくとも一部は、ハードウェアによって実現されるものであっても良い。
通信制御部301は、例えば、CPU201で実行されるプログラムによって実現され、通信装置120を用いて、車載装置110を通信ネットワーク20に接続して、サーバ装置100等との通信を行う。なお、通信装置120は、通信制御部301の制御に従って、車両10、又は通信装置120に備えられた1つ以上のアンテナ121を用いて無線通信を行う無線通信装置、又は無線通信モジュール等である。
また、通信制御部301は、通信装置120等を用いて、車両10の運転者が所持する情報端末170等と無線通信を行う機能を有していても良い。
画像取得部302は、例えば、CPU201で実行されるプログラムによって実現され、カメラ130を用いて、車両10の周辺を撮影した画像データ(例えば、動画データ、又は1つ以上の静止画データ)を取得する。
個人識別部303は、例えば、CPU201で実行されるプログラムによって実現され、車内カメラ160で撮影した車両10の運転者の顔画像による顔画像認証や、運転者が所持する情報端末170との通信等により、車両10の運転者を識別する。
接近検知部304は、例えば、CPU201で実行されるプログラムによって実現され、画像取得部302が取得した車両10の周辺の画像データや、マイク140から取得した車両10の周辺の音データを解析して、緊急車両(第2の車両の一例)の接近を検知する。別の一例として、接近検知部304は、車車間通信装置150が、車両10の周辺を走行中の他の車両から受信する車両情報を用いて、緊急車両の接近を検知するものであっても良い。
走行情報取得部(取得部)305は、例えば、CPU201で実行されるプログラムによって実現され、道路を走行する車両10の走行状況を示す走行情報を取得する。例えば、走行情報取得部305は、車両10の速度、加速度、舵角、ハザードランプの点滅の有無等、運転者の運転操作に応じた車両10の車両情報を、車両10を制御する車両制御ECU等から取得する。
また、走行情報取得部305は、車両10の車両情報に加えて(又は代えて)、画像取得部302が取得する、車両10の周辺を撮影した画像データを解析して、車両10の走行状況を示す情報を取得するものであっても良い。
第1の判断部306は、例えば、CPU201で実行されるプログラムによって実現され、車両10が走行している地点が、交差点付近であるか否か、及び一方通行であるか否かを判断する。例えば、第1の判断部306は、位置情報取得部307が取得する車両10の位置を示す位置情報と、地図情報DB308に予め記憶した地図情報とを用いて、車両10が走行している地点が、交差点付近であるか否か、及び一方通行であるか否かを判断する。
位置情報取得部307は、例えば、CPU201で実行されるプログラムによって実現され、車両10の位置を示す位置情報を取得する。例えば、位置情報取得部307は、GPS(Global Positioning System)受信機等から取得した位置データや、車両10の車両情報等を用いて、車両10の位置情報を算出する。
或いは、位置情報取得部307は、車両10の位置を示す位置座標を、車両10に搭載されたカーナビゲーション装置等から取得するものであっても良い。
地図情報DB308は、例えば、CPU201で実行されるプログラム、及びストレージデバイス204等によって実現され、交差点、及び一方通行の情報を含む地図情報を、予め記憶している。
判定部309は、例えば、CPU201で実行されるプログラムによって実現され、走行情報取得部305が取得する走行情報を用いて、車両10に緊急車両が接近したときの、運転者の1つ以上の運転操作を判定する。例えば、判定部309は、接近検知部304が、緊急車両が接近したことを検知すると、走行情報取得部305が取得した走行情報を用いて、ハザードランプの点滅、減速、回避、停止等の実施の有無、実施内容等を判定する。
評価部310は、例えば、CPU201で実行されるプログラムによって実現され、判定部309による判定結果を用いて、車両10の運転者の運転に関する安全性の評価を行う。例えば、評価部310は、車両10に緊急車両が接近したときに、車両10の運転者がハザードを出したか、減速したか、回避が適切であったか、停止したか等に応じて、予め定められた評価基準に従って点数を加算し、評価点を算出する。なお、運転者の運転に関する安全性の評価結果には、例えば、車両10に緊急車両が接近したときの運転マナーの評価等が含まれる。
送信部311は、例えば、CPU201で実行されるプログラムによって実現され、車両10の運転者を識別する情報(識別情報)と、評価部310による評価結果とを含む評価情報を、サーバ装置100に送信する。
第2の判断部312は、例えば、CPU201で実行されるプログラムによって実現される。第2の判断部312は、例えば、画像取得部302が取得した画像データを解析して、接近検知部304が検知した緊急車両が、車両10と同じ車線を走行しているか、及び車両10と異なる車線を走行しているかを判断する。
記憶部313は、例えば、CPU201で実行されるプログラム、及びRAM202、ストレージデバイス204等によって実現され、評価部310が用いる評価基準を含む、様々な情報を記憶する。
(サーバ装置の機能構成)
サーバ装置100は、例えば、通信制御部321、情報管理部322、情報連携部323、及び運転マナーDB324等を有する。
サーバ装置100は、例えば、CPU201で実行されるプログラム(或いは、複数のコンピュータ200で実行されるプログラム)により、上記の各機能構成を実現している。
通信制御部321は、例えば、CPU201で実行されるプログラムによって実現される。通信制御部321は、例えば、通信I/F205を用いて、サーバ装置100を通信ネットワーク20に接続し、車載装置110、サービス提供システム330等と通信を行う。また、通信制御部321は、車載装置110から送信される、評価部310による評価結果と、車両10を運転する運転者を識別する情報とを含む評価情報を受信する受信部として機能する。
情報管理部(更新部)322は、例えば、CPU201で実行されるプログラムによって実現され、車載装置110から送信される評価情報に含まれる、運転者の識別情報と、運転者の評価結果とを対応付けて、運転マナーDB324に記憶して管理する。好ましくは、情報管理部322は、所定の期間内に受信した評価情報のうち、最新の評価情報に含まれる情報を、所定の数だけ運転マナーDB324に記憶する。
また、情報管理部322は、第1の所定期間における運転者の評価結果(第1の評価結果)を取得して、第1の所定期間より以前の第2の所定期間における運転者の評価結果(第2の評価結果)と比較し、比較結果に基づいて、運転者の過去の評価結果を更新する更新部として機能する。例えば、情報管理部322は、第1の評価結果と第2の評価結果とに差異がある場合、過去の評価結果を、第1の所定期間における運転者の評価結果で更新する。
情報連携部323は、例えば、CPU201で実行されるプログラムによって実現され、情報管理部322によって更新された運転者の評価結果を、運転者の識別情報と共にサービス提供システム330等に送信する。これにより、情報連携部323は、運転者の評価結果を、サービス提供システム330が、運転者に提供する所定のサービスに連携させることができる。
ここで、サービス提供システム330は、車両10の運転者の運転に関する評価結果(運転マナー等)を用いて、車両10の運転者に所定のサービスを提供するシステムである。例えば、サービス提供システム330は、運転者に自動車保険を提供する保険会社に関連するシステムであり、運転マナーの評価結果が良好な運転者に対して、保険料の割引等のインセンティブを与えることができる。
<処理の流れ>
続いて、本発明の実施形態に係る情報処理方法の処理の流れについて説明する。
[第1の実施形態]
(車載装置の処理)
図4は、第1の実施形態に係る車載装置の処理の例を示すフローチャートである。車載装置110は、例えば、車両10のアクセサリ電源がオンされたとき(ACC−ON時)等に、図4に示す車載装置の処理を開始する。なお、ここでは、運転者の運転の安全性に関する評価が、運転者の運転マナーの評価であるものとして以下の説明を行う。
ステップS401において、個人識別部303は、車両10を運転する運転者を識別する。例えば、個人識別部303は、車内カメラ160で撮影した運転者の顔画像を用いて顔画像認証を行うこと等により、運転者を識別する。
ステップS402において、接近検知部304は、車両10に緊急車両が接近したか否かを判断する。例えば、接近検知部304は、画像取得部302が取得した車両10の周辺を撮影した画像データから検出された緊急車両の回転灯や、マイク140で取得した車両10の周辺の音データから検出されたサイレン音等により、緊急車両の接近を検知する。或いは、接近検知部304は、車車間通信装置150が、車両10の周辺にある他の車両から取得した車両情報等により、緊急車両の接近を検知するものであっても良い。
緊急車両の接近が検知された場合、車載装置110は、処理をステップS403に移行させる。一方、緊急車両の接近が検知されない場合、車載装置110は、ステップS402の処理を繰り返し実行する。
ステップS403に移行すると、第1の判断部306は、車両10が走行している地点が、交差点付近であるか否かを判断する。例えば、第1の判断部306は、位置情報取得部307が取得する車両10の位置情報と、地図情報DB308に記憶された道路情報とを用いて、車両10が走行している地点が交差点付近であるか否かを判断する。
車両10が走行している地点が交差点付近である場合、車載装置110は、処理をステップS404に移行させる。一方、車両10が走行している地点が交差点付近でない場合、車載装置110は、処理をステップS405に移行させる。
ステップS403からステップS404に移行すると、評価部310は、運転者の運転マナーの評価に用いる評価基準として、後述する交差点時の評価基準を設定する。
ステップS403からステップS405に移行すると、第1の判断部306は、車両10が走行している地点が、一方通行であるか否かを判断する。例えば、第1の判断部306は、位置情報取得部307が取得する車両10の位置情報と、地図情報DB308に記憶された道路情報とを用いて、車両10が走行している地点が一方通行の道路であるか否かを判断する。
車両10が走行している地点が一方通行である場合、車載装置110は、処理をステップS406に移行させる。一方、車両10が走行している地点が一方通行でない場合、車載装置110は、処理をステップS407に移行させる。
ステップS405からステップS406に移行すると、評価部310は、運転者の運転マナーの評価に用いる評価基準として、後述する一方通行時の評価基準を設定する。
ステップS405からステップS407に移行すると、評価部310は、運転者の運転マナーの評価に用いる評価基準として、後述する通常時の評価基準を設定する。
ステップS408において、評価部310は、ステップS404、S406、S407で設定された評価基準に従って、運転者の運転マナーの評価を行う。例えば、評価部310は、図6(a)に示すような評価基準610のうち、ステップS404、S406、S407で設定された評価基準に従って、運転者の運転マナーの評価を行う。このように、本実施形態に係る評価部310は、第1の判断部306の判断結果に応じて、異なる評価基準を用いて、運転者の運転マナーの評価を行う。
図6(a)に、運転者の運転マナーの評価に用いられる評価基準610の一例を示す。図6(a)の例では、評価基準610には、「大項目」、「小項目」、「交差点時」、「通常時」等の情報が含まれる。「大項目」の情報は、例えば、ハザード、減速、回避、停止等、運転マナーの評価に用いられる評価項目を示している。「小項目」の情報は、各評価項目の評価内容等を示している。
「交差点時」の情報は、交差点時の評価基準611を示している。「一方通行」の情報は、一方通行時の評価基準612を示している。「通常時」の情報は、交差点時、及び一方通行時以外の通常時の評価基準613を示している。
なお、図6(a)に示す評価基準610に含まれる評価項目、及び評価基準は一例である。例えば、運転者の運転マナーの評価に用いられる評価基準は、図6(b)に示す評価基準620のように、図6(a)に示す評価基準610と評価項目(又は評価基準)の一部が異なっていても良い。
図5は、第1の実施形態に係る運転マナーの評価処理の例を示すフローチャートである。この処理は、図4のステップS408で実行される運転マナーの評価処理の一例を示している。
ステップS501において、判定部309は、車両10でハザードランプの点滅が実施されたか否かを判定し、判定結果を評価部310に通知する。例えば、判定部309は、接近検知部304で緊急車両の接近が検知されたときに、走行情報取得部305が取得した走行情報を用いて、車両10がハザードランプを点滅させたか否かを判定する。
ステップS502において、判定部309は、車両10で減速が実施されたか否かを判定し、判定結果を評価部310に通知する。例えば、判定部309は、接近検知部304で緊急車両の接近が検知されたときに、走行情報取得部305が取得した走行情報(例えば、車両10の速度情報、加速度情報等)を用いて、車両10が減速したか否かを判定する。
ステップS503において、判定部309は、車両10で回避が実施されたか否か、及び回避の実施内容を判定し、判定結果を評価部310に通知する。例えば、判定部309は、後述する回避の判定処理により、車両10で回避が行われた否かを判定する。また、判定部309は、回避が行われた場合、回避の実施内容として、交差点内で回避が行われたか、交差点先で左寄せ回避が行われたかを判定する。
ステップS504において、判定部は、車両10で停止が実施されたか否かを判定し、判定結果を評価部310に通知する。例えば、判定部309は、接近検知部304で緊急車両の接近が検知されたときに、走行情報取得部305が取得した走行情報(例えば、車両10の速度情報)を用いて、車両10が停止したか否かを判定する。
ステップS505において、評価部310は、判定部309から通知された判定結果と、図4のステップS404、S406、S407で設定された評価基準とを用いて、運転者の運転マナーの総合判定(評価)を行う。例えば、図4のステップS404において、図6(a)に示すような交差点時の評価基準611が設定されたものとする。
この場合、評価部310は、減速の実施有無に応じて、減速が実行された場合、評価点に「1」を加算し、減速が実行されなかった場合、評価点の加算を行わない。また、評価部310は、回避の実施有無に応じて、回避が実行された場合、評価点に「1」を加算し、回避が実行されなかった場合、評価点から「1」を減算する。さらに、評価部310は、回避の実施内容に応じて、交差点内で回避が実施された場合、評価点から「2」を減算し、交差点先で左寄せ回避が実施された場合、評価点に「1」を加算する。さらにまた、評価部310は、停止が実施されたか否かに応じて、停止が実施された場合、評価点に「1」を加算し、停止が実施されなかった場合、評価点に加算を行わない。
評価部310は、例えば、上記の処理により、加算又は減算された評価点を、運転者の運転マナーの評価結果とすることができる。
ここで、図4に戻り、車載装置の処理の例を示すフローチャートの説明を続ける。
ステップS409において、送信部311は、ステップS401で識別した運転者の識別情報と、ステップS408で評価した評価部310による評価結果とを含む評価情報を、通信制御部301を介して、サーバ装置100に送信する。
好ましくは、車載装置110は、ステップS409の処理を実行した後、ステップS402以降の処理を繰り返し実行する。
上記の処理により、車載装置110は、車両10に緊急車両が接近したときの、運転者の運転マナーを評価し、評価結果をサーバ装置100に通知することができる。
(回避の判定処理1)
図7は、第1の実施形態に係る回避の判定処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、図5のステップS503において、判定部309が、車両10で回避が実施されたか否かを判定する判定処理の一例を示している。
ステップS701において、判定部309は、走行情報取得部305が取得した車両10の走行情報から、舵角の情報を取得する。
ステップS702において、判定部309は、舵角の大きさが閾値以上であるか否かを判断する。ここで、閾値は、車両10が回避を実施したことを判断するための値が予め設定されているものとする。
舵角が閾値以上である場合、ステップS703において、判定部309は、回避が実施された(回避あり)と判定する。一方、舵角が閾値以上でない場合、ステップS704において、判定部309は、回避が実施されていない(回避なし)と判定する。
上記の処理は、回避の判定処理の一例を示しているが、判定部309は、同様にして、走行情報取得部305が取得した走行情報を用いて、ハザードランプの点滅、減速、停止等の実施の有無を判定する。
また、判定部309は、画像取得部302が取得した、車両10の周辺を撮影した画像データを用いて、ハザードランプの点滅、減速、回避、停止等を判定するものであっても良い。
(回避の判定処理2)
図8は、第1の実施形態に係る回避の判定処理の別の一例を示すフローチャートである。この処理は、図5のステップS503において、判定部309が、車両10で回避を判定する判定処理の別の一例を示している。
ステップS801において、判定部309は、走行情報取得部305が取得した車両10の走行情報から、舵角の情報を取得する。
ステップS802において、判定部309は、画像取得部302が取得した、車両10の周辺を撮影した画像データを用いて、例えば、道路の左側の白線を検知する。
ステップS803において、判定部309は、舵角の大きさが閾値以上であるか否かを判断する。舵角の大きさが閾値以上でない場合、ステップS804において、判定部309は、回避なしと判定する。一方、舵角の大きさが閾値以上である場合、判定部309は、処理をステップS805に移行させる。
ステップS805に移行すると、判定部309は、車両10が、ステップS802で検知した白線を跨いだか否かを判断する。車両10が白線を跨いでいない場合、ステップS806において、判定部309は、回避(小)ありと判定する。一方、車両10が白線を跨いだ場合、ステップS807において、判定部309は、回避(大)ありと判定する。
このように、判定部309は、画像取得部302が取得する画像データを用いて判定処理を行うものであっても良い。また、判定部309は、例えば、減速の大きさ、回避の大きさ等によって、複数のレベルにレベル分けして、回避の判定を行うものであっても良い。
(サーバ装置のリアルタイム処理)
図9(a)は、サーバ装置100のリアルタイム処理の例を示すフローチャートである。この処理は、サーバ装置100が、車載装置110から評価情報を受信したときに実行するリアルタイム処理の例を示している。
ステップS911において、サーバ装置100の情報管理部322は、通信制御部321を介して、車載装置110から評価情報を受信すると、ステップS912以降の処理を実行する。
ステップS912において、情報管理部322は、評価情報に含まれる運転者の識別情報を取得し、運転マナーDB324に記憶されている運転者の識別情報に対応する評価結果、すなわち、運転者の運転マナーの評価結果を参照する。
ステップS913において、情報管理部322は、運転マナーDB324に記憶されている運転者の運転マナーの評価結果の数が、所定の数以上であるか否かを判断する。ここで、所定の数は、例えば、運転者の運転マナーの評価結果の平均値を算出した場合に、運転者の運転マナーを判断するために十分な数が、予め定められているものとする。
評価結果の数が所定の数以上である場合、ステップS914において、情報管理部322は、運転マナーDB324に記憶された運転者の評価結果のうち、最も古い評価結果に、ステップS911で受信した評価情報に含まれる評価結果を上書きする。
一方、評価結果の数が所定の数以上でない場合、ステップS915において、情報管理部322は、ステップS911で受信した評価情報に含まれる評価結果を、運転マナーDB324の運転者の評価結果に追加する。
上記の処理により、情報管理部322は、車載装置110から評価情報を受信すると、評価情報に含まれる運転者の識別情報に基づいて、運転者の評価結果のうち、所定の数以内の最新のデータを、運転マナーDB324に記憶して管理する。
(サーバ装置のバッチ処理)
図9(b)は、サーバ装置100のバッチ処理の例を示すフローチャートである。この処理は、サーバ装置100が、例えば、所定の期間毎に実行するバッチ処理の一例を示している。
ステップS921において、サーバ装置100の情報管理部322は、前回の処理から所定の期間を経過した場合、ステップS922以降の処理の実行を開始する。
ステップS922において、情報管理部322は、運転マナーDB324に記憶した、所定の期間(第1の所定期間)における運転者の評価結果(第1の評価結果)を参照(取得)する。
ステップS923において、情報管理部322は、ステップS922で参照した、所定の期間における運転者の評価結果の平均値を算出する。
ステップS924において、情報管理部322は、ステップS923で算出した、所定の期間における運転者の評価結果の平均値と、所定の期間より以前(第2の所定期間)における運転者の評価結果(第2の評価結果)の平均値とに差異があるか否かを判断する。なお、情報管理部322は、過去の処理で算出した運転者の評価結果の平均値を、例えば、運転マナーDB324等の記憶部に記憶して管理しているものとする。
所定の期間における評価結果の平均値と、過去の評価結果の平均値とに差異がない場合、情報管理部322は、バッチ処理を終了させる。一方、所定の期間における評価結果の平均値と、過去の評価結果の平均値とに差異がある場合、情報管理部322は、処理をステップS925に移行させる。
ステップS925に移行すると、情報管理部322は、運転マナーDB324等の記憶部に記憶して管理している過去の評価結果の平均値に代えて、ステップS923で算出した評価結果の平均値を、運転者の評価結果として記憶部に記憶する。
これにより、情報管理部322は、運転者の運転に関する安全性の評価結果を最新の状態に維持することができる。また、情報管理部322は、所定の期間における評価結果の平均値と、過去の評価結果と平均値とに差異がない場合、情報管理部322による更新処理の負荷を低減させることができる。
ステップS926において、情報連携部323は、情報管理部322が、記憶部に記憶した運転者の評価結果と、運転者を識別する識別情報とを、運転者に保険サービスを提供する保険会社(例えば、保険会社が利用するサービス提供システム330等)に送信する。
これにより、運転者に保険サービスを提供する保険会社は、例えば、運転者の運転マナーの評価結果に応じて、運転者に提供する保険サービスの料金を割引する等、インセンティブを運転者に付与すること等ができるようになる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、車載装置110は、車両10が走行している地点に応じて、例えば、図6(a)に示すような交差点時の評価基準611、一方通行時の評価基準612、通常時の評価基準613を用いて、運転者の運転マナーの評価を行っていた。
しかし、例えば、車両10が交差点で信号待ちをしているときに、自車線とは異なる他の車線を緊急車両が通過する場合等、緊急車両が走行する車線によって、ハザードランプの点滅は必ずしも必要ない場合がある。
そこで、第2の実施形態では、車載装置110が、緊急車両が自車線を走行しているか、自車線とは異なる他の車線を走行しているかを判断し、判断結果に応じて異なる評価基準を用いて、運転者の運転に関する安全性の評価を行う。
<処理の流れ>
(車載装置の処理)
図10は、第2の実施形態に係る車載装置の処理の例を示すフローチャートである。なお、図10に示す処理のうち、ステップS401、S402、S409に示す処理は、図4に示す第1の実施形態に係る処理と同様なので、ここでは、第1の実施形態との相違点を中心に説明を行う。
ステップS402からステップS1001に移行すると、第2の判断部312は、例えば、画像取得部302が取得した車両10の周辺を撮影した画像データを用いて、緊急車両の位置を特定できたか、不明であるかを判断する。例えば、第2の判断部312は、車両10の周辺を撮影した画像データを解析して、緊急車両や、緊急車両の回転灯等が検出されない場合、緊急車両の位置が不明であると判断する。
緊急車両の位置が不明である場合、車載装置110は、処理をステップS1002に移行させる。一方、緊急車両の位置が不明でない場合、車載装置110は、処理をステップS1003に移行させる。
ステップS1001からS1002に移行すると、評価部310は、運転者の運転マナーの評価に用いる評価基準として、緊急車両の位置が不明な場合の評価基準である不明時の評価基準を設定する。例えば、評価部310は、不明時の評価基準として、図6(a)に示すような評価基準610を適用することができる。
ステップS1001からS1003に移行すると、第2の判断部312は、緊急車両の位置が自車線か否か(緊急車両が車両10と同じ車線を走行しているか、車両10と異なる車線を走行しているか)を判断する。例えば、第2の判断部312は、車両10の周辺を撮影した画像データを解析して、緊急車両や、緊急車両の回転灯等を検出し、道路の白線や、緊急車両の進行方向等から、緊急車両が車両10と同じ車線を走行しているか否かを判断する。
緊急車両の位置が自車線である場合、車載装置110は、処理をステップS1004に移行させる。一方、緊急車両の位置が自車線でない場合、車載装置110は、処理をステップS1005に移行させる。
ステップS1003からステップS1004に移行すると、評価部310は、運転者の運転マナーの評価に用いる評価基準として、例えば、図11(a)に示すような、自車線時の評価基準1110を設定する。
図11(a)の例では、自車線時の評価基準1110には、図6(a)に示す評価基準610と同様に、「大項目」、「小項目」、「交差点時」、「通常時」等の情報が含まれる。図11(a)において、「交差点時」の情報は、緊急車両が車両10と同じ車線を走行している場合における交差点時の評価基準1111を示している。また、「一方通行時」の情報は、緊急車両が車両10と同じ車線を走行している場合における一方通行時の評価基準1112を示している。さらに、「通常時」の情報は、緊急車両が車両10と同じ車線を走行している場合における通常時の評価基準1113を示している。
図11(a)の例では、自車線時の評価基準1110には、図6(a)に示す評価基準610とは異なる採点基準が設定されている。例えば、自車線時の評価基準1110の大項目「減速」には、小項目「タイミング」が追加されている。
一方、ステップS1003からステップS1005に移行すると、評価部310は、運転者の運転マナーの評価に用いる評価基準として、例えば、図11(b)に示すような、他車線時の評価基準1120を設定する。
図11(b)の例では、他車線時の評価基準1120には、「大項目」、「小項目」、「交差点時」、「交差点以外」等の情報が含まれている。図11(b)において、「交差点時」の情報は、緊急車両が車両10とは異なる車線を走行している場合における交差点時の評価基準1121を示している。また、図11(b)において、「交差点以外」の情報は、緊急車両が車両10とは異なる車線を走行している場合における、交差点時以外の場合の評価基準1122を示している。
このように、本実施形態では、車載装置110は、第2の判断部312により、緊急車両の位置が、自車線か、他車線か、不明かを判断し、第2の判断部312の判断結果に応じて、異なる評価基準を設定することができる。
ステップS1006において、評価部310は、ステップS1002、S1004、S1005で設定された評価基準に従って、運転者の運転マナーの評価を行う。例えば、ステップS1004において、自車線時の評価基準が設定された場合、評価部310は、図11(a)に示すような自車線時の評価基準1110を用いて、運転者の運転マナーの評価を行う。
例えば、図11(a)に示す自車線時の評価基準1110には、交差点時の評価基準1111、一方通行時の評価基準1112、及び通常時の評価基準1113が含まれる。この場合、評価部310は、例えば、図4のステップS403〜S407に示す処理を実行し、設定された評価基準に従って、運転者のマナーの評価を行う。
この場合、評価部310は、第2判断部による判断結果と、第1の判断部による判断結果とに応じて、異なる評価基準を用いて、運転者のマナーの評価を行うことができる。
[応用例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、様々な変形や変更が可能である。
例えば、図3に示す情報処理システム1の機能構成は一例であり、情報処理システム1は様々な機能構成が可能である。例えば、図12に示すように、図3のサーバ装置100に含まれる情報管理部322、運転マナーDB324等は、車載装置110に含まれていても良い。この場合、車載装置110は、図3に示す車載装置110に含まれる送信部311に代えて、情報連携部323を有する。これにより、情報処理システム1は、サーバ装置100がない場合でも、車両10の運転者の運転に関する安全性の評価結果を、サービス提供システムに送信することができるようになる。
同様に、図3に示す車載装置110に含まれる機能構成のうち、少なくとも一部は、サーバ装置100に含まれていても良い。
また、車両10を運転する運転者が予め定められている場合や、サービス提供システム330が提供する保険サービス等の契約対象が運転者単位ではなく車両単位である場合等には、車載装置110は個人識別部303を有していなくても良い。この場合、車載装置110の送信部311は、評価部310による評価結果と共に、予め記憶した運転者の識別情報や、車両10の識別情報等を含む評価情報を、サーバ装置100に送信すれば良い。
1 情報処理システム
10 車両(第1の車両)
100 サーバ装置(情報処理装置)
110 車載装置(情報処理装置の別の一例)
303 個人識別部
305 走行情報取得部(取得部)
306 第1の判断部
307 位置情報取得部
309 判定部
310 評価部
311 送信部
312 第2の判断部
321 通信制御部(受信部)
322 情報管理部(更新部)
323 情報連携部

Claims (12)

  1. 道路を走行する第1の車両の走行状況を示す走行情報を取得する取得部と、
    前記第1の車両に第2の車両が接近したときの前記走行情報を用いて、前記第1の車両を運転する運転者の1つ以上の運転操作を判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果を用いて、前記運転者の運転に関する安全性の評価を行う評価部と、
    第1の所定期間における前記評価部による第1の評価結果を取得して、前記第1の所定期間より以前の第2の所定期間における前記評価部による第2の評価結果と比較し、比較結果に基づいて前記第2の評価結果を更新する更新部と、
    を有する、情報処理システム。
  2. 前記更新部は、前記第1の評価結果の平均値と前記第2の評価結果とに差異がある場合、前記第2の評価結果を前記第1の評価結果の平均値で更新する、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記運転者を識別する個人識別部と、
    前記更新部によって更新された前記第2の評価結果と、前記運転者を識別する情報とを、前記運転者に所定のサービスを提供するサービス提供システムに送信する情報連携部を有する、請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記第2の車両は、緊急車両を含み、
    前記評価部による評価結果は、前記第1の車両に前記緊急車両が接近したときの運転マナーの評価を含む、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  5. 前記走行情報は、前記運転者の運転操作に応じた前記第1の車両の情報、又は前記第1の車両の周辺を撮影した画像データを含み、
    前記1つ以上の運転操作は、前記第1の車両におけるハザードランプの点滅、減速、回避、又は停止を含み、
    前記評価部は、前記第1の車両に前記第2の車両が接近したときに、前記運転者が前記1つ以上の運転操作を実行したか否かによって、前記運転者の運転に関する安全性の評価を行う、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  6. 前記第1の車両の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記第1の車両の前記位置情報と、前記道路の地図情報とを用いて、前記第1の車両が走行している地点が交差点付近であるか否か、及び一方通行であるか否かを判断する第1の判断部と、
    を有し、
    前記評価部は、前記第1の判断部の判断結果に応じて異なる評価基準を用いて、前記運転者の運転に関する安全性の評価を行う、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  7. 前記第1の車両の周辺を撮影した画像データを用いて、前記第2の車両が前記第1の車両と同じ車線を走行しているか、前記第1の車両と異なる車線を走行しているかを判断する第2の判断部を有し、
    前記評価部は、前記第2の判断部の判断結果に応じて異なる評価基準を用いて、前記運転者の運転に関する安全性の評価を行う、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  8. 前記情報処理システムは、前記第1の車両に搭載される車載装置を含み、
    前記車載装置は、
    前記取得部と、
    前記判定部と、
    前記評価部と、
    前記評価部による評価結果と、前記運転者を識別する情報とを含む評価情報を、前記更新部を有する情報処理装置に送信する送信部と、
    を有する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  9. 前記情報処理システムは、前記第1の車両に搭載される車載装置と通信可能なサーバ装置を含み、
    前記サーバ装置は、
    前記評価部による評価結果と、前記運転者を識別する情報とを含む評価情報を受信する受信部と、
    前記更新部と、
    前記更新部によって更新された前記運転者の運転に関する安全性の評価結果と、前記運転者を識別する情報とを、前記運転者に所定のサービスを提供するサービス提供システムに送信する情報連携部と、
    を有する、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  10. 道路を走行する第1の車両の走行状況を示す走行情報を取得する取得部と、
    前記第1の車両に第2の車両が接近したときの前記走行情報を用いて、前記第1の車両を運転する運転者の1つ以上の運転操作を判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果を用いて、前記運転者の運転に関する安全性の評価を行う評価部と、
    第1の所定期間における前記評価部による第1の評価結果を取得して、前記第1の所定期間より以前の第2の所定期間における前記評価部による第2の評価結果と比較し、比較結果に基づいて前記第2の評価結果を更新する更新部と、
    を有する、情報処理装置。
  11. 道路を走行する第1の車両の走行状況を示す走行情報を取得するステップと、
    前記第1の車両に第2の車両が接近したときの前記走行情報を用いて、前記第1の車両を運転する運転者の1つ以上の運転操作を判定するステップと、
    前記判定するステップによる判定結果を用いて、前記運転者の運転に関する安全性を評価するステップと、
    第1の所定期間における前記評価するステップによる第1の評価結果を取得して、前記第1の所定期間より以前の第2の所定期間における前記評価するステップによる第2の評価結果と比較し、比較結果に基づいて前記第2の評価結果を更新するステップと、
    をコンピュータが実行する、情報処理方法。
  12. 請求項11に記載の情報処理方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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