JP2015137480A - 屋根上設置物の取り付け金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本願は、部材数が少なく、取り付けやすく、耐荷重強度の高い屋根上設置物の取り付け金具を提供することを目的とする。また、屋根上設置物の適切な取り付け位置を容易に決めることができ、導通機能も具備する屋根上設置物の取り付け金具を提供することを目的とする。
【解決手段】 本願は、固定部材と、固定部材の上に組み合わされた載置部材と、載置部材に固定部材側から挿通されたボルトと、軸体を有する屋根上設置物の取り付け金具である。載置部材は、ボルト挿通孔を有するボルト挿通面と、ボルト挿通面から略平行な2面を形成するように折り下げられた垂下部と、垂下部の中央部が下方に延出された連結部と、垂下部から外側方向に折り曲げられた載置部を有している。この連結部には、載置部より低い位置に軸体挿通孔が形成されており、軸体挿通孔に軸体が挿通されて固定部材と載置部材が組み合わされている。
【選択図】 図1

Description

本願は、部材数を少なくすることによってコストを抑えた屋根上設置物の取り付け金具に関する。また、本願は、屋根上設置物が受ける正圧及び負圧に強い屋根上設置物の取り付け金具に関する。
図6から図8までは、屋根上設置物の固定金具である。図6の固定金具を屋根上に取り付けて、その上に図7の固定金具を組み合わせる。そして、屋根上設置物は、図7の固定金具の上に載せられ、押さえ金具で上から押さえられることで図8のように取り付けられる。図7の固定金具及び押さえ金具は、図6の固定金具の載置片に立設されたボルトに組み合わされる。また、屋根上設置物(太陽電池モジュール)の取り付け位置は、図7の固定金具によって容易に決められる。
図9は、図6及び図7の固定金具を一体化させた仕組みを持つ取付け金具である。図9の取付け金具では、雄ネジ棒部は、溶接等で一体化されている。また、図9の取付け金具は、ネジ締め手段7・8が締め付けられることで、受け部5とハゼつかみ部4の折り曲げ角度が変わり、両フィンガー部4b・4bでハゼを挟んで屋根上に取り付けられる。さらに、太陽電池モジュール3の設置は、適切な位置に取り付ける必要がある。
図10は、外囲体用取付具である。左右対称一対に備えられた本体Aには、ボルト頭部収納部15aとボルト軸部収納部15bで形成されたボルト支持部15がある。接合具Bの締め付けによって、本体Aが適切な状態に組み合わせられると、取付用ボルト4が回り止め状態に立設固定される。
図11は、ボルト取付具である。表側挟着体6と裏側挟着体8によって、取付ボルト2を立設固定している。
意匠登録第1396793号公報 意匠登録第1396794号公報 特開2003−96986号公報 特開2007−297860号公報 特開2012−041676号公報
図6から図8までで示した屋根上設置物の固定金具は、屋根上設置物にかかる正圧・負圧に対する強度の向上と、部材数を減らすことによるコスト削減が課題であった。
図9の取付け金具は、雄ネジ棒部が溶接等で一体化されるので、加工コストがかかっていた。また、図9の取付け金具は、ネジ締め手段7・8が締め付けられることで、受け部5とハゼつかみ部4の折り曲げ角度が変わる。そのため、折り曲げ箇所の強度が低く、屋根上設置物にかかる正圧・負圧によって切断されてしまう恐れがあった。さらに、太陽電池モジュール3の設置に際し、位置決め手段がなかった。そのため、太陽電池モジュールに押さえ金具が嵌らずに取り付けられなかったり、取付け金具の正しい位置に取り付け直したりすることがあった。
図10の外囲体用取付具は、接合具Bの締め付けによって、本体Aが適切な状態に組み合わせられた場合にのみ、取付用ボルト4が回り止め状態に立設固定される。そのため、屋根の状態などにより、本体Aが適切な状態に組み合わせられない場合、取付用ボルト4が空回りしたり、脱落したりする恐れがあった。
図11のボルト取付具は、表側挟着体6と裏側挟着体8によって、取付ボルト2を立設固定している。そのため、部材数が多く、コスト上昇を招いていた。
図6から図11までの技術では、屋根上設置物が太陽光発電パネルである場合、太陽光発電パネル間を導通させる必要がある。この場合、別な追加部材を用いて導通させる、又は太陽光発電パネルのアース線同士を接続させる必要があった。
本願は、部材数が少なく、取り付けやすく、耐荷重強度の高い屋根上設置物の取り付け金具を提供することを目的とする。また、屋根上設置物の適切な取り付け位置を容易に決めることができ、導通機能も具備する屋根上設置物の取り付け金具を提供することを目的とする。
本願は、固定部材と、固定部材の上に組み合わされた載置部材と、載置部材に固定部材側から挿通されたボルトと、軸体を有する屋根上設置物の取り付け金具である。載置部材は、ボルト挿通孔を有するボルト挿通面と、ボルト挿通面から略平行な2面を形成するように折り下げられた垂下部と、垂下部の中央部が下方に延出された連結部と、垂下部から外側方向に折り曲げられた載置部を有している。この連結部には、載置部より低い位置に軸体挿通孔が形成されており、軸体挿通孔に軸体が挿通されて固定部材と載置部材が組み合わされている。
また、本願は、上記に加え、ボルト挿通面が端部に向かって延出され、垂下部間より間隔が広い位置決め部を有する屋根上設置物の取り付け金具である。
さらに、本願は、上記に加え、載置部材に、導通突起が形成されている屋根上設置物の取り付け金具である。
本願における載置部材は、先述した図6の載置片と、図7の固定金具を一体化し、しかも一枚の板材から製作することが可能な形状である。そのため、部材が少なくて済み、コストが軽減される。また、屋根上設置物に荷重が最もかかるのは、載置部材のボルトが組み合わされた部分である。その部分の真下、又は真下に近い部分に連結部があり、軸体と連結されている。そのため、ボルトの真下でない部分だけが軸体に連結されている構造に比べて、本願は屋根上設置物にかかる正圧・負圧に対する強度も高い。
本願は、垂下部間にボルト頭部が嵌り、回り止め状態となる。そのため、押さえ金具を組み合わせ、ナットを締め付けるだけで屋根上設置物を取り付けることができる。また、溶接等を行う必要がないので、加工コストを抑えることができる。さらに、本願は、垂下部又は位置決め部への当接によって、屋根上設置物の適切な取り付け位置を容易に決めることができる。
本願は、載置部材と固定部材が別体である。そのため、取り付け金具の固定状態が屋根上設置物の載置状態やボルトの立設状態に影響を与えることがなく、ボルトが空回りしたり、脱落したりすることがない。
本願は、ボルトの立設が載置部材のみ、または極めて安価な止め具等を使うだけである。そのため、部材数が少なくて済み、コストを低く抑えることができる。
本願は、載置部材に導通突起を形成している。そのため、別な追加部材を用いて導通させたり、又は太陽光発電パネルのアース線同士を接続させたりする必要がない。
本願の屋根上設置物の取り付け金具の実施例1を示す説明図である。 本願の屋根上設置物の取り付け金具の実施例1を示す説明図である。 本願の屋根上設置物の取り付け金具の実施例1を示す説明図である。 本願の屋根上設置物の取り付け金具の実施例2を示す説明図である。 本願の屋根上設置物の取り付け金具の実施例2を示す説明図である。 従来技術を示す説明図である。 従来技術を示す説明図である。 従来技術を示す説明図である。 従来技術を示す説明図である。 従来技術を示す説明図である。 従来技術を示す説明図である。
本願の屋根上設置物の取り付け金具の実施例について、図面に基づいて説明する。図1から図3までが実施例1の説明図である。図4から図5までが実施例2の説明図である。
はじめに、本願において屋根上設置物とは、屋根の上に取り付けられるもの一般を指す。たとえば、太陽光発電パネルなどが代表的である。なお、本願においては、太陽光発電パネルを取り付けるための部材なども、屋根上設置物に含まれる。
本願における屋根は、葺設されている屋根材の種類を問わない。たとえば、軸体を用いた取り付け金具を適用しやすいハゼ折板屋根などが最適であるが、それ以外の横葺き、縦葺き屋根等でもよい。
まず、実施例1について説明する。図1は取り付け金具の斜視図、図2は載置部材1の斜視図、図3は屋根上設置物Sの取り付け状態を屋根の流れ方向に直交する向きに見た説明図である。
本実施例は、固定部材2と、固定部材2の上に組み合わされた載置部材1と、載置部材1に固定部材2側から挿通されたボルト3と、屋根面に略平行な軸体4を有する屋根上設置物Sの取り付け金具である。屋根上設置物Sの取り付けは、次のように行う。
まず、載置部材1に屋根上設置物Sを載せる。次に、押さえ金具Oがボルト3に挿通され、屋根上設置物Sの上に被せられる。そして、ナットNをボルト3に締め込むと、載置部材1と押さえ金具Oに屋根上設置物Sが挟持され、取り付けられる。
なお、本願は、押さえ金具Oを組み合わせて用いる。押さえ金具Oは、本実施例のような断面略ハット形状である場合、ナットNの締め込み具合により、様々な屋根上設置物Sの厚みに対応することが可能になる。ただし、押さえ金具Oは、断面略ハット形状でなくてもよい。たとえば、図9に示したような屋根上設置物の端部底面から外側に延びる被係止部が形成されている場合、押さえ金具Oは、図9で用いているような断面略倒コ字状であってもよい。また、図3の一側の載置部14だけに屋根上設置物を載せ、そちら側だけを押さえる形状の押さえ金具であってもよい。
軸体4は、屋根の流れ方向に平行であっても、屋根の桁行方向に平行であってもよい。また、軸体4は、固定部材2に側面から挿通され、固定されていることが望ましい。本実施例において軸体4は、載置部材1を固定部材2で揺動させるためのボルトである。なお、軸体4は揺動させるためのボルトに限らず、ほかの目的で設けた軸体4で良い。たとえば、ボルトで屋根のハゼ部を挟持させる本実施例のようなものであれば、そのボルトを軸体4として用いてもよい。さらに、軸体4は、固定部材2と載置部材1を組み合わせるためだけに設けてもよく、ボルトでない棒状部材であってもよい。
固定部材2は、載置部材1及び軸体4を組み合わせることができればよく、屋根材への固定構造や、そのほかの構成要素は問わない。本実施例は、ハゼ折板屋根に取り付けられる取り付け金具である。本実施例の取り付け金具の固定部材2は、屋根のハゼ部を挟持させることによって固定される。
載置部材1は、本実施例において一枚の板材を折り曲げることによって形成されている。従来は、一枚の板材を折り曲げることによって形成される載置部材1は、その板厚を高めることによって強度を上げるのが、一般的であった。そのため、強度向上にはコスト上昇は不可避であった。
載置部材1は、ボルト挿通孔を有するボルト挿通面11と、ボルト挿通面11から略平行な2面を形成するように折り下げられた垂下部12・12を有する。なお、ボルトは、市販の六角ボルトで良い。その場合、垂下部12・12同士の間隔は、ボルト頭部の二面幅より大きく、ボルト頭部の対角より小さい幅であることが望ましい。そうすることで、屋根上設置物Sの取り付け時に、屋根上設置物Sに押さえ金具Oを被せて、ナットNで締め付けるだけですむ。このとき、ボルト頭部は、垂下部12に当接し、回り止め状態になる。
載置部材1のボルト挿通孔111は、ボルト挿通面11の略中央部に形成されていることが望ましい。そうすることで、屋根上設置物Sに負圧が掛かった際、取り付け金具にバランス良く荷重がかかるようになる。また、ボルト挿通面11は垂下部12を折り曲げにより形成している。そのため、ボルト挿通面11が垂下部12・12によって補強された状態になり、ボルト3に引き上げ・押し下げ荷重がかかった際、変形しにくい。
垂下部12に止め具用孔121を形成するのが望ましい。この止め具用孔121は、ボルト挿通面11からボルト頭部の高さ程度の位置に形成されている。そのため、ボルト挿通孔111にボルト3が挿通された後、止め具用孔121に止め具Tが挿通される。そうすると、ボルト3が落下しない状態になる。その結果、屋根上設置物Sの取り付けが容易になる。
載置部材1は、垂下部12と、垂下部12の中央部が下方に延出された連結部13を有する。連結部13は、垂下部12と一平面上に形成されるのが望ましい。そうすることで、ボルト3にかかる荷重を真下の軸体4に伝える最も効率的な構造になる。
載置部材1は、垂下部12から外側方向に折り曲げられた載置部14を有している。なお、本実施例では、略U字状の切り込みが形成され、その内側が連結部13として残され、その外側が折り曲げられて載置部14となっている。また、ボルト挿通面11と載置部14は、段差を形成していることが望ましい。この段差を設けることで、段差がない場合に比べて、短いボルト3を使用することができる。
載置部14の端部を折り曲げて、載置部外側面142を形成してもよい。さらに、載置部外側面142を折り曲げて、載置部補助面143を形成してもよい。そうすることで、屋根上設置物Sの載置面積が大きくなり、安定した設置が可能になる。
屋根上設置物Sが太陽光発電パネルである場合、載置部外側面142形成時に、載置部14に切り込みを入れておき、載置部14を折り下げるといった方法で、載置面上に突出する導通突起141を設けてもよい。本実施例では、4箇所に導通突起141・141・141・141が形成されている。押さえ金具Oによって上から太陽光発電パネルが押さえられると、導通突起141によって、太陽光発電パネルの枠体の被膜を破る。その結果、隣り合う太陽光発電パネル間を載置部材1によって導通させることができる。このとき、載置部材1は導通性を有する必要がある。この導通突起141を設けることによって、太陽光発電パネル間の導通配線を省略することができるので、施工性が向上する。さらに、複数箇所の導通突起141を形成することによって、取り付け金具が傾いていても、いずれかの導通突起141が機能するので、確実に太陽光発電パネル間の導通を確保できる。
連結部13には、載置部14より低い位置に軸体挿通孔131が形成されている。軸体挿通孔131に軸体4が挿通されて固定部材2と載置部材1が組み合わされている。なお、固定部材2と載置部材1を組み合わせるために、ほかの構成要素を形成してもよい。本実施例においては、第2軸体挿通孔144a・144aを有する第2連結部144・144を設けて、軸体4が挿通されている。そのため、載置部材1に、軸体4が計4か所で挿通されている構成であり、取り付け金具の強度が向上されている。また、載置部材1と固定部材2とは、軸体4が挿通されている部分のほか、軸体と無関係である組合せ構成を追加形成してもよい。
本実施例では、ボルト挿通面11は端部に向かって延出され、垂下部12・12間より間隔が広い位置決め部15を有する。位置決め部15は、垂下部12と平行になるように折り曲げられた位置決め用被当接部151を形成している。屋根上設置物Sの取り付けに当たっては、屋根上設置物Sの端部を位置決め用被当接部151に当接させることで、適切な取り付け位置に配置することができる。また、位置決め部15の幅は、垂下部12・12同士の幅より広ければ任意で設定できる。また、本実施例において、位置決め用被当接部151は折り曲げで形成されているが、折り曲げずにその端縁などをそのまま用いてもよい。
次に、本実施例の取り付け金具の組み立てから、屋根上設置物Sの取り付けまでについて説明する。
まず、載置部材1に固定部材2側からボルト3が挿通され、止め具Tによって落下しない状態になる。こうして、載置部材1とボルト3が一体化される。次に、固定部材2上に載置部材1が組み合わされ、軸体4がそれらに挿通されて、取り付け金具として一体化される。
組み立てられた取り付け金具は、固定部材2がハゼ折板屋根のハゼ部を挟持することによって取り付けられる。取り付けに際しては、垂下部12・12が軒棟方向に対面する向きに取り付けられる。複数の取り付け金具が屋根に取り付けられた後、載置部材1に屋根上設置物Sが載せられる。このとき、位置決め部15に屋根上設置物Sの端縁が当接されて、位置決めされる。そして、押さえ金具Oがボルト3に挿通され、屋根上設置物Sに被せられる。そして、ナットNをボルト3に締め込む。その結果、屋根上設置物Sは、載置部材1と押さえ金具Oに挟持され、取り付けられる。
次に、実施例2について説明する。図4は取り付け金具の斜視図、図5は取り付け金具の分解斜視図である。
本実施例と実施例1とは、固定部材2の構成が異なる。本実施例の取り付け金具は、屋根に穴をあけて固定部材2がルーフボルトなどの固定具Kで固定される。このように、固定部材2が屋根に固定される構造については問わない。実施例1のような挟持する構造でもよいし、本実施例のようにルーフボルトで固定される構造でもよい。そのほか、接着剤等で貼付される構造などであってもよい。
次に、屋根上設置物Sの取り付けについて説明する。
まず、載置部材1に固定部材2側から、ボルト3がボルト頭部を下にして上向きに挿通され、止め具Tによって落下しない状態になる。こうして、載置部材1とボルト3が一体化される。
次に、屋根に固定具Kを挿通する孔をあける。そして、底面に固定用孔を有する固定部材2が、孔をあけた屋根上に載置される。その固定用孔に上から固定具Kが挿通され、締め込まれて、固定部材2が屋根上に固定される。その後、固定部材2上に載置部材1が載置され、軸体4が挿通されて、それらが組み合わされる。このように、屋根上に固定された後、取り付け金具として組み合わされてもよい。
このようにして、複数の取り付け金具が屋根に取り付けられた後、載置部材1に屋根上設置物Sが載せられる。このとき、位置決め部15に屋根上設置物Sの端縁が当接されて、位置決めされる。そして、押さえ金具Oがボルト3に挿通され、屋根上設置物Sに被せられる。そして、ナットNをボルト3に締め込む。その結果、屋根上設置物Sは、載置部材1と押さえ金具Oに挟持され、取り付けられる。
1 載置部材
11 ボルト挿通面
111 ボルト挿通孔
12 垂下部
121 止め具用孔
13 連結部
131 軸体挿通孔
14 載置部
141 導通突起
142 載置部外側面
143 載置部補助面
144 第2連結部
144a 第2軸体挿通孔
15 位置決め部
151 位置決め用被当接部
2 固定部材
3 ボルト
4 軸体
T 止め具
N ナット
S 屋根上設置物
O 押さえ金具
K 固定具

Claims (3)

  1. 固定部材と、
    該固定部材の上に組み合わされた載置部材と、
    該載置部材に固定部材側から挿通されたボルトと、
    軸体を有する
    屋根上設置物の取り付け金具であって、
    前記載置部材は、
    ボルト挿通孔を有するボルト挿通面と、
    ボルト挿通面から略平行な2面を形成するように折り下げられた垂下部と、
    該垂下部の中央部が下方に延出された連結部と、
    前記垂下部から外側方向に折り曲げられた載置部を有しており、
    前記連結部には、
    載置部より低い位置に軸体挿通孔が形成されており、
    該軸体挿通孔に軸体が挿通されて固定部材と載置部材が連結されている屋根上設置物の取り付け金具。
  2. ボルト挿通面は端部に向かって延出され、
    垂下部間より間隔が広い位置決め部を有する
    請求項1記載の屋根上設置物の取り付け金具。
  3. 載置部材に、
    導通突起が形成されている
    請求項1又は請求項2記載の屋根上設置物の取り付け金具。
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