JP2015137073A - ステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】チルト調節位置によって締付剛性が変化することがなく、且つ上下方向の荷重負荷に対する剛性の高いステアリング装置を提供する。
【解決手段】ロック時に、第1側板21の非固定側部分31が、固定側部分30との境界部分32を中心として第2側板側に近接するように弾性変形する。ストッパ機構33が、第1側板21の非固定部29から延びる延設部34に固定された規制部材としての段付きボルト39と、段付きボルト39に固定された規制部材としてのナット49とを含む。天板20の第1ストッパ部40及び第2ストッパ部41に、ナット49の第1係合部42及び段付きボルト39の第2係合部43が、それぞれ係合して非固定側部分31のチルト方向Yへの変位を規制する。
【選択図】図5
【解決手段】ロック時に、第1側板21の非固定側部分31が、固定側部分30との境界部分32を中心として第2側板側に近接するように弾性変形する。ストッパ機構33が、第1側板21の非固定部29から延びる延設部34に固定された規制部材としての段付きボルト39と、段付きボルト39に固定された規制部材としてのナット49とを含む。天板20の第1ストッパ部40及び第2ストッパ部41に、ナット49の第1係合部42及び段付きボルト39の第2係合部43が、それぞれ係合して非固定側部分31のチルト方向Yへの変位を規制する。
【選択図】図5
Description
本発明はステアリング装置に関する。
特許文献1のチルト調節可能なステアリング装置では、ロック機構が、車体に固定された車体側ブラケットの一対の側板によって、ステアリングコラムに固定されたコラム側ブラケットの一対の側板を締め付けてチルトロックを達成する。
コラム軸方向に沿って見たときに、車体側ブラケットは、天板と一対の側板とを含み下向きに開放する溝形をなしている。車体側ブラケットの一対の側板には、ロック機構の締付軸を挿通させるチルト用長孔が、上下方向に延びるように形成されている。コラム軸方向に沿って見たときに、ロック動作時において、一対の側板は、上端(天板側の端部)を支点として互いに近接する方向に(例えばハの字状に開く状態から平行となる状態へと)弾性変形する。
コラム軸方向に沿って見たときに、車体側ブラケットは、天板と一対の側板とを含み下向きに開放する溝形をなしている。車体側ブラケットの一対の側板には、ロック機構の締付軸を挿通させるチルト用長孔が、上下方向に延びるように形成されている。コラム軸方向に沿って見たときに、ロック動作時において、一対の側板は、上端(天板側の端部)を支点として互いに近接する方向に(例えばハの字状に開く状態から平行となる状態へと)弾性変形する。
締付軸がチルト用長孔の上部に配置される状態で、車体側ブラケットの一対の側板を締め付ける場合と、締付軸がチルト用長孔の下部に配置される状態で、車体側ブラケットの一対の側板を締め付ける場合とでは、上端(天板側の端部)を支点とする一対の側板の曲げ剛性が異なる。このため、チルト調節位置によって、締付剛性が異なる。
一方、上下方向の荷重負荷に対しては、車体側ブラケットの剛性は高い。
一方、上下方向の荷重負荷に対しては、車体側ブラケットの剛性は高い。
特許文献1とは別のタイプのステアリング装置では、車体側ブラケットの側板において、チルト用長孔の上方に、側板を変形し易くするためのスリットを横方向(例えば、コラム軸方向とは平行な方向)に延びるように設ける場合がある。天板の上方から見て、ロック動作時において、車体側ブラケットの一方の側板が、他方の側板に近接するように左右方向に変位する。
この場合、チルト調節位置に拘らず、締付剛性は概ね一定である。しかしながら、スリットの影響で、上下方向の荷重に対して、車体側ブラケットの剛性が低くなるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、チルト調節位置によって締付剛性が変化することがなく、且つ上下方向の荷重負荷に対する剛性の高いステアリング装置を提供することである。
そこで、本発明の目的は、チルト調節位置によって締付剛性が変化することがなく、且つ上下方向の荷重負荷に対する剛性の高いステアリング装置を提供することである。
前記目的を達成するため、請求項1の発明は、一端に操舵部材(2)が連結され軸方向(X)に延びるステアリングシャフト(3)を回転可能に支持する中空のステアリングコラム(8)と、天板(20B)と、上端(21u)の一部が前記天板に固定された第1側板(21;21B)と、上端(22u)の全部が前記天板に固定され前記第1側板に対して左右方向に対向する第2側板(22)と、を含み、車体(13)に固定される第1ブラケット(17B;17C;17D;17E;17F)と、前記第1側板および前記第2側板にそれぞれ対向する一対の第3側板(24)を含み、前記ステアリングコラムに固定された第2ブラケット(18)と、前記第1側板および前記第2側板に設けられたチルト用長孔(23)および一対の第3側板に設けられた締付軸挿通孔(25)を挿通する締付軸(26)と、前記締付軸と一体回転する操作レバー(27)と、前記操作レバーの回転操作に伴って前記第1側板を前記第2側板に締め付ける締付機構(54)と、を含むロック機構(19)と、を備え、前記第1側板の上端は、前記天板に固定された固定部(28)と、前記天板に固定されない非固定部(29;29B)とを、前記軸方向とは平行な方向に並べて含み、前記第1側板は、前記固定部を含みチルト方向(Y)とは平行な方向に延びる固定側部分(30)と、前記非固定部を含みチルト方向とは平行な方向に延び前記チルト用長孔が配置された非固定側部分(31;31B;31C;31D;31E;31F)と、を含み、前記天板の上方から見たときに、ロック時に、前記非固定側部分が、前記固定側部分との境界部分(32)を中心として前記第2側板側に近接するように弾性変形し、前記天板に設けられたストッパ部(40,41;78;83;91;40F,41F)と、前記非固定部から延設され、前記前記天板に対して左右方向に変位可能な延設部(34;34B;34C;34D;93;34F)と、前記延設部に固定された規制部材(39,49;77;82;87;39F)と、前記延設部および前記規制部材の少なくとも一方に設けられ、前記ストッパ部に対して左右方向に変位可能であって、前記ストッパ部とはチルト方向に対向する係合部(42,43;79;84;92;42F,43F)と、を含み、前記ストッパ部と前記係合部との係合により、前記天板に対する前記非固定側部分のチルト方向上方(Y1)またはチルト方向下方(Y2)の少なくとも一方への変位を規制するストッパ機構(33;33B;33C;33D;33E;33F)をさらに備えるステアリング装置(1)を提供する。
請求項2のように、前記天板(20;20F)は、第1挿通孔(35)を含み、前記延設部は、前記第1側板の前記非固定部から前記天板の前記第1挿通孔を通してチルト方向上方へ延び、前記第1挿通孔に左右方向の遊びを設けて挿通されている第1延設部(36)と、前記第1延設部の上端から前記天板とは平行に延びる第2延設部(37;37F)と、を含み、前記規制部材は、前記第2延設部に固定され、前記天板に設けられた第2挿通孔(46;46F)に左右方向の遊びを設けて挿通された軸部材(39;39F)を含んでいてもよい。
請求項3のように、前記軸部材(39)は、第2延設部から下方に延び、前記規制部材は、前記軸部材と、前記軸部材の下端にねじ嵌合したナット(49)と、を含み、前記軸部材は、前記第2延設部に設けられたねじ孔(38)にねじ嵌合により固定された大径部(45)と、前記天板の前記第2挿通孔(46)を挿通し前記天板の下方で前記ナットにねじ嵌合した小径部(47)と、前記大径部と前記小径部との間に配置され、前記天板の上面に対向する段付き部(48)と、を含み、前記ストッパ部は、前記天板の下面に配置された第1ストッパ部(40)と、前記天板の上面に配置された第2ストッパ部(41)と、を含み、前記係合部は、前記ナットに配置されて前記第1ストッパ部に対向する第1係合部(42)と、前記段付き部に配置されて前記第2ストッパ部に対向する第2係合部(43)と、を含んでいてもよい。
請求項4のように、前記延設部(34C)は、前記第1側板(21C)の前記非固定部から前記天板の挿通孔(35)を通してチルト方向上方へ延び、前記第1挿通孔に左右方向の遊びを設けて挿通されている第1延設部(36)と、前記第1延設部の上端から前記天板とは平行に延びる第2延設部(37C)と、を含み、前記規制部材は、前記第2延設部に固定され前記第2延設部から下方に延びる軸部材(82)であり、前記ストッパ部(83)は、前記天板の上面に配置され、前記係合部(84)は、前記軸部材の下端に配置され、前記係合部が前記ストッパ部と当接することにより、前記非固定側部分のチルト方向下方への変位を規制してもよい。
請求項5のように、前記延設部(34B)は、前記天板(20B)の下面とチルト方向に対向し、前記規制部材は、前記延設部に固定され前記延設部から上方へ延びる軸部材(77)であり、前記ストッパ部(78)は、前記前記天板の下面に配置され、前記係合部(79)は、前記規制部材の上端に配置され、前記係合部が前記ストッパ部と当接することにより、前記非固定側部分のチルト方向上方への変位を規制してもよい。
請求項6のように、前記延設部(34D;93)は、前記天板(20D;20E)の下面とチルト方向に対向し、前記規制部材は、前記延設部に固定され前記延設部から前記天板の挿通孔(86)を通して上方へ延びる軸部材(87)であり、前記ストッパ部(91)は、前記天板の上面に配置され、前記係合部(92)は、前記軸部材の上端に設けられたフランジ(88)の下面に配置され、前記係合部が前記ストッパ部と当接することにより、前記非固定側部分のチルト方向下方への変位を規制してもよい。
請求項7の発明は、一端に操舵部材(2)が連結され軸方向(X)に延びるステアリングシャフト(3)を回転可能に支持する中空のステアリングコラム(8)と、天板(20A)と、上端(21u)の一部(28)が前記天板に固定された第1側板(21A)と、上端(22u)の全部が前記天板に固定され前記第1側板に対して左右方向(Z)に対向する第2側板(22)と、を含み、車体(13)に固定される第1ブラケット(17A)と、前記第1側板および前記第2側板にそれぞれ対向する一対の第3側板(24)を含み、前記ステアリングコラムに固定された第2ブラケット(18)と、前記第1側板および前記第2側板に設けられたチルト用長孔(23)および一対の第3側板に設けられた締付軸挿通孔(25)を挿通する締付軸(26)と、前記締付軸と一体回転する操作レバー(27)と、前記操作レバーの回転操作に伴って前記第1側板を前記第2側板に締め付ける締付機構(54)と、を含むロック機構(19)と、を備え、前記第1側板の上端は、前記天板に固定された固定部(28)と、前記天板に固定されない非固定部(29A)とを、前記軸方向とは平行な方向に並べて含み、前記第1側板は、前記固定部を含みチルト方向(Y)とは平行な方向に延びる固定側部分(30)と、前記非固定部を含みチルト方向とは平行な方向に延び前記チルト用長孔が配置された非固定側部分(31A)と、を含み、前記天板の上方から見たときに、ロック時に、前記非固定側部分が、前記固定側部分との境界部分(32)を中心として前記第2側板側に近接するように弾性変形し、前記天板に固定され前記天板から下方に延びる規制部材(72)と、前記規制部材の下端に設けられたストッパ部(73)と、前記非固定部に設けられ、前記ストッパ部に対して左右方向に変位可能であって前記ストッパ部とはチルト方向に対向する係合部(74)と、を含み、前記ストッパ部と前記係合部との係合により、前記天板に対する前記非固定側部分のチルト方向上方への変位を規制するストッパ機構(33A)をさらに備えるステアリング装置(1)を提供する。
請求項1の発明によれば、天板の上方から見たときに、ロック時に、第1側板の非固定側部分が、固定側部分との境界部分を中心として第2側板側に近接するように弾性変形するので、チルト調節の位置に拘らず、締付剛性を概ね一定にすることができる。しかも、ストッパ機構が、天板に設けられたストッパ部と、例えば非固定部からの延設部に固定された規制部材に設けられた係合部とが係合することにより、非固定側部分のチルト方向への変位を規制する。したがって、上方向ないし下方向の荷重負荷に対しても第1ブラケットの剛性を高くすることができる。
請求項2の発明によれば、第1側板の非固定部からチルト方向上方へ延びる第1延設部が、天板の第1挿通孔に左右方向の遊びを設けて挿通される。また、第1延設部の上端から天板とは平行に延びる第2延設部に固定された規制部材が、天板に設けられた第2挿通孔に左右方向の遊びを設けて挿通される。ロック/ロック解除時において、各延設部とともに第1側板の非固定側部分の左右方向の変位が許容される。
請求項3の発明によれば、天板の下面の第1ストッパ部に、規制部材としてのナットの第1係合部が当接することにより、非固定側部分のチルト方向上方への変位を規制することができる。また、天板の上面の第2ストッパ部に、規制部材としての軸部材の段付き部の第2係合部が当接することにより、非固定側部分のチルト方向下方への変位を規制することができる。
請求項4の発明によれば、天体の上面のストッパ部に、第2延設部に固定された規制部材としての軸部材の下端の係合部が当接することにより、非固定側部分のチルト方向下方への変位を規制することができる。
請求項5の発明によれば、天板の下面に対向する延設部に規制部材としての軸部材が固定され、天板の下面にストッパ部に、軸部材の上端の係合部が当接することにより、非固定側部分のチルト方向上方への変位を規制することができる。
請求項5の発明によれば、天板の下面に対向する延設部に規制部材としての軸部材が固定され、天板の下面にストッパ部に、軸部材の上端の係合部が当接することにより、非固定側部分のチルト方向上方への変位を規制することができる。
請求項6の発明によれば、天板の下面に対向する延設部に規制部材としての軸部材が固定され、軸部材は天板の第2挿通孔を挿通して上方へ延びる。天板の上面のストッパ部に、軸部材の上端のフランジの下面の係合部が当接することにより、非固定側部分のチルト方向下方への変位を規制することができる。
請求項7の発明によれば、天板の上方から見たときに、ロック時に、第1側板の非固定側部分が、固定側部分との境界部分を中心として第2側板側に近接するように弾性変形するので、チルト調節の位置に拘らず、締付剛性を概ね一定にすることができる。しかも、ストッパ機構が、天板に固定されて天板から下方に延びる規制部材に設けられたストッパ部と非固定部に設けられた係合部との係合により、非固定側部分のチルト方向上方への変位を規制する。
請求項7の発明によれば、天板の上方から見たときに、ロック時に、第1側板の非固定側部分が、固定側部分との境界部分を中心として第2側板側に近接するように弾性変形するので、チルト調節の位置に拘らず、締付剛性を概ね一定にすることができる。しかも、ストッパ機構が、天板に固定されて天板から下方に延びる規制部材に設けられたストッパ部と非固定部に設けられた係合部との係合により、非固定側部分のチルト方向上方への変位を規制する。
添付図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態のステアリング装置の概略構成を示す一部破断模式的側面図である。図1を参照して、ステアリング装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2と、操舵部材2が軸方向Xの一端に連結されたステアリングシャフト3と、インターミディエイトシャフト4等を介してステアリングシャフト3と連結されたステアリング機構5と備えている。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態のステアリング装置の概略構成を示す一部破断模式的側面図である。図1を参照して、ステアリング装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2と、操舵部材2が軸方向Xの一端に連結されたステアリングシャフト3と、インターミディエイトシャフト4等を介してステアリングシャフト3と連結されたステアリング機構5と備えている。
ステアリング機構5は、操舵部材2の操舵に連動して転舵輪(図示せず)を転舵する例えばラックアンドピニオン機構である。操舵部材2の回転は、ステアリングシャフト3およびインターミディエイトシャフト4等を介してステアリング機構5に伝達される。また、ステアリング機構5に伝達された回転は、図示しないラック軸の軸方向移動に変換される。これにより、転舵輪が転舵される。
ステアリングシャフト3は、例えばスプライン嵌合やセレーション嵌合によって相対摺動可能に嵌合された筒状のアッパーシャフト6とロアーシャフト7とを有している。操舵部材2は、アッパーシャフト6の一端に連結されている。また、ステアリングシャフト3は、軸方向Xに伸縮可能である。
ステアリング装置1は、ステアリングシャフト3を回転可能に支持する中空のステアリングコラム8を備えている。ステアリングシャフト3は、ステアリングコラム8内に挿通されており、複数の軸受9,10を介してステアリングコラム8によって回転可能に支持されている。
ステアリング装置1は、ステアリングシャフト3を回転可能に支持する中空のステアリングコラム8を備えている。ステアリングシャフト3は、ステアリングコラム8内に挿通されており、複数の軸受9,10を介してステアリングコラム8によって回転可能に支持されている。
ステアリングコラム8は、相対摺動可能に嵌合された例えばアウタージャケットであるアッパージャケット11と例えばインナージャケットであるロアージャケット12とを有している。ステアリングコラム8は、軸方向Xに伸縮可能である。アッパージャケット11は、軸受9を介してアッパーシャフト6を回転可能に支持している。また、アッパージャケット11は、軸受9を介して、ステアリングシャフト3の軸方向Xに同行移動可能にアッパーシャフト6に連結されている。
ステアリング装置1は、車体13に固定された固定ブラケット14と、固定ブラケット14によって支持されたチルト中心軸15と、ロアージャケット12の外周に固定され、チルト中心軸15によって回転可能に支持されたコラムブラケット16とを備えている。ステアリングコラム8およびステアリングシャフト4は、チルト中心軸15を支点にしてチルト方向Yに回動可能(チルト可能)となっている。
チルト中心軸15を支点にしてステアリングシャフト4およびステアリングコラム8を回動(チルト)させることで、操舵部材2の位置を調整できるようになっている(いわゆるチルト調整)。また、ステアリングシャフト4およびステアリングコラム8を軸方向Xに伸縮させることで、操舵部材2の位置を調整できるようになっている(いわゆるテレスコ調整)。
ステアリング装置1は、車体13に固定される第1ブラケット17と、ステアリングコラム8のアッパージャケット11に固定された第2ブラケット18(ディスタンスブラケットに相当)と、ロック機構19とを備える。ロック機構19によって、両ブラケット17,18がロックされることにより、ステアリングコラム8の位置が車体13に対して固定されて、操舵部材2の位置が固定される。
第1ブラケット17は、車体13に固定される天板20と、図2に示すように天板20からチルト方向下方Y2に延びる第1側板21および第2側板22(第1側板22は図1では示さず)とを備える。図2および分解斜視図である図3に示すように、第1側板21および第2側板22は、左右方向(図1において紙面とは直交する方向)に対向している。第1側板21および第2側板22には、チルト方向Yに延びるチルト用長孔23が形成されている。
図1および図2に示すように、第2ブラケット18は、第1側板21および第2側板22にそれぞれ対向する一対の第3側板24を備える。図1に示すように、各第3側板24には、軸方向Xとは平行に延びるテレスコ用長孔25が形成されている。
図1に示すように、ロック機構19は、第1ブラケット17のチルト用長孔23および第2ブラケット18のテレスコ用長孔25を挿通する締付軸26と、締付軸26と一体回転可能であって運転者が手動で回転中心回りに操作可能な操作レバー27とを備える。操作レバー27の回転中心は、締付軸26の中心軸線C1と一致している。
図1に示すように、ロック機構19は、第1ブラケット17のチルト用長孔23および第2ブラケット18のテレスコ用長孔25を挿通する締付軸26と、締付軸26と一体回転可能であって運転者が手動で回転中心回りに操作可能な操作レバー27とを備える。操作レバー27の回転中心は、締付軸26の中心軸線C1と一致している。
図2に示すように、第1ブラケット17は、図示しないカプセル機構を介して車体14に離脱可能に支持された天板20と、天板20からチルト方向下方Y2に延びる第1側板21と、第2側板22とを備えている。第2側板22の上端22uの全体が、天板20に例えば溶接により固定されている。具体的には、第2側板22の上端22uに設けられたフランジ22bが、天板20の下面に突き当てられて溶接により固定されている。
図2および図3に示すように、第1側板21の上端21uは、天板20に例えば溶接により固定された固定部28(上端21uの一部に相当)と、天板20に固定されない非固定部29とを含む。固定部28と非固定部29とは、軸方向Xとは平行な方向に並べて配置される。非固定部29と天板20の下面との間には、隙間が形成されている。
第1側板21は、固定部28を含みチルト方向Yとは平行な方向に延びる固定側部分30と、非固定部29を含みチルト方向Yとは平行な方向に延びチルト用長孔23が配置された非固定側部分31とを含む。
第1側板21は、固定部28を含みチルト方向Yとは平行な方向に延びる固定側部分30と、非固定部29を含みチルト方向Yとは平行な方向に延びチルト用長孔23が配置された非固定側部分31とを含む。
模式図である図6に示すように、天板20の上方から見たときに、ロック時に、非固定側部分31が、固定側部分30との境界部分32を中心として第2側板22側に近接するように弾性変形する。
ステアリング装置1は、天板20に対する非固定側部分31の左右方向Zの変位を許容し、且つ、天板20に対する非固定側部分31のチルト方向上方Y1およびチルト方向下方Y2の少なくとも一方(本実施形態では双方)への変位を規制するストッパ機構33を備える。
ステアリング装置1は、天板20に対する非固定側部分31の左右方向Zの変位を許容し、且つ、天板20に対する非固定側部分31のチルト方向上方Y1およびチルト方向下方Y2の少なくとも一方(本実施形態では双方)への変位を規制するストッパ機構33を備える。
図3および図5(a)に示すように、第1側板21は、非固定部29からチルト方向上方Y1に延設された延設部34を備える。延設部34は、第1側板21の非固定部29から天板20の第1挿通孔35を通してチルト方向上方Y1へ延び、第1挿通孔35に左右方向Zの遊びを設けて挿通されている第1延設部36を備える。
また、延設部34は、第1延設部36の上端から天板20とは平行に延びる第2延設部37を含む。第2延設部37には、ねじ孔38が形成されている。一方、天板20には、左右方向Zに延びる長孔である第2挿通孔46が形成されている。
また、延設部34は、第1延設部36の上端から天板20とは平行に延びる第2延設部37を含む。第2延設部37には、ねじ孔38が形成されている。一方、天板20には、左右方向Zに延びる長孔である第2挿通孔46が形成されている。
ストッパ機構33は、延設部34(第2延設部37のねじ孔38)に固定された規制部材としての軸部材(段付き軸)である段付きボルト39と、段付きボルト39にねじ嵌合により固定された規制部材としてのナット49とを含む。また、ストッパ機構33は、天板20の下面に設けられた第1ストッパ部40と、天板20の上面に設けられた第2ストッパ部41と、段付きボルト39に設けられ、天板20の第1ストッパ部40に対してチルト方向Yに対向する第1係合部42と、ナット49に設けられ、天板20の第2ストッパ部41に対してチルト方向に対向する第2係合部43とを含む。
各ストッパ部40,41と対応する係合部42,43とは、図5(b)に示すように当接状態(ゼロタッチ状態)であってもよいし、隙間(図示せず)を介して対向していてもよい。
段付きボルト39は、天板20の第2挿通孔46に左右方向Zの遊びを設けて挿通されている。第1係合部42および第2係合部43は、第1ストッパ部40および第2ストッパ部41に対して左右方向Zに変位可能である。
段付きボルト39は、天板20の第2挿通孔46に左右方向Zの遊びを設けて挿通されている。第1係合部42および第2係合部43は、第1ストッパ部40および第2ストッパ部41に対して左右方向Zに変位可能である。
非固定側部分31、延設部34、段付きボルト39およびナット49が、チルト方向Yに一体に移動する。非固定側部分31および延設部34のチルト方向上方Y1への変位は、ナット49の第1係合部42と天板20の第1ストッパ部40との係合により規制される。非固定側部分31および延設部34のチルト方向下方Y2への変位は、段付きボルト39の第2係合部43と天板20の第2ストッパ部41との係合により規制される。
段付きボルト39は、第2延設部37の上面37uに対向する頭部44と、第2延設部37のねじ孔38にねじ嵌合するねじ部を外周に形成し、ねじ孔38に固定された大径部45と、天板20に設けられた第2挿通孔46に左右方向Zの遊びを設けて挿通された小径部47と、大径部45と小径部47との間に配置され天板20の上面に当接した段付き部48とを含む。第2係合部43は、段付き部48に配置されている。
小径部47は、長孔である第2挿通孔46に挿通されている。小径部47の端部に設けられたねじ部にナット49が螺合している。ナット49と段付き部48との間の間隔が、天板20の板厚と同等または同等以上に設定される。
再び図2を参照して、第2ブラケット18は、第1ブラケット17の一対の第1側板22にそれぞれ対向する一対の第3側板24と、一対の第3側板24のチルト方向Yの下端間を連結する連結板50とを備えており、全体として溝形をなしている。
再び図2を参照して、第2ブラケット18は、第1ブラケット17の一対の第1側板22にそれぞれ対向する一対の第3側板24と、一対の第3側板24のチルト方向Yの下端間を連結する連結板50とを備えており、全体として溝形をなしている。
締付軸26は、第1ブラケット17の第1側板21および第2側板22のチルト用長孔23および第2ブラケット18の両第3側板24のテレスコ用長孔25を貫通するボルトからなる。締付軸26は、軸部26aと、軸部26aの一端に設けられた頭部26bと、軸部26aの他端に設けられたねじ部26cとを含む。頭部26bは、操作レバー27と一体回転可能に固定されている。ねじ部26cには、ナット51が螺合している。
ロック機構19は、操作レバー27と一体回転可能な第1カム52(回転カム)と第2側板22のチルト用長孔23によって回転規制された第2カム53(非回転カム)とを含み、操作レバー27の回転操作に伴って、第2側板22を対応する第3側板24に締め付ける締付機構54を備える。
締付機構54の第1カム52および第2カム53は、操作レバー27と第1ブラケット17の第2側板22との間に介在し、締付軸26の軸部26aにより支持された環状の部材である。
締付機構54の第1カム52および第2カム53は、操作レバー27と第1ブラケット17の第2側板22との間に介在し、締付軸26の軸部26aにより支持された環状の部材である。
第1カム52は、操作レバー27と一体回転可能に連結され、締付軸26に対する軸方向Jの移動が規制されている。第1カム52は、環状板55と、環状板55の中心孔の周囲に設けられて操作レバー27の挿通孔に一体回転可能に挿通されたボス56とを備えている。
第2カム53は、第1カム52の環状板55と対向し第2側板22に対向する締付部としての環状板57と、環状板57から延びるボス58とを備えている。第2カム53のボス58が、第2側板22のチルト用長孔23に挿入されることにより、第2カム53の回転が規制されている。第2カム53は、締付軸26の軸部26aによって、締付軸26の軸方向Jに移動可能に支持されている。
第2カム53は、第1カム52の環状板55と対向し第2側板22に対向する締付部としての環状板57と、環状板57から延びるボス58とを備えている。第2カム53のボス58が、第2側板22のチルト用長孔23に挿入されることにより、第2カム53の回転が規制されている。第2カム53は、締付軸26の軸部26aによって、締付軸26の軸方向Jに移動可能に支持されている。
また、締付機構54は、第1側板21とナット51との間に介在する締付部材59を備えている。締付部材59は、第1側板21に対向する環状板60と、環状板から延びるボス61とを備えている。ボス61が、第1側板21のチルト用長孔23に挿通されることより、締付部材59の回転が規制されている。
締付軸26の軸方向に関して、締付部材59の環状板60とナット51との間に、介在部材62が介在している。介在部材62は、ワッシャ63と、ワッシャ63と締付部材59の環状板60との間に介在する針状ころ軸受64とを含む。
締付軸26の軸方向に関して、締付部材59の環状板60とナット51との間に、介在部材62が介在している。介在部材62は、ワッシャ63と、ワッシャ63と締付部材59の環状板60との間に介在する針状ころ軸受64とを含む。
また、締付軸26の軸部26aの外周には、例えばセレーション嵌合より締付軸26と一体回転するスリーブ65が嵌合している。スリーブ65の外周には、押上カム66が一体回転可能に設けられている。
操作レバー27の回転に伴って、第1カム52が第2カム53に対して回転することにより、第2カム53が締付軸26の軸方向Jに移動されて、第2カム53の環状板57と締付部材59の環状板60との間で、第1ブラケット17の第1側板21および第2側板22が挟持されて締め付けられる。これにより、第1ブラケット17の第1側板21および第2側板22が、第2ブラケット18の対応する第3側板24に圧接されて、第1側板21および第2側板22を対応する第3側板24に圧接して摩擦係合する。その結果、摩擦係合力よるチルトロックおよびテレスコロックが達成される。
操作レバー27の回転に伴って、第1カム52が第2カム53に対して回転することにより、第2カム53が締付軸26の軸方向Jに移動されて、第2カム53の環状板57と締付部材59の環状板60との間で、第1ブラケット17の第1側板21および第2側板22が挟持されて締め付けられる。これにより、第1ブラケット17の第1側板21および第2側板22が、第2ブラケット18の対応する第3側板24に圧接されて、第1側板21および第2側板22を対応する第3側板24に圧接して摩擦係合する。その結果、摩擦係合力よるチルトロックおよびテレスコロックが達成される。
また、押上カム66がロアージャケット12を押し上げることにより、両ジャケット11,12を摩擦係合させて、摩擦係合力によるテレスコロックが達成される。
本実施形態によれば、天板20の上方から見たときに、ロック時に、図6に二点鎖線で示すように、第1側板21の非固定側部分31が、固定側部分30との境界部分32を中心として第2側板22側に近接するように弾性変形するので、チルト調節の位置に拘らず、締付剛性を概ね一定にすることができる。しかも、ストッパ機構33が、延設部34(第2延設部37)に固定された規制部材(段付きボルト39)に設けられた係合部(第1係合部42、第2係合部43)と、天板20に設けられたストッパ部(第1ストッパ部40、第2ストッパ部41)との係合により、非固定側部分31のチルト方向Yへの変位を規制する。したがって、上方向ないし下方向の荷重負荷に対しても第1ブラケット17の剛性を高くすることができる。
本実施形態によれば、天板20の上方から見たときに、ロック時に、図6に二点鎖線で示すように、第1側板21の非固定側部分31が、固定側部分30との境界部分32を中心として第2側板22側に近接するように弾性変形するので、チルト調節の位置に拘らず、締付剛性を概ね一定にすることができる。しかも、ストッパ機構33が、延設部34(第2延設部37)に固定された規制部材(段付きボルト39)に設けられた係合部(第1係合部42、第2係合部43)と、天板20に設けられたストッパ部(第1ストッパ部40、第2ストッパ部41)との係合により、非固定側部分31のチルト方向Yへの変位を規制する。したがって、上方向ないし下方向の荷重負荷に対しても第1ブラケット17の剛性を高くすることができる。
また、第1側板21の非固定部29からチルト方向上方Y1へ延びる第1延設部36が、天板20の第1挿通孔35に左右方向Zの遊びを設けて挿通される。また、第1延設部36の上端から天板20とは平行に延びる第2延設部37に固定された規制部材(段付きボルト39)が、天板20に設けられた第2挿通孔46に左右方向Zの遊びを設けて挿通される。したがって、ロック/ロック解除時において、延設部34(第1延設部36および第2延設部)の左右方向Zの変位が許容され、第1側板21の非固定側部分31の左右方向Zへの変位が許容される。
また、第1ブラケット17の第1側板21の非固定側部分31を弾性変形させながらロックするので、第2ブラケット18(サポートブラケット)の第3側板24の、より操舵部材2側の部分に対して、第1側板21の非固定側部分31を当てることが可能となり、ステアリング装置1の支持剛性(振動剛性)を向上することができる。
また、天板20の下面の第1ストッパ部40に、規制部材としてのナット49の第1係合部42が当接することにより、非固定側部分31のチルト方向上方Y1への変位を規制することができる。また、天板20の上面の第2ストッパ部41に、規制部材としての段付きボルト39の段付き部48の第2係合部43が当接することにより、非固定側部分31のチルト方向下方Y2への変位を規制することができる。
<第2実施形態>
図7は、本発明の第2実施形態を示している。第2実施形態のストッパ機構33Aは、天板20Aのねじ孔71に上方からねじ込まれて固定された規制部材としての軸部材であるボルト72を備える。ボルト72の先端は、天板20Aの下方に突出している。また、ストッパ機構33Aは、ボルト72の先端に設けられたストッパ部73と、第1側板21Aの非固定部29Aに設けられた係合部74とを備える。ボルト72の頭部75は、天板20Aの上面に締め付けられている。
また、天板20の下面の第1ストッパ部40に、規制部材としてのナット49の第1係合部42が当接することにより、非固定側部分31のチルト方向上方Y1への変位を規制することができる。また、天板20の上面の第2ストッパ部41に、規制部材としての段付きボルト39の段付き部48の第2係合部43が当接することにより、非固定側部分31のチルト方向下方Y2への変位を規制することができる。
<第2実施形態>
図7は、本発明の第2実施形態を示している。第2実施形態のストッパ機構33Aは、天板20Aのねじ孔71に上方からねじ込まれて固定された規制部材としての軸部材であるボルト72を備える。ボルト72の先端は、天板20Aの下方に突出している。また、ストッパ機構33Aは、ボルト72の先端に設けられたストッパ部73と、第1側板21Aの非固定部29Aに設けられた係合部74とを備える。ボルト72の頭部75は、天板20Aの上面に締め付けられている。
図7の第2実施形態の構成要素において、図4の第1実施形態の構成要素と同じ構成要素には、図4の第2実施形態の構成要素の参照符号と同じ参照符号を付してある。
本実施形態によれば、第1側板21Aの非固定部29Aの係合部74がボルト72のストッパ部73に当接することにより、非係合部29Aを含む非固定側部分31Aのチルト方向上方Y1への変位を規制することができる。これにより、上方への荷重負荷に対して第1ブラケット17Aの剛性を向上することができる。
<第3実施形態>
図8は、本発明の第3実施形態を示している。第3実施形態では、第1側板21Bの非固定部29Bから天板20Bの下面とは平行に延びる延設部34Bが設けられている。第3実施形態のストッパ機構33Bは、延設部34Bに設けられたねじ孔76に下方からねじ込まれて固定された規制部材としての軸部材であるボルト77を備える。ボルト77の上端(先端)は、延設部34Bの上方に突出している。
本実施形態によれば、第1側板21Aの非固定部29Aの係合部74がボルト72のストッパ部73に当接することにより、非係合部29Aを含む非固定側部分31Aのチルト方向上方Y1への変位を規制することができる。これにより、上方への荷重負荷に対して第1ブラケット17Aの剛性を向上することができる。
<第3実施形態>
図8は、本発明の第3実施形態を示している。第3実施形態では、第1側板21Bの非固定部29Bから天板20Bの下面とは平行に延びる延設部34Bが設けられている。第3実施形態のストッパ機構33Bは、延設部34Bに設けられたねじ孔76に下方からねじ込まれて固定された規制部材としての軸部材であるボルト77を備える。ボルト77の上端(先端)は、延設部34Bの上方に突出している。
また、ストッパ機構33Bは、天板20Bの下面に設けられたストッパ部78と、ボルト77の上端(先端)に設けられた係合部79とを備える。ボルト77の頭部80は延設部34Bの下面に締め付けられている。図8の第3実施形態の構成要素において、図5(b)の第1実施形態の構成要素と同じ構成要素には、図5(b)の第1実施形態の構成要素の参照符号と同じ参照符号を付してある。
本実施形態によれば、延設部34Bに固定されたボルト77の上端の係合部79が、天板20Bの下面のストッパ部78に当接することにより、第1側板21Bの非固定側部分31Bのチルト方向上方Y1への変位を規制することができる。これにより、上方への荷重負荷に対して第1ブラケット17Bの剛性を向上することができる。
<第4実施形態>
図9は、本発明の第4実施形態を示している。第4実施形態のストッパ機構33Cは、延設部34Cの第2延設部37Cのねじ孔81にねじ込まれて固定された規制部材としての軸部材であるボルト82を備える。ボルト82の先端は、第2延設部37Cの下方に突出する。
<第4実施形態>
図9は、本発明の第4実施形態を示している。第4実施形態のストッパ機構33Cは、延設部34Cの第2延設部37Cのねじ孔81にねじ込まれて固定された規制部材としての軸部材であるボルト82を備える。ボルト82の先端は、第2延設部37Cの下方に突出する。
また、ストッパ機構33Cは、天板20Cの上面に設けられたストッパ部83と、ボルト82の先端に設けられた係合部84とを備える。ボルト82の頭部85は第2延設部37Cの上面に締め付けられている。図9の第4実施形態の構成要素において、図5(b)の第1実施形態の構成要素と同じ構成要素には、図5(b) の実施形態の構成要素の参照符号と同じ参照符号を付してある。
本実施形態によれば、第2延設部37Cに固定されたボルト82の下端の係合部84が、天板20Cの上面のストッパ部83に当接することにより、第1側板21Cの非固定側部分31Cのチルト方向下方Y2への変位を規制することができる。これにより、下方への荷重負荷に対して第1ブラケット17Cの剛性を向上することができる。
<第5実施形態>
図10は、本発明の第5実施形態を示している。第5実施形態では、第1側板21Dの非固定部29Dから天板20Dの下面とは平行に延びる延設部34Dが設けられている。第5実施形態のストッパ機構33Dは、天板20Dの上方から天板20Dに形成された挿通孔86を挿通して延設部34Dに固定された規制部材としてのボルト87を備える。ボルト87は、天板20Dの上面に対向するフランジとしての頭部88を含む。ボルト87の先端は、延設部34Dの挿通孔89を挿通し、ナット90に螺合している。
<第5実施形態>
図10は、本発明の第5実施形態を示している。第5実施形態では、第1側板21Dの非固定部29Dから天板20Dの下面とは平行に延びる延設部34Dが設けられている。第5実施形態のストッパ機構33Dは、天板20Dの上方から天板20Dに形成された挿通孔86を挿通して延設部34Dに固定された規制部材としてのボルト87を備える。ボルト87は、天板20Dの上面に対向するフランジとしての頭部88を含む。ボルト87の先端は、延設部34Dの挿通孔89を挿通し、ナット90に螺合している。
また、ストッパ機構33Dは、天板20Dの上面に設けられたストッパ部91と、ボルト87の頭部88の座面に相当する係合部92とを備える。図10の第5実施形態の構成要素において、図5(b)の第1実施形態の構成要素と同じ構成要素には、図5(b)の第1実施形態の構成要素の参照符号と同じ参照符号を付してある。
本実施形態によれば、延設部34Dに固定されたボルト87の頭部88の係合部92が、天板20Dの上面のストッパ部91に当接することにより、第1側板21Dの非固定側部分31Dのチルト方向下方Y2への変位を規制することができる。これにより、下方への荷重負荷に対して第1ブラケット17Dの剛性を向上することができる。
<第6実施形態>
図11は、本発明の第6実施形態を示している。図11の第6実施形態が、図10の第5実施形態と異なるのは、延設部として、第1側板21Eから天板20Eの下面とは平行に延びる両側方に延びる延設アーム93を設け、延設アーム93(延設部)の両端に固定された一対の軸部材(規制部材)としてのボルト87を設けている点である。延設アーム93は、第1側板21Eに設けられた係合孔等の係合凹部94に係合しており、延設アーム93は、第1側板21Eとチルト方向下方Y2に一体に変位する。
本実施形態によれば、延設部34Dに固定されたボルト87の頭部88の係合部92が、天板20Dの上面のストッパ部91に当接することにより、第1側板21Dの非固定側部分31Dのチルト方向下方Y2への変位を規制することができる。これにより、下方への荷重負荷に対して第1ブラケット17Dの剛性を向上することができる。
<第6実施形態>
図11は、本発明の第6実施形態を示している。図11の第6実施形態が、図10の第5実施形態と異なるのは、延設部として、第1側板21Eから天板20Eの下面とは平行に延びる両側方に延びる延設アーム93を設け、延設アーム93(延設部)の両端に固定された一対の軸部材(規制部材)としてのボルト87を設けている点である。延設アーム93は、第1側板21Eに設けられた係合孔等の係合凹部94に係合しており、延設アーム93は、第1側板21Eとチルト方向下方Y2に一体に変位する。
図11の第6実施形態の構成要素において、図10の第5実施形態の構成要素と同じ構成要素には、図10の第5実施形態の構成要素の参照符号と同じ参照符号を付してある。 本実施形態にいても、第5実施形態と同じく、第1側板21Eの非固定側部分31Eのチルト方向下方Y2への変位を規制することができる。また、2つのボルト87(規制部材)を用いるので、下方への荷重負荷に対する第1ブラケット17Eの剛性をより向上することができる。
<第7実施形態>
図12は、本発明の第7実施形態を示している。図12の第7実施形態が、図5(b)の第1実施形態と主に異なるのは、下記である。すなわち、図5(b)の第1実施形態では、規制部材としての段付きボルト39が、第2延設部37のねじ孔38に固定されて下方へ延び、天板20の第2挿通孔46を挿通して規制部材としてのナット49にねじ嵌合している。これに対して、図12の第7実施形態では、規制部材としての段付き軸である段付きボルト39Fが、天板20Fの下方から第2挿通孔46Fを挿通して第2延設部37Fにねじ嵌合により固定されている。
<第7実施形態>
図12は、本発明の第7実施形態を示している。図12の第7実施形態が、図5(b)の第1実施形態と主に異なるのは、下記である。すなわち、図5(b)の第1実施形態では、規制部材としての段付きボルト39が、第2延設部37のねじ孔38に固定されて下方へ延び、天板20の第2挿通孔46を挿通して規制部材としてのナット49にねじ嵌合している。これに対して、図12の第7実施形態では、規制部材としての段付き軸である段付きボルト39Fが、天板20Fの下方から第2挿通孔46Fを挿通して第2延設部37Fにねじ嵌合により固定されている。
ストッパ機構33Fは、延設部34Fの第2延設部37Fに固定された段付きボルト39Fと、天板20の下面に設けられた第1ストッパ部40Fと、天板20の上面に設けられた第2ストッパ部41Fと、段付きボルト39Fの頭部44Fに設けられた第1係合部42Fと、第2延設部37Fの下面に設けられた第2係合部43Fとを含む。
段付きボルト39Fは、天板20Fの下面に対向する頭部44Fと、天板20Fの第2挿通孔46Fを左右方向Zに遊びを有して挿通する大径部45Fと、第2延設部37Fに設けられたねじ孔38Fにねじ嵌合により固定された小径部47Fと、大径部45Fと小径部47Fとの間に配置され第2延設部37Fの下面に当接した段付き部48Fとを含む。頭部44Fと段付き部48Fとの間隔LFが、天板20Fの板厚TFと同等または同等以上とされている(LF≧TF)。
段付きボルト39Fは、天板20Fの下面に対向する頭部44Fと、天板20Fの第2挿通孔46Fを左右方向Zに遊びを有して挿通する大径部45Fと、第2延設部37Fに設けられたねじ孔38Fにねじ嵌合により固定された小径部47Fと、大径部45Fと小径部47Fとの間に配置され第2延設部37Fの下面に当接した段付き部48Fとを含む。頭部44Fと段付き部48Fとの間隔LFが、天板20Fの板厚TFと同等または同等以上とされている(LF≧TF)。
小径部47Fは、固定孔46Fに挿通されている。小径部47Fの端部に設けられたねじ部にナット49Fが螺合している。ナット49Fと段付き部48Fとの間で、第2延設部37Fを挟持することにより、段付きボルト39Fが第2延設部37Fに固定されている。本実施形態ではナット49Fを用いているが、ナット49Fを廃止し、固定孔46Fを小径部47Fのねじ部が螺合するねじ孔に構成してもよい。
図12の第6実施形態の構成要素において、図5(b)の第1実施形態の構成要素と同じ構成要素には、図5(b)の第1実施形態の構成要素の参照符号と同じ参照符号を付してある。
本実施形態によれば、ストッパ機構33Fにおいて、第1係合部42Fが第1ストッパ部40Fと係合することにより、第1側板21Fの非固定側部分31Fのチルト方向上方Y1への変位を規制し、第2係合部43Fが第2ストッパ部41Fと係合することにより、第1側板21Fの非固定側部分31Fのチルト方向下方Y2への変位を規制する。これにより、上方および下方への荷重負荷に対する第1ブラケット17Fの剛性をより向上することができる。
本実施形態によれば、ストッパ機構33Fにおいて、第1係合部42Fが第1ストッパ部40Fと係合することにより、第1側板21Fの非固定側部分31Fのチルト方向上方Y1への変位を規制し、第2係合部43Fが第2ストッパ部41Fと係合することにより、第1側板21Fの非固定側部分31Fのチルト方向下方Y2への変位を規制する。これにより、上方および下方への荷重負荷に対する第1ブラケット17Fの剛性をより向上することができる。
本発明は各前記実施形態に限定されるものではなく、規制部材(軸部材)として、ボルトに代えてピンを用いてもよい。その他、本発明は特許請求の範囲記載の範囲内で種々の変更を施すことができる。
1…ステアリング装置、2…操舵部材、3…ステアリングシャフト、5…ステアリング機構、8…ステアリングコラム、13…車体、17;17A〜17F…第1ブラケット、18…第2ブラケット、19…ロック機構、20;20A〜20F…天板、21;21A〜21F…第1側板、21u…上端、22…第2側板、22u…上端、23…チルト用長孔、24…第3側板、25…テレスコ用長孔(締付軸挿通孔)、26…操作軸、27…操作レバー、28…固定部、29;29A;29B;29D…非固定部、30…固定側部分、31;31A〜31F…非固定側部分、32…境界部分、33;33A〜33F…ストッパ機構、34;34B〜34D;34F…延設部、35…第1挿通孔、36…第1延設部、37;37C;37F…第2延設部、38;38F…ねじ孔、39;39F…段付きボルト(段付き軸。軸部材。規制部材)、40;40F…第1ストッパ部、41;41F…第2ストッパ部、42;42F…第1係合部、43;43F…第2係合部、44;44F…頭部、45;45F…大径部、46;46F…第2挿通孔、47;47F…小径部、48;48F…段付き部、49…ナット(規制部材)、49F…ナット、54…締付機構、72…ボルト(軸部材。規制部材)、73…ストッパ部、74…係合部、77…ボルト(軸部材。規制部材)、78…ストッパ部、79…係合部、82…ボルト(軸部材。規制部材)、83…ストッパ部、84…係合部、87…ボルト(軸部材。規制部材)、88…頭部(フランジ)、91…ストッパ部、92…係合部、93…延設アーム(延設部)、L;LF…間隔、T;TF…板厚、X…軸方向、Y…チルト方向、Y1…チルト方向上方、Y2…チルト方向下方、Z…左右方向
Claims (7)
- 一端に操舵部材が連結され軸方向に延びるステアリングシャフトを回転可能に支持する中空のステアリングコラムと、
天板と、上端の一部が前記天板に固定された第1側板と、上端の全部が前記天板に固定され前記第1側板に対して左右方向に対向する第2側板と、を含み、車体に固定される第1ブラケットと、
前記第1側板および前記第2側板にそれぞれ対向する一対の第3側板を含み、前記ステアリングコラムに固定された第2ブラケットと、
前記第1側板および前記第2側板に設けられたチルト用長孔および一対の第3側板に設けられた締付軸挿通孔を挿通する締付軸と、前記締付軸と一体回転する操作レバーと、前記操作レバーの回転操作に伴って前記第1側板を前記第2側板に締め付ける締付機構と、を含むロック機構と、を備え、
前記第1側板の上端は、前記天板に固定された固定部と、前記天板に固定されない非固定部とを、前記軸方向とは平行な方向に並べて含み、
前記第1側板は、前記固定部を含みチルト方向とは平行な方向に延びる固定側部分と、前記非固定部を含みチルト方向とは平行な方向に延び前記チルト用長孔が配置された非固定側部分と、を含み、
前記天板の上方から見たときに、ロック時に、前記非固定側部分が、前記固定側部分との境界部分を中心として前記第2側板側に近接するように弾性変形し、
前記天板に設けられたストッパ部と、前記非固定部から延設され、前記天板に対して左右方向に変位可能な延設部と、前記延設部に固定された規制部材と、前記延設部および前記規制部材の少なくとも一方に設けられ、前記ストッパ部に対して左右方向に変位可能であって、前記ストッパ部とはチルト方向に対向する係合部と、を含み、前記ストッパ部と前記係合部との係合により、前記天板に対する前記非固定側部分のチルト方向上方またはチルト方向下方の少なくとも一方への変位を規制するストッパ機構をさらに備えるステアリング装置。 - 請求項1において、前記天板は、第1挿通孔を含み、
前記延設部は、前記第1側板の前記非固定部から前記天板の前記第1挿通孔を通してチルト方向上方へ延び、前記第1挿通孔に左右方向の遊びを設けて挿通されている第1延設部と、前記第1延設部の上端から前記天板とは平行に延びる第2延設部と、を含み、
前記規制部材は、前記第2延設部に固定され、前記天板に設けられた第2挿通孔に左右方向の遊びを設けて挿通された軸部材を含むステアリング装置。 - 請求項2において、前記軸部材は、第2延設部から下方に延び、
前記規制部材は、前記軸部材と、前記軸部材の下端にねじ嵌合したナットと、を含み、 前記軸部材は、前記第2延設部に設けられたねじ孔にねじ嵌合により固定された大径部と、前記天板の前記第2挿通孔を挿通し前記天板の下方で前記ナットにねじ嵌合した小径部と、前記大径部と前記小径部との間に配置され、前記天板の上面に対向する段付き部と、を含み、
前記ストッパ部は、前記天板の下面に配置された第1ストッパ部と、前記天板の上面に配置された第2ストッパ部と、を含み、
前記係合部は、前記ナットに配置されて前記第1ストッパ部に対向する第1係合部と、前記段付き部に配置されて前記第2ストッパ部に対向する第2係合部と、を含むステアリング装置。 - 請求項1において、前記延設部は、前記第1側板の前記非固定部から前記天板の挿通孔を通してチルト方向上方へ延び、前記第1挿通孔に左右方向の遊びを設けて挿通されている第1延設部と、前記第1延設部の上端から前記天板とは平行に延びる第2延設部と、を含み、
前記規制部材は、前記第2延設部に固定され前記第2延設部から下方に延びる軸部材であり、
前記ストッパ部は、前記天板の上面に配置され、
前記係合部は、前記軸部材の下端に配置され、
前記係合部が前記ストッパ部と当接することにより、前記非固定側部分のチルト方向下方への変位を規制するステアリング装置。 - 請求項1において、前記延設部は、前記天板の下面とチルト方向に対向し、
前記規制部材は、前記延設部に固定され前記延設部から上方へ延びる軸部材であり、
前記ストッパ部は、前記前記天板の下面に配置され、
前記係合部は、前記規制部材の上端に配置され、
前記係合部が前記ストッパ部と当接することにより、前記非固定側部分のチルト方向上方への変位を規制するステアリング装置。 - 請求項1において、前記延設部は、前記天板の下面とチルト方向に対向し、
前記規制部材は、前記延設部に固定され前記延設部から前記天板の挿通孔を通して上方へ延びる軸部材であり、
前記ストッパ部は、前記天板の上面に配置され、
前記係合部は、前記軸部材の上端に設けられたフランジの下面に配置され、
前記係合部が前記ストッパ部と当接することにより、前記非固定側部分のチルト方向下方への変位を規制するステアリング装置。 - 一端に操舵部材が連結され軸方向に延びるステアリングシャフトを回転可能に支持する中空のステアリングコラムと、
天板と、上端の一部が前記天板に固定された第1側板と、上端の全部が前記天板に固定され前記第1側板に対して左右方向に対向する第2側板と、を含み、車体に固定される第1ブラケットと、
前記第1側板および前記第2側板にそれぞれ対向する一対の第3側板を含み、前記ステアリングコラムに固定された第2ブラケットと、
前記第1側板および前記第2側板に設けられたチルト用長孔および一対の第3側板に設けられた締付軸挿通孔を挿通する締付軸と、前記締付軸と一体回転する操作レバーと、前記操作レバーの回転操作に伴って前記第1側板を前記第2側板に締め付ける締付機構と、を含むロック機構と、を備え、
前記第1側板の上端は、前記天板に固定された固定部と、前記天板に固定されない非固定部とを、前記軸方向とは平行な方向に並べて含み、
前記第1側板は、前記固定部を含みチルト方向とは平行な方向に延びる固定側部分と、前記非固定部を含みチルト方向とは平行な方向に延び前記チルト用長孔が配置された非固定側部分と、を含み、
前記天板の上方から見たときに、ロック時に、前記非固定側部分が、前記固定側部分との境界部分を中心として前記第2側板側に近接するように弾性変形し、
前記天板に固定され前記天板から下方に延びる規制部材と、前記規制部材の下端に設けられたストッパ部と、前記非固定部に設けられ、前記ストッパ部に対して左右方向に変位可能であって前記ストッパ部とはチルト方向に対向する係合部と、を含み、前記ストッパ部と前記係合部との係合により、前記天板に対する前記非固定側部分のチルト方向上方への変位を規制するストッパ機構をさらに備えるステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014011602A JP2015137073A (ja) | 2014-01-24 | 2014-01-24 | ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014011602A JP2015137073A (ja) | 2014-01-24 | 2014-01-24 | ステアリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015137073A true JP2015137073A (ja) | 2015-07-30 |
Family
ID=53768367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014011602A Pending JP2015137073A (ja) | 2014-01-24 | 2014-01-24 | ステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015137073A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107380250A (zh) * | 2016-04-28 | 2017-11-24 | 株式会社捷太格特 | 转向装置 |
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2014
- 2014-01-24 JP JP2014011602A patent/JP2015137073A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107380250A (zh) * | 2016-04-28 | 2017-11-24 | 株式会社捷太格特 | 转向装置 |
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