JP2015135575A - 情報処理装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが希望する場面を簡単に検索する。
【解決手段】視聴しているコンテンツを一時停止すると、一時停止された位置から離れた場面ほど時間幅が大きくなるように複数の場面に分割し、当該分割された複数の場面の代表画面を時系列にサムネイル表示する。
【選択図】図4
【解決手段】視聴しているコンテンツを一時停止すると、一時停止された位置から離れた場面ほど時間幅が大きくなるように複数の場面に分割し、当該分割された複数の場面の代表画面を時系列にサムネイル表示する。
【選択図】図4
Description
本発明は、情報処理装置、制御方法、及びプログラムに関する。
コンテンツを再生中、既に視聴し終えたシーンにもう一度遡って視聴する場合、当該再生中のコンテンツを一時停止し、もう一度遡って視聴したいシーンを探すために巻き戻しを行い、当該シーンを再生し直すということが行われている。そして、この巻き戻しを行うスピードは、遡り量が多い場合は高速に、遡り量が少ない場合、又は再生を希望するシーンに近づいてきた場合は、低速に設定することにより、希望するシーンを探し出すことが一般的である。
特許文献1には、ユーザから取得する概念への重み付けを時間的観点から更新することが記載されている。すなわち、ユーザが1年前に発した言葉と、昨日発した言葉とでは、後者の重みを高めることによって、注目概念については、ユーザとの関連があった日時からの経過時間を記録し、経過時間が延びるほど、重みを減らしていく、又は経過時間が短いほど重みを上げるという制御が行われることが記載されている。そして、この概念の時間的観点からの自動更新において、人間の忘却特性、すなわち、時間と共に重みを単調減少させる間、別の関連する概念が想起されたときは重みを少し上げる等の措置を取ることが記載されている。
また、特許文献2には、人間は、過去の時間を認識するときは、過去の事象から現在までの経過時間に比例した時間認知幅を有し、10日前のことなら前後1日の幅で思い起こすのであれば、10年前のことならば前後1年の範囲を無意識に思い起こすといった、過去に遡るほど人間の記憶が指数的に曖昧になるという心理的知覚量についての法則が成立することを利用し、文書群を利用した時刻に基づいた対数メモリを持つ時間軸上に文書リストを並べることによって、容易に必要な文書を特定することができる文書処理管理装置が記載されている。
上述したような希望するシーンを探し出す場合、一時停止を行った地点から直近の場面については、まだ記憶が鮮明であるので探し出すのにそれ程多くの時間を要しない。しかしながら、一時停止を行った地点から過去に遡れば遡るほど記憶が曖昧となっており、シーンの内容を思い出しながら探し出すことになるので、辿り着くまで多大の時間を要するばかりか、挙句の果ては、希望するシーンに辿り着くことができず、コンテンツの冒頭まで戻ってしまったり、過去のシーンを何度も往復してやっと希望のシーンに辿り着いたりするといったことが行われており、使い勝手が非常に悪いという問題があった。
また、特許文献1に記載された技術は、単に人間の忘却特性の傾向が、直近に起きたことに対しては記憶が鮮明で、過去に遡れば遡るほど記憶が曖昧になる傾向にあることを述べているに過ぎず、この人間の忘却特性を、再生中のコンテンツに対して、どのように活用していくかという点については全く言及されていない。
さらに、特許文献2に記載された技術は、表示装置に、時間軸をグラフィカルな棒状の線、又は細長い領域で指定し、時間軸上に日時、又は時刻を表示することによって、ユーザが関心のある文書群全体を容易に把握できる視覚効果を提示し、ユーザは必要な文書を選択し、閲覧、印刷、編集等様々な業務を行い、文書を拡大表示することにより使い易くなったことが記載されているが、過去に遡るほど人間の記憶が指数的に曖昧になるという心理的知覚量についての法則を、ユーザが閲覧したコンテンツに対してどのように利用するかについては何ら言及されていない。
そこで本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、既に視聴を行った各シーンを、過去に遡るに連れて時間幅が長くなるよう複数の場面に分割して表示することにより、ユーザが希望する場面を簡単に検索することが可能な情報処理装置、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明における情報処理装置は、視聴しているコンテンツを一時停止する手段と、前記コンテンツを一時停止すると、前記一時停止された位置から離れた場面ほど時間幅が大きくなるように複数の場面にそれぞれ分割する手段と、前記分割された複数の場面の代表画面を時系列にサムネイル表示する手段と、を含むことを特徴とする。
また、請求項2に記載の情報処理装置は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記サムネイル表示された代表画面の何れかが選択され、前記一時停止が解除されると、前記選択された代表画面に対応する場面から再生を開始することを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の情報処理装置は、請求項1又は2に記載の情報処理装置において、前記コンテンツは配信され逐次蓄積されたバッファから読み出されるコンテンツであり、前記コンテンツを一時停止したとき、前記逐次蓄積されている先頭位置から前記一時停止された位置までが複数の場面に分割されることを特徴とする。
また、請求項4に記載の情報処理装置は、請求項1又は2に記載の情報処理装置において、前記コンテンツは既に蓄積されているコンテンツであり、前記コンテンツを一時停止したとき、前記コンテンツの先頭から前記一時停止された位置までと、前記一時停止された位置から前記コンテンツの末尾までとが、それぞれ複数の場面に分割されることを特徴とする。
そして、請求項5に記載の情報処理装置は、請求項1から4の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記サムネイル表示と共に、前記サムネイル表示の各々に対応する代表画面の前記時系列における位置を示す時間情報を表示することを特徴とする。
また、請求項6に記載の情報処理装置は、請求項1から5の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記サムネイル表示と共に、前記サムネイル表示の各々に対応する代表画面に関連付けられた文字情報を表示することを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するため、請求項7に記載の本発明における制御方法は、情報処理装置の制御方法であって、視聴しているコンテンツを一時停止すると、前記一時停止された位置から離れた場面ほど時間幅が大きくなるように複数の場面にそれぞれ分割する工程と、前記分割する工程により分割された複数の場面の代表画面を時系列にサムネイル表示する工程と、を含むことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、請求項8に記載の本発明におけるプログラムは、情報処理装置のコンピュータに、視聴しているコンテンツを一時停止すると、前記一時停止された位置から離れた場面ほど時間幅が大きくなるように複数の場面にそれぞれ分割する処理と、前記分割する処理により分割された複数の場面の代表画面を時系列にサムネイル表示する処理と、を実現させることを特徴とする。
本発明によれば、再生中のコンテンツを一時停止すると、一時停止された位置から離れた場面ほど時間幅が大きくなるように複数の場面にそれぞれ分割し、当該分割された複数の場面の代表画面を時系列にサムネイル表示することにより、ユーザが希望する場面を簡単に検索することが可能な情報処理装置、制御方法、及びプログラムが得られる。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化乃至省略する。本発明の内容を簡潔に説明すると、視聴しているコンテンツを一時停止する手段と、コンテンツを一時停止すると、一時停止された位置から離れた場面ほど時間幅が大きくなるように複数の場面にそれぞれ分割する手段と、分割された複数の場面の代表画面を時系列にサムネイル表示する手段と、を含むことにより、ユーザが希望する場面を簡単に検索することができるのである。
まず、図1を用いて本発明の実施形態における情報処理装置を含む情報処理システムの全体の構成について説明する。図1は、本発明の実施形態における情報処理装置を含む情報処理システムの全体の構成を示す図である。図1を参照すると、本発明の実施形態における情報処理装置を含む情報処理システム10は、例えば、パーソナルコンピュータ(以下、PCともいう。)を代表とする情報処理装置200が、インターネット等の広く公衆によって接続可能なネットワーク300を介してWebサーバ400に接続されている。また、PC200は、放送局100から送信される放送波を受信することができるようになっている。なお、PC200には、PC以外に他の携帯情報端末も含まれることは勿論である。
また、Webサーバ400は、PC200と、インターネット等のネットワーク300を介して接続されている。そして、PC200を例とする情報処理装置から発せられた任意のWebページに接続したい旨のアクセス要求に対して、URL(Uniform Resource Locator)で特定されたWebサーバ400から提供されるWebページの閲覧が可能となる。なお、図1中には、インターネット等のネットワーク300に対してPC200のみ接続されているが、情報処理装置は1台に限定されず、複数台接続されていることはいうまでも無い。
次に、本発明の実施形態における情報処理装置の全体構成について説明する。図2は、本発明の実施形態における情報処理装置の全体構成について説明する概略ブロック図である。PC200は、TVチューナ部201と、ネットワーク接続部205と、CPU(Central Processing Unit)206と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、HDD(Hard Disk Drive)204と、表示部207と、入力部208と、電源部209とから構成される。
TVチューナ部201は、放送局100から送信される地上デジタル、BS(Broadcasting Satellite)、及びCS(Communications Satellite)放送をアンテナから受信し復調するものである。ネットワーク接続部205は、インターネットに代表されるネットワーク300に接続され、ネットワーク300とのインタフェースを図るものである。CPU206は、PC200全体の動作を制御するものであり、ROM202に格納された制御プログラムをロードし、PC200の動作によって得られた様々なデータをRAM203に展開するものである。HDD204は、PC200のアプリケーションソフトウェアプログラムを格納したり、TVチューナ部201によって受信されたテレビ番組(以下、コンテンツともいう。)を録画したりするものである。
表示部207は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成される表示画面であり、PC200によって実行されたアプリケーションソフトウェアプログラムの結果やTVチューナ部201によって受信されたテレビ番組を表示するものである。入力部208は、キーボード、マウス、タッチパネル等、ユーザがPC200に対して指示を与えるものである。そして、電源部209は、PC200に対してAC(Alternative Current:交流)、又はDC(Direct Current:直流)電源を与えるものである。
次に、本発明の実施形態における情報処理装置の機能ブロックについて説明する。図3は、本発明の実施形態における情報処理装置の機能ブロック図である。
図3において、PC200は、放送局100(図1)から送信される放送波を受信する複数のチューナ部210、211、212、及び213と、チューナ部210、211、212、及び213により復調されたテレビ番組(コンテンツ)を記録し再生するコンテンツ記録再生部214と、コンテンツ記録再生部214に記録されているテレビ番組(コンテンツ)、及び後述する動画情報取得記録部219に記録されているコンテンツを管理する格納情報管理部217と、液晶(LCD)等のディスプレイ221にテレビ番組を表示する動画表示処理部215と、を含んで構成されている。
なお、ディスプレイ221には、ライブ放送されているテレビ番組の画面、録画されたテレビ番組の再生画面、録画されたテレビ番組の一覧表が表示されることは勿論であるが、後述するネットワーク接続処理部220によって取得されたWebサーバ400に格納されたWeb上のコンテンツも表示される。
さらに、PC200は、インターネット等の公衆に利用可能なネットワーク300(図1)を介してWebサーバ400に接続するためのネットワーク接続処理部220と、格納情報管理部217によって管理されたコンテンツを、時系列的に処理する映像解析処理部216と、ディスプレイ221に映像解析処理部216で処理されたコンテンツを時系列的にディスプレイ221に表示する動画表示処理部215と、を含んで構成されている。
また、PC200は、放送局100(図1)から送信されるライブ放送されているテレビ番組、録画されたテレビ番組、Webサーバ400からネットワーク300(図1)を介してネットワーク接続処理部220から取得された不特定多数のユーザが投稿し、共有し、視聴できる動画サイト等の情報を取得し記録する動画情報取得記録部219を含んで構成されている。
次に、本発明の実施形態における情報処理装置の動作について説明する。図4は、本発明の実施形態における情報処理装置の動作について説明する図である。
図4(a)において、ユーザが何らかのコンテンツを視聴している状態で、リモコン222の図示しない一時停止ボタンを押下すると、コンテンツは一時停止状態になると共に消音(ミュート)状態となる。そうすると、PC200のディスプレイ221の下部にセリフ群260が表示される。なお、図4(b)では、ディスプレイ221の下部にセリフ群260が表示されることとしているが、セリフ群260は、ディスプレイ221の任意の場所に表示されるようにしても良い。
このセリフ群260は、視聴しているコンテンツの冒頭部分から一時停止された部分に至るまでの各場面が、冒頭部分では長い時間間隔で、冒頭部分から一時停止された部分に至るに連れて徐々に短い時間間隔で複数の場面にそれぞれ分割され、この分割されたそれぞれの場面の冒頭部分が時系列に並べて表示される。すなわち、一時停止された位置から離れた場面ほど時間幅が大きくなるように複数の場面にそれぞれ分割してサムネイル表示される。そして、それぞれの場面毎に字幕データからセリフが抽出され表示される。このように過去から現在に至るにつれて徐々に短い時間間隔としているのは、普段、早送りや巻戻しを行う場合の、時間幅と精度とを考慮したものであり、これは人間の感覚量が、対数量に比例するといったウェーバー・フェヒナーの法則を利用したものである。
次に、図4(b)の場合、コンテンツの冒頭から20分間が1つのシーンとして分割され、セリフAが表示される。次に、コマーシャル明けからの15分間が1つのシーンとして分割され、セリフBが表示される。そして、一時停止した地点から60分前からの10分間が1つのシーンとして分割され、セリフCが表示される。さらに、一時停止した地点から30分前からの5分間が1つのシーンとして分割され、セリフDが表示される。そして、一時停止した地点から15分前からの1分間が1つのシーンとして分割され、セリフEが表示される。最後に、一時停止した地点から5分前からの30秒間が1つのシーンとして分割され、セリフFが表示される。
すなわち、サムネイル表示された各シーンの代表画面と共に、各シーンの代表画面に対応する時系列における位置を示す時間情報、及び各シーンの代表画面に関連付けられたセリフ(文字情報)が表示される。例えば、図4(b)では、コンテンツの冒頭から20分間の代表画面とコンテンツの冒頭から20分間である旨の時間情報とセリフA、コマーシャル明けからの15分間の代表画面とコマーシャル明けからの15分間である旨の時間情報とセリフB、一時停止した地点から60分前からの10分間の代表画面と一時停止した地点から60分前からの10分間である旨の時間情報とセリフC、一時停止した地点から30分前からの5分間の代表画面と一時停止した地点から30分前からの5分間である旨の時間情報とセリフD、一時停止した地点から15分前からの1分間の代表画面と一時停止した地点から15分前からの1分間である旨の時間情報とセリフE、及び一時停止した地点から5分前からの30秒間の代表画面と一時停止した地点から5分前からの30秒間である旨の時間情報とセリフFとが、ディスプレイ221に表示される。
そして、各シーンがサムネイル表示された状態で、図4(c)に示すように、ユーザがリモコン222の十字キー280を用いてセリフ群260の中から希望するシーンを選択した後に決定キー270を押下する。そして、図4(d)に示すように、ユーザがリモコン222の再生ボタン250を押下することにより、ユーザが希望するシーンを簡単に再生することができる。すなわち、サムネイル表示された代表画面の何れかを選択し、一時停止を解除すると、選択された代表画面に対応する場面から再生が開始される。なお、図6では、PC200を遠隔操作する専用のリモコン222として説明を行っているが、PC200を遠隔操作するリモコンとして、スマートフォン等の携帯情報端末を使用することも可能である。スマートフォンをPC200のリモコンとして使用する場合、液晶(LCD)画面に図4に示す各種ボタンを表示させ、液晶(LCD)画面の表示パターンに合わせて、ボタンの割り当てを変えることも可能である。また、リモコンを用いることなく、ジェスチャー操作等によってPC200を遠隔操作するようにしても良い。
また、図4(b)に示すように時系列にセリフ群260がサムネイル表示されるコンテンツがライブコンテンツであった場合、一時停止している間においてもライブコンテンツは進行状態にある。そこで、コンテンツの視聴を一時停止している間においても、進行状態にあるライブコンテンツを漏れなく記録するため、PC200はライブ配信されているコンテンツを逐次蓄積するキャッシュ録画機能(バッファ)を備えており、当該バッファからライブ配信されているコンテンツが読み出されることを前提としている。
さらに、図4では、一時停止するコンテンツとしてライブ放送されているコンテンツを対象として説明しているが、ライブ放送されているコンテンツに限定されることなく、既に動画情報取得記録部219に記録されている録画済のコンテンツを再生し、一時停止する場合も想定される。
この場合、動画情報取得記録部219に蓄積されている録画済のコンテンツを再生中に一時停止した場合、録画済のコンテンツの先頭部分から一時停止された位置までと、一時停止された位置から録画済のコンテンツの末尾部分までとが、複数の場面にそれぞれ分割してディスプレイ221にサムネイル表示される。そして、この場合も、一時停止された位置から離れた場面、すなわち、一時停止された位置から録画済のコンテンツの先頭部分、及び末尾部分に至るほど時間幅が大きくなるようにサムネイル表示される。さらに、サムネイル表示された各シーンの代表画面と共に、各シーンの代表画面に対応する時系列における位置を示す時間情報、及び各シーンの代表画面に関連付けられたセリフ(文字情報)が表示される点、及びサムネイル表示された代表画面の何れかを選択し、一時停止を解除すると、選択された代表画面に対応する場面から再生が開始される点は、ライブ放送されているコンテンツと同様である。
次に、本発明の実施形態における情報処理装置の動作について説明する。図5は、本発明の実施形態における情報処理装置の動作について説明するフローチャートである。
まず、ステップ(以下、Sという。)501の処理において、ユーザが視聴するコンテンツがライブであるか否かが判断される。ライブである(S501:YES)と判断されるとS502の処理へ移行する。ライブでない(S501:NO)と判断されると、S503の処理へ移行する。
S502の処理では、視聴するコンテンツがキャッシュ録画される。これは、上述したように、後に一時停止された場合であっても、進行するライブコンテンツを漏れなく記録するためである。S503の処理では、一時停止操作がされたか否かが判断される。一時停止操作がされた(S503:YES)と判断されたときは、S504の処理へ移行する。一時停止操作がされない(S503:NO)と判断されたときは、処理を終了する。
S504の処理では、視聴するコンテンツの冒頭部分から一時停止操作がされた部分までの各シーンを、各時間幅が降順となるよう複数のシーンに分割する。S505の処理では、分割された複数のシーンにセリフがあるか否かが判断される。セリフがある(S505:YES)と判断されたときは、S506の処理へ移行する。セリフがない(S505:NO)と判断されたときは、S507の処理へ移行する。
S506の処理では、分割された各シーンにおいて字幕データからセリフが抽出される。S507の処理では、分割された複数のシーンをディスプレイ221に時系列にサムネイル表示する。S508の処理では、分割された複数のシーンの中から特定のシーンがユーザによって選択されたか否かが判断される。特定のシーンが選択された(S508:YES)と判断されたときは、S509の処理へ移行し、特定のシーンが選択されない(S508:NO)と判断されたときは、処理を終了する。
S509の処理では、選択された特定シーンの再生指示がされたか否かが判断される。再生指示がされた(S509:YES)と判断されたときは、S510の処理へ移行し、再生指示がされない(S509:NO)と判断されたときは、処理を終了する。S510の処理では、再生指示がされたシーンを再生し、処理を終了する。
なお、図5に示した本発明の実施形態における情報処理装置(PC)200を構成する各機能ブロックの各動作は、コンピュータ上のプログラムに実行させることもできる。すなわち、情報処理装置200のCPU206が、ROM202、RAM203等から構成される記憶部に格納されたプログラムをロードし、プログラムの各処理ステップが順次実行されることによって行われる。
以上説明してきたように、本発明によれば、視聴しているコンテンツを一時停止する手段と、コンテンツを一時停止すると、一時停止された位置から離れた場面ほど時間幅が大きくなるように複数の場面にそれぞれ分割する手段と、分割された複数の場面の代表画面を時系列にサムネイル表示する手段と、を含むことにより、ユーザが希望する場面を簡単に検索することができるのである。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範囲な趣旨及び範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正及び変更が可能である。
100 放送局
200 情報処理装置(PC)
201 TVチューナ部
202、401 ROM
203 RAM
204 HDD
205 ネットワーク接続部
206 CPU
207 表示部
208 入力部
209 電源部
210、211、212、213 チューナ部
214 コンテンツ記録再生部
215 動画表示処理部
216 映像解析処理部
217 格納情報管理部
219 動画情報取得記録部
220 ネットワーク接続処理部
221 ディスプレイ
222 リモコン
250 再生ボタン
260 セリフ群
270 決定キー
280 十字キー
300 ネットワーク
400 Webサーバ
200 情報処理装置(PC)
201 TVチューナ部
202、401 ROM
203 RAM
204 HDD
205 ネットワーク接続部
206 CPU
207 表示部
208 入力部
209 電源部
210、211、212、213 チューナ部
214 コンテンツ記録再生部
215 動画表示処理部
216 映像解析処理部
217 格納情報管理部
219 動画情報取得記録部
220 ネットワーク接続処理部
221 ディスプレイ
222 リモコン
250 再生ボタン
260 セリフ群
270 決定キー
280 十字キー
300 ネットワーク
400 Webサーバ
Claims (8)
- 視聴しているコンテンツを一時停止する手段と、
前記コンテンツを一時停止すると、前記一時停止された位置から離れた場面ほど時間幅が大きくなるように複数の場面にそれぞれ分割する手段と、
前記分割された複数の場面の代表画面を時系列にサムネイル表示する手段と、
を含むことを特徴とする情報処理装置。 - 前記サムネイル表示された代表画面の何れかが選択され、前記一時停止が解除されると、前記選択された代表画面に対応する場面から再生を開始することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記コンテンツは配信され逐次蓄積されたバッファから読み出されるコンテンツであり、前記コンテンツを一時停止したとき、前記逐次蓄積されている先頭位置から前記一時停止された位置までが複数の場面に分割されることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 前記コンテンツは既に蓄積されているコンテンツであり、前記コンテンツを一時停止したとき、前記コンテンツの先頭から前記一時停止された位置までと、前記一時停止された位置から前記コンテンツの末尾までとが、それぞれ複数の場面に分割されることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 前記サムネイル表示と共に、前記サムネイル表示の各々に対応する代表画面の前記時系列における位置を示す時間情報を表示することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 前記サムネイル表示と共に、前記サムネイル表示の各々に対応する代表画面に関連付けられた文字情報を表示することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 情報処理装置の制御方法であって、
視聴しているコンテンツを一時停止すると、前記一時停止された位置から離れた場面ほど時間幅が大きくなるように複数の場面にそれぞれ分割する工程と、
前記分割する工程により分割された複数の場面の代表画面を時系列にサムネイル表示する工程と、
を含むことを特徴とする制御方法。 - 情報処理装置のコンピュータに、
視聴しているコンテンツを一時停止すると、前記一時停止された位置から離れた場面ほど時間幅が大きくなるように複数の場面にそれぞれ分割する処理と、
前記分割する処理により分割された複数の場面の代表画面を時系列にサムネイル表示する処理と、
を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014006245A JP2015135575A (ja) | 2014-01-16 | 2014-01-16 | 情報処理装置、制御方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014006245A JP2015135575A (ja) | 2014-01-16 | 2014-01-16 | 情報処理装置、制御方法、及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015135575A true JP2015135575A (ja) | 2015-07-27 |
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ID=53767368
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014006245A Pending JP2015135575A (ja) | 2014-01-16 | 2014-01-16 | 情報処理装置、制御方法、及びプログラム |
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JP (1) | JP2015135575A (ja) |
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