JP2015135194A

JP2015135194A - 揉捻乾燥機

Info

Publication number: JP2015135194A
Application number: JP2014005901A
Authority: JP
Inventors: ▲慧▼鈴 ▲黄▼; Hui-Ling Huang
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2014-01-16
Filing date: 2014-01-16
Publication date: 2015-07-27

Abstract

【課題】廃棄物プラスチックフィルム又は廃棄紙の揉捻・脱水及び成形工程を行う揉捻乾燥機を提供する。【解決手段】揉捻乾燥機は、原料排出部１、原料投入部２、揉捻部３及び螺旋原料輸送棒５を備える。原料排出部１は、内周空間を有する。原料投入部２は、内周空間を有する。揉捻部３は、内周空間を有し、前後両端に原料排出部１及び原料投入部２がそれぞれ配設される。螺旋原料輸送棒５は、棒本体に螺旋状原料輸送羽根５１が設けられる。螺旋原料輸送棒５には、羽根無し部５２が設けられる。螺旋原料輸送棒５は、原料排出部１、原料投入部２及び揉捻部３の組合せ体に収容される。【選択図】図１

Description

本発明は、廃棄物回収利用設備の分野に関し、特に、廃棄物プラスチックフィルム又は廃棄紙の揉捻・脱水及び成形工程を行う揉捻乾燥機に関する。

プラスチックフィルム又は廃紙などの廃棄物を揉捻・乾燥した後、ＲＤＦ、ＲＰＦなどのごみ固形燃料を製造することは、地球規模のバイオマス技術の主な傾向である。廃棄物を処理する方法として従来採用されている方式と比べ、ごみ固形燃料の燃料システムのエネルギ回収効率は高く、石化燃料の消費量を一部代替することができる。二酸化炭素の排出量を直接焼却処理する方式の約２５〜５０％減らして地球温暖化の温室効果を和らげることができる。その上、二次汚染の発生も少ないため、毒性が強いダイオキシンの排出量を大幅に減らし、後工程の汚染防止装置を相対的に減らして全体の使用コストを減らすことが可能である。

特開２００４−３１５７７０号公報

本発明は上述の点に鑑みて為されたもので、その目的は、廃棄物プラスチックフィルム又は廃棄紙の揉捻・脱水及び成形工程を行う揉捻乾燥機を提供することにある。
本発明の他の目的は、必要に応じてスピーディーに分解して異なるように組み合わせたり、材料を変えたりすることができる上、メインテナンスを容易かつスピーディーに行うことができる揉捻乾燥機を提供することにある。

上記課題を解決するために、本発明の第１の形態によれば、原料排出部、原料投入部、揉捻部及び螺旋原料輸送棒を備えた揉捻乾燥機であって、前記原料排出部は、内周空間を有し、前記原料投入部は、内周空間を有し、前記揉捻部は、内周空間を有し、前後両端に前記原料排出部及び前記原料投入部がそれぞれ配設され、前記螺旋原料輸送棒は、棒本体に螺旋状原料輸送羽根が設けられ、前記螺旋原料輸送棒には、羽根無し部が設けられ、前記螺旋原料輸送棒は、前記原料排出部、前記原料投入部及び前記揉捻部の組合せ体に収容されることを特徴とする揉捻乾燥機が提供される。

また、前記揉捻部の周囲には、多数の排水連通孔が形成されていることが好ましい。

また、前記揉捻部の周囲壁面には、多数の増圧体が挿設され、前記増圧体は、前記揉捻部の内周面に突設されていることが好ましい。

また、前記螺旋原料輸送棒の個数は１つであることが好ましい。

また、前記螺旋原料輸送棒の個数は１つ以上であることが好ましい。

また、前記原料排出部の前端面には、１つ以上の原料排出孔が形成されていることが好ましい。

また、前記原料投入部には、原料投入口が形成されていることが好ましい。

また、温度調整構造をさらに備えることが好ましい。

また、前記原料排出部には、溶解部が接続されることが好ましい。

本発明の揉捻乾燥機は、以下（１）及び（２）の効果を有する。
（１）揉捻・脱水及び成形工程を行う。
（２）必要に応じてスピーディーに分解して異なるように組み合わせたり、材料を変えたりすることができる上、メインテナンスを容易かつスピーディーに行うことができる。

本発明の一実施形態による揉捻乾燥機を示す分解斜視図である。本発明の一実施形態による揉捻乾燥機を示す斜視図である。本発明の一実施形態による揉捻乾燥機を示す断面図である。本発明の一実施形態による揉捻乾燥機を示す動作図（１）である。本発明の一実施形態による揉捻乾燥機を示す動作図（２）である。本発明の一実施形態による揉捻乾燥機の接続溶解部を示す斜視図である。

以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本発明が限定されるものではない。

図１〜図３を参照する。図１〜図３に示すように、本発明の一実施形態に係る揉捻乾燥機は、原料排出部１、原料投入部２、揉捻部３、多数の増圧体４及び螺旋原料輸送棒５を含む。

原料排出部１は、内周空間を有し、前端面に１つ以上の原料排出孔１１が形成されている。

原料投入部２は、内周空間を有し、原料投入口２１が形成されている。

揉捻部３は、内周空間を有し、前後両端に原料排出部１及び原料投入部２がそれぞれ配設され、多数の排水連通孔３１が周囲に形成されている。

増圧体４は、揉捻部３の周囲壁面に挿設され、揉捻部３の内周面から突出している。

螺旋原料輸送棒５は、個数が１つ又は１つ以上である上、棒本体に螺旋状原料輸送羽根５１が設けられている。

螺旋原料輸送棒５には、羽根無し部５２が設けられている。

増圧体４は、原料排出部１、原料投入部２及び揉捻部３の組合せにより形成された内周空間内に収容される。

図４及び図５に示すように、実際に作動する際、原料投入部２の原料投入口２１から原料６が投入され、螺旋原料輸送棒５の螺旋状原料輸送羽根５１により原料６が螺旋状に輸送される。羽根無し部５２まで原料６が輸送されると、螺旋状原料輸送羽根５１により押し出されなくなって原料６の前進速度が低下し、原料が詰まって前進速度が遅くなることを防ぐことができる。

後端の螺旋状原料輸送羽根５１は、依然として継続的に材料を前方へ移送し、螺旋状原料輸送羽根５１の領域においても揉捻を行い、継続的な揉捻により原料６に含まれる水分を絞り出し、揉捻部３の周囲に形成された多数の排水連通孔３１を介して本体の外側へ排出する。

また、原料６が継続的に揉捻される量が一定量に達すると、後方の原料６が押され続け、揉捻・脱水された原料が前方へ移送され、原料排出部１の前端面に形成された原料排出孔１１から材料が押し出される。

挿設した多数の増圧体４を揉捻部３の内周面から突出させると、原料６の空間が圧縮されて揉捻圧力が高まり、原料６の揉捻・脱水を効率良く行うことができる。

本発明の揉捻乾燥機は、必要に応じてスピーディーに分解して異なるように組み合わせたり、材料を変えたりすることができる上、メインテナンスを容易かつスピーディーに行うことができる。

また、必要に応じて温度調整構造（図示せず）を増設し、異なる原料を組み合わせて加工を行ってもよい。

また、原料排出部１には、脱水した材料を溶解して押し出す溶解部７が接続されている（図６参照）。

当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本発明の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明を限定するものではない。本発明の主旨と領域を脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本発明の特許請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。

１：原料排出部
２：原料投入部
３：揉捻部
４：増圧体
５：螺旋原料輸送棒
６：原料
７：溶解部
１１：原料排出孔
２１：原料投入口
３１：排水連通孔
５１：螺旋状原料輸送羽根
５２：羽根無し部

Claims

原料排出部、原料投入部、揉捻部及び螺旋原料輸送棒を備えた廃棄物プラスチックフィルム又は廃棄紙用の揉捻乾燥機であって、
前記原料排出部は、内周空間を有し、
前記原料投入部は、内周空間を有し、
前記揉捻部は、内周空間を有し、前後両端に前記原料排出部及び前記原料投入部がそれぞれ配設され、
前記螺旋原料輸送棒は、棒本体に螺旋状原料輸送羽根が設けられ、
前記螺旋原料輸送棒には、羽根無し部が設けられ、
前記螺旋原料輸送棒は、前記原料排出部、前記原料投入部及び前記揉捻部の組合せ体に収容されることを特徴とする揉捻乾燥機。
前記揉捻部の周囲には、多数の排水連通孔が形成されていることを特徴とする請求項１に記載の揉捻乾燥機。
前記揉捻部の周囲壁面には、多数の増圧体が挿設され、
前記増圧体は、前記揉捻部の内周面に突設されていることを特徴とする請求項１に記載の揉捻乾燥機。
前記螺旋原料輸送棒の個数は１つであることを特徴とする請求項１に記載の揉捻乾燥機。
前記螺旋原料輸送棒の個数は１つ以上であることを特徴とする請求項１に記載の揉捻乾燥機。
前記原料排出部の前端面には、１つ以上の原料排出孔が形成されていることを特徴とする請求項１に記載の揉捻乾燥機。
前記原料投入部には、原料投入口が形成されていることを特徴とする請求項１に記載の揉捻乾燥機。
温度調整構造をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の揉捻乾燥機。
前記原料排出部には、溶解部が接続されることを特徴とする請求項１に記載の揉捻乾燥機。