JP2015133624A5 - 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム - Google Patents

Description

本発明は、複数の撮像部を備える撮像装置、その制御方法、および制御プログラムに関し、特に、撮像部を動作させた際のキュリティ向上およびプライバシー保護のための手法に関する。

従って、本発明の目的は、撮影者に関してセキュリティの向上およびプライバシー保護を十分に行うことができる撮像装置、その制御方法、および制御プログラムを提供することにある。

上記の目的を達成するため、本発明による撮像装置は、第１の撮像手段と、前記第１の撮像手段とは異なる第２の撮像手段と、前記第１の撮像手段により撮影した第１のライブ画像と前記第２の撮像手段により撮影した第２のライブ画像の少なくとも一方を表示部に表示するように制御する表示制御手段と、ユーザからの撮影指示に応じて、前記第１の撮像手段により撮影した画像と、前記第２の撮像手段により撮影した画像の両方を記録媒体に記録するように制御する記録制御手段と、前記第１のライブ画像は表示されているが前記第２のライブ画像が前記表示部に表示されない場合に、前記第２の撮像手段により画像が撮影されることをユーザに通知する通知手段と、を有することを特徴とする。

本発明による制御方法は、第１の撮像手段と、前記第１の撮像手段とは異なる第２の撮像手段とを備える撮像装置の制御方法であって、前記第１の撮像手段により撮影した第１のライブ画像と前記第２の撮像手段により撮影した第２のライブ画像の少なくとも一方を表示部に表示するように制御する表示制御ステップと、ユーザからの撮影指示に応じて、前記第１の撮像手段により撮影した画像と、前記第２の撮像手段により撮影した画像の両方を記録媒体に記録するように制御する記録制御ステップと、前記第１のライブ画像は表示されているが前記第２のライブ画像が前記表示部に表示されない場合に、前記第２の撮像手段により画像が撮影されることをユーザに通知する通知ステップと、を有することを特徴とする。

本発明による制御プログラムは、第１の撮像手段と、前記第１の撮像手段とは異なる第２の撮像手段とを備える撮像装置で用いられる制御プログラムであって、前記撮像装置が備えるコンピュータに、前記第１の撮像手段により撮影した第１のライブ画像と前記第２の撮像手段により撮影した第２のライブ画像の少なくとも一方を表示部に表示するように制御する表示制御ステップと、ユーザからの撮影指示に応じて、前記第１の撮像手段により撮影した画像と、前記第２の撮像手段により撮影した画像の両方を記録媒体に記録するように制御する記録制御ステップと、前記第１のライブ画像は表示されているが前記第２のライブ画像が前記表示部に表示されない場合に、前記第２の撮像手段により画像が撮影されることをユーザに通知する通知ステップと、を実行させることを特徴とする。

本発明によれば、第２の撮像手段による撮像が行われて第２のライブ画像が表示部に表示されない状態である場合であっても、第２の撮像手段が動作中であることを通知するようにしたので、撮影者は自分自身の撮像が行われていることを認識することが可能となり、撮影者の許可なく撮像が行われることを回避してセキュリティおよびプライバシーの保護を向上させることができる。

Claims (15)

1. 第１の撮像手段と、
   前記第１の撮像手段とは異なる第２の撮像手段と、
   前記第１の撮像手段により撮影した第１のライブ画像と前記第２の撮像手段により撮影した第２のライブ画像の少なくとも一方を表示部に表示するように制御する表示制御手段と、
   ユーザからの撮影指示に応じて、前記第１の撮像手段により撮影した画像と、前記第２の撮像手段により撮影した画像の両方を記録媒体に記録するように制御する記録制御手段と、
   前記第１のライブ画像は表示されているが前記第２のライブ画像が前記表示部に表示されない場合に、前記第２の撮像手段により画像が撮影されることをユーザに通知する通知手段と、
   を有することを特徴とする撮像装置。
2. 前記第２のライブ画像が前記表示部に表示されているかに関わらず、前記記録制御手段は、前記第２の撮像手段により撮影した画像を前記記録媒体に記録するように制御することを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
3. 前記通知手段は、前記第２の撮像手段により撮影処理が行われていることを通知することを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
4. 前記通知手段は、前記撮影指示に応じて前記第２の撮像手段により撮影した画像が記録されることを通知することを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
5. 前記通知手段は、前記表示部に前記第２の撮像手段により画像が撮影されることを示す情報を表示することを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
6. 前記表示部に前記第２のライブ画像が表示される場合には、前記通知手段は、前記情報を前記表示部に表示しないことを特徴とする請求項５に記載の撮像装置。
7. 前記通知手段は、前記第２のライブ画像が前記表示部に表示されない場合には、前記第２の画像が表示される場合と異なる表示形態で、前記第２の撮像手段により画像が撮影されることを示す情報を表示することを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
8. 前記通知手段は、前記表示部に前記第２のライブ画像が表示されない場合に、ユーザからの撮影指示に応じて前記第２の撮像手段により撮影される画像を記録することを示す情報を表示することを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
9. 前記通知手段は、前記第２のライブ画像が前記表示部に表示されず、かつ、所定の条件を満たしている場合に、前記第２の撮像手段により画像が撮影されることをユーザに通知することを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
10. 前記第２の撮像手段のより撮影した画像から撮影者を検出するための検出手段を備え、
    前記通知手段は、前記第２のライブ画像が前記表示部に表示されず、かつ、前記検出手段で検出した撮影者が所定の条件を満たしている場合に、前記第２の撮像手段により前記撮影者の画像が撮影されることをユーザに通知することを特徴とする請求項９に記載の撮像装置。
11. 人物の情報を記憶することにより人物を登録する記憶手段を有し、
    前記通知手段は、前記検出手段で検出した撮影者が前記記憶手段に登録されている人物である場合に、前記第２の撮像手段により画像が撮影されることをユーザに通知しないことを特徴とする請求項１０に記載の撮像装置。
12. 前記第２のライブ画像を前記表示部に表示するか否かを選択する選択手段を有し、
    前記表示制御手段は、前記選択手段により前記第２のライブ画像を表示しないことが選択された場合に、前記第２のライブ画像を前記表示部に表示しないように制御することを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
13. 前記第２の撮像手段により撮影した画像を前記記録媒体に記録するか否かを選択するための選択画面を前記表示部に表示する選択画面表示手段を有することを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
14. 第１の撮像手段と、前記第１の撮像手段とは異なる第２の撮像手段とを備える撮像装置の制御方法であって、
    前記第１の撮像手段により撮影した第１のライブ画像と前記第２の撮像手段により撮影した第２のライブ画像の少なくとも一方を表示部に表示するように制御する表示制御ステップと、
    ユーザからの撮影指示に応じて、前記第１の撮像手段により撮影した画像と、前記第２の撮像手段により撮影した画像の両方を記録媒体に記録するように制御する記録制御ステップと、
    前記第１のライブ画像は表示されているが前記第２のライブ画像が前記表示部に表示されない場合に、前記第２の撮像手段により画像が撮影されることをユーザに通知する通知ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
15. 第１の撮像手段と、前記第１の撮像手段とは異なる第２の撮像手段とを備える撮像装置で用いられる制御プログラムであって、
    前記撮像装置が備えるコンピュータに、
    前記第１の撮像手段により撮影した第１のライブ画像と前記第２の撮像手段により撮影した第２のライブ画像の少なくとも一方を表示部に表示するように制御する表示制御ステップと、
    ユーザからの撮影指示に応じて、前記第１の撮像手段により撮影した画像と、前記第２の撮像手段により撮影した画像の両方を記録媒体に記録するように制御する記録制御ステップと、
    前記第１のライブ画像は表示されているが前記第２のライブ画像が前記表示部に表示されない場合に、前記第２の撮像手段により画像が撮影されることをユーザに通知する通知ステップと、
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。