JP2015133191A - 電磁継電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動ばねが復帰ストッパに衝突したときの衝突音を低減させる。【解決手段】電磁継電器1において、可動ばね35は、電磁石ブロック2の励磁コイル21へ通電されたときに磁力によって固定部352を支点として可動部351が変形して固定接点31に接触する。可動ばね35は、励磁コイル21への通電が遮断されたときに復帰力によって可動部351が固定接点31から離れる。復帰ストッパ5は、励磁コイル21への通電が遮断されたときに可動部351が固定接点31から離れた後における可動部35の移動を抑制する。復帰ストッパ5の当接部53は、当接部53に可動部351が当接すると、可動部351が固定接点31から離れる方向に沿って、弾性によって撓む。【選択図】図1

Description

本発明は、一般に電磁継電器に関し、より詳細には、ヒンジ形の電磁継電器に関する。
従来から、可動ばねの可動接点が固定接点から離れた後に可動ばねの移動を規制する構成を備える電磁継電器が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載された電磁継電器は、ボビンの鍔部に一体に形成された樹脂製のストッパによって可動ばねの移動を規制する。ストッパは、ボビンに対して固定されている。特許文献1に記載された電磁継電器では、ストッパに可動ばねが当接することによって、可動ばねの移動が規制される。
実開平2−110154号公報
しかしながら、従来の電磁継電器では、ボビンに固定されている復帰ストッパに対して可動ばねが勢いよく衝突し、復帰ストッパが可動ばねの復帰力を受け止めるため、可動ばねが復帰ストッパに衝突したときに発生する衝突音が大きいという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為された発明であり、本発明の目的は、可動ばねが復帰ストッパに衝突したときの衝突音を低減させることができる電磁継電器を提供することにある。
本発明の電磁継電器は、電磁石ブロックと、固定接点と、可動ばねと、復帰ストッパとを備える。前記電磁石ブロックは、励磁コイルを含む。前記可動ばねは、可動部と、固定部とを含む。前記可動部は、前記固定接点に接離する。前記固定部は、前記電磁石ブロックに固定される。前記可動ばねは、前記励磁コイルへ通電されたときに磁力によって前記固定部を支点として前記可動部が変形して前記固定接点に接触し、前記励磁コイルへの通電が遮断されたときに復帰力によって前記可動部が前記固定接点から離れる。前記復帰ストッパは、前記励磁コイルへの通電が遮断されたときに前記可動部が前記固定接点から離れた後における前記可動部の移動を抑制する。前記復帰ストッパは、前記可動部が当接する当接部を含む。前記当接部は、前記当接部に前記可動部が当接すると、前記可動部が前記固定接点から離れる方向に沿って、弾性によって撓む。
好ましくは、この電磁継電器において、前記可動部は、可動接点と、作動部とを含む。前記可動接点は、前記固定接点に接離する。前記作動部は、前記可動接点が取り付けられ、前記励磁コイルへ通電されたときに変形する。
好ましくは、この電磁継電器において、前記復帰ストッパおよび前記可動部は、金属で形成されている。
好ましくは、この電磁継電器において、前記復帰ストッパは、基部と、延設部とをさらに含む。前記基部は、前記電磁石ブロックに固定される。前記延設部は、前記基部から延びて設けられている。前記当接部は、前記延設部の先端に設けられている。
好ましくは、この電磁継電器において、前記当接部は、第1の曲面部と、第2の曲面部とを含む。前記第1の曲面部は、前記延設部の先端に設けられ、前記可動部が前記固定接点から離れる方向に凸となる曲面を有する。前記第2の曲面部は、前記第1の曲面部の先端に設けられ、前記可動部が前記固定接点に近づく方向に凸となる曲面を有する。
好ましくは、この電磁継電器において、前記電磁石ブロックは、ボビンと、鉄芯とを含む。前記ボビンは、軸方向に挿通孔が形成された筒部を有し、前記筒部に前記励磁コイルが巻回される。前記鉄芯は、前記ボビンの前記挿通孔に挿通される。前記鉄芯は、柱状の軸部と、前記軸部の一端に設けられた鍔部とを含む。前記基部には、前記軸部が挿通される貫通孔が形成されている。前記基部は、前記鍔部と前記ボビンとの間に挟持されて固定される。
好ましくは、この電磁継電器は、可動ストッパをさらに備える。前記可動ストッパは、前記励磁コイルへ通電されたときに、前記可動部が前記固定接点に接触する前に、前記可動部が前記固定接点に近づく方向における前記可動部の移動速度を低減させる。
好ましくは、この電磁継電器において、前記電磁石ブロックは、ボビンと、鉄芯と、接極子とをさらに含む。前記ボビンは、軸方向に挿通孔が形成された筒部を有し、前記筒部に前記励磁コイルが巻回される。前記鉄芯は、前記ボビンの前記挿通孔に挿通される。前記接極子は、前記可動ばねに取り付けられて前記鉄芯に対向して配置される。前記可動ストッパは、取付部と、弾性部とを含む。前記取付部は、前記接極子における前記ボビンに対向する面に取り付けられている。前記弾性部は、前記励磁コイルへ通電されたときに前記可動部が前記固定接点に接触する前に前記鉄芯に当接し、弾性によって撓む。
好ましくは、この電磁継電器において、前記電磁石ブロックは、ボビンと、鉄芯と、接極子とをさらに含む。前記ボビンは、軸方向に挿通孔が形成された筒部を有し、前記筒部に前記励磁コイルが巻回される。前記鉄芯は、前記ボビンの前記挿通孔に挿通される。前記接極子は、前記可動ばねに取り付けられて前記鉄芯に対向して配置される。前記可動ストッパは、取付部と、弾性部とを含む。前記取付部は、前記接極子における前記ボビンに対向する面に取り付けられている。前記弾性部は、前記励磁コイルへ通電されたときに前記可動部が前記固定接点に接触する前に前記ボビンに当接し、弾性によって撓む。
好ましくは、この電磁継電器において、前記可動ストッパは、金属で形成されている。
好ましくは、この電磁継電器において、前記復帰ストッパおよび前記可動ストッパが一体に形成されている。
好ましくは、この電磁継電器において、前記復帰ストッパおよび前記可動ストッパは、基部と、延設部と、弾性部とをさらに含む。前記基部は、前記電磁石ブロックに固定される。前記延設部は、前記基部から延びて設けられ、先端に前記当接部が設けられている。前記弾性部は、前記基部から延びて設けられ、前記可動部が前記固定接点に接触する前に前記可動部が当接すると、前記可動部が前記固定接点に近づく方向に沿って、弾性によって撓む。
好ましくは、この電磁継電器において、前記電磁石ブロックは、ボビンと、鉄芯と、接極子とをさらに含む。前記ボビンは、軸方向に挿通孔が形成された筒部を有し、前記筒部に前記励磁コイルが巻回される。前記鉄芯は、前記ボビンの前記挿通孔に挿通される。前記接極子は、前記可動ばねに取り付けられて前記鉄芯に対向して配置される。前記弾性部は、前記励磁コイルへ通電されたときに前記可動部が前記固定接点に接触する前に、前記接極子において前記接極子が前記鉄芯と吸着する部分とは異なる部分に当接する。
本発明によれば、可動ばねが復帰ストッパに衝突したときの衝突音を低減させることができる。
実施形態1に係る電磁継電器の外観斜視図である。 実施形態1に係る電磁継電器の分解斜視図である。 実施形態1に係る復帰ストッパの外観斜視図である。 実施形態1に係る電磁継電器の要部の側面図である。 実施形態2に係る電磁継電器の要部の斜視図である。 実施形態2に係る電磁継電器の分解斜視図である。 実施形態2に係る可動ストッパの外観斜視図である。 実施形態2に係る電磁継電器の要部におけるオフ時の側面図である。 実施形態2に係る電磁継電器の要部におけるオン時の側面図である。 実施形態2に係る電磁継電器の動作を説明するための説明図である。 比較例の電磁継電器の動作を説明するための説明図である。 実施形態2に係る電磁継電器の変形例の要部の斜視図である。 実施形態2に係る可動ストッパの変形例の外観斜視図である。 実施形態3に係る電磁継電器の要部の斜視図である。 実施形態3に係る可動ストッパの外観斜視図である。 実施形態3に係る可動ストッパの要部におけるオフ時の側面図である。 実施形態3に係る可動ストッパの要部におけるオン時の側面図である。 実施形態3に係る電磁継電器の変形例の要部の斜視図である。 実施形態3に係る可動ストッパの変形例の外観斜視図である。 実施形態3に係る可動ストッパの変形例の要部におけるオフ時の側面図である。 実施形態3に係る可動ストッパの変形例の要部におけるオン時の側面図である。 実施形態4に係る電磁継電器の要部の斜視図である。 実施形態4に係る電磁継電器の分解斜視図である。 実施形態4に係るストッパの外観斜視図である。 実施形態4に係る可動ストッパの要部におけるオフ時の側面図である。 実施形態4に係る可動ストッパの要部におけるオン時の側面図である。
以下の実施形態1〜4に係る電磁継電器は、復帰ストッパを備える。復帰ストッパの当接部は、当接部に可動ばねが当接すると、可動部が固定接点から離れる方向に沿って、弾性によって撓む。以下、図面を参照しながら、実施形態1〜4に係る電磁継電器の詳細について説明する。
(実施形態1)
実施形態1に係る電磁継電器1は、図1,2に示すように、電磁石ブロック2と、接点ブロック3と、ケース4と、復帰ストッパ5とを備えている。
電磁石ブロック2は、図2に示すように、励磁コイル21と、ボビン22と、鉄芯23と、継鉄24と、接極子25と、永久磁石26と、一対のコイル端子271,272とを備えている。
ボビン22は、筒部221と、一対の鍔部222,223とを備えている。筒部221は、中空円筒状に形成されている。一対の鍔部222,223は、筒部221の軸方向の両端に形成されている。筒部221および一対の鍔部222,223は、樹脂などの絶縁材料により一体に形成されている。ボビン22は、鍔部222と鍔部223との間の筒部221に励磁コイル21が巻回されている。筒部221には、軸方向に挿通孔224が形成されている。鍔部222の略中央には、凹部225が形成されている。
鉄芯23は、ボビン22の挿通孔224に挿通されている。鉄芯23は、軸部231と、鍔部232とを備えている。軸部231は、柱状に形成され、より詳細には長尺円柱状に形成されている。鍔部232は、軸部231の一端に設けられている。軸部231および鍔部232は、磁性材料により一体に形成されている。
継鉄24は、第1の片241と、第2の片242とを備え、略L字状に形成されている。第1の片241および第2の片242は、磁性材料により一体に形成されている。第1の片241は、ボビン22の鍔部223に形成された凹部226に嵌め込まれている。第1の片241には、挿通孔243が形成されている。挿通孔243には、鉄芯23が挿通される。第2の片242は、第1の片241の一端より第1の片241の鉛直方向に延設されている。第2の片242は、ボビン22の筒部221の軸方向に沿って設けられている。
接極子25は、可動ばね35に取り付けられて鉄芯23に対向して配置されている。接極子25は、磁性材料から長尺平板状に形成されている。接極子25の一端は、継鉄24の第2の片242と当接している。
一対のコイル端子271,272の各々は、銅などの導電性材料により長尺板状に形成されている。一対のコイル端子271,272の各々には、励磁コイル21の先端が巻回されて、半田などによって接続されている。
接点ブロック3は、一対の固定接点31,32と、一対の主端子33,34と、可動ばね35とを備えている。
固定接点31は、主端子33に取り付けられ、固定接点32は、主端子34に取り付けられている。一対の主端子33,34の各々は、銅などの導電性材料により形成されている。
可動ばね35は、励磁コイル21への通電の入り切りに応じて固定接点31,32に接離自在に構成されている。可動ばね35は、可動部351と、固定部352とを備えている。
可動部351は、一対の固定接点31,32に接離する。可動部351は、一対の可動接点353,354と、板ばね状の作動部355と、成形部356とを備えている。可動部351のうち成形部356を除く部分は、金属で形成されている。成形部356は、樹脂などの絶縁材料で形成されている。作動部355は、可動接点353,354が取り付けられ、励磁コイル21へ通電されたときに変形する。作動部355および固定部352は、銅などの導電性材料により略L字状に形成されている。作動部355および成形部356の一面には接極子25が固定されている。作動部355のうち固定接点31と対向する位置に可動接点353が設けられ、固定接点32と対向する位置に可動接点354が設けられている。可動接点353は、固定接点31に接離する。可動接点354は、固定接点32に接離する。
固定部352は、作動部355の一端から延びて設けられている。固定部352は、電磁石ブロック2に固定されている。より詳細には、固定部352は、例えばねじ止めなどにより、継鉄24の第2の片242に固定されている。これにより、可動ばね35は、継鉄24に固定されている。
可動ばね35は、励磁コイル21へ通電されたときに磁力によって、接極子25が鉄芯23に吸引されることで、固定部352を支点として可動部351が変形して固定接点31,32に接触する。そして、可動ばね35は、励磁コイル21への通電が遮断されたときに復帰力(弾性力)によって可動部351が固定接点31,32から離れる。
ケース4は、略矩形平板状のベース41と、略矩形箱状のカバー42とを備えている。ベース41には、主端子33が挿通される挿通孔411と、主端子34が挿通される挿通孔412と、コイル端子271が挿通される挿通孔413と、コイル端子272が挿通される挿通孔414とが形成されている。カバー42は、一面が開口してベース41に覆設される。
復帰ストッパ5は、励磁コイル21への通電が遮断されたときに可動ばね35の可動部351(可動接点353,354)が固定接点31,32から離れた後における可動ばね35の可動部351の移動を抑制する。復帰ストッパ5は、金属で形成されている。復帰ストッパ5は、図2,3に示すように、基部51と、延設部52と、当接部53とを一体に備えている。
基部51は、電磁石ブロック2に固定されている。本実施形態では、基部51は、ボビン22に固定されている。より詳細には、基部51は、ボビン22の鍔部222の略中央に形成された凹部225に嵌め込まれ、鉄芯23の鍔部232とボビン22とで挟持されて固定されている。基部51には、鉄芯23の軸部231が挿通される貫通孔511が形成されている。
延設部52は、基部51から延びて設けられている。
当接部53は、可動ばね35の可動部351が当接する。当接部53は、延設部52の先端に設けられている。当接部53は、当接部53に可動部351が当接すると、可動部351の可動接点353,354が固定接点31,32から離れる方向A1に沿って、弾性によって撓む。すなわち、当接部53は、可動接点353,354が固定接点31,32から離れる方向A1に沿って撓むように弾性を有している。これにより、当接部53は、当接部53に可動部351が当接する前に比べて、方向A1における可動ばね35の可動部351の単位時間あたりの移動量すなわち可動部351の移動速度を低減させる。
ところで、当接部53は、第1の曲面部531と、第2の曲面部532とを一体に備えている。第1の曲面部531は、延設部52の先端に設けられている。第1の曲面部531は、可動部351の可動接点353,354が固定接点31,32から離れる方向A1に凸となる曲面を有している。第2の曲面部532は、第1の曲面部531の先端に設けられている。第2の曲面部532は、可動部351の可動接点353,354が固定接点31,32に近づく方向A2に凸となる曲面を有している。
次に、本実施形態に係る電磁継電器1の動作について図4を用いて説明する。
まず、励磁コイル21が通電された場合、鉄芯23が磁化されることによって、鉄芯23の鍔部232に接極子25が吸着されて当接する。これに伴い、接極子25が設けられた可動ばね35の可動部351の先端が変位し、可動接点353,354が固定接点31,32に接触する。その結果、可動接点353,354と固定接点31,32との間は、電気的に導通される。
一方、励磁コイル21への通電が遮断された場合、鉄芯23は消磁され、可動ばね35の弾性作用によって接極子25が鉄芯23の鍔部232から離れるとともに、可動ばね35の可動部351が変位する。これに伴い、可動接点353,354が固定接点31,32から離れる。その結果、可動接点353,354と固定接点31,32との間は、電気的に遮断される。
この場合、図4に示すように、可動ばね35は、復帰ストッパ5に当接する。復帰ストッパ5に可動ばね35が当接したとき、復帰ストッパ5は、弾性を有しているので、可動ばね35の衝撃を緩和する。
以上説明した本実施形態に係る電磁継電器1では、可動ばね35が復帰ストッパ5に当接したときに、復帰ストッパ5が弾性によって変形することによって、復帰時における可動ばね35から復帰ストッパ5への衝撃を低減(吸収・緩和)させることができる。これにより、本実施形態に係る電磁継電器1では、可動ばね35が復帰ストッパ5に衝突することに起因する衝突音を低減させることができる。
また、本実施形態に係る電磁継電器1では、復帰ストッパ5および可動ばね35の可動部351(可動接点353,354を含む)は、金属で形成されている。これにより、本実施形態に係る電磁継電器1では、復帰ストッパ5と可動ばね35の可動部351(可動接点353,354)とが金属製部品同士の接触となるので、復帰ストッパが樹脂製部品である場合に比べて、摩耗粉が発生しにくい。また、本実施形態に係る電磁継電器1では、たとえ摩耗粉が発生したとしても、摩耗粉が金属粉であるので、可動ばね35の可動部351の可動接点353,354と固定接点31,32との間で導通不良になりにくい。
(実施形態2)
実施形態2に係る電磁継電器1は、図5,6に示すように、可動ストッパ6を備えている点で、実施形態1に係る電磁継電器1(図1,2参照)と相違する。なお、実施形態1の電磁継電器1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る電磁継電器1は、可動ストッパ6を備えている。
可動ストッパ6は、励磁コイル21へ通電されたときに、可動部351が固定接点31,32に接触する前に、方向A2における可動部351の移動速度を低減させる。方向A2は、可動部351の可動接点353,354が固定接点31,32に近づく方向である。可動ストッパ6は、金属で形成されている。可動ストッパ6は、図7に示すように、取付部61と、弾性部62とを一体に備えている。
取付部61は、図5に示すように、接極子25に固定されている。より詳細には、取付部61は、接極子25におけるボビン22に対向する第1の面251に取り付けられている。すなわち、平板状に形成された接極子25において、可動ばね35の可動部351が取り付けられている第2の面252とは反対側の第1の面251に、取付部61は取り付けられている。
弾性部62は、励磁コイル21へ通電されたときに可動ばね35の可動部351の可動接点353,354が固定接点31,32に接触する前に鉄芯23に当接し、弾性によって撓む。弾性部62は、取付部61から延びて設けられている。弾性部62は、可動接点353,354が固定接点31,32から離れる方向A1に沿って撓むように弾性を有している。これにより、弾性部62は、鉄芯23に弾性部62が当接する前に比べて、可動ばね35の可動部351の単位時間あたりの移動量すなわち可動部351の移動速度を低減させる。
次に、本実施形態に係る電磁継電器1の動作について図8〜11を用いて説明する。
まず、励磁コイル21が通電される前では、図8に示すように、可動ストッパ6は、接極子25に取り付けられた状態で、鉄芯23から離れている。復帰ストッパ5には、可動ばね35が当接している。
その後、励磁コイル21が通電された場合、図9に示すように、鉄芯23が磁化されると、可動接点353,354が固定接点31,32に接触する前に、可動ストッパ6が鉄芯23に当接する。その後、接極子25が設けられた可動ばね35の可動部351の先端が変位し、可動接点353,354が固定接点31,32に接触する。その結果、可動接点353,354と固定接点31,32との間は、電気的に導通される。
本実施形態の電磁継電器1は、可動接点353,354が固定接点31,32に接触する前に可動ストッパ6が鉄芯23に当接するので、図10に示すように、可動ストッパ6を備えていない電磁継電器(図11参照)に比べて、接点衝突エネルギーB1を小さくすることができる。接点衝突エネルギーB1は、吸引力曲線B2とばね負荷曲線B3との差分である。
以上説明した本実施形態に係る電磁継電器1は、励磁コイル21へ通電されたときに可動ばね35の可動部351(可動接点353,354)が固定接点31,32に接触する前に、可動ストッパ6が可動ばね35の移動速度を低減させる。すなわち、可動ストッパ6が可動ばね35の移動を弱める。これにより、本実施形態に係る電磁継電器1では、可動ストッパを備えていない電磁継電器に比べて、可動ばね35の可動部351の可動接点353,354が固定接点31,32に接触するときの接点衝突エネルギーを低減させることができる。その結果、本実施形態に係る電磁継電器1では、可動ばね35の可動部351の可動接点353,354が固定接点31,32に接触することに起因する衝突音を低減させることができる。
また、本実施形態に係る電磁継電器1では、可動ばね35の可動部351(可動接点353,354)が固定接点31,32に接触する前に、可動ストッパ6が可動ばね35の移動速度を低減させることによって、接点バウンスを低減させることができる。これにより、本実施形態に係る電磁継電器1では、開閉寿命を向上させることができる。
本実施形態に係る電磁継電器1では、可動ばね35の可動部351(可動接点353,354)が固定接点31,32に接触する前に可動ストッパ6が鉄芯23に当接する。これにより、本実施形態に係る電磁継電器1では、可動ばね35が鉄芯23に衝突する際の勢いを低減させることができるので、可動ばね35が鉄芯23に衝突することに起因する衝突音を低減させることができる。
さらに、本実施形態に係る電磁継電器1では、可動ストッパ6が金属で形成されている。これにより、本実施形態に係る電磁継電器1では、鉄芯23と可動ストッパ6とが金属製部品同士の接触となるので、可動ストッパが樹脂製部品である場合に比べて、摩耗粉が発生しにくい。また、本実施形態に係る電磁継電器1では、たとえ摩耗粉が発生したとしても、摩耗粉が金属粉であるので、可動ばね35の可動部351の可動接点353,354と固定接点31,32との間で導通不良になりにくい。
なお、本実施形態に係る電磁継電器1の変形例として、電磁継電器1は、可動ストッパ6に代えて、図12,13に示すような可動ストッパ6aを備えていてもよい。
本変形例の可動ストッパ6aは、2点で鉄芯23に当接する。可動ストッパ6aは、取付部61aと、一対の弾性部62aとを備えている。
取付部61aは、接極子25に固定されている。より詳細には、取付部61aは、接極子25におけるボビン22に対向する第1の面251に取り付けられている。すなわち、平板状に形成された接極子25において、可動ばね35の可動部351が取り付けられている第2の面252とは反対側の第1の面251に、取付部61aは取り付けられている。
一対の弾性部62aの各々は、励磁コイル21へ通電されたときに可動ばね35の可動部351(可動接点353,354)が固定接点31,32に接触する前に鉄芯23に当接し、弾性によって撓む。各弾性部62aは、取付部61aから延びて設けられている。各弾性部62aは、可動接点353,354が固定接点31,32から離れる方向A1に沿って撓むように弾性を有している。これにより、各弾性部62aは、鉄芯23に各弾性部62が当接する前に比べて、可動ばね35の可動部351の単位時間あたりの移動量すなわち可動部351の移動速度を低減させる。
(実施形態3)
実施形態3に係る電磁継電器1は、図17に示すように、可動ストッパ6bがボビン22に接触する点で、実施形態2に係る電磁継電器1(図9参照)と相違する。なお、実施形態2の電磁継電器1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る電磁継電器1は、可動ストッパ6bが鉄芯23ではなくボビン22に接触する。可動ストッパ6bは、金属で形成されている。可動ストッパ6bは、図15に示すように、取付部61bと、弾性部62bとを一体に備えている。なお、実施形態2の可動ストッパ6(図7参照)と同様の機能については説明を省略する。
取付部61bは、図14に示すように、接極子25に固定されている。より詳細には、取付部61bは、接極子25におけるボビン22に対向する第1の面251に取り付けられている。すなわち、平板状に形成された接極子25において、可動ばね35の可動部351が取り付けられている第2の面252とは反対側の第1の面251に、取付部61bは取り付けられている。
弾性部62bは、励磁コイル21へ通電されたときに可動ばね35の可動部351(可動接点353,354)が固定接点31,32に接触する前にボビン22に当接し、弾性によって撓む。弾性部62bは、取付部61bから延びて設けられている。弾性部62bは、可動接点353,354が固定接点31,32から離れる方向A1に沿って撓むように弾性を有している。これにより、弾性部62bは、ボビン22に弾性部62bが当接する前に比べて、可動ばね35の可動部351の単位時間あたりの移動量すなわち可動部351の移動速度を低減させる。
次に、本実施形態に係る電磁継電器1の動作について図16,17を用いて説明する。
まず、励磁コイル21が通電される前では、図16に示すように、可動ストッパ6bは、接極子25に取り付けられた状態で、ボビン22から離れている。復帰ストッパ5には、可動ばね35が当接されている。
その後、励磁コイル21が通電された場合、図17に示すように、鉄芯23が磁化されると、可動接点353,354が固定接点31,32に接触する前に、可動ストッパ6bがボビン22に当接する。その後、接極子25が設けられた可動ばね35の可動部351の先端が変位し、可動接点353,354が固定接点31,32に接触する。その結果、可動接点353,354と固定接点31,32との間は、電気的に導通される。
本実施形態の電磁継電器1は、可動接点353,354が固定接点31,32に接触する前に可動ストッパ6bがボビン22に当接するので、可動ストッパ6bを備えていない電磁継電器に比べて、接点衝突エネルギーを小さくすることができる。
以上説明した本実施形態に係る電磁継電器1では、可動ばね35の可動部351(可動接点353,354)が固定接点31,32に接触する前に可動ストッパ6bがボビン22に当接する。これにより、本実施形態に係る電磁継電器1では、可動ばね35がボビン22に衝突する際の勢いを低減させることができるので、可動ばね35がボビン22に衝突することに起因する衝突音を低減させることができる。
また、本実施形態に係る電磁継電器1では、鉄芯23にザグリなどを設ける必要がない、すなわち、磁極面の形状を変える必要がないので、電磁石ブロック2の磁気特性に対する影響が少ない。
なお、本実施形態に係る電磁継電器1の変形例として、電磁継電器1は、可動ストッパ6bに代えて、図18,19に示すような可動ストッパ6cを備えていてもよい。
本変形例の可動ストッパ6cは、2点でボビン22に当接する。可動ストッパ6cは、取付部61cと、一対の弾性部62cとを備えている。
取付部61cは、接極子25に固定されている。より詳細には、取付部61cは、接極子25におけるボビン22に対向する第1の面251に取り付けられている。すなわち、平板状に形成された接極子25において、可動ばね35の可動部351が取り付けられている第2の面252とは反対側の第1の面251に、取付部61cは取り付けられている。
一対の弾性部62cの各々は、励磁コイル21へ通電されたときに可動ばね35の可動部351(可動接点353,354)が固定接点31,32に接触する前にボビン22に当接し、弾性によって撓む。各弾性部62cは、取付部61cから延びて設けられている。各弾性部62cは、可動接点353,354が固定接点31,32から離れる方向A1に沿って撓むように弾性を有している。これにより、各弾性部62cは、ボビン22に各弾性部62cが当接する前に比べて、可動ばね35の可動部351の単位時間あたりの移動量すなわち可動部351の移動速度を低減させる。
次に、本変形例に係る電磁継電器1の動作について図20,21を用いて説明する。
まず、励磁コイル21が通電される前では、図20に示すように、可動ストッパ6cは、接極子25に取り付けられた状態で、ボビン22から離れている。復帰ストッパ5には、可動ばね35が当接されている。
その後、励磁コイル21が通電された場合、図21に示すように、鉄芯23が磁化されると、可動接点353,354が固定接点31,32に接触する前に、可動ストッパ6cがボビン22に当接する。その後、接極子25が設けられた可動ばね35の可動部351の先端が変位し、可動接点353,354が固定接点31,32に接触する。その結果、可動接点353,354と固定接点31,32との間は、電気的に導通される。
(実施形態4)
実施形態4に係る電磁継電器1は、図22,23に示すようなストッパ7を備えている点で、実施形態1に係る電磁継電器1(図1参照)と相違する。なお、実施形態1の電磁継電器1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る電磁継電器1は、復帰ストッパおよび可動ストッパが一体に形成されたストッパ7を備えている。
ストッパ7は、図23,24に示すように、基部71と、延設部72と、当接部73と、一対の弾性部74,75とを備えている。ストッパ7は、金属で形成されている。ストッパ7では、基部71と延設部72と当接部73と一対の弾性部74,75とが一体に形成されている。
基部71は、電磁石ブロック2に固定されている。本実施形態では、基部71は、ボビン22に固定されている。より詳細には、基部71は、ボビン22の鍔部222の略中央に形成された凹部225に嵌め込まれ、鉄芯23の鍔部232とボビン22とで挟持されて固定されている。基部71には、鉄芯23の軸部231が挿通される貫通孔711が形成されている。
延設部72は、基部71から延びて設けられている。
当接部73は、可動ばね35の可動部351が当接する。当接部73は、延設部72の先端に設けられている。当接部73は、当接部73に可動部351が当接すると、可動部351の可動接点353,354が固定接点31,32から離れる方向A1に沿って、弾性によって撓む。すなわち、当接部73は、可動接点353,354が固定接点31,32から離れる方向A1に沿って撓むように弾性を有している。これにより、当接部73は、当接部73に可動部351が当接する前に比べて、可動接点353,354が固定接点31,32から離れる方向A1における可動ばね35の可動部351の単位時間あたりの移動量すなわち可動部351の移動速度を低減させる。
当接部73は、第1の曲面部731と、第2の曲面部732とを一体に備えている。第1の曲面部731は、延設部72の先端に設けられている。第1の曲面部731は、可動部351の可動接点353,354が固定接点31,32から離れる方向A1に凸となる曲面を有している。第2の曲面部732は、第1の曲面部731の先端に設けられている。第2の曲面部732は、可動部351の可動接点353,354が固定接点31,32に近づく方向A2に凸となる曲面を有している。
一対の弾性部74,75の各々は、基部71から延びて設けられている。一対の弾性部74,75の各々は、可動部351の可動接点353,354が固定接点31,32に接触する前に可動部351が当接すると、可動部351の可動接点353,354が固定接点31,32に近づく方向A2に沿って、弾性によって撓む。一対の弾性部74,75の各々は、可動接点353,354が固定接点31,32に近づく方向A2に沿って撓むように弾性を有している。より詳細には、一対の弾性部74,75の各々は、励磁コイル21へ通電されたときに可動部351の可動接点353,354が固定接点31,32に接触する前に、接極子25において接極子25が鉄芯23と吸着する部分とは異なる部分に当接する。これにより、各弾性部74,75は、接極子25に各弾性部74,75が当接する前に比べて、可動ばね35の可動部351の単位時間あたりの移動量すなわち可動部351の移動速度を低減させる。
次に、本実施形態に係る電磁継電器1の動作について図25,26を用いて説明する。
まず、励磁コイル21への通電が遮断された場合、鉄芯23は消磁され、可動ばね35の弾性作用によって、可動ばね35の可動部351が変位する。これに伴い、可動接点353,354が固定接点31,32から離れる。その結果、可動接点353,354と固定接点31,32との間は、電気的に遮断される。
この場合、図25に示すように、可動ばね35は、ストッパ7の当接部73に当接する。ストッパ7の当接部73に可動ばね35が当接したとき、ストッパ7の当接部73は、弾性を有しているので、可動ばね35の衝撃を緩和する。ストッパ7の一対の弾性部74,75は、可動ばね35に取り付けられた接極子25から離れる。
一方、励磁コイル21が通電された場合、図26に示すように、鉄芯23が磁化されることによって、接極子25が設けられた可動ばね35の可動部351の先端が変位し、可動接点353,354が固定接点31,32に接触する。その結果、可動接点353,354と固定接点31,32との間は、電気的に導通される。
この場合、可動ばね35は、ストッパ7の当接部73から離れる。その後、ストッパ7の一対の弾性部74,75の各々は、可動ばね35の可動接点353,354が固定接点31,32に接触する前に、可動ばね35に取り付けられた接極子25に当接し、可動ばね35の移動速度を低減させる。
以上説明した本実施形態に係る電磁継電器1では、復帰ストッパと可動ストッパとが一体に形成されていることによって、部品点数を低減させることができる。
また、本実施形態に係る電磁継電器1では、鉄芯23にザグリなどを設ける必要がなく、すなわち、磁極面の形状を変える必要がないので、電磁石ブロック2の磁気特性に対する影響が少ない。
なお、実施形態1〜4の各々に係る電磁継電器1は、可動接点353,354を備えていない構成であってもよい。この場合、可動ばね35の可動部351のうち固定接点31と対向する部分が固定接点31に接離し、可動部351のうち固定接点32と対向する部分が固定接点32に接離する。すなわち、励磁コイル21へ通電されたときに、可動部351が固定接点31,32に接触し、励磁コイル21への通電が遮断されたときに可動部351が固定接点31,32から離れる。
1 電磁継電器
2 電磁石ブロック
21 励磁コイル
22 ボビン
221 筒部
224 挿通孔
23 鉄芯
231 軸部
232 鍔部
25 接極子
31,32 固定接点
35 可動ばね
351 可動部
352 固定部
353,354 可動接点
355 作動部
5 復帰ストッパ
51 基部
511 貫通孔
52 延設部
53 当接部
531 第1の曲面部
532 第2の曲面部
6,6a〜6c 可動ストッパ
61,61a〜61c 取付部
62,62a〜62c 弾性部
7 ストッパ
71 基部
711 貫通孔
72 延設部
73 当接部
731 第1の曲面部
732 第2の曲面部
74,75 弾性部

Claims (13)

  1. 励磁コイルを含む電磁石ブロックと、
    固定接点と、
    前記固定接点に接離する可動部と、前記電磁石ブロックに固定される固定部とを含み、前記励磁コイルへ通電されたときに磁力によって前記固定部を支点として前記可動部が変形して前記固定接点に接触し、前記励磁コイルへの通電が遮断されたときに復帰力によって前記可動部が前記固定接点から離れる可動ばねと、
    前記励磁コイルへの通電が遮断されたときに前記可動部が前記固定接点から離れた後における前記可動部の移動を抑制する復帰ストッパとを備え、
    前記復帰ストッパは、前記可動部が当接する当接部を含み、
    前記当接部は、前記当接部に前記可動部が当接すると、前記可動部が前記固定接点から離れる方向に沿って、弾性によって撓む
    ことを特徴とする電磁継電器。
  2. 前記可動部は、
    前記固定接点に接離する可動接点と、
    前記可動接点が取り付けられ、前記励磁コイルへ通電されたときに変形する作動部と
    を含むことを特徴とする請求項1記載の電磁継電器。
  3. 前記復帰ストッパおよび前記可動部は、金属で形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の電磁継電器。
  4. 前記復帰ストッパは、
    前記電磁石ブロックに固定される基部と、
    前記基部から延びて設けられた延設部とをさらに含み、
    前記当接部は、前記延設部の先端に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  5. 前記当接部は、
    前記延設部の先端に設けられ、前記可動部が前記固定接点から離れる方向に凸となる曲面を有する第1の曲面部と、
    前記第1の曲面部の先端に設けられ、前記可動部が前記固定接点に近づく方向に凸となる曲面を有する第2の曲面部と
    を含むことを特徴とする請求項4記載の電磁継電器。
  6. 前記電磁石ブロックは、
    軸方向に挿通孔が形成された筒部を有し、前記筒部に前記励磁コイルが巻回されるボビンと、
    前記ボビンの前記挿通孔に挿通される鉄芯とを含み、
    前記鉄芯は、
    柱状の軸部と、
    前記軸部の一端に設けられた鍔部とを含み、
    前記基部は、前記軸部が挿通される貫通孔が形成され、前記鍔部と前記ボビンとの間に挟持されて固定される
    ことを特徴とする請求項4または5記載の電磁継電器。
  7. 前記励磁コイルへ通電されたときに、前記可動部が前記固定接点に接触する前に、前記可動部が前記固定接点に近づく方向における前記可動部の移動速度を低減させる可動ストッパをさらに備えることを特徴とする請求項1記載の電磁継電器。
  8. 前記電磁石ブロックは、
    軸方向に挿通孔が形成された筒部を有し、前記筒部に前記励磁コイルが巻回されるボビンと、
    前記ボビンの前記挿通孔に挿通される鉄芯と、
    前記可動ばねに取り付けられて前記鉄芯に対向して配置される接極子とをさらに含み、
    前記可動ストッパは、
    前記接極子における前記ボビンに対向する面に取り付けられた取付部と、
    前記励磁コイルへ通電されたときに前記可動部が前記固定接点に接触する前に前記鉄芯に当接し、弾性によって撓む弾性部とを含む
    ことを特徴とする請求項7記載の電磁継電器。
  9. 前記電磁石ブロックは、
    軸方向に挿通孔が形成された筒部を有し、前記筒部に前記励磁コイルが巻回されるボビンと、
    前記ボビンの前記挿通孔に挿通される鉄芯と、
    前記可動ばねに取り付けられて前記鉄芯に対向して配置される接極子とをさらに含み、
    前記可動ストッパは、
    前記接極子における前記ボビンに対向する面に取り付けられた取付部と、
    前記励磁コイルへ通電されたときに前記可動部が前記固定接点に接触する前に前記ボビンに当接し、弾性によって撓む弾性部とを含む
    ことを特徴とする請求項7記載の電磁継電器。
  10. 前記可動ストッパは、金属で形成されていることを特徴とする請求項8記載の電磁継電器。
  11. 前記復帰ストッパおよび前記可動ストッパが一体に形成されていることを特徴とする請求項7記載の電磁継電器。
  12. 前記復帰ストッパおよび前記可動ストッパは、
    前記電磁石ブロックに固定される基部と、
    前記基部から延びて設けられ、先端に前記当接部が設けられた延設部と、
    前記基部から延びて設けられ、前記可動部が前記固定接点に接触する前に前記可動部が当接すると、前記可動部が前記固定接点に近づく方向に沿って、弾性によって撓む弾性部と
    をさらに含むことを特徴とする請求項11記載の電磁継電器。
  13. 前記電磁石ブロックは、
    軸方向に挿通孔が形成された筒部を有し、前記筒部に前記励磁コイルが巻回されるボビンと、
    前記ボビンの前記挿通孔に挿通される鉄芯と、
    前記可動ばねに取り付けられて前記鉄芯に対向して配置される接極子とをさらに含み、
    前記弾性部は、前記励磁コイルへ通電されたときに前記可動部が前記固定接点に接触する前に、前記接極子において前記接極子が前記鉄芯と吸着する部分とは異なる部分に当接する
    ことを特徴とする請求項12記載の電磁継電器。
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