JP2018037164A - 外部端子及び電磁リレー - Google Patents

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Abstract

【課題】重量を低減してコストを低減する。【解決手段】固定接点端子(外部端子)5は、電磁リレーに用いられ、外部の電気接続部品としての刃受け部品に接続される金属製の外部端子である。固定接点端子5は、内部接続部51と、板状の外部接続部52とを備える。内部接続部51は、電磁リレーのケースに収納される。外部接続部52は、内部接続部51と一体に設けられており、ケースから外部に突出して刃受け部品に挿入される。外部接続部52は、外部接続部52の厚み方向において残りの部位よりも突出する少なくとも1つの凸部55を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、外部端子及び電磁リレーに関する。
特許文献1には、固定接点に対して可動接点を接離させる電磁リレーが記載されている。特許文献1に記載された電磁リレーは、可動ブロックと、電磁石ブロックと、4組の接点機構部とを備えている。各接点機構部は、固定接点がかしめ固定された固定接点端子と、可動接点がかしめ固定された可動接点端子とからなる。
特開2000−323001号公報
ところで、特許文献1に記載された電磁リレーにおいて、固定接点端子及び可動接点端子のような外部端子を刃受け部品の挿入孔に挿入するため、外部端子として、挿入孔の幅と略等しい厚みを有する金属板が用いられていた。
しかしながら、特許文献1に記載された外部端子では、ケースに収納されている部分も刃受け部品の挿入孔に挿入される部分と同一の厚みとなるため、外部端子の重量が増加し、その結果、部品コストが高くなるという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされた発明であり、本発明の目的は、重量を低減してコストを低減することができる外部端子及び電磁リレーを提供することにある。
本発明の第1の態様に係る外部端子は、電磁リレーに用いられ、外部の電気接続部品としての刃受け部品に接続される金属製の外部端子である。前記外部端子は、内部接続部と、板状の外部接続部とを備える。前記内部接続部は、前記電磁リレーのケースに収納される。前記外部接続部は、前記内部接続部と一体に設けられており、前記ケースから外部に突出して前記刃受け部品に挿入される。前記外部接続部は、少なくとも1つの凸部を含む。前記凸部は、前記外部接続部の厚み方向において残りの部位よりも突出する。
本発明の第2の態様に係る外部端子では、第1の態様において、前記凸部は、前記外部接続部において、前記外部接続部が前記刃受け部品に挿入される挿入方向及び前記厚み方向の両方と直交する幅方向の中央部に設けられている。
本発明の第3の態様に係る外部端子では、第2の態様において、前記凸部は、前記挿入方向において前記外部接続部のうち前記刃受け部品に挿入される先端まで設けられている。
本発明の第4の態様に係る外部端子では、第1の態様において、前記凸部は、複数設けられている。
本発明の第5の態様に係る外部端子では、第4の態様において、前記複数の凸部は、前記外部接続部において、前記外部接続部が前記刃受け部品に挿入される挿入方向及び前記厚み方向の両方と直交する幅方向に並んで設けられている。
本発明の第6の態様に係る外部端子では、第4の態様において、前記複数の凸部は、前記外部接続部が前記刃受け部品に挿入される挿入方向に並んで設けられている。
本発明の第7の態様に係る外部端子では、第4の態様において、前記複数の凸部は、少なくとも1つの第1の凸部と、少なくとも1つの第2の凸部とを含む。前記第1の凸部は、前記外部接続部の厚み方向の第1の側に突出する。前記第2の凸部は、前記厚み方向の第2の側に突出する。
本発明の第8の態様に係る外部端子では、第7の態様において、前記第1の凸部及び前記第2の凸部は、それぞれ複数設けられている。前記複数の第1の凸部及び前記複数の第2の凸部は、前記外部接続部の挿入方向において交互に設けられている。
本発明の第9の態様に係る外部端子では、第1〜8の態様のいずれか1つにおいて、前記凸部は、先端側に平面を有する。
本発明の第10の態様に係る電磁リレーは、第1〜9の態様のいずれか1つの外部端子と、前記ケースと、接点ブロックと、電磁石ブロックとを備える。前記接点ブロックは、固定接点及び可動接点を含む。前記電磁石ブロックは、前記固定接点に対して前記可動接点を接離させる。
本発明の各態様に係る外部端子及び本発明の上記態様に係る電磁リレーによれば、重量を低減してコストを低減することができる。
図1Aは、実施形態1に係る固定接点端子の凸部が突出している側から見たときの斜視図である。図1Bは、同上の固定接点端子の側面図である。図1Cは、同上の固定接点端子の凸部が突出している側とは反対側から見たときの斜視図である。 図2Aは、実施形態1に係る可動接点端子の凸部が突出している側から見たときの斜視図である。図2Bは、同上の可動接点端子の側面図である。図2Cは、同上の可動接点端子の凸部が突出している側とは反対側から見たときの斜視図である。 図3Aは、実施形態1に係るコイル端子の凸部が突出している側から見たときの斜視図である。図3Bは、同上のコイル端子の側面図である。図3Cは、同上のコイル端子の凸部が突出している側とは反対側から見たときの斜視図である。 図4は、実施形態1に係る電磁リレーの外観斜視図である。 図5は、同上の電磁リレーにおいてケースが取り外された状態の斜視図である。 図6は、同上の電磁リレーにおいてケースが取り外された状態の断面図である。 図7は、実施形態1に係る刃受け部品の斜視図である。 図8は、同上の固定接点端子の刃受け部品への挿入の説明図である。 図9Aは、実施形態2に係る固定接点端子の凸部が突出している側から見たときの斜視図である。図9Bは、同上の固定接点端子の側面図である。図9Cは、同上の固定接点端子の凸部が突出している側とは反対側から見たときの斜視図である。 図10Aは、実施形態3に係る固定接点端子の凸部が突出している側から見たときの斜視図である。図10Bは、同上の固定接点端子の側面図である。図10Cは、同上の固定接点端子の凸部が突出している側とは反対側から見たときの斜視図である。 図11Aは、実施形態4に係る固定接点端子の凸部が突出している側から見たときの斜視図である。図11Bは、同上の固定接点端子の側面図である。図11Cは、同上の固定接点端子の凸部が突出している側とは反対側から見たときの斜視図である。
以下、実施形態1〜4に係る外部端子及び電磁リレーについて図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施形態1)
実施形態1に係る電磁リレー1は、図4〜6に示すように、電磁石ブロック2と、接点ブロック3と、ケース4と、固定接点端子(外部端子)5と、可動接点端子(外部端子)6と、一対のコイル端子(外部端子)7とを備えている。電磁リレー1は、ヒンジ形電磁リレーであり、例えば自動車や二輪自動車などの電動車両に用いられる。なお、電磁リレー1の用途は、電動車両には限らず、他の用途であってもよい。
電磁石ブロック2は、図5,6に示すように、コイル21と、ボビン22と、鉄心23と、継鉄24と、接極子25とを備えている。
ボビン22は、筒部221と、一対の鍔部222,223とを備えている。筒部221は、軸方向に挿通孔224を有している。すなわち、筒部221は、中空円筒状に形成されている。一対の鍔部222,223は、例えば略矩形板状に形成されており、筒部221の軸方向の両端に形成されている。筒部221及び一対の鍔部222,223は、樹脂などの絶縁材料により一体に形成されている。ボビン22は、鍔部222と鍔部223との間の筒部221にコイル21が巻回されている。
鉄心23は、ボビン22の挿通孔224に挿通されており、接極子25に対向している。鉄心23は、軸部231と、鍔部232とを備えている。軸部231は、柱状に形成されており、より詳細には長尺円柱状に形成されている。鍔部232は、軸部231の一端に設けられている。軸部231及び鍔部232は、磁性材料により一体に形成されている。
継鉄24は、第1の片241と、第2の片242とを備えており、略L字状に形成されている。第1の片241及び第2の片242は、磁性材料により一体に形成されている。第1の片241は、ボビン22の鍔部223に形成された凹部226に配置されている。第1の片241は、挿通孔243を有している。挿通孔243には、鉄心23が挿通されている。第2の片242は、第1の片241の一端より第1の片241の鉛直方向に延びて設けられている。第2の片242は、ボビン22の筒部221の軸方向に沿って設けられている。
接極子25は、後述の可動ばね33の可動部34に取り付けられており、可動部34と一体に変位する。より詳細には、接極子25は、可動部34に取り付けられて鉄心23に対向して配置されている。接極子25は、磁性材料によって長尺平板状に形成されている。接極子25の一端は、継鉄24の第2の片242と当接している。
接点ブロック3は、固定接点31と、可動接点32と、可動ばね33とを備えている。
固定接点31は、固定接点端子5に取り付けられている。
可動接点32は、可動ばね33に取り付けられている。可動接点32は、固定接点31と対向する位置に設けられている。可動接点32は、固定接点31に接離する。
可動ばね33は、コイル21への通電の入り切りに応じて可動接点32が固定接点31に接離するように構成されている。
可動部34は、コイル21への通電に応じて、固定接点31に対して可動接点32を接離させる。より詳細には、可動部34は、銅などの導電性材料により形成されている。
可動ばね33は、コイル21への通電が行われると、磁力によって、接極子25が鉄心23に吸引されることで、可動接点32を固定接点31に接触させる。そして、可動ばね33は、コイル21への通電が遮断されると、復帰力(弾性力)によって、可動接点32が固定接点31から離れる。
ケース4は、略矩形平板状のベース41(図5参照)と、略矩形箱状のカバー42(図4参照)とを備えている。ベース41は、固定接点端子5が挿通される挿通孔411と、一対のコイル端子7がそれぞれ挿通される一対の挿通孔412(図5では1つのみを図示)とを有している。カバー42は、一面が開口してベース41に覆設される。ケース4は、コイル21とボビン22と鉄心23と継鉄24と接極子25と固定接点31と可動接点32と可動ばね33とを収納している。
複数の外部端子(固定接点端子5、可動接点端子6、一対のコイル端子7)の各々は、図4〜6に示すように、電磁リレー1に用いられる金属製の端子である。上記外部端子の各々は、外部の電気接続部品としての刃受け部品8(図7、8参照)に接続される。
以下、実施形態1に係る複数の外部端子について図1A〜1C、図2A〜2C、図3A〜3Cを参照しながら詳細に説明する。
図1A〜1Cに示す固定接点端子5は、固定接点31(図6参照)が取り付けられる端子である。固定接点端子5は、銅などの導電性材料により形成されており、内部接続部51と、外部接続部52とを備えている。固定接点端子5は、孔53を有している。
内部接続部51は、板状に形成されており、電磁リレー1のケース4(図4参照)に収納されている。内部接続部51は、貫通孔54を有している。貫通孔54には、固定接点31(図6参照)が取り付けられる。
外部接続部52は、矩形板状に形成されており、内部接続部51と一体に設けられている。より詳細には、外部接続部52は、内部接続部51の一端から内部接続部51の厚み方向に沿って延びて設けられている。外部接続部52における長手方向の先端側の一部は、ケース4から外部に突出している(図4参照)。
外部接続部52は、凸部55を備えている。凸部55は、外部接続部52の厚み方向において残りの部位56よりも突出する。
凸部55は、外部接続部52において、外部接続部52の幅方向の中央部に設けられている。凸部55は、突出方向の先端側に平面551を有している。また、凸部55は、外部接続部52の挿入方向において外部接続部52のうち刃受け部品8(図8参照)に挿入される先端まで設けられている。外部接続部52の幅方向は、外部接続部52が刃受け部品8に挿入される挿入方向及び外部接続部52の厚み方向の両方と直交する方向である。図1A〜1Cの例では、外部接続部52が刃受け部品8に挿入される挿入方向は、外部接続部52の長手方向であり、外部接続部52の幅方向は、外部接続部52の短手方向である。
外部接続部52のうち凸部55が設けられている部分の少なくとも一部は、刃受け部品8に挿入される(図8参照)。
図2A〜2Cに示す可動接点端子6は、可動接点32(図6参照)が取り付けられるコモン端子(COM端子)である。可動接点端子6は、銅などの導電性材料により形成されており、内部接続部61と、外部接続部62と、中間部63とを備えている。
内部接続部61は、矩形板状に形成されており、電磁リレー1のケース4(図4参照)に収納されている。内部接続部61は、複数(図2Aの例では3つ)の貫通孔64を有している。各貫通孔64には、継鉄24の第2の片242(図5参照)に取り付けるためのねじ(図示せず)が挿入される。
外部接続部62は、矩形板状に形成されており、内部接続部61及び中間部63と一体に設けられている。外部接続部62における長手方向の先端部は、ケース4から外部に突出している(図4参照)。
外部接続部62は、凸部65を備えている。凸部65は、外部接続部62の厚み方向において残りの部位66よりも突出する。
凸部65は、外部接続部62において、外部接続部62の幅方向の中央部に設けられている。凸部65は、突出方向の先端側に平面651を有している。また、凸部65は、外部接続部62の挿入方向において外部接続部62のうち刃受け部品8(図7参照)に挿入される先端まで設けられている。外部接続部62の幅方向は、外部接続部62が刃受け部品8に挿入される挿入方向及び外部接続部62の厚み方向の両方と直交する方向である。図2A〜2Cの例では、外部接続部62が刃受け部品8に挿入される挿入方向は、外部接続部62の長手方向であり、外部接続部62の幅方向は、外部接続部62の短手方向である。
外部接続部62のうち凸部65が設けられている部分の少なくとも一部は、刃受け部品8(図7参照)に挿入される。
図3A〜3Cに示すコイル端子7は、コイル21(図5参照)に電気的に接続される端子である。コイル端子7には、コイル21の先端が巻回されて、半田などによって接続されている。コイル端子7は、銅などの導電性材料により長尺板状に形成されており、内部接続部71と、外部接続部72とを備えている。
内部接続部71は、電磁リレー1のケース4(図4参照)に収納されている。
外部接続部72は、矩形板状に形成されており、内部接続部71と一体に設けられている。より詳細には、外部接続部72は、内部接続部71の一端から内部接続部71の面内方向に沿って延びて設けられている。外部接続部72における長手方向の先端部は、ケース4から外部に突出している(図4参照)。
外部接続部72は、凸部73を備えている。凸部73は、外部接続部72の厚み方向において残りの部位74よりも突出する。
凸部73は、外部接続部72において、外部接続部72の幅方向の中央部に設けられている。凸部73は、突出方向の先端側に平面731を有している。また、凸部73は、外部接続部72の挿入方向において外部接続部72のうち刃受け部品8(図7参照)に挿入される先端まで設けられている。外部接続部72の幅方向は、外部接続部72が刃受け部品8に挿入される挿入方向及び外部接続部72の厚み方向の両方と直交する方向である。図3A〜3Cの例では、外部接続部72が刃受け部品8に挿入される挿入方向は、外部接続部72の長手方向であり、外部接続部72の幅方向は、外部接続部72の短手方向である。
外部接続部72のうち凸部73が設けられている部分の少なくとも一部は、刃受け部品8(図7参照)に挿入される。
次に、本実施形態に係る外部端子(固定接点端子5、可動接点端子6又は一対のコイル端子7)が挿入される刃受け部品8の構成について図7を参照しながら説明する。
刃受け部品8は、固定部81と、接続部82とを備えている。固定部81と接続部82は、外部端子が挿入される挿入方向において繋がっている。
固定部81は、平板状の中央部と曲板状の両端部とで構成されている。固定部81と接続部82とが繋がっている長手方向(外部端子の挿入方向)から見たときの両端部の断面はそれぞれ円状である。両端部の先端は、中央部の厚み方向において中央部と対向している。これにより、刃受け部品8は、固定部81にて外部端子を挟持することが可能である。
接続部82は、平板状の中央部と曲板状の両端部とで構成されている。固定部81と接続部82とが繋がっている長手方向(外部端子の挿入方向)から見たときの両端部の断面はそれぞれJ字状である。両端部の先端は、向き合っている。
また、刃受け部品8は、外部端子が挿入される挿入孔83を有している。挿入孔83は、固定部81で囲まれた領域に形成されている。挿入孔83には、外部端子が挿入される。
次に、実施形態1に係る固定接点端子5の刃受け部品8への挿入について図8を参照しながら説明する。なお、可動接点端子6、一対のコイル端子7については、固定接点端子5と同様であるから、説明を省略する。
まず、刃受け部品8の長手方向における固定部81側から固定接点端子5の外部接続部52の先端が挿入孔83に挿入される。その後、外部接続部52が所定位置に位置するまで外部接続部52が挿入孔83に挿入される。挿入孔83に挿入された外部接続部52は、刃受け部品8の固定部81によって挟持される。このとき、固定接点端子5の外部接続部52における凸部55が刃受け部品8の固定部81における両端部の先端に接触し、外部接続部52の残りの部位56が刃受け部品8の固定部81に接触する。
次に、実施形態1に係る電磁リレー1の動作について図4、5を用いて説明する。
まず、コイル21への通電が行われる前では、可動ばね33が接極子25に取り付けられた状態で、接極子25が鉄心23から離れ、可動接点32が固定接点31から離れている。
その後、コイル21への通電が行われると、鉄心23が磁化され、鉄心23の鍔部232に接極子25が引き寄せられていく。これに伴い、接極子25が設けられた可動ばね33の可動部34の先端が変位する。その後、可動接点32が固定接点31に接触する。その結果、可動接点32と固定接点31との間は導通される。
一方、コイル21への通電が遮断されると、鉄心23は消磁され、可動ばね33の弾性作用によって接極子25が鉄心23の鍔部232から離れるとともに、可動ばね33の可動部34が変位する。これに伴い、可動接点32が固定接点31から離れる。その結果、可動接点32と固定接点31との間は、電気的に遮断される。
以上説明した実施形態1に係る外部端子(固定接点端子5、可動接点端子6又は一対のコイル端子7)及び電磁リレー1によれば、外部接続部(52、62又は72)の厚みが、もとの金属板の厚みに凸部(52、62又は72)の突出量を加えた厚みとなる。これにより、外部端子全体において材料費が安く薄い金属板で構成されつつ、刃受け部品8に接続される外部接続部(52、62又は72)では厚みを厚くすることができる。その結果、外部端子の重量を低減してコストを低減することができる。
また、実施形態1に係る外部端子(固定接点端子5、可動接点端子6又は一対のコイル端子7)によれば、凸部(55、65又は73)が外部接続部(52、62又は72)の挿入方向の先端まで設けられている。これにより、外部端子をより容易に加工することができる。
なお、複数の外部端子(固定接点端子5、可動接点端子6、一対のコイル端子7)のすべてが凸部55、65、73を備えていなくてもよい。つまり、複数の外部端子の少なくとも1つが凸部を備えていればよい。
(実施形態2)
実施形態2に係る固定接点端子(外部端子)5aは、図9A〜9Cに示すように、複数(図9A〜9Cの例では3つ)の凸部55aを備えている点で、実施形態1に係る固定接点端子5(図1A〜1C参照)と相違する。なお、実施形態1に係る固定接点端子5と実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
実施形態2に係る固定接点端子5aは、複数(図9A〜9Cの例では3つ)の凸部55aを備えている。各凸部55aは、外部接続部52の厚み方向において残りの部位56よりも突出する。
さらに、実施形態2の複数の凸部55aは、外部接続部52において、外部接続部52の幅方向に並んで設けられている。外部接続部52の幅方向は、実施形態1と同様に、外部接続部52が刃受け部品8に挿入される挿入方向及び外部接続部52の厚み方向の両方と直交する方向である。
各凸部55aは、実施形態1の凸部55(図1A〜1C参照)と同様に、突出方向の先端側に平面551aを有している。さらに、各凸部55aは、実施形態1の凸部55と同様に、外部接続部52の挿入方向において外部接続部52のうち刃受け部品8(図7参照)に挿入される先端まで設けられている。
次に、実施形態2に係る固定接点端子5aの刃受け部品8(図7参照)への挿入について説明する。
まず、刃受け部品8の長手方向における固定部81側から固定接点端子5aの外部接続部52の先端が挿入孔83(図7参照)に挿入される。その後、外部接続部52が所定位置に位置するまで外部接続部52が挿入孔83に挿入される。挿入孔83に挿入された外部接続部52は、刃受け部品8の固定部81(図7参照)によって固定される。このとき、刃受け部品8の固定部81における両端部の先端が固定接点端子5aの外部接続部52における複数の凸部55aのうちの真ん中の凸部55aに接触し、外部接続部52の残りの部位56が刃受け部品8の固定部81に接触する。
また、図7に示す刃受け部品8とは異なる部品に固定接点端子5aを接続させる場合であっても、固定接点端子5aは、外部接続部52の中央部に設けられた凸部55a以外にも少なくとも1つ(図9A〜9Cの例では2つ)の凸部55aを備えている。したがって、中央部以外の凸部55a及び残りの部位56において固定接点端子5aを挟持するような刃受け部品にも適用可能である。
以上説明した実施形態2に係る固定接点端子5aによれば、複数の凸部55aが外部接続部52の幅方向に並んで設けられていることによって、さまざまな刃受け部品8に対応させることができる。
なお、コモン端子である可動接点端子6においても、固定接点端子5aと同様に、複数の凸部を備えていてもよい。また、コイル端子7においても、固定接点端子5aと同様に、複数の凸部を備えていてもよい。
(実施形態3)
実施形態3に係る固定接点端子(外部端子)5bは、図10A〜10Cに示すように、外部接続部52の挿入方向において複数の凸部55bを備えている点で、実施形態2に係る固定接点端子5a(図9A〜9C参照)と相違する。なお、実施形態2に係る固定接点端子5aと実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
実施形態3に係る固定接点端子5bは、実施形態2に係る固定接点端子5a(図9A〜9C参照)と同様に、外部接続部52の厚み方向において残りの部位56よりも突出する複数(図10Aの例では4つ)の凸部55bを備えている。各凸部55bは、実施形態2の凸部55aと同様に、突出方向の先端側に平面551bを有している。
さらに、実施形態3の複数の凸部55bは、外部接続部52が刃受け部品8に挿入される挿入方向に並んで設けられている。
次に、実施形態3に係る固定接点端子5bの刃受け部品8(図7参照)への挿入について説明する。
まず、刃受け部品8の長手方向における固定部81側から固定接点端子5bの外部接続部52の先端が挿入孔83(図7参照)に挿入される。その後、外部接続部52が所定位置に位置するまで外部接続部52が挿入孔83に挿入される。挿入孔83に挿入された外部接続部52は、刃受け部品8の固定部81(図7参照)によって固定される。このとき、刃受け部品8の固定部81における両端部の先端が固定接点端子5bの外部接続部52における複数の凸部55bに接触し、外部接続部52の残りの部位56が刃受け部品8の固定部81に接触する。
以上説明した実施形態3に係る固定接点端子5bによれば、複数の凸部55bが外部接続部52の挿入方向に並んで設けられていることによって、外部接続部52の刃受け部品8への挿入量を自由に決定することができる。
なお、コモン端子である可動接点端子6においても、固定接点端子5bと同様に、複数の凸部を備えていてもよい。また、コイル端子7においても、固定接点端子5bと同様に、複数の凸部を備えていてもよい。
(実施形態4)
実施形態4に係る固定接点端子(外部端子)5cは、図11A〜11Cに示すように、複数の凸部57c、58cが互い違いに突出している点で、実施形態3に係る固定接点端子5b(図10A〜10C参照)と相違する。なお、実施形態3に係る固定接点端子5bと実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
実施形態4に係る固定接点端子5cは、実施形態3に係る固定接点端子5b(図10A〜10C参照)と同様に、外部接続部52の厚み方向において残りの部位56よりも突出する複数(図11Aの例では4つ)の凸部57c、58cを備えている。
実施形態4の複数の凸部57c、58cは、外部接続部52の厚み方向の第1の側に突出する複数(図11A〜11Cの例では2つ)の第1の凸部57cと、外部接続部52の厚み方向の第2の側に突出する複数(図11A〜11Cの例では2つ)の第2の凸部58cとを含んでいる。
特に、実施形態4においては、複数の第1の凸部57c及び複数の第2の凸部58cは、外部接続部52の挿入方向において交互に設けられている。実施形態3の各凸部55bと同様に、各第1の凸部57cは、突出方向の先端側に平面571cを有しており、各第2の凸部58cは、突出方向の先端側に平面581cを有している。
次に、実施形態4に係る固定接点端子5cの刃受け部品8(図7参照)への挿入について説明する。
まず、刃受け部品8の長手方向における固定部81側から固定接点端子5cの外部接続部52の先端が挿入孔83(図7参照)に挿入される。その後、外部接続部52が所定位置に位置するまで外部接続部52が挿入孔83に挿入される。挿入孔83に挿入された外部接続部52は、刃受け部品8の固定部81(図7参照)によって固定される。このとき、刃受け部品8の固定部81における両端部の先端が固定接点端子5cの外部接続部52における複数の凸部57cに接触し、外部接続部52の残りの部位56が刃受け部品8の固定部81に接触する。
また、図7に示す刃受け部品8の向きが反対であっても、実施形態4に係る固定接点端子5cは、複数の第1の凸部57cの突出方向と複数の凸部58cの突出方向とが互いに反対である。したがって、固定接点端子5cは、このような刃受け部品にも挿入することが可能である。
以上説明した実施形態4に係る固定接点端子5cによれば、複数の第1の凸部57cと複数の第2の凸部58cとが挿入方向に交互に設けられている。これにより、外部接続部52が挿入される刃受け部品8がどちらの向きに設けられていても、外部接続部52を刃受け部品8に接続することができる。
なお、実施形態4の複数の凸部57c、58cは、1つの第1の凸部57cと、1つの第2の凸部58cとで構成されていてもよい。
また、コモン端子である可動接点端子6においても、固定接点端子5cと同様に、複数の凸部が互い違いに突出していてもよい。さらに、コイル端子7においても、固定接点端子5cと同様に、複数の凸部が互い違いに突出していてもよい。
なお、実施形態1〜4に係る固定接点端子5、5a〜5cが用いられる電磁リレー1は、ヒンジ形電磁リレーに限らず、プランジャ形電磁リレーであってもよい。
なお、外部端子としての固定接点端子、可動接点端子及びコイル端子は、実施形態1〜4(変形例を含む)の用途には限定されず、他の用途であってもよい。また、外部端子としての固定接点端子、可動接点端子及びコイル端子は、実施形態1〜4(変形例を含む)の形状には限定されず、平板形状など他の形状であってもよい。
1 電磁リレー
2 電磁石ブロック
31 固定接点
32 可動接点
4 ケース
5、5a、5b、5c 固定接点端子(外部端子)
51 内部接続部
52 外部接続部
55、55a、55b 凸部
57c 第1の凸部
58c 第2の凸部
551、551a、551b、571c、581c 平面
56 残りの部位
6 可動接点端子(外部端子)
61 内部接続部
62 外部接続部
65 凸部
651 平面
66 残りの部位
7 コイル端子(外部端子)
71 内部接続部
72 外部接続部
73 凸部
731 平面
74 残りの部位
8 刃受け部品

Claims (10)

  1. 電磁リレーに用いられ、外部の電気接続部品としての刃受け部品に接続される金属製の外部端子であって、
    前記電磁リレーのケースに収納される内部接続部と、
    前記内部接続部と一体に設けられており前記ケースから外部に突出して前記刃受け部品に挿入される板状の外部接続部とを備え、
    前記外部接続部は、前記外部接続部の厚み方向において残りの部位よりも突出する少なくとも1つの凸部を含む
    ことを特徴とする外部端子。
  2. 前記凸部は、前記外部接続部において、前記外部接続部が前記刃受け部品に挿入される挿入方向及び前記厚み方向の両方と直交する幅方向の中央部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の外部端子。
  3. 前記凸部は、前記挿入方向において前記外部接続部のうち前記刃受け部品に挿入される先端まで設けられていることを特徴とする請求項2記載の外部端子。
  4. 前記凸部は、複数設けられていることを特徴とする請求項1記載の外部端子。
  5. 前記複数の凸部は、前記外部接続部において、前記外部接続部が前記刃受け部品に挿入される挿入方向及び前記厚み方向の両方と直交する幅方向に並んで設けられていることを特徴とする請求項4記載の外部端子。
  6. 前記複数の凸部は、前記外部接続部が前記刃受け部品に挿入される挿入方向に並んで設けられていることを特徴とする請求項4記載の外部端子。
  7. 前記複数の凸部は、
    前記外部接続部の厚み方向の第1の側に突出する少なくとも1つの第1の凸部と、
    前記厚み方向の第2の側に突出する少なくとも1つの第2の凸部と
    を含むことを特徴とする請求項4記載の外部端子。
  8. 前記第1の凸部及び前記第2の凸部は、それぞれ複数設けられており、
    前記複数の第1の凸部及び前記複数の第2の凸部は、前記外部接続部の挿入方向において交互に設けられている
    ことを特徴とする請求項7記載の外部端子。
  9. 前記凸部は、先端側に平面を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の外部端子。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の外部端子と、
    前記ケースと、
    固定接点及び可動接点を含む接点ブロックと、
    前記固定接点に対して前記可動接点を接離させる電磁石ブロックと
    を備える電磁リレー。
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