JP2015131492A - プリフォームの射出成形方法及び合成樹脂製壜体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】合流路(19)あるいは金型(1)のキャビティ(4)内で、遅延する第2樹脂が先行する主材樹脂の中央部を突き抜け、更に突き破る流動が可能に、第2樹脂の供給開始の遅延時間を短くすると共に第2樹脂の供給速度を主材樹脂の供給速度に比べ大きくし、周壁の外周面と内周面に第2の樹脂からなる第2の樹脂層を積層形成する、又はシャットオフピン(20)の先端部(20p)の摺動位置を、第2合流部(17b)の近傍で、開放の方向や遮断の方向に徐々に変化するように移動させ、第2の樹脂層の層厚を軸方向にグラデーション状に変化させる、又は先端部(20p)の摺動位置を第2合流部(17b)の近傍で周期状に変動させ、第2合流部(17b)の開放状態の程度を周期状に変動させ、第2の樹脂層の層厚を軸方向に周期的に変化するようにした。
【選択図】 図1
Description
そして、商品として差別化するためさまざまな加飾方法が採用されている。印刷されたシュリンクフィルムにより壜体を加飾する場合が多いが、さらに壜体自体に加飾するための方法が各種採用されている。
ただし、この特許文献1に記載される方法では生産性が低く、また加飾の態様も限定的である。
この特許文献2に記載される、多重のノズルにより主材樹脂に着色樹脂を合流させてプリフォームの射出成形する方法は、特許文献1に記載されるような方法に比較して生産性の高い方法である。
すなわち、最終製品である壜体の加飾態様に応じるためには、プリフォームの周壁内で、プリフォームの軸方向と径方向(周壁の厚さ方向)の所定の位置に、所定の層厚で、さらには層厚をグラデーション状等に変化させて、着色層を積層する必要があり、このような多様で高度な着色樹脂からなる、ノズルを含む射出成形装置や、当該装置を使用した射出成形方法の提供が要請されている。
まず、本発明に用いられる射出成形装置に係る主たる構成は、
合成樹脂製の主材層に第2の樹脂層を積層した2軸延伸ブロー成形用の試験管状のプリフォームを射出成形する射出成形装置であって、
溶融した主材層を形成する主材樹脂と第2の樹脂層を形成する第2の樹脂を合流させて合流樹脂体を形成するノズル部と、このノズル部の先端に配設される金型を有し、
ノズル部は、
外側から順に、主材樹脂が流動する外流路と、第2の樹脂が流動する内流路と、これら外流路と内流路からの主材樹脂と第2の樹脂が合流する円柱状の合流路を配設し、
また、外流路の合流路への第1合流部を所定の間隔を置いて、内流路の合流路への第2合流部の下流側に配設し、
また、合流路に摺動可能に円柱状のシャットオフピンを挿入配設し、
このシャットオフピンの摺動位置により、第1合流部あるいは第2合流部、またはその双方を遮断あるいは開放する機能が発揮される構成とし、
合流路で円柱状に合流した合流樹脂体を、金型のキャビティのプリフォームの底部底壁の中央に相当する位置に配設されるピンゲートを介してキャビティ内に射出、充填する構成とする、と云うものである。
主材樹脂に、加飾のための着色樹脂に代表される第2の樹脂を合流させて合流樹脂体を形成する機能を発揮するノズル部を、主材樹脂が流動する外流路の合流路への合流部である第1合流部を所定の間隔を置いて、第2の樹脂が流動する内流路の合流路への合流部である第2合流部の下流側に配設し、
シャットオフピンの摺動位置により、第1合流部あるいは第2合流部、またはその双方を遮断あるいは開放する機能が発揮される構成とすることにより、シャットオフピンの先端部の位置により、第1合流部および第2合流部の、遮断あるいは開放状態を次のように制御することができる。
1)先端部が第1合流部より下流側にある(以下、下流側位置とする。)場合は、第1合流部と第2合流部が共に遮断状態となる。
2)先端部が第1合流部と第2合流部の間にある(以下、中間位置とする。)場合は、第1合流部が開放状態、第2合流部が遮断状態となり、主材樹脂のみが合流路に供給される。
3)先端部が第2合流部より上流側にある場合(以下、上流側位置とする。)は、第1合流部と第2合流部が共に開放状態となり、主材樹脂と共に第2の樹脂が合流路に供給される。
さらに、第1合流部、第2合流部という合流路に接する部分で樹脂の供給の遮断と開放が実施されるため、従来のようにノズル部の上流側の、合流路から離れた位置に配設されるチェックバルブやスプールバルブにより樹脂の供給の遮断と開放を実施する場合に比較して、溶融樹脂の粘弾性的な性質による時間的な遅れを避けることができ、遮断と開放の制御をさらに高精度に実施することが可能となる。
合成樹脂製の主材層に第2の樹脂層を積層した2軸延伸ブロー成形用の試験管状のプリフォームの射出成形方法において、
前述した射出成形装置を使用し、
シャットオフピンの摺動位置の制御により、
まず第1合流部を開放状態として主材樹脂を所定時間、外流路を経て合流路へ供給し、
次に主材樹脂が供給される所定時間内の、一定時間範囲で第2合流部を開放状態として、主材樹脂と同時に第2の樹脂を、内流路を経て合流路へ供給し、
合流路内で主材樹脂と第2の樹脂から形成される合流樹脂体を形成し、
この合流樹脂体を、金型のキャビティの、プリフォームの底部底壁の中央に相当する位置に配設されるピンゲートを介してキャビティ内に射出そして充填し、
第2の樹脂の供給の、開始時間、終了時間、供給速度プロファイルを含めた射出パターン、さらには第2合流部の開放の程度の設定により、主材層に第2の樹脂層を所定の態様に積層する、と云うものである。
そして、次に所定時間遅らせて(以下、遅延時間とする。)シャットオフピンをさらに上流側に摺動させて、その先端部を上流側位置とし、第2合流部を開放し、主材樹脂と第2の樹脂を合流させ、さらに所定の時間の後、先端部を中間位置に戻して、第2の樹脂の供給を遮断し、さらに先端部を下流側位置移動して溶融樹脂全体の供給を遮断し、射出成形を終了する。
なお本発明において、第2の樹脂層は加飾層に限定されるものではなく、第2の樹脂層をたとえばガスバリア層、遮光層等の他の機能を有する層として、上記したような多様な積層態様を高精度に実現することが可能であると云う特徴を生かして、これら機能を発揮するのに最適な積層態様を実現することができる。
合流路あるいは金型のキャビティ内で、遅延する第2の樹脂が先行する主材樹脂の中央部を突き抜け、さらに突き破る流動が可能に、第2の樹脂の供給開始の遅延時間を短くすると共に第2の樹脂の供給速度を主材樹脂の供給速度に比較して大きくし、
プリフォームの所定の高さ範囲で、周壁の外周面と内周面に第2の樹脂からなる第2の樹脂層を積層形成する、と云うものである。
射出成形による試験管状のプリフォームを2軸延伸ブロー成形した、主体を形成する主材層に着色樹脂からなる加飾層を積層形成した合成樹脂製壜体において、
主材層は着色不透明な樹脂層とし、
加飾層はプリフォームの射出成形時における主材樹脂と着色樹脂である第2の樹脂の流動挙動により主材層に積層形成されたものであり、
所定の高さ範囲で、周壁の外周面と内周面に加飾層を積層して有する構成とする、と云うものである。
そして上記構成によれば、加飾層が外周面に積層されるので主材層が不透明な場合であっても、加飾効果を発揮させることが可能となる。
射出成形による試験管状のプリフォームを2軸延伸ブロー成形した、主体を形成する主材層に着色樹脂からなる加飾層を積層形成した合成樹脂製壜体において、
主材層は透明な樹脂層とし、
加飾層はプリフォームの射出成形時における主材樹脂と着色樹脂である第2の樹脂の流動挙動により主材層に積層形成されたものであり、
加飾層が主材層中に中間層として周壁の内周面直近に積層する構成とする、と云うものである。
そして上記のように加飾層が主材層中に中間層として周壁の内周面直近に積層した構成とすることにより、加飾層の色合いが、この加飾層の外側に積層される透明で、十分な層厚さを有する主材層を透して現出し、深みのある高品位な加飾性を発揮させることが可能となる。
図1、図2は本発明に用いられる射出成形装置を概略的に示すもので、図1はノズル部11近傍の縦断面図で、下流側に金型1を取り付けた状態を示しており、図2は金型の概略構造を示す縦断面図である。
各マンドレルの先端部は下流側に向かって縮径したテーパー筒状となっている。
また、第3マンドレルと第2マンドレルの間に主材樹脂Raが流動する円筒状の外流路15aが形成され、第2マンドレルと第1マンドレルの間に第2の樹脂Rbが流動する円筒状の内流路15bが形成されている。
そして、この合流樹脂体を、金型1のコア金型2とキャビティ金型3で形成されるキャビティ4の、プリフォーム101の底部106底壁の中央に相当する位置に配設されるピンゲート5を介して前記キャビティ4内に射出、充填する。
このような合流部の配設態様により、シャットオフピン20の摺動位置、特にその先端部20pの位置により第1合流部17aあるいは第2合流部17b、またはその双方を遮断あるいは開放する機能が発揮される。
そして、シャットオフピン20の(図1では上下方向の)摺動動作はサーボモーターを使用したサーボ機構により(図示省略)制御するようにしている。
図3(a)のように先端部20pが第1合流部17aより下流側にある状態(図1の装置のノズル部11では、先端部20pがノズル部11の先端に位置する状態)では、第1合流部17aと第2合流部17bが共に遮断状態となる。
また、図3(b)のように先端部20pが第1合流部17aと第2合流部17bの間にある状態では、第1合流部17aが開放状態となり、第2合流部17bが遮断状態となり、主材樹脂Raのみが合流路19に供給される。
また、図3(c)のように先端部20pが第2合流部17bより上流側にある状態では、第1合流部17aと第2合流部7cが共に開放状態となり、主材樹脂Raと共に第2の樹脂Rbが合流路に供給される。
図4は、図1に示した射出成形装置でプリフォーム101を射出成形する際の射出パターンを、横軸を時間軸、縦軸を溶融樹脂の供給速度として概略的に示した説明図であり、4つのパターン、P1〜P4が示されている。
ここで、これら4つのパターンで、主材樹脂Raのパターンは同一で、第2の樹脂Rbである着色樹脂のパターンがそれぞれ異なる。
なお、以降、第2の樹脂Rbを着色樹脂Rbとし、第2の樹脂層101bを加飾層101bとして説明する。
P1では、主材樹脂Raは時間ta1に供給が開始され、一定の供給速度Vaで推移し、時間ta2で供給が終了する。
また、主材樹脂Raの供給開始時間ta1から、遅延時間td1の間隔をおいて時間tb1に着色樹脂Rbの供給が開始し、上記した主材樹脂Raの供給速度Vaよりも高い供給速度Vb1で推移し時間tb2で供給が終了する。
ここで、図6に示されるプリフォーム101は口筒部102、ネックリング103、胴部105、底部106を有する試験管状で、全高さが100mm、胴部105の外径は20mm、胴部105の周壁の平均肉厚は2.5mmであり、
その周壁は、顔料により白色に着色したPET樹脂製の不透明な主材層101aに、同種のPET樹脂を顔料で赤く着色した加飾層101bを積層したものである。
そして、図5(a)は時間tb1直前、図5(b)は時間tb2直前、図5(c)は時間ta2、すなわち充填が完了した状態を示す。
時間ta1でシャットオフピン20の先端部20pの位置を図3(a)の下流側位置から図3(b)の中間位置に移動し、第1合流部17aを開放し主材樹脂Raを供給速度Vaで供給し、時間tb1の直前では図5(a)に示されるように、主材樹脂Raがキャビティ4の底部106から胴部105の下端部に相当する位置にまで充填されている。
そして、このような積層態様では、加飾層201bが外周面に積層されているので、主材樹脂Raが白色に着色して不透明であっても、最外周の赤色の加飾層201bで壜体を加飾することができる。
従来この種の、多重のノズルにより主材樹脂に着色樹脂を合流させてプリフォームの射出成形する方法では着色樹脂が主材層のなかに中間層として積層されるため、主材層が着色して不透明な場合は、加飾が十分にできなかった。
P2はP1に対して遅延時間をtd2と長くしたパターンであるが、このように遅延時間td2を長くすると、図5(a)で主材樹脂Raがかなり充填された状態で、着色樹脂Rbが供給されるので、その分、加飾層101bが積層される領域が、ネックリング103に近づいて、図8(b)に示される積層状態となる。すなわち遅延時間により、加飾層101bが積層される領域を変化させることができる。
因みにこのパターンで遅延時間を変えることにより、加飾層101bが積層する領域を変えることができる。
また、P3とP4の場合は加飾層101bが中間層として積層するので、主材層101aを透明性の有するものとすることにより加飾層101bの加飾効果が発揮される。
まず、P5は図4の中のP4で射出時間を長くしたものであり、プリフォーム101で加飾層101bは図10に示されるように、ネックリング103の直下から、胴部105の下端部に略同一の層厚で積層される。
また、シャットオフピン20による第2合流部17bの開放の程度を調整、すなわち供給速度Vbを調整することにより、加飾層101bの層厚を調整することができ、壜体201では加飾層201bによる着色濃度を加飾目的に応じて変えることができる。
このP6により、最終製品である壜体201では図12に示されるように、加飾層201bによる色合いが肩部204から胴部205の下端部にかけて徐々にその着色濃度が高くなるグラデーション状の加飾性を発揮させることができる。
勿論、第2合流部17bの開放の程度を遮断の方向に徐々に変化するようにすれば、上方から下方に向けて着色濃度が徐々に薄くなるグラデーション状とすることができる。
このP7により最終製品である壜体201では図13に示されるように、着色濃度の濃い領域と薄い領域が交互に現れるような加飾性が発揮される。
P7のバリエーションとして、第2合流部17bの開放状態と遮断状態を周期的に繰り返すことにより、壜体201で、加飾層201bが積層した領域と、積層していない領域を交互に繰り返すような加飾性を発揮させることもできる。
使用する合成樹脂はPET樹脂に限らず、PP樹脂等、従来から2軸延伸ブロー成形壜体に使用されている樹脂を使用することができるし、また主材樹脂と着色樹脂について、同種に限らず他の種類の樹脂を使用することもできる。
また、たとえば着色樹脂としてナイロン樹脂等のガスバリア性の高い樹脂を使用することにより、着色による装飾性有すると共に、ガスバリア性の高い壜体を提供することができる。
さらに、第2の樹脂層をたとえばガスバリア層、遮光層の他の機能を有する層として、上記したように多様な積層態様を実現することが可能であると云う特徴を利用して、最適な積層態様を実現してこれらの機能を十分に発揮させることができる。
2 ;コア金型
3 ;キャビティ金型
4 ;キャビティ
5 ;ゲート
11;ノズル部
12a、12b;導入路
13a、13b;導入口
14a、14b;マニホールド
15a;外流路
15b;内流路
15as、15bs;縮径流路
17a;第1合流部
17b;第2合流部
19;合流路
20;シャットオフピン
20p;先端部
21;第1マンドレル
22;第2マンドレル
23;第3マンドレル
Ra;主材樹脂
Rb;第2の樹脂(着色樹脂)
Sa、Sb;樹脂供給部
101;プリフォーム
101a;主材層
101b;第2の樹脂層(加飾層)
102;口筒部
103;ネックリング
105;胴部
106;底部
201;壜体
201a;主材層
201b;加飾層
202;口筒部
203;ネックリング
204;肩部
205;胴部
206;底部
Claims (6)
- 合成樹脂製で主体を形成する主材層(101a)に第2の樹脂層(101b)を積層した2軸延伸ブロー成形用の試験管状のプリフォーム(101)の射出成形方法であって、
溶融した主材層(101a)を形成する主材樹脂(Ra)と第2の樹脂層(101b)を形成する第2の樹脂(Rb)を合流させて合流樹脂体を形成するノズル部(11)と、該ノズル部(11)の先端に配設される金型(1)を備え、
前記ノズル部(11)は、
外側から順に、主材樹脂(Ra)が流動する外流路(15a)と、第2の樹脂(Rb)が流動する内流路(15b)と、該外流路(15a)と内流路(15b)からの主材樹脂(Ra)と第2の樹脂(Rb)が合流する円柱状の合流路(19)を配設し、
また、前記外流路(15a)の合流路(19)への第1合流部(17a)を所定の間隔を置いて、内流路(15b)の合流路(19)への第2合流部(17b)の下流側に配設し、
また、合流路(19)に摺動可能に円柱状のシャットオフピン(20)を挿入配設している射出成形装置を使用し、
シャットオフピン(20)の摺動位置の制御により、
まず初めに、第1合流部(17a)を開放状態として主材樹脂(Ra)を所定時間、外流路(15a)を経て合流路(19)へ供給し、
次に、前記主材樹脂(Ra)が供給される所定の時間遅延して、一定時間範囲で第2合流部(17b)を開放状態として、主材樹脂(Ra)と同時に第2の樹脂(Rb)を、内流路(15b)を経て合流路(19)へ供給し、
前記合流路(19)内で主材樹脂(Ra)と第2の樹脂(Rb)から形成される合流樹脂体を形成し、該合流樹脂体を、金型(1)のキャビティ(4)の、プリフォーム(101)の底部底壁の中央に相当する位置に配設されるピンゲート(5)を介して前記キャビティ(4)内に射出、充填するにあたって、
合流路(19)あるいは金型(1)のキャビティ(4)内で、遅延する第2の樹脂(Rb)が先行する主材樹脂(Ra)の中央部を突き抜け、さらに突き破る流動が可能に、第2の樹脂(Rb)の供給開始の遅延時間を短くすると共に第2の樹脂(Rb)の供給速度を主材樹脂(Ra)の供給速度に比較して大きくし、
プリフォーム(101)の所定の高さ範囲で、周壁の外周面と内周面に第2の樹脂(Rb)からなる第2の樹脂層(101b)を積層形成するようにした
ことを特徴とするプリフォームの射出成形方法。 - 合成樹脂製で主体を形成する主材層(101a)に第2の樹脂層(101b)を積層した2軸延伸ブロー成形用の試験管状のプリフォーム(101)の射出成形方法であって、
溶融した主材層(101a)を形成する主材樹脂(Ra)と第2の樹脂層(101b)を形成する第2の樹脂(Rb)を合流させて合流樹脂体を形成するノズル部(11)と、該ノズル部(11)の先端に配設される金型(1)を備え、
前記ノズル部(11)は、
外側から順に、主材樹脂(Ra)が流動する外流路(15a)と、第2の樹脂(Rb)が流動する内流路(15b)と、該外流路(15a)と内流路(15b)からの主材樹脂(Ra)と第2の樹脂(Rb)が合流する円柱状の合流路(19)を配設し、
また、前記外流路(15a)の合流路(19)への第1合流部(17a)を所定の間隔を置いて、内流路(15b)の合流路(19)への第2合流部(17b)の下流側に配設し、
また、合流路(19)に摺動可能に円柱状のシャットオフピン(20)を挿入配設している射出成形装置を使用し、
シャットオフピン(20)の摺動位置の制御により、
第1合流部(17a)を開放状態として主材樹脂(Ra)を所定時間、外流路(15a)を経て合流路(19)へ供給し、
次に前記主材樹脂(Ra)が供給される所定時間内の、一定時間範囲で第2合流部(17b)を開放状態として、主材樹脂(Ra)と同時に第2の樹脂(Rb)を、内流路(15b)を経て合流路(19)へ供給し、
前記合流路(19)内で主材樹脂(Ra)と第2の樹脂(Rb)から形成される合流樹脂体を形成し、該合流樹脂体を、金型(1)のキャビティ(4)の、プリフォーム(101)の底部底壁の中央に相当する位置に配設されるピンゲート(5)を介して前記キャビティ(4)内に射出、充填するにあたって、
シャットオフピン(20)の先端部(20p)の摺動位置を、第2合流部(17b)の近傍で、該第2合流部(17b)の開放の程度が開放の方向、あるいは遮断の方向に徐々に変化するように移動させ、第2の樹脂層(101b)の層厚が軸方向にグラデーション状に変化するようにした
ことを特徴とするプリフォームの射出成形方法。 - 合成樹脂製で主体を形成する主材層(101a)に第2の樹脂層(101b)を積層した2軸延伸ブロー成形用の試験管状のプリフォーム(101)の射出成形方法であって、
溶融した主材層(101a)を形成する主材樹脂(Ra)と第2の樹脂層(101b)を形成する第2の樹脂(Rb)を合流させて合流樹脂体を形成するノズル部(11)と、該ノズル部(11)の先端に配設される金型(1)を備え、
前記ノズル部(11)は、
外側から順に、主材樹脂(Ra)が流動する外流路(15a)と、第2の樹脂(Rb)が流動する内流路(15b)と、該外流路(15a)と内流路(15b)からの主材樹脂(Ra)と第2の樹脂(Rb)が合流する円柱状の合流路(19)を配設し、
また、前記外流路(15a)の合流路(19)への第1合流部(17a)を所定の間隔を置いて、内流路(15b)の合流路(19)への第2合流部(17b)の下流側に配設し、
また、合流路(19)に摺動可能に円柱状のシャットオフピン(20)を挿入配設している射出成形装置を使用し、
シャットオフピン(20)の摺動位置の制御により、
第1合流部(17a)を開放状態として主材樹脂(Ra)を所定時間、外流路(15a)を経て合流路(19)へ供給し、
次に前記主材樹脂(Ra)が供給される所定時間内の、一定時間範囲で第2合流部(17b)を開放状態として、主材樹脂(Ra)と同時に第2の樹脂(Rb)を、内流路(15b)を経て合流路(19)へ供給し、
前記合流路(19)内で主材樹脂(Ra)と第2の樹脂(Rb)から形成される合流樹脂体を形成し、該合流樹脂体を、金型(1)のキャビティ(4)の、プリフォーム(101)の底部底壁の中央に相当する位置に配設されるピンゲート(5)を介して前記キャビティ(4)内に射出、充填するにあたって、
シャットオフピン(20)の先端部(20p)の摺動位置を第2合流部(17b)の近傍で周期状に変動させ、該第2合流部(17b)の開放状態の程度を周期状に変動させ、第2の樹脂層(101b)の層厚が軸方向に周期的に変化するようにした
ことを特徴とするプリフォームの射出成形方法。 - 第2の樹脂層(101b)を着色樹脂から成る加飾層とした請求項1〜3のいずれかに記載のプリフォームの射出成形方法。
- 請求項1または4に記載のプリフォームの射出成形方法によって得られた試験管状のプリフォームを2軸延伸ブロー成形した、主体を形成する主材層(201a)に着色樹脂からなる加飾層(201b)を積層形成した合成樹脂製壜体であって、
前記主材層は(201a)は着色不透明な樹脂層とし、
前記加飾層(201b)はプリフォームの射出成形時における主材樹脂(Ra)と着色樹脂である第2の樹脂(Rb)の流動挙動により主材層(201a)に積層形成されたものであり、
所定の高さ範囲で、周壁の外周面と内周面に前記加飾層(201b)を積層して有することを特徴とした合成樹脂製壜体。 - 請求項2〜4のいずれかに記載のプリフォームの射出成形方法によって得られた
試験管状のプリフォームを2軸延伸ブロー成形した、主体を形成する主材層(201a)に着色樹脂からなる加飾層(201b)を積層形成した合成樹脂製壜体であって、
前記主材層は(201a)は透明な樹脂層とし、
前記加飾層(201b)はプリフォームの射出成形時における主材樹脂(Ra)と着色樹脂である第2の樹脂(Rb)の流動挙動により主材層(201a)に積層形成されたものであり、
前記加飾層(201b)が主材層(201a)中に中間層として周壁の内周面直近に積層していることを特徴とした合成樹脂製壜体。
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