JP2015131401A - パーティクルボード、パーティクルボードの製造方法 - Google Patents

パーティクルボード、パーティクルボードの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】寸法変化が少なく、表面が緻密で平滑性のあるパーティクルボードを提供する。
【解決手段】
芯層2と、芯層2の表側に設けられる表層3と、芯層2の裏側に設けられる裏層4と、を備える。芯層2は、平均の大きさが所定の大きさである第一の木片21と、第一の木片21と混合される繊維22と、各第一の木片21および各繊維22を連結する樹脂からなる第一の連結剤23と、を有する。表層3は、平均の大きさが前記所定の大きさよりも小さい第二の木片31と、各第二の木片31を連結する第二の連結剤32と、を有する。裏層4は、平均の大きさが前記所定の大きさよりも小さい第三の木片41と、各第三の木片41を連結する第三の連結剤42と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パーティクルボードおよびその製造方法に関するものである。
従来、表層、芯層、裏層を備えるパーティクルボードが知られている(例えば特許文献1参照)。この各層は、ウッドチップ(木片)が連結剤により連結されて構成されている。そして、寸法変化が少なくなるように、表層および裏層に繊維が混合されている。
特開平8−332611号公報
しかしながら、このパーティクルボードにあっては、表層および裏層に繊維が混合されているため、表面が緻密でなく平滑性のないものであった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、寸法変化が少なく、表面が緻密で平滑性のあるパーティクルボードを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のパーティクルボードは、芯層と、前記芯層の表側に設けられる表層と、前記芯層の裏側に設けられる裏層と、を備え、前記芯層は、平均の大きさが所定の大きさである第一の木片と、前記第一の木片と混合される繊維と、各前記第一の木片および各前記繊維を連結する樹脂からなる第一の連結剤と、を有し、前記表層は、平均の大きさが前記所定の大きさよりも小さい第二の木片と、各前記第二の木片を連結する第二の連結剤と、を有し、前記裏層は、平均の大きさが前記所定の大きさよりも小さい第三の木片と、各前記第三の木片を連結する第三の連結剤と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、上記パーティクルボードの製造方法であって、芯層材料と表層材料と裏層材料とを積層して供給する材料積層供給工程と、前記材料積層供給工程により積層された前記芯層材料と前記表層材料と前記裏層材料とを熱圧プレスする熱圧プレス工程と、を有することを特徴とする。
また、前記材料積層供給工程は、前記表層材料が載置される表層材料供給工程と、前記表層材料上に前記芯層材料が載置されて積層される芯層材料供給工程と、前記芯層材料上に前記裏層材料が載置されて積層される裏層材料供給工程と、を有し、前記芯層材料供給工程は、前記第一の木片、前記繊維、前記第一の連結剤を混合および分散して前記芯層材料を生成する工程であることが好ましい。
本発明のパーティクルボードにあっては、繊維が混合されているため、寸法の変化率が小さくて済むものである。また、繊維が表層と裏層とに混合されず、芯層にのみ混合されており、表層と裏層とに繊維が混合されないことによって、表面(表裏の露出面)が緻密となり、表面の平滑性が向上するものである。
また、本発明のパーティクルボードの製造方法にあっては、芯層、表層、裏層の形成の工程が別々とならず、また、芯層と表層、芯層と裏層の貼り合わせの工程が別々とならず、同一の工程に集約されるため、工程数が増加するのが抑えられる。
本発明の第一実施形態のパーティクルボードを示し、(a)は全体の断面図であり、(b)は(a)の一部拡大図である。 本発明のパーティクルボードの製造方法に用いられる製造装置の全体の概略構成図を示す。 製造装置のうちの芯層材料供給装置を示し、(a)は全体の概略構成図であり、(b)は要部の概略構成図である。
本発明のパーティクルボード1は、芯層2と、芯層2の表側に設けられる表層3と、芯層2の裏側に設けられる裏層4と、を備える。芯層2は、平均の大きさが所定の大きさである第一の木片21と、第一の木片21と混合される繊維22と、各第一の木片21および各繊維22を連結する樹脂からなる第一の連結剤23と、を有する。表層3は、平均の大きさが前記所定の大きさよりも小さい第二の木片31と、各第二の木片31を連結する第二の連結剤32と、を有する。裏層4は、平均の大きさが前記所定の大きさよりも小さい第三の木片41と、各第三の木片41を連結する第三の連結剤42と、を有する。
また、本発明の上記パーティクルボード1の製造方法は、芯層材料20と表層材料30と裏層材料40とを積層して供給する材料積層供給工程を有する。前記材料積層供給工程により積層された芯層材料20と表層材料30と裏層材料40とを熱圧プレスする熱圧プレス工程と、を有する。
また、前記材料積層供給工程は、前記表層材料30が載置される表層材料供給工程と、その上に前記芯層材料20が載置されて積層される芯層材料供給工程と、さらにその上に前記裏層材料40が載置されて積層される裏層材料供給工程と、を有する。前記芯層材料供給工程は、前記第一の木片21、前記繊維22、前記第一の連結剤23を混合および分散して芯層材料を生成する工程であることが好ましい。
以下、本発明のパーティクルボード1およびパーティクルボード1の製造方法の第一実施形態について図1乃至図3に基いて説明する。
芯層2は、図1に示すように、第一の木片21と、繊維22と、第一の連結剤23と、を有する。
第一の木片21は、平均の大きさが、例えば0.5mm〜5mm程度の所定の大きさとなるが、前記数値は特に限定されない。第一の木片21の材質としては、スギ、ヒノキ、アカマツ等、特に限定されず、一般的なパーティクルボード1において広く用いられているものが好適に用いられる。
繊維22は、ケナフ、ジュート、麻、ラミー、ヘンプ等、一般的なパーティクルボード1において広く用いられているものが好適に用いられ、特に限定されない。第一実施形態の繊維22は、ジュート系(ジュートを主とする混合物等でも可)の繊維である。繊維22の長さは、例えば10mm〜100mm程度の長さが好ましいが、前記数値は特に限定されない。
第一の連結剤23(レジン)は、フェノール、メラミン、ユリア、ウレタン、エポキシ等の熱硬化性樹脂が好適に用いられるが、他の樹脂でもよく特に限定されない。第一実施形態の第一の連結剤23は、フェノール樹脂である。
芯層2に含有される第一の木片21と繊維22は、第一の木片21に対する繊維22の比率(すなわち繊維22の重量/第一の木片21の重量)が、7/3以上で1以下であることが好ましい。
また、芯層2に含有される第一の連結剤23の芯層2に占める割合(すなわち第一の連結剤23の重量/芯層2の重量)は、15%以上で25%以下であることが好ましい。
表層3は、第二の木片31と、第二の連結剤32と、を有する。
第二の木片31は、平均の大きさが、第一の木片21の上記所定の大きさよりも小さい大きさ(例えば0.3mm〜3mm程度の大きさ)となるが、前記数値は特に限定されない。第二の木片31の材質としても、第一の木片21と同様にスギ、ヒノキ、アカマツ等、特に限定されず、一般的なパーティクルボード1において広く用いられているものが好適に用いられる。
第二の連結剤32は、フェノール、メラミン、ユリア、ウレタン、エポキシ等の熱硬化性樹脂が好適に用いられるが、特に限定されない。また第二の連結剤32は、第一の連結剤23と同じ材質であってもよいし、異なる材質であってもよい。
裏層4は、第三の木片41と、第三の連結剤42と、を有する。
第三の木片41は、平均の大きさが、第一の木片21の上記所定の大きさよりも小さい大きさ(例えば0.3mm〜3mm程度の大きさ)となるが、前記数値は特に限定されない。また第三の木片41の平均の大きさは、第二の木片31の平均の大きさと同じであってもよいし、異なってもよい。第三の木片41の材質としても、第一の木片21と同様にスギ、ヒノキ、アカマツ等、特に限定されず、一般的なパーティクルボード1において広く用いられているものが好適に用いられる。
第三の連結剤42は、フェノール、メラミン、ユリア、ウレタン、エポキシ等の熱硬化性樹脂が好適に用いられるが、特に限定されない。また第三の連結剤42は、第一の連結剤23または第二の連結剤32と同じ材質であってもよいし、異なる材質であってもよい。
芯層2と表層3、芯層2と裏層4とは、互いに連結されている。第一実施形態においては、芯層2と表層3と裏層4は、それぞれが別々に成形されるのではなく、同一の工程(後述する熱圧プレス工程)により成形され、互いに連結されている。
また、表層3と裏層4とが同一(組成の種類、割合、混合状態、厚みが同一)であってもよいし、異なってもよい。
第一実施形態におけるパーティクルボード1は、床材としての利用が想定されており、厚みは5mm〜100mmが好ましいが、前記範囲に特に限定されない。芯層2、表層3、裏層4のそれぞれの厚みは特に限定されない。
第一実施形態におけるパーティクルボード1は、密度が650kg以上で750kg未満/mとなる。また、
また、第一実施形態におけるパーティクルボード1は、吸水変化率、すなわち、水分を吸収していない場合の寸法に対する、高湿度下で水分を吸収した場合に変化する寸法の割合が、0.2%以下となる。
本発明のパーティクルボード1は、繊維22が混合されているため、寸法の変化率、すなわち、異なる荷重、あるいは、異なる温度、あるいは、異なる含水量等、異なる条件下での寸法の変化率が小さくて済むものである。特に、吸水変化率が小さく抑えられており、床材として優れたものとなる。
また本発明のパーティクルボード1は、繊維22が、表層3と裏層4とに混合されず、芯層2に混合されている。このため、表層3と裏層4とに繊維22が混合されないことによって、表面(表裏の露出面)が緻密となり、表面が平滑となる(平滑性が向上する)ものである。
特に、第一実施形態においては、表層3に繊維22が混合されないことにより、床材として利用される場合、床面が平滑となり、この点においても床材として優れたものとなる。なお、床材の場合には、裏層4に繊維22が混合されていても、表層3に繊維22が混合されていなければ、床面の平滑性は確保される。この場合、床面に沿う方向の寸法変化率はさらに小さく抑えられるが、表裏方向に非対称となるため、反りが発生し易くなる。この点において、繊維22が、表層3と裏層4とに混合されず、芯層2にのみ混合されることで、反りが発生し難くなる。特に表層3と裏層4とが同一で、表裏方向に完全に対称となることで(この場合、表裏は単に便宜上のみの区別となる)、反りが極めて発生し難くなる。
次に、パーティクルボード1の製造方法について説明する。まず、本発明の第一実施形態のパーティクルボードの製造方法に用いられる製造装置5について説明する。図2は、製造装置5の全体の概略構成図である。図3は、製造装置5のうちの芯層材料供給装置7を示し、(a)は全体の概略構成図であり、(b)は要部の概略構成図である。
製造装置5は、図2に示すように、搬送装置(不図示)と、表層材料供給装置6と、芯層材料供給装置7と、裏層材料供給装置8と、プリプレス装置52と、熱圧プレス装置53と、を備える。
搬送装置は、例えば既存のよく用いられているベルトコンベア等が好適に用いられるが、ローラによる搬送装置等の他の装置でもよく、特に限定されない。第一実施形態においては、搬送装置はベルトコンベアにより構成され、パーティクルボード1の材料がベルトにより搬送される。そして、搬送方向の上流側より、表層材料供給装置6、芯層材料供給装置7、裏層材料供給装置8、プリプレス装置52、熱圧プレス装置53が順に設けられている。また、ベルトの表層材料供給装置6、芯層材料供給装置7、裏層材料供給装置8を通る箇所の下側には、ベルトを支持する搬送基台51が設けられている。
表層材料供給装置6は、図2に示すように、表層材料30を供給するもので、第一実施形態においては、表層材料形成装置61と、表層材料載置装置62と、を備えている。
表層材料形成装置61は、第二の木片31と第二の連結剤32とから、表層材料30を形成するものである。第一実施形態においては、表層材料形成装置61は、木片破砕装置611と、材料混合装置612と、を備えている。木片破砕装置611は、複数のローラを備え、ローラ間に第二の木片31の素となる材料が通され、この材料がローラによって破砕されることで、第二の木片31が生成される。なお、木片破砕装置611はこのようなものに限定されず、既存の様々な装置が適宜利用可能である。材料混合装置612は、木片破砕装置611により破砕された第二の木片31と、第二の連結剤32とを混合させる。第一実施形態においては、材料混合装置612は、ベルトコンベアを備え、ベルトと木片破砕装置611のローラとの間で第二の木片31と、第二の連結剤32とを混合させ、表層材料30を形成する。なお、材料混合装置612はこのようなものに限定されず、既存の様々な装置が適宜利用可能である。
表層材料載置装置62は、表層材料形成装置61で形成された表層材料30を搬送装置のベルト上に載置するものである。なお、表層材料30は、ベルト上に直接載置されるのではなく、ベルト上に載置されるフィルムやシート上に載置されてもよい。このような表層材料載置装置62としては、既存の様々な装置が適宜利用可能である。
芯層材料供給装置7は、図2に示すように、芯層材料20を供給するもので、第一実施形態においては、図3に示すように、搬送装置と、繊維供給装置71と、樹脂供給装置72と、木片供給装置73と、混合分散装置(シリンダ装置74)と、を備えている。
搬送装置は、例えば既存のよく用いられているベルトコンベア等が好適に用いられるが、ローラによる搬送装置等の他の装置でもよく、特に限定されない。第一実施形態においては、搬送装置はベルトコンベアにより構成され、第一の木片21、繊維22、第一の連結剤23がベルト70により搬送される。そして、搬送方向の上流側より、繊維供給装置71、樹脂供給装置72、木片供給装置73が順に設けられているが、順番はこれに限定されず、任意である。
繊維供給装置71は、繊維22を供給するもので、第一実施形態においては、ホッパ等を備えた装置である。樹脂供給装置72は、第一の連結剤23となる樹脂を供給するもので、第一実施形態においては、ホッパを備えた装置である。木片供給装置73は、第一の木片21を供給するもので、第一実施形態においては、ホッパを備えた装置である。なお、繊維供給装置71、樹脂供給装置72、木片供給装置73はこのようなものに限定されず、既存の様々な装置が適宜利用可能である。
ベルト70上に載置された第一の木片21、繊維22、第一の連結剤23は、混合分散装置に搬送される。混合分散装置は、第一の木片21と繊維22と第一の連結剤23とを混合および分散して、芯層材料20を生成するものである。混合分散装置は、第一実施形態ではシリンダ装置74で構成されるが、特に限定されず、既存の様々な装置が適宜利用可能である。シリンダ装置74は、備えているシリンダ(代わりにピン又はガーネットでも可)の回転により、第一の木片21と繊維22と第一の連結剤23とを混合および分散している。そして、混合分散装置により生成された芯層材料20は、ベルト上に載置されている表層材料30上に載置されて供給される。
裏層材料供給装置8は、図2に示すように、裏層材料40を供給するもので、第一実施形態においては、裏層材料形成装置81と、裏層材料載置装置82と、を備えている。
裏層材料形成装置81は、第三の木片41と第三の連結剤42とから、裏層材料40を形成するものである。第一実施形態においては、裏層材料形成装置81は、表層材料形成装置61と同様に、木片破砕装置811と、材料混合装置812と、を備えている。木片破砕装置811は、木片破砕装置611と同様であり、説明は重複するため省略する。なお、木片破砕装置811は木片破砕装置611と同様でなくてもよく、既存の様々な装置が適宜利用可能である。材料混合装置812も、材料混合装置612と同様であり、説明は重複するため省略する。なお、材料混合装置812は材料混合装置612と同様でなくてもよく、既存の様々な装置が適宜利用可能である。
プリプレス装置52は、ベルト上に順に積層されている表層材料30、芯層材料20、裏層材料40を、後の熱圧プレス装置53に先立って、熱圧プレス装置53のプレス圧よりも小さい圧力でプレスするものである。なお、このようなプリプレス装置52は特に限定されず、既存の様々な装置が適宜利用可能である。
熱圧プレス装置53は、ベルト上に順に積層されプリプレスされた表層材料30、芯層材料20、裏層材料40を、熱圧プレスするものである。なお、このような熱圧プレス装置53は特に限定されず、既存の様々な装置が適宜利用可能である。
次に、この製造装置5によるパーティクルボードの製造方法(以下、単に製造方法という)について説明する。
本発明に係る製造方法は、材料積層供給工程と、熱圧プレス工程と、を有することに特徴を有する。第一実施形態ではさらに、プリプレス工程を有しているが、これは任意の工程であり、省略可能である。
材料積層供給工程は、表層材料30と芯層材料20と裏層材料40とを積層して供給する工程である。材料積層供給工程は、表層材料30が載置される表層材料供給工程と、表層材料30上に芯層材料20が載置されて積層される芯層材料供給工程と、芯層材料20上に裏層材料40が載置されて積層される裏層材料供給工程と、を有する。第一実施形態においては、表層材料供給工程は表層材料供給装置6により行われる工程に対応し、芯層材料供給工程は芯層材料供給装置7により行われる工程に対応し、裏層材料供給工程は裏層材料供給装置8により行われる工程に対応する。
なお、第一の木片21、繊維22、第一の連結剤23を混合および分散して芯層材料を生成する芯層材料供給工程は、従来にない新規の技術である。
熱圧プレス工程は、積層された表層材料30と芯層材料20と裏層材料40とを熱圧プレスする工程である。上記製造装置5が用いられる第一実施形態においては、熱圧プレス工程は、熱圧プレス装置53により行われる工程に対応する。
また、材料積層供給工程の後で熱圧プレス工程の前に行われる、プリプレス工程は、熱圧プレスに先立ってプレスが行われる工程である。上記製造装置5が用いられる第一実施形態においては、プリプレス工程は、プリプレス装置52により行われる工程に対応する。
上記本発明の製造方法にあっては、工程が少なくて済む、という効果が得られる。すなわち、従来の製造方法にあっては、芯層2と表層3と裏層4とが別々に形成され、その後、表層3と芯層2とが貼り合わせられ、さらに別工程で裏層4と芯層2とが貼り合わせられていた。このため、各層(芯層2、表層3、裏層4)が別々の工程により形成されるため、工程数が増加する。さらに、表層3と芯層2の貼り合わせの工程と、芯層2と裏層4の貼り合わせの工程が別々に必要となり、工程数が増加する。
これに対し、本発明の製造方法にあっては、芯層材料20と表層材料30と裏層材料40とを積層して供給する材料積層供給工程と、材料積層供給工程により積層された芯層材料20と表層材料30と裏層材料40とを熱圧プレスする熱圧プレス工程と、を有する。このため、従来のような各層(芯層2、表層3、裏層4)の形成の工程が別々とならず、同一の工程に集約され、工程数が増加するのが抑えられる。またさらに、従来のような芯層2と表層3、芯層2と裏層4の貼り合わせの工程が別々とならず、同一の工程に集約され、工程数が増加するのが抑えられる。
1 パーティクルボード
2 芯層
20 芯層材料
21 第一の木片
22 繊維
23 第一の連結剤
3 表層
30 表層材料
31 第二の木片
32 第二の連結剤
4 裏層
40 裏層材料
41 第三の木片
42 第三の連結剤
5 製造装置
51 搬送基台
52 プリプレス装置
53 熱圧プレス装置
6 表層材料供給装置
61 表層材料形成装置
611 木片破砕装置
612 材料混合装置
62 表層材料載置装置
7 芯層材料供給装置
70 ベルト
71 繊維供給装置
72 樹脂供給装置
73 木片供給装置
74 シリンダ装置
8 裏層材料供給装置
81 裏層材料形成装置
811 木片破砕装置
812 材料混合装置
82 裏層材料載置装置

Claims (3)

  1. 芯層と、前記芯層の表側に設けられる表層と、前記芯層の裏側に設けられる裏層と、を備え、
    前記芯層は、平均の大きさが所定の大きさである第一の木片と、前記第一の木片と混合される繊維と、各前記第一の木片および各前記繊維を連結する樹脂からなる第一の連結剤と、を有し、
    前記表層は、平均の大きさが前記所定の大きさよりも小さい第二の木片と、各前記第二の木片を連結する第二の連結剤と、を有し、
    前記裏層は、平均の大きさが前記所定の大きさよりも小さい第三の木片と、各前記第三の木片を連結する第三の連結剤と、を有することを特徴とするパーティクルボード。
  2. 請求項1記載のパーティクルボードの製造方法であって、芯層材料と表層材料と裏層材料とを積層して供給する材料積層供給工程と、前記材料積層供給工程により積層された前記芯層材料と前記表層材料と前記裏層材料とを熱圧プレスする熱圧プレス工程と、を有することを特徴とするパーティクルボードの製造方法。
  3. 前記材料積層供給工程は、前記表層材料が載置される表層材料供給工程と、前記表層材料上に前記芯層材料が載置されて積層される芯層材料供給工程と、前記芯層材料上に前記裏層材料が載置されて積層される裏層材料供給工程と、を有し、
    前記芯層材料供給工程は、前記第一の木片、前記繊維、前記第一の連結剤を混合および分散して前記芯層材料を生成する工程であることを特徴とする請求項2記載のパーティクルボードの製造方法。
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