JP2015130253A - 電池 - Google Patents

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正光 宇留野
俊文 志水
Toshifumi Shimizu
俊文 志水
永記 柏崎
Eiki Kashiwazaki
永記 柏崎
豊田 夏樹
Natsuki Toyoda
夏樹 豊田
張愛 石井
Haruyoshi Ishii
張愛 石井
稔英 有川
Toshihide Arikawa
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Abstract

【課題】タブの損傷を抑制できる電池を提供する。【解決手段】一つの実施の形態に係る電池は、筐体と、蓋体と、端子と、複数の電極と、複数のタブと、リード部と、を備える。前記筐体は開口を有する。前記蓋体は、前記開口を塞いで前記筐体に取り付けられ、前記筐体の内部に向く内面を有する。前記端子は、前記蓋体の前記内面にある。前記複数の電極は前記筐体に収容される。前記複数のタブは、前記複数の電極に電気的に接続されるとともに前記複数の電極から延び、互いに積層される積層部を有する。前記リード部は、前記積層部が積層される方向から前記積層部に接触する接触面を含み、前記複数のタブに電気的に接続される、第1の部分と、前記端子に電気的に接続される第2の部分と、を有し、前記接触面が前記蓋体の前記内面に対して略平行であるとともに、前記第1の部分が前記第2の部分に対して弾性的に変位可能である。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電池に関する。
リチウムイオン電池のような非水電解質二次電池は、体積あたりのエネルギー出力及び容量(エネルギー密度)が高い。このため、このような電池は、電気自動車や太陽光発電用の蓄電装置のような、種々の機械の電源として利用される。
上記電池の容量をさらに大きくするため、電池の活物質をより多くする方法が知られる。さらに、上記二次電池の出力をさらに大きくするために、電池の電気抵抗をより小さくしたり、電極目付をより小さくしたりする方法が知られる。
特開2011−70918号公報 特開2011−192547号公報 特開平7−183023号公報 特開2006−100097号公報
一般的に、電極目付が大きくなると、電池の入出力特性が低下する。このため、エネルギー密度をより大きくするため、電池の電極目付を保ち、且つ、電池の体積あたりの活物質を増やす方法が知られる。この場合、電極を除く電池内部の部材や、部材間の隙間がより小さくされる。部材間の隙間が小さいと、電極から延びるタブが、例えば電池に加えられる振動や衝撃によって損傷するおそれがある。
本発明の解決すべき課題の一つは、タブの損傷を抑制できる電池を提供することである。
一つの実施の形態に係る電池は、筐体と、蓋体と、端子と、複数の電極と、複数のタブと、リード部と、を備える。前記筐体は開口を有する。前記蓋体は、前記開口を塞いで前記筐体に取り付けられ、前記筐体の内部に向く内面を有する。前記端子は、前記蓋体の前記内面にある。前記複数の電極は前記筐体に収容される。前記複数のタブは、前記複数の電極に電気的に接続されるとともに前記複数の電極から延び、互いに積層される積層部を有する。前記リード部は、前記積層部が積層される方向から前記積層部に接触する接触面を含み、前記複数のタブに電気的に接続される、第1の部分と、前記端子に電気的に接続される第2の部分と、を有し、前記接触面が前記蓋体の前記内面に対して略平行であるとともに、前記第1の部分が前記第2の部分に対して弾性的に変位可能である。
図1は、第1の実施の形態に係る電池を示す断面図である。 図2は、第1の実施形態の電極群を示す斜視図である。 図3は、第1の実施形態の電池の変形例を示す断面図である。 図4は、第1の実施形態の電池の実験を行なった結果を示す表である。 図5は、第1の実施形態の製造工程における電池を示す断面図である。 図6は、第1の実施形態のリードと補助リードとが接合された電池を示す断面図である。 図7は、第1の実施形態の電極群、タブ、及びリードを示す断面図である。 図8は、第2の実施の形態に係る電池を示す断面図である。 図9は、第2の実施形態の電極群、タブ、及びリードを示す断面図である。 図10は、第3の実施の形態に係る電池を示す断面図である。 図11は、第3の実施形態の電極群、タブ、及びリードを示す断面図である。
以下に、第1の実施の形態について、図1乃至図7を参照して説明する。なお、本明細書においては基本的に、ユーザから見て上方を上方向、ユーザから見て下方を下方向と定義する。また、実施形態に係る構成要素や、当該要素の説明について、複数の表現を併記することがある。当該構成要素及び説明について、記載されていない他の表現がされることは妨げられない。さらに、複数の表現が記載されない構成要素及び説明について、他の表現がされることは妨げられない。
図1は、電池10の一部を示す断面図である。電池10は、例えば、非水電解質二次電池であるリチウムイオン電池である。なお、電池10はこれに限らず、他の種類の電池であっても良い。電池10は、略直方体に形成されるが、他の形状に形成されても良い。
図面に示されるように、本明細書において、X軸、Y軸及びZ軸が定義される。X軸とY軸とZ軸とは、互いに直交する。X軸は、電池10の幅(長手方向の寸法)に沿う。Y軸は、電池10の厚さ(短手方向の寸法)に沿う。Z軸は、電池10の高さ(鉛直方向の寸法)に沿う。
図1に示すように、電池10は、筐体21と、蓋体22と、二つの端子23と、電極群24と、複数のタブ25と、二つのリード部26と、スペーサ27と、を有する。二つの端子23及び二つのリード部26は、X軸に沿う方向に並ぶ。このため、図1は、一つの端子23及び一つのリード部26を示す。さらに、図1は、複数のタブ25を一塊として示す。
筐体21は、例えば、容器、ケース、缶、又は部材とも称され得る。蓋体22は、例えば、封止部、閉塞部、又は部材とも称され得る。端子23は、例えば、出力端子、電極、正極、負極、又は導電部とも称され得る。電極群24は、複数の電極の一例であり、例えば、正極又は負極とも称され得る。タブ25は、例えば、延部、接続部、又は導電部とも称され得る。リード部26は、例えば、接続部、導電部、可動部、変位部、又は揺動部とも称され得る。
筐体21は、例えば、アルミニウム合金によって、略直方体の箱状に形成される。なお、筐体21は、例えば、ステンレスのような他の金属や、合成樹脂のような他の材料によって形成されても良い。さらに、筐体21は、他の形状に形成されても良い。
筐体21は、開口31を有する。開口31は、例えば、孔、凹部、又は開放部とも称され得る。開口31は、筐体21の上端21aに設けられる。言い換えると、筐体21は、上端21aが開放された箱型に形成される。
蓋体22は、略矩形(四角形)の板状に形成される。蓋体22は、筐体21の開口31に嵌め込まれ、筐体21に溶接される。すなわち、蓋体22は、筐体21に取り付けられ、開口31を液密に塞ぐ。
蓋体22は、内面22aと、外面22bとを有する。内面22aは、おおよそ平坦に形成され、筐体21の内部に向く。内面22aに、例えば板状の絶縁部材32が取り付けられる。外面22bは、内面22aの反対側に位置し、電池10の上面を形成する。
蓋体22は、二つの挿通孔33と、ガス排出弁と、注液口と、を有する。二つの挿通孔33は、X軸に沿う方向に並ぶ。このため、図1は、一つの挿通孔33を示す。
挿通孔33は、蓋体22の内面22aから外面22bに亘って設けられる孔である。前記ガス排出弁は、二つの挿通孔33の間に位置する。前記ガス排出弁は、筐体21の内部の圧力が閾値以上に上昇した場合に開放され、筐体21の内部のガスを外部に排出する。前記注液口は、筐体21の内部に非水電解液を注入するための孔である。
二つの端子23は、電池10の正極端子及び負極端子である。正極端子である端子23は、例えば、アルミニウムによって形成される。負極端子である端子23は、例えば、ニッケルによって形成される。
端子23は、リベット状に形成され、軸部35と、頭部36とを有する。軸部35は、挿通孔33に嵌め込まれる。軸部35の一方の端部は、蓋体22の内面22aから、筐体21の内部に突出する。言い換えると、蓋体22の内面22aに、端子23が位置する。軸部35の当該端部は、絶縁部材32を貫通し、筐体21の内部に突き出る。
頭部36は、軸部35の他方の端部に設けられる。頭部36は、軸部35の径方向に張り出す。頭部36は、蓋体22の外面22bに位置する。頭部36は、例えば、電池10を利用する機械のハーネスに電気的に接続され、又はバスバーによって他の電池の端子に電気的に接続される。
端子23と挿通孔33との間の隙間を、ガスケット38が塞ぐ。ガスケット38は、例えば合成樹脂によって、略円筒形に形成される。挿通孔33にガスケット38が嵌め込まれ、当該ガスケット38に端子23が嵌め込まれる。挿通孔33は、端子23とガスケット38とによって、液密に塞がれる。
図2は、電極群24を示す斜視図である。図2に示すように、電極群24は、複数の正極41と、複数の負極42と、複数のセパレータ43とを有する。正極41及び負極42は、例えば、帯状の集電体と、当該集電体の少なくとも一面に形成された活物質の層とを有する。前記集電体は、例えば、アルミニウム箔のような金属箔によって形成される。セパレータ43は、例えば、多孔質材料によって帯状に形成される。
正極41、負極42、及びセパレータ43は、シート状に形成される。正極41と負極42とは、セパレータ43を介して積層され、コイル状に巻回される。円筒形状に巻回された正極41、負極42、及びセパレータ43は、扁平にプレスされる。なお、正極41、負極42、及びセパレータ43は、巻回されずに積層されても良い。
帯状の正極41、負極42、及びセパレータ43の幅方向(Z軸に沿う方向)の一方の端部が、電極群24の上端24aを形成する。上端24aは、積層された正極41、負極42、及びセパレータ43によって、おおよそ平坦な楕円(長円)形状に形成される。
タブ25は、正極41及び負極42の、前記集電体の一部である。言い換えると、タブ25は、対応する正極41又は負極42に、電気的に接続される。タブ25は、帯状の前記集電体の幅方向(Z軸に沿う方向)の一方の端部から延びる、短冊状の部分である。正極41及び負極42のそれぞれの前記集電体に、複数のタブ25が設けられる。
正極41の複数のタブ25は、正極41、負極42、及びセパレータ43が巻回され、プレスされると、互いに重なるように配置される。同様に、負極42の複数のタブ25は、正極41、負極42、及びセパレータ43が巻回され、プレスされると、互いに重なるように配置される。
正極41のタブ25と負極42のタブ25とは、電極群24の上端24aから延びる。タブ25が延出する電極群24の上端24aは、電極群24の厚さ方向(Y軸に沿う方向)において、第1の領域A1と、第2の領域A2とに分けられる。
第1の領域A1及び第2の領域A2は、巻回された電極群24の半周分の部分である。言い換えると、第1の領域A1及び第2の領域A2は、楕円形状に形成された電極群24の上端24aの、長辺(Y軸に沿う方向における上端24aの中央を通り、X軸に沿う方向に延びる仮想線)を境界とする半分の部分である。
複数のタブ25は、電極群24の上端24aの、第1の領域A1から延出する。さらに、正極41の複数のタブ25と、負極42の複数のタブ25とは、電極群24の幅方向(X軸に沿う方向)に並ぶ。
図1に示すように、電極群24は、前記非水電解液とともに筐体21に収容される。前記非水電解液は、例えば、非水溶媒にリチウム塩のような電解質を溶解させることにより調製される。電極群24の上端24aは、蓋体22の内面22aに向く。すなわち、複数のタブ25は、蓋体22に向かって延びる。
二つのリード部26は、補助リード51と、リード52とを、それぞれ有する。補助リード51は、第1のリードの一例であり、例えば、保護リード、バンド、挟持部、接続部、導電部、又は端子とも称され得る。リード52は、第2のリードの一例であり、例えば、接続部、変位部、揺動部、又は導電部とも称され得る。
補助リード51は、例えば、タブ25と同じく、アルミニウム箔のような金属箔によって短冊状に形成される。なお、補助リード51とタブ25とが、異なる材料によって形成されても良い。補助リード51は、二つに折り曲げられ、又はU字状に形成される。
補助リード51は、第1の挟持部55と、第2の挟持部56とを有する。第1の挟持部55は、第1の部分の一例であり、例えば、片部、折曲部、又は部分とも称され得る。第1及び第2の挟持部55,56は、補助リード51が折り曲げられた部分によって区切られる略矩形(四角形)の部分である。すなわち、第1及び第2の挟持部55,56は、略多角形状に形成される。第1の挟持部55の一つの端部と、第2の挟持部56の一つの端部とは、上記折り曲げられた部分を介して結合される。
第1の挟持部55は、接触面55aを有する。接触面55aは、互いに積層されたタブ25の端部25aに、タブ25が積層される方向(タブ25の厚さ方向)から接触する。タブ25の端部25aは、積層部の一例である。言い換えると、第1の挟持部55は、補助リード51に対応する正極41または負極42のタブ25に重ねられる。
第2の挟持部56は、第1の部分55の接触面55aに対向する。第2の挟持部56は、接触面55aの反対側から、タブ25の端部25aに接触する。すなわち、積層されたタブ25の端部25aは、第1の挟持部55と第2の挟持部56との間に挟まれる。
タブ25の端部25aと、第1の挟持部55と、第2の挟持部56とは、例えば、超音波溶接によって互いに接合される。これにより、複数のタブ25は、対応する補助リード51に電気的に接続される。
リード52は、例えば、補助リード51と同じくアルミニウムによって短冊状に形成される。なお、リード52は、他の導電体によって形成されても良い。リード52は、補助リード51よりも厚いが、弾性変形することができる。なお、リード52の厚さは、補助リード51の厚さ以下であっても良い。リード52は、二つに折り曲げられ、又はU字状に形成される。
リード52は、第1の接続部61と、第2の接続部62と、折曲部63と、を有する。第1の接続部61は、第2の部分の一例であり、例えば、固定部、取付部、端部、又は部分とも称され得る。第2の接続部62は、第3の部分の一例であり、例えば、変位部、揺動部、移動部、回動部、端部、又は部分とも称され得る。
第1の接続部61は、絶縁部材32を介して、蓋体22の内面22aに重ねられる。絶縁部材32から突き出る端子23の軸部35は、第1の接続部61を貫通し、第1の接続部61に固定される。このため、端子23は、第1の接続部61に電気的に接続される。
第2の接続部62は、第1の接続部61に対向する。第2の接続部62は、第1の接続部61を貫通する端子23の軸部35の底面にも対向する。第2の接続部62は、第1の接続部61に対して略平行に配置される。なお、本明細書において平行とは、二つの構成要素又は面が延びる方向がおおよそ一致するという関係を規定し、厳密な平行(二つの線又は面がどこまで延長しても交わらないこと)を意味しない。
第2の接続部62は、接続面62aを有する。接続面62aは、第1の接続部61の反対側に向く。言い換えると、接続面62aは、電極群24の上端24aに向く。接続面62aは、蓋体22の内面22aと略平行である。
折曲部63は、リード52が折り曲げられた部分である。折曲部63は、例えば、第1の接続部61及び第2の接続部62と交差する方向(Z軸に沿う方向)に延び、又は円弧状に曲げられる。折曲部63は、第1の接続部61の一つの端部と、第2の接続部62の一つの端部とを結合する。このため、第2の接続部62は、折曲部63から片持ち梁状に延びる。
第1の接続部61と第2の接続部62との間に、隙間Gが形成される。言い換えると、第2の接続部62は、隙間Gを介して第1の接続部61に重ねられる。隙間Gの距離は、折曲部63のZ軸に沿う長さにおおよそ等しい。隙間Gは、補助リード51の第1の挟持部55と、リード52の第1の接続部61との間に位置する。
第2の接続部62の接続面62aは、補助リード51の、第2の挟持部56に固定される。第2の接続部62は、例えば、超音波溶接又はレーザ溶接により、第2の挟持部56に結合される。これにより、第2の接続部62の接続面62aは、補助リード51に電気的に接続される。
第1の接続部61、第2の接続部62、及び折曲部63についてさらに説明する。第1の接続部61と第2の接続部62は、折曲部63によって区切られる略矩形(四角形)の部分である。すなわち、第1の接続部61と、第2の接続部62とは、略多角形状に形成される。
略矩形(四角形)である第1の接続部61は、四つの辺部S1を有する。辺部S1は、第1の接続部61の縁と、当該縁に隣接する部分である。同様に、略矩形(四角形)である第2の接続部62も、四つの辺部S2を有する。第1の接続部61の一つの辺部S1が、折曲部63によって、第2の接続部62の一つの辺部S2に結合される。すなわち、第2の接続部62に結合される第1の接続部61の辺部S1の個数(一つ)は、第1の接続部61の辺部S1の個数(四つ)の半分以下である。そして、第2の接続部62に、補助リード51が固定される。
補助リード51が、リード52の第2の接続部62に結合されることで、補助リード51は、蓋体22の内面22aと略平行に延びる。第1の挟持部55の接触面55aは、蓋体22の内面22aと略平行に配置される。
さらに、補助リード51が、蓋体22の内面22aと略平行に配置されることで、複数のタブ25に、少なくとも一つの曲部25bが形成される。すなわち、複数のタブ25は、例えば、U字状又はS字状にそれぞれ曲げられる。
詳しく述べると、複数のタブ25は、電極群24の上端24aから上方に延びる。言い換えると、タブ25は、電極群24の上端24aから、Z軸に沿う方向、又はZ軸に対して傾いた方向に延びる。複数のタブ25は、曲部25bで曲げられる。曲げられたタブ25の端部25aは、互いに重ねられるとともに、Y軸に沿う方向(蓋体22の内面22aと略平行な方向)に延びる。
スペーサ27は、例えば、合成樹脂のような絶縁体によって形成される。スペーサ27は、筐体21に収容され、蓋体22の内面22aと、電極群24の上端24aとの間に配置される。スペーサ27は、蓋体22と電極群24との間の距離を一定に保つ。
スペーサ27は、例えば、互いに組み合わされる二つの部材によって、筒状に形成される。スペーサ27は、底板65と、収容部66と、第1の開口部67と、第2の開口部68とを有する。
底板65は、例えば、前記二つの部材のうち一方に設けられる。底板65は、電極群24に面するスペーサ27の端部に設けられる。底板65は、電極群24の上端24aの、第2の領域A2に面する。
収容部66は、前記二つの部材の間に形成されるスペースである。例えば、端子23の軸部35の一部と、複数のタブ25と、リード部26とが、収容部66の中に配置される。
第1の開口部67は、電極群24に面するスペーサ27の端部に形成される。第1の開口部67の一部は、底板65によって塞がれる。第1の開口部67は、電極群24の上端24aの、第1の領域A1に対向するように配置される。複数のタブ25は、第1の開口部67を通って上方に延びる。
第2の開口部68は、第1の開口部67が設けられる端部の反対側の端部に設けられる。第2の開口部68は、蓋体22の内面22aに面する。第2の開口部68に、例えば、絶縁部材32が嵌り込む。
図3は、電池10の変形例を示す断面図である。図3の電池10において、スペーサ27は、底板65の代わりに、第1の底板71と第2の底板72とを有する。第1及び第2の底板71,72は、電極群24に面するスペーサ27の端部に形成され、第1の開口部67を部分的に塞ぐ。
第1の底板71は、前記二つの部材の一方に設けられる。第1の底板71は、電極群24の上端24aの、第1の領域A1に面する。第2の底板72は、前記二つの部材の他方に設けられる。第2の底板72は、電極群24の上端24aの、第2の領域A2に面する。第1の底板71は、第2の底板72よりも、電極群24の上端24aから離れる。すなわち、電極群24の上端24aと第1の底板71との間に、隙間が形成される。
複数のタブ25は、電極群24の上端24aと、第1の底板71との間の前記隙間を通る。複数のタブ25は、一つの曲部25bを有する。すなわち、複数のタブ25は、U字状にそれぞれ曲げられる。
詳しく述べると、複数のタブ25は、電極群24の上端24aから、第1の底板71におおよそ沿って延びる。言い換えると、複数のタブ25は、電極群24の上端24aから、Z軸に対して傾く方向又はY軸に沿う方向に延びる。複数のタブ25は、曲部25bで曲げられる。曲げられたタブ25の端部25aは、互いに重ねられるとともに、Y軸に沿う方向(蓋体22の内面22aと略平行な方向)に延びる。
図1及び図3に示すように、電極群24の厚さ(Y軸に沿う寸法)がT、電極群24の上端24aから、タブ25に接触する第1の挟持部55の接触面55aまでの、Z軸に沿う方向の距離がAと規定される。すなわち、距離Aは、蓋体22の内面22aから電極群24の上端24aに向かう方向における、電極群24の上端24aから第1の挟持部55の接触面55aまでの距離である。
少なくとも一つのタブ25の長さLと、電極群24の厚さTと、距離Aとの関係は、(T/2)+A≦L≦(A+2T)で表される。なお、この関係式で表されるタブ25は、図1及び図3に示すように配置されたタブ25に限らない。すなわち、タブ25の形状(例えば、延びる方向や曲部25bの個数)は、例えば、図1及び図3とは異なっても良い。
上述の電池10が、例えば振動又は衝撃を受けることがある。この場合、リード52の第2の接続部62は、折曲部63を起点として、第1の接続部61に対し弾性的に変位(揺動)する。すなわち、折曲部63から片持ち梁状に延びる第2の接続部62は、前記振動又は衝撃によって弾性変形する。
第2の接続部62が弾性的に変位することで、第2の接続部62及び補助リード51に接続された複数のタブ25にかかる力が緩和される。言い換えると、第2の接続部62は、タブ25に振動又は衝撃を緩和するダンパーとして機能する。
図4は、図1及び図3に示される電池10を含む、複数種類の電池10について試験を行った結果を示す表である。図4に示すように、電池10の十個の実施例(実施例1乃至実施例10)について、振動試験、入出力試験、及び定格容量試験を行なった。
図4において、「接続割合」は、第1の接続部61の辺部S1の個数のうち、第2の接続部62の辺部S2に結合された辺部S1の個数の割合を示す。すなわち、略矩形(四角形)の第1の接続部61の四つの辺部S1のうち、一つの辺部S1が第2の接続部62に結合される場合、「接続割合」は25%(四分の一)となる。第1の接続部61の四つの辺部S1のうち、三つの辺部S1が第2の接続部62に結合される場合、「接続割合」は75%(四分の三)となる。
第1の接続部61の三つの辺部S1が第2の接続部62に結合される場合、例えば、一つの辺部S1が、折曲部63によって第2の接続部62に結合される。そして、当該辺部S1に連続する二つの辺部S1が、超音波溶接又はレーザ溶接によって第2の接続部62に結合される。
「タブの長さL」は、該当する実施例における、少なくとも一つのタブ25の長さである。なお、複数のタブ25の形状(例えば、延びる方向や曲部25bの個数)は、タブ25の長さLによって異なる。
「振動試験」は、該当する実施例の電池10に振動を加えた場合に、複数のタブ25が損傷した割合を概略的に示す。「◎」は、損傷したタブ25が無かったか、少なかったことを示す。「○」は、損傷したタブ25が比較的少なかったことを示す。「×」は、損傷したタブ25が多かったことを示す。
「入出力試験」は、実施例3の電池10の出力を100%とした場合の、該当する実施例の電池10の出力を示す。例えば、該当する実施例の電池10の出力が、実施例3の電池10の出力よりも2割大きい場合、120%と示される。
「定格容量」は、実施例3の電池10の定格容量を100%とした場合の、該当する実施例の電池10の定格容量を示す。例えば、該当する実施例の電池10の定格容量が、実施例3の電池10の定格容量よりも2割少ない場合、80%と示される。
図4に示すように、実施例1乃至実施例3の電池10は、実施例4及び実施例5の電池10よりも、出力及び定格容量が大きい。さらに、実施例6乃至実施例10の電池10は、他の実施例の電池10よりも、出力が大きい。しかし、「接続割合」が75%である実施例9及び実施例10の電池10は、「振動試験」においてタブ25の損傷が多い。
以下、図5乃至図7を参考に、電池10の製造方法の一部について例示する。なお、電池10の製造方法は以下の方法に限らず、他の方法を用いても良い。図5は、補助リード51とリード52とが接続される前の電池10を部分的に示す断面図である。図6は、補助リード51とリード52とが接続された電池10を部分的に示す断面図である。図7は、電極群24、タブ25、及びリード部26を部分的に示す側面図である。
まず、蓋体22に、端子23、絶縁部材32、ガスケット38が取り付けられる。そして、絶縁部材32を貫通する端子23の軸部35に、略L字型のリード52の、第1の接続部61が結合される。すなわち、第2の接続部62は、第1の接続部61に対して直交する方向に延びる。
次に、電極群24から延びる複数のタブ25の端部25aが、補助リード51に取り付けられる。補助リード51の第1の挟持部55と第2の挟持部56とが、タブ25の端部25aを挟む。そして、補助リード51が、例えば、超音波溶接によって複数のタブ25の端部25aに結合される。
次に、図5に示すように、リード52の第2の接続部62が、補助リード51の第2の挟持部56に取り付けられる。第2の接続部62は、例えば、超音波溶接によって、補助リード51に結合される。
図7に二点鎖線で示すように、タブ25と補助リード51は、タブ25と補助リード51とが重なる第1の接合箇所P1で接合される。一方、補助リード51とリード52とは、補助リード51とリード52とが重なり、且つ、第1の接合部分P1から外れた第2の接合部分P2で接合される。
次に、図6に示すように、リード52の第2の接続部62が、折曲部63で曲げられる。すなわち、第1の接続部61に対して直交する方向に延びる第2の接続部62が、第1の接続部61に対して略平行にされる。なお、第2の接続部62が、例えばレーザ溶接によって第2の挟持部56に接合される場合、予め第2の接続部62が第1の接続部61に対して略平行に配置されても良い。
次に、複数のタブ25に例えば丸棒が当てられ、蓋体22の内面22aが、電極群24の上端24aと略平行にされる。これにより、複数のタブ25に曲部25bが形成される。
次に、タブ25及びリード部26を挟むように、スペーサ27の前記二つの部材が組み合わされる。これにより、スペーサ27の収容部66に、タブ25及びリード部26が収容される。
次に、電極群24、タブ25、リード部26、スペーサ27が、開口31から筐体21に挿入される。蓋体22が、開口31を塞ぎ、筐体21に溶接される。前記注液口から、筐体21の内部に前記非水電解液が注入されることで、電池10が形成される。
第1の実施の形態に係る電池10において、タブ25に接触する第1の挟持部55の接触面55aが、蓋体22の内面22aに対して略平行である。このため、タブ25の積層方向と蓋体22の厚さ方向とが略同一(Z軸に沿う方向)となり、当該方向における電池10の寸法を小型化できる。例えば、電池10は、第1の挟持部55の接触面55aが、蓋体22の内面22aに対して直交する方向に延びるような他の電池よりも、小型化できる。電極群24を小さくせずに電池10を小型化できるため、電池10のエネルギー密度が向上する。
蓋体22の厚さ方向において電池10が小型化されることで、リード25の長さLを短くすることができる。リード25の長さLが短くされると、リード25における電気抵抗が小さくなる。これにより、電池10の入出力特性が向上する。
さらに、例えば電池10に振動や衝撃が加わった際、タブ25に接続された補助リード51及びリード52の第2の接続部62が、第1の接続部61に対して弾性的に変位できる。このため、タブ25に加わる振動や衝撃が緩和され、タブ25が損傷することが抑制される。言い換えると、第2の接続部62が弾性変形することにより、タブ25に応力集中が生じることが抑制される。
第1の接続部61が略矩形(四角形)に形成される。第1の接続部61の四つの辺部S1のうち一つの辺部S1が、補助リード51が結合される第2の接続部62に結合される。これにより、第2の接続部62が、第1の接続部61に対して容易に弾性的に変位でき、タブ25が損傷することが抑制される。
補助リード51と、リード52の第1の接続部61との間に、隙間Gが形成される。このため、補助リード51が結合された第2の接続部62が、第1の接続部61に対して近づく方向及び離れる方向に弾性的に変位できる。これにより、タブ25に加わる振動や衝撃がさらに緩和され、タブ25が損傷することが抑制される。
補助リード51に接続されるリード52の接続面62aが、蓋体22の内面22aに対して略平行に配置される。このため、タブ25の積層方向と蓋体22の厚さ方向とが略同一(Z軸に沿う方向)となり、電池10の寸法を小型化できる。
リード52が第1の接続部61に対して弾性的に変位可能な第2の接続部62を有し、当該第2の接続部62は隙間Gを介して第1の接続部61に面する。これにより、第2の接続部62が第1の接続部61に対して近づく方向にも遠ざかる方向にも弾性的に変位でき、タブ25が損傷することが抑制される。
タブ25の長さLと、電極群24の厚さTと、距離Aとの関係が、(T/2)+A≦L≦(A+2T)である。これにより、図4に示すように、電池10の入出力特性が大きくなる。
以下に、第2の実施の形態について、図8及び図9を参照して説明する。なお、以下の複数の実施形態の説明において、既に説明された構成要素と同様の機能を持つ構成要素は、当該既述の構成要素と同じ符号が付され、さらに説明が省略される場合がある。また、同じ符号が付された複数の構成要素は、全ての機能及び性質が共通するとは限らず、各実施形態に応じた異なる機能及び性質を有していても良い。
図8は、第2の実施の形態に係る電池10を部分的に示す断面図である。図9は、第2の実施形態の電極群24、タブ25、及びリード部26を部分的に示す側面図である。図8に示すように、第2の実施形態の電池10は、中間リード81をさらに有する。
中間リード81は、例えば、アルミニウムによって略矩形(四角形)の板状に形成される。なお、中間リード81は、他の導電性の材料によって形成されても良い。補助リード51は、例えば、超音波溶接によって、複数のタブ25とともに中間リード81に接合される。中間リード81の第2の挟持部56が、中間リード81に固定される。
中間リード81は、例えば、超音波溶接又はレーザ溶接によって、リード52の第2の接合部62に接合される。言い換えると、第2の接合部62は、中間リード81を介して、補助リード51に取り付けられる。
図9に示すように、タブ25と、補助リード51と、中間リード81とは、タブ25、補助リード51、及び中間リード81が重なる第3の接合部分P3において互いに接合される。一方、中間リード81とリード52の第2の接続部62とは、中間リード81及び第2の接続部62が重なり、且つ、第3の接合部分P3から外れた第4の接合部分P4において、互いに接合される。
以下に、第3の実施の形態について、図10及び図11を参照して説明する。図10は、第3の実施の形態に係る電池10を部分的に示す断面図である。図11は、第3の実施形態の電極群24、タブ25、及びリード部26を部分的に示す側面図である。
図10及び図11に示すように、第3の実施形態の補助リード51の、第1の挟持部55は、第2の挟持部56よりも小さい。第1の挟持部55は、第1の挟持部55より大きい第2の挟持部56の一つの縁から延びる短冊状の部分である。第1の挟持部55は、第2の挟持部56に対し折り重なる。第1の挟持部55と第2の挟持部56との間に、複数のタブ25の端部25aが挟まれる。
略矩形(四角形)の第2の挟持部56は、四つの辺部S3を有する。第2の挟持部56の二つの辺部S3は、第1の挟持部55に重なる。一方、第2の挟持部56の他の二つの辺部S3は、第1の挟持部55に重ならない。
第3の実施形態のリード52は、第1の接続部61、第2の接続部62、及び折曲部63の代わりに、固定部85を有する。固定部85は、第2の部分の一例である。固定部85は、略矩形の板状に形成される。言い換えると、固定部85は、四つの辺部S4を有する略多角形状に形成される。
固定部85は、絶縁部材32を介して、蓋体22の内面22aに重ねられる。端子23の軸部35は、固定部85を貫通し、固定部85に固定される。これにより、固定部85は、端子23に電気的に接続される。
補助リード51の第2の挟持部56の連続する二つの辺部S3は、リード52の固定部85の、連続する二つの辺部S4に結合する。第2の挟持部56の二つの辺部S3は、例えば、超音波溶接又はレーザ溶接によって、固定部85の二つの辺部S4に接合される。すなわち、固定部85の二つの辺部S4に結合される第2の挟持部56の辺部S3の個数(二つ)は、第2の挟持部56の辺部S3の個数(四つ)の半分以下である。
図11に示すように、タブ25と、補助リード51の第1及び第2の挟持部55,56とは、タブ25、第1の挟持部55、及び第2の挟持部56が重なる第5の接合部分P5において互いに接合される。一方、補助リード51の第2の挟持部56とリード52の固定部85とは、第2の挟持部56及び固定部85が重なり、且つ、第1の挟持部55に覆われない第6の接合部分P6において、互いに接合される。
第3の実施形態の電池10によれば、固定部85の二つの辺部S4に結合される第2の挟持部56の辺部S3の個数(二つ)は、第2の挟持部56の辺部S3の個数(四つ)の半分以下である。このため、補助リード51は、固定部85に対して容易に弾性的に変位できる。したがって、振動又は衝撃のような外力により、タブ25が損傷することが抑制される。
上記複数の実施形態に係る電池は、単独あるいは複数のリチウムイオン二次電池を有した組電池の形態で、例えば、携帯電話や、パーソナルコンピュータ、携帯音楽プレーヤー等の比較的小型の装置等の電源として使用される他、電動自転車や、ハイブリッド電気自動車、電気自動車等の比較的大型の装置等の電源としても使用され得る。また、組電池は、例えば、自動車や自転車(移動体)等の電源等、移動型の電源としても使用される他、例えば、POS(point of sales)システム用の電源等、定置型の電源としても使用される。また、種々の装置等には、複数の組電池を、直列あるいは並列に接続したセットとして搭載することができる。
リチウムイオン二次電池は、非水電解質二次電池の一種であり、電解質中のリチウムイオンが電気伝導を担う。正極材料としては、例えば、リチウムマンガン複合酸化物、リチウムニッケル複合酸化物、リチウムコバルト複合酸化物、リチウムニッケルコバルト複合酸化物、リチウムマンガンコバルト複合酸化物、スピネル型リチウムマンガンニッケル複合酸化物、オリビン構造を有するリチウムリン酸化物等が用いられ、負極材料としては、例えば、チタン酸リチウム(LTO)等の酸化物系材料や、炭素質材料、シリコン系材料等が用いられる。また、電解質(一例としては電解液)としては、例えば、フッ素系錯塩(例えばLiBF4、LiPF6)等のリチウム塩が配合された、例えば、炭酸エチレンや炭酸プロピレン、炭酸ジエチル、炭酸エチルメチル、炭酸ジメチル等の有機溶媒等が単独であるいは複数混合されて用いられる。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、タブに接続される第1の部分の接触面が、蓋体の内面に対して略平行であるとともに、前記第1の部分が端子に接続される第2の部分に対して弾性的に変位可能である。これにより、タブが損傷することが抑制される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態において、補助リード51及びリード52は、略矩形(四角形)に形成される。しかし、第1の部分及び第2の部分は、略六角形のような他の形状に形成されても良い。この場合、第1の部分及び第2の部分の辺部の個数は、六つになる。
10…電池、21…筐体、22…蓋体、22a…内面、23…端子、24…電極群、24a…上端、25…タブ、25a…端部、26…リード部、31…開口、51…補助リード、52…リード、55…第1の挟持部、55a…接触面、61…第1の接続部、62…第2の接続部、62a…接続面、85…固定部、G…隙間、S1〜S4…辺部。

Claims (6)

  1. 開口を有する筐体と、
    前記開口を塞いで前記筐体に取り付けられ、前記筐体の内部に向く内面を有する蓋体と、
    前記蓋体の前記内面にある端子と、
    前記筐体に収容された複数の電極と、
    前記複数の電極に電気的に接続されるとともに前記複数の電極から延び、互いに積層される積層部を有する、複数のタブと、
    前記積層部が積層される方向から前記積層部に接触する接触面を含み、前記複数のタブに電気的に接続される、第1の部分と、前記端子に電気的に接続される第2の部分と、を有し、前記接触面が前記蓋体の前記内面に対して略平行であるとともに、前記第1の部分が前記第2の部分に対して弾性的に変位可能な、リード部と、
    を具備する電池。
  2. 前記第1及び第2の部分の少なくとも一方は、複数の辺部を有する略多角形状に形成され、前記複数の辺部のうち連続する少なくとも一つの前記辺部において、前記第1の部分と前記第2の部分とが互いに結合され、前記第1の部分と前記第2の部分とが互いに結合される前記少なくとも一つの辺部の個数は、前記複数の辺部の個数の半分以下である、
    請求項1の電池。
  3. 前記第1の部分と前記第2の部分との間に隙間が形成される、請求項1の電池。
  4. 前記リード部は、前記第1の部分を有する第1のリードと、前記第1のリードに電気的に接続された接続面及び前記第2の部分を有する第2のリードと、を有し、
    前記接続面が、前記蓋体の前記内面と略平行である、請求項1の電池。
  5. 前記第2のリードは、前記接続面を含み、隙間を介して前記第2の部分に面するとともに前記第2の部分に対して弾性的に変位可能な、第3の部分を有する、請求項4の電池。
  6. 前記電極の厚さTと、前記蓋体の前記内面に向く前記電極の上端から前記タブ及び前記第1の部分の接続面までの距離Aと、前記電極の前記上端から延びる少なくとも一つの前記タブの長さLと、の関係が、
    (T/2)+A≦L≦(A+2T)
    である、請求項1の電池。
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