JP2015127594A - ボイラ給水システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ボイラ1に給水するためのボイラ給水システム10であって、ボイラに供給するボイラ給水を貯留可能な給水タンク12と、給水タンクに貯留されているボイラ給水をボイラに供給するためのボイラ給水路30と、排熱源2から排出される冷却水を熱源としてボイラ給水を加温するためのヒートポンプ14と、排熱源から排出される冷却水と、ヒートポンプで加温される前のボイラ給水とを熱交換するための熱交換器16とを含む。
【選択図】図1
Description
ボイラに給水するためのボイラ給水システムであって、
前記ボイラに供給するボイラ給水を貯留可能な給水タンクと、
前記給水タンクに貯留されている前記ボイラ給水を前記ボイラに供給するためのボイラ給水路と、
排熱源から排出される冷却水を熱源として前記ボイラ給水を加温するためのヒートポンプと、
前記排熱源から排出される前記冷却水と、前記ヒートポンプで加温される前のボイラ給水とを熱交換するための熱交換器と、を含む。
したがって、例えば、ボイラ給水温測定手段で測定されるボイラ給水の水温が低い場合は分水する冷却水の流量を増やし、反対に、ボイラ給水温測定手段で測定されるボイラ給水の水温が高い場合は分水する冷却水の流量を減らすことが出来る。また、冷却水の水温とボイラ給水の水温との温度差(冷却水の水温>ボイラ給水の水温)が小さい場合は、分水する冷却水の流量を増やし、反対に、冷却水の水温とボイラ給水の水温との温度差(冷却水の水温>ボイラ給水の水温)が大きい場合は、分水する冷却水の流量を減らすことが出来る。このように、本実施形態によれば、ボイラ給水を所定の温度に加温するために必要な分だけの冷却水を分水することが可能となる。
ただし、本発明の範囲は以下の実施形態に限定されるものではない。以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、本発明の範囲をそれにのみ限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
本実施形態のボイラ給水システム10Aは、ボイラ1に給水するためのシステムであり、図1に示すように、給水タンク12と、ボイラ給水路30と、ヒートポンプ14と、熱交換器16と、を少なくとも含むように構成される。
このような場合、分水流量演算部20Eは、分水手段29によって分水される冷却水の流量が多くなるように演算する。分水手段制御部20Cは、この演算結果に基づいて分水手段29を制御し、分水手段29によって分水する冷却水の流量を調節する。
このような場合、分水流量演算部20Eは、分水手段29によって分水される冷却水の流量が少なくなるように演算する。分水手段制御部20Cは、この演算結果に基づいて分水手段29を制御し、分水手段29によって分水する冷却水の流量を調節する。
このような場合、分水流量演算部20Eは、分水手段29によって分水される冷却水の流量が多くなるように演算する。分水手段制御部20Cは、この演算結果に基づいて分水手段29を制御し、分水手段29によって分水する冷却水の流量を調節する。
このような場合、分水流量演算部20Eは、分水手段29によって分水される冷却水の流量が少なくなるように演算する。分水手段制御部20Cは、この演算結果に基づいて分水手段29を制御し、分水手段29によって分水する冷却水の流量を調節する。
2 排熱源
3 蒸気管路
4 冷却塔
5 抽気管路
6 脱気器
10A〜10C ボイラ給水システム
12 給水タンク
14 ヒートポンプ
16 熱交換器
18 第2熱交換器
20 制御装置
20A 第1切替手段制御部
20B 第2切替手段制御部
20C 分水手段制御部
20D 水温比較部
20E 分水流量演算部
21 冷却水循環ポンプ
22 第1切替手段
23 第1給水ポンプ
24 第2切替手段
25 第2給水ポンプ
26 ボイラ給水温測定手段
27 循環ポンプ
28 冷却水温測定手段
29 軸流ポンプ(分水手段)
30 ボイラ給水路
30a 第1バイパス路
30b 第2バイパス路
32 冷却水循環流路
34、34A 冷却水分水路
34B 第1冷却水路
34C 第2冷却水路
36 循環流路
Claims (10)
- ボイラに給水するためのボイラ給水システムであって、
前記ボイラに供給するボイラ給水を貯留可能な給水タンクと、
前記給水タンクに貯留されている前記ボイラ給水を前記ボイラに供給するためのボイラ給水路と、
排熱源から排出される冷却水を熱源として前記ボイラ給水を加温するためのヒートポンプと、
前記排熱源から排出される前記冷却水と、前記ヒートポンプで加温される前のボイラ給水とを熱交換するための熱交換器と、を含む
ボイラ給水システム。 - 前記給水タンクに貯留されている前記ボイラ給水は、前記排熱源から排出される前記冷却水よりも年間を通しての水温の変動幅が大きい
請求項1に記載のボイラ給水システム。 - 前記排熱源から排出される前記冷却水を分水する分水手段と、
前記分水手段によって分水される前記冷却水を前記熱交換器に供給するための第1冷却水路と、をさらに含み、
前記分水手段は、分水する前記冷却水の流量を調節可能に構成される
請求項1に記載のボイラ給水システム。 - 前記分水手段によって分水される前記冷却水の熱エネルギーを前記ヒートポンプに供給するための第2冷却水路をさらに含む
請求項3に記載のボイラ給水システム。 - 前記第2冷却水路は、前記分水手段によって分水される前記冷却水を前記ヒートポンプに供給することで、該冷却水の熱エネルギーを前記ヒートポンプに供給するように構成される
請求項4に記載のボイラ給水システム。 - 第2熱交換器と、
前記第2熱交換器と前記ヒートポンプとの間を熱媒体が循環して流れるように構成される循環流路と、をさらに含み、
前記第2冷却水路は、前記分水手段によって分水される前記冷却水を前記第2熱交換器に供給するように構成され、
前記ヒートポンプは、前記第2熱交換器において前記冷却水と熱交換される前記熱媒体を介して、前記冷却水を熱源として前記ボイラ給水を加温するように構成される
請求項4に記載のボイラ給水システム。 - 前記ボイラ給水路は、前記給水タンクから前記ボイラに供給される前記ボイラ給水が前記熱交換器をバイパス可能に構成され、
前記ボイラ給水が前記熱交換器をバイパスするか否かを切り替え可能な第1切替手段をさらに含む
請求項4に記載のボイラ給水システム。 - 前記ボイラ給水路は、前記給水タンクから前記ボイラに供給される前記ボイラ給水が前記ヒートポンプをバイパス可能に構成され、
前記ボイラ給水が前記ヒートポンプをバイパスするか否かを切り替え可能な第2切替手段をさらに含む
請求項7に記載のボイラ給水システム。 - 前記排熱源から排出される前記冷却水の水温を測定可能な冷却水温測定手段と、
前記給水タンクに貯留される前記ボイラ給水、又は前記熱交換器よりも上流側の前記ボイラ給水路を流れる前記ボイラ給水、の水温を測定可能なボイラ給水温測定手段と、
少なくとも前記第1切替手段における切り替えを制御可能な制御装置と、をさらに含み、
前記制御装置は、前記冷却水温測定手段で測定される前記冷却水の水温が、前記ボイラ給水温測定手段で測定される前記ボイラ給水の水温よりも低い時には、前記給水タンクから前記ボイラに供給される前記ボイラ給水が前記熱交換器をバイパスするように、前記第1切替手段を切り替えるように構成される
請求項7に記載のボイラ給水システム。 - 前記制御装置は、
前記分水手段の作動を制御することで、前記分水手段によって分水される前記冷却水の流量を調節可能に構成されるとともに、
前記ボイラ給水温測定手段で測定される前記ボイラ給水の水温、及び前記冷却水温測定手段で測定される前記冷却水の水温と前記ボイラ給水温測定手段で測定される前記ボイラ給水の水温との温度差、の少なくともいずれか一方に応じて、前記分水手段によって分水される前記冷却水の流量を調節するように構成される
請求項9に記載のボイラ給水システム。
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JP2013272536A JP6109065B2 (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | ボイラ給水システム |
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