JP2015126828A - 商品管理システム、商品管理方法及び商品管理用プログラム - Google Patents

商品管理システム、商品管理方法及び商品管理用プログラム Download PDF

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Shigeo Tabata
茂雄 田畑
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Abstract

【課題】温度管理が必要な商品等であっても、その在庫切れ等による販売機会の喪失を防止できると共に、当該商品等についての適切な温度管理をも行うことが可能な商品管理システムを提供する。
【解決手段】商品OBの重量を検出する重量センサ10と、検出された重量と、商品OBに対応する閾値と、を比較して、商品OBが不足しているか否かを判定する判定部21と、商品OBの不足が判定されたとき、当該不足である旨を告知するディスプレイ5と、検出された重量に基づいて、商品OBの周囲温度を制御する温度制御部22と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、商品管理システム、商品管理方法及び商品管理用プログラムの技術分野に属する。より詳細には、商品の在庫状況等を管理する商品管理システム及び商品管理方法、並びに当該商品管理システム用のプログラムの技術分野に属する。
従来、例えば宝飾品等の商品の盗難防止を目的として、その商品が陳列台上に実際に存在するか否かをその重量を検出することにより判定し、所定時間内にその存在が確認できない場合、それを盗難とみなし、例えば警報装置等を鳴動させる技術が開発されている。この従来技術を開示する文献として、例えば下記特許文献が挙げられる。しかしながら下記特許文献1には、商品の重量を検出することを盗難防止以外に用いることについては、何ら開示も示唆もされていない。
特開平10−304954号公報
一方、いわゆるコンビニエンスストア等において、陳列台上の商品の在庫が切れてしまうと、その商品の販売機会を喪失してしまうことになる。他方、最近のコンビニエンスストア等における売れ筋商品であるいわゆるホットスナック等は、一度在庫が切れた後に再度補充するためには、改めてその商品を加熱又は揚げる等の手間が必要であり、ある程度の時間を要することになる。そしてこの場合には上記販売機会を更に喪失することになることから、補充のためにある程度の時間を要する上述のような商品の在庫切れを有効に防止する方法が望まれる。
そこで本発明は、上記の要請に鑑みて為されたもので、その課題は、温度管理が必要な商品等であっても、その在庫切れ等による販売機会の喪失を防止できると共に、当該商品等についての適切な温度管理をも行うことが可能な商品管理システム及び商品管理方法、並びに当該商品管理システム用のプログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、商品の重量を検出する重量センサ等の検出手段と、前記検出された重量と、前記商品に対応する重量閾値と、を比較して、前記商品が不足しているか否かを判定する判定部等の判定手段と、前記商品の不足が判定されたとき、当該不足である旨を告知するディスプレイ等の告知手段と、前記検出された重量に基づいて、前記商品の周囲温度を制御する温度制御部等の制御手段と、を備える。
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、商品の重量を検出する重量センサ等の検出手段を備える商品管理システムにおいて実行される商品管理方法であって、前記検出された重量と、前記商品に対応する重量閾値と、を比較して、前記商品が不足しているか否かを判定する判定工程と、前記商品の不足が判定されたとき、当該不足である旨を告知する告知工程と、前記検出された重量に基づいて、前記商品の周囲温度を制御する制御工程と、を含む。
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、商品の重量を検出する重量センサ等の検出手段を備える商品管理システムに含まれるコンピュータを、前記検出された重量と、前記商品に対応する重量閾値と、を比較して、前記商品が不足しているか否かを判定する判定手段、前記商品の不足が判定されたとき、ディスプレイ等の告知手段を用いて当該不足である旨を告知する告知制御手段、及び、前記検出された重量に基づいて、前記商品の周囲温度を制御する制御手段、として機能させる。
請求項1、請求項8又は請求項9のいずれか一項に記載の発明によれば、商品の重量と、その商品に対応する重量閾値と、を比較して商品が不足しているか否かを判定し、商品の不足が判定されたときその旨告知する。また、検出された重量に基づいて商品の周囲温度を制御する。よって、商品の不足による販売機会の喪失を有効に防止できると共に、商品についての適切な温度管理を行うことができる。
上記の課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の商品管理システムにおいて、前記検出手段は、複数の前記商品ごとに前記重量をそれぞれ検出し、前記判定手段は、前記商品ごとに検出された前記重量と、各前記商品にそれぞれ対応する各前記重量閾値と、をそれぞれ比較して、各前記商品が不足しているか否かをそれぞれ判定し、前記告知手段は、いずれかの前記商品の不足が判定されたとき、当該商品ごとに当該不足している旨を告知するように構成される。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、複数の商品ごとにその重量をそれぞれ検出し、当該商品ごとにそれが不足しているか否かをそれぞれ判定し、当該商品ごとに当該不足している旨を告知するので、商品ごとにそれぞれの不足の有無を管理することができる。
上記の課題を解決するために、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の商品管理システムにおいて、前記制御手段は、前記検出された重量に基づいて、前記周囲温度が前記商品について予め設定されている温度範囲内となるように当該周囲温度を制御するように構成される。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、商品の周囲温度が既定の温度範囲内となるように、商品の重量に基づいて当該周囲温度を制御するので、その商品の品質を維持することができる。
上記の課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の商品管理システムにおいて、前記制御手段は、前記検出された重量に基づいて、前記周囲温度が前記商品について予め設定されている一定温度となるように当該周囲温度を制御するように構成される。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、商品の重量に基づいて、商品の周囲温度が既定の一定温度となるように当該周囲温度を制御するので、その商品の品質をより良好に維持することができる。
上記の課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の商品管理システムにおいて、前記重量閾値が変更可能とされている。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、検出された商品の重量と比較される重量閾値が変更可能であるので、商品が置かれている環境等に応じて、柔軟に商品を管理することができる。
上記の課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の商品管理システムにおいて、前記告知手段は、前記不足である旨を音により告知するスピーカ等の音出力手段であるように構成される。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、商品の不足を音により告知するので、例えば商品の傍にその商品の管理者が不在の場合でも、その管理者に商品の不足を認識させることができる。
上記の課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の商品管理システムにおいて、前記告知手段は、前記商品ごとに前記不足である旨を表示するディスプレイ等の表示手段であるように構成される。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、商品ごとにそれが不足である旨が表示されるので、一目で商品の不足を認識することができる。
本発明によれば、商品の重量と、その商品に対応する重量閾値と、を比較して商品が不足しているか否かを判定し、商品の不足が判定されたときその旨告知する。また、検出された重量に基づいて商品の周囲温度を制御する。
従って、例えば陳列中の商品の不足による販売機会の喪失を有効に防止できると共に、商品についての適切な温度管理を行うことができる。
実施形態に係る商品管理システムの概要構成を示すブロック図である。 実施形態に係る商品管理システムにおける閾値テーブルの内容を例示する図である。 実施形態に係る商品管理処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る商品管理処理における表示例を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態について、図1乃至図4を用いて説明する。なお以下に説明する実施形態は、例えばコンビニエンスストア等の店舗において販売される商品等の在庫管理を行う商品管理システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。また、図1は実施形態に係る商品管理システムの概要構成を示すブロック図であり、図2は当該商品管理システムにおける重量閾値テーブルの内容を例示する図であり、図3は実施形態に係る商品管理処理を示すフローチャートであり、図4は当該商品管理処理における表示例を示す図である。
ここで、実施形態に係る商品管理システムによって在庫管理が行われる商品等としては、例えば、その店舗の料金支払カウンタ(いわゆる「レジ」)の脇等に設置してあるスナック販売機を用いて販売されている唐揚げやフランクフルトソーセージ等の軽食や、チルド化されて陳列/販売されている弁当等が該当する。これらはいずれも、所定の周囲温度の環境下で陳列/販売されるべき商品である。より具体的には、スナック販売機を用いて販売される軽食は所定の温かさの環境下で保温されつつ販売されるべき商品であり、チルド化された弁当等は所定の周囲温度以下の環境下で陳列/販売されるべき商品である。
図1に示すように、実施形態に係る商品管理システムSは、上記例示の如き商品が所定の周囲温度の環境下で陳列/販売されるショーケースSCと、例えばパーソナルコンピュータ等により構成される処理装置PCと、により構成されている。
このときショーケースSCは、電熱ヒータ等からなる温度設定部11と、温度センサ12と、を備えている。そしてショーケースSCでは、一又は複数のトレイT、トレイT、トレイT、…、トレイT(nは自然数)上に、それぞれ異なる商品OB、商品OB、商品OB、…、商品OBが、取り出し可能に載せられて陳列/販売されている。なおこれら商品OB等は、相互に異なる種類の商品であるだけでなく、複数が同一種類の商品であってもよい。このようなショーケースSCでは、温度センサ12により検出された当該ショーケースSCの内部温度に基づき、当該内部温度が、商品OB等を保温するのに適した周囲温度となるように、上記処理装置PCにより制御される上記温度設定部11により制御される構成とされている。なお以下の説明では、トレイT、トレイT、トレイT、…、トレイTについて共通する事項を説明する場合、単に「トレイT」と称する。また同様に、商品OB、商品OB、商品OB、…、商品OBについて共通する事項を説明する場合、単に「商品OB」と称する。
一方、ショーケースSC内の各トレイTの例えば下面には、それぞれ、当該トレイTに載せられている商品OBの総重量を検出する重量センサ10、重量センサ10、重量センサ10、…、重量センサ10が備えられている。なお以下の説明では、重量センサ10、重量センサ10、重量センサ10、…、重量センサ10について共通する事項を説明する場合、単に「重量センサ10」と称する。また、この重量センサ10が本発明に係る「検出手段」の一例に相当する。そして重量センサ10は、それが備えられているトレイTに載せられている商品OBの総重量を示す重量検出信号を、例えば常時又は既定の期間ごとに処理装置PCに出力する。
ここで実施形態に係る商品OBは、それぞれ、一個当たりの重量が予め設定された重量範囲内となるように予めカット等された上で、各店舗に配送されるものである。例えば唐揚げであれば一個当たり80グラム等と決められて配送されるものであり、またフランクフルトソーセージであれば一本当たり100グラム等と決められて配送されるものである。従って、各トレイTに載せられる商品及びその商品の一個当たりの重量が予め判っていれば、重量センサ10でそのトレイT上の商品OBの総重量を検出することで、その時点でそのトレイTに載っている商品OBの残量(何個残っているか)が、処理装置PCで認識可能となる。
次に、上記処理装置PCは、インターフェース1と、CPU、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等からなる処理部2と、揮発性領域及び不揮発性領域を含むメモリ3と、キーボード及びマウス等からなる操作部4と、液晶ディスプレイ等からなるディスプレイ5と、音声ブザー等を含むスピーカ6と、により構成されている。また処理部2は、検出部20と、判定部21と、温度制御部22と、により構成されている。このとき検出部20、判定部21及び温度制御部22は、処理部2を構成するいわゆるハードウェアロジック回路により実現されるものであってもよいし、後述する本発明に係る商品管理用プログラムを処理部2のCPUが読み込んで実行することにより、ソフトウェア的に実現されるものであってもよい。更に、上記検出部20及び判定部21が本発明に係る「判定手段」の一例に相当し、ディスプレイ5が本発明に係る「告知手段」の一例及び「表示手段」の一例にそれぞれ相当する。更にまた、温度制御部22が本発明に係る「制御手段」の一例に相当し、スピーカ6が本発明に係る「音出力手段」の一例に相当する。
一方メモリ3には、実施形態に係る閾値テーブルTBが例えば不揮発性に記憶されている。この閾値テーブルTBには、トレイTごとに、当該トレイTを他のトレイTから識別するためのトレイIDを示すデータと、そのトレイTに載せられている商品OBの商品名を示すデータと、その商品OBについての総重量の閾値を示す閾値データと、が、相互に関連付けて記憶されている。なお以下の説明において、上記トレイIDを示すデータを単に「トレイID」と称し、上記商品名を示すデータを単に「商品名」と称し、上記閾値を示す閾値データを単に「閾値」と称する。そして上記閾値は、各商品OBについて、商品補充のための警告をディスプレイ5及び/又はスピーカ6を用いて当該店舗の従業員等に告知する際に、当該告知を行うか否かを判定するために用いられる閾値である。例えばトレイTに載せられている商品OB(商品名「○○」)については閾値が「300グラム」とされており、この場合、トレイT上の商品OB(商品名「○○」)の総重量が300グラム以下又は300グラム未満となった場合、その商品OB(商品○○)について上記の補充のための告知が行われる。この閾値は、商品OBごとに例えば、補充のための調理等をするために必要な時間や、いわゆるPOS(Point Of Sale)データ等に基づいた時間又は時刻ごとの販売(消費)実績等に基づき、その閾値を下回ったことが警告として告知されてからその商品OBが補充されるまでの間に、トレイT上のその商品OBがなくならないような閾値として予め設定される。
上記の構成において、処理装置PCのインターフェース1は、各トレイTの重量センサ10にそれぞれ接続されている。そしてインターフェース1は、上記重量検出信号を各重量センサ10からそれぞれ取得し、各トレイTを識別可能にしつつ処理部2の検出部20に出力する。そして検出部20は、出力されてきた各重量検出信号に基づいて、その時点での各トレイT上の商品OBの総重量を、トレイTごとに識別可能に検出する。
次に処理部2の判定部21は、検出部20において検出された各商品OBの総重量と、閾値テーブルTBに含まれている各閾値と、を、トレイTごとに比較し、各トレイT(各商品OB)について、上記警告を告知するか否かを判定する。より具体的に例えば、トレイTについて、検出された商品OBのその時点での総重量が例えば280グラムであった場合、この総重量はトレイTについての閾値300グラムを下回っている。よってこの場合、判定部21はトレイTについて上記警告を告知すべきと判定する。そして判定部21において上記警告を告知すべきと判定された場合、処理部2は、トレイTについての上記警告を、ディスプレイ5及び/又はスピーカ6を用いて当該店舗の従業員等に告知する。なおこの場合、当該警告としては、上記補充の対象たるトレイT又は商品OBを他のトレイT又は商品OBから識別可能に行われることが好ましい。このディスプレイ5及び/又はスピーカ6を用いた警告の態様については、後ほど図4を用いて説明する。
これらと並行して、ショーケースSCの内部温度を示す温度検出信号が上記温度センサ12から出力されると、処理部2の温度制御部22は、当該内部温度が各商品OBを保温するのに適した周囲温度となるように、温度設定部11を構成する電熱ヒータ等を制御する。
次に、上述した実施形態に係る商品管理処理について、図1乃至図4を用いて纏めて説明する。なお、実施形態に係る商品管理処理は、主として処理部2を中心として実行される。
図3に示すように、実施形態に係る商品管理処理は、例えばショーケースSC及び処理装置PCそれぞれに電源が投入されたタイミングから開始される。そして処理部2は、当該商品管理処理が開始されると、閾値テーブルTBから、各トレイTについての上記閾値を取得する(ステップS1)。この場合処理部2は、当該閾値を、それが対応する商品OBの店舗等への配送に伴って、図示しない外部の管理サーバから例えばインターネット等のネットワークを介して取得してもよいし、その都度、操作部4を介して従業員等により入力された閾値を取得してもよい。
次に処理部2の検出部20は、各重量センサ10からの重量検出信号に基づき、その時点で各トレイTに載せられている商品OBの総重量をそれぞれ検出する(ステップS2)。
そして処理部2の判定部21は、上記検出された各総重量に基づき、その時点での商品OBの総重量が上記閾値以下(又は当該閾値未満。以下、同様。)であるトレイTがあるか否かを判定する(ステップS3)。ステップS3の判定において、商品OBの総重量が閾値以下であるトレイTがない場合(ステップS3;NO)、処理部2は後述するステップS6の処理に移行する。一方ステップS3の判定において、商品OBの総重量が閾値以下であるトレイTがあった場合(ステップS3;YES)、処理部2の温度調整部22は、温度センサ12からの上記温度検出信号に基づき、温度設定部11を介してショーケースSCの内部温度を制御する(ステップS4)。このステップS4の処理として具体的に温度制御部22は、商品OBの総重量が閾値以下であるトレイTがあった場合(ステップS3;YES)、例えばショーケースSC内の温度を上げて、少なくなった商品OBの保温に努めるようにする。またそれ以外の場合に温度制御部22は、ショーケースSC内の温度が所定温度以上とならないように温度設定部11を制御する。
次にステップS3の判定において、商品OBの総重量が閾値以下であるトレイTがあった場合(ステップS3;YES)、処理部2は、商品OBの総重量が閾値以下であるトレイTについて、それに載せられている商品OBを補充する旨の上記警告を、ディスプレイ5及び/又はスピーカ6を用いて行う(ステップS5)。
ここで、ディスプレイ5を用いた上記警告は、例えば図4に例示するように、トレイT(又は商品OB)ごとに、その旨の警告表示WGを用いて行われる。この場合の警告表示WGは、他のトレイT(又は商品OB)から識別可能に、例えば表示色を変えるか、又は点滅表示させる等の態様で行われる。また図4に例示するように、警告対象たるトレイT及び/又は商品OBを他のトレイT及び商品OBから識別可能に警告されることが望ましい。更にこの際、商品OB一個当たりの重さが予め判っている場合は、上記重量検出信号により示される総重量を当該一個当たりの重さで除した値を警告表示WG内に含ませることにより、残数がいくつかを一目で認識できるように構成してもよい。
またスピーカ6を用いた上記警告は例えば、「トレイTの商品OBを補充して下さい。」と音声出力するか、又は所定の音色のブザー音を放音する等の態様で行われる。なおこの場合、トレイT(又は商品OB)ごとに音色を変えると、例えば従業員等がディスプレイ4を視認できる場所にいない場合でも、どのトレイT(又は商品OB)を補充すべきかを、即座に認識できることになる。更に、補充対象の商品OBの残数が上述した構成により判る場合、その残数に応じて、残数が少ないほど緊急度が高い音色として放音するように構成してもよい。
その後処理部2は、処理装置PC又はショーケースSCの電源がオフとされたか否かを判定し(ステップS6)、オフとされている場合(ステップS6;YES)、実施形態に係る商品管理処理を終了する。一方ステップS6の判定において、当該電源がオフとされていない場合(ステップS6;NO)、処理部2は上記ステップS2に戻って、上述してきた処理を繰り返す。なお、このステップS6からステップS2に戻る過程で、いずれかの商品OBがその販売等により減少した場合(ステップS7)、その後の上記ステップS2において検出されるその商品OBの総重量は、上記ステップS7において販売された商品OBの数に対応する分だけ減少していることになる。
以上説明したように、実施形態に係る商品管理システムSによれば、各商品OBのその時点での重量(その時点での総重量。以下、同様。)と、その商品OBに対応する閾値と、を比較して商品OBが不足しているか否かを判定し、商品OBの不足が判定されたときその旨の警告を告知する。また、検出された重量に基づいて商品OBの周囲温度を制御する。よって、商品OBの不足による販売機会の喪失を有効に防止できると共に、商品OBについての適切な温度管理を行うことができる。
また、複数の商品OBごとにその重量をそれぞれ検出し、当該商品OBごとに不足しているか否かをそれぞれ判定し、当該商品OBごとに当該不足している旨の警告を告知するので、商品OBごとにそれぞれの不足の有無を管理することができる。
更に、商品OBの周囲温度が既定の温度範囲内となるように、商品OBの重量に基づいて当該周囲温度を制御する場合には、その商品の品質を維持することができる。更にまた、商品OBの重量に基づいて、商品OBの周囲温度が既定の一定温度となるように当該周囲温度を制御する場合には、その商品OBの品質をより良好に維持することができる。
また、検出された商品OBの重量と比較される閾値が変更可能であるので、商品OBが置かれている環境等に応じて、柔軟に商品OBを管理することができる。
更に、商品OBが不足している旨の警告をスピーカ6により音で告知する場合には、例えば商品OBやディスプレイ5の傍に従業員又はその商品OBの管理者等が不在の場合でも、その従業員等に商品OBの不足を認識させることができる。
また、商品OBごとにそれが不足である旨をディスプレイ5を用いて表示する場合には、一目で商品OBの不足を認識することができる。
なお、上述した実施形態では、ショーケースSC内で保温されている商品OBを管理する場合に本発明を適用したが、これ以外に、例えばチルド用のショーケースで所定温度以下の周囲温度で管理されるべき弁当等の商品を管理する場合に本発明を適用することも可能である。この場合には、当該弁当等の商品ごとにその重量を検出し、その商品に対応した閾値と比較して、補充の必要性を判定するように構成すればよい。
また、上述した実施形態では、ディスプレイ5とスピーカ6とを共に備える処理装置PCを含む商品管理システムSについて説明したが、これ以外に、ディスプレイ5又はスピーカ6のいずれか一方のみを備えて上記警告を行う商品管理システムに対して、本発明を適用することも可能である。
更に、図3に示すフローチャートに対応する商品管理用プログラムを例えばインターネットとのネットワークから取得して記録しておき、又は光ディスク等の記録媒体に当該商品管理用プログラムを記録しておき、これらを例えば汎用のマイクロコンピュータ等により読み出して実行することにより、当該マイクロコンピュータ等を実施形態に係る処理部2として機能させることも可能である。
以上それぞれ説明したように、本発明は商品管理システムの分野に利用することが可能であり、特に、販売機会の喪失を防止するための商品OBの補充を管理する商品管理システムの分野に適用すれば特に顕著な効果が得られる。
1 インターフェース
2 処理部
3 メモリ
4 操作部
5 ディスプレイ
6 スピーカ
10、10、10、10 重量センサ
11 温度設定部
12 温度センサ
20 検出部
21 判定部
22 温度制御部
S 商品管理システム
SC ショーケース
PC 処理装置
、T、T、T トレイ
OB、OB、OB、OB 商品
TB 閾値テーブル

Claims (9)

  1. 展示中の商品の重量を検出する検出手段と、
    前記検出された重量と、前記商品に対応する重量閾値と、を比較して、前記商品が不足しているか否かを判定する判定手段と、
    前記商品の不足が判定されたとき、当該不足である旨を告知する告知手段と、
    前記検出された重量に基づいて、前記商品の周囲温度を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする商品管理システム。
  2. 請求項1に記載の商品管理システムにおいて、
    前記検出手段は、複数の前記商品ごとに前記重量をそれぞれ検出し、
    前記判定手段は、前記商品ごとに検出された前記重量と、各前記商品にそれぞれ対応する各前記重量閾値と、をそれぞれ比較して、各前記商品が不足しているか否かをそれぞれ判定し、
    前記告知手段は、いずれかの前記商品の不足が判定されたとき、当該商品ごとに当該不足している旨を告知することを特徴とする商品管理システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の商品管理システムにおいて、
    前記制御手段は、前記検出された重量に基づいて、前記周囲温度が前記商品について予め設定されている温度範囲内となるように当該周囲温度を制御することを特徴とする商品管理システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の商品管理システムにおいて、
    前記制御手段は、前記検出された重量に基づいて、前記周囲温度が前記商品について予め設定されている一定温度となるように当該周囲温度を制御することを特徴とする商品管理システム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の商品管理システムにおいて、
    前記重量閾値が変更可能とされていることを特徴とする商品管理システム。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の商品管理システムにおいて、
    前記告知手段は、前記不足である旨を音により告知する音出力手段であることを特徴とする商品管理システム。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の商品管理システムにおいて、
    前記告知手段は、前記商品ごとに前記不足である旨を表示する表示手段であることを特徴とする商品管理システム。
  8. 展示中の商品の重量を検出する検出手段を備える商品管理システムにおいて実行される商品管理方法であって、
    前記検出された重量と、前記商品に対応する重量閾値と、を比較して、前記商品が不足しているか否かを判定する判定工程と、
    前記商品の不足が判定されたとき、当該不足である旨を告知する告知工程と、
    前記検出された重量に基づいて、前記商品の周囲温度を制御する制御工程と、
    を含むことを特徴とする商品管理方法。
  9. 展示中の商品の重量を検出する検出手段を備える商品管理システムに含まれるコンピュータを、
    前記検出された重量と、前記商品に対応する重量閾値と、を比較して、前記商品が不足しているか否かを判定する判定手段、
    前記商品の不足が判定されたとき、告知手段を用いて当該不足である旨を告知する告知制御手段、及び、
    前記検出された重量に基づいて、前記商品の周囲温度を制御する制御手段、
    として機能させることを特徴とする商品管理用プログラム。
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