JP2015126687A - 電源装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の大型化および装置構成に要する費用が嵩むことを防止しつつ、複数の電源の断接およびプリチャージを適正に行なう。
【解決手段】制御装置27が、第1および第3スイッチング素子20,22を閉接、並びに第2スイッチング素子21を開放にした状態で、第1電源11のみによってプリチャージ回路19を介して第1および第2キャパシタ13,14と負荷キャパシタ26とを充電するステップと、このステップの実行後にプリチャージ回路19を閉接から開放にするとともに第1コンタクタ15を開放から閉接にするステップと、このステップの実行後に第1〜第4コンタクタ15〜18を閉接にするステップと、を含む。
【選択図】図1

Description

この発明は、電源装置の制御方法に関する。
従来、4つの第1〜第4リレー、2つの2次電池、および昇圧コンバータを備え、電気負荷に印加される電圧を昇圧コンバータによって調整しつつ、電気負荷に対して2つの2次電池を直列接続状態と並列接続状態とに切り替えて接続する電源装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、4つの第1〜第4のスイッチング素子、2つのリアクトル、および2つの直流電源を備え、電気負荷に印加される電圧を調整しつつ、電気負荷に対して2つの直流電源を直列接続状態と並列接続状態とに切り替えて接続する電源システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2012−60838号公報 特開2012−070514号公報
ところで、上記従来技術に係る電源システムおよび電源装置において、2つの電源の各々に対して導通時の突入電流の発生を抑制するためのプリチャージ回路を設けると、装置が大型になるとともに構成に要する費用が増大するという問題が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、装置の大型化および装置構成に要する費用が嵩むことを防止しつつ、複数の電源の断接およびプリチャージを適正に行なうことが可能な電源装置の制御方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係る電源装置の制御方法は、第1ノード(例えば、実施形態での第1ノードA)と第2ノード(例えば、実施形態での第2ノードB)との間に接続された第1電源(例えば、実施形態での第1電源11)と、第3ノード(例えば、実施形態での第3ノードC)と第4ノード(例えば、実施形態での第4ノードD)との間に接続された第2電源(例えば、実施形態での第2電源12)と、前記第1ノードと前記第2ノードとの間に接続された第1キャパシタ(例えば、実施形態での第1キャパシタ13)、前記第3ノードと前記第4ノードとの間に接続された第2キャパシタ(例えば、実施形態での第2キャパシタ14)と、第5ノード(例えば、実施形態での第5ノードE)と第6ノード(例えば、実施形態での第6ノードF)との間に接続された第1スイッチ(例えば、実施形態での第1スイッチング素子20)と、前記第6ノードと第7ノード(例えば、実施形態での第7ノードG)との間に接続された第2スイッチ(例えば、実施形態での第2スイッチング素子21)と、前記第7ノードと第8ノード(例えば、実施形態での第8ノードH)との間に接続された第3スイッチ(例えば、実施形態での第3スイッチング素子22)と、前記第5ノードと前記第8ノードとの間に接続された電気負荷(例えば、実施形態での負荷25)と、前記第5ノードと前記第8ノードとの間に接続された第3キャパシタ(例えば、実施形態での負荷キャパシタ26)と、前記第1電源の正極と前記第1ノードとの間に接続された第1コンタクタ(例えば、実施形態での第1コンタクタ15)と、前記第1電源の負極と前記第2ノードとの間に接続された第2コンタクタ(例えば、実施形態での第2コンタクタ16)と、前記第2電源の正極と前記第3ノードとの間に接続された第3コンタクタ(例えば、実施形態での第3コンタクタ17)と、前記第2電源の負極と前記第4ノードとの間に接続された第4コンタクタ(例えば、実施形態での第4コンタクタ18)と、前記第1〜前記第4コンタクタの何れか1つに並列に接続されたプリチャージ回路(例えば、実施形態でのプリチャージ回路19)と、前記第1ノードと前記第6ノードとの間もしくは前記第2ノードと前記第8ノードとの間に配置された第1リアクトル(例えば、実施形態での第1リアクトル23)と、前記第3ノードと前記第5ノードとの間もしくは前記第4ノードと前記第7ノードとの間に配置された第2リアクトル(例えば、実施形態での第2リアクトル24)と、前記第1〜前記第4コンタクタの閉接状態で前記第1スイッチおよび前記第3スイッチを閉接、並びに前記第2スイッチを開放にすることによって前記第1電源および前記第2電源の各々を前記電気負荷に並列に接続する並列モードと、前記第1〜前記第4コンタクタの閉接状態で前記第1スイッチおよび前記第3スイッチを開放、並びに前記第2スイッチを閉接にすることによって前記第1電源および前記第2電源を前記電動機に直列に接続する直列モードと、を交互に切り替えることによって、前記電気負荷に印加する電圧を制御する制御手段(例えば、実施形態での制御装置27)と、を備える電源装置の前記制御手段が実行する制御方法であって、前記制御手段が、前記第1および前記第3スイッチを閉接、並びに前記第2スイッチを開放にした状態で、前記第1電源および前記第2電源のうち前記プリチャージ回路に接続された一方のみによって、前記プリチャージ回路を介して、前記第1〜前記第3キャパシタを充電する第1のプリチャージステップと、前記制御手段が、前記第1のプリチャージステップの実行後に、前記プリチャージ回路を閉接から開放にするとともに、前記第1〜前記第4コンタクタのうち前記プリチャージ回路が並列に接続された何れか1つを開放から閉接にする第2のプリチャージステップと、前記制御手段が、前記第2のプリチャージステップの実行後に、前記第1〜前記第4コンタクタを閉接にする第3のプリチャージステップと、を含む。
(2)上記(1)に記載の電源装置の制御方法は、前記制御手段が、前記第1〜前記第4コンタクタのうち、前記第1電源および前記第2電源のうちの前記一方に接続されたコンタクタの何れかを検査対象コンタクタとして、前記検査対象コンタクタを解放に指示し、前記検査対象コンタクタ以外を閉接にした状態で、前記第2スイッチのスイッチング動作によって、前記第1および前記第2キャパシタのうち前記プリチャージ回路に接続された一方のみを放電させたときの電圧降下が所定電圧降下以上か否かを判定する判定ステップと、前記制御手段が、前記判定ステップの実行後に、前記第1電源および前記第2電源の前記一方のみによって、前記プリチャージ回路を介して、前記第1および前記第2キャパシタの前記一方を充電する充電ステップと、を含む。
(3)上記(1)に記載の電源装置の制御方法は、前記制御手段が、前記第1〜前記第4コンタクタのうち、前記第1電源および前記第2電源のうちの前記一方に対する他方に接続されたコンタクタの何れかを検査対象コンタクタとして、前記検査対象コンタクタおよび前記プリチャージ回路が並列に接続された前記何れか1つを解放に指示し、前記検査対象コンタクタおよび前記プリチャージ回路が並列に接続された前記何れか1つ以外を閉接にした状態で、前記第2スイッチのスイッチング動作によって、前記第1および前記第2キャパシタのうち前記プリチャージ回路に接続された一方に対する他方のみを放電させたときの電圧降下が所定電圧降下以上か否かを判定する判定ステップと、前記制御手段が、前記判定ステップの実行後に、前記第1電源および前記第2電源の前記一方のみによって、前記プリチャージ回路を介して、前記第1および前記第2キャパシタの前記他方を充電する充電ステップと、を含む。
上記(1)に記載の態様に係る電源装置の制御方法によれば、第1〜第4コンタクタの何れか1つに接続した1つのプリチャージ回路のみを用いて、第1電源および第2電源の断接と第1〜第3キャパシタのプリチャージ(初期充電)とを適正に行なうことができる。これにより、例えば第1電源および第2電源の各々にプリチャージ回路を設ける場合に比べて、装置が大型になることを防止し、装置の構成に要する費用が嵩むことを防止することができる。
さらに、上記(2)の場合、第1電源および第2電源のうちプリチャージ回路が接続された電源側の正負のコンタクタの各々の溶着有無を検知することができる。
さらに、上記(3)の場合、第1電源および第2電源のうちプリチャージ回路が接続されていない電源側の正負のコンタクタの各々の溶着有無を検知することができる。
本発明の実施形態に係る電源装置の構成図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の負荷の(A)力行時および(B)回生時における電流の流れを示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る電源装置の起動時におけるプリチャージ動作での各第1および第2キャパシタの電圧と、各第1および第3スイッチング素子のONおよびOFFと、各コンタクタのONおよびOFFとの変化を示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の起動時におけるプリチャージ動作での(A)第1期間、(B)第2期間、(C)第3期間、および(D)第4期間における電流の流れを示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の停止時における溶着有無検知動作での各第1および第2キャパシタの電圧と、各第1〜第3スイッチング素子のONおよびOFFと、各コンタクタのONおよびOFFとの変化を示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の停止時における溶着有無検知動作での第1期間における電流の流れを示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の停止時における溶着有無検知動作での第2期間における電流の流れを示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の停止時における溶着有無検知動作での第3期間における電流の流れを示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の停止時における溶着有無検知動作での第4期間における電流の流れを示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の停止時における溶着有無検知動作での第5期間における電流の流れを示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の停止時における溶着有無検知動作での第6期間における電流の流れを示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の停止時における溶着有無検知動作での第7期間における電流の流れを示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の停止時における溶着有無検知動作での第8期間における、(A)第1放電抵抗接続時、(B)第2放電抵抗接続時、および(C)第3放電抵抗接続時の各々での電流の流れを示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る電源装置について添付図面を参照しながら説明する。
本発明の実施形態に係る電源装置は、例えば車両の走行駆動力を発生可能な電動機の力行および回生を制御するインバータなどの負荷に直流電力を供給する電源装置を成している。
本発明の実施形態による電源装置10は、図1に示すように、例えばバッテリなどの第1電源(E1)11および第2電源(E2)12と、第1電源11の正極および負極間に接続された第1キャパシタ(C1)13と、第2電源12の正極および負極間に接続された第2キャパシタ(C2)14と、を備えている。
電源装置10は、第1電源11の正極と第1キャパシタ13の正極との間に接続された第1コンタクタ(CP1)15と、第1電源11の負極と第1キャパシタ13の負極との間に接続された第2コンタクタ(CN1)16と、を備えている。
電源装置10は、第2電源12の正極と第2キャパシタ14の正極との間に接続された第3コンタクタ(CP2)17と、第2電源12の負極と第2キャパシタ14の負極との間に接続された第4コンタクタ(CN2)18と、を備えている。
電源装置10は、第1電源11の正極と第1キャパシタ13の正極との間において、第1コンタクタ15に並列に接続されたプリチャージ回路19を備えている。プリチャージ回路19は、直列に接続されたプリチャージコンタクタ(CPP)19aおよびプリチャージ抵抗19bを備えている。
電源装置10は、直列に接続された3つのIGBT(Insulated Gate Bipolar mode Transistor)などの第1スイッチング素子(SW1)20、第2スイッチング素子(SW2)21、および第3スイッチング素子(SW3)22を備えている。
電源装置10は、第1リアクトル(L1)23および第2リアクトル(L2)24と、負荷(RL)25と、負荷25の両端に接続された負荷キャパシタ(Cout)26と、制御装置27と、負荷キャパシタ26に並列に接続された第1放電抵抗(RA)41と、
を備えている。
第1スイッチング素子20のコレクタは負荷キャパシタ26および第2キャパシタ14の正極に接続され、エミッタは第2スイッチング素子21のコレクタに接続されている。第3スイッチング素子22のエミッタは負荷キャパシタ26および第1キャパシタ13の負極に接続され、コレクタは第2スイッチング素子21のエミッタに接続されている。各第1〜第3スイッチング素子20,21,22のエミッタとコレクタとの間には、エミッタからコレクタに向けて順方向になるようにして各第1〜第3ダイオードD1,D2,D3が接続されている。
第1リアクトル23は第1キャパシタ13の正極と第1スイッチング素子20のエミッタおよび第2スイッチング素子21のコレクタとの間に接続され、第2リアクトル24は第2キャパシタ14の負極と第2スイッチング素子21のエミッタおよび第3スイッチング素子22のコレクタとの間に接続されている。
負荷25は、例えば電動機およびインバータなどであって、第1および第2電源11,12から供給される直流電力によって駆動可能であるとともに、発電による直流電力を第1および第2電源11,12に供給可能である。
電源装置10は、第1ノードA〜第8ノードHを備えている。
第1ノードAは第1キャパシタ13の正極に接続され、第2ノードBは第1キャパシタ13の負極に接続され、第3ノードCは第2キャパシタ14の正極に接続され、第4ノードDは第2キャパシタ14の負極に接続されている。第5ノードEは第1スイッチング素子20のコレクタに接続され、第6ノードFは第1スイッチング素子20のエミッタおよび第2スイッチング素子21のコレクタに接続され、第7ノードGは第2スイッチング素子21のエミッタおよび第3スイッチング素子22のコレクタに接続され、第8ノードHは第3スイッチング素子22のエミッタに接続されている。これによって、第1ノードAと第6ノードFとの間に第1リアクトル23が接続され、第4ノードDと第7ノードGとの間に第2リアクトル24が接続され、負荷キャパシタ26の正極は第5ノードEに接続され、負荷キャパシタ26の負極は第8ノードHに接続されている。また、負荷25は、第5ノードEと第8ノードHとの間に接続されている。また、第1放電抵抗(RA)41は、第5ノードEおよび第8ノードH間において負荷キャパシタ26に並列に接続されている。
第1リアクトル23を通過する第1リアクトル電流I(L1)は第1ノードAから第6ノードFに向かう方向を正としている。第2リアクトル24を通過する第2リアクトル電流I(L2)は第7ノードGから第4ノードDに向かう方向を正としている。各第1および第2電源11,12を通過する電流I(E1),I(E2)は、負極から正極に向かう方向を正としている。負荷25および負荷キャパシタ26を通過する電流を合算した電流I(RL)は第5ノードEから第8ノードHに向かう方向を正としている。
第1電源11は正極と負極との間に電圧V1を発生させ、正極は第1コンタクタ15およびプリチャージ回路19を介して第1ノードAに接続され、負極は第2コンタクタ16を介して第2ノードBに接続されている。第2電源12は正極と負極との間に電圧V2を発生させ、正極は第3コンタクタ17を介して第3ノードCに接続され、負極は第4コンタクタ18を介して第4ノードDに接続されている。第1キャパシタ13の正極と負極との間には電圧VC1が印加され、第2キャパシタ14の正極と負極との間には電圧VC2が印加され、負荷キャパシタ26の正極と負極との間には電圧Voutが印加されている。
制御装置27は、負荷制御部31と、接続切替制御部32と、を備えている。
負荷制御部31は、負荷25の動作を制御する。例えば、負荷25が3相のブラシレスDCモータなどの電動機と、この電動機の力行および回生を制御するインバータとを備える場合には、負荷制御部31はインバータの電力変換動作を制御する。より詳細には、電動機の力行運転時には、負荷制御部31は、インバータの直流側の両極間に印加される直流電力を3相交流電力に変換し、電動機の各相への通電を順次転流させることで交流の各相電流を通電する。一方、電動機の回生運転時には、負荷制御部31は、電動機の回転角に基づいて同期を取りつつ電動機から出力される交流の発電電力を直流電力に変換する。
接続切替制御部32は、パルス幅変調(PWM)による信号(PWM信号)を各第1〜第3スイッチング素子20,21,22のゲートに入力することによって、各第1〜第3スイッチング素子20,21,22の閉接(ON)および開放(OFF)を切り替える。
例えば、接続切替制御部32は、図2(A),(B)に示す負荷25の力行時および回生時と負荷25が停止している状態(つまり、電力消費および回生を行なわない状態)となどにおける電源装置10の作動時に、各第1〜第3スイッチング素子20,21,22によって第1および第2電源11,12の接続を切り替える。負荷25の力行時は負荷25に各第1および第2電源11,12から直流電力を供給する状態であり、負荷25の回生時は各第1および第2電源11,12に負荷25から直流電力が供給される状態である。接続切替制御部32は、第2スイッチング素子21をOFFかつ第1および第3スイッチング素子20,22をONにすることによって、第5ノードEおよび第8ノードH間において第1および第2電源11,12を並列に接続する。一方、第2スイッチング素子21をONかつ第1および第3スイッチング素子20,22をOFFにすることによって、第5ノードEおよび第8ノードH間において第1および第2電源11,12を直列に接続する。
例えば図2(A)に示すように負荷25に直流電力を供給する力行時に、第5ノードEおよび第8ノードH間において第1および第2電源11,12を並列に接続すると、順次、第1電源11と、第1リアクトル23と、第1スイッチング素子20の第1ダイオードD1と、を経由する還流電流が流れる。さらに、順次、第3スイッチング素子22の第3ダイオードD3と、第2リアクトル24と、第2電源12と、を経由する還流電流が流れる。一方、第5ノードEおよび第8ノードH間において第1および第2電源11,12を直列に接続すると、順次、第1電源11と、第1リアクトル23と、第2スイッチング素子21と、第2リアクトル24と、第2電源12と、を経由する還流電流が流れる。
接続切替制御部32は、第5ノードEおよび第8ノードH間における第1および第2電源11,12の直列および並列の接続を切り替える場合に、第2スイッチング素子21と、第1および第3スイッチング素子20,22の組とを、反転して交互に閉接および開放(ON/OFF)に切り替えるスイッチング動作を実行する。接続切替制御部32は、このスイッチング動作をデューティ(Duty)によって制御する。デューティ(Duty)は、第2スイッチング素子21のオン時間t(SW2)と第1および第3スイッチング素子20,22の組のオン時間t(SW1&SW3)とにより定義されている。接続切替制御部32は、デューティ(Duty)を増減させることによって、第5ノードEおよび第8ノードH間で第1および第2電源11,12を、直列から並列または並列から直列へと接続を切り替える。これによって、第5ノードEおよび第8ノードH間で負荷キャパシタ26に印加される電圧Voutを、第1および第2電源11,12の電圧V1,V2の何れかと、第1および第2電源11,12の電圧V1,V2の和の電圧(V1+V2)との間の任意の電圧に制御する。したがって、第1および第2電源11,12の電圧V1,V2が等しい場合(V1=V2)には、負荷25に印加される電圧の昇圧比は1から2までの間の任意の値に制御される。
接続切替制御部32は、第1および第2コンタクタ15,16と、第3および第4コンタクタ17,18と、プリチャージコンタクタ19aとのそれぞれに、閉接(ON)および開放(OFF)を指示する信号を出力することによって、各コンタクタ15,16,17,18,19aの閉接および開放を切り替える。
例えば、接続切替制御部32は、図2(A),(B)に示すような電源装置10の作動時には、各コンタクタ15,16,17,18をONかつプリチャージコンタクタ19aをOFFにする。
また、例えば、接続切替制御部32は、電源装置10の起動時には、各コンタクタ15,16,17,18,19aによって各第1および第2キャパシタ13,14と負荷キャパシタ26とのプリチャージ(初期充電)を実行する。
また、例えば、接続切替制御部32は、電源装置10の停止時には、各コンタクタ15,16,17,18,19aの閉接および開放と、各第1〜第3スイッチング素子20,21,22のスイッチング動作との組み合わせによって、各コンタクタ15,16,17,18,19aの溶着有無検知を実行する。
本発明の実施形態による電源装置10は上記構成を備えており、次に、電源装置10の制御方法、特に起動時のプリチャージ動作と停止時の溶着有無検知動作とについて説明する。
接続切替制御部32は、図3に示すように、先ず、ステップS01において、電源装置10の起動時か否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合、接続切替制御部32は、処理を後述するステップS03に進める。
一方、この判定結果が「YES」の場合、接続切替制御部32は、処理をステップS02に進める。
そして、ステップS02において、接続切替制御部32は、プリチャージ動作を実行し、処理をエンドに進める。
また、ステップS03において、電源装置10の停止時か否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合、接続切替制御部32は、処理をエンドに進める。
一方、この判定結果が「YES」の場合、接続切替制御部32は、処理をステップS04に進める。
そして、ステップS04において、接続切替制御部32は、溶着有無検知動作を実行し、処理をエンドに進める。
(起動時のプリチャージ動作)
以下に、電源装置10の起動時における各第1および第2キャパシタ13,14と負荷キャパシタ26とに対するプリチャージ動作について説明する。
なお、以下において、第1および第2電源11,12の電圧V1,V2は、例えば誤差電圧αによって、V1=V2±α、を満たしている。
先ず、接続切替制御部32は、図4および図5(A)〜(C)に示すように、時刻taより前の電源装置10の停止時から時刻ta以降の起動時において、第2スイッチング素子SW2をOFF、並びに第1および第3スイッチング素子SW1,SW3をONにする。これによって、接続切替制御部32は、第5ノードEおよび第8ノードH間において第1および第2電源11,12を並列に接続可能とする。また、接続切替制御部32は、時刻taより前の電源装置10の停止時には、第2および第4コンタクタ16,18をON、並びに第1および第3コンタクタ15,17とプリチャージコンタクタ19aとをOFFにする。
次に、接続切替制御部32は、時刻taにおいてプリチャージコンタクタ19aをOFFからONへと切り替え、この時刻ta以降から時刻tbまでの第1期間TA1において、各第1および第2キャパシタ13,14と負荷キャパシタ26とを、プリチャージ回路19を介して第1電源11に並列に接続して、第1電源11によって充電する。これによって、接続切替制御部32は、各第1および第2キャパシタ13,14の正極と負極との間の電圧VC1,VC2を、第1電源11の電圧V1からプリチャージ抵抗19bでの電圧降下を減算して得られる値に向かいゼロから徐々に増大させる。
次に、接続切替制御部32は、時刻tbにおいて第1コンタクタ15をOFFからONへと切り替え、この時刻tb以降から時刻tcまでの第2期間TA2において、各第1および第2キャパシタ13,14と負荷キャパシタ26とを、第1コンタクタ15およびプリチャージ回路19を介して第1電源11に並列に接続して、第1電源11によって充電する。これによって、接続切替制御部32は、第1キャパシタ13の電圧VC1を第1電源11の電圧V1に等しくする。
次に、接続切替制御部32は、時刻tcにおいてプリチャージコンタクタ19aをONからOFFへと切り替え、この時刻tc以降から時刻tdまでの第3期間TA3において、各第1および第2キャパシタ13,14と負荷キャパシタ26とを、プリチャージ回路19を介さずに第1電源11に並列に接続する。これによって、接続切替制御部32は、第1キャパシタ13に対するプリチャージ動作を完了する。
次に、接続切替制御部32は、時刻tdにおいて第3コンタクタ17をOFFからONへと切り替え、この時刻td以降から時刻teまでの第4期間TA4において、第2キャパシタ14を第2電源12に並列に接続して、第2電源12によって充電する。これによって、接続切替制御部32は、第2キャパシタ14の電圧VC2を第2電源12の電圧V2に等しくし、第2キャパシタ14に対するプリチャージ動作を完了する。
(停止時の溶着有無検知動作)
以下に、電源装置10の停止時における第1〜第4コンタクタ15,16,17,18およびプリチャージコンタクタ19aの溶着有無検知動作について説明する。
なお、以下において、第1および第2電源11,12の電圧V1,V2は、例えば誤差電圧αによって、V1=V2±α、を満たしている。
先ず、接続切替制御部32は、図6に示すように、時刻t0より前の電源装置10の各第1および第2キャパシタ13,14の充電が完了している状態では、各第1〜第4コンタクタ15,16,17,18をON、プリチャージコンタクタ19aをOFF、および各第1〜第3スイッチング素子20,21,22をOFFにする。
次に、接続切替制御部32は、図6および図7Aに示すように、時刻t0から時刻t3までの第1期間TB1において、時刻t0で第1コンタクタ15をONからOFFへと切り替え、時刻t1で第3スイッチング素子SW3をOFFからONへと切り替える。そして、時刻t2で第2スイッチング素子SW2をOFFからONとOFFとを交互に繰り返すスイッチング動作に切り替え、第1キャパシタ13を放電させる。これによって、例えば第1コンタクタ15が正常である(つまり溶着が発生していない)場合には、第1キャパシタ13は第1電源11から遮断され、第1キャパシタ13の電圧VC1は第1電源11の電圧V1から減少傾向に変化する。一方、第1コンタクタ15に溶着が発生している場合には、第1キャパシタ13は第1電源11から遮断されず、第1キャパシタ13の電圧VC1の減少は抑制される。したがって、接続切替制御部32は、第2スイッチング素子SW2のスイッチング動作を開始した時刻t2以降の所定時間における第1キャパシタ13の電圧VC1の減少分ΔVC1が所定値以上であるか否かに応じて、第1コンタクタ15の溶着有無を判定する。
次に、接続切替制御部32は、図6および図7Bに示すように、時刻t3から時刻t5までの第2期間TB2において、時刻t3で第2スイッチング素子SW2をスイッチング動作からOFFに切り替え、第1キャパシタ13の放電を停止させる。そして、時刻t4でプリチャージコンタクタ19aをOFFからONに切り替える。これによって、接続切替制御部32は、第1キャパシタ13をプリチャージ回路19を介して第1電源11に接続し、第1電源11によって充電させる。これによって、第1キャパシタ13の電圧VC1は、第1電源11の電圧V1に向かいゼロから徐々に増大する。
次に、接続切替制御部32は、図6および図7Cに示すように、時刻t5から時刻t7までの第3期間TB3において、時刻t5で第2コンタクタ16をONからOFFへと切り替え、時刻t6で第2スイッチング素子SW2をOFFからスイッチング動作に切り替え、第1キャパシタ13を放電させる。これによって、例えば第2コンタクタ16が正常である(つまり溶着が発生していない)場合には、第1キャパシタ13は第1電源11から遮断され、第1キャパシタ13の電圧VC1は第1電源11の電圧V1から減少傾向に変化する。一方、第2コンタクタ16に溶着が発生している場合には、第1キャパシタ13は第1電源11から遮断されず、第1キャパシタ13の電圧VC1の減少は抑制される。したがって、接続切替制御部32は、第2スイッチング素子SW2のスイッチング動作を開始した時刻t6以降の所定時間における第1キャパシタ13の電圧VC1の減少分ΔVC1が所定値以上であるか否かに応じて、第3コンタクタ17の溶着有無を判定する。
次に、接続切替制御部32は、図6および図7Dに示すように、時刻t7から時刻t9までの第4期間TB4において、時刻t7で第2スイッチング素子SW2をスイッチング動作からOFFに切り替え、第1キャパシタ13の放電を停止させる。そして、時刻t8で第2コンタクタ16をOFFからONへと切り替える。これによって、接続切替制御部32は、第1キャパシタ13をプリチャージ回路19を介して第1電源11に接続し、第1電源11によって充電させる。これによって、第1キャパシタ13の電圧VC1は、第1電源11の電圧V1に向かいゼロから徐々に増大する。
次に、接続切替制御部32は、図6および図7Eに示すように、時刻t9から時刻t13までの第5期間TB5において、時刻t9で第3スイッチング素子SW3をONからOFFへと切り替え、時刻t10で第1スイッチング素子SW1をOFFからONに切り替える。そして、時刻t11で第3コンタクタ17をONからOFFに切り替え、時刻t12で第2スイッチング素子SW2をOFFからスイッチング動作に切り替え、第2キャパシタ14を放電させる。これによって、例えば第3コンタクタ17が正常である(つまり溶着が発生していない)場合には、第2キャパシタ14は第2電源12から遮断され、第2キャパシタ14の電圧VC2は第2電源12の電圧V2から減少傾向に変化する。一方、第3コンタクタ17に溶着が発生している場合には、第2キャパシタ14は第2電源12から遮断されず、第2キャパシタ14の電圧VC4の減少は抑制される。したがって、接続切替制御部32は、第2スイッチング素子SW2のスイッチング動作を開始した時刻t12以降の所定時間における第2キャパシタ14の電圧VC2の減少分ΔVC2が所定値以上であるか否かに応じて、第3コンタクタ17の溶着有無を判定する。
次に、接続切替制御部32は、図6および図7Fに示すように、時刻t13から時刻t15までの第6期間TB6において、時刻t13で第2スイッチング素子SW2をスイッチング動作からOFFに切り替え、第2キャパシタ14の放電を停止させる。そして、時刻t14で第3スイッチング素子SW3をOFFからONへと切り替える。これによって、接続切替制御部32は、第2キャパシタ14をプリチャージ回路19を介して第1電源11に接続し、第1電源11によって充電させる。これによって、第2キャパシタ14の電圧VC1は、第1電源11の電圧V1に向かいゼロから徐々に増大する。
次に、接続切替制御部32は、図6および図7Gに示すように、時刻t15から時刻t19までの第7期間TB7において、時刻t15で第3スイッチング素子SW3をONからOFFへと切り替え、時刻t16でプリチャージコンタクタ19aをONからOFFへと切り替える。そして、時刻t17で第3コンタクタ17をOFFからONへと切り替えるとともに、第4コンタクタ18をONからOFFへと切り替える。そして、時刻t18で第2スイッチング素子SW2をOFFからスイッチング動作に切り替え、第2キャパシタ14を放電させる。これによって、例えば第4コンタクタ18が正常である(つまり溶着が発生していない)場合には、第2キャパシタ14は第2電源12から遮断され、第2キャパシタ14の電圧VC2は第1電源11の電圧V1から減少傾向に変化する。一方、第4コンタクタ18に溶着が発生している場合には、第2キャパシタ14は第2電源12から遮断されず、第2キャパシタ14の電圧VC2の減少は抑制される。したがって、接続切替制御部32は、第2スイッチング素子SW2のスイッチング動作を開始した時刻t18以降の所定時間における第2キャパシタ14の電圧VC2の減少分ΔVC2が所定値以上であるか否かに応じて、第4コンタクタ18の溶着有無を判定する。
次に、接続切替制御部32は、図6および図8(A)に示すように、時刻t19以降の第8期間TB8において、第5ノードEおよび第8ノードH間において負荷キャパシタ26に並列に接続されている第1放電抵抗(RA)41により、負荷キャパシタ26を放電させる。そして、時刻t19で第2スイッチング素子SW2をスイッチング動作からOFFに切り替え、時刻t20で第1スイッチング素子SW1をONからOFFへと切り替え、第1放電抵抗(RA)41により第2キャパシタ14の放電を継続させる。そして、時刻t21で第2コンタクタ16をONからOFFへと切り替え、時刻t22で第3コンタクタ17をONからOFFへと切り替え、第1放電抵抗(RA)41により第1キャパシタ13を放電させる。
つまり、接続切替制御部32は、第1〜第4コンタクタ15〜18および第1〜第3スイッチング素子SW1〜SW3をOFFにした状態で、第1および第2キャパシタ13,14、並びに負荷キャパシタ26を、第1放電抵抗(RA)41で放電させる。
なお、接続切替制御部32は、図8(B)に示すように、第1放電抵抗(RA)41の代わりに、第1ノードAおよび第2ノードB間において第1キャパシタ13に並列に接続されている第2放電抵抗(RB)42を用いてもよい。この場合、接続切替制御部32は、第1〜第4コンタクタ15〜18、並びに第2および第3スイッチング素子SW2,SW3をOFF、並びに第1スイッチング素子SW1をONにした状態で、第1および第2キャパシタ13,14、並びに負荷キャパシタ26を、第2放電抵抗(RB)42で放電させる。
また、接続切替制御部32は、図8(C)に示すように、第1放電抵抗(RA)41の代わりに、第3ノードCおよび第4ノードD間において第2キャパシタ14に並列に接続されている第3放電抵抗(RC)43を用いてもよい。この場合、接続切替制御部32は、第1〜第4コンタクタ15〜18、並びに第1および第2スイッチング素子SW1,SW2をOFF、並びに第3スイッチング素子SW3をONにした状態で、第1および第2キャパシタ13,14、並びに負荷キャパシタ26を、第3放電抵抗(RC)43で放電させる。
上述したように、本発明の実施形態による電源装置10によれば、第1コンタクタ15に並列に接続した1つのプリチャージ回路19のみを用いて、第1電源11および第2電源12の断接と、第1および第2キャパシタ13,14、並びに負荷キャパシタ26の各々のプリチャージ(初期充電)と、を適正に行なうことができる。これにより、例えば第1電源11および第2電源12の各々にプリチャージ回路を設ける場合に比べて、装置が大型になることを防止し、装置の構成に要する費用が嵩むことを防止することができる。
さらに、プリチャージ回路19のみを用いて、第1〜第4コンタクタ15,16,17,18の各々の溶着有無を検知することができる。
なお、本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、上述した実施形態の構成はほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、第1電源11および第2電源12は、放電および充電が可能なバッテリなどに限定されず、放電のみが可能な燃料電池や発電機などであってもよい。
例えば、プリチャージ回路19は、第1コンタクタ15に限定されず、第2〜第4コンタクタ16〜18の何れか1つに並列に接続されてもよい。
10 電源装置
11 第1電源
12 第2電源
13 第1キャパシタ
14 第2キャパシタ
15 第1コンタクタ
16 第2コンタクタ
17 第3コンタクタ
18 第4コンタクタ
19 プリチャージ回路
20 第1スイッチング素子
21 第2スイッチング素子
22 第3スイッチング素子
23 第1リアクトル
24 第2リアクトル
25 負荷(電気負荷)
26 負荷キャパシタ(第3キャパシタ)
27 制御装置(制御手段)

Claims (3)

  1. 第1ノードと第2ノードとの間に接続された第1電源と、
    第3ノードと第4ノードとの間に接続された第2電源と、
    前記第1ノードと前記第2ノードとの間に接続された第1キャパシタ、
    前記第3ノードと前記第4ノードとの間に接続された第2キャパシタと、
    第5ノードと第6ノードとの間に接続された第1スイッチと、
    前記第6ノードと第7ノードとの間に接続された第2スイッチと、
    前記第7ノードと第8ノードとの間に接続された第3スイッチと、
    前記第5ノードと前記第8ノードとの間に接続された電気負荷と、
    前記第5ノードと前記第8ノードとの間に接続された第3キャパシタと、
    前記第1電源の正極と前記第1ノードとの間に接続された第1コンタクタと、
    前記第1電源の負極と前記第2ノードとの間に接続された第2コンタクタと、
    前記第2電源の正極と前記第3ノードとの間に接続された第3コンタクタと、
    前記第2電源の負極と前記第4ノードとの間に接続された第4コンタクタと、
    前記第1〜前記第4コンタクタの何れか1つに並列に接続されたプリチャージ回路と、
    前記第1ノードと前記第6ノードとの間もしくは前記第2ノードと前記第8ノードとの間に配置された第1リアクトルと、
    前記第3ノードと前記第5ノードとの間もしくは前記第4ノードと前記第7ノードとの間に配置された第2リアクトルと、
    前記第1〜前記第4コンタクタの閉接状態で前記第1スイッチおよび前記第3スイッチを閉接、並びに前記第2スイッチを開放にすることによって前記第1電源および前記第2電源の各々を前記電気負荷に並列に接続する並列モードと、前記第1〜前記第4コンタクタの閉接状態で前記第1スイッチおよび前記第3スイッチを開放、並びに前記第2スイッチを閉接にすることによって前記第1電源および前記第2電源を前記電気負荷に直列に接続する直列モードと、を交互に切り替えることによって、前記電気負荷に印加する電圧を制御する制御手段と、
    を備える電源装置の前記制御手段が実行する制御方法であって、
    前記制御手段が、
    前記第1および前記第3スイッチを閉接、並びに前記第2スイッチを開放にした状態で、前記第1電源および前記第2電源のうち前記プリチャージ回路に接続された一方のみによって、前記プリチャージ回路を介して、前記第1〜前記第3キャパシタを充電する第1のプリチャージステップと、
    前記制御手段が、前記第1のプリチャージステップの実行後に、
    前記プリチャージ回路を閉接から開放にするとともに、前記第1〜前記第4コンタクタのうち前記プリチャージ回路が並列に接続された何れか1つを開放から閉接にする第2のプリチャージステップと、
    前記制御手段が、前記第2のプリチャージステップの実行後に、
    前記第1〜前記第4コンタクタを閉接にする第3のプリチャージステップと、
    を含む、
    ことを特徴とする電源装置の制御方法。
  2. 前記制御手段が、
    前記第1〜前記第4コンタクタのうち、前記第1電源および前記第2電源のうちの前記一方に接続されたコンタクタの何れかを検査対象コンタクタとして、前記検査対象コンタクタを解放に指示し、前記検査対象コンタクタ以外を閉接にした状態で、前記第2スイッチのスイッチング動作によって、前記第1および前記第2キャパシタのうち前記プリチャージ回路に接続された一方のみを放電させたときの電圧降下が所定電圧降下以上か否かを判定する判定ステップと、
    前記制御手段が、前記判定ステップの実行後に、
    前記第1電源および前記第2電源の前記一方のみによって、前記プリチャージ回路を介して、前記第1および前記第2キャパシタの前記一方を充電する充電ステップと、
    を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置の制御方法。
  3. 前記制御手段が、
    前記第1〜前記第4コンタクタのうち、前記第1電源および前記第2電源のうちの前記一方に対する他方に接続されたコンタクタの何れかを検査対象コンタクタとして、前記検査対象コンタクタを解放に指示し、前記検査対象コンタクタ以外を閉接にした状態で、前記第2スイッチのスイッチング動作によって、前記第1および前記第2キャパシタのうち前記プリチャージ回路に接続された一方に対する他方のみを放電させたときの電圧降下が所定電圧降下以上か否かを判定する判定ステップと、
    前記制御手段が、前記判定ステップの実行後に、
    前記第1電源および前記第2電源の前記一方のみによって、前記プリチャージ回路を介して、前記第1および前記第2キャパシタの前記他方を充電する充電ステップと、
    を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置の制御方法。
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