JP2015126669A - 分電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】弾性接点の無駄を無くすことができる分電装置を提供する。【解決手段】主幹電力線と複数の分岐電力線との接続を遮断する主幹ブレーカ10と、分岐電力線に流れる電流を検出して、第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22を有する電流センサー24から構成される複数の第1分岐ブレーカユニット20と、複数の電流センサー24の第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22と制御装置30を電気的に接続する配線構造部50と、から構成される。弾性接点部材である第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22を第1分岐ブレーカユニット20側に設けることで、第1分岐ブレーカユニット20を最大取り付け個数よりも、少ない数を取り付けたときに生じる余分な弾性接点の無駄を無くすことができる。【選択図】図2
Description
本発明は、分電装置に関し、特に、電流センサーを備えた分電装置に関する。
従来より、分電装置として、交流50HZまたは60HZの単相2線式100Vもしくは単相3線式100/200Vの電力線において、主に住宅等の引き込み口装置として使用する住宅用の分電装置が提供されている。また、分電装置は、電気を安全に使用するために必要な漏電遮断器(漏電ブレーカ)と配線用遮断器(安全ブレーカ)を一つにまとめた筐体に収容され、特に住宅用の分電装置は、これらの他に電流制限器が取り付けられている。
近年、主幹ブレーカおよび複数の分岐ブレーカを備え、分岐ブレーカに流れる電流を検出するCT(CURRENT TRANSFORMER)等から構成される電流センサーを備えた分電装置が導入されている。
従来例1の分電装置としては、下記の特許文献1に記載の分電装置が知られている。
以下、図7を用いて、特許文献1に記載の分電装置について説明する。図7(a)は、従来例1に係る分岐ブレーカ900の外観を、図7(b)は分岐ブレーカ900の回路を、図7(c)は情報伝送部906の装着状況を、図7(d)は分岐ブレーカ900の装着状況を、示す。
分岐ブレーカ900は、電流センサー902を内部に有し、電流センサー902の検出信号を出力する平板状の出力端子901を底部に有している。情報伝送部906のプリント基板904は、電流センサー902の検出信号を受ける板バネ状の受信端子903と伝送路905とコネクタ907を有している。コネクタ907はハーネスにより情報計測ユニット908に接続されている。
情報伝送部906は、ベース台の上に配設されており、情報伝送部906の受信端子903と分岐ブレーカ900の出力端子901とが接触するように、分岐ブレーカ900が配設される。電流センサー902の出力信号は、出力端子901と受信端子903と伝送路905とを介してコネクタ907へ伝送され、さらにハーネスによって情報計測ユニット908へ伝送される。また、電流センサー902は、分岐ブレーカ900内に設けられている。
しかしながら、従来技術の分電装置では、分岐ブレーカ900(分岐ブレーカユニット)を最大取り付け個数と同じ数を取り付けたときは無駄がないが、少ない数を取り付けたときは、分岐ブレーカユニットを取り付けていない部分の受信端子903(弾性接点)は無駄になってしまう。
本発明は、上述した課題を解決するもので、弾性接点部材を分岐ブレーカユニットに設けることで、分岐ブレーカユニットを最大取り付け個数よりも、少ない数を取り付けたときに生じる余分な弾性接点の無駄を無くすことができる分電装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、請求項1に記載の分電装置は、主幹電力線と複数の分岐電力線との接続を遮断する遮断手段と、前記分岐電力線に流れる電流を検出して、外部接続用端子部を有する電流センサーを備え、第1方向に沿って並んで配置される複数の分岐ブレーカユニットと、複数の前記電流センサーの検出出力を受信する制御手段と、前記電流センサーの前記外部接続用端子部と前記制御手段とを電気的に接続する配線構造体を備える。さらに、前記電流センサーの前記外部接続用端子部は、弾性変形可能な弾性接点部材から構成され、前記配線構造体は、複数の前記弾性接点部材が弾接可能な直線状導電部材から構成される特徴を有する。
また、請求項2に記載の分電装置は、前記電流センサーの前記外部接続用端子部が、前記第1方向と直交する第2方向における位置が異なる第1弾性接点部材および第2弾性接点部材から構成され、前記配線構造体は、複数の前記第1弾性接点部材が弾接可能な第1直線状導電部材および複数の前記第2弾性接点部材が弾接可能な第2直線状導電部材より構成される特徴を有する。
また、請求項3に記載の分電装置は、前記第1弾性接点部材および前記第2弾性接点部材が、前記第1方向において重なり部分を有するように並んで配置された特徴を有する。
請求項1の発明によれば、弾性接点部材を分岐ブレーカユニット側に設けることにより、配線構造体の構造が簡素化される。また、弾性接点部材を分岐ブレーカユニット側に設けることで、弾性接点部材が分岐ブレーカユニットの取り付け数と同数となる。従って、分岐ブレーカユニットを最大取り付け個数よりも、少ない数を取り付けたときに生じる余分な弾性接点の無駄を無くすことができる。
請求項2の発明によれば、第1弾性接点部材と第2弾性接点部材の第2方向の位置が異なれば、配線構造体の2つの導電部材を共に直線状に形成することができる。第1弾性接点部材と第2弾性接点部材の第2方向の位置が同じである場合は、それぞれに独立して接続する2つの導電部材は、干渉しないようにそれぞれ分岐部分を有する必要がある。よって、第1弾性接点部材と第2弾性接点部材の第2方向の位置が異なることにより、第1直線状導電部材および第2直線状導電部材の構造を簡素化することができる。
請求項3の発明によれば、第1弾性接点部材と第2弾性接点部材を第2方向にのみ位置が異なる場合と比べて、第2方向の位置ズレ量を小さくすることができ配線構造体の幅を小さくすることができる。
以上により、本発明によれば、弾性接点部材を分岐ブレーカユニットに設けることで、分岐ブレーカユニットを最大取り付け個数よりも、少ない数を取り付けたときに生じる余分な弾性接点の無駄を無くすことができる分電装置を提供することができる。
[第1実施形態]
以下に、本発明の第1実施形態における住宅用の分電装置100について図1から図3までを用いて説明する。
以下に、本発明の第1実施形態における住宅用の分電装置100について図1から図3までを用いて説明する。
分電装置100は図1に示すように、電気を安全に使用するために遮断手段としての主幹ブレーカ10と、複数の分岐ブレーカユニットとしての複数の第1分岐ブレーカユニット20と、制御手段としての制御装置30と、配線構造体としての図3に示す配線構造部50と、を備えて構成される。
主幹ブレーカ10は、複数の第1分岐ブレーカユニット20の分岐電力線と、電力会社からの電気を配電する電力線である主幹電力線との間に接続され、契約以上の電気が流れると電気を自動的に遮断する安全装置である。また、主幹ブレーカ10は、手動でもオンまたはオフすることができる構成になっている。
第1分岐ブレーカユニット20は、分岐電力線と電気機器等へ電気を送る電力線との間に接続され、電気機器または接続コードの故障等でショートした場合、または、使いすぎて渦電流が流れた場合に電気を送る電力線を自動的に遮断する安全装置である。また、第1分岐ブレーカユニット20は、漏電等が発生した場合にも電気機器等へ電気を送る電力線を自動的に遮断する。また、第1分岐ブレーカユニット20は、図1の第1方向に沿って並んで複数配置される。
制御装置30は、複数の第1分岐ブレーカユニット20に内蔵している電流センサー24(図3(b)参照)からの検出出力(電流値)を配線構造部50(図3(a)参照)を介して受信する。
主幹ブレーカ10の主幹容量は、電力を供給する電力会社との契約電流であり住宅毎に違う。第1分岐ブレーカユニット20の設置数も同様に住宅毎に違うが、第1分岐ブレーカユニット20の分岐容量は一般的に13.3Aと規定されている。
図1に示すように主幹ブレーカ10と、複数の第1分岐ブレーカユニット20と、制御装置30と、図3(a)に示す配線構造部50等と、は一つの筐体内に収容されている。また、この筐体は、絶縁性を有する樹脂材料等により長方体の箱形状で構成されている。
ここで、第1分岐ブレーカユニット20について、図2を用いて説明する。第1分岐ブレーカユニット20は、外部接続用端子部の第1板バネ接点部21と第2板バネ接点部22を有する電流センサー24と、第1ケース23と、を備えて構成されている。
第1弾性接点部材としての第1板バネ接点部21と第2弾性接点部材としての第2板バネ接点部22は、図2に示すように第1ケース23の開口部より外方へ露出しており、それぞれ弾性変形可能な弾性接点部材から構成されている。
第1分岐ブレーカユニット20と配線構造部50について、図3を用いて説明する。図3は、第1分岐ブレーカユニット20の説明図であり、(a)は、配線構造部50の構成を、(b)は、外部接続用端子部の第1板バネ接点部21と第2板バネ接点部22を有する電流センサー24を示す説明図である。
配線構造部50は、図3(a)に示すように樹脂製の印刷基板等の表面に複数の第1板バネ接点部21と弾接可能な第1直線状導電部材としての第1導体部51と、複数の第2板バネ接点部22と弾接可能な第2直線状導電部材としての第2導体部52と、を形成して構成されている。また、第1導体部51と第2導体部52は、銅金属で配線形成されている。
配線構造部50の第1導体部51および第2導体部52は、各々直線状で並列に、且つ、第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22と各々弾接できるようにパターン形成されている。
第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22は、配線構造部50の第1導体部51および第2導体部52と各々弾接することで、電気的に接続される。よって、複数の第1分岐ブレーカユニット20の電流センサー24での電流値が配線構造部50の第1導体部51および第2導体部52を介して、制御装置30へ送られる。
第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22は、第1導体部51および第2導体部52の銅金属配線と違う金属で構成すると、弾接部分にて異種金属間の電位勾配の影響で電食による腐食が発生する虞がある。
第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22は、機械的強度が高い弾性変形可能な弾性接点部材を用いることで、信頼性を確保する必要がある。
よって、第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22は、銅金属配線と同じ銅系の金属で、機械的強度が高い黄銅等の材料を使用して構成することで弾接部分の信頼性を確保している。
図2に示す第1ケース23は、第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22と、電流センサー24と、を収容している。また、第1ケース23は、絶縁性を有する樹脂材料等で構成されている。
図3に示す電流センサー24はCTを備え、CTは交流特性を利用したもので、鉄心に巻いたコイルの巻線比に応じた2次側電流を検出することで、分岐電力線の電流値を計測するものである。また、電流センサー24は通信手段を備えており、通信手段は、例えば分岐ブレーカユニットごとに割り当てられたIDを計測した電流値に付加して配線構造部50を介して制御装置30に送信する。これにより制御装置はどの分岐ブレーカユニットの電流値かを判別できるようになっている。
図3に示す第1方向に第1分岐ブレーカユニット20が複数配置され、それぞれの第1分岐ブレーカユニット20の第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22は、第1方向と直交する第2方向における位置が異なって、配置される。また、第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22が第1方向と直交する第2方向における位置が異なって配置された構成に合わせて、図2に示す第1ケース23には開口部が設けられている。また、第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22は、第1ケース23に形成された開口部から外方に露出して構成されている。
図3(a)に示す配線構造部50の第1導体部51および第2導体部52は、各々直線状で並列に、且つ、第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22と各々弾接できるように形成されている。また、第1導体部51および第2導体部52は、第1分岐ブレーカユニット20の電流センサー24にて計測した電流値を制御装置30へ送るための配線として機能する。
第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22の第1方向の位置が同じである場合は、それぞれに独立して弾接する第1導体部51および第2導体部52は、干渉しないようにそれぞれ分岐部分を有する必要がある。しかし、第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22の第2方向の位置が異なれば、配線構造部50の第1導体部51および第2導体部52を共に直線状で並列に形成することができる。
第1導体部51および第2導体部52と、第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22と、の表面(空気に触れる面)は、弾接部分の酸化を抑制するために、金またはニッケル等でメッキ処理して被覆する。
ここで、従来例1の分岐ブレーカ900と情報伝送部906の構成について図6を用いて説明し、第1実施形態と比較する。
分岐ブレーカ900の底部に出力端子901は横方向に並んで配置される。また、情報伝送部906の受信端子903は、バネ接点からなり、並列に最大取り付け個数を設けられて、出力端子901と接触するように分岐ブレーカ900が設けられている。
従来例1は、第1実施形態の第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22に相当する受信端子903(バネ接点)が、情報伝送部906へ配置される。また、従来例1は、第1実施形態の第1導体部51および第2導体部52に相当する出力端子901が、分岐ブレーカ900に配置される。従って、従来例1は分岐ブレーカ900を最大取り付け個数に比べて少ない数を取り付けたときは、分岐ブレーカ900を取り付けていない部分の受信端子903(バネ接点)は無駄になってしまう虞がある。
以上、説明したように第1実施形態の分電装置100は、第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22を第1分岐ブレーカユニット20側に設けて、第1導体部51および第2導体部52を各々直線状で並列に構成したので配線構造部50の構造が簡素化される。また、第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22を第1分岐ブレーカユニット20側に設けることで、第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22が第1分岐ブレーカユニット20の取り付け数と同数となる。
[第2実施形態]
以下に第2実施形態における住宅用の分電装置100について説明する。図4および図5は、本発明の第2実施形態の第2分岐ブレーカユニット25を説明する外観を示す斜視図と説明図である。なお、第1実施形態と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
以下に第2実施形態における住宅用の分電装置100について説明する。図4および図5は、本発明の第2実施形態の第2分岐ブレーカユニット25を説明する外観を示す斜視図と説明図である。なお、第1実施形態と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
第2分岐ブレーカユニット25について、図4を用いて説明する。第2分岐ブレーカユニット25は、外部接続用端子部の第3板バネ接点部26と第4板バネ接点部27を有する電流センサー24と、第2ケース28と、を備えて構成されている。
第1弾性接点部材としての第3板バネ接点部26と第2弾性接点部材としての第4板バネ接点部27は、図4に示すように第2ケース28の開口部より外方へ露出しており、それぞれ弾性変形可能な弾性接点部材から構成されている。
第2分岐ブレーカユニット25と配線構造部50の構成について、図5を用いて説明する。図5は、第2分岐ブレーカユニット25の説明図であり、(a)は、配線構造部50の構成を、(b)は、外部接続用端子部の第3板バネ接点部26と第4板バネ接点部27を有する電流センサー24を示す説明図である。
配線構造部50の第1導体部51および第2導体部52は、各々直線状で並列に、且つ、第3板バネ接点部26および第4板バネ接点部27と各々弾接できるようにパターンを配線構造部50に形成する。
第3板バネ接点部26および第4板バネ接点部27は、配線構造部50の第1導体部51および第2導体部52と各々弾接することで、電気的に接続される。よって、複数の第2分岐ブレーカユニット25の電流センサー24での電流値が配線構造部50の第1導体部51および第2導体部52を介して、制御装置30へ送られる。
第3板バネ接点部26および第4板バネ接点部27は、第1導体部51および第2導体部52の銅金属配線と違う金属で構成すると、弾接部分にて異種金属間の電位勾配の影響で電食による腐食が発生する。
第3板バネ接点部26および第4板バネ接点部27は、機械的強度が高い弾性変形可能な弾性接点部材を用いることで、信頼性を確保する必要がある。
よって、第3板バネ接点部26および第4板バネ接点部27は、銅金属配線と同じ銅系の金属で、機械的強度が高い黄銅等の材料を使用して構成することで弾接部分の信頼性を確保している。
第2ケース28は、第3板バネ接点部26および第4板バネ接点部27と、電流センサー24と、を収容している。また、第2ケース28は、絶縁性を有する樹脂材料等で構成されている。
図5に示す第1方向に第2分岐ブレーカユニット25が複数配置され、それぞれの第2分岐ブレーカユニット25の第3板バネ接点部26および第4板バネ接点部27は、図5に示す第2方向における位置が異なり、第2方向と直交する第1方向において重なり部分を有するように並んで配置される。また、第3板バネ接点部26および第4板バネ接点部27が第2方向における位置が異なり、第2方向と直交する第1方向において重なり部分を有するように並んで配置された構成に合わせて、図4に示す第2ケース28には開口部が設けられている。また、第3板バネ接点部26および第4板バネ接点部27は、第2ケース28に形成された開口部から外方に露出して構成されている。
図5(a)に示す配線構造部50の第1導体部51および第2導体部52は、各々直線状で並列に、且つ、第3板バネ接点部26および第4板バネ接点部27と各々弾接できるように形成されている。また、第1導体部51および第2導体部52は、第2分岐ブレーカユニット25の電流センサー24にて計測した電流値を制御装置30へ送るための配線として機能する。
第3板バネ接点部26および第4板バネ接点部27の第1方向の位置が同じである場合は、それぞれに独立して弾接する第1導体部51および第2導体部52は、干渉しないようにそれぞれ分岐部分を有する必要がある。しかし、第3板バネ接点部26および第4板バネ接点部27の第2方向の位置が異なれば、配線構造部50の第1導体部51および第2導体部52を共に直線状で並列に形成することができる。
第1導体部51および第2導体部52と、第3板バネ接点部26および第4板バネ接点部27と、の表面(空気に触れる面)は、弾接部分の酸化を抑制するために、金またはニッケル等でメッキ処理して被覆する。
従って、第2実施形態の分電装置100は、第2分岐ブレーカユニット25の第3板バネ接点部26および第4板バネ接点部27を第1方向と直交する第2方向における位置が異なる第1実施形態の場合と比べて、第2方向の位置ズレ量を小さくすることができるので、配線構造部50の幅を小さく(狭く)することができる。
以上説明したように、第1実施形態および第2実施形態に係る分電装置100は、第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22と、第3板バネ接点部26および第4板バネ接点部27と、を第1分岐ブレーカユニット20および第2分岐ブレーカユニット25にそれぞれ設けることで、第1分岐ブレーカユニット20および第2分岐ブレーカユニット25を分電装置100の最大取り付け個数よりも、少ない数を取り付けたときに生じる余分な第1板バネ接点部21および第2板バネ接点部22と、第3板バネ接点部26および第4板バネ接点部27と、の無駄を無くすことができる分電装置100を提供することができる。
以上のように、本発明の第1実施形態および第2実施形態に係る分電装置100を具体的に説明したが、本発明は上記の第1実施形態および第2実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
<変形例1>
第1実施形態および第2実施形態において、配線構造部50は、樹脂製の印刷基板の表面に第1導体部51および第2導体部52を形成する構成を示して説明したが、印刷基板はセラミック製で構成されても良い。
第1実施形態および第2実施形態において、配線構造部50は、樹脂製の印刷基板の表面に第1導体部51および第2導体部52を形成する構成を示して説明したが、印刷基板はセラミック製で構成されても良い。
<変形例2>
第1実施形態および第2実施形態において、電流センサー24はCTを用いたもので説明したが、ホール素子または磁気抵抗素子の磁電変換素子を用いても良い。
第1実施形態および第2実施形態において、電流センサー24はCTを用いたもので説明したが、ホール素子または磁気抵抗素子の磁電変換素子を用いても良い。
10 主幹ブレーカ
20 第1分岐ブレーカユニット
21 第1板バネ接点部
22 第2板バネ接点部
23 第1ケース
24 電流センサー
25 第2分岐ブレーカユニット
26 第3板バネ接点部
27 第4板バネ接点部
28 第2ケース
30 制御装置
50 配線構造部
51 第1導体部
52 第2導体部
100 分電装置
900 分岐ブレーカ
901 出力端子
902 電流センサー
903 受信端子
904 プリント基板
905 伝送路
906 情報伝送部
907 コネクタ
908 情報計測ユニット
20 第1分岐ブレーカユニット
21 第1板バネ接点部
22 第2板バネ接点部
23 第1ケース
24 電流センサー
25 第2分岐ブレーカユニット
26 第3板バネ接点部
27 第4板バネ接点部
28 第2ケース
30 制御装置
50 配線構造部
51 第1導体部
52 第2導体部
100 分電装置
900 分岐ブレーカ
901 出力端子
902 電流センサー
903 受信端子
904 プリント基板
905 伝送路
906 情報伝送部
907 コネクタ
908 情報計測ユニット
Claims (3)
- 主幹電力線と複数の分岐電力線との接続を遮断する遮断手段と、
前記分岐電力線に流れる電流を検出して、外部接続用端子部を有する電流センサーを備え、第1方向に沿って並んで配置される複数の分岐ブレーカユニットと、
複数の前記電流センサーの検出出力を受信する制御手段と、
前記電流センサーの前記外部接続用端子部と前記制御手段とを電気的に接続する配線構造体と、を備え、
前記電流センサーの前記外部接続用端子部は、弾性変形可能な弾性接点部材から構成され、
前記配線構造体は、複数の前記弾性接点部材が弾接可能な直線状導電部材から構成されることを特徴とする分電装置。 - 前記電流センサーの前記外部接続用端子部は、前記第1方向と直交する第2方向における位置が異なる第1弾性接点部材および第2弾性接点部材から構成され、
前記配線構造体は、複数の前記第1弾性接点部材が弾接可能な第1直線状導電部材および複数の前記第2弾性接点部材が弾接可能な第2直線状導電部材より構成されることを特徴とする請求項1に記載の分電装置。 - 前記第1弾性接点部材および前記第2弾性接点部材は、前記第1方向において重なり部分を有するように並んで配置されたことを特徴とする請求項2に記載の分電装置。
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006092913A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Nitto Electric Works Ltd | 電流検出器内蔵プラグユニット |
JP2013183581A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-12 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 分電盤 |
-
2013
- 2013-12-27 JP JP2013271520A patent/JP2015126669A/ja not_active Withdrawn
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