JP2015126490A - 通信機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの利便性が損なわれる事象が発生するのを抑制しつつ、通信機器が他の機器との通信を適切に実行するための技術を提供すること。【解決手段】MFP10は、子局機器(即ち携帯端末70a〜70d)の数が上限数に達している状態で、CD50からProbe Req.信号を受信する場合T218に、携帯端末70aとの接続を切断してT220、CD50との接続を確立するT230。これにより、MFP10は、WFDNWを利用して、CD50からFAXデータを取得するT232。一方において、MFP10は、子局機器の数が上限数「4」に達している状態で、携帯端末70eからProbe Req.信号を受信する場合T215に、子局機器との接続を切断しない。【選択図】図5

Description

本明細書では、無線ネットワークの親局として動作する通信機器を開示する。
特許文献1には、複数の通信装置を含むネットワークが開示されている。ネットワークを管理する通信装置(以下では「管理通信装置」と呼ぶ)は、当該ネットワーク外の通信装置から接続要求を受信すると、ネットワークに現在接続されている通信装置の接続台数を確認する。第2,3実施形態では、管理通信装置は、接続台数が所定値を超える場合に、非通信状態の通信装置をネットワークから切断する。管理通信装置は、非通信状態の通信装置をネットワークから切断した後に、接続要求を送信した通信装置をネットワークに参加させる。
特開2001−326658号公報
上記の特許文献1の技術では、管理通信装置は、接続台数が所定値を超える場合に、接続要求の送信元であるデバイスの種類に関わらず、非通信状態の通信装置をネットワークから切断する。即ち、通信装置がネットワークから切断され易くなっている。従って、例えば、通信装置のユーザがネットワークを利用した通信を実行することを望む際に、当該通信装置がネットワークから切断されているという事象が発生し易く、この結果、ユーザの利便性が損なわれ得る。
本明細書では、ユーザの利便性が損なわれる事象が発生するのを抑制しつつ、通信機器が他の機器との通信を適切に実行するための技術を提供する。
本明細書によって開示される通信機器は、受信部と、判断部と、第1の切断部と、第1の確立部と、取得部と、を備える。受信部は、通信機器が親局として動作する無線ネットワークに所属している子局機器の数が上限数に達している状態で、特定機器から無線接続要求を受信する。子局機器は、無線ネットワークの子局として動作する機器である。判断部は、特定機器から無線接続要求が受信される場合に、特定機器が中継機器であるのか否かを判断する。中継機器は、通信機器とは異なる機器から取得される第1の対象データを通信機器に供給するための第1種の中継機能を実行可能な機器である。第1の切断部は、特定機器が中継機器であると判断される場合に、無線ネットワークに所属している1個以上の子局機器のうちの第1の対象機器との無線接続を切断し、特定機器が中継機器でないと判断される場合に、第1の対象機器との無線接続を切断しない。第1の確立部は、第1の対象機器との無線接続が切断された後に、特定機器との無線接続を確立する。取得部は、特定機器との無線接続が確立された後に、無線ネットワークを利用して、特定機器から第1の対象データを取得する。
上記の構成によると、通信機器は、子局機器の数が上限数に達している状態で、特定機器から無線接続要求を受信する場合に、特定機器が中継機器であるのか否かを判断する。通信機器は、特定機器が中継機器であると判断する場合に、第1の対象機器との無線接続を切断して、特定機器との無線接続を確立する。これにより、通信機器は、無線ネットワークを利用して、特定機器から第1の対象データを取得することができる。一方において、通信機器は、特定機器が中継機器でないと判断する場合に、第1の対象機器との無線接続を切断しない。これにより、第1の対象機器のユーザの利便性が損なわれるのを抑制し得る。即ち、上記の構成によると、通信機器は、無線接続要求の送信元である特定機器が中継機器であるのか否かに応じて、子局機器との無線接続を切断するのか否かを変える。これにより、通信機器は、子局機器のユーザの利便性が損なわれる事象が発生するのを抑制しつつ、中継機器との通信を適切に実行することができる。
上記の通信機器の機能を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の通信機器と、上記のいずれかの外部機器(例えば、特定機器)と、を備えるシステムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 MFPの応答処理のフローチャートを示す。 MFPの復帰処理のフローチャートを示す。 MFPのFAX送信処理のフローチャートを示す。 MFPがIVサポート機器との無線接続を切断するケースAを示す。 MFPがIV非サポート機器との無線接続を切断するケースBを示す。 MFPがFAXデータをCDに送信するケースCを示す。
(システムの構成;図1)
図1に示されるように、本実施例の通信システム2は、相互に通信可能な多機能機10と通話デバイス50とを備える。多機能機10と通話デバイス50とは、セットで出荷(即ち販売)されるものであり、例えば家庭内に設置される。多機能機10は、さらに、携帯端末70a〜70eと通信可能であり、通話デバイス50は、さらに、FAX装置110と通信可能である。多機能機10と通話デバイス50と各携帯端末70a〜70eとは、Wi−Fi通信を実行可能である。Wi−Fi通信は、Wi−Fi Allianceによって策定されたWi−Fi方式に従った無線通信である。また、通話デバイス50とFAX装置110とは、PSTN(Public Switched Telephone Networkの略)を介した通信を実行可能である。以下では、多機能機、通話デバイスのことを、それぞれ、「MFP(Multi-Function Peripheralの略)」、「CD(Call Deviceの略)」と呼ぶ。
(MFP10の構成)
MFP10は、印刷機能及びスキャン機能を含む多機能を実行可能な周辺機器(即ちPC(Personal Computerの略)等の周辺機器)である。MFP10は、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、スキャン実行部18と、無線LAN(Local Area Networkの略)インターフェース20と、制御部30と、を備える。各部12〜30は、バス線(符号省略)に接続されている。以下では、インターフェースを「I/F」と記載する。
操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をMFP10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。印刷実行部16は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。スキャン実行部18は、CCD、CIS等のスキャン機構である。
無線LANI/F20は、Wi−Fi方式に従ったWi−Fi通信を実行するためのインターフェースである。Wi−Fi方式は、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.の略)の802.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば、802.11a,11b,11g,11n等)に従って、無線通信を実行するための無線通信方式である。より具体的に言うと、無線LANI/F20は、Wi−Fi Allianceによって策定されたWFD(Wi-Fi Directの略)方式をサポートしているI/Fである。従って、制御部30は、WFD方式の無線ネットワーク(以下では「WFDNW」と呼ぶ)を利用して、無線LANI/F20を介して、Wi−Fi通信を実行することができる。
制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に記憶されているプログラム36に従って、様々な処理を実行するプロセッサである。メモリ34は、WFD記憶領域200と、管理リスト300と、識別情報記憶領域350と、待機リスト400と、を備える。
WFD記憶領域200は、MFP10が親局(即ち後述のWFD方式のG/O機器)として動作するWFDNWで利用される無線設定情報(即ち、SSID、認証方式、暗号化方式、パスワード)を記憶する。SSIDは、WFDNWを識別するための識別子である。認証方式、暗号化方式、及び、パスワードは、WFDNWで実行される認証及び暗号化で利用される情報である。
管理リスト300は、MFP10が親局として動作するWFDNWの子局(即ち後述のWFD方式のCL機器)として動作する各機器の各機器情報、即ち、WFDNWの親局として動作するMFP10との無線接続(以下では単に「接続」と呼ぶ)が確立されている各機器の各機器情報を記憶する。各機器情報は、MACアドレスと、接続時刻と、機器タイプと、を含む。MACアドレスは、機器を識別するための識別情報である。接続時刻は、MFP10と機器との間に接続が確立された時刻を示す情報である。機器タイプは、機器がIVサポート機器とIV非サポート機器とのうちのどちらのタイプの機器であるのかを示す情報である。IVサポート機器は、WFD方式のInvitation Request信号をサポートしている機器、即ち、Invitation Request信号に応じて接続を確立可能な機器である。IV非サポート機器は、Invitation Request信号をサポートしていない機器、即ち、Invitation Request信号に応じて接続を確立不可能な機器である。
識別情報記憶領域350は、MFP10の出荷段階から、CD50のMACアドレス(即ちMACx)を予め記憶している。
待機リスト400は、待機機器のMACアドレスと機器タイプとを記憶する。待機機器は、MFP10との接続が切断された機器であって、MFP10との接続が優先的に再確立されるべき機器である。
(CD50の構成)
CD50は、図示省略のハンドセットを備えており、PSTNを介した電話通信を実行可能である。また、CD50は、PSTNを介したFAX通信を実行可能である。特に、CD50は、MFP10とFAX装置110との間でFAXデータの通信を中継する。CD50は、CD50自身のMACアドレスとして、MACxを有する。また、CD50は、WFD方式の無線通信を実行可能であり、IVサポート機器である。
CD50は、無線LANI/F54と、PSTN(Public Switched Telephone Networkの略)I/F56と、制御部60と、を備える。無線LANI/F54は、無線通信を実行するためのI/Fである。PSTNI/F56は、一般公衆回線網であるPSTNに接続される。CD50は、PSTNI/F56を介して、FAX装置110とFAXデータの通信を実行可能である。より具体的に言うと、CD50は、FAX装置110から取得されるFAXデータをMFP10に供給する第1種の中継機能と、MFP10から取得されるFAXデータをFAX装置110に供給する第2種の中継機能と、の双方を実行可能である。
制御部60は、図示省略のCPUとメモリとを備える。メモリは、CD50の出荷段階から、MFP10のメモリ34内のWFD記憶領域200に記憶されるSSID、認証方式、及び、暗号化方式と同じ情報を予め記憶している。ただし、メモリは、パスワードを予め記憶していない。CD50は、MFP10との接続を確立する過程で、MFP10からパスワードを取得して、メモリに記憶させる。
(携帯端末70a〜70eの構成)
各携帯端末70a〜70eは、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA(Personal Digital Assistantの略)、ノートPC、タブレットPC、携帯型音楽再生装置、携帯型動画再生装置等の可搬型の端末装置である。各携帯端末70a〜70dは、当該携帯端末自身のMACアドレスとして、MACa、MACb、MACc、MACdを有する。各携帯端末70a〜70eは、WFD方式の無線通信を実行可能である。各携帯端末70a,70c,70dは、IVサポート機器である。携帯端末70bは、IV非サポート機器である。携帯端末70eは、IVサポート機器であってもよいし、IV非サポート機器であってもよい。
(WFD方式)
WFD方式は、Wi−Fi Allianceによって作成された規格書「Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P) Technical Specification Version1.1」に記述されている無線通信方式である。
上記のWFDの規格書では、WFD機器の状態として、Group Owner状態(以下では「G/O状態」と呼ぶ)、クライアント状態(以下では「CL状態」と呼ぶ)、及び、デバイス状態の3つの状態が定義されている。WFD機器は、上記の3つの状態のうちの1つの状態で選択的に動作可能である。
G/O状態のWFD機器(即ちG/O機器)は、当該WFD機器が親局として動作する無線ネットワーク(即ちWFDNW)を形成する機器である。CL状態のWFD機器(即ちCL機器)は、WFDNWの子局として動作する機器である。デバイス状態のWFD機器(即ちデバイス機器)は、WFDNWに所属していない機器である。
G/O機器とCL機器との双方が所属しているWFDNWは、例えば、以下の2つの手順のいずれかによって形成される。第1の手順では、一対のデバイス機器は、G/Oネゴシエーションと呼ばれる無線通信を実行する。これにより、当該一対のデバイス機器のうちの一方は、G/O状態(即ちG/O機器)になることを決定し、他方は、CL状態(即ちCL機器)になることを決定する。そして、G/O機器は、WFDNWを形成して、CL機器との接続を確立する。これにより、G/O機器とCL機器との双方が所属しているWFDNWが形成される。第2の手順では、デバイス機器は、G/Oネゴシエーションを実行せずに、自発的にG/O状態に移行して、WFDNWを形成する。この場合、WFDNWが形成された後に、他のデバイス機器は、G/Oネゴシエーションを実行せずに、CL状態に移行して、G/O機器との接続を確立する。これにより、G/O機器とCL機器との双方が所属しているWFDNWが形成される。
G/O機器は、他の機器を介さずに、CL機器と対象データの無線通信を実行可能である。対象データは、OSI参照モデルのネットワーク層の情報、及び、ネットワーク層よりも上位層(例えばアプリケーション層)の情報を含むデータであり、例えば、FAXデータを含む。また、G/O機器は、一対のCL機器の間の対象データの無線通信を中継可能である。このように、WFDNWでは、各機器は、当該各機器とは別体に構成されているアクセスポイント(以下では「AP」と呼ぶ)を介さずに、対象データの無線通信を実行することができる。即ち、WFD方式は、APが利用されない無線通信方式であると言える。
また、G/O機器は、WFDNWに所属していないデバイス機器と対象データの無線通信を実行することができないが、デバイス機器と接続用データの無線通信を実行して、デバイス機器との接続を確立することができる。これにより、G/O機器は、デバイス機器をWFDNWに参加させることができる。
上記の接続用データは、OSI参照モデルのネットワーク層よりも下位層(例えば、物理層、データリンク層等)の情報を含むデータ(即ち、ネットワーク層の情報を含まないデータ)である。接続用データは、例えば、Probe Request/Response信号、Provision Discovery Request/Response信号、Authentication Request/Response信号、Association Request/Response信号、WSC Exchange、4-Way Handshake、Invitation Request/Response信号等を含む。なお、以下では、Request、Responseのことを、ぞれぞれ、「Req.」、「Res.」と記載する。
Probe Req.信号は、無線ネットワークの親局として動作する機器(例えば、G/O機器、AP)をサーチするための信号であり、Probe Res.信号は、その応答信号である。Provision Discovery Req.信号は、WPS(Wi-Fi Protected Setupの略)の方式(例えば、プッシュボタン方式、PINコード方式等)を確認するための信号であり、Provision Discovery Res.信号は、その応答信号である。Authentication Req.信号は、認証方式を確認するための信号であり、Authentication Res.信号は、その応答信号である。Association Req.信号は、接続を要求するための信号であり、Association Res.信号は、その応答信号である。WSC Exchangeは、パスワード等の各種情報を供給するための信号である。4-Way Handshakeは、認証を実行するための信号である。Invitation Req.信号は、WFDNWへの参加を促すための信号であり、Invitation Res.信号は、その応答信号である。
G/O機器では、通常、当該G/O機器によって形成されているWFDNWに所属可能な子局機器の数の上限数が、G/O機器のメモリ容量等に基づいて予め決められている。換言すると、G/O機器では、G/O機器が同時的に確立可能な接続の数の上限数が、予め決められている。本実施例では、MFP10は、G/O機器として動作して、WFDNWを形成することができる。そして、G/O機器であるMFP10が同時的に確立可能な接続の数の上限数は「4」である。
(MFPの応答処理;図2)
図2を参照して、MFP10のCPU32が実行する応答処理の内容を説明する。図2の応答処理は、送信元機器(例えば、携帯端末70a〜70e及びCD50のうちのいずれかの機器)からProbe Req.信号を受信することをトリガとして開始される。図2の応答処理の内容を説明する前に、MFP10が送信元機器からProbe Req.信号を受信する状況について説明する。
MFP10は、ユーザによってMFP10の電源がONされると、WFD方式のG/O状態に自発的に移行する。これにより、MFP10のみが所属しているWFDNWが形成される。以下では、MFP10がG/O機器として動作する当該WFDNWのことを、単に「WFDNW」と呼ぶ。
例えば、携帯端末70aのユーザは、デバイス機器である携帯端末70aとG/O機器であるMFP10との間に接続を確立させることを望む場合に、所定の操作を携帯端末70aに実行する。この場合、携帯端末70aは、携帯端末70aのMACアドレス(即ちMACa)を含むProbe Req.信号をMFP10に送信する。これにより、MFP10が携帯端末70aからProbe Req.信号を受信して、図2の応答処理が開始される。即ち、この場合、携帯端末70aが送信元機器である。同様に、他の各携帯端末70b〜70eも送信元機器になり得る。
また、CD50は、PSTNI/F56を介して、FAX装置110からFAXデータを取得すると、CD50の図示省略のメモリに予め記憶されているSSID、即ち、WFDNWのSSIDを読み出す。そして、CD50は、当該SSIDとMACxとを含むProbe Req.信号をMFP10に送信する。これにより、MFP10がCD50からProbe Req.信号を受信して、図2の応答処理が開始される。即ち、この場合、CD50が送信元機器である。
S10では、MFP10のCPU32は、WFDNWの子局機器(即ちCL機器)の数が上限数「4」に達しているのか否かを判断する。具体的には、CPU32は、管理リスト300内の機器情報の数をカウントする。そして、CPU32は、機器情報の数が「4」未満である場合に、子局機器の数が上限数に達してないと判断し(S10でNO)、S30に進み、機器情報の数が「4」である場合に、子局機器の数が上限数に達していると判断し(S10でYES)、S12に進む。
S12では、CPU32は、送信元機器との接続を確立不可能であることを示すエラー通知を送信元機器に送信する。これにより、送信元機器は、MFP10との接続を確立不可能であることを知ることができる。
S14では、CPU32は、送信元機器がCD50であるのか否かを判断する。具体的には、CPU32は、送信元機器から受信したProbe Req.信号内のMACアドレスが、識別情報記憶領域350内のMACxに一致するのか否かを判断する。CPU32は、Probe Req.信号内のMACアドレスがMACxに一致しない場合に、送信元機器がCD50でないと判断し(S14でNO)、応答処理を終了する。即ち、この場合、S16〜S28が実行されない。換言すると、WFDNWの子局機器との接続が切断されない(S16が実行されない)。一方において、CPU32は、Probe Req.信号内のMACアドレスがMACxに一致する場合に、送信元機器がCD50であると判断し(S14でYES)、S16に進む。
S16では、CPU32は、4個の子局機器のうち、接続時刻が最も古い機器(以下では「対象機器」と呼ぶ)との接続を切断する。具体的には、CPU32は、管理リスト300内の4個の機器情報の中から、最も古い接続時刻を含む機器情報を、対象機器の機器情報として選択する。CPU32は、選択済みの機器情報内のMACアドレスを含む切断要求を対象機器に送信して、対象機器から応答信号を受信する。これにより、MFP10と対象機器との間の接続が切断され、子局機器の数が上限数未満の「3」になる。なお、変形例では、接続が切断される対象機器は、接続時刻が最も古い機器でなくてもよく、例えば、4個の子局機器のうちのランダムに選択される機器であってもよい。
S18では、CPU32は、対象機器の機器情報内のMACアドレスと機器タイプとを待機リスト400に記述する。そして、CPU32は、管理リスト300から対象機器の機器情報を消去する。
S20では、CPU32は、CD50がIVサポート機器であることを予めわかっているので、MACxを含むInvitation Req.信号をCD50(即ち送信元機器)に送信する。
S22では、CPU32は、CD50との接続を確立する。具体的には、CPU32は、CD50からInvitation Res.信号を受信する。その後、CPU32は、様々な信号の通信(例えば、Provision Discovery Req./Res.信号、Association Req./Res.信号、WSC Exchange、4-Way Handshake等)をCD50と実行する。これにより、CPU32は、CD50との接続を確立して、WFDNWにCD50を子局機器として参加させることができる。S22では、CPU32は、さらに、CD50の機器情報(即ち、MACx、現在時刻(即ち接続時刻)、IVサポート機器)を管理リスト300に記述する。
S24では、CPU32は、WFDNWを利用して、CD50からFAXデータを取得する。即ち、CD50は、FAX装置110からPSTNを介して取得されるFAXデータを、MFP10に供給する第1種の中継機能を実行することになる。
S26では、CPU32は、FAXデータによって表わされる画像の印刷を印刷実行部16に実行させる。次いで、S28では、CPU32は、図3の復帰処理を実行する。S28が終了すると、応答処理が終了する。
上述したように、子局機器の数が上限数未満である場合には、S10でNOと判断され、S30が実行される。S30では、CPU32は、子局機器の数が、上限数「4」から「1」が減算された「3」であるのか否かを判断する。具体的には、CPU32は、管理リスト300内の機器情報の数が「3」である場合に、子局機器の数が「3」であると判断し(S30でYES)、S40に進む。一方において、CPU32は、管理リスト300内の機器情報の数が「3」未満である場合に、子局機器の数が「3」でないと判断し(S30でNO)、S40,S42をスキップして、S44に進む。
S40では、CPU32は、待機機器が存在するのか否かを判断する。具体的には、CPU32は、待機リスト400に待機機器の情報が記述されている場合に、待機機器が存在すると判断し(S40でYES)、S42に進む。一方において、CPU32は、待機リスト400に待機機器の情報が記述されていない場合に、待機機器が存在しないと判断し(S40でNO)、S42をスキップして、S44に進む。
S42では、CPU32は、送信元機器が待機機器に一致するのか否かを判断する。具体的には、CPU32は、Probe Req.信号内のMACアドレスが待機リスト400内のMACアドレスに一致する場合に、送信元機器が待機機器に一致すると判断し(S42でYES)、S44に進む。一方において、CPU32は、Probe Req.信号内のMACアドレスが待機リスト400内のMACアドレスに一致しない場合に、送信元機器が待機機器に一致しないと判断し(S42でNO)、S54に進む。
S54では、CPU32は、送信元機器との接続を確立不可能であることを示すエラー通知を送信元機器に送信する。S54が実行される段階では、WFDNWの子局機器の数が「3」であるので、MFP10は、1個の機器との接続を新たに確立可能である。しかしながら、優先的に接続が再確立されるべき待機機器が存在するため(S40でYES)、送信元機器が待機機器ではない場合には(S42でNO)、MFP10は、送信元機器との接続を確立しない。これにより、MFP10は、待機機器との接続を適切に確立することができる。S54が終了すると、応答処理が終了する。
S44は、S22と同様である。ただし、S22とは異なり、CPU32は、送信元機器からInvitation Res.信号を受信しない。S44では、CPU32は、さらに、送信元機器の機器情報(MACアドレス、現在時刻、機器タイプ)を管理リスト300に新たに記述する。なお、CPU32は、送信元機器が携帯端末である場合には、Provision Discovery Req./Res.信号の通信の過程で、当該携帯端末の機器タイプ(即ち、IVサポート機器又はIV非サポート機器)を取得することができる。また、S42でYESを経て実行されるS44では、CPU32は、さらに、待機リスト400から待機機器の情報を消去する。これにより、待機機器が存在しない状態になる。
S46は、S14と同様である。S46でYESの場合、即ち、送信元機器がCD50である場合には、CPU32は、S24,S26と同様に、S48,S50を実行する。次いで、S52では、CPU32は、CD50(即ち送信元機器)との接続を切断する。具体的には、CPU32は、MFP10へのFAXデータの供給が完了したCD50から切断要求を受信して、応答信号をCD50に送信する。S52では、CPU32は、さらに、CD50の機器情報、即ち、S44で記述された機器情報を、管理リスト300から消去する。S52が終了すると、応答処理が終了する。
S46でNOの場合、即ち、送信元機器が携帯端末である場合には、CPU32は、S48〜S52を実行せずに、応答処理を終了する。この場合、例えば、CPU32は、WFDNWを利用して、対象データの通信を携帯端末と実行することができる。例えば、CPU32は、携帯端末から画像データを取得して印刷を実行してもよいし、スキャンデータを携帯端末に供給してもよい。
なお、図示省略しているが、CPU32は、S44で携帯端末との接続が確立された後に、当該携帯端末から切断要求を受信して、応答信号を送信する場合(即ち携帯端末との接続が切断される場合)に、当該携帯端末の機器情報を管理リスト300から消去する。
(復帰処理;図3)
続いて、図3を参照して、図2のS28の復帰処理を説明する。復帰処理は、図2のS16で接続が切断された対象機器(即ち携帯端末)、即ち、待機リスト400に情報が記述されている待機機器との接続を再確立するために実行される。
S60は、図2のS52と同様である。この結果、子局機器の数が上限数未満の「3」になる。S60では、CPU32は、さらに、現在時刻(即ちCD50との接続が切断された切断時刻)をメモリ34に記憶する。
S61では、CPU32は、図2のS16で接続が切断された待機機器が、IVサポート機器であるのか否かを判断する。具体的には、CPU32は、待機リスト400内の機器タイプがIV非サポート機器を示す場合に、待機機器がIVサポート機器でないと判断し(S61でNO)、S64に進む。一方において、CPU32は、待機リスト400内の機器タイプがIVサポート機器を示す場合に、待機機器がIVサポート機器であると判断し(S61でYES)、S62に進む。
S62では、CPU62は、待機リスト400内のMACアドレスを含むInvitation Req.信号を待機機器に送信する。
S63は、S22と同様である。ただし、S22とは異なり、S63の処理の対象は、CD50ではなく、携帯端末である。これにより、CPU32は、待機機器との接続を再確立することができる。この結果、子局機器の数が上限数「4」になる。S63を終えると、S65に進む。
S64では、CPU32は、S60でCD50との接続が切断されてから所定期間(例えば5分)が経過することを監視する。具体的には、CPU32は、メモリ34内の切断時刻と現在時刻との差分を算出する。CPU32は、当該差分が所定期間より大きい場合には、CD50との接続が切断されてから所定期間が経過したと判断し(S64でYES)、S65に進む。
S65では、CPU32は、待機機器の情報を待機リスト400から消去する。S65が終了すると、復帰処理が終了する。
上述したように、CPU32は、待機機器がIVサポート機器である場合(S61でYES)には、Invitation Req.信号を待機機器に送信して(S62)、待機機器との接続を再確立する(S63)。これにより、CPU32は、待機機器との接続を適切に再確立することができる。一方において、CPU32は、待機機器がIV非サポート機器である場合(S61でNO)には、Invitation Req.信号を待機機器に送信せずに所定期間待機する(S64)。
なお、CPU32は、上記の所定期間内に待機機器からProbe Req.信号を受信する場合には、現在実行中の図2及び図3の各処理のための第1の処理スレッドとは異なる、図2,3の各処理のための第2の処理スレッドを立ち上げて、図2の応答処理を開始する。この場合、第1の処理スレッドと第2の処理スレッドとが並列的に実行されることになる。第2の処理スレッドでは、CPU32は、図2のS10でNOと判断し、S30でYESと判断し、S40でYESと判断し、S42でYESと判断し、S44で待機機器との接続を再確立する。この結果、S44では、待機機器の情報が待機リスト400から消去される。その後、第1の処理スレッドでは、CPU32は、図3のS64でYESと判断するが、待機機器の情報が待機リスト400から消去済みであるので、S65の処理を実行せずに、第1の処理スレッドを終了する。一方において、CPU32は、上記の所定期間内に待機機器からProbe Req.信号を受信しない場合には、第2の処理スレッドを新たに立ち上げることなく、S64でYESと判断して、待機機器の情報を待機リスト400から消去する(S65)。これにより、待機機器が長期間に亘って存在することに起因して、待機機器とは異なる他の機器との接続を長期間に亘って確立することができないという事象が発生するのを抑制することができる。
(MFPのFAX送信処理;図4)
図4を参照して、MFP10のCPU32が実行するFAX送信処理の内容を説明する。FAX送信処理は、FAXデータを外部機器(例えばFAX装置110)に送信するための指示がユーザによってMFP10に入力されることをトリガとして開始される。
S70は、図2のS10と同様である。S70でYESの場合、即ち、子局機器の数が上限数「4」に達している場合には、S72に進む。S72〜S78は、図2のS16〜S22と同様である。S80では、CPU32は、原稿のスキャンをスキャン実行部18に実行させることによってFAXデータを生成し、S82において、WFDNWを利用してFAXデータをCD50に送信する。即ち、CD50は、MFP10から取得されるFAXデータを、FAX装置110に供給する第2種の中継機能を実行することになる。S84では、CPU32は、図3の復帰処理を実行する。S84が終了すると、FAX送信処理が終了する。
一方において、S70でNOの場合、即ち、子局機器の数が上限数「4」に達していない場合には、S86に進む。S86〜S94は、S76〜S82と同様である。S96は、図2のS52と同様である。S96が終了すると、FAX送信処理が終了する。
図2〜図4の処理によると、MFP10は、FAXデータの通信が必要でない状況では、CD50との接続が切断されている状態を維持する(図2のS52、図3のS60、図4のS96)。即ち、CD50がWFDNWに常に所属している構成を採用していないので、他の機器(即ち携帯端末)がWFDNWに参加し易い。そして、MFP10は、CD50からFAXデータを取得すべき場合には、CD50との接続を確立して(図2のS22、S44)、CD50からFAXデータを適切に取得することができる。また、MFP10は、FAXデータをCD50に供給すべき場合には、CD50との接続を確立して(図4のS78、S90)、FAXデータをCD50に適切に供給することができる。
(具体的なケース)
続いて、図5〜7を参照して、図2〜4のフローチャートに従って実現される具体的なケースの内容を説明する。
(ケースA;図5)
ケースAでは、MFP10は、WFDNWを形成しており、3個の携帯端末70a〜70cのそれぞれと接続を確立している。即ち、WFDNWの子局機器の数は、上限数未満の「3」である。携帯端末70aの接続時刻が最も古い。
T200では、CD50は、FAX装置110からFAXデータを取得する。この場合、T202では、MFP10は、CD50からProbe Req.信号を受信し(図2のトリガ)、T204において、CD50との接続を確立する(S10でNO、S30でYES、S40でNO、S44)。この結果、子局機器の数は、上限数「4」になる。
T206では、MFP10は、WFDNWを利用して、CD50からFAXデータを取得し(図2のS46でYES、S48)、T208において、印刷を実行する(S50)。
T210では、MFP10は、CD50から切断要求を受信して、応答信号をCD50に送信し、この結果、MFP10とCD50との間の接続が切断される(図2のS52)。子局機器の数は、上限数未満の「3」になる。
その後、T212では、MFP10は、携帯端末70dからProbe Req.信号を受信し(図2のトリガ)、T214において、携帯端末70dとの接続を確立する(S10でNO、S30でYES、S40でNO、S44)。この結果、子局機器の数は、上限数「4」になる。
次いで、T215では、MFP10は、携帯端末70eからProbe Req.信号を受信し(図2のトリガ)、S216において、エラー通知を携帯端末70eに送信する(S10でYES、S12)。この場合、MFP10は、子局機器(即ち携帯端末70a〜70d)との接続を切断せず、携帯端末70eとの接続を確立しない(S14でNO)。
T217では、CD50は、FAX装置110からFAXデータを取得する。この場合、T218では、MFP10は、CD50からProbe Req.信号を受信し(図2のトリガ)、T219において、エラー通知をCD50に送信する(S10でYES、S12)。そして、T220では、MFP10は、接続時刻が最も古い携帯端末70aに切断要求を送信して、携帯端末70aから応答信号を受信し、この結果、MFP10と携帯端末70aとの間の接続が切断される(S14でYES、S16)。子局機器の数は、上限数未満の「3」になる。T222では、MFP10は、携帯端末70aの情報(即ち、MACa、IVサポート機器)を待機リスト400に記述する(S18)。
T224では、MFP10は、携帯端末70eからProbe Req.信号を受信し(図2のトリガ)、T226において、エラー通知を携帯端末70eに送信する(S10でNO、S30でYES、S40でYES、S42でNO、S54)。
T228では、MFP10は、Invitation Req.信号をCD50に送信し(図2のS20)、T230において、CD50との接続を確立する。この結果、子局機器の数は、上限数「4」になる。
T232では、MFP10は、WFDNWを利用して、CD50からFAXデータを取得し(図2のS24)、T234において、印刷を実行する(S26)。
T236では、MFP10は、CD50から切断要求を受信して、応答信号をCD50に送信し、この結果、MFP10とCD50との間の接続が切断される(図3のS60)。子局機器の数は、上限数未満の「3」になる。T238では、MFP10は、Invitation Req.信号を携帯端末70aに送信し(S61でYES、S62)、T240において、携帯端末70aとの接続を再確立する(S63)。この結果、子局機器の数は、上限数「4」になる。そして、T242では、MFP10は、待機リスト400から携帯端末70aの情報を消去する(S65)。
(ケースAの効果)
本ケースによると、MFP10は、子局機器(即ち携帯端末70a〜70d)の数が上限数に達している状態で、CD50からProbe Req.信号を受信する場合(T218)に、携帯端末70aとの接続を切断して(T220)、CD50との接続を確立する(T230)。これにより、MFP10は、WFDNWを利用して、CD50からFAXデータを適切に取得することができる(T232)。一方において、MFP10は、子局機器の数が上限数に達している状態で、携帯端末70eからProbe Req.信号を受信する場合(T215)に、子局機器との接続を切断しない。
例えば、MFP10が、子局機器の数が上限数に達している状態で、送信元機器からProbe Req.信号を受信する場合に、送信元機器がCD50であるのか否かに関わらず、子局機器との接続を切断する構成(以下では比較例の構成)が考えられる。比較例の構成によると、MFP10は、T215において、携帯端末70eからProbe Req.信号を受信する場合に、子局機器との接続を切断して、携帯端末70eとの接続を確立する。即ち、比較例の構成では、子局機器との接続が切断され易い。従って、例えば、子局機器のユーザがWFDNWを利用した通信を実行することを望む際に、当該子局機器がWFDNWに所属していないという事象が発生し易く、この結果、ユーザの利便性が損なわれ得る。
これに対し、本実施例では、MFP10は、子局機器の数が上限数に達している状態で、CD50とは異なる送信元機器(例えば携帯端末70e)からProbe Req.信号を受信しても、子局機器との接続を切断しない。従って、子局機器のユーザの利便性が損なわれる事象が発生するのを抑制することができる。即ち、本実施例によると、MFP10は、子局機器のユーザの利便性が損なわれる事象が発生するのを抑制しつつ、CD50とのFAX通信を適切に実行することができる。
また、MFP10は、携帯端末70aとの接続が切断されてから(T220)、CD50との接続が確立されるまで(T230)の間に、携帯端末70eからProbe Req.信号を受信しても(T224)、携帯端末70eとの接続を確立しない。このために、MFP10は、CD50との接続を適切に確立することができる。
(ケースB;図6)
ケースBでは、MFP10は、WFDNWを形成しており、4個の携帯端末70a〜70dのそれぞれと接続を確立している。即ち、WFDNWの子局機器の数は、上限数「4」である。携帯端末70bの接続時刻が最も古い。
T316〜T319は、図5のT217〜T219と同様である。T320,T322は、処理の対象が携帯端末70aではなく携帯端末70bであることを除くと、図5のT220,T222と同様である。T328〜T336は、図5のT228〜T236と同様である。T336が終了すると、子局機器の数は、上限数未満の「3」になる。待機機器である携帯端末70bがIV非サポート機器であるので、MFP10は、Invitation Req.信号を携帯端末70bに送信せずに、携帯端末70bからProbe Req.信号を受信するために待機する(図3のS61でNO、S64)。
T338では、MFP10は、携帯端末70eからProbe Req.信号を受信し(図2のトリガ)、T340において、エラー通知を携帯端末70eに送信する(S10でNO、S30でYES、S40でYES、S42でNO、S54)。即ち、MFP10は、待機機器が存在するので、待機機器ではない携帯端末70eとの接続を確立しない。
T342では、MFP10は、携帯端末70bからProbe Req.信号を受信し(図2のトリガ)、T344において、携帯端末70bとの接続を確立する(S10でNO、S30でYES、S40でYES、S42でYES、S44)。この結果、子局機器の数は、上限数「4」になる。T348では、MFP10は、携帯端末70bを待機リスト400から消去する(S44)。
(ケースBの効果)
本ケースによると、MFP10は、CD50との接続が切断されてから(T320)、所定期間内が経過する前に、携帯端末70eからProbe Req.信号を受信しても(T338)、携帯端末70eとの接続を確立しない。これにより、MFP10は、CD50との接続が切断されてから(T320)、所定期間内が経過する前に、携帯端末70bからProbe Req.信号を受信する場合(T342)に、携帯端末70bとの接続を適切に確立することができる(T344)。
(ケースC;図7)
ケースCの初期状態は、ケースAの初期状態と同様である。T400では、ユーザは、FAX送信指示をMFP10に入力する(図4のトリガ)。この場合、T402では、MFP10は、Invitation Req.信号をCD50に送信し(S70でNO、S86)、T404において、CD50との接続を確立する(S90)。この結果、子局機器の数は、上限数「4」になる。
T405では、MFP10は、原稿のスキャンを実行し(図4のS92)、T406において、WFDNWを利用して、FAXデータをCD50に供給する(S94)。T408では、CD50は、FAXデータをFAX装置110に供給する。
T410では、MFP10は、切断要求をCD50に送信して、CD50から応答信号を受信し、この結果、MFP10とCD50との間の接続が切断される(図4のS96)。子局機器の数は、上限数未満の「3」になる。
T412,T414は、図5のT212,214と同様である。この結果、子局機器の数は、上限数「4」になる。T416は、T400と同様である。T418では、MFP10は、接続時刻が最も古い携帯端末70aに切断要求を送信して、携帯端末70aから応答信号を受信し、この結果、MFP10と携帯端末70aとの間の接続が切断される(図4のS70でYES、S72)。子局機器の数は、上限数未満の「3」になる。T420では、MFP10は、携帯端末70aの情報を待機リスト400に記述する(S74)。
T422では、MFP10は、Invitation Req.信号をCD50に送信し(図4のS76)、T424において、CD50との接続を確立する(S78)。T425〜T428は、T405〜T408と同様である。
T430では、MFP10は、切断要求をCD50に送信して、CD50から応答信号を受信し、この結果、MFP10とCD50との間の接続が切断される(図3のS60)。子局機器の数は、上限数未満の「3」になる。T432〜T436は、図5のT238〜T242と同様である。
(ケースCの効果)
本ケースによると、MFP10は、子局機器の数が上限数に達している状態で、FAXデータをFAX装置110に供給するための指示がユーザから与えられる場合(T416)に、携帯端末70aとの接続を切断し(T418)、CD50との接続を確立する(T424)。これにより、MFP10は、WFDNWを利用して、FAXデータをCD50に適切に供給することができる(T426)。
(対応関係)
MFP10、CD50が、それぞれ、「通信機器」、「中継機器」の一例である。送信元機器が、「特定機器」の一例である。図5のケースA及び図6のケースBのFAXデータが、「第1の対象データ」の一例である。図7のケースCのFAXデータが、「第2の対象データ」の一例である。MACxが、「中継機器の識別情報」の一例である。ケースAの携帯端末70a及びケースBの携帯端末70bが、「第1の対象機器」の一例である。ケースCの携帯端末70aが、「第2の対象機器」の一例である。ケースAのT224のProbe Req.信号を送信する携帯端末70eが、「第1の対象機器及び特定機器とは異なる機器」の一例である。ケースBの携帯端末70eが、「第1の対象機器とは異なる機器」の一例である。Probe Req.信号、Invitation Req.信号、エラー通知が、それぞれ、「無線接続要求」、「所定コマンド」、「特定コマンド」の一例である。
図2において、Probe Req.信号を受信する処理、S10の処理、S16の処理、S22の処理、S24の処理、S44の処理が、それぞれ、「受信部」、「判断部」、「第1の切断部」、「第1の確立部」、「取得部」、「第2の確立部」によって実行される処理の一例である。S54の処理が、「第1の送信部」及び「第3の送信部」によって実行される処理の一例である。図3において、S60の処理、S62の処理が、それぞれ、「第2の切断部」、「第2の送信部」によって実行される処理の一例である。図4において、S72の処理、S78の処理、S82の処理が、それぞれ、「第3の切断部」、「第3の確立部」、「供給部」によって実行される処理の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)WFDNWの子局機器の数の上限数は、「4」でなくてもよく、「1」以上の整数であれば、どのような値であってもよい。即ち、「上限数」は、「1」以上の整数であればよい。
(変形例2)上記の実施例では、MFP10は、WFD方式のG/O状態に移行して、無線ネットワークを形成する。これに代えて、MFP10は、いわゆるSoftAPを起動して、無線ネットワークを形成してもよい。本変形例では、MFP10が疑似的なAPとして動作することになり、当該疑似的なAPが「親局」の一例である。
(変形例3)「第1の対象データ」及び「第2の対象データ」は、それぞれ、FAXデータでなくてもよく、例えば、音声データ、動画データ等であってもよい。
(変形例4)上記の実施例では、MFP10は、CD50のMACアドレスであるMACxをメモリ34(即ち識別情報記憶領域350)に予め記憶している。これに代えて、例えば、MFP10は、MACアドレスとは異なる識別情報(例えばMFP10及びCD50のベンダによって割り当てられるID)をメモリ34に予め記憶していてもよい。この場合、MFP10は、CD50から当該IDを含むProbe Req.信号を受信する場合に、Probe Req.信号の送信元の送信元機器がCD50であると判断することができる。即ち、「識別情報」は、MACアドレスでなくてもよく、中継機器を識別するための他の情報であってもよい。
(変形例5)上記の図5,6のケースA,Bでは、MFP10は、CD50からFAXデータを取得した後に、CD50との接続を切断するが、切断しなくてもよい。即ち、「通信機器」は、「第2の切断部」を備えていなくてもよい。
(変形例6)上記の図6のケースBでは、MFP10は、CD50との接続が切断されてから(T320)、所定期間が経過する前に、携帯端末70eからProbe Req.信号を受信する場合(T338)に、エラー通知を携帯端末70eに送信する(T340)。これに代えて、MFP10は、所定期間が経過する前に、携帯端末70eからProbe Req.信号を受信する場合(T338)に、携帯端末70eとの接続を確立してもよい。即ち、「通信機器」は、「第1の送信部」を備えていなくてもよい。
(変形例7)上記の図5のケースAでは、MFP10は、CD50との接続が切断された後に、Invitation Req.信号を携帯端末70aに送信する(T238)。これに代えて、MFP10は、Invitation Req.信号を携帯端末70aに送信しなくてもよい。この場合、MFP10は、携帯端末70aからProbe Req.信号を受信する場合に、携帯端末70aとの接続を再確立することができる。即ち、「通信機器」は、「第2の送信部」を備えていなくてもよい。
(変形例8)上記の図5のケースAでは、MFP10は、携帯端末70aとの接続が切断されてから(T220)、CD50との接続が確立されるまで(T230)の間に、携帯端末70eからProbe Req.信号を受信する場合(T224)に、エラー通知を送信する(T226)。これに代えて、MFP10は、携帯端末70eからProbe Req.信号を受信する場合(T224)に、携帯端末70eとの接続を確立してもよい。即ち、「通信機器」は、「第3の送信部」を備えていなくてもよい。
(変形例9)MFP10がスキャン実行部18を備えていなくてもよい。この場合、MFP10は、CD50からFAXデータを取得することができるが、FAXデータをCD50に供給することができない。即ち、CD50は、第1種の中継機能を実行可能であるが、第2種の中継機能を実行不可能である。即ち、「中継機器」は、第1種の中継機能を実行可能な機器であればよい。また、「通信機器」は、「第3の切断部」、「第3の確立部」、及び、「供給部」を備えていなくてもよい。
(変形例10)「通信機器」は、MFP10に限られず、他の種類の機器(例えば、ファクシミリ、電話機、無線アクセスポイント、PC、携帯端末等)であってもよい。一般的に言うと、「通信機器」は、無線ネットワークの親局として動作して、外部機器との接続を確立可能な機器であればよい。
(変形例11)上記の実施例では、MFP10のCPU32がメモリ34内のプログラム36(即ちソフトウェア)を実行することによって、図2〜図4の各処理が実現される。これに代えて、図2〜図4の各処理のうちの少なくとも1つの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、10:MFP、12:操作部、14:表示部、16:印刷実行部、18:スキャン実行部、20,54:無線LANI/F、30,60:制御部、32:CPU、34:メモリ、36:プログラム、50:通話デバイス、56:PSTNI/F、70a〜70e:携帯端末、110:FAX装置、200:WFD記憶領域、300:管理リスト、350:識別情報記憶領域、400:待機リスト

Claims (9)

  1. 通信機器であって、
    前記通信機器が親局として動作する無線ネットワークに所属している子局機器の数が上限数に達している状態で、特定機器から無線接続要求を受信する受信部であって、前記子局機器は、前記無線ネットワークの子局として動作する機器である、前記受信部と、
    前記特定機器から前記無線接続要求が受信される場合に、前記特定機器が中継機器であるのか否かを判断する判断部であって、前記中継機器は、前記通信機器とは異なる機器から取得される第1の対象データを前記通信機器に供給するための第1種の中継機能を実行可能な機器である、前記判断部と、
    前記特定機器が前記中継機器であると判断される場合に、前記無線ネットワークに所属している1個以上の子局機器のうちの第1の対象機器との無線接続を切断し、前記特定機器が前記中継機器でないと判断される場合に、前記第1の対象機器との前記無線接続を切断しない第1の切断部と、
    前記第1の対象機器との前記無線接続が切断された後に、前記特定機器との無線接続を確立する第1の確立部と、
    前記特定機器との前記無線接続が確立された後に、前記無線ネットワークを利用して、前記特定機器から前記第1の対象データを取得する取得部と、
    を備える、通信機器。
  2. 前記通信機器は、さらに、
    前記中継機器の識別情報を予め記憶しているメモリを備え、
    前記判断部は、
    前記無線接続要求に含まれる前記特定機器の識別情報と、前記メモリに記憶されている前記中継機器の前記識別情報と、が一致する場合に、前記特定機器が前記中継機器であると判断し、
    前記無線接続要求に含まれる前記特定機器の前記識別情報と、前記メモリに記憶されている前記中継機器の前記識別情報と、が一致しない場合に、前記特定機器が前記中継機器でないと判断する、請求項1に記載の通信機器。
  3. 前記通信機器は、さらに、
    前記中継機器である前記特定機器からの前記第1の対象データの取得が完了する場合に、前記特定機器との前記無線接続を切断する第2の切断部を備える、請求項1又は2に記載の通信機器。
  4. 前記通信機器は、さらに、
    前記中継機器である前記特定機器との前記無線接続が切断されてから所定期間が経過する前に、前記切断された第1の対象機器から無線接続要求が受信される場合に、前記第1の対象機器との無線接続を確立する第2の確立部と、
    前記中継機器である前記特定機器との前記無線接続が切断されてから前記所定期間が経過する前に、前記第1の対象機器とは異なる機器から無線接続要求が受信される場合に、当該機器との無線接続を確立不可能であることを示す特定コマンドを当該機器に送信する第1の送信部と、
    を備える、請求項3に記載の通信機器。
  5. 前記通信機器は、さらに、
    前記切断された第1の対象機器が、前記無線ネットワークへの参加を促す所定コマンドをサポートしている場合に、前記中継機器である前記特定機器との前記無線接続が切断された後に、前記所定コマンドを前記第1の対象機器に送信する第2の送信部を備える、請求項3又は4に記載の通信機器。
  6. 前記通信機器は、さらに、
    前記第1の対象機器との前記無線接続が切断されてから、前記中継機器である前記特定機器との前記無線接続が確立されるまでの間に、前記第1の対象機器及び前記特定機器とは異なる機器から無線接続要求が受信される場合に、当該機器との無線接続を確立不可能であることを示す特定コマンドを当該機器に送信する第3の送信部を備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の通信機器。
  7. 前記中継機器は、さらに、前記通信機器から取得される第2の対象データを前記通信機器とは異なる機器に供給するための第2種の中継機能を実行可能な機器であり、
    前記通信機器は、さらに、
    前記子局機器の数が前記上限数に達している状態で、前記第2の対象データを前記通信機器とは異なる機器に供給するための指示がユーザから与えられる場合に、前記無線ネットワークに所属している1個以上の子局機器のうちの第2の対象機器との無線接続を切断する第3の切断部と、
    前記第2の対象機器との前記無線接続が切断された後に、前記中継機器との無線接続を確立する第3の確立部と、
    前記中継機器との前記無線接続が確立された後に、前記無線ネットワークを利用して、前記第2の対象データを前記中継機器に供給する供給部と、
    を備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の通信機器。
  8. 前記中継機器は、
    前記第1の対象データを取得するための第1のインターフェースと、
    前記第1の対象データを前記通信機器に供給するための第2のインターフェースであって、前記第1のインターフェ―スとは異なる前記第2のインターフェースと、
    を備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の通信機器。
  9. 通信機器のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信機器に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    前記通信機器が親局として動作する無線ネットワークに所属している子局機器の数が上限数に達している状態で、特定機器から無線接続要求を受信する受信処理であって、前記子局機器は、前記無線ネットワークの子局として動作する機器である、前記受信処理と、
    前記特定機器から前記無線接続要求が受信される場合に、前記特定機器が中継機器であるのか否かを判断する判断処理であって、前記中継機器は、前記通信機器とは異なる機器から取得される第1の対象データを前記通信機器に供給するための第1種の中継機能を実行可能な機器である、前記判断処理と、
    前記特定機器が前記中継機器であると判断される場合に、前記無線ネットワークに所属している1個以上の子局機器のうちの第1の対象機器との無線接続を切断し、前記特定機器が前記中継機器でないと判断される場合に、前記第1の対象機器との前記無線接続を切断しない第1の切断処理と、
    前記第1の対象機器との前記無線接続が切断された後に、前記特定機器との無線接続を確立する第1の確立処理と、
    前記特定機器との前記無線接続が確立された後に、前記無線ネットワークを利用して、前記特定機器から前記第1の対象データを取得する取得処理と、
    を実行させるコンピュータプログラム。
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