JP2015126317A - インターホンシステム - Google Patents

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Kenichi Morioka
健一 盛岡
北川 和美
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Abstract

【課題】インターホン機器との間で非接触による通信を行い必要な情報の送受信が可能な外部通信機器を適用し、その送受信の動作に電気的なアイソレーションを持たせて当該動作の精度を高める。【解決手段】子機発光部16が有する発光機能により第1の外部通信機器3aで受光機能を有する機器受光部30との間で非接触による通信を行い、その通信に電気的なアイソレーションを持たせることができる第1のインターホン子機1aによれば、第1の子機制御部17aで生成される当該子機(自子機1a)又は第2のインターホン親機2aの稼動状況データ等の制御データを子機発光部16から送信して機器受光部30で受信させることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、インターホンシステムに係り、特に、インターホン機器との間で非接触による通信を行い必要な情報(データ)の送受信が可能な外部通信機器を有するインターホンシステムに関する。
従来から、この種のインターホンシステムとして、設備機器、家電機器、各種センサの仕様情報を持ち、これらの仕様情報に基づいて設備機器や家電機器等の各種機器の稼働状況情報や各種センサからの検知情報を収集するとともに、これら設備機器、家電機器、各種センサを制御する機能を備えたマネジメントシステムが開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
このシステムを構成する監視制御ユニットによれば、住戸内には各種照明器具、空調設備、テレビなどの機器に設けた端末部と、この端末部をローカルバスを介して時分割多重伝送によりアクセスすることで、端末部に対応する各種機器を制御する制御情報を渡したり、各種機器の稼働状況情報を端末部を介して受け取ることで制御監視を行うことができる。
特開2004−310377号公報
しかしながら、背景技術に記載の制御監視技術を適用して例えば、各種機器の稼働状況情報を端末部を介して受け取るにあたっては、監視対象の機器に設けた端末部にローカルバスを使用して有線接続する必要があるため、この情報を出力する該当回路が電気的な影響を受けることはその原理的に避けられない。したがって、各種機器の稼働状況情報を常に監視する、若しくは情報の出力先を動的に接続又は切断しながら必要に応じて稼働状況を監視するという運用は、その精度において信頼性に劣る難点があった。
本発明は、これらの難点を解消するためになされたもので、インターホン機器との間で非接触による通信を行い必要な情報の送受信が可能な外部通信機器を適用し、その送受信の動作に電気的なアイソレーションを持たせて当該動作の精度を高めたインターホンシステムを提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様であるインターホンシステムは、来訪者が在室者を呼出して通話を行うインターホン子機と、インターホン子機からの呼出しに在室者が応答して来訪者との間で通話を行うインターホン親機とを有する当該システムである。インターホン子機は、当該子機又はインターホン親機の稼動状況データ等の制御データを生成する子機制御部と、夜間照明や警報表示等の照明機能と子機制御部で生成された制御データを非接触で外部通信機器に送信する発光機能を有する子機発光部とを備えている。外部通信機器は、インターホン子機の子機発光部から送信された制御データを受信する受光機能を有する機器受光部を備えている。
この態様のインターホンシステムにおいて、子機発光部が有する発光機能により外部通信機器で受光機能を有する機器受光部との間で非接触による通信を行い、その通信に電気的なアイソレーションを持たせることができるインターホン子機によれば、子機制御部で生成される当該子機又はインターホン親機の稼動状況データ等の制御データを子機発光部から送信して機器受光部で受信させることができるため、データの送受信動作を行う際の精度が高められる。
また、本発明の第2の態様であるインターホンシステムは、来訪者が在室者を呼出して通話を行うインターホン子機と、インターホン子機からの呼出しに在室者が応答して来訪者との間で通話を行うインターホン親機と、インターホン子機との間で通信が可能な外部通信機器とを有する当該システムである。外部通信機器は、インターホン子機用又はインターホン親機用の制御データを非接触でインターホン子機に送信する発光機能を有する機器発光部を備えている。インターホン子機は、来訪者の映像を撮像する撮像機能とともに形成され外部通信機器の機器発光部から送信された制御データを受信する受光機能を有する子機受光部を備えている。
この態様のインターホンシステムにおいて、機器発光部が有する発光機能によりインターホン子機で受光機能を有する子機受光部との間で非接触による通信を行い、その通信に電気的なアイソレーションを持たせることができる外部通信機器によれば、当該子機用又はインターホン親機用の制御データを機器発光部から送信して子機受光部で受信させることができるため、データの送受信動作を行う際の精度が高められる。
また、本発明の第3の態様であるインターホンシステムは、本発明の第2の態様において、インターホン子機は、子機受光部で制御データが受信されたことを示す確認データを生成する子機制御部と、夜間照明や警報表示等の照明機能と子機制御部で生成された確認データを非接触で外部通信機器に送信する発光機能を有する子機発光部とを備えている。外部通信機器は、インターホン子機の子機発光部から送信された確認データを受信する受光機能を有する機器受光部を備えている。
この態様のインターホンシステムによれば、子機発光部が有する発光機能により外部通信機器の機器受光部との間で非接触による通信を行い、その通信に電気的なアイソレーションを持たせることができるインターホン子機によれば、子機制御部で生成される、制御データが受信されたことを示す確認データを子機発光部から送信して機器受光部で受信させることができるため、データの送受信動作を行う際の精度が高められる。
本発明のインターホンシステムによれば、インターホン子機との間で非接触による通信を行い、その通信に電気的なアイソレーションを持たせることができる外部通信機器を備えることにより、インターホン子機と外部通信機器との間で各種データの送受信を行う際の精度が高められる。
本発明の第1の実施例によるインターホンシステムの具体的な構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施例によるインターホンシステムの具体的な構成を示すブロック図。
以下、本発明のインターホンシステムを適用した実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施例によるインターホンシステムの具体的な構成を示すブロック図である。このインターホンシステムは、住戸玄関等の住戸外に設置され来訪者が住戸内の在室者を呼出して通話を行うインターホン子機(以下、第1のインターホン子機という)1aと、住戸内に設置され子機/親機ラインLを経由して接続される、第1のインターホン子機1aを使用した来訪者からの呼出しに在室者が応答して通話を行うインターホン親機(以下、第1のインターホン親機という)2aと、第1のインターホン子機1aとの間で通信、例えば、非接触によるデータ通信が可能であって当該システムについて保守や点検等を行うシステム管理者により携行される例えば、スマートフォン、PDA等の外部通信機器(以下、第1の外部通信機器という)3aとを有している。なお、子機/親機ラインLとしては、図示のような有線接続による伝送路の形態に限定されるものではなく、例えば、不図示の無線接続による伝送路の形態を適用することもできる。
同図に示す第1のインターホン子機1aには、子機操作部10、映像撮像部(以下、第1の映像撮像部という)11a、子機映像処理部(以下、第1の子機映像処理部という)12a、子機マイク13、子機スピーカ14、子機音声処理部15、子機発光部16、子機制御部(以下、第1の子機制御部という)17a及び子機I/F(インターフェース、以下、第1の子機I/Fという)18aが備えられている。
このインターホン子機1aにおいて、子機操作部10は、来訪者(以下、システム管理者を含む)が在室者を呼出すために所定の操作(呼出操作)を行うものであって例えば、呼出(押圧)ボタンで構成されている。また、第1の映像撮像部11aは、来訪者の映像や住戸外における所定エリア内の映像を撮像して映像信号を生成するものであって例えば、CCD、CMOS等の各種の映像撮像媒体で構成されている。さらに、第1の子機映像処理部12aは、第1の映像撮像部11aで生成される映像信号について例えば、A/D変換、FM変調、信号増幅等の所定の信号処理を行うものである。なお、第1の映像撮像部11a及び第1の子機映像処理部12aによれば、不図示の人体感知センサ等が有する人体感知機能に連動させて、第1のインターホン子機1aの周囲近傍に人体の存在が感知されたときや、後述する在室者によるモニタ監視操作に連動させて、その動作を能動とすることもできる。
子機マイク13及び子機スピーカ14は、来訪者が在室者との間で通話を行うために音声(送話音声、受話音声)を入出力するものである。また、子機音声処理部15は、子機マイク13及び子機スピーカ14で入出力される音声(音声信号)について例えば、FM変調又は復調、信号増幅等の所定の信号処理を行うものである。なお、子機マイク13及び子機音声処理部15によれば、後述する在室者によるモニタ監視操作に連動させて、その動作を能動とすることもでき、子機スピーカ14によれば、当該システムの異常時における警報発報機能を備えることもできる。
第1の子機制御部17aは、第1のインターホン子機1aの構成各部を動作制御するとともに自子機1a又は第1のインターホン親機2aの稼働状況等の制御データを例えば、通信コマンドや符号化データ等の所定のフォーマットで生成するものである。また、子機発光部16は、夜間時等で明るさが不足している場合の夜間照明や当該システムの異常時における警報表示等の照明機能と、第1の子機制御部17aで生成される制御データを非接触で第1の外部通信機器3aに送信する発光機能とを有しており、この発光機能によれば、光出力等のアイソレーション送信機能としての例えば、フォトカプラを構成する白色光等の発光素子(発光ダイオード)が好適とされる。さらに、第1の子機I/F18aは、第1の子機映像処理部12aから子機/親機ラインLへの信号伝送路、子機音声処理部15及び子機/親機ラインL間の信号伝送路、第1の子機制御部17a及び子機/親機ラインL間の信号伝送路をそれぞれ形成し、形成された信号伝送路を経由して各種信号の送受信を行うものである。
次に、同図に示す第1のインターホン親機2aには、親機操作部20、表示部21、親機映像処理部(以下、第1の親機映像処理部という)22a、親機マイク23、親機スピーカ24、親機音声処理部25、親機制御部(以下、第1の親機制御部という)26a及び親機I/F(以下、第1の親機I/Fという)27aが備えられている。
このインターホン親機2aにおいて、親機操作部20は、第1のインターホン子機1aを使用した来訪者からの呼出しに在室者が応答して親機マイク23及び親機スピーカ24の使用による通話を開始させる応答操作やその通話を終了させる終話操作が行われるものであって例えば、通話(押圧)ボタンや表示部21の前面に配置されるタッチパネル等で構成されている。なお、親機操作部20としては前述の操作機能の他に、前述のモニタ監視を能動とするための操作機能を備えることもできる。
表示部21は、第1のインターホン子機1aの第1の映像撮像部11aで撮像された映像を表示するものであって例えば、LCD、有機ELディスプレイ等の各種の表示媒体で構成されている。また、第1の親機映像処理部22aは、第1のインターホン子機1aから子機/親機ラインLを経由して伝送されてくる映像信号について例えば、FM復調、D/A変換、信号増幅等の所定の信号処理を行うものである。なお、表示部21は、前述のような映像表示のみならず来訪者からの呼出しがあることを示す例えば、文字メッセージや絵データ等を表示することもでき、さらに、表示部21及び第1の親機映像処理部22aによれば、第1のインターホン子機1aにおいて不図示の人体感知センサ等が有する人体感知機能に連動させて、又は当該子機1aの周囲近傍に人体の存在が感知されたときやモニタ監視のときに、その動作を能動とすることもでき、この表示部21によれば、当該システムの異常時における警報表示機能を備えることもできる。
親機マイク23及び親機スピーカ24は、在室者が来訪者との間で通話を行うために音声(送話音声、受話音声)を入出力するにあたって、この親機スピーカ24は、来訪者からの呼出しがあることを示す例えば、呼出音や音声メッセー等を出力することもできる。なお、親機スピーカ24及び親機音声処理部24によれば、在室者による親機操作部20のモニタ監視操作に連動させて、その動作を能動とすることもでき、この親機スピーカ24によれば、当該システムの異常時における警報発報機能を備えることもできる。
第1の親機制御部26aは、第1のインターホン親機2aの構成各部を動作制御するにあたって例えば、親機操作部20の使用による在室者の応答操作又は終話操作、モニタ監視操作の検出、第1のインターホン子機1aの子機操作部10を使用した来訪者からの呼出しを検出してその報知を行う制御等を行う各種機能を備えている。また、第1の親機I/F27aは、子機/親機ラインLから第1の親機映像処理部22aへの信号伝送路、親機音声処理部25及び子機/親機ラインL間の信号伝送路、第1の親機制御部26a及び子機/親機ラインL間の信号伝送路をそれぞれ形成し、形成された信号伝送路を経由して各種信号の送受信を行うものである。
次に、同図に示す第1の外部通信機器3aには、機器受光部30及び機器制御部(以下、第1の機器制御部という)31aが備えられている。この外部通信機器3aにおいて、機器受光部30は、第1のインターホン子機1aの子機発光部16から送信される制御データを非接触で受信する受光機能を有しており、この受光機能によれば、光入力等のアイソレーション受信機能としての例えば、フォトカプラを構成する受光素子(受光トランジスタ)が好適とされる。また、第1の機器制御部31aは、第1の外部通信機器3aの構成各部を動作制御するものであって例えば、機器受光部30で受信される制御データを管理することができる。
このように構成された本発明の第1の実施例によるインターホンシステムにおいて、以下、具体的な動作について説明する。
住戸外に居る来訪者として例えば、当該システムを保守・点検するシステム管理者が、第1のインターホン子機1a又は第2のインターホン親機2aの稼働状況等の制御データを入手して管理するにあたり、このシステム管理者が、第1のインターホン子機1aの子機操作部10を使用して呼出操作を行うと、第1の子機制御部17aで呼出信号が生成される。また、第1の子機制御部17aで生成された呼出信号は、第1の子機I/F18a、子機/親機ラインL、第1のインターホン親機2aの第1の親機I/F27aを経由して第1の親機制御部26aに伝送される。
第1のインターホン親機2aの第1の親機制御部26aは、受信した呼出信号をもとに来訪者(システム管理者)からの呼出しがあることを検出し、その旨の呼出報知を表示部21及び親機スピーカ24を使用して行うとともに第1の親機映像処理部22aが能動となるように制御し、さらには、前述の呼出信号と逆の信号伝送路を経由して呼出確認信号を送信することで、この信号を受信した第1の子機制御部17aによれば、第1の映像撮像部11a及び第1の子機映像処理部12aを能動とすることができる。
ここで、第1のインターホン子機1aの第1の映像撮像部11aで生成されるシステム管理者の映像を示す映像信号は、第1の子機映像処理部12a、第1の子機I/F18a、子機/親機ラインL、第1のインターホン親機2aの第1の親機I/F27a、第1の親機映像処理部22aを経由して所定の信号処理がなされた後、表示部21に伝送されることにより、呼出元であるシステム管理者の映像が表示部21に出画され、この映像を確認した在室者によれば、親機操作部20を使用して応答操作を行う。この操作を検出した第1の親機制御部26aによれば、親機音声処理部25が能動となるように制御し、親機マイク23及び親機スピーカ24と当該音声処理部25、第1の親機I/F27aを経由して子機/親機ラインLとの間の信号伝送路(以下、親機音声通話路という)を形成するとともに、呼出応答信号をする。また、第1の親機制御部26aで生成された呼出応答信号は、前述の呼出信号と逆の信号伝送路を経由して第1のインターホン子機1aの第1の子機制御部17aに伝送され、この信号を受信した第1の子機制御部17aによれば、子機音声処理部15が能動となるように制御し、子機マイク13及び親機スピーカ14と当該音声処理部15、第1の子機I/18aを経由して子機/親機ラインLとの間の信号伝送路(以下、子機音声通話路という)を形成することができ、形成された子機音声通話路及び親機音声通話路を経由して音声信号を送受信することで、システム管理者と在室者との間の通話が成立し、在室者にとっては表示部21に出画中のシステム管理者の映像を確認しながらの通話が可能となる。
次に、通常、前述のような通話が成立中に当該システムを保守・点検することをシステム管理者が在室者に連絡済みのタイミング、又は別途の連絡手段、例えば、電話やメール等で同様な連絡が事前に行われているタイミングで、このシステム管理者が、第1のインターホン子機1a又は第1のインターホン親機1bの稼働状況データ等の制御データを入手して管理するにあたっては、自身が携行している第1の外部通信機器3aを第1のインターホン子機1aに近付ける(近接させる)ことにより、電気的なアイソレーションを持たせた状態で子機発光部16から機器受光部30への非接触による通信が可能となる。
ここで、第1のインターホン子機1aの第1の子機制御部17aによれば、定期的に監視している自子機1a又は第1のインターホン親機1bの稼働状況データ等の制御データを生成し、子機発光部16から第1の外部通信機器30の機器受光部30に非接触で送信することにより、第1の機器制御部31aは、機器受光部30を経由して受信した制御データを管理することができ、必要に応じて不図示の報知手段を使用してシステム管理者に確認させることもできる。また、第1の機器制御部31aで管理される制御データについては、自機器3aに備えられ取り出し可能なメモリを使用して記憶させることもできる。
前述までの説明から明らかなように、本発明の第1の実施例において、子機発光部16が有する発光機能により第1の外部通信機器3aで受光機能を有する機器受光部30との間で非接触による通信を行い、その通信に電気的なアイソレーションを持たせることができる第1のインターホン子機1aによれば、第1の子機制御部17aで生成される当該子機(自子機1a)又は第2のインターホン親機2aの稼動状況データ等の制御データを子機発光部16から送信して機器受光部30で受信させることができるため、データの送受信動作を行う際の精度が高められる。
次に、本発明の第2の実施例によるインターホンシステムについて、図2のブロック図を参照して説明する。このインターホンシステムは、住戸玄関等の住戸外に設置され来訪者が住戸内の在室者を呼出して通話を行うインターホン子機(以下、第2のインターホン子機という)1bと、住戸内に設置され第2のインターホン子機1bを使用した来訪者からの呼出しに在室者が応答して通話を行うインターホン親機(以下、第2のインターホン親機という)2bと、第2のインターホン子機1bとの間で通信、例えば、非接触による通信が可能であって当該システムについて保守や点検等を行うシステム管理者により携行される例えば、スマートフォン、PDA等の外部通信機器(以下、第2の外部通信機器という)3bとを有している。
なお、第2のインターホン子機1b、第2のインターホン親機2b及び第2の外部通信機器3bにおいて以下、その具体的な構成を説明するにあたり、前述の第1のインターホン子機1a、第1のインターホン親機2a及び第1の外部通信機器3aの構成部と同一の作用を有する該当部についての説明は省略するものとする。
同図に示す第2の外部通信機器3bには、機器受光部30、機器制御部(以下、第2の機器制御部という)31b及び機器発光部32が備えられている。この外部通信機器3bにおいて、機器発光部32は、例えば、第2の機器制御部31bで例えば、通信コマンドや符号化データ等の所定のフォーマットで生成される、第2のインターホン子機1b又は第2のインターホン親機2b用の制御データ、例えば、各機器のフォーム更新にかかる制御データを非接触で送信する発光機能を有しており、この発光機能によれば、光出力等のアイソレーション送信機能としての例えば、フォトカプラを構成する白色光等の発光素子(発光ダイオード)が好適とされる。また、機器受光部30は、第2のインターホン子機1bの後述する映像撮像部11bに備えられる子機発光部110から送信される確認データを非接触で受信する受光機能を有しており、この受光機能によれば、光入力等のアイソレーション受信機能としての例えば、フォトカプラを構成する受光素子(受光トランジスタ)が好適とされる。さらに、第2の機器制御部31bは、第2の外部通信機器3bの構成各部を動作制御するものであって、前述のような制御データを生成・管理することができるばかりでなく、機器受光部30で受信される確認データを管理するものである。なお、また、第2の機器制御部31bで生成される制御データについては、自機器3bに備えられ取り出し可能なメモリを使用して予め記憶させておき、この機器制御部31bにより読み出して使用することもできる。
次に、同図に示す第2のインターホン子機1bには、子機操作部10、映像撮像部(以下、第2の映像撮像部という)11b、子機映像処理部(以下、第2の子機映像処理部という)12b、子機マイク13、子機スピーカ14、子機音声処理部15、子機発光部16、子機制御部(以下、第2の子機制御部という)17b及び子機I/F(以下、第2の子機I/Fという)18bが備えられている。
このインターホン子機1bにおいて、第2の映像撮像部11bは、例えば、CCD、CMOS等の各種の映像撮像媒体で構成され、来訪者の映像や住戸外における所定エリア内の映像を撮像して映像信号を生成する撮像機能とともに形成されて第2の外部通信機器3bの機器発光部32から送信されてくる制御データを非接触で受信する受光機能を有する子機受光部110を備えており、この受光機能によれば、光出力等のアイソレーション受信機能としての例えば、フォトカプラを構成する受光素子(受光トランジスタ)が好適とされる。また、第2の子機映像処理部12bは、第2の映像撮像部11bで生成される映像信号について例えば、A/D変換、FM変調、信号増幅等の信号処理を行うものである。なお、第2の映像処理部12bによれば、第2の映像撮像部11bの子機受光部110で受信された制御データを含む映像信号を生成することもできる。
第2の子機制御部17bは、第2のインターホン子機1bの構成各部を動作制御するとともに、第2の映像撮像部11bの子機受光部110で制御データが受信されたことを示す確認データを生成するものである。また、子機発光部16は、夜間時等で明るさが不足している場合の夜間照明や当該システムの異常時における警報表示等の照明機能と、前述の実施例で適用された制御データに代えて第2の子機制御部17bで生成される確認データを非接触で第2の外部通信機器3bに送信する発光機能とを有しており、この発光機能によれば、光出力等のアイソレーション送信機能としての例えば、フォトカプラを構成する白色光等の発光素子(発光ダイオード)が好適とされる。さらに、第2の子機I/F18bは、第2の子機映像処理部12bから子機/親機ラインLへの信号伝送路、子機音声処理部15及び子機/親機ラインL間の信号伝送路、第2の子機制御部17b及び子機/親機ラインL間の信号伝送路をそれぞれ形成し、形成された信号伝送路を経由して各種信号の送受信を行うものである。
次に、同図に示す第2のインターホン親機2bは、親機操作部20、表示部21、親機映像処理部(以下、第2の親機映像処理部という)22b、親機マイク23、親機スピーカ24、親機音声処理部25、親機制御部(以下、第2の親機制御部という)26b及び親機I/F(以下、第2の親機I/Fという)27bが備えられている。
このインターホン親機2bにおいて、第2の親機映像処理部22bは、第2のインターホン子機1bから子機/親機ラインLを経由して伝送されてくる映像信号について例えば、FM復調、D/A変換、信号増幅等の所定の信号処理を行うばかりでなく、その映像信号に含まれている制御データを第2の親機制御部26bに送出することができる。
第2の親機制御部26bは、第2のインターホン親機2bの構成各部を動作制御するにあたって例えば、親機操作部20を使用した在室者の応答操作又は終話操作、モニタ監視操作の検出、第2のインターホン子機1bの子機操作部10を使用した来訪者(システム管理者)からの呼出しを検出してその報知を行う制御等を行う各種機能を備えているばかりでなく、第2の親機映像処理部22bを経由して制御データが受信されたことを示す確認データを生成することができる。また、第2の親機I/F27bは、子機/親機ラインLから第2の親機映像処理部22bへの信号伝送路、親機音声処理部25及び子機/親機ラインL間の信号伝送路、第2の親機制御部26b及び子機/親機ラインL間の信号伝送路をそれぞれ形成し、形成された信号伝送路を経由して各種信号の送受信を行うものである。
このように構成された本発明の第2の実施例によるインターホンシステムにおいて、以下、具体的な動作について説明する。なお、住戸外に居る人物として例えば、当該システムを保守・点検する管理者が在室者を呼出して通話を行うまでの動作は、前述の第1の実施例における該当動作と同一であるため、その説明は省略するものとする。
通常、前述の第1の実施例と同様な通話が成立中に当該システムを保守・点検することをシステム管理者が在室者に連絡済みのタイミング、又は別途の連絡手段、例えば、電話やメール等で同様な連絡が事前に行われているタイミングで、このシステム管理者が、第2のインターホン子機1b用又は第2のインターホン親機2b用の制御データ、例えば、各機器のフォーム更新にかかる制御データを当該子機1bへ送信するにあたっては、自身が携行している第2の外部通信機器3bを第2のインターホン子機1bに近付ける(近接させる)ことにより、電気的なアイソレーションを持たせた状態で機器発光部32から第2の映像撮像部11bの子機受光部110への非接触な通信と、子機発光部16から機器受光部30への非接触な通信が、それぞれ可能となる。
ここで、第2の外部通信機器3bの第2の子機制御部31bによれば、第2のインターホン子機1b用又は第2のインターホン親機2b用の制御データを生成し、機器発光部32から第2のインターホン子機1bを構成する第2の映像撮像部11bの子機受光部110に非接触で送信する。
次に、第2のインターホン子機1bの第2の映像撮像部11bによれば、第1の動作として、子機受光部110で受光・受信された制御データを第2の子機制御部17bに送出することにより、この第2の子機制御部17bは、受信した制御データが自子機1bにかかる例えば、フォーム更新にかかる制御データであれば、その旨のフォーム更新を実行することができ、受信した制御データが第2のインターホン親機2bにかかる例えば、フォーム更新にかかる制御データであれば、その制御データを、第2の子機I/F18b、子機/親機ラインL、第2の親機I/F27bを経由して第2の親機制御部26bに送出することで、その旨のフォーム更新を当該親機制御部26bが実行することができる。
また、第2のインターホン子機1bの第2の映像撮像部11bによれば、第2の動作として、子機受光部110で受光・受信された制御データを第2の子機制御部17bに送出するばかりでなく、制御データを含む映像信号を生成し、第2の子機映像処理部12b、第2の子機I/F18b、子機/親機ラインL、第2のインターホン親機2bの第2の親機I/F27bを経由して第2の親機映像処理部22bに送出し、この親機映像処理部22bは、受信した映像信号に含まれている制御データを第2の親機制御部26bに送出することができる。ここで、第2の親機制御部26bは、受信した制御データをもとにフォーム更新を実行することができる。
さらに、第2のインターホン子機1bの第2の子機制御部17bによれば、前述のように第2の映像撮像部11bの子機受光部110を経由して制御データが受信されたことを示す確認データを生成し、子機発光部16から第2の外部通信機器3bの機器受光部30に非接触で送信することにより、第2の機器制御部31bは、機器受光部30を経由して受信した確認データをもとに自機器3bから送信した制御データが第1のインターホン子機1bで正常に受信されたことを検出でき、必要に応じて不図示の報知手段を利用してシステム管理者に確認させることもできる。
前述までの説明から明らかなように、本発明の第2の実施例において、機器発光部32が有する発光機能により第2のインターホン子機1bで受光機能を有する、(第2の映像撮像部11bに備えられる)子機受光部110との間で非接触による通信を行い、その通信に電気的なアイソレーションを持たせることができる第2の外部通信機器3bによれば、当該子機用又は第2のインターホン親機2b用の制御データを機器発光部32から送信して子機受光部110で受信させることができるため、データの送受信動作を行う際の精度が高められる。
また、本発明の第2の実施例において、子機発光部16が有する発光機能により第2の外部通信機器3bの機器受光部30との間で非接触による通信を行い、その通信に電気的なアイソレーションを持たせることができる第2のインターホン子機1bによれば、第2の子機制御部17bで生成される、制御データが受信されたことを示す確認データを子機発光部16から送信して機器受光部30で受信させることができるため、データの送受信動作を行う際の精度が高められる。
本発明のインターホンシステムにおいては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成の当該システムであっても採用できるということはいうまでもないことである。
具体的に、本発明の第2の実施例によれば、第2の外部通信機器3bの機器発光部32から送信された制御データを受信する受光機能を有する子機受光部110を第2の映像撮像部11bに備える態様を適用したが、この態様に限定されるものではない。例えば、機器発光部32を第2の映像撮像部11bと別体で第2のインターホン子機1bに備え、第2の子機制御部17bにより制御される態様も好適とされる。
1a・・・第1のインターホン子機(インターホン子機)
16・・・子機発光部
17a・・・第1の子機制御部(子機制御部)
2a・・・第1のインターホン親機(インターホン親機)
3a・・・第1の外部通信機器(外部通信機器)
30・・・機器受光部
1b・・・第2のインターホン子機(インターホン子機)
16・・・子機発光部
17b・・・第2の子機制御部(子機制御部)
110・・・子機受光部
2b・・・第2のインターホン親機(インターホン親機)
3b・・・第2の外部通信機器(外部通信機器)
30・・・機器受光部
32・・・機器発光部

Claims (3)

  1. 来訪者が在室者を呼出して通話を行うインターホン子機と、前記インターホン子機からの呼出しに前記在室者が応答して前記来訪者との間で通話を行うインターホン親機とを有するインターホンシステムであって、
    前記インターホン子機は、当該子機又は前記インターホン親機の稼動状況データ等の制御データを生成する子機制御部と、夜間照明や警報表示等の照明機能と前記子機制御部で生成された前記制御データを非接触で外部通信機器に送信する発光機能を有する子機発光部とを備え、
    前記外部通信機器は、前記インターホン子機の前記子機発光部から送信された前記制御データを受信する受光機能を有する機器受光部を備えることを特徴とするインターホンシステム。
  2. 来訪者が在室者を呼出して通話を行うインターホン子機と、前記インターホン子機からの呼出しに前記在室者が応答して前記来訪者との間で通話を行うインターホン親機と、前記インターホン子機との間で通信が可能な外部通信機器とを有するインターホンシステムであって、
    前記外部通信機器は、前記インターホン子機用又は前記インターホン親機用の制御データを非接触で前記インターホン子機に送信する発光機能を有する機器発光部を備え、
    前記インターホン子機は、前記来訪者の映像を撮像する撮像機能とともに形成され前記外部通信機器の前記機器発光部から送信された前記制御データを受信する受光機能を有する子機受光部を備えることを特徴とするインターホンシステム。
  3. 前記インターホン子機は、前記子機受光部で前記制御データが受信されたことを示す確認データを生成する子機制御部と、夜間照明や警報表示等の照明機能と前記子機制御部で生成された前記確認データを非接触で前記外部通信機器に送信する発光機能を有する子機発光部とを備え、
    前記外部通信機器は、前記インターホン子機の前記子機発光部から送信された前記確認データを受信する受光機能を有する機器受光部を備えることを特徴とする請求項2記載のインターホンシステム。
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