JP2015126301A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】色変換プロファイルを用いた色変換処理によりグレー色を再現するとともに、画像品質の低減を抑制すること。
【解決手段】画像出力手段に画像データを出力する際に、前記画像データに含まれる色情報を色変換対応表の参照値に基づいて前記画像出力手段に応じた色情報に変換する色変換処理を行う画像処理装置において、前記色情報を前記色変換処理する前に、グレー色の前記色情報で構成された先行データを前記色変換処理する色変換部と、前記色変換処理された前記先行データが前記画像出力手段でグレー色として再現される前記色情報であるか否かを判定する判定部と、前記判定部が、前記色変換処理された前記先行データは前記画像出力手段でグレー色として再現されない前記色情報であると判定した場合に、前記色変換対応表の参照値を変更する色変換対応表変更部とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像処理装置および画像処理方法に関する。
従来のパーソナルコンピュータなどの画像処理装置は、画像データに含まれるRGB(Red、Green、Blue)信号などの色信号を、CMY(Cyan、Magenta、Yellow)信号などの色信号に変換し、さらにプリンタなどの画像出力装置に応じた色信号に変換する対応表(色変換プロファイル)を記憶しており、画像出力装置などの画像出力手段に画像データを出力する際に、その色変換プロファイルが有している離散的な参照値に基づいて補間処理することにより画像データの色信号を色変換処理して出力する画像処理方法が採用されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
この画像処理装置では、グレー色である色情報を有する色信号が別の色信号に変換されたときに、画像出力装置でグレー色が再現できるように色変換プロファイルが合成されており、グレー色以外の他の色の再現よりもグレー色の再現を優先するようにしている。
特開2008−245274号公報
しかしながら、従来の技術においては、グレー色の再現を優先することにより、グレー色以外の他の色に影響を与えてしまい、他の色の再現状態が大きく劣化することがあるため、画像出力手段が出力した画像に濃淡変化の滑らかさが失われて疑似輪郭が表れ、画像品質が低減してしまうことがあるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、色変換プロファイルを用いた色変換処理によりグレー色を再現するとともに、画像品質の低減を抑制することを目的とする。
そのため、本発明は、画像出力手段に画像データを出力する際に、前記画像データに含まれる色情報を色変換対応表の参照値に基づいて前記画像出力手段に応じた色情報に変換する色変換処理を行う画像処理装置において、前記色情報を前記色変換処理する前に、グレー色の前記色情報で構成された先行データを前記色変換処理する色変換部と、前記色変換処理された前記先行データが前記画像出力手段でグレー色として再現される前記色情報であるか否かを判定する判定部と、前記判定部が、前記色変換処理された前記先行データは前記画像出力手段でグレー色として再現されない前記色情報であると判定した場合に、前記色変換対応表の参照値を変更する色変換対応表変更部とを備えることを特徴とする。
このようにした本発明は、色変換プロファイルを用いた色変換処理によりグレー色を再現するとともに、画像品質の低減を抑制することができるという効果が得られる。
第1の実施例における画像処理システムの概略外観図 第1の実施例における画像処理システムの構成を示すブロック図 第1の実施例におけるPCの色変換機能の構成を示すブロック図 第1の実施例における色変換プロファイルの構成を示す説明図 第1の実施例における3次元LUTの構成を示す説明図 第1の実施例における3次元LUTの単位補間立方体の構成を示す説明図 第1の実施例における単位補間立方体の参照値の変更方法を示す説明図 第1の実施例における単位補間三角柱での参照値の変更方法を示す説明図 第1の実施例における色変換プロファイルによる色変換処理の流れを表すフローチャート 第2の実施例におけるPCの色変換機能の構成を示すブロック図 第2の実施例における色変換プロファイルによる色変換処理の流れを表すフローチャート 第2の実施例における表示部の色情報変換確認画面の説明図
以下、図面を参照して本発明による画像処理装置および画像処理方法の実施例を説明する。
図1は、第1の実施例における画像処理システムの概略外観図である。
図1において、画像の入力や印刷などの処理を行う画像処理システム1は、PC(Personal Computer)10とプリンタ20とにより構成されている。
画像処理装置としてのPC10は、通信ケーブル30を介してプリンタ20と接続されており、所定のアプリケーションから印刷指示された画像データをプリンタ20に出力する。
画像出力装置としてのプリンタ20は、カラー印刷が可能なものであり、PC10から出力された画像データに基づいて画像を出力(印刷)する。
図2は、第1の実施例における画像処理システムの構成を示すブロック図であり、図1で示した画像処理システム1のうち、PC10について詳細にブロック図で表したものである。
図2において、PC10は、主に、CPU(Central Processing Unit)101と、RAM(Random Access Memory)102と、記憶装置I/F(InterFace)103と、入力装置I/F104と、表示装置I/F105と、プリンタI/F106とが相互に接続されて構成されている。
また、PC10は、ユーザが入力操作を行うために、入力装置I/F104と接続されているキーボード108およびマウス109と、表示装置I/F105と接続され、画像を表示するモニタ110とにより構成されている。
さらに、PC10は、記憶装置I/F103と接続されているHDD(Hard Disk Drive)107を有している。
HDD107は、電源を切った場合においても、記憶しているデータを保持する不揮発性の記憶装置である。
CPU101は、HDD107が記憶している種々の制御プログラム(ソフトウェア)をRAM102に一時的に記憶させ、記憶させた制御プログラムに基づいて画像処理装置10全体の制御を行う。
RAM102は、電源を切ると記憶していたデータを失う揮発性の記憶装置である。
プリンタI/F106は、通信ケーブル30を介してプリンタ20と相互に通信を行うためのインターフェイスである。
このプリンタI/F106は、USB(Universal Serial Bus)、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、Ethernet(登録商標)などの規格に準じてプリンタ20と接続されている。なお、プリンタ20との接続は無線LAN(Local Area Network)などでもよく、その場合、通信ケーブル30は必要ない。
このように構成されているPC10は、プリンタ20に画像データを出力する際に、後述する色変換プロファイルに基づきながら、画像データに含まれる色信号をプリンタ20に応じた色信号に変換する色変換処理を行い、PC10のモニタ110で表示された原画像の色彩をプリンタ20において再現するようにする機能(後述する色変換機能)を有している。
ここで、色信号とは、色の強さや色相を表す信号であり、例えば、色の要素がRed(赤色:R)、Green(緑色:G)、Blue(青色:B)で構成されるRGB信号や、Cyan(シアン色:C)、Magenta(マゼンタ色:M)、Yellow(イエロー色:Y)で構成されるCMY信号などが挙げられる。
本実施例では、PC10は、RGB信号の画像データをモニタ110で表示し、そのRGB信号を色変換処理してCMY信号の画像データをプリンタ20に出力する。また、プリンタ20はCMY信号を扱うものとする。
また、色信号は、画像データを構成する画素の色を色信号に基づいて定量的に表した色情報を有している。この色情報は、例えば、色信号がCMY信号である場合、図5に示すようにC、M、Yの色の要素をそれぞれ直交する3軸に対応させたCMY色空間における座標(各色の要素の階調の値)で表すことができるものである。また、本実施例においてはC、M、Yの色の要素の座標(値)がそれぞれ8ビットのデータであるとし、各値は0から255までの範囲の値で表される。
次に、PC10が有する色変換機能について説明する。
図3は、第1の実施例におけるPCの色変換機能の構成を示すブロック図である。
図3において、PC10は、プリンタ20に画像データを出力する際に、画像データに含まれる色情報を色変換対応表の参照値に基づいてプリンタ20に応じた色情報に変換する色変換処理を行うものであり、その色変換処理を行う前に、色変換処理が適切に行われるか否かを先行して確認するために、グレー色の階調毎の色情報を有する所定の先行データを色変換処理し、プリンタ20でグレー色に再現される色情報であるか否かを判定する。
なお、PC10がグレー色の再現を優先して確認するのは、人間の視覚特性上、グレー色の濃淡変化(階調特性)の滑らかさのほうがグレー色以外の他の色の階調特性の滑らかさよりも敏感に感じられるためである。
また、本実施例におけるグレー色とは、例えば、色信号がCMY信号の場合、C、M、Yの色の要素の値が等しい色であり、(C、M、Y)=(128、128、128)や(15、15、15)で表される色である。
この色変換機能を有するPC10は、指示部111と、色変換プロファイル読込部112と、先行データ入力部113と、色変換部114と、グレー色判定部115と、色変換プロファイル変更部116と、色変換プロファイル記憶部117とにより構成されている。
指示部111は、図2で示したキーボード108あるいはマウス109をユーザが操作し、アプリケーションを介して入力された色変換プロファイル変更指示を受け取り、色変換部114に出力する。
色変換プロファイル読込部112は、色変換プロファイル記憶部117が記憶している色変換プロファイルを読み込み、読み込んだ色変換プロファイルを色変換部114に出力する。
先行データ入力部113は、画像データが色変換部114により色変換処理される前に、グレー色の色情報で構成された先行データを色変換部114に入力する。
色変換部114は、指示部111より色変換プロファイル変更指示を受け取っている場合、先行データ入力部113から入力された先行データを色変換プロファイルにより色変換処理を行い、色変換処理を行った先行データをグレー色判定部115に出力する。
また、指示部111より色変換プロファイル変更指示を受け取っていない場合、色変換部114は、入力された画像データを色変換処理し、色変換処理した画像データを出力画像データとして図2で示したプリンタ20に出力する。
判定部としてのグレー色判定部115は、色変換処理された先行データがプリンタ20でグレー色として再現される色情報であるか否かを判定し、判定結果を色変換プロファイル変更部116に入力する。
色変換対応表変更部としての色変換プロファイル変更部116は、グレー色判定部115が、色変換処理された先行データはプリンタ20でグレー色として再現されない色情報であると判定した場合に、色変換プロファイルに構成されているもののうち、後述する3次元LUT(Look Up Table)の参照値を変更する。
色変換プロファイル記憶部117は、色変換プロファイル変更部116で変更された色変換プロファイルを記憶する。
次に、色変換プロファイルについて説明する。
図4は、第1の実施例における色変換プロファイルの構成を示す説明図である。
図4において、色変換対応表としての色変換プロファイル120は、プリンタ20に応じた色信号に変換する色変換処理に用いられるものであり、1次元LUT121と、線形マトリクス122と、色変換モジュール123とにより構成されている。
ここで、LUTとは、図3で示した色変換部114が入力された色信号に含まれる色の要素の値を参照値に置き換え、その参照値を出力する変換処理を行う際に参照する対応表である。本実施例における色変換プロファイル120は1次元LUTを、色変換モジュール123は1次元LUTと3次元LUTとを有している。
1次元LUTは、例えば、入力されたRGB信号のRの色の要素の値が3という値であるならば、その参照値である2という値に変換して出力するという対応づけがなされた対応表である。
3次元LUTは、例えば、入力されたCMY信号のC、M、Yの色の要素の値(C、M、Y)が(128、128、128)であるならば、その参照値である(127、128、127)という値に変換して出力するという対応づけがなされた対応表である。
1次元LUT121は、入力された色信号にガンマ補正を行う変換処理を行う際に参照される対応表である。なお、ガンマ補正とは、画像を自然な明るさで出力できるようにするために色変換部114が行う処理である。
線形マトリクス122は、色信号の種類を変換する処理で用いられる行列式であり、色変換部114がRGB信号からCMY信号に変換する処理を行う際に用いられる。
色変換モジュール123は、線形マトリクス122によりRGB信号からCMY信号に変換する処理がなされた色信号をプリンタ20に応じた色信号にするためのモジュールであり、1次元LUT124と、3次元LUT125と、1次元LUT126とにより構成されている。
1次元LUT124は、CMY信号に変換された色信号にガンマ補正の変換処理を行う際に参照される対応表である。
3次元LUT125は、1次元LUT124によりガンマ補正の変換処理がなされたCMY信号に、色変換部114がプリンタ20に応じた色信号に変換する処理を行う際に参照される対応表である。
また、この3次元LUT125は、C、M、Yの色の要素をそれぞれ直交する3軸に対応させたCMY色空間上に表すことができる。このことについては後述する。
1次元LUT126は、3次元LUT125により変換された色信号におけるガンマ補正の対応表であり、色変換部114がCMY信号にガンマ補正の変換処理を行う際に参照される対応表である。
このように構成された色変換モジュール123は、例えば、Windows(登録商標)、Macintosh(登録商標)、Unix(登録商標)などのプラットホームから様々なものが提供されている。
したがって、色変換プロファイル120に構成される色変換モジュール123により色変換処理における演算方法が異なるため、色変換プロファイル120により色変換処理した色情報が一定ではなくなり、グレー色が再現されない場合がある。そのため、グレー色を再現する目的で色変換プロファイル120の変更が必要となる場合がある。
本実施例においては、色変換処理された先行データがグレー色に再現されない色情報であると判定された場合、色変換プロファイル変更部116が後述する所定の条件を満たすように3次元LUT125の参照値を変更することにより、グレー色に再現される色情報にするとともに、グレー色以外の他の色に与える影響を低減させるようにしている。
また、色変換プロファイル変更部116が3次元LUT125の参照値を変更する場合、色変換プロファイルで用いられている色の要素をそれぞれ直交する軸に対応させた色空間上で、色変換プロファイルの参照値が存在する座標点を格子点として表すようにすることで、参照値の変更についての理解が容易になりやすい。
よって、次に、3次元LUT125について色空間の概念を用いながら説明する。
図5は、第1の実施例における3次元LUTの構成を示す説明図であり、C、M、Yの色の要素をそれぞれ直交する3軸に対応させたCMY色空間上の3次元LUT125を示している。
図5において、3次元LUT125は、CMY色空間上にC、M、Yの色の要素が有するそれぞれ256個の座標点により構成されている。
この3次元LUT125は、約1678万個(256個×256個×256個)もの各座標点についてプリンタ20に応じた参照値が定義されているわけではなく、データ量を抑えるため、例えば、座標点の8個毎に参照値が離散的に定義されている。この場合、3次元LUT125は、C、M、Yの色の要素でそれぞれ32個の格子点を有しており、合わせて32個×32個×32個の座標点についてプリンタ20に応じた参照値が定義されている。ここで、参照値が定義されている色空間上の座標点を格子点と称する。
なお、本実施例では、C、M、Yの色の要素でそれぞれ32個の格子点を有するとして説明したが、それに限られることなく、任意の数の格子点を有してもよい。
また、その格子点と格子点との間の参照値を求めるとき、色変換部114は、例えば、図中点線で示す単位補間立方体132などの複数の格子点で形成される単位補間立体により、格子点間の参照値を補間して求める補間処理を行う。また、本実施例で行う補間処理は、単位補間立体としての8つの格子点で構成されている単位補間立方体132と後述する6つの格子点で構成されている単位補間三角柱133を用いて補間処理を行うものとするが、それに限ることなく、他の形状とした単位補間立体を用いてもよい。以下では、単位補間立方体132を用いて補間処理を行うことを前提として説明する。
次に、グレー色の再現について説明する。
C、M、Yの色の要素が等しい値であるときにグレー色となるため、(C、M、Y)=(α、α、α)[0≦α≦255]として表される線分をグレー色軸131と称し、図中の太い破線で示す。なお、このグレー色軸131は、αの値が小さくなるほどグレー色の濃度が濃くなる。
このグレー色軸131を色変換部114が3次元LUT125により色変換処理しても、色変換処理後に(C、M、Y)=(α、α、α)[0≦α≦255]を満たすグレー色軸131となるように、色変換プロファイル変更部116が3次元LUT125の参照値を変更する。
また、グレー色軸131は、図中の点線で示した複数の単位補間立方体132の中心を通過する対角線となる。
本実施例の色変換プロファイル変更部116は、色変換処理によりグレー色以外の他の色に与える影響を低減させるようにするため、3次元LUT125の参照値のうち、グレー色軸131が中心を通過する対角線となる単位補間立方体132の所定の格子点の参照値のみを変更する。
次に、グレー色軸131が中心を通過する対角線となる単位補間立方体132について説明する。
図6は、第1の実施例における3次元LUTの単位補間立方体の構成を示す説明図であり、図5中で点線により複数示した単位補間立方体132のうちのひとつを示している。
図6において、単位補間立方体132は、8つの格子点a〜gにより構成されている。また、グレー色軸131が単位補間立方体132の中心と、格子点aおよび格子点gとを通過する対角線となっている。
次に、単位補間立体が単位補間立方体132である場合、色変換プロファイル変更部116が単位補間立方体132の参照値を変更する際の所定の条件について説明する。
図7は、第1の実施例における単位補間立方体の参照値の変更方法を示す説明図である。
図7において、単位補間立方体132は、格子点a〜gからなる8つの格子点により構成されている。
この単位補間立方体132の内部の点p1が、格子点aと格子点gとを結ぶ対角線上に存在するようにする条件を求める。
ここで、8つの格子点a〜格子点gの座標をPa〜Pgとし、点p1からC、M、Yの各軸に垂直に下した点をそれぞれ点l、m、nとする。
また、x、y、zを線分ab、ad、aeの長さに対する線分al、am、anの長さの割合とする。
すると、点pの座標P1は以下の式(1)のように求めることができる。
P1=(1−x)(1−y)(1−z)Pa+x(1−y)(1−z)Pb
+(1−x)y(1−z)Pd+(1−x)(1−y)zPe
+(1−x)yPh+x(1−y)zPf
+x(1−z)Pc+xPg ・・・式(1)
点pが格子点aと格子点gとを結ぶ対角線上に存在する場合、x=y=z=k(k≠0)であるため、式(1)より以下の式(2)が求めることができる。
P1=(1−k)Pa+k(1−k)(Pb+Pd+Pe)
+k(1−k)(Ph+Pf+Pc)+kPg ・・・式(2)
また、式(2)と同様に、点pが格子点aと格子点gとを結ぶ対角線上に存在する場合、PaおよびPgからも求めることができる。
P1=(1−k)Pa+kPg ・・・式(3)
式(2)および式(3)から、以下の式(4)を求めることができる。
0={2Pa−(Pb+Pd+Pe)+Pg}
+k{−Pa+(Pb+Pd+Pe)−(Ph+Pf+Pc)+Pg} ・・式(4)
式(4)の第1項より、
2Pa+Pg=Pb+Pd+Pe ・・・式(5)
が求められ、さらに、式(4)の第2項と、式(5)とから、
Pa+2Pg=Ph+Pf+Pc ・・・式(6)
が求められる。
つまり、式(5)および式(6)が成り立つ場合、点pは単位補間立方体132の格子点aと格子点gとを結ぶ対角線上に存在することになる。
このことから、色変換処理された先行データがグレー色に再現されない色情報であると判定された場合、色変換プロファイル変更部116は、所定の条件として式(5)および式(6)を満たすように、グレー色軸131が中心を通過する対角線となる単位補間立方体132の格子点b、d、eおよび格子点h、f、cの参照値のみを変更することにより、色変換部114が行う色変換処理を行ったとき、単位補間立方体132の内部に存在する点pが再度グレー色軸131上に変換されるため、プリンタ20でグレー色を再現することができるとともに、グレー色軸131が中心を通過する対角線となる単位補間立方体132の格子点の参照値のみの変更とし、他の格子点の参照値を変更しないため、グレー色以外の他の色に与える影響を低減させるようにすることができる。
次に、単位補間立体を単位補間三角柱133としたときの所定の条件について説明する。
図8は、第1の実施例における単位補間三角柱での参照値の変更方法を示す説明図である。なお、単位補間三角柱133は、図7で示した単位補間立方体132に含まれているものである。
図8において、単位補間三角柱133は、6つの格子点a、b、c、e、f、gにより構成されている。
この単位補間三角柱133の内部の点p2が、格子点aと格子点gとを結ぶ対角線上に存在するようにする条件を求める。
ここで、格子点a、b、c、e、f、gからなる6つの格子点の座標をPa、Pb、Pc、Pe、Pf、Pgとし、点pからC、M、Yの各軸に垂直に下した点をそれぞれ点q、r、sとする。
また、x、y、zを線分ab、ad、aeの長さに対する線分aq、ar、asの長さの割合とする。
すると、点pの座標P2は以下の式(7)のように求めることができる。
P2=(1−z){Pa+x(Pb−Pa)+y(Pc−Pb)}
+z{Pe+x(Pf−Pe)+y(Pg−Pf)} ・・・式(7)
点pが格子点aと格子点gとを結ぶ対角線上に存在する場合、x=y=z=k(k≠0)であるため、式(7)より以下の式(8)が求めることができる。
P2=(1−k){Pa+k(−Pa+Pc)}
+k{Pe+k(Pg−Pf)} ・・・式(8)
また、式(2)と同様に、点pが格子点aと格子点gとを結ぶ対角線上に存在する場合、PaおよびPgからも求めることができる。
P2=(1−k)Pa+kPg ・・・式(9)
式(8)および式(9)から、以下の式(10)を求めることができる。
0=k(−Pa+Pc+Pe−Pg)
+k(Pa−Pc−Pe+Pg) ・・・式(10)
式(10)より、
Pa+Pg=Pc+Pe ・・・式(11)
が求められる。
つまり、式(11)が成り立つ場合、点pは単位補間立方体132の格子点aと格子点gとを結ぶ対角線上に存在することになる。
このことから、色変換処理された先行データがグレー色に再現されない色情報であると判定された場合、色変換プロファイル変更部116は、所定の条件として式(11)を満たすように、グレー色軸131が格子点aおよび格子点gを通過する対角線となる単位補間三角柱133の格子点eおよび格子点cの参照値のみを変更することにより、色変換部114が色変換処理を行ったとき、単位補間三角柱133の内部に存在する点pが再度グレー色軸131上に変換されるため、プリンタ20でグレー色を再現することができるとともに、グレー色軸131が格子点aおよび格子点gを通過する対角線となる単位補間三角柱133の格子点の参照値のみの変更とし、他の格子点の参照値を変更しないため、グレー色以外の他の色に与える影響を低減させるようにすることができる。
上述した構成の作用について説明する。
図9の第1の実施例における色変換プロファイルによる色変換処理の流れを表すフローチャートの図中Sで示すステップにしたがって図3、図4、図7および図8を参照しながら説明する。
S1:色変換プロファイル読込部112は、色変換プロファイル記憶部117が記憶している色変換プロファイル120を読み込む。
S2:色変換部114は、先行データ入力部113から入力される先行データを、色変換プロファイル読込部112から入力される色変換プロファイル120を用いて色変換処理を行い、色変換処理後の先行データをグレー色判定部115に出力する。
S3:グレー色判定部115は、入力された色変換処理後の先行データについてグレー色であるか否かを判定し、グレー色であると判定すると処理をS7へ移行し、グレー色ではないと判定すると処理をS4へ移行する。
S4:色変換プロファイル変更部116は、S2で用いた色変換プロファイル120が有する3次元LUT125の参照値を式(5)および式(6)、あるいは式(11)を満たす値に変更する。
すなわち、単位補間立体の形状を単位補間立方体132とした場合、色変換プロファイル変更部116は、グレー色軸131が中心を通過する対角線と重なる複数の単位補間立方体132について、それぞれの単位補間立方体132を構成する8つの格子点のうち、グレー色軸131上に存在しない6つの格子点を、グレー色軸131上に存在する2つの格子点のうち、いずれかの格子点との距離の近さによって2組に分けた場合に、それぞれの組における3つの格子点の座標の和が、グレー色軸131上に存在する2つの格子点のうち、その3つの格子点との距離が近い方の格子点の座標の2倍と、遠い方の格子点の座標との和に等しくなるように色変換プロファイルの参照値を変更する。
また、色変換プロファイル変更部116は、グレー色軸131が対角線と重なる複数の単位補間三角柱133について、それぞれの単位補間三角柱133を構成する6つの格子点のうち、グレー色軸131上に存在する2つの格子点を含む平面上の4つの格子点について、グレー色軸131上に存在する2つの格子点の座標の和が、平面上の他の2つの格子点の和に等しくなるように色変換プロファイルの参照値を変更する。
S5:色変換プロファイル記憶部117は、S4で変更した変更済み色変換プロファイル120を記憶する。
S6:色変換プロファイル読込部112は、色変換プロファイル記憶部117が記憶している変更済み色変換プロファイル120を読み込む。
S7:色変換部114は、入力画像データの色情報に対して、色変換プロファイル読込部112から入力された色変換プロファイルを用いて色変換処理を行い、色変換処理後の色情報を出力画像データとして出力し、本処理を終了する。
以上説明したように、第1の実施例では、色変換処理された先行データがグレー色に再現されない色情報であると判定された場合、色変換プロファイル変更部が所定の条件を満たすように3次元LUTの参照値を変更することにより、色変換プロファイルを用いた色変換処理によりプリンタ20でグレー色が再現されるとともに、グレー色軸が中心を通過する対角線と重なる単位補間立方体に含まれる点b、d、eおよび点h、f、cの参照値のみを変更し、グレー色以外の他の色に与える影響を低減させるようにするため、画像品質の低減を抑制することができるという効果が得られる。
図10は、第2の実施例におけるPCの色変換機能の構成を示すブロック図である。
なお、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図10に示したブロック図は、図3に示した第1の実施例におけるPCの色変換機能の構成を示すブロック図と比較すると、グレー色判定部115と、色変換プロファイル変更部116と、新たに追加された表示部118および変更可否入力部119以外は同様であるため、同一の符号を付してその説明を省略する。
グレー色判定部115は、色変換処理後の先行データについてグレー色であるか否かを判定し、グレー色であると判定すると、色変換プロファイルの変更を行わない指示を色変換部114に出力し、グレー色ではないと判定すると、色変換処理後の先行データの色情報を表示部118に出力する。
表示部118は、図2で示したモニタ110を有しており、色変換処理された先行データがプリンタ20でグレー色として再現されない色情報であるとグレー色判定部115が判定した場合に、色変換処理された先行データの色情報に基づいた結果と、色変換プロファイルの変更を行うか否かを決定させる色情報変換確認画面140を表示する。
図12は、第2の実施例における表示部の色情報変換確認画面の説明図である。
図12において、選択画面としての色情報変換確認画面140は、グラフ表示領域140aと、変更ボタン140bと、キャンセルボタン140cとにより構成されている。
グラフ表示領域140aは、グレー色判定部115から入力された色変換処理後の先行データにおける色情報のグラフを表示する。この色情報のグラフは、横軸をRGB信号の先行データが有するグレー色の階調の値とし、縦軸を色変換処理されたCMY信号のグレー色の階調の値としており、3つの色の要素のラインが重なっている場合は、CMY信号を扱うプリンタ20でグレー色に再現される色情報であることを表すものである。ユーザはこのグラフ表示領域140aに表示されたグラフに基づいて、色変換プロファイルを変更するか否かを判断する。
変更ボタン140bは、ユーザが色変換プロファイルを変更すると判断したときに押下される。
キャンセルボタン140cは、ユーザが色変換プロファイルを変更しないと判断したときに押下される。
変更可否入力部119は、表示部118が表示した色情報変換確認画面140の変更ボタン140b、もしくはキャンセルボタン140cの押下により、ユーザにより色変換プロファイルの変更を行うか否かの指示が入力されると、その指示を色変換プロファイル変更部116に出力するものである。
色変換プロファイル変更部116は、変更可否入力部119が色変換プロファイルの変更を行う指示を入力された場合、第1の実施例と同様に、色変換プロファイルに構成されている3次元LUT125の参照値を所定の条件で変更する。また、変更可否入力部119から色変換プロファイルを変更しない指示が入力された場合は、色変換プロファイルに構成されている3次元LUT125の参照値を変更しない。
上述した構成の作用について、図11の第2の実施例における色変換プロファイルによる色変換処理の流れを表すフローチャートの図中Sで示すステップにしたがって図7、図9、図10および図12を参照しながら説明する。
S21、S22:図9におけるS1、S2と同様の処理であるため説明を省略する。
S23:グレー色判定部115は、入力された色変換処理後の先行データについてグレー色であるか否かを判定し、グレー色であると判定すると処理をS29へ移行し、グレー色ではないと判定すると色変換処理後の先行データの色情報を表示部118に出力し、処理をS24へ移行する。
S24:表示部118は、グレー色判定部115から入力された色変換処理後の先行データの色情報に基づいて図12で示す色情報変換確認画面140を表示する。
S25:変更可否入力部119は、S24においてユーザにより変更ボタン140bが押下された場合、処理をS26へ移行し、ユーザによりキャンセルボタン140cが押下された場合、処理をS29へ移行する。
S26〜S29:図9におけるS4〜S7と同様の処理であるため説明を省略する。
以上説明したように、第2の実施例では、第1の実施例の効果に加えて、色変換処理後の先行データがプリンタ20でグレー色に再現されない色情報であるとグレー色判定部が判定すると、色変換処理後の先行データの色情報に基づいたグラフを表示部が表示することにより、グレー色の再現状態が確認可能となるため、ユーザが色変換プロファイルを変更するか否かを判断できるようにすることができるという効果が得られる。
なお、第1の実施例および第2の実施例では、画像処理装置をPCとして説明したが、それに限られることなく、情報処理端末などに適用してもよい。
また、画像出力装置をプリンタとして説明したが、それに限られることなく、複合機などに適用してもよい。
さらに、色変換プロファイルがRGB信号からCMY信号に変換するものとして説明したが、それに限られることなく、他のLab信号などの色信号に適用することも可能である。
1 画像処理システム
10 PC
20 プリンタ
111 指示部
112 色変換プロファイル読込部
113 先行データ入力部
114 色変換部
115 グレー色判定部
116 色変換プロファイル変更部
117 色変換プロファイル記憶部
120 色変換プロファイル
121、124、126 1次元LUT
123 色変換モジュール
125 3次元LUT
131 グレー色軸
132 単位補間立方体
133 単位補間三角柱

Claims (14)

  1. 画像出力手段に画像データを出力する際に、前記画像データに含まれる色情報を色変換対応表の参照値に基づいて前記画像出力手段に応じた色情報に変換する色変換処理を行う画像処理装置において、
    前記色情報を前記色変換処理する前に、グレー色の前記色情報で構成された先行データを前記色変換処理する色変換部と、
    前記色変換処理された前記先行データが前記画像出力手段でグレー色として再現される前記色情報であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部が、前記色変換処理された前記先行データは前記画像出力手段でグレー色として再現されない前記色情報であると判定した場合に、前記色変換対応表の参照値を変更する色変換対応表変更部とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記色変換対応表変更部は、前記色変換対応表を変更する場合、前記色変換対応表で用いられている色の要素をそれぞれ直交する軸に対応させた色空間上で、前記色変換対応表の参照値が存在する座標点を格子点として表したとき、前記格子点の参照値を変更し、
    前記色変換部は、複数の前記格子点で形成される単位補間立体により前記格子点間の前記参照値を補間して求めることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記単位補間立体は、8つの前記格子点で構成されている単位補間立方体であることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項3に記載の画像処理装置において、
    前記色変換対応表変更部は、前記色空間の前記色の要素の値が等しい座標を結んだ線分であるグレー色軸が、中心を通過する対角線と重なる複数の前記単位補間立方体について、それぞれの前記単位補間立方体を構成する8つの前記格子点のうち、前記グレー色軸上に存在しない6つの前記格子点を、前記グレー色軸上に存在する2つの格子点のうち、いずれかの前記格子点との距離の近さによって2組に分けた場合に、それぞれの組における3つの前記格子点の座標の和が、前記グレー色軸上に存在する2つの前記格子点のうち、その3つの前記格子点との距離が近い方の前記格子点の座標の2倍と、遠い方の前記格子点の座標との和に等しくなるように前記色変換対応表の前記参照値を変更することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記単位補間立体は、6つの前記格子点で構成されている単位補間三角柱であることを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項5に記載の画像処理装置において、
    前記色変換対応表変更部は、前記色空間の前記色の要素が等しい値である線分のグレー色軸が対角線と重なる複数の前記単位補間三角柱について、それぞれの前記単位補間三角柱を構成する6つの前記格子点のうち、前記グレー色軸上に存在する2つの前記格子点を含む平面上の4つの格子点について、前記グレー色軸上に存在する2つの前記格子点の座標の和が、前記平面上の他の2つの前記格子点の和に等しくなるように前記色変換対応表の前記参照値を変更することを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項4または請求項6に記載の画像処理装置において、
    前記色変換処理された前記先行データが前記画像出力手段でグレー色として再現されない前記色情報であると前記判定部が判定した場合に、前記色変換処理された前記先行データの前記色情報に基づいた結果と、前記色変換対応表の変更を行うか否かを決定させる選択画面を表示する表示部と、
    前記表示部が表示した前記選択画面から、ユーザにより前記色変換対応表の変更を行うか否かの指示が入力される変更可否入力部とを備え、
    前記色変換対応表変更部は、前記変更可否入力部が前記色変換対応表の変更を行う指示を入力された場合、前記色変換対応表の前記参照値を変更することを特徴とする画像処理装置。
  8. 画像出力手段に画像データを出力する際に、前記画像データに含まれる色情報を色変換対応表の参照値に基づいて前記画像出力手段に応じた色情報に変換する色変換処理を行う画像処理方法において、
    色変換部が、前記色情報を前記色変換処理する前に、グレー色の前記色情報で構成された先行データを前記色変換処理するステップと、
    判定部が、前記色変換処理された前記先行データが前記画像出力手段でグレー色として再現される前記色情報であるか否かを判定するステップと、
    色変換対応表変更部が、前記判定部が前記色変換処理された前記先行データは前記画像出力手段でグレー色として再現されない前記色情報であると判定した場合に、前記色変換対応表の参照値を変更するステップとを含むことを特徴とする画像処理方法。
  9. 請求項8に記載の画像処理方法において、
    前記色変換対応表変更部が、前記色変換対応表を変更する場合、前記色変換対応表で用いられている色の要素をそれぞれ直交する軸に対応させた色空間上で、前記色変換対応表の参照値が存在する座標点を格子点として表したとき、前記格子点の参照値を変更するステップと、
    前記色変換部が、複数の前記格子点で形成される単位補間立体により前記格子点間の前記参照値を補間して求めるステップとを含むことを特徴とする画像処理方法。
  10. 請求項9に記載の画像処理方法において、
    前記色変換部が、前記単位補間立体を8つの前記格子点で構成されている単位補間立方体として前記格子点間の前記参照値を補間して求めるステップを含むことを特徴とする画像処理方法。
  11. 請求項10に記載の画像処理方法において、
    前記色変換対応表変更部が、前記色空間の前記色の要素の値が等しい座標を結んだ線分であるグレー色軸が、中心を通過する対角線と重なる複数の前記単位補間立方体について、それぞれの前記単位補間立方体を構成する8つの前記格子点のうち、前記グレー色軸上に存在しない6つの前記格子点を、前記グレー色軸上に存在する2つの格子点のうち、いずれかの前記格子点との距離の近さによって2組に分けた場合に、それぞれの組における3つの前記格子点の座標の和が、前記グレー色軸上に存在する2つの前記格子点のうち、その3つの前記格子点との距離が近い方の前記格子点の座標の2倍と、遠い方の前記格子点の座標との和に等しくなるように前記色変換対応表の前記参照値を変更するステップを含むことを特徴とする画像処理方法。
  12. 請求項9に記載の画像処理方法において、
    前記色変換部が、前記単位補間立体を6つの前記格子点で構成されている単位補間三角柱として前記格子点間の前記参照値を補間して求めるステップを含むことを特徴とする画像処理方法。
  13. 請求項12に記載の画像処理方法において、
    前記色変換対応表変更部が、前記色空間の前記色の要素が等しい値である線分のグレー色軸が対角線と重なる複数の前記単位補間三角柱について、それぞれの前記単位補間三角柱を構成する6つの前記格子点のうち、前記グレー色軸上に存在する2つの前記格子点を含む平面上の4つの格子点について、前記グレー色軸上に存在する2つの前記格子点の座標の和が、前記平面上の他の2つの前記格子点の和に等しくなるように前記色変換対応表の前記参照値を変更するステップを含むことを特徴とする画像処理方法。
  14. 請求項11または請求項13に記載の画像処理方法において、
    表示部が、前記色変換処理された前記先行データが前記画像出力手段でグレー色として再現されない前記色情報であると前記判定部が判定した場合に、前記色変換処理された前記先行データの前記色情報に基づいた結果と、前記色変換対応表の変更を行うか否かを決定させる選択画面を表示するステップと、
    変更可否入力部が、前記表示部が表示した前記選択画面から、ユーザにより前記色変換対応表の変更を行うか否かの指示が入力されるステップと、
    前記色変換対応表変更部が、前記変更可否入力部が前記色変換対応表の変更を行う指示を入力された場合、前記色変換対応表の前記参照値を変更するステップとを含むことを特徴とする画像処理方法。
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