JP2015126046A - コイル部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造で破損や短絡の発生を防止したコイル部品を提供する。
【解決手段】 本発明は、円筒状に巻き回されたコイルと、該コイルに挿入されるバー状磁心とが台座に固定されたコイル部品であって、前記台座は、前記コイルを載置する絶縁樹脂部と、該絶縁樹脂部の両端に配置された平板状の端子部とからなり、それぞれの前記端子部は、絶縁間隙をもって前記絶縁樹脂部を形成する絶縁樹脂により表裏一体的にモールドされてなり、好ましくは前記コイルのそれぞれの先端部は、コイルの載置面側の前記絶縁樹脂を介して端子部を貫通し、コイルの載置面とは反対の面で露出する端子部に接合されているコイル部品である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種電源装置等にチョークコイル等のインダクタを配置するためのコイル部品に関する。
たとえば、チョークコイルは、ノイズフィルター、力率変換、平滑回路等に用いられる主要な受動素子である。そして、チョークコイルとしては、高いインダクタンスを得るためにコイルに磁心を組み合わせて使用される場合が多い。
コイル部品は、その用途、使用環境に合わせて、大きさ、形態も様々であり、たとえばコイルと磁心をケース入れてモールドしたもの、磁心のみケースに入れたもの、コイルも磁心もむき出しのもの等がある。また、コイル部品を機器に設置する場合、一般的には、コイルの両端を必要な回路に装着して半田付けにより接続している。
また、コイルと、磁心とで構成するだけでは無く、コイルの両端に接続する端子金具を設けて、これらを外装樹脂でコーティングしたコイル部品も知られている。(特許文献1参照)
特開2008‐16736号公報
上述した特許文献1に記載される端子一体型のコイル部品は、コイルの両端を直接回路基板等に接続する場合に比べて、外部回路との接続の自由度を高めることができ有効と考えられる。
ところで、コイル部品においては、できるだけ簡単な構造で、かつ振動などの外力が加わっても、破損や短絡を起こしにくい構造が求められる。一方、特許文献1では、外装樹脂のコーティングに対して型を使用する方法を提案しているが、このように型を使ったコイル部品全長にわたるコーティングやモールドでは、確実な固定という点では有効ではあるがコストが掛かるという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑み、簡単な構造で、破損や短絡の発生を防止したコイル部品を提供することを目的とする。
本発明は、円筒状に巻き回されたコイルと、該コイルに挿入されるバー状磁心とが台座に固定されたコイル部品であって、
前記台座は、前記コイルを載置する絶縁樹脂部と、該絶縁樹脂部の両端に配置された平板状の端子部とからなり、
それぞれの前記端子部は、絶縁間隙をもって、前記絶縁樹脂部を形成する絶縁樹脂により表裏一体的にモールドされてなり、
前記コイルのそれぞれの先端部は、端子部に接合されているコイル部品である。
本発明において、前記コイルのそれぞれの先端部は、コイルの載置面側の前記絶縁樹脂を介して端子部を貫通し、コイルの載置面とは反対の面で露出する端子部に接合されていることが好ましい。
また、本発明においては、端子部は、外部回路との接続用孔を形成しておくことができる。
また、本発明においては、絶縁樹脂部は、コイルの外周形状に沿った窪みを有することができる。
本発明においては、特定の台座構造の採用により、簡単な構造で破損や短絡の発生を防止したコイル部品を提供することが出来る。
本発明のコイル部品の一例を示す図である。 本発明のコイル部品の台座に適用する平板状の端子の一例を示す図である。 本発明のコイル部品の台座の一例を示す図である。
以下、本発明を、図面を参照して詳しく説明する。なお、本発明は図面の記載に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で追加及び変更が可能である。
図1は本発明のコイル部品の一例を示す図であり、上面図、正面図、および底面図を示すものである。図1に示す本発明のコイル部品は、円筒状に巻き回されたコイル1と、コイル1に挿入されるバー状磁心2とが、台座5に固定されたものである。また、図1に示す台座5は、絶縁樹脂部3と、絶縁樹脂部3の両端に配置された平板状の端子部4a,4bを有するものである。なお、図1では、説明のために、コイル1とバー状磁心と台座5とを固定するための接着剤は省略して図示している。
図2は、図1のコイル部品の台座に適用する平板状の端子の一例を示す図であり、上面図を示すものである。図3は、図1のコイル部品の台座5の一例を示す図であり、上面図、正面図、側面図を示すものである。
本発明における重要な特徴の一つは、特定の台座5を形成して、コイル1とバー状磁心2とを固定したことにある。以下、台座の構成を中心に説明する。
本発明において、台座を構成する絶縁樹脂部3は、コイル1を載置する部分であり、両端子部4a,4b間の絶縁と、端子部4a,4bとコイル1との絶縁を保つものでもある。
本発明においては、端子部4a,4bの表面と裏面とで別々の絶縁樹脂を配置するのではなく、表面と裏面とが連続するように、すなわち、表裏一体的に、モールドすることによって、絶縁樹脂部3と端子部4a,4bの位置の固定を確実なものとしている。このような位置の固定は、コイル部品の破損や短絡を防ぐ上で有効である。
本発明においては、両端子部4a,4bの位置を図2のように離間させて、モールドすることで、図3に示す絶縁樹脂部3が、端子部4a,4bのそれぞれの端面から表面と裏面に連続するように、つまり表裏一体的にモールドされた形態が得られる。
モールドする方法としては、たとえば、図2に示す平板状の端子部4aとなる部品と、対となる端子部4bとなる部品とを図2に示す間隙を形成した状態で金型にセットし、絶縁樹脂をモールドする方法が採用できる。
また、図2に示す端子は、両端子部4a,4bに切欠き部6a,6b,6c,6dを設けて、両端子部4a,4b の側面からも絶縁樹脂を回り込ませ、かつ貫通孔7a,7b,7c,7dを設けて樹脂を貫通連続させるようにしている。この形態によれば、絶縁樹脂部3を大きくせずとも、絶縁樹脂部3と端子部4a,4bの位置の固定をより確実なものとすることができる。
なお、切欠き部6a,6b,6c,6dとしては、図2に示す形状に換えて、キー溝状として絶縁樹脂部3から引き抜けないようにすることも有効である。
また、図2に示す端子には、端子孔8a,8bを形成し、図3に示す台座5の絶縁樹脂部3には端子孔8a,8bに対応する貫通孔11a,11bを形成している。これにより、図1に示すように、コイル1のそれぞれの先端部9a,9bを、コイル1の載置面側の絶縁樹脂部3を介して端子部4a,4bを貫通し、コイル1の載置面とは反対の面で露出する端子部に接合される形態を得ることができる。こうすることにより、図1に示すように、絶縁樹脂3が、端子部4a,4bと、コイル1で挟み込まれる形態となり、より強固な固定と確実な絶縁が可能となる。なお、図3の正面図では、簡略化のために端子孔は図示していない。
なお、強固な固定と確実な絶縁が必要でない場合には、図1のようなコイル1の載置面とは反対の面でコイル1のそれぞれの先端部9a,9bを端子部4a,4bに接続させる必要はなく、コイル1の載置面側で端子部に接続させる構成を採用しても良い。
また、図3に示す台座5の絶縁樹脂部3は、コイルの外周形状に沿った窪み12を形成している。コイル1を確実に位置決め固定するために図3のような窪みを設けることは有効である。また、窪みは、コイル等を固定する接着剤を保持するという点でも有効である。なお、窪みの形態としては、必ずしもコイルの外周形状に沿った形状である必要はなく、矩形断面やV字状等であっても良い。
また、図3に示す台座5の端子部4a,4bには、外部回路との接続用孔10a,10bが形成されている。接続用孔10a,10bを設けることは、外部回路との接続において、ボルト止め等を容易にすることができる。接続用孔10a,10bの形成は、図3に示すような貫通孔形状に限らず、フック状等の形態とすることもできる。
図1に示すコイル部品の製造においては、まず、得られた図3に示す台座5と、バー状磁心2を挿入した、円筒状に巻き回されたコイルとを準備する。次に、コイル1のそれぞれの先端部9a,9bをそれぞれ貫通孔11a,11bに通し、端子孔8a,8bから引き出す。次いで、コイル1上から接着剤を塗布して、コイル1とバー状磁心2と絶縁樹脂部を固定する。その後、端子孔8a,8b側からコイル1のそれぞれの先端部9a,9bを半田付け等により接合するという工程を採用することができる。
1. コイル
2.バー状磁心
3.絶縁樹脂部
4a,4b.端子部
5.台座
6a,6b,6c,6d. 切欠き部
7a,7b,7c,7d. 樹脂貫通孔
8a,8b.端子孔
9a,9b.先端部
10a,10b.接続用孔
11a,11b.貫通孔
12.窪み

Claims (4)

  1. 円筒状に巻き回されたコイルと、該コイルに挿入されるバー状磁心とが台座に固定されたコイル部品であって、
    前記台座は、前記コイルを載置する絶縁樹脂部と、該絶縁樹脂部の両端に配置された平板状の端子部とからなり、
    それぞれの前記端子部は、絶縁間隙をもって、前記絶縁樹脂部を形成する絶縁樹脂により表裏一体的にモールドされてなり、
    前記コイルのそれぞれの先端部は、端子部に接合されていることを特徴とするコイル部品。
  2. 前記コイルのそれぞれの先端部は、コイルの載置面側の前記絶縁樹脂を介して端子部を貫通し、コイルの載置面とは反対の面で露出する端子部に接合されていることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  3. 端子部は、外部回路との接続用孔が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のコイル部品。
  4. 絶縁樹脂部は、コイルの外周形状に沿った窪みを有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のコイル部品。

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