JP2015125221A - 虚像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外観に影響するリブ等の形成を抑制して外観デザインの自由度を高めた虚像表示装置を提供する。
【解決手段】映像光を生じさせる映像表示素子82と、複数の光学面S11〜S14を有し、内面側で反射させることにより映像表示素子82からの映像光を導光する導光部材10と、を備える虚像表示装置100であって、導光部材10は、複数の光学面S11〜S14として互いに略平行に延び映像光を全反射する一対の対向する平面S11,S13を含むブロック状の部材であり、導光部材10は、映像光を全体として導光する導光のAB方向に垂直なCD方向から一対の対向する平面を挟む一対の側面部分91,92を有し、一対の側面部分91,92のうち少なくとも一方の側面部分91は、一対の対向する平面S11,S13のうち一方の平面S11に隣接して鈍角をなすテーパー面93aを含む平坦な面93によって一対の対向する平面S11,S13を連結する。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像表示素子等によって形成された映像を観察者に提示する虚像表示装置に関し、特に観察者の頭部に装着するヘッドマウントディスプレイに好適な虚像表示装置に関する。
観察者の頭部に装着するヘッドマウントディスプレイ(以下、HMDとも言う)等の虚像表示装置に組み込まれる光学系として様々なものが提案されている。例えば、眼前に配置される比較的肉厚の導光部材と、この先端側に接合される光透過部材とからなるプリズム部材を用いて、虚像を表示させるとともに外界像を観察可能にするものが公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
上記のようにプリズム部材を用いる虚像表示装置では、光学面のアライメントの便宜や成形工程上の都合から、導光部材等において一対の対向する主たる光学面間の周囲にリブを設けることが考えられる。かかるリブを設けることで、例えば導光部材と光透過部材とを接合する組立の際に両部材をアライメントしやすくなり、これらを接合したプリズム部材を他の部材に組付ける際の案内とすることができる。また、リブを設けることで、導光部材を射出成形等する際に、リブを利用することで導光部材の離型が容易になる。
しかし、プリズム部材は、虚像表示装置の外観を構成するので、上記のようなリブを隠したり除去したりする必要が生じる可能性がある。また、リブを設けた形状とすることで、外形が複雑になり、どうしても外観デザインに制約が生じる可能性がある。
特開2013−200553号公報
本発明は、外観に影響するリブ等の形成を抑制して外観デザインの自由度を高めた虚像表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る虚像表示装置は、映像光を生じさせる映像素子と、複数の光学面を有し、内面で反射させることにより映像素子からの映像光を導光する導光部材と、を備える虚像表示装置であって、導光部材は、複数の光学面として互いに略平行に延び映像光を全反射する一対の対向する平面を含む部材であり、導光部材は、映像光を導光する導光方向に垂直な方向から一対の対向する平面を挟む一対の側面部分を有し、一対の側面部分のうち少なくとも一方の側面部分は、一対の対向する平面のうち一方の平面に隣接して鈍角をなすテーパー面を含む。
上記虚像表示装置では、一対の側面部分のうち少なくとも一方の側面部分は、一対の対向する平面のうち一方の平面に隣接して鈍角をなすテーパー面を含んで一対の対向する平面を連結するので、上記一方の側面部分をリブのような外観に影響する部分のない形状とでき、リブを除去する後加工が不要となり、外観デザインの自由度を高めることができる。なお、導光部材が複数の光学面として互いに略平行に延び映像光を全反射する一対の対向する平面を備えることにより、これら平面を眼前に配置することで、導光部材を透過して観察される外界光について視度誤差を略ゼロとすることができ、特に、外界像についての見かけの倍率誤差を略ゼロにし、裸眼状態に近い状態することができる。
本発明の別の側面では、上記虚像表示装置において、一方の側面部分は、テーパー面を含む平坦な面によって一対の対向する平面を連結する。この場合、導光部材の一方の側面部分が滑らかな形状を有するものとなり、導光部材の外観を簡潔にし導光部材の小型化も容易になる。
本発明のさらに別の側面では、上記一方の側面部分は、テーパー面と一対の対向する平面のうち他方の平面との間に平坦な帯状の連結面を有する。この場合、テーパー面と連結面との間に角度を持たせることもできる。テーパー面と連結面との境界は、導光部材を例えば射出成形によって形成する場合の型分割面に対応するものとできる。
本発明のさらに別の側面では、導光部材は、導光方向に細長く延び、上記一方の側面部分のテーパー面も、導光方向に細長く延びる。この場合、テーパー面は、導光部材の長手方向の側面を構成するものとなり、導光部材の長手方向の一方の側面を露出させることが容易となる。
本発明のさらに別の側面では、帯状の連結面は、一対の対向する平面のうち他方の平面に隣接して鈍角をなす。
本発明のさらに別の側面では、一対の側面部分のうち他方の側面部分は、一対の対向する平面のうち上記一方の平面に隣接して鈍角をなすテーパー面と、テーパー面よりも一対の対向する平面のうち他方の平面側に形成されて突起するリブとを有する。この場合、一対の側面部分のうち他方の側面部分については、リブを設けることにより、他の部材に組付けたり他の部材とアライメントしたり機構部分として利用することができる。
本発明のさらに別の側面では、導光部材を眼前に支持する枠部をさらに備え、リブは、枠部に設けられた溝と嵌合する。この場合、導光部材を枠部に対して安定して保持することができる。
本発明のさらに別の側面では、一対の側面部分に設けられた一対のテーパー面は、上記一方の平面に対して91°〜135°の角度をなす。
本発明のさらに別の側面では、導光部材は、映像素子からからの映像光を取り込む光入射面を導光方向の一端に有し、一対の対向する平面のうち上記一方の平面から映像光を射出させる。この場合、導光部材を映像光を射出させる側で狭まる形状とでき、テーパー面が外観上目立ちにくいものとなる。
本発明のさらに別の側面では、導光部材は、複数の光学面として4面以上の面を含み、映像素子からの映像光は、一対の対向する平面の上記他方の平面である第3面で全反射され、一対の対向する平面の上記一方の平面である第1面で全反射され、第2面で反射された後、第1面を透過して、観察側に到達する。この場合、第2面から比較的離れた位置に光入射面を配置することができる。
本発明のさらに別の側面では、導光部材の第2面に貼り合せることで外界光と映像光とを重複して視認させる光透過部材をさらに備える。この場合、映像光と外界光とを重畳させるシースルータイプの光学系を構成することができる。
本発明の一実施形態である虚像表示装置の外観を説明する斜視図である。 虚像表示装置から外装部材を取り除いた内部構造を示す斜視図である。 (A)は、虚像表示装置の外観を示す平面図であり、(B)は、正面図であり、(C)は、側面図である。 虚像表示装置の外観を別の角度から示す斜視図である。 虚像表示装置を構成する本体部分の平面視の断面図である。 (A)〜(F)は、導光部材を含むプリズム部材の平面図、正面図、底面図、EE矢視断面図、左端面図、及び右端面図である。 導光部材の断面形状を説明する拡大図である。 導光部材の成形を説明する概念的な断面図である。 虚像表示装置のうち導光装置及び投射レンズのフレームへの固定の様子を示す分解斜視図である。 フレームによる導光部材の支持を説明する断面図である。
以下、図1等を参照しつつ、本発明に係る虚像表示装置の一実施形態について詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の導光装置を含む虚像表示装置100は、眼鏡のような外観を有するヘッドマウントディスプレイであり、この虚像表示装置100を装着した観察者又は使用者に対して虚像による画像光(映像光)を視認させることができるとともに、観察者に外界像をシースルーで視認又は観察させることができる。虚像表示装置100は、観察者の眼前を透視可能に覆う第1及び第2光学部材101a,101bと、両光学部材101a,101bを支持する枠部102と、枠部102の左右両端から後方のつる部分(テンプル)104にかけての部分に付加された第1及び第2像形成本体部105a,105bとを備える。ここで、図面上で左側の第1光学部材101aと第1像形成本体部105aとを組み合わせた第1表示装置100Aは、右眼用の虚像を形成する部分であり、単独でも虚像表示装置として機能する。また、図面上で右側の第2光学部材101bと第2像形成本体部105bとを組み合わせた第2表示装置100Bは、左眼用の虚像を形成する部分であり、単独でも虚像表示装置として機能する。
図2は、虚像表示装置100の内部構造を示しており、図2を図1と比較することで、虚像表示装置100の外観と内部とが対比される。例えば、第1及び第2像形成本体部105a,105bは、鏡筒部39に収納される投射レンズ30や、映像表示素子(映像素子)82を含む画像表示装置80でそれぞれ構成される。
図1から図4までの各図に外観や内部を示すように、虚像表示装置100に設けた枠部102は、上端側に配置されるフレーム107と、フレーム107に沿ってその裏側に配置される樹脂部108とを備える。なお、虚像表示装置100は、下側に枠状の部分のない構成となっている。枠部102を構成するフレーム107は、U字状に折れ曲がった細長い板状の部材であり、観察者にとっての眼の並びに対応する方向である左右の横方向に延びる正面部107aと、観察者にとっての前後に対応する方向である奥行き方向に延びる一対の側面部107b,107cとを備える。フレーム107、すなわち正面部107aと側面部107b,107cとは、アルミダイカストその他の各種金属材料で形成された金属製の一体部品である。樹脂部108は、フレーム107に沿って配置され、フレーム107と嵌合することでこれと協働して例えば画像形成のための各種ケーブル等を収納可能にしている。フレーム107において、正面部107a及び樹脂部108の奥行き方向の幅は、第1及び第2光学部材101a,101bに対応する導光装置20の厚み又は幅と同程度となっている。フレーム107の左側方、具体的には正面部107aにおける向かって左端部から側面部107bにかけての部分には、第1光学部材101aと第1像形成本体部105aとがアライメントされ例えばネジ止めによって直接固定されることにより、支持されている。また、フレーム107の右側方、具体的には正面部107aにおける向かって右端部から側面部107cにかけての部分には、第2光学部材101bと第2像形成本体部105bとがアライメントされ例えばネジ止めにより直接固定されることによって、支持されている。なお、第1光学部材101aと第1像形成本体部105aとは、嵌合等によって互いにアライメントされ、第2光学部材101bと第2像形成本体部105bとは、嵌合等によって互いにアライメントされる。
枠部102を構成するフレーム107及び樹脂部108は、第1及び第2像形成本体部105a,105bを支持するだけでなく、これらを覆うカバー状の外装部材105dと協働して第1及び第2像形成本体部105a,105bの内部を保護する役割を有する。なお、フレーム107は、第1及び第2像形成本体部105a,105bに連結される第1及び第2光学部材101a,101b又は導光装置20の根元側を除いた上側部分と離間するか又は緩く接している。このため、中央の導光装置20と、フレーム107を含む枠部102との間に熱膨張率の差があっても、枠部102内での導光装置20の膨張が許容され、導光装置20に歪み、変形、破損が生じることを防止できる。
枠部102に付随して、鼻受部40が設けられている。鼻受部40は、観察者の鼻に当接することによって枠部102を支持する役割を有する。つまり、枠部102は、鼻に支持される鼻受部40と耳に支持される一対のテンプル部104とによって、観察者の顔前に配置されることになる。鼻受部40は、枠部102を構成する一方のフレーム107の正面部107aにおいて、ねじ止めによって固定されている。なお、以上のように図1を参照して示す外観は、一例であり、例えばねじ止めによって固定される機構等の、光学的機構として直接関与しない箇所等については、適宜設計を変更することが可能である。
図2等に示すように、第1表示装置100Aは、投影用の光学系である投射透視装置70と、映像光を形成する画像表示装置80とを備えると見ることができる。投射透視装置70は、画像表示装置80によって形成された画像を虚像として観察者の眼に投射する役割を有する。投射透視装置70は、第1光学部材101a又は導光装置20と、結像用の投射レンズ30とを備える。第1光学部材101a又は導光装置20は、導光及び透視用の導光部材10と、透視用の光透過部材50とで構成されている。なお、第1像形成本体部105aは、画像表示装置80と投射レンズ30とで構成される。また、詳しくは後述するが、レンズ群で構成される投射レンズ30は、鏡筒部39によって収納されるとともに、鏡筒部39の端部39tにおいて、嵌合により導光装置20と精度よく位置決めされた状態で固定されている。
画像表示装置80は、透過型の空間光変調装置である映像表示素子(映像素子)82のほか、後に詳述するが、映像表示素子82へ照明光を射出するバックライトである照明装置(不図示)や、映像表示素子82等の動作を制御する駆動制御部(不図示)を有する。映像表示素子82は、映像素子ケース86に収納されており、映像素子ケース86を介して結像用の投射レンズ30を収納する鏡筒部39に組付けされている。言い換えると、鏡筒部39は、映像表示素子82、投射レンズ30、導光装置20等を連結する連結部材となっている。
導光装置20は、既述のように、導光及び透視用の導光部材10と、透視用の光透過部材50とで構成されているブロック状の部材である。導光部材10は、プリズム型の導光装置20の一部であり、一体の部材であるが、光射出側の第1導光部分11と光入射側の第2導光部分12とに分けて捉えることができる。光透過部材50は、導光部材10の透視機能を補助する部材であり、導光部材10と一体的に固定され1つの導光装置20となっている。上記のような構成を有する導光装置20のうち、光源側(根元側)に位置する突起状の先端部12jが鏡筒部39の端部39tに嵌合することで、投射レンズ30に精度よく位置決め固定されている。
ここで、例えば図3(A)〜3(C)や図4等に示すように、導光装置20を構成する光学面のうち、表側(外側)の露出面である第1露出面20aや裏側(内側)の露出面である第2露出面20bは、外部にさらされ、かつ、シースルーの機能に影響する部分である。なお、図示のように、第1露出面20aは、導光部材10の光学面のうち第3面S13と、光透過部材50の光学面である第3透過面S53とで構成され、第2露出面20bは、導光部材10の光学面のうち第3面S11及び第4面S14と、光透過部材50の光学面のうち第1透過面S51とで構成されている。
以下、図5を参照して、第1像形成本体部105a(図1参照)を構成する画像表示装置80と投射レンズ30とについて詳細に説明する。
画像表示装置80は、上述した映像表示素子82の他に、映像表示素子82に対して照明光を射出する照明装置81と、照明装置81及び映像表示素子82の動作を制御する駆動制御部84とを有する。
画像表示装置80の照明装置81は、赤、緑、及び青の3色を含む光を発生する光源や、この光源からの光を拡散させて矩形断面の光束にするバックライト導光部を有する。映像表示素子(映像素子)82は、例えば液晶表示デバイスで形成され、複数の画素で構成されており、照明装置81からの照明光を空間的に変調して動画像等の表示対象となるべき画像光を形成する。なお、図示を省略するが、駆動制御部84は、照明装置81に電力を供給して安定した輝度の照明光を射出させる光源駆動回路や、映像表示素子(映像素子)82に対して画像信号又は駆動信号を出力することにより、透過率パターンとして動画や静止画の元になるカラーの映像光又は画像光を形成する液晶駆動回路で構成される。なお、液晶駆動回路に画像処理機能を持たせることができるが、外付けの制御回路に画像処理機能を持たせることもできる。
投射レンズ30は、構成要素として、入射側光軸に沿って3つの光学素子(レンズ)31〜33を備える投射光学系であり、これらの光学素子31〜33を収納する鏡筒部39によって支持されている。光学素子31〜33は、非軸対称な非球面(非軸対称非球面)と軸対称な非球面(軸対称非球面)との双方を含む非球面レンズであり、導光部材10の一部と協働して導光部材10の内部に映像表示素子82の表示像に対応する中間像を形成する。なお、各レンズ(光学素子)31〜33のうち、第1レンズ31の光の射出面であるレンズ面31aは、非軸対称非球面となっており、レンズ面31a以外のレンズ面については、軸対称非球面となっている。
以下、導光装置20等について詳細に説明する。上述のように、導光装置20は、導光部材10と光透過部材50とで構成されている。このうち、導光部材10は、平面視において、鼻に近い中央側(眼前側)の部分が直線状に延びている。導光部材10のうち、鼻に近い中央側つまり光射出側に配置されている第1導光部分11は、光学的な機能を有する面として、第1面S11と、第2面S12と、第3面S13とを有し、鼻から離れた周辺側つまり光入射側に配置されている第2導光部分12は、光学的な機能を有する面として、第4面S14と、第5面S15とを有する。このうち、第1面S11と第4面S14とが連続的に隣接し、第3面S13と第5面S15とが連続的に隣接する。また、第1面S11と第3面S13との間に第2面S12が配置され、第4面S14と第5面S15とは大きな角度を成して隣接している。さらに、ここでは、対向した配置となっている第1面S11と第3面S13とが互いに略平行な平面形状となっている。一方、光学的な機能を有する他の面、すなわち第2面S12、第4面S14及び第5面S15は、非軸対称な曲面(自由曲面)となっている。
ここで、導光部材10を構成する複数の面のうち、第1面S11から第3面S13までの面以外の面S14,S15については、少なくとも1つの自由曲面について、方向によって曲率の符号が異なっている点を少なくとも1つ含むものとなっている。これにより、映像光の導光を精密に制御しつつ、導光部材10の小型化を可能にしている。
なお、導光装置20において、導光部材10は、光透過部材50と接着層CCを介して接合されており、導光部材10及び光透過部材50の接合面と、接着層CCとで構成される部分を、接合部CNとする。なお、導光装置20は、導光部材10及び光透過部材50となるべき基材が接合部CNで接合された上で、接合された基材をディップ処理によってコーティングされることで形成されている。つまり、導光部材10のハードコート層27は、光透過部材50とともに導光装置20全体に設けられている。
導光部材10のうち本体10sは、可視域で高い光透過性を示す樹脂材料で形成されており、例えば金型内に熱可塑性樹脂を注入・固化させることにより成形する。なお、本体10sの材料としては、例えばシクロオレフィンポリマー等を用いることができる。本体10sは、一体形成品とされているが、導光部材10は、既に説明したように機能的に第1導光部分11と第2導光部分12とに分けて考えることができる。第1導光部分11は、映像光GLの導波及び射出を可能にするとともに、外界光HLの透視を可能にする。第2導光部分12は、映像光GLの入射及び導波を可能にする。
第1導光部分11において、第1面S11は、映像光GLを第1導光部分11外に射出させる屈折面として機能するとともに、映像光GLを内面側で全反射させる全反射面として機能する光学面である。第1面S11は、眼EYの正面に配されるものであり、既述のように、平面形状を成している。なお、第1面S11は、本体10sの表面に施されたハードコート層27によって形成される面である。
第2面S12は、本体10sの表面であり、当該表面にハーフミラー層15が付随している光学面であって非軸対称非球面である。このハーフミラー層15は、光透過性を有する反射膜(すなわち半透過反射膜)である。ハーフミラー層(半透過反射膜)15は、第2面S12の全体ではなく、第2面S12を主にY軸に沿った鉛直方向に関して狭めた部分領域(図示省略)上に形成されている。ハーフミラー層15は、本体10sの下地面のうち部分領域PA上に、金属反射膜や誘電体多層膜を成膜することにより形成される。ハーフミラー層15の映像光GLに対する反射率は、シースルーによる外界光HLの観察を容易にする観点で、想定される映像光GLの入射角範囲において10%以上50%以下とする。具体的な実施例のハーフミラー層15の映像光GLに対する反射率は、例えば20%に設定され、映像光GLに対する透過率は、例えば80%に設定される。
第3面S13は、映像光GLを内面側で全反射させる全反射面として機能する光学面である。第3面S13は、眼EYの略正面に配されるものであり、第1面S11と同様に、平面形状を成しており、かつ、第1面S11と第3面S13とが互いに平行な面であることにより、第1面S11と第3面S13とを通過させて外界光HLを見たときに、視度が0になっており、特に、変倍も生じさせないものとなっている。なお、第3面S13は、本体10sの表面に施されたハードコート層27によって形成される面である。
第2導光部分12において、第4面S14は、映像光GLを内面側で全反射させる全反射面として機能する光学面であって非軸対称非球面である。第4面S14は、映像光GLを第2導光部分12内に入射させる屈折面面としても機能する。すなわち、第4面S14は、外部から導光部材10に映像光GLを入射させる光入射面と、導光部材10の内部において映像光GLを伝搬させる反射面としての機能を兼用している。なお、第4面(光入射面)S14は、本体10sの表面に施されたハードコート層27によって形成される面である。
第2導光部分12において、第5面S15は、本体10sの表面上に無機材料で形成される光反射膜RMを成膜することで形成される光学面である。第5面S15は、反射面として機能する非軸対称非球面である。
光透過部材50は、既述のように導光部材10と一体的に固定され1つの導光装置20となっており、導光部材10の透視機能を補助する部材(補助光学ブロック)である。光透過部材50は、光学的な機能を有する側面として、第1透過面S51と、第2透過面S52と、第3透過面S53とを有する。ここで、第1透過面S51と第3透過面S53との間に第2透過面S52が配置されている。第1透過面S51は、導光部材10の第1面S11を延長した面上にあり、第2透過面S52は、当該第2面S12に対して接着層CCによって接合され一体化されている曲面であり、第3透過面S53は、導光部材10の第3面S13を延長した面上にある。このうち第2透過面S52と導光部材10の第2面S12とは、薄い接着層CCを介しての接合によって一体化されるため、略同じ曲率の形状を有する。
光透過部材50は、可視域で高い光透過性を示し、光透過部材50の本体部分は、導光部材10の本体10sと略同一の屈折率を有する熱可塑性樹脂材料で形成されている。なお、光透過部材50は、導光部材10と同様、本体部分の表面にハードコート層27が施されたものとなっている。第1透過面S51と第3透過面S53とは、本体部分の表面に施されたハードコート層27によって形成される面である。
本実施形態では、導光部材10の内部において、映像表示素子82からの映像光を、非軸対称非球面である第2面S12等を含む第1面S11から第5面S15までにおける5回の反射によって導光している。また、全体として眼前を覆う導光装置20が第3面S13や第3透過面S53を第1露出面20aとして含み、かつ、これらに平行な第1面S11や第1透過面S51を第2露出面20bとして含み、第2面S12に沿ってハーフミラー層15を内蔵する。この結果、映像光GLの表示と外界光HLの視認させるシースルーとを両立させ、かつ、導光部材10において映像光GLの収差の補正を行うことが可能になる。
以下、図5を参照して、虚像表示装置100における映像光GL等の光路について具体的に説明する。映像表示素子(映像素子)82から射出された映像光GLは、投射レンズ30を構成する各レンズ31〜33を通過することによって、収束されつつ、所期の非点収差が与えられ導光部材10に設けた正の屈折力を有する第4面S14に入射する。なお、この非点収差は、導光部材10の各面を経る間に相殺されるものとなっており、最終的に初期の表示に対応する状態で観察者の眼に向けて映像光が射出される。
導光部材10の第4面S14に入射してこれを通過した映像光GLは、収束しつつ進み、第2導光部分12を経由する際に、比較的弱い正の屈折力を有する第5面S15で反射され、第4面S14に内側から再度入射して反射される。
第2導光部分12の第4面S14で反射された映像光GLは、第1導光部分11において、実質的に屈折力を有しない第3面S13に入射して全反射され、実質的に屈折力を有しない第1面S11に入射して全反射される。映像光GLは、第3面S13を経由する前後において、導光部材10中に中間像を形成する。この中間像の像面IIは、映像表示素子82の像面OIに対応するものである。
第1面S11で全反射された映像光GLは、第2面S12に入射するが、特にハーフミラー層15に入射した映像光GLは、このハーフミラー層15を部分的に透過しつつも部分的に反射されて第1面S11に再度入射して通過する。なお、ハーフミラー層15は、ここで反射される映像光GLに対して比較的強い正の屈折力を有するものとして作用する。また、第1面S11は、これを通過する映像光GLに対して屈折力を有しないものとして作用する。
第1面S11を通過した映像光GLは、観察者の眼EYの瞳又はその等価位置に略平行光束として入射する。つまり、観察者は、虚像としての映像光GLにより、映像表示素子(映像素子)82上に形成された画像を観察することになる。
一方、外界光HLのうち、導光部材10の第2面S12よりも+X側に入射するものは、第1導光部分11の第3面S13と第1面S11とを通過するが、この際、第3面S13と第1面S11とが互いに略平行な平面となっていることで、収差等をほとんど生じない。つまり、観察者は、導光部材10越しに歪みのない外界像を観察することになる。同様に、外界光HLのうち、導光部材10の第2面S12よりも−X側に入射するもの、つまり、光透過部材50に入射したものは、これに設けた第3透過面S53と第1透過面S51とを通過する際に、第3透過面S53と第1透過面S51とが互いに略平行な平面となっていることで、収差等を生じない。つまり、観察者は、光透過部材50越しに歪みのない外界像を観察することになる。さらに、外界光HLのうち、導光部材10の第2面S12に対応する光透過部材50に入射するものは、第3透過面S53と第1面S11とを通過する際に、第3透過面S53と第1面S11とが互いに略平行な平面となっていることで、収差等をほとんど生じない。つまり、観察者は、光透過部材50越しに歪みの少ない外界像を観察することになる。なお、導光部材10の第2面S12と光透過部材50の第2透過面S52とは、略同一の曲面形状をともに有し、略同一の屈折率をともに有し、両者の隙間が略同一の屈折率の接着層CCで充填されている。つまり、導光部材10の第2面S12や光透過部材50の第2透過面S52は、外界光HLに対して屈折面として作用しない。
ただし、ハーフミラー層15に入射した外界光HLは、このハーフミラー層15を部分的に透過しつつも部分的に反射されるので、ハーフミラー層15に対応する方向からの外界光HLは、ハーフミラー層15の透過率に弱められる。その一方で、ハーフミラー層15に対応する方向からは、映像光GLが入射するので、観察者は、ハーフミラー層15の方向に映像表示素子(映像素子)82上に形成された画像とともに外界像を観察することになる。
導光部材10内で伝搬されて第2面S12に入射した映像光GLのうち、ハーフミラー層15で反射されなかったものは、光透過部材50内に入射するが、光透過部材50に設けた不図示の反射防止部によって導光部材10に戻ることが防止される。つまり、第2面S12を通過した映像光GLが光路上に戻されて迷光となることが防止される。また、光透過部材50側から入射してハーフミラー層15で反射された外界光HLは、光透過部材50に戻されるが、反射防止部を設けることによって導光部材10に射出されることが防止される。つまり、ハーフミラー層15で反射された外界光HLが光路上に戻されて迷光となることが防止される。
以下、図6(A)〜6(F)及び図7を参照して、導光部材10を含む導光装置20の外形について説明する。導光部材10は、ブロック状の部材であり、映像光を全体として導光する導光方向すなわちAB方向に垂直な上下のCD方向から第1面S11と第3面S13とを挟む一対の側面部分91,92を有する。
一対の側面部分91,92のうち下側の第1側面部分91は、平坦な面93を有し、この平坦な面93によって一対の対向する平面である第1及び第3面S11,S13を下側から連結する。平坦な面93は、一方の第1面S11に隣接して直角に近い鈍角をなす平坦なテーパー面93aと、他方の第3面S13に隣接して直角に近い鈍角をなす平坦な帯状の連結面93bとを有する。テーパー面93aや連結面93bは、導光部材10と同様に、導光方向に相当するAB方向に細長く延びている。テーパー面93aは、第1面S11に対して91°〜135°の鈍角αをなし、より好ましくは93°〜110°の鈍角αをなし、具体的には100°程度の角度をなしている。ここで、テーパー面93aの傾斜角は、成形型からの離型を考慮して抜き勾配α1が1°以上或いは3°以上となるようにすることが望ましく、突起が大きくなって外観に影響することを防止する観点で45°以下或いは20°以下とすることが望ましい。つまり、鈍角αは、91°以上或いは93°以上とすることが望ましく、かつ、135°以下或いは110°以下とすることが望ましい。
一方、連結面93bも、第3面S13に対して91°〜135°の鈍角βをなし、より好ましくは93°〜110°の鈍角βをなし、具体的には95°程度の角度をなしている。つまり、連結面93bの抜き勾配β1は、1°〜45°の範囲にあり、より好ましくは3°〜20°の範囲とする。具体例のテーパー面93aと連結面93bとは、結果的に15°程度の小さな角度κをなし、テーパー面93aの方が連結面93bに比較して数倍程度幅広になっている。これにより、平坦な面93は、全体として起伏の少ない平坦な外観を形成している。第1面S11及びテーパー面93aの境界線部90aと、第3面S13及び連結面93bの境界線部90bと、テーパー面93a及び連結面93bの境界線部90cとは、AB方向に直線的に延びている。これらの境界線部90a,90b,90cは、実際は、AB方向に垂直な方向に僅かな幅を有しており、特に境界線部90a,90bは、断面円弧状のR面であり、残りの境界線部90cは、EF方向に平行な平面である。
一対の側面部分91,92のうち上側の第2側面部分92は、第1及び第3面S11,S13を上側から連結する。第2側面部分92は、一方の第1面S11に隣接して直角に近い鈍角をなす平坦なテーパー面94aと、第3面S11に隣接して直角に近い鈍角をなす平坦な連結面94bと、テーパー面94a及び連結面94bの間から突起するリブ94cとを有する。テーパー面94a、連結面94b、及びリブ94cは、導光部材10と同様に、導光方向に相当するAB方向に細長く延びている。テーパー面94aは、第1面S11に対して91°〜135°の鈍角γをなし、より好ましくは93°〜110°の鈍角γをなし、具体的には100°程度の角度をなしている。一方、連結面94bも、第3面S13に対して91°〜135°の鈍角γをなし、より好ましくは93°〜110°の鈍角γをなし、具体的には5°程度の角度をなしている。連結面94bも、第3面S13に対して91°〜135°の鈍角δをなし、より好ましくは93°〜110°の鈍角δをなし、具体的には95°程度の角度をなしている。これらに挟まれたリブ94cは、連結面94bからCD方向に突起している。リブ94cは、全体として一様な幅及び高さを有するが、一箇所に肉厚のゲート部94gを有する。ゲート部94gは、導光部材10を成形する際に樹脂を注入した跡である。第1面S11及びテーパー面94aの境界線部90fと、第3面S13及び連結面94bの境界線部90gとは、AB方向に直線的に延びている。これらの境界線部90f,90gは、実際は、AB方向に垂直な方向に僅かな幅を有しており、断面円弧状のR面となっている。
光透過部材50は、一対の対向する側面部分191,192と、先端側に設けられて側面部分191,192をつなぐ先端側部196とを備える。一対の側面部分191,192のうち下側の第1側面部分191は、平坦な面193を有し、この平坦な面193によって一対の対向する平面である第1及び第3透過面S51,S53を連結する。光透過部材50の平坦な面193は、導光部材10の平坦な面93を延長したものとなっており、AB方向に延びている。平坦な面193は、一方の第1透過面S51に隣接して直角に近い鈍角をなす平坦なテーパー面193aと、第3透過面S53に隣接して直角に近い鈍角をなす平坦な帯状の連結面193bとを有する。第1透過面S51及びテーパー面193aの境界線部90aと、第3透過面S53及び連結面193bの境界線部90bと、テーパー面193a及び連結面193bの境界線部90cとは、AB方向に直線的に延びている。これらの境界線部90a,90b,90cは、導光部材10の場合と同様に実際は、AB方向に垂直な方向に僅かな幅を有しており、特に境界線部90a,90bは、断面円弧状のR面であり、残りの境界線部90cは、EF方向に平行な平面である。
一対の側面部分191,192のうち上側の第2側面部分192は、上側から第1及び第3透過面S51,S53を連結する。第2側面部分192は、一方の第1透過面S51に隣接して直角に近い鈍角をなす平坦なテーパー面194aと、第3透過面S53に隣接して直角に近い鈍角をなす平坦な連結面194bと、テーパー面194a及び連結面194bの間から突起するリブ194cとを有する。テーパー面194aと連結面194bとリブ194cとは、導光部材10のテーパー面194aと連結面194bとリブ194cとをそれぞれ延長したものとなっており、AB方向に延びている。リブ194cは、全体として一様な幅及び高さを有し一箇所に肉厚のゲート部194gを有する。ゲート部194gは、光透過部材50を成形する際に樹脂を注入した跡である。第1透過面S51及びテーパー面194aの境界線部90fと、第3透過面S53及び連結面194bの境界線部90gとは、AB方向に直線的に延びている。これらの境界線部90f,90gは、導光部材10の場合と同様に実際は、AB方向に垂直な方向に僅かな幅を有しており、断面円弧状のR面となっている。
光透過部材50の先端側部196は、その側面部分として、下側の第1側面部分191から延び第1側面部分191に対して正面視で鈍角をなす第1部分55aと、上側の第2側面部分192から延び第2側面部分192に対して正面視で大きな鈍角をなす第2部分55bと、これらに挟まれて両側面部分191,192に対して略直交する第3部分55cとを有する。
導光部材10と光透過部材50とは、第2面S12と第2透過面S52との間に接着層CCを挟んで接合され、全体として導光装置20を形成する。導光部材10と光透過部材50とを接合する際には、例えば第3面S13の一部と第3透過面S53の一部とを不図示のアライメント用治具に設けた第1基準面に対して押し付けることで、第3面S13等に垂直な方向又はZ方向(図5参照)の相対的なアライメントが可能になる。また、一対のテーパー面93a,193aを上記アライメント用治具に設けた第2基準面に対して押し付けることで、Y方向(図5参照)の相対的なアライメントが可能になる。テーパー面93a,193aは、第1面S11や第1透過面S51と同等の精度で成形された基準面とできるので、導光部材10と光透過部材50とは、Z方向及びY方向に高精度で位置合わせされた状態で接合可能となっている。なお、Z方向のアライメントのためには、第3面S13及び第3透過面S53に代えて、第1面S11及び第1透過面S51を用いることができる。同様に、Y方向のアライメントのための基準面として、一対のテーパー面93a,193aに代えて、一対のテーパー面94a,194a又は一対の連結面93b,193b等を用いることができる。
図8は、導光部材10の成形工程を説明する図である。導光部材10は、第1金型1と第2金型2とを備える成形装置3を利用することによって射出成形される。第1金型1と第2金型2とを型合わせすることによって、分割面1p,2pが密着して成形空間CVが形成され、この成形空間CVに溶融樹脂を供給することで、第1金型1の型面1d,1e,1f,1gを転写した裏面10iと、第2金型2の型面2d,2e,2f,2gを転写した表面10jとを有する導光部材10を形成することができる。第1金型1の型面1dは、第1面S11に対応し、型面1eは、テーパー面93aに対応し、型面1fは、テーパー面94aに対応し、型面1gは、リブ94cの側面等に対応する。つまり、テーパー面93a,94a、リブ94cの一側面側等は、第1面S11と同程度の精度で形成することができる。第2金型2の型面2dは、第3面S13に対応し、型面2eは、連結面93bに対応し、型面2fは、連結面94bに対応し、型面2gは、リブ94cの側面等に対応する。つまり、連結面93b,94b、リブ94cの他側面側等は、第3面S13と同程度の精度で形成することができる。
テーパー面93a,94aに対応する型面1e,1fの適当な位置には、離型用のエジェクターロッド4が複数埋め込まれており、各エジェクターロッド4の先端面4eは、周囲の型面1e,1fを延長した連続的なテーパー面となっている。この場合、エジェクターロッド4でテーパー面93aを押すことなる。つまり、第1側面部分91側では、リブがなくても、成形品としての導光部材10の押し出しが可能になる。また、エジェクターロッド4の先端面4eの形状を導光部材10のテーパー面93a,94aに適合させるので、エジェクターロッド4の痕跡がほとんど残らない。
なお、第1金型1及び第2金型2には、図示を省略するが、導光部材10の第2導光部分12を転写によって成形するための転写面も設けられている。
光透過部材50については、説明を省略するが、図8に示す成形装置3と同様の構造を有し転写面形状が異なる金型によって射出成形される。
以下、図9を参照して、第1表示装置100Aのフレーム107への組付けについて説明する。第1像形成本体部105aを構成する投射レンズ30は、これを収納する鏡筒部39に埋め込むように形成された取付部39gを利用してフレーム107の側方端部65a(又は側面部107bの金属部分)に設けた第1固定部61fに直接固定されている。このような固定の際、第1固定部61fの裏面68fと取付部39gの上端面39f等とが当接してアライメントが達成され、孔61sにネジ39sをねじ込むことで着脱可能で確実な固定が可能になる。この際、フレーム107のボス孔(不図示)に鏡筒部39に設けたボス39xが嵌合して鏡筒部39の回転が規制され回転に関する位置決めも行われる。一方、第1光学部材101aである導光装置20は、そのネック部又は段差部に形成された取付部10gを利用して、フレーム107の側方端部65a(又は側面部107bの金属部分)に設けた第2固定部61eに直接固定されている。取付部10gは、導光装置20の入射側又は光入射側の部分、具体的には第1導光部分11と第2導光部分12との境界周辺において第1導光部分11の角部を利用して設けられている。固定の際、第2固定部61eの前側部分に設けた突当て面68eと取付部10gの裏面10kとが当接してアライメントが達成され、ネジ孔10uを介してネジ孔61uにネジ61vをねじ込むことで着脱可能で確実な固定が可能になる。
導光装置20は、導光部材10の第2導光部分12側の突起状の先端部12jが投射レンズ30を収納する鏡筒部39の前端側に設けられて開口する矩形枠状の係止部材である端部39tに嵌合することで、投射レンズ30に対して位置決めされた状態で係止される。つまり、導光装置20に設けた導光部材10をフレーム107の第2固定部61eに固定する際に、第2導光部分12側の突起状の先端部12jを鏡筒部39の端部39t内に嵌合するように挿入する。この際、先端部12jの側面12mが端部39tの内面39mと当接してアライメントが達成される。鏡筒部39は、以上のような嵌合構造を端部39t側に有することで、投射レンズ30と導光装置20とを連結させる連結部材として機能する。
図10は、導光装置20のリブ94c,194cを枠部102のフレーム107の正面部107aの底部に設けた溝107gに嵌合させた状態を説明する断面図である。溝107gの内面には、弾性部材107kを貼り付けることができ、溝107g内でリブ94c,194cが振動等することを防止できる。導光装置20は、AB方向に微少変位可能であり、若干の伸縮が許容される。一方、導光装置20は、AB方向に垂直な前後のEF方向に変位できず、フレーム107に対する回転が阻止される。
以上で説明した実施形態に係る虚像表示装置100では、一対の側面部分91,92のうち少なくとも一方の第1側面部分91は、一対の対向する第1及び第3面S11,S13のうち一方の第1面S11に隣接して鈍角をなすテーパー面93aによって一対の対向する第1及び第3面S11,S13を連結するので、第1側面部分91をリブのような外観に影響する部分のない滑らかな形状とでき、リブを除去する後加工が不要となり、外観デザインの自由度を高めることができる。
〔その他〕
以上各実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記の説明では、導光装置20の上側に設けた第2側面部分92において、側面に突起するリブ94c,194cを設けているが、リブ94c,194cを省略することもできる。この場合、テーパー面94a,194aや第3面S13等を利用して導光装置20を補助的に保持することができる。
上記の説明では、導光部材10が3つの非軸対称非球面を有するとしているが、本発明は、これに限るものではない。また、投射レンズが有する非軸対称非球面を1面としているが、投射レンズが2面以上の非軸対称非球面を有するものとすることも可能である。
上記の説明では、ハーフミラー層(半透過反射膜)15が横長の矩形領域に形成されるとしたが、ハーフミラー層15の輪郭は用途その他の仕様に応じて適宜変更することができる。また、ハーフミラー層15の透過率や反射率も用途その他に応じて変更することができる。
上記の説明では、映像表示素子82における表示輝度の分布を特に調整していないが、位置によって輝度差が生じる場合等においては、表示輝度の分布を不均等に調整することができる。
上記の説明では、画像表示装置80として、透過型の液晶表示デバイス等からなる映像表示素子82を用いているが、画像表示装置80としては、透過型の液晶表示デバイス等からなる映像表示素子82に限らず種々のものを利用可能である。例えば、反射型の液晶表示デバイスを用いた構成も可能であり、液晶表示デバイス等からなる映像表示素子82に代えてデジタル・マイクロミラー・デバイス等を用いることもできる。また、画像表示装置80として、LEDアレイやOLED(有機EL)などに代表される自発光型素子を用いることもできる。
上記実施形態では、透過型の液晶表示デバイス等からなる画像表示装置80を用いているが、これに代えて走査型の画像表示装置を用いることもできる。
また、上記実施形態では、導光部材10と補助光学ブロックである光透過部材50とが装着者の眼EYの前全体を覆うような構成となっているが、これに限らず、ハーフミラー層15を有する曲面形状である第2面S12を含んだ部分が眼EYの一部のみを覆っている、すなわち眼前の一部を覆い、覆わない部分も存在する小型の構成としてもよい。
上記の説明では、一対の表示装置100A,100Bを備える虚像表示装置100について説明しているが、単一の表示装置とできる。つまり、右眼及び左眼の双方に対応して、一組ずつ投射透視装置70及び画像表示装置80を設けるのではなく、右眼又は左眼のいずれか一方に対してのみ投射透視装置70及び画像表示装置80を設け、画像を片眼視する構成にしてもよい。
上記の説明では、ハーフミラー層15が単なる半透過性の膜(例えば金属反射膜や誘電体多層膜)であるとしたが、ハーフミラー層15は、平面又は曲面のホログラム素子に置き換えることができる。
上記の説明では、導光部材10等の導光方向が眼EYの並ぶ横方向に延びているが、導光部材10を導光方向が縦方向に延びるように配置することもできる。この場合、導光部材10は、直列的ではなく並列的に平行配置された構造を有することになる。
31-33…レンズ、 1,31-33…レンズ、 1,2…金型、 3…成形装置、 4…エジェクターロッド、 10…導光部材、 10g…取付部、 10u…ネジ孔、 11,12…導光部分、 12m…側面、 15…ハーフミラー層、 20…導光装置、 27…ハードコート層、 30…投射レンズ、 39…鏡筒部、 39g…取付部、 40…鼻受部、 50…光透過部材、 70…投射透視装置、 80…画像表示装置、 81…照明装置、 82…映像表示素子、 84…駆動制御部、 86…映像素子ケース、 90a…境界線部、 91,92…側面部分、 93,193…平坦な面、 93a,193a…テーパー面、 93b,193b…連結面、 94a,194a…テーパー面、 94b,194b…連結面、 94c,194c…リブ、 100…虚像表示装置、 100A,100B…表示装置、 101a,101b…光学部材、 102…枠部、 104…テンプル部、 105a,105b…像形成本体部、 105d…外装部材、 107…フレーム、 107a…正面部、 107b,107c…側面部、 107g…溝、 108…樹脂部、 191,192…側面部分、 196…先端側部、 CC…接着層、 CN…接合部、 CV…成形空間、 EY…眼、 GL…映像光、 HL…外界光、 OI…像面、 PA…部分領域、 RM…光反射膜、 S11−S15…第1〜第5面、 S11−S53…第1〜第3透過面

Claims (11)

  1. 映像光を生じさせる映像素子と、
    複数の光学面を有し、内面で反射させることにより前記映像素子からの映像光を導光する導光部材と、
    を備える虚像表示装置であって、
    前記導光部材は、前記複数の光学面として互いに略平行に延び映像光を全反射する一対の対向する平面を含む部材であり、
    前記導光部材は、映像光を導光する導光方向に垂直な方向から前記一対の対向する平面を挟む一対の側面部分を有し、
    前記一対の側面部分のうち少なくとも一方の側面部分は、前記一対の対向する平面のうち一方の平面に隣接して鈍角をなすテーパー面を含む、虚像表示装置。
  2. 前記一方の側面部分は、前記テーパー面を含む平坦な面によって前記一対の対向する平面を連結する、請求項1に記載の虚像表示装置。
  3. 前記一方の側面部分は、前記テーパー面と前記一対の対向する平面のうち他方の平面との間に、平坦な帯状の連結面を有する、請求項1及び2のいずれか一項に記載の虚像表示装置。
  4. 前記帯状の連結面は、前記一対の対向する平面のうち他方の平面に隣接して鈍角をなす、請求項3に記載の虚像表示装置。
  5. 前記導光部材は、前記導光方向に細長く延び、前記一方の側面部分のテーパー面も、前記導光方向に細長く延びる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の虚像表示装置。
  6. 前記一対の側面部分のうち他方の側面部分は、前記一対の対向する平面のうち前記一方の平面に隣接して鈍角をなすテーパー面と、前記テーパー面よりも前記一対の対向する平面のうち他方の平面側に形成されて突起するリブとを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の虚像表示装置。
  7. 前記導光部材を眼前に支持する枠部をさらに備え、前記リブは、前記枠部に設けられた溝と嵌合する、請求項6に記載の虚像表示装置。
  8. 前記一対の側面部分に設けられた一対の前記テーパー面は、前記一方の平面に対して91°〜135°の角度をなす、請求項6及び7のいずれか一項に記載の虚像表示装置。
  9. 前記導光部材は、前記映像素子からからの映像光を取り込む光入射面を前記導光方向の一端に有し、前記一対の対向する平面のうち前記一方の平面から映像光を射出させる、請求項1〜9のいずれか一項に記載の虚像表示装置。
  10. 前記導光部材は、前記複数の光学面として4面以上の面を含み、
    前記映像素子からの映像光は、前記一対の対向する平面の前記他方の平面である第3面で全反射され、前記一対の対向する平面の一方の平面である前記第1面で全反射され、第2面で反射された後、前記第1面を透過して、観察側に到達する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の虚像表示装置。
  11. 前記導光部材の前記第2面に貼り合せることで外界光と映像光とを重複して視認させる光透過部材をさらに備える、請求項10に記載の虚像表示装置。
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