JP2015123601A - パンク修理用のボトルユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】保管時の内蓋の外れを抑制しながら、鞘管の突き上げにより内蓋を容易に取り
外す。
【解決手段】 抽出キャップ5は、ボトル容器4の口部4Aに上端部が取り付く胴部16と、その底部分16Bから立ち上がりかつ第1の流路8をなす送空気管部17とを具えるキャップ本体14、及び送空気管部17に上下に摺動可能に外挿保持される鞘管15を具える。送空気管部17の上端部に内蓋18が嵌着される。送空気管部17の外周面には、周方向にのびる環状の第1の係止突部33が形成され、内蓋18の内周面には、周方向に間隔を有して配される複数の係止突部34Aからなりかつ第1の係止突部33に係止される第2の係止突部34が形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、パンクしたタイヤにパンク修理液と圧縮空気とを順次注入してパンクを応急的に修理するパンク修理用のボトルユニットに関する。
に関する。
例えば下記の特許文献1には、図7に示すように、ボトル容器aの口部に抽出キャップbを取り付けたパンク修理用のボトルユニットcが記載されている。
前記抽出キャップbは、この抽出キャップbをコンプレッサdに連結して固定しうる連結手段eと、コンプレッサdからの圧縮空気をボトル容器a内に取り込む第1の流路f1と、圧縮空気の取り込みによりボトル容器aからパンク修理液と圧縮空気とを順次取り出す第2の流路f2と、連結手段eによる連結前の状態において前記第1、第2の流路f1、f2を閉じる第1、第2の閉止手段g1、g2とを具える。
前記第1の流路f1は、下端部がコンプレッサdに接続される送空気管部hの中心孔h1から形成される。前記送空気管部hには、鞘管iが上下に摺動可能に外挿される。又前記第1の閉止手段g1は、前記送空気管部hの上端部に嵌着される内蓋jから形成される。
そして前記抽出キャップbがコンプレッサdに連結されたとき、前記鞘管iは、その下端がコンプレッサdに当接して押し上げられる。このとき、図8(A)、(B)に示すように、前記内蓋jも、前記押し上げられる鞘管iによって突き上げられ、内蓋j側の係止突部jaが送空気管部h側の係止突部haを乗り越えることで、内蓋jが送空気管部hから外れて第1の流路f1を開放させる。
しかし前記内蓋jでは、前記係止突部jaが周方向に連続してのびる環状をなす。そのため、前記係止突部jaが係止突部haを乗り越えるためには、内蓋j全体を大きく拡径変形させる必要がある。即ち、内蓋jを外すのに大きな突き上げ力を必要とし、連結時の作業性を損ねている。特に、氷点下さらにはマイナス30℃以下の極低温の環境下でパンク修理を行う場合、内蓋jが低温により硬くなってしまい、外れなくなるといった問題も生じる。
なお係止突部ja、haの突起高さを減じて乗り越え易くした場合には、保管時の振動などによって内蓋jが外れてパンク修理液の流出を招くという恐れが生じる。
特開2013−67013号公報
発明は、保管時の内蓋の外れを抑制しながら、鞘管の突き上げによって内蓋を容易に取り外すことができるパンク修理キット用のボトルユニットを提供することを課題としている。
本発明は、パンク修理液を収容したボトル容器と、その口部に取り付く抽出キャップとを具え、
前記抽出キャップが、
該抽出キャップをコンプレッサに連結して固定しうる連結手段と、
前記コンプレッサからの圧縮空気をボトル容器内に取り込む第1の流路と、
圧縮空気の取り込みにより前記ボトル容器からパンク修理液と圧縮空気とを順次取り出す第2の流路と、
前記連結手段による連結前の状態において前記第1、第2の流路を閉じる第1、第2の閉止手段とを具えたボトルユニットであって、
前記抽出キャップは、
前記ボトル容器の口部に上端部が取り付きかつボトル容器内に連なる内孔を有する筒状部分の下端部を底部分で閉じた胴部と、前記底部分から前記筒状部分と同心に立ち上がりかつ前記第1の流路をなす中心孔を有する送空気管部とを具えるキャップ本体、
及び前記送空気管部に、上下に摺動可能に外挿保持され、かつ前記連結手段による連結に伴い上方に押し上げられる鞘管を具え、
前記第1の閉止手段は、前記送空気管部の上端部に嵌着されて前記第1の流路を閉じ、かつ前記押し上げられる鞘管によって突き上げられて送空気管部から外れて第1の流路を開く内蓋からなるとともに、
前記送空気管部は、その外周面から小高さで突出し周方向に連続してのびる環状突起からなる第1の係止突部を具え、かつ前記内蓋は、その内周面から小高さで突出し前記第1の係止突部に係止される第2の係止突部を具えるとともに、前記第2の係止突部は、周方向に間隔を有して配される複数の係止突起から形成されることを特徴としている。
本発明に係る前記パンク修理キット用のボトルユニットでは、前記係止突起の周方向の巾は、前記内蓋の中心点廻りの中心角θに換算した値が5〜45°であることが好ましい。
本発明に係る前記パンク修理キット用のボトルユニットでは、前記送空気管部の上端は、前記パンク修理液の液面よりも下方に位置するとともに、前記第1の流路内に、前記ボトル容器からのパンク修理液の逆流を阻止する一方弁が配されることが好ましい。
本発明は叙上の如く、送空気管部の外周面に突設する第1の係止突部を、周方向に連続してのびる環状突起により形成するとともに、内蓋の内周面に突設さる第2の係止突部を、周方向に間隔を有して配される複数の係止突起により形成している。
その結果、内蓋を容易に取り外すことが可能となる。具体的には、内蓋側の第2の係止突部が、複数の係止突起に分割されている。そのため、内蓋全体を大きくかつ均等に拡径変形させる必要がなくなり、各係止突起が送空気管部側の第1の係止突部を乗り越えるだけの部分的な変形により、内蓋を取り外すことが可能となる。しかも、周方向で隣り合う係止突起間では内蓋の肉厚が薄くなるため、上記の部分的な変形もより容易となる。
そしてこれらの効果により、保管時における内蓋の外れを抑制しながらも、より少ない突き上げ力にて内蓋を容易に取り外すことが可能となる。
本発明のボトルユニットの連結前の状態を示す断面図である。 その主要部を拡大して示す部分断面図である。 ボトルユニットとコンプレッサとの連結状態を示す部分断面図である。 (A)、(B)は内蓋を示す断面図及び底面図である。 (A)、(B)は鞘管により、内蓋が送空気管部から外れる状態を示す部分断面図である。 抽出キャップの他の実施例を示す断面図である。 パンク修理キット用の従来のボトルユニットを示す断面図である。 (A)、(B)は従来のボトルユニットにおける、内蓋の送空気管部からの外れを示す部分断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は、本発明のボトルユニット1の一実施例を示す断面図であり、前記ボトルユニット1とコンプレッサ3とによりタイヤのパンク修理キットKを構成する。図1は、ボトルユニット1とコンプレッサ3との連結前の状態Y1を示す。
前記コンプレッサ3は、例えばモータ、ピストン、シリンダなどを用いた周知構造の可動部を有し、本例では、その上面3Sに圧縮空気を吐出させる圧縮空気吐出口部6を具える。
前記ボトルユニット1は、ボトル容器4と、その口部4Aに取り付く抽出キャップ5とを具える。ボトル容器4は、パンク修理液Tを収容する容器部4Bと、その下端から突出する小径円筒状の前記口部4Aとを具える。
前記抽出キャップ5は、この抽出キャップ5を前記コンプレッサ3に連結して固定しうる連結手段7と、前記コンプレッサ3からの圧縮空気をボトル容器内に取り込む第1の流路8と、圧縮空気の取り込みにより前記ボトル容器4からパンク修理液Tと圧縮空気とを順次取り出す第2の流路9と、前記連結手段7による連結前の状態Y1において前記第1、第2の流路8、9を閉じる第1、第2の閉止手段12、13とを具える。
図2に示すように、抽出キャップ5は、キャップ本体14と鞘管15とを含んで構成される。前記キャップ本体14は、上端部が前記ボトル容器4の口部4Aに例えばシール部材21を介して気密に取り付く筒状部分16Aと、筒状部分16Aの下端部を閉じる底部分16Bとからなる胴部16、及び前記底部分16Bから立ち上がる送空気管部17を具える。前記筒状部分16Aの内孔16Hは、ボトル容器4内に連通する。本例では、前記口部4Aと筒状部分16Aの内孔16Hとが螺着される場合が示される。
前記送空気管部17は、前記底部分16Bから筒状部分16Aと同心に立ち上がり、その中心孔17Hが前記第1の流路8を構成する。
本例では、前記送空気管部17の上端は、前記パンク修理液Tの液面よりも下方に位置するとともに、前記第1の流路8内に、ボトル容器4からのパンク修理液Tの逆流を阻止する一方弁55が配される。前記一方弁55は、第1の流路8内に形成される段差状の弁座部55aと、この弁座部55aを開閉するボール弁55bと、ボール弁55bを弁座部55aに押し付けるバネ55cとから構成される。
又前記胴部16は、第1の流路8に通じる空気取入れ口部10を具える。この空気取入れ口部10は、本例では、コンプレッサ3の前記圧縮空気吐出口部6と、ホースなどを介することなく直接接続される。具体的には、前記圧縮空気吐出口部6と空気取入れ口部10との一方は、他方に向かって突出する接続ノズル25からなり、かつ他方は、接続ノズル25が填り込むノズル受け26から形成される。本例では、前記空気取入れ口部10が、底部分16Bから下方に突出する接続ノズル25として形成され、かつ圧縮空気吐出口部6がノズル受け26として形成される場合が示される。
又前記連結手段7は、パンク修理の際、パンク修理現場においてボトルユニット1とコンプレッサ3とを一体固定し、これによりパンク修理作業中におけるボトルユニット1の転倒を防止する。本例の連結手段7は、前記底部分16Bから下方に向かってのびる複数本、例えば2〜3本の係止爪30からなる。この係止爪30は、前記底部分16Bに連なる主部30Aの先端に、略直角三角形状のフック部30Bを外向きに突設している。なおコンプレッサ3側には、前記連結手段7に合う係合部31が形成される。本例の係合部31は、前記フック部30Bに係合して抜け止めされる爪係合穴31Aを具える。本例の爪係合穴31Aは、前記ノズル受け26と一体形成されるフレーム枠32に形成される。
次に、前記鞘管15は、前記送空気管部17に、上下に摺動可能に外挿保持されるとともに、この鞘管15には、前記連結手段7による連結に伴い該鞘管15を上方に押し上げる押上げレバー19が形成される。前記押上げレバー19は、鞘管15の下端から、前記底部分16Bを貫通して下方に突出してのびる例えば2〜3本の突出片からなる。なお底部分16Bには、前記押上げレバー19を貫通させる貫通孔16Bhが形成される。この押上げレバー19は、前記連結手段7による連結に伴い、本例ではコンプレッサ3の上面3Sと当接し、前記鞘管15を上方に押し上げる。
又前記鞘管15には、前記第2の流路9を閉じる第2の閉止手段13が前記鞘管15と一体移動可能に設けられる。又前記送空気管部17の上端部17Eには、前記第1の流路8を閉じる第1の閉止手段12が形成される。これら第1、第2の閉止手段12、13は、鞘管15の前記押し上げによって作動し、第1、第2の流路8、9を開放する。
ここで前記第2の流路9は、前記鞘管15と筒状部分16Aとの間の間隙によって形成される環状の縦の流路部9Aと、この縦の流路部9Aに交点Pで連なりかつ該交点Pから取出し口部11の先端開口部11Aまでのびる横の流路部9Bとを具える。なお前記取出し口部11は、タイヤ側にパンク修理液T及び圧縮空気を注入するホース40の接続部として、前記筒状部分16Aから半径方向外方に突出して形成される。なお前記ホース40は前記筒状部分16Aの周囲に巻き付けられて保管される。
図3に示すように、前記筒状部分16Aの内壁面Wは、前記内孔16Hが大径をなす大径壁部Waと、この大径壁部Waに段差部Wbを介して下方側に連なる小径壁部Wcとを具える。前記段差部Wbは、前記交点Pよりも上方位置に形成され、従って、小径壁部Wcは、前記段差部Wbと交点Pとの間の上の小径壁部WcUと、交点Pよりも下方側の下の小径壁部WcLとにさらに区分される。
本例の第2の閉止手段13は、前記鞘管15に一体移動可能に設けられる上下のリング状のシール部材20U、20Lにより形成される。前記シール部材20U、20Lは、所謂Oリングであって、前記鞘管15の外周に形成される周溝によって保持される。この第2の閉止手段13は、前記連結前の状態Y1(図2に示す。)においては、上のシール部材20Uが、上の小径壁部WcUと当接して、前記第2の流路9を閉止し、パンク修理液Tが取出し口部11側に流出するのを防止する。又連結状態Y2(図3に示す。)においては、前記押上げレバー19による前記鞘管15の押し上げにより、前記上のシール部材20Uは、前記段差部Wbをこえて上方に移動する。このとき、前記上のシール部材20Uと大径壁部Waとの間に隙間Gが形成され、これによって前記第2の流路9を開放する。
又前記第1の閉止手段12は、送空気管部17の上端部17Eに嵌着される内蓋18であり、この内蓋18は、前記鞘管15によって突き上げられ、前記送空気管部17の上端部17Eから外れて第1の流路8を開放する。
図5(A)、(B)に示すように、送空気管部17の上端部17Eには、送空気管部17の外周面から小高さで突出する第1の係止突部33が配されるとともに、内蓋18には、内蓋18の内周面から小高さで突出し、かつ前記第1の係止突部33に係止される第2の係止突部34が配される。
前記第1の係止突部33は、周方向に連続してのびる環状突起33Aとして形成される。又前記第2の係止突部34は、周方向に間隔を有して配される複数の係止突起34Aから形成される。図4(A)、(B)に示すように、好ましくは、係止突起34Aの形成数は偶数(例えば2、4等)であり、2つの係止突起34Aを対として、それぞれ直径線X上で互いに向かい合わせて配置する。これにより、係止の安定化が図られ、振動等によって係止が外れるのを抑制しうる。又同目的のために、各係止突起34Aの周方向の巾は、前記内蓋18の中心点廻りの中心角θに換算した値が5〜45°であるのが好ましい。
前記環状突起33A及び係止突起34Aの断面形状として、本例では略V字状のものが示されるが、略半円形のものなど種々の断面形状が適宜採用しうる。なお連結前の状態Y1において、第2の係止突部34は、第1の係止突部33とはその下側で係合する。又鞘管15の突き上げにより内蓋18が弾性変形し、第2の係止突部34が第1の係止突部33を乗り越えることで、内蓋18が外れる。
このように、第2の係止突部34が、複数の係止突起34Aに分割されている。そのため、内蓋18全体を大きくかつ均等に拡径変形させる必要がなくなり、各係止突起34Aが第1の係止突部33を乗り越えるだけの部分的な変形により、内蓋18を取り外すことが可能となる。しかも、周方向で隣り合う係止突起34A、34A間では内蓋18の肉厚が薄くなるため、上記の部分的な変形もより容易となる。そしてこれらの効果により、保管時における内蓋の外れを抑制しながらも、より少ない突き上げ力にて内蓋18を容易に取り外すことが可能となる。
なお前記中心角θが5°を下回ると、係止突起34Aの係止力が小となって外れやすくなり、逆に45°を越えると外れにくい傾向を招く。
図6に、抽出キャップ5の他の実施例を示す。本例の抽出キャップ5では、その空気取入れ口部10と、コンプレッサ3の圧縮空気吐出口部6(図示しない。)とが、直接接続ではなくホース41を介して接続される。具体的には、本例の空気取入れ口部10は、前記筒状部分16Aから半径方向外方に突出するホース接続部であって、コンプレッサ3に一端が接続される前記ホース41の他端と接続可能に形成される。この空気取入れ口部10の中心孔10Hは、前記送空気管部17の中心孔17Hに導通している。本例の抽出キャップ5の場合、コンプレッサ3は、パンク修理用だけでなく、例えばエアマット、浮き袋などへの空気充填用としても使用することが可能となる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
本発明の効果を確認するため、図1に示す構造のボトルユニットを、表1の仕様に基づき試作し、各試供品における内蓋の取り外れ性能をテストした。各ボトルユニットとも、内蓋内周面に設ける第2の係止突部のみ相違する。
共通の仕様は以下の通りである。
・送空気管部に形成される第1の係止突部の突起高さ:5.0mm
・内蓋に形成される第2の係止突部の突起高さ:0.25mm
・内蓋の材質:低密度ポリエチレン(LDPE)、厚さ約1.5mm
・内蓋の内径:φ11.0mm
テスト方法:
(a)常温テスト:
ボトルユニットを、常温環境(25℃)内にて24時間保管した後、直ちにコンプレッサに押し込み、内蓋が送空気管部から外れた時の押し込み力(即ち、鞘管の突き上げ力)を測定した。
(b)極低温テスト:
ボトルユニットを、極低温環境(−40℃)内にて24時間保管した後、直ちにコンプレッサに押し込み、内蓋が送空気管部から外れた時の押し込み力(即ち、鞘管の突き上げ力)を測定した。
(c)振動テスト:
ボトルユニットに下記の条件にて振動を与え、内蓋の送空気管部からの「外れ」の有無を、目視によって検査した。テストは、環境温度80℃、及び−45℃において、それぞれボトルユニットを立てた状態、及び横に寝かせた状態で行われ、「外れ」が生じない場合を合格、何れか一つで「外れ」が生じた場合を不合格とした。
・振動数:11Hz
・振幅レベル:59.8m/s
・振動時間:25.3時間
Figure 2015123601
表に示すように、実施例品は、振動による外れを防止しながら、常温環境(25℃)、極低温環境(−40℃)において、少しの押し込み力(鞘管の突き上げ力)で内蓋を取り外しうるのが確認できる。
1 ボトルユニット
3 コンプレッサ
4 ボトル容器
4A 口部
5 抽出キャップ
7 連結手段
8 第1の流路
9 第2の流路
12 第1の閉止手段
13 第2の閉止手段
14 キャップ本体
15 鞘管
16 胴部
16H 内孔
16A 筒状部分
16B 底部分
17 送空気管部
17H 中心孔
18 内蓋
33 第1の係止突部
33A 環状突起
34 第2の係止突部
34A 係止突起
55 一方弁
T パンク修理液

Claims (3)

  1. パンク修理液を収容したボトル容器と、その口部に取り付く抽出キャップとを具え、
    前記抽出キャップが、
    該抽出キャップをコンプレッサに連結して固定しうる連結手段と、
    前記コンプレッサからの圧縮空気をボトル容器内に取り込む第1の流路と、
    圧縮空気の取り込みにより前記ボトル容器からパンク修理液と圧縮空気とを順次取り出す第2の流路と、
    前記連結手段による連結前の状態において前記第1、第2の流路を閉じる第1、第2の閉止手段とを具えたボトルユニットであって、
    前記抽出キャップは、
    前記ボトル容器の口部に上端部が取り付きかつボトル容器内に連なる内孔を有する筒状部分の下端部を底部分で閉じた胴部と、前記底部分から前記筒状部分と同心に立ち上がりかつ前記第1の流路をなす中心孔を有する送空気管部とを具えるキャップ本体、
    及び前記送空気管部に、上下に摺動可能に外挿保持され、かつ前記連結手段による連結に伴い上方に押し上げられる鞘管を具え、
    前記第1の閉止手段は、前記送空気管部の上端部に嵌着されて前記第1の流路を閉じ、かつ前記押し上げられる鞘管によって突き上げられて送空気管部から外れて第1の流路を開く内蓋からなるとともに、
    前記送空気管部は、その外周面から小高さで突出し周方向に連続してのびる環状突起からなる第1の係止突部を具え、かつ前記内蓋は、その内周面から小高さで突出し前記第1の係止突部に係止される第2の係止突部を具えるとともに、前記第2の係止突部は、周方向に間隔を有して配される複数の係止突起から形成されることを特徴とするパンク修理用のボトルユニット。
  2. 前記係止突起の周方向の巾は、前記内蓋の中心点廻りの中心角θに換算した値が5〜45°であることを特徴とする請求項1のパンク修理用のボトルユニット。
  3. 前記送空気管部の上端は、前記パンク修理液の液面よりも下方に位置するとともに、前記第1の流路内に、前記ボトル容器からのパンク修理液の逆流を阻止する一方弁が配されることを特徴とする請求項1又は2記載のパンク修理用のボトルユニット。
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