JP2015122660A - 無線通信装置及び方法、並びに、無線通信システム - Google Patents

無線通信装置及び方法、並びに、無線通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】 無線通信装置間で効率的で且つ安定的に通信が可能となるように無線通信チャネルを管理する無線通信システムを提供する。
【解決手段】 本発明は、複数の無線通信チャネルのいずれかに切替えて通信可能な無線通信部を備える無線通信装置に関する。そして、本発明の無線通信装置は、複数の無線通信チャネルのリストを記憶する手段と、リストに基づいて、無線通信チャネルを切替えながら、無線通信部にパケット送信を実行させるチャネル送信制御手段と、チャネルリスト記憶手段が記憶しているリストに基づいて、無線通信チャネルを切替えながら、パケット送信が成功するまで無線通信部にパケット送信を実行させるチャネル探索送信制御手段と、送信対象のパケットの内容に基づき、チャネル送信制御手段又はチャネル探索送信制御手段のいずれかを選択して当該パケットの送信制御を実行させる手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、無線通信装置及び方法、並びに、無線通信システムに関し、例えば、空間に分散配置された多数の無線通信ノードが、無線を利用して相互にデータ通信を行うセンサネットワーク等に適用し得る。
従来、1つの無線通信装置が、複数の無線チャネル(マルチチャネル)を用いて通信する方式としては非特許文献1の記載技術がある。
非特許文献1に記載されたマルチチャネルでの通信方法は、1つの制御チャネルと、複数のデータチャネルに分けることを前提としており、通常の受信待機状態では制御チャネルで受信待機を行うというものである。具体的には、送信元ノードは、データ発生時にはどのチャネルでデータ通信を行うかを含んだ制御パケットを制御チャネルで送信する。そして、これを受け取った送信先ノードは、正常にその制御パケットを受け取ったことを送信元ノードに返信したのちに、指定されたチャネルへの切り替えを行う。応答を受け取った送信元ノードはデータ用チャネルでデータ通信を行う。この通信が完了すると、送信元ノード、送信先ノードともに再び制御チャネルでの受信待機を行う。
非特許文献1に記載された通信方法では、以上の手続きで通信を行うことで、複数のチャネルを使用して通信を行うことが可能になるため、干渉を低減し、スループットを向上させる効果が期待できる。またこの方式を実現する上でノード間の時刻同期は必要ないという利点もある。
谷川 陽祐、戸出 英樹、村上 孝三著、「空き資源の積極利用を指向したマルチチャネルMACプロトコル」、電子情報通信学会論文誌 B Vol.J92−B No.1、電子情報通信学会、2009年1月1日発行、pp.196−206
しかしながら、非特許文献1の通信方法では、データ通信前に必ずデータチャネルを送信先に通知する予約のシーケンスが必要になる。また、非特許文献1の通信方法によけるこの予約シーケンスは、パケット毎に発生するため、制御パケットのオーバヘッドによるスループット低下の問題がある。さらに、非特許文献1の通信方法では、制御チャネルを事前に仮定しておくことが前提であり、制御チャネルでの干渉には対応が困難であるという課題もある。
そのため、効率的で且つ安定的に通信が可能となるように無線通信チャネルを管理することができる無線通信装置及び方法、並びに、無線通信システムが望まれている。
第1の本発明は、複数の無線通信チャネルのいずれかに切替えて通信可能な無線通信部を備える無線通信装置において、(1)複数の無線通信チャネルのリストを記憶するチャネルリスト記憶手段と、(2)上記チャネルリスト記憶手段が記憶しているリストに基づいて、無線通信チャネルを切替えながら、上記無線通信部にパケット送信を実行させるチャネル送信制御手段と、(3)上記チャネルリスト記憶手段が記憶しているリストに基づいて、無線通信チャネルを切替えながら、パケット送信が成功するまで上記無線通信部にパケット送信を実行させるチャネル探索送信制御手段と、(4)送信対象のパケットの内容に基づき、上記チャネル送信制御手段又はチャネル探索送信制御手段のいずれかを選択して当該パケットの送信制御を実行させる送信制御選択手段とを有することを特徴とする。
第2の本発明は、複数の無線通信チャネルのいずれかに切替えて通信可能な無線通信部を備える無線通信装置の無線通信方法において、(1)チャネルリスト記憶手段、チャネル探索送信制御手段、及び送信制御選択手段を備え、(2)上記チャネルリスト記憶手段は、複数の無線通信チャネルのリストを記憶し、(3)上記チャネル送信制御手段は、上記チャネルリスト記憶手段が記憶しているリストに基づいて、無線通信チャネルを切替えながら、上記無線通信部にパケット送信を実行さ、(4)上記チャネル探索送信制御手段は、上記チャネルリスト記憶手段が記憶しているリストに基づいて、無線通信チャネルを切替えながら、パケット送信が成功するまで上記無線通信部にパケット送信を実行させ、(5)上記送信制御選択手段は、送信対象のパケットの内容に基づき、上記チャネル送信制御手段又はチャネル探索送信制御手段のいずれかを選択して当該パケットの送信制御を実行させることを特徴とする。
第3の本発明は、複数の無線通信チャネルのいずれかに切替えて通信可能な無線通信部を有する無線通信装置を複数備える無線通信システムにおいて、一部又は全部の無線通信装置として、第1の本発明の無線装置を適用したことを特徴とする無線通信システム。
本発明によれば、無線通信装置間で効率的で且つ安定的に通信が可能となるように無線通信チャネルを管理する無線通信システムを提供することができる。
第1の実施形態に係るノードの機能的構成について示したブロック図である。 第1の実施形態に係る無線通信装置の全体構成について示したブロック図である。 第1の実施形態に係るノードに記憶されるチャネルリストの構成例について示した説明図である。 第1の実施形態に係る無線通信システムの動作例について示したタイミングチャートである。 第2の実施形態に係るノードの機能的構成について示したブロック図である。 第2の実施形態に係るアドレスチャネル対応テーブルの構成例について示した説明図である。 第2の実施形態に係る無線通信システムの動作例について示したタイミングチャートである。 第3の実施形態に係るノードの機能的構成について示したブロック図である。 第3の実施形態に係る無線通信システムの動作例について示したタイミングチャートである。 第4の実施形態に係るノードの機能的構成について示したブロック図である。 第4の実施形態に係る無線通信システムの動作例について示したタイミングチャートである。
(A)第1の実施形態
以下、本発明による無線通信装置及び方法、並びに、無線通信システムの第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。この実施形態では、本発明の無線通信装置について無線通信を行うノードに適用した例について説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図2は、この実施形態の無線通信システム1の全体構成を示すブロック図である。なお図2において、括弧内の符号は、後述する第2〜第4の実施形態で用いられる符号である。
図2に示すように、無線通信システム1には、4台のノード10(10−1〜10−4)が配置されている。ここでは説明を簡易とするため、主としてパケットの送信側として動作するノード10−1と、主としてパケットの受信側として動作する3台のノード10−2〜10−4が配置されているものとする。なお、無線通信システム1において配置されるノード10の台数は限定されないものである。なお、この実施形態では、ノード10−1〜10−4は、全て同じ構成であるものとして説明するが、一部に異なる構成のノードが含まれるようにしてもよい。
無線通信システム1は、例えば、空間に分散配置された多数の無線通信ノードが、無線を利用して相互にデータ通信を行うセンサネットワーク等が該当する。ノード10としては、例えば、センサネットワークにおけるセンサノード、携帯電話端末、スマートホン、タブレット、PC等無線通信可能な種々の装置を適用することができる。
なお以下では、受信側のノード10−2〜10−4のアドレスはそれぞれAd1、Ad2、Ad3であるものとする。また、ノード10−1〜10−4は、無線通信に用いるチャネル(通信帯域)として、チャネルCh1〜Ch3のいずれかのチャネルに切替えてパケットの送受信が可能であるものとして説明する。無線通信システム1は、上述のように複数のチャネル(マルチチャネル)のいずれかを用いて、パケット送信及びパケットの受信待機を行うアドホック方式のネットワーク(マルチチャネルMACプロトコルを用いたアドホックネットワーク)であるものとして説明する。ここでは、無線通信システム1内のノード10間で授受されるパケットはイーサネット(登録商標)フレームの構造を備えているものとして説明する。また、各ノード10間の直接の通信ではMACアドレスが用いられるものとして説明する。なお、ノード10間で授受されるイーサネットフレーム形式のパケットには、トレーラにIPパケットが挿入されている場合もあるものとするが本実施形態では、基本的にMACレイヤのネットワーク構成について説明しており、IPレイヤに関するネットワーク構成については詳しい説明を省略する。
次に、ノード10の内部構成について図1を用いて説明する。
図1は、ノード10の機能的構成について示したブロック図である。
ノード10は、送信方法選択部101、全チャネル送信制御手段102、チャネル探索送信制御手段103、無線部104、及びチャネルリスト105を有している。
ノード10は、CPU、ROM、RAM、EEPROM、ハードディスクなどのプログラムの実行構成、及び、他の通信装置と無線通信をするためのインタフェースを有する装置に、実施形態の無線通信プログラム等をインストールすることにより構築することが可能であり、その場合でも機能的には上述の図1のように示すことができる。
送信方法選択部101は、送信するパケット(例えば、アプリケーション等のIPレイヤ以上の層から供給されたパケット)のヘッダ情報等から送信の方法を選択し、その結果全チャネル送信制御手段102によってデータパケットを送信するか、チャネル探索送信制御手段103によってパケットを送信するかの振り分けを行う。なお、以下では、送信方法選択部101が上位層等から送信対象として供給されたパケットを「データパケット」と呼ぶものとする。
チャネルリスト105は、無線部104でパケット送信するチャネルのリストである。ここでは、チャネルリスト105の内容は図3のようになっているものとする。図3に示すように、チャネルリスト105では、チャネルCh1、Ch2、Ch3の順序で登録されているものとする。なお、ここで、チャネルリスト105には無線通信システム1のネットワークに参加する各ノード10で同じ値を持つように事前設定しておくものとする。
送信方法選択部101は、送信対象のデータパケットの内容(例えば、宛先アドレスやパケットの種別)に応じて、いずれかの送信制御手段(この実施形態では全チャネル送信制御手段102又はチャネル探索送信制御手段103)を選択して、当該データパケットの送信制御を実行させる。具体的には、送信方法選択部101は、宛先アドレスがブロードキャストアドレス(例えば、FF:FF:FF:FF:FF:FF等の特定のアドレス)のデータパケットに関しては全チャネル送信制御手段102に振り分ける。また、送信方法選択部101は、ユニキャストアドレスのデータパケットに関してはチャネル探索送信制御手段103に振り分ける。ただし、送信方法選択部101は、ユニキャストアドレスのデータパケットであっても到達確認(ACK要求)のないデータパケットは全チャネル送信制御手段102に振り分けるものとする。
送信方法選択部101は、例えば、送信対象のデータパケットにIPヘッダが設定されている場合(IPパケットがトレーラに挿入されている場合)、そのIPヘッダのプロトコル番号を参照することにより、到達確認(ACK要求)の有無を確認するようにしてもよい。例えば、送信方法選択部101は、送信対象のデータパケットのIPヘッダにTCP(Transmission Control Protocol)やICMP(Internet Control Message Protocol)等の到達確認(ACK要求)があるプロトコルが設定されている場合には、当該データパケットについて到達確認(ACK要求)があると判断するようにしてもよい。また、送信方法選択部101は、送信対象のデータパケットのIPヘッダにUDP等の到達確認(ACK要求)の無いプロトコルが設定されている場合には、到達確認(ACK要求)が無いと判断するようにしてもよい。
全チャネル送信制御手段102は、供給されたデータパケットを、チャネルリスト105に登録されている全チャネルに送信する。例えば、図3に示すようにチャネルリスト105の内容がチャネルCh1、Ch2、Ch3の順序のリストだった場合、全チャネル送信制御手段102動作は、まず、無線部104が無線通信に用いるチャネルをチャネルCh1に設定し、データデータパケットの送信を行う。そして、全チャネル送信制御手段102は、チャネルCh1での送信の完了を待ったのちに、無線部104をチャネルCh2に設定し、再び同じデータパケット送信を行う。
この時に、全チャネル送信制御手段102が、データパケット送信に用いるチャネルの順序は、チャネルリスト105に登録されている順序とする方法や、チャネルリスト105から送信順序のスケジュールを生成して送信する方法がある。送信順序のスケジュールとしては、例えば、チャネルリスト105からランダムに送信順序を設定する方法や、各チャネルの無線周波数でソートした順序を設定する方法等がある。
チャネル探索送信制御手段103は全チャネル送信制御手段102と同様に供給されたデータパケットをチャネルリスト105に登録されているチャネルに対して順に送信する。ただし、データパケットを送信した結果が送信成功であった場合(送信先からのACKの応答があった場合)には以後のチャネルに対しては送信を行わないという動作になる点が全チャネル送信制御手段102と異なる。言い換えると、チャネル探索送信制御手段103は、送信先からのACK(確認応答)の応答があるまで、供給されたデータパケットをチャネルリスト105に基づいた順序でチャネルを選択して順にデータパケット送信を行う。以下では、上述のように、送信先からのACKの応答があるまで異なるチャネルでパケット送信を行う処理を「チャネル探索送信」と呼ぶものとする。
チャネル探索送信において、データパケットのサイズが非常に大きく、チャネルリスト105に含まれるチャネル数が多い場合には、サイズの大きいパケットを何度も送るオーバヘッドが大きくなってしまうという問題が考えられる。
そこで、チャネル探索送信制御手段103は、供給されたデータパケットが閾値Th1以上のデータ量以上であった場合には、上述のようなデータパケット自体を用いてチャネル探索送信の処理を行わないものとする。この場合、チャネル探索送信制御手段103は、当該データパケットの宛先のアドレス(ノード10のアドレス)に送信可能な通信チャネルを探索することだけを目的としたチャネル探索送信のみを行い、その後探索した通信チャネルを用いてデータパケットを送信する処理を行う。なお、閾値Th1の値については任意の値を設定することができる。
具体的には、チャネル探索送信制御手段103は、供給されたデータパケットが閾値Th1以上であった場合には、当該データパケットと同じ宛先のアドレス(ノード10のアドレス)をセットしたユニキャストのパケット(以下、「探索用パケット」と呼ぶ)を生成して、そのパケットを用いてチャネル探索送信を行う。そして、チャネル探索送信制御手段103は、探索用パケットを用いたチャネル探索送信でACK(確認応答)のあったチャネルを用いて、データパケットの送信を行う。
探索用パケットとしては、確認応答(ACK)有りのパケットであればその具体的な構成は限定されないものであるが、できるだけデータ量の少ないものが望ましい。例えば、探索用パケットとして、所定のパターンのデータを挿入したパケットを適用し、受信した各ノード10でACKを返すように設定するようにしてもよいし、ICMP ECHO等の既存の通信テストに適したプロトコルのパケットを流用するようにしてもよい。
以上のように、チャネル探索送信制御手段103では、送信対象のデータパケットのサイズを確認し、データパケットのサイズが閾値Th1より小さい場合には直接データパケットを用いたチャネル探索送信の処理を行い、パケットサイズが閾値Th以上の場合には、最小限のデータ量の探索用パケットを用いたチャネル探索送信によりデータパケットの宛先で対応するチャネルを確認してからデータパケットの送信を行うことができる。これにより、チャネル探索送信制御手段103では、効率のよいチャネル探索送信を行うことができる。
無線部104は、前段の構成要素(全チャネル送信制御手段102又はチャネル探索送信制御手段103)からの要求に従ってチャネルの変更、パケットの送信を行い、その完了を要求元に通知する。また、無線部104は、他のノード10からのパケット(例えばACK等の制御パケット)を受信した場合には、そのパケットを前段の構成要素(全チャネル送信制御手段102又はチャネル探索送信制御手段103)及び上位層に伝達する。無線部104は、チャネルリスト105に登録されたいずれかのチャネルに切替えてパケットの受信待機を行うことができるものとする。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する第1の実施形態の無線通信システム1の動作について図4のタイミングチャートを用いて説明する。
図4は、ノード10−1が送信側ノードで、ブロードキャストによるデータパケット送信と、ノード10−2宛にユニキャストでのデータパケット送信を行う例について示している。
なお、ノード10−2〜10−4は、それぞれチャネルCh2、Ch3、Ch1を用いて受信待機を行うものとして説明する。また、チャネルリスト105には、図3に示すように、チャネルCh1、Ch2、Ch3と事前に設定してあるものとする。
図4では、タイミングT101の時点で、ノード10−1において、上位層からブロードキャストのデータパケットが、送信方法選択部101に供給された例について示している。その後、ノード10−1の送信方法選択部101でパケットの送信先がブロードキャストアドレスであることから全チャネル送信制御手段102によってパケットの送信が行われる。この場合、全チャネル送信制御手段102は、まずチャネルCh1でデータパケットを送信する。このパケットはチャネルCh1で受信待機しているノード10−4では受信されるがノード10−2、10−3では受信されない。次にノード10−1の全チャネル送信制御手段102は無線部104をチャネルCh2に変更してデータパケットの送信を行う。この送信ではチャネルCh2を選択しているノード10−2のみが受信できるが、それ以外のノードでは受信できない。そして、ノード10−1の全チャネル送信制御手段102はチャネルCh3でも同様に送信し、チャネルCh3を選択しているノード10−3で受信されることになる。
以上の送信によって、ノード10−1は近傍のノード全て(ノード10−2〜10−4)にブロードキャストでデータパケットの送信を行うことができる。
図4では、タイミングT102の時点で、ノード10−1において、上位層からノード10−2宛のユニキャストのデータパケット(到着確認有りのデータパケット)が、送信方法選択部101に供給された例について示している。ノード10−1の送信方法選択部101では到着確認有りのデータパケットの宛先がユニキャストであるため、チャネル探索送信制御手段103によってパケットの送信を行う。
チャネル探索送信制御手段103は、チャネルCh1、Ch2、Ch3の順でパケットを送信しようとスケジュールを決定し、まずチャネルCh1でノード10−2に送信する。しかし、ノード10−2はチャネルCh2で受信待機をしているため、ノード10−2では受信することができず、ノード10−2が確認応答を返信することはない。ノード10−1ではノード10−2からの確認応答の待ちがタイムアウトすると、チャネルをCh2に変更して再びデータ送信を試みる。この送信では送信元と送信先のチャネルが合致し、ノード10−2は、ノード10−1の送信したパケットを受信できるため、確認応答をノード10−1に返信する。したがって、この場合ノード10−1では確認応答が受信できるため、送信が完了したと判断し、チャネルCh3での送信は行わずに送信完了となる。
図4の例ではチャネルリスト105に3つのチャネルのみが設定されているが、チャネル数が多い場合には、チャネル探索手段の送信順序(上記の例で初めにチャネルCh1、Ch2、Ch3と決めた順序)を固定的に決定すると、送信順序の最後にあるチャネルヘの送信コストが高くなってしまうことが問題となる。そうした場合にはチャネル探索送信制御手段103で、送信順序を決定する際に、送信順序にランダム性を加えることで公平性を高める(一部のチャネルへの利用率の偏りを低減する)ことができる。
なお、図4においては図示を省略しているが、受信側のノード10−2〜10−4から送信側のノード10−1へ送信する確認応答のパケットについても、他のデータパケットと同様に、送信方法選択部101で選択された方式(この実施形態では、全チャネル送信制御手段102又はチャネル探索送信制御手段103)を用いて送信される。これは後述する第2〜第4の実施形態においても同様である。
(A−3)第1の実施形態の効果
第1の実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
ノード10−1では、パケットの宛先に応じて2つの送信シーケンス(全チャネル送信制御手段102又はチャネル探索送信制御手段103)を使い分けることで、受信側の各ノードが別のチャネルを使用して受信待機をしている場合にも、データパケットを送信することが可能になる。
また、無線通信システム1では、送信側のノード10−1から受信側のノード10−2〜10−4へのデータパケット送信を実現する条件として、制御信号を授受するための専用チャネルを事前に設定することも必要としていない。このように、無線通信システム1では、受信側のノード10で自由なチャネル選択を可能にすることで、干渉回避や複数チャネルを使用することによるスループット向上等の効果を奏する。
(B)第2の実施形態
以下、本発明による無線通信装置及び方法、並びに、無線通信システムの第2の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。この実施形態では、本発明の無線通信装置を無線通信を行うノードに適用した例について説明する。
(B−1)第2の実施形態の構成
第2の実施形態の無線通信システム1Aでは、ノード10が、ノード10Aに置き換わっている。以下では、第2の実施形態について、第1の実施形態との差異を説明する。
図5は、第2の実施形態の無線通信システム1Aを構成するノード10Aの機能的構成について示したブロック図であり上述の図1と同一又は対応する部分には、同一又は対応する符号を付している。
第2の実施形態のノード10Aでは、指定チャネル送信制御手段106及びアドレスチャネル対応テーブル107が追加された点と、送信方法選択部101、チャネル探索送信制御手段103での処理が追加されている点で異なる。
第2の実施形態の送信方法選択部101は、ブロードキャストのデータパケットが供給された場合、到達確認のないパケットの場合には全チャネル送信制御手段102によってデータパケットを送信する。また、第2の実施形態の送信方法選択部101は、ブロードキャストのデータパケットが供給された場合、到達確認のあるユニキャストパケットに関しては、アドレスチャネル対応テーブル107にエントリがある宛先に対しては、テーブルのエントリのチャネル情報に従って、指定チャネル送信制御手段106によってデータパケットを送信し、エントリがないものに関してはチャネル探索送信制御手段103によってデータパケットを送信する動作を行う。
チャネル探索送信制御手段103では、第1の実施例に追加して、ユニキャストでのデータパケット送信が成功し、確認応答が確認できた場合には、アドレスチャネル対応テーブル107にその宛先アドレスと、送信しに成功したチャネルを対応付けて保存する。
アドレスチャネル対応テーブル107では、各無線ノードのアドレスと使用しているチャネルの組を管理する。
アドレスチャネル対応テーブル107は、他のノード10Aのアドレスと使用しているチャネルの組を管理するテーブルである。ここでは、ノード10A−1のアドレスチャネル対応テーブル107の内容は図6のようになっているものとする。図6に示すように、アドレスチャネル対応テーブル107では、ノード10A−2〜10A−4ごとにアドレスとチャネルが管理されている。
指定チャネル送信制御手段106は、指定のチャネル(アドレスチャネル対応テーブル107で指定されているチャネル)でデータパケットを送信する。この時、送信後に到達確認ができない場合には、当該ノード10Aに係るアドレスチャネル対応テーブル107のエントリが正しくないと判断し、当該エントリを削除する。ただし、無線での送信においてはチャネルが合致していても、伝搬環境の変動によってロスとなる場合もある。そのため、指定チャネル送信制御手段106は、同じエントリに係るノード10Aへ所定回数以上送信失敗した後に、アドレスチャネル対応テーブル107から、当該ノード10Aに係るエントリから削除するといった調整を行うことで、誤ってエントリから削除するようにしてもよい。これにより、指定チャネル送信制御手段106では、短時間電波状態が悪くなった場合に、アドレスチャネル対応テーブル107でのエントリが削除されることを抑制することができる。なお、指定チャネル送信制御手段106は、確認応答無しのデータパケットについて送信を行った後は、確認応答の到達確認を行わず、エントリの削除も行わないようにしてもよい。
(B−2)第2の実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する第1の実施形態の無線通信システム1の動作について図7のタイミングチャートを用いて説明する。
図7では、ノード10A−1が送信ノードで、ノード10A−2宛にユニキャスト送信を2回行う場合を示している。
なお、ノード10A−2〜10A−4は、それぞれチャネルCh2、Ch3、Ch1を用いて受信待機を行うものとして説明する。また、チャネルリスト105には、図3に示すように、チャネルCh1、Ch2、Ch3と事前に設定してあるものとする。また、図7のタイミングチャートの処理が開始される前の初期状態として、アドレスチャネル対応テーブル107には1つもエントリが登録されてないものとする。
図7では、まずタイミングT201、及びタイミングT202の時点で、ノード10A−1において、上位層からノード10A−2宛のユニキャストのデータパケット(初回)が供給された例について示している。
タイミングT101において、ノード10A−1の送信方法選択部101は、ノード10A−2宛の初回のユニキャストパケットの送信するときには、当該データパケットの宛先がユニキャストであり、アドレスチャネル対応テーブル107にエントリがないために、チャネル探索送信制御手段103に、当該データパケットの送信を指示する。
次に、チャネル探索送信制御手段103は、チャネルCh1、Ch2、Ch3の順でデータパケットを送信しようとスケジュールを決定し、チャネルCh2で送信した時に送信成功となる。この場合、チャネル探索送信制御手段103は、送信が成功したため、アドレスチャネル対応テーブル107にノード10A−2とチャネルCh2の組を保存して処理終了となる。
その後、タイミングT202の時点で、ノード10A−1において、上位層からノード10A−2宛のユニキャストのデータパケット(2回目)が供給される。
タイミングT202において、ノード10A−1の送信方法選択部101は、ノード10A−2宛の2回目のユニキャストパケットが供給されると、アドレスチャネル対応テーブル107を参照して、当該データパケットと同じ宛先に係るエントリを検索する。この場合、送信方法選択部101には、ノード10A−2宛のユニキャストのデータパケットが供給されており、アドレスチャネル対応テーブル107に当該データパケットと同じ宛先に係るエントリ(ノード10A−2がチャネルCh2を使用していることを示すエントリ)が存在する。したがって、送信方法選択部101は、指定チャネル送信制御手段106に対して、当該データパケットについてチャネルCh2での送信を行うように指示する。
そして、指定チャネル送信制御手段106は、送信方法選択部101の指示に従って、チャネルCh2でのデータパケット送信(ユニキャストでのデータパケット送信)を行う。上述の通り、ノード10A−2はチャネルCh2で受信待機しているため、ノード10A−2はノード10A−1からのデータパケットの受信を行うことができる。
(B−3)第2の実施形態の効果
第2の実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
第2の実施形態の無線通信システム1Aでは、送信側のノード10A−1で、一度送信成功した受信側ノード10A宛のパケットに関してはチャネル探索送信での無駄な送信を回避することが可能になるため、ユニキャスト送信のオーバヘッドを削減することが可能になり、第1の実施例よりもスループットを向上させることができる。
(C)第3の実施形態
以下、本発明による無線通信装置及び方法、並びに、無線通信システムの第3の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。この実施形態では、本発明の無線通信装置を無線通信を行うノードに適用した例について説明する。
(C−1)第3の実施形態の構成
第3の実施形態の無線通信システム1Bでは、ノード10Aが、ノード10Bに置き換わっている点で、第2の実施形態と異なっている。以下では、第3の実施形態について、第2の実施形態との差異を説明する。
図8は、第3の実施形態の無線通信システム1Bを構成するノード10Bの機能的構成について示したブロック図であり上述の図5と同一又は対応する部分には、同一又は対応する符号を付している。
第3の実施形態のノード10Bには、受信チャネル制御手段108が追加されている点で、第2の実施形態と異なっている。
受信チャネル制御手段108は、所定の条件によって、無線部104に設定するチャネル(以下、「受信待機チャネル」と呼ぶ)を変更する。受信チャネル制御手段108は、例えば、定期的に自装置(無線部104)の使用しているチャネルのノイズレベルをスキャンし、その結果に応じて、自装置(無線部104)の使用する受信待機チャネルを変更すると判断する。受信チャネル制御手段108は、例えば、現在の受信待機チャネルについて、以前のノイズレベルよりも大きくなった場合(例えば、前回スキャンしたノイズレベルよりも所定以上大きくなった場合)、受信待機チャネルのノイズレベルが他のチャネルよりも大きい場合、受信待機チャネルのノイズレベルがあらかじめ設定された閾値よりも大きい場合、上位層の処理によって受信待機チャネルの変更を指示された場合等が挙げられる。
受信チャネル制御手段108は、受信待機チャネルを変更すると判断した場合、その変更先のチャネル(以下、「変更先チャネル」とも呼ぶ)として、チャネルリスト105からランダムに選択する方法や、チャネルスキャン(チャネルリスト105に基づいて各チャネルのノイズレベルを測定する処理)の結果、一番ノイズレベルが低いチャネルを選択する方法を適用するようにしてもよい。
(C−2)第3の実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する第3の実施形態の無線通信システム1Bの動作について図9のタイミングチャートを用いて説明する。
図9では、ノード10B−1が、ノード10B−2宛にユニキャストでのデータパケット送信を4回行う(タイミングT301、T303、T304、T305のそれぞれのタイミングで送信する)例を示している。なお、ノード10B−2〜10B−4は、それぞれチャネルCh2、Ch3、Ch1を用いて受信待機を行うものとして説明する。さらに、各ノード10Bのチャネルリスト105には、図3に示すように、チャネルCh1、Ch2、Ch3と事前に設定してあるものとする。さらにまた、ノード10B−1は、図9のタイミングチャートのタイミングT301より前の時点で、既にノード10B−2にパケットを送信したことがあり、ノード10B−1のアドレスチャネル対応テーブル107にはノード10B−2のチャネルがチャネルCh2であることを示すエントリが既に存在しているものとする。また、図9のタイミングチャートでは、ノード10B−2はノード10B−1の1回目のデータパケット送信(タイミングT301)と、2回目の送信(タイミングT302)の間のタイミングT302の時点で、受信待機チャネルをチャネルCh3に変更している。さらに、ノード10B−1では、パケット送信やパケット送信後の確認応答受信のための待機を行っていないときは、チャネルCh1で受信待機を行っているものとする。
まず、タイミングT301の時点で、ノード10B−1では、1回目のノード10B−2宛にユニキャストでのデータパケット送信が行われる。このとき、ノード10B−1のアドレスチャネル対応テーブル107に、ノード10B−2に係るエントリ(チャネルCh2とするエントリ)が存在するため、ノード10B−1(指定チャネル送信制御手段106)は、チャネルCh2で送信を行う。この時にはノード10B−2はチャネルCh2で受信待機を行っているため正常に送信が成功する。
次に、タイミングT302の時点で、ノード10B−2の受信チャネル制御手段108は、チャネルCh2のノイズレベルの悪化などの要因から、受信待機チャネルをチャネルCh3に変更したものとする。
次に、タイミングT303の時点で、ノード10B−1(指定チャネル送信制御手段106)がノード10B−2宛に再びユニキャストでのデータパケット送信を試みると、アドレスチャネル対応テーブル107にはノード10B−2とチャネルCh2の組が登録されているため、チャネルCh2で送信を行う。しかし、既にノード10B−2の受信待機チャネルCh3に変更されているため、タイミングT303でのノード10B−1によるノード10B−2宛のユニキャストでのデータパケット送信は失敗する。このとき、ノード10B−1の指定チャネル送信制御手段106は送信が失敗したため、アドレスチャネル対応テーブル107からノード10B−2のエントリを削除するものとする。
その後、タイミングT304の時点で、ノード10B−1からノード10B−2への3度目のユニキャストでのデータパケット送信が行われる。この時点で、ノード10B−1では、アドレスチャネル対応テーブル107のノード10B−2に係るエントリが削除されている。したがって、ノード10B−1の送信方法選択部101は、当該ユニキャストのデータパケットをチャネル探索送信制御手段103によって送信する。このとき、ノード10B−1(チャネル探索送信制御手段103)では、チャネル探索送信ではチャネルCh1、Ch2での送信は失敗するが、チャネルCh3でノード10B−2の受信チャネルと合致し、送信成功し、この時にアドレスチャネル対応テーブル107にノード10B−2とチャネルCh3の組が登録される。
その後タイミングT305の時点で、ノード10B−1からノード10B−2への4度目の送信では、アドレスチャネル対応テーブル107のエントリが正しいものに更新されている。このため、ノード10B−1(指定チャネル送信制御手段106)はノード10B−2にチャネルCh3で、ユニキャストのデータパケットを送信することになり、正常に送信が完了する。
(C−3)第3の実施形態の効果
第3の実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
第3の実施形態の無線通信システム1Bでは、受信チャネル制御手段108の構成を追加することで、他の通信システムからの電波干渉等を受けた場合においても、受信側の無線ノード10Bでは、自律的に使用するチャネルを干渉の少ないチャネル(通信に良好なチャネル)に変更することが可能になる。さらに、受信側のノード10Bで受信待機チャネルを変更したとしても、近傍ノードとのリンクの接続性を維持することができるようになる。
(D)第4の実施形態
以下、本発明による無線通信装置及び方法、並びに、無線通信システムの第4の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。この実施形態では、本発明の無線通信装置を無線通信を行うノードに適用した例について説明する。
(D−1)第4の実施形態の構成
第4の実施形態の無線通信システム1Cでは、ノード10Bがノード10Cに置き換わっている点で、第3の実施形態と異なっている。以下では、第4の実施形態について、第3の実施形態との差異を説明する。
図10は、第4の実施形態の無線通信システム1Cを構成するノード10Cの機能的構成について示したブロック図であり上述の図8と同一又は対応する部分には、同一又は対応する符号を付している。
第4の実施形態のノード10Cでは、チャネル変更反映部109が追加され、さらに受信チャネル制御手段108の動作が一部追加された点で、第3の実施形態と異なっている。
受信チャネル制御手段108は、第3の実施例の動作に追加して、受信待機チャネルを変更した際に、受信待機チャネルチャネルを変更したことを近傍のノードに通知するためのパケット(以下では、「チャネル変更通知パケット」と呼ぶ)を生成して、送信方法選択部101に供給し送信させる処理を行う。
チャネル変更通知パケットは、通常はブロードキャストのデータパケットとして生成されるものとする。したがって、送信方法選択部101はデータパケットとして、チャネル変更通知パケットが供給されると、全チャネル送信制御手段102に振り分けてブロードキャストにより送信する。これにより、あるノード10から送出されたチャネル変更通知パケットは、近傍ノードに伝達され、それぞれの近傍ノードでは、当該ノードの受信待機チャネルを認識することができる。
チャネル変更反映部109は、無線部104で、近傍ノードが送出したチャネル変更通知パケットが受信された場合、当該チャネル変更通知パケットの送信元アドレスと変更後の受信待機チャネルの組をアドレスチャネル対応テーブル107に保存する。また、チャネル変更反映部109は、近傍ノードの受信待機チャネルの変更に合わせて、自装置でも受信待機チャネルの変更が必要な場合には、無線部104の受信待機チャネルを変更する。なお、このときも、受信チャネル制御手段108により、チャネル変更通知パケットが送出されることになる。
(D−2)第4の実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する第4の実施形態の無線通信システム1Cの動作について図11のタイミングチャートを用いて説明する。
図11では、ノード10C−1が、10C−2宛にユニキャストでのデータパケット送信を2回行う(タイミングT401、T404のそれぞれのタイミングで送信)例を示している。なお、図11のタイミングチャートの初期状態として、10C−2〜10C−4は、それぞれチャネルCh2、Ch3、Ch1を用いて受信待機を行っているものとして説明する。また、チャネルリスト105には、図3に示すように、チャネルCh1、Ch2、Ch3と事前に設定してあるものとする。さらに、ノード10C−1は、図11のタイミングチャートのタイミングT401より前の時点で、既に10C−2にパケットを送信したことがあり、ノード10C−1のアドレスチャネル対応テーブル107には10C−2のチャネルがチャネルCh2であることを示すエントリが既に存在しているものとする。さらにまた、図11のタイミングチャートでは、10C−2はノード10C−1の1回目のデータパケット送信(タイミングT401)と、2回目の送信(タイミングT402)の間のタイミングT402の時点で、受信待機チャネルをチャネルCh3に変更している。さらに、ノード10C−1では、パケット送信やパケット送信後の確認応答受信のための待機を行っていないときは、チャネルCh1で受信待機を行っているものとする。以上のように、図11のタイミングチャートは、第3の実施形態の動作説明で用いたタイミングチャート(上述の図9)の場合と同様の初期条件での第4の実施形態の無線通信システム1Cの動作について示している。
まず、タイミングT401の時点で、ノード10C−1では、1回目の10C−2宛にユニキャストでのデータパケット送信が行われる。このとき、ノード10C−1のアドレスチャネル対応テーブル107に、10C−2に係るエントリ(チャネルCh2とするエントリ)が存在するため、ノード10C−1(指定チャネル送信制御手段106)は、チャネルCh2で送信を行う。この時には10C−2はチャネルCh2で受信待機を行っているため正常に送信が成功する。
その後、タイミングT402の時点で、ノード10−2の受信チャネル制御手段108が、チャネルCh2のノイズレベルの悪化などの要因から、ノード10−2の受信待機チャネルをチャネルCh3に変更したものとする。
受信待機の変更後のタイミングT403の時点で、ノード10−2の受信チャネル制御手段108はチャネル変更通知パケットを、ブロードキャストのデータパケットとして送信方法選択部101に供給し、ブロードキャストでの送信を実行させる。
このとき、ノード10−2からのチャネル変更通知パケットは、ブロードキャストで送信されるため、チャネルリスト105に登録された全てのチャネル(チャネルCh1、Ch2、Ch3)で送信される。このとき、ノード10−2からのチャネル変更通知パケットは、チャネルCh1での送信で、ノード10C−1、10C−4に通知され、チャネルCh3での送信でノード10C−3に通知されることになる。チャネル変更通知パケットを受け取ったノード10C−1では、受信チャネル制御手段108により、アドレスチャネル対応テーブル107にノード10−2とチャネルCh3の組が保存される。
その後、タイミングT404の時点で、ノード10C−2宛にユニキャストのデータパケット送信が行われたものとする。このとき、ノード10C−1のアドレスチャネル対応テーブル107にエントリが既にチャネルCh3に更新されているため、チャネルCh3での送信を行うことができ、ノード10C−1から10C−2への送信が正常に完了する。
(D−3)第4の実施形態の効果
第4の実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
無線通信システム1Cでは、受信側のノード10C−2〜10C−4で受信待機チャネルの変更があった場合、送信側のノード10C−1でアドレスチャネル対応テーブル107に記録されているチャネルと、実際に当該受信側のノード10C−2〜10C−4で使用しているチャネルの不整合によって発生する送信失敗を回避することができるようになる。このため、無線通信システム1Cでは、パケットの到達率が向上する。さらに、無線通信システム1Cでは、チャネル変更パケットに変更理由などを付加することで、効率的なチャネル変更を行うことができる。
(E)他の実施形態
本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(E−1)第4の実施形態では、チャネル変更通知パケットに変更後後の受信待機チャネルの情報を付加する例について説明したが、さらにその他の情報(例えば、変更理由ID、変更前の受信待機チャネル)を追加するようにしてもよい。
例えば、各ノードで、電波干渉を検知して受信待機チャネルの変更を行った場合には、当該ノード(受信チャネル制御手段)はチャネル変更通知パケットに、その変更理由を示すデータを挿入するようにしてもよい。例えば、各ノードの受信チャネル制御手段に、変更理由ごとに定義されたIDの一覧を記憶しておき、受信チャネル制御手段がチャネル変更通知パケットを生成する際に、その変更理由に対応するIDを挿入するようにしてもよい。
そして、そのチャネル変更通知パケットを受信したノード(受信チャネル制御手段)は、そのチャネル変更通知パケットに挿入された変更前の受信待機チャネルが、自装置の受信待機チャネルと一致する場合には、近傍に存在する自装置も電波干渉のリスクがあると判断して、受信待機チャネルを変更することができる。これにより、無線通信システム全体で、干渉回避効率を向上させることができる。
そして、このとき各ノード(受信チャネル制御手段)は、近傍ノードの受信待機チャネル変更に合わせて、自装置の受信待機チャネル変更を送る際に、チャネル変更通知パケットに、変更理由として、近傍ノードのチャネル変更に追従して変更したことを示すIDを挿入するようにしてもよい。このように無線通信システムにおいて、各ノードの受信待機チャネルの変更理由をIDによって交換することで、システム全体のノードでのチャネル変更が無限に伝搬することを防ぐことができる。
(E−2)上記の実施形態の無線通信装置では、説明を簡易とするためイーサネットフレーム形式のパケットを授受する構成を例に示したが、授受するパケットの具体的な構造については限定されないものである。
1…無線通信システム、10…ノード10−11…送信方法選択部、102…全チャネル送信制御手段、103…チャネル探索送信制御手段、104…無線部、105…チャネルリスト、10−2〜10−4…ノード。

Claims (11)

  1. 複数の無線通信チャネルのいずれかに切替えて通信可能な無線通信部を備える無線通信装置において、
    複数の無線通信チャネルのリストを記憶するチャネルリスト記憶手段と、
    上記チャネルリスト記憶手段が記憶しているリストに基づいて、無線通信チャネルを切替えながら、上記無線通信部にパケット送信を実行させるチャネル送信制御手段と、
    上記チャネルリスト記憶手段が記憶しているリストに基づいて、無線通信チャネルを切替えながら、パケット送信が成功するまで上記無線通信部にパケット送信を実行させるチャネル探索送信制御手段と、
    送信対象のパケットの内容に基づき、上記チャネル送信制御手段又はチャネル探索送信制御手段のいずれかを選択して当該パケットの送信制御を実行させる送信制御選択手段と
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  2. 宛先アドレスごとに対応する無線通信チャネルを記憶する対応チャネル記憶手段と、
    上記対応チャネル記憶手段に記憶されている宛先アドレスを宛先とするパケットについて、上記対応チャネル記憶手段に記憶されている無線通信チャネルを用いて、上記無線通信部にパケット送信を実行させる指定チャネル送信制御手段とをさらに備え、
    上記送信制御選択手段は、送信対象のパケットの内容に基づき、上記チャネル送信制御手段、チャネル探索送信制御手段、又は指定チャネル送信制御手段のいずれかを選択して当該パケットの送信制御を実行させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 上記無線通信部の通信状況に応じて、上記無線通信部で受信待機する無線通信チャネルを変更する受信待機チャネル制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装置。
  4. 上記受信待機チャネル制御手段は、上記無線通信部で受信待機する無線通信チャネルを変更した場合、変更後の無線通信チャネルを他の近傍の無線通信装置に通知するためのチャネル変更パケットを生成し、当該チャネル変更パケットを、送信対象のパケットとして上記送信制御選択手段に供給することを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 上記無線通信装置は、他の無線通信装置から受信待機する無線通信チャネルを変更する旨を通知するチャネル変更パケットを受信した場合、当該チャネル変更パケットの送信元のアドレスと、当該チャネル変更パケットに設定された変更後の無線通信チャネルとを対応付けて、対応チャネル記憶手段に記憶することを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
  6. 上記チャネル探索送信制御手段は、送信対象のパケットのデータサイズが所定以上の場合、当該パケットの宛先アドレスに対応する無線通信チャネルの探索をするための探索用パケットを用いて、無線通信チャネルを切替えながら、探索用パケットの送信が成功するまで上記無線通信部にパケット送信を実行させ、探索用パケットの送信が成功した無線通信チャネルを用いて、送信対象のパケットを上記無線通信部に送信させることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の無線通信装置。
  7. 上記チャネル送信制御手段及びチャネル探索送信制御手段は、上記無線通信チャネルを切替えながら、上記無線通信部にパケット送信を実行させる際の無線通信チャネルを切替える順序をランダムに決定することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の無線通信装置。
  8. 上記受信待機チャネル制御手段は、上記指定チャネル送信制御手段を用いたパケット送信での送信失敗回数が所定以上となった宛先アドレスが発生した場合、上記対応チャネル記憶手段から当該宛先アドレスに係るデータを削除することを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  9. 上記受信待機チャネル制御手段は、上記無線通信部で受信待機する無線通信チャネルを変更する際に、上記無線通信部に複数の無線通信チャネルでのスキャンを実行させ、そのスキャンの実行結果に基づいて変更後の無線通信チャネルを決定することを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  10. 複数の無線通信チャネルのいずれかに切替えて通信可能な無線通信部を備える無線通信装置の無線通信方法において、
    チャネルリスト記憶手段、チャネル探索送信制御手段、及び送信制御選択手段を備え、
    上記チャネルリスト記憶手段は、複数の無線通信チャネルのリストを記憶し、
    上記チャネル送信制御手段は、上記チャネルリスト記憶手段が記憶しているリストに基づいて、無線通信チャネルを切替えながら、上記無線通信部にパケット送信を実行さ、
    上記チャネル探索送信制御手段は、上記チャネルリスト記憶手段が記憶しているリストに基づいて、無線通信チャネルを切替えながら、パケット送信が成功するまで上記無線通信部にパケット送信を実行させ、
    上記送信制御選択手段は、送信対象のパケットの内容に基づき、上記チャネル送信制御手段又はチャネル探索送信制御手段のいずれかを選択して当該パケットの送信制御を実行させる
    ことを特徴とする無線通信方法。
  11. 複数の無線通信チャネルのいずれかに切替えて通信可能な無線通信部を有する無線通信装置を複数備える無線通信システムにおいて、一部又は全部の無線通信装置として、請求項1〜9のいずれかに記載の無線通信装置を適用したことを特徴とする無線通信システム。
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