JP2016535534A - マルチチャネルベースのデータ送信方法およびデータ送信装置 - Google Patents

マルチチャネルベースのデータ送信方法およびデータ送信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016535534A
JP2016535534A JP2016539378A JP2016539378A JP2016535534A JP 2016535534 A JP2016535534 A JP 2016535534A JP 2016539378 A JP2016539378 A JP 2016539378A JP 2016539378 A JP2016539378 A JP 2016539378A JP 2016535534 A JP2016535534 A JP 2016535534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
initial frame
transmission
data
channels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016539378A
Other languages
English (en)
Inventor
云波 李
云波 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huawei Technologies Co Ltd
Original Assignee
Huawei Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huawei Technologies Co Ltd filed Critical Huawei Technologies Co Ltd
Publication of JP2016535534A publication Critical patent/JP2016535534A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/56Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on priority criteria
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/54Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
    • H04W72/542Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria using measured or perceived quality
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]

Abstract

本発明は、マルチチャネルベースのデータ送信方法およびデータ送信装置に関する。マルチチャネルベースのデータ送信方法は、利用可能なチャネルを特定することと、送信予定データの優先度に従って、送信予定データが使用できるチャネルの数を特定することであって、送信予定データの優先度が使用できるチャネルの数に比例する、特定することと、利用可能なチャネルからチャネルを選択して送信予定データに対応する初期フレームを送信することであって、チャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、送信することとを含む。

Description

本発明は、通信技術の分野に関し、詳細には、マルチチャネルベースのデータ送信方法およびデータ送信装置に関する。
通信システムのサービス品質(Quality of Service、QoS)特性を高めるために、拡張分散チャネルアクセス(Enhanced Distributed Channel Access、EDCA)がIEEE802.11e規格に導入されている。拡張分散チャネルアクセスの基本原理は、サービスを通信データの優先度の降順で4つの異なるサービスタイプ:音声のアクセスカテゴリ(Access Category of Voice、AC_VO)、ビデオのアクセスカテゴリ(Access Category of Video、AC_VI)、ベストエフォートのアクセスカテゴリ(Access Category of Best Effect、AC_BE)、およびバックグラウンドのアクセスカテゴリ(Access Category of Background、AC_BK)に分類することである。サービスタイプの優先度が高いほど、チャネルがバックオフの前にアイドルである待ち時間が短いこと、およびバックオフウィンドウが短いことが要求される。このようにして、短い遅延時間を要求する音声サービスなどの高QoSサービスは、優先度が高いサービスタイプ(たとえば、AC_VO)として割り振ることができる。遅延に対する要件が低いファイルダウンローディングなどのサービスは、優先度がより低いサービスタイプ(たとえば、AC_BE)として割り振ることができる。低優先度サービスと比較して、高優先度サービスは明らかなアクセスの利点を有し、その結果、高優先度サービスの遅延がより良好に保証され得る。
しかしながら、通信システム内のステーションの数が比較的小さい場合にEDCAはより効果的である。しかしながら、通信システム内のステーションの数がますます大きくなると、特に、高優先度サービスを使用するユーザが多すぎる場合、複数のステーション間の衝突の確率が増大する可能性がある。高優先度サービスのバックオフウィンドウはより小さいので、衝突の状況はより厳しい可能性がある。
この問題を解決する方法は、ワイヤレスローカルアクセスネットワーク(Wireless Local Access Network、WLAN)の現在のシングルチャネルアクセス方式をマルチチャネルアクセス方式に変更することである。特定のマルチチャネル分割方式は複数の方法を有する場合があり、たとえば、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、OFDMA)方式では、通信チャネル全体が複数の直交チャネルに分割される。別の例では、通信帯域内の各20MHzがチャネルとして使用される。マルチチャネルアクセスシステムでは、ユーザ機器を複数のチャネルに分散させることによって、各チャネル上の衝突の確率を低減することができる。
しかしながら、現在のマルチチャネルアクセスシステムでは、ステーションはデータ送信を実行するために1度に1つのチャネルしか選ぶことができず、送信が失敗した場合、ステーションは再びデータを送信するために比較的長時間待つ必要があり、その結果、特に優先度が高いデータの場合データの送信遅延が増大し、優先度が高いデータの送信遅延が長いと、通信システム全体のQoSに影響を与える可能性がある。
この点において、本発明は、優先度が高いデータの送信遅延を効果的に低減し、それにより通信システムのQoSを改善することができる、マルチチャネルベースのデータ送信方法およびデータ送信装置を提供する。
第1の態様では、本発明の一実施形態はマルチチャネルベースのデータ送信方法を提供し、方法は、
利用可能なチャネルを特定するステップと、
送信予定データの優先度に従って、送信予定データが使用できるチャネルの数を特定するステップであって、送信予定データの優先度が使用できるチャネルの数に比例する、ステップと、
利用可能なチャネルからチャネルを選択して送信予定データに対応する初期フレームを送信するステップであって、チャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、ステップと
を含む。
第1の態様の第1の可能な実装方式では、利用可能なチャネルを特定するステップは、具体的に、すべてのチャネルに対してリッスンし、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルを利用可能なチャネルとして特定するステップ、または、スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルを利用可能なチャネルとして特定するステップである。
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、利用可能なチャネルからチャネルを選択して送信予定データに対応する初期フレームを送信するステップは、具体的に、選択されたチャネル上で、送信予定データに対応する1つまたは複数の同じ初期フレームを送信するステップである。
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実装方式または第1の態様の第2の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式では、初期フレームは送信予定データを搬送しないか、または送信予定データの一部を搬送するか、または送信予定データのすべてを搬送し、初期フレームが送信予定データを搬送しないとき、利用可能なチャネルからチャネルを選択して送信予定データに対応する初期フレームを送信するステップの後に、方法は、初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、送信予定データを送信するステップをさらに含み、初期フレームが送信予定データの一部を搬送するとき、利用可能なチャネルからチャネルを選択して送信予定データに対応する初期フレームを送信するステップの後に、方法は、初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、初期フレーム内では搬送されず、送信予定データの中にあるデータを送信するステップをさらに含む。
第2の態様では、本発明の一実施形態はマルチチャネルベースのデータ送信方法を提供し、方法は、
利用可能なチャネルを選択するステップと、
利用可能なチャネル上で、送信予定データに対応する初期フレームを送信するステップと、
初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定するステップと、
初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たす場合、初期フレームの送信を停止し、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たさない場合、利用可能なチャネルを再選択し、再選択された利用可能なチャネル上で初期フレームを送信するステップと
を含む。
第2の態様の第1の可能な実装方式では、プリセット条件は、初期フレームが首尾よく送信されることを含む。
第2の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、プリセット条件は、以下の条件:初期フレームの送信回数が送信回数のプリセット数に達すること、および初期フレームが利用可能なチャネルを占有する間の時間がプリセット時間しきい値を超えることのうちの少なくとも1つをさらに含み、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たす場合、初期フレームの送信を停止するステップは、具体的に、初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれる少なくとも1つの条件を満たす場合、初期フレームの送信を停止するステップであり、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たさない場合、利用可能なチャネルを再選択し、再選択された利用可能なチャネル上で初期フレームを送信するステップは、具体的に、初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれるすべての条件を満たさない場合、利用可能なチャネルを再選択し、再選択された利用可能なチャネル上で初期フレームを送信するステップである。
第2の態様の第2の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式では、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定するステップの前に、方法は、送信予定データの優先度に従って送信回数を設定するステップであって、送信予定データの優先度が送信回数に比例する、ステップをさらに含む。
第2の態様または第2の態様の第1の可能な実装方式または第2の態様の第2の可能な実装方式または第2の態様の第3の可能な実装方式を参照して、第4の可能な実装方式では、利用可能なチャネルを選択するステップは、具体的に、すべてのチャネルに対してリッスンし、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルからチャネルを利用可能なチャネルとして選択するステップ、または、スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルからチャネルを利用可能なチャネルとして選択するステップである。
第2の態様の第2の可能な実装方式を参照して、第5の可能な実装方式では、利用可能なチャネルを選択するステップの前に、方法は、送信予定データの優先度に従って、送信予定データが使用できるチャネルの数を特定するステップであって、送信予定データの優先度は使用できるチャネルの数に比例する、ステップをさらに含み、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定するステップの前に、方法は、送信回数を使用できるチャネルの数に設定するステップをさらに含む。
第2の態様の第5の可能な実装方式を参照して、第6の可能な実装方式では、利用可能なチャネルを選択するステップは、具体的に、チャネルを選択するステップであって、チャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、ステップ、および、すべてのチャネルに対してリッスンし、それらのチャネルから、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルを利用可能なチャネルとして選択するステップ、または、スケジューラにスケジューリング要求を送信するステップであって、スケジューリング要求が使用できるチャネルの数を搬送する、ステップ、および、スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルからチャネルを利用可能なチャネルとして選択するステップであって、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、ステップである。
第2の態様の第1の可能な実装方式または第2の態様の第2の可能な実装方式または第2の態様の第3の可能な実装方式または第2の態様の第4の可能な実装方式または第2の態様の第5の可能な実装方式または第2の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第7の可能な実装方式では、初期フレームは送信予定データを搬送しないか、または送信予定データの一部を搬送するか、または送信予定データのすべてを搬送し、初期フレームが送信予定データを搬送しないとき、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定するステップの後に、方法は、初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、送信予定データを送信するステップをさらに含み、初期フレームが送信予定データの一部を搬送するとき、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定するステップの後に、方法は、初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、初期フレーム内では搬送されず、送信予定データの中にあるデータを送信するステップをさらに含む。
第3の態様では、本発明の一実施形態はマルチチャネルベースのデータ送信装置を提供し、装置は、
利用可能なチャネルを特定するように構成された第1の特定ユニットと、
送信予定データの優先度に従って、送信予定データが使用できるチャネルの数を特定するように構成された第2の特定ユニットであって、送信予定データの優先度が使用できるチャネルの数に比例する、第2の特定ユニットと、
利用可能なチャネルからチャネルを選択して送信予定データに対応する初期フレームを送信するように構成された送信ユニットであって、チャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、送信ユニットと
を含む。
第3の態様の第1の可能な実装方式では、第1の特定ユニットは、具体的に、すべてのチャネルに対してリッスンし、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルを利用可能なチャネルとして特定すること、または、スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルを利用可能なチャネルとして特定することを行うように構成される。
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、送信ユニットは、具体的に、選択されたチャネル上で、送信予定データに対応する1つまたは複数の同じ初期フレームを送信するように構成される。
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実装方式または第3の態様の第2の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式では、初期フレームは送信予定データを搬送しないか、または送信予定データの一部を搬送するか、または送信予定データのすべてを搬送し、送信ユニットは、初期フレームが送信予定データを搬送しないとき、かつ初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、送信予定データを送信するようにさらに構成され、送信ユニットは、初期フレームが送信予定データの一部を搬送するとき、かつ初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、初期フレーム内では搬送されず、送信予定データの中にあるデータを送信するようにさらに構成される。
第4の態様では、本発明の一実施形態はマルチチャネルベースのデータ送信装置を提供し、装置は、
利用可能なチャネルを選択するように構成された選択ユニットと、
利用可能なチャネル上で、送信予定データに対応する初期フレームを送信するように構成された送信ユニットと、
初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定するように構成された判定ユニットと
を含み、
初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たす場合、初期フレームの送信が停止され、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たさない場合、選択ユニットは利用可能なチャネルを再選択し、送信ユニットは再選択された利用可能なチャネル上で初期フレームを送信する。
第4の態様の第1の可能な実装方式では、プリセット条件は、初期フレームが首尾よく送信されることを含む。
第4の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、プリセット条件は、以下の条件:送信予定データに対応する初期フレームの送信回数が送信回数のプリセット数に達すること、および送信予定データに対応する初期フレームが利用可能なチャネルを占有する間の時間がプリセット時間しきい値を超えることのうちの少なくとも1つをさらに含み、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすことは、具体的に、初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれる少なくとも1つの条件を満たすことであり、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たさないことは、具体的に、初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれるすべての条件を満たさないことである。
第4の態様の第2の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式では、装置は、送信予定データの優先度に従って送信回数を設定するように構成された設定ユニットをさらに含み、送信予定データの優先度は送信回数に比例する。
第4の態様または第4の態様の第1の可能な実装方式または第4の態様の第2の可能な実装方式または第4の態様の第3の可能な実装方式を参照して、第4の可能な実装方式では、選択ユニットは、具体的に、すべてのチャネルに対してリッスンし、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルからチャネルを利用可能なチャネルとして選択すること、または、スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルからチャネルを利用可能なチャネルとして選択することを行うように構成される。
第4の態様の第2の可能な実装方式を参照して、第5の可能な実装方式では、装置は、送信予定データの優先度に従って、送信予定データが使用できるチャネルの数を特定するように構成された特定ユニットであって、送信予定データの優先度が使用できるチャネルの数に比例する、特定ユニットと、送信回数を使用できるチャネルの数に設定するように構成された設定ユニットとをさらに含む。
第4の態様の第5の可能な実装方式を参照して、第6の可能な実装方式では、選択ユニットは、具体的に、チャネルを選択することであって、チャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、選択すること、および、すべてのチャネルに対してリッスンし、それらのチャネルから、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルを利用可能なチャネルとして選択すること、または、スケジューラにスケジューリング要求を送信することであって、スケジューリング要求が使用できるチャネルの数を搬送する、送信すること、および、スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルからチャネルを利用可能なチャネルとして選択することであって、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、選択することを行うように構成される。
第4の態様の第1の可能な実装方式または第4の態様の第2の可能な実装方式または第4の態様の第3の可能な実装方式または第4の態様の第4の可能な実装方式または第4の態様の第5の可能な実装方式または第4の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第7の可能な実装方式では、初期フレームは送信予定データを搬送しないか、または送信予定データの一部を搬送するか、または送信予定データのすべてを搬送し、送信ユニットは、初期フレームが送信予定データを搬送しないとき、かつ初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、送信予定データを送信するようにさらに構成され、送信ユニットは、初期フレームが送信予定データの一部を搬送するとき、かつ初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、初期フレーム内では搬送されず、送信予定データの中にあるデータを送信するようにさらに構成される。
第5の態様では、本発明の一実施形態はステーションを提供し、ステーションは、
プロセッサと、
メモリと
を含み、
メモリはプログラムコードを記憶するように構成され、プロセッサは、以下の動作:
利用可能なチャネルを特定することと、
送信予定データの優先度に従って、送信予定データが使用できるチャネルの数を特定することであって、送信予定データの優先度が使用できるチャネルの数に比例する、特定することと、
利用可能なチャネルからチャネルを選択して送信予定データに対応する初期フレームを送信することであって、チャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、送信することと
を実行するために、メモリ内のプログラムコードを起動するように構成される。
第5の態様の第1の可能な実装方式では、利用可能なチャネルを特定することは、具体的に、すべてのチャネルに対してリッスンし、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルを利用可能なチャネルとして特定すること、または、スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルを利用可能なチャネルとして特定することである。
第5の態様または第5の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、利用可能なチャネルからチャネルを選択して送信予定データに対応する初期フレームを送信することは、具体的に、選択されたチャネル上で、送信予定データに対応する1つまたは複数の同じ初期フレームを送信することである。
第5の態様または第5の態様の第1の可能な実装方式または第5の態様の第2の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式では、初期フレームは送信予定データを搬送しないか、または送信予定データの一部を搬送するか、または送信予定データのすべてを搬送し、初期フレームが送信予定データを搬送しないとき、利用可能なチャネルからチャネルを選択して送信予定データに対応する初期フレームを送信した後、プロセッサは、以下の動作:初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、送信予定データを送信することをさらに実行するために、メモリ内のプログラムコードを起動し、初期フレームが送信予定データの一部を搬送するとき、利用可能なチャネルからチャネルを選択して送信予定データに対応する初期フレームを送信した後、プロセッサは、以下の動作:初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、初期フレーム内では搬送されず、送信予定データの中にあるデータを送信することをさらに実行するために、メモリ内のプログラムコードを起動する。
第6の態様では、本発明の一実施形態はステーションを提供し、ステーションは、
プロセッサと、
メモリと
を含み、
メモリはプログラムコードを記憶するように構成され、プロセッサは、以下の動作:
利用可能なチャネルを選択することと、
利用可能なチャネル上で、送信予定データに対応する初期フレームを送信することと、
初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定することと、
初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たす場合、初期フレームの送信を停止し、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たさない場合、利用可能なチャネルを再選択し、再選択された利用可能なチャネル上で初期フレームを送信することと
を実行するために、メモリ内のプログラムコードを起動するように構成される。
第6の態様の第1の可能な実装方式では、プリセット条件は、初期フレームが首尾よく送信されることを含む。
第6の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、プリセット条件は、以下の条件:送信予定データに対応する初期フレームの送信回数が送信回数のプリセット数に達すること、および送信予定データに対応する初期フレームが利用可能なチャネルを占有する間の時間がプリセット時間しきい値を超えることのうちの少なくとも1つをさらに含み、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たす場合、初期フレームの送信を停止することは、具体的に、初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれる少なくとも1つの条件を満たす場合、初期フレームの送信を停止することであり、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たさない場合、利用可能なチャネルを再選択し、再選択された利用可能なチャネル上で初期フレームを送信することは、具体的に、初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれるすべての条件を満たさない場合、利用可能なチャネルを再選択し、再選択された利用可能なチャネル上で初期フレームを送信することである。
第6の態様の第2の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式では、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定する前に、プロセッサは、以下の動作:送信予定データの優先度に従って送信回数を設定することをさらに実行するために、メモリ内のプログラムコードを起動し、送信予定データの優先度は送信回数に比例する。
第6の態様または第6の態様の第1の可能な実装方式または第6の態様の第2の可能な実装方式または第6の態様の第3の可能な実装方式を参照して、第4の可能な実装方式では、利用可能なチャネルを選択することは、具体的に、すべてのチャネルに対してリッスンし、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルからチャネルを利用可能なチャネルとして選択すること、または、スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルからチャネルを利用可能なチャネルとして選択することである。
第6の態様の第2の可能な実装方式を参照して、第5の可能な実装方式では、利用可能なチャネルを選択する前に、プロセッサは、以下の動作:送信予定データの優先度に従って、送信予定データが使用できるチャネルの数を特定することをさらに実行するために、メモリ内のプログラムコードを起動し、送信予定データの優先度は使用できるチャネルの数に比例し、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定する前に、プロセッサは、以下の動作:送信回数を使用できるチャネルの数に設定することをさらに実行するために、メモリ内のプログラムコードを起動する。
第6の態様の第5の可能な実装方式を参照して、第6の可能な実装方式では、利用可能なチャネルを選択することは、具体的に、チャネルを選択することであって、チャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、選択すること、および、すべてのチャネルに対してリッスンし、それらのチャネルから、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルを利用可能なチャネルとして選択すること、または、スケジューラにスケジューリング要求を送信することであって、スケジューリング要求が使用できるチャネルの数を搬送する、送信すること、および、スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルからチャネルを利用可能なチャネルとして選択することであって、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、選択することである。
第6の態様の第1の可能な実装方式または第6の態様の第2の可能な実装方式または第6の態様の第3の可能な実装方式または第6の態様の第4の可能な実装方式または第6の態様の第5の可能な実装方式または第6の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第7の可能な実装方式では、初期フレームは送信予定データを搬送しないか、または送信予定データの一部を搬送するか、または送信予定データのすべてを搬送し、初期フレームが送信予定データを搬送しないとき、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定した後、プロセッサは、以下の動作:初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、送信予定データを送信することをさらに実行するために、メモリ内のプログラムコードを起動し、初期フレームが送信予定データの一部を搬送するとき、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定した後、プロセッサは、以下の動作:初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、初期フレーム内では搬送されず、送信予定データの中にあるデータを送信することをさらに実行するために、メモリ内のプログラムコードを起動する。
上記の解決策では、送信予定データが使用できるチャネルの数は優先度に従って特定され、より高い優先度は使用できるチャネルのより大きい数を示し、送信予定データに対応する初期フレームは複数の利用可能なチャネルを同時に使用することによって送信され、それにより、優先度が高いデータを送信する成功率が効果的に向上され得るし、その結果、優先度が高いデータの送信遅延が比較的減少し、それにより、通信システムのQoSが改善される。
本発明の一実施形態による、マルチチャネルベースのデータ送信方法の概略フローチャートである。 本発明の一実施形態による、別のマルチチャネルベースのデータ送信方法の概略フローチャートである。 本発明の一実施形態による、さらに別のマルチチャネルベースのデータ送信方法の概略フローチャートである。 本発明の一実施形態による、さらに別のマルチチャネルベースのデータ送信方法の概略フローチャートである。 本発明の一実施形態による、マルチチャネルベースのデータ送信装置の概略構造図である。 本発明の一実施形態による、ステーションの概略構造図である。 本発明の一実施形態による、別のマルチチャネルベースのデータ送信装置の概略構造図である。 本発明の一実施形態による、さらに別のマルチチャネルベースのデータ送信装置の概略構造図である。 本発明の一実施形態による、さらに別のマルチチャネルベースのデータ送信装置の概略構造図である。 本発明の一実施形態による、別のステーションの概略構造図である。
本発明の目的、技術的解決策、および利点をより明確にするために、以下で、添付の図面を参照して、本発明を詳細にさらに記載する。明らかに、記載される実施形態は、本発明の実施形態のすべてではなく、一部にすぎない。創造的な努力なしに本発明の実施形態に基づいて、当業者によって取得されるすべての他の実施形態は、本発明の保護範囲内に入るべきである。
図1は、本発明の一実施形態による、さらに別のマルチチャネルベースのデータ送信方法の概略フローチャートである。マルチチャネルベースのデータ送信方法は、ステーションによって実行される。図1に示されたように、マルチチャネルベースのデータ送信方法は、以下のステップを含む。
ステップS101:利用可能なチャネルを特定する。
場合によっては、競合モードにおいて、ステーションは、最初にすべてのチャネルに対してリッスンし、次いで、すべてのチャネルから、アイドル状態にありバックオフプロセスの実行を完了したチャネルを利用可能なチャネルとして特定する。
場合によっては、競合なしモードにおいて、ステーションは、スケジューラによって送信されたスケジューリング命令内の指示に従って、利用可能なチャネルを特定する。たとえば、ステーション1がチャネル1およびチャネル2上で送信を実行するようにスケジューラによってスケジュールされ、ステーション2がチャネル3およびチャネル4上で送信を実行するようにスケジューラによってスケジュールされる場合、ステーション1は、スケジューリング命令を受信した後、チャネル1およびチャネル2を利用可能なチャネルとして特定し、ステーション2は、スケジューリング命令を受信した後、チャネル3およびチャネル4を利用可能なチャネルとして特定する。
ステップS102:送信予定データの優先度に従って、送信予定データが使用できるチャネルの数を特定し、送信予定データの優先度は使用できるチャネルの数に比例する。
具体的には、使用できるチャネルの数は、送信予定データのサービスタイプの優先度に従って特定され、サービスタイプは、優先度の降順でAC_VO、AC_VI、AC_BE、およびAC_BKである。サービスタイプのより高い優先度は、サービスタイプに対応する送信予定データが使用できるチャネルのより大きい数を示す。たとえば、送信予定データのサービスタイプがAC_VOである場合、送信予定データが使用できるチャネルの数は7であり、送信予定データのサービスタイプがAC_VIである場合、送信予定データが使用できるチャネルの数は5であり、送信予定データのサービスタイプがAC_BEである場合、送信予定データが使用できるチャネルの数は3であり、送信予定データのサービスタイプがAC_BKである場合、送信予定データが使用できるチャネルの数は2である。上記は本発明の一例として使用されたにすぎず、使用できるチャネルの特定の数は、具体的に限定されないことに留意されたい。
加えて、送信予定データの優先度は、送信予定データのパケット誤り率に従って決定され、より高いパケット誤り率は、より高い優先度および使用できるチャネルのより大きい数を示す。
ステップS103:利用可能なチャネルからチャネルを選択して送信予定データに対応する初期フレームを送信し、選択されたチャネルの数は使用できるチャネルの数を超えない。
ステーションは、送信予定データに対応する初期フレームを送信することによって、送信予定データを受信エンドに首尾よく送信することができるかどうかを判定する。送信予定データに対応する初期フレームが首尾よく送信された場合、利用可能なチャネルを使用することによって送信予定データを首尾よく送信することができると判定することができ、送信予定データに対応する初期フレームの送信に失敗した場合、利用可能なチャネルを使用することによって送信予定データを送信することができないと判定することができる。
場合によっては、送信予定データに対応する1つまたは複数の同じ初期フレームが、選択されたチャネル上で送信される。
具体的には、最初に、チャネルが利用可能なチャネルからランダムに選択され、ここで、選択されたチャネルの数は特定された使用できるチャネルの数を超えず、次いで、送信予定データの1つの初期フレームが選択されたチャネルの中の各チャネル上で送信されるか、または送信予定データの1つの初期フレームが複数の選択されたチャネル上で送信される。
たとえば、送信予定データが使用できるチャネルの数が4である場合、利用可能なチャネルから4つのチャネルが選択され、次いで、送信予定データの1つの初期フレームが各チャネル上で送信されるか、または送信予定データの1つの初期フレームが2つのチャネルごとに送信され、送信予定データの合計2つの初期フレームが送信され、ここで、2つの初期フレームは同じである。
このステップにおいて、送信予定データに対応する2つ以上の同じ初期フレームが複数の利用可能なチャネル上で送信され、これはダイバーシティ効果を実現することができ、それにより、初期フレームのパケット誤り率が低減される。
場合によっては、送信予定データに対応する初期フレームは送信予定データを搬送しないか、または送信予定データの一部を搬送するか、または送信予定データのすべてを搬送する。
送信予定データに対応する初期フレームが送信予定データを搬送しないとき、ステップS103の後に、方法は、
初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、送信予定データを送信すること
をさらに含む。
送信予定データに対応する初期フレームが送信予定データの一部を搬送するとき、ステップS103の後に、方法は、
初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、初期フレーム内では搬送されず、送信予定データの中にあるデータを送信すること
をさらに含む。
初期フレームが首尾よく送信されたかどうかが、応答フレームまたは確認応答フレームを使用することによって判定される必要がない(たとえば、送信予定データがブロードキャストデータである)場合、ステップS103の後すぐに、初期フレームが首尾よく送信されたと考えられることに留意されたい。初期フレームが首尾よく送信されたかどうかが、応答フレームまたは確認応答フレームを使用することによって判定される必要がある場合、受信エンドによって送信された応答フレームまたは確認応答フレームが受信されると、送信予定データが首尾よく送信されたと判定される。
本実施形態において提供されるマルチチャネルベースのデータ送信方法を使用することによって、ステーションは、優先度に従って送信予定データが使用できるチャネルの数を特定し、ここで、より高い優先度が使用できるチャネルのより大きい数を示し、次いで、複数の利用可能なチャネルを同時に使用することによって、送信予定データに対応する初期フレームを送信し、それにより、優先度が高いデータを送信する成功率が効果的に向上され得るし、その結果、優先度が高いデータの送信遅延が比較的減少し、それにより、通信システムのQoSが改善される。
図2は、本発明の一実施形態による、マルチチャネルベースのデータ送信方法の概略フローチャートである。マルチチャネルベースのデータ送信方法は、ステーションによって実行される。図2に示されたように、マルチチャネルベースのデータ送信方法は、以下のステップを含む。
ステップS201:利用可能なチャネルを選択する。
ステップS202:利用可能なチャネル上で、送信予定データに対応する初期フレームを送信する。
ステップS203:送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定する。
送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たさない場合、ステップS201〜S203が実行される。
送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たす場合、手順は終了し、送信予定データに対応する初期フレームの送信は停止される。
本実施形態において提供されるマルチチャネルベースのデータ送信方法を使用することによって、ステーションは、利用可能なチャネルを選択し、利用可能なチャネル上で送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たさないとき、ステーションは、利用可能なチャネルをすぐに再選択して送信を実行することができ、長時間待つ必要がなく、したがって、データの送信遅延が低減され、それにより、通信システムのQoSが改善される。
図3は、本発明の一実施形態による、別のマルチチャネルベースのデータ送信方法の概略フローチャートである。マルチチャネルベースのデータ送信方法は、ステーションによって実行される。図3に示されたように、マルチチャネルベースのデータ送信方法は、以下のステップを含む。
ステップS301:すべてのチャネルから利用可能なチャネルを選択する。
場合によっては、ステーションは、リッスンされたすべてのチャネルの状況に応じて、すべてのチャネルから利用可能なチャネルを選択する。具体的には、競合モードにおいて、ステーションは、最初にすべてのチャネルに対してリッスンし、すべてのチャネルから、バックオフプロセスの実行を完了したアイドルチャネルを利用可能なチャネルとして選択する。
場合によっては、ステーションは、チャネルスケジューリング状況に応じて、すべてのチャネルから利用可能なチャネルを選択する。具体的には、競合なしモードにおいて、ステーションは、スケジューラによって送信されたスケジューリング命令内の指示に従って、利用可能なチャネルを選択する。たとえば、ステーション1がチャネル1およびチャネル2上で送信を実行するようにスケジューラによってスケジュールされ、ステーション2がチャネル3およびチャネル4上で送信を実行するようにスケジューラによってスケジュールされる場合、ステーション1は、スケジューリング命令を受信した後、利用可能なチャネルとしてチャネル1およびチャネル2からチャネルをランダムに選択し、ステーション2は、スケジューリング命令を受信した後、利用可能なチャネルとしてチャネル3およびチャネル4からチャネルをランダムに選択する。
ステップS302:利用可能なチャネル上で、送信予定データに対応する初期フレームを送信する。
ステーションは、送信予定データに対応する初期フレームを送信することによって、送信予定データを受信エンドに首尾よく送信することができるかどうかを判定する。送信予定データに対応する初期フレームが首尾よく送信された場合、利用可能なチャネルを使用することによって送信予定データを首尾よく送信することができると判定することができ、送信予定データに対応する初期フレームの送信に失敗した場合、利用可能なチャネルを使用することによって送信予定データを送信することができないと判定することができる。
ステップS303:送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定する。
具体的には、プリセット条件は、
送信予定データに対応する初期フレームが首尾よく送信されること
を含む。
初期フレームが首尾よく送信されたかどうかが、応答フレームまたは確認応答フレームを使用することによって判定される必要がない(たとえば、送信予定データがブロードキャストデータである)場合、ステップ302の後すぐに、初期フレームが首尾よく送信されたと考えられることに留意されたい。初期フレームが首尾よく送信されたかどうかが、応答フレームまたは確認応答フレームを使用することによって判定される必要がある場合、受信エンドによって送信された応答フレームまたは確認応答フレームが受信されると、送信予定データが首尾よく送信されたと判定される。送信予定データに対応する初期フレームが首尾よく送信されたと判定された後、送信予定データに対応する初期フレームの送信は停止される。
好ましくは、送信予定データに対応する初期フレームが送信にいつも失敗した場合、かつ制限を行う他の条件がない場合、ステップS301〜S303はずっと永久に繰り返され、したがって、プリセット条件は、以下の条件:
送信予定データに対応する初期フレームの送信回数が送信回数のプリセット数に達すること、および
送信予定データに対応する初期フレームが利用可能なチャネルを占有する間の時間がプリセット時間しきい値を超えること
のうちの少なくとも1つをさらに含む場合がある。
送信予定データに対応する初期フレームの送信回数が送信回数のプリセット数に達することは、送信予定データに対応する初期フレームがすでに何回も送信されていることを示し、送信予定データに対応する初期フレームの送信に失敗する理由は、チャネルと無関係である可能性があり、したがって、送信予定データに対応する初期フレームは永久に送信することができず、送信回数の上限が設定される必要がある。送信予定データに対応する初期フレームの送信回数が送信回数の上限に達すると、送信予定データに対応する初期フレームはもはや送信されない。
好ましくは、送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定する前に、方法は、送信予定データの優先度に従って送信回数を設定することをさらに含み、送信予定データの優先度は送信回数に比例し、すなわち、送信予定データのより高い優先度は、それに応じて、送信予定データの送信回数のより大きいプリセット数を示す。たとえば、送信予定データの優先度は、送信予定データのサービスタイプに従って決定され、送信予定データのサービスタイプがAC_VOである場合、それに応じて、送信予定データの送信回数のプリセット数は7回であり、送信予定データのサービスタイプがAC_VIである場合、それに応じて、送信予定データの送信回数のプリセット数は5回であり、送信予定データのサービスタイプがAC_BEである場合、それに応じて、送信予定データの送信回数のプリセット数は3回であり、送信予定データのサービスタイプがAC_BKである場合、それに応じて、送信予定データの送信回数のプリセット数は2回である。上記は本発明の一例として使用されたにすぎず、送信回数の特定のプリセット数は、具体的に限定されないことに留意されたい。別の例として、送信予定データの優先度は、送信予定データのパケット誤り率に従って決定され、より高いパケット誤り率は、より高い優先度および送信回数のより大きいプリセット数を示す。
送信予定データに対応する初期フレームが利用可能なチャネルを占有する間の時間がプリセット時間しきい値を超えることは、送信予定データに対応する初期フレームがすでに長時間利用可能なチャネルを占有しており、すべての他のチャネルが利用不可状態にあり得ること、すなわち、送信予定データに対応する初期フレームの送信を再び実行するために、別の利用可能なチャネルを選択することができないことを示し、これは遅延をもたらす可能性もある。加えて、送信予定データがリアルタイムサービスである場合、特定の時間が満了した後、データは無効になる可能性があり、その結果、送信予定データはずっと待ち続けることができない。したがって、時間しきい値の上限が設定され、送信予定データに対応する初期フレームが利用可能なチャネルを占有する間の時間が時間しきい値の上限を超えると、送信予定データに対応する初期フレームの送信は停止される。
送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれる少なくとも1つの条件を満たす場合、手順は終了し、送信予定データに対応する初期フレームの送信は停止される。
送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれるすべての条件を満たさない場合、送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれる少なくとも1つの条件を満たすまで、ステップS301〜S303が再び実行される。
プリセット条件は別の条件をさらに含む場合があり、上記の3つの条件は本発明の実施形態3における説明用の例として使用され、本発明において限定されないことに留意されたい。
場合によっては、送信予定データに対応する初期フレームは送信予定データを搬送しないか、または送信予定データの一部を搬送するか、または送信予定データのすべてを搬送する。
送信予定データに対応する初期フレームが送信予定データを搬送しないとき、ステップS303の後に、方法は、
初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、送信予定データを送信すること
をさらに含む。
送信予定データに対応する初期フレームが送信予定データの一部を搬送するとき、ステップS303の後に、方法は、
初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、初期フレーム内では搬送されず、送信予定データの中にあるデータを送信すること
をさらに含む。
本実施形態において提供されるマルチチャネルベースのデータ送信方法を使用することによって、ステーションは、利用可能なチャネルを選択し、利用可能なチャネル上で送信予定データに対応する初期フレームの送信に失敗したとき、ステーションは、利用可能なチャネルをすぐに再選択して再び送信を実行することができ、長時間待つ必要がなく、したがって、データの送信遅延が低減され、それにより、通信システムのQoSが改善される。
図4は、本発明の一実施形態による、さらに別のマルチチャネルベースのデータ送信方法の概略フローチャートである。マルチチャネルベースのデータ送信方法は、ステーションによって実行される。図4に示されたように、マルチチャネルベースのデータ送信方法は、以下のステップを含む。
ステップS401:送信予定データの優先度に従って、送信予定データが使用できるチャネルの数を特定し、送信予定データの優先度は使用できるチャネルの数に比例する。
場合によっては、使用できるチャネルの数は、送信予定データのサービスタイプの優先度に従って特定され、サービスタイプは、優先度の降順でAC_VO、AC_VI、AC_BE、およびAC_BKである。サービスタイプのより高い優先度は、サービスタイプに対応する送信予定データが使用できるチャネルのより大きい数を示す。たとえば、送信予定データのサービスタイプがAC_VOである場合、送信予定データが使用できるチャネルの数は7であり、送信予定データのサービスタイプがAC_VIである場合、送信予定データが使用できるチャネルの数は5であり、送信予定データのサービスタイプがAC_BEである場合、送信予定データが使用できるチャネルの数は3であり、送信予定データのサービスタイプがAC_BKである場合、送信予定データが使用できるチャネルの数は2である。上記は本発明の一例として使用されたにすぎず、使用できるチャネルの特定の数は、具体的に限定されないことに留意されたい。
場合によっては、送信予定データの優先度は、送信予定データのパケット誤り率に従って決定され、より高いパケット誤り率は、より高い優先度および使用できるチャネルのより大きい数を示す。
ステップS402:利用可能なチャネルを選択する。
場合によっては、競合モードにおいて、ステーションは、すべてのチャネルから、その数が使用できるチャネルの数を超えないチャネルをランダムに選択し、次いで、選択されたチャネルに対してリッスンし、選択されたチャネルから、バックオフプロセスの実行を完了したアイドルチャネルを利用可能なチャネルとして選択する。
たとえば、転送予定データに使用できるチャネルの特定された数が5である場合、ステーションは、すべてのチャネルから多くとも5つのチャネルをランダムに選択し、次いで、多くとも5つのチャネルに対してリッスンし、多くとも5つのチャネルから、バックオフプロセスの実行を完了したアイドルチャネルを利用可能なチャネルとして選択する。
場合によっては、競合なしモードにおいて、ステーションは、スケジューラにスケジューリング要求を送信し、スケジューリング要求は、使用できるチャネルの数を搬送し、スケジューラは、ステーションの送信予定データに対応する使用できるチャネルの数に従って、ステーションに対してスケジューリングを実行する。ステーションは、スケジューラによって送信されたスケジューリング命令内の指示に従って、利用可能なチャネルを選択し、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルの数は、使用できるチャネルの数を超えない。
たとえば、ステーション1およびステーション2がスケジューラにスケジューリング要求を個別に送信し、サイト1の送信予定データおよびサイト2の送信予定データに対応する使用できるチャネルの数が、それぞれ3チャネルおよび2チャネルであることを、スケジューリング要求から習得することができる場合、ステーション1は、チャネル1および/またはチャネル2および/またはチャネル3上で送信を実行するように、スケジューラによってスケジュールされ得るし、ステーション2は、チャネル4および/またはチャネル5上で送信を実行するように、スケジューラによってスケジュールされ得るし、ステーション1は、スケジューリング命令を受信した後、すべてのチャネルからチャネル1および/またはチャネル2および/またはチャネル3を選択し、チャネル1および/またはチャネル2および/またはチャネル3からチャネルを利用可能なチャネルとして選択し、ステーション2は、スケジューリング命令を受信した後、すべてのチャネルからチャネル4および/またはチャネル5を選択し、チャネル4および/またはチャネル5からチャネルを利用可能なチャネルとして選択する。
ステップS403:利用可能なチャネル上で、送信予定データに対応する初期フレームを送信する。
ステーションは、送信予定データに対応する初期フレームを送信することによって、送信予定データを受信エンドに首尾よく送信することができるかどうかを判定する。送信予定データに対応する初期フレームが首尾よく送信された場合、利用可能なチャネルを使用することによって送信予定データを首尾よく送信することができると判定することができ、送信予定データに対応する初期フレームの送信に失敗した場合、利用可能なチャネルを使用することによって送信予定データを送信することができないと判定することができる。
ステップS404:送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定する。
具体的には、プリセット条件は、
送信予定データに対応する初期フレームが首尾よく送信されること
を含む。
初期フレームが首尾よく送信されたかどうかが、応答フレームまたは確認応答フレームを使用することによって判定される必要がない(たとえば、送信予定データがブロードキャストデータである)場合、ステップS403の後すぐに、初期フレームが首尾よく送信されたと考えられることに留意されたい。初期フレームが首尾よく送信されたかどうかが、応答フレームまたは確認応答フレームを使用することによって判定される必要がある場合、受信エンドによって送信された応答フレームまたは確認応答フレームが受信されると、送信予定データが首尾よく送信されたと判定される。送信予定データに対応する初期フレームが首尾よく送信されたと判定された後、送信予定データに対応する初期フレームの送信は停止される。
好ましくは、送信予定データに対応する初期フレームが送信にいつも失敗した場合、かつ制限を行う他の条件がない場合、ステップS402〜S404はずっと永久に繰り返され、したがって、プリセット条件は、以下の条件:
送信予定データに対応する初期フレームの送信回数が送信回数のプリセット数に達すること、および
送信予定データに対応する初期フレームが利用可能なチャネルを占有する間の時間がプリセット時間しきい値を超えること
のうちの少なくとも1つをさらに含む場合がある。
送信予定データに対応する初期フレームの送信回数が送信回数のプリセット数に達することは、送信予定データに対応する初期フレームがすでに何回も送信されていることを示し、送信予定データに対応する初期フレームの送信に失敗する理由は、チャネルと無関係である可能性があり、したがって、送信予定データに対応する初期フレームは永久に送信することができず、送信回数の上限が設定される必要がある。送信予定データに対応する初期フレームの送信回数が送信回数の上限に達すると、送信予定データに対応する初期フレームはもはや送信されない。
好ましくは、送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定する前に、方法は、送信回数を使用できるチャネルの数に設定することをさらに含む。
送信予定データに対応する初期フレームが利用可能なチャネルを占有する間の時間がプリセット時間しきい値を超えることは、送信予定データに対応する初期フレームがすでに長時間利用可能なチャネルを占有しており、すべての他のチャネルが利用不可状態にあり得ること、すなわち、送信予定データに対応する初期フレームの送信を再び実行するために、別の利用可能なチャネルを選択することができないことを示し、これは遅延をもたらす可能性もある。加えて、送信予定データがリアルタイムサービスである場合、特定の時間が満了した後、データは無効になる可能性があり、その結果、送信予定データはずっと待ち続けることができない。したがって、時間しきい値の上限が設定され、送信予定データに対応する初期フレームが利用可能なチャネルを占有する間の時間が時間しきい値の上限を超えると、送信予定データに対応する初期フレームの送信は停止される。
送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれる少なくとも1つの条件を満たす場合、手順は終了し、送信予定データに対応する初期フレームの送信は停止される。
送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれるすべての条件を満たさない場合、送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれる少なくとも1つの条件を満たすまで、ステップS402〜S404が再び実行される。
プリセット条件は別の条件をさらに含む場合があり、上記の3つの条件は本発明の実施形態3における説明用の例として使用され、本発明において限定されないことに留意されたい。
場合によっては、送信予定データに対応する初期フレームは送信予定データを搬送しないか、または送信予定データの一部を搬送するか、または送信予定データのすべてを搬送する。
送信予定データに対応する初期フレームが送信予定データを搬送しないとき、ステップS404の後に、方法は、
初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、送信予定データを送信すること
をさらに含む。
送信予定データに対応する初期フレームが送信予定データの一部を搬送するとき、ステップS404の後に、方法は、
初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、初期フレーム内では搬送されず、送信予定データの中にあるデータを送信すること
をさらに含む。
本実施形態において提供されるマルチチャネルベースのデータ送信方法を使用することによって、利用可能なチャネルを選択するとき、ステーションは、すべてのチャネルではなく、いくつかのチャネルに対してリッスンする必要があるだけであり、これにより、リソースを効果的に節約することができる。加えて、利用可能なチャネル上で送信予定データに対応する初期フレームの送信に失敗したとき、ステーションは、利用可能なチャネルをすぐに再選択して送信を実行することができ、長時間待つ必要がなく、したがって、データの送信遅延が低減され、それにより、通信システムのQoSが改善される。
図5は、本発明の一実施形態による、さらに別のマルチチャネルベースのデータ送信装置の概略構造図である。マルチチャネルベースのデータ送信装置は、図4に示されたマルチチャネルベースのデータ送信方法を実施するように構成される。図5に示されたように、マルチチャネルベースのデータ送信装置は、第1の特定ユニット510と、第2の特定ユニット520と、送信ユニット530とを含む。
第1の特定ユニット510は、利用可能なチャネルを特定するように構成される。
場合によっては、競合モードにおいて、第1の特定ユニット510は、最初にすべてのチャネルに対してリッスンし、すべてのチャネルから、アイドル状態にありバックオフプロセスの実行を完了したチャネルを利用可能なチャネルとして特定する。
場合によっては、競合なしモードにおいて、第1の特定ユニット510は、スケジューラによって送信されたスケジューリング命令内の指示に従って、利用可能なチャネルを特定する。たとえば、ステーション1がチャネル1およびチャネル2上で送信を実行するようにスケジューラによってスケジュールされ、ステーション2がチャネル3およびチャネル4上で送信を実行するようにスケジューラによってスケジュールされる場合、ステーション1の第1の特定ユニット510は、スケジューリング命令を受信した後、チャネル1およびチャネル2を利用可能なチャネルとして特定し、ステーション2の第1の特定ユニット510は、スケジューリング命令を受信した後、チャネル3およびチャネル4を利用可能なチャネルとして特定する。
第2の特定ユニット520は、送信予定データの優先度に従って、送信予定データが使用できるチャネルの数を特定するように構成され、送信予定データの優先度は使用できるチャネルの数に比例する。
具体的には、第2の特定ユニット520は、送信予定データのサービスタイプの優先度に従って、使用できるチャネルの数を特定し、サービスタイプのより高い優先度は、サービスタイプに対応する送信予定データが使用できるチャネルのより大きい数を示す。
加えて、第2の特定ユニット520は、送信予定データのパケット誤り率に従って、送信予定データの優先度をさらに決定することができ、より高いパケット誤り率は、より高い優先度および使用できるチャネルのより大きい数を示す。
送信ユニット530は、利用可能なチャネルからチャネルを選択して送信予定データに対応する初期フレームを送信するように構成され、選択されたチャネルの数は使用できるチャネルの数を超えない。
送信予定データを受信エンドに首尾よく送信することができるかどうかは、送信予定データに対応する初期フレームを送信することによって判定される。送信予定データに対応する初期フレームが首尾よく送信された場合、利用可能なチャネルを使用することによって送信予定データを首尾よく送信することができると判定することができ、送信予定データに対応する初期フレームの送信に失敗した場合、利用可能なチャネルを使用することによって送信予定データを送信することができないと判定することができる。
場合によっては、送信ユニット530は、選択されたチャネル上で、送信予定データに対応する1つまたは複数の同じ初期フレームを送信する。
具体的には、送信ユニット530は、最初に、利用可能なチャネルからチャネルをランダムに選択し、ここで、選択されたチャネルの数は特定された使用できるチャネルの数を超えず、次いで、送信予定データの1つの初期フレームを選択されたチャネルの中の各チャネル上で送信するか、または送信予定データの1つの初期フレームを複数の選択されたチャネル上で送信する。
たとえば、送信予定データが使用できるチャネルの数が4である場合、利用可能なチャネルから4つのチャネルが選択され、次いで、送信予定データの1つの初期フレームが各チャネル上で送信されるか、または送信予定データの1つの初期フレームが2つのチャネルごとに送信され、送信予定データの合計2つの初期フレームが送信され、ここで、2つの初期フレームは同じである。
複数の利用可能なチャネル上で、送信予定データに対応する1つまたは複数の同じ初期フレームを送信する、そのような送信方式を使用することによって、ダイバーシティ効果を実現することができ、それにより、初期フレームのパケット誤り率が低減される。
場合によっては、送信予定データに対応する初期フレームは送信予定データを搬送しないか、または送信予定データの一部を搬送するか、または送信予定データのすべてを搬送する。
送信ユニット530は、送信予定データに対応する初期フレームが送信予定データを搬送しないとき、かつ初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、送信予定データを送信するようにさらに構成される。
送信ユニット530は、送信予定データに対応する初期フレームが送信予定データの一部を搬送するとき、かつ初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、初期フレーム内では搬送されず、送信予定データの中にあるデータを送信するようにさらに構成される。
初期フレームが首尾よく送信されたかどうかが、応答フレームまたは確認応答フレームを使用することによって判定される必要がない(たとえば、送信予定データがブロードキャストデータである)場合、送信ユニット530が初期フレームを送信した後すぐに、初期フレームが首尾よく送信されたと考えられることに留意されたい。初期フレームが首尾よく送信されたかどうかが、応答フレームまたは確認応答フレームを使用することによって判定される必要がある場合、装置が受信エンドによって送信された応答フレームまたは確認応答フレームを受信すると、送信予定データが首尾よく送信されたと判定される。
本実施形態において提供されるマルチチャネルベースのデータ送信装置を使用することによって、装置は、優先度に従って送信予定データが使用できるチャネルの数を特定し、ここで、より高い優先度は使用できるチャネルのより大きい数を示し、次いで、複数の利用可能なチャネルを同時に使用することによって、送信予定データに対応する初期フレームを送信し、それにより、優先度が高いデータを送信する成功率が効果的に向上され得るし、その結果、優先度が高いデータの送信遅延が比較的減少し、それにより、通信システムのQoSが改善される。
図6は、本発明の一実施形態による、別のステーションの概略構造図である。ステーションは、図1に示されたマルチチャネルベースのデータ送信方法を実施するように構成される。図6に示されたように、ステーションは、トランシーバ610と、メモリ620と、トランシーバ610およびメモリ620に個別に接続されたプロセッサ630とを含む。確かに、ステーションは、アンテナ、ベースバンド処理構成要素、中間/無線周波数処理構成要素、および入力/出力装置などの、一般的な構成要素をさらに含む場合がある。本発明のこの実施形態は、それらに制限を加えない。
メモリ620はプログラムコードのグループを記憶し、プロセッサ630は、以下の動作:
利用可能なチャネルを特定することと、
送信予定データの優先度に従って、送信予定データが使用できるチャネルの数を特定することであって、送信予定データの優先度が使用できるチャネルの数に比例する、特定することと、
利用可能なチャネルからチャネルを選択して送信予定データに対応する初期フレームを送信することであって、チャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、送信することと
を実行するために、メモリ620に記憶されたプログラムコードを起動するように構成される。
さらに、利用可能なチャネルを特定することは、具体的に、
すべてのチャネルに対してリッスンし、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルを利用可能なチャネルとして特定すること、または、スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルを利用可能なチャネルとして特定することである。
さらに、利用可能なチャネルからチャネルを選択して送信予定データに対応する初期フレームを送信することは、具体的に、
選択されたチャネル上で、送信予定データに対応する1つまたは複数の同じ初期フレームを送信することである。
さらに、初期フレームは送信予定データを搬送しないか、または送信予定データの一部を搬送するか、または送信予定データのすべてを搬送する。
初期フレームが送信予定データを搬送しないとき、利用可能なチャネルからチャネルを選択して送信予定データに対応する初期フレームを送信した後、プロセッサ630は、以下の動作:
初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、送信予定データを送信すること
をさらに実行するために、メモリ620に記憶されたプログラムコードを起動する。
初期フレームが送信予定データの一部を搬送するとき、利用可能なチャネルからチャネルを選択して送信予定データに対応する初期フレームを送信した後、プロセッサ630は、以下の動作:
初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、初期フレーム内では搬送されず、送信予定データの中にあるデータを送信すること
をさらに実行するために、メモリ620に記憶されたプログラムコードを起動する。
本実施形態において提供されるステーションを使用することによって、ステーションは、優先度に従って送信予定データが使用できるチャネルの数を特定し、ここで、より高い優先度は使用できるチャネルのより大きい数を示し、次いで、複数の利用可能なチャネルを同時に使用することによって、送信予定データに対応する初期フレームを送信し、それにより、優先度が高いデータを送信する成功率が効果的に向上され得るし、その結果、優先度が高いデータの送信遅延が比較的減少し、それにより、通信システムのQoSが改善される。
図7は、本発明の一実施形態による、マルチチャネルベースのデータ送信装置の概略構造図である。マルチチャネルベースのデータ送信装置は、図2に示されたマルチチャネルベースのデータ送信方法を実施するように構成される。図7に示されたように、マルチチャネルベースのデータ送信装置は、選択ユニット710と、送信ユニット720と、判定ユニット730とを含む。
送信ユニット710は、利用可能なチャネルを選択するように構成される。
送信ユニット720は、利用可能なチャネル上で、送信予定データに対応する初期フレームを送信するように構成される。
判定ユニット730は、送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定するように構成される。
送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たさない場合、選択ユニット710は利用可能なチャネルを再選択し、送信ユニット720は、再選択された利用可能なチャネル上で送信予定データに対応する初期フレームを送信する。
送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たす場合、送信予定データに対応する初期フレームの送信は停止される。
本実施形態において提供されるマルチチャネルベースのデータ送信装置を使用することによって、装置は、利用可能なチャネルを選択し、利用可能なチャネル上で送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たさないとき、装置は、利用可能なチャネルをすぐに再選択して送信を実行することができ、長時間待つ必要がなく、したがって、データの送信遅延が低減され、それにより、通信システムのQoSが改善される。
図8は、本発明の一実施形態による、別のマルチチャネルベースのデータ送信装置の概略構造図である。マルチチャネルベースのデータ送信装置は、図3に示されたマルチチャネルベースのデータ送信方法を実施するように構成される。図8に示されたように、マルチチャネルベースのデータ送信装置は、選択ユニット810と、送信ユニット820と、判定ユニット830とを含む。
選択ユニット810は、すべてのチャネルから利用可能なチャネルを選択するように構成される。
場合によっては、選択ユニット810は、リッスンされたすべてのチャネルの状況に応じて、すべてのチャネルから利用可能なチャネルを選択する。具体的には、競合モードにおいて、選択ユニット810は、最初にすべてのチャネルに対してリッスンし、すべてのチャネルから、バックオフプロセスの実行を完了したアイドルチャネルを利用可能なチャネルとして選択する。
場合によっては、選択ユニット810は、チャネルスケジューリング状況に応じて、すべてのチャネルから利用可能なチャネルを選択する。具体的には、競合なしモードにおいて、選択ユニット810は、スケジューラによって送信されたスケジューリング命令内の指示に従って、利用可能なチャネルを選択する。たとえば、ステーション1がチャネル1およびチャネル2上で送信を実行するようにスケジューラによってスケジュールされ、ステーション2がチャネル3およびチャネル4上で送信を実行するようにスケジューラによってスケジュールされる場合、ステーション1の選択ユニット810は、スケジューリング命令を受信した後、利用可能なチャネルとしてチャネル1およびチャネル2からチャネルをランダムに選択し、ステーション2は、スケジューリング命令を受信した後、利用可能なチャネルとしてチャネル3およびチャネル4からチャネルをランダムに選択する。
送信ユニット820は、利用可能なチャネル上で、送信予定データに対応する初期フレームを送信するように構成される。
送信予定データを受信エンドに首尾よく送信することができるかどうかは、送信予定データに対応する初期フレームを送信することによって判定される。送信予定データに対応する初期フレームが首尾よく送信された場合、利用可能なチャネルを使用することによって送信予定データを首尾よく送信することができると判定することができ、送信予定データに対応する初期フレームの送信に失敗した場合、利用可能なチャネルを使用することによって送信予定データを送信することができないと判定することができる。
判定ユニット830は、送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定するように構成される。
具体的には、プリセット条件は、
送信予定データに対応する初期フレームが首尾よく送信されること
を含む。
初期フレームが首尾よく送信されたかどうかが、応答フレームまたは確認応答フレームを使用することによって判定される必要がない(たとえば、送信予定データがブロードキャストデータである)場合、送信ユニット820が初期フレームを送信した後すぐに、初期フレームが首尾よく送信されたと考えられることに留意されたい。初期フレームが首尾よく送信されたかどうかが、応答フレームまたは確認応答フレームを使用することによって判定される必要がある場合、受信エンドによって送信された応答フレームまたは確認応答フレームが受信されると、送信予定データが首尾よく送信されたと判定される。送信予定データに対応する初期フレームが首尾よく送信されたと判定された後、送信予定データに対応する初期フレームの送信は停止される。
好ましくは、送信予定データに対応する初期フレームが送信にいつも失敗した場合、かつ制限を行う他の条件がない場合、初期フレームはずっと永久に送信され、したがって、プリセット条件は、以下の条件:
送信予定データに対応する初期フレームの送信回数が送信回数のプリセット数に達すること、および
送信予定データに対応する初期フレームが利用可能なチャネルを占有する間の時間がプリセット時間しきい値を超えること
のうちの少なくとも1つをさらに含む場合がある。
送信予定データに対応する初期フレームの送信回数が送信回数のプリセット数に達することは、送信予定データに対応する初期フレームがすでに何回も送信されていることを示し、送信予定データに対応する初期フレームの送信に失敗する理由は、チャネルと無関係である可能性があり、したがって、送信予定データに対応する初期フレームは永久に送信することができず、送信回数の上限が設定される必要がある。送信予定データに対応する初期フレームの送信回数が送信回数の上限に達すると、送信予定データに対応する初期フレームはもはや送信されない。
好ましくは、装置は設定ユニットをさらに含み、設定ユニットは、送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定する前に、前記方法は、さらに、送信予定データの優先度に従って送信回数を設定するステップを含み、送信予定データの優先度は送信回数に比例し、すなわち、送信予定データのより高い優先度は、それに応じて、送信予定データの送信回数のより大きいプリセット数を示す。たとえば、送信予定データの優先度は、送信予定データのサービスタイプに従って決定される。別の例として、送信予定データの優先度は、送信予定データのパケット誤り率に従って決定され、より高いパケット誤り率は、より高い優先度および送信回数のより大きいプリセット数を示す。
送信予定データに対応する初期フレームが利用可能なチャネルを占有する間の時間がプリセット時間しきい値を超えることは、送信予定データに対応する初期フレームがすでに長時間利用可能なチャネルを占有しており、すべての他のチャネルが利用不可状態にあり得ること、すなわち、送信予定データに対応する初期フレームの送信を再び実行するために、別の利用可能なチャネルを選択することができないことを示し、これは遅延をもたらす可能性もある。加えて、送信予定データがリアルタイムサービスである場合、特定の時間が満了した後、データは無効になる可能性があり、その結果、送信予定データはずっと待ち続けることができない。したがって、時間しきい値の上限が設定され、送信予定データに対応する初期フレームが利用可能なチャネルを占有する間の時間が時間しきい値の上限を超えると、送信予定データに対応する初期フレームの送信は停止される。
送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれる少なくとも1つの条件を満たす場合、手順は終了し、送信予定データに対応する初期フレームの送信は停止される。
送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれるすべての条件を満たさない場合、選択ユニット810は、すべてのチャネルから利用可能なチャネルを再び選択し、送信ユニット820は、再選択された利用可能なチャネル上で送信予定データに対応する初期フレームを送信し、判定ユニット830は、送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれる少なくとも1つの条件を満たすまで、送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを再び判定する。
プリセット条件は別の条件をさらに含む場合があり、上記の3つの条件は本発明の実施形態3における説明用の例として使用され、本発明に限定されないことに留意されたい。
場合によっては、送信予定データに対応する初期フレームは送信予定データを搬送しないか、または送信予定データの一部を搬送するか、または送信予定データのすべてを搬送する。
送信ユニット820は、送信予定データに対応する初期フレームが送信予定データを搬送しないとき、かつ初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、送信予定データを送信するようにさらに構成される。
送信ユニット820は、送信予定データに対応する初期フレームが送信予定データの一部を搬送するとき、かつ初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、初期フレーム内では搬送されず、送信予定データの中にあるデータを送信するようにさらに構成される。
本実施形態において提供されるマルチチャネルベースのデータ送信装置を使用することによって、装置は、利用可能なチャネルを選択し、利用可能なチャネル上で送信予定データに対応する初期フレームの送信に失敗したとき、装置は、利用可能なチャネルをすぐに再選択して送信を実行することができ、長時間待つ必要がなく、したがって、データの送信遅延が低減され、それにより、通信システムのQoSが改善される。
図9は、本発明の一実施形態による、さらに別のマルチチャネルベースのデータ送信装置の概略構造図である。マルチチャネルベースのデータ送信装置は、図4に示されたマルチチャネルベースのデータ送信方法を実施するように構成される。図9に示されたように、マルチチャネルベースのデータ送信装置は、特定ユニット910と、選択ユニット920と、送信ユニット930と、判定ユニット940とを含む。
特定ユニット910は、送信予定データの優先度に従って、送信予定データが使用できるチャネルの数を特定するように構成され、送信予定データの優先度は使用できるチャネルの数に比例する。
場合によっては、特定ユニット910は、送信予定データのサービスタイプの優先度に従って、使用できるチャネルの数を特定し、サービスタイプのより高い優先度は、サービスタイプに対応する送信予定データが使用できるチャネルのより大きい数を示す。
場合によっては、特定ユニット910は、送信予定データのパケット誤り率に従って、送信予定データの優先度を決定し、より高いパケット誤り率は、より高い優先度および使用できるチャネルのより大きい数を示す。
選択ユニット920は、利用可能なチャネルを選択するように構成される。
場合によっては、競合モードにおいて、選択ユニット920は、すべてのチャネルから、その数が使用できるチャネルの数を超えないチャネルをランダムに選択し、次いで、選択されたチャネルに対してリッスンし、選択されたチャネルから、バックオフプロセスの実行を完了したアイドルチャネルを利用可能なチャネルとして選択する。
場合によっては、競合なしモードにおいて、選択ユニット920は、スケジューラにスケジューリング要求を送信し、スケジューリング要求は、使用できるチャネルの数を搬送し、スケジューラは、ステーションの送信予定データに対応する使用できるチャネルの数に従って、ステーションに対してスケジューリングを実行する。選択ユニット920は、スケジューラによって送信されたスケジューリング命令内の指示に従って、利用可能なチャネルを選択し、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルの数は、使用できるチャネルの数を超えない。
送信ユニット930は、利用可能なチャネル上で、送信予定データに対応する初期フレームを送信するように構成される。
送信予定データを受信エンドに首尾よく送信することができるかどうかは、送信予定データに対応する初期フレームを送信することによって判定される。送信予定データに対応する初期フレームが首尾よく送信された場合、利用可能なチャネルを使用することによって送信予定データを首尾よく送信することができると判定することができ、送信予定データに対応する初期フレームの送信に失敗した場合、利用可能なチャネルを使用することによって送信予定データを送信することができないと判定することができる。
判定ユニット940は、送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定するように構成される。
具体的には、プリセット条件は、
送信予定データに対応する初期フレームが首尾よく送信されること
を含む。
初期フレームが首尾よく送信されたかどうかが、応答フレームまたは確認応答フレームを使用することによって判定される必要がない(たとえば、送信予定データがブロードキャストデータである)場合、送信ユニット930が初期フレームを送信した後すぐに、初期フレームが首尾よく送信されたと考えられることに留意されたい。初期フレームが首尾よく送信されたかどうかが、応答フレームまたは確認応答フレームを使用することによって判定される必要がある場合、受信エンドによって送信された応答フレームまたは確認応答フレームが受信されると、送信予定データが首尾よく送信されたと判定される。送信予定データに対応する初期フレームが首尾よく送信されたと判定された後、送信予定データに対応する初期フレームの送信は停止される。
好ましくは、送信予定データに対応する初期フレームが送信にいつも失敗した場合、かつ制限を行う他の条件がない場合、初期フレームはずっと永久に送信され、したがって、プリセット条件は、以下の条件:
送信予定データに対応する初期フレームの送信回数が送信回数のプリセット数に達すること、および
送信予定データに対応する初期フレームが利用可能なチャネルを占有する間の時間がプリセット時間しきい値を超えること
のうちの少なくとも1つをさらに含む場合がある。
送信予定データに対応する初期フレームの送信回数が送信回数のプリセット数に達することは、送信予定データに対応する初期フレームがすでに何回も送信されていることを示し、送信予定データに対応する初期フレームの送信に失敗する理由は、チャネルと無関係である可能性があり、したがって、送信予定データに対応する初期フレームは永久に送信することができず、送信回数の上限が設定される必要がある。送信予定データに対応する初期フレームの送信回数が送信回数の上限に達すると、送信予定データに対応する初期フレームはもはや送信されない。
好ましくは、装置は、送信回数を使用できるチャネルの数に設定するように構成された設定ユニットをさらに含む。
送信予定データに対応する初期フレームが利用可能なチャネルを占有する間の時間がプリセット時間しきい値を超えることは、送信予定データに対応する初期フレームがすでに長時間利用可能なチャネルを占有しており、すべての他のチャネルが利用不可状態にあり得ること、すなわち、送信予定データに対応する初期フレームの送信を再び実行するために、別の利用可能なチャネルを選択することができないことを示し、これは遅延をもたらす可能性もある。加えて、送信予定データがリアルタイムサービスである場合、特定の時間が満了した後、データは無効になる可能性があり、その結果、送信予定データはずっと待ち続けることができない。したがって、時間しきい値の上限が設定され、送信予定データに対応する初期フレームが利用可能なチャネルを占有する間の時間が時間しきい値の上限を超えると、送信予定データに対応する初期フレームの送信は停止される。
送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれる少なくとも1つの条件を満たす場合、手順は終了し、送信予定データに対応する初期フレームの送信は停止される。
送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれるすべての条件を満たさない場合、選択ユニット920は、その数が使用できるチャネルの数と同じである選択されたチャネルから利用可能なチャネルを再び選択し、送信ユニット930は、再選択された利用可能なチャネル上で送信予定データに対応する初期フレームを送信し、判定ユニット940は、送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれる少なくとも1つの条件を満たすまで、送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを再び判定する。
プリセット条件は別の条件をさらに含む場合があり、上記の3つの条件は本発明の実施形態3における説明用の例として使用され、本発明において限定されないことに留意されたい。
場合によっては、送信予定データに対応する初期フレームは送信予定データを搬送しないか、または送信予定データの一部を搬送するか、または送信予定データのすべてを搬送する。
送信ユニット930は、送信予定データに対応する初期フレームが送信予定データを搬送しないとき、かつ初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、送信予定データを送信するようにさらに構成される。
送信ユニット930は、送信予定データに対応する初期フレームが送信予定データの一部を搬送するとき、かつ初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、初期フレーム内では搬送されず、送信予定データの中にあるデータを送信するようにさらに構成される。
本実施形態において提供されるマルチチャネルベースのデータ送信装置を使用することによって、利用可能なチャネルを選択するとき、装置は、すべてのチャネルではなく、いくつかのチャネルに対してリッスンする必要があるだけであり、これにより、リソースを効果的に節約することができる。加えて、利用可能なチャネル上で送信予定データに対応する初期フレームの送信に失敗したとき、装置は、利用可能なチャネルをすぐに再選択して再び送信を実行することができ、長時間待つ必要がなく、したがって、データの送信遅延が低減され、それにより、通信システムのQoSが改善される。
図10は、本発明の一実施形態による、ステーションの概略構造図である。ステーションは、図2、図3、および図4に示されたマルチチャネルベースのデータ送信方法を実施するように構成される。図10に示されたように、ステーションは、トランシーバ1010と、メモリ1020と、トランシーバ1010およびメモリ1020に個別に接続されたプロセッサ1030とを含む。確かに、ステーションは、アンテナ、ベースバンド処理構成要素、中間/無線周波数処理構成要素、および入力/出力装置などの、一般的な構成要素をさらに含む場合がある。本発明のこの実施形態は、それらに制限を加えない。
メモリ1020はプログラムコードのグループを記憶し、プロセッサ1030は、以下の動作:
利用可能なチャネルを選択することと、
利用可能なチャネル上で、送信予定データに対応する初期フレームを送信することと、
初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定することと、
初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たす場合、初期フレームの送信を停止し、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たさない場合、利用可能なチャネルを再選択し、再選択された利用可能なチャネル上で初期フレームを送信することと
を実行するために、メモリ1020に記憶されたプログラムコードを起動するように構成される。
さらに、プリセット条件は、
初期フレームが首尾よく送信されること
を含む。
さらに、プリセット条件は、以下の条件:
送信予定データに対応する初期フレームの送信回数が送信回数のプリセット数に達すること、および送信予定データに対応する初期フレームが利用可能なチャネルを占有する間の時間がプリセット時間しきい値を超えること
のうちの少なくとも1つをさらに含む。
初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たす場合、初期フレームの送信を停止することは、具体的に、初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれる少なくとも1つの条件を満たす場合、初期フレームの送信を停止することであり、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たさない場合、利用可能なチャネルを再選択し、再選択された利用可能なチャネル上で初期フレームを送信することは、具体的に、初期フレームの送信状態がプリセット条件に含まれるすべての条件を満たさない場合、利用可能なチャネルを再選択し、再選択された利用可能なチャネル上で初期フレームを送信することである。
さらに、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定する前に、プロセッサ1030は、以下の動作:
送信予定データの優先度に従って送信回数を設定することであって、送信予定データの優先度が送信回数に比例する、設定すること
をさらに実行するために、メモリ1020に記憶されたプログラムコードを起動する。
さらに、利用可能なチャネルを選択することは、具体的に、
すべてのチャネルに対してリッスンし、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルからチャネルを利用可能なチャネルとして選択すること、または、スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルからチャネルを利用可能なチャネルとして選択することである。
さらに、利用可能なチャネルを選択する前に、プロセッサ1030は、以下の動作:
送信予定データの優先度に従って、送信予定データが使用できるチャネルの数を特定することであって、送信予定データの優先度が使用できるチャネルの数に比例する、特定すること
をさらに実行するために、メモリ1020に記憶されたプログラムコードを起動する。
初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定する前に、プロセッサ1030は、以下の動作:
送信回数を使用できるチャネルの数に設定すること
をさらに実行するために、メモリ1020に記憶されたプログラムコードを起動する。
さらに、利用可能なチャネルを選択することは、具体的に、
チャネルを選択することであって、チャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、選択すること、および、すべてのチャネルに対してリッスンし、それらのチャネルから、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルを利用可能なチャネルとして選択すること、または、スケジューラにスケジューリング要求を送信することであって、スケジューリング要求が使用できるチャネルの数を搬送する、送信すること、および、スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルからチャネルを利用可能なチャネルとして選択することであって、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、選択することである。
さらに、初期フレームは送信予定データを搬送しないか、または送信予定データの一部を搬送するか、または送信予定データのすべてを搬送する。
初期フレームが送信予定データを搬送しないとき、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定した後に、プロセッサ1030は、以下の動作:
初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、送信予定データを送信すること
をさらに実行するために、メモリ1020に記憶されたプログラムコードを起動する。
初期フレームが送信予定データの一部を搬送するとき、初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定した後に、プロセッサ1030は、以下の動作:
初期フレームが首尾よく送信された場合、初期フレームが送信されたチャネル上で、初期フレーム内では搬送されず、送信予定データの中にあるデータを送信すること
をさらに実行するために、メモリ1020に記憶されたプログラムコードを起動する。
本実施形態において提供されるステーションを使用することによって、ステーションは、利用可能なチャネルを選択し、利用可能なチャネル上で送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たさないとき、ステーションは、利用可能なチャネルをすぐに再選択して送信を実行することができ、長時間待つ必要がなく、したがって、データの送信遅延が低減され、それにより、通信システムのQoSが改善される。
本明細書で開示された実施形態に記載された例と組み合わせて、ユニットおよびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの組合せによって実装され得ることを、当業者はさらに認識されよう。ハードウェアとソフトウェアとの間の互換性を明確に記載するために、上記は、全体的に、機能に従って各例の構成およびステップを記載している。機能がハードウェアによって実施されるか、ソフトウェアによって実施されるかは、技術的解決策の特定の適用例および設計制約条件に依存する。当業者は、特定の適用例ごとに様々な方法を実施して記載された機能を実装することができるが、その実装形態は本発明の範囲を超えると考えられるべきではない。
本明細書で開示された実施形態に記載された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール、またはそれらの組合せによって実装される場合がある。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、メモリ、読取り専用メモリ(ROM)、電気的プログラマブルROM、電気的消去可能プログラマブルROM、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体に存在する場合がある。
上記の特定の実装方式において、本発明の目的、技術的解決策、および利点がさらに詳細に記載されている。上記の説明は、本発明の特定の実装方式にすぎず、本発明の保護範囲を限定するものではないことを理解されたい。本発明の趣旨および原理を逸脱することなく行われる、いかなる修正、等価な置き換え、または改善も、本発明の保護範囲内に入るべきである。
510 第1の特定ユニット
520 第2の特定ユニット
530 送信ユニット
610 トランシーバ
620 メモリ
630 プロセッサ
710 選択ユニット
720 送信ユニット
730 判定ユニット
810 選択ユニット
820 送信ユニット
830 判定ユニット
910 特定ユニット
920 選択ユニット
930 送信ユニット
940 判定ユニット
1010 トランシーバ
1020 メモリ
1030 プロセッサ
第1の態様では、本発明の一実施形態はマルチチャネルベースのデータ送信方法を提供し、方法は、
利用可能なチャネルを特定するステップと、
送信予定データの優先度に従って、送信予定データが使用できるチャネルの数を特定するステップであって、送信予定データの優先度が使用できるチャネルの数に比例する、ステップと、
利用可能なチャネルからチャネルを選択して送信予定データに対応する初期フレームを送信するステップであって、選択されたチャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、ステップと
を含む。
第2の態様の第5の可能な実装方式を参照して、第6の可能な実装方式では、利用可能なチャネルを選択するステップは、具体的に、チャネルを選択するステップであって、チャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、ステップ、および、すべての選択されたチャネルに対してリッスンし、それらの選択されたチャネルから、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルを利用可能なチャネルとして選択するステップ、または、スケジューラにスケジューリング要求を送信するステップであって、スケジューリング要求が使用できるチャネルの数を搬送する、ステップ、および、スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルからチャネルを利用可能なチャネルとして選択するステップであって、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、ステップである。
第3の態様では、本発明の一実施形態はマルチチャネルベースのデータ送信装置を提供し、装置は、
利用可能なチャネルを特定するように構成された第1の特定ユニットと、
送信予定データの優先度に従って、送信予定データが使用できるチャネルの数を特定するように構成された第2の特定ユニットであって、送信予定データの優先度が使用できるチャネルの数に比例する、第2の特定ユニットと、
利用可能なチャネルからチャネルを選択して送信予定データに対応する初期フレームを送信するように構成された送信ユニットであって、選択されたチャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、送信ユニットと
を含む。
第4の態様の第5の可能な実装方式を参照して、第6の可能な実装方式では、選択ユニットは、具体的に、チャネルを選択することであって、チャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、選択すること、および、すべての選択されたチャネルに対してリッスンし、それらの選択されたチャネルから、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルを利用可能なチャネルとして選択すること、または、スケジューラにスケジューリング要求を送信することであって、スケジューリング要求が使用できるチャネルの数を搬送する、送信すること、および、スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルからチャネルを利用可能なチャネルとして選択することであって、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、選択することを行うように構成される。
第5の態様では、本発明の一実施形態はステーションを提供し、ステーションは、
プロセッサと、
メモリと
を含み、
メモリはプログラムコードを記憶するように構成され、プロセッサは、以下の動作:
利用可能なチャネルを特定することと、
送信予定データの優先度に従って、送信予定データが使用できるチャネルの数を特定することであって、送信予定データの優先度が使用できるチャネルの数に比例する、特定することと、
利用可能なチャネルからチャネルを選択して送信予定データに対応する初期フレームを送信することであって、選択されたチャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、送信することと
を実行するために、メモリ内のプログラムコードを起動するように構成される。
第6の態様の第5の可能な実装方式を参照して、第6の可能な実装方式では、利用可能なチャネルを選択することは、具体的に、チャネルを選択することであって、チャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、選択すること、および、すべての選択されたチャネルに対してリッスンし、それらの選択されたチャネルから、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルを利用可能なチャネルとして選択すること、または、スケジューラにスケジューリング要求を送信することであって、スケジューリング要求が使用できるチャネルの数を搬送する、送信すること、および、スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルからチャネルを利用可能なチャネルとして選択することであって、チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルの数が使用できるチャネルの数を超えない、選択することである。
プリセット条件は別の条件をさらに含む場合があり、上記の3つの条件は本発明のこの実施形態における説明用の例として使用され、本発明において限定されないことに留意されたい。
たとえば、送信予定データに使用できるチャネルの特定された数が5である場合、ステーションは、すべてのチャネルから多くとも5つのチャネルをランダムに選択し、次いで、多くとも5つのチャネルに対してリッスンし、多くとも5つのチャネルから、バックオフプロセスの実行を完了したアイドルチャネルを利用可能なチャネルとして選択する。
プリセット条件は別の条件をさらに含む場合があり、上記の3つの条件は本発明のこの実施形態における説明用の例として使用され、本発明において限定されないことに留意されたい。
図5は、本発明の一実施形態による、さらに別のマルチチャネルベースのデータ送信装置の概略構造図である。マルチチャネルベースのデータ送信装置は、図1に示されたマルチチャネルベースのデータ送信方法を実施するように構成される。図5に示されたように、マルチチャネルベースのデータ送信装置は、第1の特定ユニット510と、第2の特定ユニット520と、送信ユニット530とを含む。
好ましくは、装置は設定ユニットをさらに含み、設定ユニットは、送信予定データに対応する初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定する前に、送信予定データの優先度に従って送信回数を設定するように構成され、送信予定データの優先度は送信回数に比例し、すなわち、送信予定データのより高い優先度は、それに応じて、送信予定データの送信回数のより大きいプリセット数を示す。たとえば、送信予定データの優先度は、送信予定データのサービスタイプに従って決定される。別の例として、送信予定データの優先度は、送信予定データのパケット誤り率に従って決定され、より高いパケット誤り率は、より高い優先度および送信回数のより大きいプリセット数を示す。
プリセット条件は別の条件をさらに含む場合があり、上記の3つの条件は本発明のこの実施形態における説明用の例として使用され、本発明に限定されないことに留意されたい。
プリセット条件は別の条件をさらに含む場合があり、上記の3つの条件は本発明のこの実施形態における説明用の例として使用され、本発明において限定されないことに留意されたい。

Claims (36)

  1. マルチチャネルベースのデータ送信方法であって、
    利用可能なチャネルを特定するステップと、
    送信予定データの優先度に従って、前記送信予定データが使用できるチャネルの数を特定するステップであって、前記送信予定データの前記優先度が使用できるチャネルの前記数に比例する、ステップと、
    前記利用可能なチャネルからチャネルを選択して前記送信予定データに対応する初期フレームを送信するステップであって、チャネルの数が使用できるチャネルの前記数を超えない、ステップと
    を含む、方法。
  2. 利用可能なチャネルを特定する前記ステップが、具体的に、
    すべてのチャネルに対してリッスンし、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルを前記利用可能なチャネルとして特定するステップ、または
    スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、前記チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルを前記利用可能なチャネルとして特定するステップ
    である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記利用可能なチャネルからチャネルを選択して前記送信予定データに対応する初期フレームを送信する前記ステップが、具体的に、
    前記選択されたチャネル上で、前記送信予定データに対応する1つまたは複数の同じ初期フレームを送信するステップ
    である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 初期フレームが前記送信予定データを搬送しないか、または前記送信予定データの一部を搬送するか、または前記送信予定データのすべてを搬送し、
    前記初期フレームが前記送信予定データを搬送しないとき、前記利用可能なチャネルからチャネルを選択して前記送信予定データに対応する初期フレームを送信する前記ステップの後に、前記方法が、
    前記初期フレームが首尾よく送信された場合、前記初期フレームが送信された前記チャネル上で、前記送信予定データを送信するステップ
    をさらに含み、
    前記初期フレームが前記送信予定データの一部を搬送するとき、前記利用可能なチャネルからチャネルを選択して前記送信予定データに対応する初期フレームを送信する前記ステップの後に、前記方法が、
    前記初期フレームが首尾よく送信された場合、前記初期フレームが送信された前記チャネル上で、前記初期フレーム内では搬送されず、前記送信予定データの中にあるデータを送信するステップ
    をさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. マルチチャネルベースのデータ送信方法であって、
    利用可能なチャネルを選択するステップと、
    前記利用可能なチャネル上で、送信予定データに対応する初期フレームを送信するステップと、
    前記初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定するステップと、
    前記初期フレームの前記送信状態が前記プリセット条件を満たす場合、前記初期フレームの送信を停止し、前記初期フレームの前記送信状態が前記プリセット条件を満たさない場合、利用可能なチャネルを再選択し、前記再選択された利用可能なチャネル上で前記初期フレームを送信するステップと
    を含む、方法。
  6. 前記プリセット条件が、
    前記初期フレームが首尾よく送信されること
    を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記プリセット条件が、以下の条件:
    前記初期フレームの送信回数が送信回数のプリセット数に達すること、および前記初期フレームが前記利用可能なチャネルを占有する間の時間がプリセット時間しきい値を超えること
    のうちの少なくとも1つをさらに含み、
    前記初期フレームの前記送信状態が前記プリセット条件を満たす場合、前記初期フレームの送信を停止する前記ステップが、具体的に、
    前記初期フレームの前記送信状態が前記プリセット条件に含まれる少なくとも1つの条件を満たす場合、前記初期フレームの送信を停止するステップであり、
    前記初期フレームの前記送信状態が前記プリセット条件を満たさない場合、利用可能なチャネルを再選択し、前記再選択された利用可能なチャネル上で前記初期フレームを送信する前記ステップが、具体的に、
    前記初期フレームの前記送信状態が前記プリセット条件に含まれるすべての条件を満たさない場合、利用可能なチャネルを再選択し、前記再選択された利用可能なチャネル上で前記初期フレームを送信するステップである、
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定する前記ステップの前に、前記方法が、
    前記送信予定データの優先度に従って前記送信回数を設定するステップであって、前記送信予定データの前記優先度が前記送信回数に比例する、ステップ
    をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 利用可能なチャネルを選択する前記ステップが、具体的に、
    すべてのチャネルに対してリッスンし、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルからチャネルを前記利用可能なチャネルとして選択するステップ、または
    スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、前記チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルからチャネルを前記利用可能なチャネルとして選択するステップ
    である、請求項5から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 利用可能なチャネルを選択する前記ステップの前に、前記方法が、
    前記送信予定データの優先度に従って、前記送信予定データが使用できるチャネルの数を特定するステップであって、前記送信予定データの前記優先度が使用できるチャネルの前記数に比例する、ステップ
    をさらに含み、
    前記初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定する前記ステップの前に、前記方法が、
    前記送信回数を使用できるチャネルの前記数に設定するステップ
    をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  11. 利用可能なチャネルを選択する前記ステップが、具体的に、
    チャネルを選択するステップであって、チャネルの数が使用できるチャネルの前記数を超えない、ステップ、および
    前記チャネルに対してリッスンし、前記チャネルから、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルを前記利用可能なチャネルとして選択するステップ、または
    スケジューラにスケジューリング要求を送信するステップであって、前記スケジューリング要求が使用できるチャネルの前記数を搬送する、ステップ、および
    前記スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、前記チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルからチャネルを前記利用可能なチャネルとして選択するステップであって、前記チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルの数が、使用できるチャネルの前記数を超えない、ステップ
    である、請求項10に記載の方法。
  12. 前記初期フレームが前記送信予定データを搬送しないか、または前記送信予定データの一部を搬送するか、または前記送信予定データのすべてを搬送し、
    前記初期フレームが前記送信予定データを搬送しないとき、前記初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定する前記ステップの後に、前記方法が、
    前記初期フレームが首尾よく送信された場合、前記初期フレームが送信された前記チャネル上で、前記送信予定データを送信するステップ
    をさらに含み、
    前記初期フレームが前記送信予定データの一部を搬送するとき、前記初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定する前記ステップの後に、前記方法が、
    前記初期フレームが首尾よく送信された場合、前記初期フレームが送信された前記チャネル上で、前記初期フレーム内では搬送されず、前記送信予定データの中にあるデータを送信するステップ
    をさらに含む、請求項6から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. マルチチャネルベースのデータ送信装置であって、
    利用可能なチャネルを特定するように構成された第1の特定ユニットと、
    送信予定データの優先度に従って、前記送信予定データが使用できるチャネルの数を特定するように構成された第2の特定ユニットであって、前記送信予定データの前記優先度が使用できるチャネルの前記数に比例する、第2の特定ユニットと、
    前記利用可能なチャネルからチャネルを選択して前記送信予定データに対応する初期フレームを送信するように構成された送信ユニットであって、チャネルの数が使用できるチャネルの前記数を超えない、送信ユニットと
    を備える、装置。
  14. 前記第1の特定ユニットが、具体的に、
    すべてのチャネルに対してリッスンし、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルを前記利用可能なチャネルとして特定すること、または
    スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、前記チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルを前記利用可能なチャネルとして特定すること
    を行うように構成された、請求項13に記載の装置。
  15. 前記送信ユニットが、具体的に、
    前記選択されたチャネル上で、前記送信予定データに対応する1つまたは複数の同じ初期フレームを送信すること
    を行うように構成された、請求項13または14に記載の装置。
  16. 初期フレームが前記送信予定データを搬送しないか、または前記送信予定データの一部を搬送するか、または前記送信予定データのすべてを搬送し、
    前記送信ユニットが、前記初期フレームが前記送信予定データを搬送しないとき、かつ前記初期フレームが首尾よく送信された場合、前記初期フレームが送信されたチャネル上で、前記送信予定データを送信するようにさらに構成され、
    前記送信ユニットが、前記初期フレームが前記送信予定データの一部を搬送するとき、かつ前記初期フレームが首尾よく送信された場合、前記初期フレームが送信された前記チャネル上で、前記初期フレーム内では搬送されず、前記送信予定データの中にあるデータを送信するようにさらに構成された、
    請求項13から15のいずれか一項に記載の装置。
  17. マルチチャネルベースのデータ送信装置であって、
    利用可能なチャネルを選択するように構成された選択ユニットと、
    前記利用可能なチャネル上で、送信予定データに対応する初期フレームを送信するように構成された送信ユニットと、
    前記初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定するように構成された判定ユニットと
    を備え、
    前記初期フレームの前記送信状態が前記プリセット条件を満たす場合、前記初期フレームの送信が停止され、前記初期フレームの前記送信状態が前記プリセット条件を満たさない場合、前記選択ユニットが利用可能なチャネルを再選択し、前記送信ユニットが前記再選択された利用可能なチャネル上で前記初期フレームを送信する、
    装置。
  18. 前記プリセット条件が、
    前記初期フレームが首尾よく送信されること
    を含む、請求項17に記載の装置。
  19. 前記プリセット条件が、以下の条件:
    前記初期フレームの送信回数が送信回数のプリセット数に達すること、および
    前記初期フレームが前記利用可能なチャネルを占有する間の時間がプリセット時間しきい値を超えること
    のうちの少なくとも1つをさらに含み、
    前記初期フレームの前記送信状態が前記プリセット条件を前記満たすことが、具体的に、前記初期フレームの前記送信状態が前記プリセット条件に含まれる少なくとも1つの条件を満たすことであり、
    前記初期フレームの前記送信状態が前記プリセット条件を前記満たさないことが、具体的に、前記初期フレームの前記送信状態が前記プリセット条件に含まれるすべての条件を満たないことである、
    請求項18に記載の装置。
  20. 前記送信予定データの優先度に従って前記送信回数を設定するように構成された設定ユニットであって、前記送信予定データの前記優先度が前記送信回数に比例する、設定ユニット
    をさらに備える、請求項19に記載の装置。
  21. 前記選択ユニットが、具体的に、
    すべてのチャネルに対してリッスンし、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルからチャネルを前記利用可能なチャネルとして選択すること、または
    スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、前記チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルからチャネルを前記利用可能なチャネルとして選択すること
    を行うように構成された、請求項17から20のいずれか一項に記載の装置。
  22. 前記送信予定データの優先度に従って、前記送信予定データが使用できるチャネルの数を特定するように構成された特定ユニットであって、前記送信予定データの前記優先度が使用できるチャネルの前記数に比例する、特定ユニットと、
    前記送信回数を使用できるチャネルの前記数に設定するように構成された設定ユニットと
    をさらに備える、請求項19に記載の装置。
  23. 前記選択ユニットが、具体的に、
    チャネルを選択することであって、チャネルの数が使用できるチャネルの前記数を超えない、選択すること、および
    前記チャネルに対してリッスンし、前記チャネルから、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルを前記利用可能なチャネルとして選択すること、または
    スケジューラにスケジューリング要求を送信することであって、前記スケジューリング要求が使用できるチャネルの前記数を搬送する、送信すること、および
    前記スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、前記チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルからチャネルを前記利用可能なチャネルとして選択することであって、前記チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルの数が、使用できるチャネルの前記数を超えない、選択すること
    を行うように構成された、請求項22に記載の装置。
  24. 前記初期フレームが前記送信予定データを搬送しないか、または前記送信予定データの一部を搬送するか、または前記送信予定データのすべてを搬送し、
    前記送信ユニットが、前記初期フレームが前記送信予定データを搬送しないとき、かつ前記初期フレームが首尾よく送信された場合、前記初期フレームが送信された前記チャネル上で、前記送信予定データを送信するようにさらに構成され、
    前記送信ユニットが、前記初期フレームが前記送信予定データの一部を搬送するとき、かつ前記初期フレームが首尾よく送信された場合、前記初期フレームが送信された前記チャネル上で、前記初期フレーム内では搬送されず、前記送信予定データの中にあるデータを送信するようにさらに構成された、
    請求項18から23のいずれか一項に記載の装置。
  25. プロセッサと、
    メモリと
    を備え、
    前記メモリがプログラムコードを記憶するように構成され、前記プロセッサが、以下の動作:
    利用可能なチャネルを特定することと、
    送信予定データの優先度に従って、前記送信予定データが使用できるチャネルの数を特定することであって、前記送信予定データの前記優先度が使用できるチャネルの前記数に比例する、特定することと、
    前記利用可能なチャネルからチャネルを選択して前記送信予定データに対応する初期フレームを送信することであって、チャネルの数が使用できるチャネルの前記数を超えない、送信することと
    を実行するために、前記メモリ内の前記プログラムコードを起動するように構成された、ステーション。
  26. 利用可能なチャネルを前記特定することが、具体的に、
    すべてのチャネルに対してリッスンし、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルを前記利用可能なチャネルとして特定すること、または
    スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、前記チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルを前記利用可能なチャネルとして特定すること
    である、請求項25に記載のステーション。
  27. 前記利用可能なチャネルからチャネルを選択して前記送信予定データに対応する初期フレームを前記送信することが、具体的に、
    前記選択されたチャネル上で、前記送信予定データに対応する1つまたは複数の同じ初期フレームを送信すること
    である、請求項25または26に記載のステーション。
  28. 初期フレームが前記送信予定データを搬送しないか、または前記送信予定データの一部を搬送するか、または前記送信予定データのすべてを搬送し、
    前記初期フレームが前記送信予定データを搬送しないとき、前記利用可能なチャネルからチャネルを選択して前記送信予定データに対応する初期フレームを前記送信することの後に、前記プロセッサが、以下の動作:
    前記初期フレームが首尾よく送信された場合、前記初期フレームが送信された前記チャネル上で、前記送信予定データを送信すること
    をさらに実行するために、前記メモリ内の前記プログラムコードを起動し、
    前記初期フレームが前記送信予定データの一部を搬送するとき、前記利用可能なチャネルからチャネルを選択して前記送信予定データに対応する初期フレームを前記送信することの後に、前記プロセッサが、以下の動作:
    前記初期フレームが首尾よく送信された場合、前記初期フレームが送信された前記チャネル上で、前記初期フレーム内では搬送されず、前記送信予定データの中にあるデータを送信すること
    をさらに実行するために、前記メモリ内の前記プログラムコードを起動する、請求項25から27のいずれか一項に記載のステーション。
  29. プロセッサと、
    メモリと
    を備え、
    前記メモリがプログラムコードを記憶するように構成され、前記プロセッサが、以下の動作:
    利用可能なチャネルを選択することと、
    前記利用可能なチャネル上で、送信予定データに対応する初期フレームを送信することと、
    前記初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを判定することと、
    前記初期フレームの前記送信状態が前記プリセット条件を満たす場合、前記初期フレームの送信を停止し、前記初期フレームの前記送信状態が前記プリセット条件を満たさない場合、利用可能なチャネルを再選択し、前記再選択された利用可能なチャネル上で前記初期フレームを送信することと
    を実行するために、前記メモリ内の前記プログラムコードを起動するように構成された、ステーション。
  30. 前記プリセット条件が、
    前記初期フレームが首尾よく送信されること
    を含む、請求項29に記載のステーション。
  31. 前記プリセット条件が、以下の条件:
    前記送信予定データに対応する前記初期フレームの送信回数が送信回数のプリセット数に達すること、および
    前記送信予定データに対応する前記初期フレームが前記利用可能なチャネルを占有する間の時間がプリセット時間しきい値を超えること
    のうちの少なくとも1つをさらに含み、
    前記初期フレームの前記送信状態が前記プリセット条件を満たす場合、前記初期フレームの送信を前記停止することが、具体的に、
    前記初期フレームの前記送信状態が前記プリセット条件に含まれる少なくとも1つの条件を満たす場合、前記初期フレームの送信を停止することであり、
    前記初期フレームの前記送信状態が前記プリセット条件を満たさない場合、利用可能なチャネルを再選択し、前記再選択された利用可能なチャネル上で前記初期フレームを前記送信することが、具体的に、
    前記初期フレームの前記送信状態が前記プリセット条件に含まれるすべての条件を満たさない場合、利用可能なチャネルを再選択し、前記再選択された利用可能なチャネル上で前記初期フレームを送信することである、
    請求項30に記載のステーション。
  32. 前記初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを前記判定することの前に、前記プロセッサが、以下の動作:
    前記送信予定データの優先度に従って前記送信回数を設定することであって、前記送信予定データの前記優先度が前記送信回数に比例する、設定すること
    をさらに実行するために、前記メモリ内の前記プログラムコードを起動する、請求項31に記載のステーション。
  33. 利用可能なチャネルを前記選択することが、具体的に、
    すべてのチャネルに対してリッスンし、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルからチャネルを前記利用可能なチャネルとして選択すること、または
    スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、前記チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルからチャネルを前記利用可能なチャネルとして選択すること
    である、請求項29から32のいずれか一項に記載のステーション。
  34. 利用可能なチャネルを前記選択することの前に、前記プロセッサが、以下の動作:
    送信予定データの優先度に従って、前記送信予定データが使用できるチャネルの数を特定することであって、前記送信予定データの前記優先度が使用できるチャネルの前記数に比例する、特定すること
    をさらに実行するために、前記メモリ内の前記プログラムコードを起動し、
    前記初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを前記判定することの前に、前記プロセッサが、以下の動作:
    前記送信回数を使用できるチャネルの前記数に設定すること
    をさらに実行するために、前記メモリ内の前記プログラムコードを起動する、請求項31に記載のステーション。
  35. 利用可能なチャネルを前記選択することが、具体的に、
    チャネルを選択することであって、チャネルの数が使用できるチャネルの前記数を超えない、選択すること、および
    前記チャネルに対してリッスンし、前記チャネルから、バックオフプロセスの実行を完了した現在アイドル状態のチャネルを前記利用可能なチャネルとして選択すること、または
    スケジューラにスケジューリング要求を送信することであって、前記スケジューリング要求が使用できるチャネルの前記数を搬送する、送信すること、および
    前記スケジューラによって送信されたチャネルスケジューリング命令を受信し、前記チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルからチャネルを前記利用可能なチャネルとして選択することであって、前記チャネルスケジューリング命令によって示されたチャネルの数が、使用できるチャネルの前記数を超えない、選択すること
    である、請求項34に記載のステーション。
  36. 前記初期フレームが前記送信予定データを搬送しないか、または前記送信予定データの一部を搬送するか、または前記送信予定データのすべてを搬送し、
    前記初期フレームが送信予定データを搬送しないとき、前記初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを前記判定することの後に、前記プロセッサが、以下の動作:
    前記初期フレームが首尾よく送信された場合、前記初期フレームが送信された前記チャネル上で、前記送信予定データを送信すること
    をさらに実行するために、前記メモリ内の前記プログラムコードを起動し、
    前記初期フレームが送信予定データの一部を搬送するとき、前記初期フレームの送信状態がプリセット条件を満たすかどうかを前記判定することの後に、前記プロセッサが、以下の動作:
    前記初期フレームが首尾よく送信された場合、前記初期フレームが送信された前記チャネル上で、前記初期フレーム内では搬送されず、前記送信予定データの中のデータを送信すること
    をさらに実行するために、前記メモリ内の前記プログラムコードを起動する、請求項30から35のいずれか一項に記載のステーション。
JP2016539378A 2013-09-05 2013-09-05 マルチチャネルベースのデータ送信方法およびデータ送信装置 Pending JP2016535534A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2013/082971 WO2015032045A1 (zh) 2013-09-05 2013-09-05 基于多信道的数据发送方法及装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016535534A true JP2016535534A (ja) 2016-11-10

Family

ID=52627691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016539378A Pending JP2016535534A (ja) 2013-09-05 2013-09-05 マルチチャネルベースのデータ送信方法およびデータ送信装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20160174240A1 (ja)
EP (1) EP3024264A4 (ja)
JP (1) JP2016535534A (ja)
CN (1) CN106105287A (ja)
WO (1) WO2015032045A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024038521A1 (ja) * 2022-08-17 2024-02-22 日本電信電話株式会社 無線通信システム、無線端末装置、無線基地局、コントローラ、および無線通信方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102566115B1 (ko) * 2016-03-10 2023-08-14 주식회사 윌러스표준기술연구소 다중 사용자 무선 통신 방법 및 이를 사용하는 무선 통신 단말
KR102597254B1 (ko) 2016-04-04 2023-11-02 주식회사 윌러스표준기술연구소 프래그멘테이션을 이용하는 무선 통신 방법 및 이를 사용하는 무선 통신 단말
KR20190039935A (ko) 2016-08-11 2019-04-16 파나소닉 인텔렉츄얼 프로퍼티 코포레이션 오브 아메리카 무선 통신 방법, 장치 및 시스템
US11283686B2 (en) * 2019-09-03 2022-03-22 The Boeing Company Data communication via communication links
CN112261731B (zh) * 2020-10-21 2022-08-02 中煤科工集团重庆研究院有限公司 一种基于动态优先级的LoRa网关下行帧调度方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003348635A (ja) * 2002-05-24 2003-12-05 Sharp Corp 無線通信システム及び端末局
JP2007143113A (ja) * 2005-10-19 2007-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 送受信システム、送信装置、および送信方法
JP2007214920A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Mitsubishi Electric Corp 無線通信システム
US20100142468A1 (en) * 2008-12-10 2010-06-10 Electronis And Telecommunications Research Institute Apparatus and method for supporting access in wireless communication system
CN103067985A (zh) * 2011-10-21 2013-04-24 上海无线通信研究中心 基于信道质量的超高速无线局域网信道绑定与分配方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8817716B2 (en) * 2008-08-29 2014-08-26 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Efficient working standby radio protection scheme
US9813994B2 (en) * 2011-02-16 2017-11-07 Qualcomm, Incorporated Managing transmit power for better frequency re-use in TV white space
CN102244904B (zh) * 2011-08-11 2014-01-01 南京邮电大学 一种基于业务优先级的信道预留切换控制方法
CN102413577B (zh) * 2011-11-30 2014-06-11 东南大学 多信道无线网络的链路分配方法
US9698866B2 (en) * 2011-12-12 2017-07-04 Texas Instruments Incorporated Scheduling for charger and electric vehicle communication in power line communication system
CN102938920B (zh) * 2012-11-21 2016-03-02 山东大学 一种基于认知的Ad Hoc网络移动组播路由方法
CN103079278A (zh) * 2013-02-07 2013-05-01 东南大学 基于用户满意度的ofdma-wlan系统下行资源分配方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003348635A (ja) * 2002-05-24 2003-12-05 Sharp Corp 無線通信システム及び端末局
JP2007143113A (ja) * 2005-10-19 2007-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 送受信システム、送信装置、および送信方法
JP2007214920A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Mitsubishi Electric Corp 無線通信システム
US20100142468A1 (en) * 2008-12-10 2010-06-10 Electronis And Telecommunications Research Institute Apparatus and method for supporting access in wireless communication system
CN103067985A (zh) * 2011-10-21 2013-04-24 上海无线通信研究中心 基于信道质量的超高速无线局域网信道绑定与分配方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024038521A1 (ja) * 2022-08-17 2024-02-22 日本電信電話株式会社 無線通信システム、無線端末装置、無線基地局、コントローラ、および無線通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20160174240A1 (en) 2016-06-16
WO2015032045A1 (zh) 2015-03-12
EP3024264A1 (en) 2016-05-25
EP3024264A4 (en) 2016-12-21
CN106105287A (zh) 2016-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7303206B2 (ja) 車両対外部通信を行う装置及び方法
US20170311337A1 (en) Data Processing Implementation Method, Base Station and User Equipment
US9769825B2 (en) Fast wireless local area network communication method and apparatus using multiple transfer rate partitioning and cooperative transmission
US11838922B2 (en) Access method and device for wireless network
WO2015180467A1 (zh) 一种上行数据的发送方法、基站、用户设备及通信网络
KR102587145B1 (ko) 캐리어 세트 결정 방법 및 장치, 저장 매체 그리고 전자 디바이스
JP2016535534A (ja) マルチチャネルベースのデータ送信方法およびデータ送信装置
WO2015169050A1 (zh) 基于竞争的资源选择方法、装置和计算机存储介质
JP2017511046A (ja) 無認可スペクトル、デバイス、及びシステムを用いて通信を実行する方法
JP6854287B2 (ja) データ伝送方法及び装置
JP7230225B2 (ja) 伝送リソース検出方法、伝送リソース決定方法と通信機器
JP6807947B2 (ja) リソース管理方法および関連デバイス
CN105282855A (zh) 资源抢占方法及站点
WO2017005040A1 (zh) 多站点的传输指示、传输触发、传输执行方法及装置
US11284283B2 (en) Uplink multi-user multi-input multi-output establishment method and apparatus
KR20170028786A (ko) 무선 통신 시스템에서 데이터를 전송하는 방법 및 장치
CN110830955B (zh) 用户设备的控制方法、基站的控制方法以及用户设备
JP2019500802A (ja) アップリンク・トラフィック・リソース・スケジューリングの方法、デバイス、およびシステム
KR101812045B1 (ko) 멀티채널 액세스 방법 및 장치
CN108282905B (zh) 一种随机接入方法及其网元
US10880916B2 (en) Resource scheduling method and apparatus for logical channel
US8855693B2 (en) Method and apparatus for controlling wireless devices
WO2018107370A1 (zh) 一种点到多点的信道分配方法、装置及系统
US10873879B2 (en) Data transmission method, device, and system
JP2023527606A (ja) リソース除外方法、装置、デバイス及び記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170322

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170704