JP2015122376A - 電子装置、レール構造体及びラック - Google Patents

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Abstract

【課題】電子装置あるいはラックの手前側からレール部材の取り付け及び取り外しが可能な電子装置、レール部材及びラックを提供することが目的である。
【解決手段】ラックマウントレール22のうち、一方のレール部材22Aに設けられた係合ピン31部材がラックの奥柱に係合した状態でロックするロック部材48を有する。他方のレール部材22Bにロック解除突起66を設け、他方のレール部材22Bのスライド操作によりロック解除突起66でロック部材48を押してロック解除位置へ移動させる。
【選択図】図3

Description

本願の開示する技術は、電子装置、レール構造体及びラックに関する。
通信機器を装着するためのマウントレールの板ばね上の係合片を取り付け、この係合片が板ばねの付勢力で背面側マウントアングルに引っかかる構造が知られている。また、マウントキットの両端部のキット連結機構に、マウントキットとマウントアングルとの連結を離脱させる連結離脱機構を設けた構造が知られている。(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)
特開2009−206129号公報 特開2010−62264号公報
このような構造では、ラックの奥側におけるレール部材の取り付けあるいは取り外しを、奥側に回り込んで行う。
そこで、本願の開示する技術は、一つの側面として、電子装置あるいはラックの手前側からレール部材の取り付け及び取り外しが可能な電子装置、レール構造体及びラックを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願の開示する技術によれば、一対のレール部材のうち、一方のレール部材に設けられた係合部材がラックの奥柱に係合した状態でロックするロック部材を、他方のレール部材のスライド操作でロック解除位置へ移動させる。
本願の開示する技術によれば、電子装置あるいはラックの手前側からレール部材の取り付け及び取り外しが可能である。
電子装置を手前側から見た斜視図である。 電子装置の設置ルームの平面図である。 ラックマウントレールの斜視図である。 図3のF4−F4線断面図である。 ラックマウントレールの一端部側の斜視図である。 ラックマウントレールの一端部側の分解斜視図である。 ラックマウントレールの斜視図である。 ラックマウントレールの斜視図である。 ラックマウントレールの斜視図である。 ラックマウントレールの他端部側の斜視図である。 ラックマウントレールの他端部側の平面図である。 ラックマウントレールをラックに取り付ける状態を示す斜視図である。 ラックマウントレールをラックに取り付ける状態を示す斜視図である。 ラックマウントレールをラックに取り付ける状態を示す斜視図である。 ラックマウントレールをラックに取り付ける状態を示す一端部側の断面図である。 ラックマウントレールをラックに取り付ける状態を示す一端部側の断面図である。 ラックマウントレールをラックに取り付ける状態を示す一端部側の断面図である。 ラックマウントレールをラックに取り付ける状態を示す一端部側の断面図である。 ラックマウントレールをラックに取り付ける状態を示す一端部側の断面図である。 ラックマウントレールをラックに取り付ける状態を示す一端部側の断面図である。 ラックマウントレールをラックから取り外す状態を示す斜視図である。 ラックマウントレールをラックから取り外す状態を示す斜視図である。 ラックマウントレールをラックから取り外す状態を示す斜視図である。 ラックマウントレールをラックから取り外す状態を示す一端部側の断面図である。 ラックマウントレールをラックから取り外す状態を示す一端部側の断面図である。 ラックマウントレールをラックから取り外す状態を示す一端部側の断面図である。 ラックマウントレールをラックから取り外す状態を示す一端部側の断面図である。 ラックマウントレールをラックから取り外す状態を示す一端部側の断面図である。 ラックマウントレールをラックから取り外す状態を示す一端部側の断面図である。
以下、本願の開示する技術の一実施形態を説明する。
図1に示されるように、本実施形態に係る電子装置Sは、ラック10と、複数の電子機器20とを備えている。図1において、矢印Lは、電子装置Sの前後方向、矢印Wは、電子装置Sの横幅方向(左右方向)、矢印Hは、電子装置Sの高さ方向をそれぞれ示している。ラック10及び電子機器20の前後方向、横幅方向、及び、高さ方向も、電子装置Sと同様である。ラック10の前側が「手前側」であり、ラック10の後側が「奥側」である。
ラック10は、鉛直方向に長い直方体で形成されている。ラック10は、下フレーム11、上板12、左右一対の奥柱13(図10A〜図10C参照)、左右一対の手前柱14(図10A〜図10C参照)、左右一対の縦フレーム15及び前ドア17を有する。前ドア17は、手前側の開放口18を開閉する。この前ドア17を開いて、開放口18を開放し、ラック10内に、ラックマウントレール22を出し入れしたり、電子機器20の取り付け、取り外しを行ったりする。
複数の電子機器20は、高さ方向には間隙をあけてラック10に搭載されてもよい。電子機器20の間隙は、塞ぎ板24で塞がれることがある。塞ぎ板24で複数の電子機器20間隙を塞ぐことで、ラック10内の風の漏れを防ぐことができる。
図2に示されるように、複数のラック10は、たとえばデータセンターの設置ルーム19内に配置される。この設置ルーム19内で、ラック10のそれぞれは、第一通路19A側にラック10の前面10Aが位置し、第二通路19B側にラック10の後面10Bが位置するように、ラック列10Lとして列状に並べて配置される。ラック列10Lの長さL1は、たとえば10m以上の場合がある。また、ラック列10Lの中心間距離D1は、たとえば2m程度である。
図1に示されるように、複数の電子機器20は、一例として、サーバ等とされる。これら複数の電子機器20は、ラック10の高さ方向に積み重ねられた状態でラック10に搭載される。
図10A〜図10Cに示されるように、ラック10の奥柱13と手前柱14の間に、ラックマウントレール22が掛け渡される。ラックマウントレール22は、「一対のレール部材」の一例であり、「レール構造体」の一例である。
なお、図10A〜図10Cでは、ラックマウントレール22は、横幅方向の図面右側にのみ示されるが、横幅方向の図面左側でも、ラックマウントレール22が奥柱13と手前柱14の間に掛け渡される。そして、ラックマウントレール22が横幅方向の左右1セットでそれぞれ掛け渡された状態で、左右1セットのレール部材22に電子機器20が搭載される。
図3に示されるように、ラックマウントレール22は、第一固定部22Dと第二固定部22Eとが、スライド部22Cによって繋がれて接近及び離間する構造である。第一固定部22Dは、奥柱13に固定される。第二固定部22Eは手前柱14に固定される。
後述するように、第一固定部22Dは、係合ピン31及びロック部材48を有する。また、第二固定部22Eは、係合ピン76及び取付部材74を有する。
ラックマウントレール22は、第一レール部材22A及び第二レール部材22Bを有する。第一レール部材22Aは「一方のレール部材」の一例であり、第二レール部材は「他方のレール部材」の一例である。
第一レール部材22Aは、前後方向に延在する第一板部26Aを有する。第二レール部材22Bは、同じく前後方向に延在する第二板部26Bを有する。第一板部26Aには、前後方向に沿って長孔28が形成される。第二板部26Bには、前後方向に所定間隔をあけて複数のピン30が形成される。ピン30は長孔28に収容されており、これにより、第一レール部材22Aと第二レール部材22Bとが長手方向にスライドし、ラックマウントレール22が全体として伸縮する。
図4にも示されるように、第一板部26Aの上端及び下端には上フランジ32A及び下フランジ34Aが形成される。第二板部26Bの上端及び下端にも上フランジ32B及び下フランジ34Bが形成される。上フランジ32Bが上フランジ32Aの下方に位置し、下フランジ34Bが下フランジ34Aの上方に位置することで、第二板部26Bと第一板部26Aとの上下方向の相対的な位置ズレが抑制される。
第二板部26B(下フランジ34B)の下部からは、支持板部36が連続する。支持板部36は、前後方向に見て略L字状に曲げられており、支持部36Sを有する。左右のラックマウントレール22において、支持部36Sが対向しており、支持部36Sで電子機器20を支持できる。
第二レール部材22Bには、保持板23が取り付けられる。支持板部36と保持板23の間の隙間G2に電子機器20の一部が収容されることで、電子機器20の横幅方向及び高さ方向へのズレが制限される。
図3、図5及び図6に示されるように、第一板部26Aの後端には、前後方向を法線方向とするストッパ壁38が第一板部26Aから連続する。図7A〜図7Cに示されるように、第二板部26Bが第一板部26Aに対し前後にスライドする。特に図7Cに示されるように、スライド部材22が短縮される方向に第二スライド部材22Bがスライドして、第二板部26Bがストッパ壁38に当たると、このスライドが制限される。なお、第一スライド部材22Aと第二スライド部材22Bのスライドは、たとえば、長孔28の端部にピン30との接触によって範囲が制限されてもよい。
ストッパ壁38からは、後方に向かって連結板40が延出される。連結板40の後端からは、前後方向を法線とする折曲壁42が形成される。折曲壁42には、1又は複数(図3、図5及び図6に示される例では上下に間隔をあけて2つ)の係合ピン31が前方に向けて突設される。図11A〜図11Fに示されるように、係合ピン31は、奥柱13の係合孔44に後方側から係合する。
連結板40の中央には、可動孔46が形成される。可動孔46には、ロック部材48が配置される。
図6、図11A〜図11Fにも示されるように、ロック部材48は、連結板40と平行な平坦面48Pと、この平坦面48Pよりも第二レール部材22Bに近い側で傾斜する傾斜面48Qとを有する。
ロック部材48は、可動孔46から横幅方向内側へ突出したロック位置(図11F参照)と、横幅方向外側へ退避したロック解除位置(図13D〜図13F参照)との間を移動可能である。この移動方向は、第一レール部材22Aと第二レール部材22Bのスライド方向と直交する方向(横幅方向)である。
図6に示されるように、連結板40には、横幅方向外側から固定ネジ52でロック押さえ部材50が固定される。ロック押さえ部材50は、ロック部材48の移動を一定範囲に制限する。
ロック部材48には案内凹部54が形成される。この案内凹部54に、ロック押さえ部材50の座繰り部48Zが部分的に収容される。また、ロック部材48の上下面48Gと、可動孔46の内面46Nの隙間は、上下方向で小さく設定される。これらにより、ロック押さえ部材50に対するロック部材48のガタツキが抑制され、ロック部材48の移動方向が横幅方向にガイドされる。
ロック押さえ部材50とロック部材48の間には、1又は複数(図6に示される例では上下に間隔をあけて2つ)のバネ部材58が配置される。バネ部材58は、ロック押さえ部材50の支柱60に装着されると共に、ロック部材48の収容凹部62に収容されており、バネ部材58の位置ズレや落下が抑制される。バネ部材58は、ロック部材48をロック位置に向かって付勢する。
ロック部材48の周囲にはスカート部64が形成される。スカート部64は、ロック部材48がロック位置にあるときに、可動孔46の周囲で連結板40に接触し、横幅方向内側へのロック部材48の移動を制限する。
ロック部材48のロック位置は、図11Fに示されるように、係合孔44に係合ピン31が係合した状態で、係合ピン31に向かって進出し、奥柱13の端部13Tよりも前方側となる位置である。このとき、折曲壁42とロック部材48とが、奥柱13の端部13Tを間にして対向する。
これに対し、ロック部材48のロック解除位置は、図13Dに示されるように、係合ピン31から離れ、奥柱13の端部13Tからも退避する位置である。ロック部材48は奥柱13の前側に位置していないので、第一レール部材22Aを後方側へ移動させ、係合ピン31を係合孔44から後方側へ抜くことが可能である。
図3及び図13A〜13Fに示されるように、第二レール部材22Bの後端からは、後方に向かってロック解除突起66が突設される。第二レール部材22Bが第一レール部材22Aに対し後方側へスライドすると、ロック解除突起66は、第一レール部材22Aのストッパ壁38に形成された挿通孔68を通り、後方側へ突出する。
ロック解除突起66の後端側には、前後方向に対し傾斜した傾斜面66Qが形成される。ロック部材48の傾斜面48Qは、ロック位置にあるときに傾斜面66Qと前後方向に対向する。
図13Bに示されるように、ロック部材48がロック位置にあるとき、ロック解除突起66が後方側へ移動すると、傾斜面48Qに傾斜面66Qが接触する。さらにロック解除突起66が後方側へ移動すると、図13Cから図13Dへと順に示されるように、傾斜面66Qによってロック部材48が横幅方向外側へ押される。そして、ロック部材48がバネ部材58の付勢力に抗してロック解除位置へ移動する。ロック解除突起66は、このようにロック部材48を押したときに不用意に変形しない程度の剛性を有する。なお、傾斜面48Q、66Qのいずれか一方のみが形成される構造であっても、ロック解除突起66でロック部材48を押し、ロック解除位置へ移動させることができる。
図3、図8及び図9に示されるように、第二レール部材22Bには、連結板70を介して、前後方向を法線方向とする他端壁72が形成される。連結板70及び他端壁72には、取付部材74が設けられる。
取付部材74は、1又は複数(図8に示される例では上下に間隔をあけて2つ)の係合ピン76と、保持部材78とを有する。を有する。係合ピン76は後方に向けて突設されている。係合ピン76は、図9に示されるように、手前柱14の係合孔80に前方側から挿入され係合する。
保持部材78は、第二レール部材22Bの連結板70に設けられた回転軸82と、この回転軸82に回転可能に装着された揺動板84とを有する。
回転軸82は、図8に示される例では、上下方向に延在する。揺動板84の前側部分には、横幅方向外側に向けて1又は複数(図8に示される例では上下に間隔をあけて2つ)のロック板86が形成される。
揺動板84は、回転軸82を中心として、ロック板86が横幅方向外側へ突出したロック姿勢(図9に実線で示す)と、ロック板86が横幅方向内側へ退避した非ロック姿勢(図9に二点鎖線で部分的に示す)との間で回転可能である。
連結板70には、回転軸82よりも前方側にストッパ片88が形成される。連結板70がロック姿勢であるとき、連結板70の矢印R1と反対方向(ロック姿勢)への回転は、連結板40がストッパ片88にあたることで制限される。
連結板70には、回転軸82よりも前方側に逃げ孔90が形成される。連結板70の矢印方向への回転は、連結板70の前方側が逃げ孔90に入ることで許容される。
回転軸82には、回転付勢バネ92が装着される。回転付勢バネ92は、揺動板84を、矢印R1と反対の方向、すなわち、ロック姿勢へと付勢する。
揺動板84の前端側には、凹部94が形成される。凹部94によって、揺動板84と逃げ孔90との間に隙間G1が生じる。この隙間G1に作業者が工具等を差し入れ、揺動板84を回転付勢バネ92の付勢力に抗して、矢印R1方向へ回転させることができる。
揺動板84のロック姿勢は、図9に実線で示されるように、係合孔80に係合ピン76が係合した状態で、ロック板86が手前柱14の端部14Tよりも後方側となる姿勢である。このとき、他端壁72とロック板86との間に手前柱14の端部14Tが位置する。
これに対し、揺動板84の非ロック姿勢は、図9に二点鎖線で示されるように、ロック板86が手前柱14の端部14Tから退避した姿勢である。このとき、第二レール部材22Bを前方側へ移動させ、係合ピン76を係合孔80から抜くことが可能である。
図7A〜図7Cに示されるように、第一レール部材22Aと第二レール部材22Bとを相互にスライドさせ、ラックマウントレール22を全体として伸縮させることが可能である。ラックマウントレール22の伸縮により、係合ピン31に対する取付部材74(係合ピン76及び保持部材78)の位置(係合ピン31からの距離)が変化する。
次に、本実施形態の作用・効果及び、ラックマウントレール22をラック10に取り付けて、ラックマウントレール22に電子機器20を搭載する方法を説明する。
ラックマウントレール22をラック10に取り付けるには、まず、前ドア17を開き、開放口18を開放する。そして、ラックマウントレール22を開放口18からラック10内に挿入する。
つぎに、ラックマウントレール22の第一固定部22Dをラック10の奥柱13に固定する。具体的には、図10A及び図11Aに示されるように、奥柱13よりも後側に係合ピン31を位置させる。このとき、係合ピン31は、係合孔44よりも横幅方向内側に位置している。また、ロック部材48はバネ部材58の付勢力を受けて、ロック位置にある。
そして、図11Bに示されるように、ラックマウントレール22の一端22D側を横幅方向外側、すなわち奥柱13に向かって(矢印M1方向に)移動させる。奥柱13の端部13Tとロック部材48の兵端部48Pとが接触する。
図11Cに示されるように、さらにラックマウントレール22の一端22D側を横幅方向外側(矢印M1方向)に移動させると、奥柱13の端部13Tによってロック部材48が押される。ロック部材48はバネ部材58の付勢力に抗して、矢印M2で示されるように、第一レール部材22Aに対し相対的に移動し、ロック位置からロック解除位置へ至る。また、係合孔44と係合ピン31の位置が、前後方向(矢印L方向)に見て一致する。
なお、ロック部材48をロック位置からロック解除位置へ移動させるときには、図13C及び図13Dに示されるように、第二レール部材22Bを後方側へスライドさせてもよい。この場合は、第二レール部材22Bをスライドさせることで、ロック解除突起66の傾斜面66Qがロック部材48の傾斜面48Qを押すので、ロック部材48がロック位置からロック解除位置へ移動する。
この状態で、図11Dに矢印M3で示されるように、ラックマウントレール22(または第一レール部材22A)を前側に移動させると、係合孔44と係合ピン31の位置が、前後方向に見て一致しているので、係合ピン31が係合孔44に挿入される。挿入途中までは、奥柱13の端部13Tとロック部材48の平坦面48Pとが接触する。
図11Eに示されるようにラックマウントレール22をさらに前側に移動させると、ロック部材48の平坦面48Pが奥柱13の端部13Tから離れる。ロック部材48はバネ部材58の付勢力を受け、矢印M4で示されるように、ロック位置へ移動する。この状態では、奥柱13の端部13Tが、ロック部材48と折曲壁42の間に位置する。
さらにラックマウントレール22を前側に移動させると、図11Fに示されるように、折曲壁42が奥柱13に接触する。この状態では、ラックマウントレール22を後側へ移動させても、ロック部材48が奥柱13の端部13Tに当たることで移動が制限され、係合ピン31を係合孔44から抜くことはできない。
このようにして、第一固定部22Dを奥柱13に固定した後、第二固定部22Eを手前柱14に固定する。具体的には、図10Bに矢印M5で示されるように、ラックマウントレール22を伸長させる。
そして、係合ピン76が手前柱14よりも前側に位置させる。この状態で、ラックマウントレール22の他端22E側を横幅方向外側へ移動させる。手前柱14にロック板86が押されて揺動板84が非ロック姿勢となった状態で、第二レール部材22Bを手前側へスライドさせ、係合ピン76を係合孔80に挿入する。図9に示されるように、手前柱14の端部14Tが、ロック片板86と他端壁72の間に位置するため、第二レール部材22Bのスライドが制限され、係合ピン76を係合孔80から抜くことはできない。
このようにして、図10Cに示されるように、ラックマウントレール22を奥柱13及び手前柱14に取り付ける。そして、左右1セットのラックマウントレール22の支持部36Sで電子機器20を支持できる。
ラックマウントレール22をラック10から取り外すには、まず、作業者が直接的にあるいは工具等を隙間G1に差し入れ、揺動板84をロック解除位置に揺動させる。第二レール部材22Bは前側にスライド可能となるので、図12Aに矢印M6で示されるように、第二レール部材22Bを前側にスライドさせ、係合ピン31を係合孔44から抜く。
このとき、図13Aに示されるように、ロック解除突起66の傾斜面66Qは、ロック部材48の傾斜面48Qと非接触である。
図13Bに矢印M7で示されるように、第二レール部材22Bを後方へスライドさせると、ロック解除突起66の傾斜面66Qが、ロック部材48の傾斜面48Qに接触する。そして、第二レール部材22Bを後方へさらにスライドさせると、第一レール部材22A全体が後方側へ押され、ロック部材48が奥柱13に接触する。
この状態で、第二レール部材22Bを後方へさらにスライドさせると、図13Cに示されるように、ロック解除突起66の傾斜面66Qがロック部材48の傾斜面48Qを押す。これにより、ロック部材48がバネ部材58の付勢力に抗して、矢印M8で示されるように、ロック解除位置に向かって移動する。
そして、図13Dに示されるように、ロック部材48がロック解除位置に至ると、ロック解除突起66の曲げ部66Pがロック部材48の平坦面48Pに接触する。これにより、ロック部材48がロック位置へ向かう移動が制限され、ロック部材48はロック解除位置に維持される。
この状態では、奥柱13の端部13Tの前方側にロック部材48が位置していない。第二レール部材22Bを後方へさらに押すと、第一レール部材22Aのストッパ壁38に第二板部26Bが当たる。したがって、図13Eに矢印M9で示されるように、第二レール部材22Bを後方へ押すことで、第一レール部材22Aが後方へ移動する。そして、係合孔44から係合ピン31が抜ける。
係合孔44から係合ピン31が抜けた状態で、図13Fに矢印M10で示されるように、ラックマウントレール22の一端22D側を横幅方向内側に移動させる。矢印M11で示されるように、ラックマウントレール22を前側に引いて、ラック10の前側に出すことができる。
以上の説明から分かるように、本実施形態では、ラックマウントレール22の一端側の第一固定部22Dを奥柱13に対し取り付け及び取り外しする作業を、手前側から行うことが可能である。図1に示されるように、ラック10の手前側は、電子機器20や塞ぎ板24によって塞がれていることが多く、ラック10の手前側から手や工具を差し入れて第一固定部22Dにアクセスすることは難しい。たとえば、図2に示されるラック10Sに対し、ラック10Sの前側から第一固定部22Dに対する奥柱13への取り付け、取り外しを行えない場合を想定する。この場合は、矢印M12で示されるように、まず、第一通路19Aで、ラックマウントレール22の第一固定部22Dを手前柱14に取り付け又は取り外しを行う。そしてその後、第二通路19Bに回り込んで、該当するラック10Sの位置を確認し、ラックマウントレール22の第二固定部を手前柱14に取り付け又は取り外しを行う(あるいはこの逆でもよい)。
これに対し、本実施形態では、ラック10Sの手前側(第一通路19A)から、ラックマウントレール22の第一固定部22Dを奥柱13に対し取り付け及び取り外しでき、第二通路19Bに回り込む必要がない。さらには、ラック10の後ドアを開閉する必要もない。
しかも、第一通路19Bにラックマウントレール22の取付取外用の作業スペースが不要なので、第一通路19Aを狭くし、設置ルーム19内でのラック10の配置密度を高くすることも可能である。
ラックマウントレール22は、第一レール部材22Aと第二レール部材22Bとを有している。ラックマウントレール22が、さらに他のスライド部材を有してもよい。少なくとも、第一レール部材22A及び第二レール部材22Bを有してれば、簡単な構造で、第一レール部材22Aと第二レール部材22Bとの相互のスライドにより、ラックマウントレール22を伸縮させることができる。
ロック解除突起66は、上記実施形態では第二レール部材22Bに設けられる。したがって、ラックマウントレール22の他端側に位置する第二レール部材22Bのスライド操作により、ロック解除突起66を奥側へ移動させ、ロック部材48のロックを解除できる。
また、「係合部材」及び「被係合部」は、係合ピン31及び係合孔44に限定されず、たとえば、係合爪と係合凹部との組み合わせ等でもよい。第1実施形態では、被係合部が係合孔44であり、係合部材が係合ピン31であるので、係合ピン31を係合孔44に挿入することで、確実に係合させることができる。
係合ピン31は、奥柱13の後側から係合孔44に入り込む。すなわち、ラックマウントレール22(第一レール部材22A)を前側に移動させる動作で、係合ピン31を係合孔44に係合させることができる。
特に、係合ピン31をラックマウントレール22の折曲壁42に設けると、ラックマウントレール22をラック10に取り付けた上体で、奥柱13よりもラックマウントレール22が後側へ出っ張らない。
ロック部材48は、ロック位置とロック解除位置とを移動する。ロック部材48は、ロック位置では、係合ピン31が係合孔44に入り込んだ状態で、ラック10の奥柱13の一部を間にして折曲壁と対向する。これにより、係合ピン31が係合孔44に入り込んだ状態を維持できる。そして、ロック部材48は、ロック解除位置では、折曲壁42と対向しないので、係合ピン31を係合孔44に対し抜き差しできる。
ロック部材48は、バネ部材58によりロック位置へ付勢されているので、係合ピン31が係合孔44に入り込んだ状態が不用意に解消されることを抑制できる。
第一レール部材22Aには可動孔46が形成される。可動孔46を通じて、ロック部材48を突出させロック位置とすることができる。
ロック部材48は、保持部材(スカート部64)を有する。しがって、バネ部材58によりロック位置へ付勢されたロック部材48をロック位置に保持できる。
特に、スカート部64は、ロック部材48がロック位置にあるときに可動孔46の周囲に接触するので、ロック位置にあるロック部材48の姿勢を安定的に保持できる。
ロック解除突起66は、上記のバネ部材58からの付勢力がロック部材48に作用していても、この付勢力に抗してロック部材48をロック位置からロック解除位置へ移動させることができる。
しかも、ロック部材48の移動方向は、ラックマウントレール22のスライド方向(矢印M5及び矢印M7方向)と直交する方向である。換言すれば、ロック部材48の移動方向は、ラック10の横幅方向である。このため、ラックマウントレール22の一端22D側を横幅方向に移動させることで、ロック部材48を奥柱13に当てて、ロック解除位置へ移動させることができる。
また、ロック解除突起66は、第二レール部材22Bを第一レール部材22Aへ押し込む押込動作で、容易にロック部材48をロック位置からロック解除位置へ移動させることができる。
特に、ロック部材48の傾斜面48Qと、ロック解除突起66の傾斜面66Qとを形成することで、第二レール部材22Bの押込動作をロック部材48のロック位置からロック解除位置への移動に変換できる。
以上、本願の開示する技術の一実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
なお、上述の本願の開示する技術の一態様に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
奥柱と手前柱とを備え、手前柱側に開放口が形成されたラックと、
相互にスライドすると共に、前記奥柱に一方のレール部材が取り付けられ前記手前柱に他方のレール部材が取り付けられる一対のレール部材と、
前記一方のレール部材の端部に設けられ前記一対のレール部材が前記ラックの開放口から挿入された状態で前記奥柱に形成された被係合部に係合する係合部材と、
前記一方のレール部材に設けられ、前記奥柱に当たり前記係合部材の係合解除方向への移動を阻止するロック部材と、
前記他方のレール部材に設けられ、前記他方のレール部材のスライド操作で前記ロック部材を係合部材のロック解除位置へ移動させるロック解除部材と、
前記奥柱と前記手前柱とに取り付けられた前記一対のレール部材に搭載される電子機器と、
を有する電子装置。
(付記2)
前記被係合部が、前記奥柱に形成された係合孔であり、
前記係合部材が、前記係合孔に入り込む係合ピンである付記1に記載の電子装置。
(付記3)
前記係合ピンが、前記奥柱の後側から前記係合孔に入り込む付記2に記載の電子装置。
(付記4)
前記係合ピンが、前記レール部材の一端側に設けられ前記奥柱の後側へ回り込む折曲壁から突設される付記2又は付記3に記載の電子装置。
(付記5)
前記ロック部材が、前記係合ピンが前記係合孔に入り込んだ状態で前記奥柱の一部を間にして前記折曲壁と対向するロック位置と、前記折曲壁と対向しない前記ロック解除位置との間を移動する付記4に記載の電子装置。
(付記6)
前記ロック部材を前記ロック解除位置から前記ロック位置へ付勢するバネ部材を有する付記5に記載の電子装置。
(付記7)
前記バネ部材の付勢力を受けた前記ロック部材を前記ロック位置で保持する保持部材を有する付記6に記載の電子装置。
(付記8)
前記一方のレール部材に設けられ、前記ロック部材の一部を前記ロック位置で前記一方のレール部材から突出させる可動孔を有する付記7に記載の電子装置。
(付記9)
前記保持部材が、前記ロック部材に設けられ前記ロック位置で前記可動孔の周囲の前記壁部に接触する接触部である付記8に記載の電子装置。
(付記10)
前記ロック解除部材が、前記バネ部材の付勢力に抗して前記ロック部材を前記ロック位置から前記ロック解除位置へ移動させる付記6〜付記9のいずれか1つに記載の電子装置。
(付記11)
前記ロック部材の前記移動の方向が前記一対のレール部材のスライド方向と直交する方向である付記5〜付記10のいずれか1つに記載の電子装置。
(付記12)
前記ロック解除部材が、前記他方のレール部材を前記一方のレール部材へ押し込む押込動作で前記ロック部材を前記ロック解除位置へ移動させる付記5〜付記11のいずれか1つに記載の電子装置。
(付記13)
前記ロック解除部材と前記ロック部材の少なくとも一方に設けられて前記スライド方向に対し傾斜し、前記解除部材と前記ロック部材とが接触した状態で前記押込動作されると前記ロック部材を前記被ロック解除位置へ移動させる傾斜面を有する付記12に記載の電子装置。
(付記14)
ラックの奥柱に取り付けけられる一方のレール部材と、
前記一方のレール部材に対しスライドし、前記ラックの手前柱に取り付けられる他方のレール部材と、
前記一方のレール部材の端部に設けられ前記奥柱に形成された被係合部に係合する係合部材と、
前記一方のレール部材に設けられ、前記奥柱に当たり前記係合部材の係合解除方向への移動を阻止するロック部材と、
前記他方のレール部材に設けられ、前記他方のレール部材のスライド操作で前記ロック部材を係合部材のロック解除位置へ移動させるロック解除部材と、
を有するレール構造体。
(付記15)
前記ロック解除部材が、前記他方のレール部材を前記一方のレール部材へ押し込む押込動作で前記ロック部材を前記ロック解除位置へ移動させる付記14に記載のレール構造体。
(付記16)
前記ロック解除部材と前記ロック部材の少なくとも一方に設けられて前記スライド方向に対し傾斜し、前記解除部材と前記ロック部材とが接触した状態で前記押込動作されると前記ロック部材を前記被ロック解除位置へ移動させる傾斜面を有する付記15に記載のレール構造体。
(付記17)
奥柱及び手前柱と、
相互にスライドすると共に、前記奥柱に一方のレール部材が取り付けられ前記手前柱に他方のレール部材が取り付けられる一対のレール部材と、
前記一方のレール部材の端部に設けられ前記一対のレール部材が前記ラックの手前柱側の開放口から挿入された状態で前記奥柱に形成された被係合部に係合する係合部材と、
前記一方のレール部材に設けられ、前記奥柱に当たり前記係合部材の係合解除方向への移動を阻止するロック部材と、
前記他方のレール部材に設けられ、前記他方のレール部材のスライド操作で前記ロック部材を係合部材のロック解除位置へ移動させるロック解除部材と、
を有するラック。
(付記18)
前記被係合部が、前記奥柱に形成された係合孔であり、
前記係合部材が、前記係合孔に入り込む係合ピンである
付記17に記載のラック。
S 電子装置
10 ラック
12 上板
13 奥柱
14 手前柱
18 開放口
20 電子機器
22 ラックマウントレール(一対のレール部材の一例、レール構造体の一例)
22A 第一レール部材(一方のレール部材の一例)
22B 第二レール部材(他方のレール部材の一例)
31 係合ピン(係合部材の一例)
42 折曲壁
44 係合孔(被係合部の一例)
46 可動孔
48 ロック部材
48Q 傾斜面
58 バネ部材
64 スカート部(接触部の一例)
66 ロック解除突起(ロック解除部材の一例)
66Q 傾斜面

Claims (8)

  1. 奥柱と手前柱とを備え、手前側に開放口が形成されたラックと、
    相互にスライドすると共に、前記奥柱に一方のレール部材が取り付けられ前記手前柱に他方のレール部材が取り付けられる一対のレール部材と、
    前記一方のレール部材の端部に設けられ前記一対のレール部材が前記ラックの開放口から挿入された状態で前記奥柱に形成された被係合部に係合する係合部材と、
    前記一方のレール部材に設けられ、前記奥柱に当たり前記係合部材の係合解除方向への移動を阻止するロック部材と、
    前記他方のレール部材に設けられ、前記他方のレール部材のスライド操作で前記ロック部材を係合部材のロック解除位置へ移動させるロック解除部材と、
    前記奥柱と前記手前柱とに取り付けられた前記一対のレール部材に搭載される電子機器と、
    を有する電子装置。
  2. 前記被係合部が、前記奥柱に形成された係合孔であり、
    前記係合部材が、前記係合孔に入り込む係合ピンである請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記係合ピンが、前記奥柱の後側から前記係合孔に入り込む請求項3に記載の電子装置。
  4. 前記係合ピンが、前記レール部材の一端側に設けられ前記奥柱の後側へ回り込む折曲壁から突設される請求項2又は請求項3に記載の電子装置。
  5. 前記ロック部材が、前記係合ピンが前記係合孔に入り込んだ状態で前記奥柱の一部を間にして前記折曲壁と対向するロック位置と、前記折曲壁と対向しない前記ロック解除位置との間を移動する請求項4に記載の電子装置。
  6. 前記ロック解除部材が、前記他方のレール部材を前記一方のレール部材へ押し込む押込動作で前記ロック部材を前記ロック解除位置へ移動させる請求項5に記載の電子装置。
  7. ラックの奥柱に取り付けけられる一方のレール部材と、
    前記一方のレール部材に対しスライドし、前記ラックの手前柱に取り付けられる他方のレール部材と、
    前記一方のレール部材の端部に設けられ前記奥柱に形成された被係合部に係合する係合部材と、
    前記一方のレール部材に設けられ、前記奥柱に当たり前記係合部材の係合解除方向への移動を阻止するロック部材と、
    前記他方のレール部材に設けられ、前記他方のレール部材のスライド操作で前記ロック部材を係合部材のロック解除位置へ移動させるロック解除部材と、
    を有するレール構造体。
  8. 奥柱及び手前柱と、
    相互にスライドすると共に、前記奥柱に一方のレール部材が取り付けられ前記手前柱に他方のレール部材が取り付けられる一対のレール部材と、
    前記一方のレール部材の端部に設けられ前記一対のレール部材が前記ラックの手前側の開放口から挿入された状態で前記奥柱に形成された被係合部に係合する係合部材と、
    前記一方のレール部材に設けられ、前記奥柱に当たり前記係合部材の係合解除方向への移動を阻止するロック部材と、
    前記他方のレール部材に設けられ、前記他方のレール部材のスライド操作で前記ロック部材を係合部材のロック解除位置へ移動させるロック解除部材と、
    を有するラック。
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