JP2015121502A - 超音波センサ - Google Patents

超音波センサ Download PDF

Info

Publication number
JP2015121502A
JP2015121502A JP2013266320A JP2013266320A JP2015121502A JP 2015121502 A JP2015121502 A JP 2015121502A JP 2013266320 A JP2013266320 A JP 2013266320A JP 2013266320 A JP2013266320 A JP 2013266320A JP 2015121502 A JP2015121502 A JP 2015121502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
transmission
drive signal
detection
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013266320A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6179897B2 (ja
Inventor
逸志 只政
Itsushi Tadamasa
逸志 只政
宏行 手塚
Hiroyuki Tezuka
宏行 手塚
好史 岡本
Yoshifumi Okamoto
好史 岡本
一將 山内
Kazumasa Yamauchi
一將 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2013266320A priority Critical patent/JP6179897B2/ja
Publication of JP2015121502A publication Critical patent/JP2015121502A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6179897B2 publication Critical patent/JP6179897B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

【課題】超音波センサにおいて、反射波に起因する受信信号を残響電圧と区別できるようにして、近距離性能を向上させる。
【解決手段】送波駆動部が、駆動信号11の送信中に、駆動信号11の位相を、送信開始時の駆動信号11とは異なる位相に変調して、位相検出部が、受信信号の位相の変化を検出するようにした。これにより、位相検出部が、受信信号の位相の変化を検出したとき(t)には、その受信信号は、反射波に起因する受信信号14を含むということになる。このため、本超音波センサによれば、超音波センサ(の送受信器)近傍の検知対象物からの反射波を受波したときのように、残響電圧13が残っている間に、検知対象物からの反射波に起因する受信信号14を受信した場合でも、距離計測部が、位相検出部による検出結果に基づいて、検知対象物からの反射波の受波を検知することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、超音波の送波と受波に共用する振動子を有し、送波した超音波に対する、検知対象物からの反射波に応じた受信信号に基づいて、検知対象物までの距離を計算する超音波センサに関する。
従来より、超音波の送波と受波に共用する(圧電セラミック等で形成された)振動子を有し、マイクロフォンとスピーカとを同一の筐体に組み込んだ、一体型の送受信器を有する送受信兼用超音波センサが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の超音波センサでは、駆動信号に基づく振動子の振動を、振動子の共振を利用して増幅して、超音波領域のバースト波を送波した後、検知対象物からの反射波を振動子で受波することにより生じる振動子の振動を、振動子の共振を利用して増幅する。そして、この共振により増幅された振動子の振動に応じた受信信号を増幅器で増幅した後、増幅後の受信信号を検波して、検波後の受信信号の振幅値が、所定の閾値より大きいか否かを検出することにより、反射波の受波を検知する。具体的に言うと、検波後の受信信号の振幅値が、所定の閾値より大きいか否かをコンパレータにより判定する。この結果、図7に示されるように、検知ゲートを開いた後に、コンパレータが、受信信号の振幅値が所定の閾値より大きくなったと判定したとき(コンパレータからの出力信号がハイになったとき)に、検知対象物からの反射波を受波したと判定する。そして、送波の開始時にコンパレータからの出力信号がハイになった時t101と、検知ゲートを開いた後にコンパレータからの出力信号がハイになった時t102との間の時間(時間計測期間)T101を求め、この時間T101に基づき検知対象物までの距離を求める。
特開昭64−44876号公報
ところが、上記の送受信兼用超音波センサは、送波時に、振動子の共振を利用して、振動子の振動を増幅しているため、送波が終了(振動子への駆動信号の印加が終了)しても、直ぐに振動子(振動板)の振動を止めることができない。このため、振動子への駆動信号の印加が終了して、強制振動が終了しても、図7に示されるように、送受信器の端子(電極)間には、自由振動に起因する残響電圧が発生する。この残響電圧があると、近距離にある検知対象物からの反射波に起因する受信信号が、残響電圧に埋もれてしまうので、反射波を検出できないことがある。従って、近距離にある検知対象物からの反射波を検出するには、残響電圧が十分収束した後に、検知ゲートを開く必要がある。ここで、残響電圧が収束するまでの時間には、ある程度マージンを持たせる必要があるため、検知ゲートを開く時間を、残響電圧が収束するであろうと予測される時間から、さらに遅らせる必要がある。このため、近距離性能(送受信器からの距離が短い対象物の検知能力)が、悪化する。すなわち、従来のこの種の超音波センサでは、ある程度遠方にある対象物しか検知することができなかった。
そこで、上記特許文献1に記載の発明は、駆動信号により振動子を駆動した直後に、駆動信号と逆位相の信号を振動子に印加することにより、残響(電圧)を短時間に収束させて、送受信兼用超音波センサの近傍の対象物の検知を可能にすることを図っている。しかしながら、振動子(振動板)の個体差や劣化により、残響電圧の収束に要する時間には、ある程度の幅がある(一定ではない)。この残響電圧の収束に要する時間の幅を考慮して、(超音波の送波から)検知ゲートを開くまでの時間を大幅に遅らせた場合には、特許文献1の発明でも、送受信兼用超音波センサ近傍の対象物の検知を行うことができない。従って、特許文献1の発明のような、残響電圧の収束を早めることにより近距離性能(送受信器からの距離が短い対象物の検知能力)を高める方式では、近距離性能の改善効果に限界がある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、残響電圧が残っている間に、検知対象物からの反射波を受波した場合でも、受波した反射波に起因する受信信号を残響電圧と区別できるようにして、近距離性能を向上させることが可能な超音波センサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の超音波センサは、超音波の送波と受波に共用する振動子を有し、超音波の送波と、送波した超音波に対する、検知対象物からの反射波の受波とを行って、受波した反射波に応じた受信信号を出力する送受信器と、前記送受信器における振動子を駆動するための駆動信号を送信し、送信中に、駆動信号の位相を、送信開始時の駆動信号とは異なる位相に変調する送波駆動部と、前記送受信器から出力された受信信号を増幅する増幅部と、前記増幅部による増幅後の受信信号を検波して、検波後の受信信号の振幅値が、所定の閾値より大きいか否かを検出する振幅検出部と、前記増幅部による増幅後の受信信号の位相の変化を検出する位相検出部と、前記振幅検出部による検出結果と、前記位相検出部による検出結果とに基づいて、前記検知対象物までの距離を計算する距離計測部とを備える。ここで、「信号の位相」とは、周期信号における、基準となる信号に対する角度のずれの量を意味する。
この超音波センサにおいて、前記送波駆動部は、2位相偏移変調した駆動信号を送信することが好ましい。
この超音波センサにおいて、前記送波駆動部により送信される駆動信号は、送波の元になる駆動信号のパターンとして、少なくとも、第1の位相の状態の駆動信号と第2の位相の状態の駆動信号とを有し、前記送波駆動部による駆動信号の送信期間は、前記第1の位相の状態の駆動信号の送信期間と前記第2の位相の状態の駆動信号の送信期間との間の遷移状態の期間として、前記第1の位相と逆位相の駆動信号を送信する期間を含むことが好ましい。
この超音波センサにおいて、前記検知対象物が所定の距離内に存在するときに使用する近距離モードと、前記検知対象物が所定の距離外に存在するときに使用する遠距離モードとを切り替えるモード切替部を備え、前記近距離モードでは、前記送波駆動部は、駆動信号の送信中に、駆動信号の位相を、送信開始時の駆動信号とは異なる位相に変調し、前記距離計測部は、前記振幅検出部による検出結果と、前記位相検出部による検出結果とに基づいて、前記検知対象物までの距離を計算し、前記遠距離モードでは、前記送波駆動部は、駆動信号の送信中に、駆動信号の位相を、送信開始時の駆動信号と異なる位相に変調せず、前記距離計測部は、前記振幅検出部による検出結果に基づいて、前記検知対象物までの距離を計算することが好ましい。
この超音波センサにおいて、前記位相検出部は、前記増幅部による増幅後の受信信号の位相角を求めて、この位相角と所定時間前に求めた位相角との差分量の絶対値が、所定の値を超えたときに、受信信号の位相が変化したと判定することが好ましい。
本発明の超音波センサによれば、送波駆動部が、駆動信号の送信中に、駆動信号の位相を、送信開始時の駆動信号とは異なる位相に変調して、位相検出部が、増幅部による増幅後の受信信号の位相の変化を検出するようにした。ここで、振動子の自由振動に起因する残響電圧(残響信号)は、周波数及び(信号の)位相が一定である。従って、位相検出部が、受信信号の位相の変化を検出したときには、その受信信号は、反射波に起因する受信信号を含むということになる。このため、本超音波センサによれば、超音波センサ近傍の検知対象物からの反射波を受波したときのように、残響電圧が残っている間に、検知対象物からの反射波に起因する受信信号を受信した場合でも、距離計測部が、位相検出部による検出結果に基づいて、検知対象物からの反射波の受波を検知することができる。これにより、近距離性能(送受信器からの距離が短い対象物の検知能力)を向上させることができるので、近距離の(送受信器からの距離が短い)検知対象物までの距離を正確に求めることができる。また、距離計測部は、振幅検出部による検出結果に基づいて、位相検出部による検出結果から、振幅(値)の小さいノイズ成分を除去することができるので、検知対象物までの距離を正確に求めることができる。
本発明の第1の実施形態に係る超音波センサのブロック構成図。 同超音波センサによる距離の計測時の動作を説明するためのタイミングチャート。 同超音波センサの詳細なブロック構成図。 図3中のBPSK復調部のブロック構成図。 同超音波センサの変形例を説明するためのタイミングチャート。 本発明の第2の実施形態に係る超音波センサのブロック構成図。 従来の超音波センサによる距離の計測時の動作を説明するためのタイミングチャート。
以下、本発明を具体化した実施形態による超音波センサについて、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による超音波センサの機能ブロック構成を示す。超音波センサ1は、送波駆動部2と、昇圧トランス3と、振動子を有する送受信器4と、増幅部5と、振幅検出部6と、位相検出部7と、距離計測部8とを備えている。送波駆動部2は、送受信器4における振動子を駆動するための駆動信号を送信し、送信中に、駆動信号の位相を、送信開始時の駆動信号とは異なる位相に変調する。具体的に言うと、送波駆動部2は、2位相偏移変調(BPSK(binary phase shift keying))変調)した駆動信号を送信する。昇圧トランス3は、1次コイル3aと2次コイル3bとを有しており、送波駆動部2から送られた駆動信号電圧を昇圧して、送受信器4に出力する。上記の振幅検出部6、位相検出部7、及び距離計測部8は、マイコン(マイクロコンピュータ)9により構成されている。
送受信器4は、超音波の送波と受波に共用する(圧電セラミック等で形成された)振動子を有し、超音波の送波と、送波した超音波に対する、検知対象物からの反射波の受波とを行って、受波した反射波に応じた受信信号を出力する。すなわち、送受信器4は、一つの振動子でマイクロフォンとスピーカの機能を有する送受信兼用超音波トランスデューサである。送受信器4は、駆動信号に基づく振動子の振動を、振動子の共振を利用して増幅して、超音波の送波をした後、この送波に対する検知対象物からの反射波を振動子で受波することにより生じる振動子の振動を、振動子の共振を利用して増幅する。
上記の増幅部5は、送受信器4から出力された受信信号(電圧)を増幅する。振幅検出部6は、増幅部5による増幅後の受信信号を検波して、検波後の受信信号の振幅値を検出する。より具体的に言うと、振幅検出部6は、増幅部5による増幅後の受信信号を検波して、検波後の受信信号の振幅値が、所定の閾値より大きいか否かを検出する。位相検出部7は、増幅部5による増幅後の受信信号の位相の変化を検出する。本実施形態では、送波駆動部2は、2位相偏移変調した駆動信号を送信するので、位相検出部7は、増幅部5による増幅後の受信信号について、送信開始時の駆動信号の位相から、この駆動信号の位相と180度異なる位相(逆位相)への変化を検出する。距離計測部8は、振幅検出部6による検出結果と、位相検出部7による検出結果とに基づいて、検知対象物までの距離を計算する。
次に、図2を参照して、本超音波センサ1に採用されている、近距離性能を向上させるための工夫について説明する。図中の位相検出出力は、位相検出部7からの出力を示し、振幅検出出力は、振幅検出部6からの出力を示す。送波駆動部2は、駆動信号11の送信中に、駆動信号11の位相を、送信開始時の位相(第1の位相)から、この位相と180度異なる位相(第2の位相)に変化させる。言い換えると、送波駆動部2により送信される駆動信号11は、送波の元になる駆動信号11のパターンとして、第1の位相の状態の駆動信号11と第2の位相の状態の駆動信号11とを有している。図2では、駆動信号11の送信開始時tから位相変化時tまでの期間Tが、第1の位相の駆動信号11の送信期間であり、駆動信号11の位相変化時tから駆動信号の送信終了時tまでの期間Tが、第2の位相の駆動信号11の送信期間である。ただし、送波駆動部2からの駆動信号11に基づいて実際に送波される超音波が第1の位相である期間は、図中の期間Tであり、実際に送波される超音波が第2の位相である期間は、図中の期間Tである。図中の信号12は、送波時の駆動電圧により生じた送受信器4の端子間電圧である。また、検知対象物からの反射波に起因する受信信号14が第1の位相である期間は、図中の受信信号14の(受信)開始時tから、受信信号14の位相変化時tまでの期間Tである。
ここで、図中の送受信器端子間電圧に現れる電圧信号のうち、残響電圧(残響信号)13は、周波数及び(信号の)位相が一定である。従って、位相検出部7が、送受信器端子間電圧に現れる電圧信号(受信信号)の位相の第1の位相から第2の位相への変化を検出したときには、その電圧信号(受信信号)は、検知対象物からの反射波に基づく受信信号14を含むということになる。このため、本超音波センサ1によれば、超音波センサ1(の送受信器4)近傍の検知対象物からの反射波を受波したときのように、残響電圧13が残っている間に、検知対象物からの反射波に起因する受信信号14を受信した場合でも、位相検出部7が、受信信号14の位相の第1の位相から第2の位相への変化を検出することで、残響電圧13が残っている期間中の(反射波の受波に基づく)受信信号14を検出することができる。これにより、距離計測部8が、位相検出部7による上記の検出結果に基づいて、送受信器4近傍の検知対象物からの反射波の受波を検知することができる。
次に、本超音波センサ1における検知対象物までの距離の計測方法について説明する。距離の計測を開始すると、超音波センサ1の送波駆動部2は、送受信器4の振動子を駆動するための駆動信号11の送信を開始する。このとき(図2中のtのとき)、距離計測部8は、送波駆動部2から駆動信号11の送信の開始の通知を受信して、マイコン9内部のタイマーにスタート信号を出力する。これにより、タイマーが、距離計測のための時間の計測(カウント)を開始する。次に、送波駆動部2は、上記の駆動信号11の送信中に、駆動信号11の位相を、送信開始時の位相(第1の位相)から、この位相と180度異なる位相(第2の位相)に変化させる。この送波駆動部2からの駆動信号11は、昇圧トランス3により増幅されて送受信器4に送られ、送受信器4の振動子を駆動する。これにより、送受信器4が、上記の駆動信号11に応じた超音波の送波を行う。そして、送受信器4は、検知対象物からの反射波を受波すると、受波した反射波に応じた受信信号14を出力する。送受信器4により受信された受信信号14は、増幅部5により増幅された後、検波されて、振幅検出部6及び位相検出部7に送られる。
位相検出部7は、検波後の受信信号14の位相の(第1の位相から第2の位相への)変化を検出して、この位相の変化を検出したときに、出力をハイにする。また、振幅検出部6は、上記の検波後の受信信号14の振幅が所定の閾値よりも大きいときに、出力をハイにする。距離計測部8は、検知ゲートを開いた後に、振幅検出部6からの出力がハイのときに、位相検出部7による位相の変化の検出結果が有効であると判断する。具体的には、距離計測部8は、検知ゲートを開いた後に、振幅検出部6からの出力がハイである期間中に、最初に位相検出部7からの出力(位相検出出力)がハイになった時tに、受信信号14の位相が変化したと判断して、タイマーにストップ信号を出力する。そして、距離計測部8は、タイマーのカウンタ値に基づいて、スタート信号の出力時(駆動信号11の送信開始時)tから、ストップ信号の出力時tまでの期間(時間計測期間)Tの時間を求める。なお、上記のように、振幅検出部6からの出力がハイのとき(受信信号14の振幅が所定の閾値より大きいとき)の、位相検出部7による位相の変化の検出結果のみを有効にした理由は、位相検出部7による検出対象から、振幅の小さなノイズ成分を除くためである。
検知対象物までの距離の算出に用いる時間は、駆動信号11の送信開始時tから、受信信号14の受信開始時tまでの期間の時間であるべきだが、上記の期間Tには、受信信号14の受信開始時tから位相変化時tまでの期間Tの時間が余分に含まれている。ここで、上記の受信信号14の受信開始時tから位相変化時tまでの期間Tの時間は、第1の位相の駆動信号11の送信期間Tの時間と大差がない。このため、距離計測部8は、期間Tの時間から、(期間Tの時間の代わりに)期間Tの時間を減算して、この減算結果の時間に音速を乗じて、検知対象物までの距離を算出する。また、上記の期間Tの時間が、送波される超音波が第1の位相である期間(期間T)と実質的に等しいことを利用して、上記の端子間電圧における、送波に起因する信号12の位相変化時tから、検知対象物からの反射波に起因する受信信号14の位相変化時tまでの期間Tの時間に、音速を乗じて、検知対象物までの距離を算出してもよい。なお、図中の破線のパルス15は、送波時に、振動子の振動が、駆動信号11印加時の強制振動から、駆動信号11の印加終了後の自由振動に移行するときに、信号12の位相が(逆位相に)反転することにより生じる、位相検出部7からのハイの出力を示す。
次に、図3を参照して、本超音波センサ1のより詳細な機能ブロック構成の例を示す。図3において、図1と同じ部材には、同じ番号を付して、その説明を省略する。図3中のLNA(Low Noise Amplifier)21は、図1中の増幅部5に相当する。図3に示される例では、LNA21の後段に、AD(Analog−to−Digital)コンバータ22と、BPF(Band−pass filter)23と、直交検波部24とが、設けられている。直交検波部24は、乗算器25、26と、LPF(Low−pass filter)27、28とを有している。
上記の構成によれば、LNA21から出力された、増幅後の(低ノイズの)受信信号が、ADコンバータ22によりディジタル信号に変換されて、BPF23に入力される。BPF23は、ADコンバータ22より入力されたディジタル信号の形式の受信信号から、送波した超音波信号の周波数の周辺領域の周波数を有する受信信号を抽出して、直交検波部24に出力する。直交検波部24内の乗算器25と乗算器26とは、それぞれ、相互に直交する(90度の位相差を持った)2つの信号(例えば、sinωtとcosωt)を、BPF23から出力された受信信号に乗算する。例えば、乗算器25は、BPF23から出力された受信信号にsinωtを乗算することにより、sinωtの信号を受信信号に混合する。また、乗算器26は、BPF23から出力された受信信号にcosωtを乗算することにより、cosωtの信号を受信信号に混合する。ここで、上記の相互に直交する2つの信号(例えば、sinωtとcosωt)は、送受信器4による送波の搬送波と周波数が同じ信号である。乗算器25、乗算器26から出力された信号は、それぞれ、LPF27、28により高周波成分を除去されて、I成分と、Q成分となって、BPSK復調部29と振幅検出部6に入力される。
振幅検出部6は、既知の方法により、I成分とQ成分から、直交検波部24による検波後の受信信号の振幅値を検出する。振幅検出部6は、例えば、I成分とQ成分のそれぞれを二乗した値を足し合わせた値の平方根を計算することにより、直交検波部24による検波後の受信信号の振幅値を検出する。また、BPSK復調部29は、既知の方法により、I成分とQ成分から、直交検波部24による検波後の受信信号の位相の変化(上記第1の位相から第2の位相への変化)を検出する。BPSK復調部29は、例えば、Q成分とI成分との比のアークタンジェントを計算することにより、直交検波部24による検波後の受信信号の位相の変化を検出する。BPSK復調部29は、図1中の位相検出部7に相当する。距離計測部8は、振幅検出部6による受信信号の振幅値の検出結果と、BPSK復調部29による受信信号の位相の変化の検出結果とに基づいて、検知対象物までの距離を計算する。
次に、図4を参照して、上記BPSK復調部29の具体的な構成の例について説明する。この例では、BPSK変調(2位相偏移変調)された受信信号の復調に、位相角の差分を使用する。すなわち、図に示されるBPSK復調部29は、DBPSK(Differential binary phase shift keying(差動2位相偏移変調))復調方式を採用している。このBPSK復調部29は、位相角算出回路31と、遅延器32と、減算器33と、コンパレータ34と、絶対値出力回路35とを備えている。
位相角算出回路31は、上記の直交検波後のI成分とQ成分との比のアークタンジェントを計算することにより、図3中の直交検波部24による検波後の受信信号の位相角θを算出する。減算器33は、位相角算出回路31から送られた、検波後の受信信号の位相角θから、遅延器32に保持されている、直近に算出された位相角θ−1を減算して、これらの位相角の差分量(θ−θ−1)を求め、この差分量を絶対値出力回路35に送る。絶対値出力回路35は、減算器33から送られた位相角の差分量(θ−θ−1)の絶対値|θ−θ−1|を求め、この差分量の絶対値をコンパレータ34に送る。コンパレータ34は、この差分量の絶対値|θ−θ−1|を所定の閾値と比較して、この差分量の絶対値が閾値を超えた場合に、図3中の距離計測部8にストップ信号を出力する。すなわち、このBPSK復調部29では、受信信号の現在の位相角θと直近に求めた位相角θ−1との差分量の絶対値が、所定の値(閾値)を超えたときに、受信信号の位相が変化した(位相が反転した)と判定して、距離計測部8にストップ信号を出力する。距離計測部8は、このストップ信号を受け取ると、タイマーをストップさせ、その時点のタイマーのカウンタ値に基づいて、検知対象物までの距離を算出する。なお、遅延器32に保持する位相角θ−1として、所定時間前(例えば、図2中の受信信号14が第1の位相である期間Tにおける、信号の振幅と位相が安定している時点)に求めた位相角を用いてもよい。
上記のような方式を採用したことにより、このBPSK復調部29では、簡易に、BPSK変調された受信信号の復調(受信信号の位相反転(位相変化)の検出)を行うことができる。ここで、残響電圧(残響信号)は、位相の変化がない(位相が一定である)ので、上記のように、受信信号の位相角の絶対値を気にせず、位相角の(閾値以上の)変化があったか否かに基づいて、検知対象物からの反射波に基づく受信信号における位相反転(位相変化)を検出することができる。従って、上記のような簡易な受信信号のBPSK復調方法(位相反転検出方法)を採用することができる。
上記のように、第1の実施形態の超音波センサ1によれば、送波駆動部2が、駆動信号の送信中に、駆動信号の位相を、送信開始時の駆動信号の位相とは異なる位相に変調して、位相検出部7が、増幅部5による増幅後の受信信号の位相の変化を検出するようにした。ここで、振動子の自由振動に起因する残響電圧(残響信号)は、周波数及び(信号の)位相が一定である。従って、位相検出部7が、受信信号の位相の変化を検出したときには、その受信信号は、反射波に起因する受信信号を含むということになる。このため、本超音波センサ1によれば、超音波センサ近傍の検知対象物からの反射波を受波したときのように、残響電圧が残っている間に、検知対象物からの反射波に起因する受信信号を受信した場合でも、距離計測部8が、位相検出部7による検出結果に基づいて、検知対象物からの反射波の受波を検知することができる。これにより、近距離性能(送受信器4からの距離が短い対象物の検知能力)を向上させることができるので、近距離の(送受信器4からの距離が短い)検知対象物までの距離を正確に求めることができる。また、距離計測部8は、振幅検出部6による検出結果に基づいて、検波後の受信信号から、振幅(値)の小さいノイズ成分を除去することができるので、検知対象物までの距離をさらに正確に求めることができる。
次に、図5を参照して、本実施形態の超音波センサ1の変形例について説明する。上記のように、本実施形態の超音波センサ1は、送受信器4の振動子の共振を利用して、超音波の送波を行っている。このため、送受信器4は、駆動信号自体(の周波数や位相)を急激に(瞬時に)変化させることはできても、駆動信号に基づく実際の送波(の周波数や位相)を急激に変化させることはできない。このため、本実施形態の超音波センサ1は、BPSK変調波を送波するときに、位相が反転する(第2の位相の状態になる)のに、時間がかかる。そこで、本変形例では、図5中の第1の位相の状態(以下、第1位相状態という)の駆動信号の送信期間T11と第2の位相の状態(以下、第2位相状態という)の駆動信号の送信期間T13との間に、遷移状態の期間T12として、第1の位相と180度位相が異なる(逆位相の)駆動信号を送信する期間を設けた。これにより、遷移状態の期間T12に振動子に印加される、第1の位相と180度位相が異なる(逆位相の)駆動信号によって、この遷移状態の期間T12中に、第1位相状態の駆動信号に起因する振動子の残響を略収束させることができる。
そして、この振動子の残響が略収束した状態において、送波駆動部2が、第1位相状態の駆動信号の送信期間T11と実質的に同じ長さの期間T13だけ、第2位相状態の駆動信号を送信することで、第1位相状態の送波の安定ポイントにおける振幅と、第2位相状態の送波の安定ポイントにおける振幅とを略等しくすることができる。従って、図5中の第2位相状態の受信信号の安定ポイントにおける振幅Aを、第1位相状態の受信信号の安定ポイントにおける振幅Aと略等しくすることができる。これにより、位相検出部7による安定した位相検出(位相変化の検出)を行うことが可能になる。ここで、第1位相状態の送波の安定ポイントとは、実際の送波における位相角が0度になっているところを意味し、第2位相状態の送波の安定ポイントとは、実際の送波における位相角が180度になっているところを意味する。
図5中における期間T14は、受信信号における、第1位相状態から第2位相状態への遷移状態の期間を表す。この期間T14の間には、(受波及び)受信信号の位相も振幅も安定していないので、位相検出部7からの出力と振幅検出部6からの出力の両方が同時にハイになることはない。従って、この期間T14の間に、距離計測部8が、図2中の受信信号14の位相が変化したと判断して、タイマーにストップ信号を出力することはない。なお、図5では、説明の都合上、遷移状態の期間T14における受信信号振幅の変化を誇張して模式的に表しており、期間T14における受信信号振幅がゼロになることは、実際にはない。
次に、図6を参照して、本発明の第2の実施形態による超音波センサ1について説明する。第2の実施形態の超音波センサ1は、BPSKモード(請求項における近距離モード)と遠距離モードとを切り替えるモード切替部41を備えている点が、第1の実施形態の超音波センサ1と異なっている。本実施形態における他の回路構成については、基本的に、上記第1の実施形態と同様であるので、同じ番号を付して、その説明を省略する。
BPSKモードは、第1の実施形態と同様に、BPSK変調した駆動信号を送信し、受信信号の位相の変化の検出結果と、受信信号の振幅値の検出結果に基づいて、検知対象物までの距離を計算するモードである。BPSKモードでは、送波駆動部2は、駆動信号の送信中に、駆動信号の位相を、送信開始時の駆動信号とは180度異なる位相に変調し、距離計測部8は、振幅検出部6の検出結果と、位相検出部7の検出結果とに基づいて、検知対象物までの距離を計算する。これに対して、遠距離モードは、従来と同様、超音波領域のバースト波を送波した後、受信信号の振幅値の検出結果に基づいて、検知対象物までの距離を計算するモードである。遠距離モードでは、送波駆動部2は、駆動信号の送信中に、駆動信号の位相を、送信開始時の駆動信号と異なる位相に変調せず、距離計測部8は、振幅検出部6による検出結果に基づいて、検知対象物までの距離を計算する。この遠距離モードでは、検波後の受信信号の振幅値が、所定の閾値より大きいか否かを、振幅検出部6内部のコンパレータにより判定して、コンパレータが、受信信号の振幅値が所定の閾値より大きくなったと判定したときに、検知対象物からの反射波を受波したと判定する。
上記のBPSKモードは、検知対象物が、超音波センサ1(の送受信器4)から所定の距離内(近距離)に存在するときに使用され、遠距離モードは、検知対象物が、超音波センサ1(の送受信器4)から所定の距離外(遠距離)に存在するときに使用される。BPSKモードは、例えば、検知対象物が、超音波センサ1(の送受信器4)から、20cm〜60cmの距離内に存在するときに使用される。また、遠距離モードは、例えば、検知対象物が、超音波センサ1(の送受信器4)から、60cm〜1.5mの距離内に存在するときに使用される。
上記のBPSKモードでは、上記の第1位相状態と第2位相状態の2つの状態が必要であるため、送波用の駆動信号のパルス幅が固定と考えると、従来の超音波センサと比べて、駆動信号のパルス数を多くすることが難しい。しかも、上記のように、BPSKモードに採用されている、第1の実施形態と同様な距離測定方法は、従来の超音波センサよりも近距離性能を向上させるためのものなので、なおさら、駆動信号のパルス数を多くすることが難しい。このため、第1位相状態及び第2位相状態の送波を、多くのパルス数の駆動信号を用いて行えないので、これらの送波を大きな振幅で行うことが難しい。従って、BPSKモードでは、遠距離の検出性能の向上には、限界がある。
本実施形態の超音波センサ1では、モード切替部41を設けて、このモード切替部41により、近距離検出用のBPSKモードと遠距離モードとを切り替えることができるようにした。これにより、検知対象物が、超音波センサ1から所定の距離外に存在するときには、遠距離モードに切り替えて、遠距離モードで検知対象物までの距離を計算することができる。遠距離モードは、上記のように、検知対象物が、超音波センサ1から所定の距離外(遠距離)に存在するときに使用されるモードであるので、近距離検出用のBPSKモードと比べて、駆動信号のパルス数を多くすることが容易である。しかも、遠距離モードでは、1つの位相状態の駆動信号のみを送信すればよいので、2つの位相状態の駆動信号を送信する必要のあるBPSKモードと比べて、駆動信号のパルス数を多くすることができる。このように、本実施形態の超音波センサ1は、遠距離モードでは、BPSKモードと比べて、駆動信号のパルス数を多くすることが容易なので、大きな振幅の送波を行うことができる。これにより、第1の実施形態の超音波センサ1と比べて、遠距離検出性能をより向上させることができる。
また、本実施形態の超音波センサ1は、検知対象物が、超音波センサ1から所定の距離内(近距離)に存在するときには、BPSKモードに切り替えて、BPSKモードで検知対象物までの距離を計算することができる。これにより、第1の実施形態の超音波センサ1と同様に、近距離性能を向上させることができるので、近距離の検知対象物までの距離を正確に求めることができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、上記の各実施形態では、送波駆動部2が、2位相偏移変調した駆動信号を送信する場合(送波駆動部2が、2種類の位相の駆動信号を送信する場合)について説明したが、送波駆動部が、送信する位相の種類は、2つに限られない。例えば、送波駆動部が、4位相偏移変調した駆動信号を送信するようにしてもよい。また、上記第1の実施形態では、振幅検出部6、位相検出部7、及び距離計測部8を、一つのマイコン9により構成したが、これらの回路を複数の(マイコン等の)プロセッサやFPGA(Field Programmable Gate Array)で構成してもよい。
1 超音波センサ
2 送波駆動部
4 送受信器
5 増幅部
6 振幅検出部
7 位相検出部
8 距離計測部
41 モード切替部
12 遷移状態の期間

Claims (5)

  1. 超音波の送波と受波に共用する振動子を有し、超音波の送波と、送波した超音波に対する、検知対象物からの反射波の受波とを行って、受波した反射波に応じた受信信号を出力する送受信器と、
    前記送受信器における振動子を駆動するための駆動信号を送信し、送信中に、駆動信号の位相を、送信開始時の駆動信号とは異なる位相に変調する送波駆動部と、
    前記送受信器から出力された受信信号を増幅する増幅部と、
    前記増幅部による増幅後の受信信号を検波して、検波後の受信信号の振幅値が、所定の閾値より大きいか否かを検出する振幅検出部と、
    前記増幅部による増幅後の受信信号の位相の変化を検出する位相検出部と、
    前記振幅検出部による検出結果と、前記位相検出部による検出結果とに基づいて、前記検知対象物までの距離を計算する距離計測部とを備える超音波センサ。
  2. 前記送波駆動部は、2位相偏移変調した駆動信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の超音波センサ。
  3. 前記送波駆動部により送信される駆動信号は、送波の元になる駆動信号のパターンとして、少なくとも、第1の位相の状態の駆動信号と第2の位相の状態の駆動信号とを有し、
    前記送波駆動部による駆動信号の送信期間は、前記第1の位相の状態の駆動信号の送信期間と前記第2の位相の状態の駆動信号の送信期間との間の遷移状態の期間として、前記第1の位相と逆位相の駆動信号を送信する期間を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の超音波センサ。
  4. 前記検知対象物が所定の距離内に存在するときに使用する近距離モードと、前記検知対象物が所定の距離外に存在するときに使用する遠距離モードとを切り替えるモード切替部を備え、
    前記近距離モードでは、
    前記送波駆動部は、駆動信号の送信中に、駆動信号の位相を、送信開始時の駆動信号とは異なる位相に変調し、
    前記距離計測部は、前記振幅検出部による検出結果と、前記位相検出部による検出結果とに基づいて、前記検知対象物までの距離を計算し、
    前記遠距離モードでは、
    前記送波駆動部は、駆動信号の送信中に、駆動信号の位相を、送信開始時の駆動信号と異なる位相に変調せず、
    前記距離計測部は、前記振幅検出部による検出結果に基づいて、前記検知対象物までの距離を計算することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の超音波センサ。
  5. 前記位相検出部は、前記増幅部による増幅後の受信信号の位相角を求めて、この位相角と所定時間前に求めた位相角との差分量の絶対値が、所定の値を超えたときに、受信信号の位相が変化したと判定することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の超音波センサ。
JP2013266320A 2013-12-25 2013-12-25 超音波センサ Expired - Fee Related JP6179897B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013266320A JP6179897B2 (ja) 2013-12-25 2013-12-25 超音波センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013266320A JP6179897B2 (ja) 2013-12-25 2013-12-25 超音波センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015121502A true JP2015121502A (ja) 2015-07-02
JP6179897B2 JP6179897B2 (ja) 2017-08-16

Family

ID=53533233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013266320A Expired - Fee Related JP6179897B2 (ja) 2013-12-25 2013-12-25 超音波センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6179897B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101790888B1 (ko) * 2016-08-09 2017-10-26 서울대학교산학협력단 초음파를 이용한 거리 측정 방법 및 이를 이용한 거리 측정 장치
KR20180063739A (ko) * 2016-12-02 2018-06-12 현대오트론 주식회사 초음파 센서 근거리 측정 구동 방법
WO2019030113A3 (de) * 2017-08-09 2019-04-04 Elmos Semiconductor Aktiengesellschaft Selbsttestfähiges messsystem und verfahren zum betreiben eines selbsttestfähigen messsystems

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0784044A (ja) * 1993-09-20 1995-03-31 Nooken:Kk 距離測定方法及び距離測定器
JPH08136651A (ja) * 1994-11-14 1996-05-31 Suzuki Motor Corp 超音波距離測定装置
JP2000035478A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 Japan Radio Co Ltd 超音波測定装置
US6587072B1 (en) * 2002-03-22 2003-07-01 M/A-Com, Inc. Pulse radar detection system
JP2005249770A (ja) * 2003-12-17 2005-09-15 Denso Corp 距離検出装置、物体検出装置
JP2012237712A (ja) * 2011-05-13 2012-12-06 Toyota Central R&D Labs Inc 車両の監視方法及び監視装置
JP2013124982A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Panasonic Corp 車両用障害物検出装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0784044A (ja) * 1993-09-20 1995-03-31 Nooken:Kk 距離測定方法及び距離測定器
JPH08136651A (ja) * 1994-11-14 1996-05-31 Suzuki Motor Corp 超音波距離測定装置
JP2000035478A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 Japan Radio Co Ltd 超音波測定装置
US6587072B1 (en) * 2002-03-22 2003-07-01 M/A-Com, Inc. Pulse radar detection system
JP2005249770A (ja) * 2003-12-17 2005-09-15 Denso Corp 距離検出装置、物体検出装置
JP2012237712A (ja) * 2011-05-13 2012-12-06 Toyota Central R&D Labs Inc 車両の監視方法及び監視装置
JP2013124982A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Panasonic Corp 車両用障害物検出装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101790888B1 (ko) * 2016-08-09 2017-10-26 서울대학교산학협력단 초음파를 이용한 거리 측정 방법 및 이를 이용한 거리 측정 장치
KR20180063739A (ko) * 2016-12-02 2018-06-12 현대오트론 주식회사 초음파 센서 근거리 측정 구동 방법
KR101887902B1 (ko) * 2016-12-02 2018-08-13 현대오트론 주식회사 초음파 센서 근거리 측정 구동 방법
WO2019030113A3 (de) * 2017-08-09 2019-04-04 Elmos Semiconductor Aktiengesellschaft Selbsttestfähiges messsystem und verfahren zum betreiben eines selbsttestfähigen messsystems
US11313967B2 (en) 2017-08-09 2022-04-26 Elmos Semiconductor Se Self-testing measuring system

Also Published As

Publication number Publication date
JP6179897B2 (ja) 2017-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN209894972U (zh) 声学距离测量电路
JP4283170B2 (ja) 物体検出装置
US7643376B2 (en) Direction detecting device and direction detecting system
KR101040257B1 (ko) 레이더 시스템 및 이를 이용한 신호 처리 방법
JP2007316066A (ja) 距離測定センサ及びこれを用いた距離測定方法
JP2012255667A (ja) 物体検出装置
JP6179897B2 (ja) 超音波センサ
JP5301882B2 (ja) パルス信号の送受信装置
JP2009265009A (ja) 超音波計測装置
JP2003172776A (ja) レーダ装置
US9103764B2 (en) Method and system for determining the time-of-flight of an acoustic signal
JP2007240485A (ja) パルスレーダ装置及び測距方法
JP2010060520A (ja) 超音波の変復調方法並びに距離検出方法、通信方法
JP6714542B2 (ja) 物体検知システム
JP2015161530A (ja) 超音波センサ
JP5522733B2 (ja) ベースバンド増幅ユニット及びパルスレーダ装置
KR102193234B1 (ko) 차량용 초음파 센서의 감지 거리 증가 장치 및 그 동작 방법
JP6962270B2 (ja) 物体検知装置
JP6221915B2 (ja) 弾性表面波センサの信号処理装置
JP7123571B2 (ja) Fmcwレーダ装置
JP2596360B2 (ja) ソーナー装置
JP2013190217A (ja) レーダ干渉除去装置及びレーダ干渉除去方法
KR102142503B1 (ko) Fmcw 레이더의 와이드밴드 신호 송신 장치 및 방법
JP5070787B2 (ja) 表面弾性波計測装置および方法
JP2019032207A (ja) 物体検知装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160407

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170411

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170522

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170710

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6179897

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees