JP2015121295A - トルクロッド - Google Patents
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Abstract
【課題】軽量な合成樹脂製のロッド本体を採用しつつ、充分な耐荷重性も実現可能とされた、新規な構造のトルクロッドを提供すること。【解決手段】インナ軸部材34をロッド本体12の幅方向に挟んだ両側に一対の補強部材50,50が配設されており、それら一対の補強部材50,50が本体ゴム弾性体36に固着されていると共に、一対の補強部材50,50がアウタ筒部20の内周面に重ね合わされてアウタ筒部20の周方向に延びていると共に、一対の補強部材50,50の周方向端部間に本体ゴム弾性体36が連続的に設けられて、それら一対の補強部材50,50の周方向端部が本体ゴム弾性体36によって相互に周方向に弾性連結されている。【選択図】図3
Description
本発明は、例えば自動車においてパワーユニットを車両ボデーに防振連結するトルクロッドに関するものであって、特に合成樹脂製のロッド本体を有するトルクロッドに関するものである。
従来から、パワーユニットと車両ボデーを防振連結して、パワーユニットのトルク反力を支持するトルクロッドが知られている。トルクロッドは、ロッド本体の両端部にパワーユニットと車両ボデーの各一方に取り付けられる第一の取付部と第二の取付部を備えていると共に、それら第一の取付部と第二の取付部の少なくとも一方がブッシュ構造とされている。即ち、第一の取付部と第二の取付部の少なくとも一方は、ロッド本体に設けられたアウタ筒部にインナ軸部材を差し入れて、それらアウタ筒部とインナ軸部材を本体ゴム弾性体によって相互に弾性連結した構造を有しており、本体ゴム弾性体の弾性変形によるエネルギー減衰作用に基づいて防振効果が発揮されるようになっている。
ところで、特開2013−19502号公報(特許文献1)などにも開示されているように、トルクロッドの軽量化などを目的として、鉄やアルミニウム合金などの金属で形成されていたロッド本体を、合成樹脂製とすることが試みられている。このような合成樹脂製のロッド本体を採用する場合には、より一層の軽量化や構造の簡略化を図るために、インナ軸部材の外周面に本体ゴム弾性体を加硫接着したゴムブッシュの周囲に、合成樹脂製のロッド本体を射出成形して、本体ゴム弾性体の外周面にロッド本体の一部として形成されたアウタ筒部を固着した構造も用いられる。これによれば、ゴムブッシュをロッド本体のアウタ筒部に圧入固定するための筒金具を、本体ゴム弾性体の外周面に設ける必要がなく、部品点数の削減と更なる軽量化が図られる。
しかしながら、合成樹脂製のロッド本体は、金属製のロッド本体よりも変形剛性が小さいことから、荷重の入力によって変形し易く、大荷重の入力によってロッド本体のアウタ筒部が損傷するおそれがある。即ち、インナ軸部材とアウタ筒部がロッド長さ方向で相互に当接すると、アウタ筒部がロッド長さ方向に伸びると共にロッド幅方向で縮むように変形して、ロッド幅方向の両側部分に大きな応力が作用することで、アウタ筒部のロッド幅方向両側部分における損傷が問題になり易かった。
なお、特許文献1に記載されたトルクロッドでは、アウタ筒部を含むロッド本体を厚肉とすることで強度を確保しているが、使用する合成樹脂材料の量が多くなってコスト増の原因になり得ると共に、合成樹脂製のロッド本体を採用することによる軽量化のメリットが小さくなるおそれもあって、有効とは言い難かった。
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、軽量な合成樹脂製のロッド本体を採用しつつ、充分な耐荷重性も実現可能とされた、新規な構造のトルクロッドを提供することにある。
以下、このような課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。
すなわち、本発明の第一の態様は、合成樹脂で形成されたロッド本体の両端部に第一の取付部と第二の取付部が設けられていると共に、それら第一の取付部と第二の取付部の少なくとも一方が、該ロッド本体の端部に一体形成されたアウタ筒部にインナ軸部材が差し入れられて、それらアウタ筒部とインナ軸部材が本体ゴム弾性体によって弾性連結された構造を有しているトルクロッドにおいて、前記インナ軸部材を前記ロッド本体の幅方向に挟んだ両側に一対の補強部材が配設されており、それら一対の補強部材が前記本体ゴム弾性体に固着されていると共に、該一対の補強部材が前記アウタ筒部の内周面に重ね合わされて該アウタ筒部の周方向に延びていると共に、該一対の補強部材の周方向端部間に該本体ゴム弾性体が連続的に設けられて、それら一対の補強部材の周方向端部が該本体ゴム弾性体によって相互に周方向に弾性連結されていることを、特徴とする。
このような第一の態様に従う構造とされたトルクロッドによれば、一対の補強部材がアウタ筒部の内周面に重ね合わされることにより、アウタ筒部の変形剛性が高められて、アウタ筒部の変形量が低減される。これにより、インナ軸部材とアウタ筒部がロッド本体の長さ方向で当接する場合に、アウタ筒部がロッド本体の幅方向で縮径変形するのを抑えて、アウタ筒部の過大な変形による損傷を回避することができる。
さらに、一対の補強部材の周方向端部を相互に弾性連結する本体ゴム弾性体の圧縮ばね成分によって、一対の補強部材の接近変位が制限されている。これにより、アウタ筒部が扁平に変形するのを、一対の補強部材によって効果的に防いで、アウタ筒部の損傷をより有利に防止することができる。
また、アウタ筒部を含むロッド本体を合成樹脂で形成することによって軽量化が図られると共に、周上で部分的に設けられる補強部材によって、アウタ筒部の変形剛性が高められることから、アウタ筒部全体を厚肉化する必要がなく、軽量化がより有利に実現される。
本発明の第二の態様は、第一の態様に記載されたトルクロッドにおいて、前記アウタ筒部には前記ロッド本体の長さ方向に対して傾斜して周方向に延びる曲壁部が設けられており、前記一対の補強部材の周方向端部が、該曲壁部の内周側に沿うように配置されて、周方向端縁側に行くに従って該ロッド本体の幅方向で相互に接近しているものである。
第二の態様によれば、一対の補強部材の周方向端部間に介在する本体ゴム弾性体が、一対の補強部材の接近変位に対して、一対の補強部材の周方向端部間で効率的に圧縮されることから、一対の補強部材の接近変位がより有利に制限されて、アウタ筒部の損傷が回避される。
本発明の第三の態様は、第一又は第二の態様に記載されたトルクロッドにおいて、前記インナ軸部材の外周面上に加硫成形された前記本体ゴム弾性体の外周側に前記ロッド本体の前記アウタ筒部が射出成形されて、該本体ゴム弾性体が該アウタ筒部の射出成形圧によって予圧縮されているものである。
第三の態様によれば、インナ軸部材を備えた本体ゴム弾性体の外周側にアウタ筒部を後成形して、本体ゴム弾性体に対してアウタ筒部の射出成形圧による予圧縮を施すことにより、ロッド本体の幅方向における本体ゴム弾性体のばね定数が大きく設定される。それ故、一対の補強部材がロッド本体の幅方向で接近変位し難くされて、アウタ筒部の変形量が一層低減されることから、アウタ筒部の過大な変形による損傷が防止される。
本発明の第四の態様は、第一〜第三の何れか一つの態様に記載されたトルクロッドにおいて、前記一対の補強部材が前記本体ゴム弾性体に埋設されて、該一対の補強部材が前記アウタ筒部の内周面に該本体ゴム弾性体を介して間接的に重ね合わされているものである。
第四の態様によれば、一対の補強部材が本体ゴム弾性体に埋設されていることから、それら一対の補強部材と本体ゴム弾性体との固着面積が大きく確保されて、耐久性の向上が図られる。しかも、一対の補強部材とアウタ筒部の間に本体ゴム弾性体が介在することから、一対の補強部材とアウタ筒部が隙間なく重ね合わされて、一対の補強部材によるアウタ筒部の補強効果を安定して得ることができる。
本発明の第五の態様は、第一〜第四の何れか一つの態様に記載されたトルクロッドにおいて、前記一対の補強部材が合成樹脂で形成されているものである。
第五の態様によれば、補強部材の軽量化が図られて、一対の補強部材がアウタ筒部の周上で部分的に設けられることと相俟って、トルクロッドの軽量化がより高度に実現される。
本発明によれば、インナ軸部材をロッド本体の幅方向両側に挟んで一対の補強部材が配設されており、それら一対の補強部材が本体ゴム弾性体に固着されてアウタ筒部の内周面に重ね合わされており、アウタ筒部が一対の補強部材で部分的に補強されて、変形量を制限されることにより、アウタ筒部の損傷が防止される。更に、一対の補強部材の周方向端部が本体ゴム弾性体によって周方向に弾性連結されていることにより、一対の補強部材の周方向端部間に設けられる本体ゴム弾性体の圧縮ばね成分によって、一対の補強部材の接近変位が制限されて、アウタ筒部の変形量がより効果的に低減されることで、耐久性の更なる向上が図られる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1〜3には、本発明の第一の実施形態としてのトルクロッド10が示されている。トルクロッド10は、ロッド本体12の一方の端部に、第一の取付部としての第一のブッシュ14が設けられると共に、ロッド本体12の他方の端部に、第二の取付部としての第二のブッシュ16が設けられた構造とされている。なお、以下の説明において、ロッド長さ方向とはロッド本体12の軸方向である図1中の上下方向を、ロッド幅方向とはロッド本体12の軸直角方向である図1中の左右方向を、それぞれ言う。
より詳細には、ロッド本体12は、硬質の合成樹脂で形成された長手状の部材であって、一方の端部に第一のアウタ筒部18を備えていると共に、他方の端部に第二のアウタ筒部20を備えている。本実施形態では、第一のアウタ筒部18が略円筒形状とされていると共に、第二のアウタ筒部20が異形筒状とされている。なお、ロッド本体12は、例えば、ガラス繊維やカーボンファイバーなどで繊維補強された合成樹脂で形成されて、変形剛性を大きく確保されることが望ましい。
より具体的には、第二のアウタ筒部20は、全体として角丸の略五角筒状であって、一対の側壁部22,22を第一の曲壁部24と第二の曲壁部26によって相互に連結した構造とされている。ロッド本体12の幅方向(図3中、左右方向)両側の壁部である一対の側壁部22,22は、ロッド長さ方向に広がる略平板形状とされて、ロッド幅方向で相互に対向して配置されている。また、ロッド本体12の長さ方向(図3中、上下方向)内側の壁部である第一の曲壁部24は、周方向の中央部分がロッド幅方向に広がる略平板形状とされていると共に、両端部分が円弧状に湾曲して周方向に延びている。更に、ロッド本体12の長さ方向外側の壁部である第二の曲壁部26は、ロッド長さ方向外側に向かって次第に狭幅となる屈曲板形状とされており、周方向の中央部分と両端部分がそれぞれ円弧状に湾曲して周方向に延びている。なお、一対の側壁部22,22と第一の曲壁部24と第二の曲壁部26は、合成樹脂で一体形成されている。
また、ロッド本体12の長さ方向一方の端部には、第一のアウタ筒部18を利用して第一のブッシュ14が設けられている。第一のブッシュ14は、第一のアウタ筒部18に小径の略円筒形状を呈する第一のインナ軸部材28が挿通されて、それら第一のアウタ筒部18と第一のインナ軸部材28が、略円筒形状の第一の本体ゴム弾性体30によって、相互に弾性連結された構造を有している。更に、第一のアウタ筒部18の軸方向中央部分には、軸方向両端部よりも内周側に突出する第一の抜止突部32が一体形成されており、第一の本体ゴム弾性体30の軸方向両端部が、第一の抜止突部32に軸方向で係止されている。
また、ロッド本体12の長さ方向他方の端部には、第二のアウタ筒部20を利用して第二のブッシュ16が設けられている。第二のブッシュ16は、第二のアウタ筒部20に小径の略円筒形状を呈する第二のインナ軸部材34が挿通されていると共に、それら第二のアウタ筒部20と第二のインナ軸部材34が、厚肉の略筒形状とされた第二の本体ゴム弾性体36によって、相互に弾性連結された構造を有している。更に、第二のアウタ筒部20の軸方向中央部分には、軸方向両端部分よりも内周側に突出する第二の抜止突部38が一体形成されており、第二の本体ゴム弾性体36の軸方向両端部が、第二の抜止突部38に軸方向で係止されている。
本実施形態では、第一のインナ軸部材28の外周面上に第一の本体ゴム弾性体30を加硫成形すると共に、第二のインナ軸部材34の外周面上に第二の本体ゴム弾性体36を加硫成形した後、それら本体ゴム弾性体30,36の外周面上にロッド本体12を射出成形することにより、第一,第二のブッシュ14,16を備えたトルクロッド10が形成される。これにより、第一の本体ゴム弾性体30の内周面が第一のインナ軸部材28に加硫接着されると共に、外周面が第一のアウタ筒部18に固着される一方、第二の本体ゴム弾性体36の内周面が第二のインナ軸部材34に加硫接着されると共に、外周面が第二のアウタ筒部20に固着される。また、第一,第二の本体ゴム弾性体30,36は、ロッド本体12の射出成形圧によって内周側に予圧縮されており、ばね定数がロッド本体12の成形前に比して大きくされている。なお、本実施形態では、ロッド本体12の射出成形前に、第一,第二の本体ゴム弾性体30,36の外周面に接着剤を塗布することで、第一のアウタ筒部18が第一の本体ゴム弾性体30の外周面に接着されていると共に、第二のアウタ筒部20が第二の本体ゴム弾性体36の外周面に接着されている。
さらに、第一, 第二の本体ゴム弾性体30,36の外周面には、軸方向の中央部分に全周に亘って連続する周溝が形成されており、第一, 第二のアウタ筒部18,20が、第一, 第二の本体ゴム弾性体30,36の外周面上に形成されることによって、各周溝に嵌合された第一, 第二の抜止突部32,38が形成されている。
また、第二の本体ゴム弾性体36には、すぐり孔としての内スリット40と外スリット42が形成されている。内スリット40は、第二のインナ軸部材34に対してロッド長さ方向の一方側である第一のブッシュ14側に形成されており、第二のインナ軸部材34の外周側を半周に満たない長さで周方向に延びていると共に、第二の本体ゴム弾性体36をインナ中心軸方向(図2中、左右方向)に貫通している。一方、外スリット42は、第二のインナ軸部材34に対してロッド長さ方向の他方側(外側)に形成されており、第二のインナ軸部材34の外周側を略半周の長さで周方向に延びていると共に、第二の本体ゴム弾性体36をインナ中心軸方向に貫通している。
このような内外スリット40,42が形成されることにより、第二の本体ゴム弾性体36には、それら内外スリット40,42の周方向間を延びて、第二のアウタ筒部20と第二のインナ軸部材34を連結する一対のゴム脚44,44が形成されている。本実施形態のゴム脚44,44は、図3に示すように、ロッド幅方向の外側に行くに従ってロッド長さ方向の内側に傾斜して延びている。また、本実施形態のゴム脚44,44は、第二のアウタ筒部20における一対の側壁部22,22と、第一の曲壁部24の周方向両端部とに対して、固着されている。なお、第二の本体ゴム弾性体36は、第二のアウタ筒部20の内周面を覆う筒状の外周ゴム層46と、第二のインナ軸部材34の外周面を覆う筒状の内周ゴム層48と、それら外周ゴム層46と内周ゴム層48を連結する一対のゴム脚44,44とが、一体形成された構造を有している。
また、第二の本体ゴム弾性体36には、一対の補強部材50,50が固着されている。補強部材50は、第二のアウタ筒部20の内周面に沿って広がる薄肉の湾曲板状の部材であって、第二の本体ゴム弾性体36よりも剛性の大きい材質からなり、好適には、厚さ方向(径方向)の変形剛性が第二のアウタ筒部20よりも大きくされている。更に、本実施形態の補強部材50は、軸方向の全長に亘って略一定の断面形状で延びており、内外周面が軸方向に凹凸の無い滑らかな形状とされている。補強部材50は、例えば鉄などで形成され得るが、より好適には、軽量化のために、アルミニウム合金や合成樹脂などの比重の小さい材料が採用され、本実施形態では、炭素繊維やガラス繊維などで補強された高強度の合成樹脂で形成されている。
より具体的には、補強部材50は、周方向の中間部分がロッド長さ方向に延びる平板部52とされており、平板部52のロッド長さ方向内側には、第一の湾曲板部54が一体形成されている。この第一の湾曲板部54は、厚さ方向で湾曲する板形状であって、ロッド長さ方向の内側に行くに従ってロッド幅方向の内側に傾斜しており、第二のアウタ筒部20の第一の曲壁部24の周方向両端部分に沿って、周方向に延びている。一方、平板部52のロッド長さ方向外側には、第二の湾曲板部56が一体形成されている。この第二の湾曲板部56は、厚さ方向で湾曲する板形状であって、ロッド長さ方向の外側に行くに従ってロッド幅方向の内側に傾斜しており、第二のアウタ筒部20の第二の曲壁部26の周方向両端部分に沿って、周方向に延びている。
なお、補強部材50が第二のブッシュ16に配設されていることからも明らかなように、本発明に係るアウタ筒部が第二のアウタ筒部20によって構成されていると共に、インナ軸部材が第二のインナ軸部材34によって構成されており、更に本体ゴム弾性体が第二の本体ゴム弾性体36によって構成されている。
そして、一対の補強部材50,50は、図3,4に示すように、第二のインナ軸部材34に対してロッド幅方向の両側に配設されて、第二の本体ゴム弾性体36の外周ゴム層46に埋設されており、第二のアウタ筒部20の内周面に重ね合わされて周方向に延びている。即ち、補強部材50の平板部52が、第二のアウタ筒部20の側壁部22に対して、ロッド幅方向内側に配されており、第一の湾曲板部54が第一の曲壁部24の周方向端部に沿うようにして周方向に延びていると共に、第二の湾曲板部56が第二の曲壁部26の周方向端部に沿うようにして周方向に延びている。これにより、一対の補強部材50,50の周方向両端部分が、周方向端縁側に行くに従ってロッド幅方向で相互に接近しており、周方向両端が略ロッド幅方向で相互に向き合うようにして配置されている。
さらに、補強部材50は、第一の湾曲板部54が、内スリット40に対するロッド長さ方向内側にまで達していると共に、第二の湾曲板部56が、外スリット42に対するロッド長さ方向外側にまで達している。これにより、一対の補強部材50,50は、ゴム脚44,44の外周を周方向の全体に亘って覆うようにして広がっている。
更にまた、補強部材50は、外周面の全体が外周ゴム層46で覆われており、第二のアウタ筒部20の内周面に対して、外周ゴム層46を介して間接的に当接した状態で重ね合わされている。本実施形態では、補強部材50と第二のアウタ筒部20の対向面間距離が、補強部材50の全体において略一定とされている。更に、本実施形態の補強部材50は、軸方向(図4中、上下方向)の長さが、第二のアウタ筒部20よりも小さくされており、図4に示すように、補強部材50の全体が、第二のアウタ筒部20の第二の抜止突部38と対向して配置されている。
また、一対の補強部材50,50は、第二のアウタ筒部20の内周面を周上で部分的に覆うように、各半周に満たない周方向長さで延びており、一対の補強部材50,50の周方向一方の端部間に第一の連結ゴム58が設けられていると共に、周方向他方の端部間に第二の連結ゴム60が設けられている。第一,第二の連結ゴム58,60は、何れも、第二の本体ゴム弾性体36の外周端部(外周ゴム層46)を構成しており、第一の連結ゴム58が第二のアウタ筒部20の第一の曲壁部24に固着されていると共に、第二の連結ゴム60が第二のアウタ筒部20の第二の曲壁部26に固着されている。そして、第一,第二の連結ゴム58,60は、第二のアウタ筒部20に沿って周方向に連続して延びており、一対の補強部材50,50の周方向両端部が、第一,第二の連結ゴム58,60によって、周方向で相互に弾性連結されている。なお、第一の連結ゴム58が、ロッド長さ方向で内スリット40の内側に設けられていると共に、第二の連結ゴム60が、ロッド長さ方向で外スリット42の外側に設けられている。
このような構造とされたトルクロッド10は、第一のブッシュ14の第一のインナ軸部材28が図示しない車両ボデーに取り付けられると共に、第二のブッシュ16の第二のインナ軸部材34が図示しないパワーユニットに取り付けられる。これにより、パワーユニットのトルク反力がトルクロッド10を介して車両ボデーに支持されて、パワーユニットの変位が制限されるようになっている。
かかる車両装着状態において、車両の減速などによるロッド長さ方向の大荷重がトルクロッド10に入力されると、第二のインナ軸部材34が、内スリット40を挟んで対向する第二のアウタ筒部20の第一の曲壁部24に当接することで、第二のインナ軸部材34と第二のアウタ筒部20の相対変位量が制限されるようになっている。一方、車両の加減速などによるロッド長さ方向の大荷重がトルクロッド10に入力されると、図5に示すように、第二のインナ軸部材34が、外スリット42を挟んで対向する第二のアウタ筒部20の第二の曲壁部26に当接することで、第二のインナ軸部材34と第二のアウタ筒部20の相対変位量が制限されるようになっている。これらにより、第二のインナ軸部材34と第二のアウタ筒部20のロッド長さ方向への相対変位量を制限するストッパ手段が設けられている。
本実施形態では、一対の補強部材50,50が、第二のアウタ筒部20におけるロッド長さ方向の両側部分を外れて配設されており、第二のインナ軸部材34が当接する第二のアウタ筒部20の内周面が、厚肉とされた第一,第二の連結ゴム58,60で覆われている。これにより、第二のインナ軸部材34と第二のアウタ筒部20が、ロッド長さ方向で第一の連結ゴム58又は第二の連結ゴム60を介して当接して、当接時の打音などが低減されるようになっている。特に、ロッド長さ方向の内側に設けられる第一の連結ゴム58は、周方向の中央部分が第二のインナ軸部材34に向かって山状に突出して特に厚肉とされており、緩衝作用がより効果的に発揮されるようになっている。なお、一対の補強部材50,50は、ロッド長さ方向の投影において、第二のインナ軸部材34をロッド幅方向の外側に外れて配置されている。
また、図5に示すように、第二のインナ軸部材34と第二のアウタ筒部20が、ロッド長さ方向で相互に当接すると、第二のアウタ筒部20が、ロッド長さ方向で拡径変形しようとすると共にロッド幅方向で縮径変形しようとする。ここにおいて、第二のアウタ筒部20のロッド幅方向両側部分に、一対の補強部材50,50が重ね合わされていることにより、第二のアウタ筒部20の変形剛性が高められており、第二のアウタ筒部20の変形量が小さくされる。これにより、特に第二のアウタ筒部20の一対の側壁部22,22に作用する引張応力が低減されることから、第二のアウタ筒部20の損傷が防止される。
しかも、一対の補強部材50,50の周方向端部間には、第一の連結ゴム58と第二の連結ゴム60が、周方向に連続して設けられており、それら補強部材50,50の周方向両端部が、第一,第二の連結ゴム58,60によって、周方向で相互に弾性連結されている。それ故、一対の補強部材50,50がロッド幅方向で相互に接近しようとすると、第一,第二の連結ゴム58,60が、一対の補強部材50,50の周方向両端部間で周方向に圧縮されて、一対の補強部材50,50の接近変位が、第一,第二の連結ゴム58,60の弾性(圧縮ばね)によって制限される。その結果、第二のインナ軸部材34と第二のアウタ筒部20のロッド長さ方向での当接に対して、第二のアウタ筒部20のロッド幅方向への縮径変形量がより低減されて、第二のアウタ筒部20の耐久性の向上が図られる。
本実施形態では、補強部材50の周方向両端部が、第二のアウタ筒部20に沿うように湾曲して周方向に延びる第一,第二の湾曲板部54,56とされており、一対の補強部材50,50の周方向端部が、ロッド幅方向で互いに向い合って配置されている。これにより、一対の補強部材50,50の周方向端部間を繋ぐ第一,第二の連結ゴム58,60が、ロッド長さ方向に対して傾斜して周方向に延びており、一対の補強部材50,50のロッド幅方向での接近変位に対して、第一,第二の連結ゴム58,60が効率的に周方向で圧縮されて、圧縮ばね成分による変位規制効果がより有利に発揮される。
さらに、補強部材50が第二のアウタ筒部20の内周面に沿った形状とされていることから、一対の補強部材50,50の配設部分において、周方向に一様な補強効果を得ることができる。これにより、第二のアウタ筒部20において応力の集中が問題となり易いロッド幅方向の両側が、一対の補強部材50,50によって広い範囲に亘って安定して補強されて、第二のアウタ筒部20の耐久性向上が有効に図られる。
さらに、補強部材50,50の外周面の全体が、第二のアウタ筒部20の内周面に対して重ね合わされていることから、広い範囲で補強効果が有効に発揮されて、第二のアウタ筒部20の耐久性の向上がより有利に図られ得る。特に、補強部材50,50の外周面が、第二のアウタ筒部20の内周面に対して、第二の本体ゴム弾性体36の外周端部を介する間接的な当接状態で重ね合わされることから、補強部材50,50の外周面の全体が、第二のアウタ筒部20に安定して当接せしめられて、目的とする補強効果を有効に得ることができる。加えて、補強部材50,50と第二のアウタ筒部20の対向面間距離が、全体に亘って略一定とされていることから、補強効果が広範囲で一様に発揮されて、第二のアウタ筒部20の損傷が有利に防止される。
また、トルクロッド10は、ロッド本体12が合成樹脂製であることから、金属製のロッド本体を採用する場合に比して、軽量とされている。しかも、ロッド本体12の第二のアウタ筒部20が、荷重入力時の変形によって損傷し易い部位を、補強部材50,50で部分的に補強されていることから、全周を厚肉化して補強するよりも一層の軽量化が実現される。
さらに、合成樹脂で形成されたロッド本体12において、ウエルドや樹脂注入孔などの脆弱部が補強部材50で補強されるようにすれば、第二のアウタ筒部20が部分的な脆弱部において損傷するのを防いで、耐久性の向上を実現することができる。
また、第二のインナ軸部材34と第二のアウタ筒部20の間に内外スリット40,42が形成されていることから、第二のインナ軸部材34と第二のアウタ筒部20が衝撃的に当接し得るが、補強部材50,50による第二のアウタ筒部20の補強によって、第二のアウタ筒部20の損傷が回避される。従って、第二のブッシュ16において、ロッド長さ方向のばね定数を小さく設定して優れた防振性能を実現しつつ、第二のアウタ筒部20の損傷を防ぐことができる。
図6,7には、本発明の第二の実施形態としてのトルクロッド70が示されている。トルクロッド70は、ロッド本体12の両端部に、第一の取付部としての第一のブッシュ14と、第二の取付部としての第二のブッシュ72とを設けた構造とされている。なお、第一の実施形態と実質的に同一の部材および部位については、図中に同一の符号を付すことにより、説明を省略する。
より詳細には、第二のブッシュ72は、第二の本体ゴム弾性体36の外周端部に一対の補強部材74,74が固着されている。補強部材74は、第二のアウタ筒部20の内周面に沿った湾曲板状とされており、第二の本体ゴム弾性体36の外周面に露出した状態で固着されて、第二のアウタ筒部20の内周面に直接接触して重ね合わされている。本実施形態では、補強部材74の外周面が、全体に亘って第二の本体ゴム弾性体36から露出しており、補強部材74の外周面の全体が、第二のアウタ筒部20の内周面に直接的に接触している。
このような本実施形態に従う構造とされたトルクロッド70においても、第一の実施形態のトルクロッド10と同様に、一対の補強部材74,74による補強効果などによって、第二のアウタ筒部20の損傷が回避されて、耐久性の向上が図られ得る。
また、本実施形態では、硬質の補強部材74と硬質の第二のアウタ筒部20が、直接当接して重ね合わされていることから、第二のアウタ筒部20がより直接的に補強されて、耐久性の向上が効率的に図られ得る。
以上、本発明の実施形態について詳述してきたが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、第一, 第二の取付部は、少なくとも一方に本発明構造が適用されていれば良く、第二の取付部としての第二のブッシュ16に本発明構造が適用された前記実施形態では、第一の取付部の構造は適宜に変更可能である。具体的には、例えば、第一の取付部として車両ボデーへの剛結構造を採用しても良いし、ピロボールブッシュなどの別構造のブッシュを採用することもできる。
さらに、第一, 第二の取付部の両方に本発明構造を適用することも可能である。即ち、例えば、前記実施形態のトルクロッド10において、第一のブッシュを第二のブッシュ16と対称に配された同一構造としても良い。
更にまた、第二の取付部だけが本発明構造とされた前記実施形態のトルクロッド10において、第二のブッシュ16の具体的な構造は、本発明構造に従う限り、適宜に変更可能である。具体的には、内部に非圧縮性流体が封入された流体室を有する液封ブッシュを第二のブッシュとして採用することもでき得る。
さらに、前記実施形態では、第二のアウタ筒部20が異形筒状(略角丸五角筒状)とされていたが、第二のアウタ筒部20の形状は特に限定されず、例えば円筒形状であっても良い。また、第一のアウタ筒部18と第二のアウタ筒部20は、互いに異なる方向に開口するように形成されていても良い。
また、内外スリット40,42は必須ではなく、なくても良いし、何れか一方だけが形成されていても良い。更に、内外スリット40,42の具体的な形状や大きさなどは、特に限定されるものではない。
また、補強部材の周方向長さは限定されるものではなく、例えば、補強部材の周方向長さは、補強部材の周方向両端部が、内外スリット40,42の軸方向外側にまでは至らないように、設定されていても良い。
また、補強部材は、アウタ筒部に沿って周方向に延びる形状とされて、アウタ筒部の内周面に対して周方向の全体に亘って略一定の距離に配置されることが望ましいが、例えば、アウタ筒部の内周面とは異なる曲率で周方向に延びて、アウタ筒部の内周面との距離が周方向で変化していても良い。
10,70:トルクロッド、12:ロッド本体、14:第一のブッシュ(第一の取付部)、16,72:第二のブッシュ(第二の取付部)、20:第二のアウタ筒部(アウタ筒部)、24:第一の曲壁部(曲壁部)、26:第二の曲壁部(曲壁部)、34:第二のインナ軸部材(インナ軸部材)、36:第二の本体ゴム弾性体(本体ゴム弾性体)、50,74:補強部材、54:第一の湾曲板部(補強部材の周方向端部)、56:第二の湾曲板部(補強部材の周方向端部)、58:第一の連結ゴム、60:第二の連結ゴム
Claims (5)
- 合成樹脂で形成されたロッド本体の両端部に第一の取付部と第二の取付部が設けられていると共に、それら第一の取付部と第二の取付部の少なくとも一方が、該ロッド本体の端部に一体形成されたアウタ筒部にインナ軸部材が差し入れられて、それらアウタ筒部とインナ軸部材が本体ゴム弾性体によって弾性連結された構造を有しているトルクロッドにおいて、
前記インナ軸部材を前記ロッド本体の幅方向に挟んだ両側に一対の補強部材が配設されており、それら一対の補強部材が前記本体ゴム弾性体に固着されていると共に、該一対の補強部材が前記アウタ筒部の内周面に重ね合わされて該アウタ筒部の周方向に延びていると共に、該一対の補強部材の周方向端部間に該本体ゴム弾性体が連続的に設けられて、それら一対の補強部材の周方向端部が該本体ゴム弾性体によって相互に周方向に弾性連結されていることを特徴とするトルクロッド。 - 前記アウタ筒部には前記ロッド本体の長さ方向に対して傾斜して周方向に延びる曲壁部が設けられており、前記一対の補強部材の周方向端部が、該曲壁部の内周側に沿うように配置されて、周方向端縁側に行くに従って該ロッド本体の幅方向で相互に接近している請求項1に記載のトルクロッド。
- 前記インナ軸部材の外周面上に加硫成形された前記本体ゴム弾性体の外周側に前記ロッド本体の前記アウタ筒部が射出成形されて、該本体ゴム弾性体が該アウタ筒部の射出成形圧によって予圧縮されている請求項1又は2に記載のトルクロッド。
- 前記一対の補強部材が前記本体ゴム弾性体に埋設されて、該一対の補強部材が前記アウタ筒部の内周面に該本体ゴム弾性体を介して間接的に重ね合わされている請求項1〜3の何れか一項に記載のトルクロッド。
- 前記一対の補強部材が合成樹脂で形成されている請求項1〜4の何れか一項に記載のトルクロッド。
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JP2010137709A (ja) * | 2008-12-11 | 2010-06-24 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 防振連結ロッド |
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2013
- 2013-12-25 JP JP2013266219A patent/JP2015121295A/ja active Pending
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