JP2015121100A - ダクト及びこれを備えたガスタービン - Google Patents

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Abstract

【課題】断熱材や吸音材などの被覆部材を保持する板状の押さえ部材を、振動を発生させることなく支持することを可能にすることで、外部への騒音を低減したダクト及びこれを備えたガスタービンを提供する。【解決手段】筒状に形成され、内部に気体が流通するダクト本体15と、ダクト本体15の表面15b(15a)に沿うように表面15b(15a)と間隔あけて配設された板状の押さえ部材17と、ダクト本体15の表面15b(15a)と押さえ部材17との間に、ダクト本体15の表面15b(15a)を被覆するように介設された被覆部材16と、ダクト本体15の表面15b(15a)と押さえ部材17に接続するとともに被覆部材16に貫通して設けられ、ダクト本体15の表面15b(15a)との間で被覆部材16を保持するように押さえ部材17を支持するための第一のワイヤ18とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば吸気ダクトや排気ダクトなどのダクト及びこれを備えたガスタービンに関する。
従来、ガスタービンは、外気を取り込んで圧縮空気を生成する圧縮機と、燃料を圧縮空気に混合して燃焼させ、高温、高圧の燃焼ガスを生成する複数の燃焼器と、各燃焼器で生成した燃焼ガスのエネルギーを回転動力に変換して駆動するタービンとを備えて構成されている。
また、圧縮機に吸気ダクトが接続され、この吸気ダクトから圧縮機に空気を供給するように構成されている。さらに、吸気ダクトには、内部に吸気フィルタやサイレンサが設けられている。
さらに、タービンに排気ダクトが接続され、タービンを駆動させた後の高温の排気を排気ダクトを通じて排熱回収ボイラなどに導出するように構成されている。
一方、このような吸気ダクトや排気ダクトは、筒状のダクト本体の表面(内面あるいは外面)に断熱材や吸音材などの被覆部材が取り付けられている。また、この被覆部材の取付/保持構造は、筒状のダクト本体の表面との間に隙間をあけて配設される板状の押さえ部材と、一端側をダクト本体に、他端側を押さえ部材に接続し、ダクト本体の表面との間に隙間をあけた状態で押さえ部材を支持する取付ボルトとを備えて構成されている。
そして、ダクト本体と押さえ部材の間に断熱材や吸音材などの被覆部材を介装することにより、ダクト本体の表面を被覆した状態で保持するように構成されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
特許第3659819号公報 特開平09−014576号公報 特開平11−117768号公報
しかしながら、上記従来の吸気ダクトや排気ダクトなどのダクトにおいては、断熱材や吸音材などの被覆部材を保持するための板状の押さえ部材を、一端側をダクト本体に、他端側を押さえ部材にそれぞれ接続した取付ボルトを用いてダクト本体の表面を被覆するように設置するようにしている。このため、ダクト本体の内部を吸気や排気が流通することに伴い、振動が取付ボルトを通じてダクト本体、押さえ部材に伝搬し、ダクト外部へ騒音が伝搬する。
本発明のダクトは、筒状に形成され、内部に気体が流通するダクト本体と、前記ダクト本体の表面に沿うように前記表面と間隔あけて配設された板状の押さえ部材と、
前記ダクト本体の表面と前記押さえ部材との間に、前記ダクト本体の表面を被覆するように介設された被覆部材と、前記ダクト本体の表面と前記押さえ部材に接続するとともに前記被覆部材に貫通して設けられ、前記ダクト本体の表面との間で前記被覆部材を保持するように前記押さえ部材を支持するための第一のワイヤとを備えて構成されていることを特徴とする。
また、本発明のダクトにおいては、前記押さえ部材に貫通孔が形成され、前記ダクト本体に一端側を接続し、前記押さえ部材と非接触状態を保持しつつ前記貫通孔に挿通して設けられた支持部材と、前記支持部材の前記貫通孔から突出した他端側と前記押さえ部材とに接続して設けられて前記押さえ部材を支持するための第二のワイヤとを備えて構成されていることが望ましい。
さらに、本発明のダクトにおいては、前記第一のワイヤ及び/又は前記第二のワイヤが鋼より線であることがより望ましい。
本発明のガスタービンは、上記のいずれかに記載のダクトを吸気ダクト及び/又は排気ダクトとして備えていることを特徴とする。
本発明のダクトにおいては、断熱材や吸音材などの被覆部材を保持する板状の押さえ部材を、ダクト本体と押さえ部材に接続しつつ被覆部材を貫通して設けられた(被覆部材に埋設された)第一のワイヤで支持するようにしている。このため、ダクト本体の内部に気体が流通することに伴い発生する振動エネルギーを、第一のワイヤを介してダクト本体と押さえ部材の間で伝搬させることができ、このとき、第一のワイヤの弾性などで振動エネルギーを吸収・減衰させることが可能になる。
これにより、従来の取付ボルトで押さえ部材を支持する従来のダクトと比較し、ダクト本体や押さえ部材に振動が発生することを抑止(防止)することが可能になるため、ダクト外部の騒音を低減することができる。
また、本発明のダクトにおいては、ダクト本体に接続しつつ押さえ部材の貫通孔に非接触で挿通して配設された支持部材と、押さえ部材とに接続して第二のワイヤを設けるようにすると、板状の押さえ部材の一面側に第一のワイヤを接続し、押さえ部材の他面側に第二のワイヤを接続して押さえ部材を支持することができる。
これにより、ダクト本体の内部に気体が流通することに伴い発生する振動エネルギーを、第一のワイヤだけでなく第二のワイヤによっても吸収・減衰させることが可能になり、ダクト本体や押さえ部材に振動が発生することをより確実に抑止することが可能になる。このため、ダクト外部の騒音を低減することができる。
さらに、板状の押さえ部材の一面側に第一のワイヤを接続し、押さえ部材の他面側に第二のワイヤを接続することで、押さえ部材を安定した状態で支持することが可能になる。
また、本発明のダクトにおいては、第一のワイヤ及び/又は第二のワイヤが鋼より線であることにより、単なる線材を第一のワイヤや第二のワイヤとして用いる場合と比較し、第一のワイヤや第二のワイヤの耐久性を高めることが可能になるとともに、より線として形成されていることで効果的に振動エネルギーを吸収・減衰させることが可能になる。
本発明のガスタービンにおいては、上記のダクトを吸気ダクト及び/又は排気ダクトとして備えていることにより、上記のダクトによる作用効果を得ることが可能になる。
本発明の一実施形態に係るガスタービンの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るダクト(断熱材や吸音材などの被覆部材の取付/保持構造)を示す図である。 本発明の一実施形態に係るダクト(断熱材や吸音材などの被覆部材の取付/保持構造)の変更例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るダクト(断熱材や吸音材などの被覆部材の取付/保持構造)の変更例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るダクト(断熱材や吸音材などの被覆部材の取付/保持構造)の変更例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るダクト(断熱材や吸音材などの被覆部材の取付/保持構造)の変更例を示す図である。
以下、図1及び図2を参照し、本発明の一実施形態に係るダクト及びガスタービンについて説明する。
はじめに、本実施形態のガスタービンAは、図1に示すように、外気を圧縮して圧縮空気を生成する圧縮機1と、燃料供給源から供給した燃料を圧縮空気と混合して燃焼させて燃焼ガスを生成する複数の燃焼器2と、燃焼器2で生成した高温・高圧の燃焼ガスが送られて駆動するタービン3とを備えて構成されている。
また、タービン3は、金属製のケーシング4と、ケーシング4内で回転するタービンロータ5とを備え、このタービンロータ5は、例えばタービンロータ5の回転で発電する発電機(不図示)に接続されている。本実施形態のタービンロータ5は、例えば、多段動翼型のタービンロータであり、複数のロータディスクを積層してなるロータ本体6と、各ロータディスクから放射方向に延びる複数の動翼7とを備え、さらに、各段の動翼7の各上流側に、ケーシング4の内周面からロータ本体6に近づく方向に延びる複数の静翼8が固設されている。
一方、複数の燃焼器2は、タービン3の金属製のケーシング4内に配設されるとともに、タービンロータ5の回転軸線O1中心の周方向に互いに等間隔で配設されている。
また、圧縮機1には吸気ダクト(ダクト)10が接続され、この吸気ダクト10から圧縮機1に空気を供給するように構成されている。さらに、本実施形態の吸気ダクト10には、内部に吸気フィルタ11やサイレンサ12が設けられている。
また、タービン3には排気ダクト(ダクト)13が接続され、タービン3(タービンロータ5)を駆動させた後の高温の排気を排気ダクト13を通じて排熱回収ボイラなどに導出するように構成されている。
一方、このような吸気ダクト10や排気ダクト13は、図1及び図2に示すように、筒状のダクト本体15の表面(内面15a及び/又は外面15b)に、この表面15b(15a)を覆うようにして断熱材や吸音材などの被覆部材16が取り付けられている。ここで、一般に、吸気ダクト10では、ダクト本体15の外面15b側に被覆部材16が設けられ、排気ダクト13では、ダクト本体15の内面15a側に被覆部材16が設けられている。また、断熱材や吸音材などの被覆部材16としては、グラスウールや発泡ウレタンなどの周知の断熱材、吸音材が用いられている。
また、本実施形態では、断熱材や吸音材などの被覆部材16を取り付け、ダクト本体15の表面15b(15a)を被覆した状態で保持するための構造(取付/保持構造)が、ダクト本体15の表面15b(15a)に沿うように表面15b(15a)と間隔あけて配設される板状の押さえ部材17と、ダクト本体15の表面15b(15a)と押さえ部材17に接続するとともに、ダクト本体15の表面15b(15a)と押さえ部材17の間に介設された被覆部材16に貫通して設けられ、ダクト本体15の表面15b(15a)との間で被覆部材16を保持するように押さえ部材17を支持するための第一のワイヤ18とを備えて構成されている。また、第一のワイヤ18は所定の張力が生じるようにしてダクト本体15と押さえ部材17に接続されている。
さらに、本実施形態の取付/保持構造は、押さえ部材17に貫通孔17aが形成されており、ダクト本体15に一端19a側を接続し、押さえ部材17と非接触状態を保持しつつ貫通孔17aに挿通して設けられた支持部材19と、支持部材19の貫通孔17aから突出した他端19b側と押さえ部材17とに接続して設けられて押さえ部材17を支持するための第二のワイヤ20とを備えて構成されている。また、第二のワイヤ20は所定の張力が生じるようにして支持部材19(ひいてはダクト本体15)と押さえ部材17に接続されている。
また、本実施形態では、支持部材19が挿通する押さえ部材17の貫通孔17aにゴム、樹脂などの弾性を有する蓋材21が嵌合して取り付けられ、この弾性・減衰部材としての蓋材21によって支持部材19と押さえ部材17の非接触状態が保持され、且つ支持部材19から押さえ部材17への振動の伝搬が防止されている。
さらに、本実施形態では、第一のワイヤ18及び/又は第二のワイヤ20として鋼より線が用いられている。なお、第一のワイヤ18及び/又は第二のワイヤ20は必ずしも鋼より線である必要はなく、ピアノ線などの線材を用いもよい。
そして、上記構成からなる本実施形態のダクト10(13)においては、断熱材や吸音材などの被覆部材16を保持する板状の押さえ部材17を、ダクト本体15と押さえ部材17に接続しつつ被覆部材16を貫通して設けられた(被覆部材16に埋設された)第一のワイヤ18で支持するようにしている。
これにより、ダクト本体15の内部に吸気や排気(気体)が流通することに伴い発生する振動エネルギーが第一のワイヤ18を介してダクト本体15と押さえ部材17の間で伝搬することになり、第一のワイヤ18の弾性などによってこの振動エネルギーが吸収・減衰される。
また、本実施形態のダクト10(13)においては、ダクト本体15に接続しつつ押さえ部材17の貫通孔17aに非接触で挿通して配設された支持部材19と、押さえ部材17とに接続して第二のワイヤ20が設けられている。
これにより、ダクト本体15の内部に吸気や排気(気体)が流通することに伴い発生する振動エネルギーが第一のワイヤ18だけでなく第二のワイヤ20によっても吸収・減衰されることになる。
また、板状の押さえ部材17の一面17b側に第一のワイヤ18を接続し、押さえ部材17の他面17c側に第二のワイヤ20を接続して押さえ部材17が支持される。これにより、押さえ部材17に位置ずれが生じることがなく、安定した状態で押さえ部材17が支持されることになる。すなわち、断熱材や吸音材などの被覆部材16が押さえ部材17によってダクト本体15の表面15b(15a)を被覆した状態で安定的に保持されることになる。
また、このとき、第一のワイヤ18及び/又は第二のワイヤ20が鋼より線であるため、単なる線材を第一のワイヤ18や第二のワイヤ20として用いた場合と比較し、第一のワイヤ18や第二のワイヤ20の耐久性が高められる。また、より線として形成されていることで効果的に振動エネルギーが吸収・減衰される。
したがって、本実施形態のダクト10、13及びこれを備えるガスタービンAにおいては、断熱材や吸音材などの被覆部材16を保持する板状の押さえ部材17を、ダクト本体15と押さえ部材17に接続しつつ被覆部材16を貫通して設けられた第一のワイヤ18で支持するようにしているため、ダクト本体15の内部に気体が流通することに伴い発生する振動エネルギーを、第一のワイヤ18を介してダクト本体15と押さえ部材17の間で伝搬させることができる。そして、このとき、第一のワイヤ18の弾性などで振動エネルギーを吸収・減衰させることが可能になる。
よって、本実施形態のダクト10、13及びこれを備えるガスタービンAによれば、従来の取付ボルトで押さえ部材17を支持する従来のダクトと比較し、ダクト本体15や押さえ部材17に振動が発生することを抑止(防止)することが可能になるため、ダクト外部の騒音を低減することができる。
また、ダクト本体15に接続しつつ押さえ部材17の貫通孔17aに非接触で挿通して配設された支持部材19と、押さえ部材17とに接続して第二のワイヤ20を設けるようにしたことで、板状の押さえ部材17の一面17b側に第一のワイヤ18を接続し、押さえ部材17の他面17c側に第二のワイヤ20を接続して押さえ部材17を支持することができる。
これにより、ダクト本体15の内部に気体が流通することに伴い発生する振動エネルギーを、第一のワイヤ18だけでなく第二のワイヤ20によっても吸収・減衰させることが可能になり、ダクト本体15や押さえ部材17に振動が発生することをより確実に抑止することが可能になる。このため、ダクト外部の騒音を低減することができる。
さらに、板状の押さえ部材17の一面17b側に第一のワイヤ18を接続し、押さえ部材17の他面17c側に第二のワイヤ20を接続することで、押さえ部材17を安定した状態で支持することが可能になる。
また、第一のワイヤ18及び/又は第二のワイヤ20が鋼より線であることにより、単なる線材を第一のワイヤ18や第二のワイヤ20として用いた場合と比較し、第一のワイヤ18や第二のワイヤ20の耐久性を高めることが可能になるとともに、より線として形成されていることで効果的に振動エネルギーを吸収・減衰させることが可能になる。
以上、本発明に係るダクト及びこれを備えたガスタービンの一実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態は、ダクト10(13)がガスタービンAに具備される吸気ダクト10(排気ダクト13)であるように図示して説明を行ったが、本発明に係るダクトは、ガスタービンAの排気ダクト13であってもよく、さらにガスタービンAに限らず、あらゆる設備に具備されるダクトにも勿論適用可能である。
また、第一のワイヤ18や第二のワイヤ20は、その設置数、配置、張り方向を図2のように限定する必要はない。例えば図3や図4、図5のように設けて取付/保持構造を構成するようにしてもよい。すなわち、これら第一のワイヤ18や第二のワイヤ20の押さえ部材17やダクト本体15への接続位置、数、配置(直交配置、傾斜配置、これらの組み合わせ)などは適宜設定して決めればよい。なお、図4(図3、図5)のように第一のワイヤ18を多方向で交差するように複数配置すると、押さえ部材17のずれを効果的に防止することが可能になる。また、第一のワイヤ18の本数を減らすことができる。
また、図6に示すように、ダクト本体15と押さえ部材17の間にゴムなどの弾性支持部材22を介設し、押さえ部材17の位置を弾性支持部材22によって保持するようにしてもよい。この場合には、弾性支持部材22によって押さえ部材17がダクト本体15から離れる方向に押される(付勢される)ことで、押さえ部材17を第一のワイヤ18で支持するように構成しても、断熱材や吸音材などの被覆部材16が押さえ部材17に押圧されてつぶれてしまうことを防止できる。また、ゴムなどの弾性支持部材22を用いることで、勿論、ダクト本体15と押さえ部材17との間で振動エネルギーが伝搬することを抑止(防止)することが可能であり、ダクト外部の騒音を低減することが可能である。
1 圧縮機
2 燃焼器
3 タービン
4 ケーシング
5 タービンロータ
6 ロータ本体
7 動翼
8 静翼
10 吸気ダクト(ダクト)
11 吸気フィルタ
12 サイレンサ
13 排気ダクト(ダクト)
15 ダクト本体
15a 内面(表面)
15b 外面(表面)
16 被覆部材
17 押さえ部材
17a 貫通孔
17b 一面
17c 他面
18 第一のワイヤ
19 支持部材
20 第二のワイヤ
21 蓋材
22 弾性支持部材
A ガスタービン
O1 タービンロータの回転軸線

Claims (4)

  1. 筒状に形成され、内部に気体が流通するダクト本体と、
    前記ダクト本体の表面に沿うように前記表面と間隔あけて配設された板状の押さえ部材と、
    前記ダクト本体の表面と前記押さえ部材との間に、前記ダクト本体の表面を被覆するように介設された被覆部材と、
    前記ダクト本体の表面と前記押さえ部材に接続するとともに前記被覆部材に貫通して設けられ、前記ダクト本体の表面との間で前記被覆部材を保持するように前記押さえ部材を支持するための第一のワイヤとを備えて構成されていることを特徴とするダクト。
  2. 請求項1記載のダクトにおいて、
    前記押さえ部材に貫通孔が形成され、
    前記ダクト本体に一端側を接続し、前記押さえ部材と非接触状態を保持しつつ前記貫通孔に挿通して設けられた支持部材と、
    前記支持部材の前記貫通孔から突出した他端側と前記押さえ部材とに接続して設けられて前記押さえ部材を支持するための第二のワイヤとを備えて構成されていることを特徴とするダクト。
  3. 請求項1または請求項2に記載のダクトにおいて、
    前記第一のワイヤ及び/又は前記第二のワイヤが鋼より線であることを特徴とするダクト。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のダクトを吸気ダクト及び/又は排気ダクトとして備えていることを特徴とするガスタービン。
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