JP2015121097A - 圧力制御弁およびこれを用いた可変容量圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】高圧圧力の変動に速やかに追従して制御室の圧力(吐出容量)を自律的に制御することが可能な圧力制御弁とこれを用いた可変容量圧縮機を提供する。
【解決手段】吐出室と制御室とを接続する給気通路の開度を調節することにより吐出室から制御室への作動流体の供給量を調節して制御室の圧力を調整する圧力制御弁2を、吐出室の圧力Pd、吸入室の圧力、制御室の圧力Pcのうち、吐出室の圧力Pdのみに基づいて、給気通路の開度を調節できる構成とする。吐出室に連通する高圧導入空間75と、制御室に連通する圧力調整空間77と、高圧導入空間75と圧力調整空間77とを連通する弁口80と、この弁口80を開閉可能な弁体61とを備え、弁体61の動作方向の一端側に高圧導入空間75に導入された吐出室圧Pdを弁口80を開放させる方向に作用させ、弁体61の動作方向の他端側に大気圧または真空圧Poを作用させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、吐出室から制御室へ流入される作動流体の供給量を調節して制御室の圧力を調整し、吐出容量を可変させるようにしている可変容量圧縮機の圧力制御弁およびこれを用いた可変容量圧縮機に関する。
R134aを冷媒に用いる可変容量斜板圧縮機においては、吸入圧力Psをベローズやダイアフロム等の感圧部材に作用させて、Psが所定の値を下回ったときに、感圧部材に連動して弁体が給気通路(吐出室と制御室とを連通する通路)を開く、または抽気通路(制御室と吸入室とを連通する通路)を閉じる等して制御室圧力を高め、これにより斜板の傾斜角を小さくして、Psが前記所定の値に保たれるように吐出容量を自律的に制御するようにしている(特許文献1参照)。
これに対して、冷媒に二酸化炭素などを用いた超臨界サイクルの場合においては、外気温度が高いと冷媒がサイクルの高圧側で液化しないため、圧縮機の回転数が上昇するなどして冷媒循環量が冷房負荷に対して余剰となると、吸入圧力は緩慢に低下するのに対して、吐出圧力は急激に上昇するという特性を持つ。このため、吸入圧力を制御対象とした従前の制御弁を用いると、回転数上昇時に吐出圧力が急上昇しているにも関わらず、吸入圧力の低下が緩慢であるため圧縮機の吐出容量の低減が遅れ、圧縮機駆動トルクの上昇を招く恐れがある。
このような課題に対応するために、制御対象である吸入圧力を吐出圧力の上昇に伴って大きくなるように制御する圧力制御弁や、吐出圧力と吸入圧力の圧力差を制御対象とした圧力制御弁を用いる圧縮機が提案されている(特許文献2,3参照)。これらの圧力制御弁を用いた可変容量圧縮機によれば、吐出圧力が圧力制御弁の弁体の開度を大きくする方向に作用するため、回転数の上昇によって吐出圧力が上昇した場合、上昇した吐出圧力により圧力制御弁の弁体が開き、制御室圧が上昇して自律的に圧縮機の吐出容量を減少させ、以って吐出圧力の上昇を速やかに抑えることが可能となる。
このように、従来の圧力制御弁は、弁体の一方側に吐出圧力Pdを作用させ、他方側に吸入圧力Psを作用させて、これによりPdとPsの差圧に基づき弁体が動作するようになっているため、このような圧力制御弁を用いた圧縮機を冷凍サイクルに利用することにより、PdとPsの差圧が一定となるよう自律制御される。このPdとPsの差圧は、弁体に外部荷重を付勢するソレノイドにより調整することができるため、冷房能力が余剰と判断された場合には、PdとPsの設定差圧が小さくなるよう、ソレノイドの電流を調節することにより圧縮機の吐出容量を減らし、冷房能力を低減することが可能となる。
特公平4−74549号公報 特開平11−294328号公報 特開2001−182666号公報
しかしながら、冷媒に二酸化炭素などの超臨界流体を用いた冷凍サイクルの場合、R134a等のフロン系の冷媒を用いた冷凍サイクルに比べて、圧力が非常に高いため、吐出側の配管や熱交換器が異常高圧圧力によって不具合をきたさないよう考慮する必要がある。
例えば外気温度の上昇とともに、蒸発器側の熱負荷が増大した場合には、Pdが高くなるとともにPsも高くなるため、Pdが高くなっているにも関わらずPdとPsの圧力差はそれほど大きくならず、高圧異常の検出が遅れる恐れがある。このため、従来の構成においては、冷凍回路の高圧側に圧力センサを別途設け、検知した高圧圧力が所定の圧力を超えたかどうかを常時監視し、吐出圧力が所定の圧力を超えた場合に圧力制御弁への印加電流を減らすなどして冷凍サイクルの保護を図る必要があった。しかも、このような高圧センサによる高圧異常検出時のフェールセーフ制御を設ける場合には、高圧センサが故障すると、異常高圧を見逃して冷凍回路が損傷する恐れがある。
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、高圧圧力の変動に速やかに追従して制御室の圧力(吐出容量)を自律的に制御することが可能な圧力制御弁とこれを用いた可変容量圧縮機を提供することを主たる課題としている。
上記課題を達成するために、本発明に係る圧力制御弁は、ハウジングと、このハウジング内に設けられる駆動軸と、この駆動軸と共に回転すると共に前記駆動軸に対する傾斜角度が可変自在である斜板と、前記ハウジング内に設けられ、前記駆動軸と平行な軸を有する複数のシリンダと、該シリンダに摺動自在に配され、前記斜板の回転に伴って前記シリンダ内を往復動する複数のピストンと、前記シリンダと前記ピストンとによって画成される圧縮室と、前記ピストンの反圧縮室側に形成される制御室と、前記ピストンの吸入行程において前記圧縮室に吸入される作動流体を収容する吸入室と、前記ピストンの圧縮行程において前記圧縮室で圧縮された前記作動流体が吐出される吐出室とを有し、前記制御室の圧力が上昇すると吐出容量が減少する可変容量型圧縮機に用いられ、前記吐出室と前記制御室とを接続する給気通路の開度を調節することにより前記吐出室から前記制御室への前記作動流体の供給量を調節して前記制御室の圧力を調整するものであって、前記吐出室の圧力、前記吸入室の圧力、前記制御室の圧力のうち、前記吐出室の圧力のみに基づき、前記給気通路の開度を調節することを特徴としている。
ここで、吐出室の圧力、吸入室の圧力、制御室の圧力のうち、吐出室の圧力のみに基づき給気通路の開度を調節するとは、吸入室の圧力、及び、制御室の圧力を作用させずに吐出室の圧力を少なくとも作用させて給気通路の開度を調節することを意味する。
したがって、給気通路の開度が、吐出室の圧力のみに基づいて調節されるので、吸入室や制御室の圧力変化に拘らず、吐出室の圧力変化のみに基づいて制御室の圧力が速やかに調整されることになる。
即ち、熱負荷や圧縮機回転数の上昇によりシステムの高圧側圧力が上昇する環境下においても、吐出室の圧力のみに基づいて給気通路の開度が調整されるので、所定の吐出圧を維持するように吐出容量が自律的に制御されることになり、高圧側に圧力センサを設けて外部からの信号に基づき吐出容量を減らす制御を行わなくても高圧異常を回避することが可能となる。
具体的な圧力制御弁の構成としては、吐出室に連通する高圧導入空間と、制御室に連通する圧力調整空間と、高圧導入空間と圧力調整空間とを連通する弁口と、この弁口を開閉可能な弁口開閉部材とを備え、弁口開閉部材の動作方向の一端側に高圧導入空間に導入された吐出室の圧力が弁口を開放させる方向に作用し、弁口開閉部材の動作方向の他端側に大気圧または真空圧を作用させるようにするとよい。
このような構成によれば、弁口開閉部材(弁体)の一端側に作用する弁口を開放させる方向の圧力を吐出室の圧力とし、他端側に作用する圧力を大気圧または真空圧とすることで、吐出室の圧力のみに依存して弁口開閉部材を開閉動作させ、吐出室圧の圧力変動に速やかに追従させることが可能となる。
例えば、吐出室圧力が上昇した場合には、弁開度が大きくなって制御室の圧力が上昇するように作用するため、斜板の傾斜角が小さくなり、圧縮機の吐出容量を減少させて吐出圧力の上昇を制限するよう自律的に制御されることになる。
上記構成を実現するために、例えば、弁口開閉部材は、その動作方向の一端側が弁口に対向し、この弁口を圧力調整空間から開閉可能であり、前記高圧導入空間に導入された吐出室の圧力が前記弁口を介して前記弁口開閉部材の動作方向の一端側に作用し、前記弁口開閉部材の動作方向の他端側に大気圧または真空圧が作用される構成にするとよい。
また、前記弁口開閉部材に対して前記弁口を閉鎖する方向に調整可能な外力を付与する外力付与手段をさらに備えるようにしてもよい。
外力付与手段により弁口開閉部材に対して弁口を閉鎖する方向に外力を付与することにより、この弁口開閉部材を弁口から開放させる方向へ作用する吐出室の圧力に対抗させることができ、この外力を調整することによりこれに対抗する自律的に制御される吐出室の圧力を外部から調整することが可能となる。
以上述べたように、本発明に係る圧力調整弁を用いれば、給気通路の開度が、吐出室の圧力、吸入室の圧力、制御室の圧力のうち吐出室の圧力のみに基づいて調節されるので、吸入室や制御室の圧力変化に拘らず、吐出室の圧力変化のみに基づき制御室の圧力を速やかに自律調整することが可能となり、高圧側に圧力センサ等を設けて外部からの信号に基づき吐出容量を制御しなくても高圧異常を回避することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態に係る冷凍サイクルの概略構成図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る可変容量圧縮機の断面図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る圧力制御弁の構成例を示す断面図である。 図4は、本発明に係る圧力制御弁の制御例を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施の形態に係る圧力制御弁の他の構成例を示す断面図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る圧力制御弁のさらに他の構成例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。
図1において、本発明に係る圧力制御弁2を備えた可変容量圧縮機3が用いられる冷凍サイクル1が示されている。この冷凍サイクル1は、CO2を冷媒とする場合に適したものであり、吐出容量を可変するための圧力制御弁2を有すると共に冷媒を超臨界域まで圧縮可能とする可変容量圧縮機(以下、圧縮機という)3、圧縮された冷媒を冷却する放熱器4、高圧ライン9と低圧ライン10との冷媒を熱交換する内部熱交換器5、冷媒を減圧する膨張装置6、冷媒を蒸発気化する蒸発器7、蒸発器7から流出された冷媒を気液分離するアキュムレータ8を有して構成されている。
この冷凍サイクル1では、圧縮機3の吐出側を放熱器4を介して内部熱交換器5の高圧通路5aに接続し、この高圧通路5aの流出側を膨張装置6に接続し、圧縮機3の吐出側から膨張装置6の流入側に至る経路を高圧ライン9としている。また、膨張装置6の流出側は、蒸発器7に接続され、この蒸発器7の流出側は、アキュムレータ8を介して内部熱交換器5の低圧通路5bに接続されている。そして、低圧通路5bの流出側を圧縮機3の吸入側に接続し、膨張装置6の流出側から圧縮機3の吸入側に至る経路を低圧ライン10としている。
このような冷凍サイクル1においては、冷媒として二酸化炭素(CO2 )が用いられると、圧縮機3で圧縮された冷媒は、高温高圧の超臨界状態の冷媒として放熱器4に入り、ここで放熱して冷却する。その後、内部熱交換器5において蒸発器7から流出する低温冷媒と熱交換して更に冷やされ、液化されることなく膨張装置6へ送られる。そして、この膨張装置6において減圧されて低温低圧の湿り蒸気となり、蒸発器7においてここを通過する空気と熱交換してガス状となり、しかる後に内部熱交換器5において高圧ライン9の高温冷媒と熱交換して加熱され、圧縮機3へ戻される。
前記蒸発器7の通風部分の下流側端部には、蒸発器7の直後の空気温度を検出する実エバ後温度センサ11が設けられている。この実エバ後温度センサ11によって検出されたエバポレータ直後の実際の空気温度(実エバ後温度)に対応する信号は、外気温センサによって検出された外気温度(Ta)、車室内温度センサによって検出された車室内温度(Tinc)、日射量検出センサ16によって検出された日射量(Qsun)等のそれぞれに対応する信号と共に、コントロールユニット12に入力される。
このコントロールユニット12は、前述した各種信号(センサ値)をデータとして入力する入力回路、読出専用メモリ(ROM)やランダムアクセスメモリ(RAM)からなるメモリ部、前記メモリ部に格納されたプログラムを呼び出して前記データに基づき制御データを演算する中央演算処理装置(CPU)、この中央演算処理装置によって演算された制御データに基づき後述する圧力制御弁2の励磁コイル58へ供給する電流を決定し供給する出力回路等を備えている。
前記圧縮機3は、例えば図2に示すような容量可変斜板式圧縮機であり、シリンダブロック21と、このシリンダブロック21のリア側(図中、右側)にバルブプレート22を介して組み付けられたリアヘッド23 と、シリンダブロック21のフロント側(図中、左側)を閉塞するように組み付けられたフロントヘッド24とを有して構成されている。これらフロントヘッド24、シリンダブロック21、バルブプレート22、及び、リアヘッド23は、図示しない締結ボルトにより軸方向に締結されており、圧縮機全体のハウジングを構成している。
フロントヘッド24とシリンダブロック21とによって画成される制御室26には、一端がフロントヘッド24から突出する駆動軸27 が収容されている。この駆動軸27のフロントヘッド24から突出した部分には、図示しない車両のエンジンにベルトを介して連結される駆動プーリが固定され、エンジンの回転が伝達されるようになっている。
また、この駆動軸27の一端側は、フロントヘッド24との間に設けられたシール部材28を介してフロントヘッド24との間が気密よく封じられると共にラジアル軸受29,30にて回転自在に支持されており、駆動軸27の他端側は、シリンダブロック21に収容されたラジアル軸受31,32にて回転自在に支持されている。
この駆動軸27には、制御室26内において、該駆動軸27と一体に回転するスラストフランジ33が固定されている。このスラストフランジ33は、フロントヘッド24に対してスラスト軸受34を介して回転自在に支持されており、リンク部材35を介して斜板36に連結されている。
斜板36は、駆動軸27を中心に傾動可能に取り付けられているもので、スラストフランジ33の回転に同期して一体に回転するようになっている。この斜板36は、スラストフランジ33との間に介在するコイルバネ等の弾性部材37とその反対側に配されたコイルバネ等の弾性部材38とにより軸方向の両側から押圧された状態で配置されており、駆動軸27の軸方向への移動を許容するようになっている。
シリンダブロック21には、前記ラジアル軸受31,32が収容される支持凹部39 と、この支持凹部39を中心とする円周上に等間隔に配された複数のシリンダボア40 とが形成されている。そして、それぞれのシリンダボア40には、ピストン41が往復摺動可能に挿入されている。
ピストン41は、シリンダボア40内に挿入される頭部41aと、制御室26に突出する係合部41bとを軸方向に接合して構成されているもので、係合部41bを一対のシュー42を介して斜板36の周縁部分に係留させている。
このようなスラストフランジ33、斜板36、及びピストン41によって、駆動軸27の回転を作動流体の圧縮作用に変換する圧縮機構が構成され、駆動軸27が回転すると、これに同期して斜板36が一体に回転し、この回転運動がシュー42を介してピストン41の往復直線運動に変換され、ピストン41の往復動により、シリンダボア40内においてピストン41とバルブプレート22との間に形成された圧縮室43の容積が変更されるようになっている。
リアヘッド23は、シリンダブロック21にバルブプレート22を介して接合されることで、吐出室44と、この吐出室44の周囲に形成された吸入室45とが画成されている。バルブプレート22には、吸入室45と圧縮室43とを図示しない吸入弁を介して連通する吸入孔46と、吐出室44と圧縮室43とを図示しない吐出弁を介して連通する吐出孔47とが形成されている。
圧縮機の吐出容量は、ピストン41のストロークによって決定され、このストロークは、ピストン41の前面にかかる圧力、即ち圧縮室43の圧力(シリンダボア40内の圧力)と、ピストン41の背面にかかる圧力、即ち制御室26内の圧力(制御室圧Pc)との差圧によって決定される。具体的には、制御室26内の圧力を高くすれば、圧縮室43と制御室26との差圧が小さくなるので、斜板36の傾斜角度(揺動角度)が小さくなり、このため、ピストン41のストロークが小さくなって吐出容量が小さくなり、逆に、制御室26の圧力を低くすれば、圧縮室43と制御室26との差圧が大きくなるので、斜板36の傾斜角度(揺動角度)が大きくなり、このため、ピストン41のストロークが大きくなって吐出容量が大きくなる。
このような圧縮機において、シリンダブロック21、バルブプレート22、及びリアヘッド23には、吐出室44と制御室26とを連通する給気通路48が形成され、この給気通路48上に圧力制御弁2が設けられている。この圧力制御弁2は、リアヘッド23に形成された制御弁装着孔49に装着されているもので、給気通路48の開度を調節することで、制御室26の圧力(制御室圧Pc)を制御している。
図3において、圧力制御弁2の具体的構成例が示されており、以下、この圧力制御弁2について詳述する。
圧力制御弁2は、駆動部51と先端ブロック部52とから構成されている。駆動部51は、先端ブロック部52と螺合する固定鉄心53と、この固定鉄心53に係止する板状の上ケース部材54と、この上ケース部材54が螺合する円筒状の円筒ケース55と、この円筒ケース55の下端にかしめ固定される下ケース部材56と、前記円筒ケース55内に収納されると共に固定鉄心53に固定される円筒状のシリンダ56と、このシリンダ56の周囲に固定されるボビン57と、このボビン57に巻回される励磁コイル58と、固定鉄心53と同軸上に配置され、シリンダ56の内部に摺動自在に挿入されるプランジャ59と、このプランジャ59と軸心を一致させて該プランジャ59に固定され、前記固定鉄心53の中央に設けられた軸孔60を挿通するロッド状の弁体61と、シリンダ56の下ケース部材側の開口端部にOリング62を介して気密に嵌合され、下ケース部材56に螺合された封止ブロック63と、固定鉄心53とプランジャ59との間に弾装されたスプリング64とを有して構成されている。
弁体61の末端部は、封止ブロック63に穿設されたロッド挿入孔65に摺動可能に挿入され、この封止ブロック63への挿入部分はOリング66により気密性が確保されている。
そして、封止ブロック63のロッド挿入孔65には、ここに挿入された弁体61により画成される背圧室69が形成され、この背圧室69には封止ブロック63に形成された連通孔70を介して大気圧又は真空圧Poが導入されるようになっている。なお、67は、弁体61の上部を周方向の数か所で支持するサポート部材であり、68は、励磁コイル58に電流を供給するリード線である。
先端ブロック部52は、軸方向の基端側で固定鉄心53に羅合させたブロック本体71と、このブロック本体71の先端側に羅合させた弁座部材72とを有して構成されているもので、先端ブロック部52のブロック本体71の先端部には、フィルタ73を収容したフィルタ装着部材74が羅合され、フィルタ73と弁座部材72との間には、フィルタ73を介して前記吐出室44と連通する高圧導入空間75が形成されている。
また、弁座部材72と固定鉄心53との間には、軸孔60を挿通する弁体61が突出すると共にブロック本体71に径方向に形成された連通孔76を介して前記制御室26と連通する圧力調整空間77が形成されている。この圧力調整空間77は、軸孔60の弁体61との間の隙間を介して固定鉄心53とプランジャ59との間のスプリング64が収容された空間78に連通しており、また、プラジャ59とシリンダ56との間のクリアランスを介してプランジャ59と封止ブロック63との間の空間79にも連通しており、したがって、圧力調整空間77、固定鉄心53とプランジャ59との間の空間78、プランジャ59と封止ブロック63との間の空間79は制御室圧Pcとなっている。
前記弁座部材72には、前記高圧導入空間75と前記圧力調整空間77とを連通する弁口80が形成され、この弁口80は、前記圧力調整空間77から弁体61を該弁口80の周縁に離接させることにより開閉可能となっている。このロッド状の弁体61によって弁口80を開閉させる弁口開閉部材が構成されている。
以上の構成において、弁体61に作用する圧力を見ると、制御室圧Pcは、弁体61の軸方向には直接作用せず、また、弁体61に固定されたプランジャ59に対しても軸方向の前後が制御室圧Pcとなるので、プランジャ59を介して制御室圧Pcが弁体61の軸方向に作用することもない。これに対して、弁体61の先端には弁口80を介して吐出室圧Pdが開方向に作用し、また、弁体61の末端には背圧室69に導入される大気圧または真空圧が作用する。また、スプリング64による弾性力(スプリング圧)がプランジャ59を介して弁体61の開方向に作用すると共に励磁コイル58による誘起される電磁力が弁体61の閉方向に作用する。したがって、吐出室44の圧力(吐出室圧Pd)、吸入室45の圧力(吸入室圧Ps)、制御室26の圧力(制御室圧Pc)のうちで、弁体61の軸方向に作用する圧力は、吐出室44の圧力(吐出室圧Pd)のみであり、この吐出室圧Pdと背圧Po(大気圧または真空圧)、スプリング圧、および電磁力がバランスした位置に弁体が動くことになる。スプリング圧および背圧は一定であるので、電磁力によって弁体61の開弁圧が調整され、この開弁圧を有する弁体61が吐出室圧Pdに応じて開閉されることになる。
なお、励磁コイル58へ供給する電流は、図4に示されるように、コントロールユニット12において、各センサ値(外気温度、車室内温度、日射量、実エバ後温度等)が入力されると(ステップ90)、目標とするエバポレータ直後の空気温度(目標エバ後温度)を算出し(ステップ92)、実際のエバポレータ直後の空気温度(実エバ後温度)と目標エバ後温度との差に基づき、実エバ後温度を目標エバ後温度に近づけるような励磁コイル58の供給電流値が決定される(ステップ94)。
したがって、このような圧力制御弁2を用いることで、吐出室圧Pd、吸入室圧Ps、制御室圧Pcのうちで、吐出室圧Pdのみが弁体61に作用して弁開度が自律的に制御されるので、励磁コイル58の電流を任意に調整することにより、電流に対応した吐出圧となるように圧縮機3の吐出容量が制御されることとなる。このため、上述のように、実エバ後温度を目標温度(目標エバ後温度)に近づけるように励磁コイル58の電流を調節することにより、好ましい空調を得ることが可能となる。
また、熱負荷や圧縮機回転数の上昇によりシステム側の高圧が上昇する場合でも、吐出室の圧力が直接的に弁体に作用しているため、電流に対応した吐出圧を維持するように自律的に吐出容量が制御されることになる。これにより、冷凍サイクル1の高圧側に圧力を測定する圧力センサなどを設けて外部からの信号に基づき吐出容量を減らす制御を行わなくても高圧異常を速やかに回避することが可能となる。
なお、上述した圧力制御弁2は、同様の目的を達成できるものであれば上記構成例に限定されるものではなく、例えば、図5に示されるように変形させてもよい。
この図5に示される変形例においては、前記弁体61の末端部に作用する大気圧または真空圧を封止ブロック3と弁体61の末端との間に介在させたベローズ81内に連通孔70を介して供給し、このベローズ81を介して大気圧または真空圧を弁体61に作用させるようにしてもよい。このベローズ81は、弁体61の末端および封止ブロック63に固着されており、プランジャ59と封止部材63との間の空間79の制御室圧Pcが弁体61の末端に軸方向に作用しないように取り付けられている。
したがって、このような構成においても、制御室圧Pcが弁体の軸方向に作用することはなく、吐出室44の圧力(吐出室圧Pd)、吸入室45の圧力(吸入室圧Ps)、制御室26の圧力(制御室圧Pc)のうちで、弁体61の軸方向に作用する圧力は、吐出室44の圧力(吐出室圧Pd)のみとすることが可能となり、前記構成例と同様の作用効果を奏することが可能となる。
また、圧力制御弁2は図6に示されるような構成としてもよい。
ここで示される圧力制御弁2は、前記圧力制御弁と同様に駆動部51と先端ブロック部52とから構成されている。駆動部51は、固定鉄心101と、この固定鉄心101の末端側に螺合された下ケース部材102と、この下ケース部材102にかしめ固定された円筒状の円筒ケース103と、この円筒ケース103内に収納されると共に固定鉄心101の先端側に固定される円筒状のシリンダ104と、固定鉄心101及びシリンダ104の周囲に固定されるボビン105と、このボビン105に巻回される励磁コイル106と、シリンダ104の内部に摺動自在に挿入されるプランジャ107と、このプランジャ107と軸心を一致させて該プランジャに固定され、先端ブロック部52内に突出された弁体108と、固定鉄心101の末端側の開口端部にOリング109を介して機密に嵌合された封止部材110と、固定鉄心101の先端側開口端に固定されたバネ受け111と、このバネ受け111と弁体108との間に弾装されたスプリング112とを有して構成されている。
先端ブロック部52は、軸方向の基端側でOリング113を介してシリンダ104にスペーサ114を介して係止固定されたブロック本体115を備え、このブロック本体115には、該ブロック本体115に径方向に穿設された連通路116を介して吐出室44と連通し、前記プランジャ107を収容する高圧導入空間117と、この高圧導入空間117とブロック本体115に軸方向に形成された連通路118を介して連通し、該ブロック本体115の先端部に設けられた蓋体119によって閉塞された弁頭部収容空間120と、ブロック本体115に径方向に穿設された連通路121を介して前記制御室26に連通する圧力調整空間122とが形成されている。
前記弁体108は、ブロック本体115に高圧導入空間117から弁頭部収容空間120にかけて穿設された軸孔123に摺動可能に挿通され、この弁体108の弁頭部108aは、前記弁頭部収容空間120に収容され、弁頭部収容空間120から軸孔123を開閉可能としている。前記圧力調整空間122は、軸孔123の内周面と弁体108の弁頭部108aの手前で径を小さくして形成した小径部108bとの間に形成されるもので、したがって、圧力調整空間122と高圧導入空間117が連通する弁頭部収容空間120との間は、弁体108(弁頭部108a)の開閉(軸孔123の開口周縁への離接)によって開閉されるようになっている。
また、弁頭部収容空間120には、蓋体119と弁体108(弁頭部108a)との間にベローズ124が介在されている。このベローズ124は、蓋体119と弁頭部108aとに固着されて内部が大気圧または真空圧Poに設定されているもので、弁頭部収容空間120の吐出室圧Pdが弁頭部108aの先端に軸方向に作用しないように取り付けられている。
このような構成においても、制御室圧Pcは、弁体108の軸方向には作用せず、吐出室圧Pdは高圧導入空間117のプランジャ107とバネ受け111との間から弁体108に対して開方向に作用し、また、弁体108の先端にはベローズ124に封入される大気圧または真空圧Poが作用する。また、スプリング112による弾性力(スプリング圧)が弁体108の開方向に作用すると共に励磁コイル106により誘起される電磁力がプランジャ107を介して弁体108の閉方向に作用する。したがって、吐出室44の圧力(吐出室圧Pd)、吸入室45の圧力(吸入室圧Ps)、制御室26の圧力(制御室圧Pc)のうちで、弁体108の軸方向に作用する圧力は、吐出室44の圧力(吐出室圧Pd)のみであり、この吐出室圧Pdとベローズ124内の圧力(大気圧または真空圧Po)、スプリング圧、および電磁力がバランスした位置に弁体108(弁頭部108a)が動くことになる。スプリング圧およびベローズ124の内圧は一定であるので、弁体108は、電磁力によって弁体108の開弁圧が調整され、この開弁圧を有する弁体108が吐出室圧Pdに応じて開閉されるようになっている。
したがって、このような圧力制御弁2においても、吸入室圧Ps,制御室圧Pc,吐出室圧Pdのうち、吐出室圧Pdのみが弁体108に作用して弁開度が自律的に制御されるので、励磁コイル106の電流を任意に調整することにより、電流に対応する吐出圧になるように圧縮機の吐出容量が制御されることとなる。
また、熱負荷や圧縮機回転数の上昇によりシステム側の高圧が上昇する場合でも、吐出室44の圧力が直接的に弁体108に作用しているため、電流に対応した吐出圧を維持するように自律的に吐出容量が制御されることになり、冷凍サイクル1の高圧側に圧力を測定する圧力センサなどを設けて外部からの信号に基づき吐出容量を減らす制御を行わなくても高圧異常を速やかに回避することが可能となる。
2 圧力制御弁
26 制御室
27 駆動軸
36 斜板
40 シリンダ
41 ピストン
43 圧縮室
44 吐出室
45 吸入室
48 給気通路
61,108 弁体
75,117 高圧導入空間
77,122 圧力調整空間
80 弁口

Claims (5)

  1. ハウジングと、このハウジング内に設けられる駆動軸と、この駆動軸と共に回転すると共に前記駆動軸に対する傾斜角度が可変自在である斜板と、前記ハウジング内に設けられ、前記駆動軸と平行な軸を有する複数のシリンダと、該シリンダに摺動自在に配され、前記斜板の回転に伴って前記シリンダ内を往復動する複数のピストンと、前記シリンダと前記ピストンとによって画成される圧縮室と、前記ピストンの反圧縮室側に形成される制御室と、前記ピストンの吸入行程において前記圧縮室に吸入される作動流体を収容する吸入室と、前記ピストンの圧縮行程において前記圧縮室で圧縮された前記作動流体が吐出される吐出室とを有し、前記制御室の圧力が上昇すると吐出容量が減少する可変容量型圧縮機に用いられ、前記吐出室と前記制御室とを接続する給気通路の開度を調節することにより前記吐出室から前記制御室への前記作動流体の供給量を調節して前記制御室の圧力を調整する圧力制御弁において、
    前記吐出室の圧力、前記吸入室の圧力、前記制御室の圧力のうち、前記吐出室の圧力のみに基づき、前記給気通路の開度を調節することを特徴とする圧力制御弁。
  2. 前記吐出室に連通する高圧導入空間と、前記制御室に連通する圧力調整空間と、前記高圧導入空間と前記圧力調整空間とを連通する弁口と、この弁口を開閉可能な弁口開閉部材とを備え、
    前記弁口開閉部材の動作方向の一端側に前記高圧導入空間に導入された前記吐出室の圧力が前記弁口を開放させる方向に作用し、前記弁口開閉部材の動作方向の他端側に大気圧または真空圧が作用することを特徴とする請求項1記載の圧力制御弁。
  3. 前記弁口開閉部材は、その動作方向の一端側が前記弁口に対向し、この弁口を前記圧力調整空間から開閉可能であり、
    前記高圧導入空間に導入された前記吐出室の圧力が前記弁口を介して前記弁口開閉部材の一端側に作用し、
    前記弁口開閉部材の動作方向の他端側に大気圧または真空圧が作用することを特徴とする請求項2記載の圧力制御弁。
  4. 前記弁口開閉部材に対して前記弁口を閉鎖する方向に調整可能な外力を付与する外力付与手段を備えることを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載の圧力制御弁。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の圧力制御弁を用いた可変容量圧縮機。
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