JP2015119383A - 作業対象機器明示装置、システム、方法およびプログラム - Google Patents

作業対象機器明示装置、システム、方法およびプログラム Download PDF

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曜教 内田
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Abstract

【課題】ユーザからの作業指示に基づいて、作業対象の機器から作業内容を視覚的に明らかにできる作業対象機器明示装置を提供する。【解決手段】作業対象機器特定部81は、ユーザが操作する作業指示表示端末から、作業対象機器に対して行われる作業指示を受信し、その作業指示に応じて、作業対象機器および作業内容を特定する。作業対象機器制御部82は、作業内容に応じて、特定された作業対象機器が有する発光部を点灯または消灯させる制御を行う。【選択図】図9

Description

本発明は、ユーザにより行われる作業の対象機器を明示する作業対象機器明示装置、作業対象機器明示システム、作業対象機器明示方法および作業対象機器明示プログラムに関する。
近年、様々な状況で通信が行われるようになり、通信設備の設置数が過去に比べ飛躍的に多くなっている。そのため、通信環境を構築する作業や、保守管理を行う作業も多くなっている。例えば、通信環境を構築する際、作業員は、接続図を見ながら各機器を接続する。また、例えば、保守管理を行う際、作業員は、保守手順書を見ながら各機器の接続を変更する。
このような接続作業を行う場合、作業員は、マニュアルなどを参照しながら、対象とする機器に対応するポートを探す必要がある。このような作業が行われる際、作業ミスを防ぐ方法が各種提案されている。
例えば、特許文献1には、データセンタ内で顧客やユーザを目的の場所へ誘導したり、作業支援をしたりする方法が記載されている。特許文献1に記載された方法では、顧客やユーザに携帯端末を持たせ、障害発生や計画に応じた作業の作業管理情報に関連付けて作成される作業手順書を携帯端末にダウンロードして画面に表示する。
なお、特許文献2には、通信ケーブルの一端を通信ポートに接続した場合に、その通信ケーブルの他端が接続されるべき通信ポートをユーザが容易に特定できる通信システムが記載されている。特許文献2に記載された通信システムでは、通信装置が、通信ケーブルに接続された通信ポートをサーバ装置へ通知すると、サーバ装置が、通知された通信ポートの接続相手となる他の通信ポートが通信ケーブルに未接続の場合に、他の通信ポートを備える他の通信装置に対して通知指示を送信する。他の通信装置は、通知指示に対応する通信ポートを、通信ケーブルの接続が必要な通信ポートとして視認可能に表示する。
また、特許文献3には、ケーブルの接続前でも正しい接続先を視覚的にわかり易く指示できる中継装置が記載されている。特許文献3に記載された中継装置は、接続端子および入出力インタフェースを介して受信したイベントに含まれる情報と、メモリに格納されている接続情報に基づいて、複数の接続ポートのうち、ケーブルを接続すべき接続ポートを特定し、特定した接続ポートのリンクLED(Light Emitting Diode)を緑点灯させる。
特開2012−256276号公報 再表WO2011/102512号 特開2010−10997号公報
しかし、マニュアルなどが存在していても、実際に作業が行われる際に作業対象が不明確になることがある。つまり、マニュアルの読み違いや、作業対象とする機器の認識間違えなどで、間違った場所に、間違った順番で作業が行われる可能性がある。そのため、例えば、特許文献1に記載された携帯端末を単にユーザに持たせたとしても、同様の問題が存在する。
また、特許文献2に記載された通信システムを利用すれば、例えば、LEDの発光状態を確認することで、各通信ポートがどのポートと繋がっているか確認することは可能である。しかし、特許文献2に記載された通信システムでは、一方の通信ポートに接続するまで、他のポートの接続が正しいか否か判断することは困難である。このように、実際の接続を行う前に、正しい接続情報を把握できることが好ましい。
特許文献3に記載された中継装置を利用することで、ケーブルの接続前に正しい接続ポートを把握することは可能である。しかし、特許文献3に記載された中継装置は、内蔵する接続関係に基づき、接続元からのイベント情報を検知してランプを点灯させることで、接続先を視覚的に分かりやすくする。そのため、管理端末から各通信機器に対して接続情報を事前に設定しておかなければならないという問題がある。また、特許文献3に記載された方法は、接続元の機器が発生させるイベントを検知して対応する接続先のLEDを点灯させる方法であり、そもそも、マニュアルなどの外部情報に基づいてランプを点灯させることは想定されていない。
そこで、本発明は、ユーザからの作業指示に基づいて、作業対象の機器から作業内容を視覚的に明らかにできる作業対象機器明示装置、作業対象機器明示システム、作業対象機器明示方法および作業対象機器明示プログラムを提供することを目的とする。
本発明による作業対象機器明示装置は、ユーザが操作する作業指示表示端末から、作業対象機器に対して行われる作業指示を受信し、その作業指示に応じて、作業対象機器および作業内容を特定する作業対象機器特定部と、作業内容に応じて、特定された作業対象機器が有する発光部を点灯または消灯させる制御を行う作業対象機器制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明による作業対象機器制御システムは、ユーザが操作する作業指示表示端末と、作業対象機器に対して行われる作業指示に基づいてその作業対象機器を制御する作業対象機器明示装置とを備え、作業対象機器明示装置が、作業指示表示端末から作業指示を受信し、その作業指示に応じて、作業対象機器および作業内容を特定する作業対象機器特定部と、作業内容に応じて、特定された作業対象機器が有する発光部を点灯または消灯させる制御を行う作業対象機器制御部とを含むことを特徴とする。
本発明による作業対象機器明示方法は、ユーザが操作する作業指示表示端末から、作業対象機器に対して行われる作業指示を受信し、その作業指示に応じて、作業対象機器および作業内容を特定し、作業内容に応じて、特定された作業対象機器が有する発光部を点灯または消灯させる制御を行うことを特徴とする。
本発明による作業対象機器明示プログラムは、コンピュータに、ユーザが操作する作業指示表示端末から、作業対象機器に対して行われる作業指示を受信し、その作業指示に応じて、作業対象機器および作業内容を特定する作業対象機器特定処理、および、作業内容に応じて、特定された作業対象機器が有する発光部を点灯または消灯させる制御を行う作業対象機器制御処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが行おうとする作業内容に基づいて、作業対象となる機器を視覚的に明らかにできる。
本発明による作業対象機器明示システムの第1の実施形態の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態の作業対象明示システムの動作例を示すフローチャートである。 本発明による作業対象機器明示システムの第2の実施形態の構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態の作業対象明示システムの動作例を示すフローチャートである。 第3の実施形態の作業対象明示システムの動作例を示すフローチャートである。 第4の実施形態の作業対象明示システムの動作例を示すフローチャートである。 本発明による作業対象機器明示システムの第5の実施形態の構成例を示すブロック図である。 第5の実施形態の作業対象明示システムの動作例を示すフローチャートである。 本発明による作業対象機器明示装置の概要を示すブロック図である。 本発明による作業対象機器明示システムの概要を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
実施形態1.
図1は、本発明による作業対象機器明示システムの第1の実施形態の構成例を示すブロック図である。本実施形態の作業対象機器明示システムは、管理装置1を備えている。管理装置1は、LEDランプ付通信機器2、作業指示表示端末3、作業対象機器指示入力用端末4および通信機器5に接続される。管理装置1は、作業指示表示端末3から送信される情報に基づいて、作業対象機器を制御する。
LEDランプ付通信機器2は、作業対象となる機器(作業対象機器)である。LEDランプ付通信機器2は、ポートを有しており、機器本体および各ポートにLEDランプが設けられている。LEDランプ付通信機器2は、システム連携部11から送信される情報に基づいて、LEDランプを点灯または消灯させる。なお、LEDランプは、点灯または消灯を行うことから、発光部と呼ぶことができる。本実施形態では、発光部の一態様としてLEDランプを例に挙げているが、その部材は、LEDランプに限定されない。
作業指示表示端末3は、PC(パーソナルコンピュータ)、スマートフォン、タブレット型端末など、電子情報を表示できる機器であり、作業を行うユーザによって携帯される。作業指示表示端末3は、作業指示送信部14から受信した情報(作業指示)を表示する。また、作業指示表示端末3は、ユーザにより選択された作業指示を、作業対象機器受信部13へ送信する。この作業指示は、作業対象機器に対して行われる指示であり、ユーザが選択可能な態様で表わされる情報である。
作業対象機器指示入力用端末4は、作業対象とする機器の情報(以下、作業対象機器情報と記す。)を作業対象機器データベース12(以下、作業対象機器DB12と記す。)に登録するための指示情報(以下、作業対象機器指示情報と記す。)を作業対象機器指示入力部15に送信する。例えば、ユーザが、作業対象機器指示入力用端末4を用いて作業対象機器指示情報を入力すると、作業対象機器指示入力用端末4は、入力された作業対象機器指示情報を作業対象機器指示入力部15に送信する。作業対象機器指示情報には、作業対象機器に対して作業をすべき順番を表わす情報が含まれていてもよい。
通信機器5は、作業対象機器明示システムに接続される通信機器である。本実施形態では、通信機器5は、作業対象機器以外の機器である。なお、本実施形態では、LEDランプ付通信機器2と通信機器5は、管理装置1にそれぞれ1台ずつ接続されているが、これらの通信機器の接続台数は、2台に限定されず、3台以上であってもよい。また、作業対象機器は1台に限られず、2台以上でもよい。
管理装置1は、システム連携部11と、作業対象機器DB12と、作業対象機器受信部13と、作業指示送信部14と、作業対象機器指示入力部15と、ネットワークインタフェース16とを含む。
ネットワークインタフェース16は、管理装置1が、LEDランプ付通信機器2、作業指示表示端末3、作業対象機器指示入力用端末4および通信機器5と通信を行うためのインタフェースである。
作業対象機器指示入力部15は、ネットワークインタフェース16を介して、作業対象機器指示入力用端末4から入力された作業対象機器指示情報を受信する。作業対象機器指示入力部15は、受信した作業対象機器指示情報に基づいて作業対象機器情報を作成し、作業対象機器DB12へ送信する。
作業対象機器DB12は、作業対象機器情報を記憶する。作業対象機器DB12は、例えば、作業対象機器指示入力部15から入力された作業対象機器情報を記憶する。
作業指示送信部14は、ネットワークインタフェース16を介して、作業対象機器DB12に登録されている作業対象機器情報を元に、作業指示をユーザに選択させるための作業指示画面を作成し、作業指示表示端末3に、作成した作業指示画面を送信する。
作業対象機器受信部13は、ネットワークインタフェース16を介して受信する作業指示表示端末3からの作業指示と、作業対象機器DB12に保存されている作業対象機器情報を元に、作業対象機器および作業内容を特定する。そして、作業対象機器受信部13は、特定した作業対象機器を示す情報および作業内容をシステム連携部11に転送する。作業内容には、例えば、作業対象機器に対して作業をすべき順番を示す情報や、各作業対象機器が有するLEDランプを点灯または消灯することを示す情報が含まれる。
システム連携部11は、作業対象機器受信部13から受信した作業対象機器を示す情報を元に、LEDランプ付通信機器2に、LEDランプの点灯指示または消灯指示を送信する。また、例えば、作業をすべき順番を示す情報が作業内容に含まれている場合、システム連携部11は、その順番に応じてLEDランプを点灯または消灯させる指示を送信してもよい。
なお、本実施形態では、作業対象機器指示入力用端末4から作業対象機器指示入力部15を介して作業対象機器DB12に、作業対象機器情報を登録する場合について説明しているが、作業対象機器DB12に作業対象機器情報を登録する構成は、図1に例示する構成に限定されない。例えば、通信ネットワークを介して、作業対象機器DB12に、作業対象機器情報が登録されてもよい。この場合、作業対象機器指示入力部15は、例えば、通信インタフェースとして動作してもよいし、作業対象機器指示入力用端末4が管理装置1に接続されていなくてもよい。
作業対象機器受信部13と、作業指示送信部14と、作業対象機器指示入力部15とは、プログラム(対象機器明示プログラム)に従って動作するコンピュータのCPUによって実現される。例えば、プログラムは、管理装置1の記憶部(図示せず)に記憶され、CPUは、そのプログラムを読み込み、プログラムに従って、作業対象機器受信部13、作業指示送信部14および作業対象機器指示入力部15として動作してもよい。
また、作業対象機器受信部13と、作業指示送信部14と、作業対象機器指示入力部15とは、それぞれが専用のハードウェアで実現されていてもよい。
次に、本実施形態の作業対象明示システムの動作を説明する。図2は、本実施形態の作業対象明示システムの動作例を示すフローチャートである。本動作例では、作業指示表示端末3を携帯する作業員が、ネットワーク管理を行うために、LEDランプ付通信機器2に対して作業を行うものとする。
まず、作業を行う前の段階で、情報入力者が、作業対象機器指示入力用端末4から作業対象機器指示情報を入力する(ステップS1)。作業対象機器指示入力用端末4は、入力された作業対象機器指示情報を作業対象機器指示入力部15へ送信する。
作業対象機器指示入力部15は、作業対象機器指示情報を受信すると、その情報を作業対象機器DB12が格納できる形式(作業対象機器情報)に変換して、作業対象機器DB12に送信する(ステップS2)。
作業対象機器DB12は、受信した作業対象機器情報を記憶する(ステップS3)。ステップS1からステップS3の処理により、作業対象機器DB12に作業対象機器情報が格納されることになる。
ステップS1からステップS3の処理が完了した後、作業員が作業指示表示端末3に対して表示操作を行うと、作業指示表示端末3は、その操作内容を作業指示送信部14に送信する(ステップS4)。
管理装置1の作業指示送信部14は、操作内容(具体的には、作業指示画面を表示するための操作)を受信すると、作業対象機器DB12に格納されている作業対象機器情報の中から該当の情報を取得する。そして、作業指示送信部14は、作業指示画面を生成して作業指示表示端末3に送信する(ステップS5)。
作業指示表示端末3は、作業指示送信部14が送信した作業指示画面を表示する。ここで、作業員は、表示された作業指示画面を見て、該当する作業指示を選択する。作業指示が選択されると、作業指示表示端末3は、選択された作業指示を作業対象機器受信部13へ送信する(ステップS6)。
作業対象機器受信部13は、作業指示を受信すると、その作業指示に応じて、作業対象機器(ここでは、LEDランプ付通信機器2)および作業内容(例えば、LEDランプを点灯させる順番)を特定してシステム連携部11に送信する(ステップS7)。
システム連携部11は、作業対象機器受信部13から作業対象機器を示す情報および作業内容を受信すると、ネットワークインタフェース16経由で作業対象機器であるLEDランプ付通信機器2に対して、該当する部位のLEDランプを点灯する指示を送信して、LEDランプ付通信機器2を制御する(ステップS8)。
LEDランプ付通信機器2は、システム連携部11からLEDランプ点灯指示を受け取ると、該当する部位のLEDランプを点灯させる(ステップS9)。
以上のように、本実施形態によれば、作業対象機器受信部13が、作業員が操作する作業指示表示端末3からLEDランプ付通信機器2に対して行われる作業指示を受信し、システム連携部11が、その作業指示に応じて、LEDランプ付通信機器2および作業内容を特定する。そして、システム連携部11が、作業内容に応じて、LEDランプ付通信機器2が有するLEDを点灯または消灯させる制御を行う。よって、ユーザからの作業指示に基づいて、作業対象機器から作業内容を視覚的に明らかにできる。
また、システム連携部11は、作業内容に含まれるLEDの点灯順に基づいて、LEDを点灯または消灯させる制御を行ってもよい。そのような構成によれば、ユーザが複数の作業を行う場合でも、作業の順番を視覚的に明らかにできる。
実施形態2.
次に、本発明による作業対象機器明示システムの第2の実施形態を説明する。第1の実施形態では、ユーザからの作業指示に基づいて、作業対象機器のLEDランプを点灯させることにより、その作業内容を明らかにした。しかし、LEDランプを点灯させて作業内容を示しても、ユーザが手元を見ずに作業をしたり、ケーブルの着脱を間違えたりするなど、依然として間違った作業が行われることがある。このような作業が行われると、必要な経路が途切れてしまうことなどが原因で、予想外の通信障害が起こる可能性がある。
そこで、本実施形態では、作業内容を間違ってしまった場合でも他の機器に影響がないように事前に作業対象機器への経路を迂回させる方法を説明する。
図3は、本発明による作業対象機器明示システムの第2の実施形態の構成例を示すブロック図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。本実施形態の作業対象機器明示システムは、管理装置1を備え、管理装置1は、LEDランプ付通信機器2、作業指示表示端末3、作業対象機器指示入力用端末4および通信機器5に接続される。
また、本実施形態では、管理装置1とLEDランプ付通信機器2の間、および、管理装置1と通信機器5の間は、マネジメント用のネットワーク(図示せず)が、データプレーンのネットワークとは別に用意される。
例えば、本実施形態の作業対象機器明示システムをOpenFlowにより実現する場合、管理装置1がOpenFlowにおけるコントローラに相当し、各機器の間は、セキュアチャネルを用いて通信される。このとき、管理装置1が、このセキュアチャネルを介して通信機器を制御することになる。なお、他の実施形態の作業対象機器明示システムも同様に、OpenFlowにより実現されてもよい。
また、本実施形態の管理装置1は、システム連携部11と、作業対象機器DB12と、作業対象機器受信部13と、作業指示送信部14と、作業対象機器指示入力部15と、ネットワークインタフェース16と、コントローラ部17と、トポロジデータベース18(以下、トポロジDB18と記す。)と、フローデータベース19(以下、フローDB19と記す。)とを含む。
すなわち、本実施形態の管理装置1は、第1の実施形態の管理装置1と比較し、トポロジDB18、フローDB19およびコントローラ部17が追加されている。
システム連携部11は、作業対象機器受信部13から受信した作業対象機器を示す情報を元に、LEDランプ付通信機器2に、LEDランプの点灯指示または消灯指示を送信する。さらに、システム連携部11は、作業対象機器を含まない経路の作成指示をコントローラ部17に対して行う。
また、システム連携部11は、作業状況を作業指示表示端末3(具体的には、作業指示送信部14)に送信してもよい。システム連携部11は、例えば、作業対象機器受信部13から作業指示を受信したときに、作業指示表示端末3に作業中を示す情報を送信し、後述するコントローラ部17による経路制御が完了した時点で、作業指示表示端末3に作業完了を示す情報を送信してもよい。
トポロジDB18は、ネットワークのトポロジ情報を保存する記憶部である。なお、ここでのトポロジ情報は、ユーザデータを処理するデータプレーンのトポロジである。トポロジDB18は、例えば、コントローラ部17がネットワークインタフェース16を介して取得したトポロジ情報を記憶してもよい。
フローDB19は、コントローラ部17に事前設定された経路情報を保持する。また、フローDB19は、コントローラ部17が再計算した経路情報も保持する。
コントローラ部17は、通信経路(フロー)を計算し、その通信経路に基づいて管理対象とする通信機器5の経路制御を行う。具体的には、コントローラ部17は、ネットワークのトポロジをネットワークインタフェース16経由で検知し、検知したトポロジ情報をトポロジDB18に保存する。また、コントローラ部17は、事前設定された情報に基づきフローDB19に経路情報を保存する。コントローラ部17は、ネットワークインタフェース16を介して、該当するLEDランプ付通信機器2と通信機器5に、フローDB19に記憶された経路情報を転送する。
なお、LEDランプ付通信機器2および通信機器5は、受信した経路情報に基づいて通信を行う。したがって、コントローラ部17は、LEDランプ付通信機器2および通信機器5の経路制御を行っていると言うことができる。
また、コントローラ部17は、システム連携部11から作業対象機器を含まない経路の作成指示を受けると、作業対象機器を回避する通信経路を計算する。
なお、コントローラ部17は、プログラム(対象機器明示プログラム)に従って動作するコンピュータのCPUによって実現される。また、トポロジDB18およびフローDB19は、例えば、磁気ディスク等により実現される。
次に、本実施形態の作業対象明示システムの動作を説明する。図4は、本実施形態の作業対象明示システムの動作例を示すフローチャートである。本動作例では、図2に例示する処理がすでに行われているとする。すなわち、本動作例では、図2に例示するステップS1からステップS9が行われているとする(ステップS11)。
システム連携部11は、図2のステップS8において受信した作業対象機器を示す情報と、その作業対象機器を回避する経路(フロー)の作成指示をコントローラ部17に対して送信する(ステップS12)。
コントローラ部17は、フローの作成指示を受信すると、トポロジDB18からトポロジ情報を取得し、作業対象機器を除いたトポロジ情報を作成する(ステップS13)。
さらに、コントローラ部17は、作成したトポロジ情報に基づいて経路を再計算し、再計算された経路をフローDB19に保存する(ステップS14)。すなわち、コントローラ部17は、作業対象機器を回避する経路を再計算する。
コントローラ部17は、計算した経路を表わす情報を通信機器5およびLEDランプ付通信機器2へ送信して、送信した経路情報をフロー情報として反映させる(ステップS15)。すなわち、コントローラ部17は、経路変更される通信機器にフロー情報を送信する。
通信機器5は、そのフロー情報を元に転送動作を行う(ステップS16)。すなわち、作業対象機器以外の機器は、作業対象機器を除いたフロー情報に基づいて転送動作を行うことができる。
以上のように、本実施形態によれば、コントローラ部17が、通信経路(フロー)を計算し、その通信経路に基づいて、管理対象とする通信機器5やLEDランプ付通信機器2の経路制御を行う。具体的には、コントローラ部17が、各通信機器5に通信経路を設定させ、各通信機器5が、設定された通信経路に基づいて通信を行う。このとき、システム連携部11が、特定した作業対象機器をコントローラ部17に送信し、コントローラ部17が、作業対象機器を回避する通信経路を計算して、その通信経路に基づく経路制御を行う。よって、第1の実施形態の効果に加え、ユーザが作業内容を間違ってしまった場合でも、他の機器に影響がないようにすることができる。
また、システム連携部11は、作業対象機器受信部13から作業指示を受信したときに、作業指示送信部14に作業中であることを示す情報を送信してもよい。そして、作業指示送信部14は、この情報を受信したときに、作業指示表示端末3にその旨を示す情報を送信してもよい。さらに、コントローラ部17が、経路制御の完了通知をシステム連携部11に送信してもよい。このとき、システム連携部11が、作業指示送信部14に作業完了であることを示す情報を送信し、作業指示送信部14が、作業指示表示端末3に作業完了であることを示す情報を送信してもよい。そのようにすることで、ユーザは作業指示表示端末3を見て、作業状況を把握することができる。
実施形態3.
次に、本発明による作業対象機器明示システムの第3の実施形態を説明する。第2の実施形態では、作業対象機器を迂回するように経路を制御する方法を説明した。ここで、第2の実施形態の作業対象機器明示システムでは、経路を制御する前に、作業対象機器のLEDを点灯させている。そのため、作業方法や作業該当部位が分かってしまうと、経路制御を行う前にユーザが該当部位に対する作業をしてしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、LEDを点灯させるなどの作業手順の表示を、経路制御が完了した後に行うことで、より安全に保守作業を行わせるための方法を説明する。
本実施形態の構成は、図3に例示する構成と同様である。ただし、本実施形態では、システム連携部11が、コントローラ部17が各通信機器に経路情報を反映させた後で、LEDランプ付通信機器2のLEDランプを点灯させる点で、第2の実施形態と異なる。
図5は、本実施形態の作業対象明示システムの動作例を示すフローチャートである。なお、ステップS21からステップS24までの処理は、図2に示すステップS1からステップS4までの処理と同様である。
管理装置1の作業指示送信部14は、操作内容(具体的には、作業指示画面を表示するための操作)を受信すると、作業対象機器DB12に格納されている作業対象機器情報の中から該当の情報を取得する。そして、作業指示送信部14は、作業指示画面を作成して作業指示表示端末3に送信する(ステップS25)。ここで、作業指示送信部14は、作業員が具体的な作業をすることを抑制するため、作業概要を示す作業指示画面を作成してもよい。
作業指示表示端末3は、作業指示送信部14が送信した作業指示画面を表示する。このとき、作業指示表示端末3は、作業概要を示す作業指示画面を表示してもよい。ここで、作業員は、表示された作業指示画面を見て、該当する作業指示を選択する。作業指示が選択されると、作業指示表示端末3は、選択された作業指示を作業対象機器受信部13へ送信する(ステップS26)。
作業対象機器受信部13は、作業指示を受信すると、その作業指示に応じて、作業対象機器(ここでは、LEDランプ付通信機器2)および作業内容(例えば、LEDランプを点灯させる順番)を特定してシステム連携部11に送信する(ステップS27)。
システム連携部11は、LEDランプ付通信機器2の制御を行う前に、経路制御を行う。具体的には、ステップS28からステップS31の処理として、図4に示すステップS12からステップS15の処理が行われる。
通信機器5は、そのフロー情報を元に転送動作を行うとともに、フロー情報を受信したことをコントローラ部17に通知する(ステップS32)。
コントローラ部17は、通信機器5からの通知を受信すると、システム連携部11に、経路制御処理が終了したことを示す通知を送信する(ステップS33)。
システム連携部11は、コントローラ部17からの通知を受信すると、ネットワークインタフェース16経由で作業対象機器であるLEDランプ付通信機器2に対して、該当する部位のLEDランプを点灯する指示を送信して、LEDランプ付通信機器2を制御する。さらに、システム連携部11は、作業指示送信部14に、作業対象機器の制御処理が終了したことを示す通知を送信する(ステップS34)。
LEDランプ付通信機器2は、システム連携部11からLEDランプ点灯指示を受け取ると、該当する部位のLEDランプを点灯させる(ステップS35)。
一方、作業指示送信部14は、完了通知を受信すると、作業指示画面を作成して作業指示表示端末3に送信する(ステップS36)。ここで、作業指示送信部14は、作業員が具体的な作業を進められるように、作業内容の詳細を示す作業指示画面を作成してもよい。
作業指示表示端末3は、作業指示送信部14が送信した作業指示画面を表示する。作業員は、ここで表示される作業指示画面を参照して作業内容を把握し、実際の作業を開始することになる(ステップS37)。
以上のように、本実施形態では、コントローラ部17が経路制御の完了通知をシステム連携部11に送信し、システム連携部11が完了通知を受信した後でLEDランプ付通信機器2のLEDを点灯または消灯させる制御を行う。よって、第2の実施形態の効果に加え、作業員が経路制御前に作業を開始することを抑制できるため、作業員による作業ミスをより抑制することができる。
実施形態4.
次に、本発明による作業対象機器明示システムの第4の実施形態を説明する。例えば、第1の実施形態では、システム連携部11が、作業対象機器にLEDを点灯させる制御を行った。本実施形態では、その点灯したLEDを消灯する方法を説明する。
具体的には、システム連携部11は、該当部分で作業が行われたことを検出した場合、それを検出したタイミングで(トリガとして)LEDを消灯してもよい。ただし、システム連携部11が該当部分で作業が行われたことを検出できない場合、他の方法に基づいて、LEDを消灯する必要がある。
そこで、例えば、作業員が、作業指示表示端末3に表示される手順書に記載された作業手順で作業を行った後、作業終了を通知するボタン押下することを手順で明示する。具体的には、本実施形態では、作業指示表示端末3に、作業指示に対応させて作業終了通知ボタンを表示させ、作業員が作業終了通知ボタンを押下することで、LEDを消灯させる。
次に、本実施形態の作業対象明示システムの動作を説明する。図6は、本実施形態の作業対象明示システムの動作例を示すフローチャートである。本動作例では、図2に例示する処理がすでに行われているとする。すなわち、本動作例では、図2に例示するステップS1からステップS9が行われているとする(ステップS41)。
作業指示表示端末3に表示された作業指示に基づく作業を作業員が完了し、作業員がその作業指示に対応する作業終了通知ボタンを押下すると、作業指示表示端末3は、作業が終了したことを示す情報を作業対象機器受信部13に通知する(ステップS42)。
作業対象機器受信部13は、作業指示表示端末3から該当作業の終了通知を受信すると、さらにシステム連携部11へ作業対象機器についての作業終了通知を送信する(ステップS43)。
システム連携部11は、作業終了通知を受信すると、ネットワークインタフェース16経由で作業対象機器であるLEDランプ付通信機器2に対して、該当する部位のLEDランプを消灯する指示を送信して、LEDランプ付通信機器2を制御する(ステップS44)。
LEDランプ付通信機器2は、システム連携部11からLEDランプ消灯指示を受け取ると、該当する部位のLEDランプを消灯させる(ステップS45)。
以上のように、本実施形態によれば、作業対象機器受信部13が作業指示表示端末3から受信したユーザによる作業終了通知をシステム連携部11に送信し、システム連携部11が、作業終了通知を受け取った後で、LEDランプ付通信機器2のLEDを、作業が完了したことを示す態様で点灯または消灯させる制御を行う(具体的には、消灯させる)。よって、作業対象機器から作業が行われたことを示す情報を検知できない場合であっても、作業に関連させて点灯させたLEDを消灯させることができる。
実施形態5.
次に、本発明による作業対象機器明示システムの第5の実施形態を説明する。上記実施形態では、作業対象機器のLEDを点灯させる制御を行うことで、作業ミスを抑制する方法を説明した。さらに、作業後に作業が正しく行われたか否かを検証すれば、環境保守を行う際、より信頼性を高くすることができる。そこで、本実施形態では、作業内容を検証する方法を説明する。
図7は、本発明による作業対象機器明示システムの第5の実施形態の構成例を示すブロック図である。なお、第1の実施形態または第2の実施形態と同様の構成については、図1または図3と同一の符号を付し、説明を省略する。本実施形態の作業対象機器明示システムは、管理装置1を備え、管理装置1は、LEDランプ付通信機器2、作業指示表示端末3、作業対象機器指示入力用端末4および通信機器5に接続される。
また、本実施形態の管理装置1は、システム連携部11と、作業対象機器DB12と、作業対象機器受信部13と、作業指示送信部14と、作業対象機器指示入力部15と、ネットワークインタフェース16と、コントローラ部17と、トポロジDB18と、フローDB19と、作業結果検証部110とを含む。
すなわち、本実施形態の管理装置1は、第2の実施形態の管理装置1と比較し、作業結果検証部110が追加されている。
本実施形態のコントローラ部17は、作業後の各通信機器の状態を示す情報を収集し、作業結果検証部110に通知する。なお、コントローラ部17は、作業結果検証部110からの問い合わせに応じて収集した情報を送信してもよい。
作業結果検証部110は、コントローラ部17が収集した各通信機器の状態を示す情報と、作業対象機器DB12に保存されている作業対象機器情報を検証し、検証結果をシステム連携部11に送信する。
システム連携部11は、検証結果が分かる態様で、作業対象機器にLEDランプを点灯させる制御を行う。
なお、作業結果検証部110は、プログラム(対象機器明示プログラム)に従って動作するコンピュータのCPUによって実現される。
次に、本実施形態の作業対象明示システムの動作を説明する。図8は、本実施形態の作業対象明示システムの動作例を示すフローチャートである。本動作例では、図2に例示する処理がすでに行われているとする。すなわち、本動作例では、図2に例示するステップS1からステップS9が行われているとする(ステップS51)。
さらに、本動作例では、第4の実施形態で示すように、作業員が作業終了通知ボタンを押下することで、作業の終了を管理装置1に通知するものとする。具体的には、作業指示表示端末3に表示された作業指示に基づく作業を作業員が完了し、作業員がその作業指示に対応する作業終了通知ボタンを押下すると、作業指示表示端末3は、作業が終了したことを示す情報を作業対象機器受信部13に通知する(ステップS52)。
作業対象機器受信部13は、作業終了通知を作業結果検証部110へ送信する(ステップS53)。
作業結果検証部110は、作業終了通知を受信すると、その作業に関する作業対象機器情報を作業対象機器DB12に問い合わせる(ステップS54)。すなわち、ここで問い合わせる内容は、その作業内容が正常に行われたか確認するための内容であり、正常作業内容と言うことができる。作業結果検証部110は、例えば、その作業を特定する情報を作業終了通知から抽出し、その情報に基づいて、作業対象機器DB12に問い合わせすればよい。
作業対象機器DB12は、要求された作業対象機器情報(正常作業内容)を作業結果検証部110に送信する(ステップS55)。
作業結果検証部110は、作業対象機器情報に含まれる該当通信機器の状態をコントローラ部17に問い合わせる(ステップS56)。
コントローラ部17は、通信機器5に機器の状態を問い合わせる(ステップS57)。通信機器5は、自らの状態をコントローラ部17へ送信する(ステップS58)。コントローラ部17は、作業結果検証部110へ各通信機器5の状態を示す情報を送信する(ステップS59)。
作業結果検証部110は、コントローラ部17から受信した情報と、作業対象機器DB12から取得した情報を比較して作業結果を検証し、検証結果をシステム連携部11に送信する(ステップS60)。
システム連携部11は、検証結果に基づいて、LEDランプ付通信機器2にLEDランプの点灯を指示する(ステップS61)。システム連携部11は、例えば、検証結果が不整合の場合は赤色で、整合の場合は青色でLEDランプを点灯させるようにしてもよい。
なお、本実施形態の説明では、作業結果検証部110は、比較結果をシステム連携部11に送信したが、作業指示送信部14を介して、作業指示表示端末3に送信してもよい。そして、作業指示表示端末3は、受信した比較結果を表示してもよい。こうすることで、作業員は、作業指示表示端末3を参照して、作業結果を確認することができる。
以上のように、本実施形態によれば、システム連携部11が、作業終了通知を作業結果検証部110に送信し、作業結果検証部110が、作業終了通知を受け取ると、通信機器の状態をコントローラ部17に問い合わせる。そして、作業結果検証部110が、問い合わせた状態と、作業対象機器DB12に記憶された作業指示に基づく作業対象機器および作業内容とを比較して、ユーザによる作業結果を検証する。よって、他の実施形態の効果に加え、作業結果を検証できるので、作業結果をより信頼性の高いものにすることができる。
次に、本発明の概要を説明する。図9は、本発明による作業対象機器明示装置の概要を示すブロック図である。本発明による作業対象機器明示装置(例えば、管理装置1)は、ユーザ(例えば、作業員)が操作する作業指示表示端末(例えば、作業指示表示端末3)から、作業対象機器(例えば、LEDランプ付通信機器2)に対して行われる作業指示を受信し、その作業指示に応じて、作業対象機器および作業内容(例えば、点灯/消灯、点灯または消灯させる順番など)を(例えば、作業対象機器DB12を参照して)特定する作業対象機器特定部81(例えば、システム連携部11および作業対象機器受信部13)と、作業内容に応じて、特定された作業対象機器が有する発光部(例えば、LED)を点灯または消灯させる制御を行う作業対象機器制御部82(例えば、システム連携部11)とを備えている。
そのような構成により、ユーザからの作業指示に基づいて、作業対象の機器から作業内容を視覚的に明らかにできる。
また、作業対象機器明示装置は、(例えば、トポロジ情報に基づいて)通信経路を計算し、その通信経路に基づいて、管理対象とする通信機器(例えば、通信機器5)の経路制御を行う経路制御部(例えば、コントローラ部17)を備えていてもよい。このとき、作業対象機器特定部81は、特定した作業対象機器を示す情報を経路制御部に送信し、経路制御部は、作業対象機器を回避する通信経路を計算して、その通信経路に基づく経路制御を行ってもよい。
そのような構成によれば、作業員が作業内容を間違ってしまった場合でも、他の通信機器に影響がないように事前に作業対象機器へ迂回する経路を設定できる。
また、経路制御部は、経路制御が完了したときに、その経路制御の完了通知を作業対象機器制御部82に送信し、作業対象機器制御部82は、完了通知を受信したときに、作業指示表示端末に作業完了であることを示す情報を送信してもよい。
そのような構成によれば、経路制御が完了したことを、作業員が作業指示表示端末を介して認識できる。
また、経路制御部は、経路制御の完了通知を作業対象機器制御部82に送信し、作業対象機器制御部82は、完了通知を受信した後で、作業対象機器が有する発光部を点灯または消灯させる制御を行ってもよい。
そのような構成によれば、作業対象機器を参照することで、経路制御が完了したことを作業員が認識できる。また、経路制御が完了するまで、作業員に対して作業方法や作業該当部位を認識させないようにできるため、より安全に保守作業を行わせることが可能になる。
また、作業対象機器特定部81は、作業指示表示端末から受信したユーザによる作業終了通知を作業対象機器制御部82に送信し、作業対象機器制御部82は、作業終了通知を受け取った後で、作業対象機器が有する発光部を、作業が完了したことを示す態様で点灯または消灯させる制御を行ってもよい。
そのような構成によれば、作業対象機器制御部82が作業対象機器から送信される情報を検出できない場合であっても、作業対象機器の発光部を制御できる。そのため、例えば、作業完了後に明示的に作業対象機器のLEDを消灯することが可能になる。
さらに、作業対象機器明示装置は、ユーザによる作業結果を検証する作業結果検証部(例えば、作業結果検証部110)と、作業指示に応じた作業対象機器および作業内容を記憶する作業対象機器記憶部(例えば、作業対象機器DB12)とを備えていてもよい。このとき、作業対象機器特定部81は、作業指示表示端末から受信したユーザによる作業終了通知を作業結果検証部に送信し、作業結果検証部は、作業終了通知を受け取ると、通信機器の状態を経路制御部に問い合わせ、問い合わせた状態と、作業対象機器記憶部に記憶された作業指示に基づく作業対象機器および作業内容とを比較して、ユーザによる作業結果を検証してもよい。
そのような構成により、作業後に作業が正しく行われたか否かを検証できるため、環境保守を行う際、より信頼性を高くすることができる。
また、このとき、作業結果検証部は、検証結果を作業対象機器制御部82に送信し、作業対象機器制御部82は、作業対象機器が有する発光部を検証結果に応じた態様で点灯または消灯させる(例えば、検証結果が不整合の場合は赤色で、整合の場合は青色でLEDランプを点灯させる)制御を行ってもよい。
また、図10は、本発明による作業対象機器明示システムの概要を示すブロック図である。本発明による作業対象機器明示システムは、ユーザ(例えば、作業者)が操作する作業指示表示端末70(例えば、作業指示表示端末3)と、作業対象機器に対して行われる作業指示に基づいてその作業対象機器を制御する作業対象機器明示装置80(例えば、管理装置1)とを備えている。なお、作業対象機器明示装置80の内容は、図9に例示する作業対象機器明示装置と同様である。
そのような構成によっても、ユーザからの作業指示に基づいて、作業対象の機器から作業内容を視覚的に明らかにできる。
1 管理装置
2 LEDランプ付通信機器
3 作業指示表示端末
4 作業対象機器指示入力用端末
5 通信機器
11 システム連携部
12 作業対象機器DB
13 作業対象機器受信部
14 作業指示送信部
15 作業対象機器指示入力部
16 ネットワークインタフェース
17 コントローラ部
18 トポロジDB
19 フローDB
110 作業結果検証部

Claims (12)

  1. ユーザが操作する作業指示表示端末から、作業対象機器に対して行われる作業指示を受信し、当該作業指示に応じて、作業対象機器および作業内容を特定する作業対象機器特定部と、
    前記作業内容に応じて、特定された作業対象機器が有する発光部を点灯または消灯させる制御を行う作業対象機器制御部とを備えた
    ことを特徴とする作業対象機器明示装置。
  2. 通信経路を計算し、当該通信経路に基づいて、管理対象とする通信機器の経路制御を行う経路制御部を備え、
    作業対象機器特定部は、特定した作業対象機器を示す情報を前記経路制御部に送信し、
    前記経路制御部は、前記作業対象機器を回避する通信経路を計算して、当該通信経路に基づく経路制御を行う
    請求項1記載の作業対象機器明示装置。
  3. 経路制御部は、経路制御が完了したときに当該経路制御の完了通知を作業対象機器制御部に送信し、
    前記作業対象機器制御部は、前記完了通知を受信したときに、前記作業指示表示端末に作業完了であることを示す情報を送信する
    請求項2記載の作業対象機器明示装置。
  4. 経路制御部は、経路制御の完了通知を作業対象機器制御部に送信し、
    作業対象機器制御部は、前記完了通知を受信した後で、作業対象機器が有する発光部を点灯または消灯させる制御を行う
    請求項2または請求項3記載の作業対象機器明示装置。
  5. 作業対象機器特定部は、作業指示表示端末から受信したユーザによる作業終了通知を作業対象機器制御部に送信し、
    前記作業対象機器制御部は、前記作業終了通知を受け取った後で、作業対象機器が有する発光部を、作業が完了したことを示す態様で点灯または消灯させる制御を行う
    請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の作業対象機器明示装置。
  6. ユーザによる作業結果を検証する作業結果検証部と、
    作業指示に応じた作業対象機器および作業内容を記憶する作業対象機器記憶部とを備え、
    作業対象機器特定部は、作業指示表示端末から受信したユーザによる作業終了通知を前記作業結果検証部に送信し、
    前記作業結果検証部は、前記作業終了通知を受け取ると、通信機器の状態を経路制御部に問い合わせ、問い合わせた状態と、前記作業対象機器記憶部に記憶された作業指示に基づく作業対象機器および作業内容とを比較して、ユーザによる作業結果を検証する
    請求項5記載の作業対象機器明示装置。
  7. 作業結果検証部は、検証結果を作業対象機器制御部に送信し、
    作業対象機器制御部は、作業対象機器が有する発光部を検証結果に応じた態様で点灯または消灯させる制御を行う
    請求項6記載の作業対象機器明示装置。
  8. ユーザが操作する作業指示表示端末と、
    作業対象機器に対して行われる作業指示に基づいて当該作業対象機器を制御する作業対象機器明示装置とを備え、
    前記作業対象機器明示装置は、
    前記作業指示表示端末から作業指示を受信し、当該作業指示に応じて、作業対象機器および作業内容を特定する作業対象機器特定部と、
    前記作業内容に応じて、特定された作業対象機器が有する発光部を点灯または消灯させる制御を行う作業対象機器制御部とを含む
    ことを特徴とする作業対象機器制御システム。
  9. ユーザが操作する作業指示表示端末から、作業対象機器に対して行われる作業指示を受信し、当該作業指示に応じて、作業対象機器および作業内容を特定し、
    前記作業内容に応じて、特定された作業対象機器が有する発光部を点灯または消灯させる制御を行う
    ことを特徴とする作業対象機器明示方法。
  10. 特定された作業対象機器を回避する通信経路を計算し、
    前記通信経路に基づいて、管理対象とする通信機器の経路制御を行う
    請求項9記載の作業対象機器明示方法。
  11. コンピュータに、
    ユーザが操作する作業指示表示端末から、作業対象機器に対して行われる作業指示を受信し、当該作業指示に応じて、作業対象機器および作業内容を特定する作業対象機器特定処理、および、
    前記作業内容に応じて、特定された作業対象機器が有する発光部を点灯または消灯させる制御を行う作業対象機器制御処理
    を実行させるための作業対象機器明示プログラム。
  12. コンピュータに、
    通信経路を計算し、当該通信経路に基づいて、管理対象とする通信機器の経路制御を行う経路制御処理を実行させ、
    作業対象機器特定処理で、特定した作業対象機器を示す情報を送信させ、
    前記経路制御処理で、送信された作業対象機器を回避する通信経路を計算させて、当該通信経路に基づく経路制御を行わせる
    請求項11記載の作業対象機器明示プログラム。
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