JP2015119253A - デジタルテレビ放送録画装置およびデジタルテレビ放送録画方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 自動表示メッセージに必要な情報を映像や音声とともに記録する際、記録タイトルのサイズの無駄だけでなく、再生互換性にも問題が生じる恐れがある。【解決手段】 制御部14は、パケットデータを解析し(ステップS104,S106)、前記B−CASカードへアクセスすることでCATに基づいてメッセージを含むEMMのPIDを特定し、同CATの中から同EMMの表示に必要な情報をSITに保存し(ステップS110)、同SITと同特定したパケットIDに基づくEMMの情報を記録時のトランスポートストリームに含む(ステップS108)ように再構築部16にて再構築させてから記録再生部17によって記録媒体18に記録させている(ステップS108,S110)。【選択図】 図3
Description
本発明は、デジタルテレビ放送を受信して記録および再生するデジタルテレビ放送録画装置およびデジタルテレビ放送録画方法に関する。
デジタルテレビでは、デジタルテレビ放送を受信して映像、音声、情報を復元して視聴可能にしている。情報には放送局で含められたメッセージが含まれている場合があり、テレビ放送の受信と同時に視聴する場合に、映像上に重畳して表示されるようになっている。デジタルテレビ放送には映像や音声に加えて多くの情報が含まれており、多くの情報は視聴に必須なものではなく、不要な情報は処理されることもない。
デジタルテレビ放送を受信する装置やシステムとして、特許文献1〜6に示すものが知られている。
特許文献1は、放送システムでのメッセージ伝送方法に関し、特に、送信側で自動表示メッセージの番号をEMMで送信し、実際のメッセージはデータ放送やSIなどの大きなサイズのデータ送信に適した方法で送信する技術を開示している。
特許文献1は、放送システムでのメッセージ伝送方法に関し、特に、送信側で自動表示メッセージの番号をEMMで送信し、実際のメッセージはデータ放送やSIなどの大きなサイズのデータ送信に適した方法で送信する技術を開示している。
特許文献2は、デジタル放送受信機の通電制御処理システムに関し、EMMの通電制御処理が中断された際に、途中から再開したり、電源オフがなされた場合には最小の回路のみ通電してEMM処理を継続する技術を開示している。放送システムでのメッセージ伝送方法に関するものである。
特許文献3は、デジタル放送視聴システムに関し、共通メッセージから自動表示メッセージを作成する技術を開示している。また、請求項2には、自動表示メッセージをB−CAS ICカードおよびEMM共通メッセージを用いて作成してディスクリプタ形式で保持し、自動表示メッセージを読むために必要な信号をAV/Cディスクリプタコマンドを用いて作成する技術が開示されている。
特許文献3は、デジタル放送視聴システムに関し、共通メッセージから自動表示メッセージを作成する技術を開示している。また、請求項2には、自動表示メッセージをB−CAS ICカードおよびEMM共通メッセージを用いて作成してディスクリプタ形式で保持し、自動表示メッセージを読むために必要な信号をAV/Cディスクリプタコマンドを用いて作成する技術が開示されている。
特許文献4は、パケット送信装置に関し、パケット送受信機器間での信号の互換性を確保する技術を開示する。また、請求項2と請求項5には、入力ストリームに含まれるコンテンツデータに関するデスクリプタを生成し、入力ストリームに挿入する技術が開示されている。
特許文献5は、暗号化されたデータ・ストリームの処理装置と処理方法に関し、解読用メッセージを取り除く技術を開示する。また、請求項1と請求項10には、解読用メッセージあたりの解読要素の数を検出し、解読メッセージを提供するための位置を決定する。暗号化されたデータ・ストリームから最初に提供された解読用メッセージを取り除くといった技術が開示されている。
特許文献5は、暗号化されたデータ・ストリームの処理装置と処理方法に関し、解読用メッセージを取り除く技術を開示する。また、請求項1と請求項10には、解読用メッセージあたりの解読要素の数を検出し、解読メッセージを提供するための位置を決定する。暗号化されたデータ・ストリームから最初に提供された解読用メッセージを取り除くといった技術が開示されている。
特許文献6は、デジタルテレビジョンステ―タスディスプレイに関し、フォーマット変換に関する情報を表示する。また、請求項2と請求項5には、表示装置との互換性を有するフォーマットに変換する画像フォーマット変換器を含むステータス表示方法であって、受信された信号のフォーマット、および現在実行されている任意のフォーマット変換に関する情報を表示する技術が開示されている。
従来は、放送局で含められたメッセージが情報に含まれている場合、テレビ放送の受信と同時に視聴する場合にのみ、映像上に重畳して表示されていた。そして、いわゆる録画しておいて、後で再生する場合には、このようなメッセージは処理されることもなかった。
また、いずれの特許文献においても、受信側でメッセージを記録する技術ではない。特に、CA_DescriptorとCA_Service_Descriptorだけを取り出す構成もない。この他、録画時の容量軽減や再生互換性悪化の回避という課題もある。
また、いずれの特許文献においても、受信側でメッセージを記録する技術ではない。特に、CA_DescriptorとCA_Service_Descriptorだけを取り出す構成もない。この他、録画時の容量軽減や再生互換性悪化の回避という課題もある。
一方、録画コンテンツで自動表示メッセージを表示しようとするためには、自動表示メッセージに必要な情報を映像や音声とともに記録する必要が生じる。しかし、必要な情報であるコンディショナルアクセステーブル(CAT)やエンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)、関連Descriptorをそのまま記録すると、記録タイトルのサイズの無駄だけでなく、再生互換性にも問題が生じる恐れがある。
本発明は、再生互換性を保持しつつ、受信側でメッセージを記録して再生するデジタルテレビ放送録画装置およびデジタルテレビ放送録画方法を提供する。
本発明は、デジタルテレビ放送を受信して復調するチューナと、復調された多重化デジタルテレビ信号のトランスポートストリームを多重分離して所定のパケットデータとする多重分離部と、分離されたパケットデータに含まれる所定のエレメンタリストリームを使用して記録用のトランスポートストリームを再構築する再構築部と、再構築されたトランスポートストリームを所定の記録媒体に記録し、または、同記録媒体に記録されている所定のトランスポートを再生する記録再生部と、所定のパケットデータを含むエレメンタリストリームをデコードするデコーダ部と、B−CASカードへアクセスして所定の情報を得ることが可能で、前記チューナと前記多重分離部と前記再構築部と前記記録再生部と前記デコーダ部とを制御する制御部を有し、前記制御部は、パケットデータを解析し、前記B−CASカードへアクセスすることでコンディショナルアクセステーブル(CAT)に基づいてメッセージを含むエンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)のパケットID(PID)を特定し、同CATの中から同エンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)の表示に必要な情報をセレクションインフォメーションテーブル(SIT)に保存し、同セレクションインフォメーションテーブル(SIT)と同特定したパケットIDに基づくエンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)の情報を記録時のトランスポートストリームに含むように前記再構築部にて再構築させてから前記記録再生部によって前記記録媒体に記録させる構成としてある。
前記構成において、制御部による制御の下で、チューナがデジタルテレビ放送を受信して復調すると、多重分離部は復調された多重化デジタルテレビ信号のトランスポートストリームを多重分離して所定のパケットデータとする。記録するには、再構築部が分離されたパケットデータに含まれる所定のエレメンタリストリームを使用して記録用のトランスポートストリームを再構築すると、記録再生部は再構築されたトランスポートストリームを所定の記録媒体に記録する。記録されたものは、同記録再生部が同記録媒体に記録されている所定のトランスポートとして再生する。デコーダ部は、多重分離部がトランスポートストリームから分離した所定のエレメンタリストリームを取り出してデコードするので、デコードされた映像や音声あるいはデータを所定の表示部などで視聴可能となる。なお、以上の処理を実行する際に各種の暗号複合化の処理が必要となり、制御部がB−CASカードへアクセスして所定の情報を得ることでこれを実現している。
一方、メッセージの記録に関して、前記制御部は、パケットデータを解析し、前記B−CASカードへアクセスすることでコンディショナルアクセステーブル(CAT)に基づいてメッセージを含むエンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)のパケットID(PID)を特定しつつ、同コンディショナルアクセステーブル(CAT)の中からエンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)のパケットID(PID)の表示に必要な情報を取得する。そして、同表示に必要な情報だけをセレクションインフォメーションテーブル(SIT)に保存し、同セレクションインフォメーションテーブル(SIT)と同特定したパケットIDに基づくエンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)の情報を記録時のトランスポートストリームに含むように前記再構築部にて再構築させてから前記記録再生部によって前記記録媒体に記録させる。
再生時はセレクションインフォメーションテーブル(SIT)からEMMのパケットID(PID)の取得に必要なコンディショナルアクセステーブル(CAT)の中の情報を得られるから、互換性を維持できる。また、特定したエンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)の情報は記録時のトランスポートストリームに含まれるので、放送波の視聴のときと同様にメッセージの再生が行われる。
本発明によれば、コンディショナルアクセステーブル(CAT)の中からEMMのパケットID(PID)の取得に必要な情報をセレクションインフォメーションテーブル(SIT)に保存しているので、再生後も高い互換性を保持しつつ、メッセージを記録および再生することが可能なデジタルテレビ放送録画装置およびデジタルテレビ放送録画方法を提供できる。
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
(実施例1)
図1は、本発明の一実施形態にかかるデジタルテレビ放送録画装置をブロック図により示している。
チューナ11はデジタルテレビ放送を受信して復調する。なお、復調と共に、所定の誤り訂正処理も行われる。復調されたデジタルテレビ放送信号はデマルチプレクサ(DEMUX)12に入力される。デマルチプレクサ12は、主に多重分離部13と制御部14の機能を実現するものであり、多重分離部13は復調された多重化デジタルテレビ信号のトランスポートストリームを多重分離して所定のパケットデータを生成する。パケットデータは、その内容に応じてパケットIDを割り当てられており、映像や音声のエレメントストリームを分割したパケットデータ以外にも様々な制御や管理などに利用されるパケットデータを含んでいる。
(実施例1)
図1は、本発明の一実施形態にかかるデジタルテレビ放送録画装置をブロック図により示している。
チューナ11はデジタルテレビ放送を受信して復調する。なお、復調と共に、所定の誤り訂正処理も行われる。復調されたデジタルテレビ放送信号はデマルチプレクサ(DEMUX)12に入力される。デマルチプレクサ12は、主に多重分離部13と制御部14の機能を実現するものであり、多重分離部13は復調された多重化デジタルテレビ信号のトランスポートストリームを多重分離して所定のパケットデータを生成する。パケットデータは、その内容に応じてパケットIDを割り当てられており、映像や音声のエレメントストリームを分割したパケットデータ以外にも様々な制御や管理などに利用されるパケットデータを含んでいる。
同分離されたパケットデータは、再生出力を行うデコーダ部15と記録を行う再構築部(REMUX)16とで利用される。再構築部16は、分離されたパケットデータのうち、所定のエレメンタリストリームを再現するのに必要なパケットデータと、他の必要な制御用のパケットデータと使用して記録用のトランスポートストリームを再構築する。放送波に含まれる全てのパケットデータを利用するのではなく、再生に必要となる主なパケットデータだけを利用している。詳細については後述する。
再構築されたトランスポートストリームは記録再生部17に入力され、HDDなどの記録媒体18に記録される。記録再生部17は再生にも関与し、同記録媒体18に記録されている所定のトランスポートを読み出されると、多重分離部13が再度多重分離して所定のパケットデータとする。
デマルチプレクサ12内では制御部14による各種の処理が実現されており、視聴に利用される映像や音声のパケットデータはデコードに適したエレメンタリストリームとしてデコーダ部15に出力され、同デコーダ部15が映像信号や音声信号にデコードする。なお、本実施例のデコーダ部15は自動表示メッセージを映像画面に重畳する処理も行なうが、別の処理部でこのような重畳を行うものとしても、デコーダ部15での表示と称することにする。
デマルチプレクサ12内では制御部14による各種の処理が実現されており、視聴に利用される映像や音声のパケットデータはデコードに適したエレメンタリストリームとしてデコーダ部15に出力され、同デコーダ部15が映像信号や音声信号にデコードする。なお、本実施例のデコーダ部15は自動表示メッセージを映像画面に重畳する処理も行なうが、別の処理部でこのような重畳を行うものとしても、デコーダ部15での表示と称することにする。
制御部14は、総合的な制御を司り、前記チューナ11と前記多重分離部13と前記再構築部16と前記記録再生部17と前記デコーダ部15とを制御する他、B−CASカード19へアクセスする処理も司る。なお、B−CASカードへのアクセスは、他の作業と並行して随時行われる。
デジタルテレビ放送信号の再生にはさまざまな状況でB−CASカード(B−CAS ICカードとも呼ばれる)18へアクセスして所定の情報を得ることが必要であり、制御部14は必要な状況でB−CASカード19にアクセスする。B−CASカード19は暗号化された放送番組の解読に必要な情報の提供に加え、各種の制御に必要な情報を提供する。その一例として、エンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)に含まれる自動表示メッセージを表示する際、表示方法や表示時間などは、コンディショナルアクセステーブル(CAT)の中のCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorが必要となる。
デジタルテレビ放送信号の再生にはさまざまな状況でB−CASカード(B−CAS ICカードとも呼ばれる)18へアクセスして所定の情報を得ることが必要であり、制御部14は必要な状況でB−CASカード19にアクセスする。B−CASカード19は暗号化された放送番組の解読に必要な情報の提供に加え、各種の制御に必要な情報を提供する。その一例として、エンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)に含まれる自動表示メッセージを表示する際、表示方法や表示時間などは、コンディショナルアクセステーブル(CAT)の中のCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorが必要となる。
本実施例では、パケットデータの中から必要な情報を取り出し、セレクションインフォメーションテーブル(SIT)に記録することで、記録サイズの削減と再生互換性の確保を可能にする。
図2は、再構築の際のパケットデータの移行状況を示す模式図である。
放送波TSとあるのは、デジタルテレビ放送信号を復調した後のトランスポートストリームを指しており、記録TSとあるのは、再構築部16がパケットデータからトランスポートストリームを再構築したものを指している。
図2は、再構築の際のパケットデータの移行状況を示す模式図である。
放送波TSとあるのは、デジタルテレビ放送信号を復調した後のトランスポートストリームを指しており、記録TSとあるのは、再構築部16がパケットデータからトランスポートストリームを再構築したものを指している。
図に示す表において、左欄にパケットID(PID)を示し、右欄に同パケットIDを割り当てられたパケットの種類を示している。パケットには非常に多くの種類のパケットが定められており、放送波TSに含まれるパケットは必要に応じて放送局の側で生成して放送されている。これに対して記録TSに含まれるパケットは家庭等で録画した番組の再生に必要な最低限のものだけを含めている。
ここで表中のパケットの主要なものについて説明する。
PAT(Program Association Table)は、あるTS内に含まれるプログラム一覧を、PMTのPID一覧で格納したものであり、PATのPIDは必ず0と決まっている。
CAT(Conditional Access Table)は、限定受信をサポートする情報が含まれている。CATのPIDは必ず1と決まっている。
PAT(Program Association Table)は、あるTS内に含まれるプログラム一覧を、PMTのPID一覧で格納したものであり、PATのPIDは必ず0と決まっている。
CAT(Conditional Access Table)は、限定受信をサポートする情報が含まれている。CATのPIDは必ず1と決まっている。
NIT(Network Information Table)は、チャンネル番号や変調方式、ガードインターバルなど、送信するネットワークに関する情報が含まれている。NITのPIDは必ず0x10と決まっている。
SDT(Service Description Table)は、チャンネルの名称が含まれている。また各チャンネル(サービス)で送出されるEITの種類、デジタルコピー制御情報も含まれる。SDTのPIDは必ず0x11と決まっている。
SDT(Service Description Table)は、チャンネルの名称が含まれている。また各チャンネル(サービス)で送出されるEITの種類、デジタルコピー制御情報も含まれる。SDTのPIDは必ず0x11と決まっている。
EIT(Event Information Table)は、番組の名称や放送日時、放送内容など番組に関連する情報が含まれる。EPGは主にこの情報を用いて作成される。EITのPIDは必ず0x12と決まっている。このEITはその示す内容により自局の現在及び次の番組、他局の現在及び次の番組、自局のそれ以外を含む番組、他局のそれら以外を含む番組の4種類に大別され、自局の現在及び次の番組に関する情報は必ず送出する必要があるがその他の情報は送出が任意であり、また送出の頻度も重要性に応じて小さくすることができる。
TOT(Time Offset Table)は、現在の日付、時刻、およびサマータイムの情報が含まれる。TOTのPIDは0x14と決まっている。
PMT(Program Map Table)は、あるプログラムに含まれる画像や音声などの各PIDを格納したものである。PMTから画像や音声などのPIDを得ることが出来れば、それらPIDのついたTSパケットを抽出することでプログラムを再生できる。
PMT(Program Map Table)は、あるプログラムに含まれる画像や音声などの各PIDを格納したものである。PMTから画像や音声などのPIDを得ることが出来れば、それらPIDのついたTSパケットを抽出することでプログラムを再生できる。
EMM(Entitlement ManagementMessage)は、加入者毎の契約情報および共通情報の暗号を解くためのワーク鍵を含む個別情報の伝送に使用されるものであり、自動表示メッセージやメールのメッセージなども含まれる。
SIT(Selection Information Table)は、パーシャルトランスポートストリームで伝送される番組に関する情報の指示などに使用される。
ECM(Entitlement Control Message)は、番組情報(番組に関する情報とデスクランブルのための鍵など)および制御情報(デコ−ダのデスクランブル機能の強制オン/オフの指令)からなる共通情報の伝送などに使用される。
SIT(Selection Information Table)は、パーシャルトランスポートストリームで伝送される番組に関する情報の指示などに使用される。
ECM(Entitlement Control Message)は、番組情報(番組に関する情報とデスクランブルのための鍵など)および制御情報(デコ−ダのデスクランブル機能の強制オン/オフの指令)からなる共通情報の伝送などに使用される。
個々のプログラムにより、含まれる画像や音声やデータ放送は異なり、必要に応じてパケットIDが割り振られてパケットデータとされて伝送されるとともに、割り振ったパケットIDとその内容との対応がPMTに記述されることになる。図の表に示す例では、映像については0x102、音声は主音声は副音声として0x103と0x104、字幕は0x105、データ放送は二種類提供されて0x106,0x107がそれぞれ割り振られている。音声がさらに多国の場合はそれぞれの音声毎にパケットIDが割り振られるし、字幕やデータ放送についても同様に割り振られていく。
一方、放送局から個別の受信機に対して自動表示メッセージの表示やメールの表示などを行いたい場合に、EMMを利用することが可能である。
放送波TSに対して、記録TSには上述した各種のパケットの中から必要なものとして、PAT,SIT,PMTに加え、映像と、一つの音声と、EMMのパケットデータを記録することにしている。その他の情報は、放送波TSには含まれていても全て無視し、記録TSとして再構築する際には利用されない。
放送波TSに対して、記録TSには上述した各種のパケットの中から必要なものとして、PAT,SIT,PMTに加え、映像と、一つの音声と、EMMのパケットデータを記録することにしている。その他の情報は、放送波TSには含まれていても全て無視し、記録TSとして再構築する際には利用されない。
放送時に、EMMによって自動表示メッセージの表示する際には、CATよりB−CASカードへ問い合わせを行うための情報と、再生ストリームからEMMを特定するための情報を取り出している。
従って、リアルタイムに放送中の番組を表示しない場合でも、録画記録する場合には少なくとも自動表示メッセージの表示に必要な情報を記録しておくことが必要である。
従って、リアルタイムに放送中の番組を表示しない場合でも、録画記録する場合には少なくとも自動表示メッセージの表示に必要な情報を記録しておくことが必要である。
図3は、録画時の制御部14による制御に対応したフローチャートである。
ステップS102にて録画が開始された場合、ステップS104にて制御部14はCATを取得し、解析する。これは、録画開始時にパケットデータの中でパケットIDとして0x01が付与されているものがあれば、実行される処理の一つと言える。自動表示メッセージの表示する際には、CATよりB−CASカードへ問い合わせを行うための情報と、再生ストリームからEMMを特定するための情報が必要であり、これらの情報はCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorに記載されているため、ステップS106ではCATを解析してCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorが含まれていなければ、ステップS112にて他の必要な処理を実行することになる。なお、CATを解析するのは、録画開始時、録画開始前、録画中のいずれであってもよい。録画開始前であってもCATを解析する必要はあるので、その際にCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorが含まれていれば、その旨を表すフラグを立てておき、ステップS104,S106の代わりに同フラグがたっているか否かを判断すればよい。番組録画中に自動表示メッセージが送信される場合にも対処するのであれば、録画中にも継続的に判断するようにすればよいし、そのような状況に対応する必要がないのであれば、録画開始時または録画開始前だけCATの解析処理を実行してもよい。
ステップS102にて録画が開始された場合、ステップS104にて制御部14はCATを取得し、解析する。これは、録画開始時にパケットデータの中でパケットIDとして0x01が付与されているものがあれば、実行される処理の一つと言える。自動表示メッセージの表示する際には、CATよりB−CASカードへ問い合わせを行うための情報と、再生ストリームからEMMを特定するための情報が必要であり、これらの情報はCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorに記載されているため、ステップS106ではCATを解析してCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorが含まれていなければ、ステップS112にて他の必要な処理を実行することになる。なお、CATを解析するのは、録画開始時、録画開始前、録画中のいずれであってもよい。録画開始前であってもCATを解析する必要はあるので、その際にCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorが含まれていれば、その旨を表すフラグを立てておき、ステップS104,S106の代わりに同フラグがたっているか否かを判断すればよい。番組録画中に自動表示メッセージが送信される場合にも対処するのであれば、録画中にも継続的に判断するようにすればよいし、そのような状況に対応する必要がないのであれば、録画開始時または録画開始前だけCATの解析処理を実行してもよい。
一方、CA_DescriptorとCA_Service_Descriptorが含まれている場合は、自動表示メッセージの表示が必要であるものと判断し、ステップS108では同自動表示メッセージの内容を含むEMMを記録する。なお、EMMを特定するにはパケットIDなどが必要であるが、この特定に必要な情報は、制御部14がCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorに基づいてB−CASカード19へアクセスすることで当該特定に必要な情報を取得する。そして、同情報に基づいてEMMを特定する。
さらに、制御部14は、再構築部16がパケットデータを集めて記録TSを再構築する際に、所定のパケットIDを与えて同記録TSに含ませる。なお、本実施例ではパケットIDは変更せずに0x900のままとし、PMTについてもEMMのパケットIDに関しては変更しない。
制御部14は再構築部16に対して明示的にEMMのパケットを記録TSに含めるように指示するものであっても良いし、再構築部16が明示的に否定的な指示がない限りEMMがあれば同様に記録TSに含めるようにするものであってもよい。
制御部14は再構築部16に対して明示的にEMMのパケットを記録TSに含めるように指示するものであっても良いし、再構築部16が明示的に否定的な指示がない限りEMMがあれば同様に記録TSに含めるようにするものであってもよい。
次に、ステップS110では、SITにCATの中からCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorだけをのせて記録する。SITへの記録内容は比較的自由であり、CA_DescriptorとCA_Service_Descriptorをそのまま載せる。
再構築部16が記録TSを再構築する際には、所定のパケットIDを付されたSITとEMMのパケットがコンテンツと共に記録されるが、他の制御用のパケットはほぼ省略されていることが分かる。この結果、記録容量を削減しつつ、自動表示メッセージの表示に必要な情報は記録できたことになる。また、EMMのパケットIDは放送局の側で決められたままのものであって記録時に変更していないので、互換性に影響を与えることもない。
再構築部16が記録TSを再構築する際には、所定のパケットIDを付されたSITとEMMのパケットがコンテンツと共に記録されるが、他の制御用のパケットはほぼ省略されていることが分かる。この結果、記録容量を削減しつつ、自動表示メッセージの表示に必要な情報は記録できたことになる。また、EMMのパケットIDは放送局の側で決められたままのものであって記録時に変更していないので、互換性に影響を与えることもない。
このように、制御部14は、パケットデータを解析し(ステップS104,S106)、前記B−CASカードへアクセスすることでコンディショナルアクセステーブル(CAT)に基づいてメッセージを含むエンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)のパケットID(PID)を特定し、同CATの中から同エンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)の表示に必要な情報をセレクションインフォメーションテーブル(SIT)に保存し(ステップS110)、同セレクションインフォメーションテーブル(SIT)と同特定したパケットIDに基づくエンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)の情報を記録時のトランスポートストリームに含む(ステップS108)ように再構築部16にて再構築させてから記録再生部17によって記録媒体18に記録させている(ステップS108,S110)と言える。
むろん、かかる処理の流れは、その時間的処理の手順に関し、デジタルテレビ放送録画方法を開示しているものと言える。
むろん、かかる処理の流れは、その時間的処理の手順に関し、デジタルテレビ放送録画方法を開示しているものと言える。
特に、制御部14は、EMMのパケットIDを維持しつつ(ステップS108)トランスポートストリームのパケットとして再構築部16によって記録用のトランスポートストリーム(記録TS)を再構築させている。
その後、ステップS114で他の処理を実行する。例えば、コンテンツに関するパケットの制御などを実行することになる。
その後、ステップS114で他の処理を実行する。例えば、コンテンツに関するパケットの制御などを実行することになる。
図4は、再生時の制御部14による制御に対応したフローチャートである。
コンテンツを再生する際には、SIT解析の際にCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorを解析する事で、B−CASカードへ問い合わせを行うための情報と、再生ストリームからEMMを特定するための情報を得る事が可能になる。そして、取り出した情報から、B−CASカードへ問い合わせを行い、再生ストリームよりEMMを取り出し、自動表示メッセージの表示を行う。
コンテンツを再生する際には、SIT解析の際にCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorを解析する事で、B−CASカードへ問い合わせを行うための情報と、再生ストリームからEMMを特定するための情報を得る事が可能になる。そして、取り出した情報から、B−CASカードへ問い合わせを行い、再生ストリームよりEMMを取り出し、自動表示メッセージの表示を行う。
具体的には、制御部14は、ステップS122にて、再生を開始させる。制御部14は、所定のメニューに対するユーザからの操作を入力し、記録再生部17に対して対応するコンテンツの記録TSを読み出させる。これが再生ストリームとなる。前記制御部14は、再生ストリームを多重分離部13にてパケットデータに分離させる。分離されたパケットデータの中にSITがあるか否かをステップS124にて判断する。SITの有無の判断はこの処理のために実施するだけでなく、通常の再生処理でSITが含まれていれば、それに基づく処理を実行することになっているので、その処理をきっかけにして図4の処理が実行されても良い。
SITが含まれている場合、制御部14は、ステップS126にて、SITにCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorがあるか否かを判断する。あるのであれば、「再生時に、前記SITを解析し、前記エンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)の表示に必要な情報が含まれている」と判断することができる。そして、ステップS128では、制御部14は、同情報に基づいてB−CASカード19へアクセスすることで表示方法の情報を取得する。表示方法は、一例として、画面の左右方向における左側と中央と右側の位置の指定と画面の上下方向における上側と中央と下側の位置の指定がある。また、表示時間の指定も含まれることがある。さらにB−CASカード19からは同メッセージが含まれるEMMのパケットIDの情報も得られる。上述したように、本実施例ではEMMのパケットIDは放送時のものを維持しているから、制御部14は、ステップS130にて、B−CASカード19から得られたEMMのパケットIDに基づいてのEMMを特定しつつメッセージを取得する。そして、ステップS132にて、制御部14は、前記表示方法でこの自動表示メッセージを表示させるようにデコーダ部15に指示する。
この結果、放送時に放送波TSに自動表示メッセージが含まれていた場合は再生時であっても再現して表示させることが可能となる。
その後、ステップS134では、再生に必要な他の処理を実行する。
この結果、放送時に放送波TSに自動表示メッセージが含まれていた場合は再生時であっても再現して表示させることが可能となる。
その後、ステップS134では、再生に必要な他の処理を実行する。
このように、制御部14は、再生時に、前記SITを解析し(ステップS124,S126)、前記エンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)の表示に必要な情報が含まれている場合には(ステップS126)、同情報に基づいて前記B−CASカードへアクセスすることで表示方法の情報を取得する(ステップS128)と共に、同SITに含まれるパケットIDからエンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)を特定しつつメッセージを取得し(ステップS130)、前記表示方法で同メッセージを表示させるようにデコーダ部15に指示している(ステップS132)。
(実施例2)
図5は、再構築の際のパケットデータの移行状況を示す模式図であり、図6は、録画時の制御部14による制御に対応したフローチャートである。
前述した実施例では、パケットIDを維持した状態でEMMを記録TSに含ませていた。本実施例では、EMM自体を記録しないものとしている。
ステップS202,S204,S206は、それぞれ上述したステップS102,S104,S106と同様である。
図5は、再構築の際のパケットデータの移行状況を示す模式図であり、図6は、録画時の制御部14による制御に対応したフローチャートである。
前述した実施例では、パケットIDを維持した状態でEMMを記録TSに含ませていた。本実施例では、EMM自体を記録しないものとしている。
ステップS202,S204,S206は、それぞれ上述したステップS102,S104,S106と同様である。
自動表示メッセージを表示する際には、CATよりB−CASカードへ問い合わせを行うための情報と、再生ストリームからEMMを特定するための情報を取り出す必要がある。これらの情報はCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorに記載されているため、CATからこの2つのDescriptorだけをSITに載せる。
具体的には、ステップS204にてCATを解析した結果、ステップS206にてCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorが含まれていると判断した場合、あるいはそれに対応するフラグ等が立てられているような場合は、自動表示メッセージの表示が必要であるものと判断し、ステップS208〜S212の処理を実行する。
本実施例では、まず、ステップS208にて、SITにCATの中からCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorだけをのせて記録する。上述したようにSITへの記録内容は比較的自由であり、CA_DescriptorとCA_Service_Descriptorをそのまま載せる。
また、EMM内で必要な情報はEMM共通メッセージに限られるため、EMM共通メッセージもSITに載せる。具体的には、ステップS210にて、制御部14がCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorに基づいてB−CASカード19へアクセスしてEMMの特定に必要な情報を取得し、同情報に基づいてEMMを特定する。EMMが特定されたら、同EMMを解析することでその中に含まれるEMM共通メッセージを取得し、ステップS212にて、制御部14は同EMM共通メッセージの内容をSITに載せて記録する。
また、EMM内で必要な情報はEMM共通メッセージに限られるため、EMM共通メッセージもSITに載せる。具体的には、ステップS210にて、制御部14がCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorに基づいてB−CASカード19へアクセスしてEMMの特定に必要な情報を取得し、同情報に基づいてEMMを特定する。EMMが特定されたら、同EMMを解析することでその中に含まれるEMM共通メッセージを取得し、ステップS212にて、制御部14は同EMM共通メッセージの内容をSITに載せて記録する。
なお、ステップS208,S210の二回に分けてSITに情報を記録しているが、二つのSITを使う必要はなく、一つのSITに両者を記録している。この意味で、予めSITのための記憶領域を用意しておき、その中の所定の領域に上述した情報を二度に分けて記憶し、最後に、SIT全体を記録するようにしても良い。
SITの記録は、制御部14が再構築部16に対して明示的にSITのパケットを記録TSに含めるように指示するものであっても良いし、再構築部16が明示的に否定的な指示がない限りSITがあれば同様に記録TSに含めるようにするものであってもよい。
この場合も、再構築部16が記録TSを再構築する際には、所定のパケットIDを付されたSITのパケットがコンテンツと共に記録されるが、他の制御用のパケットはほぼ省略されていることが分かる。先の実施例と比較すると、本実施例では、さらにEMMのパケットも省略できる。この結果、記録容量を削減しつつ、自動表示メッセージの表示に必要な情報は記録できたことになる。また、SITのパケットIDは固定のものであって変更もしていないので、互換性に影響を与えることもない。
この場合も、再構築部16が記録TSを再構築する際には、所定のパケットIDを付されたSITのパケットがコンテンツと共に記録されるが、他の制御用のパケットはほぼ省略されていることが分かる。先の実施例と比較すると、本実施例では、さらにEMMのパケットも省略できる。この結果、記録容量を削減しつつ、自動表示メッセージの表示に必要な情報は記録できたことになる。また、SITのパケットIDは固定のものであって変更もしていないので、互換性に影響を与えることもない。
このように、制御部14は、EMMの中から所定のメッセージ(EMM共通メッセージ)を抽出し(ステップS210)、同抽出したメッセージをSITに含ませ(ステップS208)、再構築部16によって同SITのパケットを含むように記録用のトランスポートストリーム(記録TS)を再構築させている(ステップS212)。
その後、制御部14は、ステップS214で他の処理を実行する。例えば、コンテンツに関するパケットの制御などを実行することになる。
その後、制御部14は、ステップS214で他の処理を実行する。例えば、コンテンツに関するパケットの制御などを実行することになる。
図7は、再生時の制御部14による制御に対応したフローチャートである。
コンテンツを再生する際には、SIT解析の際にCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorを解析し、B−CASカードへ問い合わせを行うための情報を得る事が可能になる。そして、取り出した情報から、B−CASカードへ問い合わせを行い、SITからEMM共通メッセージの情報解析し自動表示メッセージの表示を行う。
コンテンツを再生する際には、SIT解析の際にCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorを解析し、B−CASカードへ問い合わせを行うための情報を得る事が可能になる。そして、取り出した情報から、B−CASカードへ問い合わせを行い、SITからEMM共通メッセージの情報解析し自動表示メッセージの表示を行う。
具体的には、制御部14は、ステップS222にて、再生を開始させると、記録再生部17に対して対応するコンテンツの記録TSを読み出させる。前記制御部14は、再生ストリームを多重分離部13にてパケットデータに分離させ、分離されたパケットデータの中にSITがあるか否かをステップS224にて判断する。
SITが含まれている場合、制御部14は、ステップS226にて、SITにCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorがあるか否かを判断する。あるのであれば、「再生時に、前記SITを解析し、前記エンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)の表示に必要な情報が含まれている」と判断することができる。そして、ステップS228では、制御部14は、同情報に基づいてB−CASカード19へアクセスすることで表示方法の情報(表示情報)を取得する。また、SITには複数のメッセージが格納されていることもあり得るので、ステップS230では、B−CASカード19へアクセスしてメッセージIDを取得する。このメッセージIDは、EMM共通メッセージに含まれる複数のメッセージのうち、どれを使用するかを指定するためのIDである。
その後、ステップS232にて、制御部14はSITの中を解析し、メッセージIDに基づいてEMM共通メッセージの中で指定されるメッセージを取得する。
SITが含まれている場合、制御部14は、ステップS226にて、SITにCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorがあるか否かを判断する。あるのであれば、「再生時に、前記SITを解析し、前記エンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)の表示に必要な情報が含まれている」と判断することができる。そして、ステップS228では、制御部14は、同情報に基づいてB−CASカード19へアクセスすることで表示方法の情報(表示情報)を取得する。また、SITには複数のメッセージが格納されていることもあり得るので、ステップS230では、B−CASカード19へアクセスしてメッセージIDを取得する。このメッセージIDは、EMM共通メッセージに含まれる複数のメッセージのうち、どれを使用するかを指定するためのIDである。
その後、ステップS232にて、制御部14はSITの中を解析し、メッセージIDに基づいてEMM共通メッセージの中で指定されるメッセージを取得する。
そして、ステップS234にて、制御部14は、前記表示方法でこの自動表示メッセージを表示させるようにデコーダ部15に指示する。
この結果、放送時に放送波TSに自動表示メッセージが含まれていた場合は再生時であっても再現して表示させることが可能となる。
すなわち、EMMの表示に必要な情報に基づいてB−CASカード19へアクセスすることで表示方法の情報を取得すると共に、SITに含まれるメッセージを取得し、前記表示方法で同メッセージを表示させるようにデコーダ部15に指している。
その後、ステップS236では、再生に必要な他の処理を実行する。
この結果、放送時に放送波TSに自動表示メッセージが含まれていた場合は再生時であっても再現して表示させることが可能となる。
すなわち、EMMの表示に必要な情報に基づいてB−CASカード19へアクセスすることで表示方法の情報を取得すると共に、SITに含まれるメッセージを取得し、前記表示方法で同メッセージを表示させるようにデコーダ部15に指している。
その後、ステップS236では、再生に必要な他の処理を実行する。
このように、制御部14は、再生時に、前記SITを解析し(ステップS224,S226)、エンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)の表示に必要な情報が含まれている場合には、同情報に基づいて前記B−CASカードへアクセスすることで表示方法の情報を取得すると共に(ステップS228)、同SITに含まれるメッセージを取得し(ステップS230,S232)、前記表示方法で同メッセージを表示させるようにデコーダ部15に指示している(ステップS234)。
(実施例3)
図8は、再構築の際のパケットデータの移行状況を示す模式図であり、図9は、録画時の制御部14による制御に対応したフローチャートである。
前述した実施例では、共にSITにCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorを含ませていたが、本実施例では、これらを使用しないものとしている。
図8は、再構築の際のパケットデータの移行状況を示す模式図であり、図9は、録画時の制御部14による制御に対応したフローチャートである。
前述した実施例では、共にSITにCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorを含ませていたが、本実施例では、これらを使用しないものとしている。
ステップS302,S304,S306は、それぞれ上述したステップS102,S104,S106と同様である。
ステップS304にてCATを解析した結果、ステップS306にてCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorが含まれていると判断した場合、あるいはそれに対応するフラグ等が立てられているような場合は、自動表示メッセージの表示が必要であるものと判断し、ステップS308〜S312の処理を実行する。
ステップS304にてCATを解析した結果、ステップS306にてCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorが含まれていると判断した場合、あるいはそれに対応するフラグ等が立てられているような場合は、自動表示メッセージの表示が必要であるものと判断し、ステップS308〜S312の処理を実行する。
まず、ステップS308にて、CATの中のCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorに基づいてB−CASカード19へアクセスし、自動表示メッセージ表示情報を得る。これが自動表示メッセージの表示方法の情報(表示情報)である。
ステップS310では、制御部14がEMMの特定に必要な情報にEMMを特定し、同EMMを解析することでその中に含まれるEMM共通メッセージを取得する。そして、ステップS212にて、制御部14は同EMM共通メッセージの内容と前記表示情報をSITに載せて記録する。
このとき、EMM共通メッセージをそのままSITに乗せて記録するようにしても良いし、メッセージIDを取得してEMM共通メッセージの中から必要なメッセージだけを取得してSITに乗せて記録するようにしても良い。
このとき、EMM共通メッセージをそのままSITに乗せて記録するようにしても良いし、メッセージIDを取得してEMM共通メッセージの中から必要なメッセージだけを取得してSITに乗せて記録するようにしても良い。
SITの記録は、制御部14が再構築部16に対して明示的にSITのパケットを記録TSに含めるように指示するものであっても良いし、再構築部16が明示的に否定的な指示がない限りSITがあれば同様に記録TSに含めるようにするものであってもよい。
本実施例の場合、再構築部16が記録TSを再構築する際には、所定のパケットIDを付されたSITのパケットがコンテンツと共に記録されるが、SITの中にはCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorは存在せず、これらを使用して得られた表示情報と、EMM共通メッセージだけが記録され、記録容量を削減しつつ、自動表示メッセージの表示に必要な情報は記録できたことになる。
本実施例の場合、再構築部16が記録TSを再構築する際には、所定のパケットIDを付されたSITのパケットがコンテンツと共に記録されるが、SITの中にはCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorは存在せず、これらを使用して得られた表示情報と、EMM共通メッセージだけが記録され、記録容量を削減しつつ、自動表示メッセージの表示に必要な情報は記録できたことになる。
このように、制御部14は、EMMの中から所定のメッセージを抽出するとともに(ステップS310)、CATに基づいてB−CASカードにアクセスし、前記メッセージの表示に必要な表示情報を取得し(ステップS308)、同メッセージと前記表示情報をSITに含ませ、再構築部16によって同SITのパケットを含むように記録用のトランスポートストリーム(記録TS)を再構築させている(ステップS312)。
その後、制御部14は、ステップS314で他の処理を実行する。例えば、コンテンツに関するパケットの制御などを実行することになる。
図10は、再生時の制御部14による制御に対応したフローチャートである。
制御部14は、ステップS322にて、再生を開始させると、記録再生部17に対して対応するコンテンツの記録TSを読み出させる。前記制御部14は、再生ストリームを多重分離部13にてパケットデータに分離させ、分離されたパケットデータの中にSITがあるか否かをステップS324にて判断する。
図10は、再生時の制御部14による制御に対応したフローチャートである。
制御部14は、ステップS322にて、再生を開始させると、記録再生部17に対して対応するコンテンツの記録TSを読み出させる。前記制御部14は、再生ストリームを多重分離部13にてパケットデータに分離させ、分離されたパケットデータの中にSITがあるか否かをステップS324にて判断する。
SITが含まれている場合、制御部14は、ステップS326にて、同EMM共通メッセージの内容と前記表示情報がSITに載せて記録されているか否かを判断する。あるのであれば、「再生時に、前記SITを解析し、前記エンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)の表示に必要な表示情報が含まれている」と判断することができる。そして、ステップS334では、解析して得られている前記EMM共通メッセージの内容と前記表示情報に基づいて自動表示メッセージを表示させるようにデコーダ部15に指示する。
すなわち、制御部14は、前記メッセージと表示に必要な情報を抽出すると共に(ステップS324)、同必要な表示情報に基づいて同メッセージを表示させるようにデコーダ部15に指示する(ステップS334)。このとき、SITにEMM共通メッセージの内容として、必要なメッセージだけが記録されていればそれを自動表示メッセージとすればよいし、EMM共通メッセージがそのまま載せられていて複数のメッセージが含まれていれば、メッセージIDを取得してEMM共通メッセージの中から必要なメッセージを抽出して表示する。
この結果、放送時に放送波TSに自動表示メッセージが含まれていた場合は再生時であっても再現して表示させることが可能となる。
その後、ステップS336では、再生に必要な他の処理を実行する。
この結果、放送時に放送波TSに自動表示メッセージが含まれていた場合は再生時であっても再現して表示させることが可能となる。
その後、ステップS336では、再生に必要な他の処理を実行する。
なお、本発明は前記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・前記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって前記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が前記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
・前記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって前記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が前記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
11…チューナ、12…デマルチプレクサ、13…多重分離部、14…制御部、15…デコーダ部、16…再構築部、17…記録再生部、18…記録媒体、19…B−CASカード。
Claims (9)
- デジタルテレビ放送を受信して復調するチューナと、
復調された多重化デジタルテレビ信号のトランスポートストリームを多重分離して所定のパケットデータとする多重分離部と、
分離されたパケットデータに含まれる所定のエレメンタリストリームを使用して記録用のトランスポートストリームを再構築する再構築部と、
再構築されたトランスポートストリームを所定の記録媒体に記録し、または、同記録媒体に記録されている所定のトランスポートを再生する記録再生部と、
所定のパケットデータを含むエレメンタリストリームをデコードするデコーダ部と、
B−CASカードへアクセスして所定の情報を得ることが可能で、前記チューナと前記多重分離部と前記再構築部と前記記録再生部と前記デコーダ部とを制御する制御部を有し、
前記制御部は、パケットデータを解析し、前記B−CASカードへアクセスすることでコンディショナルアクセステーブル(CAT)に基づいてメッセージを含むエンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)のパケットID(PID)を特定し、同CATの中から同エンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)の表示に必要な情報をセレクションインフォメーションテーブル(SIT)に保存し、同セレクションインフォメーションテーブル(SIT)と同特定したパケットIDに基づくエンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)の情報を記録時のトランスポートストリームに含むように前記再構築部にて再構築させてから前記記録再生部によって前記記録媒体に記録させることを特徴とするデジタルテレビ放送録画装置。 - 前記制御部は、前記EMMのパケットIDを維持しつつトランスポートストリームのパケットとして前記再構築部によって前記記録用のトランスポートストリームを再構築させることを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビ放送録画装置。
- 前記制御部は、再生時に、前記SITを解析し、前記エンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)の表示に必要な情報が含まれている場合には、同情報に基づいて前記B−CASカードへアクセスすることで表示方法の情報を取得すると共に、同SITに含まれるパケットIDからエンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)を特定しつつメッセージを取得し、前記表示方法で同メッセージを表示させるように前記デコーダ部に指示することを特徴とする請求項2に記載のデジタルテレビ放送録画装置。
- 前記制御部は、前記EMMの中から所定のメッセージを抽出し、同抽出したメッセージを前記SITに含ませ、前記再構築部によって同SITのパケットを含むように前記記録用のトランスポートストリームを再構築させることを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビ放送録画装置。
- 前記制御部は、再生時に、前記SITを解析し、前記エンタイトルマネジメントメッセージ(EMM)の表示に必要な情報が含まれている場合には、同情報に基づいて前記B−CASカードへアクセスすることで表示方法の情報を取得すると共に、同SITに含まれるメッセージを取得し、前記表示方法で同メッセージを表示させるように前記デコーダ部に指示することを特徴とする請求項4に記載のデジタルテレビ放送録画装置。
- 前記制御部は、前記EMMの中から所定のメッセージを抽出するとともに、前記CATに基づいて前記B−CASカードにアクセスし、前記メッセージの表示に必要な表示情報を取得し、同メッセージと前記表示情報を前記SITに含ませ、前記再構築部によって同SITのパケットを含むように前記記録用のトランスポートストリームを再構築させることを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビ放送録画装置。
- 前記制御部は、再生時に、前記SITを解析し、前記エンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)の表示に必要な表示情報が含まれている場合には、前記メッセージを抽出すると共に、同表示情報に基づいて同メッセージを表示させるように前記デコーダ部に指示することを特徴とする請求項6に記載のデジタルテレビ放送録画装置。
- 前記制御部は、前記CATに含まれるCA_DescriptorとCA_Service_Descriptorとを抽出して前記SITに含ませることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のデジタルテレビ放送録画装置。
- B−CASカードへアクセスして所定の情報を得る作業と並行しつつ、デジタルテレビ放送を受信して復調し、復調された多重化デジタルテレビ信号のトランスポートストリームを多重分離して所定のパケットデータとするとともに、分離されたパケットデータに含まれる所定のエレメンタリストリームを使用して記録用のトランスポートストリームを再構築させ、再構築されたトランスポートストリームを所定の記録媒体に記録し、または、同記録媒体に記録されている所定のトランスポートストリームを再生させ、前記トランスポートストリームから多重分離されたパケットデータを含むエレメンタリストリームを取り出してデコードさせるデジタルテレビ放送録画方法であって、
パケットデータを解析し、前記B−CASカードへアクセスすることでコンディショナルアクセステーブル(CAT)に基づいてメッセージを含むエンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)のパケットID(PID)を特定し、同CATの中から同エンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)の表示に必要な情報をセレクションインフォメーションテーブル(SIT)に保存し、同セレクションインフォメーションテーブル(SIT)と同特定したパケットIDに基づくエンタイトルメントマネジメントメッセージ(EMM)の情報を記録時のトランスポートストリームに含むように再構築させてから記録媒体に記録させることを特徴とするデジタルテレビ放送録画方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013260122A JP2015119253A (ja) | 2013-12-17 | 2013-12-17 | デジタルテレビ放送録画装置およびデジタルテレビ放送録画方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013260122A JP2015119253A (ja) | 2013-12-17 | 2013-12-17 | デジタルテレビ放送録画装置およびデジタルテレビ放送録画方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013260122A Withdrawn JP2015119253A (ja) | 2013-12-17 | 2013-12-17 | デジタルテレビ放送録画装置およびデジタルテレビ放送録画方法 |
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JP (1) | JP2015119253A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017063374A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 放送番組録画装置及び放送番組録画方法 |
KR20210068104A (ko) | 2018-10-01 | 2021-06-08 | 토루 미야자키 | 신경변성 질환 치료제 |
-
2013
- 2013-12-17 JP JP2013260122A patent/JP2015119253A/ja not_active Withdrawn
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