JP2015117775A - 変速機の油路構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シャフトの外径を拡大することなく、かつ部品点数を増加することなく、そのシャフトの内部に径方向に交差する2本の油路を形成する。【解決手段】 ケーシング43に回転自在に支持した中空のシャフト12の内周面12aに軸方向一端の開口部からインナーシャフト55の外周面55aを圧入して構成した第1油路P1および第2油路P2を備え、第1油路P1および第2油路P2はインナーシャフト55の軸方向中間部で径方向内外に交差する。第1油路P1はインナーシャフト55の第1供給口55bから延びる第1内側油路55c、第1油孔55dおよび第1外側油路55eを備え、第2油路P2はインナーシャフト55の第2供給口55fから延びる第2外側油路55g、第2油孔55hおよび第2内側油路55iを備えるので、単一のインナーシャフト55をシャフト12内に圧入する簡単な構造で径方向に交差する第1油路P1および第2油路P2を形成することができる。【選択図】 図2

Description

本発明は、変速機のケーシングに回転自在に支持した中空のシャフトの内周面に軸方向一端の開口部からインナーシャフトの外周面を圧入して構成した第1油路および第2油路を備え、前記第1油路および前記第2油路は前記インナーシャフトの軸方向中間部で径方向内外に交差する変速機の油路構造に関する。
ベルト式無段変速機のプーリを支持するシャフトを、外側の筒状体の内部に第1軸部材、スペーサおよび第2軸部材を直列に挿入して構成し、第1軸部材の内部および外周に形成した油路と、第2軸部材の内部および外周に形成した油路とをスペーサの内部で径方向内外に交差させることで、プーリの制御室および副室に連通する高圧および低圧の2本の油路を構成するものが、下記特許文献1により公知である。
実公昭63−99060号公報
ところで、上記従来のものは、2本の油路を構成するために筒状体の内部に第1軸部材、スペーサおよび第2軸部材の三つの部材を挿入するので、部品点数が増加して構造が複雑化する問題があった。また上記従来のものは、プーリの制御室に連通する高圧の油路をシールするために、筒状体の外周面に装着したシール部材をプーリのハブの内周面に当接させているので、シール部材を装着する環状の装着溝との干渉を回避しようとすると、その内側の第1軸部材および第2軸部材の内部および外周に充分な断面積を有する油路を形成するスペースを確保するのが難しくなる問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、シャフトの外径を拡大することなく、かつ部品点数を増加することなく、そのシャフトの内部に径方向に交差する2本の油路を形成することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、変速機のケーシングに回転自在に支持した中空のシャフトの内周面に軸方向一端の開口部からインナーシャフトの外周面を圧入して構成した第1油路および第2油路を備え、前記第1油路および前記第2油路は前記インナーシャフトの軸方向中間部で径方向内外に交差する変速機の油路構造であって、前記第1油路は、前記インナーシャフトの軸方向一端面に開口する第1供給口と、前記第1供給口から前記インナーシャフトの内部を軸方向他端側に延びる第1内側油路と、前記第1内側油路から前記インナーシャフトを径方向外側に貫通する第1油孔と、前記インナーシャフトの外周面に沿って軸方向に形成されて前記第1油孔に連通する第1外側油路とを備え、前記第2油路は、前記インナーシャフトの軸方向一端側の外周面に開口する第2供給口と、前記インナーシャフトの外周面に沿って軸方向に形成されて前記第2供給口に連通する第2外側油路と、前記第2外側油路から前記インナーシャフトを径方向内側に貫通する第2油孔と、前記第2油孔から前記インナーシャフトの内部を軸方向他端側に延びる第2内側油路とを備え、前記第1内側油路および前記第2内側油路を前記インナーシャフトに形成した隔壁を挟んで同軸上に配置し、前記インナーシャフトの軸方向一端部に前記シャフトの内周面の径よりも大径のフランジを形成し、前記フランジの外周面にケーシングに当接するシール部材を配置し、前記シール部材で前記第1供給口および前記第2供給口間をシールすることを特徴とする変速機の油路構造が提案される。
尚、実施の形態の入力軸12は本発明のシャフトに対応し、実施の形態のOリング60は本発明のシール部材に対応し、実施の形態の無段変速機Tは本発明の変速機に対応する。
請求項1の構成によれば、変速機のケーシングに回転自在に支持した中空のシャフトの内周面に軸方向一端の開口部からインナーシャフトの外周面を圧入して構成した第1油路および第2油路を備え、第1油路および第2油路はインナーシャフトの軸方向中間部で径方向内外に交差する。
第1油路はインナーシャフトの軸方向一端面に開口する第1供給口から軸方向他端側に延びる第1内側油路、第1油孔および第1外側油路を備え、第2油路はインナーシャフトの軸方向一端側の外周面に開口する第2供給口から軸方向他端側に延びる第2外側油路、第2油孔および第2内側油路を備え、第1内側油路および第2内側油路をインナーシャフトに形成した隔壁を挟んで同軸上に配置したので、単一のインナーシャフトをシャフト内に圧入する簡単な構造で径方向に交差する第1油路および第2油路を形成することができる。
しかもインナーシャフトの軸方向一端部にシャフトの内周面の径よりも大径のフランジを形成し、フランジの外周面にケーシングに当接するシール部材を配置し、シール部材で第1供給口および第2供給口間をシールするので、インナーシャフトを小径化してもシール部材の外径を充分に確保してシール性を高めることができるだけでなく、シール部材がインナーシャフトの第1外側油路、第2外側油路、第1内側油路および第2内側油路と干渉するのを防止してインナーシャフトの更なる小径化を可能にすることができる。
無段変速機のスケルトン図 図1の2部詳細図。 図2の3A−3A線および3B−3B線断面図。
以下、図1〜図3に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように、エンジンEのクランクシャフト11に接続された無段変速機Tは、ミッションケースの内部に相互に平行に配置された入力軸12と、第1出力軸13と、第2出力軸14と、副軸15と、アイドル軸16とを備える。エンジンEのクランクシャフト11の駆動力がトルクコンバータ17を介して伝達される入力軸12は両端に第1クラッチ18および第2クラッチ19を備える。第1クラッチ18を係合すると入力軸12の駆動力が第1リダクションギヤ31および第2リダクションギヤ32を介して第2出力軸14に伝達され、第2クラッチ19を係合すると入力軸12の駆動力が第1インダクションギヤ33および第2インダクションギヤ34を介して副軸15に伝達される。第2出力軸14に設けた第1プーリ20と副軸15に設けた第2プーリ21とが無端ベルト22で接続されており、第1、第2プーリ20,21の溝幅を変更することで、第2出力軸14および副軸15間の変速比を変更可能である。
第1出力軸13には第1ギヤ26および第2ギヤ27が相対回転自在に支持されており、第1ギヤ26は第1インダクションギヤ33に噛合し、第2ギヤ27はアイドル軸16に固設した第3ギヤ28に噛合し、アイドル軸16に固設した第4ギヤ29は第1インダクションギヤ33に噛合する。第1出力軸13に第1シンクロ機構23が設けられており、第1シンクロ機構23を右動すると第1ギヤ26が第1出力軸13に結合され、第1シンクロ機構23を左動すると第2ギヤ27が第1出力軸13に結合される。そして第1出力軸13に固設した第1ファイナルドライブギヤ35がディファレンシャルギヤDに設けたファイナルドリブンギヤ36に噛合する。
また第2出力軸14にはファイナルドリブンギヤ36に噛合する第2ファイナルドライブギヤ37が相対回転自在に支持されており、第2ファイナルドライブギヤ37は第2シンクロ機構25を右動することで第2出力軸14に結合される。
従って、第1クラッチ18を係合し、第2クラッチ19を係合解除し、第1シンクロ機構23を右動し、第2シンクロ機構25を左動したLOWモードでは、エンジンEのクランクシャフト11の駆動力がトルクコンバータ17→入力軸12→第1クラッチ18→第1リダクションギヤ31→第2リダクションギヤ32→第2出力軸14→第1プーリ20→無端ベルト22→第2プーリ21→副軸15→第2インダクションギヤ34→第1インダクションギヤ33→第1ギヤ26→第1シンクロ機構23→第1出力軸13→第1ファイナルドライブギヤ35→ファイナルドリブンギヤ36→ディファレンシャルギヤDの経路で駆動輪に伝達される。このLOWモードで第1プーリ20および第2プーリ21の溝幅を変更することで、無段変速機Tの変速比をLOW側で無段階に変更することができる。
第1クラッチ18を係合解除し、第2クラッチ19を係合し、第1シンクロ機構23を中立にし、第2シンクロ機構25を右動したHIモードでは、エンジンEのクランクシャフト11の駆動力がトルクコンバータ17→入力軸12→第2クラッチ19→第1インダクションギヤ33→第2インダクションギヤ34→副軸15→第2プーリ21→無端ベルト22→第1プーリ20→第2出力軸14→第2シンクロ機構25→第2ファイナルドライブギヤ37→ファイナルドリブンギヤ36→ディファレンシャルギヤDの経路で駆動輪に伝達される。このHIモードで第1プーリ20および第2プーリ21の溝幅を変更することで、無段変速機Tの変速比をHI側で無段階に変更することができる。
以上のように、LOWモードおよびHIモードで第1プーリ20および第2プーリ21間の動力伝達方向を反転することで、無段変速機Tのトータルの変速比を約2倍のレンジに拡大することができる。
第1クラッチ18を係合し、第2クラッチ19を係合解除し、第1シンクロ機構23を左動し、第2シンクロ機構25を左動したRVSモードでは、エンジンEのクランクシャフト11の駆動力がトルクコンバータ17→入力軸12→第1クラッチ18→第1リダクションギヤ31→第2リダクションギヤ32→第2出力軸14→第1プーリ20→無端ベルト22→第2プーリ21→副軸15→第2インダクションギヤ34→第1インダクションギヤ33→第4ギヤ29→アイドル軸16→第3ギヤ28→第2ギヤ27→第1シンクロ機構23→第1出力軸13→第1ファイナルドライブギヤ35→ファイナルドリブンギヤ36→ディファレンシャルギヤDの経路で逆回転となって駆動輪に伝達され、車両は後進走行する。
次に、図2および図3に基づいて入力軸12に支持した第1クラッチ18の周辺の油路構造を説明する。
入力軸12の左端外周にパーキングギヤ41のボス部41aがスプライン嵌合しており、パーキングギヤ41のボス部41aの径方向外側に形成したフランジ部41bがボールベアリング42を介してケーシング43に回転自在にされる。
入力軸12にニードルベアリング44を介して相対回転自在に支持された第1リダクションギヤ31とパーキングギヤ41との間に配置される第1クラッチ18は、入力軸12にスプライン嵌合するクラッチドラム45と、第1リダクションギヤ31と一体に形成したクラッチハブ46と、クラッチドラム45およびクラッチハブ46を接続するように軸方向に交互に積層された複数のクラッチディスク47…および複数のクラッチプレート48…と、クラッチドラム45の内部に軸方向摺動自在に配置されたクラッチピストン49と、内周部をクラッチドラム45のハブに固定されて外周部がクラッチピストン49の内周部に摺接するリテーナ50と、リテーナ50およびクラッチピストン49間に配置されたクラッチスプリング51と、クラッチドラム45のハブおよび第1リダクションギヤ31間に配置されたスラストベアリング52とを備える。
クラッチドラム45とクラッチピストン49との間にはクラッチ油室53が区画され、クラッチピストン49とリテーナ50との間には、クラッチ油室53に作用する遠心油圧をキャンセルするためのキャンセラ油室54が区画される。
中空の入力軸12の左端に開口する一定内径の内周面12aに中空のインナーシャフト55の外周面55aが圧入されており、入力軸12およびインナーシャフト55によりクラッチ油室53に高圧の作動油を供給する第1油路P1と、キャンセラ油室54や各ベアリング等の被潤滑部に低圧の潤滑油を供給する第2油路P2とが形成される。
ケーシング43の内面に段付き円筒状の隔壁部材56が嵌合してクリップ57で固定されており、その小径部56aがOリング58を介してケーシング43に当接するとともに、その大径部56bがOリング59を介してパーキングギヤ41のフランジ部41bに当接する。インナーシャフト55の左端は外径が鍔状に拡大するフランジ55kが形成されており、フランジ55kの外周面に装着したOリング60が隔壁部材56の小径部56aの内周面に当接する。
第1油路P1は、ケーシング43に形成した油路43aおよびインナーシャフト55の左端面に開口する第1供給口55bを介して、インナーシャフト55の内部を軸方向右側に延びる第1内側油路55cに連通し、第1内側油路55cはインナーシャフト55を径方向内側から外側に貫通する第1油孔55dを介して、インナーシャフト55の外周面に軸方向に形成された溝状の第1外側油路55eに連通する。そして第1外側油路55eは入力軸12およびクラッチドラム45のハブを貫通する油孔12b,45aを介してクラッチ油室53に連通する。
また第2油路P2は、ケーシング43に形成した油路43bおよび隔壁部材56を貫通する油孔56cを介してインナーシャフト55のフランジ55kの右側に隣接する第2供給口55fに連通し、第2供給口55fはインナーシャフト55の外周面に沿って軸方向に形成された第2外側油路55gと、第2外側油路55gからインナーシャフト55を径方向外側から内側に貫通する第2油孔55hと、第2油孔55hからインナーシャフト55の内部に軸方向に形成された第2内側油路55iとに連通する。そして第2内側油路55iは入力軸12の内部を軸方向に延びる油路12cから、入力軸12およびクラッチドラム45のハブを径方向に貫通する油孔12d,45bを介してキャンセラ油室54に連通するとともに、入力軸12を径方向に貫通する油孔12eを介してニードルベアリング44やスラストベアリング52に連通する。
第1油路P1の第1内側油路55cと、第2油路P2の第2内側油路55iとは、インナーシャフト55の隔壁55jを挟んで同軸上に配置される。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
図示せぬオイルポンプから供給された高圧の作動油は、第1油路P1を構成するケーシング43の油路43a→インナーシャフト55の第1供給口55b→第1内側油路55c→第1油孔55d→第1外側油路55e→入力軸12の油孔12b→クラッチドラム45の油孔45aを介して第1クラッチ18のクラッチ油室53に供給される。また図示せぬオイルポンプから供給された低圧の潤滑油は、第2油路P2を構成するケーシング43の油路43b→隔壁部材56の油孔56c→インナーシャフト55の第2供給口55f→第2外側油路55g→第2油孔55h→第2内側油路55i→入力軸12の油路12c→入力軸12の油孔12d→クラッチドラム45の油孔45bを介して第1クラッチ18のキャンセラ油室54に供給されるとともに、入力軸12の油路12c→入力軸12の油孔12eの経路でニードルベアリング44およびスラストベアリング52に供給される。
第1油路P1はインナーシャフト55の内側の第1内側油路55cから外側の第1外側油路55eへと径方向外側に位置が変化するとともに、第2油路P2はインナーシャフト55の外側の第2外側油路55gから内側の第2内側油路55iへと径方向内側に位置が変化するため、第1油路P1および第2油路P2が径方向内外に交差するが、本実施の形態によれば、インナーシャフト55を大径化することなく、また部品点数を増加することなく、単一のインナーシャフト55を用いて複雑な第1油路P1および第2油路P2をコンパクトに構成することができる。
しかも第1外側油路55eおよび第2外側油路55gは、インナーシャフト55の外周面55aを軸方向に延びる溝によって構成されるので、その溝の幅をインナーシャフト55の外周面55aの周方向に広げることで、インナーシャフト55の外径を増加させることなく第1外側油路55eおよび第2外側油路55gの断面積を確保することができる(図3参照)。
またインナーシャフト55の外周面55aに第1油路P1および第2油路P2間をシールするOリング60を装着するとき、インナーシャフト55の外径が小さいとOリング60の直径も小さくなって充分なシール性能が得られなくなったり、Oリング60の装着溝を形成するためにインナーシャフト55の有効外径が減少して第1内側油路55c、第2内側油路55i、第1外側油路55e、第2外側油路55g等の断面積を確保できなくなったりする問題があるが、本実施の形態によれば、インナーシャフト55の左端部を拡径したフランジ55kの外周面にOリング60を装着したことにより、上記問題を共に解消することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、本発明の油路構造の適用位置は実施の形態に限定されず、変速機内の任意の位置に適用することができる。
また本発明の変速機は実施の形態のベルト式無段変速機構を備える無段変速機Tに限定されるものではない。
また実施の形態では第1油路P1が高圧油路で第2油路P2が低圧油路であるが、それが逆であっても良い。
12 入力軸(シャフト)
12a 内周面
43 ケーシング
55 インナーシャフト
55a 外周面
55b 第1供給口
55c 第1内側油路
55d 第1油孔
55e 第1外側油路
55f 第2供給口
55g 第2外側油路
55h 第2油孔
55i 第2内側油路
55j 隔壁
55k フランジ
60 Oリング(シール部材)
P1 第1油路
P2 第2油路
T 無段変速機(変速機)

Claims (1)

  1. 変速機(T)のケーシング(43)に回転自在に支持した中空のシャフト(12)の内周面(12a)に軸方向一端の開口部からインナーシャフト(55)の外周面(55a)を圧入して構成した第1油路(P1)および第2油路(P2)を備え、前記第1油路(P1)および前記第2油路(P2)は前記インナーシャフト(55)の軸方向中間部で径方向内外に交差する変速機の油路構造であって、
    前記第1油路(P1)は、前記インナーシャフト(55)の軸方向一端面に開口する第1供給口(55b)と、前記第1供給口(55b)から前記インナーシャフト(55)の内部を軸方向他端側に延びる第1内側油路(55c)と、前記第1内側油路(55c)から前記インナーシャフト(55)を径方向外側に貫通する第1油孔(55d)と、前記インナーシャフト(55)の外周面(55a)に沿って軸方向に形成されて前記第1油孔(55d)に連通する第1外側油路(55e)とを備え、
    前記第2油路(P2)は、前記インナーシャフト(55)の軸方向一端側の外周面(55a)に開口する第2供給口(55f)と、前記インナーシャフト(55)の外周面(55a)に沿って軸方向に形成されて前記第2供給口(55f)に連通する第2外側油路(55g)と、前記第2外側油路(55g)から前記インナーシャフト(55)を径方向内側に貫通する第2油孔(55h)と、前記第2油孔(55h)から前記インナーシャフト(55)の内部を軸方向他端側に延びる第2内側油路(55i)とを備え、
    前記第1内側油路(55c)および前記第2内側油路(55i)を前記インナーシャフト(55)に形成した隔壁(55j)を挟んで同軸上に配置し、前記インナーシャフト(55)の軸方向一端部に前記シャフト(12)の内周面(12a)の径よりも大径のフランジ(55k)を形成し、前記フランジ(55k)の外周面にケーシング(43)に当接するシール部材(60)を配置し、前記シール部材(60)で前記第1供給口(55b)および前記第2供給口(55f)間をシールすることを特徴とする変速機の油路構造。
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