JP2015117569A - 道路標識体及びこれらの同期点滅システム - Google Patents

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重利 高田
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Abstract

【課題】強い衝撃力を受けたときに,この衝撃力を分散させることにより部品に掛かる衝撃力を軽減して部品の破損,飛散を抑制すること。【解決手段】路面に設置される台座10と,この台座に立設され所定長さの標識部材20とを備え,台座10は,路面に設置される面を設置面11,この設置面と対向する面を表面12とし,この表面に標識部材20が固定される根元固定部及び該根元固定部から離れた設置面に路面結合部が設けた弾性を有する板状体からなる樹脂成型体で形成され,標識部材20は,根元固定部に結合される根元幹部分20Aに伸縮及び曲げ自在なバネ体部24を設けた柱状体からなる樹脂成型体で形成されて,標識部材20は,台座10の根元固定部に結合されて,この標識部材が衝撃力を受けたときに,標識部材20のバネ体部24が伸び且つ曲がり台座10の根元固定部分22が持ち上がり隆起して傾倒され,衝撃力が無くなると元に復元する。【選択図】図2

Description

本発明は,一般道路や高速道路など道路のセンターライン,車線変更線及び分離帯などに設置される道路標識体及びこれら複数個を同期させて点灯点滅させる同期点滅システムに関する。
一般道路や高速道路などでは,センターライン,車線変更線及び分離帯などに複数個の道路標識柱が所定間隔をあけて設置されて車両の交通規制が行われている。ここに設置される道路標識柱は,車両などが衝突したときにポール部が弾性変形して傾倒し,その後,復元する復元性或いは衝突や転倒などで破損したときに破損物が飛散し,そのまま放置されると他の車両や通行者の通行障害となって二次事故を引き起こすので,堅固であるとともに耐久性が要求されている。このために一般的な道路標識柱は,柔軟性を有する材料を用いてポール部とベース部とを一体成形した成型柱のものが使用されている。
ところが,このような道路標識柱において,ポール部とベース部とが一体成形されていると,衝突や転倒などで部分的に破損,例えばポール部だけが破損したときでも,ベース部から分離できず,結局,全部を廃棄せざるを得ず不経済となる。
そこで,この課題を解決するために,ポール部とベース部とを別々にして組立てる道路標識柱が提案されている。
例えば,特開2010−168897号公報(特許文献1)記載の道路標識柱は,これを構成する部品を独立した部品で製作したものである。
この道路標識柱50は,図7に示すように,他物の接触あるいは衝突によって曲り変形可能な中空のポール本体51と,ポール本体の下端部に内嵌可能な突出部分52A及び路面への接地環状部分52Bを有するベース52と,ポール本体51に外嵌可能な内孔及びベースの接地環状部分52Bに対向する環状部分53Aを有するリング53とを具備して,これらのポール本体51,ベース52及びリング53は,それぞれ独立した部品で製作されている。これらの独立部品は,ポール本体51の下端部に,その突出部分52Aを内嵌させたベースの接地環状部分52Bとポール本体に外嵌させたリングの環状部分53Aとをベースの下側からねじ部材54を介して締結固定することにより,ポール本体51の下端環状部分がベースの接地環状部分52Bとリングの環状部分53Aとの間に挟込み固定されて組立てられるものとなっている。
また,特開2005−273214号公報(特許文献2)記載の道路標識柱は,路面への設置をボルトによる着脱可能な設置方式と,接着剤による設置方式とのいずれか選択して実施できるようにしたものである。
一方でまた,この種の道路標識柱は,反射体が装着されているがこの反射体は排気ガス,粉塵,汚泥などが付着するので,これらの付着により反射機能が低下し,またこの反射機能の低下は反射材の経時変化によっても発生して,車両ドライバーの視認性が低下するので,それを高めることも要求されている。この要求を満たすために,発光体を付設して,この発光体を点灯させることによって視認性を高める自発光式道路標示体も提案されている。
特開平6−108425号公報(特許文献3)記載の自発光式道路標示体は,支柱の上端部に太陽電池,コントローラ及び蓄電池からなる太陽電池ユニットが取付けられ,また支柱の外周囲にコントローラに接続した発光体が装着されて,発光体を点灯させるものである。
また,特許第3342614号公報(特許文献4)には,複数個の自発光式道路標示体を同期させて点滅させる同期点滅システムが記載されている。
特開2010−168897号公報 特開2005−273214号公報 特開平6−108425号公報 特許第3342614号公報
上記特許文献1,2の道路標識柱によれば,ポール本体,ベース及びリングがそれぞれ独立した部品で構成されているので,路面への設置方法に応じて,それぞれに対応するベースを持った複数種類の道路標識柱を個別に作製する必要がなくなり,ポール本体,ベース及びリングからなるパーツの共通化が図れて効率的かつ経済的な生産計画を組むことが可能となるとともに一方でまた,使用態様で車両の衝突や踏み付け等によって一部が破損した場合に,その破損箇所を含むパーツのみを交換できるので,保守コストの低減が図れる。
しかし,これらの特許文献1,2の道路標識柱は,いずれも車両などが衝突して強い衝撃力を受けると,この衝撃力はほぼポール部だけに加わってしまうので,破損し易く,また傾倒したときにポール部が路面に接触するうような過度な曲がりが生じ,そのために折損し易く,一方でまた衝撃力が無くなったときに元に戻り難くなるなどの課題が潜在している。また,この道路標識柱は3つの部品で構成されているので,部品数が多く,管理が面倒で,コスト高を招く。さらに特許文献3の自発光式道路標示体は,歪曲或いは破損すると,太陽電池ユニットが破壊される恐れがある。
本発明は,従来技術が抱える上記課題を解決するためになされたものである。すなわち,本発明は,以下のア〜ウの目的を備えた道路標識体を提供することにある。
ア 強い衝撃力を受けたときに,この衝撃力を分散させることにより構成部品に掛かる衝撃力を軽減してそれらの破損,飛散を抑制すること。
イ 路面などに接触するような過度の折れ曲を防止して,構成部品の破損を軽減する一方で自己復元性を高めること。
ウ 保守メンテナンス及び製作が容易であること。
また本発明の他の目的は,発光体を付設して,この発光体の点灯により夜間などでの視認性を確保した自発光型の道路標識体を提供することにある。
さらに本発明の他の目的は,複数個の自発光型の道路標識体を同時点滅或いは順次点滅させて視認性を高めた同期点滅システムを提供することにある。
本発明の上記目的は,以下の構成によって達成できる。すなわち,本発明の第1の態様の道路標識体は,路面に設置される台座と,前記台座に立設され所定長さの標識部材とを備え,前記台座は,路面に設置される面を設置面,該設置面と対向する面を表面とし,該表面に前記標識部材が固定される根元固定部及び該根元固定部から離れた設置面に路面結合部を設けた弾性を有する板状体からなる樹脂成型体で形成され,前記標識部材は,前記根元固定部に結合される根元幹部分に伸縮及び曲げ自在なバネ体部を設けた柱状体からなる樹脂成型体で形成されて,該標識部材は,前記台座の根元固定部に結合されて,衝撃力を受けたときに前記バネ体部が伸び且つ曲がり,前記台座の根元固定部分が持ち上がり隆起して傾倒され,衝撃力が無くなると復元することを特徴とする。
第2の態様の道路標識体は,第1の態様の道路標識体において,前記台座は,前記表面に所定深さの凹み部が形成されて,該凹み部は底部と該底部端から延設した側壁とを有し,前記底部に前記根元固定部が設けられて,前記標識部材が衝撃力を受けたとき該凹み部が弾性変形により持ち上がり隆起することを特徴とする。
第3の態様の道路標識体は,第1又は2の態様の道路標識体において,前記台座と前記標識部材とは,交換可能な固定手段により結合されていることを特徴とする。
第4の態様の道路標識体は,第1〜3のいずれかの態様の道路標識体において,前記標識部材は,交通規制標示体が装着されていることを特徴とする。
第5の態様の道路標識体は,第4の態様の道路標識体において,前記交通規制標示体は,再帰反射体又は発光体であることを特徴とする。
第6の態様の道路標識体は,第1〜5のいずれかの態様の道路標識体において,前記標識部材は,内部が中空の中空柱状体からなる樹脂成型体で形成され,該中空柱状体の頂部近傍に発光体及び太陽光パネル,内部に発光体を点滅させる点滅器,前記太陽光パネルで起電した電力を充電する蓄電池,外部からの信号を受信する受信機及び又は外部へ信号を発信する発信機並びに該受信機の出力により前記点滅器を作動させるコントローラが収納されていることを特徴とする。
第7の態様の道路標識体は,第6の態様の道路標識体において,前記中空柱状体は,長手の軸線と直交する軸直交線上に外周壁を貫通し前記中空部に連通した一対の対向する窓穴と,前記軸直交線と直交する水平直交線上の外周壁面に前記太陽光パネルが装着され,前記発光体複数個を筒状体に収納して光発射ユニットを形成し,前記光発射ユニットは,前記中空柱状体の中空部内に前記各発光体が前記各窓穴から照光するように挿入し固定されていることを特徴とする。
第8の態様の道路標識体は,第6又は7の態様の道路標識体において,前記筒状体は,光透過性及び柔軟性材料のチューブ体からなり,該チューブ体内に前記点滅器,前記蓄電池,前記受信機及びコントローラが収容されていることを特徴とする。
第9の態様の同期点滅システムは,第5〜8のいずれかの態様の道路標識体複数個と,前記複数個の道路標識体の発光体を同時又は順次に点滅させる同期制御装置とを備えたことを特徴とする。
第1の態様の道路標識体によれば,標識部材が車両などの衝突により強い衝撃力を受けたときに,この衝撃力は標識部材のバネ体部と台座の根元固定部分とに分散されるので,これらに掛かる衝撃力が軽減されて,道路標識体を構成する部品の破損,飛散を抑制できる。また,この道路標識体は台座及び標識部材の2個の成形体から構成されるので,製作が容易で安価になる。
第2の態様の道路標識体によれば,強い衝撃力を受けたときに,標識部材の根元部分は凹み部の側壁に当たって側壁がストッパーとなって過度な折曲がブロックされて,この根元部分が路面に接触して折れることがない。また,この側壁は標識部材が復元するのを助けるので,復元がスムーズになる。
第3の態様の道路標識体によれば,台座と標識部材とが交換可能な固定手段で固定されているので,台座や標識部材が破損したときに破損した部材を簡単に交換できるので,経済的となり且つメンテナンス保守が容易になる
第4の態様の道路標識体によれば,標識部材に交通規制標示体が装着されているので,道路センターライン,車線変更線及び分離帯などに設置して視認性を高めた道路標識体を提供できる。
第5の態様の道路標識体によれば,標識部材に再帰反射体又は発光体が装着されているので視認性をさらに高めることができる。
第6の態様の道路標識体によれば,中空柱状体に発光体を設けたので,この点灯により,夜間などの視認性を高めることができる。また,受信機及び又は発信機を設けたので,道路標識体を親機,中継機又は端末機としても使用できる。
第7の態様の道路標識体によれば,複数個の発光体を筒状体に収納した光発射ユニットが中空柱状体の中空部に収納されているので,発光体を中空柱状体の外周面に設けたものに比べて,発光体の破損を軽減できる。
第8の態様の道路標識体によれば,筒状体は光透過性及び柔軟性材料のチューブ体からなり,このチューブ体内に点滅器,蓄電池,受信機及びコントローラを収容したので,光発射ユニットがコンパクトになる。
第9の態様の同期点滅システムによれば,親機を中心に,複数連設した中継機又は端末機を同時に点滅させたり,交互に点滅させたりすることができ,道路の蛇行状態や,急カーブなど正しい交通情報を車両ドライバーなどに伝えることができる。
本発明の実施形態に係る道路標識体の正面図。 図1の道路標識体の側面図。 図1の道路標識体を構成する台座の平面図。 図1の道路標識体を構成する光発射ユニットの概略斜視図。 図1の道路標識体複数個が道路に設置された設置外観図。 図6は発光体の点灯・点滅回路を示し,図6Aは親機のブロック回路図,図6Bは中継機又は端末機のブロック回路図。 従来技術の道路標識柱の組立て完成状態の縦断面図。
以下,図面を参照して本発明の実施形態を説明する。但し,以下に示す実施形態は本発明の技術思想を具体化するための道路標識体及びこれらの同期点滅システムを例示するものであって,本発明をこれらに特定するものではなく,特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適用し得るものである。
本発明の実施形態として,発光体を付設し,これを発光・点滅させるタイプのいわゆる自発光型の道路標識体について説明する。
図1,図2に示すように,本発明の実施形態に係る自発光型の道路標識体(以下,単に「道路標識体」という。)1は,路面に設置される台座10と,この台座に立設され所定長さの標識部材20とを備え,この標識部材20は内部が中空の柱状体からなり,この中空柱状体20は頂部近傍に複数枚の太陽光パネル(以下,「太陽電池」ともいうことがある。)27A,27B及び複数個の発光体31〜31(図1,図4)並びに外周囲に複数の反射体25a〜25cが設けられ,中空柱状体20の中空部21内に,発光体を点滅させる点滅器32,太陽光パネルで起電した電力を蓄積する蓄電池33,外部からの信号を受信する受信機34及びこの受信機の出力により点滅器32を作動させるコントローラ35(図4)などが収納された構成を有している。以下,これら個々の構成を詳述する。
図2,図3に示すように,台座10は,路面に設置される面を設置面11,この設置面と対向する面を表面12とし,この表面12に所定深さ窪ませた凹み部13が設けられ,長手方向の横幅W及びこの長手方向と直交した縦幅W,設置面11から表面12までの厚みをHとしたほぼ直方体形状の板状体からなり,弾性を有する樹脂の一体成型体で形成されている。樹脂はポリウレタンが好ましい。これらの横幅W,縦幅W及び厚みHは,例えば横幅Wは500mm,縦幅Wは150mm及び厚みHは80mmである。
凹み部13は,図3に示すように,所定深さの底部13Aと,この底部端から延設された対向する一対の側壁13B,13Cとを有し,この底部13Aに標識部材20が固定される柱体固定部14が設けられている。また設置面11には凹み部13から離れた箇所にそれぞれ路面結合部17A,17B(図2)が設けられている。
図2及び図3に示すように,底部13Aは,所定の大きさの平坦面となっており,この平坦面は,長手方向の横幅w43及びこの方向と直交する縦幅wの長方形状をなし,横幅w43は例えば100mmである。この底部13Aの略中央部には柱体固定部14が設けられており,その大きさは,図3図示の横幅(短辺)は60mm,縦幅(長辺)は90mmである。この柱体固定部14には標識部材20が交換可能な固定定手段で結合される。固定手段は,既に公知の手段,例えばボルト・ナットなどである。
対向する一対の側壁13B,13Cは,底部13Aの平坦面の端辺から所定角度上った上り傾斜面となっている。この角度は30°から90°の範囲が好ましい。対向する側壁13B,13Cの各傾斜面は,標識部材20が傾倒したとき,過度な折れ曲がりを防止するストッパーになる一方でまた,標識部材20の自己復元を容易にするサポート部ともなる。
一対の側壁13B,13Cの各頂部は山の稜線13b,13cとなっている。また各稜線13b,13cから台座10の両端辺までは下り傾斜面15A,15Bとなっている。さらに各側壁13B,13Cの上り傾斜面及び下り傾斜面15A,15Bの長手方向の両側面16A〜16Dは山型状に形成されている。凹み部13の平坦面から各稜線13b,13cまでの長さw42,w44,各稜線13b,13cから台座10の両端辺までの長さw41,w45,設置面11から各稜線13b,13cまでの高さはH,底部13Aの平坦面から各山稜線までの高さはh22とすると,これらのw42,w44,w41,w45,H,h22は,例えばw42は100mm,w44は100mm,w41は100mm,w45は100mm,Hは80mm,h22は60である。
図2,図3に示すように,この形状の台座10は,長手方向の側面から観察すると,略中央部に凹み部13が位置し,その両サイドにそれぞれ所定高さの山の稜線13b,13cが位置する形状となっている。この形状から,台座10の底部13Aと設置面11との厚みが他の箇所と比べて肉薄になる。この肉薄部分を利用して,凹み部13は底部13A部分から弾性隆起する。
台座10の路面結合部17A,17Bは,凹み部両サイドの山の稜線13b,13cの略真下に設けらている。各路面結合部17A,17Bは,路面上に設けた結合手段,例えばボルトで固定される。台座10が路面に固定されると,凹み部13は両サイドが固定されるが,凹み部13の真下部分の路面と接触する箇所は固定されずにフリーとなる。
この台座10は,道路センターラインなどに,台座の長手方向が車両の流れに沿うようにして設置される。この設置により,車両のタイヤが台座10に当たっても,長手方向の傾斜面に乗り上がるのでショックが和らげられる。また,台座に中空柱状体20が固定されこれに車両などが衝突して強い衝撃力が加わると,凹み部13は設置面11の両サイドが固定されるが,凹み部13の真下部分の路面と接触する箇所が固定されずフリーとなっているので,凹み部13が弾性隆起して持ち上げられて中空柱状体20が傾倒される。
また,それぞれの傾斜面は,標識部材20が傾倒したときに過度な折れ曲がりを防止するストッパーとなる一方でまた,標識部材20の自己復元を容易にするサポート機能を果たすものとなっている。
台座10は,長手方向に凹み部13を設けたがこれに限定されるものでなくこれを変更してもよい。例えば,台座10の縦幅を拡大して上記長手方向と直交方向にも同様の凹み部を付設して窪みをほぼ擂鉢状になるようにしてもよい。この構成により,中空柱状体20は,台座10の長手方向だけでなく,これと直交する方向及び他の任意の方向にも傾倒させることが可能になる。また,このような凹み部を設けることなく,台座10は弾性を有するフラットな板状体の樹脂で形成して,凹み部に相当する箇所が弾性隆起するようにしてもよい。例えば,この箇所を他の箇所に比べて肉薄にして弾性隆起が可能になるようにする。
図1,図2に示すように,中空柱状体20は,台座10の柱体固定部14に結合される根元固定部22を設けた根元幹部20Aと,この根元幹部から上方へそれぞれ所定長さ延設されて複数の反射体25a,25bが装着される中間幹部20Bと,発光体からの光が照射される窓穴26A,26Bが形成されまた複数の太陽光パネル27A,27Bが装着される上方幹部20Cと,この上方幹部の上方にあって反射体25cが装着される頂部20Dとに区分されて,内部に中空部21を有する四角柱状体からなり,弾性を有する樹脂の一体成型体で形成されている。樹脂はポリウレタンが好ましい。根元幹部20Aの長さh11,中間幹部20Bの長さh12,上方幹部20Cの長さh13,頂部20Dの長さh14とすると,例えばh11は100mm,h12は230mm,h13は200mm,h14は50mm,長さHは580mm,中空柱状体W,Wは例えば90mm,60mmである
この中空柱状体20は,その根元固定部22が図3に示すように台座10の長手方向からみた短辺と,この短辺端から直角に延びた短辺からなる長方形をなした四角柱体をなしている。内部の中空部21は根元固定部22から頂部20Dまで連通している。頂部20Dはキャップ23により閉鎖されている。なお,上方幹部20C及び頂部20Dが頂部近傍となっている。
根元幹部20A,すなわち根元固定部22と中間幹部20Bとの間には,伸縮且つ曲がり自在なバネ体部24が形成されている。このバネ体部24は中空柱状体20を蛇腹状に加工成型したものである。この長さh11は例えば100mmである。このバネ体部24は,蛇腹状の成型体に限定されるものでなく,伸縮・曲がり自在でれば如何なる形状のものであってもよい。また,台座10の凹み部13と,中空柱状体20のバネ体部24の変形度は,後者を前者より大きくするのが好ましい。これにより,中空柱状体20が台座の隆起する前に傾倒することになる。
中間幹部20Bは,その外周囲の2か所に反射体25a,25bが所定の間隔をあけて装着されている。各反射体25a,25bは再帰反射体或いはエレクトロルミネッセンス(EL)などを用いる。
上方幹部20Cは,四角柱状体の幅広の対向する外周壁面に中空部21に連通する所定大きさの一対の窓穴26A,26Bが形成され,また他の対向する外周壁面にそれぞれ太陽光パネル27A,27Bが設けられている。これらの位置関係は,一対の窓穴26A,26Bは,頂部近傍にあって,柱状体軸方向の仮想軸線とこの仮想軸線と直交する仮想水平線上の外周壁面に対向しており,2枚の太陽光パネル27A,27Bはこの仮想水平線と直交する仮想水平線上の外周壁面に位置することになる。
各窓穴26A,26Bは,同じ形状となっている。両窓穴26A,26Bは,それぞれ四角柱状体の長手方向に形成した長方形の額縁状窓枠26と,この窓枠内に形成した長方形の開口26とからなり,この開口26は内部の中空部21に連通している。各窓穴26A,26Bからは各発光体31〜31からの光が照射される。両窓穴26A,26Bは,図2に示すように,各額縁状窓枠26が外周壁面から所定深さ窪ませて,各開口26がこの深さの底部に形成されている。これにより,各発光体31〜31は外周壁面から引っ込んだ箇所に位置するので,車両などが直接発光体に当たることがなく,防護される。
なお,太陽光パネル27A,27Bは,上方幹部20Cに設けたが,この箇所に限定されるものでなく,その他の箇所,例えば,頂部20D,中間幹部20Bなどでもよい。この窓穴26Aの大きさは,額縁状窓枠26の幅長w12,w14,長さをh13,開口の幅長をw13とすると,例えば、w12,w14はそれぞれ20mm,h13は200mm,w13は30mmである。
頂部20Dは,上方幹部20Cの上方に位置し,最上方の外周囲に所定幅長の反射体25cが付設されている。この反射体25cは再帰反射体,ELなどを用いる。また,最上方の天井はキャップ23で閉鎖されている。
中空柱状体20は,内部を中空にした四角柱状体としたが,これに限定されるものでなく,任意の柱状体又は錐状体にしてもよい。例えば,その他の多角柱状体,円柱状体,円錐状体,多角錐状体など(なお,これらを総称して柱状体ともいう。)である。
このような柱状体又は錐状体を用いると,一対の窓穴は,頂部近傍にあって,長手軸方向の仮想軸線と直交する仮想水平線上の外周壁面に対向して設けたものとなり,また,太陽光パネルを装着する箇所はこの水平線と直交する仮想水平線上の外周壁面となる。このような柱状体であっても,窓穴及び太陽光パネルは平坦面に形成される。
図4に示すように,光発射ユニット28は,中空柱状体20の中空部21内に挿入できる径及び長さの中空の筒状体29を用意して,この筒状体29内に,複数個の発光体31〜31,各発光体を点滅させる点滅器32,各太陽光パネルで起電した電力を蓄積する蓄電池33,外部からの信号を受信する受信機34及びこの受信機の出力により点滅器32を作動させるコントローラ35を収納したものとなっている。中空の筒状体29は,柔軟性があり光透過性の樹脂チューブを用いるのが好ましい。この光発射ユニット28は,中空柱状体20の中空部21内に挿入して固定される。この固定は,それぞれの発光体(LED)が各窓穴26,26に向くようにして固定される。
道路標識体1は,親機,中継機或いは端末機としても使用し得る構成となっている。親機,中継機にはさらに発信機が付設される。この発信機は光発射ユニット28の筒状体29内に収納される。
図1〜図4を参照して,車両などが接触ないし衝突したときの道路標識体1の状態変化を説明する。
道路標識体1に,車両などが例えば図2の矢印A方向から接触すると,軽い接触の場合は,中空柱状体20は根元幹部のバネ体部24が伸び且つ曲がり,傾斜面13Cへ向かって傾倒する。この傾倒により中空柱状体20が車両などに強く当たらないので,車両などが傷つくことはない。この接触が過ぎ去ると,バネ体部24の復元力により中空柱状体20は元に戻る。
また,この道路標識体1に車両などが同じ矢印A方向から衝突した場合,強い衝撃力が中空柱状体20に加わり,この衝撃力により,中空柱状体20は根元幹部のバネ体部24が伸び且つ曲がり,ほぼ同時に台座10の凹み部13が弾性隆起して持ち上がり中空柱状体20が傾倒する。
このときの衝撃力は,中空柱状体20のバネ体部24と台座10の凹み部13とに分散されるので,中空柱状体20及び台座に掛かる衝撃力が軽減されて,これら部材の破損,飛散が抑制される。なお,台座10の凹み部13の隆起は,凹み部深さの略2倍になる。
また,中空柱状体20は,傾斜面13Cに接触し,この傾斜面が中空柱状体20の過度の折れ曲がりを防ぎ根元幹部20Aなどが路面に接触して折れることを防止できる。さらに,衝撃力が無くなると,傾斜面は中空柱状体が復元するのを助けるので復元がスムーズになる。この中空柱状体20は,バネ体部24及び凹み部13の自己復元力により,元の状態に戻り,その後は,継続した使用が可能になる。
また,道路標識体1は,台座10及び中空柱状体20の2個の部材からなり,これらはいずれも成形体で構成できるので製作が容易で安価になる。
図5,図6を参照して,同期点滅システムを説明する。
図5に示すように,上記の道路標識体1を用い,これら複数個1A〜1Dが道路36のセンターライン37に所定の間隔をあけて設置される。これらの道路標識体のうち,1個,例えば1Aを親機,他の道路標識体1B〜1Dを中継機ないし端末機として,親機1Aからの発信信号により,他の道路標識体1B〜1Dが同期して点灯・点滅される。
図6はこれらの点灯・点滅回路を示しており,図6Aは親機,図6Bは中継機又は端末機の回路ブロック図である。
親機の点灯・点滅回路40Aは,図6Aに示すように,太陽光パネル(太陽電池)27A,27B,蓄電池33,クロック回路41,点灯判別制御回路42,発光制御回路43,変調信号発生回路44及び発光体31〜31,発信手段(発信機)45とで構成されている。また,中継機又は端末機の点灯・点滅回路40Bは,親機の点灯・点滅回路40Aの一部を変更し受信機46,復調回路47,復調信号発生回路48が設けらいる。なお,共通部分は同一符号が付されている。なお,クロック回路41,点灯判別制御回路42,発光制御回路43,変調信号発生回路44,復調回路47,復調信号発生回路48などは、図4においてはコントローラ35となっている。
親機点灯・点滅回路40Aにおいて,太陽光パネル(太陽電池)27A,27Bから出力される電圧信号イが点灯判別回路42に入力されると,この点灯判別回路42は電圧信号イと所定の基準電圧と比較し,電圧信号イが一定基準電圧以下であるとスイッチング信号ロ,ハを出力する。すなわち,これらのスイッチング信号は周囲が暗くなり,太陽電池27A,27Bの発電電圧が低下したものとなっている。スイッチング信号ロはクロック回路41に入力されると,このクロック回路41は所定のクロック信号ニ,ホを出カする。クロック信号ニにより発光制御回路43が作動し,発光体31〜31が点滅される。スイッチング信号ハ及びクロック信号ホが入力された変調信号発生回路44は,クロック信号に従って,点灯同期信号ヘを発生する。この同期信号ヘは発信機45を作動させて点灯同期信号が出力され,この同期信号は中継機又は端末機1Bに向けて発信される。なお,発信機45は赤外線LEDである。
中継機又は端末機回路40Bでは,親機1Aから発信された点灯同期信号ヘをホットセンサーなどの受信機46で受信する。復調回路47は受信した点灯同期信号ヘをフィルターを通して点灯同期復調信号トとして出力する。点灯同期復調信号ト及びスイッチング信号ロが発光制御回路43に入力されると,この発光制御回路43は親機1Aの発光体31〜31と同期又は規則性ある同期で発光体31〜31を点灯又は点滅させる。また,スイッチング信号ハ及び点灯同期復調信号トが復調信号発生回路48に入力されと,親機1Aの発光体と同期又は規則性ある同期で点灯同期信号チを発生し,隣接した中継機又は端末機に向けて,発信機45から同期信号が発生する。
これにより,親機を中心に,複数連設した中継機又は端末機を同時に点滅させたり,交互に点滅させたりすることができ,道路の蛇行状態や,急カーブなど正しい交通情報を車両ドライバーなどに伝えることができる。
同期点滅システムは,点灯・点滅回路40A,40Bで構成したが,これに限定されるものでなく,他のものに変更してもよい。
1,1A〜1D 道路標識体,10 台座,11 設置面,12 表面,13 凹み部,13A 底部,13B,13C 側壁,14 柱体固定部,20 中空柱状体(表示部材),21 中空部,24 バネ体部,25a〜25c 反射体,26A,26B 窓穴,27A,27B 太陽光パネル,28 光発射ユニット,31〜31 発光体(LED),32 点滅器32,33 蓄電池,34 受信機,35 コントローラ,41 クロック回路,42 点灯判別回路,43 発光制御回路,44 変調信号発生回路,45 発信機,46 受信機,47 復調回路,48 復調信号発生回路

Claims (9)

  1. 路面に設置される台座と,前記台座に立設され所定長さの標識部材とを備え,
    前記台座は,路面に設置される面を設置面,該設置面と対向する面を表面とし,該表面に前記標識部材が固定される根元固定部及び該根元固定部から離れた設置面に路面結合部を設けた弾性を有する板状体からなる樹脂成型体で形成され,
    前記標識部材は,前記根元固定部に結合される根元幹部分に伸縮及び曲げ自在なバネ体部を設けた柱状体からなる樹脂成型体で形成されて,該標識部材は,前記台座の根元固定部に結合されて,衝撃力を受けたときに前記バネ体部が伸び且つ曲がり,前記台座の根元固定部分が持ち上がり隆起して傾倒され,衝撃力が無くなると復元することを特徴とする道路標識体。
  2. 前記台座は,前記表面に所定深さの凹み部が形成されて,該凹み部は底部と該底部端から延設した側壁とを有し,前記底部に前記根元固定部が設けられて,前記標識部材が衝撃力を受けたとき該凹み部が弾性変形により持ち上がり隆起することを特徴とする請求項1に記載の道路標識体。
  3. 前記台座と前記標識部材とは,交換可能な固定手段により結合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の道路標識体。
  4. 前記標識部材は,交通規制標示体が装着されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の道路標識体。
  5. 前記交通規制標示体は,再帰反射体又は発光体であることを請求項4に記載の道路標識体。
  6. 前記標識部材は,内部が中空の中空柱状体からなる樹脂成型体で形成され,該中空柱状体の頂部近傍に発光体及び太陽光パネル,内部に発光体を点滅させる点滅器,前記太陽光パネルで起電した電力を充電する蓄電池,外部からの信号を受信する受信機及び又は外部へ信号を発信する発信機並びに該受信機の出力により前記点滅器を作動させるコントローラが収納されていることを特徴とする請求項1〜5にいずれかに記載の道路標識体。
  7. 前記中空柱状体は,長手の軸線と直交する軸直交線上に外周壁を貫通し前記中空部に連通した一対の対向する窓穴と,前記軸直交線と直交する水平直交線上の外周壁面に前記太陽光パネルが装着され,前記発光体複数個を筒状体に収納して光発射ユニットを形成し,
    前記光発射ユニットは,前記中空柱状体の中空部内に前記各発光体が前記各窓穴から照光するように挿入し固定されていることを特徴とする請求項6に記載の道路標識体。
  8. 前記筒状体は,光透過性及び柔軟性材料のチューブ体からなり,該チューブ体内に前記点滅器,前記蓄電池,前記受信機及びコントローラが収容されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の道路標識体。
  9. 請求項5〜8のいずれかに記載の道路標識体複数個と,前記複数個の道路標識体の発光体を同時又は順次に点滅させる同期制御装置とを備えたことを特徴とする同期点滅システム。
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