JP2015116641A - シート断裁装置 - Google Patents
シート断裁装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015116641A JP2015116641A JP2013262107A JP2013262107A JP2015116641A JP 2015116641 A JP2015116641 A JP 2015116641A JP 2013262107 A JP2013262107 A JP 2013262107A JP 2013262107 A JP2013262107 A JP 2013262107A JP 2015116641 A JP2015116641 A JP 2015116641A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- blade
- sheet
- cutting blade
- sheet bundle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 title claims abstract description 384
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 24
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 38
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 9
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 230000009471 action Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 101150073618 ST13 gene Proteins 0.000 description 1
- 101150001619 St18 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000000806 elastomer Substances 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】支持面上のシート束を断裁する切断刃を互いに交差する非円形状の刃先を有する平板刃と略円形状の刃先を有する回転刃で構成し、切断線に沿って走行する平板刃に対して、その走行方向と反対方向に回転刃を回転または揺動させる。
【選択図】図1
Description
同文献にはシート束のように多数枚に積み重ねた素材を断裁する機構は開示されていないが、多数枚のシート束をプレス機構で押圧保持してシート束を一端から他端に徐々に切断する傾斜した刃先を備えたギロチン断裁機構も特許文献2などで知られている。
つまり上下一対の回転刃を回転させながらシートの一端から他端に移動することによってシートを切断している。
また、固定刃と可動刃のいずれかの刃面がうねるように変形すると切断不能となる。
このため切断ジャムを引き起こし易いことと同時に、切断端面がうねるようにザラつき切断品位に問題が生ずる。
しかし上刃と下刃の交差部において紙片が両刃の隙間に進入して切断ジャムを引き起こす。この現象は上刃と下刃の交差部に紙粉が詰まり易く、紙粉で両刃間の隙間が状態する原因、交差部に発生しやすい刃先の刃こぼれが原因する。
この場合、第1、第2切断刃(21、22)の剛性を高く構成するには、例えば一方を他方より刃厚さを厚く形成するか、体積を大きく設定するか、或いは一方にリブなどを設けて断面係数を大きくする。
切断した後には搬送ガイド手段6を切断紙片の落下を妨げない位置に退避させて、切断紙片を屑ボックス(不図示)に収納する。
そしてシート束Sの下面又は上面を規制して断裁する基準面を形成する。図示の装置はシート下面を載置する紙載面を支持面2として、切断するシート束Sを規制する基準面を構成している(以下「支持面を紙載面」と云う)。
そして、この切断長Lsより後述する断裁刃21,22の走行ストロークStは長く形成される。
このため、断裁手段20は、断裁刃21,22と、この断裁刃を保持するホルダ部材23,24と、このホルダ部材を切断線に沿って所定の走行ストロークStで往復動可能に案内する走行ガイド18,28と、で構成されている。
すると紙載面2に載置されたシート束Sは一端から他端に徐々に切断され、その断裁紙片は紙載面2の下方に落下する。
プレス動作駆動手段13は、この加圧プレート11を加圧面11xが紙載面2に接近する加圧方向と、離間する退避方向に昇降する。このプレス動作駆動手段13の構造については後述する。
図示のものは、左右側枠フレーム1a、1bに揺動回転軸8が軸受支持され、この揺動回転軸8に搬送ガイド部材(ガイドプレート)9が一体的に固定され、その表面にガイド面7が形成されている(図1参照)。
断裁刃構造について図6及び図7に従って説明する。断裁刃は、刃先が互いに交差した第1切断刃21と第2切断刃22で構成されている。これは紙載面上のシート束Sを切断する際に、シート深さ方向の切刃を有する第1切断刃(上刃21)と、紙載面2に当接する数枚の下層シートを切断するためメイン切断刃21と所定角度(β;90度以下)で交差する第2切断刃(下刃22)を必要とするためである。
例えば第1切断刃21を第2切断刃より体積を大きく、刃厚さを厚く、或いはリブなどで断面係数が高くなるように設定すると第1と切断刃第2切断刃より剛性が高く設定される。この場合に第1切断刃21の刃厚さを厚く、第2切断刃を薄く形成し、薄い第2切断刃をシート束Sの切断端面と接近する側に、刃厚さが厚い切断刃(第1切断刃21;上刃)をシート束Sの切断端面から離れた側で両刃先を重ね合せることが好適である。図示のものは、第1第2切断刃を第1の刃厚さ(k1)で構成している
つまり剛性の強い刃先(変形しにくい刃先)に、剛性の弱い刃先(変形しやすい刃先)を固定して一体化している。図示のものは上刃(第1切断刃)21を下刃(第2切断刃)22より厚く構成し、上刃21の先端に下刃22をビス25で固定している。
このような連結は第1切断刃21に第2切断刃22を回転軸で回転可能に締結ビスで連結するか、図示のように下刃(第2切断刃)22を取り付ける下刃ホルダ部材24を設け、この下刃ホルダを上刃(第1切断刃)21に固定(図示のものはビス固定)する。そして下刃ホルダ部材24に回転刃22を回転可能に軸支持する。
上記カラー部材27aは回転刃の中心孔に圧入固定してある。また上記ワッシャプレート27bには突起状のペーパ27zが形成してあり、バネの力が下刃22と上刃21の重なり部に強く作用するようになっている。
このため切断刃間の隙間に進入した紙粉が蓄積され、詰まるのを防ぐために平板刃(上刃)の一部をカットし、両刃先の重なり面積が最小限度となるように設定している。図示の装置の上刃と下刃の刃先の重なり部を1mm幅(21v)に設定している。(図7(a)参照)
図6及び図7に示す装置は、平板刃で構成した上刃(第1切断刃)21に同図右方向(往方向)に移動(走行)するときの往方向刃先21Rと、同図左方向(復方向)に移動(走行)するときの復方向刃先21Lを形成し、各刃先(線)はシート束の紙面に対して角度α(α<90度)で傾斜させている。
これによって断裁方向に走行する上刃(第1切断刃)21の刃先からシート束の各紙葉は紙載面側に押し下げられるような作用力を受ける。(これに対して後述する下刃(第2切断刃)22は、シート束の各紙葉を迫り上げるような作用力を働かせる)
そして往方向刃先21Rと交差する円弧状刃先22Rを有する往方向回転刃22aと、復方向刃先21Lと交差する円弧状刃先22Lを有する復方向回転刃22bが回転可能に配置されている。この回転刃22a、22bは同一形状同一の構造であるためその一方について説明する。
そして回転軸27に回転可能に軸支持され、上刃と圧接する方向に付勢スプリング(図示のものはコイルばね)30で付勢している。
図6(a)においてシート束の中央部から切断端面S1、下刃の刃面22R、上刃の刃面21Rの順に配置され、下刃(第2切断刃)22は上刃(第1切断刃)21に回転可能な状態で固定されている。
つまり上刃(第1切断刃)21は後述する上刃ホルダ部材23(第1ホルダ部材;以下同様)に取り付けられ、下刃(第2切断刃)22は下刃ホルダ部材24(第2ホルダ部材;以下同様)に取り付けられ、そして下刃ホルダ部材24は、上刃21のブレード部に固定されている。
なおここで「刃先長さ」とは紙載面上に許容最大束厚さのシート束Sを切断するときにシートを切断する有効切断長さをいう。図示のものは最大切断厚さを例えば30mmに設定するときに上刃(第1切断刃)21の刃先長さを28mm〜29.9mm程度に設定し、下刃(第2切断刃)22を0.1mm〜2mmに設定する。
つまり下刃(第2切断刃)22は紙載面2と同一の高さ位置(面一)に配置されても、若干高い位置に配置しても良いが、図示の実施形態では下刃(第2切断刃)22を紙載面2より高くシート束の最下層紙の数枚を切断する段差を形成するようにしている。
この回転刃の回転で下刃22と接する紙葉には接線方向の力Fnが作用し、紙葉を上刃21の刃先方向に迫り上げる力が作用する。
この回転刃の回転による力は、上刃21と下刃22の隙間に進入したシートを進行方向反対側に引き剥がすように作用する。
このことは上刃21と下刃22との交差部の切断機能が刃欠け、紙粉などで低下して切断不能紙片が間隙に侵入することに原因する切断ジャム、と切断品位の低下を招くことがない。
図2に従って断裁刃21,22の走行機構について説明する。装置フレーム1には紙載面2の断裁線に沿って平行に上部ガイド部材18(第1走行ガイド)と下部ガイド部材28(第2走行ガイド)が配置されている。
上部ガイド部材18には、上刃ホルダ部材23が摺動可能に嵌合され、下部ガイド部材28には下刃ホルダ部材24が摺動可能に嵌合されている。上部ガイド部材18と下部ガイド部材28は互いに平行に配置され、紙載面2に設定された切断線に沿って平行移動するように配設されている。
そして上刃ホルダ部材23にはガイドロッド(上部ガイド部材)18に係合する嵌合部23xが、下刃ホルダ部材24にはガイドレール(下部ガイド部材)28に係合する嵌合部が形成されている。
従って上刃ホルダ部材23及び上刃ブレード21と、下刃ホルダ部材24及び下刃ブレード22は、一体的に連結された断裁刃ユニット20を構成している。
そしてこの断裁刃ユニット20は、上下切断刃21,22を一体的に連結された状態で上部ガイド部材18のレール面と下部ガイド部材28のレール面に倣って平行に往復動する。
装置フレーム1には、上記上部ガイド部材18に沿ってタイミングベルト15が走行ストローク方向に配置されている。
つまり装置フレーム1に左右一対のプーリ17a、17bが配置され、このプーリ間にタイミングベルト15が巻廻されている。駆動側プーリ17bには駆動モータM1が減速機構を介して連結されている。このタイミングベルト15の一部に上刃ホルダ部材23が連結されている。
つまり駆動モータM1の正方向回転で上刃ホルダ部材23は紙載面2上のシート束Sの切断線に沿って往方向に所定の走行ストロークStで往方向に切断動作し、駆動モータM1の逆方向回転で、上刃ホルダ部材23は上刃21と共に復方向に切断動作する。
このとき上刃21に連結された下刃ホルダ部材24と下刃(第2切断刃)22も、同一の往方向切断動作と、復方向切断動作を実行する。
基端ホルダ部材23aにはガイドロッド(上部ガイド部材)18に嵌合する嵌合部23xが(同図(a)参照)、先端ホルダ部材23bには上刃ブレード21が固定されている(同図(b)参照)。
図示のものは合成樹脂の弾性を有する係止爪(突起)23yが基端ホルダ部材23a側に設けられ、これと係合する凹部23zが先端ホルダ部材23b側に設けられている。
また図5(b)に板バネ26で切断刃21,22の合わせ部を押圧する構造を示した。
前述の紙載面2には上流側からシート束Sを案内する搬送ガイド機構が備えられている。
図3にその斜視構成を示すように紙載面2の上流側には、図示しない搬送手段(ローラ、ベルトなど)が配置され、切断するシート束Sを紙載面2に給送する。
このときシート束Sを紙載面2にスムーズに案内し、切断された紙片を妨害することなく落下させて切断紙片収納ボックス(不図示)に収納する。
ガイド面7は、シートを紙載面2に案内するときには紙載面の高さ位置と同一若しくは若干高い位置である第1の位置p1に設定する。また紙載面2上のシート束Sを断裁するときには紙載面2の高さ位置から若干低い位置である第2の位置p2に設定する。
このためプレート形状の搬送ガイド部材9は装置フレーム1に回転軸8を中心に揺動可能に支持され、その回転軸8にシフトモータM2とシフトカム32が連結されている。
図8(b)の第2の位置p2のときには、ガイドプレート9はシフトカム32とカムストッパ35によって紙載面2より若干低い位置に位置規制されている。
図9(c)の第3の位置p3のときには、ガイドプレート9はカムストッパ35から解除されシフトカム32の回転で第3の位置p3に位置している。上記ガイドプレート9の位置はポジションセンサ(不図示)の検出と駆動モータM1の回転量で位置設定している。
図3に示すように装置フレーム1には加圧プレート11が紙載面2と対向する位置に配置され、このプレートの加圧面11xは紙載面2と対向する位置と、離間する位置との間で上下動可能に支持されている。
つまり図3に示すように装置フレーム(前述の上部ベースフレーム1c)に回転可能に軸受け支持された複数の支持ロッド5の先端に加圧プレート11が固定(連結)されている。このとき各支持ロッド5a〜5cは回転可能で、加圧プレート11は側枠フレーム1a、1bに規制されて回転することなく上下動する。
(不図示)が配置され、各支持ロッド5に所定以上の負荷が作用すると回転軸との間で滑り伝動する。
従って、駆動回転軸12の回転で複数の支持ロッド5a〜5cは同一方向に同一量回転し、この支持ロッド5に支持された加圧プレート11の加圧面11xは紙載面2と平行な関係を保ちながら圧接する方向と離間する方向に上下動することとなる。上記駆動回転軸12にはウォームギア36を介してシフトモータM2が連結してある。
なお、図8(b)の作動位置の状態では前記トルクリミッタ16Tが作用して紙載面上のシート束の紙厚さが大小変化してもほぼ均一の加圧力で押圧する。
図7は駆動モータ(シフトモータ)M2とその駆動機構を示し、図8は搬送ガイド機構におけるガイドプレート9の揺動機構を示す。図8に従ってガイド面7の揺動機構を説明し、その駆動機構を図7に従って説明する。
このガイドプレート9には、揺動アーム37が連結され、この揺動アームにシフトカム32が伝動レバー38で連結されている(図8(a)(b)参照)。
つまりガイド面7は紙載面2と面一若しくは若干高い位置に位置している。この状態で上流側から送られたシート束Sをガイド面7が紙載面2に案内する。
このときガイド面7は第2の高さ位置p2に位置し、紙載面2から若干低い位置で、切断された紙片を支持する。
上述の動作とは別に制御手段は、紙載面上に加圧プレート11で加圧保持したシート束Sを一端から他端に断裁刃21,22を移動させて切断動作を実行する。そしてその実行後に、シフトモータM2を先と反対方向に回転起動する。
するとシフトカム32に係合する伝動レバー38は揺動アーム37を揺動させてガイド面7を第3の位置p3に変位させる。この位置はガイド面上に載置された切断紙片が収納部に落下する妨げとならない位置に設定してある。
シフトモータM2の回転は、歯車列G1で前記駆動回転軸12(紙押え機構)のウオーム36に連結されている。この歯車列G1のウオームG11で歯車列G2に伝達される。この歯車列G2にはワンウェイクラッチG21を介してカム歯車列G3に回転が伝達される。
ワンウェイクラッチG21はモータの一方向回転を、ワンウェイクラッチG31はモータの逆方向回転をカム歯車列G3に伝達する。
そしてカム歯車列G3の回転は、トルクリミッタG32を介してシフトカム32に伝達される。また、歯車列G2の回転は歯車列G5に伝達され、歯車列G5の回転はトルクリミッタG51を介してカムストッパ35に伝達される。
これと共に中間伝動歯車列G4からシフトカム32には先と同一の方向の回転が伝達され、シフトカム32は図示時計方向に回転する。この回転によってカムピン32pで伝動レバー38は揺動アーム37を回転させて第3の位置p3から第1の位置p1に移動する。
次に図10のフローチャートに従って切断動作を説明する。
装置電源が投入されると制御手段(制御CPUなど;不図示)はイニシャライズ動作を実行する(St01)。
次に図示しない制御手段は、コントロールパネルなどから切断するシートの長さ情報を取得するか、若しくは上流側に連結されている画像形成装置などからシートサイズ情報を取得する。
これと共に制御手段は、断裁処理を実行するか否かのモード情報と、断裁量(トリミングカット量)を上流側の外部装置から取得する(St02)。
このときシート押さえ手段10の加圧プレート11は紙載面2から上方に離れた待機位置(ホームポジション)に位置している。同時に搬送ガイド部材9は第1の位置(ホームポジション)p1に、位置決めされている。この状態でガイド面7は紙載面2と面一若しくは若干高い位置に設定されている。
従って上流側から送られたシート束Sは紙載面2に引っ掛かることなくスムーズに案内されて所定の位置にセットされる。
このとき紙厚さによる加圧面11xの高さ調整は、駆動伝達系に配置されているトルクリミッタ機構によって均一な押圧力に調整される。
また、シフトモータM2の回転で搬送ガイドプレート9は第1の位置p1から第2の位置p2に移動し、この位置でガイド面7は紙載面2から若干低い位置に設定されている(St07)。
そしてこの走行モータM1の回転で切断刃ユニット20を切断線に沿って断裁方向に移動する。この切断開始時には低速で断裁刃ユニット20を断裁方向に移動する(St11)。
この断裁刃ユニット20の低速度切断にかかわる時間はシート束Sの切断開始時にスムーズな切断が可能な切断長さであって予め実験値から最適時間に設定してある。同様に切断速度の高速度値も効率的な切断と切断品位から予め設定してある。
そして、断裁刃ユニット20がシート束Sの切断終了端を過ぎった後(St14)に断裁刃を所定量オーバーランさせて停止させる(St15)。
次いで制御手段は走行モータM1を逆回転させ(St18)切断刃ユニット20を後退動作(スイッチバック走行)させる(St19)。そして、切断刃ユニット20が紙載台3上のシート束Sの切断終了端まで後退動して戻った後(St20)に走行モータM1を停止させる(St21)。この切断刃ユニット20のスイッチバック動作については後述する。
そして走行モータM1を停止させた後、モータM1を正転させ切断刃ユニット20を待機位置に戻し、走行モータM1を停止させる(St22〜St24)。
次いでガイド面7が第3の位置p3で切断紙を落下させたのちに前述のシフトカム32がガイドプレート9を、初期の待機位置(第1の位置p1)に復帰させる(St29)。この動作で一連の切断動作を終了する。
M1 走行モータ
M2 シフトモータ
p1 第1の位置
p2 第2の位置
p3 第3の位置
1 装置フレーム
1a 左側枠フレーム
1b 右側枠フレーム
1c 上部ベースフレーム
1d 下部ベースフレーム
2 支持面(紙載面)
3 紙載台
5 支持ロッド
6 搬送ガイド手段
7 ガイド面
8 揺動回転軸
9 搬送ガイド部材(ガイドプレート)
10 シート押さえ手段
11 加圧プレート
11x 加圧面
12 駆動回転軸
13 プレス動作駆動手段
14 ネジ歯車
15 タイミングベルト
18 上部ガイド部材(第1走行ガイド)ガイドロッド
20 断裁手段(切断刃ユニット)
21 第1切断刃(上刃)
22 第2切断刃(下刃)
23 上刃ホルダ部材(第1ホルダ部材)
24 下刃ホルダ部材
25 ビス
26 板バネ
27 回転軸
28 下部ガイド部材(第2走行ガイド)(ガイドレール)
30 弾性部材(スプリング)
31 シフト手段
Claims (12)
- 切断するシート束を支持する支持面と、
前記支持面にシート束を押圧するシート押圧手段と、
前記支持面上のシート束を所定の切断線に沿って断裁する断裁刃と、
前記切断刃を切断線方向に走行させる駆動手段と、
を備え、
前記断裁刃は、
刃先が交差する第1切断刃と第2切断刃で、
構成され、
前記第1切断刃と第2切断刃とは、
一方は、非円形状の刃先を有する平板刃で、
他方は、略円形状の刃先を有する回転刃で、
構成され、
前記回転刃は、
前記平板刃と一体的に前記切断線に沿って走行移動すると共に、
走行方向と反対方向に回転または揺動可能であることを特徴とするシート断裁装置。 - 前記平板刃と回転刃とは、互いに連結された状態で前記駆動手段によって切断線方向に走行移動すると共に、
前記回転刃は走行方向と反対方向に回転可能に連結されていることを特徴とする請求項1に記載のシート断裁装置。 - 前記回転刃は、前記切断線方向に走行移動する際にシート束の切断端面との間の摩擦力で走行方向と反対方向に回転する回転軸を有していることを特徴とする請求項2に記載のシート断裁装置。
- 前記回転刃は、前記切断線方向に走行移動する際に走行方向と反対方向に回転する駆動力を受ける手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載のシート断裁装置。
- 前記平板刃には、
往復動する双方向でシートを断裁するように往方向の刃先と、復方向の刃先が設けられ、
前記回転刃は、
前記往方向の刃先と交差する第1の回転刃と、
前記復方向の刃先と交差する第2の回転刃と、
で構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のシート断裁装置。 - 前記支持面を有する装置フレームには、
前記支持面を介して上下に第1走行ガイドと第2走行ガイドが配置され、
前記第1切断刃は、前記第1走行ガイドに案内される第1ホルダ部材に、
前記第2切断刃は、前記第2走行ガイドに案内される第2ホルダ部材に、
取り付けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のシート断裁装置。 - 前記第1切断刃と第2切断刃とは、
一方が他方より剛性が高くなるように構成され、
前記支持面上のシート束の厚さ方向において、
高い剛性の切断刃の刃先長さが長く、
低い剛性の切断刃の刃先長さが短く、
設定されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のシート断裁装置。 - 前記切断線方向に走行させる駆動手段は、
前記剛性の高い切断刃のホルダ部材に連結されていること特徴とする請求項7に記載のシート断裁装置。 - 前記第1切断刃と第2切断刃とは、
第1切断刃の剛性が第2切断刃の剛性より高くなるように設定され、
ていることを特徴とする請求項7または8に記載のシート断裁装置。 - 前記第1切断刃と第2切断刃とは、
第2切断刃が第1切断刃よりシート束の切断端面に接近した重なり状態で連結されていると共に、
第2切断刃は第1切断刃より刃厚さが薄く形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のシート断裁装置。 - 前記切断線方向に走行させる駆動手段は、
前記第1切断刃を支持する第1ホルダ部材に連結されていること特徴とする請求項10に記載の断裁装置 - 前記第1切断刃と第2切断刃とは、前記支持面に対し、
前記第1切断刃がシート束を切断する刃先長さが長く、
前記第2切断刃がシート束を切断する刃先長さが短く、
なる高さ位置に配置されていることを特徴とする請求項10または11に記載のシート断裁装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013262107A JP6294654B2 (ja) | 2013-12-19 | 2013-12-19 | シート断裁装置 |
US14/575,470 US9358695B2 (en) | 2013-12-19 | 2014-12-18 | Trimmer apparatus |
US14/575,380 US9511503B2 (en) | 2013-12-19 | 2014-12-18 | Trimmer apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013262107A JP6294654B2 (ja) | 2013-12-19 | 2013-12-19 | シート断裁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015116641A true JP2015116641A (ja) | 2015-06-25 |
JP6294654B2 JP6294654B2 (ja) | 2018-03-14 |
Family
ID=53529862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013262107A Active JP6294654B2 (ja) | 2013-12-19 | 2013-12-19 | シート断裁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6294654B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018039077A (ja) * | 2016-09-07 | 2018-03-15 | 株式会社セーコウ | カッターユニット、シート断裁装置、シート処理装置及び画像形成装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08174472A (ja) * | 1994-12-20 | 1996-07-09 | Nec Eng Ltd | カッター機構 |
JPH09193083A (ja) * | 1996-01-24 | 1997-07-29 | Onishi Raito Kogyosho:Kk | シート材の切断装置 |
JP2002307377A (ja) * | 2001-04-17 | 2002-10-23 | Nagano Fujitsu Component Kk | ロール紙カッタ |
JP2008142816A (ja) * | 2006-12-07 | 2008-06-26 | Seiko:Kk | 紙葉束断裁方法及び紙葉束断裁装置、製本装置並びに画像形成装置 |
-
2013
- 2013-12-19 JP JP2013262107A patent/JP6294654B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08174472A (ja) * | 1994-12-20 | 1996-07-09 | Nec Eng Ltd | カッター機構 |
JPH09193083A (ja) * | 1996-01-24 | 1997-07-29 | Onishi Raito Kogyosho:Kk | シート材の切断装置 |
JP2002307377A (ja) * | 2001-04-17 | 2002-10-23 | Nagano Fujitsu Component Kk | ロール紙カッタ |
JP2008142816A (ja) * | 2006-12-07 | 2008-06-26 | Seiko:Kk | 紙葉束断裁方法及び紙葉束断裁装置、製本装置並びに画像形成装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018039077A (ja) * | 2016-09-07 | 2018-03-15 | 株式会社セーコウ | カッターユニット、シート断裁装置、シート処理装置及び画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6294654B2 (ja) | 2018-03-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI335263B (en) | Sawing apparatus and process for cutting rolls of web material | |
US7669540B2 (en) | Soft goods slitter and feed system for quilting | |
US7673575B2 (en) | Soft goods slitter and feed system for quilting | |
EP0188822A1 (en) | Cutting method and apparatus for tape laying machines | |
JP6294654B2 (ja) | シート断裁装置 | |
JP6389672B2 (ja) | シートトリミング装置 | |
JP2014131828A (ja) | シート類断裁装置及び後処理装置 | |
CN106863445A (zh) | 上下切菜装置 | |
JP2010247251A (ja) | 紙葉類断裁装置及びこれを用いたフィニッシャ装置 | |
JP5080684B1 (ja) | 耳落とし装置 | |
JP5562896B2 (ja) | 紙断裁装置 | |
JP5528889B2 (ja) | 用紙折り型形成機構 | |
JP5163189B2 (ja) | 紙断裁装置 | |
CN211073702U (zh) | 一种胡萝卜切料装置 | |
JP4906592B2 (ja) | 食パン切断装置 | |
JP2014213407A (ja) | 切断刃ユニット及びこれを用いた紙葉類切断装置 | |
JPH11347988A (ja) | ロータリカットオフ装置およびその方法 | |
CN219190381U (zh) | 一种裁切接料装置 | |
US9914236B2 (en) | Cutting system and anvil strip mounting apparatus and method | |
CN114670460B (zh) | 送纸单元、裁切单元以及单张塑封装置 | |
WO2018171039A1 (zh) | 吸管分切投放机 | |
JP6106020B2 (ja) | シート切断装置、シート処理装置及び画像形成システム | |
JP2002326186A (ja) | 積層シート材のトリミングカッタ | |
JP6084106B2 (ja) | シート切断装置、シート処理装置及び画像形成システム | |
JP2014233803A (ja) | シート束断裁装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161031 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170810 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170830 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20171026 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180118 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6294654 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |