JP2015115381A - 半導体装置 - Google Patents

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Hiromi Sasaoka
弘実 笹岡
裕 鯨井
Yutaka Kujirai
裕 鯨井
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Abstract

【課題】安定した特性を有し、かつ、微細化によるチップサイズの縮小にも有利な可変抵抗素子を備える半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置1は、共通ソースプレートSPと、複数のローカルビット線LBLと、複数のローカルビット線LBL及び共通ソースプレートSPの間に設けられ、それぞれが、共通ソースプレートSPと接続される可変抵抗素子VR、及び、複数のビット線LBLのうちの対応する1本のビット線LBLと前記可変抵抗素子VRとの間に設けられるスイッチング素子を含む複数のメモリセルとを備え、複数のメモリセルそれぞれに含まれる可変抵抗素子VRは、複数のメモリセルに共通な1枚の板状の可変抵抗膜20によって構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置に関し、特に、電圧の印加による電気抵抗の変化を利用して情報を記憶するように構成された半導体装置に関する。
ReRAM(Resistance Random Access Memory)は、電圧の印加方向によって電気抵抗が変化する性質を有する可変抵抗素子を、情報記憶素子として利用する半導体装置である。特許文献1,2には、このような半導体装置の例が開示されている。
また、特許文献3には、半導体基板の表面に縦型のトランジスタを形成する技術が開示されている(特許文献3の[0090]段落〜[0100]段落を参照)。
特開2009−71304号公報 特開2013−196720号公報 特開2009−164589号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載される半導体装置には、可変抵抗素子の特性を安定させることが難しいという問題がある。以下、詳しく説明する。
まず特許文献2に記載の半導体装置は、その図6に示されるように、メモリセルごとに分割された可変抵抗膜(セル抵抗変化材料CM。以下、「分割可変抵抗膜」という)によって可変抵抗素子が構成され、さらに、分割可変抵抗膜の上面にコンタクト導体(コンタクトC(CM−M1))が接続された構造を有している。明示されていることではないが、分割可変抵抗膜を形成する際には全面に可変抵抗膜を成膜した後にパターニングが行われるものと考えられ、可変抵抗素子は、このパターニングによってその縁部にダメージを被るものと考えられる。また、分割可変抵抗膜の上面にコンタクト導体を形成する際には、これも明示されていることではないが、分割可変抵抗膜の上面を覆う層間絶縁膜にコンタクトホールを形成する必要があると考えられ、可変抵抗素子は、そのための層間絶縁膜のエッチングによって、その上面にダメージを被るものと考えられる。このように、特許文献2の構成では、製造工程において、可変抵抗素子の縁部及び上面にダメージが加わる。この種のダメージは大きさを制御できるようなものではないため、特許文献2に記載の半導体装置では、可変抵抗素子の特性がバラつくことになる。
なお、可変抵抗素子の縁部へのダメージについては、分割可変抵抗膜の面積を大きくすることができれば、特性への影響を軽減することも不可能ではない。実際、特許文献2の図6でも、分割可変抵抗膜の面積が、コンタクト導体の断面積よりも広く取られている。しかしながら、このように分割可変抵抗膜の面積を広く取ることは、微細化の観点からはデメリットとなる。
次に特許文献1に記載の半導体装置は、その図1に示されるように、1つのコンタクトホール(コンタクトホール115)内に、下側から順に、下部電極(下部電極120)と、可変抵抗素子を構成する可変抵抗膜(可変抵抗酸化膜130)とが積層された構造を有している。このような構造を実現するために、特許文献1に記載の半導体装置の製造工程では、まずコンタクトホールを形成した後、全面に下部電極となる導電性材料を成膜してコンタクトホールの下部のみに残るようエッチングを行い、さらに全面に可変抵抗膜を成膜して、コンタクトホールの下部に残る下部電極の上面にのみ残るよう、この可変抵抗膜をエッチングすることになるものと考えられる。このような製造工程では、下部電極の上面の平坦性確保が難しいために、下部電極の上面に形成される可変抵抗膜の膜厚のバラつきが大きくなる。また、可変抵抗膜のエッチングは、可変抵抗素子に直接のダメージを与える。このように、可変抵抗膜の膜厚がバラつき、また、エッチングによるダメージも加わるために、特許文献1に記載の半導体装置でも、可変抵抗素子の特性がバラつくことになる。
したがって、安定した特性を有し、かつ、微細化によるチップサイズの縮小にも有利な可変抵抗素子を備える半導体装置が求められている。
本発明の一側面による半導体装置は、共通ソースプレートと、複数のビット線と、前記複数のビット線及び前記共通ソースプレートの間に設けられ、それぞれが、前記共通ソースプレートと接続される可変抵抗素子、及び、前記複数のビット線のうちの対応する1本のビット線と前記可変抵抗素子との間に設けられるスイッチング素子を含む複数のメモリセルとを備え、前記複数のメモリセルそれぞれに含まれる前記可変抵抗素子は、前記複数のメモリセルに共通な1枚の板状の可変抵抗膜によって構成されることを特徴とする。
本発明の他の一側面による半導体装置は、第1の共通ソースプレートと、それぞれ第1の方向に延在する第1及び第2のビット線と、前記第1のビット線及び前記第1の共通ソースプレートの間に設けられ、前記第1の共通ソースプレートと接続される第1の可変抵抗素子、及び、前記第1のビット線と前記第1の可変抵抗素子との間に設けられる第1のセルトランジスタを含む第1のメモリセルと、前記第2のビット線及び前記第1の共通ソースプレートの間に設けられ、前記第1の共通ソースプレートと接続される第3の可変抵抗素子、及び、前記第2のビット線と前記第3の可変抵抗素子との間に設けられる第3のセルトランジスタを含む第3のメモリセルとを備え、前記第1及び第3の可変抵抗素子は、前記第1及び第3のメモリセルに共通な1枚の板状の可変抵抗膜である第1の可変抵抗膜によって構成されることを特徴とする。
本発明によれば、複数のメモリセルそれぞれに含まれる可変抵抗素子が、これら複数のメモリセルに共通な1枚の板状の可変抵抗膜によって構成されるので、安定した特性を有し、かつ、微細化によるチップサイズの縮小にも有利な可変抵抗素子を備える半導体装置を得ることが可能になる。また、スイッチング素子と共通ソースプレートの間に可変抵抗膜を設けているので、本発明によれば、可変抵抗膜をメモリセルごとのみならずビット線ごとにも分割する必要がなく、したがって、可変抵抗素子の特性をさらに安定させることが可能となる。
本発明の好ましい第1の実施の形態による半導体装置1の立体的な構成を示す模式図である。 (a)は、図1に示した半導体装置1をビット線(拡散層4)に沿って切断した場合の断面図であり、(b)は、図1に示した半導体装置1をセルトランジスタを含む領域でワード線(導電体6)に沿って切断した場合の断面図であり、(c)は、図1に示した半導体装置1をビット線接続トランジスタを含む領域でワード線(導電体6)に沿って切断した場合の断面図である。 図1に示した半導体装置1の回路構成を示す図である。 図1に示した半導体装置1の製造工程を示す図であり、(a)〜(c)はそれぞれ図2(a)〜(c)に対応している。 図1に示した半導体装置1の製造工程を示す図であり、(a)〜(c)はそれぞれ図2(a)〜(c)に対応している。 図1に示した半導体装置1の製造工程を示す図であり、(a)〜(c)はそれぞれ図2(a)〜(c)に対応している。 図1に示した半導体装置1の第1の変形例を示す図であり、(a)〜(c)はそれぞれ図2(a)〜(c)に対応している。 図1に示した半導体装置1の第2の変形例を示す図であり、(a)〜(c)はそれぞれ図2(a)〜(c)に対応している。 本発明の好ましい第2の実施の形態による半導体装置1の立体的な構成を示す模式図である。 図9に示した半導体装置1の回路構成を示す図である。 本発明の好ましい第3の実施の形態による半導体装置1の立体的な構成を示す模式図である。 図11に示した半導体装置1の回路構成を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
本発明の好ましい第1の実施の形態による半導体装置1はReRAMであり、図1及び図2(a)〜(c)に示すように、半導体基板2(シリコン基板)と、半導体基板2の主面な設けられた凹部2aの底面に立設された複数の壁状半導体ピラー3と、それぞれ各壁状半導体ピラー3の上部に形成されてローカルビット線LBLを構成する拡散層4と、1つの拡散層4につき複数個ずつ設けられ、それぞれ対応する拡散層4の上面に接して配置された複数の柱状半導体ピラー5と、各柱状半導体ピラー5の上面に形成された拡散層12と、拡散層12の上方に配置された板状の可変抵抗膜20と、可変抵抗膜20を覆うように形成された3枚の板状の導電膜21〜23によって構成される共通ソースプレートSPと、共通ソースプレートSPの上面及び側面並びに可変抵抗膜20の側面を覆う保護膜24と、保護膜24の上面に接して形成されてグローバルビット線GBLを構成する導電体35と、複数の柱状半導体ピラー5の間の領域に配置されてワード線WL又は電位供給線Vonを構成する導電体6とを備えて構成される。
なお、図1及び図2(a)〜(c)では、シリコン酸化膜によって構成される層間絶縁膜に相当する部分の図示を省略している。つまり、実際の半導体装置では、図1及び図2(a)〜(c)に示した空隙の部分にシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜が充填される。
各半導体ピラー3は、半導体基板2の主面に凹部2aを設ける際、半導体ピラー3に相当する領域を残すことによって形成されるもので、それぞれx方向(第1の方向)に延在するように形成され、かつ、y方向(x方向と交差する方向。第2の方向)に等間隔で配置される。
拡散層4は、各半導体ピラー3の上部に不純物をイオン注入することによって形成される不純物拡散層であり、半導体ピラー3と同様、x方向に延在するように形成され、かつ、y方向に等間隔で配置される。各半導体ピラー3の上部に形成された拡散層4は互いに電気的に独立しており、それぞれがローカルビット線LBLを構成する。
各半導体ピラー5は、拡散層4の上面にシリコンを選択エピタキシャル成長させることによって形成されるもので、対応する半導体ピラー3の上面に等間隔で配置される。これにより、各半導体ピラー3の上面に形成される複数の半導体ピラー5は、平面的に見ると、x方向及びy方向に等間隔で配置されたマトリクスを構成している。複数の半導体ピラー5のうちx方向における特定の位置に形成される半導体ピラー5は、全体に不純物がイオン注入されることにより、拡散層11とされている。その他の半導体ピラー5には、そのような不純物のイオン注入はなされていない。
拡散層12は、半導体ピラー5の上面にポリシリコン層を形成し、その内部に不純物をイオン注入することによって形成されるもので、半導体ピラー5ごとに形成される。
各拡散層12の上面には、柱状のコンタクト導体15が形成される。コンタクト導体15は、拡散層12の上層に形成されるシリコン窒化膜13、その上に形成される図示しない層間絶縁膜、及び、さらにその上に形成されるシリコン窒化膜14を貫通する窒化チタン膜によって構成される。コンタクト導体15は拡散層12ごとに形成されており、その底面は、対応する拡散層12の上面と直接接触している。
導電体6は、複数の半導体ピラー5の間の領域に埋め込まれた窒化チタン膜であり、それぞれy方向に延在するように形成される。x方向に隣接する2本の半導体ピラー5の間には2本の導電体6が形成され、そのうち一方の導電体6は一方の半導体ピラー5と図示しないゲート絶縁膜を挟んで対向するように配置され、他方の導電体6は他方の半導体ピラー5と図示しないゲート絶縁膜を挟んで対向するように配置される。したがって、1つの半導体ピラー5に着目すると、x方向の両側に、図示しないゲート絶縁膜を介して導電体6が配置されることになる。
各導電体6は、y方向の端部で、図2(c)に示すコンタクト導体31に接続される。このコンタクト導体31は、半導体ピラー5のy方向の列ごとに設けられており、対応する各半導体ピラー5の両側に配置される2本の導電体6の両方と接続される。したがって、1本の半導体ピラー5の両側に配置される2本の導電体6は、電気的に互いに短絡されて1本の配線を構成する。各コンタクト導体31は、図2(c)に示すように、シリコン窒化膜14の下面に沿って形成される配線33に接続されており、この配線33はさらに、コンタクト導体36を介して図示しない上層配線に接続されるとともに、コンタクト導体30を介して半導体基板2に接続される。このうちコンタクト導体36を介して接続される上層配線は、ReRAMの周辺回路を構成する図示しない制御回路に接続される。
各導電体6のうち、拡散層11とされていない半導体ピラー5の両側に配置されるものは、図1に示すように、ワード線WLを構成する。これにより、拡散層11とされていない半導体ピラー5には、ワード線WLをゲート電極とし、対応する拡散層4(ローカルビット線LBL)及び対応する拡散層12をソース/ドレインの一方及び他方とするトランジスタ(セルトランジスタ)が形成される。
一方、各導電体6のうち、拡散層11とされている半導体ピラー5の両側に配置されるものは、図1に示すように、電位供給線Vonを構成する。これにより、拡散層11とされている半導体ピラー5にも、電位供給線Vonをゲート電極とするトランジスタ様の構造が形成されるが、拡散層11が導体であることから、この構造はトランジスタとしての機能を有しない。したがって、電位供給線Vonは、特定の役割を有しないダミー配線である。
可変抵抗膜20は、メモリセルの可変抵抗素子VRとして機能するもので、特定の金属材料の酸化物あるいは酸窒化物により構成される。特定の金属材料の具体的な例としては、Al,Hf,Ni,Co,Ta,Zr,W,Ti,Cu,V,Zn,Nbなどが挙げられる。中でも、Hfの酸化物を可変抵抗膜20として用いることが好適である。可変抵抗膜20の下面は、メモリセルの下部電極に相当するコンタクト導体15を介して、各セルトランジスタの拡散層12と電気的に接続される。
共通ソースプレートSPは、メモリセルの上部電極に相当する構成であり、タンタル膜である導電膜21と、窒化チタン膜である導電膜22と、タングステン膜である導電膜23とが、下から順に積層された構造を有している。導電膜21〜23はそれぞれ、可変抵抗膜20と同じ平面形状を有する板状に形成される。導電膜21は可変抵抗膜20を覆うように形成されており、下面の全体で可変抵抗膜20の上面の全体と接触している。共通ソースプレートSPは、図2(c)に示すようにy方向の端部でコンタクト導体38に接続されており、このコンタクト導体38を介して、ReRAMの周辺回路を構成する図示しない制御回路に接続される。
ここで、共通ソースプレートSP及び可変抵抗膜20は複数のメモリセルに共通となっているが、各メモリセルは互いに独立して動作することが可能となっている。具体的に説明すると、まず共通ソースプレートSPについては、詳しくは後述するようにもとより複数のメモリセルのすべてに共通の電位を与えるためのものであるから、そもそも複数のメモリセルに共通に設けられる性質のものである。一方、可変抵抗膜20については、各メモリセルが独立してデータを記憶できるようにするためには、メモリセルごとに可変抵抗膜20の状態を制御できなければならない。その点、半導体装置1では、各メモリセルの間隔(特に、可変抵抗膜20との接触面におけるコンタクト導体15の間隔)を十分に空けており、これにより、可変抵抗膜20のうち各コンタクト導体15との接触面の近傍領域が、個々のメモリセルの可変抵抗素子VRとして互いに独立に機能するようになっている。このようなコンタクト導体15の間隔として具体的には、10nm以上を確保することが好適である。
保護膜24は、共通ソースプレートSPの上面及び側面並びに可変抵抗膜20の側面を覆うように形成されたシリコン窒化膜によって構成される。保護膜24は、グローバルビット線GBLを構成する導電体35と、共通ソースプレートSP及び可変抵抗膜20との絶縁を確保する役割を果たす。
導電体35は、図示しない層間絶縁膜に溝を形成し、その内表面に窒化チタン膜を薄く形成した後、厚いタングステン膜で溝を埋めることによって形成される積層導電膜である。半導体装置1には、図1に示すように、それぞれx方向に延在する複数の導電体35が形成される。各導電体35はy方向に等間隔で配置されており、それぞれがグローバルビット線GBLを構成する。各ローカルビット線LBLは、それぞれいずれか1本の導電体35に対応しており、対応する導電体35と上述した拡散層11を介して接続される。具体的に説明すると、導電体35の下面には下方に突出した突出部35bが形成されており、この突出部35bは、拡散層11に対応するコンタクト導体15と接触している。これにより、各ローカルビット線LBLは、拡散層11,12及びコンタクト導体15を介して、対応するグローバルビット線GBLに接続される。
なお、本実施の形態では、ローカルビット線LBLが比較的抵抗及び寄生容量の大きい拡散層4によって構成されていることから、グローバルビット線GBLには、抵抗及び寄生容量が比較的小さい材料を用いることが好適である。上記の窒化チタン膜及びタングステン膜はそのような材料の一例である。他に、アルミニウム膜や銅膜なども、グローバルビット線GBLとして好適に用いることができる。
各導電体35は、図2(a)に示すように、下面のうちy方向の端部に相当する領域から下方に突出する突出部35aを介して、シリコン窒化膜14の下面に沿って形成される配線34に接続されている。この配線34はさらに、コンタクト導体37を介して図示しない上層配線に接続されるとともに、コンタクト導体32を介して半導体基板2に接続される。このうちコンタクト導体37を介して接続される上層配線は、ReRAMの周辺回路を構成する図示しない制御回路に接続される。
以上説明した各構成により、半導体装置1には、図3に示すような回路が形成される。なお、同図において符号の末尾に下付文字で示した数字は、個々の構成を区別するために付しているものであり、以下の説明では、個々の構成を区別する必要がある場合に限り、同様の下付文字を付す。また、同図において符号の右肩に付したアポストロフィーは、1本の半導体ピラー5の両側に形成される2本の導電体6のうちの一方に対応する構成を示している。
以下、図3を参照しながら半導体装置1の回路構成について具体的に説明すると、半導体装置1では、複数のローカルビット線LBLと、それぞれ複数のワード線WL及び電位供給線Vonとが交差するように配置されており、ワード線WLとローカルビット線LBLの交点にはセルトランジスタCTが、電位供給線Vonとローカルビット線LBLの交点には階層トランジスタDTが、それぞれ配置される。
階層トランジスタDTは、電位供給線Vonをゲート電極とするトランジスタである。本実施の形態における階層トランジスタDTは、上述したように、構造としてはトランジスタであるがトランジスタとしての機能は有しておらず、常時導通状態となっている。各ローカルビット線LBLは、それぞれに接続される複数の階層トランジスタDTを介して、対応するグローバルビット線GBLに接続される。
セルトランジスタCTは、ワード線WLをゲート電極とするトランジスタ(スイッチング素子)である。セルトランジスタCTの一端は対応するローカルビット線LBLに接続され、他端は、可変抵抗素子VRを介して共通ソースプレートSPに接続される。セルトランジスタCTと対応する可変抵抗素子VRとは、1つのメモリセルMCを構成する。なお、可変抵抗素子VRは、図1に示したように複数のメモリセルMCに共通な1枚の可変抵抗膜20によって構成されるが、上述したように、可変抵抗膜20のうち各コンタクト導体15との接触面の近傍領域が、個々のメモリセルMCの可変抵抗素子VRとして機能する。
以上の構成を図3の例に即してより具体的に説明すると、半導体装置1は、共通ソースプレートSP(第1の共通ソースプレート)と、それぞれx方向に延在する複数のローカルビット線LBL,LBL(第1及び第2のビット線)と、それぞれx方向に延在する複数のグローバルビット線GBL,GBL(第1及び第2のグローバルビット線)と、それぞれy方向に延在する複数のワード線WL,WL(第1及び第2のワード線)と、それぞれy方向に延在する複数の電位供給線Von,Vonとを備えて構成される。
ローカルビット線LBLと共通ソースプレートSPの間には、共通ソースプレートSPと接続される可変抵抗素子VR(第1の可変抵抗素子)と、ローカルビット線LBLと可変抵抗素子VRとの間に設けられるセルトランジスタCT(第1のセルトランジスタ)とを含むメモリセルMC(第1のメモリセル)が設けられる。同様に、ローカルビット線LBLと共通ソースプレートSPの間には、共通ソースプレートSPと接続される可変抵抗素子VR(第2の可変抵抗素子)と、ローカルビット線LBLと可変抵抗素子VRとの間に設けられるセルトランジスタCT(第2のセルトランジスタ)とを含むメモリセルMC(第2のメモリセル)も設けられる。
また、ローカルビット線LBLと共通ソースプレートSPの間には、共通ソースプレートSPと接続される可変抵抗素子VR(第3の可変抵抗素子)と、ローカルビット線LBLと可変抵抗素子VRとの間に設けられるセルトランジスタCT(第3のセルトランジスタ)とを含むメモリセルMC(第3のメモリセル)が設けられる。同様に、ローカルビット線LBLと共通ソースプレートSPの間には、共通ソースプレートSPと接続される可変抵抗素子VR(第4の可変抵抗素子)と、ローカルビット線LBLと可変抵抗素子VRとの間に設けられるセルトランジスタCT(第4のセルトランジスタ)とを含むメモリセルMC(第4のメモリセル)も設けられる。
可変抵抗素子VR〜VRは、メモリセルMC〜MCに共通な1枚の板状の可変抵抗膜20(図1を参照。第1の可変抵抗膜)によって構成される。また、共通ソースプレートSPは、図1に示したように、この可変抵抗膜20の上面を覆うように形成された板状の導電膜21〜23によって構成される。
ワード線WLはセルトランジスタCT,CTのゲート電極を構成し、ワード線WLはセルトランジスタCT,CTのゲート電極を構成する。これらワード線WL,WLは、図1に示したように、垂直方向(半導体基板2の主面の法線方向)に見てローカルビット線LBL,LBLと可変抵抗膜20の間に配置される。
グローバルビット線GBLは、1又は複数の階層トランジスタDT(第1の階層トランジスタ)により、対応するローカルビット線LBLと接続される。また、グローバルビット線GBLは、1又は複数の階層トランジスタDT(第2の階層トランジスタ)により、対応するローカルビット線LBLと接続される。これら階層トランジスタDT,DTは、図1に示したように、セルトランジスタCT〜CTと垂直方向に見て同じ位置に形成される。
次に、半導体装置1の動作について説明する。可変抵抗素子VRは、順方向に電流を流すと、つまりローカルビット線LBLから共通ソースプレートSPに向けて電流を流すと低抵抗化し、逆方向に電流を流すと、つまり共通ソースプレートSPからローカルビット線LBLに向けて電流を流すと高抵抗化する特性を有している。ただし、可変抵抗素子VRの抵抗状態を変化させるためには、可変抵抗素子VRの両端にある程度以上の電位差を与える必要がある。逆に言えば、可変抵抗素子VRは、両端にある程度以上の電位差を与えない限り、抵抗状態が変わらないという特性も有している。可変抵抗素子VRが低抵抗化した状態は「セット状態」と呼ばれ、例えば論理値「1」が割り当てられる。逆に、可変抵抗素子VRが高抵抗化した状態は「リセット状態」と呼ばれ、例えば論理値「0」が割り当てられる。
可変抵抗素子VRにデータを書き込む動作(ライト動作)は、可変抵抗素子VRをリセット状態からセット状態(0→1)に遷移させる「セットライト動作」と、可変抵抗素子VRをセット状態からリセット状態(1→0)に遷移させる「リセットライト動作」とを含んで構成される。これらの動作は、上述した制御回路が、外部のコントローラから供給されるコマンド信号、アドレス信号、及びライトデータに基づき、ローカルビット線LBL、共通ソースプレートSP、及びワード線WLの電位を制御することによって行う。具体的に説明すると、まずセットライト動作では、対応するローカルビット線LBLに高電位、共通ソースプレートSPに低電位をそれぞれ与え、さらに、対応するワード線WLを活性化する。これにより可変抵抗素子VRに順方向の電流が流れ、可変抵抗素子VRが低抵抗化する(セット状態となる)。一方、リセットライト動作では、対応するローカルビット線LBLに低電位、共通ソースプレートSPに高電位をそれぞれ与え、さらに、対応するワード線WLを活性化する。これにより可変抵抗素子VRに逆方向の電流が流れ、可変抵抗素子VRが高抵抗化する(リセット状態となる)。
一方、可変抵抗素子VRに書き込まれたデータを読み出す動作(リード動作)は、上述した制御回路が、外部のコントローラから供給されるコマンド信号及びアドレス信号に基づき、セットライト動作と同様、対応するローカルビット線LBLに高電位を、共通ソースプレートSPに低電位をそれぞれ与え、さらに、対応するワード線WLを活性化することによって行われる。ただし、リード動作においては、リード対象となる可変抵抗素子VRがセットライト(低抵抗化)されないよう、ローカルビット線LBLと共通ソースプレートSPの間の電位差がセットライト動作時に比べて小さく設定される。図示しない制御回路は、上述した電位制御を所定時間にわたって維持した後のグローバルビット線GBLの電位を判定することにより、可変抵抗素子VRの状態がセット状態であったか、リセット状態であったかを判定する。そして、その判定の結果を示すリードデータを、図示しないデータ入出力端子を介して、外部のコントローラに出力する。
以上説明したように、本実施の形態による半導体装置1によれば、複数のメモリセルMCそれぞれに含まれる可変抵抗素子VRが、これら複数のメモリセルMCに共通な1枚の板状の可変抵抗膜20によって構成される。これにより、半導体装置1の製造工程で可変抵抗膜をメモリセルMCごとに分離する必要がなくなり、可変抵抗膜のエッチングは、複数のメモリセルに共通な一枚の大きな板の各辺に相当する部分だけに行えばよいことになるので、可変抵抗膜20のうち特に可変抵抗素子VRとして機能する領域及びその近傍領域(コンタクト導体15との接触領域及びその近傍領域)を、エッチングのダメージから守ることが可能となっている。また、可変抵抗膜をメモリセルMCごとに分離しないので、特許文献2の例のように、分割可変抵抗膜の面積を大きくすることによって、可変抵抗素子の縁部へのダメージの軽減を図る必要もない。したがって、安定した特性を有し、かつ、微細化によるチップサイズの縮小にも有利な可変抵抗素子VRを備える半導体装置を得ることが可能となっている。
また、半導体装置1では、共通ソースプレートSPが可変抵抗膜20と同じ平面形状を有する導電膜21〜23によって構成されているので、特許文献2の例のように、上部電極形成時のエッチングの影響が可変抵抗膜の上面に及ぶこともない。したがって、この点からも、可変抵抗膜20をエッチングのダメージから守ることが可能となっている。
なお、半導体装置1においては可変抵抗素子VRをセルトランジスタCTと共通ソースプレートSPの間に設けているが、これは、可変抵抗素子VRをローカルビット線LBLごとに分離する工程を省き、それによって可変抵抗膜20をエッチングのダメージから守るための構成である。すなわち、仮に可変抵抗素子VRをセルトランジスタCTとローカルビット線LBLの間に設けるとすると、可変抵抗素子VRをローカルビット線LBLごとに分離する必要が生ずる。これでは、可変抵抗膜20をエッチングのダメージから守るという本発明の効果が、少なくともy方向(複数のローカルビット線LBLが列をなす方向)には得られないことになってしまう。一方、共通ソースプレートSPの電位は複数のメモリセルMC間で同一であるため、可変抵抗素子VRをセルトランジスタCTと共通ソースプレートSPの間に設ける場合には、図1にも示したように、可変抵抗素子VRをローカルビット線LBLごとに分離する必要はなくなる。したがって、y方向にも可変抵抗膜20をエッチングのダメージから守ることが可能になるので、半導体装置1では、可変抵抗素子VRをセルトランジスタCTと共通ソースプレートSPの間に設けている。
次に、半導体装置1の製造方法について、図4〜図6を参照しながら説明する。
まず初めに、半導体基板2の主面をシリコン酸化膜(不図示)で覆った後、その上面に、凹部2a内に相当する領域のうち柱状半導体ピラー5が形成されない領域を露出させる開口部を有するハードマスク膜(不図示)を設ける。そして、このハードマスク膜をマスクとして、半導体基板2の主面を半導体ピラー3の上面の高さまでエッチングする。これにより、複数の柱状半導体ピラー5が形成される。その後、上記開口部を通じて、半導体基板2内に不純物をイオン注入する。なお、ここで注入するイオンはAsであることが好ましく、注入条件は10KeV、1×1015/cmとすることが好ましい。これにより、拡散層4が形成される。
続いて、上記開口部を埋める膜厚でシリコン酸化膜を成膜し、平坦化する。そして、ローカルビット線LBLのパターンで、半導体ピラー3の下面の高さまでパターニングを行う。これにより、図4(b)に示すように、それぞれの上部にローカルビット線LBLが形成された複数の半導体ピラー3が形成される。
次に、前工程にて形成した開口部内にワード線WLを形成していく。まず開口部の底部にシリコン酸化膜を埋設し、下のローカルビット線LBLとのショートを防ぐ。開口部の内側面に成膜したシリコン酸化膜は、ウエットエッチングにて除去しておく。次に、半導体ピラー5の側面を酸化しゲート絶縁膜を形成する。続いて、側面を覆うサイドウォール状の導電体6(ワード線WL又は電位供給線Von)を形成する。具体的には、導電体6の元となる導電体を全面に成膜した後、エッチバックにより側面にのみこの導電体を残すことによって、導電体6を形成する。この後、全面にシリコン酸化膜(不図示)を形成し、半導体ピラー5の上面で平坦化する。
次に図5に示すように、ピラー上部に注入を行なう工程へと進むが、その前に、ここまでのピラーを形成するためにピラー最上面は酸化膜又は窒化膜で覆われているので、まずそれらの除去を行う。その後、図5に示すように、フォトレジスト10を成膜し、上述した階層トランジスタDTを構成することになる半導体ピラー5の形成領域を露出させる開口部10aを設ける。そして、この開口部10aを通じて不純物のイオン注入を行うことにより、階層トランジスタDTを構成することになる半導体ピラー5の全体を、導電体である拡散層11とする。ここでの不純物のイオン注入は、例えばPを30KeV、3×1015/cmの条件で注入することによって行うことが好ましい。
なお、図5(a)に例示するように、開口部10aの周縁部には、中途半端に不純物が注入された半導体ピラー5が生ずる場合がある。これに対応するため、開口部10aの周縁部に位置する半導体ピラー5については、階層トランジスタDT及びセルトランジスタCTのいずれとしても用いないようにしてもよい。
拡散層11の形成が完了したら、他の半導体ピラー5(拡散層11としていない半導体ピラー5)の上部に、図示しない拡散層の形成を行なう。ここでの不純物のイオン注入は、例えばAsを10KeV、1×1015/cmの条件で注入することによって行うことが好ましい。拡散層の形成が完了したら、次に全面にポリシリコン層を形成し、パターニングを行う。これにより、半導体ピラー5ごとの部分に分離したポリシリコン層が、各半導体ピラー5の上面に形成される。そして、このポリシリコン層に不純物をイオン注入することによって、図6に示すように、各半導体ピラー5の上面に拡散層12を形成する。拡散層12の形成が完了した後には、全面にシリコン酸化膜(不図示)を形成し、拡散層12の上面で平坦化する。
続いて、全面にシリコン窒化膜13を形成し、メモリセルアレイ領域のみに残存するようにパターニングする。そして、さらにシリコン酸化膜(不図示)を形成した後、このシリコン酸化膜などを貫通するコンタクトホールを設け、その内部に窒化チタン膜とタングステン膜を順次形成することにより、図6に示すように、それぞれ下面で半導体基板2に接するコンタクト導体30,32と、下面で導電体6のy方向の端部に接するコンタクト導体31とを形成する。その後、シリコン酸化膜(不図示)をさらに成膜し、図6に示す配線33,34の形成領域に、対応するコンタクト導体の上面を露出させる溝を形成する。そして、その内部に窒化チタン膜とタングステン膜を順次形成することにより、図6に示すように、コンタクト導体30,31の上面に接する配線33と、コンタクト導体32の上面に接する配線34とを形成する。配線33,34の形成が完了した後には、全面にシリコン窒化膜14を形成し、上面を平坦化する。
次に、シリコン窒化膜14、図示しないシリコン酸化膜、及びシリコン窒化膜13を貫通するコンタクトホールを設け、その内部に窒化チタン膜を埋め込むことにより、図6に示すように、半導体ピラー5ごとのコンタクト導体15を形成する。こうして形成されたコンタクト導体15は、下面で対応する半導体ピラー5の上面に接する。
次に、全面にHf酸化膜、タンタル膜、窒化チタン膜、及びタングステン膜を順次成膜してパターニングすることにより、図6に示すように、それぞれ板状である可変抵抗膜20及び導電膜21〜23(共通ソースプレートSP)を形成する。その後、全面にシリコン窒化膜を成膜し、共通ソースプレートSPの上面及び側面と可変抵抗膜20の側面のみに残存するようにエッチングすることにより、図6に示す保護膜24を形成する。
続いて、全面にシリコン酸化膜(不図示)を成膜し、このシリコン酸化膜にグローバルビット線GBLの平面パターンの溝を形成する。この溝の底面のうち、突出部35aを形成する領域には、シリコン窒化膜14を貫通して底面に配線34を露出させる開口部も形成する。そして、形成した溝及び開口部の内部に窒化チタン膜とタングステン膜を順次形成することにより、図2に示すように、突出部35a,35bを有する導電体35を形成する。このようにして形成される導電体35は、いわゆるダマシン配線となっている。形成された突出部35aの下面は配線34に接し、突出部35bの下面は拡散層11に対応するコンタクト導体15の上面に接している。
次に、全面にシリコン酸化膜(不図示)を形成した後、このシリコン酸化膜などを貫通するコンタクトホールを設けてその内部に窒化チタン膜とタングステン膜を順次形成することにより、図2に示すように、下面で配線33に接するコンタクト導体36と、下面で配線34に接するコンタクト導体37と、下面で導電膜23に接するコンタクト導体38とを形成する。その後は、図示しない配線層などをさらに形成することにより、全工程が終了する。
以上説明したように、本実施の形態による半導体装置1の製造方法は、可変抵抗膜をメモリセルMC又はローカルビット線LBLごとに分離する工程を含まず、また、特許文献2の例のように、上部電極を形成するために可変抵抗膜の上面に影響が及ぶエッチングを行う必要もない。したがって、安定した特性を有し、かつ、微細化によるチップサイズの縮小にも有利な可変抵抗素子VRを備える半導体装置を得ることが可能となっている。
次に、本実施の形態による半導体装置1の変形例について、図7及び図8を参照しながら説明する。
図7に示す第1の変形例による半導体装置1は、グローバルビット線GBLの形状の点で、第1の実施の形態による半導体装置1と異なっている。
本変形例による半導体装置1の製造工程では、保護膜24を形成した後に形成するシリコン酸化膜などに、グローバルビット線GBLの平面パターンの溝ではなく、拡散層11に対応するコンタクト導体15の上面を露出させるコンタクトホールと、配線34の上面を露出させるコンタクトホールとが設けられる。そして、これらのコンタクトホールの内部に窒化チタン膜とタングステン膜を順次形成することにより、図7に示すように、それぞれ下面で拡散層11に対応するコンタクト導体15に接するコンタクト導体40a,40bと、下面で配線34に接するコンタクト導体41とが形成される。
なお、コンタクト導体40aとコンタクト導体40bとでは、x方向の位置が互いに異なっている。各グローバルビット線GBLは、y方向に見て交互にコンタクト導体40a,40bのいずれか一方のみによって、拡散層11と接続される。要するに、コンタクト導体40a,40bは千鳥配置されている。
コンタクト導体40a,40b,41を形成した後には、シリコン酸化膜の上面に、窒化チタン膜とタングステン膜を順次形成し、グローバルビット線GBLの平面パターンにパターニングする。これにより、図7に示すように、コンタクト導体40a,40b,41それぞれの上面に接する導電体42が形成され、この導電体42がグローバルビット線GBLとなる。その後の工程は、第1の実施の形態で説明したものと同様である。
図8に示す第2の変形例による半導体装置1は、ダマシン配線である導電体35より上方に配線33,34を形成する点で、第1の実施の形態による半導体装置1と異なっている。
本変形例による半導体装置1の製造工程では、導電体35を形成した後に全面にシリコン酸化膜(不図示)を成膜した後、このシリコン酸化膜などを貫通し、それぞれコンタクト導体30,31,32、導電膜23のy方向の端部、及び導電体35のx方向の端部を露出させる複数のコンタクトホールを形成する。そして、これらのコンタクトホールの内部に窒化チタン膜とタングステン膜を順次形成することにより、図8に示すように、下面でコンタクト導体30の上面に接するコンタクト導体50と、下面でコンタクト導体31の上面に接するコンタクト導体51と、下面で導電膜23のy方向の端部に接するコンタクト導体52と、下面でコンタクト導体32の上面に接するコンタクト導体53と、下面で導電体35のx方向の端部に接するコンタクト導体54とを形成する。
続いて、シリコン酸化膜(不図示)の上面に窒化チタン膜とタングステン膜を順次形成し、パターニングを行うことにより、図8に示すように、コンタクト導体50,51の上面に接する配線33と、コンタクト導体52の上面に接する配線56と、コンタクト導体53,54の上面に接する配線34とを形成する。
次に、配線33,34,56を覆う膜厚のシリコン窒化膜60を全面に成膜し、さらにシリコン酸化膜(不図示)を成膜した後、これらを貫通するコンタクトホールを設けてその内部に窒化チタン膜とタングステン膜を順次形成することにより、図8に示すように、下面で配線33に接するコンタクト導体36と、下面で配線34に接するコンタクト導体37と、下面で配線56に接するコンタクト導体38とを形成する。その後の工程は、第1の実施の形態で説明したものと同様である。
以上説明したように、本実施の形態による半導体装置1には、各種の変形例が考えられる。ここで説明した第1及び第2の変形例の他にも、本実施の形態による半導体装置1には本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能であり、それらも本発明の範囲内に包含される。
次に、本発明の第2の実施の形態による半導体装置1について、図9及び図10を参照しながら説明する。本実施の形態による半導体装置1は、ビット線が階層化されていない点で第1の実施の形態による半導体装置1と異なり、その他の点では第1の実施の形態による半導体装置1と同様であるので、対応する構成には同一の符号を付して説明を省略し、以下では相違点に着目して説明を進める。
本実施の形態による半導体装置1は、図9及び図10に示すように、グローバルビット線GBL及び階層トランジスタDTを備えていない。また、拡散層により構成されたローカルビット線LBLに代え、窒化チタンやタングステンなどの低抵抗金属材料で形成されたビット線BL(ビット線BL,BL)を備え、さらにビット線BLと半導体基板2との間に、これらの間の絶縁を確保するための絶縁膜71を備えている。なお、図9及び図10には4本のワード線WL〜WLを描いており、この4本という本数は図1及び図3に描いたワード線WLの本数(2本)より多くなっているが、図面に描画した範囲が異なるということ以上に特段の意味を有するものではない。
本実施の形態による半導体装置1によっても、第1の実施の形態による半導体装置1と同様の理由により、安定した特性を有し、かつ、微細化によるチップサイズの縮小にも有利な可変抵抗素子VRを備える半導体装置を得ることが可能になる。本実施の形態による半導体装置1は、ビット線BLを窒化チタンやタングステンなどの低抵抗金属材料で形成する場合(したい場合、しなければならない場合)に特に有効である。
次に、本発明の第3の実施の形態による半導体装置1について、図11及び図12を参照しながら説明する。本実施の形態による半導体装置1は、1本のグローバルビット線GBLに複数のローカルビット線LBLが接続される点、及び、グローバルビット線GBLと各ローカルビット線LBLとが切り離し可能とされる点で第1の実施の形態による半導体装置1と異なり、その他の点では第1の実施の形態による半導体装置1と同様であるので、対応する構成には同一の符号を付して説明を省略し、以下では相違点に着目して説明を進める。
まず階層トランジスタDTに着目すると、第1の実施の形態では階層トランジスタDTのチャネル領域を構成する半導体ピラー5が拡散層11とされており、そのために階層トランジスタDTはトランジスタとして機能できなくなっていた。これに対し、本実施の形態では、図11に示すように、階層トランジスタDTのチャネル領域を構成する半導体ピラー5に、セルトランジスタCTのチャネル領域を構成する半導体ピラー5と同じように、不純物の注入がなされていない。したがって、階層トランジスタDTは、ゲート電極である導電体6の電位によってオン又はオフの状態を取り、オンのときには対応するローカルビット線LBLがグローバルビット線GBLに接続され、オフのときには対応するローカルビット線LBLがグローバルビット線GBLから切り離されることになる。なお、図11に示すように、この場合の導電体6は、ローカルスイッチ線LSWとなる。
各グローバルビット線GBLはそれぞれ、図11及び図12に示すように、階層トランジスタDTを介して2本のローカルビット線LBLに接続される。なお、ここでは2本としているが、1つのグローバルビット線GBLに3本以上のローカルビット線LBLが接続されることとしてもよい。
1つのグローバルビット線GBLに接続される複数のローカルビット線LBLには、互いに同じように、複数のメモリセルMCと、1又は複数の階層トランジスタDTとが設けられる。上述した図示しない制御装置は、2本のローカルビット線LBLのうち、リード動作やライト動作の対象となるメモリセルMCに接続されているものがグローバルビット線GBLに接続され、それ以外のものがグローバルビット線GBLから切り離されるよう、ローカルスイッチ線LSWの電位を制御する。これにより、外部のコントローラは、所望のメモリセルMCに対してリードやライトを行うことが可能になる。
本実施の形態による半導体装置1の構成を、図12の例に即してより具体的に説明する。本実施の形態による半導体装置1は、図12に示すように、2枚の共通ソースプレートSP,SP(第1及び第2の共通ソースプレート)と、それぞれx方向に延在する複数のローカルビット線LBL〜LBL(第1〜第4のビット線)と、それぞれx方向に延在する複数のグローバルビット線GBL,GBL(第1及び第2のグローバルビット線)と、それぞれy方向に延在する複数のワード線WL〜WL(第1〜第4のワード線)と、それぞれy方向に延在する複数のローカルスイッチ線LSW〜LSWとを備えて構成される。
半導体装置1は、メモリセルMC〜MC(第1〜第8のメモリセル)を有して構成される。このうち、メモリセルMC〜MCにかかる構成は、第1の実施の形態で図3を参照して説明した構成において共通ソースプレートSPを共通ソースプレートSPに置き換えたものと同様であるので説明を割愛し、以下、メモリセルMC〜MCについて説明する。
メモリセルMCは、ローカルビット線LBLと共通ソースプレートSPの間に、共通ソースプレートSPと接続される可変抵抗素子VR(第5の可変抵抗素子)と、ローカルビット線LBLと可変抵抗素子VRとの間に設けられるセルトランジスタCT(第5のセルトランジスタ)とを含んで構成される。同様に、メモリセルMCは、ローカルビット線LBLと共通ソースプレートSPの間に、共通ソースプレートSPと接続される可変抵抗素子VR(第6の可変抵抗素子)と、ローカルビット線LBLと可変抵抗素子VRとの間に設けられるセルトランジスタCT(第6のセルトランジスタ)とを含んで構成される。
また、メモリセルMCは、ローカルビット線LBLと共通ソースプレートSPの間に、共通ソースプレートSPと接続される可変抵抗素子VR(第7の可変抵抗素子)と、ローカルビット線LBLと可変抵抗素子VRとの間に設けられるセルトランジスタCT(第7のセルトランジスタ)とを含んで構成される。同様に、メモリセルMCは、ローカルビット線LBLと共通ソースプレートSPの間に、共通ソースプレートSPと接続される可変抵抗素子VR(第8の可変抵抗素子)と、ローカルビット線LBLと可変抵抗素子VRとの間に設けられるセルトランジスタCT(第8のセルトランジスタ)とを含んで構成される。
可変抵抗素子VR〜VRは、メモリセルMC〜MCに共通な1枚の板状の可変抵抗膜20(第2の可変抵抗膜)によって構成される。また、共通ソースプレートSPは、図11に示したように、可変抵抗素子VR〜VRを構成する可変抵抗膜20の上面を覆うように形成された板状の導電膜21〜23によって構成される。なお、共通ソースプレートSPは、上層の配線等を通じて共通ソースプレートSPと短絡されていてもよい。
ワード線WLはセルトランジスタCT,CTのゲート電極、ワード線WLはセルトランジスタCT,CTのゲート電極、セルトランジスタCT,CTのゲート電極はワード線WLにより、CT,CTのゲート電極はワード線WLにより、それぞれ構成される。ワード線WL〜WLは、図11に示したように、垂直方向に見てローカルビット線LBL〜LBLと2枚の可変抵抗膜20との間に配置される。
1又は複数の階層トランジスタDT(第1の階層トランジスタ)によりローカルビット線LBLに接続されるグローバルビット線GBLは、1又は複数の階層トランジスタDT(第3の階層トランジスタ)によってローカルビット線LBLにも接続される。同様に、1又は複数の階層トランジスタDT(第2の階層トランジスタ)によりローカルビット線LBLに接続されるグローバルビット線GBLは、1又は複数の階層トランジスタDT(第4の階層トランジスタ)によってローカルビット線LBLにも接続される。階層トランジスタDT〜DTは、図11に示したように、セルトランジスタCT〜CTと垂直方向に見て同じ位置に形成される。
本実施の形態による半導体装置1によっても、第1の実施の形態による半導体装置1と同様の理由により、安定した特性を有し、かつ、微細化によるチップサイズの縮小にも有利な可変抵抗素子VRを備える半導体装置を得ることが可能になる。また、リード動作やライト動作の対象とならないローカルビット線LBLをグローバルビット線GBLから切り離しているので、本実施の形態による半導体装置1によれば、リードやライトの動作を行う場合におけるグローバルビット線GBLの負荷容量が軽くなるという効果も得られる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
1 半導体装置
2 半導体基板
2a 凹部
3 壁状半導体ピラー
4,11,12 拡散層
5 柱状半導体ピラー
6,35,42 導電体
10 フォトレジスト
10a 開口部
13,14 シリコン窒化膜
15 コンタクト導体
20 可変抵抗膜
21〜23 導電膜
24,71 絶縁膜
30〜32,36〜38,40a,40b,41,50〜54 コンタクト導体
33,34,56 配線
35a,35b 突出部
60 シリコン窒化膜
BL ビット線
CT,CT〜CT セルトランジスタ
DT,DT〜DT 階層トランジスタ
GBL,GBL,GBL グローバルビット線
LBL,LBL〜LBL ローカルビット線
LSW,LSW〜LSW ローカルスイッチ線
MC,MC〜MC メモリセル
SP,SP〜SP 共通ソースプレート
VR,VR〜VR 可変抵抗素子
Von,Von,Von 電位供給線
WL,WL〜WL ワード線

Claims (16)

  1. 共通ソースプレートと、
    複数のビット線と、
    前記複数のビット線及び前記共通ソースプレートの間に設けられ、それぞれが、前記共通ソースプレートと接続される可変抵抗素子、及び、前記複数のビット線のうちの対応する1本のビット線と前記可変抵抗素子との間に設けられるスイッチング素子を含む複数のメモリセルとを備え、
    前記複数のメモリセルそれぞれに含まれる前記可変抵抗素子は、前記複数のメモリセルに共通な1枚の板状の可変抵抗膜によって構成される
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記共通ソースプレートは、前記1枚の板状の可変抵抗膜を覆うように形成された板状の導電膜によって構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 半導体基板をさらに備え、
    前記複数のビット線はそれぞれ、前記半導体基板の主面に埋め込まれており、
    前記共通ソースプレートは、前記主面の上方に配置される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記複数のビット線はそれぞれ、前記半導体基板内に形成された不純物拡散層である
    ことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記複数のビット線はそれぞれ、前記半導体基板内に絶縁膜を介して埋め込まれた導電体によって構成される
    ことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  6. それぞれ前記複数のビット線のうちの1本以上に接続される複数のグローバルビット線
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記複数のグローバルビット線と前記複数のビット線とは、前記共通ソースプレートを挟んで互いに反対側に設けられる
    ことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 第1の共通ソースプレートと、
    それぞれ第1の方向に延在する第1及び第2のビット線と、
    前記第1のビット線及び前記第1の共通ソースプレートの間に設けられ、前記第1の共通ソースプレートと接続される第1の可変抵抗素子、及び、前記第1のビット線と前記第1の可変抵抗素子との間に設けられる第1のセルトランジスタを含む第1のメモリセルと、
    前記第2のビット線及び前記第1の共通ソースプレートの間に設けられ、前記第1の共通ソースプレートと接続される第3の可変抵抗素子、及び、前記第2のビット線と前記第3の可変抵抗素子との間に設けられる第3のセルトランジスタを含む第3のメモリセルとを備え、
    前記第1及び第3の可変抵抗素子は、前記第1及び第3のメモリセルに共通な1枚の板状の可変抵抗膜である第1の可変抵抗膜によって構成される
    ことを特徴とする半導体装置。
  9. 前記第1の共通ソースプレートは、前記第1の可変抵抗膜の上面を覆うように形成された板状の導電膜によって構成される
    ことを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記第1のビット線及び前記第1の共通ソースプレートの間に設けられ、前記第1の共通ソースプレートと接続される第2の可変抵抗素子、及び、前記第1のビット線と前記第2の可変抵抗素子との間に設けられる第2のセルトランジスタを含む第2のメモリセルと、
    前記第2のビット線及び前記第1の共通ソースプレートの間に設けられ、前記第1の共通ソースプレートと接続される第4の可変抵抗素子、及び、前記第2のビット線と前記第4の可変抵抗素子との間に設けられる第4のセルトランジスタを含む第4のメモリセルとをさらに備え、
    前記第2及び第4の可変抵抗素子も、前記第1の可変抵抗膜によって構成される
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の半導体装置。
  11. 前記第1の方向と交差する第2の方向に延在する第1及び第2のワード線をさらに備え、
    前記第1のワード線は、前記第1及び第3のトランジスタのゲート電極を構成し、
    前記第2のワード線は、前記第2及び第4のトランジスタのゲート電極を構成する
    ことを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
  12. 前記第1及び第2のワード線は、前記第1及び第2のビット線と前記第1の可変抵抗膜の間に配置される
    ことを特徴とする請求項11に記載の半導体装置。
  13. 板状の導電膜によって構成される第2の共通ソースプレートと、
    それぞれ前記第1の方向に延在する第3及び第4のビット線と、
    前記第3のビット線及び前記第2の共通ソースプレートの間に設けられ、前記第2の共通ソースプレートと接続される第5の可変抵抗素子、及び、前記第3のビット線と前記第5の可変抵抗素子との間に設けられる第5のセルトランジスタを含む第5のメモリセルと、
    前記第3のビット線及び前記第2の共通ソースプレートの間に設けられ、前記第2の共通ソースプレートと接続される第6の可変抵抗素子、及び、前記第3のビット線と前記第6の可変抵抗素子との間に設けられる第6のセルトランジスタを含む第6のメモリセルと、
    前記第4のビット線及び前記第2の共通ソースプレートの間に設けられ、前記第2の共通ソースプレートと接続される第7の可変抵抗素子、及び、前記第4のビット線と前記第7の可変抵抗素子との間に設けられる第7のセルトランジスタを含む第7のメモリセルと、
    前記第4のビット線及び前記第2の共通ソースプレートの間に設けられ、前記第2の共通ソースプレートと接続される第8の可変抵抗素子、及び、前記第4のビット線と前記第8の可変抵抗素子との間に設けられる第8のセルトランジスタを含む第8のメモリセルとを備え、
    前記第5乃至第8の可変抵抗素子は、前記第5乃至第8のメモリセルに共通な1枚の板状の可変抵抗膜である第2の可変抵抗膜によって構成される
    ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の半導体装置。
  14. 前記第2の方向に延在する第3及び第4のワード線をさらに備え、
    前記第3のワード線は、前記第5及び第7のトランジスタのゲート電極を構成し、
    前記第4のワード線は、前記第6及び第8のトランジスタのゲート電極を構成する
    ことを特徴とする請求項13に記載の半導体装置。
  15. 第1及び第2のグローバルビット線と、
    前記第1のグローバルビット線と前記第1のビット線とを接続する1又は複数の第1の階層トランジスタと、
    前記第2のグローバルビット線と前記第2のビット線とを接続する1又は複数の第2の階層トランジスタと、
    前記第1のグローバルビット線と前記第3のビット線とを接続する1又は複数の第3の階層トランジスタと、
    前記第2のグローバルビット線と前記第4のビット線とを接続する1又は複数の第4の階層トランジスタと
    をさらに備えることを特徴とする請求項13又は14に記載の半導体装置。
  16. 前記1又は複数の第1の階層トランジスタ、前記1又は複数の第2の階層トランジスタ、前記1又は複数の第3の階層トランジスタ、前記1又は複数の第4の階層トランジスタ、及び前記第1乃至第8のセルトランジスタは、垂直方向に見て同じ位置に配置される
    ことを特徴とする請求項15に記載の半導体装置。
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