JP2015113950A - 連結ジョイント - Google Patents

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Abstract

【課題】連結作業が簡単であり、連結部分の位置ずれを生じ難く、しかも、部材に寸法誤差がある場合でも精度よく連結する。【解決手段】断面T字形の取付用溝25を有し、取付用溝25に配置される頭部3と胴部4とを有し、胴部4から頭部3に貫通するボルト孔5が形成される充填ナット部材2と、頭部3の幅方向両側部において対向する側面22cとの間に配置される一対の充填部材10,10と、を備え、頭部3の幅方向両側部には、奥部22の底面22aに向かって漸次広がる頭部側テーパ面3a,3aが形成され、一対の充填部材10,10には、逆テーパ状の充填部材側テーパ面10a,10aが形成され、一対の充填部材10,10は、充填ナット部材2が底面22aから離れる側に締め付けられることで、取付用溝25の奥部22の幅方向の側面22cに押圧される構成とした。【選択図】図3

Description

本発明は、連結ジョイントに関し、特に断面T字形の取付用溝を有する第1の部材と第2の部材との連結に用いられる連結ジョイントに関するものである。
従来、断面T字形の取付用溝を有する第1の部材と第2の部材との連結においては、Tナットを用いた連結が知られている(非特許文献1,2参照)。
Tナットを用いた連結では、取付用溝内にTナットを配置し、これを締め付けることで第1の部材と第2の部材とを連結することが可能である。
JIS B 0952 T溝 JIS B 1167 T溝ナット
ところで、Tナットを用いた連結において、連結部分のガタを無くすには、治具等を用いた煩雑な調整作業が必要である。
また、連結時に取付用溝内において、Tナットの周囲に隙間が形成されることがあった。このような隙間が形成されてしまうと、連結部分に外部から衝撃が加わったり、連結部分に荷重が作用したりすると、衝撃の大きさや作用する荷重の大きさによっては第1の部材と第2の部材とが位置ずれを生じるおそれがあった。
一方、連結される部材がアルミニウム合金製の押出加工により形成されるものである場合には、加工精度、取付用溝の溝幅や溝深さによって、一般に、0.2〜0.3mm程度の寸法誤差が不可避に発生する。また、ロットによって発生する寸法誤差も顕著である。
しかしながら、この寸法誤差は連結される部材全体に亘って生じるものであり、例えば対称線を境にして形状が対称とされた特定の断面に対しては、対称線の両側で比べた場合に相対的な寸法誤差は僅かである。このような特性を利用して、部材同士を精度よく連結する技術の開発が望まれていた。
本発明の目的は、連結作業が簡単であり、連結部分の位置ずれを生じ難く、しかも、部材に寸法誤差がある場合でも精度よく連結することができる連結ジョイントを提供することにある。
本発明の連結ジョイントは、開口部が狭く奥部が前記開口部と直交する幅方向に広がった断面T字形の取付用溝を有する第1の部材と第2の部材との連結に用いられ、前記奥部に配置される頭部と、前記開口部に配置される胴部とを有し、前記胴部から前記頭部に貫通するボルト孔が形成される充填ナット部材と、前記頭部の幅方向両側部において対向する前記奥部の側面との間に配置される一対の充填部材と、を備え、前記頭部の幅方向両側部には、前記奥部の底面に向かって漸次広がる頭部側テーパ面が形成されており、前記一対の充填部材には、前記頭部側テーパ面と係合するように逆テーパ状の充填部材側テーパ面が形成されており、前記一対の充填部材は、前記充填ナット部材が前記底面から離れる側に締め付けられることで、前記奥部の幅方向の側面に押圧されることを特徴とする。
本発明によれば、連結作業が簡単であり、連結部分の位置ずれを生じ難く、しかも、部材に寸法誤差がある場合でも精度よく連結することのできる連結ジョイントが得られる。
本発明の第1実施形態に係る連結ジョイントを連結する部材に装着した状態を示す正面図である。 図1におけるA−A線断面図(第1の部材は二点鎖線で図示)である。 締結ボルトにより締め付けた状態を示す図2に相当する断面図である。 連結ジョイントを示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は背面図である。 (a)は背面側から見た連結ジョイントの分解斜視図、(b)は正面側から見た連結ジョイントの分解斜視図である。 (a)は搬送装置の走行レールに連結ジョイントを適用した状態を示す説明図、(b)は図6(a)の縦断面図である。 六角穴付きボルトで連結ジョイントを締め付けた状態を示す説明図、(b)は図7(a)の縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る連結ジョイントを示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は背面図である。 本発明の第2実施形態に係る連結ジョイントを示す図であり、(a)は背面側から見た分解斜視図、(b)は正面側から見た分解斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る連結ジョイントを示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は背面図である。 本発明の第3実施形態に係る連結ジョイントを示す図であり、(a)は背面側から見た分解斜視図、(b)は正面側から見た分解斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る連結ジョイントを示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は背面図である。 本発明の第4実施形態に係る連結ジョイントを示す図であり、(a)は背面側から見た分解斜視図、(b)は正面側から見た分解斜視図である。 連結ジョイントを用いた補機の取り付け例を示す説明図である。
以下、本発明に係る連結ジョイントの実施形態について図面を参照して説明する。ここで、連結ジョイントで連結される部材としてアルミニウム合金製の押出加工により形成された押出材(第1の部材,第2の部材)からなる部材を例示するが、本実施形態の連結ジョイントが適用される部材や設備等を限定する趣旨ではない。
(第1実施形態)
図1に示すように、連結ジョイント1は、鉄系やステンレス系の材料で形成された充填ナット部材2と、アルミニウム合金製の材料で形成された一対の充填部材10,10とを備えて構成されている。連結ジョイント1は、連結の対象となる第1の部材20および第2の部材30に形成された取付用溝25,25(図2参照)に対して、軸方向の端部20a,30a(端面)からそれぞれ挿入される。取付用溝25は、図2,3に示すように、開口部21が狭く奥部22が開口部21と直交する幅方向(図2の紙面において上下方向)に広がった断面T字形に形成されている。
充填ナット部材2は、図1に示すように、第1の部材20の端部から第2の部材30の端部に亘り、第1の部材20および第2の部材30の連結に必要な適宜の長さを有している。充填ナット部材2は、図2に示すように、奥部22に配置される頭部3と、頭部3から一体的に延出して開口部21に配置される胴部4と、を備え、断面略T字形状に形成されている。
頭部3は、奥部22の幅方向に延在するように幅広に形成されている。頭部3の幅方向両端部には、奥部22の底面22aに向かって漸次広がる頭部側テーパ面3a,3aが形成されている。頭部側テーパ面3a,3aは、図4(a)(c)に示すように、充填ナット部材2の長手方向全体に亘って形成されている。頭部側テーパ面3a,3aと奥部22の側面22c,22cとの間には、一対の充填部材10,10が挿入されるスペースが形成されている。
胴部4は、図2に示すように、開口部21に挿入配置される幅を有している。胴部4は、開口部21の内面21a,21aに当接する側面4a,4aと、側面4a,4a間をつなぐ端面4bと、を備えている。頭部3と側面4a,4aとの間には、隅部が円弧状とされた段部3b,3bが形成されている。端面4bには、図4(a)に示すように、複数のボルト孔5が開口している。各ボルト孔5は、胴部4および頭部3を貫通して、頭部3の底面3cに開口している(図4(d)参照)。各ボルト孔5には、六角穴付きボルト40が螺合される(図3参照)。
ここで、ボルト孔5は、図4(a)(d)に示すように、充填ナット部材2の長手方向に所定の間隔を空けて計4つ形成されている。なお、ボルト孔5は、計4つ形成されたものに限られることはなく、適宜の数形成することができる。
また、胴部4は、図2に示すように、奥部22の底面22aに頭部3の底面3cが当接した状態で、開口部21の内面21a,21aに側面4a,4aの少なくとも一部がかかるように形成されている。
さらに、胴部4の端面4bは、図3に示すように、六角穴付きボルト40で充填ナット部材2が締め付けられた状態で、開口部21の開口縁21bから突出することのない長さに形成されている。これにより、六角穴付きボルト40による締め付け時に、開口縁21bに配置されたワッシャ41に対して胴部4の端面4bが当接することがなく、六角穴付きボルト40による締め付けを好適に行うことができるようになっている。
なお、六角穴付きボルト40で充填ナット部材2が締め付けられた状態で、段部3b,3bとこれに対向する奥部22の内面22bとの間には、隙間S1が形成されるように設定されている。
一対の充填部材10,10は、棒状を呈しており、図1に示すように、充填ナット部材2と同様の長さを有している。一対の充填部材10,10は、図2に示すように、取付用溝25の奥部22内において、頭部側テーパ面3a,3aとこれらに対向している奥部22の側面22c,22cとの間に挿入される。一対の充填部材10,10は幅方向に対称の形状とされているので、ここでは一方の充填部材10について説明する。
充填部材10は、頭部側テーパ面3aに対向する充填部材側テーパ面10aと、側面22cに対向して当接される外側面11と、内面22bに対向して当接される側面12とを備えている。充填部材側テーパ面10aは、頭部側テーパ面3aと係合するように逆テーパ状に形成されている。
外側面11および側面12は、図3に示すように、六角穴付きボルト40で充填ナット部材2が締め付けられた状態で、奥部22の側面22cおよび内面22bにそれぞれ当接するようになっている。なお、充填部材10の角部13は、面取りされている。
以上のような連結ジョイント1は、前記したように、第1の部材20および第2の部材30に形成された取付用溝25,25(図2参照)に対して、軸方向の端部20a,30a(端面、図1参照)からそれぞれ挿入される。挿入に際しては、充填ナット部材2を先に一方の部材の取付用溝25に挿入しておいてから一対の充填部材10,10を挿入してもよいし、充填ナット部材2と一対の充填部材10,10とを一緒にして取付用溝25に挿入してもよい。
取付用溝25に連結ジョイント1を挿入したら、ワッシャ41を介して六角穴付きボルト40を充填ナット部材2のボルト孔5にあてがい、六角穴付きボルト40をボルト孔5に螺合する。そうすると、螺合によって充填ナット部材2が開口部21側に引き寄せられるようにして締め付けられる。
これにより、充填ナット部材2の頭部側テーパ面3a,3aが一対の充填部材10,10の充填部材側テーパ面10a,10aに当接され、一対の充填部材10,10が、奥部22の幅方向外側に向けて押圧されるとともに、奥部22の内面22bに向けて押圧される。このような押圧により、一対の充填部材10,10の外側面11,11が奥部22の側面22c,22cに密着するとともに、一対の充填部材10,10の側面12,12が奥部22の内面22b,22bに密着する。
これにより、頭部3は、一対の充填部材10,10によって奥部22の幅方向に挟持されるようにしてしっかりと保持され、また、奥部22の内面22b,22bに押圧されるようにして、奥部22の幅方向に直交する方向(奥部22内から開口部21に向かう方向)に保持される。
すなわち、頭部3は、六角穴付きボルト40により締め付けられる方向(従来のTナットと同様に締め付けられる方向)にのみ拘束されるのではなく、六角穴付きボルト40の締め付けにより奥部22の幅方向にも好適に拘束されることとなる。
このような拘束作用により、第1の部材20と第2の部材30とが連結ジョイント1によって好適に連結される。
以上説明した本実施形態の連結ジョイント1によれば、六角穴付きボルト40を締め付けるだけで第1の部材20と第2の部材30とを連結することができ、連結作業が簡単である。したがって、部材同士を短時間で組み付けることが可能となり、コストの低減を図ることができる。
また、六角穴付きボルト40の締め付けにより、奥部22の幅方向に一対の充填部材10,10が広がるように押圧されるので、連結と同時に取付用溝25の幅方向の中央部に充填ナット部材2を位置させることができ、連結部分において芯合わせが可能である。
したがって、第1の部材20と第2の部材30との連結組立精度を確保することができる。また、連結部分において芯合わせが可能であるので、第1の部材20と第2の部材30とに寸法誤差がある場合でも精度よく連結することができる。
また、六角穴付きボルト40の締め付けにより、奥部22の幅方向に一対の充填部材10,10が広がるように押圧され、取付用溝25内において幅方向の隙間がなくなるので、連結部分におけるガタをなくすことができる。したがって、連結部分の位置ずれを生じ難い。
また、充填ナット部材2の頭部3は、六角穴付きボルト40の締め付けにより奥部22の幅方向にも好適に拘束されるので、取付用溝25内において連結ジョイント1の面接する面積を大きくすることができる。これにより、応力集中による変形を防止することができる。特に、応力集中により変形を生じやすいアルミニウム合金製の押出材においては、変形を効果的に防止することができる。
また、取付用溝25内において、当該取付用溝25と連結ジョイント1とが面接する面積を大きくすることができるので、従来のTナットのように締め付けられる方向にのみ拘束されるものに比べて、面圧を好適に緩和することができる。これにより、応力集中による変形を好適に防止することができる。
図6(a)は搬送装置の走行レールに連結ジョイントを適用した状態を示す説明図、図6(b)は図6(a)の縦断面図である。
走行レール20A,30A(第1の部材、第2の部材に相当)には、連結される端面に、縦並びおよび横並びに計4つの取付用溝25が開口形成されており、これらの取付用溝25に連結ジョイント1がそれぞれ装着されている。
なお、図6(b)において符号50は図示しない台車に設けられた車輪である。
このような走行レール20A,30Aは、図7(a)(b)に示すように、六角穴付きボルト40によって各充填ナット部材2を締め付けることによって相互に連結される。
なお、走行レール20A,30Aは、連結ジョイント1を介して縦横の異なる方向で相互に連結されるので、連結組立精度を好適に確保することができる。
(第2実施形態)
図8,図9に第2実施形態の連結ジョイントを示す。本実施形態の連結ジョイント1が前記第1実施形態の連結ジョイント1と異なるところは、係合部としての突部3eを充填ナット部材2の頭部3に設けるとともに、突部3eに係合される係合受部としての凹溝15を一対の充填部材10,10に設けた点にある。
突部3eは、充填ナット部材2の長手方向に間隔を空けて、頭部3の頭部側テーパ面3a,3aに一対突設されている。
凹溝15は、突部3eに対向するように、一対の充填部材10,10の充填部材側テーパ面10a,10aにそれぞれ形成されている。
突部3eと凹溝15とは、取付用溝25内に充填ナット部材2および一対の充填部材10,10が挿入された状態で係合状態を維持するように構成されている。
連結ジョイント1の組付時には、突部3eと凹溝15とを係合させた状態にして、充填ナット部材2および一対の充填部材10,10を一緒に取付用溝25へ挿入する。
本実施形態によれば、突部3eと凹溝15との係合により、取付用溝25内において、充填ナット部材2および一対の充填部材10,10が長手方向に相対的に移動するのを規制することができる。これにより、例えば、第1の部材20と第2の部材30とが傾斜状に配置される場所においても、充填ナット部材2および一対の充填部材10,10を取付用溝25内において一体的に配置しておくことができる。したがって、組付作業が行い易い。
(第3実施形態)
図10,図11に第3実施形態の連結ジョイントを示す。本実施形態の連結ジョイント1が前記第1,第2実施形態の連結ジョイント1と異なるところは、係合部としての突部3fを充填ナット部材2の頭部3の長手方向両端部に設けるとともに、一対の充填部材10,10の全長を短く形成して、一対の充填部材10,10の両端部10fを、突部3fに係合される係合受部として機能させた点にある。
本実施形態によれば、突部3fが一対の充填部材10,10の両端部10fの長手方向外側に位置するので、突部3fと両端部10fとの係合により、取付用溝25内において、充填ナット部材2および一対の充填部材10,10が長手方向に相対的に移動するのを規制することができる。したがって、組付作業が行い易い。
(第4実施形態)
図12,図13に第4実施形態の連結ジョイントを示す。本実施形態の連結ジョイント1が前記第1〜第3実施形態の連結ジョイント1と異なるところは、一対の充填部材10,10の代わりに枠状の充填部材16を用いた点にある。
充填部材16は、充填ナット部材2の周りを囲むように四角枠状に形成されており、頭部側テーパ面3a,3aに対向するように、逆テーパ状の充填部材側テーパ面16a,16aを備えている。
充填部材16は、取付用溝25内において、一対の充填部材10,10と同様に機能する。すなわち、六角穴付きボルト40の締め付けにより、充填ナット部材2の頭部側テーパ面3a,3aが充填部材16の充填部材側テーパ面16a,16aに当接され、充填部材16の長手部16c,16c(一対の充填部材に相当する)が変形して奥部22の幅方向外側に向けて押圧されるとともに、奥部22の内面22bに向けて押圧される。このような押圧により、長手部16c,16cの外側面16c1,16c1が奥部22の側面22c,22c(図3参照)に密着するとともに、側面16d,16dが奥部22の内面22b,22b(図3参照)に密着する。
本実施形態によれば、充填部材16が充填ナット部材2の周りを囲む四角枠状であるので、取付用溝25内において、充填ナット部材2および充填部材16が長手方向に相対的に移動するのを規制することができる。したがって、組付作業が行い易い。
本発明は上記した実施に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。
例えば、一対の充填部材10,10や充填部材16は、軟鉄材等で成形してもよい。また、樹脂成形品で低コストに量産してもよい。
また、前記第1実施形態で示した連結ジョイント1において、一対の充填部材10,10を粘着材(粘着テープ)等により充填ナット部材2に取り付けて、取付用溝25内に挿入するようにしてもよい。この場合にも、充填ナット部材2および一対の充填部材10,10が長手方向に相対的に移動するのを規制することができる。
また、前記した一対の充填部材10,10や充填部材16に代えて、1本の棒状部材からコ字状やU字状の充填部材を形成して、これを充填ナット部材2の両側に配置するようにしてもよい。
また、前記した充填部材16の短手部16bに破断可能な切込み部や切欠き部を形成して、六角穴付きボルト40による締め付け時に、充填部材16が幅方向に分離するように構成してもよい。この場合には、充填部材16が幅方向に分離するので、締め付け時の追従性が高まる。
また、図14に示すように、長軸の六角穴付きボルト40Aを用いて、補機60等を走行レール20A,30Aに組み付けてもよい。この場合には、補機60等の組み付けを連結ジョイント1の組み付けに付随して一緒に行うことができるので、別途組み付け部材等が必要とならず、コストを低減することができる。また、省スペース化も図ることができる。
また、第2実施形態において、突部3eを充填ナット部材2の頭部3に設けるとともに、凹溝15を一対の充填部材10,10に設けたが、これに限られることはなく、充填ナット部材2に凹溝を設け、一対の充填部材10,10に突部を設けてもよい。
なお、本発明の連結ジョイント1は、有軌道台車に用いられる走行レールの連結や、スタッカクレーンのレールの連結、その他、段差を無くして繋ぎ合わされる部材同士の連結に好適に用いることができる。
1 連結ジョイント
2 充填ナット部材
3 頭部
3a 頭部側テーパ面
3e 突部(係合部)
4 胴部
5 ボルト孔
10,16 充填部材
10a 充填部材側テーパ面
15 凹溝(係合受部)
20 第1の部材
21 開口部
22 奥部
22a 底面
22b 内面
22c 側面
25 取付用溝
30 第2の部材
20A 走行レール(第1の部材)
30A 走行レール(第2の部材)
40 六角穴付きボルト

Claims (3)

  1. 開口部が狭く奥部が前記開口部と直交する幅方向に広がった断面T字形の取付用溝を有する第1の部材と第2の部材との連結に用いられ、
    前記奥部に配置される頭部と、前記開口部に配置される胴部とを有し、前記胴部から前記頭部に貫通するボルト孔が形成される充填ナット部材と、
    前記頭部の幅方向両側部において対向する前記奥部の側面との間に配置される一対の充填部材と、を備え、
    前記頭部の幅方向両側部には、前記奥部の底面に向かって漸次広がる頭部側テーパ面が形成されており、
    前記一対の充填部材には、前記頭部側テーパ面と係合するように逆テーパ状の充填部材側テーパ面が形成されており、
    前記一対の充填部材は、前記充填ナット部材が前記底面から離れる側に締め付けられることで、前記奥部の幅方向の側面に押圧されることを特徴とする連結ジョイント。
  2. 前記一対の充填部材は、前記充填ナット部材が前記底面から離れる側に締め付けられることで、前記底面から離れる側に形成された前記奥部の内面に押圧されることを特徴とする請求項1に記載の連結ジョイント。
  3. 前記充填ナット部材と前記一対の充填部材との一方に設けられる係合部と、他方に設けられ、前記係合部が係合される係合受部と、を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の連結ジョイント。
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