JP2015111978A - 制御装置、それを備えた発電システム、及び制御方法並びに制御プログラム - Google Patents

制御装置、それを備えた発電システム、及び制御方法並びに制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電力系統から出力制限要求がある場合であっても、蓄電装置による出力平準化期間を延ばし、売電量の減少を抑制すること。【解決手段】電力系統6から出力制限要求を取得した場合に、気象予測に基づいて推定される風力発電装置2の推定出力と、出力制限要求によって目標とされる目標出力と、出力制限要求を取得した時点において算出される二次電池31の充電及び放電が許容される電池容量である充放電可能量とに基づいて、所定期間に二次電池31が所定の満充電状態、または所定の放電終止状態になるか否かを推定する推定部11と、二次電池31が所定の満充電状態または所定の放電終止状態になる前に風力発電装置2の出力を制御する制御部12とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置、それを備えた発電システム、及び制御方法並びに制御プログラムに関するものである。
従来、自然エネルギーを利用した発電設備は、複数の電池及び電池モジュールを有した蓄電装置が設けられており、発電設備の出力変動を蓄電装置の充放電によって補い、平準化或いはピークシフトしている。例えば、複数の風力発電装置を有するウインドファームにおいて、電力系統安定化のため電力系統から出力制限の要求を取得することがあるが、その場合には風力発電装置の運転台数を低減させ、蓄電装置に風力発電装置の出力を充電させること等によってエネルギー損失を抑えるように制御されている。
下記特許文献1では、電力系統の周波数が低下した場合であって、発電機の出力が減少していると判定された場合に、発電機の出力と電力系統が要求する電力との差を、風車ロータに蓄えられている慣性力や二次電池に充電されている電力で補うように制御する技術が提案されている。
特許第5244923号公報
ところで、発電設備が電力系統からの要求に応じて制御される出力制限運転中に蓄電装置が満充電状態となってしまった場合には、蓄電装置における充電ができなくなるため、以後は風力発電装置の出力制御によって出力制限要求を満たすように制御されることとなる。
しかしながら、ウインドファームの出力は不安定な波形となるため、波形が出力制限要求の制限値を下回るように制御されることから、出力制限要求の制限値とウインドファームの出力とに大きな差が生じる期間ができてしまい、制限値と出力値の差分だけ売電収入が減るという問題があった。また、出力が不安定となるため電力系統の安定化への寄与度が低下するという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、電力系統から出力制限要求がある場合であっても、蓄電装置による出力平準化期間を延ばし、売電量の減少を抑制することができる制御装置、それを備えた発電システム、及び制御方法並びに制御プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、電力系統と連系され、自然エネルギーによって発電する発電装置と接続される蓄電装置の充放電を制御する制御装置であって、前記電力系統から出力制限要求を取得した場合に、気象予測に基づいて推定される前記発電装置の推定出力と、前記出力制限要求によって目標とされる目標出力と、前記出力制限要求を取得した時点において算出される前記蓄電装置の充電及び放電が許容される電池容量である充放電可能量とに基づいて、所定期間に前記蓄電装置が所定の満充電状態、または所定の放電終止状態になるか否かを推定する推定手段と、前記蓄電装置が前記所定の満充電状態または前記所定の放電終止状態になる前に前記発電装置の出力を制御する制御手段とを具備する制御装置を提供する。
このような構成によれば、電力系統と連系され、自然エネルギーによって発電する発電装置と接続される蓄電装置の充放電を制御する制御装置が電力系統から出力制限要求を取得した場合に、気象予測に基づいて発電装置の出力である推定出力が推定され、出力制限要求を取得した時点における蓄電装置の充電及び放電が許容される電池容量である充放電可能量が算出され、出力制限要求によって発電装置の出力の目標とされる目標出力と、推定出力と、充放電可能量とに基づいて、所定期間に蓄電装置が所定の満充電状態または所定の放電終止状態になるか否かが推定され、蓄電装置が所定の満充電状態または所定の放電終止状態になると推定された場合には、所定の満充電状態または所定の放電終止状態になる前に、発電装置の出力が制御される。
このように、気象予測に基づいて発電装置の出力が推定されることにより、出力制限要求を取得した出力制限期間中に、蓄電装置の電池容量が所定の満充電状態または所定の放電終止状態に到達することを防ぐ。これにより、蓄電装置による出力平準化期間を延ばすことができるので、出力安定化期間が長くなるとともに、出力制限期間中の売電量が増加する。
上記制御装置の前記推定手段は、前記推定出力と前記目標出力との差に基づいて前記所定期間の余剰電力量を推定し、前記充放電可能量に含まれる充電可能量より前記余剰電力量が大きいと判定した場合には、前記発電装置の出力を前記目標出力より低減させる出力低減指令を出力することが好ましい。
所定期間に推定される余剰電力量が、蓄電装置の充電可能量で充電しきれないと判定された場合に発電装置の出力が低減されることで、余剰電力量を低減できるので蓄電装置が満充電状態に到達することを防ぐ。
上記制御装置の前記制御手段は、前記余剰電力量に、前記充電可能量が小さいほど大きい値となる第1係数を乗算して求められる、前記目標出力から低減させる第1低減量に基づいて前記発電装置を制御することとしてもよい。
充電可能量が小さければ蓄電装置が満充電状態に到達しやすくなるため、余剰電力量に充電可能量が小さいほど大きい値となる第1係数を乗算することで、目標出力からの低減量を大きくでき、蓄電装置の満充電状態への到達を遅らせることができる。
上記制御装置の前記制御手段は、前記余剰電力量が大きいほど前記第1係数を大きい値とすることとしてもよい。
余剰電力量が大きければ蓄電装置が満充電状態に到達しやすくなるため、余剰電力量が大きいほど大きい値となる第1係数を用いて、目標出力の低減量を大きくし、蓄電装置の満充電状態への到達を遅らせることができる。
上記制御装置の前記推定手段は、前記推定出力と前記目標出力との差に基づいて前記所定期間の不足電力量を推定し、前記充放電可能量に含まれる放電可能量より前記不足電力量が大きいと判定した場合には、前記出力低減指令によって低減された前記発電装置の出力の低減を緩和させる出力低減緩和指令を出力することとしてもよい。
蓄電装置の放電可能量は、所定期間に推定される不足電力量に満たないと判定された場合に、発電装置の出力の低減が緩和されることで、発電装置の目標出力からの低減量を抑えることができ、蓄電装置が放電終止状態に到達することを防ぐ。
上記制御装置の前記制御手段は、前記不足電力量に、前記放電可能量が小さいほど小さい値となる第2係数を乗算して求められる、前記出力低減指令によって前記目標出力から低減された出力から低減量を緩和させた第2低減量に基づいて前記発電装置を制御することとしてもよい。
放電可能量が小さければ蓄電装置が放電終止状態に到達しやすくなるため、不足電力量に放電可能量が小さいほど小さい値となる第2係数を乗算することで、低減出力から緩和させる低減出力の緩和量を大きくでき、蓄電装置を放電終止状態に到達するのを遅らせることができる。
上記制御装置の前記制御手段は、前記不足電力量の絶対値が大きいほど小さい値となる前記第2係数を備えることとしてもよい。
不足電力量が大きければ蓄電装置が放電終始状態に到達しやすくなるため、不足電力量が大きいほど小さい値となる第2係数を用いて、低減していた出力の低減の緩和を大きくすることで、蓄電装置を放電終止状態に到達するのを遅らせることができる。
本発明は、上記いずれかの制御装置と、自然エネルギーによって発電する発電装置と、蓄電装置とを具備した発電システムを提供する。
本発明は、電力系統と連系され、自然エネルギーによって発電する発電装置と接続される蓄電装置の充放電を制御する制御方法であって、前記電力系統から出力制限要求を取得した場合に、気象予測に基づいて推定される前記発電装置の推定出力と、前記出力制限要求によって目標とされる目標出力と、前記出力制限要求を取得した時点において算出される前記蓄電装置の充電及び放電が許容される電池容量である充放電可能量とに基づいて、所定期間に前記蓄電装置が所定の満充電状態、または所定の放電終止状態になるか否かを推定し、前記蓄電装置が前記所定の満充電状態または前記所定の放電終止状態になる前に前記発電装置の出力を制御する制御方法を提供する。
本発明は、電力系統と連系され、自然エネルギーによって発電する発電装置と接続される蓄電装置の充放電を制御する制御プログラムであって、前記電力系統から出力制限要求を取得した場合に、気象予測に基づいて推定される前記発電装置の推定出力と、前記出力制限要求によって目標とされる目標出力と、前記出力制限要求を取得した時点において算出される前記蓄電装置の充電及び放電が許容される電池容量である充放電可能量とに基づいて、所定期間に前記蓄電装置が所定の満充電状態、または所定の放電終止状態になるか否かを推定する第1処理と、前記蓄電装置が前記所定の満充電状態または前記所定の放電終止状態になる前に前記発電装置の出力を制御する第2処理とをコンピュータに実行させるための制御プログラムを提供する。
本発明は、電力系統から出力制限要求がある場合であっても、蓄電装置による出力平準化期間を延ばし、売電量の減少を抑制することができるという効果を奏する。
本発明に係る発電システムの概略構成図である。 本発明に係る風力発電装置の出力変化の時間傾向を示した図である。 第1低減量を求める場合の機能ブロック図である。 本発明に係るマスターコントローラの動作フローである。 本発明に係るマスターコントローラの動作フローの続きである。 (a)風力発電装置と組み合わせて用いられる二次電池の従来の充放電制御する場合の出力変動を示した図、(b)本実施形態に係るマスターコントローラによる充放電制御をした場合の出力変動の一例を示した図、(c)上記(a)(b)による制御による二次電池の充電率の変動の一例を示した図である。
以下に、本発明に係る制御装置、それを備えた発電システム、及び制御方法並びに制御プログラムの実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るマスターコントローラ(制御装置)10を備えた発電システム1の概略構成を示している。本実施形態においては、自然エネルギーによって発電する発電装置は、風力発電装置である場合を例に挙げて説明するが、発電装置は風力発電装置の他に太陽光発電装置、波力発電装置など発電量平準化が可能な電力貯蔵装置との組合せが好ましい発電装置であり、風力発電装置に限定されない。
図1に示されるように、本実施形態に係る発電システム1は、風力発電装置(発電装置)2と、電力貯蔵装置3と、マスターコントローラ10とを備えており、電力系統6と接続されている。マスターコントローラ10は、接続点から取得される風力発電装置の出力に基づいて決定される充放電指令値を電力貯蔵装置3に出力する。
また、風力発電装置コントローラ(以下「風車コントローラ」という)20は、マスターコントローラ10から取得した指令に基づいて風力発電装置2を制御する。
風力発電装置2は、自然環境によって出力が変動する発電装置の一例であり、風力によって発電する発電装置である。簡素化のため図1は風力発電装置2が1個である場合を例に挙げて説明するが、マスターコントローラ10で管理する風力発電装置2の個数は特に限定されない。また、本実施形態では、風力発電装置を例に挙げているが、異なる種類の発電装置が複数設けられていてもよい。
電力貯蔵装置3は、バッテリーコントローラ30と、二次電池(蓄電装置)31と、電力変換器32とを備えている。
二次電池31は、リチウム二次電池、鉛二次電池、ニッケル水素二次電池など特に限定されないが、充放電の追従性がよいことからリチウム二次電池であることが好ましい。
バッテリーコントローラ30は、マスターコントローラ10から取得する充放電指令値に基づいて電力変換器32を制御し、二次電池31の充電率SOC(State of Charge)を調整する。
電力変換器32は、交流と直流を変換する交流直流変換器であって、例えば、バッテリーコントローラ30によって決定された充放電指令値とするために二次電池31に蓄電されている直流電力を交流電力に変換し、二次電池31から放電させる。また、電力変換器32は、バッテリーコントローラ30によって決定された充放電指令値にするために風力発電装置2や電力系統6から取得した交流電力を直流電力に変換し、変換後の電力を二次電池31に出力し、二次電池31を充電させる。
マスターコントローラ10は、例えば、図示しないCPU(中央演算装置)、RAM(Random Access Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等から構成されている。後述の各種機能を実現するための一連の処理の過程は、プログラムの形式で記録媒体等に記録されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、後述の各種機能が実現される。
具体的には、図1に示されるように、マスターコントローラ10は、推定部(推定手段)11と、制御部(制御手段)12とを備えている。
マスターコントローラ10は、所定の時間間隔(例えば、10分や30分等)で気象予測の情報を取得している。本実施形態においては、気象予測は、天候予測ユニット50より取得することとして説明するが、気象予測の情報送信元は特に限定されず、発電システム1に情報が取得可能に接続されていればよく、発電システム1の外部の気象庁等から取得してもよい。
推定部11は、電力系統6から出力制限要求を取得した場合に、気象予測に基づいて推定される風力発電装置2の推定出力と、出力制限要求によって目標とされる目標出力と、出力制限要求を取得した時点において算出される二次電池31の充電及び放電が許容される電池容量である充放電可能量とに基づいて、所定期間に二次電池31が所定の満充電状態、または所定の放電終止状態になるか否かを推定する。
本実施形態においては、所定の時間間隔(例えば、15分)に一度、気象予測の情報がマスターコントローラ10に入力されることとし、推定部11は、気象予測を取得したタイミングで、気象予測を取得したタイミングからの時間間隔(例えば、15分)の風力発電装置2の出力を推定することとして説明するが、ここで説明する時間間隔は一例であり、本発明を限定するものではない。
推定部11は、推定出力と目標出力との差に基づいて所定期間(例えば、15分)の余剰電力量を推定し、充放電可能量に含まれる充電可能量より余剰電力量が大きいと判定した場合には、風力発電装置2の出力を目標出力より低減させる出力低減指令を出力する。
また、推定部11は、推定出力と目標出力との差に基づいて所定期間の不足電力量を推定し、充放電可能量に含まれる放電可能量より不足電力量が大きいと判定した場合には、出力低減指令によって低減された風力発電装置2の出力の低減を緩和させる出力低減緩和指令を出力する。
制御部12は、二次電池31が所定の満充電状態または所定の放電終止状態になる前に風力発電装置2の出力を制御する。所定の満充電状態とは、充電率SOCを目標値として設定される。ここで、SOCは推定値となるので、ある程度余裕を持って充放電条件を設定することが普通である。商用電力が充電源である場合には、放電終止状態でSOC10%とし、満充電状態でSOC90%とする。太陽光発電や風力発電など自然エネルギー発電装置が充電源である場合には、充電源が必ずしも一定であるとは限らないので、満充電状態はSOC90%、放電終止状態はSOC10%としながら目標値をSOC50%とすることが行われる。
具体的には、制御部12は、風力発電装置2の出力を目標出力より低減させる出力低減指令を取得した場合に、出力低減指令に基づく第1低減量を算出し、風車コントローラ20に出力する。風力発電装置2の指令値を目標出力より小さい低減出力に制御することにより、余剰電力量が小さくなるので、二次電池31の電池充電量の増加が緩やかとなり、二次電池31を所定の満充電状態(例えば、SOC90%)に到達するのを遅らせることができ、二次電池31の充電率SOCを目標値(例えば、SOC50%)で推移しやすく、二次電池31によって充放電できる状態を維持できる。
ここで、出力制限要求によって目標とされる目標出力とは、電力系統から取得する出力制限要求を満たすための目標となる出力である。また、電力系統からの出力制限要求は、例えば、15分毎に取得される。
また、制御部12は、余剰電力量に、充電可能量が小さいほど大きい値となる第1係数(以下に述べるK(u))を乗算して求められる、目標出力から低減させる第1低減量ΔP1_wtgに基づいて風力発電装置2を制御する。また、制御部12は、余剰電力量が大きいほど第1係数を大きい値にする。
また、制御部12は、風力発電装置2の出力を目標出力より低減された低減出力から低減量を緩和させる低減出力緩和指令を取得した場合に、低減された出力を緩和させる第2低減量を算出し、風車コントローラ20に出力する。風力発電装置2の指令値の低減を緩和させる制御をすることにより、目標出力と予測される風力発電装置2の出力との差、即ち不足電力量が小さくなるので、二次電池31の電池充電量の減少が緩やかとなり、二次電池31の充電率SOCを目標値(例えば、SOC50%)で推移しやすく、二次電池31によって充放電できる状態を維持できる。
制御部12は、不足電力量に、放電可能量が小さいほど小さい値となる第2係数(以下に述べるK´(t,u))を乗算して求められる、目標出力から低減された低減出力から緩和させる第2低減量に基づいて風力発電装置2を制御する。制御部12は、不足電力量が大きいほど第2係数を小さい値とする。
以下に、気象予測に基づくマスターコントローラ10の充放電制御について説明する。
図2には、横軸に時刻を示し、縦軸に風力発電装置2の出力合計が示されている。
時刻t0において、二次電池31の充電率SOCをαとし、そのタイミングから所定期間経過後のt1(例えば、15分後)における二次電池31の充電率SOCを推定する場合には、下記(1)式によって算出でき、これが充電可能量Cとなる。ここで、所定の満充電状態を充電率SOC90%とするが、所定の満充電状態は、適宜設定できるものとする。また、(1)式の小文字の係数cは、定格容量、瞬時電圧及び劣化度合いで決定される変数とする。
Figure 2015111978
また、所定間隔に出力できると予測される風力発電装置2の出力をP_wtg_expで示し、目標出力をP_targetとし、推定部11は電力量Bを下記の(2)式により推定する。
Figure 2015111978
推定部11は、このように算出された充電可能量Cと、推定された電力量B(目標出力より予測される風力発電装置2の出力が大きい場合には、余剰電力量)との差Aを下記(3)式のように求める。ここで、Aが負(A<0)となる場合には、推定部11は、予測する所定間隔の間に二次電池31が所定の満充電状態になることと推定し、風力発電装置2を出力低減させる出力低減指令を出力する。
Figure 2015111978
ここで、推定部11が出力する出力低減指令について説明する。
Aが負になる場合とは、充電可能量より余剰電力量が上回る場合であり、即ち、充電可能量が所定の満充電状態となり、二次電池31がそれ以上充電できなくなることを意味する。そのため、Aの絶対値が大きい場合には、余剰電力量による二次電池31の不足分(充電)が大きいことを表すので、Aの絶対値が大きければ、風力発電装置2を大きく出力低減させるようにし、二次電池31の充電率SOCが目標充電率(例えば、SOC50%)近傍で運用されるような環境を作り出すようにする。
より具体的には、本実施形態においては、推定部11は、余剰分の電力量Bを充電可能量Cで除算して、B/C=係数K(u)(第1係数)を算出し、この係数K(u)に基づいて第1低減量ΔP1_wtgを求める。
例えば、図3には、出力低減指令を求める場合の機能ブロック図を示している。
減算部13において、予測される風力発電装置2の出力P_wtgと目標出力P_targetとの差を算出し、算出された差に、乗算部14において係数K(u)を乗算し、フィルタ部15を介して、目標出力から低減させる風力発電装置2の第1低減量ΔP1_wtgを求める。なお、フィルタ部15は、風力発電装置2を適切に制御するためのフィルタであり、ローパスフィルタやハイパスフィルタとする。
このように、予測される風力発電装置2の出力P_wtgと目標出力P_targetとの差を算出するだけでなく、該差に係数K(u)を用いて低減量を求めるので、余剰電力量Bが大きいほど大きな係数K(u)によって第1低減量が大きくなり、或いは、充電可能量Cが小さいほど大きな係数K(u)によって第1低減量が大きくなる。
これにより、推定部11は、目標出力P_targetを大きく下回るような値を出力低減後の新たな目標出力として算出し、二次電池31の充電率SOCが所定の満充電状態に到達するのを防ぐことができる。
一方、出力低減指令によって風力発電装置2の出力低減制御がなされた結果、次の積分期間(例えば、時刻t1以降のどこかのタイミング)において、Aが正(A>0)となることが予想される。Aが正(A>0)となる場合には、推定部11は、予測する所定間隔の間に二次電池31が所定の放電終止状態になることを推定し、出力低減指令によって低減された風力発電装置2の出力の低減量を緩和させることが好ましい。
出力低減を緩和させるには以下のような演算を行う。
例えば、所定の放電終止状態を充電率SOC10%とし、放電可能量C´を下記(4)式によって算出する。ここで、所定の放電終止状態を充電率SOC10%とするが、所定の放電終止状態は適宜設定できるものとする。
Figure 2015111978
推定部11は、このように算出された放電可能量C´と、推定された電力量B(予測される風力発電装置2の出力より目標出力が大きい場合には、不足電力量)との差A´を下記(5)式のように求め、A´が負(A´<0)となる場合には、風力発電装置2の出力低減を緩和させる出力低減緩和指令を出力する。
Figure 2015111978
A´が負になる場合とは、放電可能量より不足電力量が上回る場合であり、即ち、放電可能量が所定の放電終止状態となり、二次電池31がそれ以上放電できなくなることを意味する。そのため、A´の絶対値が大きい場合には、不足電力量による二次電池31の不足分(放電)が大きいことを表すので、A´の絶対値が大きければ、風力発電装置2の出力低減していた低減出力を緩和させるようにし(つまり、目標出力からの低減量を、出力低減指令によって低減させた第1低減量より小さい低減量になるようにし)、二次電池31の充電率SOCが目標充電率(例えば、SOC50%)近傍で運用されるような環境を作り出すようにする。
より具体的には、本実施形態においては、放電可能量C´を不足分の電力量Bで除算して、C´/B=K´(t,u)(第2係数)を算出し、この係数K´(t,u)に基づいて出力低減を緩和させる第2低減量ΔP2_wtgを求める。なお、第2低減量は、第1低減量を求めた図3の機能ブロック図において、K(u)をK´(t,u)に置き換えることで求めることができる。
このように、予測される風力発電装置2の出力P_wtgと目標出力P_targetとの差を算出するだけでなく、該差に係数K´(t,u)を用いて第2低減量を求める。こうすることで、不足分の電力量Bが大きいほど放電量が多く必要となるので、小さい係数K´(t,u)によって、目標出力からの第2低減量ΔP2_wtgを小さく(即ち、第1低減量Δ1_wtgによる低減出力からの緩和量を大きく)し、必要とする放電量を低減させる。或いは、放電可能量C´が小さいほど小さい係数K´(t,u)によって、目標出力からの第2低減量ΔP2_wtgが小さくされ、必要とする放電量を低減させる。
これにより、推定部11は、目標出力以下で、第1低減量によって低減された低減出力を上回るような値が算出され、二次電池31の充電率SOCが所定の放電終止状態に到達するのを防ぐことができる。
次に、本実施形態に係るマスターコントローラ10の作用を、図4から図6を用いて説明する。図4は、本実施形態に係るマスターコントローラ10の動作フローである。
図6の時刻t0から風力発電装置2の通常運転が行われており(図4のステップSA1)、電力系統6から出力制限要求が発令されたか否かが判定されており(図4のステップSA2)、出力制限要求が発令されない場合には(図4のステップSA2のNO)、この判定を繰り返す。
図6の時刻t1において、電力系統6から出力制限要求が取得され、出力制限要求が発令されたと判定された場合には(図4のステップSA2のYES)、二次電池31の充放電可能量(充電可能量C)が算出され、気象予測から推定される風力発電装置2の目標出力に対する余剰電力量(余剰分の電力量B)が推定され、充電可能量Cと余剰電力量との差Aが算出される(図4のステップSA3)。
差が負(A<0)でない場合はこの判定を繰り返す(図4のステップSA4のNO)。差Aが負となり、二次電池31の充電可能量Cより余剰電力量が大きくなり、残充電量が不足すると推定された場合には(図4のステップSA4のYES)、風力発電装置2の出力を低減させることとし、第1低減量を算出する(図4のステップSA5)。
図6の時刻t2において、出力低減指令及び第1低減量が出力され、風車コントローラ20に入力されると、風車コントローラ20によって風力発電装置2の出力を目標出力から第1低減量低減させて運転され(図4のステップSA6)、低出力平準化運転がされる(図4ステップSA7、図5のステップSA8)。
放電可能量C´と不足電力量(不足分の電力量B)が推定され、放電可能量C´と不足電力量との差A´が算出される(図5のステップSA9)。差が負(A<0)でない場合はこの判定を繰り返す(図5のステップSA10のNO)。差Aが負となり、二次電池31の放電可能量C´より不足電力量が大きくなり、残放電量が不足すると推定された場合には(図5のステップSA10のYES)、風力発電装置2の出力の低減を緩和させることとし、出力低減緩和量を算出する(図5のステップSA11)。出力低減緩和指令及び第2低減量が出力され、風車コントローラ20に入力されると、風車コントローラ20によって風力発電装置2の低減されていた出力の低減度合いが緩和され(図5のステップSA12)、低出力平準化運転がされる(図5のステップSA13)。
このように、電力系統6から出力制限要求を取得した期間中において、出力低減制御と出力低減緩和制御が行われているが、図4から図5に示した動作フローの途中において、電力系統6から、さらに出力制限をさせる出力制限要求を取得した場合には、図4のステップSB1(図4のステップSA3)にジャンプし、充電可能量と余剰電力量の比較がなされる。また、図4から図5に示した動作フローの途中において、電力系統6から出力制限をさせる出力制限要求の値が大きくなった場合には、図5のステップSB2(図5のステップSA9)にジャンプし、放電可能量と不足電力量の比較がなされる。また、図4から図5の動作フローの途中において、電力系統6からの出力制限要求が解除された場合には、図4のステップSB3(図4のステップSA2)にジャンプし、出力制限要求を取得するか否かの判定処理に戻る。
図6(a)は従来技術を使用した場合の二次電池の充電率推移が示されており、図6(b)は本実施形態のマスターコントローラ10による制御がなされた場合の二次電池31の充電率SOCの推移が示されている。
図6(a)(b)の実線は、風力発電装置の出力変動であり、点線は、二次電池31の充放電制御を示しており、水平線は電力系統6から取得した出力制限指令によって制限される目標出力(制限値)とし、太線は風力発電装置と二次電池との合成出力を示している。図6(c)の実線は、本実施形態に係るマスターコントローラ10による充放電制御による二次電池31の充電率SOCの推移を示しており、点線は、従来技術を使用した場合の充電率SOCの推移を示している。
図6(a)に示されるように、従来技術においては、時刻t1において出力制限要求を取得した後、風力発電装置による出力変動を二次電池の充放電によって抑制させ充電率SOCを目標値に維持させておき、二次電池の充放電可能量がなくなり満充電状態となった時刻t3において風力発電装置の出力低減が開始される。この場合、風力発電装置と二次電池による合成出力(太線)は、出力制限要求の制限値を下回るように制限された風車出力と同一となるので、波形は不安定となる。また、制限値と合成出力の差分(図6(a)の斜線部分参照)は、二次電池によって充電が行えないため売電収入が減ることとなる。
これに対し、本実施形態の図6(b)では、出力制限要求を取得した時刻t1のタイミングにおいて、気象予測に基づいて予測される風力発電装置の出力と、目標出力とから余剰電力量が算出され、余剰電力量と充電可能量Cとの差Aが負になると判定された場合には、二次電池31が満充電状態(例えば、90%)になる前の時刻t2の段階で、風力発電装置2の出力を低減させる。これによって、風力発電装置2の出力が目標出力よりも下回る場合には二次電池31は放電をし、風力発電装置2の出力が目標出力よりも上回る場合には二次電池31は充電をすることにより二次電池31が平準化に寄与し、風力発電装置2の出力と二次電池31の出力との合成出力(図6(b)の太線参照)が従来技術より大きくなるとともに、安定した波形となる。
また、図6(c)を参照すると、従来技術においては、満充電状態となるまで充電が継続され、二次電池が満充電となった段階で充電中止されるが、本実施形態においては、気象予測に基づいて満充電状態になることが推定された場合には、(従来技術で風力発電装置2の制御を開始していた)時刻t3よりも前の時刻t2の時点、すなわち、満充電状態になる前の段階で風力発電装置2の出力の調整を開始しているので、二次電池31による平準化期間が延びている。
以上説明してきたように、本実施形態に係るマスターコントローラ10、それを備えた発電システム1、及び制御方法並びに制御プログラムによれば、電力系統6と連系される風力発電装置2と接続される二次電池31の充放電を制御するマスターコントローラ10が電力系統6から出力制限要求を取得した場合に、気象予測に基づいて風力発電装置2の出力が推定され、出力制限要求を取得した時点における二次電池31の充電可能量及び放電可能量が算出され、出力制限要求によって風力発電装置2の出力の目標とされる目標出力と、推定出力と、充電可能量C及び放電可能量C´とに基づいて、所定期間に二次電池31が所定の満充電状態または所定の放電終止状態に到達するか否かが推定される。
本発明は、二次電池31が充電をそれ以上受け付けられない所定の満充電状態になると推定され、いずれ風力発電装置2の出力を下げることが推定された場合には、二次電池31が所定の満充電状態となる前の段階で風力発電装置2の出力を低減させる出力低減制御を行い、二次電池31の充電率SOCを目標値(例えば、50%)にできるだけ維持するように制御することによって、満充電状態に到達するのを防ぎつつ、風力発電装置2(ウインドファーム)としての出力を目標出力に近づけさせることができる。
また、出力低減制御等によって、所定期間に充電率SOCが放電終止状態に到達することが推定された場合には、二次電池31が所定の放電終止状態となる前の段階で風力発電装置2の低減した出力を緩和させる出力低減緩和制御を行うことにより、放電終止状態に到達するのを防ぎつつ、風力発電装置2の出力を目標出力に近づけさせることができる。
これにより、二次電池31による出力平準化期間を延ばすことができるので、出力安定化に寄与できるとともに、出力制限期間中の売電量が増加する。
なお、上記実施形態においては、マスターコントローラ10が、電力系統から出力制限要求を取得したことによって充放電制御を開始することとして説明していたが、これに限定されない。例えば、電力系統6を監視する監視員が、電力系統から出力制限要求が発令されたことを確認し、監視員によって出力制限要求の発令情報を図示しない入力装置等を介してマスターコントローラ10に入力することによって、マスターコントローラ10側で出力制限の要求を取得することとしてもよい。
1 発電システム
2 風力発電装置(発電装置)
3 電力貯蔵装置
6 電力系統
10 マスターコントローラ(制御装置)
11 推定部(推定手段)
12 制御部(制御手段)
30 バッテリーコントローラ
31 二次電池(蓄電装置)

Claims (10)

  1. 電力系統と連系され、自然エネルギーによって発電する発電装置と接続される蓄電装置の充放電を制御する制御装置であって、
    前記電力系統から出力制限要求を取得した場合に、
    気象予測に基づいて推定される前記発電装置の推定出力と、前記出力制限要求によって目標とされる目標出力と、前記出力制限要求を取得した時点において算出される前記蓄電装置の充電及び放電が許容される電池容量である充放電可能量とに基づいて、所定期間に前記蓄電装置が所定の満充電状態、または所定の放電終止状態になるか否かを推定する推定手段と、
    前記蓄電装置が前記所定の満充電状態または前記所定の放電終止状態になる前に前記発電装置の出力を制御する制御手段と
    を具備する制御装置。
  2. 前記推定手段は、前記推定出力と前記目標出力との差に基づいて前記所定期間の余剰電力量を推定し、前記充放電可能量に含まれる充電可能量より前記余剰電力量が大きいと判定した場合には、前記発電装置の出力を前記目標出力より低減させる出力低減指令を出力する請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記余剰電力量に、前記充電可能量が小さいほど大きい値となる第1係数を乗算して求められる、前記目標出力から低減させる第1低減量に基づいて前記発電装置を制御する請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記余剰電力量が大きいほど前記第1係数を大きい値とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記推定手段は、前記推定出力と前記目標出力との差に基づいて前記所定期間の不足電力量を推定し、前記充放電可能量に含まれる放電可能量より前記不足電力量が大きいと判定した場合には、前記出力低減指令によって低減された前記発電装置の出力の低減を緩和させる出力低減緩和指令を出力する請求項2から請求項4のいずれかに記載の制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記不足電力量に、前記放電可能量が小さいほど小さい値となる第2係数を乗算して求められる、前記出力低減指令によって前記目標出力から低減された出力から低減量を緩和させた第2低減量に基づいて前記発電装置を制御する請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記制御手段は、前記不足電力量の絶対値が大きいほど小さい値となる前記第2係数を備える請求項6に記載の制御装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の制御装置と、自然エネルギーによって発電する発電装置と、蓄電装置とを具備した発電システム。
  9. 電力系統と連系され、自然エネルギーによって発電する発電装置と接続される蓄電装置の充放電を制御する制御方法であって、
    前記電力系統から出力制限要求を取得した場合に、
    気象予測に基づいて推定される前記発電装置の推定出力と、前記出力制限要求によって目標とされる目標出力と、前記出力制限要求を取得した時点において算出される前記蓄電装置の充電及び放電が許容される電池容量である充放電可能量とに基づいて、所定期間に前記蓄電装置が所定の満充電状態、または所定の放電終止状態になるか否かを推定し、
    前記蓄電装置が前記所定の満充電状態または前記所定の放電終止状態になる前に前記発電装置の出力を制御する制御方法。
  10. 電力系統と連系され、自然エネルギーによって発電する発電装置と接続される蓄電装置の充放電を制御する制御プログラムであって、
    前記電力系統から出力制限要求を取得した場合に、
    気象予測に基づいて推定される前記発電装置の推定出力と、前記出力制限要求によって目標とされる目標出力と、前記出力制限要求を取得した時点において算出される前記蓄電装置の充電及び放電が許容される電池容量である充放電可能量とに基づいて、所定期間に前記蓄電装置が所定の満充電状態、または所定の放電終止状態になるか否かを推定する第1処理と、
    前記蓄電装置が前記所定の満充電状態または前記所定の放電終止状態になる前に前記発電装置の出力を制御する第2処理と
    をコンピュータに実行させるための制御プログラム。
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