JP2015111824A5 - - Google Patents

Description

第１のブランチの少なくとも一部は、第１の側部に沿って延在し、及び／又は第２のブランチの少なくとも一部は、第２の側部に沿って延在し得る。第１の側部は、補聴器アセンブリの長手の側部であり、第２の側部は、補聴器アセンブリの別の長手の側部であり得る。第１の側部は、第２の側部の反対側にあってよい。第２のブランチは、第１のブランチと部分的に平行であってもよい。いくつかの実施形態において、補聴器の第１の側部に沿って延在する第１のブランチの部分、及び補聴器の第２の側部に沿って延在する第２のブランチの部分、すなわち他方の部分は、対称的部分であってよく、すなわち、前記第２の部分は、アンテナを通る平面の周りに対称的アンテナ構造を形成し、及び／又は前記部分は少なくとも実質的に同じ形状を有するものとしてよい。

図８は、使用時に使用者の耳の後ろに位置決めするように構成された耳裏型補聴器１１０を示している。耳裏型補聴器１１０は、アンテナ１１５、アンテナ１１５への伝送線路１１９ａを備えるワイヤレス通信ユニット１１９（例えば、無線チップ）、電池１１６、信号処理装置１１７、及び外耳道の入口に至る音響管１１８を備える。アンテナ１１５は、励振点１１３、第１のブランチ１１１、及び第２のブランチ１２０を備える。第２のブランチ１２０は、補聴器アセンブリの第１の側部１３０から補聴器アセンブリの第２の側部１４０に延在する部分１２１を備える。補聴器アセンブリの第１の側部１３０は、補聴器アセンブリ１１０の第２の側部１４０の反対側にある。励振点１１３は、補聴器アセンブリの第１の側部１３０のところにある。第１のブランチ１１１は、一つ又は複数の実施形態において、補聴器の第１の側部１３０の近くに設けられた場合に第１の共振構造物などの、第１の構造物であり、またアンテナ１１５の第２の部分１２０は、一つ又は複数の実施形態において、補聴器の第２の側部１４０の近くに設けられた場合に第２の共振構造物などの、第２の構造物であり得る。第１のブランチ１１１の少なくとも一部は、第１の側部１３０上に延在する。第２のブランチ１２０の少なくとも一部は、第２の側部１４０上に延在する。第１の側部１３０又は第２の側部１４０は、補聴器が使用者によってその動作位置に着用されたときに使用者の頭部の表面と平行に位置決めされる。第１の側部１３０は、補聴器１１０の第１の長手の側部である。第２の側部１４０は、補聴器１１０の第２の長手の側部である。

Claims (15)

1. アセンブリを備える補聴器であって、前記アセンブリは、
   第１の長手の側部と、
   前記第１の長手の側部の反対側に位置する第２の長手の側部と、
   信号処理装置と、
   前記信号処理装置に接続されたワイヤレス通信ユニットと、
   電磁場放射及び電磁場受信用のモノポール・アンテナであって、前記ワイヤレス通信ユニットに接続されているとともに、励振点を有するモノポール・アンテナと、
   を備え、
   前記アンテナの第１のブランチの少なくとも一部は、前記励振点から前記アセンブリの前記第１の長手の側部に沿って延在し、前記第１のブランチは第１の端部を有し、前記第１の端部は自由であるか、又は第３のブランチを介して前記励振点と結合され、
   前記アンテナの第２のブランチは、前記励振点から延在し、前記第２のブランチの少なくとも一部は、前記アセンブリの前記第１の長手の側部と前記アセンブリの前記第２の長手の側部との間に位置する空間内に延在する、補聴器。
2. 前記アンテナ内の電流は、前記第２のブランチ内で最大となる、請求項１に記載の補聴器。
3. 前記励振点は、前記アセンブリの縁部にある、請求項１又は２に記載の補聴器。
4. 前記第１のブランチは第１の長さを有し、第２のブランチは第２の長さを有し、前記第１の長さと前記第２の長さとの和は、前記アンテナの全長の少なくとも９０％である、請求項１から３のいずれか一項に記載の補聴器。
5. 前記第１のブランチの前記長さは、前記第２のブランチの長さに対応する、請求項４に記載の補聴器。
6. 前記第１のブランチは、前記アセンブリの前記第１の長手の側部に沿ってループを形成する、請求項１から５のいずれか一項に記載の補聴器。
7. 前記第２のブランチの前記少なくとも一部は、前記アセンブリの前記第１の長手の側部の近傍から前記アセンブリの前記第２の長手の側部の近傍まで延在する、又は前記アセンブリの前記第１の長手の側部から前記アセンブリの前記第２の長手の側部に延在する、請求項１から６のいずれか一項に記載の補聴器。
8. 前記第１のブランチの長さは少なくともλ／４であり、及び／又は、前記第２のブランチの長さは少なくともλ／４である、請求項１から７のいずれか一項に記載の補聴器。
9. 前記アンテナ内の電流の大きさは、前記第１のブランチ上のある地点及び／又は前記第２のブランチ上のある地点でゼロとなる、請求項１から８のいずれか一項に記載の補聴器。
10. 前記第２のブランチは第２の端部を有し、前記第２の端部は自由である、請求項１から９のいずれか一項に記載の補聴器。
11. 前記第２のブランチは第２の端部を有し、前記第２の端部は第４のブランチを介して前記励振点と結合され、前記第４のブランチは前記第２のブランチと異なる、請求項１から９のいずれか一項に記載の補聴器。
12. 前記第２のブランチは、前記第２の長手の側部に沿ってループを形成する、請求項１から１１のいずれか一項に記載の補聴器。
13. 前記第２のブランチの一部は、前記第２の長手の側部上に延在する、請求項１から１２のいずれか一項に記載の補聴器。
14. 前記アセンブリの前記第１の長手の側部は、前記補聴器の第１の長手の側部と対応し、前記アセンブリの前記第２の長手の側部は、前記補聴器の第２の長手の側部と対応する、請求項１から１３のいずれか一項に記載の補聴器。
15. 前記第２のブランチの一部は、前記第２の長手の側部に沿って延在し、前記第１の側部に沿って延在する前記第１のブランチの前記少なくとも一部と、前記第２の長手の側部に沿って延在する前記第２のブランチの前記一部とが対称である、請求項１から１４のいずれか一項に記載の補聴器。