JP2015109941A - 消火剤タンク - Google Patents

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Abstract

【課題】消火剤を放出する際に、消火剤の残量が少なくなっても、消火剤を効率的に放出することができる消火剤タンクを提供する。
【解決手段】
タンク部2と、タンク部2の内部に貯蔵され、粘性を高める添加剤が添加された消火剤3と、消火剤3をタンク部2の外部に放出する放出部4と、タンク部2の内部に上下方向に延在し、タンク部2の内部に貯蔵されている消火剤3を放出部4に誘導する誘導部と、タンク部2の内部の圧力を圧力ガスにより高める圧力手段6とを備えた消火剤タンク1において、タンク部2の内部に消火剤3の液面上に載置されて設けられた浮き蓋7を更に備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、消火剤を内部に貯蔵し、圧力ガスにより消火剤を外部に放出する消火剤タンクに関する。
水を消火剤として火災の消火をする場合、一般に、水を火源とその周囲に散布することにより、火災を抑制・消火すると共に、火源の周囲を濡らすことで延焼の防止もしている。
しかしながら、水の場合、消火対象物にかかっても重力により下方にすぐに流れてしまい、消火対象物上に留まるのは僅かな量でしかないので、十分に延焼の防止をするには散布を長く継続させる必要がある。
そこで、水が消火対象物上により多く留まるようにするために、水に粘性を高める添加剤を添加することが考えられ、例えば、特開2011−167357(特許文献1)に開示の技術は、水にゲル化剤を添加して調整したゲル含有消火水を提案している。
特開2011−167357公報
水に粘性を高める添加剤を添加した消火剤を利用する場合、それを消火剤タンクに貯蔵して利用することとなる。消火剤タンクは、圧力ガスを圧力源として内部の消火剤を外部に放出することができるようになっており、その圧力方式には蓄圧式と加圧式とがあるが、何れの方式においても、圧力ガスによりタンク内部の圧力を高め、それにより消火剤を押圧して外部に放出することができるようになっている。しかしながら、粘性が高められている消火剤の場合、消火剤タンクからの放出に際し、その残量が少なくなると、圧力ガスが消火剤の層を隙間を通じて部分的に通り抜けてしまい、消火剤を押圧する圧力にロスが生じ、消火剤を効率的に放出することができなくなるという問題がある。
この発明は、前記の事情に鑑み、消火剤を放出する際に、消火剤の残量が少なくなっても、消火剤を効率的に放出することができる消火剤タンクを提供することを目的とする。
この発明は、タンク部と、前記タンク部の内部に貯蔵され、粘性を高める添加剤が添加された消火剤と、前記消火剤を前記タンク部の外部に放出する放出部と、前記タンク部の内部に上下方向に延在し、前記タンク部の内部に貯蔵されている前記消火剤を前記放出部に誘導する誘導部と、前記タンク部の内部の圧力を圧力ガスにより高める圧力手段とを備えた消火剤タンクにおいて、前記タンク部の内部に前記消火剤の液面上に載置されて設けられた浮き蓋を更に備えたことを特徴とする消火剤タンクである。
又、この発明は、前記浮き蓋は、前記誘導部の周囲に位置し、前記誘導部の周面に沿って上下方向に摺動自在に設けられていることを特徴とする消火剤タンクである。
又、この発明は、前記誘導部の下部に前記浮き蓋を係止するための係止部が設けられていることを特徴とする消火剤タンクである。
又、この発明は、前記タンク部の内部に前記浮き蓋の上方に位置して設けられ、前記浮き蓋の傾斜変動を押さえる押さえ部材を更に備えたことを特徴とする消火剤タンクである。
又、この発明は、前記押さえ部材は通気性を有する材料により形成されていることを特徴とする消火剤タンクである。
この発明においては、タンク部の内部に消火剤の液面上に載置されて設けられた浮き蓋を備えていることで、圧力ガスにより消火剤を押圧して外部に放出する際に、浮き蓋を介してそれをすることができ、浮き蓋により圧力ガスが消火剤の層を通り抜けるのを防ぐことができる。
従って、この発明によれば、消火剤を放出する際に、消火剤の残量が少なくなっても、消火剤を効率的に放出することができる消火剤タンクを提供することができる。
この発明の消火剤タンクの一例を示したものであり、消火剤が充填されている状態の消火剤タンクの全体の縦断面図である。 同上を示したものであり、消火剤が放出された状態の図1に相当する図である。 同上を示したものであり、消火剤タンクの浮き蓋の拡大平面図である。 同上を示したものであり、浮き蓋の上方に押さえ部材を設けた場合の図1に相当する図である。 同上を示したものであり、同上の場合の図2に相当する図である。
以下、この発明の実施形態の一態様を蓄圧式の消火剤タンクに適用する場合を例に図面に基づいて説明する。尚、この発明は、後記で説明する通り、加圧式の消火剤タンクにも適用することができる。
消火剤タンク1は、タンク部2と、タンク部2の内部に貯蔵され、粘性を高める添加剤が添加された消火剤3と、消火剤3をタンク部2の外部に放出する放出部4と、タンク部2の内部に上下方向に延在して設けられ、タンク部2の内部に貯蔵されている消火剤3を放出部4に誘導する誘導部の一例であるサイホン管5とを備えており、更に、蓄圧式である本実施形態においては、タンク部2の内部の圧力を圧力ガスにより高める圧力手段として、圧力ガス(加圧された窒素ガス等)をタンク部2の内部に導入する導入部の一例である導入管6を備えている。
尚、放出部4は、本実施形態においては、タンク部2の上部開口2aを閉鎖する蓋部2bの上部に設けられており、消火剤3を外部に放出する放出ノズル4aと、その放出ノズル4aが接続される接続口とサイホン管5の上端部が接続される接続口とを連通する連通路4bとを有している(この放出部4は、連通路4を常時は閉止する弁部と、火災時に弁部を開放する操作部とを更に有するが、それらの図示は省略する)。又、サイホン管5において、上端部はタンク部2の蓋部2bを貫通し、前記の通り放出部4に接続されているが、下端部はタンク部2の底部近傍まで至り、その下端部に消火剤3が流入する流入口5aが設けられている。
そして、消火剤タンク1は、タンク部2の内部に貯蔵されている消火剤3の液面上に載置されて設けられた浮き蓋7を更に備えている。
ここで、消火剤タンク1は、常時は、図1に示したように、タンク部2の内部に消火剤3が貯蔵されているが、蓄圧式である本実施形態においては、圧力ガスも充填されている。圧力ガスは、具体的には、導入管6からタンク部2の内部の消火剤3の上方の空間、即ち浮き蓋7の上方の空間に導入されて充填されており、図1中に連続する複数の矢印で示したように、消火剤3を浮き蓋7を介して下方に押圧し、サイホン管5の下端部の流入口5aからサイホン管5の内部に流入させ、サイホン管5を通じて放出部4に誘導し、火災時、放出部4が開放されれば、放出ノズル4aから放出させる圧力源として機能するようになっている。
消火剤タンク1は、前記の通り構成され、消火剤3の液面上に設けられている浮き蓋7を備えていることにより、火災時、消火剤3を圧力ガスにより押圧して放出部4から外部に放出する際に、消火剤3を浮き蓋7を介して押圧することができるようになっている。消火剤3が粘性を高める添加剤が添加されたものであり、粘性が高められたものである場合、消火剤3の層には、例えばサイホン管5の周面との間に隙間ができ易いが、圧力ガスにより浮き蓋7を介して消火剤3を押圧することができることにより、隙間から圧力ガスが抜けるのを防ぐことができ、又、消火剤が放出されれば、浮き蓋7は消火剤3の液面の下降に追従して下降するので、消火剤3の量が少なくなっても、同様に隙間から圧力ガスが抜けるのを防ぐことができ、即ち、消火剤3の量が少なくなっても、圧力ガスが消火剤3の層を通り抜けるのを防ぐことができるようになっており、圧力ガスが消火剤3を押圧する圧力にロスが生じるのを防ぐことができるようになっている。
つまり、消火剤タンク1は、消火剤3の液面上に設けられている浮き蓋7を備えていることにより、消火剤3を効率的に放出することができるようになっている。
尚、図2は、火災時、消火剤3を放出部4の放出ノズル4aから放出した後の状態を示したものであるが、同図に示したように、本実施形態において、浮き蓋7は、タンク部2の底部に略至るまで下降するようになっており、消火剤3が略なくなるまで隙間から圧力ガスが抜けるのを防ぐことができるようになっている。
更に、本実施形態の消火剤タンク1について説明する。
浮き蓋7は、サイホン管5の周囲に位置し、サイホン管5の周面に沿って摺動自在に設けられている。又、浮き蓋7は、平板状の形状を有するものであるが、消火剤3の液面を全体的に均一に押圧することができるように周囲がタンク部2の内部の横方向断面形状に対応する形状を有するものとなっている。即ち、浮き蓋7は、タンク部2の内部の横方向断面形状が円形であり、サイホン管5が中央部分に設けられている本実施形態においては、図3に示したように中央部分にサイホン管5が貫通するサイホン管5と略同径の貫通孔7aを有する円板状の形状を有するものとなっている。尚、浮き蓋7の厚さについては、薄いものとすることができ、例えば1mm程度とすることができる。又、浮き蓋7の素材については、金属製でも、樹脂製でもよいが、ゴム製とすれば、タンク部2の内部に上部開口2aから挿入して設ける際に、柔軟で折り曲げ易いので挿入がし易いという利点が得られる(厚み次第では、折り曲げて挿入しても、自ずと元の形状に復元されるという利点も得られる)。
サイホン管5は、下端部に浮き蓋7が係止する係止部5bが設けられている。この係止部5bが設けられていることにより、浮き蓋7を折り曲げてタンク部2の内部に挿入して設ける際に、浮き蓋7にサイホン管5を貫通させることになるが浮き蓋7を係止部5bに係止した状態で上下動させれば、浮き蓋7を折り曲がった状態から平らな状態に戻すことができる。更に、消火剤を再充填する際も、係止部5bに浮き蓋7を係止した状態で持ち上げることで、浮き蓋7を容易に取り出すことが可能となる。尚、本実施形態において、係止部5bは、サイホン管5の下端部の周囲にフランジ状に張り出して形成されたものとしているが、浮き蓋7を係止することができれば、勿論、他の形状としてもよい。
消火剤3としては、水にその粘性を高める各種添加剤を添加して調整したものを用いることができる。その添加剤としては、高分子給水ポリマー等のゲル化剤を含む従来一般に用いられている添加剤を用いることができるが、消火剤にチキソトロピー性(掻き混ぜたり、振り混ぜたりすることにより、ゲルが流動性のゾルに変わる性質)をもたらすコロイド性含水ケイ酸塩を含む鉱物(例えば、スメクタイトやベントナイト等。)やそのケイ酸塩からなる化合物を含む添加剤もを用いることができる。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、この発明は、加圧式の消火剤タンクにも適用することができる。その場合、例えば、上記の実施形態における導入管6の外部に露出する側の端部に開閉機構を介して圧力ガスを封入した加圧用ガスボンベを接続し、加圧用ガスボンベをタンク部2の外部に設けるようにしてもよいし、導入管6を設けるのに代えて、加圧用ガスボンベをその放出部を含めてタンク部2の内部に設けるようにしてもよい(但し、加圧用ガスボンベ等をタンク部2の内部に設ける場合、浮き蓋7の上方の空間に設ける必要がある)。
又、上記の実施形態における消火剤タンク1には、図4及び図5に別途示した通り、浮き蓋7の傾斜変動を押さえる押さえ部材8を更に設けることができる。以下、図4及び図5に示した態様について説明する。
ここで、前記の押さえ部材8を設けていない場合、例えば、設置状態の消火剤タンク1が転倒等により傾斜した状態になっていると、タンク部2の内部に貯蔵されている消火剤3は液面が傾斜した状態になっており、その液面上に載置されている浮き蓋7も傾斜した状態になっている。そのような場合に消火剤3が粘性の高められているものであると、消火剤タンク1を立て直しても、消火剤3の液面はすぐには水平状態に戻らず、浮き蓋7もすぐには水平状態に戻らない。そのため、傾斜した状態になっていた消火剤タンク1から消火剤3をすぐに放出させてしまうと、消火剤タンク1を立て直していたとしても、浮き蓋7も、消火剤3の液面も傾斜した状態のままになっている可能性があり、その状態のまま下方に傾斜した側がタンク部2の底部にまで至ってしまう可能性がある。そうなってしまうと、浮き蓋7による効果を所期の通り得ることができなくなる可能性がある。
一方、前記の押さえ部材8を設けている場合、消火剤タンク1が傾斜した状態になっていたとしても、押さえ部材8により浮き蓋7の傾斜変動を押さえることができる。又、その浮き蓋7の傾斜変動を押さえることができることにより、消火剤3の液面の傾斜変動を押さえることができる。つまり、本態様の場合、前記の押さえ部材8を設けていることにより、消火剤タンク1が傾斜した状態になっていたとしても、浮き蓋7も、消火剤3の液面も傾斜状態にはなっておらず、浮き蓋7による効果を所期の通り得ることができる。
本態様において、押さえ部材8は、タンク部2の内部の浮き蓋7の上方の位置に設けられており、浮き蓋7の傾斜変動を上方から押さえることができるように設けられているが、具体的には常時の満充填の状態にある消火剤3の液面上に載置されている浮き蓋7の直上の位置に設けられており、浮き蓋7の傾斜変動を直ちに上方から押さえることができるように設けられている。又、押さえ部材8は、平坦に形成された下面を有しており、その下面が浮き蓋7の上面に対向しつつ、水平になる向きで前記の位置に設けられており、傾斜変動しようとする浮き蓋7の上面に接触することにより、浮き蓋7の傾斜変動を押さえることができるようになっている。
更に、押さえ部材8は、浮き蓋7と同様、サイホン管5が貫通する貫通孔8aを有し、その貫通孔8aにサイホン管5が貫通した状態で前記の位置に設けられているが、本実施形態の場合、全体の形状がタンク部2の内部形状に対応し、略円柱状をなすものとなっており、その横方向断面の外径がタンク部2の内径よりも大きく形成され、前記の位置に設けられている状態で外側面がタンク部2の内側面に圧接し、それによりタンク部2の内部で前記の位置に設けられている状態が保持されるようになっている。又、押さえ部材8が前記の位置に設けられている状態において、前記の下面は、平面視の形状が浮き蓋7の上面の平面視の形状と略同一になり、全体的に浮き蓋7の上面に接触し、その傾斜変動を押さえることができるようになっている。尚、押さえ部材8の上下の厚さについては、タンク部2の容量や消火剤3の充填量等を考慮して適宜決定される。
この押さえ部材8は、浮き蓋7の上方に位置して設けられているが、そのような位置に設けられていても、タンク部2の内部に上方から充填される圧力ガスにより下方の浮き蓋7を介して消火剤3を押圧することができるように圧力ガスが上下に通過するように設けられており、本態様の場合、通気性を有する材料、具体的には多孔質材料から形成したものを用いており、それにより圧力ガスが上下に通過するようになっている。尚、通気性の程度については、圧力ガスは通し易いが、消火剤3は通し難いものであるのが好ましく、消火剤3の粘性等を考慮して適宜決定される。
多孔質材料としては、例えば、各種天然の或いは各種合成のスポンジを用いることができる。スポンジを用いることにより、圧縮した状態でタンク部2の内部に挿入することができ、タンク部2の内部への挿入が容易であり、又、タンク部2の内部に挿入後、形状が復元することによる弾性を利用し、前記の通り、外側面をタンク部2の内部に圧接させることができ、タンク部2の内部における位置を自己保持させることができる。尚、多孔質材料以外にも、繊維質材料、例えば、フェルト等を用いることができる。
押さえ部材8は、通気性を有する材料により形成されており、圧力ガスが通過するようになっているので、図4中に連続する矢印で示した通り、圧力ガスが上方から下方に通過し、図1及び図2に示した態様と同様、消火剤3を浮き蓋7を介して下方に押圧し、サイホン管5の下端部の流入口5aからサイホン管5の内部に流入させ、サイホン管5を通じて放出部4に誘導し、火災時、放出部4が開放されれば、放出ノズル4aから放出させることができるようになっている。尚、押さえ部材8は、本態様の場合、タンク部2の内部における位置が保持されるようになっており、消火剤3の放出後も、図5に示した通り当初の位置に位置したままになるようになっている。
以上、本態様について説明したが、押さえ部材8は、浮き蓋7の傾斜変動を押さえることができ、又、圧力ガスが上下に通過するものであれば、形状、材質等は適宜変更することができる。例えば、通気性を有する材料により形成したものを用いるのに代えて、上下に貫通する通気口を形成したものを用いることもでき、全体の形状も、円柱状に代えて、円筒状等他の形状とすることもできる。円筒状とする場合、内部の中空部を圧力ガスが通過する通気口とすることができる。尚、円筒状とする場合、材質を通気性を有するものとすれば、有底のものとすることもできる。
1:消火剤タンク 2:タンク部 2a:上部開口 2b:蓋部 3:消火剤 4:放出部 4a:放出ノズル 4b:連通路 5:サイホン管 5a:流入口 5b:係止部 6:導入管 7:浮き蓋 7a:貫通孔 8:押さえ部材 8a:貫通孔

Claims (5)

  1. タンク部と、前記タンク部の内部に貯蔵され、粘性を高める添加剤が添加された消火剤と、前記消火剤を前記タンク部の外部に放出する放出部と、前記タンク部の内部に上下方向に延在し、前記タンク部の内部に貯蔵されている前記消火剤を前記放出部に誘導する誘導部と、前記タンク部の内部の圧力を圧力ガスにより高める圧力手段とを備えた消火剤タンクにおいて、
    前記タンク部の内部に前記消火剤の液面上に載置されて設けられた浮き蓋を更に備えたことを特徴とする消火剤タンク。
  2. 前記浮き蓋は、前記誘導部の周囲に位置し、前記誘導部の周面に沿って上下方向に摺動自在に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の消火剤タンク。
  3. 前記誘導部の下部に前記浮き蓋を係止するための係止部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の消火剤タンク。
  4. 前記タンク部の内部に前記浮き蓋の上方に位置して設けられ、前記浮き蓋の傾斜変動を押さえる押さえ部材を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の消火剤タンク。
  5. 前記押さえ部材は通気性を有する材料により形成されていることを特徴とする請求項4に記載の消火剤タンク。
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