JP2015107858A - エレベータの管制運転装置およびエレベータの管制運転方法 - Google Patents

エレベータの管制運転装置およびエレベータの管制運転方法 Download PDF

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Abstract

【課題】火災が発生したことでかごを避難階に誘導する際に、かご内の乗客が各乗場の状況に応じて適切な避難階を動的に選択可能とし、かご内の乗客を適切な避難階へ迅速に誘導する。【解決手段】各階床に個別に設置された複数の火災検知器(31)および複数のカメラ(32)と、かご内に設置されたモニタ(21)および操作盤(22)と、映像表示制御を行うとともに、操作入力に基づいて避難階へのかごの移動、および戸の開閉制御を行う制御部(1)とを備え、制御部は、火災検知器による検出結果、およびカメラによる映像表示に基づいて、かご内の乗客が適切な避難階を動的に選択することを可能とし、適切な避難階へ迅速に誘導する。【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータが設置されたビル等で火災が発生した際に、かごを適切な避難階に誘導するエレベータの管制運転装置およびエレベータの管制運転方法に関する。
火災が発生した際の管制運転モード時に、エレベータのかごを、あらかじめ決められている避難階に着床させる従来技術がある(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1は、さらに、かごを避難階に着床させた後、戸開動作を行っている間に、避難階での火災発生を検出した場合には、戸開動作を戸閉動作に反転させ、かごを別の避難階へ誘導することで、乗客を迅速に避難させる技術も開示している。
また、別の従来技術として、ビルの各階に煙感知器を設置し、避難階の煙感知器が動作していない場合には、避難階へのエレベータかごの火災時避難運転を実施するものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−11812号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
特許文献1に開示された技術は、別の避難階へ誘導する機能を備えることで、かごが着床する避難階が火災であった場合の乗客の保護手段を提供しているといえる。しかしながら、この特許文献1は、避難階に移動した後に、その避難階で火災が発生していた場合には、かご内あるいは避難階の乗場で乗客が逃げ場を失ってしまう状況を回避できる。
しかしながら、あらかじめ決められている避難階に着床させる動作を必ず行っていた。このため、この避難階で火災が発生していた場合には、別の避難階にあらためて移動しなければならず、迅速な避難誘導が実現できないという問題があった。
さらに、別の避難階では火災が発生していないという保証はなく、この別の避難階に誘導した場合にも、乗客が逃げ場を失ってしまう状況が解消されない可能性があった。
また、特許文献2に開示された技術は、煙感知器の検出結果を流用することで、煙が発生している避難階にかごを誘導してしまうことは回避できる。しかしながら、この特許文献2は、あらかじめ決められた避難階の煙感知器が動作していない間は、避難階へ対比することを前提としており、あらかじめ決められた避難階に移動できない状況になると、かご内の乗客は、逃げ場を失う問題があった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、火災が発生したことでかごを避難階に誘導する際に、かご内の乗客が各乗場の状況に応じて適切な避難階を動的に選択可能とし、かご内の乗客を適切な避難階へ迅速に誘導することのできるエレベータの管制運転装置およびエレベータの管制運転方法を得ることを目的とする。
本発明に係るエレベータの管制運転装置は、それぞれの階床に個別に設置され、熱または煙を検知することで火災検出を行う複数の火災検知器と、それぞれの階床に個別に設置され、火災発生状況を撮像する複数のカメラと、かご内に設置され、複数のカメラにより撮像された火災発生状況の映像を表示するモニタと、かご内に設けられ、かご内の乗客の操作入力を受け付ける操作盤と、複数のカメラにより撮像された各階床の火災発生状況をモニタに表示させるとともに、複数の火災感知器による検知結果、および操作盤からの操作入力に基づいて、避難階へのかごの移動、および戸の開閉制御を行う制御部とを備え、制御部は、複数の火災検知器のいずれかが火災を検出して作動した際に、あらかじめ設定された避難階に設置された火災検知器が作動していない場合には、避難階にかごを移動させ、あらかじめ設定された避難階に設置された火災検知器が作動している場合には、火災感知器が作動していない階床に設置されたカメラで撮像された映像をモニタに表示させるとともに、操作盤内に設けられた呼びボタンのうち、映像を表示させた階床の呼びボタンを点滅表示させ、表示された映像および点滅表示された呼びボタンに基づいてかご内の乗客により選択された呼びボタンの操作入力を受け付けることで、選択された呼びボタンに対応する階床を新たな避難階として設定し、新たな避難階にかごを移動させ、避難階あるいは新たな避難階にかごを移動して停止させた後、停止階に設置されたカメラで撮像された映像をモニタに表示させ、表示された映像に基づいてかご内の乗客による戸開ボタンの操作入力を受け付けることで戸開制御を実行し、かご内の乗客が停止階に脱出することを可能とするものである。
また、本発明に係るエレベータの管制運転方法は、それぞれの階床に個別に設置され、熱または煙を検知することで火災検出を行う複数の火災検知器と、それぞれの階床に個別に設置され、火災発生状況を撮像する複数のカメラと、かご内に設置され、複数のカメラにより撮像された火災発生状況の映像を表示するモニタと、かご内に設けられ、かご内の乗客の操作入力を受け付ける操作盤と、複数のカメラにより撮像された各階床の火災発生状況をモニタに表示させるとともに、複数の火災感知器による検知結果、および操作盤からの操作入力に基づいて、避難階へのかごの移動、および戸の開閉制御を行う制御部とを備えたエレベータの管制運転装置において実行されるエレベータの管制運転方法であって、複数の火災検知器のいずれかが火災を検出して作動した際に、制御部において、あらかじめ設定された避難階に設置された火災検知器が作動していない場合には、避難階にかごを移動させる第1ステップと、あらかじめ設定された避難階に設置された火災検知器が作動している場合には、火災感知器が作動していない階床に設置されたカメラで撮像された映像をモニタに表示させるとともに、操作盤内に設けられた呼びボタンのうち、映像を表示させた階床の呼びボタンを点滅表示させる第2ステップと、第2ステップにより表示された映像および点滅表示された呼びボタンに基づいてかご内の乗客により選択された呼びボタンの操作入力を受け付けることで、選択された呼びボタンに対応する階床を新たな避難階として設定し、新たな避難階にかごを移動させる第3ステップと、第1ステップあるいは第3ステップによりかごを移動して停止させた後、停止階に設置されたカメラで撮像された映像をモニタに表示させ、表示された映像に基づいてかご内の乗客による戸開ボタンの操作入力を受け付けることで戸開制御を実行し、かご内の乗客が停止階に脱出することを可能とする第4ステップとを有するものである。
本発明によれば、各階に感知器とカメラを設置し、感知器による火災検出結果、およびカメラによる映像表示に基づいて、かご内の乗客による、適切な避難階の選択、および避難階に移動した後の戸開動作の選択を可能とすることにより、火災が発生したことでかごを避難階に誘導する際に、かご内の乗客が各乗場の状況に応じて適切な避難階を動的に選択可能とし、かご内の乗客を適切な避難階へ迅速に誘導することのできるエレベータの管制運転装置およびエレベータの管制運転方法を得ることができる。
本発明の実施の形態1におけるエレベータの管制運転装置の全体構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベータの管制運転装置による一連処理を示したフローチャートである。
以下、本発明のエレベータの管制運転装置およびエレベータの管制運転方法の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1におけるエレベータの管制運転装置の全体構成を示す説明図である。なお、図1においては、かごが1階から6階までを移動する場合を想定しているが、本発明は、このような階の構成には限定されない。
エレベータのかご(図示せず)は、運転制御部1により走行制御される。また、運転制御部1は、通常の走行制御ばかりでなく、エレベータが設置されたビル等で火災が発生した際に、かごを適切な避難階に誘導するための管制運転制御も行う。
さらに、運転制御部1は、伝送路10を介して、かご内に設けられたかご内入出力部20、およびそれぞれの階床に設けられた乗場状態監視部30(1)〜30(6)と接続されており、情報の送受信および入出力制御を行う。
ここで、かご内入出力部20は、文字あるいは画像を表示可能な情報表示部21、および呼びボタンや開閉ボタンを有する操作盤22を備えて構成されている。一方、各階床の乗場状態監視部30は、火災感知器31およびカメラ32を備えて構成されている。なお、各階床の乗場には、乗場操作盤もあるが、図示を省略している。
このような図1の構成を備える本実施の形態1のエレベータの管制運転装置は、以下のような技術的特徴を有している。
(特徴1)各階床に設置された火災感知器31は、熱または煙を検知でき、運転制御部1は、火災感知器31の出力信号に基づいて、各階床の火災状態を自動検出することができる。
(特徴2)各階床には、さらに、かご内で階床ごとの火災発生状況の映像表示を行うためのカメラ32が設置されている。そして、かご内の乗客は、映像画像に基づいて、それぞれの階床の火災発生状況を目視判断することができ、目視判断結果に基づいて避難階を動的に設定する、あるいはかごの戸を開操作することができる。
そこで、このような技術的特徴を実現するための具体的な処理について、フローチャートに基づいて説明する。図2は、本発明の実施の形態1におけるエレベータの管制運転装置による一連処理を示したフローチャートである。各階床に設置された火災感知器のいずれかが作動することで、この図2のフローチャートはスタートする。なお、この図2の説明においては、あらかじめ設定された避難階を1階と仮定している。
ステップS201において、運転制御部1は、作動した火災感知器31が、あらかじめ設定した避難階である1階の火災感知器31(1)であるか否かを判断する。そして、運転制御部1は、1階の火災感知器31(1)が作動していない場合には、ステップS202以降の処理を実施し、1階の火災感知器31(1)が作動している場合には、ステップS208以降の処理を実行する。
ステップS202に進んだ場合には、運転制御部1は、あらかじめ避難階として設定された1階の火災感知器31(1)が作動していないため、避難階として最適であると判断し、1階に直行し、かごを停止させる。そして、ステップS203において、運転制御部1は、かごが停止中の1階のカメラ32(1)で撮像した映像を、かご内の情報表示部21に表示させる。
次に、かご内の乗客は、情報表示部21に表示された映像に基づいて、現在停止中の1階の乗場の様子を把握し、火災や煙が発生しておらず、避難可能と判断した場合には、戸開ボタンを押すこととなる。なお、運転制御部1は、ステップS203による映像表示とともに、かご内の乗客に対して、戸開すべきか否かの判断を仰ぐための音声メッセージを出力することも可能である。
そこで、運転制御部1は、ステップS204において、あらかじめ決められた一定時間T1内に戸開ボタンが押されたか否かを判断する。そして、運転制御部1は、かご内の乗客により戸開ボタンが押された場合には、ステップS205以降の処理を実施し、かご内の乗客により戸開ボタンが押されなかった場合には、ステップS209以降の処理を実行する。
ステップS205に進んだ場合には、運転制御部1は、戸開動作を行い、さらに、ステップS206において、かご内の乗客が避難階である1階に脱出可能な一定時間T2を経過した後、戸閉動作を行う。さらに、ステップS207において、運転制御部1は、エレベータを休止状態として、一連処理を終了する。
次に、避難階としてあらかじめ設定された1階の火災感知器31(1)が作動している場合におけるステップS208以降の処理について説明する。ステップS201の判断結果によりステップS208に進んだ場合には、運転制御部1は、まずは最寄階に直行し、停止させる。
そして、ステップS209において、運転制御部1は、火災感知器31が動作していない階床のカメラ32で撮像した映像を、かご内の情報表示部21に表示させる。例えば、1階の火災感知器31(1)は作動中であるが、他の2階〜6階までの火災感知器31(2)〜31(6)がいずれも作動していない場合には、2階から6階の5つの映像を情報表示部21に分割して表示させることとなる。
さらに、ステップS210において、運転制御部1は、情報表示部21に表示した映像の階床に相当する階の呼びボタンを点滅させ、かご内の乗客に、いずれかの階床を新たな避難階として設定することを促すこととなる。
次に、かご内の乗客は、情報表示部21に表示された映像、および点滅している呼びボタンに基づいて、火災感知器が作動していない階床の乗場の様子を把握し、いずれの階床が新たな避難階としてより適しているかを目視により判断し、対応する階床の呼びボタンを押すこととなる。
なお、運転制御部1は、ステップS209による映像表示、およびステップS210による点滅表示を行うに当たっては、避難階の優先順位としてあらかじめ設定された優先順位情報に基づいて、優先順位の高い階床の選択がより容易に行えるように、表示方法や点滅方法を工夫することも可能である。例えば、現状で火災感知器31が作動していない階床のうち、優先順位が最も高い階床の映像を見やすくするようにし(例えば、枠を付ける、あるいは大きめに表示するなど)、優先順位が最も高い階床の押しボタンの点滅周期を早くすることなどが挙げられる。
そこで、運転制御部1は、ステップS211において、あらかじめ決められた一定時間T3内に点滅中のいずれかの階床の呼びボタンが押されたか否かを判断する。そして、運転制御部1は、呼びボタンが押された場合には、ステップS212に進み、選択された呼びボタンに対応する階床を新たな避難階と設定し、その新たな避難階に直行し、停止させる。そして、ステップS213において、運転制御部1は、停止中の新たな避難階のカメラ32で撮像した映像を、かご内の情報表示部21に表示させる。
一方、運転制御部1は、先のステップS211において一定時間T3内に呼びボタンが押されなかった場合には、ステップS214による停止動作を行った後、ステップS205に移行し、ステップS205以降の処理を実行することとなる。このような一連処理により、ボタンを押せない乗客(小さい子供、あるいは障害者の方等)を、火災感知器の動作していない、あらかじめ設定された優先順位の高い階床へ自動的に案内し、避難させることが可能となる。
そして、運転制御部1は、ステップS213による映像表示を行った後、ステップS204に移行し、ステップS204以降の処理を実行することとなる。
このような一連処理により、かご内の乗客は、各乗場の状況に応じて適切な避難階を動的に選択するに当たって、以下のような選択操作が可能となる。
(操作1)かごが避難階に移動して停止した際には、その停止階の乗場の状況を映像表示により確認した上で、戸開動作を行うべきか、戸開動作を行わずに別の階床へ移動すべきかを選択できる。
(操作2)あらかじめ決められた避難階の火災感知器が作動している場合には、火災感知器が作動していない階床の乗場の状況を映像表示により確認した上で、より適した階床を新たな避難階として選択できる。
以上のように、実施の形態1によれば、各階床に火災感知器およびカメラが設置されており、かご内の乗客は、火災検知器による検出結果、およびカメラによる映像表示に基づいて、適切な避難階の動的な選択、および、避難階で停止後の戸開動作の要否の選択を行うことができる。この結果、かご内の乗客の操作入力に基づいて、各乗場の火災発生状況に応じた適切な避難階が選択でき、かご内の乗客を適切な避難階へ迅速に誘導することのできるエレベータの管制運転装置およびエレベータの管制運転方法を実現できる。
1 運転制御部(制御部)、10 伝送路、20 かご内入出力部、21 情報表示部(モニタ)、22 操作盤、30 乗場状態監視部、31 火災感知器、32 カメラ。

Claims (5)

  1. それぞれの階床に個別に設置され、熱または煙を検知することで火災検出を行う複数の火災検知器と、
    それぞれの階床に個別に設置され、火災発生状況を撮像する複数のカメラと、
    かご内に設置され、前記複数のカメラにより撮像された火災発生状況の映像を表示するモニタと、
    かご内に設けられ、かご内の乗客の操作入力を受け付ける操作盤と、
    前記複数のカメラにより撮像された各階床の火災発生状況を前記モニタに表示させるとともに、前記複数の火災感知器による検知結果、および前記操作盤からの前記操作入力に基づいて、避難階へのかごの移動、および戸の開閉制御を行う制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記複数の火災検知器のいずれかが火災を検出して作動した際に、
    あらかじめ設定された避難階に設置された火災検知器が作動していない場合には、前記避難階にかごを移動させ、
    あらかじめ設定された前記避難階に設置された火災検知器が作動している場合には、火災感知器が作動していない階床に設置されたカメラで撮像された映像を前記モニタに表示させるとともに、前記操作盤内に設けられた呼びボタンのうち、映像を表示させた階床の呼びボタンを点滅表示させ、表示された映像および点滅表示された呼びボタンに基づいてかご内の乗客により選択された呼びボタンの操作入力を受け付けることで、前記選択された呼びボタンに対応する階床を新たな避難階として設定し、前記新たな避難階にかごを移動させ、
    前記避難階あるいは前記新たな避難階にかごを移動して停止させた後、停止階に設置されたカメラで撮像された映像を前記モニタに表示させ、表示された映像に基づいてかご内の乗客による戸開ボタンの操作入力を受け付けることで戸開制御を実行し、かご内の乗客が前記停止階に脱出することを可能とする
    エレベータの管制運転装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータの管制運転装置において、
    前記制御部は、あらかじめ設定された前記避難階に設置された火災検知器が作動していることで、火災感知器が作動していない階床に対応する呼びボタンを点滅表示させる際に、あらかじめ設定した優先順位に基づいて前記火災感知器が作動していない階床の中で最も優先順位の高い階床を避難推奨階として特定し、点滅表示させる呼びボタンのうち、前記避難推奨階に対応する階床の呼びボタンを、他の呼びボタンよりも早い周期で点滅表示させる
    エレベータの管制運転装置。
  3. 請求項1または2に記載のエレベータの管制運転装置において、
    前記制御部は、前記避難階あるいは前記新たな避難階にかごを移動して停止させた後、かご内の乗客による前記戸開ボタンの操作入力を一定時間内に受け付けない場合には、火災感知器が作動していない階床の映像表示および呼びボタンの点滅表示を行うことで、かご内の乗客に対して新たな避難階の設定を促す
    エレベータの管制運転装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のエレベータの管制運転装置において、
    前記制御部は、前記呼びボタンの点滅表示中に、かご内の乗客による呼びボタンの操作入力を一定時間内に受け付けない場合には、あらかじめ設定した優先順位に基づいて前記火災感知器が作動していない階床の中で最も優先順位の高い階床を避難推奨階として特定し、特定した前記避難推奨階にかごを移動して停止させた後、停止階に設置されたカメラで撮像された映像を前記モニタに表示させ、表示された映像に基づいてかご内の乗客による戸開ボタンの操作入力を受け付けることで戸開制御を実行し、かご内の乗客が前記停止階に脱出することを可能とする
    エレベータの管制運転装置。
  5. それぞれの階床に個別に設置され、熱または煙を検知することで火災検出を行う複数の火災検知器と、
    それぞれの階床に個別に設置され、火災発生状況を撮像する複数のカメラと、
    かご内に設置され、前記複数のカメラにより撮像された火災発生状況の映像を表示するモニタと、
    かご内に設けられ、かご内の乗客の操作入力を受け付ける操作盤と
    前記複数のカメラにより撮像された各階床の火災発生状況を前記モニタに表示させるとともに、前記複数の火災感知器による検知結果、および前記操作盤からの前記操作入力に基づいて、避難階へのかごの移動、および戸の開閉制御を行う制御部と
    を備えたエレベータの管制運転装置において実行されるエレベータの管制運転方法であって、
    前記複数の火災検知器のいずれかが火災を検出して作動した際に、前記制御部において、
    あらかじめ設定された避難階に設置された火災検知器が作動していない場合には、前記避難階にかごを移動させる第1ステップと、
    あらかじめ設定された前記避難階に設置された火災検知器が作動している場合には、火災感知器が作動していない階床に設置されたカメラで撮像された映像を前記モニタに表示させるとともに、前記操作盤内に設けられた呼びボタンのうち、映像を表示させた階床の呼びボタンを点滅表示させる第2ステップと、
    前記第2ステップにより表示された映像および点滅表示された呼びボタンに基づいてかご内の乗客により選択された呼びボタンの操作入力を受け付けることで、前記選択された呼びボタンに対応する階床を新たな避難階として設定し、前記新たな避難階にかごを移動させる第3ステップと、
    前記第1ステップあるいは前記第3ステップによりかごを移動して停止させた後、停止階に設置されたカメラで撮像された映像を前記モニタに表示させ、表示された映像に基づいてかご内の乗客による戸開ボタンの操作入力を受け付けることで戸開制御を実行し、かご内の乗客が前記停止階に脱出することを可能とする第4ステップと
    を有するエレベータの管制運転方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020055604A1 (en) * 2018-09-14 2020-03-19 Carrier Corporation Building management system for effective rescuing during fire evacuation

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