JP2015107267A - 遊技機、遊技機システム、それらチップ及び基板 - Google Patents

遊技機、遊技機システム、それらチップ及び基板 Download PDF

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勝紀 渡辺
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Abstract

【課題】遊技機及びそのシステムにおける各基板間の認証及び通信の状態を正確に取得し、さらに、各基板間の通信において、データの盗聴及び改ざんなどを防止する。【解決手段】各基板間の認証及び通信の状態をレジスタに設定することによって、状態を正確に取得する。また、遊技機及びそのシステムにおける各基板間の認証及び暗号通信を行い、データの盗聴及び改ざんなどを防止する。【選択図】図2

Description

本発明は、遊技機、遊技機システム、それらチップ及び基板に関する。
従来、パチンコ機やパチスロ機などの遊技機と抽選媒体情報供給装置(玉貸し装置又はサンドとも呼ばれる)との間の通信及び遊技機内の各基板間の通信は、暗号化されていなかった。したがって、悪意のあるユーザが、遊技機におけるデータの盗聴及び改ざんなどを行うことが可能であった。これにより、不正に抽選を行う、不正に抽選媒体を供給するなどの不正行為が行われる恐れがあった。
従来の技術において、遊技機における制御チップ(制御基板)は、遊技機を制御するのみで、各基板間の認証及び暗号通信を行っていなかった。
さらに、近年、パチンコ玉を封入したパチンコ機、いわゆる、封入式遊技機や、エコパチなどの計画が進みつつある。封入式遊技機は、従来の遊技機よりも基板間の情報の送受信が頻繁に行われるため、従来の通信方式を封入式遊技機で用いた場合、より多くの不正行為が行われる恐れがある。
遊技機及びそのシステムにおける各基板間の認証及び通信の状態を正確に取得し、さらに、各基板間の通信において、データの盗聴及び改ざんなどを防止し、よりセキュアな基板間の通信を提供する。
各基板間の認証及び通信の状態をレジスタに設定することによって、状態を正確に取得する。また、遊技機及びそのシステムにおける各基板間の認証及び暗号通信を行い、データの盗聴及び改ざんなどを防止する。
本発明の実施例による遊技機用チップセットは、第1のチップと、第2のチップとを備え、第1のチップが、第1の制御回路と、第1のチップと第2のチップとの通信を制御する第1の通信制御回路と、を有し、第2のチップが、第2の制御回路と、第1のチップと第2のチップとの通信を制御する第2の通信制御回路と、を有し、第1の通信制御回路は、第2のチップを認証し、認証が成功した場合、第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定することができる。
本発明の実施例による遊技機用チップセットにおいて、第1のチップは、先入先出記憶装置を有し、第1の制御回路は、時系列で送信される情報を、先入先出記憶装置を介して第1の通信制御回路に送り、当該第1の通信制御回路は、当該時系列で送信される情報を第2の通信制御回路に送受信することができる。
本発明の実施例による遊技機用チップセットにおいて、第1の通信制御回路は、データを暗号化及び/又は復号化し、当該データを第2の通信制御回路に送受信することができる。
本発明の実施例による遊技機用チップセットにおいて、第2の通信制御回路は、第1のチップを認証し、認証が成功した場合、第2の通信制御回路は、データを第1の通信制御回路に送受信することができる。
本発明の実施例による遊技機用チップセットにおいて、第1の通信制御回路は、第1の制御回路へ割込み信号を送る割込み回路を有し、第1のチップの認証が成功しなかった場合又は第2のチップの認証が成功しなかった場合、認証が確立しなかった情報をレジスタに設定し、割込み回路は、当該情報がレジスタに設定されたことに応答して、第1の制御回路に割込み処理についての信号を送信することができる。
本発明の実施例による遊技機用チップセットにおいて、第1の通信制御回路は、第1のチップと第2のチップとの間の通信の断線又は通信異常を検出し、断線又は異常が検出された場合、第1の通信制御回路は、断線又は異常についての情報をレジスタに設定し、割込み回路は、当該情報がレジスタに設定されたことに応答して、第1の制御回路に割込み処理についての信号を送信することができる。
本発明の実施例による遊技機用第1のチップは、第1の制御回路と、第2の通信制御回路を有する第2のチップと第1のチップとの通信を制御する第1の通信制御回路とを備え、第1の通信制御回路は、第2のチップを認証し、認証が成功した場合、第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定することができる。
本発明の実施例による遊技機用第1のチップは、第1の基板に組み込むことができる。
本発明の実施例による遊技機用第2のチップは、第2の制御回路と、第1の通信制御回路を有する第1のチップと第2のチップとの通信及び第2のチップと第3のチップとの通信を制御する第2の通信制御回路とを備え、第2の通信制御回路は、第3のチップを認証し、認証が成功した場合、第2の通信制御回路は、認証が確立した情報を第1の通信制御回路に送り、第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定することができる。
本発明の実施例による遊技機用第2のチップは、第2の基板に組み込むことができる。
本発明の実施例による遊技機システム用チップセットは、第1のチップと、第2のチップと、第3のチップとを備え、第1のチップが、第1の制御回路と、第1のチップと第2のチップとの通信を制御する第1の通信制御回路とを有し、第2のチップが、第2の制御回路と、第1のチップと第2のチップとの通信及び第2のチップと第3のチップとの通信を制御する第2の通信制御回路とを有し、第2の通信制御回路は、第3のチップを認証し、認証が成功した場合、第2の通信制御回路は、認証が確立した情報を第1の通信制御回路に送り、第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定することができる。
本発明の実施例による遊技機システム用チップセットにおいて、第1のチップは、先入先出記憶装置を有し、第1の制御回路は、時系列で送信される情報を、先入先出記憶装置を介して第1の通信制御回路に送り、当該第1の通信制御回路は、当該時系列で送信される情報を第2の通信制御回路に送受信し、当該第2の通信制御回路は、当該時系列で送信される情報を第3のチップに送受信する。
本発明の実施例による遊技機システム用チップセットにおいて、第2の通信制御回路は、データを暗号化及び/又は復号化し、当該データを第3のチップに送受信することができる。
本発明の実施例による遊技機システム用チップセットにおいて、第3のチップは、第2のチップを認証し、認証が成功した場合、第3のチップは、データを暗号化及び/又は復号化し、データを第2の通信制御回路に送受信することができる。
本発明の実施例による遊技機システム用チップセットにおいて、第1の通信制御回路は、第1の制御回路へ割込み信号を送る割込み回路を有し、第2の通信制御回路は、第2のチップの認証が成功しなかった場合又は第3のチップの認証が成功しなかった場合、認証が成功しなかった情報を第1の通信制御回路に通知し、当該第1の通信制御回路は、認証が確立しなかった情報をレジスタに設定し、割込み回路は、当該情報がレジスタに設定されたことに応答して、第1の制御回路に割込み処理についての信号を送信することができる。
本発明の実施例による遊技機システム用チップセットにおいて、第2の通信制御回路は、第2のチップと第2のチップとの間の通信の断線又は通信異常を検出し、断線又は異常が検出された場合、断線又は異常が検出された情報を第1の通信制御回路に通知し、第1の通信制御回路は、断線又は異常についての情報をレジスタに設定し、割込み回路は、当該情報がレジスタに設定されたことに応答して、第1の制御回路に割込み処理についての信号を送信することができる。
本発明の実施例による遊技機用基板は、第1の基板と、第2の基板とを備え、第1の基板が、第1の制御回路と、第1の基板と第2の基板との通信を制御する第1の通信制御回路とを有し、第2の基板が、第2の制御回路と、第1の基板と第2の基板との通信を制御する第2の通信制御回路とを有し、第1の通信制御回路は、第2の基板を認証し、認証が成功した場合、第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定することができる。
本発明の実施例による遊技機システム用基板は、第1の基板と、第2の基板と、第3の基板とを備え、第1の基板が、第1の制御回路と、第1の基板と第2の基板との通信を制御する第1の通信制御回路とを有し、第2の基板が、第2の制御回路と、第1の基板と第2の基板との通信及び第2の基板と第3の基板との通信を制御する第2の通信制御回路とを有し、第2の通信制御回路は、第3の基板を認証し、認証が成功した場合、第2の通信制御回路は、認証が確立した情報を第1の通信制御回路に送り、第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定することができる。
本発明の実施例による遊技機であって、第1の基板と、第2の基板とを備え、第1の基板が、第1の制御回路と、第1の基板と第2の基板との通信を制御する第1の通信制御回路とを有し、第2の基板が、第2の制御回路と、第1の基板と第2の基板との通信を制御する第2の通信制御回路とを有し、第1の通信制御回路は、第2の基板を認証し、認証が成功した場合、第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定することができる。
本発明の実施例による遊技機において、第1の制御回路は、少なくとも遊技機の抽選の実行及び抽選結果の表示を行い、第2の制御回路は、少なくとも払出を制御することができる。
本発明の実施例による遊技機システムは、第1の基板と、第2の基板と、第3の基板とを備え、第1の基板が、第1の制御回路と、第1の基板と第2の基板との通信を制御する第1の通信制御回路とを有し、第2の基板が、第2の制御回路と、第1の基板と第2の基板との通信及び第2の基板と第3の基板との通信を制御する第2の通信制御回路とを有し、第2の通信制御回路は、第3の基板を認証し、認証が成功した場合、第2の通信制御回路は、認証が確立した情報を第1の通信制御回路に送り、第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定することができる。
本発明の実施例による遊技機は、第1の基板と、第2の基板とを備え、第1の基板が、第1の基板を制御する第1の制御回路と、第1の基板と第2の基板との通信を制御し、第1の制御回路へ割込み信号を送る割込み回路を有する第1の通信制御回路と、先入先出記憶装置とを有し、第1の制御回路は、時系列で送信される情報を、先入先出記憶装置を介して第1の通信制御回路に送り、第2の基板が、第2の基板を制御する第2の制御回路と、第1の基板と第2の基板との通信を制御する第2の通信制御回路とを有し、第1の通信制御回路は、第2の基板を認証し、認証が成功した場合、第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定し、データを暗号化及び/又は復号化し、データを第2の通信制御回路に送受信することができる。
本発明の実施例による遊技機において、第1の制御回路は、少なくとも遊技機の抽選の実行及び抽選結果の表示を行い、第2の制御回路は、少なくとも払出を制御することができる。
本発明の実施例による遊技機において、第2の通信制御回路は、第1の基板を認証し、認証が成功した場合、第2の通信制御回路は、データを暗号化及び/又は復号化し、データを第1の通信制御回路に送受信することができる。
本発明の実施例による遊技機において、第1の通信制御回路は、第1の基板の認証が成功しなかった場合又は第2の基板の認証が成功しなかった場合、認証が確立しなかった情報をレジスタに設定し、前記割込み回路は、当該情報がレジスタに設定されたことに応答して、第1の制御回路に割込み処理についての信号を送信することができる。
本発明の実施例による遊技機において、第1の通信制御回路は、第1の基板と第2の基板との間の通信の断線又は通信異常を検出し、断線又は異常が検出された場合、第1の通信制御回路は、断線又は異常についての情報をレジスタに設定し、前記割込み回路は、当該情報がレジスタに設定されたことに応答して、第1の制御回路に割込み処理についての信号を送信することができる。
本発明の実施例による遊技機システムは、第1の基板と、第2の基板と、第3の基板とを備え、第1の基板が、第1の基板を制御する第1の制御回路と、第1の基板と第2の基板との通信を制御し、第1の制御回路へ割込み信号を送る割込み回路を有する第1の通信制御回路と、先入先出記憶装置とを有し、第1の制御回路は、時系列で送信される情報を、先入先出記憶装置を介して第1の通信制御回路に送り、第2の基板が、第2の基板を制御する第2の制御回路と、第1の基板と第2の基板との通信及び第2の基板と第3の基板との通信を制御する第2の通信制御回路とを有し、第2の通信制御回路は、第3の基板を認証し、認証が成功した場合、第2の通信制御回路は、認証が確立した情報を前記第1の通信制御回路に送り、データを暗号化及び/又は復号化し、データを第3の通信制御回路に送受信し、前記第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定することができる。
本発明の実施例による遊技機システムにおいて、第3の基板は、第2の基板を認証し、認証が成功した場合、第3の基板は、データを暗号化及び/又は復号化し、データを第2の通信制御回路に送受信することができる。
本発明の実施例による遊技機システムにおいて、第2の通信制御回路は、第2の基板の認証が成功しなかった場合又は第3の基板の認証が成功しなかった場合、認証が成功しなかった情報を第1の通信制御回路に通知し、当該第1の通信制御回路は、認証が確立しなかった情報をレジスタに設定し、前記割込み回路は、当該情報がレジスタに設定されたことに応答して、第1の制御回路に割込み処理についての信号を送信することができる。
本発明の実施例による遊技機システムにおいて、第2の通信制御回路は、第2の基板と第2の基板との間の通信の断線又は通信異常を検出し、断線又は異常が検出された場合、断線又は異常が検出された情報を第1の通信制御回路に通知し、第1の通信制御回路は、断線又は異常についての情報をレジスタに設定し、前記割込み回路は、当該情報がレジスタに設定されたことに応答して、第1の制御回路に割込み処理についての信号を送信することができる。
本発明の実施例による遊技機用基板は、第1の基板と、第2の基板とを備え、第1の基板が、第1の基板を制御する第1の制御回路と、第1の基板と第2の基板との通信を制御し、第1の制御回路へ割込み信号を送る割込み回路を有する第1の通信制御回路と、先入先出記憶装置とを有し、第1の制御回路は、時系列で送信される情報を、先入先出記憶装置を介して第1の通信制御回路に送り、第2の基板が、第2の基板を制御する第2の制御回路と、第1の基板と第2の基板との通信を制御する第2の通信制御回路とを有し、第1の通信制御回路は、第2の基板を認証し、認証が成功した場合、第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定し、データを暗号化及び/又は復号化し、データを第2の通信制御回路に送受信することができる。
本発明の実施例による遊技機システム用基板は、第1の基板と、第2の基板と、第3の基板とを備え、第1の基板が、第1の基板を制御する第1の制御回路と、第1の基板と第2の基板との通信を制御し、第1の制御回路へ割込み信号を送る割込み回路を有する第1の通信制御回路と、先入先出記憶装置とを有し、第1の制御回路は、時系列で送信される情報を、先入先出記憶装置を介して第1の通信制御回路に送り、第2の基板が、第2の基板を制御する第2の制御回路と、第1の基板と第2の基板との通信及び第2の基板と第3の基板との通信を制御する第2の通信制御回路とを有し、第2の通信制御回路は、第3の基板を認証し、認証が成功した場合、第2の通信制御回路は、認証が確立した情報を前記第1の通信制御回路に送り、データを暗号化及び/又は復号化し、データを第3の通信制御回路に送受信し、前記第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定することができる。
図1は、本発明の実施例によるパチンコシステムを示す。 図2は、本発明の実施例による遊技機における各基板を示した図である。 図3は、制御回路(メイン用制御回路及びサブ用制御回路)及び通信制御回路(メイン用通信制御回路及びサブ用通信制御回路)の詳細を示す 図4は、遊技機システムの起動におけるメイン用制御回路についての処理フローを示す。 図5は、図4に示した実施例の変形例についてのフローを示す。 図6は、遊技機システムにおけるメイン用通信制御回路についての処理フローを示す。
遊技機システム
図1は、本発明の実施例によるパチンコシステム100を示す。本実施例は、遊技機の一例としてパチンコ機を用いて説明される。しかしながら、これは、一例であり、パチンコ機をパチスロ機などの他の遊技機に置き換えてもよい。図1において、システム100は、2台のパチンコ機105、110、及び抽選媒体情報供給装置(玉貸し装置又はサンドとも呼ばれる)115を備える。
パチンコ機105は、抽選の実行及び抽選結果の表示を行うメイン部120、抽選結果に応じて払出を行う払出部125、及び、抽選開始部130を備える。パチンコ機110は、パチンコ機105と同様な構成を備えている。パチンコ機105、110は、封入式であり、払出部125から実際の玉は排出されず、払出部125は、入賞などの際に玉を排出する図柄を表示することができる。すなわち、パチンコ機105、110は、玉をそれぞれの内部で循環させることができる。
抽選媒体情報供給装置115は、購入したパチンコ玉の情報をパチンコ機105に供給する。遊技機が、例えば、抽選媒体情報供給装置115は、コイン投入部135を有し、遊技者によるコインの投入に応じて、抽選媒体であるパチンコ玉やメダルの数量の情報(クレジット情報とも称する)をパチンコ機105に供給する。抽選媒体が、紙幣やプリペイドカードなどの投入に応じて供給される場合、コイン投入部135は、紙幣やプリペイドカードなどの投入部とすることができる。コイン投入部135に投入されるものの例として、コイン、紙幣、プリペイドカードを挙げたが、これらは例示であり、他のものを投入対象にしてもよい。
遊技者が抽選媒体情報供給装置115にコインを投入することによって、抽選媒体情報供給装置115は、投入されたコインに対応する抽選媒体情報をパチンコ機105に供給する。パチンコ機105は、抽選媒体情報に対応するパチンコ玉の数に応じて、遊技者にゲームを提供する。そして、遊技者は、抽選開始部130を用いてパチンコ玉を操作し、パチンコ機105に抽選を開始させる。
上記の払出部125は、メイン部以外の機能を実現する一例であり、これに限定されない。遊技機におけるメイン部以外の機能は、遊技機の枠部分によって制御されてもよい。さらに、払出の制御は、遊技機の枠部分によって制御されてもよい。また、メイン部以外の部分は、一又は二以上の機能部(払出部、遊技機の枠部分など)から構成されてもよい。この場合、二以上の機能部の内部の構成は同様なものとすることができる。
上記抽選媒体情報供給装置115は、外部装置の一例である、遊技機システムは、他の機能を実現する一又は二以上の外部装置を含んでいてもよい。
遊技機システムにおける各基板
図2は、本発明の実施例による遊技機における各基板200を示した図である。遊技機システムにおいて、メイン部120、払出部125、抽選媒体情報供給装置115は、それぞれ独立した基板で構成されている。メイン部120は、メイン用基板205によって制御される。メイン用基板205は、玉の検出、抽選、入賞時の払出の通知、画像や音などの演出制御などを行う。
払出部125は、サブ用基板240によって制御される。サブ用基板240は、メイン用基板205が制御する処理以外である払出などの制御を行う。抽選媒体情報供給装置115は、パチンコ機105の外部に配置される外部装置であって、外部装置基板270によって制御される。サブ用基板240は、外部装置基板270に接続されている。外部装置基板270は、クレジット情報をサブ用基板240に供給する。
メイン用基板205は、メイン用制御回路210、メイン用通信制御回路215、メイン用FIFOメモリ220を有する。メイン用制御回路210は、少なくとも抽選を制御する。サブ用基板240は、サブ用制御回路245、サブ用通信制御回路250、サブ用FIFOメモリ255を有する。外部装置基板270は、外部装置用制御回路275を有する。外部装置基板270は、さらに通信制御回路を有していてもよい。
一実施例において、メイン用制御回路210、メイン用通信制御回路215及びメイン用FIFOメモリ220は、メイン用チップとして構成されていてもよい。この場合、メイン用基板205は、メイン用チップをその基板に組み込むことによって構成される。
一実施例において、サブ用制御回路245、サブ用通信制御回路250及びサブ用FIFOメモリ255は、サブ用チップとして構成されていてもよい。この場合、サブ用基板240は、サブ用チップをその基板に組み込むことによって構成される。
一実施例において、外部装置用制御回路275及び/又は外部装置基板270用の通信制御回路は、外部装置チップとして構成されていてもよい。この場合、外部装置基板270は、外部装置用チップをその基板に組み込むことによって構成される。
一実施例において、メイン用チップ、サブ用チップ及び外部装置チップの一部又は全部は、チップセットとして構成されていてもよい。
メイン用制御回路210に接続されているメイン用通信制御回路215は、サブ用通信制御回路250と通信する。サブ用制御回路245に接続されているサブ用通信制御回路250は、メイン用通信制御回路215及び外部装置用制御回路275と通信する。
メイン用通信制御回路215は、割込信号をメイン用信号線225を通じてメイン用制御回路210に供給する。サブ用通信制御回路250は、割込信号をサブ用信号線260を通じてサブ用制御回路245に供給する。メイン用制御回路210及びサブ用制御回路245は、割込信号を受けると、その割込信号に関連付けされた処理を実行する。
制御回路、FIFOメモリ及び通信制御回路
メイン用制御回路210は、サブ用制御回路245と同様な構成とすることができ、メイン用通信制御回路215は、サブ用通信制御回路250と同様な構成とすることができる。以下、メイン用制御回路210及びサブ用制御回路245を併せて制御回路と称し、メイン用通信制御回路215及びサブ用通信制御回路250を併せて通信制御回路と称する。
図3は、制御回路(メイン用制御回路210及びサブ用制御回路245)及び通信制御回路(メイン用通信制御回路215及びサブ用通信制御回路250)の詳細を示す。
制御回路210、245は、制御用プロセッサ302、ROM304、RAM306、ユーザROM308、ユーザRAM310、セキュリティチェック回路312、不正アドレス実行禁止回路314、ウオッチドッグタイマー回路316、遊技機専用回路318、操作送信レジスタ320、ステータス受信レジスタ322、出力情報レジスタ324、入力情報レジスタ326、送信データレジスタ328、受信データレジスタ330、送信回路332及び受信回路334を備える。制御回路210、245における各要素は、バス336で接続されている。
FIFOメモリ220、255は、送信FIFOメモリ340及び受信用FIFOメモリ342を備える。他の実施例において、送信FIFOメモリ340及び受信用FIFOメモリ342は、一つのFIFOメモリによって実現されていてもよい。
通信制御回路215、250は、通信制御用制御部352、暗号回路358、復号回路360、暗号通信用送信回路362、暗号通信用受信回路364、割込み回路366、操作受信レジスタ368、ステータス送信レジスタ370、出力情報レジスタ372、入力情報レジスタ374、送信データレジスタ376、受信データレジスタ378、認証回路380を備える。通信制御回路215、250における各要素は、バス382で接続されている。
制御用プロセッサ302は、制御回路210、245を制御する。回路がメイン用制御回路210である場合、制御用プロセッサ302は、遊技機の制御、例えば、玉の検出、抽選、入賞時の払出の通知、画像や音などの演出制御などを行う。回路がサブ用制御回路245である場合、制御用プロセッサ302は、払出などの処理を行う。
ROM304はブートROMでブートプロフラムが格納されている。ブートプログラムはセキュリティチェックやチップの初期化を行う。RAM306は、ブートプログラム実行時のRAMである。RAM306がユーザRAM310と異なるRAMとして配置されることによって、RAM306は、ユーザRAM310の情報に影響を与えない構造であり、さらに、ユーザRAM310は、RAM306の情報に影響を与えない構造となっている。
ユーザROM308は、ユーザ用プログラムなどのユーザ用プログラム、データを格納する。ユーザRAM310は、ユーザ用プログラムなどを実行する際に用いられるワークRAMである。
セキュリティチェック回路312は、制御回路215、245の電源投入時にセキュリティチェックを行う。例えば、セキュリティチェック回路312は、ROM304から所定のデータを取得し、取得したデータとセキュリティチェック回路312又は他の手段が有するチェックデータとを比較し、それらデータが等しい場合、セキュリティが保たれていることを判定する。他の実施例において、セキュリティチェック回路312は、ROM304内のデータに基づいてセキュリティコードを計算し、予め格納されているセキュリティコードと比較し、それらデータが等しい場合、セキュリティが保たれていることを判定する。これらにより、セキュリティチェック回路312は、ROM304の交換、ROM304内部のデータの改ざんなどを検出することができる。また、セキュリティチェック回路312は、判定結果を制御用プロセッサ302に通知することができる。他の実施例において、セキュリティチェック回路312又は制御用プロセッサ302は、判定結果を所定のレジスタに格納することができる。セキュリティの判定により、制御回路205、240は、メイン用制御回路の遊技機の制御プログラムの起動や、サブ用制御回路の払出処理の起動などを中止することができる。
不正アドレス実行禁止回路314は、ROM304、RAM306、ユーザROM308及び/又はユーザRAM310において、アクセス禁止又は実行禁止であるアドレス空間にアクセスが有った場合、そのアクセスを検出する。また、不正アドレス実行禁止回路314は、検出結果を制御用プロセッサ302に通知することができる。他の実施例において、不正アドレス実行禁止回路314又は制御用プロセッサ302は、検出結果を所定のレジスタに格納することができる。不正アドレスへのアクセス検出により、制御回路205、240は、アクセスが検出されたときのプログラムを特定でき、エラー検出、エラーハンドリングなどを容易にする。
ウオッチドッグタイマー回路316は、タイマーがタイムアウトした場合、制御回路215、245及び/又は制御用プロセッサ302をリセットすることができる。これにより、プロセッサにエラーが生じていた場合、ウオッチドッグタイマー回路316は、プロセッサのエラーを解消することができ、プログラム暴走等異常動作からの復帰が行える。
遊技機専用回路318は、遊技機に関連する処理を実行する専用回路である。例えば、遊技機専用回路318は、遊技機で用いられる乱数の生成処理、IO制御処理、タイマー処理などを制御する。
メイン用基板205及びサブ用基板240それぞれは、送信回路332及び受信回路334を用いて、他の基板及び/又は装置と通信することができる。例えば、メイン用基板205がサブ用基板240にデータを送信する場合、メイン用基板205の送信回路332がデータを送信し、サブ用基板240の受信回路334がデータを受信する。これにより、暗号化を行う必要が無い通信に関して、制御回路210、245は、通信制御回路215、250を介することなく、外部の基板などと直接通信を行うことができる。したがって、セキュリティを向上させる必要のないデータ通信について、送信回路332及び受信回路334を用いることによって、ハードウエアリソースの使用を削減することができる。
通信制御用制御部352は、通信制御回路215、250を制御する。これにより、通信制御回路215、250は、他の基板の通信制御回路及び外部装置との暗号化通信を制御する。
通信制御用制御部352は、ハードウエアロジックによって構成される。他の実施例において、通信制御用制御部352は、プロセッサ、及び、メモリなどの記憶装置などから構成されていてもよい。
メイン用基板205及びサブ用基板240それぞれは、暗号通信用送信回路362及び暗号通信用受信回路364を用いて、他の基板及び/又は外部装置と暗号化通信を行うことができる。例えば、メイン用基板205がサブ用基板240に暗号化された情報を送信する場合、メイン用基板205の暗号通信用送信回路362が情報を送信し、サブ用基板240の暗号通信用受信回路364が情報を受信する。情報の暗号化及び復号化それぞれは、暗号回路358及び復号回路360によって行われる。
認証回路380は、通信先の基板及び外部装置を認証する。認証には、例えば、MAC、MAIC方式などの任意の方式が用いられる。例えば、メイン用通信制御回路215の受信回路364が認証メッセージをサブ用通信制御回路250の送信回路362から受けた後、メイン用通信制御回路215の認証回路380は、認証メッセージのMAC計算等を行い認証メッセージが正しいか否かを判定する。判定が正しい場合、認証回路380は、通信先を認証する。正しくない場合、認証回路380は、通信先を認証しない。認証回路380は、判定結果を他の回路に通知することができる。
一実施例において、メイン用通信制御回路215及びサブ用通信制御回路250それぞれが認証メッセージを送信し、メイン用通信制御回路215及びサブ用通信制御回路250の両方において、認証が実行されることによって、相互認証が実現されてもよい。
一実施例において、送信される認証メッセージは、暗号回路358により暗号化されていてもよい。さらに、予め格納されている認証メッセージも暗号化されていてもよい。これらの場合、認証を実行するとき、暗号化されている認証メッセージは復号回路360によって復号される。
したがって、本実施例は、少なくとも、以下の認証及び認証の通知が行える。
(1)メイン用通信制御回路215の認証回路380がサブ用基板240の認証を行った場合、メイン用通信制御回路215は、判定結果をサブ用基板240に通知することができる。サブ用基板240は、判定結果を外部装置基板270に送ることができる。
(2)サブ用通信制御回路250の認証回路380がメイン用基板205の認証を行った場合、サブ用通信制御回路250は、判定結果をメイン用基板205及び/又は外部装置基板270に通知することができる。
(3)サブ用通信制御回路250の認証回路380が外部装置基板270の認証を行った場合、サブ用通信制御回路250は、判定結果をメイン用基板205及び/又は外部装置基板270に通知することができる。
さらに、外部装置制御回路275は、サブ用基板240を認証することができる。この場合、外部装置基板270は、認証が確立したか否かについての情報をサブ用基板240に通知することができる。サブ用基板240は、情報をメイン用基板205に送ることができる。
暗号回路358は、命令、データ及び/又は認証メッセージなどの情報を暗号化して、送信回路362へ送る。一実施例において、暗号回路358は、送信する情報のセキュリティレベルに応じて、命令、データ及び認証メッセージの一又は二以上を暗号化することを決定することができる。
復号回路360は、暗号化された命令、データ及び/認証メッセージなどの情報を復号し、復号した情報を通信制御回路215、250における他の回路やレジスタに送信することができる。
割込み回路366は、割込み信号を信号線336を通じて制御用プロセッサ302に供給する。制御用プロセッサ302は、その割込信号に関連付けされた処理を実行する。
制御回路及び通信制御回路におけるレジスタ
制御回路210、245及び通信制御回路215、250は、それぞれレジスタを備えており、以下の通り、制御回路のレジスタと通信制御回路のレジスタとは対応関係を有する。
Figure 2015107267
1.出力情報レジスタ
制御回路の出力情報レジスタ324は、通信制御回路の出力情報レジスタ372に対応している。出力情報レジスタ324は、制御回路の現在の状態を表す情報である現在状態情報を制御用プロセッサ302などから受け取る。制御回路の現在の状態の例としては、大当たり中、ゲームが行われていないなどの状況である。制御回路の出力情報レジスタ324は、制御回路の現在の状態を表す情報を通信制御回路の出力情報レジスタ372に送る。これにより、通信制御回路は、制御回路の現在の状態の情報(すなわち、最新の状態の情報)を得ることができる。出力情報レジスタ372は、現在の状態の情報を暗号回路358などの回路に送る。
2.送信データレジスタ
制御回路の送信データレジスタ328は、通信制御回路の送信データレジスタ376に対応している。送信データレジスタ328は、入賞及び賞球を制御するための命令や、入賞情報及び賞球情報などのデータを表す情報である時系列情報を制御用プロセッサ302などから受け取る。入賞及び賞球を制御するための命令や、入賞情報及び賞球情報は、時系列の情報によって特定される。送信データレジスタ328は、受け取った情報を送信用FIFOメモリ340に送る。これにより、送信用FIFOメモリ340は、受け取った情報を時系列で格納することができる。送信用FIFOメモリ340は、情報を最初に格納された情報から最後に格納された情報の順序で通信制御回路の送信データレジスタ376に送る。送信データレジスタ376は、送られた情報を暗号回路358に送る。
出力情報レジスタ324、372及び送信データレジスタ328、376が扱う情報の違いについて説明すると、出力情報レジスタが制御する情報は、現在の情報(すなわち、最新の情報)であって、時系列の情報ではない。送信データレジスタが制御する情報は、現在の情報を含む時系列の情報である。時系列で記憶される情報の量は、当業者であれば明らかなように、FIFOメモリ220、255のメモリ空間が許す限り、FIFOメモリに記憶される。
3.操作送信・受信レジスタ
制御回路の操作送信レジスタ320は、通信制御回路の操作受信データレジスタ368に対応している。操作送信レジスタ320は、通信制御回路をどのように操作するかを表す操作情報を制御用プロセッサ302などから受け取る。操作送信レジスタ320は、受け取った操作情報を通信制御回路の操作受信レジスタ368に送る。通信制御回路は、操作受信レジスタ368の操作情報に基づいて、通信制御回路のレジスタ370ないし378の情報の暗号及び復号、並びに、暗号及び復号化された情報の送受信を制御する。操作情報は、例えば、暗号通信用送信回路362及び暗号通信用受信回路364が、情報をどのような順序で送受信するかなどの操作についての情報である。
一実施例において、操作送信レジスタ320は、制御用プロセッサ302への割込み信号をクリアする操作を受けることができる。操作送信レジスタ320は、この操作を受けると、割込み回路366へ割込み信号をクリアする信号を送る。これにより、割込み回路366が制御用プロセッサへ供給する割込み信号がクリアされ、制御用プロセッサ302は、割込み処理の実行を中止することができる。さらに、操作送信レジスタにより割込み回路366内部の割込みイネーブル情報のセット、リセットの設定が操作できるようにしてもよい。
4.入力情報レジスタ
制御回路の入力情報レジスタ326は、通信制御回路の入力情報レジスタ374に対応している。通信制御回路の入力情報レジスタ374は、通信制御回路の現在の状態や受信回路364が受信した他の基板の現在の状態の情報を通信制御用制御部352及び受信回路364などから受ける。通信制御回路の入力情報レジスタ374は、受けた情報を制御回路の入力情報レジスタ326に送る。これにより、制御回路は、通信制御回路の現在の状態及び他の基板の現在の状態の情報を得ることができる。
出力情報レジスタ324、372と入力情報レジスタ326、374とは、対の関係にあり、出力情報レジスタ324、372は、送信側の構成であり、入力情報レジスタ326、376は、受信側の構成である。
5.受信データレジスタ
制御回路の受信データレジスタ330は、通信制御回路の受信データレジスタ378に対応している。通信制御回路の受信データレジスタ378は、時系列情報を通信制御用制御部352及び受信回路364などから受ける。通信制御回路の受信データレジスタ378は、受けた情報を受信用FIFOメモリ342に送る。これにより、受信用FIFOメモリ342は、受け取った情報を時系列で格納することができる。受信用FIFOメモリ342は、情報を最初に格納された情報から最後に格納された情報の順序で制御回路の受信データレジスタ330に送る。受信データレジスタ330は、送られた情報を制御用プロセッサ302などに送る。
送信データレジスタ328、376と受信データレジスタ330、378とは、対の関係にあり、送信データレジスタ328、376は、送信側の構成であり、受信データレジスタ330、378は、受信側の構成である。
6.ステータス送信・受信レジスタ
制御回路のステータス受信レジスタ322は、通信制御回路のステータス送信レジスタ370に対応している。通信制御回路のステータス送信レジスタ370は、メイン及びサブ用基板間の認証及びサブ用基板と外部装置との間の認証などについてのステータス情報、及び、メイン用基板、サブ用基板及び外部装置間の通信状況などのステータス情報を通信制御回路の各回路から受ける。各基板のステータス送信レジスタ370は、当該各基板が有する情報をステータス受信レジスタ322に送る。
遊技機システムの動作
図4は、遊技機システムの起動におけるメイン用制御回路210についての処理フローを示す。初めに、遊技機への電源の投入などにより、メイン用制御回路の起動が行われる(ステップ400)。そして、上記説明したセキュリティチェックが行われる(ステップ405)。メイン用制御回路210のセキュリティチェック回路312がセキュリティを判定し、判定結果が否定的である場合、メイン用制御回路210の制御用プロセッサ302は、遊技機の起動を停止する(ステップ410)。
遊技機の起動の停止は、例えば、メイン用基板205の制御用プロセッサが遊技機の制御プログラムを実行しないなどとすることができる。また、セキュリティチェックは再実行されてもよい。これにより、セキュリティが所定の条件を満たさない場合、処理が中止されるため、セキュリティレベルが維持される。遊技機の起動が停止される場合、遊技機におけるROMが交換されている、ROMの内容が改ざんされているなどの不正行為が行われている可能性があり、遊技機への不正行為を未然に防止することができる。ここで、遊技機の起動の停止は、遊技機のセキュリティチェックに基づく制御の一例であり、起動の停止以外にも他の手段によってセキュリティレベルが維持されてもよい。
判定結果が肯定的である場合、各基板のプログラム起動などの遊技機の機能を提供するための初期化処理が実行される(ステップ415)。メイン用制御回路210の制御用プロセッサは、ユーザプログラムを起動する(ステップ420)。
メイン用基板205は、サブ用基板240との認証が確立しているか否かを判定する(ステップ430)。メイン用制御回路210の制御用プロセッサ302は、メイン用制御回路210におけるステータス受信レジスタ322のメイン及びサブ用基板間の認証が確立していることを表す情報を確認し、サブ用基板240との認証が確立しているか否かを判定する。なお、ステータス受信レジスタ322のメイン及びサブ用基板間の認証が確立していることを表す情報は、後述する図6のステップ640において設定される。
ステップ430において、メイン用基板205とサブ用基板240との認証が確立している場合、メイン用基板205は、サブ用基板240が外部装置基板270が認証済みであるか判定する(ステップ435)。メイン用制御回路210の制御用プロセッサ302は、メイン用制御回路210におけるステータス受信レジスタ322のサブ用基板240と外部装置基板270との認証が確立していることを表す情報を確認し、サブ用基板240と外部装置基板270との認証が確立しているか否かを判定する。ステータス受信レジスタ322のサブ用基板240と外部装置基板270との認証が確立していることを表す情報は、後述する図6のステップ650において説明されるように設定される。
ステップ435において、サブ用基板240と外部装置基板270との認証が確立している場合、メイン用制御回路210は、外部装置基板270から通信許可を受けたか否かを判定する(ステップ440)。通信許可は、ステータス受信レジスタ322、メイン用制御回路210の内部レジスタなどの各種レジスタの少なくとも一つに設定される。
一実施例において、メイン用基板205は、メイン用基板205とサブ用基板240との間の認証及びサブ用基板240と外部装置基板270との間の認証が確立していることを表す認証確立情報を、サブ用基板240を介して外部装置基板270に通知する。外部装置基板270は、認証確立情報に応答して、通信許可をサブ用基板240を介してメイン用基板205に通知する。メイン用基板205において、暗号通信用受信回路364は、通信許可を受け、ステータス送信レジスタ370にセットする。メイン用基板205のステータス送信レジスタ370は、通信許可をステータス受信レジスタ322に送る。これにより、メイン用制御回路210の制御用プロセッサ302及び通信制御用制御部352は、通信許可を参照することができる。又、暗号通信を行わない場合、メイン用制御回路210は、直接受信回路334を介して通信許可を受取ることができる。
他の実施例において、外部装置基板270は、メイン用基板205とサブ用基板240との間の認証確立情報をサブ用基板240を介して受けた後、外部装置基板270は、メイン用基板205及び/又はサブ用基板240の識別情報(ID番号)などの固有情報を外部装置基板270に接続されているデータベース(図示せず)に送ることができる。データベースは、受けた固有情報が予めデータベースに登録されている情報であるか否かを判定する。固有情報が予め登録されている場合、外部装置基板270は、通信許可をメイン用基板205にサブ用基板240を介して通知することができる。
ステップ440において、メイン用基板205が通信許可を受けていた場合、メイン用基板205の制御用プロセッサ302は、制御用プロセッサの内部レジスタ又は他のレジスタにおいて、遊技機の情報をサブ用基板240へ送信することが可能であることを示すフラグをオンに設定する(ステップ445)。
ステップ430において、サブ用基板240が認証済みで無かった場合、ステップ435において、外部装置基板270が認証済みで無かった場合、又は、ステップ440において、メイン用基板205が通信許可を受けていなかった場合、メイン用制御回路210の制御用プロセッサ302は、制御用プロセッサの内部レジスタ又は他のレジスタにおいて、遊技機の情報をサブ用基板240へ送信することが可能であることを示すフラグをオフに設定する(ステップ450)。
メイン用制御回路210の制御用プロセッサ302は、遊技機制御プログラムを実行する(ステップ455)。遊技プログラムの実行は内部でループして抜けてこない処理でなく状態変化毎にイベント処理を行う処理形態が望ましい。本実施例ではメインループ内で常時監視ステップ430、435,440の監視処理と遊技機制御プログラム、サブ用基板へ遊技情報送信処理を繰り返すように実施したが、定期的な割込み処理で上記一連の処理を実行しても良い。
メイン用制御回路210の制御用プロセッサ302は、サブ用基板へ送信するデータが有るか否かを判定する(ステップ460)。データが有る場合、制御用プロセッサ302は、サブ用基板へデータを送信可能であるか否かを判定する(ステップ465)。サブ用基板へデータを送信可能であるか否かは、ステップ445又はステップ450において設定された遊技機の情報をサブ用基板240へ送信することが可能であることを示すフラグがオンであるか否かによって決定する。
サブ用基板へデータを通信できる場合、メイン用基板205は、遊技情報のサブ用基板への通信を行う(ステップ470)。通信される情報が現在状態情報である場合、サブ用基板への通信は、メイン用基板205において、メイン用制御回路210の出力情報レジスタ324及び入力情報レジスタ326とメイン用通信制御回路215の出力情報レジスタ372及び出力情報レジスタ374を介して通信が行われ、メイン用通信制御回路215の暗号化通信用送信回路362及び/又は暗号化通信用受信回路364を用いて行われる。また、通信される情報が時系列情報である場合、サブ用基板への通信は、メイン用制御回路210が時系列情報をFIFOメモリ220を介してメイン用通信制御回路215の暗号化通信用送信回路362及び/又は暗号化通信用受信回路364によりサブ用基板240への通信を実現する。
本実施例において、ステップ430ないしステップ470の処理は、周期的に実行されるようにすることができる。他の実施例において、これらの処理は、周期的に実行される割込み処理として実現されてもよい。
図5は、図4に示した実施例の変形例についてのフローを示す。図5と図4の違いは、図4のフローからステップ445、ステップ450及びステップ465を除いた点で異なる。これにより、メイン用基板205とサブ用基板240との間の認証が確立していない場合(ステップ430)、サブ用基板240と外部装置基板270との間の認証が確立していない場合(ステップ435)、又は、メイン用基板205が外部装置基板270からの通信許可を受けていなかった場合(ステップ440)であっても、これらステップの判定の要件が満たされるまで、遊技機における遊技が停止される。
図6は、遊技機システムにおけるメイン用通信制御回路215についての処理フローを示す。図6のメイン用通信制御回路215による処理と図4又は図5のメイン用制御回路210による処理とは、並列で実行される。
初めに、遊技機への電源の投入などにより、メイン用通信制御回路215の起動が行われる(ステップ600)。そして、通信を制御するための機能などを提供するために初期化処理が実行される(ステップ605)。
メイン及びサブ用基板間の断線が有るか否かが判定される(ステップ610)。メイン用通信制御回路215の暗号化用送信回路362及び/又は暗号化用受信回路364は、通信路の状態を監視することによりメイン用基板205とサブ用基板240との間の通信の断線を検出することができる。
メイン及びサブ用基板間の断線が検出された場合、断線についての情報がレジスタに設定される(ステップ615)。メイン用通信制御回路215がメイン及びサブ用基板間の断線を検出した場合、メイン用基板205において、通信制御用制御部352は、メイン及びサブ用基板間の断線についての情報をメイン用基板205のステータス送信レジスタ370にセットする。ステータス送信レジスタ370は、断線についての情報をステータス受信レジスタ322に送る。
サブ用通信制御回路250がメイン及びサブ用基板間の断線を検出した場合、サブ用基板240は、メイン及びサブ用基板間の断線についての情報をメイン用基板205に通知する。メイン用基板205において、通信制御用制御部352は、メイン及びサブ用基板間の断線についての情報を受け、メイン用基板205のステータス送信レジスタ370にセットする。メイン用基板205のステータス送信レジスタ370は、断線についての情報をステータス受信レジスタ322に送る。これにより、ステータス受信レジスタ322にメイン及びサブ用基板間の断線についての情報が設定される。
したがって、断線についての情報は、メイン用基板205のステータス受信レジスタ322及びステータス送信レジスタ370にセットされる。これにより、メイン用制御回路210の制御用プロセッサ302及び通信制御用制御部352は、サブ用基板240と外部装置基板270との間の断線についての情報を参照することができる。
メイン及びサブ用基板間の断線が検出されない場合、断線が存在していないことについての情報がレジスタに設定される(ステップ620)。通信制御用制御部352は、メイン及びサブ用基板間の断線が存在していないことについての情報をメイン用基板205のステータス送信レジスタ370にセットする。ステータス送信レジスタ370は、断線が存在していないことについての情報をステータス受信レジスタ322に送る。
メイン用通信制御回路215の通信制御用制御部352は、メイン用基板205とサブ用基板240との間の認証が確立しているか否かを判定する(ステップ625)。通信制御用制御部352は、ステータス送信レジスタ370に設定されているメイン用基板205とサブ用基板240との間の認証が確立しているか否かを表す情報又は内部フラグを確認する。
認証が確立していない場合、メイン用基板205は、メイン用基板205とサブ用基板240との間の認証を実行する(ステップ630)。メイン用基板205がサブ用基板240から認証メッセージを受け、メイン用通信制御回路215の認証回路380は、認証メッセージが正しいか否かを判定する。認証メッセージが正しい場合、サブ用基板240が認証される。
他の実施例において、メイン用基板205がサブ用基板240に認証メッセージを送信し、サブ用通信制御回路250の認証回路380がメイン用基板205を認証してもよい。他の実施例において、メイン用基板205及びサブ用基板240それぞれが認証メッセージを送信し、相互認証を行うことができる。
なお、認証において、メイン及びサブ用基板間で送受信される認証メッセージは暗号化されていてもよい。これにより、セキュリティをより向上させることができる。
メイン用通信制御回路215は、認証が確立したか否かを判定する(ステップ635)。認証が確立した場合、メイン用通信制御回路215の通信制御用制御部352は、メイン用基板205とサブ用基板240との間の認証が確立したことを表す情報である認証確立情報をレジスタに設定する(ステップ640)。メイン用通信制御回路215において、認証回路380は、認証確立情報を、ステータス送信レジスタ370にセットし、ステータス送信レジスタ370は、認証確立情報をステータス受信レジスタ322に送る。これにより、メイン用制御回路210の制御用プロセッサ302及び通信制御用制御部352は、メイン用基板205とサブ用基板240との間の認証確立情報を参照することができる。
ステップ635において、認証が確立しなかった場合、メイン用通信制御回路215の通信制御用制御部352は、メイン用基板205とサブ用基板240との間の認証が確立していないことを表す情報である認証不確立情報をレジスタに設定する(ステップ645)。メイン用通信制御回路215において、認証回路380は、認証不確立情報を、ステータス送信レジスタ370にセットし、ステータス送信レジスタ370は、認証不確立情報をステータス受信レジスタ322に送る。これにより、メイン用制御回路210の制御用プロセッサ302及び通信制御用制御部352は、メイン用基板205とサブ用基板240との間の認証不確立情報を参照することができる。
ステップ625において、メイン用基板205とサブ用基板240との間の認証が確立している場合、メイン用通信制御回路215は、サブ用基板240及び外部装置基板270のステータス情報をサブ用基板240へ送受信する(ステップ637)。
サブ用基板240は、外部装置基板270との認証が確立しているか否かを表す情報、及び、サブ用基板240と外部装置基板270との通信の断線についての情報をメイン用基板205に通知することができる。外部装置基板270は、上述の通信許可をサブ用基板240を介してメイン用基板205に通知することができる。
サブ用基板240は、サブ用基板240と外部装置基板270との間の認証を実行する。サブ用基板240が外部装置基板270から認証メッセージを受け、サブ用通信制御回路245の認証回路380は、認証メッセージが正しいか否かを判定する。認証メッセージが正しい場合、外部装置基板270が認証される。
他の実施例において、サブ用基板240が外部装置基板270に認証メッセージを送信し、外部装置制御回路275がサブ用基板240を認証してもよい。他の実施例において、サブ用基板240及び外部装置基板270それぞれが認証メッセージを送信し、相互認証を行うことができる。
なお、認証において、サブ用基板と外部装置基板との間で送受信される認証メッセージは暗号化されていてもよい。これにより、セキュリティをより向上させることができる。
サブ用通信制御回路250は、認証が確立したか否かを判定する。サブ用通信制御回路250は、サブ用基板205と外部装置基板270との間で認証が確立したか否かについての情報をメイン用基板205に送る。認証が確立したか否かについての情報は、メイン用基板205のステータス送信レジスタ370又は出力情報レジスタ372にセットされ、ステータス送信レジスタ370又は出力情報レジスタ372は、情報をステータス受信レジスタ322又は情報入力レジスタ326に送る。したがって、メイン用制御回路210の制御用プロセッサ302及び通信制御用制御部352は、サブ用基板240と外部装置基板270との間の認証が確立したか否かについての情報を参照することができる。
サブ用通信制御回路250は、サブ用基板と外部装置基板との間の断線を検出する。これにより、サブ用通信制御回路250は、サブ用基板205と外部装置基板270との間の断線についての情報をメイン用基板205に送る。断線についての情報は、メイン用基板205のステータス送信レジスタ370にセットされ、ステータス送信レジスタ370は、情報をステータス受信レジスタ322に送る。したがって、メイン用制御回路210の制御用プロセッサ302及び通信制御用制御部352は、サブ用基板240と外部装置基板270との間の断線についての情報を参照することができる。
上述の通り、外部装置基板270は、メイン用基板205からの認証確立情報に応答して、通信許可をサブ用基板240を介してメイン用基板205に通知する。通信許可は、メイン用基板205のステータス送信レジスタ370にセットされ、ステータス送信レジスタ370は、情報をステータス受信レジスタ322に送る。
これらにより、サブ用基板240と外部装置基板270との間の認証が確立したか否か、サブ用基板240と外部装置基板270との間の断線、及び、外部装置基板270からメイン用基板205への通信許可について、サブ用基板240及び外部装置基板270のステータス情報がメイン基板205へ送受信される。
メイン用基板205は、時系列情報をメイン用FIFOメモリ220を介してサブ用基板と送受信する(ステップ642)。メイン用通信制御回路215は、送信用FIFOメモリ340にある情報を送信データレジスタ376を介してサブ用基板240に送り、サブ用基板240から受けた時系列情報を受信データレジスタ378で受ける。受信データレジスタ378は、時系列情報を送信用FIFOメモリ340に送る。サブ用基板240では上記メイン用FIFOメモリ220のデータをサブ用FIFOメモリ255を介してサブ用制御回路245に送受信するか及び/又は直接外部装置制御回路275と送受信を行う。
メイン用通信制御回路215は、サブ用基板240及び外部装置基板270のステータス情報に変化があるか否かを判定する(ステップ647)。メイン用通信制御回路215の通信制御用制御部352又は割込み回路366は、ステータス送信レジスタ370を確認し、サブ用基板240と外部装置基板270との認証が確立しているか否か、サブ用基板240と外部装置基板270との通信が断線しているか否か、外部装置基板270から通信許可が行われているか否かの少なくとも一つを判定する。
認証が確立していない、通信が断線している、又は、通信許可が行われていない場合、メイン用通信制御回路215は、サブ用基板240及び外部装置基板270のステータス情報に変化があったことをメイン用制御回路205に通知する(ステップ650)。ステータス情報に変化があった場合、メイン用基板205の割込み回路366は、信号線336を介して割込み信号を制御用プロセッサ302に送る。
他の実施例において、ステータス情報の変化は、上記の認証が確立していない、通信が断線している、及び、通信許可が行われていないことに加え、サブ用基板240と外部装置基板270との認証が確立している否かを表す認証情報、サブ用基板240と外部装置基板270との断線があるか否かを表す断線情報、及び/又は、外部装置基板270からの通信が許可されている否かを表す通信許可指示等に変化があったこととすることができる。
メイン用通信制御回路215は、メイン用基板205とサブ用基板240との間において、断線があるか又は認証が確立していないか否かを判定する(ステップ655)。メイン用通信制御回路215の通信制御用制御部352又は割込み回路366は、ステータス送信レジスタ370を確認し、メイン用基板205とサブ用基板240との認証が確立しているか否か、サブ用基板240と外部装置基板270との通信が断線しているか否かの少なくとも一つを判定する。
認証が確立していない、又は、通信が断線している場合、メイン用通信制御回路215は、メイン用基板205及びサブ用基板240のステータス情報に変化があったことをメイン用制御回路205に通知する(ステップ660)。ステータス情報に変化があった場合、メイン用基板205の割込み回路366は、信号線336を介して割込み信号を制御用プロセッサ302に送る。これにより、制御用プロセッサ302は、割込み信号によってステータス情報に変化があったことを検知することができる。
他の実施例において、ステータス情報の変化は、上記の認証が確立していない、及び、通信が断線していることに加え、メイン用基板205とサブ用基板240との認証が確立している否かを表す認証情報、メイン用基板205とサブ用基板240との断線があるか否かを表す断線情報、サブ用基板240と外部装置基板270との認証が確立している否かを表す認証情報、サブ用基板240と外部装置基板270との断線があるか否かを表す断線情報、外部装置基板270からの通信が許可されている否かを表す通信許可指示、及び/又は、FIFOメモリ220の状態等に変化があったこととすることができる。
メイン用基板における通信制御用制御部352によるステータス送信レジスタ370の情報の書込みは、通信制御用制御部352が、メイン用基板205とサブ用基板240との認証情報、メイン用基板205とサブ用基板240との断線情報、サブ用基板240と外部装置基板270との認証情報、サブ用基板240と外部装置基板270との断線情報、外部装置基板270からの通信許可指示、及び/又は、FIFOメモリ220の状態等に変化があった場合にステータス送信レジスタ370へステータスの変化を書き込ことによって行われる。ステータス送信レジスタ370は、ステータスの変化をステータス受信レジスタ322に送る。したがって、制御用プロセッサ302がステータス受信レジスタ322をポーリングにより読込むことによって、通信制御用制御部352からのステータスが変化した情報が転送されてもよい。これにより、制御用プロセッサ302は、ステータス受信レジスタ322を参照することによってステータス情報に変化があったことを検知することができる。
他の実施例において、メイン用基板205のステータス送信レジスタ370に、ステータス情報に変化があることを表す情報を書込む場合において、割込み回路366の割込みがイネーブルの場合、通信制御用制御部352はステータス送信レジスタ370の変化情報を割込み回路366に書込むことにより、割込み信号336を制御用プロセッサ302に送ることができる。さらに、制御用プロセッサ302は割込み受信を認識すると操作送信レジスタ320を介して割込みの発生をクリアする信号を信号線338を介して割込み回路336に送り、割込み信号のクリアを行うことができる。他の実施例において、操作送信レジスタ320が割込みの発生をクリアする信号を通信制御回路215、250に送ると、通信制御用制御部352は、割込み回路336に割込みの発生をクリアするように動作させてもよい。上記において、割込み回路366の割込みイネーブルの設定は操作送信レジスタ320を介して操作受信レジスタ368に送られ、通信制御用制御部352が割込みイネーブルの設定を割込み回路366にセットする。
他の実施例において割込み回路366の割込みイネーブルの設定は操作送信レジスタ320から信号線338を介して直接行われても良い。
本実施例により、メイン用基板205において、メイン用通信制御回路215は、そのステータス送信レジスタ370を確認するだけで、少なくとも、以下の判定を行うことができる。
(1)メイン用基板205とサブ用基板240との認証が確立しているか否か
(2)メイン用基板205とサブ用基板240との通信が断線しているか否か
(3)サブ用基板240と外部装置基板270との認証が確立しているか否か
(4)サブ用基板240と外部装置基板270との通信が断線しているか否か
(5)外部装置基板270から通信許可が行われているか否か
メイン用制御回路210の制御用プロセッサ302は、割込み信号を割込み回路366から受けると、割込み信号に関連付けされて定義されている割込み処理を実行する。割込み処理は、断線検出や認証の成立などのために必要な処理である。割込み処理は、ユーザプログラムなどによって定義される。割込み処理の例は、メイン用基板の制御用プロセッサ302が、FIFOメモリ220の内容及びFIFOメモリ220にあるデータの数などについて、送信や受信により変化が起こったことによりFIFOの空きエリアに新たな送信データを送り込んだりFIFOより受信データを受け取ったりすることができる。又、断線の発生や認証の解除、認証の成立が起こった時などに割込み処理を行うことによって、ステータスの変化に応じた処理が実行され、ステータスの変化に速やかな対応が可能となる。
上記説明したセキュリティチェックの処理、各基板間の認証の確立の処理、各基板間の断線検出の処理、外部装置基板270から送られる通信許可の処理の一又は二以上の機能を実行しないようにすることができる。例えば、セキュリティ性能を求めない開発環境の遊技機において、これら機能の一部又は全部を排除することができる。
上記の実施例において、メイン及びサブ用基板間の断線及びサブ用基板と外部装置との間の断線の検出は、通信の異常の検出を含めることができる。すなわち、断線の検出は、通信異常の検出として、信号線の接続が物理的に解除されたことに加え、所定の時間の間に通信が行われないこと、通信先の基板又はその内部の回路及び/又は外部装置又はその内部の回路がリセットされたことなどの通信異常の検出を含めることができる。
上述の実施例において、制御回路210、245と通信制御回路215、250とが、異なるハードウエアとして記載されている。しかしながら、当業者であれば理解されるように、通信制御回路215、250の機能は、制御回路210、245によって実現されてもよい。外部装置用制御回路275は、他の基板の回路と通信を行うよう記載されているが、外部装置基板270は、制御回路及び通信制御回路を含むよう実現するようにすることもできる。
上述の実施例において、FIFOメモリ220、255は、先入先出でデータを格納するメモリとして説明した。しかしながら、FIFOメモリ220、255は、先入先出を実現することができる記憶装置、例えばリングバッファ等に置き換えることができる。また、上記の実施例において示したFIFOメモリ220、255は、特許請求の範囲に記載した「先入先出記憶装置」の一例である。
上記の実施例において示したメイン用基板205は、特許請求の範囲に記載した「第1の基板」の一例である。
上記の実施例において示したサブ用基板240は、特許請求の範囲に記載した「第2の基板」の一例である。
上記の実施例において示した外部装置基板270は、特許請求の範囲に記載した「第3の基板」の一例である。
上記の実施例において示したメイン用チップは、特許請求の範囲に記載した「第1のチップ」の一例である。
上記の実施例において示したサブ用チップは、特許請求の範囲に記載した「第2のチップ」の一例である。
上記の実施例において示した外部装置チップは、特許請求の範囲に記載した「第3のチップ」の一例である。
以上に説明した処理又は動作において、あるステップにおいて、そのステップではまだ利用することができないはずのデータを利用しているなどの処理又は動作上の矛盾が生じない限りにおいて、処理又は動作を自由に変更することができる。
以上に説明してきた各実施例は、封入式遊技機について説明したが、封入式以外の従来の遊技機に適用してもよい。
以上に説明してきた各実施例は、組み合わせることが可能である。これにより、二以上の実施例を組み合わせて一つの実施例にすることができる。
以上に説明してきた各実施例は、本発明を説明するための例示であり、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、種々の形態で実施することができる。
100 パチンコシステム
105、110 パチンコ機
115 抽選媒体情報供給装置
120 メイン部
125 払出部
130 抽選開始部
135 コイン投入部
205 メイン用基板
210 メイン用制御回路
215 メイン用通信制御回路
220 メイン用FIFOメモリ
240 サブ用基板
245 サブ用制御回路
250 サブ用通信制御回路
255 サブ用FIFOメモリ
270 外部装置基板
275 外部装置用制御回路
302 制御用プロセッサ
304 ROM
306 RAM
308 ユーザROM
310 ユーザRAM
312 セキュリティチェック回路
314 不正アドレス実行禁止回路
316 ウオッチドッグタイマー回路
318 遊技機専用回路
320 操作送信レジスタ
322 ステータス受信レジスタ
324 出力情報レジスタ
326 入力情報レジスタ
328 送信データレジスタ
330 受信データレジスタ
332 送信回路
334 受信回路
336 バス
340 送信FIFOメモリ
342 受信用FIFOメモリ
352 通信制御用制御部
358 暗号回路
360 復号回路
362 暗号通信用送信回路
364 暗号通信用受信回路
366 割込み回路
368 操作受信レジスタ
370 ステータス送信レジスタ
372 出力情報レジスタ
374 入力情報レジスタ
376 送信データレジスタ
378 受信データレジスタ
380 認証回路
382 バス

Claims (21)

  1. 遊技機用チップセットであって、
    第1のチップと、
    第2のチップと、
    を備え、
    前記第1のチップが、
    第1の制御回路と、
    前記第1のチップと前記第2のチップとの通信を制御する第1の通信制御回路と、
    を有し、
    前記第2のチップが、
    第2の制御回路と、
    前記第1のチップと前記第2のチップとの通信を制御する第2の通信制御回路と、
    を有し、
    前記第1の通信制御回路は、前記第2のチップを認証し、認証が成功した場合、前記第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定する、遊技機用チップセット。
  2. 前記第1のチップは、先入先出記憶装置を有し、前記第1の制御回路は、時系列で送信される情報を、前記先入先出記憶装置を介して前記第1の通信制御回路に送り、当該第1の通信制御回路は、当該時系列で送信される情報を前記第2の通信制御回路に送受信する、請求項1に記載の遊技機用チップセット。
  3. 前記第1の通信制御回路は、データを暗号化及び/又は復号化し、当該データを前記第2の通信制御回路に送受信する、請求項1又は2に記載の遊技機用チップセット。
  4. 前記第2の通信制御回路は、前記第1のチップを認証し、認証が成功した場合、前記第2の通信制御回路は、データを前記第1の通信制御回路に送受信する、請求項1ないし3のいずれか一つに記載の遊技機用チップセット。
  5. 前記第1の通信制御回路は、前記第1の制御回路へ割込み信号を送る割込み回路を有し、前記第1のチップの認証が成功しなかった場合又は前記第2のチップの認証が成功しなかった場合、認証が確立しなかった情報をレジスタに設定し、前記割込み回路は、当該情報がレジスタに設定されたことに応答して、前記第1の制御回路に割込み処理についての信号を送信する、請求項1ないし4のいずれか一つに記載の遊技機用チップセット。
  6. 前記第1の通信制御回路は、前記第1のチップと前記前記第2のチップとの間の通信の断線又は通信異常を検出し、断線又は異常が検出された場合、前記第1の通信制御回路は、断線又は異常についての情報をレジスタに設定し、前記割込み回路は、当該情報がレジスタに設定されたことに応答して、前記第1の制御回路に割込み処理についての信号を送信する、請求項1ないし5のいずれか一つに記載の遊技機用チップセット。
  7. 遊技機用第1のチップであって、
    第1の制御回路と、
    第2の通信制御回路を有する第2のチップと前記第1のチップとの通信を制御する第1の通信制御回路と、
    を備え、
    前記第1の通信制御回路は、前記第2のチップを認証し、認証が成功した場合、前記第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定する、遊技機用第1のチップ。
  8. 請求項7に記載の遊技機用第1のチップを組み込んだ第1の基板。
  9. 遊技機用第2のチップであって、
    第2の制御回路と、
    第1の通信制御回路を有する第1のチップと前記第2のチップとの通信及び前記第2のチップと第3のチップとの通信を制御する第2の通信制御回路と、
    を備え、
    前記第2の通信制御回路は、前記第3のチップを認証し、認証が成功した場合、前記第2の通信制御回路は、認証が確立した情報を前記第1の通信制御回路に送り、前記第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定する、遊技機用第2のチップ。
  10. 請求項9に記載の遊技機用第2のチップを組み込んだ第2の基板。
  11. 遊技機システム用チップセットであって、
    第1のチップと、
    第2のチップと、
    第3のチップと、
    を備え、
    前記第1のチップが、
    第1の制御回路と、
    前記第1のチップと前記第2のチップとの通信を制御する第1の通信制御回路と、
    を有し、
    前記第2のチップが、
    第2の制御回路と、
    前記第1のチップと前記第2のチップとの通信及び前記第2のチップと前記第3のチップとの通信を制御する第2の通信制御回路と、
    を有し、
    前記第2の通信制御回路は、前記第3のチップを認証し、認証が成功した場合、前記第2の通信制御回路は、認証が確立した情報を前記第1の通信制御回路に送り、前記第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定する、遊技機システム用チップセット。
  12. 前記第1のチップは、先入先出記憶装置を有し、前記第1の制御回路は、時系列で送信される情報を、前記先入先出記憶装置を介して前記第1の通信制御回路に送り、当該第1の通信制御回路は、当該時系列で送信される情報を前記第2の通信制御回路に送受信し、当該第2の通信制御回路は、当該時系列で送信される情報を前記第3のチップに送受信する、請求項11に記載の遊技機システム用チップセット。
  13. 前記第2の通信制御回路は、データを暗号化及び/又は復号化し、当該データを前記第3のチップに送受信する、請求項11又は12に記載の遊技機システム用チップセット。
  14. 前記第3のチップは、前記第2のチップを認証し、認証が成功した場合、前記第3のチップは、データを暗号化及び/又は復号化し、データを前記第2の通信制御回路に送受信する、請求項11ないし13のいずれか一つに記載の遊技機システム用チップセット。
  15. 前記第1の通信制御回路は、前記第1の制御回路へ割込み信号を送る割込み回路を有し、前記第2の通信制御回路は、前記第2のチップの認証が成功しなかった場合又は前記第3のチップの認証が成功しなかった場合、認証が成功しなかった情報を前記第1の通信制御回路に通知し、当該第1の通信制御回路は、認証が確立しなかった情報をレジスタに設定し、前記割込み回路は、当該情報がレジスタに設定されたことに応答して、前記第1の制御回路に割込み処理についての信号を送信する、請求項11ないし14のいずれか一つに記載の遊技機システム用チップセット。
  16. 前記第2の通信制御回路は、前記第2のチップと前記前記第2のチップとの間の通信の断線又は通信異常を検出し、断線又は異常が検出された場合、断線又は異常が検出された情報を前記第1の通信制御回路に通知し、前記第1の通信制御回路は、断線又は異常についての情報をレジスタに設定し、前記割込み回路は、当該情報がレジスタに設定されたことに応答して、前記第1の制御回路に割込み処理についての信号を送信する、請求項11ないし15のいずれか一つに記載の遊技機システム用チップセット。
  17. 遊技機用基板であって、
    第1の基板と、
    第2の基板と、
    を備え、
    前記第1の基板が、
    第1の制御回路と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との通信を制御する第1の通信制御回路と、
    を有し、
    前記第2の基板が、
    第2の制御回路と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との通信を制御する第2の通信制御回路と、
    を有し、
    前記第1の通信制御回路は、前記第2の基板を認証し、認証が成功した場合、前記第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定する、遊技機用基板。
  18. 遊技機システム用基板であって、
    第1の基板と、
    第2の基板と、
    第3の基板と、
    を備え、
    前記第1の基板が、
    第1の制御回路と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との通信を制御する第1の通信制御回路と、
    を有し、
    前記第2の基板が、
    第2の制御回路と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との通信及び前記第2の基板と前記第3の基板との通信を制御する第2の通信制御回路と、
    を有し、
    前記第2の通信制御回路は、前記第3の基板を認証し、認証が成功した場合、前記第2の通信制御回路は、認証が確立した情報を前記第1の通信制御回路に送り、前記第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定する、遊技機システム用基板。
  19. 遊技機であって、
    第1の基板と、
    第2の基板と、
    を備え、
    前記第1の基板が、
    第1の制御回路と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との通信を制御する第1の通信制御回路と、
    を有し、
    前記第2の基板が、
    第2の制御回路と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との通信を制御する第2の通信制御回路と、
    を有し、
    前記第1の通信制御回路は、前記第2の基板を認証し、認証が成功した場合、前記第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定する、遊技機。
  20. 前記第1の制御回路は、少なくとも遊技機の抽選の実行及び抽選結果の表示を行い、前記第2の制御回路は、少なくとも払出を制御する、請求項19に記載の遊技機。
  21. 遊技機システムであって、
    第1の基板と、
    第2の基板と、
    第3の基板と、
    を備え、
    前記第1の基板が、
    第1の制御回路と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との通信を制御する第1の通信制御回路と、
    を有し、
    前記第2の基板が、
    第2の制御回路と、
    前記第1の基板と前記第2の基板との通信及び前記第2の基板と前記第3の基板との通信を制御する第2の通信制御回路と、
    を有し、
    前記第2の通信制御回路は、前記第3の基板を認証し、認証が成功した場合、前記第2の通信制御回路は、認証が確立した情報を前記第1の通信制御回路に送り、前記第1の通信制御回路は、認証が確立した情報をレジスタに設定する、遊技機システム。
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