JP2015126805A - 遊技機、遊技機システム、それらマイコン及び基板 - Google Patents

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【課題】遊技機における各基板が片方向通信である場合に、基板の認証を行うことによって、遊技機への不正行為を防止する。【解決手段】第1の基板及び第2の基板を備え、第1の基板から第2の基板への片方向通信を行う遊技機において、第2の基板は、所定のデータを第1の基板から受信し、第2の基板は、所定のデータに基づいて、第1の基板を認証する。【選択図】図2

Description

本発明は、遊技機、遊技機システム、それらマイコン及び基板に関する。
パチンコ機やパチスロ機などの遊技機における各基板において認証を行うことは、改造された基板が用いられるなどの不正行為を防止するために重要である。
認証は、法律、規則で許される基板間の通信方法に依存して、用いられる認証方法を設計する必要がある。本発明は、基板間の通信が片方向通信である場合の認証手段を提供する。
特に、今後導入が予定されている遊技機において、通信制御は、従来の遊技機と比較して、より重要となると考えられる。したがって、遊技機における基板間の認証は、通信制御の完全性を確保するために必要な技術である。
遊技機における基板間の通信が片方向通信である場合に、通信の暗号化と基板の認証を行うことによって、遊技機への不正行為を防止する。
第1の基板及び第2の基板を備え、第1の基板から第2の基板への片方向暗号通信を行う遊技機において、第2の基板は、所定のデータを第1の基板から受信し、第2の基板は、所定のデータに基づいて、第1の基板を認証し、さらに、認証できない場合は第2の基板の動作を停止する。これにより遊技機としての動作を停止させる。
本発明の実施例による遊技機用第2のマイコンは、片方向通信路を介して第1のマイコンから所定のデータを受信する通信回路と、所定のデータに基づいて、第1のマイコンを認証する認証手段と、を備えることができる。
本発明の実施例による遊技機用第2のマイコンにおいて、第1のマイコンから受信した所定のデータは、第1のマイコンでの送信対象のデータと当該送信対象のデータから所定の処理により作成した認証データとを少なくとも含んでおり、遊技機用第2のマイコンの認証手段は、受信した送信対象のデータに所定の処理を行うことによって、認証データを取得し、取得した当該認証データと受信した認証データとが一致するか否かを判定することができる。
本発明の実施例による遊技機用第2のマイコンにおいて、所定の処理は、所定の鍵を用いて処理を行うことを含むことができる。
本発明の実施例による遊技機用第2のマイコンにおいて、第1のマイコンから受信した所定のデータは、認証データを少なくとも含み、さらに、暗号化されており、遊技機用第2のマイコンの認証手段は、受信した認証データを復号し、復号した認証データと予め記憶している認証データとが一致するか否かを判定することができる。
本発明の実施例による遊技機用第2のマイコンは、所定の装置から認証データを受信し、当該認証データを予め記憶することができる。
本発明の実施例による遊技機用第2のマイコンにおいて、遊技機用第2のマイコンは、さらに、第1のマイコンの識別情報を予め記憶した記憶装置を備え、送信対象のデータは、第1のマイコンの識別情報を少なくとも含み、認証手段は、送信対象のデータに含まれている識別情報と記憶装置に記憶されている識別情報とが一致するか否かを判定することができる。
本発明の実施例による遊技機用第2のマイコンにおいて、所定のデータは、第1のマイコンの識別情報である、又は、所定のデータは、当該識別情報を含むことができる。
本発明の実施例による遊技機用第2のマイコンにおいて、通信回路は、送信対象のデータに含まれている識別情報又は記憶装置に記憶されている識別情報を、遊技機の外に配置され、予め識別情報を有するコンピュータに送信し、受信した識別情報がコンピュータが予め有する識別情報と一致するか否かについての比較結果をコンピュータから受信することができる。
本発明の実施例による遊技機用第2のマイコンにおいて、遊技機用第2のマイコンは、認証手段による認証結果に応じて、当該第2のマイコンの機能を実行するか否かを選択する、請求項1ないし8のいずれか一つに記載の遊技機用第2のマイコン。
本発明の実施例による遊技機用第2のマイコンは、設定切り替えにより暗号、認証機能を有効、無効に切り替えができる。
第2の基板は、遊技機用第2のマイコンを組み込むことができる。
本発明の実施例による遊技機用マイコンセットは、所定のデータを送信する第1のマイコンと、片方向通信路を介して第1のマイコンから所定のデータを受信し、所定のデータに基づいて、第1のマイコンを認証する第2のマイコンと、を備え、第1のマイコンと第2のマイコンは一組である。
本発明の実施例による遊技機用マイコンセットにおいて、第1のマイコンから受信した所定のデータは、第1のマイコンでの送信対象のデータと当該送信対象のデータから所定の処理により作成した認証データとを少なくとも含んでおり、遊技機用第2のマイコンは、受信した送信対象のデータに所定の処理を行うことによって、認証データを取得し、取得した当該認証データと受信した認証データとが一致するか否かを判定することができる。
本発明の実施例による遊技機用マイコンセットにおいて、所定の処理は、所定の鍵を用いて処理を行うことを含むことができる。
本発明の実施例による遊技機用マイコンセットにおいて、第1のマイコンから受信した所定のデータは、認証データを少なくとも含み、さらに、暗号化されており、第2のマイコンは、受信した認証データを復号し、復号した認証データと予め記憶している認証データとが一致するか否かを判定することができる。
本発明の実施例による遊技機用マイコンセットにおいて、遊技機用第2のマイコンは、所定の装置から認証データを受信し、当該認証データを予め記憶することができる。
本発明の実施例による遊技機用マイコンセットにおいて、第2のマイコンは、第1のマイコンの識別情報を予め記憶しており、送信対象のデータは、第1のマイコンの識別情報を少なくとも含み、第2のマイコンは、送信対象のデータに含まれている識別情報と記憶されている識別情報とが一致するか否かを判定する、請求項13ないし16のいずれか一つに記載の遊技機用マイコンセット。
本発明の実施例による遊技機用マイコンセットにおいて、第2のマイコンは、当該第2のマイコンによる認証結果に応じて、当該第2のマイコンの機能を実行するか否かを選択することができる。
本発明の実施例による遊技機は、所定のデータを送信する第1の基板と、片方向通信路を介して第1の基板から所定のデータを受信し、所定のデータに基づいて、第1の基板を認証する第2の基板と、を備えることができる。
本発明の実施例による遊技機において、第1の基板から受信した所定のデータは、第1の基板での送信対象のデータと当該送信対象のデータから所定の処理により作成した認証データとを少なくとも含んでおり、第2の基板は、受信した送信対象のデータに所定の処理を行うことによって、認証データを取得し、取得した当該認証データと受信した認証データとが一致するか否かを判定することができる。
本発明の実施例による遊技機において、所定の処理は、所定の鍵を用いて処理を行うことを含むことができる。
本発明の実施例による遊技機において、第1の基板から受信した所定のデータは、認証データを少なくとも含み、さらに、暗号化されており、第2の基板は、受信した認証データを復号し、復号した認証データと予め記憶している認証データとが一致するか否かを判定することができる。
本発明の実施例による遊技機において、第2の基板は、所定の装置から認証データを受信し、当該認証データを予め記憶することができる。
本発明の実施例による遊技機において、第2の基板は、第1の基板の識別情報を予め記憶しており、送信対象のデータは、第1の基板の識別情報を少なくとも含み、第2の基板は、送信対象のデータに含まれている識別情報と記憶されている識別情報とが一致するか否かを判定することができる。
本発明の実施例による遊技機において、第2の基板は、当該第2の基板による認証結果に応じて、当該第2の基板の機能を実行するか否かを選択することができる。
本発明の実施例による遊技機システムは、遊技機と、遊技機の外に配置され、予め有する識別情報を有するコンピュータと、を備え、遊技機は、所定のデータを送信する第1の基板と、片方向通信路を介して第1の基板から所定のデータを受信し、所定のデータに基づいて、第1の基板を認証する第2の基板と、を有することができる。
本発明の実施例による遊技機システムにおいて、第1の基板から受信した所定のデータは、第1の基板での送信対象のデータと当該送信対象のデータから所定の処理により作成した認証データとを少なくとも含んでおり、第2の基板は、受信した送信対象のデータに所定の処理を行うことによって、認証データを取得し、取得した当該認証データと受信した認証データとが一致するか否かを判定することができる。
本発明の実施例による遊技機システムにおいて、所定の処理は、所定の鍵を用いて処理を行うことを含むことができる。
本発明の実施例による遊技機システムにおいて、第1の基板から受信した所定のデータは、認証データを少なくとも含み、さらに、暗号化されており、第2の基板は、受信した認証データを復号し、復号した認証データと予め記憶している認証データとが一致するか否かを判定することができる。
本発明の実施例による遊技機システムにおいて、第2の基板は、所定の装置から認証データを受信し、当該認証データを予め記憶することができる。
本発明の実施例による遊技機システムにおいて、第2の基板は、第1の基板の識別情報を予め記憶しており、送信対象のデータは、第1の基板の識別情報を少なくとも含み、第2の基板は、送信対象のデータに含まれている識別情報と記憶されている識別情報とが一致するか否かを判定することができる。
本発明の実施例による遊技機システムにおいて、第2の基板は、送信対象のデータに含まれている識別情報又は記憶装置に記憶されている識別情報を、コンピュータに送信し、当該コンピュータは、受信した識別情報がコンピュータが予め有する識別情報と一致するか否かについての比較結果を第2の基板に送信することができる。
本発明の実施例による遊技機システムにおいて、第2の基板は、当該第2の基板による認証結果に応じて、当該第2の基板の機能を実行するか否かを選択することができる。
図1は、本発明の実施例によるパチンコシステムを示す。 図2は、本発明の実施例による遊技機における各基板を示した図である。 図3は、図2に示した遊技機における各基板の変形例を示した図である。
遊技機システム
図1は、本発明の実施例によるパチンコシステム100を示す。本実施例は、遊技機の一例としてパチンコ機を用いて説明される。しかしながら、これは、一例であり、パチンコ機をパチスロ機などの他の遊技機に置き換えてもよい。図1において、システム100は、パチンコ機105及びコンピュータ145を備える。パチンコ機105は、コンピュータ145に接続されている。
パチンコ機105は、抽選の実行及び抽選結果の表示を行うメイン部120、抽選結果に応じて払出を行う払出部125、及び、発射装置130を備える。遊技者は、発射装置130を用いてパチンコ玉を操作し、パチンコ機105に抽選を開始させる。
上記の払出部125は、メイン部以外の機能を実現する一例であり、これに限定されない。遊技機におけるメイン部以外の機能は、遊技機の枠部分によって制御されてもよい。さらに、払出の制御は、遊技機の枠部分によって制御されてもよい。また、メイン部以外の部分は、一又は二以上の機能部(払出部、遊技機の枠部分など)から構成されてもよい。この場合、二以上の機能部の内部の構成は同様なものとすることができる。メイン部以外の部分の例としては、以下に限定しないが、払出部、遊技機の演出を制御する制御部、演出などを表示する表示部などがある。
遊技機における各基板の動作
図2は、本発明の実施例による遊技機における各基板200を示した図である。遊技機システムにおいて、メイン部120、払出部125は、それぞれ独立した基板で構成されている。メイン部120は、メイン基板205によって制御される。メイン基板205は、例えば、玉の検出、抽選、入賞時の払出の通知、画像(図柄表示)や音(サウンド出力)などの演出制御などを行う。メイン基板205は、メインマイコン210及び関連する回路などを有している。メイン基板205における制御は、メインマイコン210によって実現される。
メインマイコン210は、少なくとも、制御部(CPU)230、ROM及び/又はRAMである記憶装置235、及び、通信回路240を備えている。制御部230は、記憶装置235に記憶されているプログラムに基づいて処理を実行する。
払出部125は、サブ基板215によって制御される。サブ基板215は、メイン基板205が制御する処理以外である払出などの制御を行う。サブ基板215は、サブマイコン220及び関連する回路などを有している。サブ基板215における制御は、サブマイコン220によって実現される。他の実施例として、サブ基板215払出部は、カラーLCD等を用いた図柄表示基板であっても良い。この場合、図柄表示基板は、抽選を容易にする表示のオン・オフといった入賞を得るために重要な情報を表示することができる。他の実施例として、サブ基板215は、音声合成等の機能やランプ表示の機能の基板であっても良い。音声合成等の機能やランプ表示の機能の基板は、入賞を得るための情報を遊技者に通知するよう制御することができる。
サブマイコン220は、少なくとも、制御部(CPU)250、ROM及び/又はRAMである記憶装置255、及び、通信回路245を備えている。制御部250は、記憶装置255に記憶されているプログラムに基づいて処理を実行する。さらに、図3に示す様に、サブ基板215は、サブマイコンの220の外部に外部記憶装置335を備えることができる。これにより、サブ基板215は、図柄表示、音声合成、ランプ表示を行う場合に、プログラム容量が大きい情報を記憶するスペースを容易に確保することができる。
メイン基板205の通信回路240は、通信路225を介してサブ基板215の通信回路245に接続されている。通信路225は、メイン基板205からサブ基板215への片方向通信を実現する。
メイン基板205のメインマイコン210は、記憶装置235に識別情報を記憶している。識別情報は、メインマイコン210ごとの識別情報(ID番号)、遊技機105ごとの識別情報、遊技機105のメーカ識別子、遊技機105の製造番号、遊技機又はその構成要素の製造日、及び、それらの一又は二以上の組み合わせとすることができる。又、識別情報は、これらの組み合わせから演算されるコードであっても良い。
識別情報は、メイン基板205又はメインマイコン210の製造時、メイン基板205を遊技機105に設置する時、遊技機105を遊戯場に設置する時に記憶装置235に記憶されるようにしてもよい。
識別情報は、記憶装置235内部に暗号化して格納することができる。他の実施例において、記憶装置235全体が暗号化されていてもよい。これらにより、記憶装置235から識別情報を取り出すことが困難となる。
メインマイコン210の通信回路240は、識別情報を、メイン基板205からサブ基板215への片方向通信を実現する通信路225を介してサブマイコン220の通信回路245に送信する。一実施例において、メインマイコン210の制御部230又は通信回路240は、識別情報と払い出し玉数等の操作情報とを少なくとも含む情報を通信情報として暗号化し、暗号化した情報をサブマイコン220に送信することができる。これにより、第3者による通信内容の盗聴及び改ざんを防止することができる。
サブマイコン220の通信回路245は、メインマイコン210から片方向通信により通信情報を受信する。通信情報が暗号化されている場合、サブマイコン220の制御部250又は通信回路245は、暗号化されている通信情報を復号化する。
一実施例において、メインマイコン210及びサブマイコン220は、送信される通信情報を暗号化するために、図3に示す様に、情報の暗号化及び復号化を行う暗号復号回路を備えていてもよい。
サブマイコン220は、メイン基板205に対応する認証用の識別情報を予め記憶装置255に記憶している。認証用の識別情報は、サブ基板215又はサブマイコン220の製造時、サブ基板215を遊技機105に設置する時、遊技機105を遊戯場に設置する時に記憶装置255に記憶されるようにしてもよい。他の実施例において、コンピュータ145又は他のコンピュータが識別情報をサブ基板215に送信し、制御部250は、その識別情報をサブマイコン220の記憶装置255に記憶するようにしてもよい。上記説明したように、識別情報は、メーカ識別子、製造日、製造番号、マイコンの識別情報(ID番号)、これらの組み合わせをそのまま識別子として使うこともできる。又、あら予めメインマイコン210の記憶装置235及び/又サブマイコン220の記憶装置255に同一の乱数表を記憶させておき、メーカ識別子、製造日、製造番号、マイコンの識別情報(ID番号)、これらの組み合わせを直接、ないし、演算を行いその結果を、各々の乱数表のインデックスとして用い、乱数表の読出し位置を特定し、特定した値から読み出される乱数
を認証に用いることでより高い秘匿性をえることができる。
他の実施例において、遊技機105は、メインマイコン210の記憶装置235及び/又はサブマイコン220の記憶装置255に識別情報を記憶するために用いられる入力部を有していてもよい。これにより、記憶装置235に識別情報を記憶させることができる。入力部は、遊技機の外からは不可視な箇所に配置されていてもよい。
予め記憶されている認証用の識別情報は、サブマイコン220の記憶装置255において暗号化することができる。他の実施例において、記憶装置255全体が暗号化されていてもよい。これらにより、記憶装置255から認証用の識別情報を取り出すことが困難となる。
サブマイコン220の制御部250は、メイン基板205から受信した識別情報と予め記憶装置255に記憶されている認証用の識別情報とを比較する。識別情報が一致した場合、サブ基板215は、メイン基板205を認証することができる。
他の実施例において、サブマイコン220の通信回路245は、メイン基板205から受信した識別情報又は認証用の識別情報をコンピュータ145に送信することができる。コンピュータ145は、予め遊技機ごとの識別情報を記憶しており、受信した識別情報が予め登録されている識別情報と一致するか否かを判定する。受信した識別情報が予め登録されている識別情報と一致した場合、コンピュータ145は、識別情報が一致したことを表す情報をサブマイコン220の通信回路245を介してサブマイコン220に送信する。サブマイコン220は、識別情報が一致したことを表す情報を受信する。他の実施例において、コンピュータ145は、受信した識別情報が予め登録されている識別情報と一致したか否かの比較結果をサブマイコン220に送信することができる。
サブマイコン220の制御部230は、メイン基板205から受信した識別情報と予め記憶装置255に記憶されている識別情報とが一致し、及び/又は、識別情報が一致したことを表す情報をコンピュータ145から受信した場合、メイン基板205を認証することができる。これにより、識別情報が一致したことを表す情報を用いて認証が行われる場合、サブマイコンは交換され得るメイン基板210と1対1の組み合わせを不要として修理、交換が容易となるうえ識別情報を記憶装置255に持たないので、より高度の秘匿性を実現できる。
一実施例において、サブ基板215とコンピュータ145の通信は、サブマイコン220の制御部230及びコンピュータ145のプロセッサ、又は、それぞれの暗号復号回路による暗号通信とすることができる。
一実施例において、コンピュータ145は、ネットワーク接続等により外部の機関が所有するコンピュータとすることができる。これにより、第三者機関による遊技機の認証が実現される。
他の実施例において、パチンコ台100が設置されている家屋内又はその近傍にローカルコンピュータが配置されていてもよい。ローカルコンピュータは、コンピュータ145が有する識別情報を受信し、サブ基板215は、識別情報をローカルコンピュータに送信することができる。ローカルコンピュータが、識別情報が一致するか否かを判定し、識別情報が一致したことを表す情報を通信回路245に送信する。これにより、通信経路が短くなり、通信に必要な時間を削減することができることから、認証をより迅速に実現することができる。
他の実施例において、最初の通信などの所定の通信が行われるとき又は所定の間隔でコンピュータ145が識別情報が一致するか否かを判定し、それ以外の場合、ローカルコンピュータが識別情報が一致するか否かを判定することができる。これにより、認証を迅速に実現するとともに、認証の完全性が向上する。
サブ基板215は、メイン基板205からの最初の通信の時、メイン基板からの通信が発生する度、所定の間隔、及び、それら一又は二以上の組み合わせのタイミングで認証を行うことができる。
サブ基板215によるメイン基板205の認証が成功した場合、サブ基板215は、その基板における遊技機の処理を行う。例えば、サブ基板215が払出基板である場合、払出基板は、遊技機における抽選に応じた払出を行う。サブ基板215が、図柄表示基板の場合、図柄表示基板は、入賞を得るための情報に関する図柄を表示するよう演出を制御する。
サブ基板215によるメイン基板205の認証が成功しなかった場合、サブ基板215は、その基板における遊技機の処理を中止する。例えば、サブ基板215が払出基板である場合、払出基板は、払出の処理を中止する。すなわち、認証結果に応じて、サブ基板215は、その機能を実行するか否かを選択することができる。これにより、不正行為がなされた可能性があるメイン基板205において、遊技が中止される。したがって、本実施例によって、不正行為を防止することができる。
認証が成功しなかった場合、サブ基板215は、認証が成功しなかったことを表す情報、認証が成功しなかった遊技機を特定する情報、認証を行った時間、認証を行った場所などをコンピュータ145又はローカルコンピュータに送信することができる。コンピュータ145又はローカルコンピュータは、これらの情報をリストにし、出力することができる。これにより、不正行為が行われたことに関連する事項を分析することが可能となる。
上記実施例において、識別情報は、例示であり、サブマイコン220がメインマイコン210を認証するために用いることができる他の情報であってもよい。
変形例
図3は、図2に示した遊技機における各基板の変形例を示した図である。メインマイコン210は、制御部230、記憶装置235、通信回路240に加えて、セキュリティ回路310、暗号回路315を備えている。サブマイコン220は、制御部250、記憶装置255、通信回路245に加え、セキュリティ回路320、暗号回路325を備えている。当業者であれば明らかなように、図2で示されている実施例の一部又は全部を本実施例に組み合わせてもよい。
(プログラムの確認)
メインマイコン210のセキュリティ回路310は、遊技機100及び/又はメイン基板205の電源投入後、セキュリティチェックとして、記憶装置235に記憶されている情報の内容をチェックすることができる。セキュリティ回路310は、記憶装置から所定のデータを取得し、取得したデータをセキュリティ回路310が再計算を行い得た結果と予め記憶装置235のデータから計算されたセキュリティチェックデータ(セキュリティコード)とを比較し、それらデータが等しい場合、セキュリティが保たれていることを決定する。それらデータが等しくない場合、セキュリティ回路310は、制御部230の実行停止、エラーメッセージを表示するなどのエラーハンドリングによって、セキュリティが保たれていないことを外部に通知することができる。
サブマイコン220のセキュリティ回路320も、遊技機100及び/又はサブ基板215の電源投入後、メインマイコン210のセキュリティ回路310と同様にサブマイコン220におけるセキュリティチェックを行うことができる。但し、この場合、サブマイコン220の外、サブ基板215の上にある外部記憶装置335の内容に迄そのセキュリティチェックの検査範囲を拡げる事ができる。他の実施例において、セキュリティ回路310、320は、図2に示した実施例に用いてもよい。
(暗号通信)
メインマイコン210の暗号回路315及びサブマイコン220の復号回路325のそれぞれは、同じ鍵を用いて、暗号及び復号を行うことができる。メインマイコン210において、暗号回路315は、所定のデータを暗号化し、通信回路240は、暗号化した所定のデータをサブマイコン220に送信する。
サブマイコン220において、通信回路245は、暗号化した所定のデータを受信し、復号回路325は、受信したデータを復号する。認証回路330は、復号したデータが、認証回路330が予め有する所定のデータと等しいか否かを判定する。等しい場合、サブ基板215は、メイン基板205を認証することができる。
他の実施例において、認証には、例えば、MAC、MAIC方式などの任意の方式が用いられてもよい。例えば、メインマイコン210において、制御部230又は暗号回路315は、送信対象のデータをハッシュ関数などの鍵を用いて処理することによって、認証メッセージを生成し、通信回路240は、送信対象のデータと認証メッセージとをサブマイコン220に送信する。さらに、暗号回路315は、送信対象のデータと認証メッセージとを暗号化してもよい。
他の実施例において、認証メッセージは、鍵を用いず、送信対象のデータに所定の処理を行うことによって生成されてもよい。この場合、メインマイコン210及びサブマイコン220は、同一の所定の処理を行うことができる。所定の処理の例としては、CRC、チェックサムなどとすることができるが、これは、例示であり、何かしらの処理を行うことによって、送信対象のデータから認証メッセージを生成する処理を含む。
サブマイコン220において、通信回路245は、送信対象のデータと認証メッセージとを受信する。送信対象のデータと認証メッセージとが暗号化されている場合、復号回路325は、送信対象のデータと認証メッセージとを復号化する。制御部250、復号回路325又は認証回路330(以下、認証手段とする)は、メインマイコン210の鍵と同じ鍵を有しており、送信対象のデータを鍵を用いて処理することによって、認証メッセージを取得する。認証手段は、メインマイコン210から送信された認証メッセージと処理した認証メッセージとが等しいか否かを判定する。等しい場合、サブ基板215は、メイン基板205を認証することができる。
送信対象のデータは、遊技機100の状態を示す情報、遊技の当選に関わる情報、制御に必要な情報、上記説明した識別情報などとすることができる。送信対象のデータが識別情報の場合、上述した通り、サブ基板215は、識別情報を用いて、メイン基板205を認証することができる。例えば、サブマイコン220の認証手段は、メイン基板205から受信した識別情報と予め記憶装置255に記憶されている認証用の識別情報とを比較し、送信された認証メッセージと処理した認証メッセージとが等しいことに加えて、識別情報が一致した場合、サブ基板215は、メイン基板205を認証することができる。
他の実施例において、送信対象のデータが識別情報の場合、上述した通り、コンピュータ145及び/又はローカルコンピュータを用いた認証が行われてもよい。サブマイコン220の通信回路245は、識別情報をコンピュータ145又はローカルコンピュータに送信する。コンピュータ145又はローカルコンピュータは、受信した識別情報とそのコンピュータに予め登録されている識別情報とが一致するか否かを判定し、一致した場合、識別情報が一致したことを表す情報をサブマイコン220の通信回路245に送る。
サブ基板215は、メイン基板205からの最初の通信の時、メイン基板からの通信が発生する度、所定の間隔、及び、それら一又は二以上の組み合わせのタイミングで認証を行うことができる。
他の実施例において、メインマイコン210のセキュリティ回路310及び暗号回路315は、それぞれの機能の一部又は全部を含むよう構成されていてもよい。さらに、セキュリティ回路310及び暗号回路315の機能の一部又は全部は、制御部230によって実現されてもよい。
他の実施例において、サブマイコン220のセキュリティ回路320、復号回路325及び認証回路330は、それぞれの機能の一部又は全部を含むよう構成されていてもよい。さらに、セキュリティ回路320、復号回路325及び認証回路330の機能の一部又は全部は、制御部250によって実現されてもよい。
本実施例にいてメインマイコン205及びサブマイコン220用はソフトウエア作成時には暗号を用いず平文の通信とし、識別情報も特定のデータ、例えば「0000」のような明らかに使用されることのない仮のダミーデータとして、本来の認証機能、暗号機能をソフトウエアデバッグ時に用いない状態に設定可能とする認証暗号処理設定を行うことができる。これにより、ソフトウエアのデバッグが容易になり(通信状態のモニター可能)、第三者にソフトウエアの開発を任せても本来の機能の秘匿性を守ることができる。尚、この機能切り替えの認証暗号処理設定はメインマイコンの記憶装置235とサブマイコンの記憶装置225内部の値(例えば、フラグや、ステータス値など)で行うことができる。さらに、この認証暗号処理設定の切り替えはハードウエアの回路として構成して、開発用マイコンと量産用マイコンとして認証暗号処理設なしのマイコンと認証暗号処理ありのマイコンとしても良い。
一実施例において、メインマイコン205及びサブマイコン220は、ペアのマイコンセットとして構成されていてもよい。
上記の実施例において示したメイン基板205は、特許請求の範囲に記載した「第1の基板」の一例である。
上記の実施例において示したサブ基板215は、特許請求の範囲に記載した「第2の基板」の一例である。
上記の実施例において示したメインマイコン210は、特許請求の範囲に記載した「第1のマイコン」の一例である。
上記の実施例において示したサブマイコン220は、特許請求の範囲に記載した「第2のマイコン」の一例である。
以上に説明した処理又は動作において、あるステップにおいて、そのステップではまだ利用することができないはずのデータを利用しているなどの処理又は動作上の矛盾が生じない限りにおいて、処理又は動作を自由に変更することができる。
以上に説明してきた各実施例は、組み合わせることが可能である。これにより、二以上の実施例を組み合わせて一つの実施例にすることができる。
以上に説明してきた各実施例は、主にパチンコ機である遊技機について説明したが、当業者であれば明らかなように、パチンコ機及びパチスロ機を含む第1の基板と第2の基板との間が片方向通信の遊技機に用いることができる。
以上に説明してきた各実施例は、遊技機について説明したが、当業者であれば明らかなように、各実施例を遊技機に用いることができる。
以上に説明してきた各実施例は、本発明を説明するための例示であり、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、種々の形態で実施することができる。
100 パチンコシステム
105 パチンコ機
120 メイン部
125 払出部
130 発射装置
145 コンピュータ
205 メイン基板
210 メインマイコン
230 制御部
235 記憶装置
240 通信回路
215 サブ基板
220 サブマイコン
250 制御部
255 記憶装置
245 通信回路
225 通信路
335 外部記憶装置
310 セキュリティ回路
315 暗号回路
320 セキュリティ回路
325 復号回路
330 認証回路

Claims (33)

  1. 遊技機用第2のマイコンであって、
    片方向通信路を介して第1のマイコンから所定のデータを受信する通信回路と、
    前記所定のデータに基づいて、前記第1のマイコンを認証する認証手段と、
    を備える、遊技機用第2のマイコン。
  2. 前記第1のマイコンから受信した前記所定のデータは、第1のマイコンでの送信対象のデータと当該送信対象のデータから所定の処理により作成した認証データとを少なくとも含んでおり、前記遊技機用第2のマイコンの前記認証手段は、受信した送信対象のデータに前記所定の処理を行うことによって、認証データを取得し、取得した当該認証データと受信した前記認証データとが一致するか否かを判定する、請求項1に記載の遊技機用第2のマイコン。
  3. 前記所定の処理は、所定の鍵を用いて処理を行うことを含む、請求項2に記載の遊技機用第2のマイコン。
  4. 前記第1のマイコンから受信した前記所定のデータは、認証データを少なくとも含み、さらに、暗号化されており、前記遊技機用第2のマイコンの前記認証手段は、受信した認証データを復号し、復号した認証データと予め記憶している認証データとが一致するか否かを判定する、請求項1に記載の遊技機用第2のマイコン。
  5. 前記遊技機用第2のマイコンは、所定の装置から前記認証データを受信し、当該認証データを予め記憶する、請求項4に記載の遊技機用第2のマイコン。
  6. 前記遊技機用第2のマイコンは、さらに、前記第1のマイコンの識別情報を予め記憶した記憶装置を備え、前記送信対象のデータは、前記第1のマイコンの識別情報を少なくとも含み、前記認証手段は、前記送信対象のデータに含まれている識別情報と前記記憶装置に記憶されている識別情報とが一致するか否かを判定する、請求項2ないし5のいずれか一つに記載の遊技機用第2のマイコン。
  7. 前記所定のデータは、前記第1のマイコンの識別情報である、又は、前記所定のデータは、当該識別情報を含む、請求項1に記載の遊技機用第2のマイコン。
  8. 前記通信回路は、前記送信対象のデータに含まれている識別情報又は前記記憶装置に記憶されている識別情報を、遊技機の外に配置され、予め識別情報を有するコンピュータに送信し、前記受信した識別情報が前記コンピュータが予め有する識別情報と一致するか否かについての比較結果を前記コンピュータから受信する、請求項6又は7に記載の遊技機用第2のマイコン。
  9. 前記遊技機用第2のマイコンは、前記認証手段による認証結果に応じて、当該第2のマイコンの機能を実行するか否かを選択する、請求項1ないし8のいずれか一つに記載の遊技機用第2のマイコン。
  10. 請求項1ないし9のいずれか一つに記載のマイコンであって、設定切り替えにより暗号、認証機能を有効、無効に切り替えのできるマイコン。
  11. 請求項1ないし10のいずれか一つに記載の遊技機用第2のマイコンを組み込んだ第2の基板。
  12. 遊技機用マイコンセットであって、
    所定のデータを送信する第1のマイコンと、
    片方向通信路を介して前記第1のマイコンから前記所定のデータを受信し、前記所定のデータに基づいて、前記第1のマイコンを認証する第2のマイコンと、
    を備え、前記第1のマイコンと前記第2のマイコンは一組である、遊技機用マイコンセット。
  13. 前記第1のマイコンから受信した前記所定のデータは、第1のマイコンでの送信対象のデータと当該送信対象のデータから所定の処理により作成した認証データとを少なくとも含んでおり、前記遊技機用第2のマイコンは、受信した送信対象のデータに前記所定の処理を行うことによって、認証データを取得し、取得した当該認証データと受信した前記認証データとが一致するか否かを判定する、請求項12に記載の遊技機用マイコンセット。
  14. 前記所定の処理は、所定の鍵を用いて処理を行うことを含む、請求項13に記載の遊技機用マイコンセット。
  15. 前記第1のマイコンから受信した前記所定のデータは、認証データを少なくとも含み、さらに、暗号化されており、前記第2のマイコンは、受信した認証データを復号し、復号した認証データと予め記憶している認証データとが一致するか否かを判定する、請求項12に記載の遊技機用マイコンセット。
  16. 前記遊技機用第2のマイコンは、所定の装置から前記認証データを受信し、当該認証データを予め記憶する、請求項15に記載の遊技機用第2のマイコンセット。
  17. 前記第2のマイコンは、前記第1のマイコンの識別情報を予め記憶しており、前記送信対象のデータは、前記第1のマイコンの識別情報を少なくとも含み、前記第2のマイコンは、前記送信対象のデータに含まれている識別情報と前記記憶されている識別情報とが一致するか否かを判定する、請求項13ないし16のいずれか一つに記載の遊技機用マイコンセット。
  18. 前記第2のマイコンは、当該第2のマイコンによる認証結果に応じて、当該第2のマイコンの機能を実行するか否かを選択する、請求項12ないし17のいずれか一つに記載の遊技機用第2のマイコンセット。
  19. 遊技機であって、
    所定のデータを送信する第1の基板と、
    片方向通信路を介して前記第1の基板から前記所定のデータを受信し、前記所定のデータに基づいて、前記第1の基板を認証する第2の基板と、
    を備える、遊技機。
  20. 前記第1の基板から受信した前記所定のデータは、第1の基板での送信対象のデータと当該送信対象のデータから所定の処理により作成した認証データとを少なくとも含んでおり、前記第2の基板は、受信した送信対象のデータに前記所定の処理を行うことによって、認証データを取得し、取得した当該認証データと受信した前記認証データとが一致するか否かを判定する、請求項19に記載の遊技機。
  21. 前記所定の処理は、所定の鍵を用いて処理を行うことを含む、請求項20に記載の遊技機。
  22. 前記第1の基板から受信した前記所定のデータは、認証データを少なくとも含み、さらに、暗号化されており、前記第2の基板は、受信した認証データを復号し、復号した認証データと予め記憶している認証データとが一致するか否かを判定する、請求項19に記載の遊技機。
  23. 前記第2の基板は、所定の装置から前記認証データを受信し、当該認証データを予め記憶する、請求項22に記載の遊技機。
  24. 前記第2の基板は、前記第1の基板の識別情報を予め記憶しており、前記送信対象のデータは、前記第1の基板の識別情報を少なくとも含み、前記第2の基板は、前記送信対象のデータに含まれている識別情報と前記記憶されている識別情報とが一致するか否かを判定する、請求項20ないし23のいずれか一つに記載の遊技機。
  25. 前記第2の基板は、当該第2の基板による認証結果に応じて、当該第2の基板の機能を実行するか否かを選択する、請求項19ないし24のいずれか一つに記載の遊技機。
  26. 遊技機システムであって、
    遊技機と、
    遊技機の外に配置され、予め有する識別情報を有するコンピュータと、
    を備え、
    前記遊技機は、
    所定のデータを送信する第1の基板と、
    片方向通信路を介して前記第1の基板から前記所定のデータを受信し、前記所定のデータに基づいて、前記第1の基板を認証する第2の基板と、
    を有する、遊技機システム。
  27. 前記第1の基板から受信した前記所定のデータは、第1の基板での送信対象のデータと当該送信対象のデータから所定の処理により作成した認証データとを少なくとも含んでおり、前記第2の基板は、受信した送信対象のデータに前記所定の処理を行うことによって、認証データを取得し、取得した当該認証データと受信した前記認証データとが一致するか否かを判定する、請求項26に記載の遊技機システム。
  28. 前記所定の処理は、所定の鍵を用いて処理を行うことを含む、請求項27に記載の遊技機システム。
  29. 前記第1の基板から受信した前記所定のデータは、認証データを少なくとも含み、さらに、暗号化されており、前記第2の基板は、受信した認証データを復号し、復号した認証データと予め記憶している認証データとが一致するか否かを判定する、請求項26に記載の遊技機システム。
  30. 前記第2の基板は、所定の装置から前記認証データを受信し、当該認証データを予め記憶する、請求項29に記載の遊技機システム。
  31. 前記第2の基板は、前記第1の基板の識別情報を予め記憶しており、前記送信対象のデータは、前記第1の基板の識別情報を少なくとも含み、前記第2の基板は、前記送信対象のデータに含まれている識別情報と前記記憶されている識別情報とが一致するか否かを判定する、請求項27ないし30のいずれか一つに記載の遊技機システム。
  32. 前記第2の基板は、前記送信対象のデータに含まれている識別情報又は前記記憶装置に記憶されている識別情報を、前記コンピュータに送信し、当該コンピュータは、前記受信した識別情報が前記コンピュータが予め有する識別情報と一致するか否かについての比較結果を前記第2の基板に送信する、請求項31に記載の遊技機システム。
  33. 前記第2の基板は、当該第2の基板による認証結果に応じて、当該第2の基板の機能を実行するか否かを選択する、請求項26ないし32のいずれか一つに記載の遊技機システム。
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