JP2015106927A - 超音波モータ及びそれを有するレンズ装置 - Google Patents

超音波モータ及びそれを有するレンズ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015106927A
JP2015106927A JP2013246194A JP2013246194A JP2015106927A JP 2015106927 A JP2015106927 A JP 2015106927A JP 2013246194 A JP2013246194 A JP 2013246194A JP 2013246194 A JP2013246194 A JP 2013246194A JP 2015106927 A JP2015106927 A JP 2015106927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic body
contact
side wall
ultrasonic motor
piezoelectric element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013246194A
Other languages
English (en)
Inventor
真 追川
Makoto Oikawa
真 追川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2013246194A priority Critical patent/JP2015106927A/ja
Publication of JP2015106927A publication Critical patent/JP2015106927A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

【課題】超音波モータにおいて、弾性体の製造バラつきの影響を大きく受け、安定したモータ性能が得られない恐れがあった。
【解決手段】圧電素子により超音波振動が励起される弾性体と、前記弾性体と接触する接触面を有し、前記超音波振動によって前記弾性体に対して相対移動を行う被接触部材とを有する超音波モータであって、前記弾性体は、前記圧電素子が固着される接合部と、前記接合部から前記圧電素子と反対側に突出する側壁部と、前記接触面と接触する少なくとも1つの接触部と、前記少なくとも1つの接触部と前記側壁部との間に配置され、前記接合部より薄い厚さを有するバネ部とを有し、前記側壁部の内側の面は、前記接合部に対して傾斜を有する曲面である構成とした超音波モータにより、解決する。
【選択図】図5

Description

本発明は、被接触部材に押圧された振動子に楕円振動を発生させることにより駆動される超音波モータと、その超音波モータを使用したレンズ装置とに関する。
従来から、無音動作、低速から高速までの駆動が可能、高トルク出力などの特徴を活かして、例えば、カメラやレンズの駆動源として超音波モータが採用されている。特許文献1の超音波モータでは、被駆動部と、当該被駆動部と先端で接触する二つの突起の形状を有する接触部を備える弾性体とから構成されており、当該弾性体をプレス加工で一体的に製作する技術が開示されている。弾性体は被駆動部に押圧された状態で保持されており、弾性体の接触部が被駆動部に対して加圧されて接触している状態、所謂、加圧接触状態となっている。その加圧接触状態下で当該弾性体に超音波振動が励起されると、弾性体の接触部に楕円運動が生じ、被駆動部が弾性体に対して相対的に移動する。
特開2011−234608号公報
しかし、特許文献1に開示された超音波モータでは、弾性体の製造バラつきの影響を大きく受けて、安定したモータ性能が得られない恐れがあった。
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、製造バラつきの影響を受けにくく、安定したモータ性能を有する超音波モータを提供することを目的とする。
本発明の超音波モータは、圧電素子により超音波振動が励起される弾性体と、前記弾性体と接触する接触面を有し、前記超音波振動によって前記弾性体に対して相対移動を行う被接触部材と、を有する超音波モータであって、前記弾性体は、前記圧電素子が固着される接合部と、前記接合部から前記圧電素子と反対側に突出する側壁部と、前記接触面と接触する少なくとも1つの接触部と、前記少なくとも1つの接触部と前記側壁部との間に配置され、前記接合部より薄い厚さを有するバネ部と、を有し、前記側壁部の内側の面は、前記接合部に対して傾斜を有する曲面であることを特徴とする。
本発明によれば、製造バラつきの影響を受けにくくなり、安定したモータ性能を有する超音波モータを提供することができる。
本発明の実施例1における超音波モータの分解斜視図である。 図1に示される各部材を組込んだ状態の図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。 振動子と支持部材の接合状態を示す拡大斜視図である。 (A)及び(B)は、実施例1における各部材を組込んだ状態を示す拡大断面図である。 振動子109の断面図である。 弾性体102がプレス型に挟まれた状態を説明する図である。 片側の側壁部が薄い弾性体102に斜め方向の力がかかった様子を示す図である。 本発明の実施例2における振動子109の断面図である。 従来の超音波モータにおける弾性体202がプレス型に挟まれた状態を説明する図である。 従来の超音波モータにおける片側の側壁部が薄い弾性体202に斜め方向の力がかかった様子を示す図である。
[実施例1]
以下、図を用いて本発明の実施例について説明する。なお、本実施例の超音波モータは、デジタルカメラ用のレンズ鏡筒などの駆動用アクチュエータとしてユニット化した直動駆動型モータを例に説明するが、使用用途はこれに限られたものではない。回転駆動型モータに対しても適用することができる。
図1は、本発明の一実施例である超音波モータの分解斜視図である。なお、図において同一部材は同一記号で図示される。
なお、本明細書の各図中において、後述する振動子109の弾性体102に発生する楕円運動により振動子109が移動する方向をX方向と定義する。また、後述するバネ部材107による振動子109への加圧方向をZ方向と定義する。Z方向において、振動子109が後述する被接触部材101から遠ざかる向きを+Z向き、振動子109が被接触部材101に近づく方向を−Z向きと定義する。さらに、X方向とZ方向とに垂直な方向をY方向と定義する。これらのX、Y、Z軸の互いに直交する3軸の方向は、これらに限られたものではなく、また本発明を限定するものではない。
110は固定台であり、このユニットの全体を保持している。
101は被接触部材であり、後述する振動子109が押圧力を受け加圧接触する接触面101aを備える。被接触部材101は2本の固定ビス111で固定台110に固定されている。
102は、接触面101aに押圧力を伴う接触の状態、所謂、加圧接触状態で接触する弾性体であり、103は、弾性体102に接着剤などにより圧着されている圧電素子である。そして、弾性体102に圧電素子103が圧着された状態で、圧電素子103に電圧を印加することにより超音波振動を発生させ、弾性体102に楕円運動を発生させることができる。本発明の超音波モータでは、弾性体102と圧電素子103とで振動子109を構成している。
115は、圧電素子103の超音波振動を他の部品に伝わらないように遮断する遮断部材である。圧電素子103の超音波振動を減衰させることなく、後述する小基台104への超音波振動の伝播を防ぐ機能をもっている。遮断部材115の材料としては、フェルト生地が適している。
104は、小基台である。遮断部材115を介して圧電素子103と面接触し、後述するバネ部材107による押圧力を圧電素子103に伝える。
105は、保持部材であり、振動子109周りの部品を保持している。
106は、加圧部材であり、加圧受け部材108の嵌合穴部108aに嵌合し、被接触部材101の接触面101aに対して概ね垂直な方向にのみ移動可能に保持される。そして後述するバネ部材107から付与された押圧力を、遮断部材115と小基台104を介して振動子109に伝え、振動子109をロータとしての被接触部材101に加圧接触させる。
107は、バネ部材であり、圧縮コイルバネで構成されている。一方の端部は加圧受け部材108で固定され、もう一方の端部が加圧部材106に押圧力を伝えることで、その押圧力により振動子と被接触部材とを加圧接触させる。そして、この加圧部材106とバネ部材107が、本発明の加圧手段となる。
108は加圧受け部材である。加圧受け部材108は中央に丸穴のあいた円板の形状しており、外周側面に形成されたネジ部で保持部材105のネジ穴部105bにねじ込み固定される。また、中央にあいた丸穴である嵌合穴部108aで、加圧部材106を嵌合しながら保持している。
114は支持部材である。支持部材114は薄板の形状で形成されており、X方向よりもZ方向の方が弱い剛性を有する。弾性体102と保持部材105の間に介在し、保持部材105に対して弾性体102がZ方向には自由に動けるが、X方向にはガタなく位置を固定できるような機能を果たしている。
113は押さえ板である。支持部材114は、押さえ板113とともに2本の固定ビス112で保持部材105に共締め固定される。また、押さえ板113は、振動子109と所定量の隙間を設けて配置されているため、振動子109が−Z方向に所定量以上移動すると、振動子109は押さえ板113に当接して、それ以上移動できない構成になっている。このように構成することで、押さえ板113は、振動子109が−Z方向に所定量以上移動するのを規制する機能を果たしている。
116は転動ボールである。転動ボール116が、保持部材105に形成された溝部と後述する天板部材117に形成された溝部との間に介在して転動することで、天板部材117に対して保持部材105は移動可能に支持されている。
117は天板部材である。振動子109を保持した保持部材105を、被接触部材101と天板部材117との間で挟み込むことで、保持部材105は移動可能に保持されている。天板部材117は4本の固定ビス118で固定台110に固定されている。
以上のように、上述した各部材が組込まれ、超音波モータとしてユニット化される。
図2は、図1の各部材を組込んだ状態の図である。図2(A)は各部材を組み込んだ状態をZ方向(+Z側)から見た図であり、図2(B)はY方向から見た図である。
固定台110には二本の固定ビス111で被接触部材101が固定されている。さらに天板部材117が四隅を4本の固定ビス118で固定台110に固定されている。天板部材117の中央には長方形の開口部117bが空いており、保持部材105の突出部105cが顔を出している。
被接触部材101の上には弾性体102が当接した状態でのっている。弾性体102は薄板の形状の支持部材114を介して保持部材105に固定されている。そのため、弾性体102は、支持部材114の変形により、保持部材105に対してZ方向には自由に動けるが、X方向にはガタなく位置決めを固定できる構成になっている。
振動子109に発生した楕円運動R(図3参照)により、振動子109と被接触部材101との間にX方向の相対移動を発生した場合、固定台110、被接触部材101、固定ビス111、天板部材117、固定ビス118が固定部となる。一方、振動子109を含めた、遮断部材115と、小基台104と、固定ネジ112、押さえ板113、支持部材114、加圧部材106、バネ部材107、加圧押さえ108、そしてそれらを保持する保持部材105とが可動部となる。つまり本発明の超音波モータは、駆動源である振動子109自身が可動する自走式のモータユニットとなっている。
なお、実際のレンズ鏡筒などのレンズ装置に組み込まれる際には、弾性体102と圧電素子103とで構成された振動子109を有する保持部材105を、固定された非接触部材101に対して可動であってレンズを有するフォーカス機構やズーム機構に接続してレンズを駆動する。
また、本発明では被接触部材101を固定部とし振動子109を可動部としているが、これに限られず、非接触部材101を可動部とし振動子109を固定部とする構成にされてもよい。この場合、非接触部材101が被駆動部となり、実際のレンズ鏡筒などに組み込まれる際には、非接触部材101を、固定された振動子109に対して可動であってレンズを有するフォーカス機構やズーム機構に接続してレンズを駆動する。
次に、超音波モータの構成部材の詳細について説明する。
図3は、図1及び図2における弾性体102と支持部材114の接合状態を説明するための拡大斜視図で、被接触部材101側から見た図(−Z側から見た拡大斜視図)である。図において弾性体102の中央の接合部102aには、2か所の突起部が形成される。102bは、当該突起部の上端面に形成された、接触部であり、被接触部材101の接触面101aと当接する面である。2か所の接触部102bは同一平面上に形成され、被接触部材101の接触面101aとの当接状態を良好にするため、製造工程時には研磨などにより均一な面に仕上げられる。
一方、図3に示す接合部102aの裏面側(2か所の突起部が形成されている面とは反対の面側)には圧電素子103が接着剤などにより圧着されている。なお、接合部102aの裏面と圧電素子103の圧着は、圧着されればその方法は限定されない。この圧電素子103は複数の圧電素子膜を積層して一体化したものである。そして、この積層された圧電素子103に所望の交流電圧を印加することで励振させ、圧電素子103が圧着された弾性体102に2つの振動モードを励起する。このとき2つの振動モードの振動位相が所望の位相差となるように設定することで、接触部102bには、図3の矢印で示すような楕円運動Rが発生する。この楕円運動Rを図1及び図2に示すような振動子109で発生させ、被接触部材101の接触面101aに伝達することで、被接触部材101に対して振動子109自身が直動駆動することが可能となる。
次に、支持部材114のX方向の両側には、弾性体102と接合するための段低い段差部114aが形成されている。そして、支持部材114は弾性体102に、この段差部114aにおいて溶接や接着などにより接合されるが、支持部材114と弾性体102が接合されれば、その方法は限定されない。また支持部材114のY方向の両側にはビス穴部114bが形成されている。支持部材114が、支持部材114のビス穴部114bに通される固定ビス112で押さえ板113とともに保持部材105に共締めされるため、弾性体102は、薄板の形状の支持部材114を介して保持部材105に固定される。これにより弾性体102は、加圧方向であるZ方向には保持部材105に対して自由に移動可能だが、駆動方向であるX方向には保持部材105に対して位置ずれなく固定される。
図4は、各部材を組込んだ状態を示す拡大断面図である。図4では、被接触部材101を下側とした図になっている。
図4(A)は、図2のおけるY軸に垂直な面で加圧部材106の中心を通るような面における断面図、即ち、図2(A)のA−A断面図に対応している。
図4(B)は、図2のおけるX軸に垂直な面で加圧部材106の中心を通るような面における断面図、即ち、図2(A)のB−B断面図に対応している。
図4(A)、(B)の201は、弾性体102の接触面101aと接触する接触部102bの重心を通過し、当該接触面101aの法線を含む中心線である。
接触部102bは、被接触部材101の接触面101aと当接し、加圧接触状態にある。また、弾性体弾性体102は、両端で支持部材114と接合されている。そして、圧電素子103は遮断部材115を介して小基台104に面接触している。
保持部材105には2か所の穴部105aが設けられ、小基台104に形成された2か所の軸部104aが嵌合している。保持部105に設けられた2か所の穴部105aは、X方向へ延在する長穴の形状になっており、小基台104が所定の角度だけ傾くことができる。
小基台104の上側中央には当接部104bが設けられている。この当接部104bは、図4(A)の断面において円弧の形状を有し、紙面奥行方向(図4(B)においては左右方向)に延在する円筒の一部からなる形状を有する。そして、この当接部104bには加圧部材106の下端面106aが線接触で接している。この下端面106aは平面で形成されているため、当接部104bとの線接触部は、図4(A)の紙面奥行方向(図4(B)においては左右方向)に長さを有する線接触となる。従って、図4(A)における断面においては、小基台104が傾き可能な構成となっている。仮に製造時の寸法誤差や組み立て誤差、また外乱による部材の傾きが生じた場合でも、被接触部材101の当接面101aに弾性体102の接触部102bが倣うように小基台104が傾くため、良好な加圧接触状態を保つことができる。
保持部材105にはネジ穴部105bが形成されており、加圧受け部材108の外径側面に設けられたネジ部108bがねじ込まれる。ねじ込み量を部品ばらつきに合わせて変えることで、押圧力の調整を行う。加圧受け部材108の中央に形成された嵌合穴部108aには、加圧部材106の嵌合軸部106bが嵌合保持されることで、加圧部材106がZ方向にのみ移動可能な構成となっている。
天板部材117は固定台110に固定され、バネ部材107のバネ力で弾性体102の接触部102bを被接触部材101の接触面101aに加圧接触させたときの反力を受ける役割を担っている。その際、天板部材117に形成された溝部117aと保持部材105に形成された溝部105dに転動ボール116を挟み転動させることで、保持部材105と天板部材117とが相対的に移動可能に支持されるように構成されている。これにより、保持部材105がZ方向の加圧接触の反力を受けながら、X方向に移動する際の摩擦抵抗を極力小さくしている。また、天板部材117の溝部117aと保持部材105の溝部105dとに転動ボール116が挟まれることで、Y方向の位置が決まるように構成されている。本発明の超音波モータでは、4つの転動ボール116でバネ部材107の押圧力の反力を受けることで、保持部材105が天板部材117に対して傾くことなく移動可能に支持している。
圧電素子103と小基台104の間には、遮断部材115が挟み込まれている。遮断部材115は、振動を阻害することなく、振動の伝播を遮断する機能を有する材料を用いることで、圧電素子103の超音波振動を阻害することなく、小基台104への振動の伝播を抑える。遮断部材115に適した材質として、例えばフェルト生地などが挙げられる。
接触部102bを被接触部材101の接触面101aに加圧接触させるための押圧力を伝えるために、振動子109はZ方向には自由に動ける必要がある。また、フォーカス機構やズーム機構に連結した保持部材105を精度よく駆動するために、振動子109は保持部材105にガタなく保持されている必要がある。そこで、振動子109は、薄板の形状で形成された支持部材114を介して保持部材105に固定されている。これにより、Z方向には自由に動け、X方向及びY方向にはガタなく駆動可能な構成となっている。
図5は、振動子109をXZ平面でカットした断面図であり、図2(A)のA−A断面図である図4(A)に対応し、それとは上下逆さに描かれている。図5において、102aは、圧電素子103と固着される接合部である。接合部102aで圧電素子103と弾性体102とが固着され、振動子109を形成している。102bは被接触部材101の接触面101aと当接する接触部である。102fは圧電素子103と反対側に突出するように設けられた側壁部であり、102eは接触部102bと側壁部102fとの間に設けられたバネ部である。側壁部102fは、内側面102gが圧電素子102の固着面から延出する円錐の側面の一部を構成する面となるような傾斜を有する曲面、例えばテーパ面で形成されている。この円錐の側面の一部を構成する面は、圧電素子103との固着面側、即ち接合部102aの側よりもバネ部102eの側の方が、径が小さくなるように構成されている。これにより、後述するように、プレス加工による絞り加工を行う時の側壁部102fの厚さバラつきを軽減するとともに、接触部102bに作用する斜め方向の力に対して安定したバネ定数を実現することができる。
バネ部102eは、接触部102bや接合部102aに比べて、厚さが薄くなっている。これにより押圧力による加圧の方向(Z方向)の剛性下げて、所定のバネ性を持たせている。このように接触部102bと側壁部102fとの間に、所定のバネ性を有するバネ部102eを設けることで、弾性体102の接触部102bと被接触部材101の接触面101aとは、なめらかな接触が実現でき、良好な接触状態を確保できる。
超音波モータを高速化するために、接触部102bの楕円振動Rによる振幅を大きくしようとした場合、圧電素子103と接触部102bの距離を離して振動ストロークを伸長する必要がある。本発明の弾性体102では、バネ部102eの周囲は連続した側壁部102fに囲まれているため、圧電素子103と接触部102bの距離を離すために側壁部102fを高くしたとしても、駆動方向であるX方向の剛性が確保される。そのため、振動子109に発生する駆動力を効率よく被接触部材101に伝達することができる。
また、弾性体102において、バネ性を有するのが突出した側壁部102fよりも先端側であるため、バネ部102eよりも先端側にある質量成分が接触部102bしかなく、振動系の質量成分が非常に小さい。そのため、バネ部102eによる振動モードの共振周波数は、圧電素子103による駆動周波数より十分高く、接触部102bに発生する楕円振動に対して十分に追従できる。これにより良好な接触状態を維持することができ、安定したモータ性能を得ることができる。
さらに、弾性体102をプレス加工による絞り加工で一体成型する場合、絞り加工の形状の根元に薄肉部があると、肉が絞り加工の形状の先端側に流れていかず、成型不良を起こしやすい。そのため、薄肉部はできるだけ絞り加工の形状の先端側に設けるのが望ましい。本発明の弾性体102では、接合部よりも薄肉のバネ部102eを、側壁部102fよりも先端側に設けることで、プレス加工による絞り加工における加工不良が起こりにくくしている。
バネ部102eと側壁部102fとの間は、R形状部102hが形成されている。これにより、後述する内側面102gの内側に入り込んでくるプレス型のパンチ側の型120bの角部の摩耗を軽減することができる。
図9と図10を用いて、従来の弾性体202の形状を説明するとともに、従来の弾性体202の問題を説明する。
図9は、従来の弾性体202が、プレス型に挟まれた状態を説明するための図である。202aは圧電素子103と固着される接合部、202bは被接触部材101の接触面101aと当接する接触部である。202fは圧電素子103と反対側に突出するように設けられた側壁部であり、202eは接触部202bと側壁部202fとの間に設けられたバネ部である。220aはプレス型のダイ側の型、220bはプレス型のパンチ側の型である。ダイ側の型220aに対して、パンチ側の型220bが−Z方向に入り込んでくることで、母材となる金属板を絞り加工し、弾性体202の形状を生成する。
プレス加工による絞り加工をする際、接触部202bとバネ部202eはダイ側の型220aとパンチ側の型220bとで挟み込まれる。そのため、接触部202bの厚みh21と、バネ部202eの厚みh20は寸法バラつきが小さい。一方、側壁部202fは、プレス加工による絞り加工を行う時に最も引き延ばされる部位であるため肉の量が変動しやすく、寸法がばらつきやすい。また、従来の弾性体202の側壁部202fは、テーパ角度のない円筒形状で形成されていたため、パンチ側の型220bの移動方向であるZ方向に平行な面となってしまい、ダイ側の型220aとパンチ側の型220bとで積極的に挟み込むことができない。そのため、側壁部202fとダイ側の型220aの間には大きな隙間c20を設ける必要がある。その結果、側壁部202fの厚みt20は寸法バラつきが大きくなってしまう。側壁部202fの厚みt20の寸法バラつきを±e20とおいたとき、ばらつきのレンジe20×2は、少なくとも側壁部202fとダイ側の型220aの隙間c20よりは大きくなってしまう。
図10は、図中右側の側壁部202fが薄くなってしまった従来の弾性体202に、斜め方向の力がかかった様子を説明する図である。図10では、側壁部202fの内側形状と外側形状の同心度がずれてしまい、右側の側壁部202fが薄くなって厚みがt20−e20となってしまい、左側の側壁部202fが厚くなって厚みがt20+e20となってしまった場合を表現している。F10は押圧力の反力、F11は駆動力の反力を表している。弾性体202と被接触部材101が加圧接触された状態で駆動力を発生させた場合、接触部202bには押圧力の反力F10と駆動力の反力F11とが合成されて、斜め方向の合成力F12が作用する。薄肉となってしまった側壁部202fに斜め方向の合成力F12が作用すると、従来の弾性体202では、側壁部202fはテーパ角度がない円筒形状の側面の一部で形成されていたため、座屈成分の変形を起こしやすく、ハッチングの部分に応力が集中しやすかった。そのため、斜め方向の合成力F12に対するバネ定数が安定しないという問題があった。
以上、図9と図10を用いて説明したように、従来の弾性体202では、側壁部202fが傾斜を有する曲面の傾斜角度、例えばテーパ角度のない円筒形状の一部で形成されていたため、寸法バラつきが大きかった。さらに、斜め方向の合成力に対して、バネ定数が安定しないという問題があった。
一方、本発明の弾性体102では、側壁部102fはテーパ角度が付いた円錐の側面の一部を構成する面となるような傾斜を有する曲面の形状で形成されているのが特徴である。これにより、従来の弾性体202で起きていた問題を軽減することが可能となる。図6と図7を用いて、寸法バラつきと斜め方向の合成力に対するバネ定数が不安定になる問題が、本発明の弾性体102では軽減される理由を説明する。
図6は、本発明の弾性体102がプレス型に挟まれた状態を説明する図である。
102aは圧電素子103と固着される接合部、102bは被接触部材101の接触面101aと当接する接触部である。102fは圧電素子103と反対側に突出するように設けられた側壁部であり、102eは接触部102bと側壁部102fとの間に設けられたバネ部である。120aはプレス型のダイ側の型、120bはプレス型のパンチ側の型である。ダイ側の型120aに対して、パンチ側の型120bが−Z方向に入り込んでくることで、母材となる金属板を絞り加工し、弾性体102の形状を生成する。
プレス加工による絞り加工をする際、接触部102bとバネ部102eはダイ側の型120aとパンチ側の型120bとで挟み込まれる。そのため、接触部102bの厚みh11と、バネ部102eの厚みh10とは、寸法のバラつきが小さい。一方、側壁部102fは、プレス加工による絞り加工を行う時に最も引き延ばされる部位であるため肉の量が変動しやすく、寸法がばらつきやすい。そこで本発明の弾性体102では、側壁部202fをテーパ角度のついた円錐の側面の一部を構成する面の形状となるような傾斜を有する曲面の形状で形成している。これにより、プレス加工による絞り加工を行う時に肉が移動しやすくするとともに、ダイ側の型120aとパンチ側の型120bとで挟み込めるように構成している。このように型同士で挟み込める構成とすることで、側壁部102fとダイ側の型120aの間の隙間c10を、従来の隙間c20より小さく設定することが可能となる。隙間c10が小さくなることで、側壁部102fの厚みt10の寸法バラつきe10は、従来の厚みt20の寸法バラつきe20に比べて小さくすることができる。
また、バネ部102eと側壁部102fとの間は、R形状部102hが形成されている。これにより、パンチ側の型120bの角部の摩耗を軽減することができる。
図7は、図中右側の側壁部102fが薄くなってしまった本発明の弾性体102に、斜め方向の力がかかった様子を説明する図である。図7では、側壁部102fの内側形状と外側形状の同心度がずれてしまい、右側の側壁部102fが薄くなって厚みがt10−e10となってしまい、左側の側壁部102fが厚くなって厚みがt10+e10となってしまった場合を表現している。F10は押圧力の反力、F11は駆動力の反力を表している。弾性体102と被接触部材101が加圧接触された状態で駆動力を発生させた場合、接触部102bには押圧力の反力F10と駆動力の反力F11とが合成されて、斜め方向の合成力F12が作用する。本発明の弾性体102では、側壁部102fはテーパ角度のついた円錐の側面の一部を構成する面の形状となるような傾斜を有する曲面の形状で形成されているため、薄肉となってしまった側壁部102fに斜め方向の合成力F12が作用した場合でも、合成力F12と側壁部102fの円錐の側面の一部を構成する面とがなす角度が小さいため、従来に比べて側壁部102fが座屈変形するような力のかかりかたはしにくい。そのため薄くなってしまった側壁部102f(ハッチングの部分)に応力が集中しにくく、斜め方向の合成力F12に対するバネ定数も安定する。
以上、図6と図7とを用いて説明したように、本発明の弾性体102では、側壁部102fがテーパ角度のついた円錐の側面の一部を構成する面の形状となるような傾斜を有する曲面の形状で形成されているため、従来に比べてプレス加工による絞り加工を行う時に型で挟むことができ、寸法バラつきを小さくすることができる。さらに、斜め方向の合成力に対して、薄肉部に応力が集中しにくく、安定したバネ定数を実現することができる。
図1から図7と、図9と、図10とを用いて説明したように、弾性体102の接合部102aから圧電素子103固着面と反対面側に突出する側壁部102fを、内側面102gが圧電素子103固着面から延出する円錐の側面の一部を構成する面となるように形成し、被接触部材101の接触面101aと接触する接触部102bと側壁部102fの間に結合部102aより薄肉なバネ部102eを設けることで、押圧力の方向(Z方向)と駆動力の方向(X方向)のバネ定数を安定させることができ、安定したモータ性能を実現することができた。
[実施例2]
実施例1では、弾性体102をプレス加工における絞り加工による一体もので構成していた。
実施例2では、弾性体102の接触部102bを別部材で構成しているところが、実施例1と異なるところである。
なお、実施例1と同一部材のものは、同一記号で図示される。また実施例1と同じところは説明を省略し、実施例1と異なるところだけ説明する。
図8は、実施例2の振動子109をXZ平面でカットした断面図であり、図2(A)のA−A断面図である図4(A)に対応し、それとは上下逆さに描かれている。図8において、119は、バネ部102eの上面に固着された接触部材である。接触部材119は、弾性体102のバネ部102eとの固着面の反対側面に、被接触部材101の接触面101aと接触する接触部119aが形成されている。接触部材119と弾性体102のバネ部102eとは、接着もしくは溶接によって固定される。
弾性部材102は、絞り加工により側壁部102fを形成するため、絞り加工に対する性質に優れた材質を用いる必要がある。そこで、破断伸び率の大きい材質を選択する。例えばステンレス材SUS301は、硬度はHV550程度だが、破断伸び率が40%以上あるため、絞り加工に対する性質に優れており、弾性材102の材質に適している。
一方、接触部材119は、被接触部材101の接触面101aと摩擦接触するため、耐摩耗性に優れた材質を用いる必要がある。そこで、硬度の高い材質を選択する。例えば焼入れをしたステンレス材SUS420J2は、破断伸び率は22%程度だが、硬度がHV700以上あるため、耐摩耗性に優れており、接触部材119の材質に適している。
以上のように、絞り加工に対する性質と耐摩耗に対する性質とを両立させるために、弾性部材102の材質は接触部材119の材質に比べて、破断伸び率が大きく、硬度が低くなるように材質の選択を行う。
実施例1では、弾性部材102は、圧電素子103と固着して振動を発生させる弾性体としての機能と、接触部102bで被接触部材101の接触面101aと摩擦接触する摩擦材としての機能の、両方の機能を兼ねていた。前者の弾性体としての機能のためには、圧電素子103と接触部102bの距離を離して振動ストロークをできるだけ伸長できることが望ましい。つまり側壁部102fをできるだけ高くできるような、絞り加工に対する性質に優れた材質が望ましい。一方、後者の摩擦材としての機能のためには、硬度が高く、耐摩耗の性質に優れた材質が望ましい。一般的に硬度が高くて耐摩耗の性質に優れた材質は伸び率が小さく、絞り加工には向かない。そのため、弾性体としての機能と摩擦材としての機能を両立させるのは困難で、材料の選択の自由度も非常に小さくなってしまう恐れがある。
そこで実施例2では、弾性体として機能する部材と、摩擦材として機能する部材を、別部材で構成することで、材料の選択の自由度を高くできる。また、弾性体として機能する弾性部材102には、耐摩耗の性質を考慮する必要がなくなり、絞り加工に最も適した材質を選択することができる。そのため、加工による寸法バラつきを小さくすることが可能となる。押圧力の方向(Z方向)と駆動力の方向(X方向)のバネ定数を安定させることができ、安定したモータ性能を実現することができる。
図8を用いて説明したように、圧電素子によって高周波振動される弾性部材102と、被接触部材110と摩擦接触する接触部材119を別部材で構成し、弾性部材102の材質は接触部材119の材質に比べて、破断伸びが大きく、硬度が低く構成することで、押圧力の方向(Z方向)と駆動力の方向(X方向)のバネ定数を安定させることができ、安定したモータ性能を実現することができた。
以上のように、振動子に発生する超音波振動により駆動される超音波モータにおいて、弾性体102の側壁部102fを円錐の側面の一部を構成する面となるような傾斜を有する曲面とし、接触部102bと側壁部102fの間に薄肉なバネ部102eを設けることにより、製造バラつきの影響を受けにくくすることができ、安定したモータ性能を有する超音波モータを実現することが可能となった。
また、弾性部材102と接触部材119を別体で構成し、弾性部材102の材質は接触部材119の材質に比べて、破断伸びが大きく、硬度が低く構成することで、製造バラつきの影響を受けにくくすることができ、安定したモータ性能を有する超音波モータを実現することが可能となった。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
101 被接触部材
101a 接触面
102 弾性体
102a 接合部
102b 接触部
102e バネ部
102f 側壁部
102g 内側面
102h R形状部
103 圧電素子
105 保持部材
106 加圧部材
107 バネ部材
109 振動子
114 支持部材

Claims (8)

  1. 圧電素子により超音波振動が励起される弾性体と、
    前記弾性体と接触する接触面を有し、前記超音波振動によって前記弾性体に対して相対移動を行う被接触部材と、
    を有する超音波モータであって、
    前記弾性体は、
    前記圧電素子が固着される接合部と、
    前記接合部から前記圧電素子と反対側に突出する側壁部と、
    前記接触面と接触する少なくとも1つの接触部と、
    前記少なくとも1つの接触部と前記側壁部との間に配置され、前記接合部より薄い厚さを有するバネ部と、
    を有し、
    前記側壁部の内側の面は、前記接合部に対して傾斜を有する曲面であることを特徴とする超音波モータ。
  2. 前記傾斜を有する曲面は円錐の側面の一部を構成する面であって、前記バネ部の側の径は前記接合部の側の径よりも小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波モータ。
  3. 前記側壁部と前記バネ部との間にはR形状部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の超音波モータ。
  4. 前記弾性体を前記被接触部材に向かって押圧力を付与するバネ部材と、
    前記バネ部材と前記弾性体を保持する保持部材と、
    前記相対移動の方向よりも前記押圧力の方向に弱い剛性を有する支持部材と、
    を備え、
    前記保持部材は前記支持部材を介して前記弾性体を保持していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の超音波モータ。
  5. 前記被接触部材が固定されていて、前記弾性体が前記被接触部材に対して移動することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の超音波モータ。
  6. 前記弾性体が固定されていて、前記被接触部材が前記弾性体に対して移動することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の超音波モータ。
  7. 請求項5に記載の超音波モータと、
    レンズを有し、前記弾性体と接続されて前記被接触部材に対して可動に取り付けられたフォーカス機構又はズーム機構と、
    を備え、前記フォーカス機構又は前記ズーム機構が前記被接触部材に対して移動することで前記レンズは移動されることを特徴とするレンズ装置。
  8. 請求項6に記載の超音波モータと、
    レンズを有し、前記被接触部材と接続されて前記弾性体に対して可動に取り付けられたフォーカス機構又はズーム機構と、
    を備え、前記フォーカス機構又は前記ズーム機構が前記弾性体に対して移動することで前記レンズは移動されることを特徴とするレンズ装置。
JP2013246194A 2013-11-28 2013-11-28 超音波モータ及びそれを有するレンズ装置 Pending JP2015106927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013246194A JP2015106927A (ja) 2013-11-28 2013-11-28 超音波モータ及びそれを有するレンズ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013246194A JP2015106927A (ja) 2013-11-28 2013-11-28 超音波モータ及びそれを有するレンズ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015106927A true JP2015106927A (ja) 2015-06-08

Family

ID=53436789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013246194A Pending JP2015106927A (ja) 2013-11-28 2013-11-28 超音波モータ及びそれを有するレンズ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015106927A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017070115A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 キヤノン株式会社 振動型アクチュエータ、振動型アクチュエータの駆動方法、レンズ鏡筒、撮像装置及びステージ装置
WO2021210366A1 (ja) * 2020-04-13 2021-10-21 キヤノン株式会社 振動波モータ及びそれを備える電子機器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017070115A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 キヤノン株式会社 振動型アクチュエータ、振動型アクチュエータの駆動方法、レンズ鏡筒、撮像装置及びステージ装置
US10439518B2 (en) 2015-09-30 2019-10-08 Canon Kabushiki Kaisha Vibration-type actuator, driving method for vibration-type actuator, and electronic apparatus equipped with vibration-type actuator
WO2021210366A1 (ja) * 2020-04-13 2021-10-21 キヤノン株式会社 振動波モータ及びそれを備える電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5744670B2 (ja) 超音波モータ及びそれを有するレンズ装置
JP6324208B2 (ja) 超音波モータ
JP5913857B2 (ja) 超音波モータ及びそれを有するレンズ装置
US10193473B2 (en) Actuator
JP2011217595A (ja) 振動波駆動装置とその振動体の製造方法
JP6598488B2 (ja) 振動波モータ
JP6257224B2 (ja) モータ及びレンズ装置
JP6639243B2 (ja) 振動型アクチュエータ及び電子機器
US10177687B2 (en) Oscillatory wave motor
JP2015106927A (ja) 超音波モータ及びそれを有するレンズ装置
JP6479238B2 (ja) モータ
JP5871546B2 (ja) 超音波モータ及びそれを有するレンズ装置
JP5985004B2 (ja) 振動型モータ及びそれを有するレンズ装置
CN109698637B (zh) 振动致动器和包括该振动致动器的电子设备
JP2016152645A (ja) 振動波モータ
JP6310514B2 (ja) 振動型モータ及びそれを有するレンズ装置
JP6659193B2 (ja) モータ
WO2024014258A1 (ja) 振動型アクチュエータおよび電子機器
JP6106306B2 (ja) 超音波モータ及びそれを有するレンズ装置
JP2018174618A (ja) 振動波モータを用いたリニア駆動装置及び光学装置
JP5871763B2 (ja) 超音波モータ及びそれを有するレンズ装置
JP2017201341A (ja) 像振れ補正装置
JP5066826B2 (ja) 駆動装置、電子機器、駆動装置の製造方法
JP2017051040A (ja) 振動波モータ
JP2016163426A (ja) 振動型アクチュエータおよび超音波モータ