JP2015106588A - 板状金属金具の個別取り出し装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水平方向に沿って複数の板状金属金具w1〜wnを一直線に整列して支持するフィーダ2と、該フィーダ2の先端6付近に配置され、該フィーダ2の取り出し側6の先頭に位置する板状金属金具w1の側面に当接するストッパ9と、フィーダ2に支持され且つその取り出し側6の先頭に位置する上記金具w1を、該金具w1の表面を減圧吸引することで取り出し且つ取付工程に搬送する吸着ノズル7と、フィーダ2に支持され且つその取り出し側6から2番目に位置する上記金具w2を取り出し時において位置固定するための吸着手段10において、フィーダ2に支持され且つその取り出し側6から3番目に位置する上記金具w3を取り出し時において位置固定するための吸着手段10を更に配置してなる、板状金属金具の個別取り出し装置1。
【選択図】図4
Description
上記のような先頭側の電子部品の浮き上がりを防ぐため、前記送り台の取り出し口付近に、側面視がほぼ<形状を呈する板バネを取り付け、前記吸着ノズルが先頭側の電子部品の上面を押し下げた際に、上記板バネが扁平状に変形すると共に、上記先頭側の電子部品が水平姿勢を維持することで、直後の電子部品の潜り込みを防止した電子部品送り機構が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、上記フィーダ上における取り出し側の先頭に位置する金属リングを減圧吸着ノズルにより取り出す際に、当該持ち上げに伴って隣接する2番目の金属リングが不用意に持ち上がる事態を防ぐため、該2番目の金属リングが位置するフィーダの底壁には、真空ポンプに連通した吸着用の穴を開設している。
更に、先頭側の金属リングを減圧吸引ノズルにより持ち上げ時に、前記フィーダの後方から押圧力により、減圧吸引により固定されていた2版面のリング金具が上向きや横向きの回転モーメントを受けることで、立ち上がったり、水平方向に約90度回転して、画像処理による位置認識ができなくなって、減圧吸着ノズルによる取り出しができなくなる場合もあった。
即ち、本発明による板状金属金具の個別取り出し装置(請求項1)は、水平方向に沿って複数の板状金属金具を一直線に整列して支持するフィーダと、該フィーダの先端付近に配置され、該フィーダの取り出し側の先頭に位置する板状金属金具の側面に当接するストッパと、上記フィーダに支持され且つ該フィーダの取り出し側の先頭に位置する板状金属金具を、該金具の表面を減圧吸引することで取り出し且つ取付工程に搬送する吸着ノズルと、上記フィーダに支持され且つ該フィーダの取り出し側から2番目に位置する板状金属金具を上記取り出し時において位置固定するための吸着手段あるいは機械的手段と、を備えた板状金属金具の個別取り出し装置であって、上記フィーダに支持され且つ該フィーダの取り出し側から3番目に位置する板状金属金具を上記取り出し時において位置固定するための吸着手段あるいは機械的手段を更に配置してなる、ことを特徴とする。
また、前記板状金属金具は、42アロイ(Fe−42%Ni)、コバール、あるいは194合金などからなるか、少なくとも一部に磁性材料を含んでいる。
更に、前記フィーダは、複数の板状金属金具を直線状に整列して支持する細長い底壁と、該底壁の上記直線方向の両側の少なくとも一方から立設した側壁とを備えている。しかも、上記フィーダの底壁は、前記整列方向と直交する幅方向で若干傾斜するように設置されていても良い。
また、前記水平方向とは、前記フィーダの底壁が水平であるほか、該フィーダの取り出し側に向かって上記底壁が緩やかに傾斜している形態も含んでいる。
加えて、前記機械的手段は、例えば、エアリンダなどにより昇降可能とされた前記ピンと、該ピンの下端に着脱可能に取り付けられたゴム製あるいは硬質樹脂製の緩衝体とを備えたものである。
これによれば、前記先頭の板状金属金具を吸着ノズルと共に取り出す時において、前記フィーダの取り出し側から2番目〜4番目、2番目,3番目,5番目、あるいは、2番目〜5番目に位置する複数の板状金属金具が前記吸着手段または機械的手段により位置固定されている。そのため、前記フィーダ上の整列方向に沿った押圧力に十分に抵抗できるので、2番目以降の金具が併せて持ち上がるなどの事態を招くことなく、先頭の金具のみを確実に取り出すことが可能となる。
尚、前記吸着手段あるいは機械的手段は、前記フィーダに支持され且つ該フィーダの取り出し側からの3番目、5番目、7番目、あるいは4番目、6番目、8番目のように、3番目または4番目以降の板状金属金具を一つ置きに位置固定するように前記フィーダに沿って配置した形態にしても良い。
これによれば、前記先頭の板状金属金具の取り出し時において、前記フィーダの取り出し側から少なくとも2番目および3番目に位置する金具を、該金具の裏面に隣接あるいは近接する吸着穴を介した負圧によって確実に位置固定することができる。従って、2番目以降の金具が持ち上がるなどの事態を招くことなく、先頭の金具のみを確実に取り出すことが可能となる。
尚、上記吸着穴は、前記フィーダの底壁に一端が接続されたホース内に連通しており、該ホースの他端には、真空ポンプ(減圧手段)が接続されている。
これによれば、例えば、底面に開口する凹部を有する先頭の板状金属金具の取り出し時において、前記フィーダの取り出し側から少なくとも2番目および3番目に位置する上記金具を、該金具の表面に上記ピンの下端に設けた緩衝体が当接することで生じる摩擦力により、フィーダ上の整列方向に沿った押圧力に十分に抵抗できる。従って、底面に凹部を有する2番目以降の金具が持ち上がるなどの事態を招くことなく、先頭の金具のみを確実に取り出すことが可能となる。
これによる場合、内側に開口部を有する矩形枠状体の板状金属金具であっても、前記先頭の板状金属金具の取り出し時において、2番目以降の金具が持ち上がるなどの事態を招くことなく、先頭の金具のみを確実に取り出すことが可能となる。
図1は、一形態の板状金属金具の個別取り出し装置1を示す概略図、図2は、該1装置のフィーダ2と一形態の板状金属金具w1〜w3とを示す斜視図、図3は、該フィーダ2および板状金属金具w1〜w4を示す平面図、図4は、上記取り出し装置1の作用を示す垂直断面図である。尚、図2〜図4中の白抜きの矢印は、上記金具w1〜w4の送り方向と、これらに加わる押圧力を示す。
本発明による板状金属金具の個別取り出し装置(以下、単に取り出し装置と称する)1は、図1に示すように、水平方向に沿ったフィーダ2と、該フィーダ2の先端6付近に配置されたストッパ9と、上記フィーダ2の取り出し(先端)側6に位置する板状金属金具w1を吸引して取り出す吸引ノズル(減圧吸引ノズル)7と、上記フィーダ2の底壁3に接続された複数の吸引手段10とを備えている。
上記板状金属金具w1は、例えば、コバール(Fe−Ni−Co系合金)からなり、図2,図3に示すように、平面視の外形が長方形(矩形)状で且つ内側に該外形とほぼ相似形の開口部sを有する矩形枠状体(金属リング)であり、前記フィーダ2の底壁3上に支持された取り出し側6の板状金属金具w1から図示で左側に向かって板状金属金具w2,w3,w4〜wnが一直線にして整列されている。
更に、前記ストッパ9は、図1,図3に示すように、前記フィーダ2の先端(取り出し側)6に対し、先端に硬質樹脂などからなる緩衝体を有し、且つかかる緩衝体の先端面が記フィーダ2の先端6付近に位置するように、図1中の実線の矢印で示すように、設置位置の調整が可能とされている。尚、以下においては、フィーダ2の先端6と取り出し側6とは、共通する符号を用いて説明する。
更に、前記吸引手段10は、図1,図3,図4に示すように、前記フィーダ2上の取り出し側6に支持された先頭の板状金属金具w1に隣接する2番目および3番目の板状金属金具w2,w3が載置されている底壁3に設けた通し孔11内に一端が接続されたホース12、前記通し孔11とホース12とに連通する吸着穴13、および該ホース12の他端に接続された真空ポンプ(減圧手段)14からなる。尚、図3に示すように、上記板状金属金具w2,w3が位置している底壁3には、これらの金具w2,w3における一対の長辺ごとの先頭側(6)寄りの位置に平面視が楕円形状を呈する一対の通し孔11が穿設され、該通し孔11ごとに上記ホース12が接続されている。
図1に示すように、予め取付工程に板状金属金具w0を搬送した吸引ノズル7は、フィーダ2上の取り出し側6における上方に戻され、その先端面8を先頭に位置する板状金属金具w1の表面における先端側6に面接触した状態で、内部を吸引状態としていた。尚、上記金具w1は、その先端6側の側面が上記ストッパ9に当設することよって、予め所定の位置に位置規制されていた。
上記吸引ノズル7の吸引とほぼ同時に、前記2つの吸引手段10ごとの真空ポンプ14を稼働させ、先頭の板状金属金具w0に隣接する2番目および3番目の板状金属金具w2,w3における取り出し側6の裏面を吸引させて、これらの金具w2,w3の位置を固定状態とした。かかる状態で、先頭の板状金属金具w1を吸引ノズル7と共に、図示しないマニプレータなどによって上方に持ち上げた。
この際、上記金具w0に隣接し且つ整列方向に沿った押圧力を受けていた2番目および3番目の金具w2,w3は、それぞれ上記吸引手段10によって位置固定されていた。その結果、2番目の金具w2が上記押圧力によって先頭の上記金具w1の上に乗り上げたり、かかる乗り上げに伴って二つの金具w1,w2が同時に吸引ノズル7によって持ち上げられる事態を生じなかった。しかも、3番目の金具w3も上記吸引手段10により位置固定されており、2番目の金具w2に加わる上記押圧力が低減されていたので、上記のような2番目の金具w2の乗り上げや、上向きに約90度回転して該金具w2の表面および裏面が垂直姿勢になるなどの不具合を確実に防ぐことができた。
従って、フィーダ2上で一直線に整列して支持された複数の板状金属金具w1〜wnを、例えば、画像処理を利用して、当該フィーダ2の取り出し側6から1枚ずつ順次個別に取り出して、次の取付工程に確実に搬送できるので、パッケージなどの生産をスムーズに行うことが可能となる。
上記板状金属金具W1〜W4は、例えば、42アロイ(Fe−Ni系合金)からなり、図6,図7に示すように、平面視の外形が長方形状で且つ各コーナにアールを付した平板である。該金具W1〜Wnは、図5中の右側で例示する金具W0のように、前記同様の吸引ノズル7により取付工程に搬送され、前記パッケージPKの表面p3上に予め接合された枠形状の前記金具w0の上面に載置された後、その四辺に沿ってシーム溶接を施されることにより、予め、図示しない電子部品が内部に実装されたキャビティp2の開口部を封止するための金属蓋となる。
図5,図7,図8に示すように、前記ストッパ9によって先頭の板状金属金具W1における一短辺の側面がフィーダ2の先端(面)6と面一に位置規制されると共に、該金具W1に隣接して2番目〜4番目の板状金属金具W2〜W4が一直線に整列されている。前記取付工程から戻った吸引ノズル7を、その先端面8が先頭に位置する板状金属金具W1の表面のほぼ中央部に面接触した状態で、該ノズル7内を吸引状態とした。
上記吸引ノズル7の吸引とほぼ同時に、上記金具W2,W3の直下に位置する吸引手段10ごとの真空ポンプ14を稼働させ、先頭の板状金属金具W0に隣接する2番目および3番目の板状金属金具W2,W3における取り出し側6の裏面を吸引させて、これらの金具W2,W3の位置を固定状態とした。かかる状態で、先頭の板状金属金具W1を吸引ノズル7と共に、前記同様に上方に持ち上げた。
以上のように、前記取り出し装置1によれば、平面視がほぼ長方形を呈する平板である板状金属金具W1〜Wnに対しては、前記金具w1〜wnに比べて、一層簡易な使用方法によって、前記同様な効果を確実に奏することが可能である。
上記取り出し装置1aは、図9に示すように、前記同様のフィーダ2、吸引ノズル7、およびストッパ9を備えていると共に、前記取り出し装置1における吸引手段10に替えて複数の機械的手段15を有している。該複数の機械的手段15は、上記フィーダ2の底壁3における上方で昇降可能に配置されたピン16、および該ピン16の下端に設けた緩衝体17をそれぞれ備えている。尚、上記緩衝体17は、例えば、摩擦係数の大きな合成樹脂や合成ゴムからなる。
図9に示すように、本取り出し装置1aによる取り出しの対象となる板状金属金具W1〜W4は、前記同様の長方形状の平板と、該平板の四辺から下向きに短く延びたフランジfとを備えた浅い箱形状の金属蓋である。そのため、前記フィーダ2上の先頭に位置する上記金具W1に隣接する2番目および3番目の上記金具W2,W3を、上記フィーダ2の底壁3から減圧吸引する前記吸引手段10を用いて位置固定することが困難となる。
上記問題点を解決するため、本取り出し装置1aでは、例えば、前記フィーダ2の上方に配置した複数のエアシリンダのピストンロッド(何れも図示せず)の下端側に上記ピン16および緩衝体17を個別に備えた複数の機械的手段15を配設したものである。
従って、前記取り出し装置1aによっても、前記取り出し装置1と同様な効果を奏することができる。
尚、複数の機械的手段15を含む前記取り出し装置1aは、前記平板のみからなる板状金属金具W1〜W4対してはもちろん、前記矩形枠状の板状金属金具w1〜w4に対しても適用することが可能である。
図10に示すように、フィーダ2上に取り出し側6から板状金属金具W1〜W5が一直線に整列され、且つ該整列方向に沿って前記同様の押圧力が付与されている。前記同様に、先頭に位置する板状金属金具W1の表面に前記吸引ノズル7の先端面8を面接触させて吸引すると同時に、該金具W1に順次隣接する2番目〜4番目の上記金具W2〜W4ごとの底壁3側から対応する前記吸引手段10によって、上記金具W2〜W4を前記押圧力に抗して位置固定したものである。
以上のような使用方法によれば、フィーダ2上から取り出される金具W1の持ち上がり時に、3番目および4番目の上記金具W3,W4が位置固定されているので、隣接する2番目の金具W2の前記乗り上げや回転などの不具合を一層確実に防止することが可能となる。
尚、矩形枠状の前記金具w1〜w4に対しても、上記使用方法を適用することができる。この場合、前記吸引手段10の吸着穴12は、前記金具w2〜w4の長辺ごとの取り出し側6における左右一対の位置に開口した形態とされる。
また、前記吸引手段10に替えて、前記機械的手段15を用いても良い。
図11に示すように、フィーダ2上に取り出し側6から板状金属金具W1〜W5が一直線に整列され、前記同様の押圧力が付与されている。前記同様に、先頭に位置する板状金属金具W1の表面に前記吸引ノズル7の先端面8を面接触させて吸引すると同時に、該金具W1に順次隣接する2番目、3番目、5番目の各金具W2,W3,W5ごとの底壁3側から対応する前記吸引手段10によって、上記金具W2,W3,W5を前記押圧力に抗して位置固定したものである。但し、4番目の金具W4は、前記吸引手段10による位置固定を受けていない。
以上のような使用方法によれば、フィーダ2上から取り出される前記金具W1の持ち上がり時に、2番目、3番目、および5番目の上記金具W2,W3,W5が位置固定されていると共に、これらの間な位置する上記金具W4も間接的に位置固定される。その結果、上記金具W1に隣接する2番目の上記金具W2の前記乗り上げや回転などの不具合を一層確実に防止することが可能となる。
尚、矩形枠状の前記金具w1〜w5に対しても、上記使用方法を適用することができる。この場合、前記吸引手段10の吸着穴12は、前記金具w2,w3,w5の長辺ごとの取り出し側6における左右一対の位置に開口した形態とされる。
また、前記吸引手段10に替えて、前記機械的手段15を用いても良い。
図12に示すように、フィーダ2上に取り出し側6から板状金属金具W1〜W7が一直線に整列され、前記同様の押圧力が付与されている。前記同様に、先頭に位置する板状金属金具W1の表面に前記吸引ノズル7の先端面8を面接触させて吸引すると同時に、該金具W1に順次隣接する2番目、3番目、5番目、7番目の各金具W2,W3,W5,W7ごとの底壁3側から対応する前記吸引手段10によって、上記金具W2,W3,W5,W7を前記押圧力に抗して位置固定したものである。但し、4番目と6番目の金具W4,W6は、前記吸引手段10による位置固定を受けていない。
以上のような使用方法によれば、フィーダ2上から取り出される前記金具W1の持ち上がり時に、2番目、3番目、5番目、および7番目の上記金具W2,W3,W5,W7が位置固定されていると共に、これらの間な位置する上記金具W4,W6も間接的に位置固定されている。その結果、上記金具W1に隣接する2番目の金具W2の前記乗り上げや回転などの不具合を一層確実に防止することが可能となる。
また、前記吸引手段10に替えて、前記機械的手段15を用いても良い。
更に、図11,12で示した前記取り出し装置1,1aの使用方法において、2番目と3番目の金具W2,W3(w2,w3)を位置固定した際に、同時に2枚ずつ離れた6番目および9番目の金具W6,W9(w6,w9)を位置固定するように、前記吸引手段10や機械的手段15設定するようにしても良い。
尚、9番目以降の上記金具W9〜Wnに対しても、1個置きに位置固定するようにしても良い。あるいは、9番目以降の金具W9〜Wnに対しては、2個置きに位置固定するようにしても良い。
また、図13(B)は、異なる形態のフィーダ2aを前記同様に傾斜して配設した形態を示す正面図である。上記フィーダ2aは、比較的幅広の底壁3と、その一方の長辺から立設した側壁4とからなり、かかる底壁3と側壁4との間に、ほぼレ字形状の溝5aが位置している。図示のように、前記金具W1〜Wn(w1〜wn)を上記溝5aの方向に沿って整列させた前記取り出し装置1,1aとすることにより、前記同様の使用方法が行えると共に、前記同様の効果を奏することが可能となる。
例えば、前記取り出し装置1,1aに適用される板状金属金具は、平面視の外形ほぼ正方形(矩形)を呈する形態であり、且つ前記開口部sの有無や、前記フランジfの有無の何れの形態であっても良い。
また、前記金具W1〜Wnのうち、前記フランジfを有する形態では、対向する一対の長辺あるいは一対の短辺のみに沿ってフランジfを有するものであっても良い。
更に、前記取り出し装置1,1aは、前記吸引手段10と機械的手段15との双方を併用している形態としても良い。
加えて、前記取り出し装置1,1aを用いた前記金具W1〜Wn(w1〜wn)の個別取り出し方法は、複数のパッケージPKを縦横に連続して配列した多数個取りの形態であるパッケージPK群に対しても適用することが可能である。
2,2a……フィーダ
3……………底壁
6……………先端/取り出し側
7……………吸引ノズル
9……………ストッパ
10…………吸着手段
13…………吸着穴
14…………真空ポンプ(減圧手段)
15…………機械的手段
16…………ピン
17…………緩衝体
w0〜wn…板状金属金具/矩形枠状体
W0〜Wn…板状金属金具/金属蓋
Claims (4)
- 水平方向に沿って複数の板状金属金具を一直線に整列して支持するフィーダと、
上記フィーダの先端付近に配置され、該フィーダの取り出し側の先頭に位置する板状金属金具の側面に当接するストッパと、
上記フィーダに支持され且つ該フィーダの取り出し側の先頭に位置する板状金属金具を、該金具の表面を減圧吸引することで取り出し且つ取付工程に搬送する吸着ノズルと、
上記フィーダに支持され且つ該フィーダの取り出し側から2番目に位置する板状金属金具を上記取り出し時において位置固定するための吸着手段あるいは機械的手段と、を備えた板状金属金具の個別取り出し装置であって、
上記フィーダに支持され且つ該フィーダの取り出し側から3番目に位置する板状金属金具を上記取り出し時において位置固定するための吸着手段あるいは機械的手段を更に配置してなる、
ことを特徴とする板状金属金具の個別取り出し装置。 - 前記吸着手段あるいは機械的手段は、前記フィーダに支持され且つ該フィーダの取り出し側からの4番目および5番目の少なくとも一方に位置する板状金属金具も前記取り出し時において位置固定している、
ことを特徴とする請求項1に記載の板状金属金具の個別取り出し装置。 - 前記吸着手段は、前記フィーダの底壁に開口する吸着穴と、該吸着穴に連通する減圧手段とを備えている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の板状金属金具の個別取り出し装置。 - 前記機械的手段は、前記フィーダの底壁における上方で昇降可能に配置されたピンと、該ピンの下端に設けた緩衝体とを備えている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の板状金属金具の個別取り出し装置。
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160203 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160328 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160726 |