JP2015104617A - 臀部の水分自動ふき取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アームの先端部に設けられたヘッドがトイレットペーパを保持して通過するために設けられた便座内の空洞に水が入り込むことを防止する。
【解決手段】トイレットペーパを保持可能なヘッドと、先端にヘッドが設けられたアームと、内側面から外側面に亘って空洞7が設けられた便座2と、便座2に着座した使用者の臀部近傍と便座2の外側との間で、空洞7を経由して、ヘッドを移動させるように、アームを変位させるアーム変位駆動部と、を備え、さらに、帯板51を巻取り巻出し可能に備える帯板巻取り巻出し装置50と、帯板巻取り巻出し装置50から巻き出され又は同装置50に巻き取られる帯板51が、空洞の入口Eを開閉するように、当該帯板51をガイドするガイド部52と、を備える。
【選択図】図11

Description

本発明は、臀部に付着した水滴等の水分をトイレットペーパ等で自動的にふき取るための装置に関する。
従来より知られているように、温水洗浄式のトイレには、温水洗浄で臀部に付着した水滴を乾燥させる温風乾燥機能を備えたものがある。しかしながら、温風によって臀部に付着した水滴を乾燥させるには、多くの時間を要し、また、水滴を拭き取った感触が得られないことから不快感が残るといわれている。これらの理由から、温風乾燥機能を有する温水洗浄式のトイレは、あまり普及していない。
温水で臀部を洗浄した後、臀部に付着した水滴を自分の手でトイレットペーパを使って拭き取るには、腰を上げて、臀部を便座から浮かせる必要がある。そのため、腰に障害を持つ人、手脚の不自由な人などは、自分で水滴を拭き取ることが困難である。
このような不便を解消するための装置として、特許文献1、2には、臀部に付着した水滴をトイレットペーパで自動的にふき取る装置が提案されている。特許文献1、2に開示された装置では、温水で臀部を洗浄した後、自動的にアームが作動し、当該アームの先端部に保持されたトイレットペーパによって臀部の水滴が拭き取られるようになっている。このアームの先端側は、便器の外から、便器と便座の間を通過して臀部近傍へ移動し、当該アームの基端部を中心に先端側を上下動させることで臀部に付着した水滴をトイレットペーパにて拭き取るようになっている。
ところが、特許文献1、2に開示された装置のアームは、便器と便座の隙間に挿通された状態で、先端側が上下動するため、上下動するアームが便座および便器に干渉しないよう、便座と便器の隙間を大きく確保(約11cm以上確保)することが必要となる。そして、便座と便器の隙間を大きく確保するために、便座を昇降機によって持ち上げることが必要となる。
しかしながら、使用者が便座に着座した状態で、便座を昇降機により持ち上げて便座と便器の隙間を大きくすると、便座の座面が高くなり、使用者は、足が床から浮いて不安定な体勢を強いられることがある。
本件出願人は、かかる課題を解消するために、特願2013−095062号の出願において、アームの先端側を上下動させることなく、臀部に付着した水分を拭き取ることが可能な臀部の水分自動ふき取り装置を提案している。この装置は、図1に示すように、トイレットペーパを保持可能なヘッド3と、先端にヘッド3が設けられたアーム4と、内側面から外側面に亘って空洞7が設けられた便座2と、アーム4を軸線N回りに回転させるアーム回転駆動部21と、臀部近傍と便座2の外側との間で、前記空洞7を経由して、ヘッド3を移動させるように、アーム4を鉛直軸線M回りに回動させるアーム回動駆動部22と、を備えている。ヘッド3は、アーム4の軸線Nに対して片側に偏心した位置に設けられており、使用者の臀部近傍に配されているときに、ヘッド3が起き上がるように、アーム4を軸線N回りに回転させる。
この装置では、トイレットペーパを保持したヘッド3は、便座2内に形成された空洞7を通過するようになっている。これは、ヘッド3に保持されたトイレットペーパが便器に接触して、便器の汚れがトイレットペーパに付着してしまうことを防止するためである。
特開2012−172486号公報 特開2009−61126号公報
ところが、特願2013−095062号の明細書等に記載された発明には、以下の(1)、(2)の課題が存在する。
(1)用を足すときに、便器内の水が跳ね上がって便座2の空洞7に入り込むことがある。また、臀部を温水洗浄する際に温水が飛散して便座2の空洞7に入り込むこともある。このように、空洞7に水が入り込むと、空洞7内に汚れが付着し、その汚れが、空洞7を通過するトイレットペーパに付着する可能性がある。
(2)ヘッド3は、図5に示すように、2つの部材9,10からなる2分割構造になっている。このヘッド3にトイレットペーパ8を保持させるために、差し込み板33によって2つの部材9,10間にトイレットペーパ8が差し込まれ、当該2つの部材9,10によりトイレットペーパ8が挟持される。しかし、2つの部材9,10間には、連結部材(被ガイド部10a;図2参照)が設けられているため、この連結部材が邪魔になって差し込み板33を奥深くまで差し込むことができず、トイレットペーパ8のヘッド3に対する差し込み量を十分に確保することが困難であった。その結果、臀部を拭く際にトイレットペーパ8がヘッド3から外れたり、ずれてしまったりすることがある。かかる問題は、ヘッド3の厚さを薄くすればするほど無視できなくなる。
本発明は、上記課題に鑑みて創案されたものであり、水分拭き取り材を保持するヘッドが便座内の空洞を通過するように構成された、臀部の水分自動ふき取り装置において、便座の内側から上記空洞内に水が入り込むことを防止できる、臀部の水分自動ふき取り装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、水分拭き取り材を挟持する2つの部材と、これら2つの部材を連結する連結部と、を有するヘッドを備えた、臀部の水分自動ふき取り装置において、連結部があってもヘッドに水分拭き取り材をしっかりと挟持させることが可能な臀部の水分自動ふき取り装置を提供することをも目的とする。
本発明の臀部の水分自動ふき取り装置は、水分拭き取り材を保持可能なヘッドと、前記ヘッドが設けられたアームと、前記ヘッドを通過させるための空洞が設けられた便座と、便座に着座した使用者の臀部近傍と便座の外側との間で、前記空洞を経由して、前記ヘッドを移動させるように、前記アームを変位させるアーム変位駆動部と、を備えるものを前提としており、帯板を巻取り巻出し可能に備える帯板巻取り巻出し装置と、前記帯板巻取り巻出し装置から巻き出され又は同装置に巻き取られる帯板が、前記空洞の入口を開閉するように、当該帯板をガイドするガイド部と、をさらに備えることを特徴としている。
かかる構成を備える臀部の水分自動ふき取り装置によれば、帯板が、帯板巻取り巻出し装置から巻き出され又は同装置に巻き取られることにより、空洞の入口を開閉するので、ヘッドが空洞を通過するときに空洞の入口を開放し、用を足すときや、臀部を温水洗浄するときに、空洞の入口を完全に閉鎖することで、空洞内へ水が入り込むことを防止できる。
また、本発明の臀部の水分自動ふき取り装置は、水分拭き取り材を挟持する2つの部材と、前記2つの部材を連結する連結部と、を有するヘッドと、前記ヘッドが設けられたアームと、水分拭き取り材を前記2つの部材間に差し込むための差し込み板と、便座に着座した使用者の臀部近傍と便座の外側との間で前記ヘッドを移動させるように、前記アームを変位させるアーム変位駆動部と、を備えるものを前提としており、前記差し込み板の差し込み方向前端部の前記連結部位置に対応する部分に、差し込み方向後方へ凹んだ凹部が形成されている、ことを特徴としている。
かかる構成を備える臀部の水分自動ふき取り装置によれば、差し込み板に前記凹部が形成されているため、凹部以外の部分がヘッドを構成する2つの部材間に対して水分拭き取り材を深く差し込むことができる。これにより、水分拭き取り材がヘッドに、しっかりと挟持され、臀部の水分を拭く際に水分拭き取り材がヘッドに対してずれたり、ヘッドから落ちたりすることが少なくなる。
好ましくは、既述の何れかの構成を備える臀部の水分自動ふき取り装置において、前記アームを軸線回りに回転させるアーム回転駆動部を備え、前記ヘッドは、前記軸線に対して片側に偏心した位置に設けられており、前記アーム回転駆動部は、上から視て前記ヘッドが便座を通過するときに、前記軸線に対する前記ヘッドの偏心方向が略水平になるように、前記アームの回転位置を保持し、前記ヘッドが使用者の臀部近傍に配されているときに、当該ヘッドが起き上がるように、前記アームを前記軸線回りに回転させるものである、とよい。
好ましくは、既述の何れかの構成を備える臀部の水分自動ふき取り装置において、前記アーム回転駆動部により前記アームが軸線回りに回転されて前記ヘッドが起き上がった状態で、前記アームを前後方向に移動させるアーム前後移動駆動部をさらに備えるとよい。
好ましくは、前記アームは、前記軸線上に設けられた第1アーム部と、前記第1アーム部の一部から、前記軸線に交差する方向に延びた第2アーム部と、を有しており、
前記ヘッドは、前記第2アーム部に設けられている、とよい。
好ましくは、前記ヘッドは、前記軸線方向から視て、前記偏心方向に長手方向を成す扁平な形状をしたものである、とよい。
本発明によれば、ヘッドを通過させるために便座に設けられた空洞内へ水が入り込むことを防止できる。また、本発明によれば、ヘッドを構成する2つの部材間に連結部があっても当該ヘッドに水分拭き取り材をしっかりと挟持させることが可能となる。
臀部の水分自動ふき取り装置を示す図である。 ヘッドおよびアームを示す図である。ヘッドの固定部は透かして図示している。 ヘッドを軸線方向から視た図である。 臀部の水分自動ふき取り装置の装置ケーシング内を示す図である。 差し込み板がヘッドの分割面に差し込まれた様子を示す図である。なお、トイレットペーパは輪郭のみを記載している。 臀部の水分自動ふき取り装置の制御系を示すブロック図である。 臀部の水分自動ふき取り装置の処理動作を示すフローチャートである。 臀部の水分自動ふき取り装置を示す平面図であって、ヘッドが便座に設けられた空洞内を移動する状態を示す図である。但し、空洞の上方の部材は図示を省略している。 臀部の水分自動ふき取り装置を示す平面図であって、ヘッドがふき取り動作で移動する状態を示す図である。但し、空洞の上方の部材は図示を省略している。 凹部が形成された差し込み板、開閉蓋、ヘッドの固定部等を示す図である。但し、トイレットペーパおよび被ガイド部は、差し込み板に沿った平面で切断して表した断面図としており、トイレットペーパについては断面のみを示している。 空洞開閉部を示す図である。但し、空洞より高い位置にある部材の図示を省略している。 帯板およびガイド部を示す断面図である。 便座等を示す図であって、便座の空洞の入口が帯板により閉塞されている状態を示す図である。 便座等を示す図であって、便座の空洞の入口が全開放されている状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係る臀部の水分自動ふき取り装置について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、本発明の実施の形態に係る臀部の水分自動ふき取り装置1は、便座2、ヘッド3、アーム4、アーム駆動部5、紙取付部6、空洞開閉部11(図11参照)等で構成されている。
便座2は、図示しない便器上に設置され、その上に使用者が着座するためのものであるが、この便座2には、その内側面2aから外側面2bに亘って、ヘッド3およびアーム4を通過させるための空洞7が設けられている。この空洞7は、後述する装置ケーシング15内に通じている。
ヘッド3は、トイレットペーパを掴むことができるもの(紙つかみヘッド)であり、ヘッド3が掴んだトイレットペーパにて使用者の臀部に付着した水滴等の水分が拭き取られる。このヘッド3は、図2に示すように、アーム4の先端部に設けられ、かつ、アーム4の回転軸線となる軸線Nに対して片側に偏心した位置に設けられている。また、ヘッド3は、図3(a)に示すように、軸線N方向から視て、上記偏心方向に長手方向を成す扁平な形状をしている。さらに、ヘッド3は、上記長手方向を水平方向に向けた状態で上から視て略円形(図2参照)の外形を有する。このヘッド3の大きさは、その上面3a(上記長手方向を水平方向に向けた状態で上から視える面)がトイレットペーパにて完全に覆われる程度の大きさであることが望ましい。トイレットペーパの紙幅は、一般的に114mmであるため、縦横サイズが114mm×114mmに折り畳まれたトイレットペーパにすっぽり収まる程度の大きさであることが望ましい。さもなければ、拭き取り時に、ヘッド3の一部がトイレットペーパからはみ出し、直接臀部に接触して、衛生上好ましくないからである。
ヘッド3は、トイレットペーパを挟持する2つの部材9,10と、2つの部材9,10を連結する連結部10aとを備えている。本実施形態では、例えば図2に示すように、ヘッド3は、その略中央を通る分割面9b,10bを境界として、アーム4側に固定された固定部9(上記2つの部材の一方)と、この固定部9に対して接近離反可能に設けられた咬合部10(上記2つの部材の他方)とに分かれている。咬合部10の分割面10bには、被ガイド部10a(上記連結部)が突設されており、この被ガイド部10aが固定部9に形成されたガイド孔9aにスライド自在に嵌入している。これにより、咬合部10は、固定部9に対して接近離反可能に連結かつ支持されている。また、咬合部10の被ガイド部10aは、後述する第1サーボモータ25により押し引きされる操作ワイヤ12の一端に接続されている。この操作ワイヤ12は、アーム4内に挿通されている。また、固定部9と咬合部10とを互いに離反させるように付勢するコイルスプリング13も設けられている。これらの構成により、第1サーボモータ25の駆動により、操作ワイヤ12の先端側がアーム4側に引き込まれると、咬合部10は、固定部9側に移動し、分割面9b,10b同士が近接してトイレットペーパを掴む状態を形成する。一方、第1サーボモータ25の駆動により操作ワイヤ12の先端側がアーム4側から押し出されると、咬合部10は、コイルスプリング13の付勢力により、固定部9から離反して、トイレットペーパを解放する状態を形成する。なお、固定部9と咬合部10との各分割面9b,10bには、掴んだトイレットペーパの脱落防止を図る突起9c,10cが形成されている。
アーム4は、その先端部に設けられたヘッド3を所望の位置へ配置するために、後述するアーム駆動部5によって、種々の動作を行う。本実施形態では、アーム4は、軸線N上に設けられた第1アーム部4aと、第1アーム部4aの先端部から、軸線Nに直交(交差)する方向に延びた第2アーム部4bと、を有している。そして、第2アーム部4bの先端部に前記ヘッド3が設けられている。
アーム駆動部5は、後述するアーム回転駆動部21、アーム回動駆動部(アーム変位駆動部)22、アーム前後移動駆動部23等で構成されている。このアーム駆動部5は、便座2の片側(本実施形態では、便座2の左側)に設けられた装置ケーシング15内に収容されている。
アーム回転駆動部21は、アーム4を軸線N回りに回転させるものである。このアーム回転駆動部21は、第2サーボモータ26、制御部24(図6参照)等で構成される。図4に示す例では、第2サーボモータ26は、第2サーボモータ支持部27に回転自在に支持されており、この支持部27に出力軸が固定されている。これにより、第2サーボモータ26がその出力軸を回転させると、第2サーボモータ26の本体部26a(出力軸に対して相対回転する部分)が前記出力軸回りに回転する。第2サーボモータ26の本体部26aには、アーム4の基端部を回転一体に支持するアーム支持部29が固定されている。よって、第2サーボモータ26が正逆方向に回転駆動すると、アーム4は、第2サーボモータ26の本体部26aおよびアーム支持部29とともに軸線N回りに正逆方向に回転する。なお、上記第2サーボモータ支持部27は、第1サーボモータ25の本体部25aを支持する第1サーボモータ支持部30に固定されている。
アーム回動駆動部(アーム変位駆動部)22は、ヘッド3、アーム4等を鉛直方向の軸線M(以下、「鉛直軸線M」ともいう。)を中心に回動させるものである。このアーム回動駆動部22は、第3サーボモータ28、制御部24等で構成される。図4に示す例では、第3サーボモータ28は、その本体部28aが前後方向に移動するリニアスライダ35に固定されており、その出力軸に固設されたレバー36が第1サーボモータ支持部30に固定されている。これにより、この第3サーボモータ28のレバー36が鉛直軸線M回りに正逆方向に回動すると、第1サーボモータ25、第2サーボモータ26、アーム4、ヘッド3等も鉛直軸線M回りに正逆方向に回動する。
アーム前後移動駆動部23は、便座2の片側(本実施形態では左側)において、便座の前後方向に平行に延在する一対の軌道37と、この軌道37に沿ってスライドするリニアスライダ35と、リニアスライダ35を前後方向に移動させるリニア駆動装置34(図8参照)とを備えている。リニア駆動装置34は、例えば、リニア駆動用モータ38と、モータ38の出力軸に減速機を介して連結された駆動プーリ(不図示)と、軌道37の前端近傍に配置された従動プーリ(不図示)と、上記駆動プーリおよび従動プーリに巻き掛けられた無端ベルト39と、を備えており、無端ベルト39の上面に上記リニアスライダ35が固定されている。これにより、リニア駆動装置34のモータ38が正逆方向に回転することで、リニアスライダ35が前後方向に移動し、このリニアスライダ35に搭載されている第1〜第3サーボモータ25,26,28、アーム4、ヘッド3等も一緒に前後方向に移動する。
上記制御部24は、第1〜第3サーボモータ25,26,28の回転方向、回転角度、回転トルク等を制御しつつアーム3に所定の動作をさせるようにプログラミングされたマイクロコンピュータ等で構成されており、図6に示すように、制御部24は、動作開始命令発生部40、第1〜第3リミットスイッチ41〜43、後述する空洞開閉センサ44等の入力信号に基づき、第1〜第3サーボモータ25,26,28、リニア駆動用モータ38および後述する空洞開閉用モータ53を駆動制御する。
紙取付部6は、図4に示すように、ヘッド3を載置する水平に配置されたヘッド用台31と、このヘッド用台31の上方を開閉する開閉蓋32と、開閉蓋32の下面に設けられ、ヘッド3を構成する2つの部材9,10間にトイレットペーパ8を差し込むための差し込み板33とを備えている。開閉蓋32は、その後端部が装置ケーシング15に回動自在に軸支されており、その前部を起立させることで、開状態となり、その前部を倒伏させることで、閉状態となる。この開閉蓋32には、開状態および閉状態を検出する図示しない開閉センサが設けられており、その出力信号が制御部24に入力される。なお、開閉センサの出力信号は、装置1のふき取り動作の開始命令として制御部24に入力される。つまり、本実施形態では、上記開閉センサは、図6において動作開始命令発生部40に該当する。
上記差し込み板33は、図10に示すように、ヘッド3を構成する2つの部材9,10間に対して、トイレットペーパ8を差し込む方向の前端部において、被ガイド部10a(連結部)に対応する部分に、差し込み方向後方へ凹んだ凹部33aが形成されている。このため、凹部33a以外の部分33b(凹部33aよりも差し込み方向前方へ出た部分33b)が2つの部材9,10間に対してトイレットペーパ8を深く差し込むことができるようになっている。これにより、トイレットペーパ8が2つの部材9,10間にしっかりと挟持され、臀部の水分を拭く際にトイレットペーパ8がヘッド3に対してずれたり、ヘッド3から落ちたりすることが少なくなる。なお、図10では、複数枚が積層されたトイレットペーパ8を表すため、少し厚めに描かれている。
空洞開閉部11は、図11および図12に示すように、帯板51、帯板巻取り巻出し装置50、ガイド部52等で構成されている。
帯板51には、弾性曲げ変形可能な帯状材、例えば樹脂製の帯状材、金属製の帯状材などが使用される。帯板51として、例えば厚さ0.2mm程度のものを採用することができる。
帯板巻取り巻出し装置50は、帯板51を巻取り巻出し可能に備えており、例えば、DCモータ等からなる空洞開閉用モータ53と、空洞開閉用モータ53の出力軸に取付けられた回転ドラム54とを有し、回転ドラム54に帯板51の一端部が固定されたものとなっている。空洞開閉用モータ53を一方に回転することで、帯板51が回転ドラム54に巻き取られ、空洞開閉用モータ53を他方に回転することで、帯板51が回転ドラム54から巻き出される。
ガイド部52は、帯板巻取り巻出し装置50から巻き出され又は同装置50に巻き取られる帯板51が、空洞7の入口E(便座2の内周側の入口)を開閉するように、帯板51をガイドするものである。本実施形態では、図12に示すように、ガイド部52は、便座2の内側面2aに沿って形成されたものであって、帯板51の上端部をガイドする上部ガイド溝52aと帯板51の下端部をガイドする下部ガイド溝52bとで構成されている。これらのガイド溝52a,52bによって、帯板51は、便座2の内側面に沿ってスライドするようになっている。なお、ガイド溝52a,52bには、撥水目的で、グリス等の油脂が充填されることが望ましい。
このような構成において、空洞開閉用モータ53を一方(空洞開放側)に回転することで、帯板51は回転ドラム54に巻き取られ、図14に示すように、空洞7の入口Eが開放(全開)される。一方、空洞開閉用モータ53を他方(空洞閉鎖側)に回転することで、帯板51が回転ドラム54から巻き出され、図13に示すように、帯板51によって空洞7の入口Eが完全に閉鎖(全閉)される。なお、帯板51の全閉位置および全開位置は、所定の空洞開閉センサ44(図6参照)によって検出され、制御部24はこの検出信号に基づいて、帯板51を全開位置まで巻き出し、又は全閉位置まで巻き取るように、空洞開閉用モータ53を回転させる。
つぎに、臀部の水分自動ふき取り装置1の動作について図7のフローチャートに基づいて説明する。なお、拭き取り動作開始前の初期状態として、アーム4は装置ケーシング15内で前後方向を向いて格納されており、ヘッド3は、紙つかみ機能を解放状態としてヘッド用台31上に載っており、開閉蓋32は、閉状態にあるものとする。また、便座2の空洞7の入口Eは、帯板51によって全閉状態にあるものとする。
制御部24は、動作開始命令発生部40から動作開始命令の入力があると(ST1:YES)、ステップST2以降の拭き取り動作の開始を実行する。本実施形態においては、動作開始命令は、開閉蓋32の開閉動作である。すなわち、使用者が開閉蓋32を開けて、ヘッド3の上に折り畳んだトイレットペーパを載せて開閉蓋32を閉じると、その開閉動作の信号が動作開始命令発生部40としての開閉センサから制御部24へ動作開始命令として入力される。なお、開閉蓋32を閉じると、図5に示すように、開閉蓋32の裏面に設けられた差し込み板33によって、ヘッド3に載置されたトイレットペーパの一部が固定部9および咬合部10の分割面9b,10b内に差し込まれる。
その後、制御部24は、空洞開閉用モータを一方に回転させることにより、便座2の空洞7の入口Eを全閉している帯板51を回転ドラム54に巻き取って、入口Eを全開する(ST2)。
その後、制御部24は、第1サーボモータ25を所定量回転させて、操作ワイヤ12の先端側をアーム4側に引き込み、ヘッド3の固定部9および咬合部10の分割面9b,10b同士を近接させて、それらの間に差し込み板33によって差し込まれたトイレットペーパを掴む(ST3)。
次に、制御部24は、リニア駆動用モータ38を回転させて、リニアスライダ35およびその上に搭載されている、ヘッド3等を、最後位置まで後退させる(ST4)。この動作により、ヘッド3は、図8で実線で示される位置より、同図の2点鎖線で示される位置に後退する。なお、上記最後位置は、装置ケーシング15内に設置された第1リミットスイッチ41(図8では図示せず。)により検出される。
次に、制御部24は、第3サーボモータ28を所定量回転させることにより、ヘッド3およびアーム4を鉛直軸線M回りに図8の矢印Pに示す方向に約90°回動させる。この動作により、ヘッド3およびアーム4の先端側は、便座2内に設けられた空洞7を通過して、ヘッド3が便座2に着座した使用者の臀部下へ移動する(ST5)。上から視てヘッド3が便座を通過するとき(空洞7を通過するとき)、当該ヘッド3は、軸線Nに対する当該ヘッド3の偏心方向が略水平になるように、制御部24は、第2サーボモータ25の回転位置を保持する。これにより、上記空洞7の縦寸法を最小限にすることができる。
次に、制御部24は、リニア駆動用モータ38を回転させて、リニアスライダ35およびその上に搭載されている、ヘッド3、アーム4等を前方へ所定量移動させ、図9の実線にて示すように、ヘッド3を拭き取り動作開始位置へ移動する(ST6)。なお、上記拭き取り動作開始位置は、装置ケーシング15内に設置された第2リミットスイッチ42(図9では図示せず。)により検出される。
次に、制御部24は、第2サーボモータ26を所定量回転させることにより、アーム4を軸線N回りに所定角度回転させてヘッド3を起き上がらせる(ST7)。この動作により、ヘッド3は、図3(a)に示すように偏心方向を略水平にした状態から図3(b)に示すように偏心方向を略水平方向に対して前記所定角度傾斜させた状態へ変化して、ヘッド3(特にヘッド3の遠心側)が使用者の臀部に当たる程度に高い位置に配置される。なお、アーム4およびヘッド3を軸線N回りに回転させる上記所定角度は、0°〜90°の範囲内の所定角度であるが、その所定角度は、好ましくは、40°〜60°程度、更に好ましくは50°程度である。
次に、制御部24は、リニア駆動用モータ38を回転させて、リニアスライダ35およびその上に搭載されている、ヘッド3等を後方(最後位置)へ移動させながら(つまり、ヘッド3の軸線Nに対する偏心方向が進行方向に対して鈍角を成す状態で移動させながら)、起き上がったヘッド3に保持されたトイレットペーパ8にて、臀部に付着した水分を拭き取る(ST8)。この動作により、ヘッド3およびアーム4は、図9の実線で示す位置から同図の2点鎖線で示す位置に移動する。ところで、ヘッド3が後方へ移動している間、第2サーボモータ26は、所定の目標回転位置を維持するように制御され、臀部にヘッド3が当たってアーム4がその反力によって反対方向に軸線N回りに回転すると、第2サーボモータ26は、予め設定されたトルクにて目標回転位置に復帰させようとする回転動作を行う。このため、当該トルクの大きさやヘッドの起き上がり量(目標回転位置)の設定値を変えることで、臀部への当たり強さを調整することが可能である。
次に、制御部24は、第1サーボモータ25を所定量回転させて、操作ワイヤ12の先端側をアーム4から押し出す。これにより、ヘッド3の咬合部10が固定部9から離反して、掴んでいたトイレットペーパが解放される(ST9)。そして、制御部24は、第2サーボモータ26を所定量回転(好ましくは高速で所定量回転)させることで、アーム4およびヘッド3を軸線N回りに回転させ、ヘッド3の上面3aを下方に向ける。これにより、ヘッド3に載っているトイレットペーパが便器内に落下する(ST10)。
次に、制御部24は、第3サーボモータ28を所定量回転させることにより、ヘッド3およびアーム4を鉛直軸線M回りに回動させて、ヘッド3およびアーム4を装置ケーシング15内に格納する(ST11)。
次に、制御部24は、空洞開閉用モータ53を他方に回転させて、回転ドラム54から帯板51を巻出すことにより、便座2の空洞7の入口Eを全閉する(ST12)。最後に、制御部24は、リニア駆動用モータ38を回転させて、リニアスライダ35およびその上に搭載されている、ヘッド3、アーム4等を前方の初期位置(図8の実線で示す位置)まで移動させ(ST13)、一連の動作を終了する。
以上に説明した臀部の水分自動ふき取り装置1によれば、帯板51が帯板巻取り巻出し装置50から巻き出され又は同装置50に巻き取られることにより、当該帯板51がガイド溝52a,52bに沿ってスライドし、空洞7の入口Eを開閉する。よって、ヘッド3が空洞7を通過するときに空洞7の入口Eを開放し、用を足すときや、臀部を温水洗浄するときに空洞7の入口Eを全閉することで、空洞7内へ水が入り込むことを防止できる。
また、以上に説明した臀部の水分自動ふき取り装置1によれば、ヘッド3を構成する2つの部材9,10間に対して、トイレットペーパ8を差し込む差し込み板33に、既述の凹部33aが形成されているため、凹部33a以外の部分33bが2つの部材9,10間に対してトイレットペーパ8を深く差し込むことができる。これにより、トイレットペーパ8がヘッド3に、しっかりと挟持され、臀部の水分を拭く際にトイレットペーパ8がヘッド3に対してずれたり、ヘッド3から落ちたりすることが少なくなる。
<他の実施形態>
既述の実施の形態において説明したトイレットペーパは水分拭き取り材の一形態である。よって、トイレットペーパ以外の物により、臀部に付着した水分を拭き取るようにしてもよい。
既述の実施形態では、紙取付部6において、手動にてヘッド3を構成する2つの部材9,10間に対して、差し込む差し込み板33により、トイレットペーパ8を差し込んでいたが、この差し込み板33による差し込み動作は自動化されたものであってもよい。
既述の実施形態では、便座2の空洞7の入口Eの開閉動作は、制御部24による一連の動作に組み込まれていたが、上記開閉動作は、上記以外のタイミングで実施するように変更してもよい。また、制御部24により自動的に開閉動作を実行するのではなく、使用者が操作可能なスイッチを設け、そのスイッチの切替えにより、上記開閉動作を実行するようにしてもよい。
本発明は、例えば、温水洗浄により臀部に付着した水分をトイレットペーパで自動的にふき取る装置に適用することができる。
1 臀部の水分自動ふき取り装置
2 便座
2a 便座の内側面
2b 便座の外側面
3 ヘッド
4 アーム
7 空洞
9 ヘッドの固定部(水分拭き取り材を挟持する2つの部材の一方)
10 ヘッドの咬合部(水分拭き取り材を挟持する2つの部材の他方)
10a 被ガイド部(連結部)
22 アーム回動駆動部(アーム変位駆動部)
33 差し込み板
33a 凹部
50 帯板巻取り巻出し装置
51 帯板
52 ガイド部

Claims (2)

  1. 水分拭き取り材を保持可能なヘッドと、
    前記ヘッドが設けられたアームと、
    前記ヘッドを通過させるための空洞が設けられた便座と、
    便座に着座した使用者の臀部近傍と便座の外側との間で、前記空洞を経由して、前記ヘッドを移動させるように、前記アームを変位させるアーム変位駆動部と、
    を備える臀部の水分自動ふき取り装置であって、
    帯板を巻取り巻出し可能に備える帯板巻取り巻出し装置と、
    前記帯板巻取り巻出し装置から巻き出され又は同装置に巻き取られる帯板が、前記空洞の入口を開閉するように、当該帯板をガイドするガイド部と、
    をさらに備えることを特徴とする臀部の水分自動ふき取り装置。
  2. 水分拭き取り材を挟持する2つの部材と、前記2つの部材を連結する連結部と、を有するヘッドと、
    前記ヘッドが設けられたアームと、
    水分拭き取り材を前記2つの部材間に差し込むための差し込み板と、
    便座に着座した使用者の臀部近傍と便座の外側との間で前記ヘッドを移動させるように、前記アームを変位させるアーム変位駆動部と、
    を備える臀部の水分自動ふき取り装置であって、
    前記差し込み板の差し込み方向前端部の前記連結部位置に対応する部分に、差し込み方向後方へ凹んだ凹部が形成されている、ことを特徴とする臀部の水分自動ふき取り装置。
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