JP2015104145A - ワイヤーハーネス用プロテクタ - Google Patents
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Abstract
Description
まず、図1〜3を参照しつつ、第1実施形態に係るワイヤーハーネス用プロテクタ1の構成について説明する。ワイヤーハーネス用プロテクタ1は、本体部2と蓋部3とを備える。ワイヤーハーネス用プロテクタ1においては、本体部2が有する第一係合部20と蓋部3が有する第二係合部30とが係り合うことにより、蓋部3が本体部2に留まる。
図1〜3に示されるように、本実施形態におけるワイヤーハーネス用プロテクタ1は、本体部2及び蓋部3を備える。ワイヤーハーネス用プロテクタ1は、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、又はポリアミド(PA)などの非導電性の合成樹脂が一体に成形された部材である。
ワイヤーハーネス用プロテクタ1における本体部2は、底板部21、一対の側壁部22、側壁延長部23及び第一係合部20を有する。
図1〜3に示されるように、ワイヤーハーネス用プロテクタ1における一対の側壁部22のうちの一方の側壁部22の外側面には、第一係合部20が形成されている。第一係合部20は、後述する蓋部3の第二係合部30と係り合う部分である。
側壁延長部23は、一対の側壁部22の少なくとも一方の側壁部22の底板部21側の反対側に連なり、本体部2が形成する溝10に沿って形成されている。側壁延長部23は、本体部2が形成する溝10側へ曲げて傾けることが可能な部分である。
ワイヤーハーネス用プロテクタ1における蓋部3は、上板部31、垂壁部32及び留め部33を備える。なお、本実施形態における蓋部3はさらにヒンジ部4を備えている。
留め部33は、舌片部331及び第一係合部20に対して選択的に係り合う複数の第二係合部30を備える。
図1,2に示されるように、ワイヤーハーネス用プロテクタ1に一部が収容されるワイヤーハーネス5は、複数の電線50を含む。電線50は、例えば、銅又はアルミニウムなどを主成分とする導体とその導体の周囲を覆う絶縁被覆とを有する絶縁電線である。
ワイヤーハーネス用プロテクタ1は、本体部2の溝10側へ曲げて傾けることが可能な側壁延長部23を備える。細いワイヤーハーネス5が本体部2の溝10内に収容される場合には、側壁延長部23は溝10の開口を塞ぐ蓋部3に押さえられることにより溝10側へ曲がって傾く。この場合、ワイヤーハーネス用プロテクタ1の厚みを本体部2の溝10に収容されたワイヤーハーネス5の直径に近付けることが可能となり、細いワイヤーハーネス5の収容時においても無駄なスペースを要しない。
次に、図4を参照しつつ、第2実施形態に係るワイヤーハーネス用プロテクタ1Aを説明する。図4は、蓋部3が開いた状態におけるワイヤーハーネス用プロテクタ1Aの斜視図である。図4においては、ワイヤーハーネス5が仮想線(二点鎖線)で描かれている。ワイヤーハーネス用プロテクタ1Aは、ワイヤーハーネス用プロテクタ1と比較して、側壁延長部23に複数の薄肉部23Aが並んで形成されている点のみが異なっている。なお、図4において、図1に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
次に、図5を参照しつつ、第3実施形態に係るワイヤーハーネス用プロテクタ1Bを説明する。図5は、蓋部3が開いた状態におけるワイヤーハーネス用プロテクタ1Bの斜視図である。図5においては、ワイヤーハーネス5が仮想線(二点鎖線)で描かれている。ワイヤーハーネス用プロテクタ1Bは、ワイヤーハーネス用プロテクタ1,1Aと比較して、側壁延長部23における側壁部22に連なる部分に孔部25が複数形成されている点が異なっている。なお、図5において、図1,4に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
次に、図6を参照しつつ、第4実施形態に係るワイヤーハーネス用プロテクタ1Cを説明する。図6は、蓋部3が本体部2に留められていない状態におけるワイヤーハーネス用プロテクタ1Cの斜視図である。図6においては、ワイヤーハーネス5が仮想線(二点鎖線)で描かれている。ワイヤーハーネス用プロテクタ1Cは、ワイヤーハーネス用プロテクタ1と比較して、蓋部3がヒンジ部4を有していない点、及び側壁延長部23、第一係合部20及び第二係合部30がさらに1つずつ形成されている点が異なっている。なお、図6において、図1,4,5に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
次に、図7を参照しつつ、側壁延長部の応用例に係るワイヤーハーネス用プロテクタ1Dを説明する。図7は、ワイヤーハーネス用プロテクタ1Dにおける側壁延長部23の主要部の斜視図である。ワイヤーハーネス用プロテクタ1Dは、ワイヤーハーネス用プロテクタ1,1A,1B,1Cと比較して、側壁ヒンジ部230のみが撓むことにより本体部2の溝10側へ傾く側壁延長部23を有する点が異なっている。なお、図7において、図1,4〜6に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
また、ワイヤーハーネス用プロテクタ1Cにおける側壁延長部23に、本体部2の溝10に沿う方向の全長に亘る複数の薄肉部23Aが並列に形成されていることも考えられる。
1A ワイヤーハーネス用プロテクタ
1B ワイヤーハーネス用プロテクタ
1C ワイヤーハーネス用プロテクタ
1D ワイヤーハーネス用プロテクタ
10 溝
2 本体部
20 第一係合部
200 架設部
201 支持部
202 隙間
21 底板部
22 側壁部
23 側壁延長部
230 側壁ヒンジ部
231 角部
23A 薄肉部
25 孔部
3 蓋部
30 第二係合部
30A 第二係合部
30B 第二係合部
30C 第二係合部
31 上板部
32 垂壁部
33 留め部
331 舌片部
4 ヒンジ部
5 ワイヤーハーネス
5X ワイヤーハーネス
50 電線
50X 電線
Claims (3)
- 底板部及び前記底板部から起立した一対の側壁部を有し、ワイヤーハーネスの一部を収容可能な溝を形成する本体部と、
前記本体部の前記側壁部の外側面に形成され他の部分と係り合う第一係合部と、
一対の前記側壁部の少なくとも一方に対し前記底板部側の反対側において連なっており、前記本体部の前記溝に沿って形成され、前記溝側へ曲げて傾けることが可能な側壁延長部と、
前記本体部の前記底板部に対向する位置において前記側壁延長部と接触し、前記側壁延長部とともに前記溝側の空間と前記溝に対し反対側の空間とに仕切る蓋部と、
前記蓋部から前記本体部側へ延び出て形成された舌片部及び前記舌片部に並んで形成され前記第一係合部に対して選択的に係り合う複数の第二係合部を有し、前記第一係合部と前記第二係合部とが係り合うことによって前記蓋部を前記本体部に留める留め部と、を備えるワイヤーハーネス用プロテクタ。 - 請求項1に記載のワイヤーハーネス用プロテクタであって、
前記側壁延長部は、前記側壁部よりも柔軟であり前記側壁部に繋がる根元部寄りの部分からその反対側の先端部寄りの部分までに亘る部分の撓み変形によって前記溝側へ曲げて傾けることが可能な部分である、ワイヤーハーネス用プロテクタ。 - 請求項2に記載のワイヤーハーネス用プロテクタであって、
前記側壁延長部には、当該側壁延長部において相対的に厚みが薄く前記溝に沿う方向の全長に亘る複数の薄肉部が並列に形成されている、ワイヤーハーネス用プロテクタ。
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2013
- 2013-11-21 JP JP2013240641A patent/JP6070517B2/ja not_active Expired - Fee Related
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