JP2015104145A - ワイヤーハーネス用プロテクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤーハーネス用のプロテクタにおいて、細いワイヤーハーネスの収容時においても無駄なスペースを要することなく、ワイヤーハーネスの外径の大きさに応じた収容容量の調節範囲を大きくできること。【解決手段】ワイヤーハーネス用プロテクタ1は、ワイヤーハーネス5(ワイヤーハーネス5X)の一部を収容可能な溝を形成する本体部2と第一係合部20と本体部2の溝側へ曲げて傾けることが可能な側壁延長部23と蓋部3と第二係合部30を有し蓋部3を本体部2に留める留め部33とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤーハーネスを保護するプロテクタに関する。
自動車などの車両に搭載されるワイヤーハーネスにおいて、ワイヤーハーネスの一部が周辺部品との接触を防止するプロテクタに収容されることがある。ワイヤーハーネス用のプロテクタは、通常、収容されるワイヤーハーネスの太さに応じて大きさ及び収容容量が決定され、製造される。
ところで、車両のマイナーチェンジ又はモデルチェンジ等の仕様変更により、ワイヤーハーネスを構成する仕様変更前の電線束に新しい電線が足されることがある。この場合、仕様変更後のワイヤーハーネスの太さが仕様変更前のそれよりも大きくなる。そこで、ワイヤーハーネスの太さに応じて収容容量が調節可能なプロテクタが提案されている。
例えば、特許文献1に示されるプロテクタは、ワイヤーハーネスの一部を収容する本体部と本体部に収容されたワイヤーハーネスを押さえる蓋部とを備えている。特許文献1に示されるプロテクタにおいては、蓋部の両側縁部から本体部側へ突き出た舌片部に多段状の係止部が形成されている。そして、本体部の側壁部の内側面には、蓋部の多段状の係止部のいずれかとかみ合う被係止部が形成されている。
一方、特許文献2に示されるプロテクタは、ワイヤーハーネスの一部が収容される本体部と本体部に収容されたワイヤーハーネスを押さえる蓋部とを備える。本体部の側壁部の外側面には蓋部に形成された係止部に係止可能な被係止部が複数形成されている。蓋部は、本体部の側壁部に沿う垂壁部とこの垂壁部から突き出して形成された舌片部とを有する。その舌片部には、本体部の被係止部に対し選択的に係止可能な係止部が形成されている。
実開昭61−117527号公報 特開2011−234474号公報
特許文献1に示されるプロテクタにおいては、ワイヤーハーネスの太さが許容される最大の太さよりも細い場合にプロテクタの厚みがワイヤーハーネスの直径よりも大きくなってしまう。より具体的には、本体部の側壁部が、ワイヤーハーネスを押さえる蓋部から突出した状態になる。この場合、本体部の側壁部における蓋部の位置から突出した部分を収めるための無駄なスペースが必要となる。
ところで、収容容量を調節可能なプロテクタにおいては、係止部が形成された舌片部の長さが、本体部に対する蓋部の位置の調節範囲、即ち、ワイヤーハーネスの収容容量の調節範囲を決定する。即ち、舌片部の長さが短い場合には、収容容量の調節範囲は小さくなる。
特許文献2に示されるプロテクタにおいては、蓋部が垂壁部を有している。垂壁部は、蓋部と本体部との間に大きな隙間が形成されることを防止する。
特許文献2に示されるプロテクタにおいて、細いワイヤーハーネスが収容される場合に無駄なスペースを必要としないためには、舌片部の先端部が本体部の底板部の位置から突き出てしまわないことが必要である。そのためには、蓋部における垂壁部の根元から舌片部の先端までの長さが、本体部の側壁部の高さよりも小さいことが必要である。この場合、プロテクタにおけるワイヤーハーネスの収容容量の調節範囲が小さくなる。
従って、特許文献2に示されるプロテクタは、ワイヤーハーネスの収容容量の調節範囲を大きくしたい場合には適さない。
なお、特許文献2に示されるプロテクタにおいて、蓋部の垂壁部が形成されていない、或いは、垂壁部の垂下長さが小さ過ぎると、蓋部と本体部との間に大きな隙間が形成されてしまう。
本発明は、ワイヤーハーネス用のプロテクタにおいて、細いワイヤーハーネスの収容時においても無駄なスペースを要することなく、ワイヤーハーネスの外径の大きさに応じた収容容量の調節範囲を大きくできることを目的とする。
第1態様に係るワイヤーハーネス用プロテクタは、本体部と第一係合部と側壁延長部と蓋部と留め部とを備える。上記本体部は、底板部及び上記底板部から起立した一対の側壁部を有し、ワイヤーハーネスの一部を収容可能な溝を形成する。上記第一係合部は、上記本体部の上記側壁部の外側面に形成され他の部分と係り合う。上記側壁延長部は、一対の上記側壁部の少なくとも一方に対し上記底板部側の反対側において連なっている。また、上記側壁延長部は、上記本体部の上記溝に沿って形成され上記溝側へ曲げて傾けることが可能である。上記蓋部は、上記本体部の上記底板部に対向する位置において上記側壁延長部と接触する。また、上記蓋部は、上記側壁延長部とともに上記溝側の空間と上記溝に対し反対側の空間とに仕切る。上記留め部は、上記蓋部から上記本体部側へ延び出て形成された舌片部及び上記舌片部に並んで形成され上記第一係合部に対して選択的に係り合う複数の第二係合部を有し、上記第一係合部と上記第二係合部とが係り合うことによって上記蓋部を上記本体部に留める。
第2態様に係るワイヤーハーネス用プロテクタは、第1態様に係るワイヤーハーネス用プロテクタの一態様である。第2態様に係るワイヤーハーネス用プロテクタにおいて、上記側壁延長部は、上記側壁部よりも柔軟であり上記側壁部に繋がる根元部寄りの部分からその反対側の先端部寄りの部分までに亘る部分の撓み変形によって上記溝側へ曲げて傾けることが可能な部分である。
第3態様に係るワイヤーハーネス用プロテクタは、第2態様に係るワイヤーハーネス用プロテクタの一態様である。第23態様に係るワイヤーハーネス用プロテクタにおいて、上記側壁延長部には、当該側壁延長部において相対的に厚みが薄く上記溝に沿う方向の全長に亘る複数の薄肉部が並列に形成されている。
上記の各態様において、ワイヤーハーネス用プロテクタは、溝側へ曲げて傾けることが可能な側壁延長部を備える。細いワイヤーハーネスが本体部の溝内に収容される場合には、側壁延長部は溝の開口を塞ぐ蓋部に押さえられることにより溝側へ曲がって傾く。この場合、ワイヤーハーネス用プロテクタの厚みを本体部の溝に収容されたワイヤーハーネスの直径に近付けることが可能となり、細いワイヤーハーネスの収容時においても無駄なスペースを要しない。
さらに、上記の各態様においては、側壁延長部が、蓋部と本体部との間に大きな隙間が形成されることを防止する。従って、従来の蓋部において側壁延長部と同様の役割を果たす垂壁部を短くする又は無くすことができる分だけ複数の第二係合部が並ぶ舌片部を長くすることができる。
以上に示したことから、上記の各態様においては、ワイヤーハーネス用のプロテクタにおいて、細いワイヤーハーネスの収容時においても無駄なスペースを要することなく、ワイヤーハーネスの外径の大きさに応じた収容容量の調節範囲を大きくすることが可能となる。
また、上記の第2態様において、側壁部よりも柔軟な側壁延長部は、本体部の溝に収容された細いワイヤーハーネスの外周面に沿って湾曲して曲がることが可能となる。そのため、プロテクタ内のワイヤーハーネスと側壁延長部との間の隙間を小さくすることができる。これにより、ワイヤーハーネス用プロテクタの厚みをワイヤーハーネスの直径により近付けることが可能となる。
また、上記の第3態様において、側壁延長部には、当該側壁延長部において相対的に厚みが薄く溝に沿う方向の全長に亘る複数の薄肉部が並列に形成されている。この場合、主として薄肉部の可撓性によって側壁延長部全体の柔軟性が確保される。さらに、主として残りの部分(厚肉部)によって、ワイヤーハーネスの保護に必要な側壁延長部の耐摩耗性(強度)が確保される。
第1実施形態に係るワイヤーハーネス用プロテクタ1の概略斜視図である。 ワイヤーハーネス用プロテクタ1を伴うワイヤーハーネス5の正断面図である。 ワイヤーハーネス用プロテクタ1を伴うワイヤーハーネス5Xの正断面図である。 第2実施形態に係るワイヤーハーネス用プロテクタ1Aの概略斜視図である。 第3実施形態に係るワイヤーハーネス用プロテクタ1Bの概略斜視図である。 第4実施形態に係るワイヤーハーネス用プロテクタ1Cの概略斜視図である。 側壁延長部の応用例に係るワイヤーハーネス用プロテクタ1Dの主要部の概略斜視図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具現化した一例であり、本発明の技術的範囲を限定する事例ではない。
<第1実施形態>
まず、図1〜3を参照しつつ、第1実施形態に係るワイヤーハーネス用プロテクタ1の構成について説明する。ワイヤーハーネス用プロテクタ1は、本体部2と蓋部3とを備える。ワイヤーハーネス用プロテクタ1においては、本体部2が有する第一係合部20と蓋部3が有する第二係合部30とが係り合うことにより、蓋部3が本体部2に留まる。
ワイヤーハーネス用プロテクタ1はワイヤーハーネス5の一部を収容する。なお、車両のマイナーチェンジ又はモデルチェンジ等によりワイヤーハーネス5を構成する電線束に新しい電線が足されることがある。以下、ワイヤーハーネス5を構成する電線束に新しい電線が足されたワイヤーハーネスをワイヤーハーネス5Xと称する。
本実施形態におけるワイヤーハーネス用プロテクタ1は、ワイヤーハーネス5とワイヤーハーネス5よりも直径の大きいワイヤーハーネス5Xとを収容できる収容容量を調節可能なプロテクタである。
図1は、蓋部3が開いた状態におけるワイヤーハーネス用プロテクタ1の斜視図である。図1においては、ワイヤーハーネス5が仮想線(二点鎖線)で描かれている。図2は、ワイヤーハーネス5が収容され、蓋部3が本体部2に留められた状態(閉状態)におけるワイヤーハーネス用プロテクタ1の正断面図である。図3は、ワイヤーハーネス5Xが収容された閉状態におけるワイヤーハーネス用プロテクタ1の正断面図である。
<ワイヤーハーネス用プロテクタ>
図1〜3に示されるように、本実施形態におけるワイヤーハーネス用プロテクタ1は、本体部2及び蓋部3を備える。ワイヤーハーネス用プロテクタ1は、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、又はポリアミド(PA)などの非導電性の合成樹脂が一体に成形された部材である。
ワイヤーハーネス用プロテクタ1は、ワイヤーハーネス5又は5Xの保護対象部分の車両配線時の形態及びその周辺空間に応じた形状に形成される。なお、本実施形態におけるワイヤーハーネス用プロテクタ1は、ワイヤーハーネス5又は5Xにおける直線部分を保護するプロテクタである。しかしながら、ワイヤーハーネス用プロテクタ1が、ワイヤーハーネス5又は5Xにおける曲線部分を保護可能に曲がった形状のプロテクタであってもよい。
<ワイヤーハーネス用プロテクタ:本体部>
ワイヤーハーネス用プロテクタ1における本体部2は、底板部21、一対の側壁部22、側壁延長部23及び第一係合部20を有する。
底板部21は、ワイヤーハーネス5又は5Xの収容対象部分を一の方向(下方)から支えることが可能な部分である。
一対の側壁部22は、底板部21から起立して形成された部分である。本体部2の底板部21及び一対の側壁部22は、ワイヤーハーネス5又は5Xの一部を収容可能な溝10を形成する。
次に、第一係合部20及び側壁延長部23について説明する。
<ワイヤーハーネス用プロテクタ:本体部(第一係合部)>
図1〜3に示されるように、ワイヤーハーネス用プロテクタ1における一対の側壁部22のうちの一方の側壁部22の外側面には、第一係合部20が形成されている。第一係合部20は、後述する蓋部3の第二係合部30と係り合う部分である。
本実施形態における第一係合部20は、架設部200と架設部200の両端部に形成された支持部201とにより構成されている。
支持部201は、本体部2の側壁部22に連なり第一係合部20の架設部200を一定の位置に支持する部分である。
架設部200は、間隔をあけて形成された一対の支持部201にまたがって形成されている。これにより、第一係合部20の架設部200は、本体部2の側壁部22に間隔をあけて対向して形成されている。即ち、第一係合部20の架設部200と本体部2の側壁部22との間には、架設部200と支持部201とに囲まれた隙間202が形成されている。隙間202には、後述する蓋部3の舌片部331が挿入される。
<ワイヤーハーネス用プロテクタ:本体部(側壁延長部)>
側壁延長部23は、一対の側壁部22の少なくとも一方の側壁部22の底板部21側の反対側に連なり、本体部2が形成する溝10に沿って形成されている。側壁延長部23は、本体部2が形成する溝10側へ曲げて傾けることが可能な部分である。
本実施形態においては、側壁延長部23、側壁部22に繋がる根元部寄りの部分からその反対側の先端部寄りの部分までに亘る範囲において、側壁部22の厚みよりも薄く形成されている。例えば、側壁延長部23全体の厚みが側壁部22の厚みよりも薄く形成されている。
側壁延長部23における側壁部22よりも薄い部分は側壁部22よりも柔軟な部分である。そのため、本実施形態における側壁延長部23は、側壁部22に繋がる根元部寄りの部分からその反対側の先端部寄りの部分までに亘る部分の撓み変形によって溝10側へ曲げて傾けることが可能な部分である。
<ワイヤーハーネス用プロテクタ:蓋部>
ワイヤーハーネス用プロテクタ1における蓋部3は、上板部31、垂壁部32及び留め部33を備える。なお、本実施形態における蓋部3はさらにヒンジ部4を備えている。
蓋部3は、本体部2の底板部21と一対の側壁部22とが形成する溝10を塞ぐ部分である。
上板部31は、本体部2の溝10にワイヤーハーネス5又は5Xの一部が収容されたときに、ワイヤーハーネス5又は5Xを本体部2の底板部21との間に介在させて本体部2の底板部21に対向する部分である。
垂壁部32は、上板部31の両側縁部から本体部2側へ垂下して形成された部分である。一方の垂壁部32には、ヒンジ部4が連なって形成されている。他方の垂壁部32には、留め部33が連なって形成されている。なお、留め部33が、垂壁部32を介さず、上板部31から直接垂下して形成されていることも考えられる。
ヒンジ部4は、本体部2における側壁延長部23が繋がっていない一方の側壁部22に対して蓋部3を回動可能に連結する部分である。本実施形態においては、図1〜3に示されるように、ヒンジ部4の一方の端部が蓋部3の垂壁部32に連なり、他方の端部が本体部2における第一係合部20が形成されていない方の側壁部22に連なって形成される。
ワイヤーハーネス用プロテクタ1におけるヒンジ部4は、可撓性を有する。本実施形態におけるヒンジ部4は、最大収容容量時のワイヤーハーネス用プロテクタ1における蓋部3と本体部2とを繋ぎとめることが可能な大きさのヒンジである。
例えば、ヒンジ部4は、自然状態(外力が加わらない状態)において折り返された形状で形成されている。この場合、保護対象のワイヤーハーネス5の外径が小さければ、本体部2及び蓋部3の各々におけるヒンジ部4と繋がる部分が近接した状態に維持される。
一方、保護対象のワイヤーハーネス5の外径が大きい場合、ヒンジ部4がその折り返し部を開く方向へ弾性変形する。これにより、本体部2及び蓋部3の各々におけるヒンジ部4と繋がる部分の間隔が、ワイヤーハーネス5の外径に応じた間隔まで広がる。
次に、留め部33について説明する。
<ワイヤーハーネス用プロテクタ:蓋部(留め部)>
留め部33は、舌片部331及び第一係合部20に対して選択的に係り合う複数の第二係合部30を備える。
舌片部331は、蓋部3の垂壁部32から延び出て形成されている。以下、舌片部331の根元側(垂壁部32側)からその反対側である先端部側に向かう方向を延出方向と称する。
複数の第二係合部30は、舌片部331に並んで形成される。本実施形態は、舌片部331に3つの第二係合部30が延出方向に沿って等間隔で並んでいる場合の事例である。以下、明細書中で3つの第二係合部30を区別する場合には、図2,3に示されるように、舌片部331の根元側から順に第二係合部30A、第二係合部30B及び第二係合部30Cと称する。
本実施形態における第二係合部30は、舌片部331から突き出て形成され、延出方向に向かって徐々に背が低くなる突起である。
本実施形態においては、蓋部3の第二係合部30A,30B,30Cのいずれかが選択的に本体部2の第一係合部20に係り合うことにより、本体部2に対して異なる位置で蓋部3が本体部2に留まる。ここで、本体部2に対して異なる位置とは、本体部2の底板部21と蓋部3の上板部31との間隔が異なる位置のことである。それらの間隔の違いはワイヤーハーネス用プロテクタ1の収容容量の違いとなる。即ち、本実施形態は、ワイヤーハーネス用プロテクタ1が3段階に収容容量を変更可能なプロテクタである場合の事例である。
<ワイヤーハーネス>
図1,2に示されるように、ワイヤーハーネス用プロテクタ1に一部が収容されるワイヤーハーネス5は、複数の電線50を含む。電線50は、例えば、銅又はアルミニウムなどを主成分とする導体とその導体の周囲を覆う絶縁被覆とを有する絶縁電線である。
図3に示されるワイヤーハーネス5Xは、ワイヤーハーネス5を構成する複数の電線50と新たに足された電線50Xとを含む。そのため、ワイヤーハーネス5Xの直径はワイヤーハーネス5の直径よりも大きくなっている。なお、電線50Xも、例えば、銅又はアルミニウムなどを主成分とする導体とその導体の周囲を覆う絶縁被覆とを有する絶縁電線である。
比較的外径の小さなワイヤーハーネス5の一部がワイヤーハーネス用プロテクタ1に収容される場合、図2に示されるように、蓋部3の舌片部331における第二係合部30Aと本体部2の第一係合部20とが係り合う。このとき、本体部2の底板部21に対向する位置において蓋部3に押さえられた側壁延長部23は、大きな曲率で曲がり本体部2の溝10側へ傾く。
一方、ワイヤーハーネス5Xの一部がワイヤーハーネス用プロテクタ1に収容される場合、図3に示されるように、蓋部3の舌片部331における第二係合部30Cと本体部2の第一係合部20とが係り合う。このとき、側壁延長部23は、例えば、図3に示されるように小さな曲率で曲がり本体部2の溝10側へ傾く。しかしながら、側壁延長部23が曲がらずに側壁部22の延長平面に沿って起立している場合も考えられる。
本実施形態においては、側壁延長部23が、側壁部22に繋がる根元部寄りの部分からその反対側の先端部寄りの部分までに亘る部分の撓み変形によって本体部2の溝10に収容されたワイヤーハーネス5又は5Xの外周面に沿って湾曲する。これにより、ワイヤーハーネス用プロテクタ1内のワイヤーハーネス5又は5Xと側壁延長部23との間の隙間を小さくすることができる。
図2,3に示されるようなワイヤーハーネス用プロテクタ1に一部が収容されたワイヤーハーネス5又は5Xは、自動車などの車両に搭載される。
ワイヤーハーネス用プロテクタ1においては、蓋部3が本体部2に留まった状態において、側壁延長部23における少なくとも一部が蓋部3と接触する。そして、蓋部3及び蓋部3と接触する側壁延長部23が、本体部2の溝10側の底板部21と一対の側壁部22とに囲まれた空間と溝10に対し反対側の空間とに仕切る。そのため、車両に搭載されたワイヤーハーネス5又は5Xにおけるワイヤーハーネス用プロテクタ1の本体部2の溝10側の底板部21と一対の側壁部22とに囲まれた空間に収容された部分が、溝10に対し反対側の空間に存在する他の周辺部品と接触することが防止される。
<効果>
ワイヤーハーネス用プロテクタ1は、本体部2の溝10側へ曲げて傾けることが可能な側壁延長部23を備える。細いワイヤーハーネス5が本体部2の溝10内に収容される場合には、側壁延長部23は溝10の開口を塞ぐ蓋部3に押さえられることにより溝10側へ曲がって傾く。この場合、ワイヤーハーネス用プロテクタ1の厚みを本体部2の溝10に収容されたワイヤーハーネス5の直径に近付けることが可能となり、細いワイヤーハーネス5の収容時においても無駄なスペースを要しない。
さらに、ワイヤーハーネス用プロテクタ1における側壁延長部23が、蓋部3と本体部2との間に大きな隙間が形成されることを防止する。従って、従来の蓋部3において、側壁延長部23と同様の役割を果たす垂壁部32を短くする又は無くすことができる分だけ複数の第二係合部30が並ぶ舌片部331を長くすることができる。
以上に示したことから、ワイヤーハーネス用プロテクタ1において、細いワイヤーハーネス5の収容時においても無駄なスペースを要することなく、ワイヤーハーネス5又は5Xの外径の大きさに応じた収容容量の調節範囲を大きくすることが可能となる。
また、側壁部22よりも柔軟な側壁延長部23は、本体部2の溝10に収容された細いワイヤーハーネス5の外周面に沿って湾曲して曲がることが可能となる。そのため、ワイヤーハーネス用プロテクタ1内のワイヤーハーネス5又は5Xと側壁延長部23との間の隙間を小さくすることができる。これにより、ワイヤーハーネス用プロテクタ1の厚みをワイヤーハーネス5の直径により近付けることが可能となる。
さらに、側壁延長部23を備える本実施形態におけるワイヤーハーネス用プロテクタ1の本体部2の高さは、このワイヤーハーネス用プロテクタ1と同じ収容容量を有する従来のワイヤーハーネス用プロテクタの本体部の高さに比べ大きい。従って、一旦、本体部2の溝10に収容されたワイヤーハーネス5又は5Xが本体部2から溢れ出にくくなる。
<第2実施形態>
次に、図4を参照しつつ、第2実施形態に係るワイヤーハーネス用プロテクタ1Aを説明する。図4は、蓋部3が開いた状態におけるワイヤーハーネス用プロテクタ1Aの斜視図である。図4においては、ワイヤーハーネス5が仮想線(二点鎖線)で描かれている。ワイヤーハーネス用プロテクタ1Aは、ワイヤーハーネス用プロテクタ1と比較して、側壁延長部23に複数の薄肉部23Aが並んで形成されている点のみが異なっている。なお、図4において、図1に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
以下、ワイヤーハーネス用プロテクタ1Aにおけるワイヤーハーネス用プロテクタ1と異なる点についてのみ説明する。
図4に示されるように、ワイヤーハーネス用プロテクタ1Aにおいては、側壁延長部23には、本体部2の溝10に沿う方向の全長に亘る複数の薄肉部23Aが並列に形成されている。薄肉部23Aは、側壁延長部23において相対的に厚みが薄く形成された部分である。
なお、本実施形態においては、側壁延長部23における先端部の本体部2が形成する溝10側の反対側の角部231が丸められている。この場合、蓋部3に押さえられた側壁延長部23が本体部2の溝10側へ曲がり易くなる。
本実施形態においては、側壁延長部23には、側壁延長部23において相対的に厚みが薄く溝10に沿う方向の全長に亘る複数の薄肉部23Aが並列に形成されている。この場合、主として薄肉部23Aの可撓性によって側壁延長部23全体の柔軟性が確保される。さらに、主として残りの部分(厚肉部)によって、ワイヤーハーネス5又は5Xの保護に必要な側壁延長部23の耐摩耗性(強度)が確保される。
<第3実施形態>
次に、図5を参照しつつ、第3実施形態に係るワイヤーハーネス用プロテクタ1Bを説明する。図5は、蓋部3が開いた状態におけるワイヤーハーネス用プロテクタ1Bの斜視図である。図5においては、ワイヤーハーネス5が仮想線(二点鎖線)で描かれている。ワイヤーハーネス用プロテクタ1Bは、ワイヤーハーネス用プロテクタ1,1Aと比較して、側壁延長部23における側壁部22に連なる部分に孔部25が複数形成されている点が異なっている。なお、図5において、図1,4に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
以下、ワイヤーハーネス用プロテクタ1Bにおけるワイヤーハーネス用プロテクタ1,1Aと異なる点についてのみ説明する。
ワイヤーハーネス用プロテクタ1Bにおいては、側壁延長部23における側壁部22に連なる部分に孔部25が形成されている。孔部25は、本体部2の溝10に収容されるワイヤーハーネス5又は5Xの保護性能に影響しない程度の小さな孔である。
本実施形態においては、孔部25の数又は孔部25の大きさを変更すること、即ち、側壁延長部23における側壁部22に連なる部分の開口率の調節をすることにより側壁延長部23の曲がり易さを調節することが可能となる。
<第4実施形態>
次に、図6を参照しつつ、第4実施形態に係るワイヤーハーネス用プロテクタ1Cを説明する。図6は、蓋部3が本体部2に留められていない状態におけるワイヤーハーネス用プロテクタ1Cの斜視図である。図6においては、ワイヤーハーネス5が仮想線(二点鎖線)で描かれている。ワイヤーハーネス用プロテクタ1Cは、ワイヤーハーネス用プロテクタ1と比較して、蓋部3がヒンジ部4を有していない点、及び側壁延長部23、第一係合部20及び第二係合部30がさらに1つずつ形成されている点が異なっている。なお、図6において、図1,4,5に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
以下、ワイヤーハーネス用プロテクタ1Cにおけるワイヤーハーネス用プロテクタ1と異なる点についてのみ説明する。
図6に示されるように、ワイヤーハーネス用プロテクタ1Cにおいては、本体部2の一対の側壁部22の両方に側壁延長部23が連なって形成されている。
本実施形態においては、本体部2の一対の側壁部22の両方の外側面に第一係合部20が形成されている。また、第二係合部30が形成された留め部33も蓋部3の両側の垂壁部32から延び出て形成されている。
本実施形態においては、蓋部3に押さえられた両側の側壁延長部23が本体部2の溝10側へ曲がり傾く。
なお、一対の側壁部22に連なって形成された両側の側壁延長部23の先端部の間隔が、一対の側壁部22の間隔よりも狭い場合、本体部2の溝10に収容されたワイヤーハーネス5又は5Xがより溢れ出しにくくなる。
本実施形態におけるワイヤーハーネス用プロテクタ1Cも、直径が小さいワイヤーハーネス5の収容時においても無駄なスペースを要することなく、ワイヤーハーネス5又は5Xの直径の大きさに応じた収容容量の調節範囲を大きくすることが可能となる。
<側壁延長部の応用例>
次に、図7を参照しつつ、側壁延長部の応用例に係るワイヤーハーネス用プロテクタ1Dを説明する。図7は、ワイヤーハーネス用プロテクタ1Dにおける側壁延長部23の主要部の斜視図である。ワイヤーハーネス用プロテクタ1Dは、ワイヤーハーネス用プロテクタ1,1A,1B,1Cと比較して、側壁ヒンジ部230のみが撓むことにより本体部2の溝10側へ傾く側壁延長部23を有する点が異なっている。なお、図7において、図1,4〜6に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
図7に示されるように、本実施形態においては、側壁延長部23における側壁部22に連なった部分に、他の部分よりも厚みが薄い側壁ヒンジ部230が形成されている。
従って、本実施形態における側壁延長部23は、側壁部22に繋がる側壁ヒンジ部230の撓み変形よって本体部2の溝側へ曲げて傾けることが可能な部分である。蓋部3により押えられた側壁延長部23は、側壁ヒンジ部230を軸にして本体部2の溝10側へ曲がり傾く。
本実施形態においては、側壁延長部23を側壁部22と同じ厚みで形成することが可能となる。側壁延長部23が厚く形成されていれば、ワイヤーハーネス5又は5Xの保護に必要な側壁延長部23の耐摩耗性(強度)が向上する。
なお、ワイヤーハーネス用プロテクタ1Dにおける側壁ヒンジ部230が、ワイヤーハーネス用プロテクタ1,1A,1B,1Cに適用されていてもよい。
<その他の応用例>
また、ワイヤーハーネス用プロテクタ1Cにおける側壁延長部23に、本体部2の溝10に沿う方向の全長に亘る複数の薄肉部23Aが並列に形成されていることも考えられる。
また、ワイヤーハーネス用プロテクタ1Cの側壁延長部23における側壁部22に連なる部分に孔部25が形成されていることも考えられる。
また、ワイヤーハーネス用プロテクタ1,1B,1Cの側壁延長部23において先端部における本体部2の溝10側に対し反対側の角部が、ワイヤーハーネス用プロテクタ1Aと同様に丸められた形状であることも考えられる。
なお、本発明に係るワイヤーハーネス用プロテクタは、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された各実施形態及び各応用例を自由に組み合わせること、或いは各実施形態及び各応用例を適宜、変形する又は一部を省略することにより構成されることも可能である。
1 ワイヤーハーネス用プロテクタ
1A ワイヤーハーネス用プロテクタ
1B ワイヤーハーネス用プロテクタ
1C ワイヤーハーネス用プロテクタ
1D ワイヤーハーネス用プロテクタ
10 溝
2 本体部
20 第一係合部
200 架設部
201 支持部
202 隙間
21 底板部
22 側壁部
23 側壁延長部
230 側壁ヒンジ部
231 角部
23A 薄肉部
25 孔部
3 蓋部
30 第二係合部
30A 第二係合部
30B 第二係合部
30C 第二係合部
31 上板部
32 垂壁部
33 留め部
331 舌片部
4 ヒンジ部
5 ワイヤーハーネス
5X ワイヤーハーネス
50 電線
50X 電線

Claims (3)

  1. 底板部及び前記底板部から起立した一対の側壁部を有し、ワイヤーハーネスの一部を収容可能な溝を形成する本体部と、
    前記本体部の前記側壁部の外側面に形成され他の部分と係り合う第一係合部と、
    一対の前記側壁部の少なくとも一方に対し前記底板部側の反対側において連なっており、前記本体部の前記溝に沿って形成され、前記溝側へ曲げて傾けることが可能な側壁延長部と、
    前記本体部の前記底板部に対向する位置において前記側壁延長部と接触し、前記側壁延長部とともに前記溝側の空間と前記溝に対し反対側の空間とに仕切る蓋部と、
    前記蓋部から前記本体部側へ延び出て形成された舌片部及び前記舌片部に並んで形成され前記第一係合部に対して選択的に係り合う複数の第二係合部を有し、前記第一係合部と前記第二係合部とが係り合うことによって前記蓋部を前記本体部に留める留め部と、を備えるワイヤーハーネス用プロテクタ。
  2. 請求項1に記載のワイヤーハーネス用プロテクタであって、
    前記側壁延長部は、前記側壁部よりも柔軟であり前記側壁部に繋がる根元部寄りの部分からその反対側の先端部寄りの部分までに亘る部分の撓み変形によって前記溝側へ曲げて傾けることが可能な部分である、ワイヤーハーネス用プロテクタ。
  3. 請求項2に記載のワイヤーハーネス用プロテクタであって、
    前記側壁延長部には、当該側壁延長部において相対的に厚みが薄く前記溝に沿う方向の全長に亘る複数の薄肉部が並列に形成されている、ワイヤーハーネス用プロテクタ。
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