JP2015104126A - インデックス化入出力符号通信 - Google Patents

インデックス化入出力符号通信 Download PDF

Info

Publication number
JP2015104126A
JP2015104126A JP2014228711A JP2014228711A JP2015104126A JP 2015104126 A JP2015104126 A JP 2015104126A JP 2014228711 A JP2014228711 A JP 2014228711A JP 2014228711 A JP2014228711 A JP 2014228711A JP 2015104126 A JP2015104126 A JP 2015104126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transition
code
signal
output
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014228711A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015104126A5 (ja
Inventor
ニコラス・ポール・マティ
Paul Mati Nicholas
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seagate Technology LLC
Original Assignee
Seagate Technology LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seagate Technology LLC filed Critical Seagate Technology LLC
Publication of JP2015104126A publication Critical patent/JP2015104126A/ja
Publication of JP2015104126A5 publication Critical patent/JP2015104126A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/08Modifications for reducing interference; Modifications for reducing effects due to line faults ; Receiver end arrangements for detecting or overcoming line faults
    • H04L25/085Arrangements for reducing interference in line transmission systems, e.g. by differential transmission
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/46Monitoring; Testing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

【課題】インデックス化入出力符号通信を提供する。
【解決手段】開示される技術の一実装は、第1のインデックス化入力および第2のインデックス化入力のうちの1つを介して受信される信号の遷移を検出することを伴う。遷移は、符号値を有する第1の符号を定義する。本実装はさらに、遷移の検出に応答して、第1の符号を出力することを伴う。第1の符号の符号値は、遷移が検出されるインデックス化入力のインデックスによって指定される。
【選択図】図1

Description

本明細書に記載され請求される実装は、符号データの受信および復号にクロック信号または位相ロックループ(PLL)を使用しない信号伝達プロトコルの使用を促進することによって、種々の問題に取り組む。一実装に従って、方法は、第1のインデックス化入力および第2のインデックス化入力のうちの1つを介して、受信される信号における遷移を検出し、この遷移は、符号値を有する第1の符号を定義する。第1の符号は、次いで、遷移の検出操作に応答して出力される。第1の符号の符号値は、遷移が検出されるインデックス化入力のインデックスによって指定される。
別の実装に従って、信号遷移検出回路は、第1のインデックス化入力および第2のインデックス化入力のうちの1つを介して、受信される信号における遷移を検出するように構成される。遷移は、符号値を有する第1の符号を定義する。符号生成回路は、信号遷移検出器に連結され、遷移の検出に応答して、第1の符号を出力するように構成される。第1の符号の符号値は、遷移が検出されるインデックス化入力のインデックスによって指定される。
別の実装に従って、方法は、第1のインデックス化出力または第2のインデックス化出力のうちの1つを介して、信号における遷移を出力する。遷移は、それを介して遷移が出力されるインデックス化出力のインデックスによって指定される符号値を有する第1の符号を定義する。
他の実装もまた、本明細書に説明および列挙される。
図1は、伝送器回路から受信器回路に符号データを伝達するための例示的なシステムを図示する。 図2は、「1」および「0」といった符号列を、伝送器回路と受信器回路との間で信号伝達するために使用することができる例示的な波形を図示する。 図3は、受信器回路に電気的に連結される例示的な伝送器回路を図示する。 図4は、1つの実装による例示的な受信器回路を図示する。 図5は、1つの実装による受信器におけるクロック回復信号の例である。 図6は、1つの実装による伝送器回路によって実行される方法の例示的な動作を図示する。 図7は、1つの実装による受信器回路によって実行される方法の例示的な動作を図示する。
通信システムは、しばしば、信号伝達プロトコルを介して信号を送信および受信する。データを伝送および受信するために、クロック信号は、伝送器と受信器との間でデータを同期させるための信号伝達プロトコルの一部として使用されることが多い。クロック信号は、新しいデータビットが、データ入力線からの読み取りに利用可能であることを受信器に信号伝達する。しかしながら、クロック信号は、典型的に、利用可能なピンが次第に不足する環境で入力ピンおよび貴重なリソースを消費する。さらに、クロック信号が1つの状態から別の状態(例えば、低い状態から高い状態、または高い状態から低い状態)に遷移する度に、微量の無線周波妨害が発生する。この無線周波妨害は、受信器回路でのデータの受信等、回路の動作を妨害し得る。
クロック信号を信号伝達プロトコルの一部として用いてデータを受信する場合、クロック信号はまた、データが伝送器から受信器に伝達され得る速度に影響を及ぼす。例えば、方形波として動作する周期的クロック信号の場合、データバス上の新しいデータビットは、クロック信号のすべての立ち上がりエッジで、受信器にクロックされる。クロック信号は、次いで、低く遷移した後、再び高く遷移することになる。クロック信号が低く遷移する点とクロック信号が続いて高く遷移する点との間の期間は、信号伝達プロトコルにおいて未使用期間とみなされ得る。この未使用期間が、メッセージ処理を遅延させる。さらに、クロック信号自体によって伝達される情報はない。クロック信号は、クロック信号自体を介していずれのデータも供給することなく、単にデータの転送を同期させるだけである。
本開示の技術は、受信器回路へのクロック信号の伝送を用いない、信号伝達プロトコルを利用する。さらに、位相ロックループ(複雑性およびシステム費用を増大させる)を、受信器回路に用いる必要がない。クロック信号を省くことにより、いくつかのダブルデータレート(DDR)システムを用いてさえも不可能な効率性を提供することができる。DDRシステムは、クロック信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの両方を用いてデータを同期させる。
例えば、本開示の技術の一実装は、2つのデータ線を提供するが、他の実装では2つを上回るデータ線が用いられてもよい。第1のデータ線は、符号「1」と関連付けられるかまたはインデックス化され、一方で第2のデータ線は、符号「0」と関連付けられるかまたはインデックス化される。第1のデータ線における任意の遷移、例えば、低から高または高から低は、2進数の「1」値の伝送/受信を示す。第2のデータ線における任意の遷移、例えば、低から高または高から低は、2進数の「0」値の伝送/受信を示す。各遷移が2つのデータ線で発生するため、受信器回路は、連続的な遷移を、遷移が各データ線で検出された順序で、対応する「1」および/または「0」に変換する。したがって、「1」および「0」の列は、受信器回路へのクロック信号の伝送または受信器回路でのPLLの使用を必要とすることなく、2つのデータ線を使用して伝送および受信され得る。クロック信号が受信器回路に伝送されないため、クロック信号の伝送に関連する欠点は回避される。
図1は、伝送器回路104から受信器回路106に符号データを伝達するための例示的なシステム100を図示する。図1において、伝送器回路104は、2つのデータ線108および112によって受信器回路106と電気的に連結されている。データ線108は、入力110を介して受信器回路に連結される。データ線112は、入力114を介して受信器回路に連結される。
図1の例において、データ線108は、「1」符号を伝送器回路から受信器回路に信号伝達するために用いられる。データ線112は、「0」符号を伝送器回路から受信器回路に信号伝達するために用いられる。データ線108の信号が低から高または高から低に遷移する度に、受信器回路は「1」の符号値を検出する。同様に、データ線112の信号が、例えば低から高または高から低に遷移する度に、受信器回路は「0」の符号値を検出する。入力110および114は、それぞれの入力が特定の符号値を信号伝達するデータ線と関連付けられ、それぞれのインデックスが特定の符号値に対応するため、インデックス化入力と称される。
受信器回路は、データ線における遷移を検出し、検出された一連の遷移に対応するデータ流を出力するように構成される。したがって、例えば、受信器は、入力110および114で受信した信号を、「1」および「0」という2進数列に変換する。
図2は、「1」および「0」といった符号列を、伝送器回路と受信器回路との間で信号伝達するために使用することができる例示的な波形200を図示する。信号「A」202は、信号の各遷移が「1」符号に対応する信号である。信号「B」204は、信号の各遷移が「0」符号の発生に対応する信号である。図2は、信号「A」または信号「B」のいずれかにおけるすべての遷移発生に対して、「0」または「1」の値を示す。信号「A」に遷移が発生する度に、「1」が波形の上に示される。信号「B」に遷移が発生する度に、「0」が波形の上に示され、遷移は、信号「A」および「B」に同時に起こることはない。図2に見ることができるように、データ流206「101000001」は、信号「A」および信号「B」の遷移によって示される。
図3は、受信器回路314に電気的に連結される例示的な伝送器回路300を図示する。シフトレジスタ302は、ビット列を出力するために、伝送器回路300によって使用される。シフトレジスタ302には、まず、「1」および「0」に対応するビット列がロードされる。シフトレジスタは、シフトレジスタ出力Qを介してデータ列を連続的に出力する。T(トグル)フリップフロップ304は、シフトレジスタからの出力データビットを入力「T」において入力として受信する。シフトレジスタからの同じ出力データビットは、インバータ308によって反転された後、フリップフロップ306の入力「T」に適用される。伝送器回路300によってローカルで使用されるクロック信号「CLK」は、シフトレジスタからデータをクロックアウトし、フリップフロップ304および306にクロックインする。
各Tフリップフロップは、フリップフロップ入力で高い信号が受信された(例えば、クロックインした)場合に、その出力を遷移させることによって動作する。したがって、フリップフロップ304が、入力Tでクロックインされる高い信号を受信するときは常に、出力Qからの出力は、以前のQの状態からの遷移である。フリップフロップ304が、入力Tでクロックインされる低い信号を受信するときは常に、出力Qからの出力は、以前のQの状態から変化しない。
したがって、フリップフロップ304は、シフトレジスタからの出力が高い値(例えば、「1」)である場合は常に、遷移変化をもたらす。シフトレジスタ302からの出力はインバータ308によって反転された後にフリップフロップ306に入力されるため、フリップフロップ306は、低い信号(例えば、「0」)がシフトレジスタ302から出力される場合は常に、遷移変化を出力する。したがって、例えば、シフトレジスタが低い信号を出力すると、インバータ308は、低い信号を高い信号に反転させる。高い信号がフリップフロップ306の入力Tにクロックインされると、フリップフロップ306の出力Qは、以前のQの状態からの遷移をもたらす。シフトレジスタが高い信号を出力すると、インバータ308は、高い信号を低い信号に反転させる。低い信号がフリップフロップ306の入力Tでクロックインされるのに応答して、フリップフロップ306が出力Qで遷移をもたらすことはない。この様式では、シフトレジスタ302とTフリップフロップ304および306との組み合わせが、伝送器回路300の信号生成回路として機能する。
フリップフロップ304からの出力は、チャネル310を通じて、受信器回路314の「1」信号と関連付けられたインデックス化入力に伝送される。フリップフロップ306からの出力は、チャネル312を通じて、受信器回路314の「0」信号と関連付けられたインデックス化入力に伝送される。図3に示される伝送器/受信器システムの実装は、単なる一例であり、他の構成もまた採用可能であることに留意されたい。
図3はまた、ソース点および目的地点における動的終端を示す。このような動的終端は、例えば、非常に高い信号速度で低い電力を使用して、またはハイブリッド動作に、利用することができる。動的終端はまた、例えば、インピーダンス整合のために用いることができる。
図3に示されるもののような回路を用いることで、通信プロトコルは高速で動作し得る。この回路は、データ信号の通信を同期させるために、伝送器から受信器に送信される別個のクロック信号に依存しない。したがって、回路の伝送速度は、このようなクロック信号によって制限されない。むしろ、回路は、信号が低から高または高から低に遷移したときに回路がそれを判定する、例えば、それを区別する能力を向上させることによって、さらにより一層高速で実行するように作製することができる。信号が遷移したことを区別するのに必要とされる時間を改善する1つの手段は、事前補正した回路の使用を通じて符号間干渉を低減させることである。このような技術は、データ速度を改善することができる。また、以下により詳細に説明されるように、クロック信号を、受信器によって受信したデータ信号から回復させことができる。
図3はまた、回路が、読み取り/書き込み回路の両方として構成され得ることを示す。したがって、入力動作の一部としてシフトレジスタからデータを受信することに加えて、受信器回路314はまた、システムオンチップといった、シフトレジスタを含有する回路にデータを出力するように構成され得る。受信器によるこのような出力動作のために、信号駆動器が逆転し、受信器回路314が、「半二重1」および「半二重0」と示される信号を伝送する。
一実装に従って、伝送器および受信器システムは、2線式レガシーシステムまたはインデックス化通信システムのいずれかで、2つのデータ線を使用するように構成され得る。例えば、2線式レガシーシステムは、第1のデータ線でクロック信号および第2のデータ線でデータ信号を利用する。データ線は、それぞれ、電圧が高いか低いかに応じて、「1」または「0」を表す。同じ2つのデータ線はまた、本明細書に記載されるように、インデックス化通信システムとしても使用することができる。したがって、同じ2つのデータ線を、回路が2線式レガシーシステムおよび2線式インデックス化通信システムの両方を介して通信するように構成される、伝送器および受信器によって使用することができる。伝送器および受信器の回路は、通信可能であるために、単純に所定の通信システムを切り替えるが、同じ2つのデータ線が利用されるであろう。
図4は、一実装による例示的な受信器回路400を図示する。インデックス化入力402は、符号「1」と関連付けられている。入力402での入力信号の任意の遷移は、符号「1」が伝送器回路によって伝達されたことを示す。同様に、インデックス化入力404は、符号「0」と関連付けられている。入力404での入力信号の任意の遷移は、符号「0」が伝送器回路によって伝達されたことを示す。受信器回路400が遷移を検出するため、受信器回路400は、信号遷移検出器回路として機能する。
図4における受信器回路400は、一列の排他的論理和素子ならびにDフリップフロップ418、420、422、および424を用いて、4つの入力を生成して排他的論理和素子406へ送る。Dフリップフロップは、入力のうちの1つにおいて遷移によってクロックされる。したがって、回路の他の部分と併せて、4つの入力を生成して排他的論理和素子406に送るDフリップフロップは、例示的な信号遷移検出回路として機能する。
Dフリップフロップ418および422は、立ち上がりエッジ遷移を有する入力信号に応答して、クロックされる。Dフリップフロップ420および424は、立ち下がりエッジ遷移を有する入力信号に応答してクロックされる。
排他的論理和素子406の出力は、入力402または入力404を介して伝達される「最新の信号」である。「最新の信号」は、受信された最新の遷移が符号「1」に対応する入力線402であった場合には高くなる。「最新の信号」は、受信された最新の遷移が符号「0」に対応する入力線404であった場合には低くなる。排他的論理和素子406の出力は「最新の信号」の値を反映するため、排他的論理和素子406は、符号生成回路の例である。
図4はまた、入力402または入力404を介して伝達された「以前の信号」を記憶するための第2の列の排他的論理和素子およびDフリップフロップを示す。「以前の信号」は、排他的論理和素子408の出力時に生成される。
一実装に従って、クロック信号を、入力402および404で受信される信号から回復させることができる。排他的論理和素子410を使用して、回復されたクロック信号を生成する。入力402および404の信号は、排他的論理和素子410の入力に送られる。1と0の組み合わせまたは0と1の組み合わせが排他的論理和素子410への入力に存在するように入力信号が遷移するときは常に、排他的論理和素子410は、高い出力信号を生成することになる。2つの低い入力が排他的論理和素子410に存在するように入力信号が遷移するときは常に、排他的論理和素子は、低い出力信号を生成することになる。図3に示される受信器システムの実装は、単なる一例であり、他の構成もまた採用可能であることに留意されたい。
図5は、クロック信号回復図500の例を図示する。回復されたクロック信号は、伝送器からデータを出力するために伝送器によって使用されたクロックの半分の周波数となろう。したがって、図5は、伝送器回路によって内部で使用された「CLK」信号を示す。図5はまた、「1」入力線および「0」入力線における遷移を示す。最後に、図5は、「半CLK」として示される回復されたクロックを示す。図5に見ることができるように、「半CLK」信号は、「1」および「0」信号の排他的論理和である。さらに、「半CLK」信号は、伝送器から「1」および「0」信号を出力するために伝送器回路によって内部使用された「CLK」信号の半分の周波数を有する。
再び図4を参照して、受信器回路400の部分412は、受信器回路400によって受信されたデータ符号の列を捕捉する。回復された半クロック信号を用いて、「以前の信号」をDフリップフロップ414に記憶する。回復された半クロック信号を用いて、「最新の信号」をDフリップフロップ416に記憶する。半クロック信号の各発生は、新しい値をDフリップフロップ414およびDフリップフロップ416にシフトインさせる。また、各半クロック信号は、Dフリップフロップの出力を、次の連続的なDフリップフロップペアにシフトさせる。したがって、回路部分412は、図4に示されるように、d(0)からd(n)までデータビットを記憶するように構成され得る。
伝送器回路例の動作がシステムレベルで上に説明されているが、伝送器回路はまた、伝送器回路が実行する方法によって理解することもできる。図6は、一実装による伝送器回路によって実行される方法の例示的な動作600を図示する。出力動作602は、伝送器によって伝送器の出力線のうちの1つに信号遷移を出力する。これらの出力線は、各出力線が特定の符号と関連付けられているため、インデックス化出力とみなされる。出力線のうちの1つにおける信号遷移は、そのインデックスと関連付けられた第1の符号が通信されていることを信号伝達する。したがって、例えば、符号「1」と関連付けられた出力線の信号が、高から低または低から高に遷移する場合、伝送器は、「1」を示す信号を伝送している。同様に、符号「0」と関連付けられた出力線の信号が、高から低または低から高に遷移する場合、伝送器は、「0」を示す信号を伝送している。遷移は、出力線が符号値と関連付けられているため、第1の符号値を効果的に定義する。
もう1つの出力動作604は、後続の遷移を伝送する。この後続の遷移は、以前の遷移の直後に続く(が、同じ出力線である必要はない)。この後続の遷移は、符号値を有する第2の符号を定義する。第2の符号の符号値は、後続の遷移が検出された出力線のインデックスによって指定される。
出力線は、複数の遷移を連続して経験し得る。複数の遷移は、別の入力線における遷移を妨害することなく、同じ出力線で発生し得る。遷移はまた、異なる出力線であるが、時間的に順に発生し得る。
受信器回路例の動作が、システムレベルで上に説明されているが、受信器回路はまた、受信器回路が実行する方法によって理解することもできる。図7は、一実装による受信器回路により実行される方法の例示的な動作700を図示する。検出動作702は、受信器回路のインデックス化入力のうちの1つにおいて遷移を検出する。受信器入力は、各入力が特定の符号と関連付けられているため、インデックス化とみなされる。信号遷移が特定のインデックス化入力に発生するときは常に、その遷移は、そのインデックスと関連付けられた符号の通信を受信器回路に信号伝達する。出力動作704は、遷移の検出に応答して第1の符号を出力する。したがって、遷移が、符号「1」と関連付けられた入力線に検出された場合、受信器は、「1」または「1」を表す別の信号を出力する。この第1の符号の符号値は、遷移が検出されるインデックス化入力によって指定される。
別の検出動作706は、インデックス化入力のうちの1つにおいて後続の遷移を検出する。この後続の遷移は、符号値を有する第2の符号を定義する。第2の符号は、後続の遷移が検出されるインデックス化入力によって指定される。別の出力動作708は、後続の遷移の検出に応答して第2の符号を出力する。
受信器回路によって検出される入力信号は、同じインデックス化入力に発生する複数の遷移であり得る。例えば、符号「1」と関連付けられた入力に発生する複数の遷移は、対応する「1」列を示す。加えて、受信器回路によって検出される入力信号は、時間的に順に発生するが異なるインデックス化入力に発生する遷移であり得る。
導出動作710は、検出された遷移からクロック信号を導出する。上述のように、排他的論理和ゲートは、インデックス化入力から信号を受信し、出力としてクロック信号を生成し得る。このクロック信号は、受信器回路への入力として機能する信号を出力するために伝送器回路によって使用されるクロックの半分の周波数を有するため、半周期クロック信号とみなされる。
この信号伝達プロトコルの使用により、データを通信するために用いられる遷移の合計数を低減させることができることを理解されたい。遷移数が低減されるため、それらの遷移に関連するスペクトルエネルギーおよび無線周波妨害もまた、低減される。これにより、低い電力および帯域幅が制限されたチャネル全体にわたる伝送能力の向上が可能となる。例えば、ダブルデータレート(DDR)伝送スキームが、現在実装されている。データ信号自体の遷移に加えて、DDRシステムは、多数のクロック信号の遷移にも同様に依存している。図5を参照すると、クロック信号(CLK)を排除することにより、膨大な量の遷移が排除されるであろうことを理解することができる。図5において、2ビットのデータの伝送および受信は、単純に2つのエッジの遷移に基づく。対照的に、1つのデータ線と1つのクロックを有するDDRスキームは、2ビットのデータを受信するために、4つの信号エッジの伝送および区別を用いる。
例えば、1つのクロック線および1つのデータ線を用いる2線式DDRインターフェースでの2ビットのデータの伝送は、2つのデータビットを伝達するために4つの分解イベントを用いる(例えば、データビット番号1の入来、第1のクロックの入来、データビット番号2の入来、第2のクロックの入来)。さらに、DDR受信器は、信号エッジの入来の順序を認識するように、事前構成する必要がある。したがって、DDR受信器の速度は、信号エッジを受信器に送達できること、および受信器が入来の順序を判定できることによって、決定される。
本技術の一実装による2線式インデックス化信号伝達プロトコルは、2線式DDRプロトコルの分解イベントの半数を利用する必要がある。これは、2線式インデックス化信号プロトコルがクロック信号を必要としないという事実に起因する。分解イベントの数が、通信プロトコルの速度を決定することにおける重要な基準であると仮定すると、2線式インデックス化プロトコルは、2線式DDRプロトコルの2倍の速度であると考えられるであろう。
さらに、スペクトルパワー密度は、しばしば、通信プロトコルを評価する関連手段である。本技術の一実装による2線式インデックス化信号伝達プロトコルは、DDRプロトコルの3分の2のスペクトルパワー密度を有する。したがって、DDRプロトコルと比較して、2線式インデックス化信号伝達プロトコルによって必要とされる電力が少ない。
本明細書に記載される技術の実装は、1つ以上のコンピュータシステムにおいて論理ステップとして実装することができる。本技術の論理動作は、(1)1つ以上のコンピュータシステムで実行される一連のプロセッサ実装ステップとして、および/または(2)相互接続されるマシンまたは1つ以上のコンピュータシステム内の回路モジュールとして、実装することができる。実装は、本技術を実装するコンピュータシステムの性能要件に応じて、自由に選択される。したがって、本明細書に記載される技術の論理動作は、動作、ステップ、オブジェクト、またはモジュールと様々に称される。さらに、論理動作は、別途明確に特許請求されるか、または具体的な順序が特許請求の文言によって本質的に必要とされない限り、任意の順序で実行されるはずである。
伝送器および受信器は、別個の回路素子を用いて上に教示されているが、伝送器回路および/または受信器回路は、プロセッサに基づく回路であってもよいことを理解されたい。データ記憶装置および/またはメモリは、ハードディスク媒体、複数の記憶デバイスを含有する記憶アレイ、光媒体、ソリッドステートドライブ技術、ROM、RAM、および他の技術といった、様々な種類の記憶装置によって具現化され得る。動作は、マイクロプロセッサ、マイクロプロセッサコア、マイクロコントローラ、特殊目的回路、または他の処理技術によって実行または補助される、ファームウェア、ソフトウェア、配線接続型回路、ゲートアレイ技術、および他の技術により実装され得る。データ記憶システムの書き込みコントローラ、記憶コントローラ、データ書き込み回路、データ読み出しおよび回復回路、分類モジュール、ならびに他の機能的モジュールは、システム実装プロセスを実行するためのプロセッサ読み取り可能命令を処理するためのプロセッサを含むか、またはそれと共に機能し得ることを理解されたい。
上述の説明、実施例、およびデータは、本技術の例示的な実装の構造および使用の完全な説明を提供する。本技術の多数の実装が、本技術の精神および範囲を逸脱することなくなされ得るため、本発明は、本明細書に続いて添付される特許請求の範囲に属する。さらに、異なる実装の構造的特徴を、記載される特許請求の範囲から逸脱することなく、さらに別の実装に組み合わせることが可能である。

Claims (18)

  1. 第1のインデックス化入力および第2のインデックス化入力のうちの1つを介して受信される信号の遷移を検出することであって、前記遷移は、符号値を有する第1の符号を定義することと、
    前記遷移の前記検出動作に応答して、前記第1の符号を出力することであって、前記第1の符号の前記符号値は、前記遷移が検出される前記インデックス化入力の前記インデックスによって指定されることと、を含む、方法。
  2. 前記第1のインデックス化入力および前記第2のインデックス化入力のうちの1つを介して受信される信号における後続の遷移を検出することであって、前記後続の遷移は、符号値を有する第2の符号を定義することと、
    前記後続の遷移の前記検出動作に応答して、前記第2の符号を出力することであって、前記第2の符号の前記符号値は、前記後続の遷移が検出される前記インデックス化入力の前記インデックスによって指定されることと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記遷移および前記後続の遷移は、同じインデックス化入力で検出され、前記第1および第2の符号の前記符号値は、同一である、請求項2に記載の方法。
  4. 前記遷移および前記後続の遷移は、異なるインデックス化入力で検出され、前記第1および第2の符号の前記符号値は、異なる、請求項2に記載の方法。
  5. 前記検出された遷移から半周期クロック信号を導出することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  6. 第1のインデックス化入力および第2のインデックス化入力のうちの1つを介して受信される信号における遷移を検出する信号遷移検出回路であって、前記遷移は、符号値を有する第1の符号を定義する、信号遷移検出回路と、
    前記信号遷移検出器に連結され、前記遷移の検出に応答して前記第1の符号を出力する、符号生成回路であって、前記第1の符号の前記符号値は、前記遷移が検出される前記インデックス化入力の前記インデックスによって指定される、符号生成回路と、を備える、デバイス。
  7. 前記信号遷移検出回路はさらに、前記第1のインデックス化入力および前記第2のインデックス化入力のうちの1つを介して、受信される信号における後続の遷移を検出し、前記後続の遷移は、符号値を有する第2の符号を定義し、前記符号生成回路は、前記後続の遷移の検出に応答して、前記第2の符号を出力し、前記第2の符号の前記符号値は、前記後続の遷移が検出される前記インデックス化入力の前記インデックスによって指定される、請求項6に記載のデバイス。
  8. 前記遷移および前記後続の遷移は、同じインデックス化入力で検出され、前記第1および第2の符号の前記符号値は、同一である、請求項7に記載のデバイス。
  9. 前記遷移および前記後続の遷移は、異なるインデックス化入力で検出され、前記第1および第2の符号の前記符号値は、異なる、請求項7に記載のデバイス。
  10. 信号遷移検出回路および前記符号生成回路に連結され、前記検出された遷移から半周期クロック信号を導出する、クロック生成回路をさらに備える、請求項7に記載のデバイス。
  11. 第1のインデックス化出力または第2のインデックス化出力のうちの1つを介して信号の遷移を出力することであって、前記遷移は、それを介して前記遷移が出力される前記インデックス化出力の前記インデックスによって指定される符号値を有する第1の符号を定義することを含む、方法。
  12. 前記第1のインデックス化出力および前記第2のインデックス化出力のうちの1つを介して信号における後続の遷移を出力することであって、前記後続の遷移は、符号値を有する第2の符号を定義し、前記第2の符号の前記符号値は、前記後続の遷移が出力される前記インデックス化出力の前記インデックスによって指定されることをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記遷移および前記後続の遷移は、同じインデックス化出力で出力され、前記第1および第2の符号の前記符号値は、同一である、請求項12に記載の方法。
  14. 前記遷移および前記後続の遷移は、異なるインデックス化出力で出力され、前記第1および第2の符号の前記符号値は、異なる、請求項12に記載の方法。
  15. 第1のインデックス化出力または第2のインデックス化出力のうちの1つを介して信号の遷移を出力する信号生成回路であって、前記遷移は、それを介して前記遷移が出力される前記インデックス化出力の前記インデックスによって指定される符号値を有する第1の符号を定義する、信号生成回路を備える、デバイス。
  16. 前記信号生成回路はさらに、前記第1のインデックス化入力および前記第2のインデックス化入力のうちの1つを介して信号における後続の遷移を出力し、前記後続の遷移は、符号値を有する第2の符号を定義し、前記第2の符号の前記符号値は、前記後続の遷移が出力される前記インデックス化出力の前記インデックスによって指定される、請求項15に記載のデバイス。
  17. 前記遷移および前記後続の遷移は、同じインデックス化入力で検出され、前記第1および第2の符号の前記符号値は、同一である、請求項16に記載のデバイス。
  18. 前記遷移および前記後続の遷移は、異なるインデックス化入力で検出され、前記第1および第2の符号の前記符号値は、異なる、請求項16に記載のデバイス。
JP2014228711A 2013-11-26 2014-11-11 インデックス化入出力符号通信 Pending JP2015104126A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/090,332 2013-11-26
US14/090,332 US20150146824A1 (en) 2013-11-26 2013-11-26 Indexed i/o symbol communications

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015104126A true JP2015104126A (ja) 2015-06-04
JP2015104126A5 JP2015104126A5 (ja) 2017-06-29

Family

ID=53182656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014228711A Pending JP2015104126A (ja) 2013-11-26 2014-11-11 インデックス化入出力符号通信

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20150146824A1 (ja)
JP (1) JP2015104126A (ja)
KR (1) KR20150060516A (ja)
CN (1) CN104683324A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6365728A (ja) * 1986-09-08 1988-03-24 Hitachi Ltd Cmi信号タイミング抽出回路
JPH0946378A (ja) * 1995-07-27 1997-02-14 Meidensha Corp シリアル・データ伝送装置の転送データ変調/復調方式
US6232796B1 (en) * 1999-07-21 2001-05-15 Rambus Incorporated Apparatus and method for detecting two data bits per clock edge
US20030091117A1 (en) * 2001-09-05 2003-05-15 Keith Krasnansky Method to transfer data without a clock or strobe signal
US20110199143A1 (en) * 2010-02-18 2011-08-18 Tli Inc. Internal clock generating circuit and method for generating internal clock signal with data signal

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100531026C (zh) * 2001-10-26 2009-08-19 国际商业机器公司 跃迁检测、确认和存储电路
US7900080B2 (en) * 2007-01-29 2011-03-01 Via Technologies, Inc. Receiver mechanism for source synchronous strobe lockout
US7543090B2 (en) * 2007-01-29 2009-06-02 Via Technologies, Inc. Double-pumped/quad-pumped variation mechanism for source synchronous strobe lockout

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6365728A (ja) * 1986-09-08 1988-03-24 Hitachi Ltd Cmi信号タイミング抽出回路
JPH0946378A (ja) * 1995-07-27 1997-02-14 Meidensha Corp シリアル・データ伝送装置の転送データ変調/復調方式
US6232796B1 (en) * 1999-07-21 2001-05-15 Rambus Incorporated Apparatus and method for detecting two data bits per clock edge
US20030091117A1 (en) * 2001-09-05 2003-05-15 Keith Krasnansky Method to transfer data without a clock or strobe signal
US20110199143A1 (en) * 2010-02-18 2011-08-18 Tli Inc. Internal clock generating circuit and method for generating internal clock signal with data signal

Also Published As

Publication number Publication date
CN104683324A (zh) 2015-06-03
US20150146824A1 (en) 2015-05-28
KR20150060516A (ko) 2015-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI410791B (zh) 用以傳送及接收複數個資料位元的裝置與方法
US9791887B2 (en) Synchronization of a data signal
CN203133826U (zh) 一种用于恢复数据的接收机和系统
KR101931566B1 (ko) 인터페이스 회로, 이를 포함하는 인터페이스 시스템 및 인터페이싱 방법
WO2016019384A1 (en) Orthogonal differential vector signaling codes with embedded clock
CN101540158B (zh) 用于发送和接收数据位的装置和方法
EP3114792B1 (en) Clock recovery circuit for multiple wire data signals
US8653868B2 (en) Low power data recovery
US20160301519A1 (en) Clock and data recovery for pulse based multi-wire link
CN106354679B (zh) 用于高速通信的接口电路和包括其的系统
US8675798B1 (en) Systems, circuits, and methods for phase inversion
KR20190068546A (ko) 론치 심볼들에 다중 클록 위상들을 사용하여 c-phy 인터페이스에서의 송신기 인코딩 지터의 감소
TWI822732B (zh) 獨立配對的3相眼圖取樣電路
KR102161735B1 (ko) 펄스폭 변조 데이터 복원 장치 및 이의 구동 방법
JP2015104126A (ja) インデックス化入出力符号通信
KR100899781B1 (ko) 클록 정보와 함께 데이터를 전송하는 방법 및 장치
US7660364B2 (en) Method of transmitting serial bit-stream and electronic transmitter for transmitting a serial bit-stream
CN102754407A (zh) 在低等待时间串行互连架构中提供反馈回路
KR20160093431A (ko) 고속 통신을 위한 인터페이스 회로, 이를 포함하는 반도체 장치 및 시스템
CN105680831B (zh) 时钟和数据恢复电路以及使用其的系统
JP2014150360A (ja) クロック再生回路及びクロックデータ再生回路
US8811501B2 (en) Receiving apparatus, transmission and reception system, and restoration method
JP2012023638A (ja) デジタル通信システムおよびそれに用いる受信装置
JP2017224946A (ja) シリアルデータの受信回路、受信方法、トランシーバ回路、電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170518

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180403

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181030